JP2014096093A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する際のユーザの操作性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 複数の素材電子文書の指定と複数の素材電子文書に基づく統合電子文書の作成の指示とを受け付け(S800)、指示を受け付けたときに、統合電子文書の作成前に、複数の素材電子文書からの統合電子文書の作成に関する設定を受け付ける設定画面を表示部に表示し(S803)、設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて、複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する(S806)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する情報処理装置に関する。
企業ではドキュメント管理システムを導入し、文書の再利用を推進しようとしている。初期の製品は、紙の文書をスキャナで画像として取り込み、登録保存するようなものであったが、最近はパソコンで作られた電子文書が多くなり、それも登録保存できるようになってきた。また、最近では登録されている複数の電子文書から任意のページを抜き出してバインダのように綴じて一つの電子文書のようにすることもできるようになっている。それを、ここでは電子バインダと呼ぶ。電子バインダでは、特定のページ群を章として管理し、章やページ単位の移動や複製等を行うことも可能である。
従来、このような電子バインダを実現するためには、複数の電子文書を一旦、統一的な電子文書形式に変換し、その変換後の電子文書を編集して、所望の生成電子文書を構成していた。
複数の電子文書から統一的な電子文書形式に変換する方法としては、例えば、電子バインダ作成アプリケーションを表すアイコンを画面に表示し、アイコン上に電子文書をドラッグアンドドロップされたときに、変換処理を実行する方法がある。アイコン上にファイルがドラッグアンドドロップされた場合は、ファイル名を章名として章を作成し、ファイルの各ページを章に追加する。アイコン上にフォルダーがドラッグアンドドロップされた場合は、フォルダー名を章名として章を作成し、フォルダー下のファイルの各ページを章に追加する。(特許文献1)
特開2001−75954
特許文献1に開示される変換方法では、アイコン上にファイルまたはフォルダーがドラッグアンドドロップされると自動的に変換処理が実行される。ユーザーは、その変換後の電子文書を編集して、所望の生成電子文書を構成する。しかし、一旦変換すると、ファイルはページに展開されてしまうため、元のファイル単位での移動や複製、章の階層構造に関する設定(章の結合や分割等)をする場合は、ユーザーがページを見て元のファイルの区切りを確認したうえでページを選択し、操作をする必要がある。ファイルが複数のページで構成されていると、この操作は煩雑になり操作性が低下してしまう。
そこで、本発明は、複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する際のユーザの操作性を向上させることを目的とする。
本発明は、複数の素材電子文書の指定と前記複数の素材電子文書に基づく統合電子文書の作成の指示とを受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記指示を受け付けたときに、前記統合電子文書の作成前に前記複数の素材電子文書からの統合電子文書の作成に関する設定を受け付ける設定画面を表示部に表示する表示手段と、前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて、前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する際のユーザの操作性を向上させることができる。
システムの構成を示す図。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図。 画像処理装置のハードウェア構成を示す図。 電子バインダアプリケーションのソフトウェア構成を示す図。 文書データの構造ならびに属性情報の内容の一例を示す模式図。 複数の電子文書を電子バインダへ変換するときの一例を示す図。 複数の電子文書を、電子バインダアプリケーションを示すアイコンにドラッグアンドドロップした時のUI表示の一例を示す図。 バインダ作成アプリケーションを表すアイコンにアイテムをドロップしたときの処理フロー図。 変換設定ダイアログの表示/非表示の判定処理フロー図。 変換設定ダイアログの表示処理フロー図。 変換設定ダイアログで変換設定を変更するときの処理フロー図。 電子バインダを作成するときの処理フロー図 変換設定ダイアログで変換設定を変更したときのUI表示の一例を示す図 実施例2変換設定ダイアログの表示処理フロー図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。本例は、情報処理装置と画像処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムである。図1において、100は情報処理装置であって、画像処理装置101及び102に対して印刷やファクス送信を指示するユーザーの使用するコンピュータである。101及び102は複合機であって、プリンタ機能、ファクス機能、コピー機能、スキャナ機能、ファイル送信機能等を備える。なお、情報処理装置100には、所定のオペレーティングシステム(OS)がインストールされ、かつ、特定の機能処理を実行する各種のアプリケーションもインストールされている。ここで、特定の機能処理とは、文書処理、表計算処理、プレゼンテーション処理、画像処理、図形処理等が含まれ、各アプリケーションはそれぞれ独自のデータ構造(ファイル構造)を備える。さらに、OSは、各ファイルの識別子を参照して対応するアプリケーションに印刷指示を行える構成となっている。また、本実施形態を示す情報処理装置100には、電子バインダアプリケーションがインストールされている。ここで、電子バインダアプリケーションは、相異なる種類の複数の電子文書から統一的な電子文書形式に変換する機能を備えている。
103は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)であって、LAN103を介して上記装置は情報の相互通信を行っている。
[ハードウェア構成(情報処理装置)]
図2は、図1に示した情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。図2において、キーボードやポインティングデバイスなどのユーザー操作入力を受信する入力デバイス205が設けられている。さらに、ユーザーに視覚的な出力情報フィードバックを与える表示部202を備える。さらに、本実施形態における各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスRAM 203,HDD(ハードディスクドライブ)やFDD(フレキシブルディスクドライブ)など、コンピュータ読取可能な記憶媒体としての外部メモリ206,ROM 204が設けられる。さらに、外部機器との通信を行うインターフェースデバイスI/O207を備え、外部メモリ206およびROM204に記憶された各種プログラムを読み出して実行するCPU201を備える。なお、周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。情報処理装置100は、この外部機器接続I/Fを介して画像処理装置101や102と接続する。
[ハードウェア構成(画像処理装置)]
図3は、図1に示した画像処理装置101及び102内のハードウェア構成を説明するブロック図である。なお、本例は、スキャナ機能と、プリンタ機能と、そしてファクス機能を有する複合機(MFP(Multi−Function Peripheral))の例を示す。図3において、301はI/Oで、ネットワーク(LAN)104などの通信媒介を介して情報処理装置100と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。このI/O 301を通して、画像処理装置101(102)は、デバイスIDやスキャンイメージを情報処理装置100に渡す。また情報処理装置100より、各種の制御コマンドを受けて処理を行う。I/F制御部302は、画像処理装置101(102)に搭載されているスキャナやプリンタやまたはファクスなどの処理系に関してデバイスIDを発行する制御をおこなっている。RAM303は、一次記憶装置で、I/O301で取得した制御コマンドなどの外部データや、スキャナエンジン313で読み取られたイメージを格納するに使用される。さらに、RAM303は、プリンタコントローラ310で展開されたプリンタエンジン306に渡される前にイメージの格納などに使用される。RAM303の割り当て管理はRAM制御部304が行っている。画像データ調歩回路305は、プリンタコントローラ310やスキャナエンジン313によって取り込まれたRAM制御部304に展開されたイメージをプリンタエンジン306の回転にあわせて出力する装置である。プリンタエンジン306は紙などの出力メディアにイメージを現像する装置である。メインコントローラ308は、エンジンI/F307によりプリンタエンジン306の各種制御を行う。また、メインコントローラ308は、制御の要のモジュールであり、スキャナコントローラ309やプリンタコントローラ310やファクスコントローラ311にI/O301経由で情報処理装置100より受け取る制御言語の適切な振り分け処理を行う。さらに、メインコントローラ308は、それぞれのコントローラやユーザインタフェース312からの支持をうけてプリンタエンジン306やスキャナエンジン313の制御を行う。メインコントローラ308と各種コントローラの間の制御インターフェースを統一することにより、一つの周辺機器に複数種類の制御コマンドを処理可能な拡張ボードが搭載可能になる。また現在搭載されている拡張コントローラのデバイスIDを各コントローラより取得し管理するのもメインコントローラの役割である。スキャンコントローラ309は情報処理装置100より受けたスキャン制御コマンドをメインコントローラ308が解釈可能な内部実行命令に分解する。またスキャナエンジン313で読み取ったイメージをスキャン制御コマンドに変更する。プリンタコントローラ310は情報処理装置100より受けたページ記述言語をメインコントローラ308が解釈可能なページ記述言語の展開イメージなどを含む内部実行命令に分解する。展開イメージはプリンタエンジンまで運ばれ、用紙などの出力メディアに印刷される。ファクスコントローラ311は、情報処理装置100より受けたファクス制御言語をイメージに展開し不図示の公衆回線、又はインターネットを介して他のファクス装置やIP−FAXへ転送する。ユーザインタフェースは、メインコントローラ308の各種設定や、スキャナ機能やプリンタ機能や、そしてFAX機能を直接画像処理装置101(102)で実行する際に、ユーザーによる指示の入出力手段として使用される。スキャナエンジン313はメインコントローラ308の指示により光学装置を用いて印刷されたイメージを読み取り、電気信号に変換してメインコントローラ308に受け渡す。
〔ソフトウェア構成図〕
図4は、情報処理装置100が有する電子バインダアプリケーション400の機能構成の一例を示す図である。電子バインダアプリケーション400は、出力制御部401、文書処理制御部402、入力管理部403、画面表示管理部404から構成される。入力管理部403は、画面表示管理部404により表示された電子バインダアプリケーション400のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を介して、ユーザーによる入力デバイス205の操作を検知し、ユーザーの操作情報を取得する。画面表示管理部404は、電子バインダアプリケーション400のGUIとして、一例として示す図7のように電子バインダアプリケーション400のアイコンの表示等の画面表示制御を行う。出力制御部401は、画像処理装置101(102)へ出力の指示を行う。より具体的には、出力制御部401はユーザーからの出力指示を入力管理部403経由で受け付けると、その出力指示をもとに対応するプリンターオブジェクトに割り当てられるプリンタードライバーへ出力指示を行う。印刷指示の場合は印刷用のプリンタードライバーへ、ファクス送信の場合はファクス送信用のプリンタードライバーへ出力指示を行う。指示を受け付けたプリンタードライバーは出力指示として指定された文書ファイルを画像処理装置101(102)で解釈可能な出力指示情報に変換する。ここで出力指示情報とは、印刷出力の場合は印刷用のデータ形式(例えば、PDL(Page Description Language)等)に変換することを指す。そして、プリンタードライバーは変換した印刷指示情報を、ネットワーク103を介して画像処理装置101(102)へ送信する。文書処理制御部402は、複数の異なる電子文書から統一的な電子文書形式に変換する処理等の文書に関する処理を制御する。より具体的には、文書処理制御部402は、ユーザーからの文書変換指示を入力管理部403経由で受け付けると、その変換指示をもとに変換処理を行う。また、文書処理制御部402は、外部メモリ206から変換前の電子文書を読み込むことや、変換後の電子文書を外部メモリ206に書き込むなどの制御を行う。なお、以降は統一的な電子文書形式である統合電子文書を電子バインダと記載する。
[電子バインダデータの構造ならびに属性情報の内容]
図5は、電子バインダのデータ構造ならびに属性情報の内容の一例を模式的に示した図である。図5(a)は、電子バインダのデータ構造を文書、章、ページの3層の木構造で示している。1つの文書は、文書全体属性と章リストを有し、章リストには、複数の章情報へのリンクが保持される。各章情報は、それぞれ、章ID、章属性、ページリストを有し、ページリストには、複数のページ情報へのリンクが保持される。ページ情報は、それぞれ、ページID、ページデータリンクを有し、ページデータリンクには、ページデータの実体データへのリンクが保持される。図5(b)および図5(c)は、文書全体属性および章属性の例を示すリストである。文書全体属性に設定されたパラメータは文書全体を通して有効となる。一方、章属性に設定されたパラメータは当該の章のみに有効となり、文書全体属性と重複する場合においても、章属性が優先される。章属性に章固有の属性が有る場合は、章固有設定フラグがONにセットされ、各設定項目に章固有となるパラメータが設定される。章属性に章固有の属性が無い場合は、章固有設定フラグがOFFにセットされ、各設定項目にはNULLが設定される。
[電子文書から電子バインダへの変換例]
図6は、素材としての複数の電子文書(素材電子文書)が電子バインダ(統合電子文書)に変換される例を示した図である。本変換は、ユーザーが「プレゼン資料.ppt」と「参考資料」フォルダーを素材電子文書として選択した状態で電子バインダへの変換を指示した場合に行われる処理の例である。変換対象となる電子文書は、「プレゼン資料.ppt」、「参考資料」フォルダー下の「予算.xls」、「カタログ.pdf」である。なお、変換対象となる文書が、選択されたフォルダー下にあるか否かで変換方法が異なる。
図6(a)は、フォルダーの情報を電子バインダに反映して変換する例である。「プレゼン資料.ppt」の各ページは、(拡張子部分を除いた)文書名「プレゼン資料」を章名とした章に追加される。一方、「参考資料」フォルダー下の「予算.xls」、「カタログ.pdf」の各ページは、フォルダー名「参考資料」を章名とした章に追加される。なお、変換された時点で、「参考資料」章のページは、どのページがどの素材電子文書すなわち「予算.xls」または「カタログ.pdf」のものであるかわからなくなってしまう。
図6(b)は、フォルダーの情報を電子バインダに反映させずに変換する例である。「プレゼン資料.ppt」は、(a)と同様に変換される。「参考資料」フォルダー下の「予算.xls」、「カタログ.pdf」の各ページは、「プレゼン資料.ppt」と同様に、それぞれ文書名「プレゼン資料」「カタログ」を章名とした章に追加される。
本実施例では、フォルダーの情報を電子バインダに反映して変換するか否かは外部メモリ206に格納された設定ファイルによって切り替え可能であるとする。以降の処理は、フォルダーの情報を電子バインダに反映して変換する場合について説明する。
[変換の設定を行うUI例]
図7は、ユーザーが電子バインダビルダアプリケーションを示すアイコン上に電子文書をドラッグアンドドロップした時に表示されるUI画面を模式的に示した図である。ユーザーが電子バインダビルダアプリケーションを示すアイコン701上に電子文書をドラッグアンドドロップすると、変換の設定を行うダイアログ702が表示される。以降は本ダイアログのことを変換設定ダイアログと記載する。変換設定ダイアログ702にはドロップされたアイテムの情報が表示される(703〜705)。なお、ドラッグアンドドロップ時に毎回変換設定ダイアログ702が出るのは煩雑であるため、変換設定ダイアログ702を表示する必要があるか否かは自動的に判別され、表示する必要があるときのみ表示される。判別方法は後述する。703は「検討会資料」フォルダーを示し、704は「検討会資料」フォルダーに格納されている「テスト.pdf」文書と「サンプル.pdf」文書を示している。705は、「検討会資料」フォルダーに格納されている「test.exe」であるが、本実施例ではexe形式のファイルは電子バインダに変換不可能であり、ファイルのアイコンの左隣に変換不可能であることを示す×マークが表示されている。なお、変換できない旨の表示方法は×マークを表示する方法に限定するものではなく、例えば、ファイル名の表示部分の色を変える方法や、ファイル名を取り消し線で表示する方法でもよい。706は、変換の設定を変更するためのコントロール群であり、ユーザーはこれらのコントロールを介した操作により、文書の順番を元のファイル単位で変更することや、複数の文書を同一の章に結合する等の変換方法の設定が可能である。また、変換設定ダイアログ702上に文書やフォルダーをドラッグアンドドロップすることで、章に文書やフォルダーを追加することが可能である。ユーザーがOKボタンを押下すると、設定された変換方法で電子文書が変換されて電子バインダが生成される。
[電子文書を電子バインダに変換するときの処理フロー]
図8は、電子バインダアプリケーション400が複数の電子文書から電子バインダに変換するときの処理フローを示す図である。尚、S800〜S807は各ステップを示し、CPU201がROM204、外部メモリ206に記憶された電子バインダアプリケーション400のプログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
まず、文書処理制御部402は、電子バインダビルダアプリケーションを表すアイコン701に、複数のフォルダや複数のファイル等のアイテムがドロップされるドロップ動作を検知する(S800)。ドロップされたファイルおよびドロップされたフォルダに含まれるファイルを検知することが素材電子文書の指定を受け付けたことに相当し、ドロップされたことを検知することがそれら素材電子文書から単一の電子バインダを作成する指示を受付けたことに相当する。なお、フォルダがドロップされた場合は、該フォルダに含まれる複数のファイルを素材電子文書として判断する。
つぎに、文書処理制御部402は、変換設定ダイアログ702を表示するか否かの判定を行う(S801)。この判定処理フローを図9に示す。処理フローの詳細に関しては後述する。変換設定ダイアログ702を表示するか否かの判定結果をもとに処理を分岐する(S802)。変換設定ダイアログ702を表示する場合(YES)、文書処理制御部402は、電子バインダの作成前に変換設定ダイアログ702を表示する(S803)。変換設定ダイアログ702を表示するときの処理フローを図10に示す。処理フローの詳細に関しては後述する。次に、文書処理制御部402は、変換設定ダイアログ702に対するユーザーの入力を受け付け、入力内容に応じた処理を実行する。この判定処理フローを図11に示す。処理フローの詳細に関しては後述する。変換設定ダイアログ702は、ユーザーがOKボタンまたはCancelボタンを押下されると終了する。文書処理制御部402はOKまたはCancelのどちらのボタンを押下されたかを識別し(S805)、識別結果がOKの場合、変更された設定に基づいて電子バインダを作成し(S806)、処理フローを終了する。この作成処理フローを図12に示す。処理フローの詳細に関しては後述する。識別結果がCancelの場合、処理フローを終了する。S802の分岐処理において、変換設定ダイアログ702を表示しない場合(NO)、文書処理制御部402は既定の設定に基づき電子バインダを作成し(S806)、処理フローを終了する。S802の分岐において、判定処理結果がエラーの場合(ERROR)、文書処理制御部402は電子バインダに変換できない旨のエラーメッセージを表示し(S807)、処理フローを終了する。
[S802の詳細な処理フロー電子文書を電子バインダに変換する際に、変換設定ダイアログを表示するか否かを判定するときの処理フロー]
図9は、前述のステップS801の詳細を示す図であり、すなわち、電子バインダアプリケーション400が複数の異なる電子文書から電子バインダに変換する際に、変換設定ダイアログを表示するか否かを判定するときの処理フローを示す図である。尚、S901〜S912は各ステップを示し、CPU201がROM204、外部メモリ206に記憶された電子バインダアプリケーション400をRAM203にロードして実行することで実現される。まず、文書処理制御部402は画面表示管理部404からドロップされたアイテム(文書/フォルダー)のリストを取得する(S901)。次に、文書処理制御部402はリストのアイテムが全て変換不可か否かを判定する(S902)。変換不可か否かの判定方法としては、例えば変換不可文書の拡張子をあらかじめ登録しておき、判定対象のアイテムが該当する拡張子の場合、そのアイテムを変換不可と判定する方法がある。本実施例では、拡張子がexeのアイテムを変換不可とする。リストのアイテムが全て変換不可ではないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402は入力管理部403からCtrlキーの押下状態を取得し、Ctrlキーが押下状態か否かを判定する(S903)。Ctrlキーが押下状態でないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402は入力管理部403からドラッグアンドドロップ時のマウスの情報を取得し、ドラッグアンドドロップが右ボタンで実行されたか否かを判定する(S904)。ドラッグアンドドロップが右ボタンで実行されなかったと判定された場合(NO)、文書処理制御部402はドロップされたアイテムアイテムが単数か否かを判定する(S905)。アイテムが単数ではないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402は入力管理部403からソート用のキー(1キー、2キー、3キー)の押下状態を取得し、ソート用のキーが押下状態か否かを判定する(S906)。ソート用のキーが押下状態でないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402はドロップされたアイテムのうち、文書名が全て番号か否かを判定する(S907)。文書名が全て番号でないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402はダイアログを表示すると判定し(S908)、処理フローを終了する。S902の分岐において、リストのアイテムが全て変換不可の場合(YES)、文書処理制御部402はエラー(電子バインダに変換できない)と判定し(S912)、処理フローを終了する。S903の分岐において、Ctrlキーが押下状態の場合(YES)、文書処理制御部402はダイアログを非表示すると判定し(S911)、処理フローを終了する。S904の分岐において、ドラッグアンドドロップが右ボタンで実行された場合(YES)、文書処理制御部402はダイアログを表示すると判定し(S908)、処理フローを終了する。S905の分岐において、アイテムが単数の場合(YES)、文書処理制御部402はダイアログを非表示すると判定し(S911)、処理フローを終了する。S906の分岐において、ソート用のキーが押下状態の場合(YES)、文書処理制御部402は押下されたキーに対応するソートキーでアイテムをソートする(S909)。本実施例の場合、1キーは「名前」、2キーは「更新日時」、3キーは「サイズ」をそれぞれソートキーとする。キーとソートキーの対応付けは任意であり、上記方法に限定するものではない。次に、文書処理制御部402はダイアログを非表示すると判定し(S911)、処理フローを終了する。S907の分岐において、文書名が全て番号の場合(YES)、文書処理制御部402はアイテムを文書名順にソートし(S910)する。次に、文書処理制御部402はダイアログを非表示すると判定し(S911)、処理フローを終了する。本実施例では、Ctrlキーや右ボタン等の押下状態に応じてダイアログの表示の有無やソート処理を切り替えた。しかし、本件において、処理の切り替えとなるトリガーはこれらの操作に限定されない。
[変換設定ダイアログを表示するときの処理フロー]
図10(a)(b)(c)(d)は、前述のステップS803の詳細を示す図であり、すなわち、電子バインダアプリケーション400が変換設定ダイアログを表示するときの処理フローを示す図である。本処理フローにおいて電子バインダアプリケーション400は、アイテムのリストから章のリストを生成する。本実施例において、リストの最上位層にあるアイテムがショートカットファイルの場合、ショートカット先の文書またはフォルダーを章に追加するものとする。尚、S1001〜S1033は各ステップを示し、CPU201がROM204、外部メモリ206に記憶された電子バインダアプリケーション400をRAM203にロードして実行することで実現される。
はじめに、図10(a)の処理フローの説明をする。本処理フローは変換設定ダイアログを表示するときの全体の処理の流れを示すフローを示す。なお、各ステップの詳細なフローを図10(b)〜(d)に示す。まず、文書処理制御部402はアイテムのリストから、未処理のアイテムを1つ選択し、処理対象とする(S1001)。次に、文書処理制御部402は処理対象のアイテムがフォルダーか否かを判定する(S1002)。アイテムがフォルダーの場合(YES)、文書処理制御部402はフォルダー名を章名として章を新規作成し、章のリストに追加する(S1003)。その後、文書処理制御部402はフォルダー下の文書を章に追加する(S1004)。本処理の詳細な処理フローを図10(b)に示す。詳細は後述する。次に、文書処理制御部402はアイテムのリストに、未処理のアイテムが存在するか確認する(S1006)。未処理のアイテムが存在する場合(YES)、文書処理制御部402はS1001以降の処理を繰り返す。未処理のアイテムが存在しない場合(NO)、文書処理制御部402は章のリストを変換設定ダイアログに表示し(S1007)、処理フローを終了する。S1002の分岐において、アイテムがフォルダーではなく文書の場合(NO)、文書処理制御部402は文書を章に追加する(S1005)。本処理の詳細な処理フローを図10(c)に示す。詳細は後述する。その後、S1006以降の処理を実行する。
次に図10(b)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1004の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402がフォルダー下の文書を章に追加するときの処理フローを示す図である。本実施例では、フォルダー下の第一階層の文書のみを章に追加する例を示す。階層の制限なく文書を章に追加する例を第2実施例で示す。まず、文書処理制御部402はフォルダー下の第一階層の文書のリストを取得する(S1011)。次に文書処理制御部402は取得したリストが空か否かを判定(S1012)し、空の場合(YES)処理フローを終了する。空でない場合(NO)、文書処理制御部402は文書のリストから未処理の文書を1つ選択し、その文書を処理対象とする(S1013)。次に、文書処理制御部402は処理対象の文書を章に追加する(S1014)。本処理の詳細な処理フローを図10(d)に示す。詳細は後述する。その後、文書処理制御部402は文書のリストに未処理の文書が存在するかを判定(S1015)し、存在する場合(YES)はS1013以降の処理を繰り返す。存在しない場合(NO)、文書処理制御部402は処理フローを終了する。
次に図10(c)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1005の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402が文書を章に追加するときの処理フローを示す図である。本処理フローでは、文書がショートカットファイルの場合、ショートカット先の文書またはフォルダーを章に追加する。まず、文書処理制御部402は文書がショートカットファイルか否かを判定する(S1021)。ショートカットファイルである場合(YES)、文書処理制御部402はショートカット先が存在するか否かを判定する(S1022)。ショートカット先が存在する場合(YES)、文書処理制御部402はショートカット先がフォルダーか否かを判定する(S1023)。ショートカット先がフォルダーの場合(YES)、文書処理制御部402は、ショートカット先のフォルダー名を章名として章を新規作成し、章のリストに追加する(S1024)。その後、文書処理制御部402は、フォルダー下の文書を章に追加し(S1025)処理を終了する。S1025の処理は、図10(b)の処理フローと同様である。S1021の分岐において、文書がショートカットファイルでないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402は文書を章に追加し(S1027)処理フローを終了する。S1027の詳細な処理フローを図10(d)に示す。詳細は後述する。S1022の分岐において、ショートカット先が存在しないと判定された場合(NO)、文書処理制御部402はショートカットファイル名+”ショートカット先が見つかりません”を章名として章を新規作成し、章のリストに追加する(S1028)。このような章名にすることにより、ショートカット先が存在しない旨をユーザーに示すことが可能となる。その後、S1027以降の処理を実行する。S1023の分岐において、ショートカット先がフォルダーでないと判定された場合(NO)ショートカット先の文書の文書名を章名として章を新規作成し章のリストに追加する(S1026)。その後S1027以降の処理を実行する。
次に図10(d)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1014およびS1027の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402が文書を章に追加するときの処理フローを示す。本処理フローでは、図10(c)の処理フローとは異なり、文書がショートカットファイルの場合、ショートカットファイルを電子バインダに変換不可能な文書として扱うものとする。まず、文書処理制御部402は文書が電子バインダ文書に変換可能か否かを判定する(S1031)。前述した通り、本実施例では、拡張子がexeの文書は電子バインダに変換不可能であり、それに加え、ショートカットファイルも変換不可能とする。文書が電子バインダに変換可能である場合(YES)、文書処理制御部402は、文書を章に追加し(S1032)処理フローを終了する。文書が電子バインダに変換不可能である場合(NO)、文書処理制御部402は、文書を変換不可表示にするフラグを付加して章に追加し(S1033)処理フローを終了する。
[変換設定ダイアログで変換設定を変更するときの処理フロー]
図11(a)(b)(c)(d)は、前述のステップS804の詳細を示す図であり、すなわち、電子バインダアプリケーション400が変換設定ダイアログで変換設定を変更するときの処理フローを示す図である。変換設定ダイアログ上では、ユーザーは変換設定を行うために、章の「結合」「分割」「追加」操作を実行することができる。図13(a)(b)(c)に、章の「結合」「分割」「追加」操作を実行したときの一例を示す。図13(a)は章の結合操作を実行した場合の例である。「テキスト」章と「フォルダ」章を選択した状態で章の結合を実行すると、「テキスト」章に「フォルダ」章の文書が追加され、「フォルダ」章は削除される。図13(b)は章の分割操作を実行した場合の例である。「フォルダ」章を選択した状態で章の分割を実行すると、「フォルダ」章の文書である「さんぷる.pdf」と「てすと.pdf」が独立した章に分割される。すなわち、「さんぷる.pdf」で構成される「さんぷる」章と「てすと.pdf」で構成される「てすと」章が作成され、「フォルダ」章は削除される。図13(c)は章の追加操作を実行した場合の例である。本例では「ブンショ.pdf」文書を追加操作したときの例を示している。このとき、「ブンショ.pdf」で構成される「ブンショ」章が章のリストの末尾に作成される。
尚、S1101〜S1137は各ステップを示し、CPU201がROM204、外部メモリ206に記憶された電子バインダアプリケーション400をRAM203にロードして実行することで実現される。
はじめに、図11(a)の処理フローの説明をする。本処理フローはユーザーの入力を受け付けるときの電子バインダアプリケーション400の全体の処理の流れを示すフローである。各ステップの詳細なフローを図11(b)、(c)、(d)に示す。まず、文書処理制御部402は入力管理部403からユーザーの入力を受信する(S1101)。受信した入力が「結合」か否かを判定(S1102)する。受信した入力が「結合」でない場合(NO)、文書処理制御部402は受信した入力が「分割」か否かを判定(S1103)する。受信した入力が「分割」でない場合(NO)、文書処理制御部402は受信した入力が「追加」か否かを判定(S1104)する。ここで、「追加」の入力には、「文書の追加」と「フォルダーの追加」を含む。受信した入力が「追加」でない場合(NO)、文書処理制御部402は受信した入力がダイアログを閉じる操作(OKやCancel)か否かを判定(S1105)する。受信した入力がダイアログを閉じる操作の場合(YES)、処理フローを終了する。受信した入力がダイアログを閉じる操作でない場合(NO)、S1101以降の処理を繰り返す。S1102の分岐において、受信した入力が「結合」の場合(YES)、文書処理制御部402は章の結合を実行する(S1106)。本処理の詳細な処理フローを図11(b)に示す。詳細は後述する。その後、S1101以降の処理を実行する。S1103の分岐において、受信した入力が「分割」の場合(YES)、文書処理制御部402は章の分割を実行する(S1107)。本処理の詳細な処理フローを図11(c)に示す。詳細は後述する。その後、S1101以降の処理を実行する。S1104の分岐において、受信した入力が「追加」の場合(YES)、文書処理制御部402は章の追加を実行する(S1108)。本処理の詳細な処理フローを図11(d)に示す。詳細は後述する。その後、S1101以降の処理を実行する。
次に図11(b)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1106の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402が章の結合を実行するときの処理フローを示す。まず、文書処理制御部402は選択中の章が複数存在するか確認する(S1111)。複数存在しない場合(NO)、処理フローを終了する。複数存在する場合(YES)、文書処理制御部402は選択中の章の中で、最も上に位置する章以外の章下の文書を、最も上に位置する章に追加する(S1112)。次に、文書処理制御部402は選択中の章のうち、最も上に位置する章以外の章を削除し(S1113)、処理フローを終了する。
次に図11(c)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1107の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402が章の分割を実行するときの処理フローを示す。まず、文書処理制御部402は選択中の章が存在するか確認する(S1121)。存在しない場合(NO)、処理フローを終了する。存在する場合(YES)、文書処理制御部402は選択中の章の中で、未処理の章1つを処理対象とする(S1122)。次に、文書処理制御部402は処理対象とした章に文書が存在するかを確認する(S1123)。存在しない場合(NO)、S1122以降の処理を実行する。存在する場合(YES)、文書処理制御部402は処理対象の章の文書の中で、未処理の文書を1つ処理対象とする(S1124)。次に、文書処理制御部402は章の位置に、文書名を章名とした章を追加し、追加した章に文書を追加する(S1125)。その後、文書処理制御部402は章の文書の中に未処理の文書が存在するか確認する(S1126)。存在する場合(YES)、文書処理制御部402はS1124以降の処理を実行する。存在しない場合(NO)、文書処理制御部402は選択中の章の中で、未処理の章が存在するか確認する(S1127)。存在する場合(YES)、文書処理制御部402はS1122以降の処理を実行する。存在しない場合(NO)、文書処理制御部402は選択中の章を削除する(S1128)。
次に図11(d)の処理フローの説明をする。本図は、前述のステップS1108の詳細を示す図であり、すなわち、文書処理制御部402が章の追加を実行するときの処理フローを示す。まず、文書処理制御部402は入力が「文書の追加」か否かを判定する(S1131)。「文書の追加」の場合(YES)、文書処理制御部402は画面表示管理部404を介して表示部202にファイル選択ダイアログを表示する(S1132)。次に、文書処理制御部402はファイル選択ダイアログにおいて、文書が選択されたか否かを判定する(S1133)。選択されなかった場合(NO)、処理フローを終了する。選択されなかった場合とは、ダイアログでキャンセルボタンを押下された場合がある。選択された場合(YES)、文書処理制御部402は章のリストの末尾に文書名を章名とした章を追加し、追加した章に文書を追加し(S1134)、処理フローを終了する。S1131の分岐において、「文書の追加」でない(=「フォルダーの追加」である)場合(NO)、文書処理制御部402はフォルダー選択ダイアログを表示する(S1135)。次に、文書処理制御部402はフォルダー選択ダイアログにおいて、フォルダーが選択されたか否かを判定する(S1136)。選択されなかった場合(NO)、処理フローを終了する。選択された場合(YES)、文書処理制御部402は章のリストの末尾にフォルダー名を章名とした章を追加し、追加した章にフォルダー下の第一階層の文書を追加し(S1137)、処理フローを終了する。
[電子バインダデータを作成するときの処理フロー]
図12は、前述のステップS806の詳細を示す図であり、すなわち、電子バインダビルダアプリケーション400が電子バインダデータを作成するときの処理フローを示す図である。尚、S1101〜S1128は各ステップを示し、CPU201がROM204、外部メモリ206に記憶された電子バインダアプリケーション400をRAM203にロードして実行することで実現される。まず、文書処理制御部402は文書のリストを取得する(S1201)。次に、文書処理制御部402は文書のリストから、変換不可フラグがついている文書を削除する(S1202)。最後に、文書処理制御部402は電子バインダを作成する(S1203)。
以上のように、複数の素材電子文書から1つの統合電子文書を作成する前に、素材電子文書単位での順序移動や章構成の設定が可能な設定画面を表示することで、操作性を向上させることが可能になっている。
なお、作成された統合電子文書は、電子バインダアプリケーション400の編集機能により、章構成に関する設定やページの順序に関する設定を変更可能である。
(実施例2)
実施例1では、電子バインダアプリケーション400が変換設定ダイアログの表示時に、選択されたフォルダー下の第一階層の文書のみを章に追加する例を示した。本実施例では、よりユーザーの利便性を向上するため、階層の制限なく文書を章に追加する例を示す。以下で、本実施形態における、電子バインダアプリケーション400の処理における実施例1との差異を、図14のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施例の各処理フローは、CPU(201)がROM(204)、外部メモリ(206)に記憶された電子バインダアプリケーション(400)やプリンタードライバー等をRAM(203)にロードして実行することで実現される。また、特に断りが無ければ、本実施例の電子バインダアプリケーション400は実施例1の構成と同様である。
図14は、前述のステップS803の詳細を示す図であり、すなわち、電子バインダアプリケーション400が変換設定ダイアログを表示するときの処理フローを示す図である。まず、文書処理制御部402はアイテムのリストから、未処理のアイテムを1つ選択し、処理対象とする(S1401)。次に、文書処理制御部402は処理対象のアイテムがフォルダーか否かを判定する(S1402)。アイテムがフォルダーの場合(YES)、文書処理制御部402はフォルダー名を章名として章を新規作成し、章のリストに追加する(S1403)。その後、文書処理制御部402はフォルダー下の全ての文書に対して図10(d)の処理を実行する(S1404)。次に、文書処理制御部402はアイテムのリストに、未処理のアイテムが存在するか確認する(S1406)。未処理のアイテムが存在する場合(YES)、文書処理制御部402はS1401以降の処理を繰り返す。未処理のアイテムが存在しない場合(NO)、文書処理制御部402は章のリストを変換設定ダイアログに表示し(S1407)、処理フローを終了する。S1402の分岐において、アイテムがフォルダーではなく文書の場合(NO)、文書処理制御部402は文書に対して図10(d)の処理を実行する(S1405)。その後、S1406以降の処理を実行する。
以上の処理により、ユーザーは選択したフォルダー下の全ての文書を電子バインダに変換することが可能となり、利便性が向上する。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 複数の素材電子文書の指定と前記複数の素材電子文書に基づく統合電子文書の作成の指示とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記指示を受け付けたときに、前記統合電子文書の作成前に前記複数の素材電子文書からの統合電子文書の作成に関する設定を受け付ける設定画面を表示部に表示する表示手段と、
    前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて、前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する作成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付手段は、ファイルまたはフォルダのドロップ動作を検知したことに応じて、ドロップされたファイルまたはドロップされたフォルダに含まれるファイルを前記素材電子文書として判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定画面において、前記統合電子文書における章構成に関する設定と前記素材電子文書の順番に関する設定とを受け付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付手段が前記指示を受け付けたときに、前記設定画面を表示するか否かを判定する判定手段を有し、
    前記作成手段は、前記設定画面を表示すると前記判定手段により判定された場合は前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成し、前記設定画面を表示しないと前記判定手段により判定された場合は既定の設定に基づいて前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記指示を受け付けたときのマウスおよびキーの押下状態と前記素材電子文書の属性に基づき、前記設定画面を表示するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記作成手段により作成された前記統合電子文書における章構成に関する設定とページの順序に関する設定とを変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 複数の素材電子文書の指定と前記複数の素材電子文書に基づく統合電子文書の作成の指示とを受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて前記指示を受け付けたときに、前記統合電子文書の作成前に前記複数の素材電子文書からの統合電子文書の作成に関する設定を受け付ける設定画面を表示部に表示する表示工程と、
    前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて、前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成する作成工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記受付工程にて、ファイルまたはフォルダのドロップ動作を検知したことに応じて、ドロップされたファイルまたはドロップされたフォルダに含まれるファイルを前記素材電子文書として判断することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記設定画面において、前記統合電子文書における章構成に関する設定と前記素材電子文書の順番に関する設定とを受け付け可能であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記受付工程にて前記指示を受け付けたときに、前記設定画面を表示するか否かを判定する判定工程を有し、
    前記作成工程は、前記設定画面を表示すると前記判定工程にて判定された場合は前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づいて前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成し、前記設定画面を表示しないと前記判定工程により判定された場合は既定の設定に基づいて前記複数の素材電子文書から統合電子文書を作成することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  11. 前記判定工程にて、前記指示を受け付けたときのマウスおよびキーの押下状態と前記素材電子文書の属性に基づき、前記設定画面を表示するか否かを判定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  12. 前記作成工程により作成された前記統合電子文書における章構成に関する設定とページの順序に関する設定とを変更する変更工程を有することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  13. 請求項7乃至至12のいずれか1つに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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