JP2014085339A - 磁界方向検出器 - Google Patents

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    • G01R33/09Magnetoresistive devices

Abstract

【課題】磁界方向検出器の提供。
【解決手段】磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有するかを検出する磁界方向検出器であって、第1の磁気抵抗センサーと、摂動生成器と含み、摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化する、磁界方向検出器。第2の磁気抵抗センサーをさらに含み、摂動生成器に起因して束の見かけの方向が束の見かけの方向が第2の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化し、これにより、第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの相対的抵抗が相互に変化する、磁界方向検出器。
【選択図】なし

Description

本発明は、磁界方向検出器に関する。磁界方向検出器は、磁束が感知方向の一側部または別の側部から来ているかを判別するように動作することができる。このような検出器を2つ協働することで、円のうち磁束の発生元である四分円を決定することができる。一般的に、このような検出器を1つ以上用いることで、磁束の発生元である2つまたは3つの次元セクターを決定することができる。
本明細書中に記載の種類の磁界方向検出器を用いて、磁界方向を二個またはいくつかのセクターのうち1つに分解することができる。このようにすることは、対象物の回転運動を追跡するための磁石を用いた角度位置センサーからの曖昧性を分解する際に極めて有用である。
本発明によれば、磁界方向検出器が提供され、この磁界方向検出器は、磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有しているかを検出する。磁界方向検出器は、
第1の磁気抵抗センサーと、
摂動生成器と、
を含む。
摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化する。
実施形態において磁界方向検出器が提供され、この磁界方向検出器は、磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有しているかを検出する。この磁界方向検出器は、
第1の磁気抵抗センサーと、
第2の磁気抵抗センサーと、
を含む。
摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化し、束の見かけの方向が第2の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化し、これにより、第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの相対的抵抗が相互に変化する。
よって、強い固体センサーを提供することができる。この固体センサーは、直線状の磁束の発生元であるセクター(この場合、半円(または3次元環境内の半球))を特定することができる。
さらに、複数のセンサーを協働して用いて、磁界方向をより厳密に規定されたセクターへと局所化させることができる。本発明の実施形態において、2つの磁界方向検出器を交差構成で設けることにより、磁界方向を分解して、四分円にすることができる。
本発明の第2の局面によれば、磁界方向における方向的不確実性を分解する方法が提供される。この方法は、以下を含む:磁石センサーにおいて磁界に摂動を付与して、第1の磁界方向において、その結果得られた組み合わせに起因して磁界センサーのパラメータの第1の観察可能な変化が発生し、第1の方向と反対方向の第2の磁界方向において、その結果得られた組み合わせに起因して磁界センサーのパラメータの第2の観察可能な変化が発生すること。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有するかを検出する磁界方向検出器であって、
第1の磁気抵抗センサーと、
摂動生成器と、
を含み、
上記摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が上記第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θ1だけ変化する、
磁界方向検出器。
(項目2)
第2の磁気抵抗センサーをさらに含み、上記摂動生成器に起因して束の見かけの方向が束の見かけの方向が第2の磁気抵抗センサーにおいて角度θ2だけ変化し、これにより、第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの相対的抵抗が相互に変化する、上記項目に記載の磁界方向検出器。
(項目3)
上記摂動生成器は導体素子であり、内部を電流が通過すると磁界を生成する、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目4)
上記摂動生成器中の電流流れを抑制するかまたは逆転することが可能である、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目5)
上記導体素子は、上記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーからずらされる、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目6)
上記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーは第1の面に形成され、上記導体素子は、上記第1の面に対して平行な第2の面内に少なくとも部分的に形成される、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目7)
上記導体素子は、上記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーにおいて反対方向の摂動磁界を提供するように、曲折状経路として形成される、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目8)
電子回路をさらに含み、上記電子回路は、上記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの抵抗を比較して、上記磁界が発生した方向を決定する、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目9)
第3の磁気抵抗センサーおよび第4の磁気抵抗センサーをさらに含み、上記摂動生成器に起因して、上記第3のセンサーにおける束の見かけの方向が角度θ3だけ変化し、上記第4のセンサーにおける束の見かけの方向が角度θ4だけ変化する、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目10)
上記第1の磁気抵抗センサーおよび第4の磁気抵抗センサーは、磁界が無い場合、同一の公称抵抗を有し、上記第2の磁気抵抗センサーおよび第3の磁気抵抗センサーは、磁界が無い場合、同一の公称抵抗を有し、上記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーは、第1の基準電圧入力ノードと上記第2の基準電圧入力ノードとの間に直列接続され、上記第4の磁気抵抗センサーおよび第3の磁気抵抗センサーは、上記第1の基準電圧ノードと上記第2の基準電圧ノードとの間で直列接続される、上記項目のいずれか一項に記載の磁界方向検出器。
(項目11)
項目1に記載の第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器を含む四分円検出器であって、上記第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器はそれぞれの検出軸は、相互に実質的に90°で方向付けられる方向軸をもつ、四分円検出器。
(項目12)
上記第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器の摂動生成器は、共有導体によって形成され、上記共有導体は、内部を電流が通過すると、磁界を生成する、上記項目に記載の四分円検出器。
(項目13)
各磁界方向検出器は、ブリッジ回路内に配置された第1の磁気抵抗センサー〜第4の磁気抵抗センサーを含み、上記第1の磁気抵抗器および第2の磁気抵抗器は、1つのリム内に配置され、上記摂動生成器からの反対方向の摂動束を経験する、上記項目のいずれか一項に記載の四分円検出器。
(項目14)
角度方向検出器と共に用いられる、上記項目のいずれか一項に記載の四分円検出器。
(項目15)
磁界方向に関する方向的不確実性を分解する方法であって、上記方法は、磁気抵抗磁石センサーにおいて摂動磁界を生成して、第1の磁界方向において、得られた組み合わせに起因して上記磁界センサーのパラメータの第1の観察可能な変化が発生し、上記第1の方向と反対方向の第2の方向において、結果得られた組み合わせに起因して上記磁界センサーのパラメータの第2の観察可能な変化が発生することを含む、方法。
(項目16)
磁気抵抗器またはその一部内の電流流れの方向を横断する成分を上記磁界が有する場合、上記第1の方向および第2の方向のうち1つに対して、上記磁気抵抗器における上記見かけの磁界が上記電流流れの方向に対してより急激に傾斜するかまたは大きさが増大し、上記第1の方向および第2の方向のうち他方の方向に対して、上記磁気抵抗器における上記見かけの磁界が上記電流流れの方向に対してより緩やかに傾斜するかまたは大きさが低減する、上記項目に記載の方法。
(項目17)
ブリッジ構成内に形成された複数の磁気抵抗器を観察することにより磁界の方向を決定することを含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
実質的に相互に90°である2つのブリッジを提供することと、磁界の方向を円の四分円に分解するように各ブリッジの出力を処理することとを含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(摘要)
磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有するかを検出する磁界方向検出器であって、第1の磁気抵抗センサーと、摂動生成器と含み、摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化する、磁界方向検出器。
本発明の実施形態について、添付図面を参照して、ひとえに非例示的目的のために説明する。
磁界方向検出器の実施形態の模式図である。 図1に示す検出器の等価回路である。 図1の線A−A’に沿った断面である。 示すベクトル図は、方向を測定すべき磁界に対する、各磁気抵抗器における摂動磁界のベクトル付加を示すベクトルの図である。 磁界と、磁気抵抗器内における電流流れ方向との間の方向を測定するための基準フレームを示す図である。 電流流れ方向に対する測定された磁界の方向の関数としての抵抗変動を示すグラフである。 磁界方向検出器のさらなる実施形態の平面図である。 本発明の実施形態を構成する四分円検出器のための摂動生成器として機能する導体の平面図である。 図8の摂動生成器の平面図であり、磁気抵抗器の位置と、図式的に重畳された相互接続とを示す。 図9の磁気抵抗器における磁界の摂動方向を示す模式図である。 各四分円について、2つの方向検出器の出力から磁界が発生する図である。 さらなる実施形態の断面図であり、磁束摂動の相対的方向を示す。 磁石角度方向検出器内の磁気抵抗センサーにおける方向的不確実性を示す図である。 異方性磁気抵抗ブリッジ磁石角度センサーの模式図である。 2ブリッジ磁石角度位置センサーの模式図である。 2ブリッジ磁石角度位置センサーの各ブリッジ上における出力電圧対角度を示すグラフである。 信号処理実行後の限られた角度範囲に対する2ブリッジ磁石角度センサーの単調出力を示すグラフである。 摂動生成器のさらなる構成の模式的平面図である。 単一の磁気抵抗器を用いた磁界方向検出器の実施形態の回路図である。
図1は、磁界方向検出器の第1の実施形態の平面図である。磁界方向検出器10は、第1の磁気抵抗器〜第4の磁気抵抗器12、14、16および18を含む。第1の磁気抵抗器〜第4の磁気抵抗器12、14、16および18は、抵抗R1〜R4をそれぞれ有する。第1の磁気抵抗器12および第2の磁気抵抗器14は、第1の基準ノード20と第2の基準ノード22との間に直列接続される。便宜上、第1の基準ノード20は、使用時において第1の基準電圧Vref+を受信するように接続され得、第2の基準ノードは第2の基準Vref−を受信し得る。これらの電圧は、有利なことに、安定した電圧基準によって得ることが可能である。基準電圧Vref+およびVref−が良好に制御された状況下においては、方向検出器は、第1の磁気抵抗器12および第2の磁気抵抗器14のうち1つだけを持てばよい。しかし、電圧変動および検出器温度ドリフトに対する電磁波耐性を高くするためおよび感度向上のためには、第3の抵抗16および第4の抵抗18を提供して、図2に示すようになブリッジ構成を形成すると有利である。
図2を参照して、第1の磁気抵抗器12の第1の端部を第1の基準ノード20へ接続し、第2の端部を第1の出力ノード30および第2の磁気抵抗器14の第1の端部へ接続することにより、ブリッジが形成される。第2の磁気抵抗器14の第2の端部を、第2の電圧基準ノード22へと接続する。
同様に、第4の抵抗18の第1の端部を第1の基準ノード20へ接続する。第4の抵抗の第2の端部を、第2の出力ノード32と、第3の磁気抵抗器16の第1の端部とへ接続する。第3の磁気抵抗器16の第2の端部を、第2の基準ノード22へ接続する。
使用時において、第1の出力ノードおよび第2の出力ノードにおける出力電圧を相互に比較することで、第1の方向(矢印40(図1)で示す)または第1の方向40と反対方向の第2の方向42にある成分を磁界が有するかを決定することができる。よって、センサーは、検出軸44に対する磁界方向に応答し、検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を磁界が有するかを決定する機能を行う。この比較は、比較器34によって行われ得る。
第1の磁気抵抗器12〜第4の磁気抵抗器18は、第2の面からオフセットした第1の面内に配置される。第2の面は、磁気抵抗器における磁界へ摂動付与する摂動生成器を搬送する。摂動生成器は、永久磁場を生成するために磁化材料であり得る。しかし、集積回路の文脈においては、導体中に流れている電流を摂動生成に用いるとより便利である場合が多い。この場合、摂動の大きさおよび方向を駆動回路によって変更できるため、有利である。このようにすると、磁界方向検出器の感度を決定する場合または信号処理を向上させるステップを行う場合(例えば、出力端子30および32へ接続された増幅器または比較器中において発生しているオフセットを測定および/または補償するオートゼロイング機能を行う場合)において有用である。
図3は、図1の線A−A’に沿った断面図であり、記第1の磁気抵抗器12および第2の磁気抵抗器14と、導体素子によって形成された摂動生成器50とを含む。導体素子は、基板(例えば、シリコン基板52)または絶縁体層(例えば、シリコン基板上のポリアミド)上に形成される。導体素子そのものは、絶縁体54(例えば、ポリアミド)によって包囲される、かまたは絶縁体54(例えば、ポリアミド)中に埋設される。磁界方向検出器の製造時において、絶縁体54は、平面56を形成するように平坦化される。平面56上に、磁気抵抗器12および14が被覆される。その後、これらの抵抗を保護層58中に封入することで、環境的ダメージから抵抗を保護する。
これらのステップは、デバイス製造分野の当業者にとって公知であるため、ここでは詳述を控える。図3に示すように配置された磁気抵抗器は、摂動生成器50の導体中に流れる電流に起因して発生する磁束を受けることが理解される。
図1に戻って、摂動生成器50は折り畳み経路を有し、これにより、第1の磁気抵抗器12の下側に流れている電流が第1の方向(例えば、図1に示すように上方に延びて、図3のページの面内へと延びるもの)を有する場合、第2の磁気抵抗器14の下側に流れている電流は、反対方向(図1のページを下方に延び、図3の面から出て行くもの)に流れることが理解される。よって、摂動生成器50が電流を搬送している場合、磁界への異なる摂動付与が第1の磁気抵抗器12および第2の磁気抵抗器14において発生する。
全く同一の効果が、第3の抵抗16および第4の抵抗18においても発生する。
図4は、ベクトル「H」によって示す強度および方向を有する外的磁界への摂動ベクトル付加の模式図である。各磁気抵抗器における摂動を、ベクトルHによって示す。各場合において、図示のHpの大きさは、各磁気抵抗器におけるものと同じであるが、第1の磁気抵抗器および第3の磁気抵抗器の方向は、第2のおよび第4の磁気抵抗器の方向と反対方向である。
各抵抗12、14、16および18について、得られたベクトル合計を「M」で示し、第1の抵抗12の得られた界M1の方向が、第1の角度θだけ変化したことが理解される。第1の角度θは、第2の磁気抵抗器14の第2の角度θだけ変化した得られた界Mと異なる。また、明確に図示していないものの、ベクトル合計M1およびM2の大きさも異なり得る。
磁界方向および強度の変化は、第1の〜第4の磁気抵抗器(12、14、16および18)の抵抗R1〜R4に影響を与え、各ベクトル合計は、Hに対して各角度θ〜θだけ回転される。
図5に示す基準フレームは、細長かつ直線状の磁気抵抗器60中の電流流れ方向と、周囲磁界Hから発生した磁気抵抗器磁化ベクトルMとの間の角度φを規定する。図6に示すグラフは、磁気抵抗器のバルク抵抗ρがφと共に変化する様子を示す。磁界Hが充分に大きい場合、磁化ベクトルMはHと整列することが当業者に公知である。これは、角度界センサーにおいて用いられる動作モードである。
特筆すべき特徴として、ρ(rho)は±90°において最小となり、その応答は±90°周囲において対称となる点がある。この効果を用いれば、後述するように反対方向の電流流れ方向を有する磁気抵抗要素から磁気抵抗センサーを形成することにより、磁気抵抗器の有効長さを増加させ、よって感度を増加させることが可能になる。
図4および図6の比較から、第1の磁気抵抗器12の抵抗R1は、第2の磁気抵抗器14の抵抗R2と異なる範囲で変化することが明らかである。図4に示す例において、、磁界が全く無い場合はR1=R2が仮定されると、M2はM1よりも高い角度ρ(rho)にあるため、R2<R1となる。同様に、R4<R3である。よって、これらの抵抗が図2に示すようなブリッジ構成にある場合において、磁界が第1の方向40にある成分を有する場合はVout2>Vout1である一方、磁界が第2の方向42にある成分を有する場合、Vout2<Vout1である。
「幅」に比べて「長さ」が大きい抵抗を用いることにより、磁気抵抗応答の強度を増加することができる。これは、磁気抵抗器を形成する材料中に曲折または蛇行パターンを形成するかまたは磁気抵抗材料のいくつかの直列接続ストリップまたは要素からなる各磁気抵抗器を形成することにより、達成することができる。これらの磁気抵抗材料製ストリップまたは要素は、相互に平行に堆積され得る。
図7は、磁界方向検出器を簡潔に示す。この磁界方向検出器において、各磁気抵抗器は、複数の相互接続された磁気抵抗要素を含む。図7を図1と比較すると、第1の磁気抵抗器12は、2つの磁気抵抗要素12−1および12−2を含む。これら2つの磁気抵抗要素12−1および12−2は、金属連結部71によって接続される。金属連結部71は、磁気抵抗材料上に形成してもよいし、あるいは、摂動生成器50の導体および磁気抵抗要素の間の層中に形成してもよいし、あるいは、磁気抵抗材料の一部としてもよい。
その他の磁気抵抗器は、磁気抵抗要素14-1、14-2;16-1、16-2;18−1および18−2によって同様に形成される。
要素12-1中の電流流れと比較した場合、磁気抵抗要素12-2内の電流流れは反対方向に流れているが、90°方向周囲における抵抗特性が対称になっているため、これら2つの要素の応答は同一である。各磁気抵抗器12、14、16および18は、複数の磁気抵抗要素から構成され得る(例えば、2、3、4、5個等の磁気抵抗要素)。抵抗およびよって抵抗変化は、抵抗要素の数と共に変化する。
抵抗要素を直線状要素として図示しているが、これは直線状構成が最も簡単な構成でありまた最も一般的な構成であると考えられるからであり、本発明はこれに限定されない。方向検出器の空間的存在に対して外的磁界が実質的に直線状であることが考えられる場合でも、両者を形成する磁気抵抗器および磁気抵抗要素は、他のジオメトリ(例えば、弓形またはジグザグ)をとり得る。これにより、他の成分を含むダイ上への磁界方向検出器のパッキングが向上し得る。
以下に説明するように、2つの磁界方向検出器を用いて、四分円検出器を形成することができる。
図8は、共有摂動生成器の経路を示す。共有摂動生成器は、単一の導体50を含む。単一の導体50は、磁石摂動を第1の方向検出器100および第2の方向検出器104内に発生させる。第1の方向検出器100は、検出軸を矢印102の方向に沿って有し、第2の方向検出器104は、検出軸を矢印106の方向に沿って有する。よって、界摂動の大きさおよび方向を、双方の磁界方向検出器内において同時に制御することができる。図9は図8と類似の図であるが、各方向検出器100および104中の第1〜第4の磁気抵抗器の位置を模式的に示す(磁気抵抗器は、図7について述べたような複数の磁気抵抗要素から構成され得る)。
比較器(図示せず)は、第1の方向検出器100の第1の出力および第2の出力へ接続されて、V11をV12と比較し得る。同様に、第2のブリッジ104の出力へ接続された比較器は、V21をV22と比較し得る。
図10は、摂動生成器50の導体が図示のように励起され、図9の磁気抵抗器の下側に埋設された場合における、磁界を摂動する方向を示す。
磁界が図11に示すx−y面において左から右へとまたは右から左へと移動するため、V11およびV12ならびにV21およびV22の相対的大きさをマッピングすることが可能となる。検出軸102および106は、図10に示す方向に対応するように図示されている。
よって、磁界が右から左へと移動する場合、摂動による影響はV11>V12となる。
第2の方向検出器は、図11に示す座標系内において磁界が上方または下方に移動しているかを確認する。磁界が上方に移動している場合、V21>V22である。
11>V12=1、V11<V12=0;V21>V22=1およびV21<V22=0となるように比較器が配置構成されている場合、図11にも示すように、磁界方向を2ビットワードとして表すことができる。
よって、本例において、0°から90°の方向の発生元から発生する磁界は、1、1によって表される。例えば、90°〜180°の方向において、磁界は1、0によって表される。V11およびV12への入力接続ならびにV21およびV22への入力接続を変更することおよび/または摂動生成器50中に流れている電流の極性(図8、9および10)を逆転することにより、比較器出力の符号を変更することができる。
45°だけオフセットしている2つの四分円検出器を用いて、円のうち1/8を構成しているセクター内の磁界の方向を決定することができることが明らかである。改変例として、磁気抵抗器が形成される面に対して垂直な磁界方向に対して検出器が感度を持つようにしてもよい。このような配置構成を図12に模式的に示す。
図12に示すように、導体150は、基板152上に形成され、絶縁体154内に埋設される。(図1の磁気抵抗器12および14に対応する)第1の磁気抵抗器160および第2の磁気抵抗器162は、層154上に形成され、導体150のいずれかの側部から横方向にずれて配置される。
導体150中の電流流れからの磁束156の線(図12の面内への従来の電流流れ方向)が図示される。摂動界は、磁気抵抗器160において上方成分を有し、磁気抵抗器162において下方成分を有する。これにより、磁気抵抗器を搬送する集積回路の面に対して垂直な方向における感知が可能となる。このような配置構成は、材料がZ方向において肉薄である場合に発生する磁気抵抗器中の形状異方性と競合する必要があり得る。このような異方性に起因して、本実施形態の感度は、強い磁界の存在を必要としかつ/または磁気抵抗器をZ方向においてさらに肉厚に形成するように限定され得る。
四分円検出器を用いて、異方性磁気抵抗を用いた磁石角度方向検出器からの出力を増加させることができる。このようなセンサーは、磁気抵抗器を形成する磁気抵抗材料ストリップから構成してもよいが、摂動生成器は持たない。回転検出器としてのAMR要素の限界(例えば、シャフトの角度回転を測定するために棒磁石をシャフト上に配置した場合)を理解するために、図13を考える。図13は、図6のデータを示すが、同一の抵抗率およびよって同一の抵抗を提供する磁気抵抗器の長手方向軸に対して4つの磁界方向Mがあることを例示する。
図14中に模式的に示す種類のブリッジアレイ内に磁気抵抗器を配置した場合、このような角度曖昧性は変化しないままである。磁気抵抗要素は、4つのブロック内において相互に平行に配置されて、抵抗ブリッジを形成する。よって、領域180内に含まれる7つの磁気抵抗要素により、単一の磁気抵抗器が形成される。領域182、184および186により、他の磁気抵抗器が形成され、これら他の磁気抵抗器は、ブリッジ構成内に配置され、これにより、磁気抵抗器180および186が協働してブリッジのリムを形成し、磁気抵抗器182および184が協働して、ブリッジのその他のリムを形成する。
公知の角度位置センサーにおいて、図15に示すように2つの磁気抵抗ブリッジ構成190および192を形成することが公知であり、1つのブリッジを他方のブリッジに対して45°だけ回転させる。各ブリッジについて、出力信号Vout=Vout−a-Vout−bを形成することができる。図16中、第1のブリッジ190および第2のブリッジ192における応答をVout_bridge1およびVout_bridge2としてそれぞれ示す。
これらのブリッジからの出力を組み合わせて、以下のようにすることができる。
Figure 2014085339
出力を図17に示す。この出力は、−90°<X<90°の範囲おいて単調である。Xは、第1のセンサー190の感知軸に対する磁界方向を示す。よって、例えば−45°〜+135°においても曖昧性が存在する。しかし、本明細書中に記載のような四分円検出器を設けることにより、角度不確実性を分解することができ、明確な出力が得られる。
上述したように、四分円検出器の要素または四分円検出器を形成する個々の方向検出器は、直線状または線要素にしなくてもよい。同様に、検出器の個々の抵抗を隣接して配置する必要もないが、配置密度を高めるために基板上に分配してもよい。同様に、磁気摂動の形成に用いられる導体は、上記した経路を追随する必要は無く、例えば螺旋状経路として形成してもよい。
図18に示す改変例の磁界検出器において、磁気抵抗器はそれぞれ、摂動生成器の各部分上に形成された複数の磁気抵抗要素から形成される。図18を図1と比較すると、図1の第1の抵抗12は、4つの磁気抵抗要素200.1〜200.4から構成される。磁気抵抗要素200.1〜200.4を相互に傾斜させることにより、ジグザグパターンをジグザグ摂動生成器上に形成する。その他の磁気抵抗器も、同様に形成される。
摂動導体は、永久に励起する必要は無い。角度位置センサーは、角度位置の推定値を保持することが可能である必要があり、これにより、四分円検出器を充電するのに充分であるか、または、初期化および/または反復的確認目的のために方向検出器のみで充分となる。
図19に示すさらなる実施形態の例において、磁気抵抗器数は単一の抵抗210まで低減されている。単一の抵抗210は、摂動生成器50に隣接して配置される。摂動生成器50は、制御可能な電流シンク214(または電流源)によって選択的に通電され得る。磁気抵抗器中の電流を図示のような電流シンク220によってまたは電流源によって制御することも可能である。抵抗210の感知または検出方向を横断する成分を有する磁界が存在する場合、摂動生成器を通電すると、抵抗210の抵抗は、磁界方向に応じて低減または増加する。その結果、ノード222における電圧が変化する。この変化が監視可能である場合、磁界方向を推定することができる。図19は、ノード222における電圧の変化を監視することが可能な回路を示す。コンデンサ224は、第1の端子を有する。第1の端子は、オペアンプ226の非反転入力へ接続される。コンデンサの第2の端子は、ローカル接地または電源レール228へ接続される。電気的に制御されたスイッチ230(例えば、FETによって形成されたもの)は、コンデンサ224の第1の端子をノード222へと接続するように設けられる。増幅器226の反転入力は、抵抗によってノード222へ接続され、抵抗234によって増幅器226の出力へも接続される。これらの抵抗は、増幅器226の利得を規定する機能を果たす。
スイッチ230が閉鎖されると、コンデンサは、ノード222の電圧へ給電し得る。このとき、摂動生成器50中に電流が流れないように、電流シンク214を通電解除することができる。磁界方向を確認することが望まれる場合、ノード222にある電圧をコンデンサ224上で保持するように、スイッチ230を開く。その後、摂動生成器を通電すると、抵抗210の抵抗が変化し、よってノード222にある電圧も変化する。この新規電圧は反転入力へと提供されて、増幅器226によって直前の値と比較され、増幅器出力の符号は、磁界方向を示す。増幅器226の代わりに比較器および抵抗232および234を用いてもよく、増幅器226の代わりに、ノード222へ直接接続された比較器の反転入力を用いてもよい。
方向検出器は、角度位置センサーを含む集積回路内への集積に適しており、状況によっては、同一のAMRブリッジを用いて、角度方向検出器および方向検出器(すなわち、本発明の半球または四分円検出器)の一部を形成することができる。
記載の特許請求の範囲は、USPTOへの提出に適した単一依存性形式で記載されている。しかし、請求項の追加料金無しに多項従属請求項を記載することが可能な他の法域においては、各請求項は、同一または類似の種類の請求項の任意の先行請求項(ただし、技術的に明確に実行不可能なものを除く)に依存し得ることが理解される。

Claims (18)

  1. 磁束が検出軸の第1の側部または第2の側部からの界の成分を有するかを検出する磁界方向検出器であって、
    第1の磁気抵抗センサーと、
    摂動生成器と、
    を含み、
    前記摂動生成器に起因して外的磁界へ摂動が付与され、その結果、束の見かけの方向が前記第1の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化する、
    磁界方向検出器。
  2. 第2の磁気抵抗センサーをさらに含み、前記摂動生成器に起因して束の見かけの方向が束の見かけの方向が第2の磁気抵抗センサーにおいて角度θだけ変化し、これにより、第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの相対的抵抗が相互に変化する、請求項1に記載の磁界方向検出器。
  3. 前記摂動生成器は導体素子であり、内部を電流が通過すると磁界を生成する、請求項1に記載の磁界方向検出器。
  4. 前記摂動生成器中の電流流れを抑制するかまたは逆転することが可能である、請求項3に記載の磁界方向検出器。
  5. 前記導体素子は、前記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーからずらされる、請求項4に記載の磁界方向検出器。
  6. 前記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーは第1の面に形成され、前記導体素子は、前記第1の面に対して平行な第2の面内に少なくとも部分的に形成される、請求項3に記載の磁界方向検出器。
  7. 前記導体素子は、前記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーにおいて反対方向の摂動磁界を提供するように、曲折状経路として形成される、請求項3に記載の磁界方向検出器。
  8. 電子回路をさらに含み、前記電子回路は、前記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーの抵抗を比較して、前記磁界が発生した方向を決定する、請求項2に記載の磁界方向検出器。
  9. 第3の磁気抵抗センサーおよび第4の磁気抵抗センサーをさらに含み、前記摂動生成器に起因して、前記第3のセンサーにおける束の見かけの方向が角度θだけ変化し、前記第4のセンサーにおける束の見かけの方向が角度θだけ変化する、請求項2に記載の磁界方向検出器。
  10. 前記第1の磁気抵抗センサーおよび第4の磁気抵抗センサーは、磁界が無い場合、同一の公称抵抗を有し、前記第2の磁気抵抗センサーおよび第3の磁気抵抗センサーは、磁界が無い場合、同一の公称抵抗を有し、前記第1の磁気抵抗センサーおよび第2の磁気抵抗センサーは、第1の基準電圧入力ノードと前記第2の基準電圧入力ノードとの間に直列接続され、前記第4の磁気抵抗センサーおよび第3の磁気抵抗センサーは、前記第1の基準電圧ノードと前記第2の基準電圧ノードとの間で直列接続される、請求項9に記載の磁界方向検出器。
  11. 請求項1に記載の第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器を含む四分円検出器であって、前記第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器はそれぞれの検出軸は、相互に実質的に90°で方向付けられる方向軸をもつ、四分円検出器。
  12. 前記第1の磁界方向検出器および第2の磁界方向検出器の摂動生成器は、共有導体によって形成され、前記共有導体は、内部を電流が通過すると、磁界を生成する、請求項11に記載の四分円検出器。
  13. 各磁界方向検出器は、ブリッジ回路内に配置された第1の磁気抵抗センサー〜第4の磁気抵抗センサーを含み、前記第1の磁気抵抗器および第2の磁気抵抗器は、1つのリム内に配置され、前記摂動生成器からの反対方向の摂動束を経験する、請求項11に記載の四分円検出器。
  14. 角度方向検出器と共に用いられる、請求項11に記載の四分円検出器。
  15. 磁界方向に関する方向的不確実性を分解する方法であって、前記方法は、磁気抵抗磁石センサーにおいて摂動磁界を生成して、第1の磁界方向において、得られた組み合わせに起因して前記磁界センサーのパラメータの第1の観察可能な変化が発生し、前記第1の方向と反対方向の第2の方向において、結果得られた組み合わせに起因して前記磁界センサーのパラメータの第2の観察可能な変化が発生することを含む、方法。
  16. 磁気抵抗器またはその一部内の電流流れの方向を横断する成分を前記磁界が有する場合、前記第1の方向および第2の方向のうち1つに対して、前記磁気抵抗器における前記見かけの磁界が前記電流流れの方向に対してより急激に傾斜するかまたは大きさが増大し、前記第1の方向および第2の方向のうち他方の方向に対して、前記磁気抵抗器における前記見かけの磁界が前記電流流れの方向に対してより緩やかに傾斜するかまたは大きさが低減する、請求項15に記載の方法。
  17. ブリッジ構成内に形成された複数の磁気抵抗器を観察することにより磁界の方向を決定することを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 実質的に相互に90°である2つのブリッジを提供することと、磁界の方向を円の四分円に分解するように各ブリッジの出力を処理することとを含む、請求項15に記載の方法。
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