JP2014092744A - 立体表示装置 - Google Patents
立体表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014092744A JP2014092744A JP2012244546A JP2012244546A JP2014092744A JP 2014092744 A JP2014092744 A JP 2014092744A JP 2012244546 A JP2012244546 A JP 2012244546A JP 2012244546 A JP2012244546 A JP 2012244546A JP 2014092744 A JP2014092744 A JP 2014092744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- fixed
- substrate
- light
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/02—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
- G02B26/023—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light comprising movable attenuating elements, e.g. neutral density filters
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/26—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
- G02B30/30—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving parallax barriers
- G02B30/31—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving parallax barriers involving active parallax barriers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/302—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/302—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
- H04N13/31—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using parallax barriers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
【課題】薄型化が可能であり、光効率に優れ、二次元画像を表示するための構造と比べて部品点数が増加しない立体表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1遮光膜12は、複数の画素14を構成するための複数の第1固定開口16を有し、第1固定開口16からなる右側開口ROと第1固定開口16からなる左側開口LOとが対をなして1つの画素14を構成する。第2遮光膜20は、いずれの第1固定開口16にもそれぞれ中心がずれるように位置する複数の第2固定開口22を有する。第2固定開口22を通った光は、右側開口RO及び左側開口LOの少なくとも一方に斜めに進行する。右側開口RO及び左側開口LOのそれぞれに向かう光は、いずれか1つのシャッタ26によって、通過及び遮断が制御される。右側開口ROを通った光と左側開口LOを通った光は、第1基板10の外側で相互に離れる方向に進行する。
【選択図】図1
【解決手段】第1遮光膜12は、複数の画素14を構成するための複数の第1固定開口16を有し、第1固定開口16からなる右側開口ROと第1固定開口16からなる左側開口LOとが対をなして1つの画素14を構成する。第2遮光膜20は、いずれの第1固定開口16にもそれぞれ中心がずれるように位置する複数の第2固定開口22を有する。第2固定開口22を通った光は、右側開口RO及び左側開口LOの少なくとも一方に斜めに進行する。右側開口RO及び左側開口LOのそれぞれに向かう光は、いずれか1つのシャッタ26によって、通過及び遮断が制御される。右側開口ROを通った光と左側開口LOを通った光は、第1基板10の外側で相互に離れる方向に進行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、立体表示装置に関する。
MEMSディスプレイ(Micro Electro Mechanical System Display)は、液晶ディスプレイに取って代わると期待されているディスプレイである(特許文献1参照)。このディスプレイは、偏光を利用した液晶シャッタ方式とは異なり、機械シャッタ方式によって光の透過窓を開閉する。詳しくは、TFT(Thin Film Transistor)が形成されたTFT基板には画素ごとにシャッタが設けられており、このシャッタを静電力により水平方向に動作させることで、開口部を開閉して画像を表示する。
近年、画像の立体表示の要求に応える製品が開発されており、携帯電話や携帯用情報端末等の中小型用機器として、裸眼視するために視差バリア用液晶パネルを備えた液晶表示装置が知られている。視差バリア用液晶パネルは、液晶表示パネルに重ねて配置されるため、表示装置の薄型化が難しく、光効率に劣っており、二次元画像を表示するための構造に比べて部品点数の増加によってコストが増加するという問題があった。
本発明は、薄型化が可能であり、光効率に優れ、二次元画像を表示するための構造に比べて部品点数が増加しない立体表示装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る立体表示装置は、第1基板と、前記第1基板に形成された第1遮光膜と、間隔をあけて前記第1基板に対向するように配置された第2基板と、前記第2基板に形成された第2遮光膜と、前記第1基板と前記第2基板の間に設けられた複数のシャッタ及びそれぞれの前記シャッタを駆動するための駆動部と、前記第2基板から前記第1基板の方向に光を出射するように配置されたバックライトと、を有し、前記第1遮光膜は、複数の画素を構成するための複数の第1固定開口を有し、少なくとも1つの前記第1固定開口からなる右側開口と他の少なくとも1つの前記第1固定開口からなる左側開口とが対をなして1つの前記画素を構成し、前記第2遮光膜は、いずれの前記第1固定開口にもそれぞれ中心がずれるように位置する複数の第2固定開口を有し、前記複数の第2固定開口の内の一つを通った前記光は、前記右側開口及び前記左側開口の少なくとも一方に斜めに進行し、前記右側開口及び前記左側開口のそれぞれに向かう前記光は、いずれか1つの前記シャッタによって、通過及び遮断が制御され、前記右側開口を通った前記光と前記左側開口を通った前記光は、前記第1基板の外側で相互に離れる方向に進行することを特徴とする。本発明によれば、右側開口を通った光と左側開口を通った光が異なる斜め方向に進むので、人の左右の目に異なる二次元画像を認識させ、その二つの二次元画像を基に、脳が三次元空間を構築する。これによれば、視差バリア用液晶パネルを液晶表示パネルに重ねた構造に比べて装置の薄型化が可能であり、液晶を通さないので光効率に優れ、二次元画像を表示するための構造と同じであるため部品点数が増加しない。
(2)(1)に記載された立体表示装置において、同一の前記第2固定開口を異なる方向に進行してきた光が、それぞれ、前記右側開口及び前記左側開口を通ることを特徴としてもよい。
(3)(1)または(2)に記載された立体表示装置において、前記複数の第1固定開口及び前記複数の第2固定開口は、それぞれ、いずれかの方向に長くなるように形成されていることを特徴としてもよい。
(4)(3)に記載された立体表示装置において、前記複数の第1固定開口は、それぞれ、同じ方向に長くなるように形成され、前記複数の第2固定開口は、それぞれ、前記複数の第1固定開口が長くなる方向と同じ方向に長くなるように形成されていることを特徴としてもよい。
(5)(4)に記載された立体表示装置において、前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、間隔をあけて配置され、それぞれ、前記間隔に直交する方向に長くなるように形成されていることを特徴としてもよい。
(6)(3)に記載された立体表示装置において、前記複数の画素は、第1の前記画素及び第2の前記画素を含み、前記第1の前記画素及び前記第2の前記画素の一方が画像表示に使用されるときに、他方は前記光が遮断されるように制御され、前記第1の前記画素は、第1の前記右側開口及び第1の前記左側開口から構成され、前記第2の前記画素は、第2の前記右側開口及び第2の前記左側開口から構成され、前記第1の前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記第1の前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、X方向に間隔をあけて前記X方向に直交するY方向にずれて配置され、それぞれ、前記Y方向に長くなるように形成され、前記第2の前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記第2の前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、前記Y方向に間隔をあけて前記X方向にずれて配置され、それぞれ、前記X方向に長くなるように形成されていることを特徴としてもよい。
(7)(3)に記載された立体表示装置において、前記複数の画素は、n種類の前記画素を含み、前記n種類の前記画素の1つが画像表示に使用されるときに、残りの前記画素は前記光が遮断されるように制御され、前記n種類の前記画素は、それぞれ、n対の前記右側開口及び前記左側開口から構成され、それぞれの前記対の前記右側開口及び前記左側開口は、隣同士の角度が180°/nになるように相互に点を中心に回転した位置にあるn本の直線の1つに沿った方向に間隔をあけて配置されていることを特徴としてもよい。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る立体表示装置の概略断面図である。立体表示装置は、第1基板10(例えばガラス基板)を有する。第1基板10は、図示しない薄膜トランジスタや配線などが形成された回路基板又はTFT(Thin Film Transistor)基板である。第1基板10には第1遮光膜12が形成されている。第1遮光膜12は、複数の画素14(図2参照)を構成するための複数の第1固定開口16を有する。
第1基板10に対向するように、間隔をあけて第2基板18(例えばガラス基板)が配置されている。第2基板18には第2遮光膜20が形成されている。第2遮光膜20は、複数の第2固定開口22を有する。第2固定開口22は、いずれの第1固定開口16にも中心がずれるように位置する。なお、第1固定開口16と第2固定開口22は、図1又は図2に示すように完全に重ならないようにずれていてもよいし、端部同士が重なっていてもよい。
図2は、第1固定開口16及び第2固定開口22の形状及び配置を説明するための図である。複数の第1固定開口16は、それぞれ、いずれかの方向(例えば同じ方向)に長くなるように形成されている。少なくとも1つの第1固定開口16からなる右側開口ROと他の少なくとも1つの第1固定開口16からなる左側開口LOとが対をなして1つの画素14を構成する。右側開口ROを構成する少なくとも1つの第1固定開口16と、左側開口LOを構成する少なくとも1つの第1固定開口16とは、間隔をあけて配置されている。その間隔に直交する方向に、第1固定開口16は長くなっている。
複数の第2固定開口22は、それぞれ、いずれかの方向(例えば同じ方向)に長くなるように形成されている。複数の第2固定開口22は、それぞれ、複数の第1固定開口16が長くなる方向と同じ方向に長くなるように形成されている。隣同士の右側開口RO及び左側開口LOの間隔よりも、隣同士の第2固定開口22の間隔が大きい。
図1に示すように、立体表示装置は、バックライト24を有する。バックライト24は、第2基板18に重ねられている。これにより、バックライト24は、第2基板18から第1基板10の方向に光を出射する。それぞれの第2固定開口22を通った光は、右側開口RO及び左側開口LOの少なくとも一方に斜めに進行する。右側開口ROを通った光と左側開口LOを通った光は、第1基板10の外側で相互に離れる方向に進行する。右側開口ROを通る光と左側開口LOを通る光は、それぞれ、別々の第2固定開口22から相互に接近する方向に進行して交差した後に相互に離れる方向に進行する光である。
第1基板10と第2基板18の間には、複数のシャッタ26が設けられている。第1基板10には、複数(多数)のシャッタ26が設けられている。シャッタ26は、図示しない薄膜トランジスタや配線などの上に設けられている。
図3は、シャッタ及びその駆動部の斜視図である。シャッタ26は、無機材料からなる。シャッタ26は、第1バネ28に支持されて第1基板10から浮くようになっている。複数の第1バネ28によってシャッタ26が支持されている。第1バネ28は、第1アンカー部30で第1基板10に固定されている。第1バネ28は、弾性変形可能な材料からなる。第1バネ28は、厚みの薄い板状をなしており、厚み方向を横方向(第1基板10の板面に平行な方向)に向けて、幅方向を上下方向(第1基板10の板面に垂直な方向)に向けて配置されている。これにより、第1バネ28は、その厚み方向である横方向に変形できるようになっている。シャッタ26は、図3に矢印で示す方向に移動できるように第1バネ28に支持されている。
第1基板10には、第2アンカー部32に支持された第2バネ34が設けられている。第2バネ34も、弾性変形可能な材料からなる。第2バネ34は、厚みの薄い板状をなしており、厚み方向を横方向(第1基板10の板面に平行な方向)に向けて、幅方向を上下方向(第1基板10の板面に垂直な方向)に向けて配置されている。これにより、第2バネ34は、その厚み方向である横方向に変形できるようになっている。また、第2バネ34は、ループ状になっており、第2アンカー部32から延びた帯状部が、屈曲して折り返されて、同じ第2アンカー部32に戻るようになっている。
第2バネ34は、第1バネ28よりもシャッタ26から離れた側で、第1バネ28に対向するようになっている。第2アンカー部32に電圧を印加し、第1バネ28との電位差によって生じる静電引力によって、第1バネ28が第2バネ34に引き寄せられるようになっている。第1バネ28が引き寄せられると、シャッタ26も引き寄せられる。つまり、第1バネ28及び第2バネ34は、シャッタ26を機械的に駆動するための駆動部36を構成するためのものである。駆動部36は、シャッタ26の少なくとも一部と同じ材料から形成されている。
図1に示すように、右側開口RO及び左側開口LOのそれぞれに向かう光は、いずれか1つのシャッタ26によって、通過及び遮断が制御される。右側開口RO用のシャッタ26及び左側開口LO用のシャッタ26が1つの画素14に対応し、多数の画素14によって画像が表示されるようになっている。そのため、複数(多数)のシャッタ26が設けられている。シャッタ26及び駆動部36は、右側開口RO及び左側開口LOを通過する光の有無及び出射時間によって画像を表示する表示領域に配置されている。
本実施形態によれば、右側開口ROを通った光と左側開口LOを通った光が異なる斜め方向に進む。右側開口ROを通った光は右目(向かって左側の目)に入り、左側開口LOを通った光は左目(向かって右側の目)に入る。そして、人の左右の目に異なる二次元画像を認識させ、その二つの二次元画像を基に、脳が三次元空間を構築する。これによれば、視差バリア用液晶パネルを液晶表示パネルに重ねた構造に比べて装置の薄型化が可能であり、液晶を通さないので光効率に優れ、二次元画像を表示するための構造と同じであるため部品点数が増加しない。
第1基板10及び第2基板18は、図1に示すシール材38によって間隔をあけて固定されている。シール材38は第1基板10及び第2基板18の対向面同士に密着している。第1基板10と第2基板18の間に、シール材38によってスペースが封止されている。スペースには、液体40(例えばシリコーンオイルなどのオイル)が充填されている。シャッタ26及び駆動部36は、液体40内に配置されている。液体40によってシャッタ26及び駆動部36の動きによる振動を抑えることができ、第1バネ28と第2バネ34の固着も防止することができる。第1基板10及び第2基板18がガラスからなる場合、ガラスと屈折率の近い液体40を使用すれば、液体40を満たすことで、第1基板10及び第2基板18との界面での光の反射を減らすことができる。
図4は、本発明の実施形態の第1変形例に係る立体表示装置の概略断面図である。この例では、同一の第2固定開口122を異なる方向に進行してきた光が、それぞれ、右側開口RO及び左側開口LOを通るようになっている。この例でも、右側開口ROを通った光と左側開口LOを通った光が異なる斜め方向に進むため、人の左右の目に異なる二次元画像を認識させることができる。このように、右側開口RO又は左側開口LOと第2固定開口122とは、一対一で対応する必要はない。
図5は、本発明の実施形態の第2変形例に係る立体表示装置の概略断面図である。この例では、複数の画素214は、第1の画素242及び第2の画素244を含む。第1の画素242及び第2の画素244の一方が画像表示に使用されるときに、他方は光が遮断されるようにシャッタ26(図1参照)によって制御される。第1の画素242は、第1の右側開口RO1及び第1の左側開口LO1から構成されている。第1の右側開口RO1を構成する少なくとも1つの第1固定開口216と、第1の左側開口LO1を構成する少なくとも1つの第1固定開口216とは、X方向に間隔をあけてX方向に直交するY方向にずれて配置され、それぞれ、Y方向に長くなるように形成されている。
第2の画素244は、第2の右側開口RO2及び第2の左側開口LO2から構成されている。第2の右側開口RO2を構成する少なくとも1つの第1固定開口216と、第2の左側開口LO2を構成する少なくとも1つの第1固定開口216とは、Y方向に間隔をあけてX方向にずれて配置され、それぞれ、X方向に長くなるように形成されている。
この例によれば、立体表示装置を、X軸が水平になるように配置すれば第1の画素242によって立体表示が可能になり、Y軸が水平になるように配置すれば第2の画素244によって立体表示が可能になる。つまり、立体表示装置を表示面の一点を中心に左右いずれかに90°回転させても表示が可能になっている。
図6は、本発明の実施形態の第3変形例に係る立体表示装置の概略断面図である。この例では、複数の画素314は、n種類の画素(図6の例では、第1の画素346、第2の画素348、第3の画素350及び第4の画素352)を含む。n種類の画素314の1つが画像表示に使用されるときに、残りの画素314は光が遮断されるようにシャッタ26(図1参照)によって制御される。画素314のそれぞれは、対をなす右側開口RO及び左側開口LOから構成されている。
第1の画素346の右側開口RO及び左側開口LOは、直線L1に沿った方向に間隔をあけて配置されている。第2の画素348の右側開口RO及び左側開口LOは、直線L2に沿った方向に間隔をあけて配置されている。第3の画素350の右側開口RO及び左側開口LOは、直線L3に沿った方向に間隔をあけて配置されている。第4の画素352の右側開口RO及び左側開口LOは、直線L4に沿った方向に間隔をあけて配置されている。
つまり、それぞれの対の右側開口RO及び左側開口LOは、隣同士の角度が180°/nになるように相互に点を中心に回転した位置にあるn本の直線L1,L2,L3,L4の1つに沿った方向に間隔をあけて配置されている。
図6に示す例によれば、立体表示装置を、直線L1が水平になるように配置すれば第1の画素346によって立体表示が可能になり、直線L2が水平になるように配置すれば第2の画素348によって立体表示が可能になり、直線L3が水平になるように配置すれば第3の画素350によって立体表示が可能になり、直線L4が水平になるように配置すれば第4の画素352によって立体表示が可能になる。つまり、立体表示装置を表示面の一点を中心に左右いずれかに45°,90°,135°回転させても表示が可能になっている。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。また、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
10 第1基板、12 第1遮光膜、14 画素、16 第1固定開口、18 第2基板、20 第2遮光膜、22 第2固定開口、24 バックライト、26 シャッタ、28 第1バネ、30 第1アンカー部、32 第2アンカー部、34 第2バネ、36 駆動部、38 シール材、40 液体、122 第2固定開口、214 複数の画素、216 第1固定開口、242 第1の画素、244 第2の画素、314 画素、346 第1の画素、348 第2の画素、350 第3の画素、352 第4の画素、RO 右側開口、LO 左側開口、RO1 第1の右側開口、LO1第1の左側開口、RO2第2の右側開口、LO2第2の左側開口、L1,L2,L3,L4 直線。
Claims (7)
- 第1基板と、
前記第1基板に形成された第1遮光膜と、
間隔をあけて前記第1基板に対向するように配置された第2基板と、
前記第2基板に形成された第2遮光膜と、
前記第1基板と前記第2基板の間に設けられた複数のシャッタ及びそれぞれの前記シャッタを駆動するための駆動部と、
前記第2基板から前記第1基板の方向に光を出射するように配置されたバックライトと、
を有し、
前記第1遮光膜は、複数の画素を構成するための複数の第1固定開口を有し、少なくとも1つの前記第1固定開口からなる右側開口と他の少なくとも1つの前記第1固定開口からなる左側開口とが対をなして1つの前記画素を構成し、
前記第2遮光膜は、いずれの前記第1固定開口にもそれぞれ中心がずれるように位置する複数の第2固定開口を有し、
前記複数の第2固定開口の内の一つを通った前記光は、前記右側開口及び前記左側開口の少なくとも一方に斜めに進行し、
前記右側開口及び前記左側開口のそれぞれに向かう前記光は、いずれか1つの前記シャッタによって、通過及び遮断が制御され、
前記右側開口を通った前記光と前記左側開口を通った前記光は、前記第1基板の外側で相互に離れる方向に進行することを特徴とする立体表示装置。 - 請求項1に記載された立体表示装置において、
同一の前記第2固定開口を異なる方向に進行してきた光が、それぞれ、前記右側開口及び前記左側開口を通ることを特徴とする立体表示装置。 - 請求項1または2に記載された立体表示装置において、
前記複数の第1固定開口及び前記複数の第2固定開口は、それぞれ、いずれかの方向に長くなるように形成されていることを特徴とする立体表示装置。 - 請求項3に記載された立体表示装置において、
前記複数の第1固定開口は、それぞれ、同じ方向に長くなるように形成され、
前記複数の第2固定開口は、それぞれ、前記複数の第1固定開口が長くなる方向と同じ方向に長くなるように形成されていることを特徴とする立体表示装置。 - 請求項4に記載された立体表示装置において、
前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、間隔をあけて配置され、それぞれ、前記間隔に直交する方向に長くなるように形成されていることを特徴とする立体表示装置。 - 請求項3に記載された立体表示装置において、
前記複数の画素は、第1の前記画素及び第2の前記画素を含み、
前記第1の前記画素及び前記第2の前記画素の一方が画像表示に使用されるときに、他方は前記光が遮断されるように制御され、
前記第1の前記画素は、第1の前記右側開口及び第1の前記左側開口から構成され、
前記第2の前記画素は、第2の前記右側開口及び第2の前記左側開口から構成され、
前記第1の前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記第1の前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、X方向に間隔をあけて前記X方向に直交するY方向にずれて配置され、それぞれ、前記Y方向に長くなるように形成され、
前記第2の前記右側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口と、前記第2の前記左側開口を構成する少なくとも1つの前記第1固定開口とは、前記Y方向に間隔をあけて前記X方向にずれて配置され、それぞれ、前記X方向に長くなるように形成されていることを特徴とする立体表示装置。 - 請求項3に記載された立体表示装置において、
前記複数の画素は、n種類の前記画素を含み、
前記n種類の前記画素の1つが画像表示に使用されるときに、残りの前記画素は前記光が遮断されるように制御され、
前記n種類の前記画素は、それぞれ、n対の前記右側開口及び前記左側開口から構成され、
それぞれの前記対の前記右側開口及び前記左側開口は、隣同士の角度が180°/nになるように相互に点を中心に回転した位置にあるn本の直線の1つに沿った方向に間隔をあけて配置されていることを特徴とする立体表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012244546A JP2014092744A (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 立体表示装置 |
TW102140153A TW201439592A (zh) | 2012-11-06 | 2013-11-05 | 立體顯示裝置 |
PCT/US2013/068497 WO2014074514A1 (en) | 2012-11-06 | 2013-11-05 | Three-dimensional display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012244546A JP2014092744A (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 立体表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014092744A true JP2014092744A (ja) | 2014-05-19 |
Family
ID=49622896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012244546A Pending JP2014092744A (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 立体表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014092744A (ja) |
TW (1) | TW201439592A (ja) |
WO (1) | WO2014074514A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015002016A1 (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-08 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102044628B1 (ko) * | 2017-05-27 | 2019-11-13 | 이문기 | 거울을 이용한 투명한 안경형 디스플레이 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4845893B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2011-12-28 | シャープ株式会社 | 方向性バックライトおよびマルチビューディスプレイデバイス |
US9158106B2 (en) * | 2005-02-23 | 2015-10-13 | Pixtronix, Inc. | Display methods and apparatus |
JP4548379B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2010-09-22 | カシオ計算機株式会社 | 三次元画像表示装置 |
US8964013B2 (en) * | 2009-12-31 | 2015-02-24 | Broadcom Corporation | Display with elastic light manipulator |
-
2012
- 2012-11-06 JP JP2012244546A patent/JP2014092744A/ja active Pending
-
2013
- 2013-11-05 WO PCT/US2013/068497 patent/WO2014074514A1/en active Application Filing
- 2013-11-05 TW TW102140153A patent/TW201439592A/zh unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015002016A1 (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-08 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
US9747846B2 (en) | 2013-07-01 | 2017-08-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014074514A1 (en) | 2014-05-15 |
TW201439592A (zh) | 2014-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5969699B2 (ja) | 立体表示装置 | |
US9063382B2 (en) | Barrier panel and three dimensional image display device using the same | |
KR100784080B1 (ko) | 2차원 영상 및 3차원 영상 디스플레이장치 | |
KR101482582B1 (ko) | 액정 격자 모듈 및 평면/입체 전환형 액정 디스플레이 장치 | |
US11002983B2 (en) | Switching parallax barrier comprising a plurality of first and second electrodes respectively on a blocking region and a transmitting region and 3D display device having the same | |
KR20120011342A (ko) | 2d/3d 겸용 표시 장치 | |
US8836875B2 (en) | Liquid crystal display device and electronic apparatus | |
JP5798373B2 (ja) | 表示装置 | |
KR20070069488A (ko) | 2차원 영상 및 3차원 영상 디스플레이장치, 그 제조방법 | |
KR100828696B1 (ko) | 가변형 패럴렉스 배리어와 이를 이용한 입체 영상 표시장치 | |
US9784982B2 (en) | Stereoscopic display device | |
JP6009648B2 (ja) | 立体表示装置 | |
WO2005054930A1 (ja) | 表示パネルおよび表示装置 | |
JP2014149321A (ja) | 表示装置 | |
JP2014026010A (ja) | 表示装置 | |
JP2012237882A (ja) | 表示装置 | |
JP2014092744A (ja) | 立体表示装置 | |
JP2013174691A (ja) | 表示装置 | |
JP2013088648A (ja) | 表示装置 | |
JP2013213974A (ja) | 立体映像表示装置 | |
KR101213648B1 (ko) | 영상 표시장치 및 그 구동방법 | |
JP2013250483A (ja) | 表示装置 | |
JP2013235158A (ja) | 表示装置、バリア装置、および電子機器 | |
KR20120127291A (ko) | 표시 장치 | |
JP2014077913A (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20140228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140704 |