JP2014097021A - 果樹棚用支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】
果樹棚を建設する場合に、アンカーを埋設するための掘削作業を省略して低コストで、簡便かつ、堅固であって果樹園管理者が希望される地上高の位置に果樹棚を建設可能な果樹棚用支柱を提供することを課題とる。
【解決手段】
パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着されるラセン部材(4)からなるラセン杭(40)を有し、前記ラセン杭(40)の略軸心(40C)を中心に周方向に回動することにより前記ラセン杭(40)を地面(Ue)および地中(Ue)に対して抜き差し自在であって、前記パイプ(1)の上端部(10)に受け部(3)を備え、果樹園管理者が希望される果樹棚(Fs)の地上からの高さに見合う寸法の果樹棚用支柱(P1)を選択的に用いることで、果樹栽培地に容易に果樹棚用支柱(P1)が立設されるため、アンカーを埋設するための掘削作業を省略でき、低コストで簡便堅固な果樹棚(Fs)が理想の高さに建設提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、果樹園において、最適な作業空間を形成して、果実への袋掛け作業および果実の収穫などの作業を実施し易くするため、梨、びわ、桃、林檎等の樹木および枝又は葡萄、キウイフルーツ等の蔓を金属パイプおよびワイヤー等により構成される果樹棚に沿わせて栽培される果樹棚を肥培管理作業に好適な高さに建設する場合に、経験豊富な施工職人の技術を伴う長期に亘る労力と、果樹栽培地を掘削してアンカーを埋設するのに小型のパワーショベルなどの機械力も必要とされ、果樹棚建設費の高騰が避けられないものとなっている。
さらに、通常、支柱本体とアンカー部とが別体に形成されるものが果樹棚用支柱として提供されているため、果樹棚建設資材費を増大させるなど営農に不利益を及ぼしている。
また、このような果樹棚の建設に伴うアンカー埋設工事を省略して、これら果樹棚の建設作業費を軽減すると伴に、利便性に優れ、かつ低廉な果樹棚用支柱を提供しようとするものに関する。
従来から地上約1,5〜2,0メートルの好適な位置に略水平方向に誘引延伸させて育成
される果樹の枝或は蔓に垂下させて栽培される果実と、耕作地表面との間に肥培管理作業用空間(トラクターによる耕運作業およびスピードスプレイヤーによる農薬の散布または自走式除草機および肥料或は収穫果実などの運搬車両の移動を円滑に行なうのに必要とされる作業空間)を確保するため形成される果樹棚がみられる。
(特許文献1および2)
〔特許文献1の技術〕
特許文献1には、地中に埋設されたアンカーに立設される中柱、側柱、隅柱の頂部にワイヤーを係合させ、これら「ワイヤーを地上から任意の高さにかつ碁盤目状に架設される」技術が記載されている。
〔特許文献1の課題〕
該、公報の図30〜34にみられるように果樹園敷地内をX軸線とY軸線との仮想線で算出される交点にアンカーを埋設する工事に際しアンカーの寸法に見合う穴径と果樹棚の高低位置から求められる掘削深さにしたがって慎重に掘削形成されるアンカー埋設穴の掘削作業は多くの経験に基づく技術を伴う労力と時間を要して埋設されたアンカーに立設される中柱、側柱および隅柱の設置費用の増大が避けられないという課題が存在する。
(課題1)
〔特許文献2の技術〕
特許文献2には、地中に埋設されるトライアングルベースおよびアンカーベースに立設さ
れた「アンカーポールに支持されワイヤーで形成される果樹棚に果樹の枝或は蔓を懸架さ
せて栽培される」技術が記載されている。
〔特許文献2の課題〕
栽培地をあらかじめ掘削して埋設されるトライアングルベースおよびアンカーベースは支柱本体とそれぞれ別体に形成されるため製造コストと保管管理および流通経費の上昇を招くためこれら経費の削減が課題となっている。
(課題2)
特許公報(B2)平1―49991 特許公報(B2)平1―43530
本発明が解決しようとする課題は、上記(課題1)および(課題2)を解消すると共に、下記の(ニーズ1)および(ニーズ2)に応えようと鑑みてなされたものである。
従来技術である特許文献1を踏まえると、果樹栽培地を人力又は機械力を介して最適な深さに掘削してアンカーを埋設する工事が果樹棚建設費を上昇させる要因となっており、このように果樹栽培地を掘削してアンカーを埋設する工事を省略可能な果樹棚用の支柱が求められている。
(ニーズ1)
また、特許文献2を踏まえると、アンカー埋設工事を伴わず、利便性に優れ、支柱本体とアンカーが一体化され、よりシンプルで低廉な果樹棚用支柱が求められている。
(ニーズ2)
上記課題(1)および(2)を解決し、上記ニーズ(1)およびニーズ(2)に応えようと以下の手段を用いた。
請求項1記載の発明は、パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着されるラセン部材(4)からなるラセン杭(40)を有し、前記ラセン杭(40)の略軸心(40C)を中心に周方向に回動することにより前記ラセン杭(40)を地面(G)および地中(Ue)に対して抜き差し自在であって、前記パイプ(1)の上端部(10)に受け部(3)を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記ラセン杭(40)の上端部近傍の前記パイプ(1)の外周部(12)に安定板(41)が固着され、該安定板(41)と前記パイプ(1)との連結強化を図る補強部材(42)が固着されることを特徴とする
請求項3記載の発明は、前記パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着され、平板で形成されるラセン状の周部が描く稜線を結ぶ仮想線(iL)が下方を頂点とする円錐状のラセン部材(44)からなるラセン杭(45)の略軸心(45C)を中心とする周方向に回動することにより前記ラセン杭(45)を地面(G)および地中(Ue)に対して抜き差し自在であって、前記パイプ(1)の上端部(10)に受け部(3)を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記パイプ(1)と前記ラセン部材(4)又は前記ラセン部材(44)とが金属で形成され溶融亜鉛メッキにより防錆処理されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記パイプ(1)と前記ラセン部材(4)又は前記ラセン部材(44)と受け部(3)とが樹脂により一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記パイプ(1)を略軸心(1C)を中心とする周方向に回動する場合に用いるパイプレンチ(22)に備える係合ピン(24)との嵌合孔(23)を前記パイプ(1)の周部(12)に有することを特徴とする。
上述したように従来技術によって果樹用の棚を建設する場合に、果樹栽培地を掘り起こして埋設されるアンカーを基礎に支柱を立設して果樹棚を建設されていたため、アンカー埋設工事に相当の労力と時間を要し、このため果樹棚建設費用が増加し営農に不利益を及ぼしていた。
このような問題を克服しようとする本発明の果樹棚用の支柱(P1)、(P2)によれば、該、支柱(1)に備えるラセン杭(40)またはラセン杭(45)を、果樹棚建設地の所定位置にねじ込むだけで果樹棚用の支柱を簡単に立設できるので大幅な果樹棚建設費の削減が実現される。
果樹棚用支柱(P1)を果樹園に配置した断面図である。(実施例1) 果樹棚用支柱(P1)の断面図である。(実施例1) 受け部(3)の拡大断面図である。(実施例1〜2) ラセン杭(40)部の拡大断面図である。(実施例1) (a)は、パイプレンチ(22)の断面図である。図(b)は、図5(a)に示すA−A線に沿う断面図である。 果樹棚用支柱(P2)を果樹園に配置した断面図である。(実施例2) 果樹棚用支柱(P2)の断面図である。(実施例2) ラセン杭(45)部の拡大断面図である。(実施例2)
以下本発明の果樹棚用支柱(P1)、(P2)の実施例を示す図1〜図8を参照しながら説明する。なお、複数の実施例において、先の実施例と後の実施例とで実質的に同一の部材、或は同一の部分があるときには、互いに同一の符号を用い後の実施例において詳細な説明を省略することとする。
「実施例1の構成」
図1にみられるものは、果樹棚用支柱(P1)を果樹園に配置された状態を示し、パイプ(1)の上端部(10)に配置される受け部(3)により果樹棚(FS)の構成部材である横架パイプ(SP)が支持され、パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着さるラセン杭(40)が地中(Ue)にねじ込まれ自立した果樹棚用支柱(P1)および横架パイプ(SP)或はワイヤー(W)などの果樹棚構成部材によって果樹棚(FS)が形成され、地面(G)と果樹棚(FS)の間に果樹肥培管理用の空間(S)が形成された状態を示している。
図2に示す実施例1の果樹棚用支柱(P1)の全体図にみられるように、パイプ(1)の上端部(10)に固着される受け部(3)を示し、さらにパイプ(1)の中間部にみられるパイプレンチ(22)によって後述するラセン杭(40)を回動する場合に利用される係合孔(23)が形成されている。そして、パイプ(1)の下端部(11)近傍に平板で形成されるラセン部材(4)が固着され、これによりパイプ(1)の下端部(11)近傍とラセン部材(4)とでラセン杭(40)が構成される。
図3にみられるものは、受け部(3)を拡大して示すもので、横架パイプ(SP)よりも一回り大きな通常一般のパイプを軸方向に略二等分に分割し長手方向の適宜寸法にカットして形成された円弧状の受け部(3)が形成される。そして、図1に示す果樹棚(Fs)を構成する横架パイプ(SP)を、図3に示す留め金具(32)により受け部(3)に固縛される。
なお、受け部(3)に横架パイプ(SP)を固縛する手段としては上述の方法に限定される
ことなく針金又はバンドおよびボルトなどを用いても良い。
さらに、該受け部(3)はパイプ(1)の上端部(10)に有する開口部から雨水などの異物が浸入するのを防ぐようにキャップ(30)を構成している。
図4にみられるものは、ラセン杭(アンカー)(40)部分を拡大して示すもので、パイプ(1)の下端部(11)近傍にラセン部材(4)を溶接などの手段により固着され、該ラセン部材(4)の上端部近傍のパイプ(1)の外周部に安定板(41)が固定される。さらに、パイプ(1)と安定板(41)との接続強化を図る補強部材(42)が固着される。これにより果樹棚用支柱(P1)の地面(G)に対する接地面積が増大し、果樹棚用支柱(P1)の自立をより安定させることができるため、果樹棚(Fs)に積雪或いは強風などによって通常より異なる大きな荷重が加わった場合に、ラセン部材(4)の上端部近傍を基点にして果樹棚用支柱(P1)に作用する異常なモーメントに対する応力を高め、パイプ(1)の耐久性が向上する。
このパイプ(1)の下端部(11)近傍とラセン部材(4)とで構成されるアンカー部分は地中(Ue)に埋められて多湿な厳しい環境で長期に亘り用いるものであると共に果樹棚(Fs)への積雪又は台風など煽られた場合に、大きな偏荷重が果樹棚(Fs)に作用するため、所定の強度が求められる。このため、鋼性に富む金属で形成され、防蝕対策として溶融亜鉛メッキにより防錆処理されるものが好ましい。
さらに、果樹棚用支柱(P1)の紡蝕対策と大量生産による低コスト化を図るため樹脂によりパイプ(1)およびラセン部材(4)とラセン杭(40)或いは受け部(3)を一体的に形成することにより、耐久性に富み安価でシンプルな果樹棚用支柱(P1)が製造提供されることとなり、営農経費が軽減され、果樹園経営の安定化が促進される。
図5(a)に示すように、パイプ(1)の好適な位置に形成される係合孔(23)にパイプレンチ(22)の先端側に備える係合ピン(24)が嵌合孔(23)に嵌合している。
そしてパイプレンチ(22)を用いてアンカーの機能を果たすラセン杭(4)を地面(G)および地中(Ue)にねじ込む場合にパイプ(1)に対して大きなトルクを発生させてラセン杭(40)のねじ込み作業を容易にするための柄(25)が最適な長さに形成され、パイプレンチ(22)の基端部側に把持部(26)が形成されている。
図5(b)に示すものは、図5(a)のA−A線に沿う断面図であり、パイプ(1)に形
成される嵌合孔(23)にパイプレンチ(22)の先端部側に備える係合ピン(24)が
嵌合されている状態を示している。
「実施例1の機能」
図1にみられるような、果樹棚(Fs)の構成部材であるワイヤー(W)および横架パイプ
(SP)を果樹棚用支柱(P1)により支持して果樹棚(Fs)を建設形成する作業行程と果樹棚用支柱(P1)の構成部材のそれぞれの機能と作用に付いて具体的に図面を参照しながら説明する。
図1および図2にみられる果樹棚用支柱(P1)の下端部に備える先端(43)が果樹棚(Fs)を建設するのに果樹棚用支柱(P1)が必要とされる所定位置に粗垂直に配置する。しかし、果樹栽培地面の形状或は果樹棚(Fs)と果樹棚用支柱(P1)との位置関係などにより場合によっては適宜傾斜させて配置してもよい。
上記の状態に果樹棚用支柱(P1)を配置し、図2および図5(a)と図5(b)にみられるパイプ(1)に形成される嵌合孔(23)にパイプレンチ(22)の先端に備える係合ピン(24)を嵌合させ把持部(26)を把持し、図2に果樹棚用支柱(P1)の回動方向を示す(RD)即ち右方向に回動する。
これにより図4にみられるように右ネジ向きのラセン部材(4)の掘進作用によりラセン部材(4)およびパイプ(1)のラセン杭(40)部分が図1にみられるように地面(G)および地中(Ue)にねじ込まれ、地面(G)に対する接地面積を増大してパイプ(1)のより確実な安定的立設を図る安定板(41)が地面(G)に接地密着した状態が保たれ、果樹棚用支柱(P1)が果樹栽培地面(G)上に安定的にかつ堅固に自立配置された状態で果樹棚用支柱(P1)の上端部(10)部分を拡大して示す図3にみられるように受け部(3)に、果樹棚(Fs)を構成する部材である横架パイプ(SP)を載置し留め金(32)により固縛される。
このように簡便な果樹棚用支柱(P1)の立設作業工程により、果樹棚(Fs)を果樹園管理者が希望される高さに相当する長さ(寸法)の果樹棚用支柱(P1)を選択して果樹園の所定位置に立設することにより果樹園管理者が希望される高さのしかも堅固な果樹棚(Fs)が容易に建設提供される。
これによりパイプ(1)からパイプレンチ(22)を取り外し回収すると果樹棚用支柱(P)の立設工事が終了される。
また、上述の実施例では横架パイプ(SP)を受け部(3)に収容して固縛されて果樹棚(Fs)が建設される実施例について述てきたが、ワイヤー(W)を受け部(3)に收縛可能な形状(図省略)に変更してワイヤー(W)を收縛し、或は果樹(Ft)の枝又は蔓を支持する受け部(3)に変更してもよい。
「実施例2の構成」
実施例1のラセン部材(4)の周部に形成される左右の稜線を結ぶ仮想線(iL)が略並行であるのに対し、実施例2のラセン部材(44)は図6〜8にみられように、平板からなるラセン部材(44)の周部に形成される左右の稜線を結ぶ仮想線(iL)が描く下方を頂点とする略円錐形に構成されている。
「実施例2の機能」
図6にみられるように,実施例2の果樹棚(Fs)を建設する場合に果樹棚用支柱(P2)を必要とされる所定位置に、図7および図8にみられる先端43を配置し、上述の実施例1で説明したような要領でパイプレンチ(22)を用いて パイプ(1)を右向きに回動することにより、図8に示すように右向きのラセンで形成され、かつ先端側が鋭角に形成されるラセン杭(45)によれば地面(G)および地中(Ue)に対する掘進性が向上するためスムーズにラセン杭(45)が地中(Ue)に食い込み埋設されるため、果樹棚用支柱(P2)を効率よく簡単に立設することができ、利便性のよい果樹棚用支柱(P2)が提供される。
図6〜図8にみられるように,先鋭のラセン杭(45)の先端側を地中(Ue)の密度が密で堅固な地底側に掘進させ、地中(Ue)の密度が粗く軟弱な地面(G)側を末広がりの逆円錐形に形成して、地中(Ue)および地面(G)との接地面積が増大する様に形成されるラセン杭(45)によれば、上述の実施例1にみられる安定板(41)を不要にして、ラセン杭(45)の地中(Ue)および地面(G)とに対する密着保持力が高まり、果樹栽培地面(G)上に堅固に、かつ安定的に、自立した果樹棚用支柱(P2)が提供され、堅牢で耐久性に富む果樹棚(Fs)を簡便に建設することができる。
以上に説明したように、果樹棚(Fs)を建設する場合に、果樹園管理者が希望される高さに見合う寸法の果樹棚用支柱(P1)或いは(P2)を選択して、これら果樹棚用支柱(P1)、(P2)に備えるラセン杭(40)又は45)を地面(G)および地中(Ue)にねじ込むのみで果樹棚用支柱(P1)或いは(P2)を所定位置に簡便に立設できるため、好適に利用される。
また、その他本発明は、上述した実施例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で構成の付加、削除および各部材などの組み換えが可能である。
1 パイプ
3 受け部
4 ラセン部材
10 上端部
11 下端部
12 周部
22 パイプレンチ
23 嵌合孔
24 係合ピン
25 柄
26 把持部
30 キャップ
31 係止部
32 留め金
40 ラセン杭
41 安定版
42 補強版
43 先端
44 ラセン部材
45 ラセン杭
C ラセン杭の略中心線
F 果実
Fs 果樹棚
Ft 果樹
G 地面
iL ラセン部材の外周部が描く稜線の仮想線
S 作業空間
Sp 横架パイプ
P1 果樹棚用支柱 (実施例1)
P2 果樹棚用支柱 (実施例2)
Rd 右回動
Ue 地中
W ワイヤー

Claims (6)

  1. パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着されるラセン部材(4)からなるラセン杭(40)を有し、
    前記ラセン杭(40)の略軸心(40C)を中心とする周方向に回動することにより前記ラセン杭(40)を地面(G)および地中(Ue)に対して抜き差し自在であって、
    前記パイプ(1)の上端部(10)に受け部(3)を備えていることを特徴とする果樹棚用支柱。
  2. 前記ラセン杭(40)の上端部近傍の前記パイプ(1)の外周部(12)に安定板(41)が固着され、該安定板(41)と前記パイプ(1)との連結強化を図る補強部材(42)が固着されることを特徴とする請求項1記載の果樹棚用支柱。
  3. 前記パイプ(1)の下端部(11)近傍に装着され、平板で形成されるラセン状の外周部が描く稜線を結ぶ仮想線(iL)が下方を頂点とする円錐状のラセン部材(44)からなるラセン杭(45)の略軸心(45C)を中心とする周方向に回動することにより前記ラセン杭(45)を地面(G)および地中(Ue)に対して抜き差し自在であって、
    前記パイプ(1)の上端部(10)に受け部(3)を備えていることを特徴とする果樹棚用支柱。
  4. 前記パイプ(1)と前記ラセン部材(4)又は前記ラセン部材(44)とが金属で形成され溶融亜鉛メッキにより防錆処理されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の果樹棚用支柱。
  5. 前記パイプ(1)と前記ラセン部材(4)又は前記ラセン部材(44)と受け部(3)とが樹脂により一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の果樹棚用支柱。
  6. 前記パイプ(1)の略軸心(1C)を中心とする周方向に回動する場合に用いるパイプレンチ(22)に備える係合ピン(24)との嵌合孔(23)を前記パイプ(1)の周部(12)に有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の果樹棚用支柱。
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