JP2014092174A - シリンダヘッドガスケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、燃焼室孔2a、3aを囲繞するフルビード2b、3bの形成された第1、第2ガスケット基板2、3と、第1、第2ガスケット基板の間に設けられた中間板4と、上記第1、第2ガスケット基板よりもシリンダヘッド側もしくはシリンダブロック側に設けられるとともに、折り返し部5aを有するグロメット基板5とを備えている。
上記第2ガスケット基板は、上記折り返し部5aの端部よりも外周側に、上記中間板とは反対側に突出する第1ハーフビード3c(ビード部)を備え、当該第1ハーフビードの高さを、シリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部の端部よりも突出する高さとした。
【効果】 折り返し部の端部を超えて燃焼ガスが漏出してしまうのを防止することができる。
【選択図】 図1
上記第2ガスケット基板は、上記折り返し部5aの端部よりも外周側に、上記中間板とは反対側に突出する第1ハーフビード3c(ビード部)を備え、当該第1ハーフビードの高さを、シリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部の端部よりも突出する高さとした。
【効果】 折り返し部の端部を超えて燃焼ガスが漏出してしまうのを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明はシリンダヘッドガスケットに関し、詳しくはガスケット基板および中間板の燃焼室孔を覆うように形成した折り返し部を有するグロメット基板を備えたシリンダヘッドガスケットに関する。
従来、エンジンのシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持されるシリンダヘッドガスケットが知られており、このようなシリンダヘッドガスケットではシール性の向上等を目的としてさまざまな構成を有したものが知られている。
たとえば、燃焼室孔を囲繞するフルビードの形成された第1、第2ガスケット基板と、当該第1、第2ガスケット基板の間に設けられた中間板と、上記第1ガスケット基板を挟んで上記中間板の反対側に設けられ、かつ上記第1、第2ガスケット基板および中間板の燃焼室孔を覆うとともにその端部が上記フルビードよりも外周側に位置する折り返し部を有するグロメット基板とを備えたシリンダヘッドガスケットが知られている(特許文献1)。
たとえば、燃焼室孔を囲繞するフルビードの形成された第1、第2ガスケット基板と、当該第1、第2ガスケット基板の間に設けられた中間板と、上記第1ガスケット基板を挟んで上記中間板の反対側に設けられ、かつ上記第1、第2ガスケット基板および中間板の燃焼室孔を覆うとともにその端部が上記フルビードよりも外周側に位置する折り返し部を有するグロメット基板とを備えたシリンダヘッドガスケットが知られている(特許文献1)。
しかしながら上記折り返し部を有するグロメット基板を備えたシリンダヘッドガスケットの場合、燃焼ガスが上記グロメット基板における折り返し部の端部を超えて侵入すると、当該端部よりも外周側に位置する第2ガスケット基板が接触する部分において十分な面圧が得られず、燃焼ガスが外部へと漏出してしまう恐れがあった。
このような問題に鑑み、本発明は折り返し部の端部を超えて燃焼ガスが漏出してしまうのを防止することが可能なシリンダヘッドガスケットを提供するものである。
このような問題に鑑み、本発明は折り返し部の端部を超えて燃焼ガスが漏出してしまうのを防止することが可能なシリンダヘッドガスケットを提供するものである。
すなわち請求項1の発明にかかるシリンダヘッドガスケットは、燃焼室孔を囲繞するフルビードの形成された第1、第2ガスケット基板と、当該第1、第2ガスケット基板の間に設けられた中間板と、上記第1ガスケット基板を挟んで上記中間板の反対側に設けられ、かつ上記第1、第2ガスケット基板および中間板の燃焼室孔を覆うとともにその端部が上記フルビードよりも外周側に位置する折り返し部を有するグロメット基板とを備えたシリンダヘッドガスケットにおいて、
上記第2ガスケット基板は、上記グロメット基板における折り返し部の端部よりも外周側に、上記中間板とは反対側に突出するビード部を備え、
当該ビード部の高さを、シリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部の端部よりも突出する高さとしたことを特徴としている。
上記第2ガスケット基板は、上記グロメット基板における折り返し部の端部よりも外周側に、上記中間板とは反対側に突出するビード部を備え、
当該ビード部の高さを、シリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部の端部よりも突出する高さとしたことを特徴としている。
上記発明によれば、グロメット基板における折り返し部の端部よりも外周側に、上記第2ガスケット基板にビード部を設けたことで、シリンダヘッドガスケットをシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持すると、折り返し部の端部よりも外周側の位置で、第2ガスケット基板による上記ビード部の面圧を確保することができ、折り返し部の端部を超えて燃焼ガスが漏出してしまうのを防止することが可能となる。
以下図示実施例について説明すると、図1は第1実施例にかかるシリンダヘッドガスケット1の断面図を示し、当該シリンダヘッドガスケット1は図示しないが上方に位置するシリンダヘッドおよび下方に位置するシリンダブロックに挟持されるものとなっている。
上記シリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッド側に位置する第1ガスケット基板2と、シリンダブロック側に位置する第2ガスケット基板3と、これら第1、第2ガスケット基板2、3の間に設けられた中間板4と、上記第1ガスケット基板2を挟んで上記中間板3の反対側に設けられたシリンダヘッド側に位置するグロメット基板5とを備えている。
またシリンダヘッドガスケット1は、シリンダブロックに形成されたシリンダボアの位置に合わせて後述する燃焼室孔が形成され、また図示しないが締結ボルトを挿通させるボルト孔や、潤滑油を流通させる油孔や、冷却水を流通させる水孔が形成されている。
上記シリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッド側に位置する第1ガスケット基板2と、シリンダブロック側に位置する第2ガスケット基板3と、これら第1、第2ガスケット基板2、3の間に設けられた中間板4と、上記第1ガスケット基板2を挟んで上記中間板3の反対側に設けられたシリンダヘッド側に位置するグロメット基板5とを備えている。
またシリンダヘッドガスケット1は、シリンダブロックに形成されたシリンダボアの位置に合わせて後述する燃焼室孔が形成され、また図示しないが締結ボルトを挿通させるボルト孔や、潤滑油を流通させる油孔や、冷却水を流通させる水孔が形成されている。
上記第1ガスケット基板2および第2ガスケット基板3は略同一の形状を有しており、それぞれ上記シリンダボアに合わせて穿設された燃焼室孔2a、3aと、当該燃焼室孔2a、3aを囲繞するように形成されたフルビード2b、3bとを有している。
また、上記第1ガスケット基板2には、フルビード2bのさらに外周にハーフビード2cが形成され、上記第2ガスケット基板3には、フルビード3bのさらに外周に本発明にかかるビード部としての第1ハーフビード3cと、当該第1ハーフビード3cのさらに外周に位置する第2ハーフビード3dとが形成されている。
第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aは同一の直径を有しており、上記シリンダボアの内径よりも若干大径に形成されている。
上記燃焼室孔2a、3aにはそれぞれプレス加工や切削加工によって面取り形状やR形状からなる逃がし部2d、3eが形成されており、逃がし部2dは第1ガスケット基板2のシリンダヘッド側に、逃がし部3eは第2ガスケット基板3のシリンダブロック側にそれぞれ形成されている。
上記第1ガスケット基板2のフルビード2bはシリンダヘッドに向けて突出し、第2ガスケット基板3のフルビード3bはシリンダブロック側にそれぞれ突出しており、それぞれ重合する位置に形成されている。
上記第1ガスケット基板2のハーフビード2cはシリンダヘッドに向けて突出し、第2ガスケット基板3の第1、第2ハーフビード3c、3dはシリンダブロック側にそれぞれ突出しており、このうち上記ハーフビード2cと第2ハーフビード3dとは重合する位置に形成されている。
また後に詳述するが、上記第2ガスケット基板3の第1ハーフビード3cはフルビード3aと第2ハーフビード3dとの間に形成されるとともに、その高さは上記フルビード3aよりも高く、また第2ハーフビード3dと同じ高さとなっている。
また、上記第1ガスケット基板2には、フルビード2bのさらに外周にハーフビード2cが形成され、上記第2ガスケット基板3には、フルビード3bのさらに外周に本発明にかかるビード部としての第1ハーフビード3cと、当該第1ハーフビード3cのさらに外周に位置する第2ハーフビード3dとが形成されている。
第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aは同一の直径を有しており、上記シリンダボアの内径よりも若干大径に形成されている。
上記燃焼室孔2a、3aにはそれぞれプレス加工や切削加工によって面取り形状やR形状からなる逃がし部2d、3eが形成されており、逃がし部2dは第1ガスケット基板2のシリンダヘッド側に、逃がし部3eは第2ガスケット基板3のシリンダブロック側にそれぞれ形成されている。
上記第1ガスケット基板2のフルビード2bはシリンダヘッドに向けて突出し、第2ガスケット基板3のフルビード3bはシリンダブロック側にそれぞれ突出しており、それぞれ重合する位置に形成されている。
上記第1ガスケット基板2のハーフビード2cはシリンダヘッドに向けて突出し、第2ガスケット基板3の第1、第2ハーフビード3c、3dはシリンダブロック側にそれぞれ突出しており、このうち上記ハーフビード2cと第2ハーフビード3dとは重合する位置に形成されている。
また後に詳述するが、上記第2ガスケット基板3の第1ハーフビード3cはフルビード3aと第2ハーフビード3dとの間に形成されるとともに、その高さは上記フルビード3aよりも高く、また第2ハーフビード3dと同じ高さとなっている。
上記中間板4は平板状に形成されており、シリンダボアに合わせて燃焼室孔4aが穿設され、図示しないが上記第1、第2ガスケット基板2、3と同様、上記油孔や水孔が穿設されている。
そして本実施例における中間板4の燃焼室孔4aは、上記第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aよりも大径となっており、かつ上記フルビード2b、3bよりも内側に形成されている。
これにより2枚の第1、第2ガスケット基板2、3の間には、上記中間板4の燃焼室孔4aが外側に退避していることにより空間Sが形成されるようになっている。
そして本実施例における中間板4の燃焼室孔4aは、上記第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aよりも大径となっており、かつ上記フルビード2b、3bよりも内側に形成されている。
これにより2枚の第1、第2ガスケット基板2、3の間には、上記中間板4の燃焼室孔4aが外側に退避していることにより空間Sが形成されるようになっている。
また、上記中間板4と上記シリンダヘッド側の第1ガスケット基板2との間にはシム6が設けられ、また中間板4と上記シリンダブロック側の第2ガスケット基板3との間には調整板7が設けられている。
上記シム6はリング状の部材となっており、上記中間板4に溶接等の手段によって固定されている。また上記シム6は上記第1、第2ガスケット基板2、3のフルビード2b、3bよりも若干広い幅を有しており、本実施例ではシム6の内周縁は上記中間板4の燃焼室孔4aと同径となっている。
上記調整板7は、図示しないボルト孔や水孔や油孔の穿設された上記フルビードやハーフビードの形成されていない平板状の部材となっており、シリンダボア側の内周縁は、後述するグロメット基板5の折り返し部5aの端部よりも外側に位置し、かつ上記第2ガスケット基板3の第1ハーフビード3cと略重合する位置に設けられている。
上記シム6はリング状の部材となっており、上記中間板4に溶接等の手段によって固定されている。また上記シム6は上記第1、第2ガスケット基板2、3のフルビード2b、3bよりも若干広い幅を有しており、本実施例ではシム6の内周縁は上記中間板4の燃焼室孔4aと同径となっている。
上記調整板7は、図示しないボルト孔や水孔や油孔の穿設された上記フルビードやハーフビードの形成されていない平板状の部材となっており、シリンダボア側の内周縁は、後述するグロメット基板5の折り返し部5aの端部よりも外側に位置し、かつ上記第2ガスケット基板3の第1ハーフビード3cと略重合する位置に設けられている。
上記グロメット基板5は、上記シリンダヘッドと第1ガスケット基板2との間に設けられた上記フルビードやハーフビードの形成されていない略平板状の部材であり、図示しないボルト孔や油孔や水孔が穿設されている。
そしてグロメット基板5におけるシリンダボア側の端部は、シリンダブロック側に向けて折り曲げられて、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4の燃焼室孔2a、3a、4aを覆う折り返し部5aを形成している。
上記折り返し部5aの頂部は、シリンダボアの内周面に露出して燃焼室孔5bを形成し、またシリンダブロック側に位置する折り返し部5aの端部は、上記第2ガスケット基板3のフルビード3bと第1ハーフビード3cとの間に位置している。
換言すると、上記第2ガスケット基板3の上記第1ハーフビード3cは、上記グロメット基板5における折り返し部5aの端部よりも外周側に設けられており、当該第1ハーフビード3cの高さは、図1に示すようにシリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部5aの端部よりもシリンダブロック側に突出する高さに設定されている。
そしてグロメット基板5におけるシリンダボア側の端部は、シリンダブロック側に向けて折り曲げられて、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4の燃焼室孔2a、3a、4aを覆う折り返し部5aを形成している。
上記折り返し部5aの頂部は、シリンダボアの内周面に露出して燃焼室孔5bを形成し、またシリンダブロック側に位置する折り返し部5aの端部は、上記第2ガスケット基板3のフルビード3bと第1ハーフビード3cとの間に位置している。
換言すると、上記第2ガスケット基板3の上記第1ハーフビード3cは、上記グロメット基板5における折り返し部5aの端部よりも外周側に設けられており、当該第1ハーフビード3cの高さは、図1に示すようにシリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部5aの端部よりもシリンダブロック側に突出する高さに設定されている。
そして、本実施例におけるシリンダヘッドガスケット1には、2枚の第1、第2ガスケット基板2、3の表面および裏面、上記調整板7における中間板4側の表面、そして上記グロメット基板5におけるシリンダヘッド側の表面のそれぞれに、ゴムコーティングCが形成されている。
しかしながら本実施例では、上記折り返し部5aと重合する位置において、第2ガスケット基板3の表面(図示下方)にはゴムコーティングCを形成し、これに対し上記第2ガスケット基板3の裏面(図示上方)と、第1ガスケット基板2の表面(図示上方)および裏面(図示下方)とには、ゴムコーティングCを形成しないようになっている。
ここで、上記第1、第2ガスケット基板2、3の所要の部分にゴムコーティングCを形成しないようにする方法としては、一旦塗布したゴムコーティングを剥がすか、またはマスキング等により当該位置に上記ゴムコーティングCを形成しないようにすることができる。
しかしながら本実施例では、上記折り返し部5aと重合する位置において、第2ガスケット基板3の表面(図示下方)にはゴムコーティングCを形成し、これに対し上記第2ガスケット基板3の裏面(図示上方)と、第1ガスケット基板2の表面(図示上方)および裏面(図示下方)とには、ゴムコーティングCを形成しないようになっている。
ここで、上記第1、第2ガスケット基板2、3の所要の部分にゴムコーティングCを形成しないようにする方法としては、一旦塗布したゴムコーティングを剥がすか、またはマスキング等により当該位置に上記ゴムコーティングCを形成しないようにすることができる。
具体的に説明すると、上記第1ガスケット基板2において、表面および裏面に形成されたゴムコーティングCは、それぞれ上記フルビード2bとハーフビード2cとの略中間まで形成されている。
従って、上記折り返し部5aに覆われた部分では、第1ガスケット基板2の表面および裏面はそれぞれグロメット基板5および上記シム6と直接接触するようになっている。
これと同様、第2ガスケット基板3の裏面において、ゴムコーティングCは上記フルビード3bと第2ハーフビード3dとの略中間まで形成されており、上記折り返し部5aに覆われた部分では、上記第2ガスケット基板3が中間板4と直接接触するようになっている。なお第2ガスケット基板3の裏面のゴムコーティングCについては、第1ハーフビード3cまで形成されていても良い。
これに対し、第2ガスケット基板3における折り返し部5cの端部側に位置する表面(図示下方)において、上記ゴムコーティングCは上記燃焼室孔3aの逃がし部3e近傍まで形成されており、上記フルビード3bを覆うように形成されている。
従って、上記折り返し部5aに覆われた部分では、上記第2ガスケット基板3とグロメット基板5の折り返し部5aとがゴムコーティングCを介して接触するようになっており、特に上記フルビード3bの頂部と折り返し部5aとがゴムコーティングCを介して接触するようになっている。
従って、上記折り返し部5aに覆われた部分では、第1ガスケット基板2の表面および裏面はそれぞれグロメット基板5および上記シム6と直接接触するようになっている。
これと同様、第2ガスケット基板3の裏面において、ゴムコーティングCは上記フルビード3bと第2ハーフビード3dとの略中間まで形成されており、上記折り返し部5aに覆われた部分では、上記第2ガスケット基板3が中間板4と直接接触するようになっている。なお第2ガスケット基板3の裏面のゴムコーティングCについては、第1ハーフビード3cまで形成されていても良い。
これに対し、第2ガスケット基板3における折り返し部5cの端部側に位置する表面(図示下方)において、上記ゴムコーティングCは上記燃焼室孔3aの逃がし部3e近傍まで形成されており、上記フルビード3bを覆うように形成されている。
従って、上記折り返し部5aに覆われた部分では、上記第2ガスケット基板3とグロメット基板5の折り返し部5aとがゴムコーティングCを介して接触するようになっており、特に上記フルビード3bの頂部と折り返し部5aとがゴムコーティングCを介して接触するようになっている。
そして図1に示すシリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間で挟持されていない状態を示しており、このシリンダヘッドガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持すると、シリンダヘッドガスケット1全体が図示上下方向に圧縮されて変形することとなる。
本実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5に設けた折り返し部5aによって上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4の燃焼室孔2a、3a、4aを覆っているため、積層した第1、第2ガスケット基板2、3と中間板4との間から燃焼ガスが漏れないようにすることができる。
また、上記折り返し部5aが上記第1、第2ガスケット基板2、3のフルビード2b、3bを覆うことで、上記フルビード2b、3bがグロメット基板5をその内部よりシリンダヘッドとシリンダブロックとに密着させることから、シリンダヘッドとシリンダブロックとの動きに対して追従し、良好なシール性を得ることが可能となっている。
さらに、第2ガスケット基板3に形成した第1ハーフビード3cは、図1に示すシリンダヘッドガスケット1がシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部5aの端部よりも突出するような高さに設定されている。
このため、シリンダヘッドガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持すると、上記第1ハーフビード3cが変形してシリンダブロックに密着するため、当該第1ハーフビード3cの形成された位置において良好な面圧を確保することができる。
その結果、上記折り返し部5aの端部を越えて第2ガスケット基板3とシリンダブロックとの間から外部に漏出しようとする燃焼ガスをシールすることが可能となっている。
本実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5に設けた折り返し部5aによって上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4の燃焼室孔2a、3a、4aを覆っているため、積層した第1、第2ガスケット基板2、3と中間板4との間から燃焼ガスが漏れないようにすることができる。
また、上記折り返し部5aが上記第1、第2ガスケット基板2、3のフルビード2b、3bを覆うことで、上記フルビード2b、3bがグロメット基板5をその内部よりシリンダヘッドとシリンダブロックとに密着させることから、シリンダヘッドとシリンダブロックとの動きに対して追従し、良好なシール性を得ることが可能となっている。
さらに、第2ガスケット基板3に形成した第1ハーフビード3cは、図1に示すシリンダヘッドガスケット1がシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部5aの端部よりも突出するような高さに設定されている。
このため、シリンダヘッドガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持すると、上記第1ハーフビード3cが変形してシリンダブロックに密着するため、当該第1ハーフビード3cの形成された位置において良好な面圧を確保することができる。
その結果、上記折り返し部5aの端部を越えて第2ガスケット基板3とシリンダブロックとの間から外部に漏出しようとする燃焼ガスをシールすることが可能となっている。
次に、従来公知のゴムコーティングCの形成されたシリンダヘッドガスケット1では、繰り返し荷重等によってゴムコーティングCがへたり、その厚さが薄くなると、シリンダヘッドとシリンダブロックとの移動に伴う第1、第2ガスケット基板2、3や中間板4同士の振幅量が大きくなってしまい、金属疲労による損傷の恐れがある。
これに対し本実施例では、上記折り返し部5aと重合する部分において、第1ガスケット基板2の表面および裏面、ならびに第2ガスケット基板3の裏面についてはゴムコーティングCを形成しないため、上記ゴムコーティングCのへたりによる基板同士の振幅量が大きくならず、上記金属疲労による損傷を防止することができる。
一方本実施例では、上記折り返し部5aと重合する部分において、第2ガスケット基板3の表面にゴムコーティングCを形成し、ゴムコーティングCを介してフルビード3bと折り返し部5aとを接触させている。
このようにすることで、上記シリンダヘッドガスケット1とシリンダブロックとの間に侵入して折り返し部5aの端部を越えた燃焼ガスは、上記第1ハーフビード3cによって阻止されるが、折り返し部5aと第2ガスケット基板3との間から、上記折り返し部5aによって形成された空間へと侵入しようとする。
しかしながら、これらの間はゴムコーティングCを介してフルビード3bと折り返し部5aとが接触しており、上記燃焼ガスの侵入は阻止され、上記第1、第2ガスケット基板2、3と中間板との間から燃焼ガスが外部に漏出するのを防止するようになっている。
これに対し本実施例では、上記折り返し部5aと重合する部分において、第1ガスケット基板2の表面および裏面、ならびに第2ガスケット基板3の裏面についてはゴムコーティングCを形成しないため、上記ゴムコーティングCのへたりによる基板同士の振幅量が大きくならず、上記金属疲労による損傷を防止することができる。
一方本実施例では、上記折り返し部5aと重合する部分において、第2ガスケット基板3の表面にゴムコーティングCを形成し、ゴムコーティングCを介してフルビード3bと折り返し部5aとを接触させている。
このようにすることで、上記シリンダヘッドガスケット1とシリンダブロックとの間に侵入して折り返し部5aの端部を越えた燃焼ガスは、上記第1ハーフビード3cによって阻止されるが、折り返し部5aと第2ガスケット基板3との間から、上記折り返し部5aによって形成された空間へと侵入しようとする。
しかしながら、これらの間はゴムコーティングCを介してフルビード3bと折り返し部5aとが接触しており、上記燃焼ガスの侵入は阻止され、上記第1、第2ガスケット基板2、3と中間板との間から燃焼ガスが外部に漏出するのを防止するようになっている。
さらに本実施例のシリンダヘッドガスケット1によれば、例えばディーゼルエンジンのように大きな荷重が繰り返し作用するような場合であっても、繰り返し荷重によるグロメット基板5の折り返し部5aの破損を可及的に防止することが可能となっている。
すなわち、荷重が作用すると折り返し部5aが変形して図中円で示した部分に第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aに接触して応力が集中し、これが繰り返されることにより当該接触部分が破損する恐れがある。
これに対し、本実施例のシリンダヘッドガスケット1では、上記第1、第2ガスケット基板2、3の間に設けた上記中間板4の燃焼室孔4aが燃焼室孔2a、3aよりも外周側に退避しているため、上記折り返し部5aが変形しても、第1、第2ガスケット基板2、3の間には上記空間Sが維持されるようになっている。
その結果、上記荷重により上記折り返し部5aが燃焼室孔2a、3aと接触しても、第1、第2ガスケット基板2、3における中間板4の燃焼室孔4aよりも内周側に突出した部分が上記空間Sに向けて変形し、上記荷重を逃がすことが可能となっている。
これにより、上記第1、第2ガスケット基板2、3と折り返し部5aとの接触部分の応力集中を低減させることができ、グロメット基板5の折り返し部5aの耐久性を向上させることが可能となる。
また第1、第2ガスケット基板2、3における燃焼室孔2a、3aのシリンダヘッド側およびシリンダブロック側に、それぞれ上記逃がし部2d、3eを形成したことで、当該逃がし部2d、3eが折り返し部5aに接触した際の応力集中をさらに低減することが可能となる。
さらに本実施例によれば、上記中間板4に上記フルビード2bと重合するシム6を設けたことで、上記フルビード2b、3bの位置でより高い面圧を得ることができ、また上記調整板7を設けることで、燃焼室孔の周辺だけに面圧が集中してしまうのを防止するようになっている。
すなわち、荷重が作用すると折り返し部5aが変形して図中円で示した部分に第1、第2ガスケット基板2、3の燃焼室孔2a、3aに接触して応力が集中し、これが繰り返されることにより当該接触部分が破損する恐れがある。
これに対し、本実施例のシリンダヘッドガスケット1では、上記第1、第2ガスケット基板2、3の間に設けた上記中間板4の燃焼室孔4aが燃焼室孔2a、3aよりも外周側に退避しているため、上記折り返し部5aが変形しても、第1、第2ガスケット基板2、3の間には上記空間Sが維持されるようになっている。
その結果、上記荷重により上記折り返し部5aが燃焼室孔2a、3aと接触しても、第1、第2ガスケット基板2、3における中間板4の燃焼室孔4aよりも内周側に突出した部分が上記空間Sに向けて変形し、上記荷重を逃がすことが可能となっている。
これにより、上記第1、第2ガスケット基板2、3と折り返し部5aとの接触部分の応力集中を低減させることができ、グロメット基板5の折り返し部5aの耐久性を向上させることが可能となる。
また第1、第2ガスケット基板2、3における燃焼室孔2a、3aのシリンダヘッド側およびシリンダブロック側に、それぞれ上記逃がし部2d、3eを形成したことで、当該逃がし部2d、3eが折り返し部5aに接触した際の応力集中をさらに低減することが可能となる。
さらに本実施例によれば、上記中間板4に上記フルビード2bと重合するシム6を設けたことで、上記フルビード2b、3bの位置でより高い面圧を得ることができ、また上記調整板7を設けることで、燃焼室孔の周辺だけに面圧が集中してしまうのを防止するようになっている。
図2は第2実施例にかかるシリンダヘッドガスケット1の断面図を示している。以下に説明する部分を除き、第2実施例のシリンダヘッドガスケット1は第1実施例のシリンダヘッドガスケット1と共通する構成を有しており、当該共通する構成については説明を省略する。
第2実施例におけるシリンダヘッドガスケット1は、第1実施例のシリンダヘッドガスケット1と同様、折り返し部5aを備えたグロメット基板5を備え、また第2ガスケット基板3には第1ハーフビード3cが設けられている。
そして第2実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記第1ガスケット基板2におけるフルビード2bとハーフビード2cとの間が傾斜面によって形成されるものとなっている。
このような構成を有するシリンダヘッドガスケット1であっても、上記第1ガスケット基板2のハーフビード2cがグロメット基板5をシリンダヘッド側に押圧するため、良好なシール性を得ることが可能となっている。
第2実施例におけるシリンダヘッドガスケット1は、第1実施例のシリンダヘッドガスケット1と同様、折り返し部5aを備えたグロメット基板5を備え、また第2ガスケット基板3には第1ハーフビード3cが設けられている。
そして第2実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記第1ガスケット基板2におけるフルビード2bとハーフビード2cとの間が傾斜面によって形成されるものとなっている。
このような構成を有するシリンダヘッドガスケット1であっても、上記第1ガスケット基板2のハーフビード2cがグロメット基板5をシリンダヘッド側に押圧するため、良好なシール性を得ることが可能となっている。
図3、図4は第3、第4実施例にかかるシリンダヘッドガスケット1の断面図を示している。以下に説明する部分を除き、第3、第4実施例のシリンダヘッドガスケット1は第2実施例のシリンダヘッドガスケット1と共通する構成を有しており、当該共通する構成については説明を省略する。
これら第3、第4実施例におけるシリンダヘッドガスケット1は、第1、第2実施例のシリンダヘッドガスケット1と同様、折り返し部5aを備えたグロメット基板を備え、また第2ガスケット基板3には第1ハーフビード3cが設けられている。
そして第3実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5における、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4を挟んで上記屈曲部5bの反対側に、上記中間板4側に突出するビード部としてのハーフビード5cを備えている。
また第4実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5における、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4を挟んで上記屈曲部5bの反対側に、上記中間板4側に突出するビード部としてのフルビード5cを備えている。
これら第3、第4実施例のハーフビード5cまたはフルビード5cは、いずれも上記第1ガスケット基板2のフルビード2bよりも外周側の位置で、かつハーフビード2cよりも内周側の位置に形成されている。
これら第3、第4実施例におけるシリンダヘッドガスケット1は、第1、第2実施例のシリンダヘッドガスケット1と同様、折り返し部5aを備えたグロメット基板を備え、また第2ガスケット基板3には第1ハーフビード3cが設けられている。
そして第3実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5における、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4を挟んで上記屈曲部5bの反対側に、上記中間板4側に突出するビード部としてのハーフビード5cを備えている。
また第4実施例のシリンダヘッドガスケット1は、上記グロメット基板5における、上記第1、第2ガスケット基板2、3および中間板4を挟んで上記屈曲部5bの反対側に、上記中間板4側に突出するビード部としてのフルビード5cを備えている。
これら第3、第4実施例のハーフビード5cまたはフルビード5cは、いずれも上記第1ガスケット基板2のフルビード2bよりも外周側の位置で、かつハーフビード2cよりも内周側の位置に形成されている。
上記第3、第4実施例のシリンダヘッドガスケット1によれば、グロメット基板5に設けた上記ハーフビード5cまたはフルビード5cは、シリンダヘッド側の上記第1ガスケット基板2における上記フルビード2bの外周側に当接することにより、シリンダヘッドガスケット1とシリンダヘッドとのシールを行うようになっており、上記第1、第2実施例のシリンダヘッドガスケット1に比べて、シリンダヘッド側のシール性を高めることが可能となっている。
なお、上記第1〜第4実施例を示す図1〜図4において、シリンダヘッドガスケット1をその上下方向を逆転させた状態で用いても良い。すなわち、グロメット基板5の折り返し部5aをシリンダヘッド側に折り返すようにしても良い。
1 シリンダヘッドガスケット 2、3 第1、第2ガスケット基板
2a、3a 燃焼室孔 2b、3b フルビード
3c 第1ハーフビード 4 中間板
4a 燃焼室孔 5 グロメット基板
5a 折り返し部 5c ビード部
6 シム 7 調整板
S 空間 C ゴムコーティング
2a、3a 燃焼室孔 2b、3b フルビード
3c 第1ハーフビード 4 中間板
4a 燃焼室孔 5 グロメット基板
5a 折り返し部 5c ビード部
6 シム 7 調整板
S 空間 C ゴムコーティング
Claims (7)
- 燃焼室孔を囲繞するフルビードの形成された第1、第2ガスケット基板と、当該第1、第2ガスケット基板の間に設けられた中間板と、上記第1ガスケット基板を挟んで上記中間板の反対側に設けられ、かつ上記第1、第2ガスケット基板および中間板の燃焼室孔を覆うとともにその端部が上記フルビードよりも外周側に位置する折り返し部を有するグロメット基板とを備えたシリンダヘッドガスケットにおいて、
上記第2ガスケット基板は、上記グロメット基板における折り返し部の端部よりも外周側に、上記中間板とは反対側に突出するビード部を備え、
当該ビード部の高さを、シリンダヘッドガスケットがシリンダヘッドとシリンダブロックとによって挟持されていない状態において、上記折り返し部の端部よりも突出する高さとしたことを特徴とするシリンダヘッドガスケット。 - 上記第2ガスケット基板における折り返し部の端部側に位置する表面には、上記折り返し部と重合する位置にコーティングを形成し、
上記第2ガスケット基板における、当該コーティングを形成した表面と反対側となる裏面と、第1ガスケット基板の表面および裏面とには、上記折り返し部と重合する位置にコーティングを形成しないことを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッドガスケット。 - 上記グロメット基板における上記第1、第2ガスケット基板および中間板を挟んで上記折り返し部の端部の反対側であって、かつ上記フルビードよりも外周側の位置に、上記第1ガスケット基板側に突出するビード部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
- 上記中間板の燃焼室孔を上記第1、第2ガスケット基板の燃焼室孔よりも大径とし、かつ中間板の燃焼室孔が上記第1、第2ガスケット基板のフルビードよりも内側に位置することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
- 上記シリンダヘッド側に位置するガスケット基板における燃焼室孔のシリンダヘッド側と、上記シリンダブロック側に位置するガスケット基板における燃焼室孔のシリンダブロック側とに、それぞれ逃がし部を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
- 上記中間板と少なくともいずれか一方のガスケット基板との間に、上記ガスケット基板のフルビードと重合するシムを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
- 上記中間板と上記グロメット基板とは反対側に位置する第2ガスケット基板との間に、上記グロメット基板の折り返し部の端部よりも外側に位置する調整板を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
Priority Applications (1)
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JP2012241092A JP2014092174A (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | シリンダヘッドガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2014092174A (ja) |
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2012
- 2012-10-31 JP JP2012241092A patent/JP2014092174A/ja active Pending
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