JP2014095992A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部の周囲に形成される画面枠の大きさをより小さくする。
【解決手段】電子機器100は、ディスプレイユニット40と、検知領域32および検知領域32の外周に設けられた配線領域34を含むタッチパネルユニット30と、カバーガラス20とを備える。カバーガラス20は、表示部42からの光を透過させる主面部21と、主面部21の外縁から湾曲する接続部22と、接続部22の外縁に連設された側壁部23とを含む。タッチパネルユニット30の配線領域34の一部または全部は、側壁部23の内周面に沿うように配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】電子機器100は、ディスプレイユニット40と、検知領域32および検知領域32の外周に設けられた配線領域34を含むタッチパネルユニット30と、カバーガラス20とを備える。カバーガラス20は、表示部42からの光を透過させる主面部21と、主面部21の外縁から湾曲する接続部22と、接続部22の外縁に連設された側壁部23とを含む。タッチパネルユニット30の配線領域34の一部または全部は、側壁部23の内周面に沿うように配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、タッチパネルを備える電子機器に関する。
特開2012−128006号公報(特許文献1)は、表示装置に関する発明を開示している。この表示装置は、折り曲げ可能な基板と、画素が基板上に配置されてなる画素アレイ部と、基板上の画素アレイ部の周辺の少なくとも1辺において折り曲げられた基板端部と、基板端部に配置され、画素アレイ部の各画素を駆動する周辺回路部と、周辺回路部と同じ基板端部上に設けられ、周辺回路部と外部とを電気的に接続するパッド部とを備える。同公報は、この構成によれば、画素アレイ部の各画素を駆動する周辺回路部の機能を制限することなく、表示パネルの狭額縁化を図ることができると述べている。
特開2011−047976号公報(特許文献2)は、電子機器に関する発明を開示している。この電子機器は、複数の画素が形成された電気光学層を厚さが50μm以下のガラス基板上に形成してなる表示パネルと、表示パネルを支持する支持枠とを備える。支持枠には、複数の画素が形成された表示領域の少なくとも一部を支持する支持部と、表示領域の外側に形成された額縁領域の少なくとも一辺を収納するための収納部と、が形成される。上記一辺は、表示領域の周縁部近傍から支持枠側に折り曲げられ、額縁領域の少なくとも一部が収納部の側壁に接触して保持されている。同公報は、この構成によれば、信頼性の確保と狭額縁化とを両立することができると述べている。
特開2009−154479号公報(特許文献3)は、静電容量センサー付ガラスインサート成形品に関する発明を開示している。この成形品は、ガラス板を主構成とする平面板と、平面板の外周全体に一体形成された樹脂枠とを備える。樹脂枠の少なくとも対向する二辺には、平面板の裏面周縁部も覆うように支持部が形成されている。この成形品は、ガラスインサート成形品の裏側に対して貼り合わせられる静電容量センサをさらに備え、樹脂枠の一辺または対向する二辺において、支持部の裏面が平面板の裏面と段差部を介さずに緩やかに連続する傾斜面を有し、当該支持部の傾斜面に静電容量センサの引き回し導電パターン形成部が重なっている。同公報は、この構成によれば、狭額縁化を実現することができると述べている。
表示部およびタッチパネルを備えた電子機器においては、筺体等の大きさを大きくすることなく表示部の大きさをできるだけ大きくすることが求められている。このような改善は、タブレット型のパソコンおよびスマートフォン(携帯電話)等の携帯型の電子機器だけでなく、表示部およびタッチパネルを備えたいわゆる据置型の電子機器にも求められている。
表示部の大きさをできるだけ大きくするためには、表示部の周囲に形成される画面枠の大きさを小さくすること(狭額化)が挙げられる。狭額化を図るためには、タッチパネルユニットの外周に設けられる配線ラインの数を少なくしたり、配線ラインの幅を狭くしたり、配線ライン同士の間の間隔を小さくしたりすることが考えられるが、これらの改善だけでは十分でない場合がある。
本発明は、表示部およびタッチパネルユニットを備えた電子機器であって、表示部の周囲に形成される画面枠の大きさをより小さくすることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく電子機器は、画像を表示する表示部を含むディスプレイユニットと、上記ディスプレイユニットの上記表示部に対向するように配置され使用者による上記表示部に対する操作を検知する検知領域、および上記検知領域の外周に設けられ上記検知領域に電気的に接続された配線領域を含むタッチパネルユニットと、上記タッチパネルユニットを上記ディスプレイユニットの反対側から覆うように設けられるカバーガラスと、を備え、上記カバーガラスは、表面側が外部に露出し、上記表示部からの光を裏面側から上記表面側に向かって透過させる主面部と、上記主面部の外縁に連設され、上記主面部から外方に向かうにつれて上記表面から遠ざかる方向に湾曲する接続部と、上記接続部の外縁に連設され、上記主面部から遠ざかる方向に延在する側壁部と、を含み、上記タッチパネルユニットの上記配線領域の一部または全部は、上記側壁部の内周面に沿うように配置されている。
好ましくは、上記ディスプレイユニットは、上記表示部の外周に設けられた非表示部を含み、上記ディスプレイユニットの上記非表示部の一部または全部は、上記側壁部の上記内周面に沿うように配置された上記配線領域に沿うように配置される。
好ましくは、上記カバーガラスは、溶融したガラスが金型を用いて加圧成形されることにより作製されたガラス成形品からなる。
好ましくは、上記接続部の内側に形成された湾曲面の曲率半径は、1.5mm以上である。
好ましくは、上記タッチパネルユニットは、静電容量方式タッチパネルユニットである。
本発明によれば、表示部およびタッチパネルユニットを備えた電子機器であって、表示部の周囲に形成される画面枠の大きさをより小さくすることが可能な電子機器を得ることができる。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品および相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態における電子機器100を示す斜視図である。図2は、電子機器100の分解した状態を示す斜視図である。図3は、図2中のIII−III線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図3中には、電子機器100に用いられる本体ケース10(図2参照)、電池パック12(図2参照)および制御ユニット14(図2参照)は記載されていない。
図1は、本実施の形態における電子機器100を示す斜視図である。図2は、電子機器100の分解した状態を示す斜視図である。図3は、図2中のIII−III線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図3中には、電子機器100に用いられる本体ケース10(図2参照)、電池パック12(図2参照)および制御ユニット14(図2参照)は記載されていない。
図1〜図3に示すように、電子機器100は、本体ケース10(図1,図2参照)、電池パック12(図2参照)、制御ユニット14(図2参照)、カバーガラス20、タッチパネルユニット30(図2,図3参照)、ディスプレイユニット40(図2,図3参照)および加飾層50(図3参照)を備える。
本体ケース10は、たとえば金属製の部材から構成され、底面部16および一対の立壁部18を含む。一対の立壁部18は、互いに対向しており、底面部16の一方の端部と底面部16の他方の端部とからそれぞれ起立するように設けられる。電池パック12および制御ユニット14は、底面部16および一対の立壁部18によって囲まれる空間(収容部)内に配置される。詳細な電気接続関係は記載していないが、制御ユニット14、タッチパネルユニット30およびディスプレイユニット40は、電池パック12から給電されることによって作動する。
カバーガラス20は、主面部21、接続部22および側壁部23を含む。カバーガラス20は、たとえば、溶融したガラスが金型を用いて加圧成形されることにより作製されたガラス成形品から構成される。カバーガラス20を得るためには、ガラス成形によって得られたガラス成形品にさらに研削加工または研磨加工等がさらに施されてもよいし、圧縮応力層等がその表面に形成されてもよい。カバーガラス20は、本体ケース10に取り付けられた状態(図1に示す状態)では、その表面側は外部に露出し、その裏面側は電子機器100の内部に位置する。
カバーガラス20の主面部21は、略板状の形状を有し、その外形は矩形状に形成される。詳細は後述されるが、ディスプレイユニット40の表示部42からの光は、主面部21の裏面側から主面部21の表面側に向かってカバーガラス20を透過する。カバーガラス20の接続部22は、主面部21の外縁に連設される。本実施の形態における接続部22は、主面部21の対向する2つの外縁の各々に連設するように形成される。各々の接続部22は、主面部21から外方に向かうにつれて、主面部21の表面から遠ざかる方向に(本体ケース10側に向かって)湾曲する形状を有する。好適には、接続部22の内側に形成された湾曲面の曲率半径は、1.5mm以上であるとよい。
側壁部23は、略板状の形状を有し、接続部22の外縁に連設される。側壁部23は、主面部21から遠ざかる方向に延在する。本実施の形態の側壁部23は、主面部21に対して略直交する方向に延在している。主面部21の一方の外縁側に形成された側壁部23および主面部21の他方の外縁側に形成された側壁部23は、電池パック12および制御ユニット14が配置される領域(収容部)を挟んで互いに対向している。
加飾層50は、薄いフィルム状の形状を有し、カバーガラス20の裏面側に設けられる。加飾層50は、たとえばPET(Polyethylene Terephthalate)からなる。加飾層50の色は、たとえば黒色である。加飾層50は、必要に応じてアクリル系粘着剤または光学透明両面テープ等の接着層(図示せず)等を用いてカバーガラス20の裏面に貼り付けられる。加飾層50は、塗装処理によってカバーガラス20の裏面に形成されてもよいし、マスク印刷処理、スクリーン印刷処理、およびパッド印刷処理などの各種の印刷処理によってカバーガラス20の裏面に形成されてもよい。
加飾層50は、開口部52(図3参照)を有し、この開口部52の形状は、電子機器100の内部に設けられるディスプレイユニット40の表示部42の形状に対応している。電子機器100が組み立てられた状態においては、加飾層50の開口部52に対応する領域が、主面部21のうちの画面領域24(図1,図2参照)として外部から視認される。加飾層50が設けられている領域が、主面部21のうちの非画面領域25(画面枠)として外部から視認される。ディスプレイユニット40の表示部42からの光は、主面部21の画面領域24を透過し、使用者によって視認される。
図4は、タッチパネルユニット30(タッチパネルユニット30の展開した状態)を示す平面図である。本実施の形態で用いられるタッチパネルユニット30は、静電容量方式タッチパネルユニットであり、全体として可撓性を有する薄いフィルム状の基板から構成される。タッチパネルユニット30は、抵抗膜方式などの他の方式を採用するものであってもよい。タッチパネルユニット30は、アクリル系粘着剤または光学透明両面テープ等の接着層(図示せず)等を用いて、加飾層50の裏面側に接着される。図4に示すように、タッチパネルユニット30は、検知領域32および配線領域34,35を含む。
検知領域32は、フィルム基板の表面に、電界を形成するための複数の電極(電極パッド)を備える。複数の電極の各々は、ひし形状の形状を有し、X方向およびY方向に沿ってアレイ状(マトリックス状)に配置される。検知領域32は、ディスプレイユニット40の表示部42に対向するように(使用者側から見て表示部42に重なるように)配置される。カバーガラス20の表面に使用者の手指またはスタイラスペンなどが接触し、表示部42(指示キー)に対して所定の操作が行われたことを、検知領域32は検知することができる。
配線領域34,35は、検知領域32の外周に設けられる。本実施の形態においては、検知領域32の対向する両外周に、一対の配線領域34(34A),34(34B)がそれぞれ形成される。検知領域32の配線領域34(34A),34(34B)とは異なる外周(図4紙面下方側)に、配線領域35が形成される。
配線領域34(34A),34(34B)の中には、複数の配線ライン31が設けられる。複数の配線ライン31は、X方向に沿うように並んで配列された電極に導電性ペースト等を用いて電気的に接続され、これらの電極からの信号を受け取る。配線領域35の中には、複数の配線ライン33(および複数の配線ライン31の一部)が設けられる。複数の配線ライン33は、Y方向に沿うように並んで配列された電極に導電性ペースト等を用いて電気的に接続され、これらの電極からの信号を受け取る。複数の配線ライン31,33は、検知領域32から見て配線領域35とは反対側に位置する領域36に含まれるように配置されていてもよい。この場合、領域36も配線領域として機能する。
複数の配線ライン31,33は、FPC(Flexible Printed Circuits)等の基板37を通して、コントロールユニットIC38(Control Integrated Circuit)に接続される。コントロールユニットIC38は、制御ユニット14(図2参照)内に設けられる。使用者による表示部42に対する操作は、検知領域32の中の各電極で検知された後、検知信号として制御ユニット14に入力される。制御ユニット14は、受け取った検知信号に基づいて、表示部42の表示内容を変更したり、電子機器100を構成する各種の電子機器に対して命令を出力したりする。
図5は、ディスプレイユニット40(ディスプレイユニット40の展開した状態)を示す平面図である。ディスプレイユニット40は、アクリル系粘着剤または光学透明両面テープ等の接着層(図示せず)等を用いて、タッチパネルユニット30の裏面側に接着される。ディスプレイユニット40は、画像を表示するための複数の画像素子41を有する表示部42と、表示部42の外周に形成される枠状の非表示部44,45,46とを含む。
本実施の形態における画像素子41は、有機EL(Organic Electroluminecense)から構成される。画像素子41は、LED(Light Emitting Diode)から構成されていてもよいし、他の発光手段から構成されていてもよい。表示部42の全体が液晶パネルから構成されていてもよい。この場合、表示部42の裏面側(表示部42から見てカバーガラス20とは反対側)には、バックライトが設けられる。
本実施の形態においては、表示部42の対向する両外周に、一対の非表示部44(44A),44(44B)がそれぞれ形成される。表示部42の非表示部44(44A),44(44B)とは異なる外周(図5紙面下方側)に、非表示部45が形成される。表示部42から見て非表示部45とは反対側の外周に、非表示部46が形成される。非表示部44,45,46の中には、画像素子41に電気的に接続された図示しない配線パターン(駆動に用いられる電気回路)、および、画像素子41を封止するための封止部材などが形成される。配線パターンは、図示しないFPC(Flexible Printed Circuits)等の基板を通して、制御ユニット14(図2参照)に電気的に接続される。
図2および図3を再び参照して、本実施の形態のカバーガラス20は、タッチパネルユニット30をディスプレイユニット40の反対側から覆うように設けられる。タッチパネルユニット30の配線領域34の一部は、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように湾曲して配置されている。本実施の形態の配線領域34は、可撓性を有している。配線領域34は、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように、予め湾曲した状態で形成されていてもよい。
検知領域32が主面部21に対向するように配置されている一方で、配線領域34は、検知領域32の端部から外方に向かうにつれて、側壁部23の内周面23Sに沿うように折り曲げられて配置されている。使用者側から見て、配線領域34の全部は、加飾層50によって隠されている。
本実施の形態においては、ディスプレイユニット40についても同様に配置される。具体的には、ディスプレイユニット40の非表示部44の一部は、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように湾曲して配置されている。ディスプレイユニット40の非表示部44の一部は、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように、予め湾曲した状態で形成されていてもよい。使用者側から見て、非表示部44の全部は、加飾層50によって隠されている。
本実施の形態の構成によれば、タッチパネルユニット30の配線領域34の全部が湾曲しないように構成されている場合に比べて、配線領域34が設けられる領域の幅(図3紙面左右方向における幅)を小さくすることができる。配線領域34が幅方向の外側に位置していることによって、検知領域32の大きさを大きくすることができる。したがって本実施の形態の構成によれば、本体ケース10等の筺体の大きさを大きくすることなく、表示部42の周囲に形成される画面枠をより小さくすることが可能となり、ひいてはディスプレイユニット40の表示部42の幅(面積)を大きく確保することが可能となる。
[変形例]
上述の実施の形態1の電子機器100においては、タッチパネルユニット30の配線領域34の一部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように湾曲して配置されている。同様に、ディスプレイユニット40の非表示部44の一部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように湾曲して配置されている。
上述の実施の形態1の電子機器100においては、タッチパネルユニット30の配線領域34の一部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように湾曲して配置されている。同様に、ディスプレイユニット40の非表示部44の一部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように湾曲して配置されている。
図6を参照して、タッチパネルユニット30の配線領域34の全部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されていてもよい。また、ディスプレイユニット40の非表示部44の全部が、カバーガラス20の側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように湾曲して配置されていてもよい。本変形例の場合、検知領域32および/または表示部42が可撓性を有しているか、若しくは予め湾曲された状態で形成されている。本変形例の場合、配線領域34および/または非表示部44は、必ずしも可撓性を有している必要はない。
当該構成によっても、上記の実施の形態1と同様の効果を得られる。さらに、本変形例の場合、主面部21の全面、接続部22の全面、および側壁部23の一部が、画面領域24を構成することができる。加飾層50(図示せず)は、主面部21側には設けられていなくてもよい。加飾層50(図示せず)は、必要に応じて配線領域34と側壁部23との間に設けられるとよい。タッチパネルユニット30の検知領域32は、側壁部23の表面側にまで及んでいる。側壁部23もタッチパネル面として機能することができるため、電子機器としての利便性をさらに向上させることも可能となる。
[実施の形態2]
図7は、本実施の形態における電子機器200を示す斜視図である。図8は、図7中のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。図9は、図7中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図8および図9中には、電子機器200に用いられるカバーガラス20A、タッチパネルユニット30、ディスプレイユニット40および加飾層50のみを記載している。上述の実施の形態1におけるカバーガラス20(図1参照)の接続部22は、主面部21の対向する2つの外縁の各々に連設するように形成される。
図7は、本実施の形態における電子機器200を示す斜視図である。図8は、図7中のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。図9は、図7中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図8および図9中には、電子機器200に用いられるカバーガラス20A、タッチパネルユニット30、ディスプレイユニット40および加飾層50のみを記載している。上述の実施の形態1におけるカバーガラス20(図1参照)の接続部22は、主面部21の対向する2つの外縁の各々に連設するように形成される。
図7〜図9を参照して、本実施の形態のカバーガラス20Aにおいては、接続部22が全体として環状の形状を有している。同様に、側壁部23も全体として環状の形状を有し、接続部22の外縁に連設するように形成される。本実施の形態の電子機器200に用いられる本体ケース10A(図7参照)は、上述の実施の形態1における本体ケース10(図2参照)の立壁部18に対応する部位にも、カバーガラス20Aの側壁部23が設けられる。
カバーガラス20Aも、タッチパネルユニット30をディスプレイユニット40の反対側から覆うように設けられる。タッチパネルユニット30の配線領域34の一部は、カバーガラス20Aの側壁部23の内周面23Sに沿うように湾曲して配置されている。タッチパネルユニット30の配線領域34の全部が、カバーガラス20Aの側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されていてもよい。
ディスプレイユニット40の非表示部44の一部は、カバーガラス20Aの側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように湾曲して配置されている。ディスプレイユニット40の非表示部44の全部が、カバーガラス20Aの側壁部23の内周面23Sに沿うように配置されたタッチパネルユニット30の配線領域34に沿うように配置されていてもよい。
本実施の形態の構成によっても、タッチパネルユニット30の配線領域34の全部が湾曲しないように構成されている場合に比べて、配線領域34が設けられる領域の幅(図8および図9紙面左右方向における幅)を小さくすることができる。配線領域34が幅方向の外側に位置していることによって、検知領域32の大きさを大きくすることができる。したがって本実施の形態の構成によっても、本体ケース10A等の筺体の大きさを大きくすることなく、表示部42の周囲に形成される画面枠をより小さくすることが可能となり、ひいてはディスプレイユニット40の表示部42の幅(面積)を大きく確保することが可能となる。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A 本体ケース、12 電池パック、14 制御ユニット、16 底面部、18 立壁部、20,20A カバーガラス、21 主面部、22 接続部、23 側壁部、23S 内周面、24 画面領域、25 非画面領域、30 タッチパネルユニット、31,33 配線ライン、32 検知領域、34,35 配線領域、36 領域、37 基板、38 コントロールユニットIC、40 ディスプレイユニット、41 画像素子、42 表示部、44,45,46 非表示部、50 加飾層、52 開口部、100,200 電子機器。
Claims (5)
- 画像を表示する表示部を含むディスプレイユニットと、
前記ディスプレイユニットの前記表示部に対向するように配置され使用者による前記表示部に対する操作を検知する検知領域、および前記検知領域の外周に設けられ前記検知領域に電気的に接続された配線領域を含むタッチパネルユニットと、
前記タッチパネルユニットを前記ディスプレイユニットの反対側から覆うように設けられるカバーガラスと、を備え、
前記カバーガラスは、
表面側が外部に露出し、前記表示部からの光を裏面側から前記表面側に向かって透過させる主面部と、
前記主面部の外縁に連設され、前記主面部から外方に向かうにつれて前記表面から遠ざかる方向に湾曲する接続部と、
前記接続部の外縁に連設され、前記主面部から遠ざかる方向に延在する側壁部と、を含み、
前記タッチパネルユニットの前記配線領域の一部または全部は、前記側壁部の内周面に沿うように配置されている、
電子機器。 - 前記ディスプレイユニットは、前記表示部の外周に設けられた非表示部を含み、
前記ディスプレイユニットの前記非表示部の一部または全部は、前記側壁部の前記内周面に沿うように配置された前記配線領域に沿うように配置される、
請求項1に記載の電子機器。 - 前記カバーガラスは、溶融したガラスが金型を用いて加圧成形されることにより作製されたガラス成形品からなる、
請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記接続部の内側に形成された湾曲面の曲率半径は、1.5mm以上である、
請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。 - 前記タッチパネルユニットは、静電容量方式タッチパネルユニットである、
請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
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