JP2014099053A - 表示装置、表示システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの意図と異なる操作が実行されることを抑制できる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置において、モード制御部22は、タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替える。そして、データ編集部23は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置において、モード制御部22は、タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替える。そして、データ編集部23は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像データを表示する表示部と、指に接触されるタッチパネルとを備える表示装置に関する。また、本発明は、該表示装置を備える表示システムに関する。さらに、本発明は、コンピュータに、画像データを表示部に表示することを実行させるコンピュータプログラムに関する。
従来、表示装置として、画像データを表示する表示部と、指に接触されるタッチパネルとを備える表示装置が知られている(例えば、特許文献1及び2)。表示装置は、タッチパネルに接触した指の本数に応じて、画像データを操作するモードを切り替えるため、利便性を向上させている。
例えば、ユーザが2本指のモードによる操作を望む場合は、2本の指がタッチパネルに同時に接触されなければならない。しかしながら、1本目の指がタッチパネルに誤って先に接触した場合は、ユーザの意図と異なり、1本指のモードによる操作が実行される。
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、ユーザの意図と異なる操作が実行されることを抑制できる表示装置、表示システム及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明に係る表示装置は、画像データを表示する表示部と、指に接触されるタッチパネルと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、前記モード制御部は、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、前記データ編集部は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
本発明に係る表示装置によれば、タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、タッチパネルが所定本数の指に接触された第1接触モードと、タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された第2接触モードとが、存在する。第1接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、データ編集部が画像データを編集する。第2接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、表示制御部が画像データを表示部に表示する状態を制御する。
データ編集部は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。したがって、ユーザの意思と異なる操作が実行されることを抑制できる。
本発明に係る表示装置は、画像データを表示する表示部と、指に接触されるタッチパネルと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、前記モード制御部は、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
本発明に係る表示装置によれば、タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、タッチパネルが所定本数の指に接触された第1接触モードと、タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された第2接触モードとが、存在する。第1接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、データ編集部が画像データを編集する。第2接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、表示制御部が画像データを表示部に表示する状態を制御する。
データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これに替えて又はこれに加えて、データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。したがって、ユーザの意思と異なる操作が実行されることを抑制できる。
本発明に係る表示装置においては、前記モード制御部は、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触されていない状態の時間が設定値以上である場合に、非接触モードに切り替える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、第1接触モードにおいて、タッチパネルが指に接触されていない状態の時間が設定値以上である場合に、モード制御部が非接触モードに切り替える。これにより、ユーザの意図と異なり、指がタッチパネルから僅かに離れた場合、又は指がタッチパネルに接触していても接触の検出不良が発生した場合に、ユーザの意図する第1接触モードが保持される。
本発明に係る表示装置においては、前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードの開始から当該第2接触モードの開始までの時間が設定値以下である場合に限り、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードの開始から当該第2接触モードの開始までの時間が設定値以下である場合に限り、データ編集部が、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、第1接触モードに対応する接触が僅かである場合に限り、ユーザが意図していない操作として、当該第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。
本発明に係る表示装置は、画像データを表示する表示部と、指に接触されるタッチパネルと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、前記モード制御部は、非接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが設定値以上の時間を同じ位置で指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
本発明に係る表示装置によれば、タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、非接触モードにおいて、タッチパネルが指に接触された第1接触モードと、第1接触モードにおいて、タッチパネルが設定値以上の時間を同じ位置で指に接触された第2接触モードとが、存在する。第1接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、データ編集部が画像データを編集する。第2接触モードにおいて、タッチパネルが指にされた操作に基づいて、表示制御部が画像データを表示部に表示する状態を制御する。
データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これに替えて又はこれに加えて、データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。
これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。したがって、ユーザの意思と異なる操作が実行されることを抑制できる。
本発明に係る表示システムは、画像データを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に画像データを送信する画像送信装置と、前記記憶装置で記憶される画像データを前記表示部で表示する前記表示装置と、を備える。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、画像データを表示部に表示することと、タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、を実行させる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、画像データを表示部に表示することと、タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、を実行させる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、画像データを表示部に表示することと、タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、非接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが同じ位置で設定値以上の時間を指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、を実行させる。
以上の如く、本発明によれば、ユーザの意思と異なる操作が実行されることを抑制できるという優れた効果を奏する。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る表示装置、表示システム及びコンピュータプログラムにおける第1の実施形態について、図1〜図11を参酌して説明する。
以下、本発明に係る表示装置、表示システム及びコンピュータプログラムにおける第1の実施形態について、図1〜図11を参酌して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る表示システム1は、画像データを表示する表示装置2と、画像データを記憶する例えばストレージサーバ等の記憶装置3と、画像データを各装置2,3に送信する複合機4と、各装置2,3,4に接続され、各装置2,3,4間でデータの送受信を可能にする通信網5とを備えている。を備えている。なお、画像データは、図柄データだけでなく、文字データ等も含む概念である。
表示装置2は、アンテナ11を経由して各種データを送受信する無線通信部12と、画像データを表示する例えば液晶ディスプレイ等の表示部13と、指に接触されるタッチパネル14とを備えている。表示装置2は、装置全体を制御する制御部15と、画像データ等の各種データを記憶する記憶部16とを備えている。本実施形態において、表示装置2は、携帯端末である。
タッチパネル14は、表示部13の上に重ねて配置されている。タッチパネル14は、ユーザの指による入力を検出し、その位置を表す位置データ(座標データ)を制御部15に出力する。タッチパネル14は、同時に任意の複数の入力を検出可能に構成されている。本実施形態において、タッチパネル14は、ユーザの指による接触(押圧)を検出するように、静電容量の変化を検出する透明な平板状の静電容量センサから構成されている。
制御部15は、図2に示すように、タッチパネル14から出力された位置データに基づいて、タッチパネル14が指にされた操作を検出するタッチパネル検出部21と、表示装置2のモードを切り替えるモード制御部22とを備えている。制御部15は、タッチパネル14が指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部23と、タッチパネル14が指にされた操作に基づいて、画像データを表示部13に表示する状態を制御する表示制御部24とを備えている。
タッチパネル検出部21は、タッチパネル14から出力された位置データに基づいて、タッチパネル14に接触した指の本数を検出すると共に、指ごとに、タッチパネル14にした操作の内容(接触の軌跡)を検出する。具体的には、タッチパネル検出部21は、ある指がタッチパネル14に接触した時に所定の操作が開始し、その指がタッチパネル14から離れた時に該操作が終了し、その指がタッチパネル14に再び接触した時に新たな操作が開始する、というように検出する。
モード制御部22は、タッチパネル検出部21が検出したデータに基づいて、モードを判定するモード判定部22aと、モードが頻繁に切り替わることを抑制するモード保持部22bとを備えている。モード制御部22は、モード判定部22a及びモード保持部22bの判定に基づいて、モードを切り替えるモード切替部22cを備えている。
モード判定部22aは、タッチパネル14が指に接触されていない際に、非接触モードと判定する。モード判定部22aは、タッチパネル14が1本の指に接触された際に、第1接触モードと判定する。モード判定部22aは、タッチパネル14が2本(又はそれ以上)の指に接触された際に、第2接触モードと判定する。
モード保持部22bは、第1接触モードにおいて、タッチパネル14が指に接触されていない状態の時間が第1の設定値SV1未満である場合に、第1接触モードを保持する。これにより、モード保持部22bは、指がタッチパネル14から僅かに離れた場合に、ユーザの意図していない操作と判定する。
モード切替部22cは、原則的には、モード判定部22aの判定に基づいて、モードを切り替える。モード切替部22cは、モード判定部22aの判定よりも、モード保持部22bの判定を優先する。これにより、モード切替部22cは、第1接触モードにおいて、タッチパネル14が指に接触されていない状態の時間が第1の設定値SV1以上である場合に、非接触モードに切り替える。
なお、第1の設定値SV1は、記憶部16に記憶されている。第1の設定値SV1は、一定値であってもよく、また、タッチパネル14を経由して任意に設定されてもよい。本実施形態においては、第1の設定値SV1は、一定値である。
データ編集部23は、第1接触モードにおいて、タッチパネル検出部21が検出したデータに基づいて、画像データの編集データを形成する編集データ形成部23aを備えている。データ編集部23は、編集データ形成部23aで形成した編集データに基づいて、画像データの編集を確定するか又は取り消すかを判定する編集判定部23bを備えている。
編集判定部23bは、第2接触モードに切り替わった際に、第1及び第2の取消条件を満たした場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。第1の取消条件は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わる、という条件である。第2の取消条件は、直前の第1接触モードの開始から第2接触モードの開始までの時間が第2の設定値SV2以下である、という条件である。
即ち、編集判定部23bは、第1の取消条件及び第2の取消条件の少なくとも一方を満たさない場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を確定する。例えば、モード制御部22が第1接触モード、非接触モード、第2接触モードの順に切り替えた場合、第1の取消条件が満たされない。斯かる場合、当該第1接触モードで操作された画像データの編集は、非接触モードに切り替わった時点で確定される。
なお、第2の設定値SV2は、記憶部16に記憶されている。第2の設定値SV2は、一定値であってもよく、また、タッチパネル14を経由して任意に設定されてもよい。本実施形態においては、第2の設定値SV2は、一定値である。
表示制御部24は、第2接触モードにおいて、タッチパネル検出部21が検出したデータに基づいて、画像データを表示部13に表示する状態を制御する。例えば、表示制御部24は、タッチパネル14に接触する2本の指が同じ方向に移動した際に、表示領域を移動し、タッチパネル14に接触する2本の指が接離するように移動した際に、表示倍率(表示領域)を変更する。
記憶部16は、制御部15が制御するコンピュータプログラム16aを備えている。記憶部16は、第1の設定値SV1、第2の設定値SV2及び画像データを記憶している。なお、画像データは、第1接触モードから他のモードに切り替わるたびに、記憶部16に記憶される。そして、編集判定部23bが画像データの編集を取り消すと判定した場合、画像データは、直前の第1接触モード開始時の画像データに戻される。
複合機4は、原稿を読み取ることで画像データを形成する原稿読取装置4aと、外部の装置(図示していない)又は内部の原稿読取装置4aから送信された画像データを受信し、通信網5を経由して該画像データを表示装置2又は記憶装置3に送信する画像送信装置4bと、画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成装置4cとを備えている。複合機4は、各種データを記憶する装置(図示していない)を備えている。
本実施形態に係る表示装置2、表示システム1及びコンピュータプログラム16aの構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る表示装置2の制御について、図3〜図11を参酌して説明する。
まず、表示装置2が第1の操作例に係る操作をされた場合について説明する。第1の操作例においては、図4に示すように、第1の指は、タッチパネル14に対し、時間T1で接触し、時間T1aで一度離れ、時間T1bで再び接触し、そして、時間T3で再び離れる。第2の指は、タッチパネル14に対し、時間T1bより遅い時間T2で接触し、そして、時間T3で第1の指と同時に離れる。
タッチパネル14に接触した各指の軌跡が図5に示されている。図5(以下、図6、図9、図10、図16及び図17も同様)において、時間Txにおける第1の指の接触位置がAxで示されており、時間Txにおける第2の指の接触位置がBxで示されている。
図4及び図5に示すように、時間T1において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。時間T1aにおいて、第1の指がタッチパネル14から一度離れ、時間T1bにおいて、第1の指がタッチパネル14に再び接触する。
ここで、第1の指がタッチパネル14から離れた時間は、第1の設定値SV1より小さい(T1b−T1a<SV1)。これにより、モード制御部22は、第1接触モードを保持する一方、データ編集部23は、タッチパネル14が第1の指に位置A1aから位置A1bへ直線状に接触されたとして、編集データD1を形成する。
時間T2において、第1の指がタッチパネル14に接触した状態で、第2の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が第1接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ100)。データ編集部23は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わったと判定する(ステップ101の「Y」)。
そして、データ編集部23は、直前の第1接触モードの開始T1から第2接触モードの開始T2までの時間が第2の設定値SV2より大きい(T2−T1>SV2)と判定する(ステップ102の「N」)。これにより、データ編集部23は、図6に示すように、第1接触モードで形成された編集データD1に基づく画像データの編集を確定する(ステップ104)。
時間T2から時間T3において、第1及び第2の指が互いに離反するように移動するため、図7に示すように、表示制御部24は、表示部13で表示される画像データの表示倍率を大きくする。時間T3において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
次に、表示装置2が第2の操作例に係る操作をされた場合について説明する。第2の操作例においては、図8に示すように、第1の指は、タッチパネル14に対し、時間T4で接触し、そして、時間T6で離れる。第2の指は、タッチパネル14に対し、時間T4より遅い時間T5で接触し、そして、時間T6で第1の指と同時に離れる。タッチパネル14に接触した各指の軌跡が図9に示されている。
図8及び図9に示すように、時間T4において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。時間T5において、第1の指がタッチパネル14に接触した状態で、第2の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が第1接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ100)。
データ編集部23は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わったと判定する(ステップ101の「Y」)。そして、データ編集部23は、直前の第1接触モードの開始T4から第2接触モードの開始T5までの時間が第2の設定値SV2より小さい(T5−T4<SV2)と判定する(ステップ102の「Y」)。これにより、データ編集部23は、図10に示すように、第1接触モードで形成された編集データD1に基づく画像データの編集を取り消す(ステップ103)。
時間T5から時間T6において、第1及び第2の指が互いに離反するように移動するため、図11に示すように、表示制御部24は、表示部13で表示される画像データの表示倍率を大きくする。時間T6において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
以上より、本実施形態に係る表示装置2によれば、データ編集部23は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。したがって、ユーザの意思と異なる操作が実行されることを抑制できる。
また、本実施形態に係る表示装置2によれば、第1接触モードにおいて、タッチパネル14が指に接触されていない状態の時間が第1の設定値SV1以上である場合に、モード制御部22が非接触モードに切り替える。これにより、ユーザの意図と異なり、指がタッチパネル14から僅かに離れた場合、又は指がタッチパネルに接触していても接触の検出不良が発生した場合に、ユーザの意図する第1接触モードが保持される。
また、本実施形態に係る表示装置2によれば、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードの開始から当該第2接触モードの開始までの時間が第2の設定値SV2以下である場合に限り、データ編集部23が、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、第1接触モードに対応する接触が僅かである場合に限り、ユーザが意図していない操作として、当該第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る表示装置2における第2の実施形態について、図12〜図14を参酌して説明する。
次に、本発明に係る表示装置2における第2の実施形態について、図12〜図14を参酌して説明する。
本実施形態に係る表示装置2において、データ編集部23(編集判定部23b)は、第2接触モードに切り替わった際に、第3の取消条件を満たした場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。第3の取消条件は、直前の第1接触モードにおける接触時間が第1の閾値TV1以下である、という条件である。
なお、第1の閾値TV1は、記憶部16に記憶されている。第1の閾値TV1は、一定値であってもよく、また、タッチパネル14を経由して任意に設定されてもよい。本実施形態においては、第1の閾値TV1は、一定値である。
ここで、表示装置2が上記第2の操作例(図8及び図9参照)に係る操作をされた場合について説明する。図13に示すように、時間T4において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。
時間T5において、第1の指がタッチパネル14に接触した状態で、第2の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が第1接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ110)。データ編集部23は、直前の第1接触モードにおける接触時間が第1の閾値TV1以下である(T5−T4≦TV1)と判定する(ステップ111の「Y」)。
これにより、データ編集部23は、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を取り消す(ステップ112)。なお、データ編集部23は、直前の第1接触モードにおける接触時間が第1の閾値TV1より大きい(T5−T4>TV1)と判定した場合(ステップ111の「N」)、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を確定する(ステップ113)。時間T6において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
次に、表示装置2が第3の操作例に係る操作をされた場合について説明する。第3の操作例においては、図14に示すように、第1の指は、タッチパネル14に対し、時間T7で接触し、時間T8で離れる。その後、第1及び第2の指は、タッチパネル14に対し、時間T9で同時に接触し、時間T10で同時に離れる。
時間T7において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。時間T8において、第1の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第1接触モードから非接触モードに切り替える。
時間T9において、第1及び第2の指がタッチパネル14に同時に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ110)。データ編集部23は、直前の第1接触モードにおける接触時間が第1の閾値TV1以下である(T8−T7≦TV1)と判定する(ステップ111の「Y」)。
これにより、データ編集部23は、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を取り消す(ステップ112)。時間T10において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
以上より、本実施形態係る表示装置2によれば、データ編集部23は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間が第1の閾値TV1以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。
<第3実施形態>
次に、本発明に係る表示装置2における第3の実施形態について、図15〜図17を参酌して説明する。
次に、本発明に係る表示装置2における第3の実施形態について、図15〜図17を参酌して説明する。
本実施形態に係る表示装置2において、データ編集部23(編集判定部23b)は、第2接触モードに切り替わった際に、第4の取消条件を満たした場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。第4の取消条件は、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が第2の閾値TV2以下である、という条件である。
なお、第2の閾値TV2は、記憶部16に記憶されている。第2の閾値TV2は、一定値であってもよく、また、タッチパネル14を経由して任意に設定されてもよい。本実施形態においては、第2の閾値TV2は、一定値である。
ここで、本実施形態に係る表示装置2が上記第2の操作例(図13参照)に係る操作をされた場合について説明する。時間T4において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。
時間T5において、第1の指がタッチパネル14に接触した状態で、第2の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が第1接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ120)。データ編集部23は、図16に示すように、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が第2の閾値TV2以下である(A4及びA5間の距離≦TV2)と判定する(ステップ121の「Y」)。
これにより、データ編集部23は、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を取り消す(ステップ122)。なお、データ編集部23は、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が第2の閾値TV2より大きい(A4及びA5間の距離>TV2)と判定した場合(ステップ121の「N」)、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を確定する(ステップ123)。時間T6において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
次に、表示装置2が第3の操作例(図14参照)に係る操作をされた場合について説明する。時間T7において、第1の指がタッチパネル14に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第1接触モードに切り替える。時間T8において、第1の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第1接触モードから非接触モードに切り替える。
時間T9において、第1及び第2の指がタッチパネル14に同時に接触することにより、モード制御部22が非接触モードから第2接触モードに切り替える(ステップ120)。データ編集部23は、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が第2の閾値TV2以下である(A7及びA8間の距離≦TV2)と判定する(ステップ121の「Y」)。
これにより、データ編集部23は、直前の第1接触モードで形成された編集データに基づく画像データの編集を取り消す(ステップ122)。時間T10において、第1及び第2の指がタッチパネル14から離れることにより、モード制御部22が第2接触モードから非接触モードに切り替える。
以上より、本実施形態係る表示装置2によれば、データ編集部23は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触操作距離が第2の閾値TV2以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す。これにより、ユーザの意図していない第1接触モードに対応する操作がされた後に、ユーザの意図する第2接触モードに対応する操作がされた場合に、ユーザの意図していない第1接触モードで操作された画像の編集を取り消すことができる。
なお、本発明に係る表示装置、表示システム及びコンピュータプログラムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る各構成や各方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る表示装置2においては、モード制御部22は、タッチパネル14が1本の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、タッチパネル14が2本の指に接触された際に、第2接触モードに切り替える、という構成である。しかしながら、本発明に係る表示装置2は、斯かる構成に限られない。
例えば、本発明に係る表示装置2においては、モード制御部22は、タッチパネル14が複数本の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、タッチパネル14が第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替える、という構成でもよい。また、本発明に係る表示装置2においては、モード制御部22は、非接触モードにおいて、タッチパネル14が指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、第1接触モードにおいて、タッチパネル14が設定値以上の時間を同じ位置で指に接触された際に、第2接触モードに切り替える、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る表示装置2においては、データ編集部23は、タッチパネル14が指にされた手書き入力操作に基づいて、画像データを編集する、という構成である。しかしながら、本発明に係る表示装置2は、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る表示装置2においては、データ編集部23は、タッチパネル14が指にされた画像の一部消去又は文字の位置指定等の入力操作に基づいて、画像データを編集する、という構成でもよい。
また、上記第1実施形態に係る表示装置2においては、データ編集部23は、第2接触モードに切り替わった際に、第1及び第2の取消条件を満たした場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、という構成である。しかしながら、本発明に係る表示装置2は、斯かる構成に限られない。例えば、データ編集部23は、第2接触モードに切り替わった際に、第1の取消条件のみを満たした場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る表示システム1においては、表示装置2は、携帯端末であって、複合機4と別装置である、という構成である。しかしながら、本発明に係る表示システム1は、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る表示システム1においては、表示装置2は、複合機4に含まれる、という構成でもよく、また、表示装置2は、単体プリンタ等に含まれる、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る表示システム1においては、記憶装置3は、複合機4と別装置である、という構成である。しかしながら、本発明に係る表示システム1は、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る表示システム1においては、記憶装置3は、複合機4に含まれる、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るコンピュータプログラム16aは、表示装置2の記憶部16に格納されている。しかしながら、本発明に係るコンピュータプログラム16aは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係るコンピュータプログラム16aは、例えばCD又はDVD等の持ち運び可能(移動可能)な記録媒体に格納されていてもよい。
1…表示システム、2…表示装置、3…記憶装置、4…複合機、4a…原稿読取装置、4b…画像送信装置、4c…画像形成装置、5…通信網、11…アンテナ、12…無線通信部、13…表示部、14…タッチパネル、15…制御部、16…記憶部、16a…コンピュータプログラム、21…タッチパネル検出部、22…モード制御部、22a…モード判定部、22b…モード保持部、22c…モード切替部、23…データ編集部、23a…編集データ形成部、23b…編集判定部、24…表示制御部
Claims (9)
- 画像データを表示する表示部と、
指に接触されるタッチパネルと、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、
前記モード制御部は、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、
前記データ編集部は、第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、表示装置。 - 画像データを表示する表示部と、
指に接触されるタッチパネルと、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、
前記モード制御部は、前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、
前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、表示装置。 - 前記モード制御部は、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触されていない状態の時間が設定値以上である場合に、非接触モードに切り替える請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードの開始から当該第2接触モードの開始までの時間が設定値以下である場合に限り、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置。
- 画像データを表示する表示部と、
指に接触されるタッチパネルと、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集するデータ編集部と、
前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する表示制御部と、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記データ編集部が画像データを編集する第1接触モードと、前記表示制御部が画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えるモード制御部と、を備え、
前記モード制御部は、非接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが設定値以上の時間を同じ位置で指に接触された際に、第2接触モードに切り替え、
前記データ編集部は、第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消す、表示装置。 - 画像データを記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に画像データを送信する画像送信装置と、
前記記憶装置で記憶される画像データを前記表示部で表示する請求項1〜5の何れか1項に記載の表示装置と、を備える表示システム。 - コンピュータに、
画像データを表示部に表示することと、
タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、
前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、
第1接触モードから直接に第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、
を実行させるコンピュータプログラム。 - コンピュータに、
画像データを表示部に表示することと、
タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、
前記タッチパネルが所定本数の指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、前記タッチパネルが第1接触モードと異なる本数の指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、
第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、
を実行させるコンピュータプログラム。 - コンピュータに、
画像データを表示部に表示することと、
タッチパネルに接触した指の操作を検出することと、
前記タッチパネルが指に接触されていない非接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを編集する第1接触モードと、前記タッチパネルが指にされた操作に基づいて、画像データを前記表示部に表示する状態を制御する第2接触モードと、に切り替えることと、
非接触モードにおいて、前記タッチパネルが指に接触された際に、第1接触モードに切り替えると共に、第1接触モードにおいて、前記タッチパネルが同じ位置で設定値以上の時間を指に接触された際に、第2接触モードに切り替えることと、
第2接触モードに切り替わった際に、直前の第1接触モードにおける接触時間及び接触操作距離の少なくとも一方が閾値以下である場合に、直前の第1接触モードで操作された画像データの編集を取り消すことと、
を実行させるコンピュータプログラム。
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