JP2014094909A - 除草用組成物 - Google Patents

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義伸 神
Yoshimi Fujino
美海 藤野
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Abstract

【課題】雑草に対して優れた防除効力を有する化合物を提供する。
【解決手段】式(I):
Figure 2014094909

[式中、mは1、2又は3の整数を表し、nは1〜5いずれかの整数を表し、XはCH2、O、S、S(O)又はS(O)2を表し、R1は水素またはメチル基を表し、R2及びR3は水素、C1-6アルキル基等を表し、R4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表わし、Gは水素等を表し、Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、フェニル基、C1-6アルキル基等を表す。]で示されるシクロヘキサノン化合物と、メソトリオン、イソキサフルトール、フルフェナセット、ピロキサスルホン、ペンディメタリン、トリフルラリン、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム等から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有することを特徴とする除草用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、除草剤組成物等に関する。
現在、数多くの除草剤が販売され、使用されている。(例えば、非特許文献1参照)
ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)
本発明は、優れた雑草防除効果を有する除草用組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、下記式(I)で表されるシクロヘキサノン化合物と特定の化合物とを含有する除草用組成物が、優れた雑草防除効力を有することを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] 式(I)
Figure 2014094909
[式中、
mは1、2又は3を表し、
nは1〜5いずれかの整数を表し、
XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
1は水素またはメチル基を表し、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gは水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、Lは酸素または硫黄を表し、
5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
で表されるいずれかの基を表し、
9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
で示されるシクロヘキサノン化合物と、下記A群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有することを特徴とする除草用組成物。
A群:
メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
[2] nが1〜3いずれかの整数であり、
1が水素であり、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-3アルキル基又はR2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖であり(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基はハロゲン、C1-3アルキル基、ヒドロキシル基、(C1-3アルキル)カルボニル基、(C1-3アルコキシ)カルボニル基、C1-3アルコキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3アルキルチオ基、C1-3ハロアルキルチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、ペンタフルオロチオ基、ベンゾイルアミノ基及びC1-3ハロアルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、C1-3アルキル基及びC6-10アリール基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、該C1-3アルキル基及びC6-10アリール基は、1以上のハロゲンまたは1以上のC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたは2以上のC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gが水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、R5aはC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基又はC6-10アリールオキシ基を表し、
6aはC1-6アルキル基を表し、
aはC1-3アルコキシ基を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
9が、水素、C1-6アルキル基又はC6-10アリールスルホニル基であり(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリールスルホニル基は、ハロゲン及びニトロ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Zがハロゲン、C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、C3-8シクロアルキル基、ニトロ基、フェニル基又は5〜6員のヘテロアリールオキシ基(但し、該C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、フェニル基及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基は、1以上のハロゲンを有していてもよく。2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)である、[1]に記載の除草用組成物。
[3] R2及びR3は、互いに独立に、水素、メチル基、エチル基又はR2とR3とが結合してエチレン鎖であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、ペンタフルオロエチル基、ジフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメチルチオ基、ベンゾイルアミノ基、トリフルオロメトキシ基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有している。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、メチル基及びフェニル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。また、該フェニル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
9が水素、2−ニトロフェニルスルホニル基又はメチル基であり、
Zがメチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、シクロプロピル基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、メトキシ基、トリフルオロメチル基、5−トリフルオロメチル−2−クロロピリジルオキシ基又はエチニル基である、[2]に記載の除草用組成物。
[4] B群から選ばれる少なくとも1種の化合物をさらに含有することを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一に記載の除草用組成物。
B群
ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
[5] B群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロキントセットメキシル、メフェンピルジエチル又はフェンクロラゾールエチルである[4]に記載の除草用組成物。
[6] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物がメソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、またはテフリルトリオンである[1]〜[5]のいずれか一に記載の除草用組成物。
[7] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、イソキサフルトール、またはイソキサクロルトールである[1]〜[5]のいずれか一に記載の除草用組成物。
[8] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、またはトプラメゾンである[1]〜[5]のいずれか一に記載の除草用組成物。
[9] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ビシクロピロン、またはベンゾビシクロンである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[10] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、またはテニルクロールである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[11] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物がジフェナミドまたはナプロパミドである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[12] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フルフェナセットまたはメフェナセットである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[13] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フェントラザミドまたはイプフェンカルバゾンである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[14] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、アニロホスである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[15] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、カフェンストロールである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[16] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピペロホスである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[17] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピロキサスルホンである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[18] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、またはベルノレートである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[19] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、またはTCAおよびその塩である[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[20] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンフレセート、またはエトフメセートである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[21] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンスライドである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[22] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリンまたはトリフルラリンである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[23] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ブタミホスである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[24] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ジチオピル、またはチアゾピルである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[25] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、プロピザミド、またはテブタムである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[26] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロルタル−ジメチルである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[27] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、カルベタミド、クロルプロファムまたはプロファムである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[28] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フラムプロップおよびそのエステルである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[29] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロルチアミド、またはジクロベニルである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[30] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、トリアジフラム、またはインダジフラムである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[31] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、イソキサベンである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[32] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フルポキサムである[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[33] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、グリホサートおよびその塩である[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[34] A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩である[1]〜[5]いずれか一に記載の除草用組成物。
[35] Gが水素である[1]〜[34]のいずれか1つに記載の除草用組成物を含有する除草用組成物。
[36] [1]〜[35]のいずれか1つに記載の除草用組成物を含有する除草剤。
[37] 式(I)で示されるシクロヘキサノン化合物と、下記A群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を、雑草または雑草の生育する土壌に施用する雑草の防除方法。
式(I):
Figure 2014094909
[式中、
mは1、2又は3を表し、
nは1〜5いずれかの整数を表し、
XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
1は水素またはメチル基を表し、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gは水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、Lは酸素または硫黄を表し、
5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
で表されるいずれかの基を表し、
9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
A群:
メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
[38] B群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量をさらに雑草または雑草の生育する土壌に施用することを特徴とする[37]に記載の雑草の防除方法。
B群
ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
[39] 雑草を防除するための、式(I)で示される化合物、およびA群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する除草用組成物の使用。
式(I):
Figure 2014094909
[式中、
mは1、2又は3を表し、
nは1〜5いずれかの整数を表し、
XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
1は水素またはメチル基を表し、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gは水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、Lは酸素または硫黄を表し、
5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
で表されるいずれかの基を表し、
9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
A群:
メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
[40] 雑草を防除するための、B群から選ばれる少なくとも1種の化合物をさらに含有することを特徴とする[39]に記載の除草用組成物の使用。
B群:
ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
本発明により、優れた雑草防除効果を有する除草用組成物が提供可能である。
本発明の除草用組成物(以下、本発明除草用組成物と記す。)は、式(I)
式(I)
Figure 2014094909
[式中、
mは1、2又は3の整数を表し、
nは1〜5いずれかの整数を表し、
XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
1は水素またはメチル基を表し、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該( 1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gは水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、Lは酸素またはイオウを表し、
5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
で表されるいずれかの基を表し、
9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
で示されるシクロヘキサノン化合物(以下、本化合物と記す。)と、下記A群から選ばれる少なくとも1種の化合物(以下、本化合物Aと記す。)とを含有する。
A群:
メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
また、下記B群から選ばれる少なくとも1種の化合物(以下、本化合物Bと記す。)を含有してもよい。
B群
ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
本発明組成物の有効成分である式(I)で示されるシクロヘキサノン化合物の置換基について説明する。
1-6アルキル基とは、炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ノルマルペンチル基、sec−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ノルマルヘキシル基及びイソへキシル基が挙げられる。
1-6ハロアルキル基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換されたC1-6アルキル基を意味し、例えば、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基及び2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジクロロエチル基が挙げられる。
3-8シクロアルキル基とは、炭素数3〜8のシクロアルキル基を意味し、例えば、シクロプロピル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基が挙げられる。
3-8ハロシクロアルキル基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換された炭素数3〜8のシクロアルキル基を意味し、例えば、2−クロロシクロプロピル基及び4,4−ジフルオロシクロヘキシル基が挙げられる。
(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基とは、炭素数1〜6のアルキル基で置換された炭素数3〜8のシクロアルキル基を意味し、例えば、エチルシクロプロピル基、イソブチルシクロプロピル基、3−メチルシクロペンチル基及び4−メチルシクロヘキシル基が挙げられる。
(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基とは、炭素数3〜8のシクロアルキル基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、シクロプロピルメチル基及びシクロペンチルメチル基が挙げられる。
(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基とは、炭素数3〜8のシクロアルキル基で置換された炭素数3〜8シクロアルキル基を意味し、例えば、2−シクロプロピルシクロプロピル基及び3−シクロプロピルシクロペンチル基が挙げられる。
(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換された炭素数3〜8のシクロアルキル基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、2−クロロシクロプロピルメチル基及び3−クロロシクロペンチルエチル基が挙げられる。
{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基とは、(炭素数1〜6のアルキルで置換された炭素数3〜8のシクロアルキル基)で置換された炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、2−メチルシクロプロピルメチル基及び3−メチルシクロペンチルメチル基が挙げられる。
2-5アルキレン鎖とは、炭素数2〜5のアルキレン鎖を意味し、例えばエチレン鎖、プロピレン鎖(トリメチレン鎖)、ブチレン鎖(テトラメチレン鎖)、ペンチレン鎖(ペンタメチレン鎖)が挙げられる。
2とR3が結合して炭素数2〜6のアルキレンであるとき、R2とR3は、R2とR3とが結合する炭素と共に、炭素数3〜6のシクロアルキル基を表す。例えば、R2とR3が結合してエチレンを示す時、R2とR3とが結合する炭素と共にシクロプロピルであることを意味する。
2bとR3bが結合して炭素数2〜6のアルキレンであるとき、R2bとR3bとは、R2bとR3bとが結合する炭素と共に、炭素数3〜6のシクロアルキル基を表す。例えば、R2bとR3bが結合してエチレンを示す時、R2bとR3bとが結合する炭素と共にシクロプロピルであることを意味する。
1-3アルキリデン基とは、炭素数1〜3のアルキリデン基を意味し、例えばメチリデン、エチリデン、イソプロピリデンが挙げられる。
ハロゲンとしては、例えば、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素が挙げられる。
2-6アルケニル基とは、炭素数2〜6のアルケニル基を意味し、例えばビニル基、アリル基、1−ブテン−3−イル基及び3−ブテン−1−イル基が挙げられる。
2-6アルキニル基とは、炭素数2〜6のアルキニル基を意味し、例えば、エチニル基、プロパルギル基及び2−ブチニル基が挙げられる。
1-6アルコキシ基とは、炭素数1〜6のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ノルマルプロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ノルマルブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ノルマルペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、ノルマルヘキシルオキシ基及びイソへキシルオキシ基が挙げられる。
1-6アルキルチオ基とは、炭素数1〜6のアルキルチオ基を意味し、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基及びイソプロピルチオ基が挙げられる。
3-6アルケニルオキシ基とは、炭素原子数3〜6のアルケニルオキシ基を意味し、例えば、アリルオキシ基及び2−ブテニルオキシ基が挙げられる。
3-6アルキニルオキシ基とは、炭素原子数3〜6のアルキニルオキシ基を意味し、例えば、プロパルギルオキシ基及び2−ブチニルオキシ基が挙げられる。
(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基とは、炭素原子数6〜10のアリール基で置換された炭素数1〜6のアルコキシ基を意味し、例えば、ベンジルオキシ基及びフェネチルオキシ基が挙げられる。
(C6-10アリール)C1-6アルキル基とは、炭素原子数6〜10のアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、ベンジル基及びフェネチル基が挙げられる。
3-8シクロアルコキシ基とは、炭素数3〜8のシクロアルコキシ基を意味し、例えば、シクロプロピルオキシ基、シクロペンチルオキシ基及びシクロヘキシルオキシ基が挙げられる。
(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基とは、同一又は異なる2つの炭素数1〜6のアルキル基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基及びエチルメチルアミノ基が挙げられる。
(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基とは、同一又は異なる2つの炭素数3〜6のアルケニル基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、ジアリルアミノ基及びジ(3−ブテニル)アミノ基が挙げられる。
(C1―6アルキル)(C6―10アリール)アミノ基とは、炭素数1〜6のアルキル基及びC6-10アリール基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、メチルフェニルアミノ基及びエチルフェニルアミノ基が挙げられる。
1-6アルキルスルフィニル基とは、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基を意味し、例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基及びイソプロピルスルフィニル基が挙げられる。
1-6アルキルスルホニル基とは、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基を意味し、例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基及びイソプロピルスルホニル基が挙げられる。
6-10アリール基とは,炭素原子数6〜10のアリール基を意味し、例えば、フェニル基及びナフチル基が挙げられる。
5〜6員のヘテロアリール基とは、窒素、酸素、イオウから選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む、芳香族の5もしくは6員の複素環基を意味し、例えば、2―ピリジル基、4−ピリジル基、3−フリル基、ピリミジニル基、3−チエニル基及び1−ピラゾリル基が挙げられる。
6-10アリールオキシ基とは、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基を意味し、例えば、フェノキシ基及びナフチルオキシ基が挙げられる。
5〜6員のヘテロアリールオキシ基とは、窒素、酸素、イオウから選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む、芳香族の5もしくは6員の複素環オキシ基を意味し、例えば、2―ピリジロキシ基、3−ピリジルロキシ基が挙げられる。
(C1-6アルコキシ)カルボニル基とは、炭素原子数1〜6のアルコキシ基で置換されたカルボニル基を意味し、例えば、メトキシカルボニル基及びエトキシカルボニル基が挙げられる。
(C1-6アルキル)アミノ基とは、炭素原子数1〜6のアルキル基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、モノメチルアミノ基及びモノエチルアミノ基が挙げられる。
(C1-6アルキル)アミノカルボニル基とは、炭素原子数1〜6のアルキル基で置換されたアミノカルボニル基を意味し、例えば、モノメチルアミノカルボニル基及びモノエチルアミノカルボニル基が挙げられる。
(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基とは、同一又は異なる2つの炭素数1〜6のアルキル基で置換されたアミノカルボニル基を意味し、例えば、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基及びエチルメチルアミノカルボニル基が挙げられる。
(C1-6アルキル)カルボニル基とは、炭素数1〜6のアルキル基で置換されたカルボニル基を意味し、例えば、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基及びイソプロピルカルボニル基が挙げられる。
6-10アリールチオ基とは、炭素原子数6〜10のアリールチオ基を意味し、例えば、フェニルチオ基及びナフチルチオ基が挙げられる。
1-3アルキル基とは、炭素数1〜3のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基及びイソプロピル基が挙げられる。
1-3アルコキシ基とは、炭素数1〜3のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ノルマルプロピルオキシ基及びイソプロピルオキシ基が挙げられる。
1-3ハロアルキル基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換されたC1-3アルキル基を意味し、例えば、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基及び2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジクロロエチル基が挙げられる。
1-3ハロアルコキシ基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換された炭素数1〜3のアルコキシ基を意味し、例えば、トリフルオロメトキシ基、2,2,2−トリクロロエトキシ基、3,3−ジフルオロプロピルオキシ基及び2,2,2−トリフルオロエトキシ基が挙げられる。
1-3ハロアルキルチオ基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンで置換されたC1-3アルキルチオ基を意味し、例えば、トリフルオロメチルチオ基、クロロメチルチオ基、2,2,2−トリクロロエチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基及び2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジクロロエチルチオ基が挙げられる。
本発明除草用組成物の有効成分である本化合物は、式(I)で示されるシクロヘキサノン化合物が無機塩基又は有機塩基等と農学的に許容される塩の形態をとる場合もあるが、本発明には該塩の形態のシクロヘキサノン化合物も包含される。このような塩としては例えば無機塩基(例えば、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等)の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、酢酸塩、水素化物等、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム、バリウム等)の水酸化物、水素化物等、アンモニア)、有機塩基(例えば、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ピペラジン、ピロリジン、ピペリジン、2−フェニルエチルアミン、ベンジルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピリジン、コリジン等)、金属アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、カリウムtert−ブトキシド、マグネシウムメトキシド等)等との混合により生成する塩が挙げられる。
本化合物が1個以上の不斉中心を有する場合、該化合物には2個以上の立体異性体(例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー等)が存在する。本化合物には、これらの立体異性体のすべて及びそれらのうちの任意の2個以上からなる混合物が包含される。
また本化合物が二重結合等に基づく幾何異性を有する場合、該化合物には2個以上の幾何異性体(例えば、E/Z又はトランス/シスの各異性体、S−トランス/S−シスの各異性体等)が存在する。本化合物には、これらの幾何異性体のすべて及びそれらのうちの任意の2個以上からなる混合物が包含される。
本発明除草用組成物の有効成分である式(I)で示されるシクロヘキサノン化合物としては、例えば、以下に示される化合物が挙げられる。
mが2である化合物;
nが3である化合物;
mが2であり、nが3である化合物;
XがSである化合物;
2が水素である化合物;
3が水素である化合物;
式(I)における
Figure 2014094909
で示される部分が−S−CH2CH2−、−S−CH2CH(CH3)−、−S−CH(CH3)CH2−、−O−CH2CH2−、−CH2−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH(CH3)−、−S(O)2−CH2CH2−、−S(O)2−CH2CH(CH3)−、−S−CH2C(CH32−、−S−CH2C(シクロプロピル)−、−S−CH2CH(C25)−、−S−CH2−、−S−CH2CH2CH2−、−N(CH3)−CH2CH(CH3)−、又は−N(CH3)−CH2CH2−である化合物;
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基又は3−フリル基である化合物;
Zがフェニル基、又は、ハロゲンを有していてもよいC1-6アルキル基である化合物;
mが1、2又は3の整数であり、
nが1、2、又は3の整数であり、
XがCH2、O、S、S(O)、S(O)2又はN(CH3)であり、
1が水素であり、
2及びR3は、互いに独立に、水素、またはC1-6アルキル基であるか、又は、R2とR3とが結合してC2−6アルケニレン鎖であり、
4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表わし(但し、該C6-10アリール基および5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、及びC1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該C1-6アルキル基、及びC1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンを有していてもよい。)、
Gは水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、Lが酸素であり、
5がC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、またはC6-10アリールオキシ基であり、
6がC1-6アルキル基であり、
7が水素であり、
WがC1-6アルコキシ基である。}
で表されるいずれかの基であり、
Zがハロゲン、フェニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、又は6員のヘテロアリールオキシ基であり(但し、該フェニル基、及び6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。)。〕
で示されるシクロヘキサノン化合物。
メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロンおよびベンゾビシクロンは、4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤(HPPD阻害剤)として知られており、プラストキノンの生合成に関わる4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼを阻害する化合物のことである。
前記4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤(HPPD阻害剤)は、夫々トリケトン系除草剤、イソキサゾール系除草剤、ピラゾール系除草剤、ビシクロ系除草剤に分類される。これらの化合物はペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物、または、CAS番号で特定された化合物である。
Figure 2014094909
テフリルトリオンは公知の化合物であり、例えば、特表2002−527418等に記載の方法により製造することができる。
イソキサクロルトールは公知の化合物であり、例えば、EP470856号等に記載の方法により製造することができる。
ビシクロピロンは公知の化合物であり、例えば、WO2001094339号等に記載の方法により製造することができる。
メソトリオン、スルコトリオン、イソキサフルトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、ベンゾビシクロン、ピラスルホトール、トプラメゾン、およびテンボトリオンは公知の化合物であり,例えば、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ならびにベンスライドは、超長鎖脂肪酸生合成阻害剤(VLCFAs阻害剤)として知られており、植物のクチクラワックス層や細胞膜のスフィンゴ脂質の主成分である超長鎖脂肪酸の生成に関わる脂肪酸延長酵素系を阻害する化合物のことである。
前記超長鎖脂肪酸生合成阻害剤(VLCFAs阻害剤)は、クロロアセトアミド系除草剤、アセトアミド系除草剤、オキシアセトアミド系除草剤、テトラゾリノン系除草剤、チオカーバメート系除草剤、ハロゲン化カルボン酸系除草剤、ベンゾフラン系除草剤、および、ホスホロジチオエート系除草剤等が挙げられる。これらの化合物はいずれも、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物、または、CAS番号で特定された化合物である。
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909

プロピソクロールは公知の化合物であり、市販の試薬を入手するか、公知の方法で製造することにより得られる。
イプフェンカルバゾンは公知の化合物であり、例えば、WO98/38176に記載の方法により製造することができる。
アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ならびにベンスライドは公知の化合物であり,例えば、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、ならびにフラムプロップおよびそのエステルは、微小管形成阻害剤として知られており、細胞分裂に関わる微小管の形成を阻害する化合物のことである。
前記微小管形成阻害剤の分類としては、ジニトロアニリン系除草剤、有機リン系除草剤、ピリジン系除草剤、ベンズアミド系除草剤、ベンゼンカルボン酸系除草剤カーバメート系除草剤、およびアリールアミノプロピオン酸系除草剤が挙げられる。これらの化合物はいずれも、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物、または、CAS番号で特定された化合物である。
Figure 2014094909
テブタムは公知の化合物であり、市販の試薬を入手するか、公知の方法で製造することにより得られる。
ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、ならびにフラムプロップおよびそのエステルは公知の化合物であり,例えば、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、およびフルポキサムは、セルロース合成阻害剤として知られており、細胞壁の構成成分であるセルロースの合成を阻害する化合物のことである。
前記セルロース合成阻害剤の分類としては、ニトリル系除草剤、アルキルアジン系除草剤、ベンズアミド系除草剤、およびトリアゾロカルボキサミド系除草剤が挙げられる。これらの化合物はいずれも、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物、または、CAS番号で特定された化合物である。
Figure 2014094909
インダジフラムは公知の化合物であり、市販の試薬を入手するか、公知の方法で製造することにより得られる。
クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、イソキサベン、およびフルポキサムは公知の化合物であり,例えば、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩は、非選択性除草剤として知られている。グリホサートおよびその塩は、5−エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸合成酵素阻害剤(EPSP阻害剤)として知られており、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなどの芳香族アミノ酸の生合成に関わる5−エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸合成酵素を阻害する化合物である。グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩はグルタミン合成酵素阻害剤として知られており、アンモニア同化に重要なグルタミン酸合成酵素を阻害する化合物である。
これらの化合物はいずれも、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物である。
Figure 2014094909
グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩は公知の化合物であり,例えば、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
グリホサートおよびその塩としては、グリホサートカリウム塩、グリホサートイソプロピルアミン塩等が挙げられる。
本化合物Bは、薬剤軽減剤として知られており、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された化合物、または、CAS番号で特定された化合物である。
Figure 2014094909
シプロスルファミドは、公知の化合物であり、例えば、米国特許6251827号に記載の方法により製造することができる。
ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67は公知の化合物であり,市販されている。また、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fifteenth Edition(2009)、British Crop Production Council(ISBN:978−1−901396−18−8)に記載された文献等により製造することができる。
本発明除草用組成物としては、例えば、以下のような組成物が挙げられる。
[態様1]
式(I)において、nが1〜3である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、mが1または2であり、nが3である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、XがCH2、O、S、S(O)、S(O)2、N(H)又はN(CH3)である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、R2が水素またはC1-3アルキル基である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、R3が水素またはC1-3アルキル基である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)における
Figure 2014094909
で示される部分が−S−CH2CH2−、−S−CH2CH(CH3)−、−S−CH(CH3)CH2−、−O−CH2CH2−、−CH2−CH2−、−CH2−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH(CH3)−、−S(O)2−CH2CH2−、−S(O)2−CH2CH(CH3)−、−S−CH2C(CH32−、−S−CH2C(シクロプロピル)−、−S−CH2CH(C25)−、−S−CH2−、−S−CH2CH2CH2−、−N(CH3)−CH2CH(CH3)−、又は−N(CH3)−CH2CH2−である化合物と、ALS阻害剤とを含有する除草用組成物;
式(I)において、R4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基又は3−フリル基である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、Zがハロゲン、C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、C3-8シクロアルキル基、ニトロ基、フェニル基又は5〜6員のヘテロアリールオキシ基である化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
式(I)において、
nが1〜3であり、
XがCH2、O、S、S(O)、S(O)2、N(H)又はN(CH3)であり、
2が水素またはC1-3アルキル基であり、
3が水素またはC1-3アルキル基であり、

Figure 2014094909
で示される部分が−S−CH2CH2−、−S−CH2CH(CH3)−、−S−CH(CH3)CH2−、−O−CH2CH2−、−CH2−CH2−、−CH2−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH2−、−S(O)−CH2CH(CH3)−、−S(O)2−CH2CH2−、−S(O)2−CH2CH(CH3)−、−S−CH2C(CH32−、−S−CH2C(シクロプロピル)−、−S−CH2CH(C25)−、−S−CH2−、−S−CH2CH2CH2−、−N(CH3)−CH2CH(CH3)−、又は−N(CH3)−CH2CH2−であり、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基又は3−フリル基であり、
Zがハロゲン、C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、C3-8シクロアルキル基、ニトロ基、フェニル基又は5〜6員のヘテロアリールオキシ基であるシクロヘキサノン化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物;
[態様2]
式(I)において、
nが1〜3いずれかの整数であり、
1が水素であり、
2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-3アルキル基又はR2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖であり(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基はハロゲン、C1-3アルキル基、ヒドロキシル基、(C1-3アルキル)カルボニル基、(C1-3アルコキシ)カルボニル基、C1-3アルコキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3アルキルチオ基、C1-3ハロアルキルチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、ペンタフルオロチオ基、ベンゾイルアミノ基及びC1-3ハロアルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、C1-3アルキル基及びC6-10アリール基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、該C1-3アルキル基及びC6-10アリール基は、1以上のハロゲンまたは1以上のC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたは2以上のC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Gが水素又は下記式
Figure 2014094909
{式中、R5aはC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基又はC6-10アリールオキシ基を表し、
6aはC1-6アルキル基を表し、
aはC1-3アルコキシ基を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
9が、水素、C1-6アルキル基又はC6-10アリールスルホニル基であり(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリールスルホニル基は、ハロゲン及びニトロ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。)、
Zがハロゲン、C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、C3-8シクロアルキル基、ニトロ基、フェニル基又は5〜6員のヘテロアリールオキシ基(但し、該C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、フェニル基及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基は、1以上のハロゲンを有していてもよく。2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)であるシクロヘキサノン化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物。
[態様3]
式(I)において、
2及びR3は、互いに独立に、水素、メチル基、エチル基又はR2とR3とが結合してエチレン鎖であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、ペンタフルオロエチル基、ジフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメチルチオ基、ベンゾイルアミノ基、トリフルオロメトキシ基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有している。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、メチル基及びフェニル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。また、該フェニル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
9が水素、2−ニトロフェニルスルホニル基又はメチル基であり、
Zがメチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、シクロプロピル基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、メトキシ基、トリフルオロメチル基、5−トリフルオロメチル−2−クロロピリジルオキシ基又はエチニル基であるシクロヘキサノン化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物。
[態様4]
式(I)において、
2及びR3は、互いに独立に、水素、又はメチル基であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、又は2−ピリジル基であり(但し、該フェニル基、及び2−ピリジル基は、塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
XがO、S、又はS(O)であり、
Zがメチル基、エチル基、又はフェニル基であるシクロヘキサノン化合物と、本化合物Aとを含有する除草用組成物。
[態様5]
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがメソトリオンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがイソキサフルトールである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがピラスルホトールおよびその塩である除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがビシクロピロンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物AがS−メトラクロールおよびその塩である除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがフルフェナセットである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがピロキサスルホンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがプロスルホカルブである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがチオベンカルブである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがトリアレートである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがペンディメタリンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがトリフルラリンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがイソキサベンである除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがグリホサートおよびその塩である除草用組成物;
[態様1]〜[態様4]において、本化合物Aがグルホシネートアンモニウムである除草用組成物;
[態様6]
[態様5]において、さらにクロキントセットメキシルを含有する除草用組成物;
[態様5]において、さらにメフェンピルジエチルを含有する除草用組成物;
[態様5]において、さらにフェンクロラゾールエチルを含有する除草用組成物;
[態様7]
式(I)において、
2及びR3は、互いに独立に、水素、メチル基、エチル基又はR2とR3とが結合してエチレン鎖であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、ペンタフルオロエチル基、ジフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメチルチオ基、ベンゾイルアミノ基、トリフルオロメトキシ基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有している。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、メチル基及びフェニル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。また、該フェニル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
9が水素、2−ニトロフェニルスルホニル基又はメチル基であり、
Zがメチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、シクロプロピル基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、メトキシ基、トリフルオロメチル基、5−トリフルオロメチル−2−クロロピリジルオキシ基又はエチニル基であるシクロヘキサノン化合物と、
メソトリオン、イソキサフルトール、ピラスルホトール、S−メトラクロール、フルフェナセット、ピロキサスルホン、ペンディメタリン、トリフルラリン、グリホサートおよびその塩ならびにグルホシネートアンモニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する除草用組成物;
[態様8]
式(I)において、
2及びR3は、互いに独立に、水素、メチル基、エチル基又はR2とR3とが結合してエチレン鎖であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、ペンタフルオロエチル基、ジフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメチルチオ基、ベンゾイルアミノ基、トリフルオロメトキシ基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有している。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、メチル基及びフェニル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。また、該フェニル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
9が水素、2−ニトロフェニルスルホニル基又はメチル基であり、
Zがメチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、シクロプロピル基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、メトキシ基、トリフルオロメチル基、5−トリフルオロメチル−2−クロロピリジルオキシ基又はエチニル基であるシクロヘキサノン化合物と、
メソトリオン、イソキサフルトール、ピラスルホトール、S−メトラクロール、フルフェナセット、ピロキサスルホン、ペンディメタリン、トリフルラリン、グリホサートおよびその塩ならびにグルホシネートアンモニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、
フェンクロラゾールエチル、メフェンピルジエチルおよびクロキントセットメキシルからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する除草用組成物;
本発明除草用組成物は、広範囲の雑草に対し除草活性を有し、通常の耕起栽培・不耕起栽培が行われる農作物畑、野菜畑、樹園地または非農耕地において、効果的に広範囲の雑草を防除することができる。
本発明除草用組成物の防除対象としては、例えば次のものが挙げられる。
メヒシバ(Digitaria ciliaris)、オヒシバ(Eleusine indica)、エノコログサ(Setaria viridis)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、キンエノコログサ(Setaria glauca)、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)、コヌカグサ(Agrostis alba)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum)、テキサスパニカム(Panicum texanum)、メリケンニクキビ(Brachiaria platyphylla)、アレキサンダーグラス(Brachiaria plantaginea)、スリナムグラス(Brachiaria decumbens)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense)、シャッターケーン(Andropogon sorghum)、ギョウギシバ(Cynodon dactylon)、カラスムギ(Avena fatua)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)、ブラックグラス(Alopecurus myosuroides)、ウマノチャヒキ(Bromus tectorum)、アレチノチャヒキ(Bromus sterilis)、ヒメカナリークサヨシ(Phalaris minor)、セイヨウヌカボ(Apera spica−venti)、スズメノカタビラ(Poa annua)、シバムギ(Agropyron repens)、コゴメガヤツリ(Cyperus iria)、ハマスゲ(Cyperus rotundus)、キハマスゲ(Cyperus esculentus)、スベリヒユ(Portulaca oleracea)、アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus)、ホナガアオゲイトウ(Amaranthus hybridus)、オオホナガアオゲイトウ(Amaranthus palmeri)、ウォーターヘンプ(Amaranthus rudis)、イチビ(Abutilon theophrasti)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa)、ソバカズラ(Fallopia convolvulus)、サナエタデ(Polygonum scabrum)、アメリカサナエタデ(Persicaria pennsylvanica)、ハルタデ(Persicaria vulgaris)、ナガバギシギシ(Rumex crispus)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifolius)、イタドリ(Fallopia japonica)、シロザ(Chenopodium album)、ホウキギ(Kochia scoparia)、イヌタデ(Polygonum longisetum)、イヌホオズキ(Solanum nigrum)、シロバナチョウセンアサガオ(Datura stramonium)、マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea)、マルバアメリカアサガオ(Ipomoea hederacea var. integriuscula)、マメアサガオ(Ipomoea lacunosa)、セイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)、オナモミ(Xanthium pensylvanicum)、野生ヒマワリ(Helianthus annuus)、イヌカミツレ(Matricaria perforata or inodora)、カミツレ(Matricaria chamomilla)、コーンマリーゴールド(Chrysanthemum segetum)、オロシャギク(Matricaria matricarioides)、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)、オオブタクサ(Ambrosia trifida)、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis)、ヨモギ(Artemisia princeps)、セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)、アレチノギク(Conyza bonariensis)、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata)、エビスグサ(Cassia obtusifolia)、フロリダベガーウィード(Desmodium tortuosum)、シロツメクサ(Trifolium repens)、クズ(Pueraria lobata)、カラスノエンドウ(Vicia angustifolia)、ツユクサ(Commelina communis)、マルバツユクサ(Commelina benghalensis)、ヤエムグラ(Galium aparine)、ハコベ(Stellaria media)、ワイルドラディッシュ(Raphanus raphanistrum)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、ナズナ(Capsella bursa−pastoris)、オオイヌノフグリ(Veronica persica)、フラサバソウ(Veronica hederifolia)、フィールドパンジー(Viola arvensis)、ワイルドパンジー(Viola tricolor)、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)、ワスレナグサ(Myosotis scorpioides)、オオトウワタ(Asclepias syriaca)、トウダイグサ(Euphorbia helioscopia)、オオニシキソウ(Chamaesyce nutans)、アメリカフウロ(Geranium carolinianum)、オランダフウロ(Erodium cicutarium)、スギナ(Equisetum arvense)、アシカキ(Leersia japonica)、タイヌビエ(Echinochloa oryzicola)、ヒメタイヌビエ(Echinochloa crus−galli var. formosensis)、アゼガヤ(Leptochloa chinensis)、タマガヤツリ(Cyperus difformis)、ヒデリコ(Fimbristylis miliacea)、マツバイ(Eleocharis acicularis)、イヌホタルイ(Scirpus juncoides)、タイワンヤマイ(Scirpus wallichii)、ミズガヤツリ(Cyperus serotinus)、クログワイ(Eleocharis kuroguwai)、コウキヤガラ(Bolboschoenus koshevnikovii)、シズイ(Schoenoplectus nipponicus)、コナギ(Monochoria vaginalis)、アゼナ(Lindernia procumbens)、アブノメ(Dopatrium junceum)、キカシグサ(Rotala indica)、ヒメミソハギ(Ammannia multiflora)、ミゾハコベ(Elatine triandra)、チョウジタデ(Ludwigia epilobioides)、ウリカワ(Sagittaria pygmaea)、ヘラオモダカ(Alisma canaliculatum)、オモダカ(Sagittaria trifolia)、ヒルムシロ(Potamogeton distinctus)、セリ(Oenanthe javanica)、ミズハコベ(Callitriche palustris)、アゼトウガラシ(Lindernia micrantha)、アメリカアゼナ(Lindernia dubia)、タカサブロウ(Eclipta prostrata)、イボクサ(Murdannia keisak)、キシュウスズメノヒエ(Paspalum distichum)、エゾノサヤヌカグサ(Leersia oryzoides)等の雑草。ナガエツルノゲイトウ(Alternanthera philoxeroides)、フロッグスビット(Limnobium spongia)、ウォーターファーン(Salvinia属)、ボタンウキクサ(Pistia stratiotes)、ウォーターペニーウォート(Hydrocotyle属)、糸状藻類(Pithophora属、Cladophora属)、クーンテイル(Ceratophyllum demersum)、ウキクサ(Lemna属)、ハゴロモモ(Cabomba caroliniana)、クロモ(Hydrilla verticillata)、サザンネイアド(Najas guadalupensis)、ポンドウィード類(Potamogeton crispus、Potamogeton illinoensis、Potamogeton pectinatus等)、ウォーターミール(Wolffia属)、ウォーターミルフォイル類(Myriophyllum spicatum、Myriophyllum heterophyllum等)、ホテイアオイ(Eichhornia crassipes)等の水生植物。蘚類、苔類、ツノゴケ類。シアノバクテリア。シダ類。永年性作物(仁果類、石果類、液果類、堅果類、カンキツ類、ホップ、ブドウ等)の吸枝(sucker)。
本発明の除草剤(以下、本発明除草剤と記す)は、本発明除草用組成物を含有する。本発明除草剤は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地または非農耕地における除草剤として使用される。本発明除草剤は、以下に挙げられる「植物」等を栽培する農耕地等において、当該農耕地の雑草を防除することができる。
「植物」;
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、ソルガム、ワタ、ダイズ、ラッカセイ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ、ホップ等。
野菜:ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン、マクワウリ等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス等)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、マメ科作物(エンドウ、インゲンマメ、アズキ、ソラマメ、ヒヨコマメ等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ、コンニャク、ショウガ、オクラ等。
果樹:仁果類(リンゴ、ナシ、セイヨウナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ、等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ等)、観葉植物等。
上記「植物」には、遺伝子組み換え作物も含まれる。
本発明除草剤は、本発明除草用組成物、すなわち、本化合物と本化合物Aとを含有し、本化合物Bを含有していてもよい。本発明除草剤は、通常さらに不活性担体及び界面活性剤、固着剤、分散剤、安定剤等の製剤用補助剤が加えられ、水和剤、顆粒水和剤、フロアブル剤、粒剤、ドライフロアブル剤、乳剤、水性液剤、油剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤等に製剤化される。本発明除草剤において、本化合物と本化合物Aとの合計の重量は、通常0.1〜80%である。さらに、本発明除草用組成物に本化合物Bを含有する場合、本化合物と本化合物Aと本化合物Bとの合計の重量は通常0.1〜90%である。
不活性担体としては、固体担体及び液体担体が挙げられる。
固体担体としては、例えば、粘土類(例えば、カオリン、珪藻土、合成含水酸化珪素、フバサミクレー、ベントナイト、酸性白土)、タルク類、その他の無機鉱物(例えば、セリサイト、石英粉末、硫黄粉末、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ)等の微粉末もしくは粒状物が挙げられ、液体担体としては、例えば、水、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン)、芳香族炭化水素類(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン)、脂肪族炭化水素類(例えば、n−ヘキサン、シクロヘキサン、灯油)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル)、ニトリル類(例えば、アセトニトリル、イソブチルニトリル)、エーテル類(例えば、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル)、酸アミド類(例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド)、ハロゲン化炭化水素類(例えば、ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四塩化炭素)等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類及びそのポリオキシエチレン化物、ポリオキシエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えば固着剤や分散剤、具体的にはカゼイン、ゼラチン、多糖類(例えば、デンプン、アラビヤガム、セルロース誘導体、アルギン酸)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、脂肪酸又はそのエステル等が挙げられる。
本発明除草剤を水等で希釈した溶液を散布する際には、その散布液に補助剤(adjuvant)を添加しても良い。添加できる補助剤としては、例えば、界面活性剤(脂肪酸アルキルエステル、アルキルポリオキシエチレンエーテル等の非イオン系界
面活性剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩等のイオン系界面活性剤)、crop oil、vegitative oil、crop oil concentrate、methylated seed oil、有機シリコン系展着剤、液肥(硫酸アンモニウム、urea ammonium nitrate等)等が挙げられる。これらの補助剤は、単独で用いられてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いても良い。
本発明除草用組成物を用いた雑草の防除方法は、本化合物と本化合物Aと本化合物Bとの有効量を雑草または雑草が生育する土壌に施用する方法である。本発明除草剤の施用方法としては、例えば本発明除草剤を雑草に茎葉処理する方法、本発明除草剤を雑草が生育する土壌表面に処理する方法、および、本発明除草剤を雑草が生育する土壌に混和処理する方法が挙げられる。本発明の雑草の防除方法において、雑草を防除する面積10000m2あたりの本化合物と本化合物Aと本化合物Bとの合計量は、通常1〜5000g、好ましくは1〜3000gである。

本発明除草用組成物において本化合物Aがメソトリオンの場合、本化合物とメソトリオンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:500、好ましくは1:0.05〜1:200、より好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがスルコトリオンの場合、本化合物とスルコトリオンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.4〜1:45の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがテンボトリオンの場合、本化合物とテンボトリオンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.14〜1:10の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがテフリルトリオンの場合、本化合物とテフリルトリオンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.6〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがイソキサフルトールの場合、本化合物とイソキサフルトールとの混合割合は、重量比で、1:0.001〜1:100、好ましくは1:0.02〜1:50、より好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがイソキサクロルトールの場合、本化合物とイソキサクロルトールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:50の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベンゾフェナップの場合、本化合物とベンゾフェナップとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:1〜1:100の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがピラスルホトールの場合、本化合物とピラスルホトールとの混合割合は、重量比で、1:0.001〜1:50、好ましくは1:0.002〜1:20、より好ましくは1:0.05〜1:10の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがピラゾリネートの場合、本化合物とピラゾリネートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:6〜1:400の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがピラゾキシフェンの場合、本化合物とピラゾキシフェンとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:6〜1:300の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがトプラメゾンの場合、本化合物とトプラメゾンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.2〜1:15の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがビシクロピロンの場合、本化合物とビシクロピロンとの混合割合は、重量比で、1:0.001〜1:100、好ましくは1:0.02〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベンゾビシクロンの場合、本化合物とベンゾビシクロンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.4〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがアセトクロールの場合、本化合物とアセトクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.5〜1:500、好ましくは1:6〜1:300の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがアラクロールの場合、本化合物とアラクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:3.36〜1:448の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがブタクロールの場合、本化合物とブタクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:2〜1:450の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジメタクロールの場合、本化合物とジメタクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:2.5〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジメテナミドの場合、本化合物とジメテナミドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:1.7〜1:144の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジメテナミド−Pの場合、本化合物とジメテナミド−Pとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:1.3〜1:100の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがメタザクロールの場合、本化合物とメタザクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2〜1:150の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物AがS−メトラクロールの場合、本化合物とS−メトラクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:500、好ましくは1:0.2〜1:200、より好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがペトキサミドの場合、本化合物とペトキサミドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2.4〜1:120の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプレチラクロールの場合、本化合物とプレチラクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2〜1:125の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプロパクロールの場合、本化合物とプロパクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.5〜1:800、好ましくは1:6.72〜1:672の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプロピソクロールの場合、本化合物とプロピソクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:2.88〜1:216の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがテニルクロールの場合、本化合物とテニルクロールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.54〜1:27の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジフェナミドの場合、本化合物とジフェナミドとの混合割合は、重量比で、1:0.5〜1:800、好ましくは1:8〜1:600の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがナプロパミドの場合、本化合物とナプロパミドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:800、好ましくは1:4〜1:600の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフルフェナセットの場合、本化合物とフルフェナセットとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:1000、好ましくは1:0.1〜1:500、より好ましくは1:0.5〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがメフェナセットの場合、本化合物とメフェナセットとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2〜1:160の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフェントラザミドの場合、本化合物とフェントラザミドとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:100、好ましくは1:0.4〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがイプフェンカルバゾンの場合、本化合物とイプフェンカルバゾンとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがアニロホスの場合、本化合物とアニロホスとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:100、好ましくは1:0.8〜1:40の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがカフェンストロールの場合、本化合物とカフェンストロールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.3〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがピペロホスの場合、本化合物とピペロホスとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:300、好ましくは1:0.66〜1:66の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがピロキサスルホンの場合、本化合物とピロキサスルホンとの混合割合は、重量比で、1:0.001〜1:200、好ましくは1:0.02〜1:100、より好ましくは1:0.2〜1:40の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがブチレートの場合、本化合物とブチレートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがシクロエートの場合、本化合物とシクロエートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:250、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジメピペレートの場合、本化合物とジメピペレートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物AがEPTCの場合、本化合物とEPTCとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがエスプロカルブの場合、本化合物とエスプロカルブとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがモリネートの場合、本化合物とモリネートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがオルベンカルブの場合、本化合物とオルベンカルブとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがペブレートの場合、本化合物とペブレートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプロスルホカルブの場合、本化合物とプロスルホカルブとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがチオベンカルブの場合、本化合物とチオベンカルブとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがチオカルバジルの場合、本化合物とチオカルバジルとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがトリアレートの場合、本化合物とトリアレートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベルノレートの場合、本化合物とベルノレートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがダラポンおよびその塩の場合、本化合物とダラポンおよびその塩との混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフルプロパネートおよびその塩の場合、本化合物とフルプロパネートおよびその塩との混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物AがTCAおよびその塩の場合、本化合物とTCAおよびその塩との混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベンフレセートの場合、本化合物とベンフレセートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがエトフメセートの場合、本化合物とエトフメセートとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベンスライドの場合、本化合物とベンスライドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:200、好ましくは1:0.2〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがベンフルラリンの場合、本化合物とベンフルラリンとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2〜1:150の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがブトラリンの場合、本化合物とブトラリンとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:2.24〜1:340の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジニトラミンの場合、本化合物とジニトラミンとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:300、好ましくは1:0.8〜1:80の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがエタルフルラリンの場合、本化合物とエタルフルラリンとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:300、好ましくは1:2〜1:125の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがオリザリンの場合、本化合物とオリザリンとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:500、好ましくは1:0.48〜1:216の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがペンディメタリンの場合、本化合物とペンディメタリンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:500、好ましくは1:0.2〜1:300、より好ましくは1:1〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがトリフルラリンの場合、本化合物とトリフルラリンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:500、好ましくは1:0.05〜1:200、より好ましくは1:0.125〜1:50の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがブタミホスの場合、本化合物とブタミホスとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:1.8〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジチオピルの場合、本化合物とジチオピルとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:500、好ましくは1:0.56〜1:112の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがチアゾピルの場合、本化合物とチアゾピルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:300、好ましくは1:0.2〜1:56の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプロピザミドの場合、本化合物とプロピザミドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:1.12〜1:220の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがテブタムの場合、本化合物とテブタムとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:1〜1:300の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがクロルタル−ジメチルの場合、本化合物とクロルタル−ジメチルとの混合割合は、重量比で、1:1〜1:1000、好ましくは1:10〜1:900の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがカルベタミドの場合、本化合物とカルベタミドとの混合割合は、重量比で、1:0.5〜1:500、好ましくは1:4〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがクロルプロファムの場合、本化合物とクロルプロファムとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:100、好ましくは1:0.48〜1:24の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがプロファムの場合、本化合物とプロファムとの混合割合は、重量比で、1:0.5〜1:700、好ましくは1:4.6〜1:500の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフラムプロップおよびそのエステルの場合、本化合物とフラムプロップおよびそのエステルとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:200、好ましくは1:0.5〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフラムプロップおよびそのエステルの場合、本化合物とフラムプロップおよびそのエステルとの混合割合は、重量比で、1:0.05〜1:200、好ましくは1:0.5〜1:30の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがクロルチアミドの場合、本化合物とクロルチアミドとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがジクロベニルの場合、本化合物とジクロベニルとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがトリアジフラムの場合、本化合物とトリアジフラムとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがインダジフラムの場合、本化合物とインダジフラムとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがイソキサベンの場合、本化合物とイソキサベンとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがフルポキサムの場合、本化合物とフルポキサムとの混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:100、好ましくは1:0.5〜1:20の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがグリホサートまたはその塩の場合、本化合物とグリホサートまたはその塩との混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:700、好ましくは1:0.2〜1:500、より好ましくは1:0.5〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがビラナホスまたはその塩の場合、本化合物とビラナホスまたはその塩との混合割合は、重量比で、1:0.1〜1:500、好ましくは1:1.08〜1:180の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Aがグルホシネートアンモニウムの場合、本化合物とグルホシネートアンモニウムとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:500、好ましくは1:0.1〜1:300、より好ましくは1:1〜1:200の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがベノキサコールの場合、本化合物とベノキサコールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがクロキントセットメキシルの場合、本化合物とクロキントセットメキシルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:20、好ましくは1:0.02〜1:10の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがシオメトリニルの場合、本化合物とシオメトリニルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがジクロルミッドの場合、本化合物とジクロルミッドとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがフェンクロラゾールエチルの場合、本化合物とフェンクロラゾールエチルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.01〜1:1の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがフェンクロリムの場合、本化合物とフェンクロリムとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがフルラゾールの場合、本化合物とフルラゾールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがフリラゾールの場合、本化合物とフリラゾールとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがメフェンピルジエチルの場合、本化合物とメフェンピルジエチルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:20、好ましくは1:0.02〜1:10の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがオキサベトリニルの場合、本化合物とオキサベトリニルとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがイソキサジフェンの場合、本化合物とイソキサジフェンとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがシプロスルファミドの場合、本化合物とシプロスルファミドとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bがフルクソフェニムの場合、本化合物とフルクソフェニムとの混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物Bが1,8−ナフタル酸無水物の場合、本化合物と1,8−ナフタル酸無水物との混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草用組成物において本化合物BがAD−67の場合、本化合物とAD−67との混合割合は、重量比で、1:0.01〜1:10、好ましくは1:0.03〜1:5の範囲である。
本発明除草剤は、夫々の有効成分を製剤化した後、これらを混合することにより調製することもできる。
本発明除草剤は、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合または併用することもできる。
本発明除草用組成物に用いられる本化合物は、例えば以下の製造法により製造することができる。
製造法1
本化合物のうちGが水素である、式(1a)で示される化合物は、式(2)で示される化合物と式(3)で示される化合物とを塩基の存在下反応させることによって製造することができる。
Figure 2014094909

〔式中、R1、R2、R3、R4、X、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は通常溶媒中で行われる。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本反応において用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基が挙げられる。該塩基の使用量は、式(2)で示される化合物に対して、通常1〜10モル当量、好ましくは2〜5モル当量である。本反応に用いられる式(3)で示される化合物の使用量は、式(2)で示される化合物に対して、通常1〜3モル当量である。
本反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。本反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物に酸を添加して酸性とし、水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1a)で示される化合物を得ることができる。
製造法2
本化合物のうちGが水素以外の基である、式(1b)で示される化合物は、式(1a)で示される化合物と式G1−X1で示される化合物から製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、G1は式
Figure 2014094909
(式中、L、R5、R6、R7およびWは前記と同じ意味を表す。)
で表されるいずれかの基を表し、
1はハロゲン(例えば、塩素、臭素、ヨウ素等)又はハロゲンで置換されていてもよいC1-3アルキルスルホニルオキシ基(例えば、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチルスルホニルオキシ基等)を表すか、式OG1で表される基を表し(ただし、G1が式
Figure 2014094909
で表される基である場合、X1はハロゲン又はハロゲンで置換されていてもよいC1-3アルキルスルホニルオキシ基である。)、
1、R2、R3、R4、X、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は溶媒中で行うことができる。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本反応に用いられる式(4)で示される化合物としては、例えば、塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化イソブチリル、塩化ピバロイル、塩化ベンゾイル、シクロヘキサンカルボン酸クロリド等のカルボン酸のハロゲン化物;無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等のカルボン酸の無水物;クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸フェニル等の炭酸半エステルのハロゲン化物;塩化ジメチルカルバモイル等のカルバミン酸のハロゲン化物;塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル等のスルホン酸のハロゲン化物;メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルホン酸の無水物;クロロメチル メチル エーテル、エチル クロロメチル エーテル等のアルキル ハロゲノアルキル エーテル等が挙げられる。本反応に用いられる式(4)で示される化合物の使用量は、式(1a)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量である。
本反応は通常、塩基の存在下に行われる。本反応において用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。該塩基の使用量は、式(1a)で示される化合物に対して、通常0.5〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量である。
本反応の反応温度は通常、−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。本反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1b)で示される化合物を得ることができる。
式(4)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。
製造法3
本化合物のうちXがS(O)で示される化合物は、XがSで示される化合物を酸化することにより製造することができる。式(1c)で示される化合物のX以外の部分にアルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、ハロアルキルチオ基及び/又はハロアルキルスルフィニル基を含む場合これらの基も酸化される場合がある。
Figure 2014094909
〔式中、R1、R2、R3、R4、G、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応には酸化剤が用いられる。かかる酸化剤としては、例えば、過酸化水素;過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸等の過酸類;メタ過ヨウ素酸ナトリウム、オゾン、二酸化セレン、クロム酸、四酸化二窒素、硝酸アセチル、ヨウ素、臭素、N−ブロモスクシンイミド、及びヨードシルベンゼンが挙げられる。酸化剤は式(1c)で示される化合物1モルに対して通常0.8〜1.2モル用いられる。
該反応は、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン等の飽和炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化飽和炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;アセトニトリル等のニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類;酢酸、プロピオン酸等の有機酸類;水、及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応の反応温度は、通常−50〜100℃、好ましくは0〜50℃である。該反応の反応時間は通常10分〜10時間である。該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認できる。該反応の終了後は、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1d)で示される化合物を得ることができる。
製造法4
本化合物のうちXがSO2で示される化合物は、XがSで示される化合物もしくはSOで示される化合物を酸化することにより製造することができる。式(1e)で示される化合物のX以外の基がアルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、ハロアルキルチオ基及び/又はハロアルキルスルフィニル基を含む場合これらの基も酸化される場合がある。
Figure 2014094909
〔式中、rは0または1の整数を表し、R1、R2、R3、R4、G、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応には酸化剤が用いられる。かかる酸化剤としては、例えば、過酸化水素;過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸等の過酸類;メタ過ヨウ素酸ナトリウム、オゾン、二酸化セレン、クロム酸、四酸化二窒素、硝酸アセチル、ヨウ素、臭素、N−ブロモスクシンイミド、ヨードシルベンゼン、過酸化水素とタングステン触媒との組み合わせ、過酸化水素とバナジウム触媒との組み合わせ、及び過マンガン酸カリウムが挙げられる。、rが0である式(1e)で示される化合物が用いられる場合、該酸化剤の使用量は該化合物1モル対して通常2〜10モル、好ましくは2〜4モルである。また、rが1である式(1e)で示される化合物が用いられる場合、該酸化剤の使用量は、該化合物1モルに対して通常1〜10モル、好ましくは1〜3モルである。
該反応は、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン等の飽和炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化飽和炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;アセトニトリル等のニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類;酢酸、プロピオン酸等の有機酸類;水、及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応の反応温度は、通常0〜200℃、好ましくは20〜150℃、である。該反応の反応時間は通常30分〜10時間である。該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認できる。該反応の終了後は、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1f)で示される化合物を得ることができる。
製造法5
本化合物のうちGが水素である、式(1a)で示される化合物は、式(2)で示される化合物と式(31)で示される化合物とを塩基の存在下反応させることによって製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、R1、R2、R3、R4、X、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基が挙げられる。該塩基の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。本反応で用いられる式(31)で示される化合物の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルである。
該反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1a)で示される化合物を得ることができる。
製造法6
本化合物のうち式(1g)で示される化合物は、式(22)で示される化合物と式(21)で示される化合物とをホスフィン存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2014094909
[式中、G3は式
Figure 2014094909
(式中、L、R5は前記と同じ意味を表す。)
で表される基を表し、G4は水素もしくは式
Figure 2014094909
(式中、L、R5は前記と同じ意味を表す。)
で表される基を表し、R1、R2、R3、R4、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、及びこれらの混合物が挙げられる。
ホスフィンとしては、例えばトリノルマルブチルホスフィン、トリフェニルホスフィンが挙げられる。該ホスフィンの使用量は、式(22)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量である。本反応で用いられる式(21)で示される化合物の使用量は、式(22)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量である。
該反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1g)で示される化合物を得ることができる。
製造法7
本化合物のうち式(1g)で示される化合物は、式(34)で示される化合物と式(10)で示される化合物とを反応させることにより製造することができる。

Figure 2014094909

〔式中、
10はC1-6アルキル基、C6-10アリール基(但し、C1-6アルキル基、C6-10アリール基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
1、R2、R3、R4、n、m、Z、G3、G4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、及びこれらの混合物が挙げられる。本反応で用いられる式(10)で示される化合物の使用量は、式(34)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜5モル当量である。
該反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1g)で示される化合物を得ることができる。
製造法8
本化合物のうち式(1h)で示される化合物は、式(1g)で示される化合物を塩基の存在下加水分解することにより製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、R1、R2、R3、R4、n、m、Z、G4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;メタノール、エタノール等のアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等が挙げられる。該塩基の使用量は、式(1g)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
該反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1h)で示される化合物を得ることができる。
製造法9
本化合物のうち式(1i)で示される化合物は、式(35)で示される化合物と式(11)で示される化合物とを、硫酸銅およびアスコルビン酸ナトリウムの存在下、反応させることにより製造することができる。

Figure 2014094909

〔式中、
11はC6-10アリール基(但し、該C6-10アリール基は、1以上のハロゲンまたは1以上のC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたは2以上のC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)を表し、
1、R2、R3、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、アセトニトリル等のニトリル類;ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。本反応で用いられる式(11)で示される化合物の使用量は、式(35)で示される化合物に対して、通常1〜10モル当量であり、好ましくは1〜3モル当量である。本反応で用いられる硫酸銅の使用量は、式(35)で示される化合物に対して、通常0.02〜0.2モル当量である。本反応で用いられるアスコルビン酸ナトリウムの使用量は、式(35)で示される化合物に対して、通常0.05〜0.5モル当量である。
該反応の反応温度は通常、20〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1i)で示される化合物を得ることができる。
上記の製造法1〜9により製造される各化合物は、その他の公知の手段、例えば濃縮、減圧濃縮、抽出、転溶、結晶化、再結晶化、クロマトグラフィー等の方法によっても、単離・精製することができる場合がある。
参考製造法1
式(3)で示される化合物は、例えば、Marie−Luise Huber and John T. Pinhey, Journal of Chemical Society Perkin Transion 1(1990) 721に記載の方法に従って、式(5)で示される化合物と四酢酸鉛とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、Z及びnは前記と同じ意味を表す。〕
式(5)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。例えば、特開2008−133252に記載されている方法、又はそれらに準じる方法に従い製造することができる。
参考製造法2
式(2)で示される化合物は、例えば以下の反応スキームにより製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、R8はC1-3アルキル基を示し、X、m、R1、R2、R3、R4、及びnは前記と同じ意味を表す。〕
式(2)で示される化合物は、例えば特開昭63−146856に記載の方法に準じて製造することができる。
工程1において、式(9)で示される化合物と1−トリフェニルホスホラニリデン−2−プロパノンとのウィティッヒ反応により式(7)で示される化合物を製造することができる。
工程2において、式(7)で示される化合物を塩基性条件下、式(8)で示される化合物と反応させることにより式(6)で示される化合物を製造することができる。式(8)で示される化合物の中ではジメチルマロネート又はジエチルマロネートが好ましい。、本反応は適当な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、メタノール、エタノール又はトルエンの中で実施される。
工程3において、式(6)で示される化合物を加水分解し、次に脱カルボン酸化することにより式(2)で示される化合物を製造することができる。
式(9)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができ、例えば、Tetrahedron letter 28(1987)2893−2894、Tetrahedron letter 47(2006)5869−5873、Tetrahedron 42(1986)6071−6095、特開昭63−146856に記載されている方法、又はそれらに準じる方法に従い製造することができる。
参考製造法3
式(31)で示される化合物は例えば、以下の方法で製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、Qはハロゲンを示し、Z及びnは前記と同じ意味を表す。〕
式(31)で示される化合物は例えば、Bull.Chem.Soc.Jpn.,65,3504−3506(1992)に記載の方法に従って、式(32)で示される化合物から製造することができる。
式(32)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができ、例えば、WO2010102761、WO2006084663に記載されている方法、又はそれらに準じる方法に従い製造することができる。
参考製造例4
式(22)で示される化合物は例えば、以下の方法で製造することができる。
Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909
〔式中、G2はベンジル基もしくはパラメトキシベンジル基を示し、G3、m、R1、R2、R3、R8、Z、X1及びnは前記と同じ意味を表す。〕
式(25)で示される化合物は、例えば特開昭63−146856に記載の方法に準じて製造することができる。
工程1
式(27)で示される化合物は、式(29)で示される化合物と1−トリフェニルホスホラニリデン−2−プロパノンとのウィティッヒ反応により製造することができる。
工程2
式(26)で示される化合物は、式(27)で示される化合物と式(8)で示される化合物とを塩基性条件下で反応させることにより製造することができる。
式(8)で示される化合物としては、例えばジメチルマロネート又はジエチルマロネートが挙げられる。反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、メタノール、エタノール及びトルエンが挙げられる。
工程3
式(25)で示される化合物は、式(26)で示される化合物を加水分解した後脱炭酸により製造することができる。
工程4
式(24)で示される化合物は、式(25)で示される化合物と式(3)で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。
該反応は通常溶媒中で行われる。
かかる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類、及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応において用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基が挙げられる。該塩基の使用量は、式(25)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは2〜5モルである。本反応で用いられる式(3)で示される化合物の使用量は、式(25)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルである
該反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。該反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物に酸を添加した後水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(24)で示される化合物を得ることができる。
工程5
式(23)で示される化合物は、式(24)で示される化合物とG3−X1で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。 該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類、及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる式G3−X1で示される化合物としては、例えば、塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化イソブチリル、塩化ピバロイル、塩化ベンゾイル、シクロヘキサンカルボン酸クロリド等のカルボン酸のハロゲン化物;無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等のカルボン酸の無水物;クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸フェニル等の炭酸エステルのハロゲン化物;塩化ジメチルカルバモイル等のカルバミン酸のハロゲン化物;塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル等のスルホン酸のハロゲン化物;メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルホン酸の無水物;クロロメチル メチル エーテル、エチル クロロメチル エーテル等のアルキル ハロゲノアルキル エーテル等が挙げられる。
該反応に用いられる式G3−X1で示される化合物の使用量は、式(24)で示される化合物1モルに対して、通常1モル以上、好ましくは1〜3モルである。
反応に用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。
該塩基の使用量は、式(24)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
該反応の反応温度は通常、−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。該反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(23)で示される化合物を得ることができる。
式G3−X1で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。
工程6
式(22)で示される化合物は、式(23)で示される化合物を金属の存在下に反応させることにより製造することができる。
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;メタノール、エタノールのアルコール類;酢酸エチル等のエステル類及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる金属としては、例えば、パラジウム、白金が挙げられる。該反応に用いられる金属の使用量は、式(23)で示される化合物1モルに対して、通常0.01モル以上、好ましくは0.01〜0.5モルである。
該反応の反応温度は通常、−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。該反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。該反応の終了後は、例えば反応混合物をセライト(登録商標)ろ過し、得られた液を減圧濃縮する等の操作を行うことにより、式(22)で示される化合物を得ることができる。
参考製造例5
式(34)で示される化合物は、式(22)で示される化合物と式(35)で示される化合物とを反応させることにより製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、R10、X1、R1、R2、R3、n、m、G3、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類、及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる式(35)で示される化合物としては、例えば、塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル等のスルホン酸のハロゲン化物;メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルホン酸無水物が挙げれる。該反応に用いられる式(35)で示される化合物の使用量は、式(22)で示される化合物1モルに対して、通常1モル以上、好ましくは1〜3モルである。
該反応は通常、塩基の存在下に行われる。本反応で用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。該塩基の使用量は、式(22)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
該反応の反応温度は通常、−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。該反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。
該反応の終了後は、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(34)で示される化合物を得ることができる。
式(35)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。
参考製造例6
式(35)で示される化合物は、式(34-a)で示される化合物とアジ化ナトリウムとを15−クラウン5−エーテルの存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 2014094909
〔式中、R10、R1、R2、R3、G3、n、m、Zは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は通常溶媒中で行われる。かかる溶媒としては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。本反応で用いられるアジ化ナトリウムの使用量は、式(34−a)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モル当量であり、好ましくは2〜10モル当量である。本反応で用いられる15−クラウン5−エーテルの使用量は、式(34−a)で示される化合物1モルに対して、通常0.02〜0。2モル当量である。
該反応の反応温度は好ましくは−10〜120℃である。該反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
該反応の終了は、反応混合物の一部を薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等で分析することにより確認することができる。
該反応の終了後は、例えば反応混合物を濃縮することにより式(35)で示される化合物を得ることができる。
式(34−a)で示される化合物は例えば参考製造例5に記載の方法で製造することができる。
上記製造法で製造できる本化合物のいくつかを以下に示す。
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
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Figure 2014094909

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Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

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Figure 2014094909

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Figure 2014094909

Figure 2014094909

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Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909

Figure 2014094909
以下に製造例、参考例、製剤例及び試験例を示して、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されない。
製造例及び参考例中、室温とは通常10〜30℃を示す。1H NMRとはプロトン核磁気共鳴スペクトルを示し、内部標準としてテトラメチルシランを用い、ケミカルシフト(δ)をppmで表記した。
製造例及び参考例中で用いられている記号は次のような意味を有するものである。
CDCl3:重クロロホルム、s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、brs:幅広いシングレット、m:マルチプレット、J:カップリング定数、Me:メチル基、Et:エチル基、Phe:フェニル基、OMe:メトキシ基、OAc:アセトキシ基、Pyr:ピリジル基、Bn:ベンジル基、Ts:p−トルエンスルホニル基。
製造例1−1:式(1−1)で示される化合物の製造
<式9−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−1)で示される化合物10gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン4.0gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−1)で示される化合物18.1gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.77(1H,s),7.51(2H,d),7.36(2H,d),3.28−3.20(2H,m),2.87−2.80(2H,m)
<式7−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−1)で示される化合物65.7gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン100gをクロロホルム330mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−1)で示される化合物28.6gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.52(2H,d),7.39(2H,d),6.82−6.74(1H,m),6.13(1H,dd),3.11(2H,m),2.63−2.56(2H,m),2.23(3H,s)
<式6−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液22gおよび式(8−1)で示される化合物7.6gをテトラヒドロフラン250mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−1)で示される化合物28.6gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−1)で示される化合物24.5gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.63(2H,d),7.45(2H,d),4.39(1H,s),3.46(3H,s),3.11(1H,m),2.95(1H,m),2.83(1H,d),2.34−2.26(1H,m),2.12(1H,dd),1.78(1H,dd),1.53−1.47(2H,m)
<式2−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−1)で示される化合物12gを水180mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム10gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−1)で示される化合物18gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.07(1H,s),7.63(2H,d),7.48(2H,d),5.22(1H,s),3.16−3.05(2H,m),2.33−1.69(7H,m)
<式3−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、四酢酸鉛26.5g、酢酸水銀0.83gおよび式(5−1)で示される化合物10gをクロロホルム110mlに溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、反応液を40℃で4時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質にヘキサンを加え、得られたものを減圧濃縮して黄色固体を得た。窒素雰囲気下、室温にて、得られた固体をクロロホルム260mlに溶解した。得られた溶液に炭酸カリウム86.2gを加え、得られたものを10分間すばやく攪拌した。その後、反応液をセライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(3−1)で示される化合物21gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.05(2H,s),2.90(4H,m),2.35(3H,s),2.06(9H,s),1.33−1.27(6H,m)
<式1−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−1)で示される化合物240mgおよびジメチルアミノピリジン460mgをクロロホルム2.5mlとトルエン0.5mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物440mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−1)で示される化合物120mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.38(2H,d),6.98(2H,s),5.50(1H,s),3.07(2H,ddd),2.71(2H,td),2.47−2.24(10H,m),1.88(2H,q),1.10−1.03(6H,m)
製造例1−2:式(1−2)で示される化合物の製造
<式3−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、四酢酸鉛6.2g、酢酸水銀194mgおよび式(5−2)で示される化合物2gをクロロホルム25mlに溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、反応液を40℃で4時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質にヘキサンを加え、得られたものを減圧濃縮して黄色固体を得た。窒素雰囲気下、室温にて、得られた固体をクロロホルム50mlに溶解した。得られた溶液に炭酸カリウム20gを加え、得られたものを10分間すばやく攪拌した。その後、反応液をセライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(3−2)で示される化合物4gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.99(2H,s),2.57(6H,s),2.30(3H,s),2.06(9H,s)
<式1−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−1)で示される化合物240mgおよびジメチルアミノピリジン460mgをクロロホルム2.5mlとトルエン0.5mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−2)で示される化合物420mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−2)で示される化合物125mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.37(2H,d),6.94(2H,s),5.72(1H,s),3.11−3.01(2H,m),2.70(2H,td),2.44−2.01(12H,m),1.87(2H,q)
製造例1−3:式(1−3)で示される化合物の製造
<式3−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、四酢酸鉛8.4g、酢酸水銀263mgおよび式(5−3)で示される化合物4.2gをクロロホルム35mlに溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、反応液を40℃で4時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質にヘキサンを加え、得られたものを減圧濃縮して黄色固体を得た。窒素雰囲気下、室温にて、得られた固体をクロロホルム80mlに溶解した。得られた溶液に炭酸カリウム27.4gを加え、得られたものを10分間すばやく攪拌した。その後、反応液をセライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(3−3)で示される化合物6.4gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.60−7.31(7H,m),3.06−2.93(4H,m),2.07(9H,s),1.39−1.32(6H,m)
<式1−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−1)で示される化合物240mgおよびジメチルアミノピリジン460mgをクロロホルム2.5mlとトルエン0.5mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−3)で示される化合物500mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−3)で示される化合物190mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.57(4H,td),7.45(2H,dd),7.40−7.34(5H,m),5.56(1H,s),3.10(2H,dt),2.78−2.71(2H,m),2.53−2.30(7H,m),1.90(2H,q),1.17−1.09(6H,m)
製造例1−4:式(1−4)で示される化合物の製造
<式9−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−2)で示される化合物10gおよびテトラヒドロフラン30mlを混合、を攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン4.0gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−2)で示される化合物13gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.80(1H,s),8,67−8.66(1H,m),7.67(1H,dd),7.26(1H,dd),3.48(2H,ddd),2.98−2.95(2H,m)
<式7−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−2)で示される化合物13gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン20gをクロロホルム65mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−2)で示される化合物13gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,dd),7.69−7.66(1H,m),7.29(1H,d),6.88−6.80(1H,m),6.16(1H,dt),3.36(2H,t),2.67(2H,tt),2.24(3H,s)
<式6−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液10gおよび式(8−1)で示される化合物6.7gをテトラヒドロフラン130mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−2)で示される化合物13gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−2)で示される化合物15.4gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:8.78(1H,d),7.98(1H,dd),7.50(1H,d),4.40(1H,s),3.49(3H,s),3.26(1H,dq),3.06(1H,dt),2.83(1H,d),2.34−2.24(1H,m),2.13(1H,dd),1.79(1H,dt),1.63−1.49(2H,m)
<式2−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−2)で示される化合物5gを水70mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶を順次、tert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで洗浄して式(2−2)で示される化合物3.1gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.07(1H,s),8.80(1H,d),7.98(1H,dd),7.52(1H,d),5.21(1H,s),3.23(2H,t),2.34(2H,d),2.13(3H,m),1.73(2H,m)
<式1−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−2)で示される化合物540mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−4)で示される化合物320mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.68−8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.98(2H,s),5.52(1H,s),3.31(2H,tt),2.75(2H,ddd),2.51−2.23(10H,m),1.92(2H,ddd),1.5(6H,dt)
製造例1−5:式(1−5)で示される化合物の製造
<式1−5で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−2)で示される化合物570mgおよびジメチルアミノピリジン1.1gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−2)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−5)で示される化合物410mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.66(1H,s),7.66(1H,dd),7.26(1H,d),6.93(2H,s),5.66(1H,s),3.32−3.28(2H,m),2.74(2H,t),2.46−2.04(12H,m),1.91(2H,m)
製造例1−6:式(1−6)で示される化合物の製造
<式9−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−3)で示される化合物10gおよびテトラヒドロフラン30mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン6.6gとトリエチルアミン0.2gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−3)で示される化合物15gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.74(1H,s),7.36−7.17(5H,m),3.17(2H,t),2.75(2H,t)
<式7−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−3)で示される化合物10gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン21gをクロロホルム70mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−3)で示される化合物7.2gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.35−7.25(4H,m),7.18(1H,m),6.80−6.71(1H,m),6.07(1H,dt),3.01(2H,tt),2.51(2H,ddd),2.23(3H,s)
<式6−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液7.5gおよび式(8−1)で示される化合物5gをテトラヒドロフラン100mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−3)で示される化合物7.2gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−3)で示される化合物10gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.33−7.27(4H,m),7.17(1H,dq),4.37(1H,s),3.48(3H,s),3.02−2.96(1H,m),2.87−2.78(2H,m),2.33−2.23(1H,m),2.08(1H,dd),1.74(1H,dd),1.44(2H,m)
<式2−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−3)で示される化合物5gを水80mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.8gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−3)で示される化合物3.4gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.05(1H,s),7.31(4H,m),7.18(1H,m),5.19(1H,s),3.00(2H,t),2.33−1.99(5H,m),1.63(2H,m)
<式1−6で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−3)で示される化合物430mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−6)で示される化合物310mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.36−7.20(5H,m),6.97(2H,s),5.59(1H,s),3.00(2H,ddd),2.67(2H,ddt),2.47−2.20(10H,m),1.82(2H,q),1.10−1.02(6H,m)
製造例1−7:式(1−7)で示される化合物の製造
<式9−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−4)で示される化合物5gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン3.0gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−4)で示される化合物7.4gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.72(1H,s),7.24(2H,d),7.18(2H,d),3.12(2H,t),2.71(2H,t),2.31(3H,s)
<式6−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−4)で示される化合物7.4gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン14.4gをクロロホルム50mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−4)で示される化合物6.0gを得た。
引き続き、室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液5.8gおよび式(8−1)で示される化合物4.0gをテトラヒドロフラン80mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−4)で示される化合物6.0gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−4)で示される化合物6.7gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.19(2H,d),7.12(2H,d),4.39(1H,s),3.48(3H,s),2.97−2.90(1H,m),2.82−2.75(2H,m),2.24(3H,s),2.10−2.04(1H,m),1.72(1H,dd),1.49−1.35(2H,m)
<式2−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−4)で示される化合物5gを水80mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.6gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンとで順次洗浄して式(2−4)で示される化合物2.9gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.04(1H,s),7.23(2H,d),7.13(2H,d),5.19(1H,s),2.95(2H,t),2.42−1.99(8H,m),1.60−1.58(2H,m)
<式1−7で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−4)で示される化合物450mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−7)で示される化合物340mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.27(2H,d),7.12(2H,d),6.98(2H,s),5.47(1H,s),2.96(2H,dt),2.67(2H,ddd),2.45−2.21(13H,m),1.80(2H,q),1.06(6H,dt)
製造例1−8:式(1−8)で示される化合物の製造
<式9−5で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−5)で示される化合物4gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン2.5gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−5)で示される化合物5.5gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.73(1H,s),7.36(2H,d),6.85(2H,d),3.80(3H,s),3.06(2H,t),2.68(2H,t)
<式6−5で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−5)で示される化合物5.5gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン10gをクロロホルム40mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−5)で示される化合物5.4gを得た。
引き続き、室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液4.8gおよび式(8−1)で示される化合物3.3gをテトラヒドロフラン70mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−5)で示される化合物5.4gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−5)で示される化合物5.7gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.28(2H,d),6.90(2H,d),4.38(1H,s),3.75(3H,s),3.47(3H,s),2.90−2.69(3H,m),2.30−2.22(1H,m),2.04(1H,dd),1.74−1.66(1H,m),1.45−1.33(2H,m)
<式1−8で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−5)で示される化合物5gを水80mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.4gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−5)で示される化合物3.8gを得た。
引き続き、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−5)で示される化合物480mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−8)で示される化合物174mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.36(2H,dd),6.97(2H,d),6.86(2H,dd),5.57(1H,s),3.80(3H,3H),2.92−2.88(2H,m),2.69―2.60(2H,m),2.44−2.19(10H,m),1.75(2H,dd),1.06(6H,dt)
製造例1−9:式(1−9)で示される化合物の製造
<式9−6で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−6)で示される化合物10gおよびテトラヒドロフラン20mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン5.6gとトリエチルアミン0.2gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−6)で示される化合物13gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.73(1H,s),7.29―7.20(4H,m),3.14(2H,t),2.75(2H,t)
<式7−6で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−6)で示される化合物10gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン17.4gをクロロホルム60mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−6)で示される化合物9.4gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.31−7.22(4H,m),6.80−6.70(1H,m),6.08(1H,d),3.00(2H,m),2.52(2H,m),2.23(3H,s)
<式6−6で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液8.3gおよび式(8−1)で示される化合物5.7gをテトラヒドロフラン100mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−6)で示される化合物9.4gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−6)で示される化合物10gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.36(2H,d),7.30(2H,d),4.38(1H,s),3.48(3H,s),3.00(1H,m),2.84(2H,m),2.32−2.22(1H,m),2.09(1H,m),1.78―1.71(1H,m),1.44(2H,m)
<式2−6で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−6)で示される化合物5gを水80mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.4gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−6)で示される化合物2.9gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.06(1H,s),7.36(4H,m),5.19(1H,s),3.01(2H,t),2.32−1.99(5H,m),1.62(2H,m)
<式1−9で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−6)で示される化合物490mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−9)で示される化合物350mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.29−7.24(4H,m),6.97(2H,s),5.66(1H,s),3.02−2.93(2H,m),2.66(2H,tt),2.45−2.21(10H,m),1.80(2H,q),1.10−1.01(6H,m)
製造例1−10:式(1−10)で示される化合物の製造
<式6−7で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−7)で示される化合物10gおよびテトラヒドロフラン25mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン6.7gとトリエチルアミン0.2gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−7)で示される化合物14gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−7)で示される化合物14gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン30gをクロロホルム100mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−7)で示される化合物13gを得た。
引き続き、室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液12gおよび式(8−1)で示される化合物8.4gをテトラヒドロフラン150mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−7)で示される化合物13gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−7)で示される化合物14.2gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.36(2H,ddd),7.17(2H,tt),4.37(1H,s),3.49(3H,s),3.00−2.93(1H,m),2.85―2.77(2H,m),2.27(1H,tdd),2.06(1H,dd),1.73(1H,dt),1.42(2H,tt)
<式2−7で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−7)で示される化合物5gを水80mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.6gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−7)で示される化合物2.4gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.04(1H,s),7.40(2H,ddd),7.17(2H,tt),5.19(1H,s),2.98(2H,t),2.28−1.91(5H,m),1.60(2H,dd)
<式1−10で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−7)で示される化合物460mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−10)で示される化合物330mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.39−7.33(2H,m),7.04−6.98(2H,m),6.97(2H,s),5.62(1H,s),2.95(2H,ddd),2.65(2H,dd),2.45−2.21(10H,m),1.78(2H,q),1.06(6H,ddd)
製造例1−11:式(1−11)で示される化合物の製造
<式9−8で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−1)で示される化合物5gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこにメタクロレイン2.6gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−8)で示される化合物6.9gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.69(1H,s),7.53(2H,d),7.40(2H,d),3.42−3.35(1H,m),3.00−2.95(1H,m),2.67(1H,dd),1.28(3H,dd)
<式7−8で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−8)で示される化合物6.9gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン10gをクロロホルム50mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−8)で示される化合物5.3gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.52(2H,d),7.36(2H,d),6.72(1H,dd),6.09(1H,dd),3.03(2H,ddd),2.67(1H,dt),2.24(3H,s),1.25(3H,d)
<式2−8で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液3.9gおよび式(8−1)で示される化合物2.7gをテトラヒドロフラン60mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−8)で示される化合物5.3gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、ヘキサンを加えた。その後、反応液を氷冷し、析出した結晶をろ過により集め、ヘキサンでよく洗浄し、式(6−8)で示される化合物4.4gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−8)で示される化合物1.6gを水30mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.3gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、(2−8)で示される化合物1.3gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:7.52(2H,t),7.35(2H,d),5.51(1H,s),3.42(1H,s),3.09−2.82(2H,m),2.67(1H,d),2.46(2H,dt),2.25(2H,ddd),1.90−1.84(1H,m),1.09(3H,dd)
<式1−11で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−8)で示される化合物570mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−11)で示される化合物480mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.53(2H,d),7.38(2H,d),6.98(2H,s),5.54(1H,s),3.22―3.14(1H,m),2.87(1H,ddd),2.67−2.23(12H,m),1.95−1.88(1H,m),1.16(3H,dd),1.11−1.04(6H,m)
製造例1−12:式(1−12)で示される化合物の製造
<式1−12で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
フラスコに窒素雰囲気下、室温にて、式(2−8)で示される化合物600mgおよびジメチルアミノピリジン1.1gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−2)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−12)で示される化合物540mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.53(2H,d),7.38(2H,d),6.94(2H,s),5.56(1H,s),3.16(1H,ddd),2.87(1H,ddd),2.65−2.25(8H,m),2.08(3H,d),2.01(3H,s),1.90(1H,td),1.15(3H,dd)
製造例1−12に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−162で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.28−7.22(1H,m),7.09(1H,d),7.03(1H,dt),6.93(2H,s),6.90−6.85(1H,m),5.73(1H,s),3.10(1H,s),2.83(1H,dt),2.60−2.22(8H,m),2.06−1.97(6H,m),1.86(1H,s),1.13(3H,d)
製造例1−13:式(1−13)で示される化合物の製造
<式9−9で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−2)で示される化合物5gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこにメタクロレイン2.6gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−9)で示される化合物6.3gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.72(1H,s),8.66(1H,s),7.66(1H,d),7.27(1H,d),3.56(1H,ddd),3.38−3.31(1H,m),2.84(1H,dd),1.27−1.25(3H,m)
<式7−9で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−9)で示される化合物6.6gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン9gをクロロホルム40mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−9)で示される化合物2.8gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.66(1H,s),7.67−7.65(1H,m),7.28(1H,d),6.77(1H,dd),6.10(1H,dd),3.32(2H,ddd),2.79−2.72(1H,m),2.22(3H,s),1.25(3H,d)
<式2−9で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.1gおよび式(8−1)で示される化合物1.4gをテトラヒドロフラン40mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−9)で示される化合物2.8gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、ヘキサンを加えた。その後、反応液を氷冷し、析出した結晶をろ過により集め、ヘキサンでよく洗浄し、式(6−9)で示される化合物2.0gを得た。
引き続き、フラスコに室温にて、式(6−9)で示される化合物1.8gを水25mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.5gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、式(2−9)で示される化合物1.3gを得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm:8.66(1H,s),7.67−7.64(1H,m),7.25−7.19(1H,m),5.52(1H,s),3.49−3.41(1H,m),3.05−2.96(1H,m),2.75(1H,dd),2.58−2.45(2H,m),2.37−2.18(2H,m),1.98−1.88(1H,m),1.06(3H,dd)
<式1−13で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−9)で示される化合物570mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−13)で示される化合物570mgを得た。得られた式(1−13)で示される化合物をキラルカラム(CHIRALPAK(登録商標) IC−3(ダイセル社製)、4.6x250mm、3μm、検出器:254nm)を用い、カラム温度40度、移動相の流速:CO2 2.0ml/min、MeOH0.15ml/min、背圧:15MPaの条件に付し、保持時間13 minのピーク(以下1−13−Aとする。)と16 min(以下1−13−Bとする。)のピークに分離した。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,s),7.66(1H,dd),7.28(1H,d),6.98(2H,s),5.54(1H,s),3.59(1H,ddd),3.02(1H,dddd),2.76−2.26(12H,m),1.95(1H,t),1.15(3H,dt),1.09−1.02(6H,m)
製造例1−14:式(1−14)で示される化合物の製造
<式1−14で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−9)で示される化合物450mgおよびジメチルアミノピリジン600mgをクロロホルム2.5mlとトルエン0.5mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−2)で示される化合物500mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−14)で示される化合物320mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.66(1H,s),7.66(1H,dd),7.27(1H,d),6.93(2H,s),5.65(1H,s),3.57(1H,ddd),3.07−2.96(1H,m),2.74−2.27(6H,m),2.07−1.94(9H,m),1.17−1.10(3H,m)
製造例1−15:式(1−15)で示される化合物の製造
<式7−10で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−1)で示される化合物3gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこにクロトンアルデヒド1.5gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−10)で示される化合物4.4gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−10)で示される化合物4.4gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン6.2gをクロロホルム25mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−10)で示される化合物3.7gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.45(2H,d),6.79(1H,dt),6.14−6.10(1H,m),3.51(1H,q),2.60−2.45(2H,m),2.24(3H,s),1.36(3H,d)
<式2−10で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.7gおよび式(8−1)で示される化合物1.8gをテトラヒドロフラン40mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−10)で示される化合物3.7gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、ヘキサンを加えた。その後、反応液を氷冷し、析出した結晶をろ過により集め、ヘキサンでよく洗浄し、式(6−10)で示される化合物2.9gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−10)で示される化合物2.9gを水40mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム2.3gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、式(2−10)で示される化合物2.1gを得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm:7.54(2H,t),7.42(2H,dd),5.48(1H,s),3.36(2H,tt),2.78(2H,d),2.53−2.34(2H,m),2.13(1H,dd),1.75−1.53(2H,m),1.34−1.29(3H,m)
<式1−15で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−10)で示される化合物570mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−15)で示される化合物360mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.56−7.52(2H,m),7.46−7.41(2H,m),6.98(2H,s),5.53(1H,s),3.49−3.42(1H,m),2.76−2.23(12H,m),1.83−1.71(2H,m),1.38(3H,dd),1.06(6H,tt)
製造例1−16:式(1−16)で示される化合物の製造
<式9−11で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−8)で示される化合物2gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン0.8gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−11)で示される化合物2.5gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.84(1H,s),8.59(1H,s),7.76(1H,s),3.49(2H,t),2.96(2H,t)
<式7−11で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−11)で示される化合物2.5gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン3.4gをクロロホルム15mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−11)で示される化合物1.2gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.60(1H,s),7.76(1H,s),6.84(1H,dt),6.16(1H,dt),3.36(2H,t),2.68(2H,ddd),2.26(3H,s)
<式6−11で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液0.8gおよび式(8−1)で示される化合物0.56gをテトラヒドロフラン15mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−11)で示される化合物1.2gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−11)で示される化合物0.8gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:8.81(1H,s),8.34(1H,s),4.38(1H,s),3.50(3H,s),3.42−3.25(1H,m),3.15−3.07(1H,m),2.82(1H,d),2.33−2.23(1H,m),2.12(1H,dd),1.79(1H,dt),1.63−1.50(2H,m)
<式2−11で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
フラスコに室温にて、式(6−11)で示される化合物0.8gを水10mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム0.6gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−11)で示される化合物0.6gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.06(1H,s),8.81(1H,d),8.35(1H,d),5.20(1H,s),3.27(2H,t),2.51−1.91(5H,m),1.74(2H,d)
<式1−16で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−11)で示される化合物600mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−16)で示される化合物360mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.60(1H,s),7.75(1H,d),6.97(2H,s),5.71(1H,s),3.31(2H,ddd),2.75(2H,t),2.51−2.23(10H,m),1.94−1.88(2H,m),1.09−1.00(6H,m)
製造例1−17:式(1−17)で示される化合物の製造
<式7−12で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−12)で示される化合物9.3gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン22gをクロロホルム90mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−12)で示される化合物2.1gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.31−7.23(2H,m),6.95(1H,tt),6.92−6.82(3H,m),6.21−6.14(1H,m),4.09(2H,t),2.69(2H,q),2.24(3H,s)
<式6−12で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.3gおよび式(8−1)で示される化合物1.6gをテトラヒドロフラン40mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−12)で示される化合物2.1gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−12)で示される化合物2.6gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.27(2H,t),6.92−6.89(3H,m),4.40(1H,s),4.38−3.89(2H,m),3.54(3H,s),2.87(1H,d),2.40−2.30(1H,m),2.08(1H,dd),1.81(1H,dd),1.72−1.64(1H,m),1.60−1.51(1H,m)
<式2−12で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−12)で示される化合物2.0gを水40mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム2.0gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで不純物を洗浄した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶を順次、tert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで洗浄して式(2−12)で示される化合物1.2gを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:11.06(1H,s),7.28(2H,t),6.92(2H,dd),5.20(1H,s),4.02(2H,t),2.50−1.99(5H,m),1.79(2H,d)
<式1−17で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−12)で示される化合物400mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−17)で示される化合物380mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.32−7.27(2H,m),6.97−6.89(5H,m),5.68(1H,s),4.11−4.06(2H,m),2.78−2.69(2H,m),2.60−2.25(10H,m),1.97(2H,ddd),1.11−1.05(6H,m)
製造例1−18:式(1−18)で示される化合物の製造
<式7−13で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−13)で示される化合物3.5gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン7.5gをクロロホルム30mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−13)で示される化合物1.1gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.14−7.09(2H,m),6.99−6.93(2H,m),6.79(1H,dt),6.08(1H,dt),2.62(2H,t),2.27−2.20(5H,m),1.82−1.74(2H,m)
<式2−13で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液1.1gおよび式(8−1)で示される化合物0.8gをテトラヒドロフラン20mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−13)で示される化合物1.1gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−13)で示される化合物1.0gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−13)で示される化合物1.0gを水20mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.0gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−13)で示される化合物650mgを得た。
1H NMR (d−DMSO)
δ ppm:10.99(1H,s),7.25−7.21(2H,m),7.11−7.05(2H,m),5.18(1H,s),2.55(2H,t),2.43−1.91(5H,m),1.61−1.53(2H,m),1.35−1.32(2H,m)
<式1−18で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−13)で示される化合物430mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−18)で示される化合物440mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.15−7.11(2H,m),6.99−6.93(4H,m),5.60(1H,s),2.67−2.61(4H,m),2.40−2.19(10H,m),1.74−1.66(2H,m),1.52−1.46(2H,m),1.08―1.00(6H,m)
製造例1−19:式(1−69)で示される化合物の製造
<式7−14で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−14)で示される化合物9.0gおよびテトラヒドロフラン30mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン3.6gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−14)で示される化合物11gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−14)で示される化合物11gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン15.8gをクロロホルム50mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:5)に付し、式(7−14)で示される化合物2.65gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.79−6.71(1H,m),6.11(1H,dt),3.02(2H,td),2.51(2H,dt),2.25(3H,dd)
<式6−14で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液1.9gおよび式(8−1)で示される化合物1.3gをテトラヒドロフラン35mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−14)で示される化合物2.65gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−14)で示される化合物1.1gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:4.39(1H,s),3.49(3H,s),2.99−2.92(1H, m)、2.86−2.76(2H,m),2.28−2.19(1H,m),2.05−1.99(1H,m),1.76−1.65(1H,m),1.44−1.33(2H,m)
<式1−69で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−14)で示される化合物1.1gを水20mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム840mgを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−14)で示される化合物800mgを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−14)で示される化合物580mgおよびジメチルアミピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−69)で示される化合物150mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.99(2H,s),5.56(1H,s),3.00−2.95(2H,m),2.71−2.62(2H,m),2.47−2.22(10H,m),1.75(2H,dd),1.10−1.04(6H,m)
製造例1−20:式(1−31)で示される化合物の製造
<式9−15で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−15)で示される化合物3.3gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン1.4gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−15)で示される化合物4.2gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.76(1H,s),7.52(2H,d),7.37(2H,d),3.21−3.16(2H,m),2.80−2.76(2H,m)
<式7−15で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−15)で示される化合物4.2gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン6.0gをクロロホルム20mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−15)で示される化合物2.7gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.37(2H,d),7.16(2H,d),6.77(1H,dt),6.09(1H,d),3.04(2H,t),2.58−2.52(2H,m),2.23(3H,s)
<式6−15で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2gおよび式(8−1)で示される化合物1.4gをテトラヒドロフラン40mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−15)で示される化合物2.7gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−15)で示される化合物1.8gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.39(2H,d),7.31(2H,d),4.40(1H,s),3.47(3H,s),3.07−3.01(1H,m),2.92−2.80(2H,m),2.34−2.24(1H,m),2.09(1H,dd),1.75(1H,dd),1.51−1.40(2H,m)
<式1−31で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−15)で示される化合物1.8gを水35mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.4gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−15)で示される化合物1.6gを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−15)で示される化合物570mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−31)で示される化合物290mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.36(2H,d),7.15(2H,d),6.98(2H,s),5.59(1H,s),3.00(2H,ddd),2.71−2.65(2H,m),2.48−2.22(10H,m),1.83(2H,q),1.10−1.03(6H,m)
製造例1−21:式(1−73)で示される化合物の製造
<式7−16で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−16)で示される化合物5.0gおよびテトラヒドロフラン30mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに95%アクロレイン2.8gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−16)で示される化合物6.7gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−16)で示される化合物6.7gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン11.2gをクロロホルム40mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(7−16)で示される化合物5.0gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.23(1H,d),8.25−8.21(1H,m),7.32−7.28(1H,m),6.83(1H,dt),6.16(1H,d),3.41(2H,t),2.72−2.67(2H,m),2.24(3H,s)
<式6−14で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液4.2gおよび式(8−1)で示される化合物2.9gをテトラヒドロフラン80mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−16)で示される化合物5.0gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−16)で示される化合物4.9gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:9.21(1H,d),8.36(1H,dd),7.54(1H,dd),4.38(1H,s),3.52(3H,s),3.34−2.82(3H,m)、2.33−2.24(1H,m),2.16−2.11(1H,m),1.83−1.74(1H,m),1.61−1.53(2H,m)
<式1−73で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−16)で示される化合物3.0gを水65mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム2.7gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−16)で示される化合物1.1gを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−16)で示される化合物500mgおよびジメチルアミピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=2:3)に付し、式(1−73)で示される化合物50mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.25(1H,d),8.23(1H,dt),7.30(1H,d),6.98(2H,s),5.58(1H,s),3.36(2H,t),2.80−2.71(2H,m),2.52−2.25(10H,m),1.96−1.90(2H,m),1.09−1.03(6H,m)
製造例1−22:式(1−74)で示される化合物の製造
<式7−17で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−2)で示される化合物3.0gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこに2−エチルアクロレイン1.85gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下1.5時間攪拌した。その後、得られた混合物を水に加えた。得られた混合物をtert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−17)で示される化合物4.3gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−17)で示される化合物4.3gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン5.8gをクロロホルム20mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−17)で示される化合物1.1gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.66(1H,s),7.67−7.64(1H,m),7.28−7.24(1H,m),6.66−6.59(1H,m),6.10(1H,dd),3.45−3.24(2H,m),2.53−2.47(1H,m),2.20(3H,s),1.79−1.46(2H,m)、0.96−0.92(3H,m)
<式1−74で示される化合物の製造>
Figure 2014094909

Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液810mgおよび式(8−1)で示される化合物560mgをテトラヒドロフラン15mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−17)で示される化合物1.1gを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−17)で示される化合物1.6gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−17)で示される化合物1.6gを水30mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.2gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−17)で示される化合物1.2gを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−17)で示される化合物600mgおよびジメチルアミピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:5)に付し、式(1−74)で示される化合物200mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,s),7.66(1H,dd),7.27(1H,d),6.98(2H,s),5.52(1H,s),3.57−3.46(1H,m),3.31−3.17(1H,m),2.71−2.58(3H,m),2.44−2.25(10H,m),1.75−1.62(2H,m),1.08−1.00(9H,m)
製造例1−23:式(1−21)で示される化合物の製造
<式12−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて式(11−1)で示される化合物31g、ピリジン17mlおよび塩化メチレン100mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、パラトルエンスルホニルクロライド11.4gを塩化メチレン60mlに溶解して得られた混合液へ滴下した。得られた混合液を0℃氷冷下、3時間攪拌した。得られた反応混合液を酢酸エチルで希釈して、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。得られた酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=3:2)に付し、式(12−1)で示される化合物16g(無色油状物質)を得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.80−7.78(2H,m),7.34−7.30(2H,m),3.82(2H,s),3.37(2H,s),2.45(3H,s),0.88(6H,s)
<式13−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、60%水素化ナトリウム1.55gに無水N,N−ジメチルホルムアミド30mlを添加した。得られた混合物に氷冷下、式(10−1)で示される化合物7.2gを滴下した。得られた混合物を氷冷下25分間攪拌した後、そこに式(12−1)で示される化合物8gの無水DMF15ml溶液を滴下し、得られた混合物を室温下1時間攪拌した後、反応温度を90℃まで昇温し8時間攪拌した。得られた反応混合液をt−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を合し、水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、粗生成物を得た。この粗製生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4→2:3)に付し、式(13−1)で示される化合物7.6gを得た(油状物質)。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.48(2H,d),7.39(2H,d),3.45(2H,s),3.02(2H,s),2.03(1H,s), 1.01(6H,s)
<式9−18で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、塩化オキサリル3.4mlと塩化メチレン120mlの混合液をー78℃まで冷却した後、ジメチルスルホキシド5.7mlをゆっくりと滴下し、10分間攪拌した。その後、得られた混合液に式(13−1)で示される化合物7.6gの塩化メチレン50ml溶液を滴下し、30分間攪拌した。その後、得られた混合液にトリエチルアミン11.6gを加え、−78℃で1時間攪拌した後、0℃氷冷下でさらに6時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈して、1N水酸化ナトリウム水溶液で洗浄した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して式(9−18)で示される化合物6.7g(油状物質)を得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :9.50(1H,s),7.51(2H,d),7.40(2H,d),3.16(2H,s),1.24(6H,s)
<式7−18で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−18)で示される化合物4.2gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン5.6gをキシレン20mlに溶解した。得られた溶液を8時間加熱還流した。その後、減圧下、得られた反応液からキシレンを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−18)で示される化合物4.1gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.50(2H,d),7.38(2H,d),6.73(1H,dd),6.05(1H,dd),3.06(2H,s),2.17(3H,s),1.23(6H,s)
<式1−21で示される化合物の製造>
Figure 2014094909

Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.9gおよび式(8−1)で示される化合物2.0gを1,4−ジオキサン35mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−18)で示される化合物4.1gを加えた。その後、得られた混合液を1時間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、減圧濃縮し、析出した粗結晶をtert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−18)で示される化合物5.7gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−18)で示される化合物5.7gを水25mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム1.05gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−18)で示される化合物970mgを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−18)で示される化合物970mgおよびジメチルアミピリジン1.7gをクロロホルム7.5mlとトルエン2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.5gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−21)で示される化合物300mg(白色固体)を得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.52(2H,d),7.41(2H,d),6.99(2H,s),5.54(1H,s),3.04(2H,dd),2.67−2.24(12H,m),1.13−1.06(12H,m)
製造例1−24:式(1−22)で示される化合物の製造
<式13−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、60%水素化ナトリウム1.55gに無水N,N−ジメチルホルムアミド30mlを添加した。得られた混合物に氷冷下、式(10−2)で示される化合物7.2gを滴下した。得られた混合物を氷冷下25分間攪拌した後、そこに式(12−1)で示される化合物8gの無水N,N−ジメチルホルムアミド15ml溶液を滴下し、得られた混合物を室温下1時間攪拌した後、反応温度を90℃まで昇温し8時間攪拌した。得られた反応混合液をtert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を合し、水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、粗生成物を得た。この粗製生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(13−2)で示される化合物6.7gを得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :8.61(1H,s),7.70−7.67(1H,m),7.36−7.32(2H,m),3.30(2H,d),3.23(2H,d),1.04(6H,s)
<式9−19で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、塩化オキサリル3.1mlと塩化メチレン120mlの混合液を−78℃まで冷却した後、ジメチルスルホキシド5.0mlをゆっくりと滴下し、10分間攪拌した。その後、得られた混合液に式(13−2)で示される化合物6.7gの塩化メチレン50ml溶液を滴下し、30分間攪拌した。その後、得られた混合液にトリエチルアミン10.3gを加え、−78℃で1時間攪拌した後、0℃氷冷下で6時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈して、1N水酸化ナトリウム水溶液で洗浄した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して式(9−19)で示される化合物6.2gを得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :9.51(1H,s),8.64(1H,s),7.65(1H,d),7.27(1H,d),3.52(2H,s),1.24(6H,s)
<式7−19で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−19)で示される化合物4.6gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン6.2gをキシレン25mlに溶解した。得られた溶液を8時間加熱還流した。その後、得られた反応液を減圧下、キシレンを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。続いて、得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−19)で示される化合物3.8gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.64(1H,s),7.64(1H,dd),7.27(1H,d),6.04(1H,d),6.04(1H,d),3.43(2H,s),2.17(3H,s),1.22(6H,s)
<式1−22で示される化合物の製造>
Figure 2014094909

Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.7gおよび式(8−1)で示される化合物1.8gを1,4−ジオキサン35mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−19)で示される化合物3.8gを加えた。その後、得られた混合液を1時間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、減圧濃縮し、析出した粗結晶をtert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次よく洗浄し、式(6−19)で示される化合物5.3gを得た。
引き続き、室温にて、式(6−19)で示される化合物5.3gを水95mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム4.0gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄して不純物を除去した後、2N塩酸を加えて酸性にした水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−19)で示される化合物2.8gを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−19)で示される化合物600mgおよびジメチルアミピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.0gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:5)に付し、式(1−22)で示される化合物290mg(白色固体)を得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.65(1H,s),7.65(1H,dd),7.30(1H,d),6.98(2H,s),5.54(1H,s),3.41(2H,dd),2.78−2.51(3H,m),2.48−2.26(9H,m),1.18−1.00(12H,m)
製造例1−25:式(1−40)で示される化合物の製造
<式3−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、四酢酸鉛10g、酢酸水銀310mgおよび式(5−3)で示される化合物5gをクロロホルム40mlに溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、反応液を40℃で4時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して赤色油状物質を得た。得られた油状物質にヘキサンを加え、得られたものを減圧濃縮して式(3−3)で示される化合物10.2g(赤色固体)を得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.61−7.59(1H, m)、7.41−7.34(5H,m),7.00−6.97(2H,m)、5.08(2H,s)、2.83(2H,q)、2.09(9H,s),1.29(3H,t)
<式34−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−2)で示される化合物540mgおよびジメチルアミノピリジン1.05gをクロロホルム4.8mlとトルエン1.2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−3)で示される化合物1.1gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に付し、式(34−1)で示される化合物386mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,s),7.67(1H,dd),7.46−7.26(6H,m),6.98−6.92(2H,m),6.86(1H,dt),5.74(1H,s),5.08(2H,s),3.30(2H,t),2.79−2.67(2H,m),2.50−2.24(5H,m),1.93−1.87(2H,m),1.08(3H,dt)

<式1−40で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温下、式(34−1)で示される化合物300mgを酢酸2.2mlに溶解し、得られた混合液に47%臭化水素酸0.7mlを滴下した。得られた反応液を100℃まで加熱し、30分間攪拌した。反応液に氷水10mlを加え、酢酸エチルで抽出した。得られた酢酸エチル層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(35−1)で示される化合物240mgを得た。
引き続いて、室温にて式(35−1)で示される化合物240mg、炭酸セシウム200mgと2,3−ジクロロー5−トリフルオロメチルピリジン118mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解した。得られた反応液を70℃まで加熱して、2時間攪拌した。得られた反応液を酢酸エチルで抽出し、得られた酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に付し、式(1−40)で示される化合物80mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.68(1H,s),8.24(1H,dd),8.00(1H,d),7.67(1H,dd),7.28−7.26(1H,m),7.14−7.03(3H,m)、6.33(1H,s),3.31(2H,t),2.79−2.68(2H,m),2.52−2.26(5H,m),1.94−1.89(2H,m),1.10(3H,dt)
製造例1−26:式(1−75)で示される化合物の製造
<式7−20で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(7−20)で示される化合物10gを酢酸33mlに溶解した。得られた混合液に35%硫酸100mlを加えた。その後、得られた反応混合液を0℃まで冷却した後、亜硝酸ナトリウム3.3gと水25mlとの混合物を滴下し、0℃にて10分間攪拌した。
その後、得られた反応液を、硫化ナトリウム15gと硫黄2gと水酸化ナトリウム3.3gとを60℃にて水100mlに溶解した混合物に滴下し、30分間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出、10%塩酸水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧乾燥し、ジエチルエーテル300mlに溶解し、窒素雰囲気下、0℃にてリチウムアルミニウムハイドライド1.8gを加え、その後、室温下、1時間攪拌した。得られた反応混合液へ10%塩酸水を500ml加え、ジエチルエーテルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して、式(10−17)で示される化合物の粗生成物を得た。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(10−17)で示される化合物3.1gを得た。
その後、室温にて、式(10−17)で示される化合物3.0gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合、攪拌し、得られた混合物を0℃まで冷却した後、そこにアクロレイン1.05gとトリエチルアミン0.1gを滴下した。得られた混合物を氷冷下2時間攪拌した。その後、得られた混合物に水を加え、tert−ブチルメチルエーテルにて抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、式(9−20)で示される化合物1.2gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−20)で示される化合物1.2gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン1.4gをクロロホルム5mlに溶解した。得られた溶液を0℃で、8時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−20)で示される化合物340mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.66(2H,d),7.32(2H,d),6.78(1H,dt),6.14(1H,d),3.12(2H,t),2.61(2H,q),2.25(3H,s)
<式6−20で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液220gおよび式(8−1)で示される化合物150mgをテトラヒドロフラン4mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−20)で示される化合物340mgを加えた。その後、得られた混合液を30分間加熱還流した。得られた反応液を0℃まで冷却し、ヘキサンを加え、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次洗浄し、式(6−20)で示される化合物460mgを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.80(2H,d),7.44(2H,d),4.39(1H,s),3.65−3.48(4H,m),3.17−3.10(1H,m),2.99−2.91(1H,m),2.83(1H,d),2.32−2.25(1H,m),2.15−2.03(1H,m),1.85−1.74(1H,m),1.53−1.47(1H,m)
<式1−75で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−20)で示される化合物460mgを水10mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム323mgを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄した後、水層に2N塩酸を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−20)で示される化合物400mgを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−20)で示される化合物400mgおよびジメチルアミピリジン620mgをクロロホルム3mlとトルエン1mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物600mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−75)で示される化合物150mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.66(2H,d),7.32(2H,d),6.98(2H,s),5.57(1H,s),3.13−3.01(2H,m),2.77−2.68(2H,m),2.49−2.22(10H,m),1.88(2H,q),1.06(6H,ddd)
製造例1−27:式(1−23)で示される化合物の製造
<式21−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて式(10−1)で示される化合物10gをジメチルホルムアミド50mlに溶解した。得られた混合液に室温にてトリエチルアミン5.7gを加え、超音波をかけながら6時間攪拌した。得られた反応混合液をtert−メチルエチルエーテルで抽出し、得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(21−1)で示される化合物9.3gを得た。(無色固体)
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.60−7.53(8H, m)
<式13−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(11−2)で示される化合物5gと式(21−1)で示される化合物9.3gとをテトラヒドロフラン250mlに溶解した。窒素雰囲気下、室温にて、得られた混合液にトリブチルホスフィン5.8gを滴下し、2時間攪拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(13−3)で示される化合物4.5gを得た。(無色固体)
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.50(2H,d)、7.41(2H,d)、3.58(2H,s),3.17(2H,s),0.58(4H,s)
<式7−21で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、塩化オキサリル2.5gと塩化メチレン45mlとの混合液を−78℃まで冷却した後、ジメチルスルホキシド2.7gの塩化メチレン20ml溶液を滴下し、10分間攪拌した。その後、得られた混合液に式(13−3)で示される化合物4.5gの塩化メチレン5ml溶液を滴下し、30分間攪拌した。その後、得られた混合液にトリエチルアミン8.8gを加え、室温まで昇温し、3時間攪拌した。得られた反応液を1N塩酸水60mlに注ぎ、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して式(9−21)で示される化合物の粗生成物4.5gを得た。
引き続き、室温にて、式(9−21)で示される化合物の粗生成物4.5gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン6.1gをキシレン45mlに溶解した。得られた反応混合溶液を8時間加熱還流した。その後、得られた反応液を減圧下、キシレンを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。続いて、得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−21)で示される化合物3.8gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.52(2H,d),7.35(2H,d),6.49(1H,d),6.17(1H,d),3.19(2H,s),2.22(3H,s),1.10−1.00(4H,m)
<式6−21で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液2.7gおよび式(8−1)で示される化合物1.8gを1,4−ジオキサン30mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−21)で示される化合物3.8gを加えた。その後、得られた混合液を1時間加熱還流した。得られた反応液を0℃まで冷却し、ヘキサンを加え、析出した結晶をろ過して、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次洗浄し、式(6−21)で示される化合物4.5gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.62(2H,d),7.45(2H,d),4.42(1H,s),3.57(3H,s),3.39−3.35(1H,m),3.23(1H,d),3.07(1H,d),2.32(1H,t),1.93(1H,dd),1.76(1H,td),0.46−0.34(4H,m)
<式1−23で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−21)で示される化合物4.5gを水100mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム3.37gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄した後、水層に2N塩酸を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、減圧濃縮し、式(2−21)で示される化合物の粗生成物3.4gを得た。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(2−21)で示される化合物の粗生成物1.75gおよびジメチルアミピリジン3.13gをクロロホルム14mlとトルエン4mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物3gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−23)で示される化合物1.9gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.52(2H,d)、7.35(2H,d)、6.97(2H,s),5.99(1H,s),3.12(2H,dd),2.65−2.58(3H,m),2.46−2.13(9H,m),1.07(6H,t),0.64(4H,s)
製造例1−28:式(1−36)で示される化合物の製造
<式27−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、塩化オキサリル8.6gと塩化メチレン150mlとの混合液を−78℃まで冷却した後、得られた混合液にジメチルスルホキシド9.4gの塩化メチレン60ml溶液を滴下し、10分間攪拌した。その後、得られた混合液に式(28−1)で示される化合物10gの塩化メチレン20ml溶液を滴下し、30分間攪拌した。その後、得られた混合液にトリエチルアミン30.4gを加え、室温まで昇温し、1時間攪拌した。得られた反応液を1N塩酸水200mlに注ぎ、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して式(29−1)で示される化合物の粗生成物9.8gを得た。
引き続き、室温にて、式(29−1)で示される化合物の粗生成物9.8gおよび1−トリフェニルホスホラニリデン−2−プロパノン22.6gをクロロホルム80mlに溶解した。得られた反応混合溶液を8時間加熱還流した。その後、得られた反応液を減圧下、クロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。続いて、得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(27−1)で示される化合物7.4gを得た(無色油状物質)。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.38−7.26(5H,m),6.82(1H,dt),6.13(1H,dt),4.51(2H,s),3.63−3.57(2H,m),2.53(2H,ddd),2.24(3H,s)
<式25−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液7.7gおよび式(8−1)で示される化合物5.3gをテトラヒドロフラン100mlに溶解した。得られた溶液を15分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(27−1)で示される化合物7.4gを加えた。その後、得られた混合液を1時間加熱還流した。得られた反応液を0℃まで冷却し、ヘキサンを加え、析出した結晶をろ過して、tert−ブチルメチルエーテルとヘキサンとで順次洗浄し、式(25−1)で示される化合物7.2gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.37−7.26(5H,m),4.50−4.38(3H,m),3.59(3H,s),3.43−3.40(3H, m),2.84(1H,d),2.32−2.24(1H,m),2.08(1H,dd),1.76(1H,dd),1.57−1.36(2H,m)
<式24−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(25−1)で示される化合物3gを水90mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム2.9gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄した後、水層に2N塩酸を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、減圧濃縮し、式(26−1)で示される化合物の粗生成物2gを得た(黄色固体)。
続いて、窒素雰囲気下、室温にて、式(26−1)で示される化合物の粗生成物730mgおよびジメチルアミピリジン1.8gをクロロホルム8mlとトルエン2mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.7gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に付し、式(24−1)で示される化合物890mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.39−7.27(5H, m),6.97(2H,s),5.70(1H,s),4.53(2H, s)、3.62−3.53(2H,m),2.69−2.62(2H,m),2.52−2.22(10H,m),1.83−1.74(2H,m),1.08(6H,ddd)
<式23−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(24−1)で示される化合物4.5gにトリエチルアミン1.8gの無水テトラヒドロフラン30ml溶液を添加した。得られた混合物に氷冷下アセチルクロライド1.8gの無水テトラヒドロフラン10ml溶液を添加した。得られた混合物を室温下12時間攪拌した。反応混合物に水を加え、それをクロロホルムで抽出した。抽出したクロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(23−1)で示される化合物3.7gを得た(無色油状物質)。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.35−7.24(5H,m),6.88(2H,s),4.50(2H,dd),3.56(2H,t),2.72−2.28(12H,m),1.86−1.73(5H,m),1.12−1.03(6H,m)
<式23−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(23−1)で示される化合物3.7gを酢酸エチル150mlに溶解した。得られた混合液へ10%パラジウム炭素1.5gを加え、水素下、35℃で4時間攪拌した。
得られた反応混合液をセライト(登録商標)ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮し、式(22−1)で示される化合物2.4gを得た(無色固体)。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.89(2H,s),3.79(2H,d),2.79−2.69(3H,m),2.60−2.53(1H,m),2.42−2.25(7H,m),1.88(3H,s),1.82−1.73(2H,m),1.63−1.61(2H,m),1.07(6H,q)
<式1−36で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−1)で示される化合物344mgと式(21−2)で示される化合物227mgをテトラヒドロフラン5mlに溶解した。窒素雰囲気下、室温にて、得られた混合液にトリブチルホフィン223mgを滴下し、2時間攪拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−36)で示される化合物400mgを得た。(無色油状物質)
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.29(1H,d),6.96(2H,s),6.34(1H,d),5.88(1H,s),2.71−2.60(4H,m),2.44−2.16(13H,m),1.70(2H,dd),1.10−1.01(6H,m)
製造例1−29:式(1−33)で示される化合物の製造
<式1−33で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−1)で示される化合物344mgと式(21−3)で示される化合物121mgとをテトラヒドロフラン5mlに溶解した。窒素雰囲気下、室温にて、得られた混合液にトリブチルホフィン121mgを滴下し、2時間攪拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に付し、式(1−33)で示される化合物80mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.41(2H,dd),7.13(2H,dd),6.90(1H,s)、3.08(2H,t),2.82−2.67(3H,m),2.58−2.24(9H,m),1.95−1.84(3H,m),1.13−1.03(6H,m)
製造例1−30:式(1−76)で示される化合物の製造
<式1−76で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−1)で示される化合物172mgと式(21−4)で示される化合物124mgをテトラヒドロフラン2.5mlに溶解した。窒素雰囲気下、室温にて、得られた混合液にトリブチルホスフィン0.14mlを滴下し、2時間攪拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3→1:2→1:1)に付し、式(1−76)で示される化合物160mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.26−7.22(2H,m)、6.97(2H,s)、6.61(2H,dt),2.86−2.82(2H,m),2.67−2.59(2H,m),2.44−2.18(10H,m),1.73(2H,dd),1.11−1.02(6H,m)
製造例1−31:式(1−77)で示される化合物の製造
<式1−77で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−1)で示される化合物344mgと式(21−5)で示される化合物456mgとをテトラヒドロフラン5mlに溶解した。窒素雰囲気下、室温にて、得られた混合液にトリブチルホフィン111mgを滴下し、2時間攪拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4→1:2)に付し、式(1−77)で示される化合物210mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.40(1H,s),8.61(1H,dd),7.98−7.95(2H,m),7.61−7.51(4H,m),7.42(1H,td),7.11(1H,td)、6.87(2H,s),2.87−2.83(2H,m),2.68−2.54(3H,m),2.46−2.22(9H,m),1.85(3H,s),1.79−1.73(2H,m),1.04(6H,dt)
製造例1−32:式(1−78)で示される化合物の製造
<式1−78で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温下、式(1−77)で示される化合物150mgをメタノール20mlに溶解し、炭酸カリウム100mgを加え、1時間攪拌した。得られた反応液を減圧濃縮して、式(1−78)で示される化合物の粗生成物を得た。その後、得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−78)で示される化合物160mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.39(1H,s),8.59(1H,dd,7.95(2H、m),7.60−7.51(4H、m),7.44−7.39(1H,m),7.11(1H,td),6.94(2H,s),5.91(1H,s),2.88−2.83(2H,m),2.60−2.57(2H,m),2.32−2.15(9H,m),1.76−1.71(2H, m),1.06−0.97(6H,dt)
製造例1−33:式(1−97)で示される化合物の製造
<式31−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、0℃にて、テトラメチレンジアミン3.2mlにn−ブチルリチウム16ml(1.6Mヘキサン溶液)を加え、10分間攪拌した。その後、0℃氷冷下、式(32−1)で示される化合物5gを加えた。その後、得られた溶液を−78℃まで冷却した後、トリクロロビスマス2.3gのテトラヒドロフラン15ml懸濁液を加え、室温まで昇温しながら1時間攪拌した。その後、得られた反応液に水20mlを加え、水層をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮して、式(33−1)で示される化合物の粗生成物2.6gを得た。
続いて、室温下、得られた式(33−1)の粗生成物2.6gを脱水クロロホルム25mlに溶解し、0℃へ冷却した後、塩化スルフリル0.4mlを加えた。その後室温まで昇温し、1時間攪拌した。得られた反応液を減圧濃縮し、得られた油状物質にヘキサンを加え、結晶を析出させ、ろ過することにより、式(31−1)で示される化合物1.3gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.00(1H,dd),7.66(1H,dd),7.54−7.46(2H,m),3.03(2H,q),1.38(3H,t)
<1−97で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(31−1)で示される化合物550mgおよび式(2−9)で示される化合物290mgをクロロホルム1mlとトルエン4mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液にジアザビシクロウンデセン0.17mlを加えた。窒素雰囲気下、室温にて得られた混合物を12時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈した。得られた希釈液を、pH1〜2に調整した塩酸水で洗浄し、続いて飽和食塩水で洗浄した。その後、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ろ過して、得られたろ液を減圧濃縮し、油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−97)で示される化合物240mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,s),7.66(1H,dd),7.36−7.23(4H,m),7.04−7.01(1H,m),5.91−5.87(1H,m),3.61−3.51(1H,m),3.08−2.98(1H,m),2.74−2.28(7H,m),2.04−1.95(1H,m),1.17−1.03(6H,m)
製造例1−34:式(1−19)で示される化合物の製造
<式1−19で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(1−1)で示される化合物250mgにクロロホルム3mlを加えた。得られた混合物を攪拌しながら0℃まで冷却し、そこにメタクロロ過安息香酸120mgをクロロホルム2mlに溶解して得られた混合液を滴下した。得られた混合物を1時間攪拌した。その後、得られた混合物を室温まで加温し、室温で終夜攪拌した。反応液をクロロホルムで希釈して、10%亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=9:1)に付し、式(1−19)で示される化合物154mgを得た。
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.83−7.75(4H,m),6.97(2H,s),5.53(1H, s),3.03−2.94(1H,m),2.89−2.62(3H, m),2.46−2.19(10H,m),2.13−1.78(2H,m),1.08−1.00(6H, m)
製造例1−34に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−79で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:11.51(1H,s),8.72(1H,d),8.05(2H,d),7.60−7.50(4H,m),7.31(1H,d),7.19(1H,t),6.94(2H,s),5.82(1H,s),3.34−3.24(1H,m),3.09−3.01(1H,m),2.62−2.55(2H,m),2.36−2.14(10H,m),1.96−1.80(2H,m),1.05−1.01(6H,m)
<1−81で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.83−7.77(4H,m),6.90−6.88(2H,m),2.99−2.19(15H,m),1.35−1.02(9H,m)
<1−83で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :8.89(1H,s),8.23−8.16(2H,m),6.96(2H,d),3.36−3.28(1H、m)、3.01−2.84(1H、m)、2.70−2.21(13H,m),1.37-1.17(3H,m),1.11−1.03(6H,m)
<1−85で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :8.99(1H,s),8.04(1H,s),6.97(2H,s),5.78(1H,s),3.21−3.13(2H,m),2.76−2.65(2H,m),2.48−1.82(12H,m),1.06−1.02(6H,m)
<1−87で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.80(4H,dd),6.98(2H,s),3.00−2.92(1H,m),2.76−2.22(13H,m),1.36−1.33(6H,m)、1.11−1.05(6H,m)
<1−89で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :8.90(1H,s),8.24−8.18(2H,m),6.98(2H,s),3.24(1H,dd)、2.89(1H,dd),2.76−2.67(2H、m),2.57−2.23(10H,m),1.40−1.35(6H,m),1.11−1.05(6H,m)
<1−91で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.84−7.76(4H,m),6.98(1H,s),5.86(1H,s),2.95−2.25(14H,m),1.11−1.06(6H,m),1.00−0.94(1H,m),0.86−0.74(2H,s),0.64−0.59(1H,s)
<1−98で示される化合物>
1H NMR (CDCl3
δ ppm :7.96−7.93(4H,m),6.92(1H,d),3.01−2.84(2H,m),2.66−2.26(10H,m),2.09−1.97(6H,m),1.40−1.15(3H,m)
<式1−154で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.90(1H,s),8.24(1H,dt),8.18(1H,dd),6.98(2H,s),5.50(1H,d),3.35−3.19(1H,m),3.11−2.99(1H,m),2.73−2.64(2H,m),2.44−2.23(12H,m),1.08−1.03(6H,m)
<式1−156で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.21(1H,s),8.55(1H,d),8.12(1H,dd),6.97(2H,s),5.48(1H,d),4.00(3H,s),3.34−3.24(1H,m),3.11−3.00(1H,m),2.68−2.63(2H,m),2.38−2.06(12H,m),1.08−1.01(6H,m)
<式1−158で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.76(1H,d),7.79(1H,d),7.45(1H,dd),6.97(2H,s),5.50(1H,d),3.18−3.14(2H,m),2.72−2.65(2H,m),2.47−2.24(11H,m),2.05−2.01(1H,m),1.09−1.02(6H,m)
<式1−159で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.33(1H,d),8.98(1H,s),6.98(2H,s),5.53(1H,d),3.36−3.28(1H,m),3.20−3.11(1H,m),2.75−2.66(2H,m),2.49−2.20(11H,m),1.84−1.63(1H,m),1.08−1.01(6H,m)
<式1−165で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.39(1H,dd),8.12(1H,dd),6.97(2H,s),5.52(1H,d),3.49−3.42(1H,m),3.27−3.20(1H,m),2.74−2.64(2H,m),2.46−2.14(11H,m),1.76−1.66(1H,m),1.08−1.02(6H,m)
製造例1−35:式(1−20)で示される化合物の製造
<式1−20で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(1−1)で示される化合物250mgにクロロホルム3mlを加えた。得られた混合物を撹拌しながら0℃まで冷却し、そこにメタクロロ過安息香酸440mgをクロロホルム2mlに溶解して得られた混合液を滴下した。得られた混合物を1時間攪拌した。その後、得られた混合物を室温まで加温し、室温で終夜攪拌した。反応液をクロロホルムで希釈して、得られた希釈液を10%亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に付し、式(1−20)で示される化合物154mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δppm:8.08(2H,d),7.88(2H,d),6.97(2H,s),5.52(1H,s),3.27−3.15(2H,m),2.73−2.60(2H,m),2.45−2.21(10H,m),2.02−1.90(2H,m),1.08―1.00(6H,m)
製造例1−35に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−80で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:10.46(1H,s),8.69(1H,d),8.05−7.91(2H,m),7.73(1H,td),7.64−7.52(4H,m),7.34(1H,td),6.95(2H,s),3.26−3.16(2H,m),2.61−2.52(2H,m),2.35−2.11(10H,m),1.93−1.87(2H,m),1.03(6H,dd)
<式1−82で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:8.09(2H,d),7.88(2H,d),6.98(2H,s),3.28−2.99(2H,m),2.61−2.21(13H,m),1.28−1.22(3H,m),1.08―1.04(6H,m)
<式1−84で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:9.02(1H,s),8.27(2H,s),6.98(2H,s),5.67(1H,s),3.69(1H,dt),3.32(1H,ddd),2.66−2.21(13H,m),1.28−1.24(3H,m),1.10―1.02(6H,m)
<式1−86で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:8.79(1H,s),8.18(1H,s),6.99(2H,s),3.86−3.66(2H,m),2.86−2.72(2H,m),2.54−2.09(12H,m),1.10―1.01(6H,m)
<式1−88で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:8.09(2H,d),7.86(2H,d),6.99(2H,d),3.11(2H,dd),2.68−2.24(12H,m),1.35(6H,d)、1.08(6H,dt)
<式1−90で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:9.01(1H,s)、8.27−8.22(2H,m),6.98(2H,s),3.59−3.49(2H,m),2.59−2.48(2H,m),2.59−2.48(2H,m),2.42−2.27(8H,m)、1.33−1.27(6H、m)、1.08(6H,td)
<式1−92で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:8.08(2H,d)、7.86(2H,d),6.98(2H,d),5.86(1H,s)、3.26−3.08(2H,m),2.88−2.73(1H,m),2.68−2.52(2H,m),2.47−2.17(9H,m)、1.12−1.05(6H、m)、0.83−0.53(4H,m)
<式1−99で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δppm:8.09(2H,d)、7.88(2H,d),6.93(2H,s),5.59(1H,s)、3.23(1H,td),3.05−2.98(1H,m),2.59−2.23(9H,m),2.06−1.97(6H,m)、1.21(3H,dt)
製造例1−36:式(1−59)で示される化合物の製造
<式1−59で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(1−4)で示される化合物500mgにトリエチルアミン175mgの無水テトラヒドロフラン3ml溶液を添加した。得られた混合物に氷冷下アセチルクロライド170mgの無水テトラヒドロフラン1ml溶液を添加した。得られた混合物を室温下12時間攪拌した。反応混合物に水5mlを加え、それをクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:6)に付し、式(1−59)で示される化合物530mgを得た(無色油状物質)。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.89(2H,s),3.30(2H,t),2.84−2.25(12H,m),1.98−1.89(5H,m),1.09−1.02(6H,m)
製造例1−36に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−60で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.88(2H,s),3.31(2H,t),2.77−2.23(12H,m),2.17−2.11(2H,m),1.98−1.88(2H,m),1.05(6H,ddd)、0.84(3H,t)
<式1−61で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.87(2H,s),3.31(2H,td),2.84−2.25(12H,m),1.94(2H,dt),1.05(6H,dt),0.88(9H,s)
<式1−62で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,dd),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.90(2H,s),3.70(3H,s),3.31(2H,t),2.92−2.26(12H,m),1.99−1.89(2H,m),1.09−1.02(6H,m)
<式1−63で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,dd),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.90(2H,s),4.12−4.07(2H,m),3.34−3.27(2H,m),2.91−2.27(12H,m),1.99−1.88(2H,m),1.18(3H,t),1.09−1.00(6H,m)
<式1−66で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,dd),7.66(1H,dd),7.26(1H,d),6.90(2H,s),5.80−5.71(1H,m),5.21−5.15(2H,m),4.52−4.50(2H,m),3.30(2H,t),2.82−2.26(12H,m),1.97−1.88(2H,m),1.09−1.00(6H,m)
<式1−67で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,t),7.66(1H,dd),7.35−7.18(4H,m),6.95(2H,s),6.87−6.83(2H,m),3.31(2H,t),2.99−2.29(12H,m),2.00−1.90(2H,m),1.08−1.03(6H,m)
<式1−68で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.69(1H,t),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.93(2H,s),3.66−3.27(2H,m),3.06(1H,dd),2.84−2.76(2H,m),2.56−2.26(12H,m),1.99−1.88(2H,m),1.14−1.04(6H,m)
<式1−93で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.91(1H,s),8.24−8.18(2H,m),6.90(2H,d),4.13−4.05(2H,m),3.33(1H,ddd),3.07−2.24(14H,m),1.39−1.02(12H,m)
製造例1−37:式(1−64)で示される化合物の製造
<式1−64で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
60%水素化ナトリウム110mgに無水N,N−ジメチルホルムアミド1mlを添加した。得られた混合物に氷冷下、式(1−4)で示される化合物500mgの無水N,N−ジメチルホルムアミド3ml溶液を滴下した。得られた混合物を氷冷下10分間攪拌した後、そこにクロロメチル メチル エーテル200mgの無水N,N−ジメチルホルムアミド1ml溶液を滴下し、得られた混合物を室温下2時間攪拌した。反応混合物に水5mlを加え、それを酢酸エチルで抽出した。得られた酢酸エチル層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−64)で示される化合物208mgを得た(黄色油状物質)。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.90(2H,s),4.98(2H,s),3.39−3.22(5H,m)、3.03−2.25(12H,m),1.99−1.89(2H,m),1.08−1.02(6H,m)
製造例1−37に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−65で示される化合物>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,m),7.67(1H,dd),7.27(1H,d),6.91(2H,s),5.05−4.99(2H,m)、3.56−3.51(2H,m),3.37−3.28(2H,m),3.04−2.23(12H,m),1.97−1.90(2H、m)、1.17−0.99(9H,m)
製造例1−38:式(1−30)で示される化合物の製造
<式9−30で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−30)で示される化合物7.10gおよびテトラヒドロフラン60mlを混合、攪拌し、得られた混合物に95%アクロレイン3.64gとトリエチルアミン1.21gを滴下した。得られた混合物を室温にて5.5時間攪拌した。その後、得られた反応液を減圧濃縮して、式(9−30)で示される化合物9.32gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.78(1H,s),7.67(1H,d),7.54−7.46(2H,m),7.35−7.31(1H,m),3.24(2H,t),2.80(2H,dt)
<式7−30で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(9−30)で示される化合物9.32gをクロロホルム40mlに溶解した。得られた溶液に氷冷下トリフェニルホスフィンアセチルメチレン16.5gを加えた。得られた溶液を室温にて、17時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からクロロホルムを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−30)で示される化合物9.76gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.67(1H,d),7.52−7.43(2H,m),7.34−7.30(1H,m)6.79(1H,dt),6.11(1H,dt),3.10(2H,t),2.57(2H,qd),2.24(3H,s)
<式6−30で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液7.55gおよび式(8−1)で示される化合物5.17gをテトラヒドロフラン70mlに溶解した。得られた溶液を10分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−30)で示される化合物9.76gを加えた。その後、得られた混合液を2時間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテル、ヘキサンで順次洗浄し、式(6−30)で示される化合物6.80gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.70(1H,d),7.61(2H,dd),7.36(1H,q),4.39(1H,s),3.47(3H,s),3.15−3.08(1H,m),3.00−2.93(1H,m),2.83(1H,d),2.33−2.23(1H,m),2.11(1H,dd),1.77(1H,dd),1.53−1.44(2H,m)
<式1−30で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−30)で示される化合物6.80gを水90mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム5.78gを加えた。得られた溶液を5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、2N塩酸を加えて酸性にした。得られた反応液を酢酸エチルで抽出して、式(2−30)で示される化合物6.01gを得た。
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−30)で示される化合物541mgおよびジメチルアミノピリジン1.04gをクロロホルム5.0mlとトルエン2.0mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物1.00gを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を75℃で1.5時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(1−30)で示される化合物387mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.67(1H,d),7.49(2H,t),7.32−7.28(1H,m),6.98(2H,s),5.54(1H,s),3.07(2H,ddd),2.69(2H,td),2.48−2.24(10H,m),1.85(2H,q),1.08(3H,t),1.05(3H,t)
製造例1−39:式(1−29)で示される化合物の製造
<式7−29で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(10−29)で示される化合物5.0gおよびテトラヒドロフラン56mlを混合、攪拌し、得られた混合物に95%アクロレイン2.56gとトリエチルアミン852mgを滴下した。得られた混合物を室温にて2時間攪拌した。その後、得られた反応液を減圧濃縮して、式(9−29)で示される化合物6.61gを得た。
室温にて、式(9−29)で示される化合物6.61gおよびトリフェニルホスフィンアセチルメチレン11.6gをテトラヒドロフラン28mlに溶解した。得られた溶液を室温で、5時間攪拌した。その後、減圧下、得られた反応液からテトラヒドロフランを除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンを加えた。得られた混合物をろ過し、得られたろ液を減圧濃縮した。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、式(7−29)で示される化合物1.01gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.56(1H,s),7.51−7.40(3H,m),6.78(1H,dt),6.13(1H,dt),3.10(2H,t),2.59(2H,qd),2.25(3H,s)
<式6−29で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液781mgおよび式(8−1)で示される化合物464mgをテトラヒドロフラン7mlに溶解した。得られた溶液を10分間加熱還流した。その後、加熱をやめ、得られた反応混合物に式(7−29)で示される化合物1.01gを加えた。その後、得られた混合液を1時間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、析出した結晶をろ過により集め、tert−ブチルメチルエーテル、ヘキサンで順次洗浄し、式(6−29)で示される化合物873mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.57−7.51(4H,m),4.38(1H,s),3.45(3H,s),3.10(1H,m),2.96(1H,m),2.81(1H,d),2.28(1H,m),2.11(1H,d),1.75(1H,t),1.47(2H,m)
<式1−29で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(6−29)で示される化合物873mgを水12mlに溶解した。得られた溶液に無水炭酸ナトリウム741mgを加えた。得られた溶液を6.5時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、2N塩酸を加えて酸性にした。得られた反応液を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を減圧濃縮し、得られた結晶をtert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンで順次洗浄して式(2−29)で示される化合物434mgを得た。
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−29)で示される化合物430mgおよびジメチルアミノピリジン831mgをクロロホルム4mlとトルエン1mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−1)で示される化合物795mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を80℃で1時間攪拌した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=15:85)に付し、式(1−29)で示される化合物144mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.56(1H,s),7.50−7.40(3H,m),6.98(2H,s),5.54(1H,s),3.10−3.01(2H,m),2.70(2H,t),2.47−2.24(10H,m),1.86(2H,q),1.10−1.03(6H,m)
製造例1−40:式(1−41)で示される化合物の製造
<式3−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリド−ジクロロメタン錯体2.04g、炭酸セシウム48.8g、および式(5−1)で示される化合物10gをN,N−ジメチルホルムアミド125mlに溶解した。得られた溶液に、トリエチルボラン32.5ml(1.0M ヘキサン溶液)を滴下し、窒素雰囲気下、室温にて16時間攪拌した。反応液をセライト(登録商標)濾過した後、ろ液に水を加え、tert−ブチルメチルエーテルにて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。得られた有機層を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:19→1:9)に付し、式(3−1)で示される化合物3.18gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.78(2H,s),3.49(2H,s),2.51(2H,q),2.23(3H,s),2.16(3H,s),1.24(3H,t)
<式11−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温にて、式(12−4)で示される化合物3.18gを水25mlに溶解した。得られた溶液に48% 臭化水素酸26.6ml加え、40℃で15分間攪拌した。得られた反応液に、0℃で2.34M 亜硝酸ナトリウム水溶液10mlを滴下し、氷冷下20分間攪拌した。得られた混合物を、硫酸銅(II)五水和物3.19gと銅(粉末)1.27gとに48%臭化水素酸26.6mlを加え0℃に冷却した混合物に、滴下した。得られた溶液を室温にて、3.5時間攪拌した。得られた反応液をセライト(登録商標)濾過し、得られたろ液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。得られた有機層を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、ヘキサン)に付し、式(11−4)で示される化合物1.91gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.90(1H,s),6.88(1H,s),2.74(2H,q),2.38(3H,s),2.25(3H,s),1.21(3H,t)
<式3−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(11−4)で示される化合物1.91gをテトラヒドロフラン23mlに溶解した。得られた溶液を−78℃まで冷却し窒素雰囲気下、n−ブチルリチウム(1.63M ヘキサン溶液)を滴下した。その後、窒素雰囲気下、反応液を40℃で4時間攪拌した。得られた溶液を−78℃まで冷却し、窒素雰囲気下トリメトキシボラン1.12gを滴下し、室温にて23時間攪拌した。得られた溶液を0℃まで冷却し、1N 塩酸を加えて酸性にした。得られた反応液をクロロホルムで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧濃縮後、濾過し残渣をヘキサンで洗浄することで、式(3−4)で示される化合物654mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.86(1H,s),6.85(1H,s),4.58(2H,d),2.63(2H,q),2.35(3H,s),2.29(3H,s),1.23(3H,t)
<式1−41で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、四酢酸鉛1.87g、酢酸水銀58.5mgおよび式(5−4)で示される化合物654mgをクロロホルム7mlに溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、反応液を45℃で4時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質にヘキサンを加え、得られた混合物を減圧濃縮して黄色固体を得た。窒素雰囲気下、室温にて、得られた固体をクロロホルム16mlに溶解した。得られた溶液に炭酸カリウム6.09gを加え、15分間攪拌した。その後、反応液をセライト(登録商標)濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、式(3−4)で示される化合物21gを得た。
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−1)で示される化合物332mgおよびジメチルアミノピリジン644mgをクロロホルム3mlとトルエン1mlとの混合物に溶解した。得られた溶液を窒素雰囲気下、室温にて15分間攪拌した。その後、窒素雰囲気下、得られた溶液に式(3−4)で示される化合物600mgを加えた。窒素雰囲気下、得られた混合物を2時間加熱還流した。得られた反応液を室温まで冷却し、2N塩酸でpH1になるように調整し、セライト(登録商標)濾過した。得られたろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮して黄色油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:9→3:17)に付し、式(1−41)で示される化合物361mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.37(2H,d),6.96(2H,s),5.50(1H,s),3.13−3.03(2H,m),2.71(2H,t),2.47−2.25(8H,m),2.06−2.00(3H,m),1.90−1.85(2H,m),1.10−1.02(3H,m)
製造例1−40に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−128で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.53(2H,d),7.37(3H,d),7.23−7.12(3H,m),3.05(2H,td),2.69(2H,d),2.47−2.30(3H,m),1.87−1.81(2H,m)
<式1−167で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.55−7.49(3H,m),7.38−7.26(3H,m),7.19−7.14(1H,m),5.62(1H,s),3.07−3.06(2H,m),2.72−2.63(2H,m),2.48−2.21(3H,m),1.87(2H,dt)
<式1−168で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,s),7.70−7.65(2H,m),7.38(1H,tt),7.29−7.23(2H,m),7.16(1H,ddd),5.58(1H,d),3.31(2H,t),2.81−2.67(2H,m),2.55−2.24(3H,m),1.97−1.88(2H,m)
<式1−170で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.63(1H,s),7.66(1H,dd),7.25(1H,d),6.61(2H,s),3.25−3.21(2H,m),2.69(2H,d),2.37−2.31(3H,m),1.86−1.83(2H,m)
<式1−171で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.69(1H,ddd),7.54(2H,d),7.38(3H,d),7.28−7.13(2H,m),5.58(1H,s),3.07(2H,q),2.77−2.25(5H,m),1.91−1.85(2H,m)
製造例1−41:式(1−105)で示される化合物の製造
<式31−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて式(32−2)で示される化合物2.52gをテトラヒドロフラン15mlに溶解した。得られた溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム10ml(1.6Mヘキサン溶液)を加え、1時間攪拌した。その後、トリクロロビスマス1.44gのテトラヒドロフラン10ml懸濁液を加え、室温まで昇温しながら約1時間攪拌した。得られた反応液へ水20mlを加え、セライト(登録商標)濾過した。ろ液をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮して、式(33−2)で示される化合物の粗生成物2.18gを得た。
続いて、室温下、得られた式(33−2)で示される化合物の粗生成物2.18gを脱水クロロホルム5mlに溶解し、0℃まで冷却した後、塩化スルフリル0.55mlを加えた。その後室温まで昇温し、30分間攪拌した。得られた反応液にtert−ブチルメチルエーテルを加え結晶を析出させた後、減圧濃縮し、ろ過することにより、式(31−2)で示される化合物1.86gを得た。
1H NMR(d‐DMSO)
δ ppm:8.03(3H,dd)、7.62(3H,t)、7.51(3H,d)、7.34(3H,t)、3.82(9H,s)
<1−105で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−9)で示される化合物475mg、1,8‐ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ‐7‐エン274mg、および式(31−2)で示される化合物1,08gをクロロホルム1mlとトルエン5mlとの混合物に溶解し、窒素雰囲気下、室温にて24時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈し、pH1〜2に調整した塩酸水で洗浄し、続いて飽和食塩水で洗浄した。その後、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過して、得られたろ液を減圧濃縮し、油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:9→3:7)に付し、式(1−105)で示される化合物72.4mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.53(2H,d),7.38−7.34(3H,m),7.14−6.98(3H,m),6.30(1H,s),3.80(3H,s),3.10−3.02(2H,m),2.73−2.65(2H,m),2.47−2.39(2H,m),2.31−2.24(1H,m),1.88−1.82(2H,m)
製造例1−42:式(1−96)で示される化合物の製造
<式31−3で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて式(32−3)で示される化合物3.20gをテトラヒドロフラン15mlに溶解した。得られた溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム10ml(1.6Mヘキサン溶液)を加え、1時間攪拌した。その後、テトラヒドロフラン10mlに懸濁したトリクロロビスマス1.44g溶液を加え、室温まで昇温しながら1時間攪拌した。得られた反応液へ水20mlを加え、水層をクロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮して、式(33−3)で示される化合物の粗生成物3.07gを得た。
続いて、室温下、得られた式(33−3)で示される化合物の粗生成物3.07gを脱水クロロホルム5mlに溶解し、0℃に冷却した後、塩化スルフリル0.55mlを加えた。その後室温まで昇温し、30分間攪拌した。得られた反応液を減圧濃縮し、得られた油状物質にヘキサンを加え、結晶を析出させた。得られた結晶をろ過することにより、式(31−3)で示される化合物1.25gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.11(3H,d)、7.51−7.45(9H,m)、7.30(6H、d)、7.19−7.15(3H、m)、7.05(6H,t)
<1−96で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−9)で示される化合物3.16mg、1,8‐ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ‐7‐エン183mg、および式(31−3)で示される化合物887mgをクロロホルム1mlとトルエン4mlとの混合物に溶解し、窒素雰囲気下、室温にて24時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈し、得られた希釈液を、pH1〜2に調整した塩酸水で洗浄し、続いて飽和食塩水で洗浄した。その後、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過して、得られたろ液を減圧濃縮し、油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=3:7)に付し、式(1−96)で示される化合物99mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54−7.17(13H,m),5.66(1H,s),3.02(2H,m),2,73(2H,m),2.59−2.17(3H,m),1.82−1.77(2H,m)
製造例1−42に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−42で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.79(1H,d),7.63−7.53(4H,m),7.38(2H,d),7.20(1H,dd),5.40(1H,s),3.06(2H,t),2.75−2.25(5H,m),1.86(2H,dt)
<式1−166で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.38(2H,d),7.31−7.06(2H,m),7.04(1H,m),5.65(1H,d),3.11−3.03(2H,m),2.75−2.65(2H,m),2.49−2.39(2H,m),2.32−2.23(1H,m),2.11(3H,d),1.87(2H,q)
製造例1−43:式(1−102)で示される化合物の製造
<32−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、氷冷下にてジエチル亜鉛20ml(1.0Mヘキサン溶液)をジクロロメタン20mlに溶解させ、トリフルオロ酢酸2.28gのジクロロメタン20ml溶液を添加した。得られた混合液を氷冷下、20分間攪拌した後、ジヨードメタン5.36gのジクロロメタン20ml溶液を添加し、20分間攪拌した。得られた溶液に氷冷下、2−ブロモスチレン1.83gのジクロロメタン10ml溶液を加え、室温にて6時間攪拌した。得られた反応液に2N塩酸水を加えpH1〜2とした後、ヘキサンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮して、式(32−4)で示される化合物の粗生成物1.76gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(1H,dd)、7.20(1H,td)、7.02(1H、td)、6.93(1H、dd)、2.16(1H,tt)、1.01(2H,ddd)、0.68(2H,dt)
<31−4で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて式(32−4)で示される化合物1.76gをテトラヒドロフラン9mlへ溶解した。得られた溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム6.6ml(1.6Mヘキサン溶液)を加え、30分間攪拌した。その後、得られた混合物に、トリクロロビスマス939mgのテトラヒドロフラン5ml懸濁液を加え、室温まで昇温しながら1時間攪拌した。得られた反応液に水20mlを加え、クロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮して、式(33−4)で示される化合物の粗生成物2.27gを得た。
続いて、室温下、得られた式(33−4)で示される化合物の粗生成物2.27gを脱水クロロホルム5mlに溶解し、0℃に冷却した後、塩化スルフリル0.36mlを加えた。その後室温まで昇温し、1時間攪拌した。得られた反応液にtert−ブチルメチルエーテルを加え結晶を析出させた後、減圧濃縮した。得られた結晶をろ過することにより、式(31−4)で示される化合物1.05gを得た。
1H NMR(d−DMSO)
δ ppm:7.92(3H,t)、7.58−7.52(6H,m)、7.26(3H、t)、2.36−2.28(3H、m)、1.03−0.94(12H,m)
<1−102で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
窒素雰囲気下、室温にて、式(2−9)で示される化合物3.16mg、1,8‐ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ‐7‐エン183mg、および式(31−4)で示される化合物887mgをクロロホルム1mlとトルエン4mlとの混合物に溶解した。窒素雰囲気下、室温にて得られた混合物を約24時間攪拌した。得られた反応液をクロロホルムで希釈し、pH1〜2に調整した塩酸水で洗浄し、続いて飽和食塩水で洗浄した。その後、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ろ過して、得られたろ液を減圧濃縮し、油状物質を得た。得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=3:7)に付し、式(1−102)で示される化合物56mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.54(2H,d),7.38−7.22(4H,m),7.06−7.00(2H,m),5.76(1H,d),3.08−3.02(2H,m),2.75−2.68(2H,m),2.55−2.10(4H,m),1.90−1.86(2H,m),0.87−0.65(3H,m)、0.57−0.47(1H,m)
製造例1−44:式(1−71)で示される化合物の製造
<式23−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(24−1)で示される化合物6.60gおよびジイソプロピルエチルアミン5.43gを無水N,N−ジメチルホルムアミド50mlに溶解させた。得られた混合物に氷冷下、ピバロイルクロライドを滴下し、室温で30分間攪拌した。反応混合物に水を加え、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=3:17)に付し、式(23−2)で示される化合物7.14gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.38−7.26(5H,m),6.87(2H,s),4.53(2H, dd)、3.63−3.54(2H,m),2.75−2.22(12H,m),1.86−1.76(2H,m),1.10−1.03(6H,m),0.87(9H,s)
<式22−2で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(23−2)で示される化合物7.14gを酢酸エチル45mlに溶解した。得られた混合液に10%パラジウム炭素3.57gを加え、水素雰囲気下、35℃で18時間攪拌した。反応混合液をセライト(登録商標)ろ過し、得られたろ液を減圧濃縮し、式(22−2)で示される化合物5.10gを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.87(2H,s),3.81(2H,d),2.78−2.24(12H,m),1.83−1.73(2H、m)、1.39−1.36(1H,m)、1.10−1.04(6H,m)、0.87(9H,s)
<式21−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(21−2)で示される化合物193mgおよびジイソプロピルエチルアミン162mgをN,N−ジメチルホルムアミド5ml溶液に溶解させた。得られた混合物に氷冷下、メタンスルホニルクロライド68.7mgを滴下し、室温下1時間攪拌した。反応混合物に水を加え、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣にヘキサンを加え、濾過することにより、式(21−1)で示される化合物208mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.87(2H,s),4.37(2H,dd)、3.05(3H,s),2.74−2.25(12H,m),2.00−1.97(2H,m),1.10−1.04(6H,m),0.88(9H,s)
<式1−71で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(21−1)で示される化合物200mgおよびジイソプロピルエチルアミン167mgをN,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解した。得られた混合液にパラブロモチオフェノール195mgを加え、室温下、16時間攪拌した。得られた混合物を80℃に加熱し2時間攪拌した後、水を加えtert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=0:100→1:4)に付し、式(1−71)で示される化合物193mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.42(2H,dt),7.21(2H,dt),6.98(2H,s),5.61(1H,s),3.05−2.93(2H,m),2.73−2.64(2H,m)、2.48−2.21(10H,m),1.81(2H,q),1.10−1.03(6H,m)
製造例1−45:式(1−132)で示される化合物の製造
<式1−132で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−2)で示される化合物193mgおよびジイソプロピルエチルアミン258mgをN,N−ジメチルホルムアミド5ml溶液に溶解した。得られた混合物に氷冷下、メタンスルホニルクロライド68.7mgを滴下し、室温下30分間攪拌した。得られた混合液に2−メルカプトピリミジン123mgを加え、80℃で9時間攪拌した。得られた反応液に2N塩酸を加え、pH1に調整した後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=7:13)に付し、式(1−132)で示される化合物171mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.52(2H,dd),6.98(1H,dt),6.87(2H,d),3.30−3.18(2H,m),2.85−2.67(2H,m),2.57−2.23(10H,m),1.96(2H,q),1.09−1.02(6H,m),0.87(9H,s)
製造例1−46:式(1−34)で示される化合物の製造
<式1−34で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(1−132)で示される化合物170mgをテトラヒドロフラン10ml、メタノール10ml、水10mlの混合溶液に溶解させた。得られた溶液に水酸化リチウム一水和物44.5mgを添加し、室温にて10分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、2N塩酸を加えpH1とした後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=2:3)に付し、式(1−34)で示される化合物126mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.53(2H,d),7.00−6.96(3H,m),5.57(1H,s),3.29−3.21(2H,m),2.81−2.73(2H,m),2.51−2.43(2H,m),2.41−2.25(8H,m),1.95(2H,s),1.09−1.03(6H,m)
製造例1−47:式(1−104)で示される化合物の製造
<式1−104で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−2)で示される化合物178mgおよびジイソプロピルエチルアミン238mgをN,N−ジメチルホルムアミド5ml溶液に溶解させた。得られた混合物に氷冷下、メタンスルホニルクロライド63.3mgを滴下し、室温下30分間攪拌した。得られた溶液にパラ(メチルチオ)チオフェノール158mgを加え、室温下、1.5時間攪拌した。得られた反応液に2N塩酸を加えpH1とし、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。ろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:9→7:13)に付し、式(1−104)で示される化合物100mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.30(2H,dt),7.20(2H,dt),6.98(2H,s),5.58(1H,s),2.97(2H,td),2.70−2.64(2H,m),2.47(3H,s),2.45−2.22(10H,m),1.80(2H,q),1.10−1.03(6H,m)
製造例1−48:式(1−133)で示される化合物の製造
<式1−133で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(22−2)で示される化合物387mgおよびジイソプロピルエチルアミン516mgをN,N−ジメチルホルムアミド10ml溶液に溶解させた。得られた混合物に氷冷下、メタンスルホニルクロライド137mgを滴下し、室温下1時間攪拌した。得られた混合液に4−トリフルオロメチル−2−ピリミジンチオール396mgを加え、80℃で30分間攪拌した。反応液に2N塩酸を加え、pH1になるように調整した後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−133)で示される化合物546mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.76(1H,d),7.29(1H,d),6.87(2H,d),3.33−3.23(2H,m),2.82−2.68(3H,m),2.59−2.24(9H,m),1.97(2H,q),1.10−1.03(6H,m),0.88(9H,s)
製造例1−49:式(1−35)で示される化合物の製造
<式1−35で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
式(1−133)で示される化合物546mgをテトラヒドロフラン10ml、メタノール10mlと水10mlとの混合溶液に溶解した。得られた溶液に水酸化リチウム一水和物126mgを添加し、室温にて20分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、2N塩酸を加えpH1とした後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。得られた有機層を水で洗い洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。得られたろ液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、式(1−35)で示される化合物435mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.76(1H,d),7.29(1H,d),6.99(2H,d),5.62(1H,s),3.27(2H,td),2.78−2.71(2H,m),2.51−1.93(12H,m),1.07(6H,m)
製造例1−49に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
<式1−136で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.38(1H,t),7.26(1H,m),7.10(2H,m),6.98(2H,s),5.51(1H,s),3.00(2H,t),2.77(2H,t),2.50−2.20(10H,m),1.79(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−137で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.37(1H,d),7.30−7.20(2H,m),7.15−7.06(1H,m),6.98(2H,s),5.51(1H,s),3.02(2H,q),2.71(2H,t),2.51−2.22(10H,m),1.87(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−138で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.57(1H,d),7.55−7.25(2H,m),7.07−7.04(1H,m),6.98(2H,s),5.51(1H,s),3.04−3.00(2H,m),2.71(2H,t),2.50−2.28(10H,m),1.89(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−139で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.28−7.26(1H,d),7.19−7.05(3H,m),6.97(2H,s),5.51(1H,s),2.98(2H,t),2.70(2H,t),2.50−2.20(13H,m),1.85(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−140で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.30−7.18(4H,m),6.97(2H,s),5.46(1H,s),3.00(2H,t),2.78(2H,q),2.65(2H,t),2.50−2.21(10H,m),1.84(2H,q),1.23(3H,t),1.06(6H,q)
<式1−141で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.34−7.10(4H,m),6.97(2H,s),5.53(1H,s),3.55−3.45(1H,m),2.98(2H,t),2.70(2H,t),2.50−2.22(10H,m),1.85(2H,q),1.24(6H,d),1.06(6H,q)
<式1−142で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.32−7.19(2H,m),6.98−6.84(4H,m),5.53(1H,s),3.91(3H,s),3.08−2.94(2H,m),2.69(2H,t),2.48−2.20(10H,m),1.80(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−143で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.30−7.20(1H,m),7.10−6.98(4H,m),6.90−6.80(1H,t),5.52(1H,s),3.05−3.00(2H,m),2.70(2H,t),2.49−2.23(10H,m),1.83(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−144で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.30−7.15(4H,m),6.97(2H,s),5.54(1H,s),3.05−3.00(2H,m),2.70(2H,t),2.48−2.22(10H,m),1.85(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−145で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.48(1H,s),7.31−7.11(3H,m),6.95(2H,s),5.53(1H,s),3.09−3.00(2H,m),2.70(2H,t),2.47−2.25(10H,m),1.85(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−146で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.20−7.10(3H,m),7.12−6.98(3H,m),5.51(1H,s),3.01−2.95(2H,m),2.65(2H,t),2.45−2.20(13H,m),1.82(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−147で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.30−7.12(3H,m),6.98(2H,s),5.48(1H,s),3.10−3.00(2H,m),2.72(2H,t),2.52−2.22(10H,m),1.89(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−148で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.12−7.05(3H,m),6.92(2H,s),5.50(1H,s),2.71(2H,t),2.55(6H,s),2.61(2H,t),2.42−2.17(10H,m),1.80(2H,q),1.06(6H,q)
<式1−149で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.36(1H,dd),7.14(1H,dd),6.99(1H,dd),6.96(2H,s),5.80(1H,s),2.86(2H,t),2.67−2.59(2H,m),2.47−2.18(10H,m),1.78(2H,q),1.07(3H,t),1.05(3H,t)
<式1−150で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.68(1H,d),7.24(1H,d),6.99(2H,s),5.49(1H,s),3.32(2H,t),2.76−2.68(2H,m),2.46−2.25(10H,m),1.97(2H,q),1.08(3H,t),1.05(3H,t)
<式1−151で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.88(2H,d),7.33(2H,d),6.99(2H,s),5.52(1H,s),3.10(2H,dt),2.75−2.69(2H,m),2.58(3H,s),2.47−2.24(10H,m),1.90(2H,q),1.09(3H,t),1.05(3H,t)
<式1−152で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.31(2H,d),6.97(2H,s),6.78(2H,d),5.57(1H,s),5.18(1H,s),2.89(2H,t),2.68−2.61(2H,m),2.43−2.18(10H,m),1.76(2H,q),1.08(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−153で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.67(1H,dd),7.67(1H,dd),7.27−7.25(1H,m),6.99(2H,s),5.50(1H,s),3.33−3.29(2H,m),2.79−2.71(2H,m),2.51−2.24(10H,m),1.94−1.89(2H,m),1.07(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−155で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:9.02−9.01(1H,m),8.04(1H,dd),7.23(1H,dd),6.98(2H,s),5.53(1H,s),3.93(3H,s),3.32(2H,t),2.76(2H,t),2.51−2.23(10H,m),1.92(2H,q),1.05(6H,q)
<式1−127で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.36(1H,dd),7.55(1H,dd),6.98−6.95(3H,m),5.46(1H,s),3.30(2H,dt),2.80−2.73(2H,m),2.52−2.25(10H,m),1.92(2H,q),1.07(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−160で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.98(2H,s),5.75(1H,s),5.55(1H,s),3.94(6H,s),3.29−3.18(2H,m),2.76−2.69(2H,m),2.47−2.26(10H,m),1.96(2H,q),1.07(6H,q)
<式1−161で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.98(2H,s),6.84−6.78(2H,m),6.62(1H,tt)、5.52(1H,s),3.03(2H,ddd),2.72(2H,dt),2.48−2.25(10H,m),1.87(2H,dd),1.07(6H,dt)
<式1−70で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.61(2H,d),7.07(2H,d),6.97(2H,s),5.72(1H,s),3.04−2.92(2H,m),2.72−2.63(2H,m),2.45−2.21(10H,m),1.81(2H,q),1.08(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−75で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.34−7.28(4H,m),6.98(2H,s),5.46(1H,s),2.99(2H,dt),2.71−2.64(2H,m),2.43−2.23(10H,m),1.82(2H,q),1.31(9H,s),1.08(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−109で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.74(2H,d),6.98(2H,s),5.50(1H,s),3.28(2H,dt),2.79−2.73(2H,m),2.52−2.25(10H,m),1.96(2H,q),1.09−1.03(6H,m)
<式1−112で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.62(1H,d),7.74(1H,dd),7.60(1H,d),6.98(2H,s),5.51(1H,s),3.15−3.07(2H,m),2.75−2.68(2H,m),2.47−2.24(10H,m),1.89(2H,q),1.09(3H,t),1.05(3H,t)
<式1−115で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.70(1H,s),8.51(1H,s),6.98(2H,s),5.49(1H,s),3.33(2H,dt),2.79−2.72(2H,m),2.51−2.24(10H,m),1.93(2H,q),1.07(3H,t),1.04(3H,t)
<式1−118で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.56(1H,d),7.49(1H,d),6.98(2H,s),5.48(1H,s),3.54−3.46(2H,m),2.79−2.70(2H,m),2.53−2.27(10H,m),2.06−1.99(2H,m),1.08(3H,t),1.06(3H,t)
<式1−121で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:8.61(1H,d),7.72(1H,dd),7.23(1H, dd), 6.98(2H,s),3.29(2H,ddd),2.76(2H,ddd),2.52−2.23(10H,m),1.95−1.89(2H,m),1.06(6H,dt)
<式1−169で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.21−7.06(3H,m),6.95(2H,s),5.64(1H, s), 2.97(2H,ddd),2.68(2H,dt),2.48−2.22(10H,m),1.83−1.74(2H,m),1.12−0.99(6H,m)
<式1−172で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.95(2H,s),5.79(1H,s),4.07(2H,t),2.68(2H,d),2.37−2.16(16H,m),1.95(2H,d),1.09−0.98(6H,m)
<式1−173で示される化合物の製造>
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.67(2H,d),7.32(2H,d),6.97(2H,s),6.30(1H,s),4.19−4.14(2H,m)、2.79−2.66(2H,m)、2.48−2.28(13H,m),2.08−1.98(2H,m),1.03(6H,td)

製造例1−50:式(1−134)で示される化合物の製造
<式35−1で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温下、式(21−1)で示される化合物360mgをN,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、アジ化ナトリウム500mgと15クラウン5エーテル0.015mlを加えた。得られた混合液を100℃まで加熱して約4時間攪拌した。その後、得られた反応混合液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=34:66)に付し、式(35−1)で示される化合物180mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:6.98(2H,s),5.79(1H,s),3.44−3.40(2H,m),2.71−2.64(2H,m),2.44−2.24(10H,m),1.77(2H,q)、1.07(6H,td)

<式1―134で示される化合物の製造>
Figure 2014094909
室温下、式(35−1)で示される化合物100mgと1−エチニル−4−フルオロベンゼン40mgをアセトニトリル4mlとジメチルスルホキシド1mlに溶解し、得られた混合液にアスコルビン酸ナトリウムを7mgと硫酸銅3mgを加え、約5時間加熱還流を行った。その後、得られた反応混合液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出液、酢酸エチル:ヘキサン=66:34)に付し、式(1−134)で示される化合物54.1mgを得た。
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.83−7.78(2H,m),7.75(1H,s),7.13(2H,t),6.98(2H, s)、5.77(1H,s)、4.57−4.46(2H,m),2.80−2.67(2H,m),2.52−2.12(12H,m)、1.04(6H,q)
製造例1−50に準じて製造した本化合物を、以下に示す。
式(1−135)で示される化合物の製造
1H NMR(CDCl3
δ ppm:7.95(2H,d),7.88(1H,s),7.69(2H,d),6.97(2H, s)、5.79(1H,s)、4.60−4.48(2H,m),2.80−2.68(2H,m),2.53−2.12(12H,m)、1.04(6H,q)
次に製剤例を示す。なお、本化合物は構造式の番号で示す。
製剤例1
化合物(1−1) 10重量%
ピラスルホトール 2重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 82重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例2
化合物(1−1) 10重量%
イソキサフルトール 10重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 5重量%
カルボキシメチルセルロース 5重量%
水 70重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例3
化合物(1−1) 5重量%
メソトリオン 10重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 6重量%
カルボキシメチルセルロース 4重量%
水 75重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例4
化合物(1−1) 20重量%
S−メトラクロール 2重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 63重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例5
化合物(1−1) 10重量%
ピロキサスルホン 10重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 6重量%
ホワイトカーボン 6重量%
クレイ 63重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例6
化合物(1−1) 20重量%
フルフェナセット 5重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 69重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例7
化合物(1−1) 10重量%
プロスルホカルブ 10重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 65重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例8
化合物(1−1) 20重量%
チオベンカルブ 2重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 72重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例9
化合物(1−1) 10重量%
トリアレート 10重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 65重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例10
化合物(1−1) 4重量%
トリフルラリン 16重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 65重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例11
化合物(1−1) 3重量%
ペンディメタリン 12重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 79重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例12
化合物(1−1) 5重量%
グリホサートカリウム塩 20重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 60重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例13
化合物(1−1) 10重量%
グルホシネートアンモニウム塩 20重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 5重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 62重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例14
化合物(1−1) 10重量%
ピラスルホトール 10重量%
メフェンピルジエチル 5重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 5重量%
カルボキシメチルセルロース 5重量%
水 65重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例15
化合物(1−1) 8重量%
ピラスルホトール 20重量%
フェンクロラゾールエチル 5重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 4重量%
カルボキシメチルセルロース 6重量%
水 57重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例16
化合物(1−1) 13重量%
ピラスルホトール 4重量%
クロキントセットメキシル 6重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 2重量%
カルボキシメチルセルロース 8重量%
水 67重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例17
化合物(1−1) 5重量%
グリホサートカリウム塩 30重量%
メフェンピルジエチル 2重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 57重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例18
化合物(1−1) 10重量%
グルホシネートアンモニウム塩 10重量%
メフェンピルジエチル 5重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 69重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例19
化合物(1−1) 10重量%
トリフルラリン 10重量%
クロキントセットメキシル 3重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 62重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例20
化合物(1−1) 4重量%
トリフルラリン 16重量%
メフェンピルジエチル 3重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 62重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例21
化合物(1−1) 15重量%
トリフルラリン 10重量%
フェンクロラゾールエチル 3重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 4重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 4重量%
ホワイトカーボン 4重量%
クレイ 60重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例22
化合物(1−1) 15重量%
イソキサベン 5重量%
フェンクロラゾールエチル 10重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 3重量%
カルボキシメチルセルロース 3重量%
水 64重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例23
化合物(1−1) 20重量%
グリホサートイソプロピルアミン塩 5重量%
フェンクロラゾールエチル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 55重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例24
化合物(1−1) 10重量%
イソキサフルトール 5重量%
クロキントセットメキシル 3重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 5重量%
カルボキシメチルセルロース 5重量%
水 72重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例25
化合物(1−1) 10重量%
ビシクロピロン 5重量%
クロキントセットメキシル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 65重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例26
化合物(1−1) 15重量%
ピロキサスルホン 5重量%
フェンクロラゾールエチル 5重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレェート 5重量%
カルボキシメチルセルロース 5重量%
水 65重量%
を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して、製剤を得る。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例27
化合物(1−1) 15重量%
イプフェンカルバゾン 5重量%
メフェンピルジエチル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 60重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例28
化合物(1−1) 5重量%
フルフェナセット 10重量%
メフェンピルジエチル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 65重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例29
化合物(1−1) 2重量%
フルフェナセット 20重量%
フェンクロラゾールエチル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 4重量%
ホワイトカーボン 4重量%
クレイ 60重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
製剤例30
化合物(1−1) 10重量%
フルフェナセット 10重量%
クロキントセットメキシル 5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 6重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 6重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 58重量%
を混合粉砕して製剤を得る。調製した製剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(1−1)を化合物(1−2)〜化合物(1−156)または化合物(1−158)〜化合物(1−173)に代えて、同様の方法で各々の製剤を得る。
次に試験例を示す。
試験例1 雑草への茎葉散布試験
市販培土をプラスチックカップに充填し、これにイヌビエ(Echinochloa crus−galli)およびノハラガラシ(Sinapis arvensis)の種子をまき、約0.5cmの覆土をした後、温室内で栽培した。植物が1〜2葉期まで生育した時、本発明除草用組成物の散布液を所定の薬量になるように植物全体に均一に散布した。散布液は夫々の化合物の所定量をトゥイーン20(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、MPバイオメディカルズ・インク製)のジメチルホルムアミド溶液(2%)に溶解し、水で希釈することにより調製した。薬剤処理後、植物を温室内に3週間置いた。除草効果を0(無作用)〜100(完全枯死)の101段階で評価した。
結果を表12〜表38に示す。
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
−:未試験
Figure 2014094909
Figure 2014094909
−:未試験
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
−:未試験
Figure 2014094909
−:未試験
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909

Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909

Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909
Figure 2014094909

本発明除草用組成物は、雑草防除に有用である。

Claims (40)

  1. 式(I)
    Figure 2014094909
    [式中、
    mは1、2又は3を表し、
    nは1〜5いずれかの整数を表し、
    XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
    1は水素またはメチル基を表し、
    2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
    4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    Gは水素又は下記式
    Figure 2014094909
    {式中、Lは酸素または硫黄を表し、
    5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
    WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
    で表されるいずれかの基を表し、
    9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
    Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
    で示されるシクロヘキサノン化合物と、下記A群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有することを特徴とする除草用組成物。
    A群:
    メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
  2. nが1〜3いずれかの整数であり、
    1が水素であり、
    2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-3アルキル基又はR2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖であり(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
    4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基はハロゲン、C1-3アルキル基、ヒドロキシル基、(C1-3アルキル)カルボニル基、(C1-3アルコキシ)カルボニル基、C1-3アルコキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3アルキルチオ基、C1-3ハロアルキルチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、ペンタフルオロチオ基、ベンゾイルアミノ基及びC1-3ハロアルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、C1-3アルキル基及びC6-10アリール基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、該C1-3アルキル基及びC6-10アリール基は、1以上のハロゲンまたは1以上のC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたは2以上のC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    Gが水素又は下記式
    Figure 2014094909
    {式中、R5aはC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基又はC6-10アリールオキシ基を表し、
    6aはC1-6アルキル基を表し、
    aはC1-3アルコキシ基を表す。}
    で表されるいずれかの基であり、
    9が、水素、C1-6アルキル基又はC6-10アリールスルホニル基であり(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリールスルホニル基は、ハロゲン及びニトロ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    Zがハロゲン、C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、C3-8シクロアルキル基、ニトロ基、フェニル基又は5〜6員のヘテロアリールオキシ基(但し、該C1-3アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-3アルコキシ基、フェニル基及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基は、1以上のハロゲンを有していてもよく。2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)である、請求項1に記載の除草用組成物。
  3. 2及びR3は、互いに独立に、水素、メチル基、エチル基又はR2とR3とが結合してエチレン鎖であり(但し、2個のR2は同一であっても異なっていてもよく、また、2個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
    4がフェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基又は1−ピラゾリル基であり(但し、該フェニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基、3−ピリダジニル基、3−フリル基、2−チエニル基及び2−チアゾリル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、ペンタフルオロエチル基、ジフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメチルチオ基、ベンゾイルアミノ基、トリフルオロメトキシ基及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有している。また該1,2,3−トリアゾリル基及び1−ピラゾリル基は、メチル基及びフェニル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。また、該フェニル基は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素及びトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)、
    Gが水素、アセチル基、プロピオニル基、ブチルカルボニル基、ベンゾイル基、メチルスルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、メトキシメチル基又はエトキシメチル基であり、
    9が水素、2−ニトロフェニルスルホニル基又はメチル基であり、
    Zがメチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、シクロプロピル基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、メトキシ基、トリフルオロメチル基、5−トリフルオロメチル−2−クロロピリジルオキシ基又はエチニル基である、請求項2に記載の除草用組成物。
  4. B群から選ばれる少なくとも1種の化合物をさらに含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の除草用組成物。
    B群
    ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
  5. B群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロキントセットメキシル、メフェンピルジエチル又はフェンクロラゾールエチルである請求項4に記載の除草用組成物。
  6. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、またはテフリルトリオンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  7. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、イソキサフルトール、またはイソキサクロルトールである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  8. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、またはトプラメゾンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  9. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ビシクロピロン、またはベンゾビシクロンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  10. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、またはテニルクロールである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  11. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ジフェナミドまたはナプロパミドである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  12. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フルフェナセットまたはメフェナセットである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  13. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フェントラザミドまたはイプフェンカルバゾンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  14. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、アニロホスである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  15. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、カフェンストロールである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  16. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピペロホスである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  17. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ピロキサスルホンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  18. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、またはベルノレートである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  19. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ダラポンもしくはその塩、フルプロパネートもしくはその塩、またはTCAもしくはその塩である請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  20. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンフレセート、またはエトフメセートである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  21. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンスライドである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  22. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリンまたはトリフルラリンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  23. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ブタミホスである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  24. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、ジチオピル、またはチアゾピルである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  25. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、プロピザミド、またはテブタムである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  26. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロルタル−ジメチルである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  27. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、カルベタミド、クロルプロファムまたはプロファムである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  28. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フラムプロップまたはそのエステルである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  29. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、クロルチアミド、またはジクロベニルである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  30. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、トリアジフラム、またはインダジフラムである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  31. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、イソキサベンである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  32. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、フルポキサムである請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  33. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、グリホサートもしくはその塩である請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  34. A群から選ばれる少なくとも1種の化合物が、グルホシネートアンモニウム、またはビラナホスもしくはその塩である請求項1〜請求項5のいずれか一に記載の除草用組成物。
  35. Gが水素である請求項1〜請求項34のいずれか1つに記載の除草用組成物を含有する除草用組成物。
  36. 請求項1〜請求項35のいずれか1つに記載の除草用組成物を含有する除草剤。
  37. 式(I)で示されるシクロヘキサノン化合物と、下記A群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を、雑草または雑草の生育する土壌に施用する雑草の防除方法。
    式(I):
    Figure 2014094909
    [式中、
    mは1、2又は3を表し、
    nは1〜5いずれかの整数を表し、
    XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
    1は水素またはメチル基を表し、
    2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
    4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    Gは水素又は下記式
    Figure 2014094909
    {式中、Lは酸素または硫黄を表し、
    5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
    WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
    で表されるいずれかの基を表し、
    9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
    Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
    A群:
    メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
  38. B群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量をさらに雑草または雑草の生育する土壌に施用することを特徴とする請求項37に記載の雑草の防除方法。
    B群
    ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
  39. 雑草を防除するための、式(I)で示される化合物、およびA群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する除草用組成物の使用。
    式(I):
    Figure 2014094909
    [式中、
    mは1、2又は3を表し、
    nは1〜5いずれかの整数を表し、
    XはCH2、O、NR9、S、S(O)又はS(O)2を表し、
    1は水素またはメチル基を表し、
    2及びR3は、互いに独立に、水素、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-8シクロアルキル基、C3-8ハロシクロアルキル基、(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8シクロアルキル)C1-6アルキル基、(C3-8シクロアルキル)C3-8シクロアルキル基、(C3-8ハロシクロアルキル)C1-6アルキル基、{(C1-6アルキル)C3-8シクロアルキル}C1-6アルキル基を表すか、R2とR3とが結合してC2-5アルキレン鎖を表すか、又はR2とR3とが一緒になってハロゲンを有していてもよいC1-3アルキリデン基を表し(但し、mが2又は3である場合、2又は3個のR2は同一であっても異なっていてもよく、2又は3個のR3は同一であっても異なっていてもよい。)、
    4はC6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、該C6-10アリール基及び5〜6員のヘテロアリール基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、ペンタフルオロチオ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、ヒドロキシル基、(C1-6アルキル)カルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。また、該(C1-6アルキル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、ベンゾイルアミノ基、(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノカルボニル基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C3―6アルケニルオキシ基、C3―6アルキニルオキシ基、C6-10アリール基、C6-10アリールオキシ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及び(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基は1以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有していてもよく、2以上のハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基を有している場合、該ハロゲンまたはC1-3ハロアルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    Gは水素又は下記式
    Figure 2014094909
    {式中、Lは酸素または硫黄を表し、
    5はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C3-8シクロアルコキシ基、C3-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基、(C3-6アルケニル)(C3-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルコキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルコキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び5〜6員のヘテロアリール基はいずれも1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    6はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又は(C1-6アルキル)(C1-6アルキル)アミノ基を表し(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。また、該C6-10アリール基は1以上のC1-6アルキル基を有していてもよく、2以上のC1-6アルキル基を有している場合、該アルキル基は同一であっても異なっていてもよい。)、
    7は水素又はC1-6アルキル基を表し、
    WはC1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基を表す(但し、これらはいずれも1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。)。}
    で表されるいずれかの基を表し、
    9は、水素、C1-6アルキル基、C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基を表し(但し、該C1-6アルキル基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、C6-10アリールチオ基、C6-10アリールスルフィニル基、C6-10アリールスルホニル基はハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アミノ基からなる群から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。)
    Zはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C6-10アリールオキシ基、5〜6員のヘテロアリールオキシ基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5〜6員のヘテロアリール基を表し、(但し、該C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、(C1-6アルキル)カルボニル基、及びC1-6アルキルチオ基は1以上のハロゲンを有していてもよく、2以上のハロゲンを有している場合、該ハロゲンは同一であっても異なっていてもよい。該C6-10アリール基、5〜6員のヘテロアリール基、C6-10アリールオキシ基、及び5〜6員のヘテロアリールオキシ基はハロゲン、C1-6アルキル基及びC1-6ハロアルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。該C3-8シクロアルキル基はハロゲン及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよく、2以上の置換基を有している場合、該置換基は同一であっても異なっていてもよい。さらに、nが2以上の整数を表わす場合、Zは同一であっても異なっていてもよい。)。〕
    A群:
    メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ピラスルホトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トプラメゾン、ビシクロピロン、ベンゾビシクロン、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、メタザクロール、S−メトラクロール、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、ジフェナミド、ナプロパミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、イプフェンカルバゾン、アニロホス、カフェンストロール、ピペロホス、ピロキサスルホン、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ダラポンおよびその塩、フルプロパネートおよびその塩、TCAおよびその塩、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスライド、ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリン、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタル−ジメチル、カルベタミド、クロルプロファム、プロファム、フラムプロップおよびそのエステル、クロルチアミド、ジクロベニル、トリアジフラム、インダジフラム、イソキサベン、フルポキサム、グリホサートおよびその塩、グルホシネートアンモニウム、ならびにビラナホスおよびその塩からなる群。
  40. 雑草を防除するための、B群から選ばれる少なくとも1種の化合物をさらに含有することを特徴とする請求項39に記載の除草用組成物の使用。
    B群
    ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シオメトリニル、ジクロルミッド、フェンクロラゾールエチル、フェンクロリム、フルラゾール、フリラゾール、メフェンピルジエチル、オキサベトリニル、イソキサジフェンエチル、シプロスルファミド、フルクソフェニム、1,8−ナフタル酸無水物、および、AD−67からなる群。
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