JP2014091596A - 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置 - Google Patents

粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014091596A
JP2014091596A JP2012241988A JP2012241988A JP2014091596A JP 2014091596 A JP2014091596 A JP 2014091596A JP 2012241988 A JP2012241988 A JP 2012241988A JP 2012241988 A JP2012241988 A JP 2012241988A JP 2014091596 A JP2014091596 A JP 2014091596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
storage container
stirring
cement
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012241988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6184677B2 (ja
Inventor
Takashi Aono
隆 青野
Mitsuru Otomo
充 大友
Yuki Katakami
裕紀 片上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Kajima Mechatro Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Kajima Mechatro Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Kajima Mechatro Engineering Co Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2012241988A priority Critical patent/JP6184677B2/ja
Publication of JP2014091596A publication Critical patent/JP2014091596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6184677B2 publication Critical patent/JP6184677B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

【課題】粉体の供給量を安定させることができる方法及び装置を提供する。
【解決手段】上部に受入口14aを有し且つ底部にホッパ排出口14cを有し、粉体を貯蔵する貯蔵容器14と、貯蔵容器14内の底部側に設けられた回転式の撹拌羽根22を有する撹拌装置15と、ホッパ排出口14cに設けられたロータリーフィーダ16と、を備える粉体定量供給装置4を用いる。撹拌装置15を制御して粉体を撹拌し、ロータリーフィーダ16を制御して粉体を貯蔵容器14外に送り出す。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンクリートの連続製造設備においてセメント等の粉体を供給する粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置に関する。
従来、砂や砂利等の骨材と、水と、セメント等の粉体状の結合剤とを連続的に供給し、混合して連続的にコンクリートを製造する設備が知られている。このようなコンクリートの連続製造設備では、骨材、水、結合剤の混合比率を略一定に保つために、それぞれを単位時間ごとに略一定の重量で供給する必要がある。しかしながら、粉体状の結合剤の嵩密度は貯蔵中に変動し易い。例えば、結合剤がセメントである場合、貯蔵中の嵩密度は約1.0g/cmから約1.6g/cmの範囲で大きく変動する。このため、単位時間ごとに供給される結合剤の重量(供給量)を安定させるのは特に難しかった。
粉体状の結合剤の供給量を安定させるために、例えば、特許文献1には、底部に排出口(ホッパ排出口)を有し、粉体を貯蔵するホッパ(貯蔵容器)と、排出口に設けられ、粉体をホッパ外に送り出すテーブルフィーダと、を備えた粉体定量供給装置において、送り出した粉体を圧送する空気輸送配管の差圧により、テーブルフィーダを制御する粉体定量供給方法が開示されている。
特開2002−46863号公報
特許文献1に記載の粉体定量供給方法は、空気輸送配管の差圧により、テーブルフィーダの回転数を制御して、供給量を略一定に安定して制御するものである。しかしながら、テーブルフィーダを制御するのは空気輸送配管の圧力を測定した後であるため、粉体の嵩密度の変動への追従が遅れ、供給量を十分に安定させることができなかった。さらに、粉体の嵩密度が高くなりすぎると、粉体が固まり、排出口の手前に所謂ブリッジが形成され、粉体の供給量が著しく低下してしまうおそれがあった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、粉体の供給量を安定させることができる方法及び装置の提供を目的とする。
本発明に係る粉体定量供給方法は、上部に受入口を有し且つ底部にホッパ排出口を有する貯蔵容器に粉体を貯蔵し、貯蔵容器内の底部側に設けられた回転式の撹拌羽根を有する撹拌装置を制御して粉体を撹拌し、ホッパ排出口に設けられた容積型のフィーダを制御して粉体を貯蔵容器外に送り出す。
このような粉体定量供給方法では、撹拌羽根により粉体を撹拌することで、貯蔵容器内の底部側において粉体の嵩密度の上昇が抑制され、粉体の嵩密度が安定する。容積型のフィーダにより粉体を送り出すことで、貯蔵容器内の底部側の粉体が一定の嵩ごとに貯蔵容器外に送り出される。従って、嵩密度が安定した粉体が、一定の嵩ごとに貯蔵容器外に送り出されるため、粉体の供給量を安定させることができる。
貯蔵容器の内部の状態に応じて撹拌装置を制御してもよい。この場合、貯蔵容器の内部の状態の変動による粉体の嵩密度の変動を、撹拌装置の制御により抑制することができるため、粉体の供給量をより安定させることができる。
貯蔵容器の内部の状態として、粉体の貯蔵量を計測し、貯蔵量に応じて撹拌装置を制御してもよい。この場合、貯蔵量に応じた粉体の嵩密度の変動を、撹拌装置の制御により抑制することができる。
具体的には、貯蔵量が増えるのに応じて、撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすように撹拌装置を制御してもよい。貯蔵量が増えると、貯蔵容器内の底部側で粉体に作用する圧縮力が大きくなる。このときに、撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすことで、嵩密度の上昇を抑制し、嵩密度を安定させることができる。
貯蔵容器の内部の状態として、貯蔵容器が定常状態であるかサージ状態であるかを検知し、貯蔵容器が定常状態であるかサージ状態であるかに応じて撹拌装置を制御してもよい。この場合、貯蔵容器が定常状態であるかサージ状態であるかに応じた粉体の嵩密度の変動を、撹拌装置の制御により抑制することができる。
具体的には、貯蔵容器がサージ状態であるときには、貯蔵容器が定常状態であるときに比べ撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすように撹拌装置を制御してもよい。サージ状態では、貯蔵容器内で受入口から底部側に落下する粉体の勢いにより、貯蔵容器内の底部側で粉体に作用する圧縮力が大きくなる。このときに、撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすことで、嵩密度の上昇を抑制し、嵩密度を安定させることができる。なお、サージ状態とは、貯蔵容器の受入口から貯蔵容器内に粉体が搬入されている状態であり、定常状態とは、サージ状態以外の状態である。
貯蔵容器の内部の状態に基づいて撹拌装置を制御し、粉体の供給量を計測し、粉体の供給量の変動が所定値以下となった後に、容積型のフィーダを制御して粉体の送り出し量を調節してもよい。この場合、粉体の嵩密度の変動が軽減された後に、粉体の送り出し量が調節されるため、粉体の供給量を正確に調節することができる。
容積型のフィーダとして、一回転ごとに一定の嵩の粉体を送り出す送出回転体を有するロータリーフィーダを用い、目標とする粉体の供給量が大きくなるのに応じて大きくなる係数を設定し、目標とする粉体の供給量に係数を乗じて算出した回転数で送出回転体を回転させることで、送出回転体の回転数の上昇に伴う送出効率の低下を補ってもよい。この場合、送出効率の低下に伴う粉体の供給量の低下を防止し、粉体の供給量を正確に調節することができる。なお、送出効率の低下とは、一回転ごとに送り出す嵩量が減少することを意味する。
本発明に係る粉体定量供給装置は、上部に受入口を有し且つ底部にホッパ排出口を有し、粉体を貯蔵する貯蔵容器と、貯蔵容器内の底部側に設けられた回転式の撹拌羽根を有する撹拌装置と、ホッパ排出口に設けられた容積型のフィーダと、撹拌装置を制御して粉体を撹拌する撹拌制御手段と、容積型のフィーダを制御して粉体を貯蔵容器外に送り出す送出制御手段と、を備える。
このような粉体定量供給装置では、撹拌制御手段が撹拌装置を制御して粉体を撹拌することで、貯蔵容器内の底部側において粉体の嵩密度の上昇が抑制され、紛体の嵩密度が安定する。送出制御手段が容積型のフィーダを制御して粉体を送り出すことで、貯蔵容器内の底部側の粉体が一定の嵩ごとに貯蔵容器外に送り出される。従って、嵩密度が安定した粉体が、一定の嵩ごとに貯蔵容器外に送り出されるため、粉体の供給量を安定させることができる。
このように、本発明に係る粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置によれば、粉体の供給量を安定させることができる。
本発明の粉体定量供給方法を適用したコンクリート連続製造設備の概略構成を示す側面図である。 図1のコンクリート連続製造設備の概略構成を示す平面図である。 図1中の第2セメントサイロを一部破断して示す側面図である。 図3中の第2セメントサイロの底部側の断面図である。 図3中のロータリーフィーダの断面図である。 図1のコンクリート連続製造設備の機能上の構成を示すブロック図である。 撹拌羽根の変形例を示す図である。 撹拌羽根の他の変形例を示す図である。 撹拌装置及びロータリーフィーダの制御条件の設定例を示す図である。 セメントの供給量の測定結果を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、コンクリート連続製造設備1は、骨材サイロ2A,2Bと、第1セメントサイロ3と、第2セメントサイロ4と、連続式ミキサ5と、積込装置6とを備えている。本発明に係る粉体定量供給方法は、粉体定量供給装置である第2セメントサイロ4において使用される。
骨材サイロ2Aは、骨材として砂を貯蔵する貯蔵容器7と、貯蔵容器7の底部に設けられた開閉式のゲート8とを有している。骨材サイロ2Bは、骨材として砂利を貯蔵する貯蔵容器9と、貯蔵容器9の底部に設けられた開閉式のゲート10とを有している。骨材サイロ2A,2Bの下方には、ベルトフィーダ11が設けられている。ベルトフィーダ11は、ゲート8,10が開放されているときに動作し、ゲート8,10から骨材サイロ2A,2B外に骨材を送り出す。
第1セメントサイロ3は、例えば800tのセメントを貯蔵可能な貯蔵容器12と、ロータリーフィーダ13とを有している。貯蔵容器12の底部側は、漏斗状のホッパ部12aとなっており、ホッパ部12aの底部にはホッパ排出口12bが形成されている。ロータリーフィーダ13は、ホッパ排出口12bに設けられ、セメントをホッパ排出口12bから貯蔵容器12外に送り出す。
第2セメントサイロ4は、例えば30tのセメントを貯蔵可能な貯蔵容器14と、ロータリーフィーダ16とを有している。貯蔵容器14の上部にはセメントを受け入れる受入口14aが形成されている。貯蔵容器14の底部側は、漏斗状のホッパ部14bとなっており、ホッパ部14bの底部にはホッパ排出口14cが形成されている。ロータリーフィーダ16は、ホッパ排出口14cに設けられ、セメントをホッパ排出口14cから貯蔵容器14外に送り出す(図5参照)。
図1に示されるように、第1セメントサイロ3と第2セメントサイロ4との間には、搬送管23が設けられている。搬送管23の一端は、第1セメントサイロ3の貯蔵容器12のホッパ排出口12bに接続され、搬送管23の他端は、第2セメントサイロ4の貯蔵容器14の受入口14aに接続されている。第1セメントサイロ3側において、搬送管23にはブロワ24が接続されている。第1セメントサイロ3のロータリーフィーダ13により送り出されたセメントは、ブロワ24から吹き出された空気と共に搬送管23を通って搬送され、第2セメントサイロ4の貯蔵容器14に貯蔵された後、ロータリーフィーダ16により貯蔵容器14外に送り出される。
連続式ミキサ5は、骨材サイロ2A,2Bから送り出された骨材と、第2セメントサイロ4から送り出されたセメントと、給水ライン25を通して供給された水と、を混合してコンクリートを製造し、排出する。給水ライン25には、水槽33に貯蔵された水が、ポンプ34及びバルブ35によって供給される(図6参照)。骨材サイロ2A,2Bから送り出された骨材は、第1ベルトコンベア26により連続式ミキサ5まで搬送される。第2セメントサイロ4から送り出されたセメントは、第2ベルトコンベア27により第1ベルトコンベア26上まで搬送され、骨材と共に連続式ミキサ5まで搬送される。なお、第2ベルトコンベア27には、搬送物の重量を計測する重量計28(図6参照)が設けられている。
積込装置6は、コンクリート貯留用のホッパ30と、ホッパ30の底部に設けられた開閉式のゲート31とを有しており、ホッパ30の下方には、ダンプカー32を停車させることが可能となっている。連続式ミキサ5から排出されたコンクリートは、第3ベルトコンベア29により搬送され、ホッパ30内に貯留される。ダンプカー32がホッパ30の下部に停車すると、ゲート31が開放され、ダンプカー32にコンクリートが積み込まれる。このように、コンクリート連続製造設備1は、連続的にコンクリートを製造する。
続いて、第2セメントサイロ4について詳細に説明する。図3に示されるように、貯蔵容器14内には、4個のレベルスイッチ18が設けられている。レベルスイッチ18は、上下方向に沿って並べられている。各レベルスイッチ18は、貯蔵容器内のセメントに埋没したことを検知するスイッチである。4個のレベルスイッチ18により、いずれのレベルスイッチ18もセメントに埋没していない状態(以下、レベル0という)、下側1個のレベルスイッチ18がセメントに埋没した状態(以下、レベル1という)、下側2個のレベルスイッチ18がセメントに埋没した状態(以下、レベル2という)、下側3個のレベルスイッチ18がセメントに埋没した状態(以下、レベル3という)、全てのレベルスイッチ18がセメントに埋没した状態(以下、レベル4という)、の5段階のレベルで貯蔵容器内のセメントの嵩量を検知することができる。
図3及び図4に示されるように、貯蔵容器14のホッパ部14bには、セメントを撹拌する撹拌装置15が設けられている。撹拌装置15は、ホッパ部14bの外面から斜め上方に突出した筒状部15aと、筒状部15aの端部に固定された本体部15bと、本体部15bから筒状部15aを通ってホッパ部14b内に突出する撹拌回転体15cとを有している。撹拌回転体15cは、回転軸21と、回転軸21の周りに螺旋状に形成された撹拌羽根22とを有するスクリューである。このようにして、ホッパ部14b内には回転式の撹拌羽根22が設けられている。回転軸21は、筒状部15aの中心軸線CLに沿っている。すなわち、撹拌回転体15cは、ホッパ部4bの内面から斜め下方に突出している。撹拌回転体15cの先端部は、ホッパ部4b内の略中央に位置している。本体部15bは、回転軸21を回転させるモータ等の動力源を含んでいる。
なお、筒状部15a及び撹拌回転体15cは、必ずしも傾斜した軸線CLに沿って設けられていなてよく、水平な軸線に沿って設けられていてもよい。また、撹拌回転体15cの先端部は必ずしもホッパ部4bの中央に位置している必要はなく、撹拌回転体15cはホッパ部4bを貫通していてもよい。
本体部15bが撹拌回転体15cを回転させると、螺旋状の撹拌羽根22の作用により、セメントが回転軸21に沿って流動する。これにより、セメントが撹拌されることで、セメントの嵩密度の上昇が抑制され、セメントの嵩密度が安定する。なお、回転軸21の回転方向が、螺旋状の撹拌羽根22をセメントにねじ込む方向である場合、セメントは回転軸21に沿って斜め上方に流動する。このため、ホッパ部14bの底部において、セメントの嵩密度の上昇が更に抑制され、セメントの嵩密度が更に安定する。
図5に示されるように、ロータリーフィーダ16には、送出回転体19が内蔵されている。送出回転体19は、回転軸19aと、回転軸19aから放射状に突出した複数の回転板19bとを有しており、回転板19b同士の間にセメントを収容するセルCが形成されている。各セルCは、上方に位置するときにはホッパ部14bの内側に開放され、下方に位置するときにはホッパ部14bの外側に開放される。このため、回転軸19aの回転に伴って下方から上方に移動したセルCには、ホッパ部14bのセメントPが収容され、そのセルCが更に下方に移動すると、そのセルCに収容されていたセメントPが下方に排出される。このようにして、送出回転体19は、一回転ごとに、一定の嵩のセメントPを送り出す。すなわち、ロータリーフィーダ16は、一定の嵩ごとに粉体を送り出すフィーダ(容積型のフィーダ)である。
図6に示されるように、撹拌装置15と、ロータリーフィーダ16と、レベルスイッチ18と、ブロワ24と、第1セメントサイロ3のロータリーフィーダ13とには、制御装置17が接続されている。制御装置17は、撹拌装置15を制御してホッパ部14b内のセメントを撹拌し、ロータリーフィーダ16を制御してセメントを貯蔵容器14外に送り出す。すなわち、制御装置17は、撹拌装置15を制御してセメントを撹拌する撹拌制御手段として機能し、ロータリーフィーダ16を制御してセメントを貯蔵容器外に送り出す送出制御手段として機能する。
制御装置17は、レベルスイッチ18により、セメントの貯蔵量が上記レベル0〜4のいずれであるかを検知する。セメントの貯蔵量が所定のレベル以下(例えば、レベル0以下)である場合には、第1セメントサイロ3のロータリーフィーダ13及びブロワ24を制御して、貯蔵容器14内にセメントを補充する。
制御装置17は、貯蔵容器14の内部の状態として、セメントの貯蔵量を計測し、貯蔵量に応じて撹拌装置15及びロータリーフィーダ16を制御する。具体的には、レベルスイッチ18により検知される貯蔵量のレベルが上がるのに応じて、撹拌回転体15cの回転数又は回転継続時間を増やすように撹拌装置15を制御する。
以上のように、第2セメントサイロ4では、撹拌羽根22によりセメントを撹拌することで、ホッパ部14bにおいてセメントの嵩密度の上昇が抑制され、セメントの嵩密度が安定する。ロータリーフィーダ16によりセメントを送り出すことで、ホッパ部14bのセメントが一定の嵩ごとに貯蔵容器14外に送り出される。従って、嵩密度が安定したセメントが、一定の嵩ごとに貯蔵容器14外に送り出されるため、セメントの供給量を安定させることができる。
制御装置17は、貯蔵容器14の内部の状態に応じて撹拌装置15を制御している。このため、貯蔵容器14の内部の状態の変動によるセメントの嵩密度の変動を、撹拌装置15の制御により抑制することができる。また、セメントの貯蔵量に応じて撹拌装置15を制御している。このため、貯蔵量に応じたセメントの嵩密度の変動を、撹拌装置15の制御により抑制することができる。更に、貯蔵量が増えるのに応じて、撹拌回転体15cの回転数又は回転継続時間を増やすように撹拌装置15を制御している。貯蔵量が増えると、ホッパ部14bでセメントに作用する圧縮力が大きくなる。このときに、撹拌回転体15cの回転数又は回転継続時間を増やすことで、嵩密度の上昇を抑制し、嵩密度を安定させることができる。従って、セメントの供給量をより安定させることができる。
貯蔵容器14の内部の状態として、貯蔵容器14が定常状態であるかサージ状態であるかを更に検知し、貯蔵容器14が定常状態であるかサージ状態であるかに応じて撹拌装置15を制御してもよい。この場合、貯蔵容器14が定常状態であるかサージ状態であるかに応じたセメントの嵩密度の変動を、撹拌装置15の制御により抑制することができる。
具体的には、貯蔵容器14がサージ状態であるときに、貯蔵容器14が定常状態であるときに比べ撹拌回転体15cの回転数又は回転継続時間を増やすように撹拌装置15を制御してもよい。サージ状態では、貯蔵容器14内で受入口から底部側に落下するセメントの勢いにより、ホッパ部14bでセメントに作用する圧縮力が大きくなる。このときに、撹拌回転体15cの回転数又は回転継続時間を増やすことで、嵩密度の上昇を抑制し、嵩密度を安定させることができる。サージ状態とは、貯蔵容器14の受入口14aから貯蔵容器14内にセメントが搬入されている状態であり、定常状態とは、サージ状態以外の状態である。貯蔵容器14が定常状態であるかサージ状態であるかは、例えば、ブロワ24を作動させているかどうかにより検知することができる。
貯蔵容器14の内部の状態に基づいて撹拌装置15を制御し、セメントの供給量を計測し、セメントの供給量の変動が所定値以下となった後に、ロータリーフィーダ16を制御してセメントの送り出し量を調節してもよい。所定値は、例えば、目標供給量に対してプ±2%である。この場合、セメントの嵩密度の変動が軽減された後に、セメントの送り出し量が調節されるため、セメントの供給量を正確に調節することができる。セメントの供給量は、第2ベルトコンベア27の重量計28により計測することができる。
なお、ロータリーフィーダ16では、送出回転体19の回転数の上昇に伴って、送出効率が低下する傾向がある。送出効率の低下とは、一回転ごとに送り出す嵩量が減少することを意味する。この現象は、送出回転体19の回転数の上昇に伴って、各セルCの移動速度が大きくなることで、各セルCにおけるセメントの収容・排出が不十分となるために生じる。このような送出効率の低下が生じる場合には、目標とする粉体の供給量が大きくなるのに応じて大きくなる係数を設定し、目標とする粉体の供給量に係数を乗じて算出した回転数で送出回転体19を回転させることで、送出回転体19の回転数の上昇に伴う送出効率の低下を補ってもよい。この場合、送出効率の低下に伴う粉体の供給量の低下を防止し、粉体の供給量を正確に調節することができる。
また、送出効率の低下の程度は、貯蔵容器14の内部の状態に応じて変動する場合がある。例えば、貯蔵容器14におけるセメントの貯蔵量が増えると、ホッパ部14bでセメントに作用する下向きの力が大きくなる。また、貯蔵容器14がサージ状態であるときには、貯蔵容器14内で受入口から底部側に落下するセメントの勢いにより、ホッパ部14bでセメントに作用する下向きの力が大きくなる。ホッパ部14bでセメントに作用する下向きの力が大きくなると、ホッパ部14bから各セルCにセメントが移動し易くなり、送出効率の低下が抑制される。このため、目標とする紛体の供給量が大きくなるのに応じて上記係数を大きくする程度(以下、係数拡大率という。)を、貯蔵容器14の内部の状態に応じて変更してもよい。具体的には、貯蔵容器14におけるセメントの貯蔵量が増えるのに応じて、係数拡大率を小さくしてもよい。また、貯蔵容器14がサージ状態である場合に、貯蔵容器14が定常状態である場合に比べ係数拡大率を小さくしてもよい。この場合、紛体の供給量を更に正確に調節することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、ホッパ排出口14cに設けられる容積型のフィーダは、上述したロータリーフィーダ16に限られず、ベルトフィーダ等であってもよい。
また、撹拌回転体15cは、上述したスクリューに限られず、図7及び図8に示されるような様々な形態の回転体を採用可能である。図7に示される撹拌回転体15cは、回転軸21の周面から離間した状態で、回転軸21を螺旋状に囲むリボン状の撹拌羽根36を有するリボンスクリューである。撹拌羽根36は、複数のスポーク36aにより回転軸21に固定されている。図8に示される撹拌回転体15cは、回転軸21の軸線に沿って複数個所に設けられ、それぞれ回転軸21の軸線に直交する複数のパドル状の撹拌羽根37を有するパドルスクリューである。
また、貯蔵容器14の内部の状態に関する複数の種類の情報に応じて撹拌装置15を制御してもよいし、貯蔵容器14の内部の状態に応じた撹拌装置15の制御を行わなくてもよい。
以下に、本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明は、ここで示す実施例に限定されるものではない。
(1)実施例
第2セメントサイロ4として、30tのセメントを貯蔵可能な貯蔵容器14を有するものを準備した。各レベルスイッチ18の配置により、貯蔵容器14の貯蔵量のレベル0を0m〜10mとし、レベル1を10m〜15mとし、レベル2を15m〜20mとし、レベル3を20m〜25mとし、レベル4を25m〜30mとした。
図9に示されるように、撹拌装置15及びロータリーフィーダ16の制御条件を設定した。撹拌装置15については、貯蔵量のレベルが上がるのに応じて、撹拌回転体15cの目標回転数を大きく設定した。例えば、貯蔵量のレベル1以下、レベル2、レベル3、レベル4に対する撹拌回転体15cの回転数をそれぞれ360rpm、540rpm、660rpm、720rpmとした。
ロータリーフィーダ16については、目標供給量に係数を乗じて送出回転体19の目標回転数を設定した。ロータリーフィーダ16の送出効率の低下に伴う供給量の低下を防止するために、目標供給量が大きくなるのに従って上記係数を大きく設定した。例えば、貯蔵容器14の貯蔵量がレベル1以下である場合、目標供給量60kg/min、120kg/min、180kg/min、240kg/minに対する係数をそれぞれ0.25、0.275、0.308、0.35とした。
また、貯蔵量のレベルが上がるのに応じて、係数拡大率を小さくした。例えば、貯蔵容器14の貯蔵量がレベル1以下である場合、目標供給量60kg/minに対する係数は0.25であり、目標供給量240kg/minに対する係数は0.35であるため、目標供給量が60kg/minから240kg/minになるのに伴う係数拡大率は、1.4である。これに対し、貯蔵容器14の貯蔵量がレベル4である場合、目標供給量60kg/minに対する係数は0.25であり、目標供給量240kg/minに対する係数は約0.29であるため、目標供給量が60kg/minから240kg/minになるのに伴う係数拡大率は約1.16である。
図9の制御条件で撹拌装置15及びロータリーフィーダ16を制御し、貯蔵量のレベル1以下、レベル2、レベル3、レベル4のそれぞれについて、目標供給量60kg/min、120kg/min、180kg/min、240kg/minでのセメント供給を実施し、供給量を測定して供給量の変動の程度を確認した。
(2)比較例
撹拌装置15を有しないことを除き、実施例で用いた設備と同様の設備を準備した。実施例と同様の制御条件でロータリーフィーダ16を制御し、貯蔵量のレベル1以下、レベル2、レベル3、レベル4のそれぞれについて、目標供給量60kg/min、120kg/min、180kg/min、240kg/minでのセメント供給を実施し、供給量を測定して供給量の変動の程度を確認した。
(3)評価結果
実施例では、実際の供給量が目標供給量±2%の範囲外となる場合はなかった。なお、実施例において、嵩密度の実測値は約1.2g/cmで安定していた。比較例では、実際の供給量が目標供給量±2%の範囲外となる場合があった。図10は、目標供給量が120kg/minであり、貯蔵量がレベル2である場合の供給量の測定結果を示す図である。図10(a)は実施例の測定結果であり、図10(b)は比較例の測定結果である。図中の縦軸は供給量を示し、横軸は経過時間を示している。図中の上側の破線は目標供給量に対し+2%を示し、下側の破線は目標供給量に対し−2%を示している。図10(b)に示されるように、比較例では、実際の供給量が±2%の範囲外となる場合があった。特に、貯蔵容器14をサージ状態とした期間T1では、実際の供給量が目標供給量+2%を大きく超えた。また、セメント供給を一時的に停止させた期間T2の直後にも、実際の供給量が目標供給量+2%を大きく超えた。これに対し、図10(a)に示されるように、実施例では、測定の全期間において、実際の供給量が目標供給量に対し±2%の範囲内であった。以上より、本発明によれば、セメントの供給量を安定させることができることが確認された。
4…第2セメントサイロ(粉体定量供給装置)、14…貯蔵容器、14a…受入口、14c…ホッパ排出口15…撹拌装置、16…ロータリーフィーダ(容積型のフィーダ)、17…制御装置(撹拌制御手段、送出制御手段)、19…送出回転体、22,36,37…撹拌羽根。

Claims (9)

  1. 上部に受入口を有し且つ底部にホッパ排出口を有する貯蔵容器に粉体を貯蔵し、
    前記貯蔵容器内の前記底部側に設けられた回転式の撹拌羽根を有する撹拌装置を制御して前記粉体を撹拌し、
    前記ホッパ排出口に設けられた容積型のフィーダを制御して前記粉体を前記貯蔵容器外に送り出す粉体定量供給方法。
  2. 前記貯蔵容器の内部の状態に応じて前記撹拌装置を制御する請求項1記載の粉体定量供給方法。
  3. 前記貯蔵容器の内部の状態として、前記粉体の貯蔵量を計測し、
    前記貯蔵量に応じて前記撹拌装置を制御する請求項2記載の粉体定量供給方法。
  4. 前記貯蔵量が増えるのに応じて、前記撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすように前記撹拌装置を制御する請求項3記載の粉体定量供給方法。
  5. 前記貯蔵容器の内部の状態として、前記貯蔵容器が定常状態であるかサージ状態であるかを検知し、
    前記貯蔵容器が前記定常状態であるか前記サージ状態であるかに応じて前記撹拌装置を制御する請求項2〜4のいずれか1項記載の粉体定量供給方法。
  6. 前記貯蔵容器が前記サージ状態であるときには、前記貯蔵容器が前記定常状態であるときに比べ前記撹拌羽根の回転数又は回転継続時間を増やすように前記撹拌装置を制御する請求項5記載の粉体定量供給方法。
  7. 前記貯蔵容器の内部の状態に基づいて前記撹拌装置を制御し、
    前記粉体の供給量を計測し、
    前記粉体の供給量の変動が所定値以下となった後に、前記容積型のフィーダを制御して粉体の送り出し量を調節する請求項1〜6のいずれか1項記載の粉体定量供給方法。
  8. 前記容積型のフィーダとして、一回転ごとに一定の嵩の前記粉体を送り出す送出回転体を有するロータリーフィーダを用い、
    目標とする粉体の供給量が大きくなるのに応じて大きくなる係数を設定し、
    目標とする粉体の供給量に前記係数を乗じて算出した回転数で前記送出回転体を回転させることで、前記送出回転体の回転数の上昇に伴う送出効率の低下を補う請求項1〜7のいずれか一項記載の粉体定量供給方法。
  9. 上部に受入口を有し且つ底部にホッパ排出口を有し、粉体を貯蔵する貯蔵容器と、
    前記貯蔵容器内の前記底部側に設けられた回転式の撹拌羽根を有する撹拌装置と、
    前記ホッパ排出口に設けられた容積型のフィーダと、
    前記撹拌装置を制御して前記粉体を撹拌する撹拌制御手段と、
    前記容積型のフィーダを制御して前記粉体を前記貯蔵容器外に送り出す送出制御手段と、を備える粉体定量供給装置。
JP2012241988A 2012-11-01 2012-11-01 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置 Active JP6184677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012241988A JP6184677B2 (ja) 2012-11-01 2012-11-01 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012241988A JP6184677B2 (ja) 2012-11-01 2012-11-01 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014091596A true JP2014091596A (ja) 2014-05-19
JP6184677B2 JP6184677B2 (ja) 2017-08-23

Family

ID=50935957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012241988A Active JP6184677B2 (ja) 2012-11-01 2012-11-01 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6184677B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112452201A (zh) * 2020-11-09 2021-03-09 萍乡市昌盛水泥厂有限公司 一种水泥生产线用物料储存防停机持续供给装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148779U (ja) * 1974-05-24 1975-12-10
JPS5628128A (en) * 1979-08-08 1981-03-19 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd Apparatus for discharging particle or the like
JPS5922637A (ja) * 1982-07-30 1984-02-04 Hosokawa Funtai Kogaku Kenkyusho:Kk 混合排出装置
JPH0275426U (ja) * 1988-11-25 1990-06-08
JP2006143263A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Japan Steel Works Ltd:The ホッパー装置及びその駆動方法
JP2008155582A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Japan Steel Works Ltd:The 廃プラスチックの処理装置
JP2012188282A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Kajima Corp 粉体定量供給方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148779U (ja) * 1974-05-24 1975-12-10
JPS5628128A (en) * 1979-08-08 1981-03-19 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd Apparatus for discharging particle or the like
JPS5922637A (ja) * 1982-07-30 1984-02-04 Hosokawa Funtai Kogaku Kenkyusho:Kk 混合排出装置
JPH0275426U (ja) * 1988-11-25 1990-06-08
JP2006143263A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Japan Steel Works Ltd:The ホッパー装置及びその駆動方法
JP2008155582A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Japan Steel Works Ltd:The 廃プラスチックの処理装置
JP2012188282A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Kajima Corp 粉体定量供給方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112452201A (zh) * 2020-11-09 2021-03-09 萍乡市昌盛水泥厂有限公司 一种水泥生产线用物料储存防停机持续供给装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6184677B2 (ja) 2017-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160221220A1 (en) Volumetric mixer with monitoring system and control system
US9731255B2 (en) Feedback controlled concrete production
JP5985155B2 (ja) 粉体定量供給方法
CN105881739B (zh) 一种多级搅拌式混凝土搅拌装置
JPH0758214B2 (ja) 液体のように流動する固形物質を計量する機構
EP1508417A1 (en) Blending system
CN104669442B (zh) 一种干粉砂浆生产线
CN105922449A (zh) 一种多搅拌罐式混凝土生产装置
JP2007045027A (ja) 混練装置
CN103909579B (zh) 泥浆拌制自动控制操作装置
JP6184677B2 (ja) 粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置
CN201873300U (zh) 一种防爆型固相连续自动加料装置
CN103055757B (zh) 智能自控式石灰投加装置及其投加方法
CN105366382A (zh) 一种将微量固体粉料和颗粒连续均匀计量配料装置
CN202988211U (zh) 一种阻滞性粉状物料定量给料系统
GB2543530A (en) Apparatus & Method for manufacturing liquid enzyme, and a system & method for coating pellets with the liquid enzyme
CN204712276U (zh) 一种干粉砂浆生产线
KR20140066865A (ko) 원료 측정 및 배합장치
RU2503932C2 (ru) Способ объемного дозирования сыпучих материалов и устройство для его осуществления
JP6054488B1 (ja) セルフレベリング材スラリー供給装置及び平坦面の形成方法
JP5276858B2 (ja) 埋め立て材製造システム
JP2012254399A (ja) 連続計量混合システム
JPH11262650A (ja) 粉体の自動造粒装置
CN206690303U (zh) 一种石膏成型系统
JP5379718B2 (ja) 繊維入り流動物の計量搬送装置及びこれを用いたポリマー複合セメント板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160916

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6184677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250