JP2014085735A - 入力変換プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポインティングデバイスにて文を効率良く入力するためのIMとしてフリック入力が存在するが、フリック入力は複数の操作の組合せを考慮したもので無く、また文における複数の文字の組合せの出現頻度や規則を考慮したものでも無かったため、文章の入力の効率が悪かった。また、上記の通り、フリック入力においてはキー入力領域と確定入力領域が別になっているため、文章の入力の効率が悪かった。
【解決手段】フリック入力において複数のフリックを組合せて入力を行えるようにし、かつ文における複数の文字の入力を考慮した組合せとし、かつキー入力領域にて確定入力を行えるようにすることで、IMの入力を効率良く行えるようになった。
【選択図】図1

Description

本発明はコンピュータにて入力を文に変換するプログラムに関するものである。
従来、コンピュータなどでは、単数あるいは複数の機器からの単数あるいは複数の一連の入力(以下逐次入力と呼ぶ)を逐次入力とは異なる入力に変換して出力するプログラムが用いられる。特に逐次入力を文に変換するプログラムはFEP、IME、IMなどと呼ばれる(以下IMと呼ぶ)。IMはキーボードやマウス、タッチパッドなどの装置からの逐次入力を文字列や別の入力に変換し、他のプログラムへの入力として出力を行う。例えばキーボードやタッチパッドの逐次入力を文に変換する、キーボードの逐次入力を別のキーの入力に変換する、キーボードの入力をマウスの入力に変換する、マウスの入力をキーボードの入力に変換する、タッチパッドの逐次入力をキーの入力に変換するなどである。
またIMにおいて、ポインティングデバイスによる入力を効率良く行えるように工夫したプログラムが存在する。その一例としてフリック入力プログラム、T−Cubeなどと呼ばれるIMが存在する(以下フリック入力と呼ぶ)。フリック入力とは、ポインティングデバイスにおいて入力開始点とその後の移動方向(あるいは移動経路)の組を出力と対応付け、ポインティングデバイスから入力があった時(例えばタッチパネルのタッチやマウスのクリック、ドラッグ開始など)に、その組に対応する入力を検索し、対応する入力を出力するプログラムである。フリック入力はタップ入力と異なる入力として使われることが多い。タップ入力とは、入力開始点からある規定距離以下の移動で入力を終了する入力である。移動方向の無いフリック入力と言う事もできる。
ポインティングデバイスにおいて入力開始点とその後の移動方向の組は数多く用意することができ、また、入力自体は大抵一動作で入力可能である。よってフリック入力を用いることにより、ユーザーは簡単な操作で多くの入力を行うことができる。フリック入力を使用するIMは、逐次入力として他の入力を使用する場合がある。例えばIMはタップ入力とフリック入力を組合せた逐次入力を処理することがある。
フリック入力と同様の入力としてジェスチャー入力が存在する。ジェスチャー入力は、入力点の移動距離や曲率の変化の組を出力と対応付け、ポインティングデバイスから入力があった時に、その組に対応する入力を検索し、対応する入力を出力するプログラムである。例えば丸や三角、一の字や逆一の字などの図形を入力として使うことができる。また、渦巻きを描き続ける間は連続して出力を行うなど、連続入力にも対応している場合もある。
しかし、IMでフリック入力やジェスチャー入力を使用する場合、複数の入力を連続して組合せて行うことを想定していないため、それらを組合せて入力を効率化することができなかった。また文における複数の文字(及び読み)の組合せの出現頻度や規則を考慮していなかったため、フリック入力やジェスチャー入力の入力は効率良くなかった。
またIMでは、複数の文の中から出力する文を選択するための変換候補一覧を表示することがある。日本語の場合、同じ読みの文であっても漢字や記号などの組合せによって複数の文が変換候補となることがある。このような場合、IMはこの変換候補を一覧として並べて表示し、その変換候補を選択する入力により出力する文を決定する。IMでは、変換候補一覧を作成するための逐次入力(以下キー入力と呼ぶ)と、変換候補一覧から入力を確定するための逐次入力(以下確定入力と呼ぶ)を用いて、キー入力終了後に確定入力にて出力を確定するものが多い。また、日本語だけではなく英語など他の言語においても、一部のキー入力によってキー入力に無い入力を予測し、変換候補を作成する予測入力や短縮入力として用いられることがある。通常、IMにてキー入力から変換候補一覧を作成するのは、仮名漢字変換あるいは辞書変換、予測変換などと呼ばれる処理が使用される。
しかし、フリック入力を使用するIMは、ユーザーの操作を簡単にするために、ポインティングデバイスにおいてキー入力(特にキー入力の入力開始点)を処理するための領域(以下キー入力領域と呼ぶ)と、確定入力を処理するための領域(以下確定入力領域と呼ぶ)をそれぞれ異なる領域にしていた。IMで文を出力するためにはキー入力と確定入力を行う必要があるため、入力において入力点をキー入力領域と確定入力領域に移動させる、あるいはキー入力領域と確定入力領域を切り替える必要があったため、効率が悪かった。
上記の通り、ポインティングデバイスにて文を効率良く入力するためのIMとしてフリック入力が存在するが、フリック入力は複数のフリックの組合せを考慮したもので無く、また文における複数の文字の組合せの出現頻度や規則を考慮していなかったため、効率が悪かった。また、上記の通り、フリック入力においてはキー入力領域と確定入力領域が別になっているため、効率が悪かった。本発明の解決しようとする課題は、IMに用いられるフリック入力の効率を改善することで、コンピュータに効率良く入力できるIMを実現する点にある。
上記の課題を解決するため、本発明では、コンピュータに、キー入力領域内の確定入力領域のタップ入力を確定入力として、確定入力とならないキー入力領域のフリック入力をキー入力として処理する入力判定機能を持つIMを実現させるためのプログラムとした。
また上記の課題を解決するため、本発明では、コンピュータに下記機能を持つIMを実現させるためのプログラムとした。
キー入力領域内の確定入力領域のタップ入力を確定入力として、確定入力とならないキー入力領域のフリック入力をキー入力として処理する入力判定機能。
確定入力で確定する文の全体あるいは文の一部あるいはその文を識別するための識別表示を、タップ入力によりその文を確定する確定入力領域の部分に表示する変換候補表示機能。
なおここでタップ入力を確定入力として処理する方法は、通常IMで変換候補一覧から変換候補を選択する処理が用いられることがある。同様に、フリック入力をキー入力として処理する方法は、通常IMでフリック入力を文字に変換する処理が用いられることがある。しかし、これらの処理に限定されるものではない。
また上記の課題を解決するため、本発明では、コンピュータに下記機能を持つIMを実現させるためのプログラムとした。
フリック入力の移動方向を8方向に離散化し、入力開始点を「あ行」「か行」「さ行」「た行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」「が行」「ざ行」「だ行」「ば行」「ぱ行」「わ行」とし、8方向それぞれに「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」「い段+ゃ」「い段+ゅ」「い段+ょ」として特定される単数あるいは複数の文字をキー入力として処理する入力判定機能。
なおこの場合、対応付けに含まれない文字はそれぞれ個別に対応付けられることがある。例えば「ん」は「わ行」「う段」のフリック入力に、「ー」は「わ行」「い段」のフリック入力に、「っ」は「わ行」「え段」のフリック入力に、「?」は「や行」「い段」のフリック入力に、「!」は「や行」「え段」のフリック入力に、「、」は「わ行」「い段+ゃ」のフリック入力に、「 」(空白)は「わ行」「い段+ゅ」のフリック入力に、「。」は「わ行」「い段+ょ」のフリック入力に、対応付けられることがある。なお、これら文字とフリック入力の対応付けは別の組合せとなることがある。
また上記の課題を解決するため、本発明では、コンピュータに下記機能を持つIMを実現させるためのプログラムとした。
複フリック入力を、入力開始点と最初の移動方向のフリック入力に対応付けられたキー入力と、複フリック入力に対応付けられたキー入力に変換する入力判定機能。
複フリック入力とは、移動方向が複数存在するフリック入力のことを意味する。また複フリック入力の場合、その入力終了点の位置により複フリック入力の種類を区別する場合がある。移動方向が1つしか無い場合、複フリック入力に対応付けられたキー入力が存在しないものとして扱うことがある。また移動方向が1つしか無い場合でも複フリック入力として扱うことがある。また、タップ入力を移動方向の無い複フリック入力として扱うことがある。
複フリック入力は一連の変化する移動方向の組合せと入力開始点、入力終了点により区別する。移動方向があらかじめ定めた基準値以上変化した場合は、その変化点の前後の移動方向を異なる移動方向として扱う。また、あらかじめ定めた範囲の移動方向の変化は同じ移動方向として扱うことがある。例えば移動方向を8方向に離散化し、同じ範囲の移動方向は同じ移動方向として扱うことがある。また、移動方向そのものではなく、移動方向に対応する領域への侵入・離脱を移動方向として扱うことがある。例えば入力開始点を中心とする円を8つの扇形に分割し、それぞれの領域への侵入・離脱を移動方向として扱うことがある。また、移動方向、入力開始点、入力終了点に加えて、移動経路により区別する場合がある。この場合、移動経路の最遠到達点や移動経路の距離により、複フリックの大小や形状を区別する。
複フリック入力処理機において、複フリックに対応付けるキー入力を「ん」「っ」「い」「う」「く」「き」「ー」「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゎ」のいずれかにすることがある。また英文の扱いを効率良くするため、複フリックに対応付けるキー入力を「e」「t」「a」「i」「n」「h」「o」「 」(空白)のいずれかにすることがある。これらの文字は他の文字に続けて使用されることが多いため、このように複フリックの入力として組み合せるのに適している。
複フリック入力の例として次の入力がある。2つの移動方向を組合せた複フリック入力において、2番目の移動方向が最初の移動方向のほぼ反対方向となるものをスクラッチ入力と呼ぶ。スクラッチ入力の入力点の移動経路において、フリックの入力終了点が入力開始点の手前になるスクラッチ入力を短スクラッチ入力、フリックの入力終了点が入力開始点を越えるスクラッチ入力を長スクラッチ入力と呼ぶ。また2つの移動方向を組合せた複フリック入力において、2番目の移動方向が最初の移動方向の右向きになるものを右折フリック入力、2番目の移動方向が最初の移動方向の左向きになるものを左折フリック入力と呼ぶ。また3つ以上の移動方向を組合せた複フリック入力において、2番目以降の移動方向が最初の移動方向の右向きであり入力終了点と入力開始点の距離があらかじめ定めた距離よりも近くとなるものを右曲フリック入力、2番目以降の移動方向が最初の移動方向の左向きであり入力終了点と入力開始点の距離があらかじめ定めた距離よりも近くとなるものを左曲フリック入力と呼ぶ。さらに、右曲フリック入力を最遠到達点の遠近や移動経路の長短により区別することがある。最遠到達点が遠く移動経路も長い右曲フリック入力を右大円フリック入力、最遠到達点が遠いが移動経路は短い右曲フリック入力を右長円フリック入力、最遠到達点が近く移動経路も短い右曲フリック入力を右小円フリック入力、と呼ぶ。同様に、最遠到達点が遠く移動経路も長い左曲フリック入力を左大円フリック入力、最遠到達点が遠いが移動経路は短い左曲フリック入力を左長円フリック入力、最遠到達点が近く移動経路も短い左曲フリック入力を左小円フリック入力、と呼ぶ。また、移動方向が1つの複フリック入力において、移動距離があらかじめ定めた移動距離よりも大きいものを長フリック入力と呼ぶ。
本発明により、フリック入力を用いたIMにおいて、文章の入力の効率性を高めることができる。
図1は本実施形態のプログラムによるインターフェイス表示である。 図2は本実施形態のプログラムによるインターフェイス表示である。 図3は本実施形態のプログラムのブロック図である。
以下に本発明の実施形態の一つについて説明する。図1は本実施形態のプログラムによるインターフェイス表示である。本実施形態では、コンピュータ1000のタッチパネル1001に本プログラムによるキー入力領域1100が識別可能になるよう表示されている。キー入力領域1100は入力開始点を識別する。なお、フリック入力の移動経路はタッチパネル1001全体で識別可能とする。つまり、キー入力領域1100を入力開始点とする入力は、例え移動経路がキー入力領域1100よりも外になったとしても、全て本プログラムの入力として処理される。
キー入力領域1100はさらに縦3列横5行の領域に分割されている。キー入力はこれらの領域のどの部分を入力開始点とするかにより区別される。
最上段の左端から順に
「あ行」「か行」「が行」、
二段目の左端から順に
「ら行」「さ行」「ざ行」、
三段目の左端から順に
「ま行」「た行」「だ行」、
四段目の左端から順に
「は行」「な行」「ば行」、
五段目の左端から順に
「わ行」「や行」「ぱ行」、
として区別されている。
キー入力領域1100には、それぞれの区分された領域毎に、その領域へのタッチ入力により確定する変換候補が表示されている。この表示は変換候補一覧の順番の通りに、「か行」「さ行」「た行」「な行」「や行」の領域に表示される。例えば「こうせいする」というキー入力が行われおり、「更生する」「校正する」「構成する」という順序で並べられた変換候補一覧が作成されている場合、キー入力領域1100の「か行」の位置には「更生する」が、「さ行」の位置には「校正する」が、「た行」の位置には「構成する」が表示される。また、ユーザー設定によりこの表示が「更生…」「校正…」「構成…」のように短縮された形になることがある。
また、変換候補一覧がキー入力領域以外の領域に表示される場合がある。ユーザーの設定により、変換候補一覧1300がキー入力領域1100の上部に表示されることがある。変換候補一覧1300には変換候補が縦に並べて表示されている。また、ユーザーの設定により、変換候補一覧1300のそれぞれの変換候補の頭に「(1)」「(2)」「(3)」のような識別表示がされることがある。この場合、「か行」「さ行」「た行」「な行」「や行」の領域に表示される変換候補は、「(1)」「(2)」「(3)」のように短縮された表示であったり、あるいはまったく表示されないことがある。
また、ユーザーの設定により、キー入力領域1100にタッチすると、フリック用ガイド1200がタッチした位置に表示されることがある。フリック用ガイド1200はフリック入力の入力方向とキー入力の対応付け、タップ入力と変換候補の対応付けを表示する。フリック用ガイド1200は同心の大小2つの円と8つの扇形から構成されており、小さい円の中には変換候補が、扇形には上方向から反時計回りに「い段+ゅ」「い段+ゃ」「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」「い段+ょ」に対応するキー入力が表示されている。例えば上記の状態で「か行」にタッチした場合、フリック用ガイド1200の小さい円には「更正…」が、扇形には上方向から反時計回りに「きゅ」「きゃ」「か」「き」「く」「け」「こ」「きょ」が表示される。図2はこの状態におけるインターフェイス表示である。
図3は本実施形態のプログラムのブロック図である。タッチパネル入力部3100からの入力を入力判定部3200が受け取る。
ユーザーの設定により、入力判定部3200はまず入力開始点に対応したフリック用ガイド表示部3400の表示を行う。
次に入力判定部3200は、タッチパネル入力部3100の入力開始点から入力終了点までの一連の入力を、複フリックを特定するために必要なデータ(以下フリックデータと呼ぶ)に分解する。フリックデータには少なくとも入力開始点、移動方向の列、入力終了点が含まれる。移動方向には、単数の列、及び空の列が含まれる。また、また区別する複フリックの種類により、フリックデータに最遠到達距離、移動距離など、より詳細なデータが含まれる。本プログラムでも、ユーザーの設定により最遠到達距離と移動距離が含まれる。
入力判定部3200は、タッチパネル入力部3100からの入力位置の情報を使用して移動方向を計算する。ある時点の入力位置とその後の一連の入力位置から、その時の移動方向を計算する。この一連の入力位置から移動方向を計算する方法は、一般的な方法を用いる。例えば、ある一定数の一連の入力位置の最初と最後の位置の差分から移動方向を計算する。例えば、ある一定の移動距離となる一連の入力位置の最初と最後の位置の差分から移動方向を計算する。例えば、ある一定数の一連の入力位置に対して移動平均を取り、その移動平均からさらに差分を取って移動方向を計算する。例えば、ある一定数の一連の入力位置に対してベジェ曲線などで平滑化を行い、その平滑化を行った曲線に対して移動方向を計算する。などである。このように、一般的に一連の入力位置からその中の点の移動方向を計算するために使用される計算方法を用いるが、上記の方法に限定されない。また、本実施例では、この移動方向は8方向に離散化される。それぞれに対応する値はフリック用ガイドの扇形に対応する。つまり、移動方向の取り得る値は上方向から反時計回りに「い段+ゅ」「い段+ゃ」「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」「い段+ょ」の8種類である。
また、入力判定部3200は、タッチパネル入力部3100の入力開始点および入力終了点からフリックデータの入力開始点および入力終了点を計算する。この入力開始点および入力終了点はキー入力領域1100の分割された領域ごとに離散化される。つまり、入力開始点および入力終了点の取り得る値は「あ行」「か行」「が行」「ら行」「さ行」「ざ行」「ま行」「た行」「だ行」「は行」「な行」「ば行」「わを」「や行」「ぱ行」「その他」の16種類である。
入力判定部3200は、タッチパネル入力部3100の入力が終了すると、フリックデータに応じた処理を行う。
フリックデータの移動方向の列が空の列の場合、入力判定部3200は一連の入力をタップ入力(移動方向の無い複フリック入力)として扱う。この場合、入力判定部3200は入力を確定する。つまり、入力開始位置に対応する変換候補を出力として出力部3500に出力し、変換候補及びキー入力を空文字列とするために、キー入力記録部3201のキー入力を空にし、、変換候補構成部3202の変換候補一覧を空の列とし、変換候補表示部3300の表示を空文字列にする。ユーザーの設定によりフリック用ガイドが表示されている場合は、フリック用ガイド表示部3400の表示を消去する。
フリックデータの移動方向の列の濃度が1以上の場合、入力判定部3200は一連の入力を複フリック入力として扱う。
最初にフリック入力の処理を行う。入力開始点と最初の移動方向の組に対応するキー入力をキー入力記録部3201に追記する。入力開始点と最初の移動方向の組に対応する文字は、仮名50音表において、入力開始点に対応する行と移動方向に対応する段となる。また、仮名50音表で空欄となるフリック入力については、別の文字を対応付けることがある。具体的には下記の通りとなる。
「あ行」 「あ段」 の場合、「あ」を追記する。
「あ行」 「い段」 の場合、「い」を追記する。
「あ行」 「う段」 の場合、「う」を追記する。
「あ行」 「え段」 の場合、「え」を追記する。
「あ行」 「お段」 の場合、「お」を追記する。
「か行」 「あ段」 の場合、「か」を追記する。
「か行」 「い段」 の場合、「き」を追記する。
「か行」 「う段」 の場合、「く」を追記する。
「か行」 「え段」 の場合、「け」を追記する。
「か行」 「お段」 の場合、「こ」を追記する。
「か行」「い段+ゃ」の場合、「きゃ」を追記する。
「か行」「い段+ゅ」の場合、「きゅ」を追記する。
「か行」「い段+ょ」の場合、「きょ」を追記する。
「が行」 「あ段」 の場合、「が」を追記する。
「が行」 「い段」 の場合、「ぎ」を追記する。
「が行」 「う段」 の場合、「ぐ」を追記する。
「が行」 「え段」 の場合、「げ」を追記する。
「が行」 「お段」 の場合、「ご」を追記する。
「が行」「い段+ゃ」の場合、「ぎゃ」を追記する。
「が行」「い段+ゅ」の場合、「ぎゅ」を追記する。
「が行」「い段+ょ」の場合、「ぎょ」を追記する。
「さ行」 「あ段」 の場合、「さ」を追記する。
「さ行」 「い段」 の場合、「し」を追記する。
「さ行」 「う段」 の場合、「す」を追記する。
「さ行」 「え段」 の場合、「せ」を追記する。
「さ行」 「お段」 の場合、「そ」を追記する。
「さ行」「い段+ゃ」の場合、「しゃ」を追記する。
「さ行」「い段+ゅ」の場合、「しゅ」を追記する。
「さ行」「い段+ょ」の場合、「しょ」を追記する。
「ざ行」 「あ段」 の場合、「ざ」を追記する。
「ざ行」 「い段」 の場合、「じ」を追記する。
「ざ行」 「う段」 の場合、「ず」を追記する。
「ざ行」 「え段」 の場合、「ぜ」を追記する。
「ざ行」 「お段」 の場合、「ぞ」を追記する。
「ざ行」「い段+ゃ」の場合、「じゃ」を追記する。
「ざ行」「い段+ゅ」の場合、「じゅ」を追記する。
「ざ行」「い段+ょ」の場合、「じょ」を追記する。
「た行」 「あ段」 の場合、「た」を追記する。
「た行」 「い段」 の場合、「ち」を追記する。
「た行」 「う段」 の場合、「つ」を追記する。
「た行」 「え段」 の場合、「て」を追記する。
「た行」 「お段」 の場合、「と」を追記する。
「た行」「い段+ゃ」の場合、「ちゃ」を追記する。
「た行」「い段+ゅ」の場合、「ちゅ」を追記する。
「た行」「い段+ょ」の場合、「ちょ」を追記する。
「だ行」 「あ段」 の場合、「だ」を追記する。
「だ行」 「い段」 の場合、「ぢ」を追記する。
「だ行」 「う段」 の場合、「づ」を追記する。
「だ行」 「え段」 の場合、「で」を追記する。
「だ行」 「お段」 の場合、「ど」を追記する。
「だ行」「い段+ゃ」の場合、「ぢゃ」を追記する。
「だ行」「い段+ゅ」の場合、「ぢゅ」を追記する。
「だ行」「い段+ょ」の場合、「ぢょ」を追記する。
「な行」 「あ段」 の場合、「な」を追記する。
「な行」 「い段」 の場合、「に」を追記する。
「な行」 「う段」 の場合、「ぬ」を追記する。
「な行」 「え段」 の場合、「ね」を追記する。
「な行」 「お段」 の場合、「の」を追記する。
「な行」「い段+ゃ」の場合、「にゃ」を追記する。
「な行」「い段+ゅ」の場合、「にゅ」を追記する。
「な行」「い段+ょ」の場合、「にょ」を追記する。
「は行」 「あ段」 の場合、「は」を追記する。
「は行」 「い段」 の場合、「ひ」を追記する。
「は行」 「う段」 の場合、「ふ」を追記する。
「は行」 「え段」 の場合、「へ」を追記する。
「は行」 「お段」 の場合、「ほ」を追記する。
「は行」「い段+ゃ」の場合、「ひゃ」を追記する。
「は行」「い段+ゅ」の場合、「ひゅ」を追記する。
「は行」「い段+ょ」の場合、「ひょ」を追記する。
「ば行」 「あ段」 の場合、「ば」を追記する。
「ば行」 「い段」 の場合、「び」を追記する。
「ば行」 「う段」 の場合、「ぶ」を追記する。
「ば行」 「え段」 の場合、「べ」を追記する。
「ば行」 「お段」 の場合、「ぼ」を追記する。
「ば行」「い段+ゃ」の場合、「びゃ」を追記する。
「ば行」「い段+ゅ」の場合、「びゅ」を追記する。
「ば行」「い段+ょ」の場合、「びょ」を追記する。
「ぱ行」 「あ段」 の場合、「ぱ」を追記する。
「ぱ行」 「い段」 の場合、「ぴ」を追記する。
「ぱ行」 「う段」 の場合、「ぷ」を追記する。
「ぱ行」 「え段」 の場合、「ぺ」を追記する。
「ぱ行」 「お段」 の場合、「ぽ」を追記する。
「ぱ行」「い段+ゃ」の場合、「ぴゃ」を追記する。
「ぱ行」「い段+ゅ」の場合、「ぴゅ」を追記する。
「ぱ行」「い段+ょ」の場合、「ぴょ」を追記する。
「ま行」 「あ段」 の場合、「ま」を追記する。
「ま行」 「い段」 の場合、「み」を追記する。
「ま行」 「う段」 の場合、「む」を追記する。
「ま行」 「え段」 の場合、「め」を追記する。
「ま行」 「お段」 の場合、「も」を追記する。
「ま行」「い段+ゃ」の場合、「みゃ」を追記する。
「ま行」「い段+ゅ」の場合、「みゅ」を追記する。
「ま行」「い段+ょ」の場合、「みょ」を追記する。
「や行」 「あ段」 の場合、「や」を追記する。
「や行」 「い段」 の場合、「?」を追記する。
「や行」 「う段」 の場合、「ゆ」を追記する。
「や行」 「え段」 の場合、「!」を追記する。
「や行」 「お段」 の場合、「よ」を追記する。
「や行」「い段+ゃ」の場合、「ゃ」を追記する。
「や行」「い段+ゅ」の場合、「ゅ」を追記する。
「や行」「い段+ょ」の場合、「ょ」を追記する。
「わ行」 「あ段」 の場合、「わ」を追記する。
「わ行」 「い段」 の場合、「ー」を追記する。
「わ行」 「う段」 の場合、「ん」を追記する。
「わ行」 「え段」 の場合、「っ」を追記する。
「わ行」 「お段」 の場合、「を」を追記する。
「わ行」「い段+ゃ」の場合、「、」を追記する。
「わ行」「い段+ゅ」の場合、「 」(空白)を追記する。
「わ行」「い段+ょ」の場合、「。」を追記する。
次に複フリック入力の処理を行う。入力開始点と入力終了点、移動方向の列の3つ組から対応する複フリック入力を計算し、複フリック入力に対応するキー入力をキー入力記録部3201に追記する。対応する複フリック入力が存在しない場合、キー入力を行わずに終了する。本プログラムでは具体的には下記の通りとなる。
短スクラッチ入力の場合、「ん」を追記する。
長スクラッチ入力の場合、「っ」を追記する。
右折フリック入力の場合、「い」を追記する。
左折フリック入力の場合、「う」を追記する。
右曲フリック入力の場合、「き」を追記する。
左曲フリック入力の場合、「く」を追記する。
長フリック入力の場合、「ー」を追記する。
また、ユーザー設定により、右曲フリック入力と左曲フリック入力に代えて下記の複フリック入力を対応付けることがある。この場合、入力開始点と入力終了点、移動方向の列の3つ組に加えて最遠到達点と移動経路もフリックデータとして扱う。
右大円フリック入力の場合、「ぁ」を追記する。
右長円フリック入力の場合、「ぃ」を追記する。
左大円フリック入力の場合、「ぅ」を追記する。
左長円フリック入力の場合、「ぇ」を追記する。
右小円フリック入力の場合、「ぉ」を追記する。
左小円フリック入力の場合、「ゎ」を追記する。
次にフリック入力の終了処理を行う。まずキー入力記録部3201に記録されたキー入力を用いて、変換候補構成部3202にて変換候補一覧を作成し、その変換候補一覧を用いて変換候補表示部3300の表示を更新する。
本発明のプログラムにより、フリック入力を用いたIMにおいて、高度なフリック操作を行うことができるようになり、かつ文章入力の法則とフリック入力が対応付いているため、文章入力の効率性を高めることが可能となった。
1000 コンピュータ
1001 タッチパネル
1100 キー入力領域
1200 フリック用ガイド
1300 変換候補一覧
3100 タッチパネル入力部
3200 入力判定部
3201 キー入力記録部
3202 変換候補構成部
3300 変換候補表示部
3400 フリック用ガイド表示部
3500 出力部

Claims (7)

  1. コンピュータに、キー入力領域内の確定入力領域のタップ入力を確定入力として、確定入力とならないキー入力領域のフリック入力をキー入力として処理する入力処理機能を持つIMを実現させるためのプログラム。
  2. 請求項1において、入力処理機能に、確定入力で確定する文の全体あるいは文の一部あるいはその文を識別するための識別表示を、タップ入力によりその文を確定する確定入力領域の部分に表示する変換候補表示機能を持つIMを実現させるためのプログラム。
  3. コンピュータに下記機能を持つIMを実現させるためのプログラム。
    フリック入力の移動方向を8方向に離散化し、入力開始点を「あ行」「か行」「さ行」「た行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」「が行」「ざ行」「だ行」「ば行」「ぱ行」「わ行」とし、8方向それぞれに「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」「い段+ゃ」「い段+ゅ」「い段+ょ」として特定される単数あるいは複数の文字をキー入力として処理するフリック入力判定機能。
  4. コンピュータに下記機能を持つIMを実現させるためのプログラム。
    複フリック入力を、入力開始点と最初の移動方向のフリック入力に対応付けられたキー入力と、複フリック入力に対応付けられたキー入力に変換する複フリック入力判定機能。
  5. 請求項4において、複フリック入力をスクラッチ入力、短スクラッチ入力、長スクラッチ入力、右折フリック入力、左折フリック入力、右曲フリック入力、左曲フリック入力、右大円フリック入力、右長円フリック入力、右小円フリック入力、左大円フリック入力、左長円フリック入力、左小円フリック入力、長フリック入力のいずれかとしたプログラム。
  6. 請求項4または5において、複フリック入力処理機において複フリックに対応付けるキー入力を「ん」「っ」「い」「う」「く」「き」「ー」「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゎ」「e」「t」「a」「i」「n」「h」「o」「 」(空白)のいずれかとしたプログラム。
  7. コンピュータに請求項1〜2のいずれか、及び請求項3、及び請求項4〜6のいずれか、に記載の機能を持つIMを実現させるためのプログラム。
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