JP2014090738A - 収納部を備える什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内の天井照明等の光源が什器の上方周辺になくて太陽電池が受光できない場合であっても、デスクライトや液晶モニタ等の机の天板上の光源を利用して、太陽電池に確実に発電をさせることができる収納部を備える什器を提供すること。
【解決手段】屋内に設置される机70の天板71の下方または横脇に配設され、収納部2を備える什器1において、該什器1に設けられた電気機器に電力を供給する太陽電池3を有しており、該太陽電池3は、前記収納部2の前面部に、前記太陽電池3の受光面が少なくとも前記天板71と平行な位置まで回動自在とする回動手段72を介して設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋内に設置される机の天板の下方または横脇に配設され、収納部を備える什器に関する。
従来、オフィス等の屋内で使用される収納庫や什器等に備えられた電気錠(電気機器)の施錠忘れに対する自動施錠システムなどの電源として、ソーラーパネル(太陽電池)を、オフィス家具(什器)に見映えよく配置したソーラーパネル付き家具がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−230771号公報(第3頁、第1図)
特許文献1に記載されているようなソーラーパネル(太陽電池)付き家具(什器)に関して、オフィス家具の引出し(収納部)に電気錠(電気機器)を設け、この電気錠に供給する電力を引出しに設けたソーラーパネルにより確保したいという利用者側の要望がある。しかしながら、オフィス等の屋内の照明は天井の所定位置に設置されており、該オフィス家具の上方周辺に必ずしも設置されていないので、ソーラーパネル付き家具のソーラーパネルが光を受光できず、電気錠を作動させるために十分な電力がソーラーパネルで発電されないという虞がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、屋内の天井照明等の光源が什器の上方周辺になくて太陽電池が受光できない場合であっても、デスクライトや液晶モニタ等の机の天板上の光源を利用して、太陽電池に確実に発電をさせることができる収納部を備える什器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の収納部を備える什器は、
屋内に設置される机の天板の下方または横脇に配設され、収納部を備える什器において、該什器に設けられた電気機器に電力を供給する太陽電池を有しており、該太陽電池は、前記収納部の前面部に、前記太陽電池の受光面が少なくとも前記天板と平行な位置まで回動自在とする回動手段を介して設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、太陽電池の受光面を机の天板と平行な位置まで回動自在とする回動手段を介して太陽電池が什器に設けられるので、屋内の天井照明が什器の周辺にない場合であっても、回動手段により机の天板と平行な位置まで太陽電池の受光面をむけることで、机の天板上の机上照明としてのデスクライトや液晶モニタ等の机上光を受光させて、太陽電池に確実に発電をさせることができる。
本発明の収納部を備える什器は、
前記回動手段は、前記太陽電池の受光面が前記天板の上方部を向く位置まで回動することを特徴としている。
この特徴によれば、回動手段により太陽電池の受光面が机の天板の上方部に向くように回動させることで、太陽電池の受光面をデスクライトや液晶モニタ等の机上光に向けて、太陽電池に光をより多く受光させることができる。
本発明の収納部を備える什器は、
前記回動手段は、前記太陽電池と前記電気機器とを接続する電気配線を収納する配線収納部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、回動手段に形成された配線収納部に、太陽電池と前記電子機器とを接続する電気配線が収納されるので、回動される太陽電池と引出しの間に、電気配線等を設ける必要がなくなり、太陽電池を備える什器の製造及びメンテナンスが容易になるとともに、太陽電池を回動させて使用している際に電気配線が外部に露出されて切断される等の故障が生じることを防止できる。
(a)は実施例1における収納部を備える什器を示す斜視図であり、(b)は同じく什器に配置された太陽電池の回動態様を示す斜視図である。 電気錠装置を備える引出しの正面図である。 太陽電池の回動態様を示す側面断面図である。 太陽電池の回動軸を示す斜視図である。 (a),(b)は、実施例2における太陽電池の回動態様を示す側面断面図である。 実施例2における太陽電池の回動軸を示す斜視図である。 実施例3における太陽電池の回動態様を示す側面断面図である。 実施例3における太陽電池の回動軸を示す側面断面図である。
本発明に係る収納部を備える什器を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る収納部を備える什器につき、図1から図4を参照して説明する。以下、図3の紙面右側を什器の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、オフィス等に設置される什器である。この什器1は、机70の天板71の下方に配置されて使用されるデスクサイドワゴンであり、上下三段の引出し2(収納部)を備えている。また、これらの引出し2には、利用者が引出し2を開閉するための取手部(図示略)が設けられている。なお、取手部は、ラッチ機構(図示略)と連係されており、ラッチ機構により引出し2が不用意に開放されないようになっているとともに、利用者により取手部が把持されることでラッチ機構が解除されて引出し2が開放可能になるようになっている。また、什器1の底面には、四隅にキャスタ(図示略)が設けられており、利用者が什器1を任意に移動させ、例えば机の下方や横脇等に配置できるようになっている。なお、什器1は、机と一体に形成されていてもよく、机として利用される天板を備えていてもよい。
また、図3に示すように、最上段の引出し2には電気錠装置8が備えられており、この電気錠装置8は、引出し2の施解錠を行う施解錠駆動部6と、施解錠の認証を行う認証装置4(電気機器)と、太陽光や屋内の天井照明、机70上の机上照明としてのデスクライトS等の机上光K1を利用して電力を発電する太陽電池3と、利用者が施解錠駆動部6を操作するための摘み部7とを有している。
施解錠駆動部6は、引出し2の前面板11の裏側に内蔵されており、摘み部7により操作される。また、この施解錠駆動部6は、認証装置4と連動されており、認証装置4により認証が許可された利用者によって解錠を行うことができる。そして、認証装置4により認証が許可されると、施解錠駆動部6の動作部材13が解除方向(右方向)に移動可能になり、利用者の摘み部7の操作によって動作部材13が解除方向に移動されて、動作部材13の先端部が什器1の側板16の受け座(図示略)から脱して、引出し2が開放可能になる。
また、認証装置4は、利用者が暗証番号を入力するためのテンキー9と、認証が許可されたか否かを表示するLED表示灯10と、これらが接続された制御部(図示略)とを備えている。そして、テンキー9とLED表示灯10は、引出し2の前面板11の前面(正面)に設けられている。
また、認証装置4は、太陽電池3から供給される電力により稼働されるようになっている。さらに、認証装置4の制御部(図示略)には、太陽電池3にて発電された電力を蓄えるバッテリ(図示略)が設けられている。なお、認証装置4は、電気回路の作動を行うのみで、物理的な機械の動作を行わないようにされているため、室内灯などの微弱な光を用いて太陽電池3により発電される微量な電力であっても、充分に作動されるようになっている。また、認証装置4は、施解錠駆動部6と連動されており、認証装置4により認証が許可された利用者のみが解錠できるようになっている。
また、図3に示すように、太陽電池3は、引出し2の前面板11に対して左右水平方向に延びた軸回りに180度回動可能なヒンジ部72を介して、引出し2の前面板11に配設されている配置部材73上に配置されている。
さらに、図4に示すように、ヒンジ部72は、長方形の板状に形成された配置部材73の上方の長辺部の左右端に形成された軸受け部74と什器1の引出しの前面板の上部に固定された軸受け部材75と、軸受け部74と軸受け部材75とに支持され中空に形成された棒状のシャフト76により構成されている。そして、軸受け部材75と軸受け部74とにシャフト76がその径方向に摺動可能に挿入されることで、シャフト76の中心軸を本発明の回動軸線として太陽電池3が回動可能になる。
また、引出し2の前面板11に固定された軸受け部材75には、引出し2の内部に貫通する貫通孔77が設けられている。中空状のシャフト76の内部と貫通孔77を介して電気配線78が引出し内部に導かれて認証装置4に接続される。すなわち、シャフト76の中空部分が本発明の太陽電池と電気機器とを接続する電気配線を収納する配線収納部を構成する。
また、ヒンジ部72の下方の前面板11には、側面視で直角三角形をなし、その斜辺が太陽電池3の配置部材73の底面に接触されるように形成された支持部79が設けられている。この支持部79は本発明の支持部を構成しており、太陽電池3の受光面が少なくとも什器1の前上方に向けた状態で支持され、この状態では例えば屋内の天井照明光を採り入れ易くなっている。なお、支持部79は前面板11から突出するように形成された1本または複数の棒状の部材でも、板状に形成された部材で構成されてもよいし、あるいは、太陽電池3の受光面が什器1の前上方に向けた状態で支持されるように、ヒンジ部に回動を所定角度で規制する規制部を設けても構わない。
このように、太陽電池の受光面を机の天板と平行な位置まで回動自在とする回動手段を介して太陽電池3が什器に設けられるので、屋内の天井光K2が什器1の周辺にない場合であっても、ヒンジ部72(回動手段)により机70の天板71と平行な位置まで太陽電池3の受光面を向けることで、机70の天板上のデスクライトや液晶モニタ等の机上光K1を受光させて、太陽電池3に確実に発電をさせることができる。
また、ヒンジ部72(回動手段)により太陽電池3の受光面が机70の天板71の上方部に向くように回動させることで、太陽電池3の受光面を机上照明としてのデスクライトSや液晶モニタ等の机上光K1に向けて、太陽電池3に光をより多く受光させることができる。
また、ヒンジ部72(回動手段)に形成された空間(配線収納部)に、太陽電池3と認証装置4(電気機器)とを接続する電気配線78が収納されるので、回動される太陽電池3と引出しの間に、電気配線等を設ける必要がなくなり、太陽電池3を有する引出し2(収納部)を備える什器1の製造及びメンテナンスが容易になるとともに、太陽電池3を回動させて使用している際に電気配線78が外部に露出されて切断される等の故障が生じることを防止できる。
また、ヒンジ部72(回動手段)により水平に延びる回動軸線を中心にして太陽電池3の受光面を回動させることで、デスクライトや液晶モニタ等が机70の天板71の奥方に置かれている場合であっても、什器1の上後方に太陽電池3の受光面を向けることで、太陽電池に机70の上の机上光K1から発せられる光を、より多く受光させて発電をさせることができる。
また、支持部79によって太陽電池3の受光面が什器1の前上方に向けられた状態で支持されるので、什器1の上方周辺に屋内の天井照明等の光源がある場合には、太陽電池に屋内の天井光K2を効率的に受光させることができる。
さらに、引出し2の前面板11に中空状のヒンジ部72を介して太陽電池3を設けることで、スライド移動される引出し2と什器1の他の部位との間に、太陽電池3から認証装置4に電力を供給する配線等を設ける必要がなくなり、認証装置4を内蔵した引出し2を備える什器1の製造及びメンテナンスが容易になるとともに、太陽電池3の受光面を引出し2の前面板11の前面から回動させて、机70の天板71の上方部さらには什器1の後方に向けて、机70の天板上、特に奥方に設置された照明機器から照射される机上光K1を受光し易くすることができる。
また、屋内の天井や机上に設置された照明機器から照射される光は、深い角度で什器1に向かって入射されるが、回動手段により太陽電池3の受光面を回動可能にすることで、天井光K2や机上光K1の入射方向を太陽電池3の受光面に対して垂直に近づけることができ、天井光K2や机上光K1を用いて太陽電池3が効率的に発電を行うことができる。
なお、窓から室内に太陽光が入射された場合、この入射される太陽光は、屋内の天井に設置された照明機器から照射される天井光K2と比較して、浅い角度で什器1に向かって入射される場合が多く、この太陽光が什器1の前面板11に設けられた太陽電池3の受光面により反射されて什器1の正面側にいる事務員の目線や事務作業を行う机上に入射されて事務作業の邪魔になることがある。しかしながら、本実施例における什器1では、この太陽光が什器1の前面板11に設けられた太陽電池3の受光面により反射されても、太陽電池3の受光面を前面板11から上方または側方の任意の方向に向けられることで、反射された太陽光が、什器1の正面側に着席している事務員の目線や事務作業を行う机上に入射され難くなり、反射された太陽光が、事務員の事務作業の邪魔になることを防ぐことができる。
次に、実施例2に係る什器1の太陽電池3につき、図5および図6を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。以下、図6の紙面右側を什器の正面側(前方側)として説明する。
図5に示すように、本実施例の太陽電池3は、側面視で底面が円弧凸形状を成すスライド移動可能な配置部材80の上面に配設されている。この配置部材80は、正面視で太陽電池3とほぼ等しい大きさの長方形に形成されているとともに、側面視で略90度の円弧凸形状の底面を有している。また、配置部材80の底面には、円弧凸形状の底面の周方向に形成された直線状の係合孔81が平行に2つ形成されている。さらに、配置部材80の内部は空洞になっており、太陽電池3から電気錠装置8の認証装置4に電力を供給するための電気配線78の一部を収納できるようになっている。
また、引出し2の前面板11の上部は、前板面と天板面との交差線を中心にして円弧状に切り欠かれたように凹形状に加工されており、円弧状の湾曲面を有し配置部材80が配置される基台部82が設けられている。引出し2側の基台部82の上面には、配置部材80の係合孔81に対応する位置に、配置部材80の係合孔81に係合され棒状に突出形成された係合棒83が2つ設けられている。この係合棒83は、係合孔81に沿って摺動可能になっており、前板面と天板面との仮想の交差線96を回動軸線として配置部材80が回動される。係合棒83と係合孔81により本発明の回動手段が構成される。
また、2つの係合棒83の一方には、その上面から引出し2の内部にかけて貫通する貫通孔84が設けられている。この貫通孔84を介して配置部材80の太陽電池3から引出し2内部の認証装置4に電力を供給する電気配線78を導くことができるようになっている。
なお、配置部材80の係合孔81と基台部82の係合棒83との接触面に、導電体をそれぞれ配置して、この導電体を端子として、太陽電池3から認証装置4に電力が供給されるように構成してもよい。このようにすることで、配置部材80と基台部82との間の電気配線を省略でき、配置部材80のスライド移動により電気配線が切れて故障を生じることを防止できる。
これにより、太陽電池3が配置された配置部材80を、什器1の前板面と天板面との交差部を水平な回動軸線96として円弧状に什器1の手前側にスライド移動させて、太陽電池3の受光面を什器1の後方に向けて回動できるので、什器1が机70の天板71の下方や横脇に配置使用されて、天井側の照明機器の天井光K2を受光できない場合であっても、机70の上に置かれた机上照明としてのデスクライトSや液晶ディスプレイなどに太陽電池3の受光面を向けて、デスクライトS等を光源として用いて太陽電池3で効率的に発電を行うことができる。
また、配置部材80をスライドさせずに基台部82内に収納した場合には、基台部82により、太陽電池3の受光面が少なくとも什器1の前上方に向けられた状態で支持され、本発明の支持部が構成されるので、什器1の上方周辺に屋内の天井照明等の光源がある場合には、支持部により太陽電池3の受光面を什器1の前上方に向けておくことで、太陽電池3に屋内の天井光K2を効率的に受光させることができる。
次に、実施例3に係る什器1の太陽電池3につき、図7および図8を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。以下、図7の紙面右側を什器の正面側(前方側)として説明する。
図7に示すように、本実施例のヒンジ部85は、什器1の引出し2の前面板11の上部に軸方向に離間して固定された2つの軸受け部材86と、これ等の軸受け部材86,86の間に配置され中空状に形成されるとともに互いに連通した長い長管部87と短い短管部88によりT字状に形成されたT字管89と、配置部材92の上方の長辺の中央部に形成された軸受け孔93と、2つの軸受け部86,86にそれぞれ支持され中空状に形成された棒状の第1シャフト90,90と、T字管89の短管部88と軸受け孔93とに支持される中空状の第2シャフト91とにより構成されている。なお、短管部88および第2シャフト91は、机70の天板71の高さに応じて太陽電池3の受光面の高さを適宜調整できるように、伸縮自在に構成されてもよい。
そして、2つの軸受け部材86,86とT字管89の長管部87の内部に第1シャフト90,90が周方向に摺動可能に挿入されるとともに、軸受け孔93とT字管89の短管部88とに架けて第2シャフト91が周方向に摺動可能に挿入される。これにより、太陽電池3が、第1シャフト90の中心を本発明の水平な回動軸として回動可能になるとともに、第2シャフト91の中心を本発明の第2の回動軸線として回動可能になる。
また、T字管89の短管部88と長管部87の接合部には、これらの内部空間が連通するように連通部94が形成されている。さらに、引出し2の前面板11および前面板11に固定された軸受け部材86には、引出し2の内部に貫通する貫通孔77が設けられている。そして、中空状の第1および第2シャフト90、91の内部と貫通孔77を介して電気配線78が引出し2の内部に導かれて認証装置4に接続される。すなわち、第1および第2シャフト90、91の中空部分が本発明の太陽電池と電気機器とを接続する電気配線を収納する配線収納部を構成する。
また、ヒンジ部85の下方側には、側面視で直角三角形をなし、その斜辺が太陽電池3の配置部材92の底面に接触されるように形成された支持部79が設けられており、この支持部79は本発明の支持部を構成しており、太陽電池3の受光面が少なくとも什器1の前上方に向けた状態で支持される。なお、支持部79は前面板11から突出するように形成された1本または複数の棒状の部材でも、板状に形成された部材で構成されても構わない。
このようにすることで、ヒンジ部85によって、太陽電池3は、引出し2の前面板11に互いに直交する第1、第2回動軸線L1,L2を中心として回動可能に連結される。第1回動軸線L1は、前面板11と平行であり、前面板11の左右方向に延びている。また、第2回動軸線L2は、第1回動軸線L1と直交するように配置されている。なお、第2回動軸線L2は、第1回動軸線L1と交差する方向に延びている限り、第1回動軸線L1から離して配置してもよい。また、第2回動軸線L2は、第1回動軸線L1と所定の角度で交差するようにしてもよい。
これにより、第2の回動軸線を中心にして、太陽電池3の受光面が机の天板の側方にも向けられることで、デスクライトや液晶モニタ等の光源が什器1とは反対側の天板上にある場合であっても、回動手段により光源に対して太陽電池3の受光面を向けて、太陽電池3に机上光K1をより多く受光させて発電をさせることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、引出し2に設けられた認証装置4の電源として太陽電池3を用いているが、太陽電池3にて発電した電力を施解錠駆動部6にも供給して、認証装置4および施解錠駆動部6の双方の電力を太陽電池3の発電で賄うようにしてもよい。
また、前記実施例では、平面状の太陽電池3を用いているが、太陽電池3の受光面が凹状または凸状に湾曲された太陽電池を用いてもよい。このようにすることで、太陽電池3が前面板11から大きく前方に突出されずに、その受光面の面積を拡大することができ、天井光K2や机上光K1を用いて太陽電池が効率的に発電を行うことができる。
また、前記実施例では、太陽電池3の受光面を引出し2の前面板11に対して90度以上回動可能に構成しているが、太陽電池3の受光面を机の天板面と平行になるように回動させる、すなわち、前面板11に対して90度まで回動可能に構成してもよい。これにより、机上の光源から広がる机上光K1を太陽電池3が効率的に受光することができる。
また、前記実施例では、太陽電池3を引出し2の前面板11にヒンジ部72、85を介して固定しているが、太陽電池3が什器1の収納部の前面部に配置される限り、例えば、ヒンジ部を什器1の側面板95などの引出し2の前面板11以外の所定部材に固定するようにしてもよい。
1 什器
2 引出し
3 太陽電池
4 認証装置
6 施解錠駆動部
7 摘み部
8 電気錠装置
9 テンキー
10 LED表示灯
11 前面板
13 動作部材
16 側板
70 机
71 天板
72 ヒンジ部
73 配置部材
74 軸受け部
75 軸受け部材
76 シャフト
77 貫通孔
78 電気配線
79 支持部
80 配置部材
81 係合孔
82 基台部
83 係合棒
84 貫通孔
85 ヒンジ部
86 軸受け部材
87 長管部
88 短管部
89 T字管
90 第1シャフト
91 第2シャフト
92 配置部材
93 軸受け孔
94 連通部
95 側面板
96 回動軸線
S デスクライト
K1 机上光
K2 天井光

Claims (3)

  1. 屋内に設置される机の天板の下方または横脇に配設され、収納部を備える什器において、該什器に設けられた電気機器に電力を供給する太陽電池を有しており、該太陽電池は、前記収納部の前面部に、前記太陽電池の受光面が少なくとも前記天板と平行な位置まで回動自在とする回動手段を介して設けられていることを特徴とする収納部を備える什器。
  2. 前記回動手段は、前記太陽電池の受光面が前記天板の上方部を向く位置まで回動することを特徴とする請求項1に記載の収納部を備える什器。
  3. 前記回動手段は、前記太陽電池と前記電気機器とを接続する電気配線を収納する配線収納部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の収納部を備える什器。
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