JP2014098617A - 情報処理システム、情報処理装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム、ならびに、電動アシスト機能付き自転車システム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム、ならびに、電動アシスト機能付き自転車システム Download PDF

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Abstract

【課題】電動アシスト機能を制御すべき箇所を適切に設定する。
【解決手段】サーバ2の制御部23は、経路ネットワーク情報取得部231と、電池情報取得部232と、走行可能距離算出部233と、経路情報取得部234と、制御箇所設定部235と、経路案内情報生成部236とを有する。アシスト走行可能距離と経路情報とに基づいて制御箇所を設定する。そして、制御箇所を含む経路案内情報を用いて経路案内を行う。そのため、経路において、どこで・どのように電動アシスト機能付き自転車4を制御すべきかを、適切にユーザに提示できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動アシスト機能付き自転車用の情報処理システム、情報処理装置、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム、ならびに、電動アシスト機能付き自転車システムに関する。
電動アシスト機能付き自転車は電池およびモータを備え、モータの駆動力を補助動力として用いる自転車である。電動アシスト機能付き自転車では、ペダルを踏む力や回転数に応じてモータの駆動力が自動的に調整されるため、上り坂などで自転車の利用者の負荷を軽減できる。そして近年では、電動アシスト機能付き自転車用のナビゲーション装置も提案されている。
例えば、特許文献1では、電池が、ニッケル水素二次電池であるか、リチウムイオン二次電池であるか等の電池の種類や、電池の残量を考慮して適切な経路を選択するナビゲーション装置が開示されている。
また、特許文献2では、電池が充電される下り坂および平坦な道路と、電池が放電される上り坂とを考慮して、経路を探索するナビゲーション装置が開示されている。
特開2005−127873号公報 特開2012−13481号公報
上記の特許文献1,2に開示されているナビゲーション装置は、いずれも電動アシスト機能付き自転車に適した経路を探索するものである。
しかしながら、実際には経路をユーザが決めることもある。毎回経路探索を行うのは手間であり、通勤や通学であればあえて経路探索を行わずに一定の経路で移動することが多い。すなわち、特許文献1,2の技術では、ユーザが望む経路を案内できないという問題がある。
ユーザが決めた経路を移動する際、ユーザはどこで電動アシスト機能をオンすればよいのか、わからないことがある。
仮に出発地から常に電動アシスト機能をオンしていると、経路の途中で電池残量がなくなってしまうおそれがある。そうすると、ユーザは電池残量がなくなった後は電動アシスト機能を使うことができない。
そこで、ユーザは、上り坂では電動アシスト機能をオンし、下り坂では電動アシスト機能をオフしようと考えるのが一般的である。しかしながら、ユーザは、複数の上り坂がある場合にどの上り坂で電動アシスト機能をオンしてよいのか分からないし、そもそも経路中にどれだけの上り坂があるか知らないこともある。
よって、どこで電動アシスト機能を使えば効率よく有限な電力を使えるか、をユーザに提示する技術が望まれている。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動アシスト機能付き自転車に用いられ、電動アシスト機能を制御すべき箇所を適切に設定可能な情報処理システム、情報処理装置、サーバ、電動アシスト機能付き自転車システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することである。
本発明の一態様によれば、電池情報取得手段と、経路情報取得手段と、制御箇所設定手段と、を備える電動アシスト機能付き自転車用の情報処理システムが提供される。前記電池情報取得手段は、前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得する。前記経路情報取得手段は、所定の目的地までの経路についての経路情報を取得する。前記制御箇所設定手段は、前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定する。
本発明によれば、電動アシスト機能を制御すべき箇所を適切に設定できる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図。 図1の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 経路案内部125による経路案内処理の一例を説明するフローチャート。 出力部122に表示される画面の第1例を示す図。 出力部122に表示される画面の第2例を示す図。 出力部122に表示される画面の第3例を示す図。 出力部122に表示される画面の第4例を示す図。 出力部122に表示される画面の第5例を示す図。 出力部122に表示される画面の第6例を示す図。 出力部122に表示される画面の第7例を示す図。 出力部122に表示される画面の第8例を示す図。 制御箇所設定部235による制御箇所設定処理の一例を示す図。 第2の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図。 図13の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第1例を示すフローチャート。 経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第2例を示すフローチャート。 経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第3例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図。 図18の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。情報処理システムは、ネットワーク3を介して通信可能な端末装置1およびサーバ2を備えており、電動アシスト機能付き自転車4とともに使用され得る。端末装置1およびサーバ2の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。ネットワーク3は有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。
電動アシスト機能付き自転車4は、車輪44を有する通常の自転車構造に加え、電池41と、電動アシスト機能制御部42と、モータ43とを有する。電池41は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の充電可能な電池であり、車輪44を回転させる補助動力の動力源を供給する。電動アシスト機能制御部42は、電池41からの動力源を用いて、モータ43のコイル(不図示)に流れる電流の向きや大きさを制御する制御回路である。モータ43は、電動アシスト機能制御部42による制御に応じて、補助動力を発生させる。
ユーザは自身の操作のみによってペダルを漕いで車輪44を回転させることができる。また、ユーザは、自身の操作に加えて、モータ43の補助動力を利用して車輪44を回転させることもできる。以下、補助動力を利用して車輪44を回転させることを、電動アシスト機能と呼ぶ。また、電動アシスト機能を利用した走行をアシスト走行と呼ぶ。電動アシスト機能を利用するか否かは、ユーザが電動アシスト機能制御部42に指示を与えることで任意のタイミングで切り替えることができる。
また、この電動アシスト機能付き自転車4には複数のアシスト強度を設定できてもよい。例えば、ユーザは、アシスト強度を「強」、「中」および「弱」のいずれかから選択することができる。アシスト強度を「強」に設定すると、補助動力が強くなるため、ユーザの負荷が小さくなる反面、電池41の消耗が早くなるため、アシスト走行可能な距離は短くなる。逆にアシスト強度を「弱」に設定すると、補助動力が弱くなるため、アシスト走行可能な距離が長くなる反面、ユーザの負荷が大きくなる。
電動アシスト機能付き自転車4のスペックとして、電池41の容量、設定可能なアシスト強度、アシスト強度ごとのフル充電時アシスト走行可能距離等が定められている。
なお、本実施形態では、必ずしも電動アシスト機能付き自転車4が端末装置1あるいはサーバ2と通信する機能を持っていなくてもよい。
図1の情報処理システムにおいて、端末装置1はユーザが使用するものであり、例えば携帯電話、スマートフォンもしくはタブレット端末装置等のモバイル電子機器である。端末装置1は、電動アシスト機能付き自転車4のハンドル近辺等ユーザが見やすい位置に取り付けられており、あるいは、取り付け可能であるのが望ましい。もちろん、ユーザが端末装置1を手に持って使用してもよい。そして、端末装置1は、通信部11と、制御部12とを有する。
通信部11はネットワーク3を介して制御部12とサーバ2との間で情報を送受信するインターフェースである。
操作入力部121はユーザが端末装置1に操作を入力するためのインターフェースであり、例えばタッチパネルやマイク等である。
出力部122は端末装置1からユーザへ各種情報を出力するインターフェースであり、例えば映像を表示する液晶ディスプレイ等の表示装置である。具体的には、出力部122は、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、後述する経路案内情報等を表示する。あるいは、出力部122は経路案内情報等を音声で出力するスピーカであってもよい。また、出力部122は、外部に接続される表示手段に映像信号を出力するものであってもよいし、外部に接続される音声再生手段に音声信号を出力するものであってもよい。以下では、出力部122が表示装置である例を示す。
経路案内情報取得部123はサーバ2から経路案内情報を取得する。この経路案内情報は、所定の出発地から目的地までユーザを案内するための情報である。本実施形態の特徴の1つとして、経路案内情報は、電動アシスト機能付き自転車4の制御箇所の情報、より具体的には、上記の経路において、どこで・どのように電動アシスト機能を制御すべきか、という制御位置および制御内容の情報を含んでいる。
位置測位部124は端末装置1の位置を示す位置情報を測位して取得するものであり、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置である。端末装置1の位置は、例えば緯度および経度で表現される。端末装置1が電動アシスト機能付き自転車4に取り付けられている場合、または、ユーザが端末装置1を持った状態で電動アシスト機能付き自転車4を利用する場合、位置測位部124が取得する位置は、電動アシスト機能付き自転車4の位置およびユーザの位置とほぼ一致する。取得された位置情報は経路案内等に用いられる。
経路案内部125は、位置測位部124が測位した端末装置1の位置、および、経路案内情報取得部123が取得した経路案内情報に基づき、出力部122を利用してユーザに経路案内を行う。この経路案内により、ユーザはどこで・どのように電動アシスト機能を制御すればよいのかがわかる。
サーバ2は経路案内情報を生成するものである。サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21はネットワーク3を介して制御部12とサーバ2との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部22は、経路ネットワークデータベース221を記憶した、例えばハードディスク等の固定型データストレージである。経路ネットワークデータベース221は案内すべき経路に関する情報を取得するために用いられる。経路ネットワークデータベース221は、経路ネットワーク情報として、例えば地図情報および交通ネットワーク情報を含む。
地図情報は、地図データと、地図データに対応付けられた施設に関する施設情報とを含む。地図データは、一般道路、有料道路、及び高速道路等の車両用道路の地図を示す。交通ネットワーク情報は道路網を規定する情報である。道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。また、道路網の情報は、各リンクの距離、各リンクが上り坂であるか下り坂であるか平坦であるか、坂である場合にどの程度の傾斜か、等のリンク属性を示す情報も含む。
なお、記憶部22は必ずしもサーバ2内に設けなくてもよく、ネットワーク3を介して接続される別個の装置内に記憶部22を設けてもよい。また、経路ネットワーク情報221の他にも、電動アシスト機能付き自転車4のスペック情報等、予めユーザが種々の情報を記憶部22に記憶させておいてもよい。
制御部23は、経路ネットワーク情報取得部231と、電池情報取得部232と、走行可能距離算出部233と、経路情報取得部234と、制御箇所設定部235と、経路案内情報生成部236とを有する。
経路ネットワーク情報取得部231は記憶部22から経路ネットワーク情報を取得する。
電池情報取得部232は、電動アシスト機能付き自転車4の電池41についての電池情報を取得する。電池情報とは、電池41の残量であるのが望ましいが、容量(フル充電量)でもよい。また、残量は絶対量であってもよいし容量に対する割合であってもよい。また、電池情報は電池残量に応じたアシスト走行可能距離そのものであってもよい。
走行可能距離算出部233は、電池情報に基づいて、電動アシスト機能を用いて電動アシスト機能付き自転車4が走行可能な距離(以下、アシスト走行可能距離という)を算出する。なお、アシスト走行可能距離は、アシスト強度、勾配、速度等の条件を仮定して見積もられる目安の距離でもよく、必ずしも厳密にアシスト走行可能な距離と一致しなくてもよい。
経路情報取得部234は所定の出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する。ここでの経路に特に制限はなく、予め定めた経路でもよいし、サーバ2により探索された経路でもよい。経路情報は出発地から目的地までユーザが移動すべき道路の情報を含んでおり、経路における各リンクやノードの属性情報をさらに含んでいてもよい。
制御箇所設定部235は、走行可能距離算出部233により算出されたアシスト走行可能距離と、経路情報取得部234により取得された経路情報とに基づいて、電動アシスト機能付き自転車4の電動アシスト機能を制御すべき箇所(以下、制御箇所という)を設定する。制御箇所を設定する際、制御箇所設定部235は電動アシスト機能付き自転車4の状態を示す自転車情報を考慮してもよい。自転車情報とは、電動アシスト機能付き自転車4の走行距離、電動アシスト機能付き自転車4に積載された運搬物(ユーザおよび荷物)の量、ならびに、電動アシスト機能付き自転車4のライトの有無等の情報である。
経路案内情報生成部236は、上記の経路における制御箇所の情報を含む経路案内情報を生成する。この経路案内情報は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1の経路案内情報取得部123へ送信される。
図2は、図1の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。図2を用いて、ユーザに経路案内を行うまでの処理動作について説明する。
まず、経路情報取得部234は、所定の出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する(ステップS11)。この経路はユーザが望む経路であれば特に制限はなく、例えばユーザが操作入力部121を介して端末装置1に入力し、通信部11からネットワーク3を介して、経路情報取得部234へ送信される経路である。また、経路情報は、ユーザが入力した出発地および目的地に基づいて、サーバ2内の経路探索部(不図示)が探索したものであってもよい。あるいは、経路情報取得部234は、ネットワーク3を介して、サーバ2の外部から経路情報を取得してもよい。このように、本実施形態における経路情報は、電池情報と無関係でもよい。
次に、経路案内に先立ち、サーバ2の電池情報取得部232は、電動アシスト機能付き自転車4の電池情報を取得する(ステップS12)。取得の手法は任意であるが、以下のような例が挙げられる。
出発時には電池41がフル充電されていることが多い。よって、ユーザが電池41の容量を予め記憶部22に記憶しておき、これを電池情報取得部232が取得してもよい。
あるいは、ユーザが操作入力部121を介して電池情報を端末装置1に入力し、通信部11からネットワーク3を介して、電池情報取得部232へ電池情報が送信されてもよい。この場合、ユーザは電池41の容量を端末装置1に入力してもよいし、電池41の残量を電動アシスト機能付き自転車4から読み取れる場合は残量を端末装置1に入力してもよい。
また、電池情報取得部232はネットワーク3を介して電池情報をリアルタイムに取得してもよい。より具体的には、電動アシスト機能付き自転車4が、直接、または、端末装置1を介して、電池情報をサーバ2へ送信する機能を有してもよい。電動アシスト機能付き自転車4から端末装置1へは、無線LAN、USB接続、近距離無線通信等によって、電池情報を送信すればよい。
電池情報が取得されると、走行可能距離算出部233は電池情報に基づいてアシスト走行可能距離を見積もる(ステップS13)。アシスト走行可能距離はアシスト強度および電池残量に依存する。そこで、一例として、スペック値として定められる「フル充電時のアシスト強度『弱』での走行可能距離」を予めユーザが記憶部22に記憶しておく。これを基準として、走行可能距離算出部233は下記(1)式に基づいてアシスト走行可能距離を見積もることができる。
アシスト走行可能距離=フル充電時のアシスト強度「弱」での走行可能距離(km)*電池残量(%) ・・・(1)
上記の電池残量(%)は、電池41の容量に対する、ステップS11で取得された電池情報に基づく電池41の残量の割合である。なお、電池41がフル充電されていることを仮定する場合、走行可能距離算出部233は、単にフル充電時のアシスト強度「弱」での走行可能距離を、アシスト走行可能距離としてもよい。
また、電動アシスト機能付き自転車4が回生エネルギーによる充電機能を備えている場合、この機能を考慮してもよい。回生エネルギーとは、下り坂などでブレーキを使用する際に発生するエネルギーであり、このエネルギーを利用して電池41を充電できるものもある。この場合、アシスト走行距離算出部233は、経路における下り坂などブレーキを使用するポイントを考慮して充電量を算出し、先に取得した電池情報および充電量を考慮して、アシスト走行可能距離を算出してもよい。
なお、電池情報取得部232がアシスト走行可能距離そのものを取得する場合、ステップS13の処理および走行可能距離算出部233を省略してもよい。
その後、制御箇所設定部235は、アシスト走行可能距離および経路情報に基づいて、上記経路において、電動アシスト機能を制御すべき箇所を設定する(ステップS14)。ここでの「箇所」とは、ある「地点」でもよいし、ある2地点間を結ぶ「区間」でもよい。また、「制御」とは、電動アシスト機能をオンまたはオフすることや、電動アシスト機能の強度を変更すること等である。制御箇所の具体的な設定手法の例は後に図12を用いて詳述する。 なお、アシスト走行距離を算出することなく制御箇所を設定してもよい。例えば、電池情報を用いて制御箇所を設定してもよいし、経路における各区間の消費電力量を見積もって、見積もり値と電池情報とを比較して制御箇所を設定してもよい。
電動アシスト機能を制御すべき箇所が設定されると、経路案内情報生成部236は、少なくとも、制御箇所の情報、すなわち、上記の経路においてどこで・どのように電動アシスト機能付き自転車4を制御すべきか、を示す情報を含む経路案内情報を生成する(ステップS15)。また、経路案内情報は、出発地から目的地までのユーザが移動すべき道路の情報を含み、好ましくはその周囲の地図情報をさらに含んでいてもよい。
生成された経路案内情報は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1内の経路案内情報取得部123へ送信される(ステップS16)。
これに応じて経路案内情報取得部123が経路案内情報を取得する(ステップS1)。そして、経路案内部125は経路案内情報を用いて以下のように経路案内を行う(ステップS2)。
図3は、経路案内部125による経路案内処理の一例を説明するフローチャートである。位置測位部124は端末装置1の現在位置を取得する(ステップS5)。そして、経路案内部125は、経路における現在位置を(好ましくは周辺の地図とともに)出力部122に表示する(ステップS6)。出力部122に表示される範囲内に制御箇所が含まれる場合、制御箇所の位置(好ましくは、さらに制御すべき内容)を表示してもよい。また、現在位置が上記の制御箇所に近づくと(ステップS7のYES)、経路案内部125は、制御すべき位置および制御すべき内容を、出力部122を介して画像や音声でユーザに強調して提示してもよい(ステップS8)。このようにしてユーザは適切なタイミングで電動アシスト機能付き自転車4を制御できる。
以上の処理を、ユーザが目的地へ到達するまで、言い換えると、位置測位部124が測位する現在位置が目的地と一致するまで、行う(ステップS9)。
以下、出力部122に表示される画面の例を説明する。
図4は、出力部122に表示される画面の第1例を示す図である。同図は、経路の全体図を2次元垂直面図で示している。2次元垂直面図とは、出発地(S)から目的地(G)までの経路における各地点を出発地からの距離として横軸に示し、各地点での標高を縦軸に示したグラフである。そして、この2次元垂直面図上に、端末装置1の現在位置を自転車のアイコン51で表示するとともに、電動アシスト機能をオンすべき地点およびオフすべき地点を制御箇所としてアイコン52で表示している。これにより、ユーザは、自転車のアイコン51の位置が制御箇所のアイコン52の位置と重なった時点で、電動アシスト機能をオンまたはオフすればよいことがわかる。
図5は、出力部122に表示される画面の第2例を示す図である。同図は、図4において、経路を2次元垂直面図ではなく2次元水平地図で示したものである。2次元水平地図はユーザの現在位置近辺の地図上に経路を表示したものである。地図は、出発地(S)から目的地(G)までの全体を含んでいてもよいし、現在位置近辺のみを含んでいてもよい。また、地図は、ユーザからの指示に応じて、拡大または縮小可能であってもよい。その他は図4と同様である。
図6は、出力部122に表示される画面の第3例を示す図である。同図は図4の変形例であり、2次元垂直面図上に、電動アシスト機能をオンすべき地点を吹き出し53内に表示するとともに、オンにしておくべき区間54を経路の表示態様(色や太さなど)を変えて表示している。これにより、ユーザは、自転車のアイコン51の位置が吹き出し53の位置と重なった時点で電動アシスト機能をオンし、自転車のアイコン51がオンにしておくべき区間54の終点に重なった時点で電動アシスト機能をオフすればよいことがわかる。
図7は、出力部122に表示される画面の第4例を示す図である。同図は、図6において、経路を2次元垂直面図ではなく2次元平面地図で示したものである。その他は図6と同様である。
図8は、出力部122に表示される画面の第5例を示す図である。同図は図4の変形例であり、2次元垂直面図における坂道を、電動アシスト機能をオンすべき区間55とオフすべき区間56とを区別できるよう、表示態様を変えて表示している。そして、電動アシスト機能をオンすべきでない旨のメッセージ57、および、オンすべき旨のメッセージ58を、吹き出し内に示している。
図9は、出力部122に表示される画面の第6例を示す図である。同図は、図8において、経路を2次元垂直面図ではなく2次元平面地図で示したものである。その他は図8と同様である。
図10は、出力部122に表示される画面の第7例を示す図である。同図は、電動アシスト機能のアシスト強度を表示する例である。すなわち、2次元垂直面図における坂道を、アシスト機能の強度を区別できるよう、表示態様を変えて表示している。例えば、手前の坂はアシスト強度「弱」を用い、目的地に近い坂はアシスト強度「強」を用いることを提示している。
図11は、出力部122に表示される画面の第8例を示す図である。同図は、図10において、経路を2次元垂直面図ではなく2次元平面地図で示したものである。その他は図10と同様である。
以上、出力部122が表示装置であって、表示画面を用いて経路案内を行う例を示した。もちろん、音声を用いて経路案内を行ってもよいし、表示画面と音声の両方を用いて経路案内を行ってもよい。
続いて、制御箇所設定部235による制御箇所の設定手法の具体例を詳しく説明する。図12は、制御箇所設定部235による制御箇所設定処理の一例を示す図である。
制御箇所設定部235は、経路ネットワーク情報取得部231により取得される経路ネットワーク情報に基づいて、出発地から目的地までの経路に含まれるすべての上り坂区間の情報を抽出する(ステップS21)。上り坂区間とは上り坂の始点から終点を意味しており、1つのリンクでもよいし、連続する複数のリンクであってもよい。上り坂区間の情報には、少なくとも、当該上り坂区間の距離およびどの程度の傾斜であるかを示す傾斜情報が含まれる。
制御箇所設定部235は抽出されたすべての上り坂区間を「仮の」アシスト機能使用区間に設定する(ステップS22)。「仮の」といったのは、後の処理により「真の」アシスト機能使用区間またはアシスト機能不使用区間に設定されるためである。
次に、制御箇所設定部235は、ユーザが各上り坂区間を移動する際の負荷を算出する(ステップS23)。負荷は、例えば上り坂区間の距離と傾斜情報とに基づいて算出される。より具体的には、傾斜情報が水平方向に対する角度θで表される場合、上り坂区間の距離をdとして、負荷Lは下記(2)式で表される。
L=d*sinθ ・・・(2)
あるいは、各上り坂区間の負荷を示す情報が予め経路ネットワーク情報に含まれていてもよい。
制御箇所設定部235は、負荷に基づいて、各上り坂区間に優先順位を設定する(ステップS24)。この優先順位が高い上り坂区間ほど、電動アシスト機能付き自転車4のアシスト機能を優先的に利用すべきことを意味する。
一例として、負荷が高い順に優先順位を高くしてもよい。また、負荷が等しい上り坂区間が複数ある場合、傾斜が高い順に優先順位を高くしてもよい。傾斜が高いほど移動が辛いためである。あるいは、負荷が等しい上り坂区間が複数ある場合、目的地に近い順に、言い換えると、現在位置から遠い順に優先順位を高くしてもよい。目的地に近づくほど疲労が増すためである。もちろん、傾斜と現在位置からの距離の両方を考慮して、優先順位を設定してもよい。
また、制御箇所設定部235は電動アシスト機能付き自転車4の状態を示す自転車情報を考慮して優先順位を設定してもよい。自転車情報は、例えば電動アシスト機能付き自転車4の走行距離、電動アシスト機能付き自転車4に積載される運搬物の量、ライト点灯の有無である。ユーザが制御箇所設定部235に自転車情報を設定してもよいし、制御箇所設定部235が電動アシスト機能付き自転車4から自転車情報を取得してもよい。
例えば、連続して走行している距離が長いほどユーザは疲労すると推測される。よって、制御箇所設定部235は、走行距離に応じて、すなわち、ユーザの疲労度に応じて、優先順位を設定してもよい。なお、制御箇所設定部235は、位置測位部124が測位する現在位置の遷移に基づいて、走行距離を把握できる。
また、電動アシスト機能付き自転車4に積載される運搬物が重いほど、ユーザの負荷は大きくなる。よって、制御箇所設定部235は推定される運搬物の量に応じて優先順位を設定してもよい。運搬物の量は、目的地および中継点や、移動時刻から推測できる。例えば、出発地および目的地が自宅で、中継点が店である場合、自宅から店へ移動し(往路)、店で買った物を電動アシスト機能付き自転車4に積載して、店から自宅へ移動する(復路)と考えられる。よって、復路の上り坂区間の優先順位が高くなるようにしてもよい。別の例として、出発地および目的地が自宅、中継点が幼稚園であり、移動時刻が午前中である場合、親が子供をのせて自宅から幼稚園へ移動し(往路)、幼稚園で子供を降ろして自宅まで移動する(復路)と考えられる。よって、往路の上り坂区間の優先順位が高くなるようにしてもよい。同様に中継点が幼稚園であっても移動時刻が午後である場合、幼稚園から自宅へ子供をのせて移動することになるため、復路の上り坂区間の優先順位が高くなるようにしてもよい。経路の目的地や中継点の情報は経路情報に含まれている。
なお、以上のような、負荷に基づいて上り坂区間のそれぞれに優先順位を設定する処理は、制御箇所設定部235内の優先順位設定手段(不図示)により行われる。
また、予めユーザの許容可能負荷、すなわち、電動アシスト機能を使用する必要がないと考える負荷を設定しておいてもよい。そして、各上り坂区間のうち、許容可能負荷を下回る上り坂については電動アシスト機能を使用する必要がないので、上り坂区間ではないとみなして、後続の処理を行ってもよい。
次に、制御箇所設定部235は、各上り坂区間で電動アシスト機能をオンしたと仮定して、アシスト走行予定距離を算出する(ステップS25)。アシスト走行予定距離は、後に、上記のアシスト走行可能距離との比較に用いられる。よって、各上り坂区間の距離を単純にアシスト走行予定距離としてもよいが、以下のようにして、制御箇所設定部235は、電池41の消耗を反映した実質的なアシスト走行予定距離を算出するのがより望ましい。
実際にアシスト走行できる距離はアシスト強度にも依存する。よって、制御箇所設定部235はアシスト強度を考慮してアシスト走行予定距離を算出してもよい。例えば、電池41がフル充電されている場合、アシスト強度「弱」では60kmのアシスト走行ができても、「中」では40km、「強」では20kmだけしかアシスト走行ができないこともある。(なお、このような値は電動アシスト機能付き自転車4のスペックとして定められている。)
この場合、「弱」でアシスト走行することを基準にすると、「中」でアシスト走行する場合には基準の1.5倍、「強」でアシスト走行する場合には基準の3倍の距離をアシスト走行するのと等価である。よって、制御箇所設定部235は下記(3)式に基づいてアシスト走行予定距離を算出できる。
アシスト走行予定距離=上り坂区間の距離*アシスト強度に応じた係数 ・・・(3)
上記の数値例において、アシスト強度に応じた係数は、アシスト強度「弱」、「中」、「強」に対してそれぞれ、1,1.5,3である。
どのアシスト強度でアシスト走行するかは、例えば予めユーザが設定しておくことができる。このユーザ設定は、すべての上り坂区間を一定の設定でもよいし、上り坂区間の傾斜および距離に応じた設定でもよい。
さらにアシスト走行予定距離を正確に算出するためには、電動アシスト機能付き自転車4の運搬物(すなわちユーザと荷物)の量、ユーザ自身がこぐ力、ライトを点灯すべき時間か否か、といった自転車情報を考慮してもよい。すなわち、制御箇所設定部235は、運搬物が重いほど、また、ユーザ自身がこぐ力が弱いほど、アシスト走行予定距離を長くしてもよい。また、ライトを点灯すべき時刻であればアシスト走行予定距離を長くしてもよい。自転車情報は予めユーザが制御箇所設定部235に設定してもよいし、電動アシスト機能付き自転車4から取得してもよい。
加えて、制御箇所設定部235は、上り坂区間の傾斜、上り坂を止まらずに移動できるか信号等でこまめに止まる可能性が高いか、等の情報を考慮してもよい。すなわち、制御箇所設定部235は、傾斜が急であるほど、また、信号等でこまめに止まるほど、アシスト走行予定距離を長くしてもよい。このような情報は経路情報に含まれていてもよいし、経路ネットワーク情報取得部231を介して経路ネットワーク情報221から取得してもよい。
なお、以上のような、上り坂区間の距離に基づいて上り坂区間のそれぞれのアシスト走行予定距離を算出する処理は、制御箇所設定部235内のアシスト走行予定距離算出手段(不図示)により行われる。
各区間のアシスト走行予定距離が算出されると、制御箇所設定部235は仮のアシスト機能使用区間のアシスト走行予定距離の合計距離を算出する(ステップS26)。
そして、制御箇所設定部235は、アシスト走行可能距離と、上記合計距離とを比較し(ステップS27)、比較結果に基づいて「真の」アシスト機能使用区間またはアシスト機能不使用区間を設定する。
アシスト走行可能距離が上記合計距離以上である場合(ステップS27のYES)、制御箇所設定部235は、仮のアシスト機能使用区間に設定されている上り坂区間を、真のアシスト機能使用区間に設定する(ステップS28)。例えば、初めはすべての上り坂区間が仮のアシスト機能使用区間に設定されている。よって、アシスト走行可能距離が、すべての上り坂区間のアシスト走行予定距離の合計距離以上である場合、すべての上り坂区間が真のアシスト機能使用区間に設定される。
一方、アシスト走行可能距離が上記合計距離未満である場合(ステップS27のNO)、仮のアシスト機能使用区間に設定されている上り坂区間のすべてを、真のアシスト機能使用区間に設定することはできない。アシスト走行可能距離の方が短いため、仮のアシスト機能使用区間に設定されている上り坂区間を真のアシスト機能使用区間に設定してしまうと、電池41が不足し、目的地に近い上り坂では電動アシスト機能を使えなくなってしまうためである。
そこで、制御箇所設定部235は、仮のアシスト機能使用区間に設定されている上り坂区間のうち、最も優先順位が低い上り坂区間を、アシスト機能不使用区間に設定する(ステップS29)。そして、制御箇所設定部235は、新たな仮のアシスト機能使用区間について、ステップS26以降の処理を行う。
以上のようにして、最終的には、優先順位が高い順に1または複数の上り坂区間が選択され、選択された上り坂区間の合計距離はアシスト走行可能距離以下となる。このような、電池情報に基づいて、優先順位が高い順に上り坂区間を選択する処理は制御箇所設定部235内の選択手段(不図示)によって行われる。
次いで、制御箇所設定部235は、「真の」アシスト機能使用区間に応じて、制御箇所を設定する(ステップS30)。制御とは、例えば電動アシスト機能をオンすることおよびオフすることでもよいし、アシスト強度を変更することでもよい。また、箇所とは、選択された上り坂区間の始点および/または終点でもよいし、上り坂区間全体でもよい。このステップS30の処理は制御箇所設定部235内の設定手段(不図示)により行われる。
以上のようにして設定された制御箇所を用いて経路案内情報が生成され、出力部122を用いてユーザへ案内される。
なお、図12では上り坂区間に特化して説明をしたが、平坦な区間や下り坂区間について同様の処理を行ってもよい。例えば、電池残量が十分な場合には、平坦な区間でもアシスト機能を利用し、下り坂区間だけ電動アシスト機能をオフにしてもよい。また、平坦な区間では原則として電動アシスト機能をオフにするが、電動アシスト機能をオフする距離が所定距離に達したときは電動アシスト機能をオンにし、ユーザの疲労を和らげるようにしてもよい。
このように、第1の実施形態では、アシスト走行可能距離と経路情報とに基づいて制御箇所を設定する。そして、制御箇所を含む経路案内情報を用いて経路案内を行う。そのため、経路において、どこで・どのように電動アシスト機能付き自転車4を制御すべきかを、適切にユーザに提示できる。
なお、上記の説明では、上り坂区間で電動アシスト機能を利用する例を示した。これに対し、平坦および上り坂区間で電動アシスト機能を利用し、下り坂区間で電動アシスト機能をオフしてもよい。この場合、制御箇所は電動アシスト機能をオフする位置であってもよい。例えば、許容可能負荷以下の上り坂区間を、電動アシスト機能をオフすべき制御箇所に設定してもよい。
また、上り坂区間および下り坂区間に限らず、経路における特徴的な箇所を電動アシスト機能の制御箇所としてもよい。例えば、傾斜が上りから下りへ(あるいは下りから上りへ)変化する地点、経路における坂の中で相対的に傾斜が急な(あるいは緩やかな)坂に基づいて、制御箇所を設定してもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、アシスト走行可能距離および経路に基づいて、効率よく電動アシスト機能を利用できるよう制御箇所を設定した。しかしながら、アシスト走行可能距離やアシスト走行予定距離は厳密に実際の走行距離と一致するとは限らない。また、制御箇所においてユーザが制御を行わなかったり、制御箇所ではない箇所でユーザが制御を行ったりすることも考えられる。
そうすると、予想外に電池残量が早くなくなってしまって、経路の後半では電動アシスト機能を利用できなくなる可能性がある。逆に目的地においても電池が多く残ってしまい、ユーザの負担をより軽減できていた、という事態が発生する可能性もある。
そこで、 以下に説明する第2の実施形態では、経路案内中の電池残量を監視し、必要に応じて経路案内情報を更新するものである。
図13は、第2の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。図13では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図13におけるサーバ2aの制御部23aは、さらに電池残量予測部237と、経路探索部238とを有する。
電池残量予測部237は、電池情報取得部232により取得された電池情報と、経路情報取得部234により取得された経路情報と、制御箇所設定部235により設定された制御箇所の情報とに基づいて、経路において任意に設定された予測地点での電池残量を予測する。
本実施形態の電池情報取得部232は、制御箇所の設定前のみならず、経路案内中に端末装置1が上記予測地点に達すると、実際の電池残量を示す電池情報を取得する。そのためには、経路案内情報が予測地点の位置情報を含むようにしてもよい。そして、ユーザが予測地点に到達すると、電池情報取得部232に電池情報を入力するよう、経路案内部125がユーザに促してもよい。または、経路案内中に、端末装置1の位置と予測地点とが一致した時に、電動アシスト機能付き自転車4が電池情報取得部232へ電池情報を送信してもよい。
そして、本実施形態の経路案内情報生成部236は、予測地点において、電池残量予測部237が予測した当該予測地点における電池残量(以下、予測電池残量という)と、当該予測地点で電池情報取得部232が取得した実際の電池残量(以下、実測電池残量という)とを比較する。そして、両者の差が大きい場合、経路案内情報生成部236は経路案内情報を更新する。経路案内情報更新の具体例は後述する。
経路探索部238は、必要に応じて、経路案内情報更新のために経路探索を行う。
図14は、図13の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS11〜S13は図2と共通であるため簡略化して描いており、以下、図2との相違点を中心に説明する。
サーバ2aの制御箇所設定部235が制御箇所を設定すると(ステップS14)、電池残量予測部237は、電池情報取得部232がステップS11で取得した電池情報と、制御箇所を示す情報とに基づいて、予測地点での電池残量の予測値である予測電池残量を算出する(ステップS41)。予測地点は経路上に任意に設定された地点であり、例えば少なくとも一部のガイダンスポイントであってもよいし、経路において略等間隔に設定された地点でもよい。ガイダンスポイントとは、ユーザに対して左折や右折等の案内を行う地点である。
そして、経路案内情報生成部236は経路案内情報を生成する(ステップS15)。本実施形態での経路案内情報は、上記予測地点の位置情報も含んでいる。この経路案内情報は通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1へ送信される(ステップS16)。
これに応じて、端末装置1の経路案内情報取得部123は経路案内情報を受信し(ステップS1)、経路案内部125は経路案内を行う(ステップS2)。経路案内の具体的な処理内容は、例えば図3のステップS5〜S6あるいはステップS5〜S8である。経路案内中にユーザが予測地点に到達すると(ステップS51のYES)、言い換えると、位置測位部124が取得した端末装置1の位置が予測地点に到達すると、端末装置1の位置情報、あるいは、ある予測地点へ到達した旨の情報がサーバ2aへ送信される(ステップS52)。
ユーザが予測地点に到達したことをサーバ2aが知ると、電池情報取得部232は電動アシスト機能付き自転車4の電池情報を取得する(ステップS42)。ここでの電池情報は、容量ではなく、予測地点において実測して得られた実測電池残量を示す情報である。
そして、経路案内情報生成部236は、予測地点における予測電池残量と、ステップS42にて取得された実測電池残量とを比較する(ステップS43)。両者の差がない場合、あるいは、差が所定の許容範囲内である場合(ステップS43のYES)、経路案内情報生成部236は特に経路案内情報を更新しなくてもよい。一方、両者の差が所定値以上である場合(ステップS43のNO)、経路案内情報生成部236は経路案内情報を更新する(ステップS44)。新たな経路案内情報は端末装置1へ送信される(ステップS16)。
以下、端末装置1の経路案内部125は新たな経路案内情報を用いて経路案内を行う(ステップS1,S2)。
以上説明したように、ユーザが予測地点に到達する度に、経路案内情報を更新するか否かが判定される。そして、ユーザが目的地へ到着するまで経路案内が行われる(ステップS3)。
続いて、ステップS44における経路案内情報更新の具体例を説明する。
図15は、経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第1例を示すフローチャートである。本例は、経路そのものは変更せず、制御箇所を変更して変更された制御箇所の情報を含む新たな経路案内情報を生成するものである。制御箇所を変更しないと、実測電池残量の方が少ない場合には目的地に到着する前に電池残量がなくなってしまう可能性がある。結果として、「真の」アシスト機能使用区間であるにもかかわらず電動アシスト機能が使えなくなってしまうおそれがあるためである。
そこで、実測電池残量が予測電池残量より少ない場合、制御箇所の数を減らすことが考えられる。すなわち、走行可能距離算出部233は実測電池残量に基づいて新たにアシスト走行可能距離(第2のアシスト走行可能距離)を算出する(ステップS61)。このときに回生エネルギーによる充電を考慮してもよい。そして、制御箇所設定部235は新たなアシスト走行可能距離に基づいて制御箇所を変更し、新たな制御箇所を設定する(ステップS62)。新たな制御箇所に基づいて、経路案内情報生成部236は経路案内情報を生成する(ステップS63)。
一方、実測電池残量が予測電池残量より多い場合、アシスト機能不使用区間に設定された上り坂でも電動アシスト機能を利用できる可能性がある。そこで、やはり上記のようにして制御箇所設定部235は再度制御箇所を設定してもよい。
図16は、経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第2例を示すフローチャートである。本例では、実測電池残量が予測電池残量より少ない場合、経路そのものを変更する。すなわち、経路探索部238は、現在位置(すなわち電池残量の比較を行った予測地点)から目的地までの、案内中の経路とは異なる、1または複数の経路を新たに探索する(ステップS71)。そして、制御箇所設定部235は新たに探索された経路のそれぞれについて制御箇所(第2の制御箇所)を設定する(ステップS72)。さらに、経路案内情報生成部236は、案内中の経路および新たに探索された経路のうち、アシスト機能不使用区間における負荷の総和が所定値を超えない、または、最小となる経路を選択する(ステップS73)。そして、経路案内情報生成部236は、選択された経路および当該経路についての制御箇所の情報を含む経路案内情報を、新たに生成する(ステップS74)。経路探索を行う際、経路探索部238は、坂道をできるだけ避ける「坂道が少ないルート」を条件として、経路探索を行ってもよい。
図17は、経路案内情報生成部236による経路案内情報更新処理の第3例を示すフローチャートである。本例では、実測電池残量が予測電池残量より少ない場合、電動アシスト機能付き自転車4を充電可能な充電ポイントへ案内するための経路案内情報を新たに生成する。充電ポイントは、案内中の経路上のものでもよいし、経路を考慮せずに、現在位置の周辺、電池残量がなくなりそうな地点の周辺あるいは経由地の周辺のものでもよい。経由地周辺の場合、特に滞在時間が長く設定される、または、滞在時間が長くなることが推定される経由地の周辺であるのが望ましい。
経路探索部238は、経路ネットワーク情報から、充電ポイントの位置を示す情報を取得し(ステップS81)、経路探索部238は充電ポイントへの経路を探索する(ステップS82)。例えば、目的地までの経路上に充電ポイントがある場合、経路案内情報生成部236は、この電池41を充電すべき充電ポイントの位置をユーザに伝えるための経路案内情報を新たに生成する(ステップS83)。
または、目的地までの経路上に充電ポイントがない場合や経路を考慮しない場合には、経路探索部238は、現在位置周辺の充電ポイント等、何らかの条件で充電ポイントを検索し、現在地から充電ポイントを経由して目的地まで達する経路を探索する(ステップS82)。そして、経路案内情報生成部236は探索された経路の情報を含む新たな経路案内情報を生成する(ステップS83)。
このように、第2の実施形態では、ある地点での電池残量を予測しておく。そして、予測した電池残量と、実際の電池残量とが異なる場合、経路案内情報を更新する。そのため、より適切に電動アシスト機能付き自転車4を制御すべき箇所をユーザに提示できる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態は経路案内を行うものであったが、以下に説明する第3の実施形態では、端末装置1が電動アシスト機能付き自転車4を制御するものである。
図18は、第3の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。図18では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図18の情報処理システムは、端末装置1bおよびサーバ2bに加え、電動アシスト機能付き自転車4をさらに含む。
また、端末装置1bおよび電動アシスト機能付き自転車4により、電動アシスト機能付き自転車システムが構成される。すなわち、端末装置1bは電動アシスト機能付き自転車4のハンドル近辺等のユーザが見やすい位置に取り付けられており、あるいは、取り付け可能であるのが望ましい。
図18における端末装置1bの制御部12bは、制御箇所情報取得部126と、自転車制御部127とを有し、図1の経路案内情報取得部123および経路案内部125を省略してもよい。
制御箇所情報取得部126はサーバ2bから制御箇所情報を取得する。制御箇所情報は、第1の実施形態で説明した、どこで・どのように電動アシスト機能付き自転車を制御すべきかを示す情報を含んでいる。
自転車制御部127は、制御箇所情報に基づいて、電動アシスト機能付き自転車4を制御する。より具体的には、自転車制御部127は、電動アシスト機能制御部42に対して、電動アシスト機能をオン・オフしたり、アシスト強度を切り替えたりするための制御を行う。
端末装置1bと電動アシスト機能付き自転車4とを有線接続し、自転車制御部127から電動アシスト機能制御部42に制御信号を送信してもよい。また、電動アシスト機能付き自転車4が通信部(不図示)を有し、ネットワークを介して、自転車制御部127から電動アシスト機能制御部42に制御信号を送信してもよい。さらに、電池情報や種々の自転車情報を端末装置1bが取得できてもよい。
図18におけるサーバ2bの制御部23bでは、図1の経路案内情報生成部236を省略してもよい。本実施形態では、制御箇所設定部235が制御箇所を設定すると、この制御箇所を示す制御箇所情報は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1bの制御箇所情報取得部126へ送信される。
図19は、図18の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。以下、図2との相違点を中心に説明する。
制御箇所設定部235は、図13を用いて説明したようにして、制御箇所を設定する(ステップS11〜S14)。この制御箇所を示す制御箇所情報は、端末装置1bの制御箇所情報取得部126へ送信される(ステップS91)。
これに応じて、制御箇所情報取得部126は制御箇所情報を取得する(ステップS92)。そして、自転車制御部127は制御箇所情報に基づいて電動アシスト機能付き自転車4を制御する(ステップS93)。具体的には以下のようにする。
位置測位部124は、端末装置1の現在位置、すなわち、電動アシスト機能付き自転車4の現在位置を取得する。そして、現在位置が制御箇所に達すると、自転車制御部127は、制御箇所情報が示す制御内容に基づいて、電動アシスト機能付き自転車4の電動アシスト機能制御部42を制御する。これにより、自動的に電動アシスト機能をオンおよびオフに設定したり、アシスト強度を変更したりすることができる。
このように、第3の実施形態では、制御箇所情報を用いて電動アシスト機能付き自転車4を制御する。そのため、ユーザは適切かつ自動的に電動アシスト機能を利用できる。
なお、図1、図13および図18の構成は一例にすぎず、サーバ内の構成要件の少なくとも一部が端末装置内にあってもよい。例えば、サーバ内の記憶部および制御部を端末装置それぞれ端末装置内に設けて、通信をすることなく端末装置のみで地図情報を表示可能な情報処理装置を構成してもよい。また、経路案内情報生成部を端末装置内に設けてもよい。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1,1b 端末装置
11 通信部
12 制御部
121 操作入力部
122 出力部
123 経路案内情報取得部
124 位置測位部
125 経路案内部
126 制御箇所情報取得部
127 自転車制御部
2,2a,2b サーバ
21 通信部
22 記憶部
221 経路ネットワークデータベース
23,23a 制御部
231 経路ネットワーク情報取得部
232 電池情報取得部
233 走行可能距離算出部
234 経路情報取得部
235 制御箇所設定部
236 経路案内情報生成部
237 電池残量予測部
238 経路探索部
3 ネットワーク
4 電動アシスト機能付き自転車
41 電池
42 電動アシスト機能制御部
43 モータ
44 車輪

Claims (10)

  1. 電動アシスト機能付き自転車用の情報処理システムであって、
    前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得する電池情報取得手段と、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定する制御箇所設定手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記経路における前記制御箇所の情報を含む経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段と、
    前記経路案内情報に基づいて、前記制御箇所を案内する経路案内手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記制御箇所設定手段は、
    前記経路における各区間を移動する際の負荷に基づいて、前記各区間に優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    前記電池情報に基づいて、前記優先順位が高い順に前記区間を選択する選択手段と、
    前記選択された区間の始点および終点の少なくとも一方、あるいは、前記選択された区間を制御箇所に設定する設定手段と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記制御箇所設定手段は、前記電動アシスト機能付き自転車の状態を示す自転車情報も考慮して、前記電動アシスト機能を制御すべき箇所を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記制御箇所にて、前記電動アシスト機能付き自転車を制御する自転車制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 電動アシスト機能付き自転車用の情報処理装置であって、
    前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得する電池情報取得手段と、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定する制御箇所設定手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 電動アシスト機能付き自転車用のサーバであって、
    前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得する電池情報取得手段と、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定する制御箇所設定手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 車輪と、
    電池と、
    前記車輪を回転させるための補助動力を前記電池を動力源として発生させるモータと、
    前記電池の電池情報を取得する電池情報取得手段と、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定する制御箇所設定手段と、を備えることを特徴とする電動アシスト機能付き自転車システム。
  9. 電動アシスト機能付き自転車用の情報処理方法であって、
    前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得するステップと、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得するステップと、
    前記電池情報と前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 電動アシスト機能付き自転車用の情報処理プログラムであって、
    前記電動アシスト機能付き自転車の電池情報を取得するステップと、
    所定の目的地までの経路についての経路情報を取得するステップと、
    前記電池情報と、前記経路情報とに基づいて、前記経路における前記電動アシスト機能を制御すべき制御箇所を設定するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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