JP2014091555A - 密封容器 - Google Patents

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Hiroaki Kawamoto
浩昭 川元
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Abstract

【課題】蓋の開放をより簡便に行える密封容器を提供する。
【解決手段】外周にダイアフラム部1が連設された注出筒2と、注出筒2の先端部2aを押圧閉塞する閉状態及び注出筒2の先端部2aから離間し所定角度開いた開状態になるように回動可能な蓋3と、閉状態の蓋3に係止して開くことを妨げる係止手段5とを具備し、前記閉状態の蓋3に係止手段5が係止している状態では、ダイアフラム部1は注出筒2を介して蓋3によって押圧されて弾性変形し、弾性エネルギーを蓄積した状態にあり、係止手段5による蓋3に対する係止が解除されると、前記弾性エネルギーが蓋3に伝達されて蓋3の運動エネルギーに変換され、蓋3が回動して前記開状態になるように構成してある。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、食品を入れるために用いられる密封容器に関する。
特許文献1の密封びんは、本出願人が提案したものであり、びん本体の口部にパッキングを装着し、このパッキングの中央に設けた注出口を蓋が密封し、また、パッキングの周縁部が蓋とびん本体の口部との間を密封するようにしてある。
斯かる密封びんでは、パッキングによる二重の密封により、食品等を極めて衛生的に保存することができる。
実開昭62−168357号公報
しかし、上記密封びんでは、蓋を開放するには、バックルを引き上げる操作と、蓋保持リングからフックを外す操作と、蓋を持ち上げる操作の三段階の操作が必要であり、手間が掛かるという問題がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、蓋の開放をより簡便に行える密封容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る密封容器は、外周にダイアフラム部が連設された注出筒と、前記注出筒の先端部を押圧閉塞する閉状態及び前記注出筒の先端部から離間し所定角度開いた開状態になるように回動可能な蓋と、前記閉状態の前記蓋に係止して該蓋が開くことを妨げる係止手段とを具備し、前記閉状態の前記蓋に前記係止手段が係止している状態では、前記ダイアフラム部は前記注出筒を介して前記蓋によって押圧されて弾性変形し、弾性エネルギーを蓄積した状態にあり、前記係止手段による前記蓋に対する係止が解除されると、前記弾性エネルギーが前記蓋に伝達されて該蓋の運動エネルギーに変換され、前記蓋が回動して前記開状態になるように構成してある(請求項1)。
上記密封容器において、前記蓋の内面には、該蓋が前記閉状態のときに前記注出筒の先端部を密封するシール部が設けられ、容器本体の外方へ突出する前記注出筒の先端部は、前記蓋から離間しているときには、前記閉状態にあるときの前記蓋における前記シール部よりも前記容器本体の外方に位置し、かつ、前記開状態から前記閉状態になるときの前記蓋に押圧されて前記容器本体の内方に向けて押し込まれる位置にあるようにしてもよい(請求項2)。
上記密封容器において、前記係止手段は、一回の係止解除操作で前記蓋を完全にフリーな状態とするように構成されていてもよい(請求項3)。
上記密封容器が、前記蓋を回動可能に保持するヒンジ手段を具備し、該ヒンジ手段は、前記蓋の前記開状態を維持する機能を有していてもよい(請求項4)。
上記密封容器において、前記所定角度は、前記注出筒を真上に向けた場合に前記蓋が前記注出筒の直上から退避した状態となる角度であってもよい(請求項5)。
本願発明では、蓋の開放をより簡便に行える密封容器が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の密封容器では、係止手段による蓋に対する係止を解除するだけで蓋が自動的に所定角度開く自動オープン機能を発揮するのであり、使い勝手の向上を図ることができる。
請求項3に係る発明の密封容器では、ワンタッチで蓋が開くワンタッチオープン機能を確実に発揮するのであり、使い勝手の向上がより確実なものとなる。
請求項4に係る発明の密封容器では、容器の内容物を注出筒から注出するときに、容器を上下逆さにしても、開状態となった蓋が自重によって閉まるような不都合は生じないので、注出性能が良好となる。
ここで、蓋を開状態としたときに、仮に蓋が少ししか開いていないと注出筒から容器の内容物を注出する際に蓋をさらに開く追加操作が必要になるが、請求項5に係る発明の密封容器では、開状態の蓋は注出作業に充分な程度開いているのでそのような追加操作を不要とすることができ、この点でも利便性に優れたものとなる。
本発明の一実施の形態に係る閉状態の密封容器の構成を概略的に示す部分切断正面図である。 開状態の前記密封容器の構成を概略的に示す部分切断正面図である。 前記密封容器のヒンジ手段の構成を概略的に示す斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
本実施の形態に係る密封容器(以下、本密封容器という)は、図1及び図2に示すように、基端側の外周にダイアフラム部1が連設された注出筒2と、平面視円形状の蓋3と、蓋3が注出筒2の先端部(注出口)2aを押圧閉塞する閉状態(図1参照)及び注出筒2の先端部2aから離間し所定角度開いた開状態(図2参照)になるように蓋3を回動可能に保持するヒンジ手段4と、前記閉状態の蓋3(図1参照)に係止して蓋3が開くことを妨げる係止手段5とを具備している。
そして、本密封容器は、高い密封性能を発揮し、衛生面でも優れたものである。
この点につき詳述すると、まず、ガラス製(本例ではソーダライムガラス製)の容器本体6の開口縁部6aに対して、弾性及びシール性に優れた合成樹脂製(本例ではシリコーンゴム製)のパッキン(注出口形成体の一例)7が嵌合(咬合)により装着される。このパッキン7の外周部7aは、容器本体6の開口縁部6aに嵌合するように環状凹溝状に形成され、この外周部7aの内周側にダイアフラム部1及び注出筒2が連設されている。そして、図1に示すように、蓋3を前記閉状態にすると、パッキン7の外周部7aが蓋3の外周部と容器本体6の開口縁部6aとの間を密封すると共に、注出筒2の先端部2aは蓋3の内面(下面)のシール部3aによって密封され、この二重の密封により、食品等を極めて衛生的に保存することができる。
しかも、蓋3の内面(下面)には、図1に示すように、環状の突起部3bが設けられ、この突起部3bによって蓋3の下面と注出筒2の先端部2aとの密着面積が増大してシール性が向上する。加えて、蓋3が前記閉状態にあるときに蓋3の下面に容器本体6の内容物が付着しても、突起部3bによってその内容物の滴り落ちを促進することができ、蓋3を開けたときに内容物が蓋3の下面を伝って流れたりすることは効果的に防止され、この点でも衛生面での向上に寄与する。
また、本密封容器のヒンジ手段4は、蓋3の前記開状態(図2参照)を維持する機能を有し、本密封容器は使い勝手の面でも優れている。
すなわち、まず、ヒンジ手段4は、蓋3の外周に設けられた環状溝3cに沿って装着される蓋保持線材8と、容器本体6の首部に取り付けられる帯金具9とによって構成される。そして、図3に示すように、帯金具9は、後端側に二つの延長端部9aを有し、蓋保持線材8は、帯金具9の二つの延長端部9a及び後述するヒンジカバー10を各々内側から貫通する二つの外向き端部8a(図3参照)を有している。従って、蓋3は、二つの外向き端部8aの軸回りに回動することになる。
斯かるヒンジ手段4が、蓋3の前記開状態(図2参照)を維持する機能を有するように、帯金具9の二つの延長端部9aには合成樹脂製(ポリカーボネート製)のヒンジカバー10が装着される。すなわち、図3に示すように、蓋保持線材8の二つの外向き端部8aにはL字状のアーム部分8bがそれぞれ連なっている。そして、ヒンジカバー10は、二つのアーム部分8bが係合する凹所10aを有し、蓋3が前記開状態になったとき(図2参照)には、図3に二点鎖線で示すように、二つのアーム部分8bが各々凹所10aに係合し、これにより、蓋3の前記開状態が維持されることになる。
従って、蓋3を前記開状態として容器本体6内に収容した液状の食品等を注出筒2から注出するときに、容器本体6を上下逆さにしても、蓋3が自重によって閉まるような不都合は生じないので、本密封容器は良好な注出性能を備えているといえる。
しかも、前記開状態とは、蓋3が注出筒2の先端部2aから離間し所定角度開いた状態をいい、ここでの所定角度とは、図2に示すように、注出筒2を真上に向けた場合に蓋3が注出筒2の直上から退避した状態となる角度であって、具体的には前記閉状態のときを0度としたときに75度〜125度(図示例では約90度)開いた角度である。そのため、蓋3を開状態としたときに、仮に蓋3が少ししか開いていないと注出筒2から容器本体6の内容物を注出する際に蓋3をさらに開く追加操作が必要になるが、本密封容器では、開状態の蓋は注出作業に充分な程度開いているのでそのような追加操作を不要とすることができる。また、蓋3を開状態としたときに、重心が元の位置から大きくは移動せず、本密封容器の転倒の恐れを軽減することができる。以上の点から、本密封容器は使い勝手が非常に優れたものといえる。
そして、本密封容器は、ワンタッチで蓋3が開くワンタッチオープン機能を有し、片手での使用にも好適なものであり、以下、このワンタッチオープン機能について述べる。
まず、係止手段5は、帯金具9の平面視略コ字状となった前端部に対して、軸支部材(本例ではピン)11により回動可能に取り付けられた係止金具12と、この係止金具12を蓋保持線材8の前端側に設けられた平面視コ字状の突出部8cに係止する方向(図1、図2において矢印イで示す方向)に付勢するための付勢部材(略ヘ字状の板ばね)13とを有する。尚、付勢部材13は軸支部材11に跨り、その前端部13aは係止金具12に対して接着等により接合されている。
斯かる係止手段5では、蓋3が前記閉状態にあるときに(図1参照)、係止金具12の下部に設けられた操作部12aを容器本体6側に向けて押すと、係止金具12の上部に設けられたフック部12bが蓋保持線材8の突出部8cから離脱し、これにより、蓋3に対する係止手段5の係止が解除されることになる。そして、このとき、付勢部材13の後端部13bは容器本体6の前面のフラット部6bに当接し、付勢部材13は係止金具12を矢印イ方向に付勢し、フック部12bが突出部8cの先端の曲面部分8dに係止可能な位置に戻し、その位置で停止させるように作用する。そのため、開いた蓋3が再び閉じるときに、蓋保持線材8の突出部8cの先端の曲面部分8dがフック部12bに当接し、曲面部分8dの下方への移動に伴って係止金具12は矢印イ方向と逆方向に少し回動するが、突出部8cがフック部12bを越えてその下方に至ると、付勢部材13の付勢により係止金具12は再び矢印イ方向に少し回動し、自動的にフック部12bが突出部8cに係止する状態となる。
一方、本密封容器では、容器本体6の外方(上方)に突出した注出筒2の先端部2aは、蓋3から離間しているとき(図2参照)には、前記閉状態(図1参照)にあるときの蓋3におけるシール部3aよりも容器本体6の外方(上方)に位置し(図1の破線参照)、かつ、前記開状態(図2参照)から前記閉状態(図1参照)になるときの蓋3に押圧されて容器本体6の内方(下方)に向けて押し込まれる位置にある。
そして、前記閉状態(図1参照)の蓋3に対する係止手段5の係止を解除すると蓋3が回動して前記開状態(図2参照)になるように、容器本体6の外方への注出筒2の突出量と、蓋3による注出筒2の先端部2aの押し込みに伴って弾性変形するダイアフラム部1のばね定数とを設定してある。
すなわち、本密封容器では、図1に示すように、前記閉状態の蓋3に係止手段5が係止している状態では、ダイアフラム部1は注出筒2を介して蓋3によって押圧されて弾性変形し、弾性エネルギーを蓄積した状態にある。そして、係止手段5による蓋3に対する係止が解除されると、前記弾性エネルギーがダイアフラム部1から注出筒2を介して蓋3に伝達されて蓋3が上方(容器本体6の外方)に向かって移動する運動エネルギーに変換され(ダイアフラム部1の弾性復帰に伴って注出筒2の先端部2aが蓋3のシール部3aを押し出し(跳ね上げ))、さらに、この蓋3が上方に向かって移動する運動エネルギーは、ヒンジ手段4によって蓋3が二つの外向き端部8aの軸回りに回動する運動エネルギーに変換され、最終的に、この運動エネルギーによって蓋3は回動して前記開状態(図2参照)になり、該開状態になった蓋3はヒンジ手段4によりその状態で保持されることになる。
斯かる本密封容器では、前記閉状態(図1参照)の蓋3を前記開状態(図2参照)とするときには、係止金具12の操作部12aを押すだけでよく、また、前記開状態(図2参照)の蓋3を前記閉状態(図1参照)とするときには、蓋3を閉めるだけでよく、係止手段5等を操作する必要が無いので、開閉操作をともに片手であっても極簡単に行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態におけるダイアフラム部1は、パッキン7の一部であってシリコーンゴム製からなるが、これに限らず、上述した弾性エネルギーを蓄積可能な他の弾性材等からなっていてもよい。
上記実施の形態では、専らダイアフラム部1が弾性エネルギーを蓄積しているが、これに限らず、例えば、蓋3による注出筒2の先端部2aの押し込みに伴って注出筒2も弾性変形して弾性エネルギーを蓄積するようにし、蓋3に対する係止手段5の係止が解除された際には、ダイアフラム部1及び注出筒2の両方に蓄積された弾性エネルギーが、蓋3を開状態とするための運動エネルギーに変換されるようにしてもよい。
上記実施の形態では、ダイアフラム部1及び注出筒2を有する注出口形成体がパッキン7である例を示したが、この注出口形成体は様々に変形可能であり、例えば、容器本体6に螺合により装着されるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、ヒンジ手段4及び係止手段5を容器本体6に取り付けているが、これに限らず、例えば、ヒンジ手段4及び係止手段5を上記注出口形成体に設けたり取り付けたりするようにしてもよい。このように、注出口形成体にヒンジ手段4及び係止手段5を設けたり取り付けたりすれば、ヒンジ手段4を介して蓋3も注出口形成体に連結されることになり、これらを公知構成の容器本体6に咬合または螺合により装着される一つのキャップ装置として構成することもできる。
上記実施の形態のヒンジ手段4は、蓋3の前記開状態を維持する機能を有するが、そのような機能を有していなくてもよく、また、ヒンジ手段4の代わりに、スナップヒンジ(蓋3が前記閉状態から前記開状態までの中間位置にある場合に、蓋3がその位置から自動的に前記閉状態または前記開状態になるようにするスナップ機能を有するもの)を用いてもよい。さらに、ヒンジ手段4が維持する蓋3の開状態は、75度〜125度開いた状態に限らず、この範囲外の状態(例えば180度程度開いた状態)であってもよく、ヒンジ手段4が、蓋3の開状態を維持する機能を有していなくともよい。
係止手段5には種々の構成を採用可能であるが、例えば特許文献1に記載されたバックルとフックとからなる係止手段は以下の理由から好適ではない。すなわち、斯かる係止手段では、蓋3を開放する際に、まずバックルを引き上げ、その後に蓋保持線材8の突出部8cからフックを外すという、いわばツータッチが必要であり、ワンタッチオープン機能は得られない。その上、ダイアフラム部1に蓄積された弾性エネルギーの少なくとも一部はバックルの引き上げに伴って消費されてしまい、その後にフックを外しても蓋3は自動的には開かず、係止手段による係止を解除すると蓋3が自動で開く機能(自動オープン機能)もが発揮されない恐れがある。そこで、フックを外したときに自動オープン機能を発揮するように、例えば注出筒2をより長くして弾性エネルギーの蓄積量を増大させる(バックルを引き上げた後でもダイアフラム部1が十分な弾性エネルギーを蓄積している状態にする)ことも考えられるが、その場合、蓋保持線材8の突出部8cにフックを掛ける際に蓋3をダイアフラム部1の付勢に抗して押さえなければならず、また、そのように掛けたフックを突出部8cから外す場合には比較的大きな力が必要になるなど、利便性が幾分損なわれる恐れがある。従って、本密封容器の利便性を維持しつつワンタッチオープン機能を確実に発揮させる上では、係止手段5には、一回の係止解除操作で蓋3を完全にフリーな状態とする構成を採用するのが望ましい。
容器本体6はガラス製に限らず、例えば合成樹脂製であってもよい。
容器本体6に収容する内容物は、液状の食品等に限らず、注出筒2から取り出すことができる性状の食品等(例えば、粉状である塩や胡椒、直線状の乾麺)であってもよい。
容器本体6の前面には、付勢部材13の後端部13bを安定性良く当接させるためにフラット部6bを設けてあるが、フラット部6bを設けなくてもよく、例えば、付勢部材13の後端部13bを容器本体6の曲面状の前面に安定性良く当接する形状にしてもよい。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 ダイアフラム部
2 注出筒
2a 先端部
3 蓋
3a シール部
4 ヒンジ手段
5 係止手段
6 容器本体

Claims (5)

  1. 外周にダイアフラム部が連設された注出筒と、前記注出筒の先端部を押圧閉塞する閉状態及び前記注出筒の先端部から離間し所定角度開いた開状態になるように回動可能な蓋と、前記閉状態の前記蓋に係止して該蓋が開くことを妨げる係止手段とを具備し、
    前記閉状態の前記蓋に前記係止手段が係止している状態では、前記ダイアフラム部は前記注出筒を介して前記蓋によって押圧されて弾性変形し、弾性エネルギーを蓄積した状態にあり、前記係止手段による前記蓋に対する係止が解除されると、前記弾性エネルギーが前記蓋に伝達されて該蓋の運動エネルギーに変換され、前記蓋が回動して前記開状態になるように構成してあることを特徴とする密封容器。
  2. 前記蓋の内面には、該蓋が前記閉状態のときに前記注出筒の先端部を密封するシール部が設けられ、
    容器本体の外方へ突出する前記注出筒の先端部は、前記蓋から離間しているときには、前記閉状態にあるときの前記蓋における前記シール部よりも前記容器本体の外方に位置し、かつ、前記開状態から前記閉状態になるときの前記蓋に押圧されて前記容器本体の内方に向けて押し込まれる位置にある請求項1に記載の密封容器。
  3. 前記係止手段は、一回の係止解除操作で前記蓋を完全にフリーな状態とするように構成されている請求項1または2に記載の密封容器。
  4. 前記蓋を回動可能に保持するヒンジ手段を具備し、該ヒンジ手段は、前記蓋の前記開状態を維持する機能を有する請求項1に記載の密封容器。
  5. 前記所定角度は、前記注出筒を真上に向けた場合に前記蓋が前記注出筒の直上から退避した状態となる角度である請求項1に記載の密封容器。
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