JP2014099247A - 照明器具 - Google Patents

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宜宏 野村
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Abstract

【課題】
ランプの放熱機能および器具本体の防水、防塵機能が簡素に構成される照明器具を提供する。
【解決手段】
照明器具1は、筐体8の一端側8aに半導体発光素子9の放射光が出射される開口11および開口11の周囲に外方に突出する環状の突出部12を有するランプ2と、ランプ2が挿入される貫通孔35の周囲にランプ2の突出部12の高さH1よりも小さい段差D1を有する第1および第2の環状面38,39を有する器具本体3と、ランプ2の突出部12に当接して開口11を塞ぐ透光性のカバー4と、収縮することで液密となり、カバー4と器具本体3の第2の環状面39との間に設けられるパッキン5と、ランプ2の突出部12が器具本体3の第1の環状面38に当接し、パッキン5が収縮するようにカバー4を押圧して器具本体3に固定する固定具6と、を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、口金付きのランプを装着する照明器具に関する。
ダウンライトなどの埋込形照明器具には、光源にLED素子を用いたランプ(LEDランプ)を使用するものがある。この照明器具は、LED素子の温度上昇を抑制するために、ランプに対する十分な放熱性能を確保する必要がある。このため、当該照明器具は、放熱体を備え、この放熱体にランプからの熱を伝熱させ、さらに放熱体から器具本体に伝熱させて器具本体から外部空間に放熱させており、あるいは、ランプ周りに対流を形成して放熱させる構造などに構成されている(例えば特許文献1参照。)
また、前記照明器具は、浴室や塵埃の多い工場などの天井等に設置する防水、防塵機能(IP機能)を有するものが提案されている。前記照明器具は、例えば、器具本体の照射開口に嵌め込まれるカバー部材の外周にOリングなどのパッキングを設けて、このパッキングが器具本体の照射開口の内面に密着し、器具本体の内部が気密になるように構成されている(例えば特許文献2参照。)。
特開2012−109153号公報(第7頁、第1図) 特開2012−160294号公報(第8頁、第5図)
放熱機能を有する前記照明器具において、放熱体は、ランプまたはランプが取り付けられるソケットに接触させるように設けられるので、器具本体内の構造を複雑にするという欠点を有する。
また、防水、防塵機能を有する前記照明器具において、カバー部材は、そのパッキングが器具本体の照射開口の内面に密着するように照射開口に嵌め込まれるので、器具本体への嵌め込み構造が複雑になるという欠点を有する。
本実施形態は、ランプの放熱機能および器具本体の防水、防塵機能が簡素に構成される照明器具を提供することを目的とする。
本実施形態の照明器具は、ランプ、器具本体、カバー、パッキンおよび固定具を有して構成される。
ランプは、筐体の内部に半導体発光素子が配設されている。そして、筐体は、その一端側に半導体発光素子の放射光が出射される開口と、この開口の周囲に外方に突出する環状の突出部を有し、その他端側に半導体発光素子に給電する口金部を有して形成される。
器具本体は、一端側から他端側に連通する貫通孔と、一端側の貫通孔の周囲にランプの突出部の高さよりも小さい段差を有する第1および第2の環状面とを有して形成される。ここで、器具本体は、第1の環状面にランプの突出部が当接し、貫通孔にランプが挿入されるように形成される。
カバーは、透光性を有してなり、ランプの突出部に当接して開口を塞ぐものであり、器具本体の第1および第2の環状面に正対するように設けられる。
パッキンは、カバーと器具本体の第2の環状面との間に設けられ、収縮することで液密となるものである。
固定具は、ランプの突出部が器具本体の第1の環状面に当接し、パッキンが収縮するように、カバーを押圧して器具本体に固定するものである。
本実施形態によれば、ランプの突出部が器具本体の第1の環状面に当接するので、ランプの熱が突出部から器具本体に伝熱して放熱され、カバーがパッキンを収縮させて液密となるように押圧して器具本体に固定されるので、カバー側から器具本体内に水分や塵などが侵入することが防止され、これにより、簡素な構成により、ランプの放熱機能と、器具本体の防水、防塵機能とを備えた照明器具を提供できる。
本発明の一実施形態を示す照明器具の一部切り欠き概略側断面図である。 同上、照明器具の概略正面図である。 同上、ランプを示し、(a)は概略縦断面図、(b)は概略正面図である。 同上、器具本体の概略縦断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の照明器具1は、図1に示すように、ランプ2、器具本体3、カバー4、パッキン5および固定具6を有してなり、例えば浴室の天井7に設けられる埋込形照明器具に形成されている。
ランプ2は、図3(a)に示すように、筐体8の内部に半導体発光素子としてのLED素子9が配設されたピン形口金のLEDランプである。筐体8は、高熱伝導率を有する金属例えばアルミニウム(Al)からなり、例えばダイキャストにより、一端側8aから他端側8bに向かい段階的に径小となる略円筒状の筒部10a〜10dに形成されている。そして、一端側8aの筒部10aに、円形状の開口11と、この開口11の周囲に外方に所定長突出する環状の突出部(鍔部)12とが形成されている。また、他端側8bの筒部10dは、底部(天板部)13を有している。そして、中間の筒部10bの外面には、筒部10bの周回に亘って等間隔に複数個の放熱フィン14が形成されている。
筒部10aは、その開口11と反対側の底部15が平坦状のドーナツ型に形成されている。この底部15に、発光モジュール16が設けられている。発光モジュール16は、円盤状の基板17および複数個のLED素子9を有して形成されている。基板17は、例えばガラスエポキシ材からなり、一面17a側にLED素子9を実装している。
LED素子9は、パッケージ品であり、例えば白色光を放射するものが用いられている。そして、複数個のLED素子9は、図3(b)に示すように、基板17の中心17c対して回転対称となるように、例えば正5角形に配設されているとともに、図示しない配線パターンにより直列接続されている。
そして、基板17は、底部15に形成されたねじ孔18(図3(a)に示す。)にねじ込まれたねじ19により、底部15に固定されている。基板17は、その中心17cに対して回転対称に設けられる例えば4個のねじ19により固定されている。そして、図3(a)に示すように、基板17の他面17b側には、直列接続されたLED素子9に接続されたコネクタ20付きのリード線21,21が接続されている。
筐体8の他端側8bの筒部10cおよび筒部10dの内側には、口金体22が配設されている。口金体22は、電気絶縁性の合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂からなり、その外形が筒部10cおよび筒部10dの内面形状に形成された凸形の有底の円筒状に形成されている。そして、口金体22は、筒部10cおよび筒部10dの内側に圧入されて取り付けられている。
口金体22の底部23には、一対の電極ピン24,24が設けられている。一対の電極ピン24,24は、例えば真鍮からなり、その先端側24a,24aが径大である円柱状に形成され、底部23に形成された不図示の貫通孔に圧入されて底部23に取り付けられている。筐体8の筒体10dの底部13には、電極ピン24,24を通す通孔25,25が設けられている。電極ピン24,24は、通孔25,25を通って筒体10dの底部13から外方に所定長突出している。通孔25,25は、電気絶縁性の不図示の充填材例えばシリコーン樹脂により埋められている。
また、口金体22の内側には、点灯装置26が不図示の取付手段により取り付けられている。点灯装置26は、筐体8の筒部10bおよび筒部10cの内部に設けられている。電極ピン24,24は、口金体22の内部において、点灯装置26の入力側にリード線27,27により接続されている。点灯装置26の出力側は、コネクタ28付きのリード線29,29が接続されている。そして、コネクタ28は、リード線21,21のコネクタ20に接続されている。これにより、発光モジュール16のLED素子9は、点灯装置26に接続されている。
点灯装置26は、交流電源を直流電源に変換し、LED素子9に定電流を供給する既知の構成により形成されている。すなわち、電極ピン24,24が給電されると、点灯装置26が動作し、点灯装置26から供給される定電流によりLED素子9が点灯して白色光を放射する。この放射光は、筒部10aの開口11から出射される。なお、コネクタ20,28同士は、発光モジュール16が筒部10aの底部15に取り付けられる前に接続される。リード線21,21は、所要の長さを有しており、筐体8内において弛んでいる。
筐体8の筒部10dには、図1に示すように、ソケット30が取り付けられる。ソケット30は、不図示の受金が電源コードKDを介して外部電源(商用交流電源)Vsに接続されている。そして、筒部10dにソケット30が取り付けられると、一対の電極ピン24,24は、ソケット30の受金に電気接続し、外部電源Vsの交流電圧を給電するようになっている。こうして、図3において、筐体8の他端側8bの筒部10dは、点灯装置26を介して発光モジュール16のLED素子9に給電する口金部31となっている。
ランプ2は、図1に示すように、器具本体3に取り付けられる。器具本体3は、比較的軽量であって熱伝導率が良好な金属例えばアルミニウム(Al)により略円筒状に形成されている。そして、器具本体3は、天井7に設けられた円形状の取付け開口32に挿入され、一端側3aに形成された環状のフランジ部33と、他端側3bに取り付けられた取付ばね34,34とにより、天井7を挟持して天井7に取り付けられている。
器具本体3は、図4に示すように、一端側3aから他端側3bに沿うとともに連通する貫通孔35が形成されている。この貫通孔35は、一端側3aの端面3cの中心および他端側3bの端面3dの中心を結ぶ中心軸に形成され、ランプ2の筐体8の最大外径、本実施形態では筒部10aの外径よりも若干(例えば0.5〜3mm)大きく形成されている。
そして、器具本体3の一端側3aにおいて、端面3cから貫通孔35を中心とする第1の凹部36および第2の凹部37がそれぞれ円柱状に形成されている。ここで、第2の凹部37は、その外径が第1の凹部36の外径よりも大きいものである。そして、第1の凹部36は、ランプ2の突出部12の外径R1(図3(a)に示す。)よりも若干大きい内径を有し、第2の凹部37は、カバー4(図1に示す。)よりも若干大きい内径を有するように形成されている。これにより、貫通孔35の周囲に、第1の凹部36の底面である第1の環状面38が形成され、第2の凹部37の底面である第2の環状面39が形成されている。
そして、第1の凹部36および第2の凹部37は、第1の環状面38および第2の環状面39の段差D1がランプ2の突出部12の高さ(厚さ)H1(図3(a)に示す。)よりも小さくなるように形成されている。また、第2の凹部37は、カバー4および固定具6を配設可能に、第2の環状面39の一端側3aの端面3cからの深さD2が設定されている。第2の凹部37の内周面37aには、環状の凹溝40が設けられている。この凹溝40は、固定具6を配設可能に形成されている。
取付ばね34,34は、他端側3bの端面3dから突出形成され、180°回転対称に設けられたばね取付部41,41に固定されている。ばね取付部41は、個々に略逆L形に形成され、互いに逆向きに一対設けられている。そして、ばね取付部41の水平部41aに取付ばね34の中間部34cが巻回されて回転可能に取り付けられている。そして、取付ばね34の他端部34bには、錘42が設けられ、この錘の加重により取付ばね34の一端部34aがフランジ部33との間で天井7を挟持するものである。
図1に示すように、ランプ2は、その突出部12が器具本体3の第1の環状面38に当接するように、筐体8が器具本体3の一端側3aの端面3c側から貫通孔35に挿入されている。そして、器具本体3の第2の凹部37内にランプ2の開口11を塞ぐようにカバー4が設けられている。
カバー4は、透光性の合成樹脂板例えばアクリル板からなり、第2の凹部37の内径よりも若干小さい円盤状に形成されている。また、カバー4は、ランプ2の突出部12が第1の環状面38に当接する状態で、突出部12に当接して、突出部12と器具本体3の凹溝40との間に介在するように、その板厚が設定されている。ここで、第1および第2の環状面38,39の段差D1は、突出部12の高さH1よりも小さいので、突出部12が器具本体3の第1の凹部36から突出し、カバー4は、突出部12に当接できるものである。すなわち、カバー4は、器具本体3の第1および第2の環状面38,39に正対するように設けられて、ランプ2の突出部11に当接し、ランプ2の開口11を塞ぐものである。
そして、カバー4と器具本体3の第2の環状面39との間にパッキン5が設けられている。パッキン5は、外部からの押圧に応じて収縮するとともに当該収縮に対する復元力を有する樹脂からなり、本実施形態ではスポンジが用いられている。パッキン5は、リング状に形成されている。また、パッキン5は、ランプ2の突出部12が器具本体3の第1の環状面38に当接し、カバー4がランプ2の突出部12に当接している状態で、第2の凹部37の第2の環状面39および内周面37a、ランプ2の突出部12およびカバー4から押圧されるように、その大きさが設定されている。そして、パッキン5は、ランプ2が器具本体3の貫通孔35に挿入される前に、または当該挿入後に、第2の環状面39に接するように第2の凹部37内に設けられる。この後、パッキン5およびランプ2を覆うように、カバー4が設けられる。
そして、ランプ2およびカバー4は、固定具6により器具本体3に固定されている。固定具6は、略U字状に折り曲げた断面丸型の針金からなり、図2に示すように、折り曲げ部6aおよび先端部6b,6bが器具本体3の凹溝40内に挿入されている。固定具6の内側に、ランプ2の開口11(発光モジュール16)が正対している。
固定具6は、凹溝40に挿入可能に、凹溝40と略同等の外径を有して形成されている。そして、先端部6b,6bに互いに近づくように力を加えると、先端部6b,6b間が狭くなり、これに対する復元力を有している。固定具6は、折り曲げ部6aおよび先端部6b,6bが凹溝40内に挿入されているときには、先端部6b,6bが完全に復元していなく、その復元力により、凹溝40の内壁を押圧して凹溝40に固定されている。
そして、図1に示すように、固定具6は、凹溝40に固定した状態で、カバー4を押圧している。カバー4は、ランプ2の突出部12を押圧して器具本体3の第1の環状面38に当接させている。ランプ2は、その突出部12が第1の環状面38とカバー4とにより挟持されて器具本体3に固定されている。また、カバー4は、ランプ2の突出部12を介して第1の環状面38と固定具6とにより挟持されて器具本体3に固定されている。
また、カバー4は、パッキン5を押圧している。パッキン5は、カバー4からの押圧により収縮しており、第1の環状面38およびカバー4間に液密となるように設けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
器具本体3は、天井7の取付け開口32に挿入された後に、フランジ部33および取付ばね34,34により天井7を挟持して、天井7に取り付けられる。このとき、外部電源Vsに電源コードKDを介して接続されたソケット30が器具本体3の貫通孔35に導入される。
ランプ2は、その口金部31にソケット30を取り付けた後に、手で持って、突出部12が器具本体3の第1の凹部36に挿入されるように、筐体8が貫通孔35に挿入される。そして、突出部12の周囲の第2の凹部37にパッキン5を挿入するとともに、手を入れ替えて、カバー4を第2の凹部37に挿入して、カバー4でランプ2およびパッキン5を支える。
そして、カバー4を押圧しながら固定具6を器具本体3の凹溝40に挿入する。すなわち、固定具6の先端部6b,6bを例えば指で掴み、力を加えて先端部6b,6b間を狭めて、折り曲げ部6aを凹溝40に挿入する。そして、先端部6b,6b間に加える力を徐々に緩めて、復元力により、先端部6b,6b間を徐々に広がらせる。固定具6は、折り曲げ部6aに加えて、凹溝40に先端部6b,6b側が挿入する。先端部6b,6bは、復元力により、さらに広がろうとして凹溝40の内壁に当接する。これにより、固定具6は、凹溝40において、器具本体3に固定される。
固定具6は、カバー4に当接して、カバー4を押圧する。カバー4は、ランプ2の突出部12を押圧して器具本体3の第1の環状面38に当接させる。
また、カバー4は、パッキン5を押圧する。パッキン5は、収縮して、その収縮による復元力により、第2の凹部37の第2の環状面39および内周面37a、カバー4およびランプ2の突出部12に密接する。これにより、器具本体3の第2の凹部37に侵入し、カバー4と第2の凹部37の内周面37aとの隙間に侵入した水分は、パッキン5とカバー4との境界、パッキン5と第2の凹部37の内周面37aとの境界およびパッキン5と第2の環状面39との境界にそれぞれ侵入しにくくなる。
前記水分は、さらに、カバー4とランプ2の突出部12との境界および第1の環状面38とランプ2の突出部12との境界に侵入しにくくなる。これにより、器具本体3の一端側3aの端面3c側からランプ2の筐体8内および器具本体3の貫通孔35内に、水分が侵入することが防止される。こうして、パッキン5は、カバー4により押圧されることにより、収縮することで液密となり、カバー4と第2の環状面39との間に設けられている。
そして、本実施形態では、パッキン5は、スポンジであるので、国際電気標準会議にて標準化された保護等級に対して、IPX4の保護等級を有する防水機能の照明器具1が提供される。また、当該防水機能により、照明器具1は、IP5XまたはIP6Xの防塵機能を有するものである。
そして、外部電源Vsがランプ2の電極ピン24,24に投入されると、点灯装置26からランプ2の発光モジュール16のLED素子9に定電流が供給される。LED素子9は、発熱するとともに、白色光を放射する。白色光は、筐体8の開口11を塞ぐカバー4を透過して、器具本体3の第2の凹部37から床面側の外部空間に出射される。
そして、LED素子9に発生した熱は、発光モジュール16から筐体8に熱伝導される。ここで、筐体8は、高熱伝導率を有するアルミニウム(Al)により形成されているので、熱を迅速に伝導する。筐体8に熱伝導された熱は、その一部が放熱フィン14等から器具本体3の貫通孔35内などに放出される。
また、筐体8に熱伝導された熱は、突出部12に熱伝達して、突出部12が当接している第1の環状面38から器具本体3に熱伝導される。器具本体3は、高熱伝導率を有するアルミニウム(Al)により形成されているので、熱を迅速に天井7の内側の外部空間に放出させる。
こうして、LED素子9に発生した熱は、迅速に放熱されるので、発光モジュール16におけるLED素子9の温度上昇が抑制される。LED素子9は、長寿命化されるとともに、発光効率の低下が防止される。このように、照明器具1は、ランプ2の突出部12から器具本体3に放熱させる放熱機能を簡易な構成により有している。
本実施形態の照明器具1によれば、ランプ2の突出部12が器具本体3の第1の環状面38に当接するので、ランプ2の熱が突出部12から器具本体3に伝熱して放熱され、カバー4がパッキン5を収縮させて液密となるように押圧して器具本体3に固定されるので、カバー4側から器具本体3内に水分や塵などが侵入することが防止され、これにより、簡素な構成により、ランプ3の放熱機能と、器具本体3の防水、防塵機能とを備えることができるという効果を有する。
なお、本実施形態において、LED素子9を点灯する点灯装置26は、ランプ2に設けられていなくてもよい。点灯装置26は、単体に形成されて、器具本体3に取り付けられていてもよく、器具本体3と別置されていてもよい。また、ランプ2の口金部31は、ピン形口金でなく、E形口金に形成されてもよい。
また、パッキン5は、収縮することで液密となるものであればよく、スポンジに限らず、例えばゴムであってもよい。
また、本発明の一実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…照明器具、 2…ランプ、 3…器具本体、 4…カバー、 5…パッキン、 6…固定具、 8…筐体、 11…開口、 12…突出部、 31…口金部、 35…貫通孔、 38…第1の環状面、 39…第2の環状面

Claims (1)

  1. 内部に半導体発光素子が配設された筐体、この筐体の一端側に前記半導体発光素子の放射光が出射される開口およびこの開口の周囲に外方に突出する環状の突出部、前記筐体の他端側に前記半導体発光素子に給電する口金部を有するランプと;
    一端側から他端側に連通する貫通孔、一端側の前記貫通孔の周囲に前記ランプの突出部の高さよりも小さい段差を有する第1および第2の環状面を有し、前記突出部が前記第1の環状面に当接するように前記ランプが前記貫通孔に挿入される器具本体と;
    この器具本体の第1および第2の環状面に正対するように設けられ、前記ランプの突出部に当接して開口を塞ぐ透光性のカバーと;
    収縮することで液密となり、前記カバーと前記器具本体の第2の環状面との間に設けられるパッキンと;
    前記ランプの突出部が前記器具本体の第1の環状面に当接し、前記パッキンが収縮するように前記カバーを押圧して前記器具本体に固定する固定具と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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