JP2014085406A - 撮像装置 - Google Patents

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雅史 及川
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Abstract

【課題】対象被写体が異なることによるぼけ状態と、被写界深度が異なることによるぼけ状態とを適切に確認し得る撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、開口絞り12と、撮像光学系11の像面に配置され、複数の焦点検出エリアに対応する位置に焦点検出画素を有する撮像素子13と、複数の焦点検出エリアから所定の焦点検出エリアを選択する選択部17と、選択された焦点検出エリアに対応する焦点検出画素から出力される信号に基づいて焦点調節状態を検出する焦点検出部17と、検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行う制御部17と、撮像素子13の焦点検出画素以外の撮像画素から所定の周期で出力される信号に基づいて、画像を表示装置15に逐次表示させる画像処理部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
ライブビュー表示と呼ばれ、所定の周期で撮像した画像を表示部に逐次表示させる機能が知られている(特許文献1参照)。例えば、ユーザーが絞り値を変更した場合は、変更後の被写界深度をライブビュー表示画像から確認できる。
また、撮像光学系の一対の瞳部分を通過した一対の光束による像のずれ量に基づいて、撮像光学系の焦点調節状態を検出する瞳分割位相差検出方式による自動焦点調節(AF)を行う撮像装置において、撮像光学系に設けられた絞り口径に応じて上記一対の像のずれ量を検出する領域(AFエリア)を制限する撮像装置が知られている(特許文献2参照)。絞り値が所定値を超える場合に、撮像面において撮像光学系の光軸から離れて位置するAFエリアが使用されなくなる。
特許第4750616号公報 特開2012−133151号公報
特許文献1では、ライブビュー表示中は自動焦点調節(AF)を行えないため、被写体がカメラに近づいたり離れたりすると、絞り口径を変えなくても被写体像のぼけ状態が変わってしまうという問題がある。
本発明による撮像装置は、撮像光学系を通過する被写体光束を制限する開口絞りと、撮像光学系の像面に配置され、複数の焦点検出エリアに対応する位置に焦点検出画素を有する撮像素子と、複数の焦点検出エリアから所定の焦点検出エリアを選択する選択部と、選択部で選択された焦点検出エリアに対応する焦点検出画素から出力される信号に基づいて、撮像光学系の焦点調節状態を位相差検出方式により検出する焦点検出部と、焦点検出部で検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行う制御部と、撮像素子の焦点検出画素以外の撮像画素から所定の周期で出力される信号に基づいて、画像を表示装置に逐次表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明による撮像装置では、被写体距離が変化したことによるライブビュー表示中の像ぼけを抑えることができる。
本発明の一実施の形態によるデジタルカメラの構成を例示するブロック図である。 撮像面内に設定されたAFエリアの一例を示す図である。 制限後の採用可能なAFエリアを例示する図である。 制限後の採用可能なAFエリアを例示する図である。 制限後の採用可能なAFエリアを例示する図である。 ライブビューモードにおいてCPUが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。本実施形態のデジタルカメラは、絞り優先モードでライブビュー表示を行わせることにより、ユーザーがライブビュー画像で被写界深度を確認する。ライブビュー表示中は、AF動作を繰り返し行う。
図1は、本発明の一実施の形態によるデジタルカメラ1の構成を例示するブロック図である。図1においてデジタルカメラ1は、撮像光学系11と、絞り12と、撮像素子13と、画像処理部14と、表示部15と、絞り駆動部16と、CPU17と、RAM18と、フラッシュメモリ19と、記録/再生部20と、操作部材21とを備える。
撮像光学系11は、撮像素子13の撮像面に被写体像を結像させる。撮像光学系11は、フォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成される。絞り12は、撮像素子13に入射する被写体光束の量を調節する。絞り12の開口径は、絞り駆動部16によって駆動制御される。絞り駆動部16に対する駆動指示は、後述するコマンドダイヤルからの操作信号に基づいてCPU17が行う。
撮像素子13は、CMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子13は、撮像面上に結像された被写体像を撮像画素で光電変換し、画像信号を出力する。撮像素子13は、CPU17によって設定されたISO感度とシャッター速度により、撮像条件が制御される。
画像処理部14は、撮像素子13から読み出され、図示しないA/D変換部でデジタル信号に変換された画像信号に対して所定の画像処理を行う。画像処理部14はさらに、画像処理後の画像データに基づく再生画像を表示部15に表示させるためのリサイズ処理などを行う。
表示部15は、ライブビュー画像や撮影画像、操作メニュー画面などを表示する。CPU17は、RAM18を作業領域として制御プログラムを実行し、デジタルカメラ1の各部に対する種々の制御を行う。CPU17はさらに、画像信号から被写体の明るさを検出し、検出結果に基づいてAPEX演算により露出値を求め、上記ISO感度や絞り値、シャッター速度を算出する。また、画像データを格納した所定形式の画像ファイルを生成したり、圧縮処理を行ったりする。フラッシュメモリ19は、CPU17が実行するプログラムやデータを格納する。
記録/再生部20は、CPU17からの指示に基づいて画像ファイルを記録媒体30に記録したり、記録媒体30に記録されている画像ファイルを読出したりする。記録媒体30は、例えば、図示しないカードスロットに着脱自在に取り付けられるメモリカードによって構成される。
操作部材21は、電源スイッチ、シャッターボタン、モードダイヤル、およびコマンドダイヤルなどを含み、各操作に応じた操作信号をCPU17へ送出する。モードダイヤルは、ライブビュー画像を表示部15に逐次表示させながら撮影処理を行うライブビューモードと、画像ファイルに基づく再生画像を表示部15に表示させる再生処理モードなどを設定するためのダイヤルである。コマンドダイヤルは、絞り値やシャッター速度を設定するためのダイヤルである。ライブビューモードでは、コマンドダイヤルを用いて設定された絞り値やシャッター速度による画像効果が、ライブビュー画像にも反映され、表示部15に逐次表示される。
<像面位相差検出方式>
撮像素子13は、撮像面の一部に像面位相差検出方式のAF処理のための焦点検出用画素を有する。焦点検出用画素は、撮影画面内にあらかじめ設定されたAFエリア(焦点検出領域)に対応する撮像素子13の撮像面上の位置に配置される。
図2は、撮像面内に設定されたAFエリアの一例を示す図である。図2において、撮像面200の略全域にわたり、35個(水平方向に5個×垂直方向に7個)のAFエリア201が設定されている。本実施形態のCPU17は、35個のAFエリア201のそれぞれで焦点調節状態を検出し得る。そして、35個のAFエリア201のうち所定のAFエリアをフォーカシングレンズの駆動量の算出用に採用する。
採用するAFエリア201を選ぶ方式は、CPU17が自動的に選ぶ(例えば、デジタルカメラ1に最も近い被写体に対応するAFエリアを選ぶ)方式と、操作部材21からの操作信号が示すAFエリアを選ぶ方式とが切替え可能に構成されている。
撮像素子13のAFエリアに対応する位置には、フォーカス検出用の画素(焦点検出用画素と呼ぶ)が形成されている。フォーカス検出用画素は、特開2007−317951号公報に記載されているものと同様のものである。CPU17は、フォーカス検出用画素からの出力信号を用いて位相差検出演算を行うことにより、撮像光学系11による焦点調節状態(具体的にはデフォーカス量)を検出する。この位相差検出演算は、上記特開2007−317951号公報の記載事項と同様であるため、説明を省略する。
<AFエリアの制限>
CPU17は、ライブビュー表示中に行うAF処理において、絞り値に対する複数の所定値が段階的に設けられ、その所定値に応じて焦点調節状態を検出するAFエリア201の使用を以下のように制限する。例えば、絞り値がF5.6より開放側の場合、CPU17は上記35個全てのAFエリア201(図2)を採用可能とし、このうち所定のAFエリアをフォーカシングレンズの駆動量の算出用に採用する。
絞り値がF5.6からF8の場合、CPU17は像高が第1所定値以内となる15個のAFエリア201(図3)を採用可能とし、このうち所定のAFエリアをフォーカシングレンズの駆動量の算出用に採用する。図3によれば、撮像面200の中央寄りの15個(水平方向に3個×垂直方向に5個)のAFエリア201が採用可能に設定される。
絞り値がF8からF16の場合、CPU17は像高が第2所定値(第2所定値<第1所定値)以内となる5個のAFエリア201(図4)を採用可能とし、このうち所定のAFエリアをフォーカシングレンズの駆動量の算出用に採用する。図4によれば、撮像面200の中央寄りの5個(中央と上下左右各1個の計5個)のAFエリア201が採用可能に設定される。
絞り値がF16より絞り込み側である場合、CPU17は像高が第3所定値(第3所定値<第2所定値)以内となる1個のAFエリア201(図5)をフォーカシングレンズの駆動量の算出用に採用する。図5によれば、撮像面200の中央の1個のAFエリア201が採用される。
<フローチャートの説明>
本実施形態のデジタルカメラ1は、ライブビューモードにおいて絞り値が変更された際のAF処理に特徴を有するので、以降の説明はこの点を中心に行う。図6は、ライブビューモードにおいてCPU17が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。CPU17は、電源スイッチがオン操作され、モードダイヤルによってライブビューモードが設定された場合に図6による処理を起動させる。
図6のステップS11において、CPU17はライブビュー画像の表示を開始させてステップS12へ進む。これにより、撮像素子13によって所定のフレームレートで撮像されたライブビュー画像が、表示部15に逐次表示される。
ステップS12において、CPU17は、ライブビュー画像の信号に基づいて測光処理を行い、被写体の明るさを測定してステップS13へ進む。ステップS13において、CPU17は、設定されている絞り値、および上記被写体の明るさ(以後、「輝度情報」とする)を用いてライブビュー用のAPEX演算により露出値を求め、ISO感度およびシャッター速度を制御してステップS14へ進む。
ステップS14において、CPU17は、撮影指示が行われたか否かを判定する。CPU17は、シャッターボタンが全押し操作された場合にステップS14を肯定判定してステップS14Bへ進み、シャッターボタンが全押し操作されない場合には、ステップS14を否定判定してステップS21へ進む。ステップS14Bにおいて、CPU17は、合焦駆動済みか否かを判定する。CPU17は、合焦駆動済みの場合にステップS14Bを肯定判定してステップS15へ進み、合焦駆動済みでない場合にはステップS14Bを否定判定してステップS16へ進む。
ステップS15において、CPU17は、前回の合焦駆動時よりも絞り値が大きいか否かを判定する。 CPU17は、前回の合焦駆動時よりも絞り値が大きい場合にステップS15を肯定判定してステップS16へ進み、前回の合焦駆動時よりも絞り値が小さい場合にステップS15を否定判定してステップS17へ進む。
ステップS16において、CPU17は、上述したように絞り値に応じてAFエリア201を制限してステップS18へ進む。ステップS17において、CPU17は、上述したAFエリア201の制限を解除してステップS18へ進む。
ステップS18において、CPU17は、採用したAFエリア201で検出されたデフォーカス量に基づいて演算したレンズ位置へフォーカシングレンズを駆動させて(合焦駆動)、ステップS19へ進む。ステップS19において、CPU17は、設定されている絞り値、および直近の輝度情報を用いて撮影用のAPEX演算により露出値を求め、ISO感度およびシャッター速度を制御して撮影処理を行い、ステップS20へ進む。
ステップS20において、CPU17は、終了操作が行われたか否かを判定する。CPU17は、例えばライブビューモードが解除され再生処理モードへ切替え操作が行われた場合に、ステップS20を肯定判定して図6による処理を終了する。CPU17は、ライブビューモードが継続される場合には、ステップS20を否定判定してステップS12へ戻る。ステップS12へ戻る場合は上述した処理を繰り返す。
上述したステップS14を否定判定して進むステップS21において、CPU17は、合焦駆動済みか否かを判定する。CPU17は、合焦駆動済み(すなわち、AF処理済み)の場合にステップS21を肯定判定してステップS26へ進み、未だAF処理を行っていない場合はステップS21を否定判定してステップS23へ進む。
ステップS23において、CPU17は、上述したように絞り値に応じてAFエリア201を制限してステップS25へ進む。
ステップS25において、CPU17は、採用したAFエリア201で検出されるデフォーカス量に基づいて演算したレンズ位置へフォーカシングレンズを駆動させて(合焦駆動)、ステップS20へ進む。
上述したステップS21を肯定判定して進むステップS26において、CPU17は、設定されている絞り値が前回の合焦駆動時の絞り値と異なるか否かを判定する。CPU17は、絞り値が異なる場合にステップS26を肯定判定してステップS27へ進み、同じ絞り値である場合には、ステップS26を否定判定してステップS20へ進む。本実施形態のデジタルカメラ1は、AF処理後の絞り値が合焦駆動時と同じ場合は再度のAF処理をしない。
ステップS27において、CPU17は、絞り値が所定値(例えばF5.6)より小さいか否かを判定する。CPU17は、絞り値がF5.6より小さい(F5.6を含む)場合にステップS27を肯定判定してステップS28へ進み、絞り値がF5.6より大きい場合にステップS27を否定判定してステップS20へ進む。本実施形態のデジタルカメラ1は、AF処理後の絞り値が所定値より大きい場合は再度のAF処理をしない。ステップS28において、CPU17は、上述したAFエリア201の制限を解除してステップS25へ進む。本実施形態のデジタルカメラ1は、AF処理後の絞り値が開放側へ変更になった場合にAFエリアの制限を外して再度AF処理を行う。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラ1は、撮像光学系11を通過する被写体光束を制限する開口絞り12と、撮像光学系11の像面に配置され、複数のAFエリア201に対応する位置に焦点検出画素を有する撮像素子13と、複数のAFエリア201から所定のAFエリアを選択するCPU17と、CPU17で選択されたAFエリアに対応する焦点検出画素から出力される信号に基づいて、撮像光学系11の焦点調節状態を位相差検出方式により検出するCPU17と、CPU17で検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行うCPU17と、撮像素子13の焦点検出画素以外の撮像画素から所定の周期で出力される信号に基づいて、画像を表示部15に逐次表示させる画像処理部14と、を備える。これにより、ライブビュー表示時に被写体がカメラに近づいたり、遠ざかったりすることによる像ぼけを抑えられる。
(2)上記(1)のデジタルカメラ1において、CPU17はさらに、開口絞り12の絞り値に応じてCPU17によるAFエリア201の選択範囲を制限するとともに、制限後にCPU17で検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行う。これにより、特許文献2に開示されているような焦点調節状態の検出精度の低下(絞り値が所定値を超える場合に、撮像面において撮像光学系の光軸から離れた位置で検出される一対の光束による像のずれ量の検出精度が低下すること)に起因する影響を避けられる。
(3)上記(2)のデジタルカメラ1において、CPU17はさらに、合焦制御を行った後に開口絞り12が上記絞り値より開放側へ変更された場合、CPU17によるAFエリア201の選択範囲を制限しない状態でCPU17によって検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を再度行う。これにより、AF後の絞りが開放側へ変更された場合はAFエリアの制限を解除して再度AFを行うので、被写界深度が浅くなる状態では、対象被写体にピント合わせをし直して適切に被写界深度を確認し得る。
(4)上記(2)または(3)のデジタルカメラ1において、CPU17はさらに、合焦制御を行った後に開口絞り12が開放側へ変更されない場合、合焦制御を再度行うことを禁止する。これにより、被写界深度が変わらない状態や、被写界深度が深くなる状態では、対象被写体に対するピントを変えずに被写界深度を適切に確認し得る。
(5)上記(2)〜(4)のデジタルカメラ1において、CPU17は、開口絞り12が絞り込まれるほどCPU17による焦点検出エリア201の選択範囲を狭くするように、撮像面200の中央を中心に段階的に選択範囲を狭くする。これにより、絞り12の開口径が小さくなる場合のデフォーカス量の精度低下を抑えることができる。
(変形例1)
上述した合焦駆動(ステップS18、ステップS25)において、デフォーカス量演算に用いる一対の像について像ずれ検出に必要なコントラストが得られない場合や、一対の像に相関を検出できない場合には、演算されるデフォーカス量の信頼度が低くなる。このような場合には、合焦駆動をせずにフォーカシングレンズの位置を維持させてもよい。変形例1のCPU17は、所定のコントラストまたは所定の相関が得られない場合には、フローチャートのステップS18、ステップS25をスキップする。変形例1によれば、無駄なフォーカシングレンズの駆動を避けることができる。
(変形例2)
変形例1に加えて、絞り12が絞り込まれている場合(例えば、絞り値がF11より大きい)には、変形例1におけるコントラストの判定閾値、または相関の判定閾値を下げてもよい。
(変形例3)
像面位相差検出方式によるAF処理に代えて、コントラスト検出方式によるAF処理を行うようにしてもよい。コントラスト検出方式によるAF処理は、フォーカシングレンズを移動しながらライブビュー画像から得られるコントラストの変化を求め、ライブビュー画像のコントラストを最大とするレンズ位置を合焦位置とするものである。変形例3のCPU17は、演算されるデフォーカス量の信頼度が低くなると、像面位相差検出方式によるAF処理に代えて、コントラスト検出方式によるAF処理を行う。そして、絞り12が絞り込まれている場合(例えば、絞り値がF11より大きい)には、CPU17は、コントラスト検出方式によるAF処理でコントラストの最大値を判定する判定閾値を通常時の判定閾値より低くする。
(変形例4)
絞り12が絞り込まれている場合(例えば、絞り値がF11より大きい)であって、かつ絞り12の絞り値が所定時間変更されない場合において、像面位相差検出方式によるAF処理に代えてコントラスト検出方式によるAF処理を行うように構成してもよい。また、絞り12が絞り込まれている場合(例えば、絞り値がF11より大きい)であって、かつ絞り12の絞り値が所定時間変更されない場合で、かつ演算されるデフォーカス量の信頼度が低い場合において、像面位相差検出方式によるAF処理に代えてコントラスト検出方式によるAF処理を行うように構成してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…デジタルカメラ
11…撮像光学系
12…絞り
13…撮像素子
14…画像処理部
15…表示部
16…絞り駆動部
17…CPU
201…AFエリア

Claims (5)

  1. 撮像光学系を通過する被写体光束を制限する開口絞りと、
    前記撮像光学系の像面に配置され、複数の焦点検出エリアに対応する位置に焦点検出画素を有する撮像素子と、
    前記複数の焦点検出エリアから所定の焦点検出エリアを選択する選択部と、
    前記選択部で選択された焦点検出エリアに対応する焦点検出画素から出力される信号に基づいて、前記撮像光学系の焦点調節状態を位相差検出方式により検出する焦点検出部と、
    前記焦点検出部で検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行う制御部と、
    前記撮像素子の前記焦点検出画素以外の撮像画素から所定の周期で出力される信号に基づいて、画像を表示装置に逐次表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記制御部はさらに、前記開口絞りの所定値に応じて前記選択部による前記焦点検出エリアの選択範囲を制限するとともに、前記制限後に前記焦点検出部で検出された焦点調節状態に基づいて合焦制御を行うことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記制御部はさらに、前記合焦制御を行った後に前記開口絞りが前記所定値より開放側へ変更された場合、前記選択部による前記焦点検出エリアの選択範囲を制限しない状態で前記焦点検出部によって検出された焦点調節状態に基づいて前記合焦制御を再度行うことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の撮像装置において、
    前記制御部はさらに、前記合焦制御を行った後に前記開口絞りが前記所定値より開放側へ変更されない場合、前記合焦制御を再度行うことを禁止することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記制御部は、前記開口絞りが絞り込まれるほど前記選択部による前記焦点検出エリアの選択範囲を狭くするように、撮像面の中央を中心に段階的に選択範囲を狭くすることを特徴とする撮像装置。
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