JP2014083901A - 無線列車制御システムの地上装置および無線列車制御システム - Google Patents

無線列車制御システムの地上装置および無線列車制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信によって車上装置が自列車の位置情報を地上装置へ送信する列車制御システムにおいて、列車の在線検知を確実且つ安全に行えるようにする。
【解決手段】無線列車制御システムでは、車上装置から受信した車上位置信号をもとに、地上装置30において位置検知区間Sを単位とした在線検知を行う。地上装置30が有する閉そく論理回路部200では、位置記憶リレーによって、車上装置からの車上位置信号が受信されなくなった場合にも、直前の在線検知結果を保持し続けるとともに、また、検知対象の位置検知区間Sを含む軌道回路検知区間の軌道リレー1TRによって、検知対象の位置検知区間Sの非在線を速やかに検知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線列車制御システムの地上装置に関する。
従来、列車の在線検知は軌道回路によって実施されていた。軌道回路によれば、在線及び非在線の両方を検知できるが、その設置や保守に手間や費用がかかるという問題があった。一方、近年では、軌道回路を不要とし、車上装置で計測した列車の位置情報を地上装置に無線通信することで地上側で列車位置を検知し、列車を制御するCBTC(Communication Based Train Control)システムの開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−116212号公報
しかしながら、CBTCシステムにおける列車位置検知そのものは、原理的に軌道回路方式に比較して信頼性が低くなり得るという問題があった。すなわち、CBTCシステムは、車上装置において正確な列車位置が検知されているとともに、列車位置が確実に地上側に伝達されていることが前提のいわゆる開電路方式(Normal Open)のシステムである。このため、例えば車上装置の故障等によって無線通信が途絶えた場合には在線検知ができず、また、無線通信装置を搭載していない保守車両等の在線検知ができない。特に問題であるのは、軌道回路では可能であった“非在線”の検知ができないことである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、無線通信によって車上装置が自列車の位置情報を地上装置へ送信する列車制御システムにおいて、列車の在線検知を確実且つ安全に行えるようにすることである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
軌道回路により軌道回路検知区間毎に列車在線検知が可能な軌道上を走行する列車の車上装置から車上位置信号を無線通信によって地上装置が受信し、当該車上位置信号に基づいて列車制御を行う無線列車制御システムの地上装置(例えば、図3の地上装置30)であって、
前記列車在線検知により在線有りと検知された軌道回路検知区間に、前記車上位置信号に基づく列車位置が含まれない不整合の発生を検出する第1の不整合検出手段(例えば、図3の不整合検出部130)と、
前記不整合の発生が検出された際に、在線有りと検知された軌道回路検知区間への進入を抑止する列車制御を行う進入抑止制御手段(例えば、図3の不整合検出部130)と、
を備えた地上装置である。
この第1の発明によれば、車上装置から送信される車上位置信号を無線通信によって地上装置が受信して列車制御を行う無線列車制御システムにおいて、車上位置信号に基づく列車位置検知を行いつつ、列車の在線検知を確実且つ安全に行うことができる。すなわち、軌道回路による列車在線検知によって在線有りと検知された軌道回路検知区間に、受信した車上位置信号に基づく列車位置が含まれないといった不整合が検出された場合に、在線有りと検知された軌道回路検知区間への進入が抑止される。これにより、例えば、車上装置の故障や、無線通信機能を搭載していない保守車両等が存在する場合に、これらの車両の在線を速やかに把握することが可能となる。
また、第2の発明として、第1の発明の地上装置であって、
各列車の車上装置と無線通信を行って、前記車上位置信号に基づく列車位置の登録を含む当該営業日の運用開始に係る列車初期登録を行う初期登録手段(例えば、図3の初期登録部140)と、
前記初期登録手段により登録された列車位置と、前記列車在線検知による各軌道回路検知区間毎の在線有無との不整合の発生を検出する運用開始時不整合検出手段(例えば、図3の不整合検出部130)と、
前記運用開始時不整合検出手段による検出がなされた場合に、運用開始を抑止する運用開始抑止手段(例えば、図3の処理部100,不整合検出部130)と、
を更に備えた地上装置を構成しても良い。
この第2の発明によれば、営業日の運用開始時に、車上位置信号に基づく列車位置の登録を含む列車初期登録処理が行われ、初期登録された列車位置と在線検知による各軌道回路毎の在線有無との不整合の発生が検出された場合には、運用開始が抑止される。これにより、営業日の運用開始時に、車上装置が故障している列車や無線通信機能を搭載していない保守車両等が存在する場合や、運用開始時に電源未投入の列車(車上装置)があった場合においても、各列車の位置を速やかに把握することが可能となる。
また、第3の発明として、第1又は第2の発明の地上装置であって、
前記軌道回路検知区間それぞれが1以上の位置検知区間(例えば、図2の位置検知区間S)に細分化されており、
前記車上位置信号に基づいて前記位置検知区間の単位で列車の存否を判定する列車存否判定手段(例えば、図3の閉そく論理回路部200)と、
前記列車在線検知により在線有りと検知された軌道回路検知区間に含まれる位置検知区間の何れにも、前記列車存否判定手段により列車が存在すると判定された位置検知区間がない不整合の発生を検出する第2の不整合検出手段(例えば、図3の不整合検出部130)と、
を更に備え、
前記進入抑止制御手段は、前記第1の不整合検出手段及び前記第2の不整合検出手段の何れかによる検出の際に、在線有りと検知された軌道回路検知区間への進入を抑止する列車制御を行う、
地上装置を構成しても良い。
この第3の発明によれば、車上位置信号に基づいて、軌道回路検知区間それぞれを細分化した位置検知区間の単位で列車の存否が判定される。そして、列車在線検知により在線有りと検知された軌道回路検知区間に含まれる位置検知区間の何れにも、列車が存在すると判定された位置検知区間がない場合、不整合として検出される。
また、第4の発明として、第3の発明の地上装置であって、
前記列車存否判定手段は、各位置検知区間について、当該位置検知区間内の列車の存在を検知する論理回路部(例えば、図10の閉そく論理回路部200)を更に備え、
前記論理回路部は、1)前記車上位置信号に基づく列車位置が当該位置検知区間内の場合に開成し、当該位置検知区間外の場合に閉成する落下接点(例えば、図10の接点2SR)と、2)位置記憶リレーの復旧を保持する記憶保持用扛上接点(例えば、図10の接点2SM)、及び、当該位置検知区間を含む軌道回路検知区間の検知結果が在線の場合に開成し、非在線の場合に閉成する扛上接点(例えば、図10の接点1TR)が並列接続された並列回路とを、前記位置記憶リレーと直列接続して有する、
地上装置を構成しても良い。
無線列車制御システムの構成図。 位置検知区間の設定例。 地上装置の構成図。 第1在線管理情報のデータ構成例。 第3在線管理情報のデータ構成例。 区間構成情報のデータ構成例。 第2在線管理情報のデータ構成例。 不整合区間情報のデータ構成例。 列車登録情報のデータ構成例。 閉そく論理回路部の回路構成図。 閉そく論理回路部の動作説明図。 在線管理処理のフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[システム構成]
図1は、本実施形態の無線列車制御システム1の構成図である。この無線列車制御システム1は、軌道Rを走行する列車20に搭載される車上装置10と、地上装置30とを備えて構成される。車上装置10と地上装置30とは、所与の無線通信回線を介した無線通信が可能となっている。
ここで、無線通信回線は、図1に破線で示すように、その通信エリアが連続して軌道Rを含むように設置された複数の無線基地局42によって構成されることとしても良いし、或いは、軌道Rに沿って敷設されたループアンテナや漏洩同軸ケーブル(LCX)によって構成することにしても良い。
また、軌道Rには、線路を分割した軌道回路検知区間T毎に軌道回路が設置され、各軌道回路の境界には、地上装置30の制御に従って軌道回路信号を軌道回路と送受信する送受信器44が接続されている。各軌道回路は、軌道Rの左右のレールが列車20の鉄輪及び車軸によって短絡される。
車上装置10は、自列車の列車IDと自列車の位置を含む車上位置信号を地上装置30へ送信する。自列車の位置は、例えば、車軸に取り付けられた速度発電機の回転数の計測値をもとに算出する。更に、軌道Rに沿って設置された位置補正用の地上子の通過時に、当該地上子との無線通信を行うことで当該地上子の設置位置(絶対位置)を取得し、これによって列車位置を補正する。
地上装置30は、例えば中央司令所に設置され、車上装置10との無線通信を行うことで各列車20の運行を制御する。特に、本実施形態では、車上装置10から受信した車上位置信号をもとに、位置検知区間を単位とした列車の位置検知を行う。また、地上装置30は、各送受信器44と軌道回路信号の送受信を行うことで、軌道回路検知区間単位で列車の在線/非在線を検知することもできる。また、地上装置30は、検知された各列車の位置に基づいて各列車に速度照査パターンの指示等の走行指示信号を送信して、各列車を制御する。
本実施形態においては、説明の簡明化のため、路線は複線とし、上り線或いは下り線の一方に着目して図示・説明する。しかし、これは勿論一例であって、単線の路線や、複々線の路線等にも本発明を適用可能である。
[位置検知区間の設定]
図2は、位置検知区間の設定例である。位置検知区間Sは、各軌道回路検知区間Tを1以上の区間に細分化した区間として定められる。図2に示す例では、各駅及び各駅間が1つの軌道回路検知区間T(1T〜5T)として設定されている。そして、駅を含む軌道回路検知区間T(1T,3T,5T)については、それを1つの位置検知区間Sとし、駅間の軌道回路検知区間T(2T,4T)については、それを1以上に分割した区間が位置検知区間S(2S〜4S,6S〜7S)として設定されている。なお、位置検知区間Sの設定はこれに限らず、1つの位置検知区間Sが1つの軌道回路検知区間Tのみに含まれる、すなわち軌道回路検知区間Tの境界を跨がないように設定すれば良い。
[地上装置の構成]
図3は、地上装置30の構成図である。図3によれば、地上装置30は、処理部100と、閉そく論理回路部200と、記憶部300とを有する。なお、本実施形態は各列車の位置検知及び位置管理が主な特徴であり、検知した各列車の位置に基づく各列車への走行指示については従来技術を適用可能であるため、説明を省略する。
処理部100は、例えばCPU等の演算装置で実現され、記憶部300に記憶されたプログラムやデータ、車上装置10や送受信器44からの受信データ等に基づいて、地上装置30の全体制御を行う。また、本実施形態では、処理部100は、車上信号受信部110と、軌道回路信号受信部120と、不整合検出部130と、初期登録部140とを有する。
車上信号受信部110は、位置検知区間nS(nは1以上の整数)それぞれに対応する位置検知リレーnSRを有する。そして、車上装置10から受信した車上位置信号をもとに、位置検知区間Sを単位として各列車20の位置を判断し、列車位置を含むと判断した位置検知区間nSに対応する位置記憶リレーnSMを動作(励磁)させる。
また、車上信号受信部110による列車位置の判断結果は、第1在線管理情報360として記憶される。図4は、第1在線管理情報360のデータ構成の一例を示す図である。図4によれば、第1在線管理情報360は、位置検知区間361毎に、在線列車ID362を対応付けて格納している。
軌道回路信号受信部120は、軌道回路検知区間mT(mは1以上の整数)それぞれに対応する軌道リレーmTRを有する。そして、送受信器44から受信した軌道回路信号をもとに、軌道回路検知区間Tを単位として列車の在線/非在線を判断し、在線と判断した軌道回路検知区間mTに対応する軌道リレーmTRを復旧させる。
また、軌道回路信号受信部120による在線/非在線の判断結果は、第3在線管理情報380として記憶される。図5は、第3在線管理情報380のデータ構成の一例を示す図である。図5によれば、第3在線管理情報380は、軌道回路検知区間381毎に、在線/非在線を示す在線情報382を対応付けて格納している。
ここで、位置検知区間S及び軌道回路検知区間Tの設定位置は、区間構成情報320として定められている。図6は、区間構成情報320のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、区間構成情報320は、軌道回路検知区間Tについての軌道回路検知区間情報322と、位置検知区間Sについての位置検知区間情報324とを含む。軌道回路検知区間情報322は、軌道回路検知区間322aそれぞれの両端の位置情報を格納しており、始端位置322b及び終端位置322cを対応付けて格納している。位置検知区間情報324は、位置検知区間324aそれぞれの両端の位置情報を格納しており、始端位置324b及び終端位置324cを対応付けて格納している。
不整合検出部130は、第2在線管理情報370及び第3在線管理情報380を参照して、軌道回路検知区間Tを単位とした在線/非在線と、位置検知区間Sを単位とした在線/非在線の不整合を検出する。
ここで、第2在線管理情報370は、閉そく論理回路部200によって検知された、位置検知区間Sを単位とした在線/非在線の情報である。図7は、第2在線管理情報370のデータ構成の一例を示す図である。図7によれば、第2在線管理情報370は、位置検知区間371毎に、在線/非在線を示す在線情報372を対応付けて格納している。
そして、不整合検出部370は、第3在線管理情報380において在線とされている軌道回路検知区間Tそれぞれについて、当該軌道回路検知区間Tに含まれる位置検知区間Sのうち、1つ以上の位置検知区間Sが、第2在線管理情報370において在線とされているかを判断する。在線とされた軌道回路検知区間Tに含まれる位置検知区間の全てが非在線ならば、当該軌道回路検知区間Tに不整合が発生したと判断する。そして、不整合検出部130は、不整合の発生を判断した軌道回路検知区間Tに含まれる全ての位置検知区間Sを在線として、当該軌道回路検知区間Tへの列車の進入を抑止する。
不整合検出部130による検出結果は、不整合区間情報330として記憶される。図8は、不整合区間情報のデータ構成の一例である。図8によれば、不整合区間情報330は、軌道回路検知区間331毎に、不整合の有無を示す不整合情報332を対応付けて格納している。
初期登録部140は、各営業日の運用開始時等に、存在する全列車を対象として、その位置(初期位置)を登録する列車初期登録を行う。具体的には、車上装置10から受信した車上位置信号に含まれる列車IDと走行位置とを対応付けて、列車登録情報340として記憶する。図9は、列車登録情報340のデータ構成の一例である。図9に示すように、列車登録情報340は、列車ID341毎に、列車位置342を対応付けて格納している。
閉そく論理回路部200は、位置検知区間Sそれぞれに対応して設けられ、位置検知リレーnSR及び軌道リレーmTRの動作状態をもとに、対応する位置検知区間Sにおける在線/非在線を検知する。
図10は、閉そく論理回路部200の回路構成図である。なお、図10においては、閉そく論理回路200はリレーによって構成されることとしたが、デジタル信号処理による電子回路を用いて実現されることにしても良い。また、図10では、具体例として、位置検知区間2Sを検知対象とする閉そく論理回路部200の回路構成を示している。位置検知区間2Sの手前方(進入側)には位置検知区間1Sが隣接し、前方(進出側)には位置検知区間3Sが隣接している。また、位置検知区間1S,2S,3Sは、同一の軌道回路検知区間1Tに含まれているとする。
閉そく論理回路部200は、電源端子202と出力端子204との間に、1)検知対象の位置検知区間2Sの位置検知リレー2SRの落下接点2SRと、2)位置記憶リレー2SMの扛上接点2SM、前方の位置検知区間3Sの位置検知リレー3SRの扛上接点3SR、検知対象の位置検知区間2Sを含む軌道回路検知区間1Tの軌道リレー1TRの扛上接点1TR、及び、手前方の位置検知区間1Sの位置検知リレー1SRの扛上接点1SRが並列接続された並列回路と、が直列接続されて構成されている。また、出力端子204には位置記憶リレー2SMが接続されている。そして、位置記憶リレー2SMの動作/復旧によって、検知対象の位置検知区間nSの非在線/在線を決定する。
なお、図10の閉そく論理回路部200の回路構成は一例であり、更なる接点を追加してもよいことは勿論である。例えば、軌道回路検知区間2Tへのチェックイン・チェックアウトの信号に基づき動作する接点を2)の並列回路に更に並列接続させるとしてもよい。
(A)通常時の動作
図11は、通常時における閉そく論理回路部200の動作の説明図である。図11では、具体例として、図10に示した位置検知区間2Sに対応する閉そく論理回路部200の動作を示している。また、右方向を列車の進行方向として、上から順に、列車の位置と、車上位置検知条件となる位置検知リレー1SR,2SR,3SRの動作状態と、位置記憶リレー2SMの動作状態と、軌道回路条件となる軌道リレー1TRの動作状態と、を示している。リレーの動作状態は、「H」が動作、「L」が復旧を示している。
先ず、列車が位置検知区間1Sに位置している状態では(a)、位置検知リレー1SRは動作し、位置検知リレー2SR,3SR、軌道リレー1TRは復旧している。つまり、扛上接点1SR、落下接点2SRは閉成し、扛上接点3SR,1TRは開成している。従って、電源端子202と出力端子204との間が導通し、位置記憶リレー2SMは動作して非在線を出力する。また、扛上接点2SMは閉成する。
次いで、列車が位置検知区間2Sに進入すると(b)、位置検知リレー2SRが動作して落下接点2SRが開成する。これにより、電源端子202と出力端子204との間が断絶し、位置記憶リレー2SMが復旧して在線を出力する。また、扛上接点2SMが開成する。なおこのとき、位置検知リレー1SRは動作しており、扛上接点1SRは閉成している。また、位置検知リレー3SRは復旧しており、扛上接点3SRは開成している。また、軌道リレー1TRは復旧しており、扛上接点1TRは開成している。
続いて、列車が、位置検知区間1Sから完全に進出して位置検知区間2Sに進入すると(c)、位置検知リレー1SRが復旧して扛上接点1SRが開成する。しかし、位置検知リレー2SRは動作しており、落下接点2SRは開成のままである。従って、位置記憶リレー2SMは復旧のままであり、在線を出力している。なおこのとき、位置検知リレー3SRは復旧しており、扛上接点3SRは開成している。
その後、列車が位置検知区間3Sに進入すると(d)、位置検知リレー3SRが動作し、扛上接点3SRが閉成する。しかし、位置検知リレー2SRは動作しており、落下接点2SRは開成のままである。従って、位置記憶リレー2SMは復旧のままであり、在線を出力している。
そして、列車が、位置検知区間2Sから完全に進出すると(e)、位置検知リレー2SRが復旧して、落下接点2SRが閉成する。従って、電源端子202と出力端子204とが導通し、位置記憶リレー2SMが動作して非在線を出力する。また、扛上接点2SMは閉成する。
(B)車上装置の故障時の動作
停電や故障等によって、列車からの車上位置信号が受信されなくなった場合について説明する。列車が位置検知区間2Sに位置する状態で(図11の(c))、当該列車からの車上位置信号が受信されなくなった場合を考える。以下、この列車を「故障列車」という。この場合、位置検知リレー2SRが復旧して落下接点2SRが閉成となる。しかし、扛上接点2SM,1SR,3SR,1TRの全てが開成していることから、位置記憶リレー2SMは動作せずに復旧のままであり、扛上接点2SMは開成のままである。従って、在線が保持される。
次いで、車上位置信号が受信されない状態のまま、故障列車が位置検知区間3Sに進入し始めると(図11の(d))、位置検知リレー3SRは依然として動作せずに復旧のままであるため、扛上接点3SRは開成のままである。従って、位置記憶リレー2SMは復旧のままであり、位置検知区間2Sの在線が保持される。
続いて、車上位置信号が受信されないまま、故障列車が位置検知区間2Sから完全に進出しても(図11の(e))、位置検知リレー3SRは動作せずに復旧したままであり、扛上接点3SRは開成したままである。従って、位置記憶リレー2SMは復旧のままであり、位置検知区間2Sの在線が出力される。
更に故障列車が進行し、位置検知区間2Sを含む軌道回路検知区間1Tを完全に進出すると、軌道リレー1TRが動作して扛上接点1TRが閉成となることで、位置記憶リレー2SMが動作し、位置検知区間2Sは非在線となる。このとき、扛上接点2SMが閉成する。
このように、列車が存在するが、車上装置10の故障等によって車上位置信号が受信されなくなった場合、位置検知リレー2SRが復旧してしまうが、位置記憶リレー2SMの扛上接点2SMが開成となっている他、扛上接点1SR,3SR,1TRも開成となっていることで、在線の出力が保持される。そして、故障列車が、位置検知区間2Sを含む軌道回路検知区間1Tを完全に進出した時点で、軌道リレー1TRが動作して扛上接点1TRが閉成することで、位置記憶リレー2SMが動作して位置検知区間2Sの非在線を出力する。従って、閉そく論理回路部200によって、当該位置検知区間S内に故障列車が存在するとしても、その故障列車が当該位置検知区間Sを含む軌道回路検知区間T内に存在する限り、当該位置検知区間Sを「在線」として出力・保持する。また、その故障列車が当該位置検知区間Sを含む軌道回路検知区間Tから進出した場合には、自動的に当該位置検知区間Sを「非在線」と検知する。
なお、この場合、列車が位置検知区間2Sに位置していないが位置検知区間3Sに位置している状態においても位置検知区間2Sの在線が出力される。これは、位置検知区間2S,3Sが同一の軌道回路検知区間1Tに含まれるように設定されているためである。つまり、車上位置信号が受信されない状態では、検知対象の位置検知区間2Sを含む軌道回路検知区間1Tの非在線の検知をもって、位置検知区間2Sの非在線を出力しているためである。本実施形態において軌道回路は、車上位置信号に基づく位置検知が正しく動作していることを保証する、いわばバックアップシステムとして機能しており、車上位置信号に基づく位置検知の動作が不正の場合に、許容される最低限の範囲での列車制御を実現するように構成されている。軌道回路の敷設・保守には多大なコストや手間がかかるため、出来る限り軌道回路の数を減らすことを考えると、軌道回路の長さ(大きさ)が大きくなり、1つの軌道回路検知区間内に位置検知区間が細分化された構成となるのである。
また、故障列車の例を挙げて説明したが、編成を分割した車両が何らかの事情で位置検知区間に残存してしまった場合も同様である。
(C)電源投入直後の動作
例えば営業日の始発前の時点等の地上装置30の電源投入直後における閉そく論理回路部200の動作について説明する。電源投入前の状態としては、位置検知リレー1SR,2SR,3SR、位置記憶リレー2SM、及び、軌道リレー1TRの全てのリレーが復旧している。つまり、落下接点2SRは閉成し、扛上接点3SR,2SM,1TRは、全て開成となっている。そして、この初期状態から電源投入した時の動作を考える。
すなわち、位置検知区間1S〜3Sの何れにも列車が存在しない場合には、軌道リレー1TRが動作して扛上接点1TRが閉成する。従って、電源端子202と出力端子204とが導通し、位置記憶リレー2SMが動作し、非在線を出力する。また、扛上接点2SMが閉成する。また、位置検知区間1S,3Sについても同様である。
また、列車が位置検知区間1Sに存在し、位置検知区間2S,3Sに存在しない場合には、位置検知リレー2SRが復旧して落下接点2SRが閉成するとともに、軌道リレー1TRが動作して扛上接点1TRが閉成する。従って、電源端子202と出力端子204とが導通して位置記憶リレー2SMが動作し、非在線を出力する。また、扛上接点2SMが閉成する。
また、列車が位置検知区間2Sに存在する場合には、位置検知リレー2SRが動作して、直列接続された落下接点2SRが開成する。従って、位置記憶リレー2SMが復旧し、在線を出力する。また、扛上接点2SMが開成する。
また、列車が位置検知区間3Sに存在し、位置検知区間1S,2Sに存在しない場合には、
位置検知リレー2SRが復旧して落下接点2SRが閉成するとともに、位置検知リレー3SRが動作して扛上接点3SRが閉成する。従って、電源端子202と出力端子204との間が導通して、位置記憶リレー2SMが動作し、非在線を出力する。また、扛上接点2SMが閉成する。
このように、地上装置30の電源投入直後においても、検知対象の位置検知区間Sでの列車の在線を正しく検知することができる。
更に、車上装置10の電源が未投入の列車や,車上装置10が故障している列車、無線通信機能を搭載しない列車が存在した場合を考える。この場合には、位置検知リレー1SR,2SR,3SRの全てが復旧のままとなる。また、軌道リレー1TRは復旧し、扛上接点1TRは開成となる。このことから、位置記憶リレー2SMは動作することなく復旧のままとなり、在線を出力する。
ところで、在線検知においては、フェールセーフの原則から非在線の検知が重要である。すなわち、実際には列車が存在しているのに非在線として検知することは、絶対に避けなければならない。逆に、システムの故障等により、実際には列車が存在していなくとも在線と検知することは許容される。安全側の動作だからである。
本実施形態の閉そく論理回路部200によれば、検知対象の位置検知区間Sに列車が存在している場合、車上装置10の故障等によって車上位置信号が受信されない場合や電源投入直後においても、在線を出力する。そして、検知対象の位置検知区間Sを含む軌道回路検知区間Tの非在線が検知されることによって、確実に位置検知区間Sの非在線が出力される。
図3に戻り、閉そく論理回路部200による在線/非在線の判断結果は、第2在線管理情報370として記憶される。
記憶部300は、ROMやRAM、ハードディスク等の記憶装置で実現され、処理部100が地上装置30を統合的に制御するためのシステムプログラムや、各種機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶しているとともに、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100が実行した演算結果や、車上装置10からの受信データ等が一時的に格納される。本実施形態では、記憶部300には、在線管理プログラム310と、区間構成情報320と、不整合区間情報330と、列車登録情報340と、在線管理情報350とが記憶される。在線管理情報350は、第1在線管理情報360、第2在線管理情報370及び第3在線管理情報380を含む。
[処理の流れ]
図12は、在線管理処理を説明するフローチャートである。この処理は、地上装置30の電源投入後に実行が開始される処理であり、処理部100が在線管理プログラム310を実行することで実現される。
先ず、軌道回路信号受信部120が、軌道回路検知区間を単位とした在線検知を開始する。この在線検知結果をもとに、第3在線管理情報380が随時更新される。
また、初期登録部140が初期登録処理を行う。すなわち、車上装置10から車上位置信号を受信したならば(ステップA1:YES)、受信した車上位置信号に含まれる列車IDから送信元の列車を特定し、列車登録情報340を参照して登録済みの列車であるか否かを判断する。未登録ならば、受信した車上位置信号に含まれる列車IDと列車位置とを対応付けて列車登録情報340に追加することで、当該列車を初期登録する(ステップA3)。次いで、不整合検出部130が、当該初期登録した列車の初期位置と、軌道回路検知区間Tを単位とした在線検知結果とを比較して、不整合が発生していないかの検出を行う。その結果、不整合が検出されたならば(ステップA5:NO)、例えば所定の警告報知を行うといった警告処理を行う(ステップA7)。
全ての列車について初期登録が完了したならば(ステップA9:YES)、列車の初期登録が完了したとして、無線列車制御システム1の運用を可能と判断して、当該営業日の列車の管理を開始する。
すなわち、処理部100は、全ての列車(車上装置10)との通信を監視し、通信が途絶した列車(車上装置10)が発生したならば(ステップA11:YES)、全列車に対する緊急停止指令を出力する(ステップA13)。その後、この通信途絶列車(車上装置10)との通信が回復したならば(ステップA15:YES)、不整合検出部130が、軌道回路検知区間Tを単位とした在線/非在線と、位置検知区間Sを単位とした在線/非在線の不整合の発生有無の検出を行う。その結果、不整合が検出されないならば(ステップA17:YES)、緊急停止指令の解除を出力する(ステップA19)。そして、ステップA11に戻る。
また、不整合検出部130は、随時、軌道回路検知区間Tと位置検知区間Sとの在線/非在線の不整合の発生の検出を行っており、不整合が検出されたならば(ステップA21:YES)、この不整合が発生した軌道回検知路区間Tを登録し(ステップA23)、当該軌道回路検知区間Tに含まれる位置検知区間Sを「在線」に設定する(ステップA25)。この「在線」の設定により、軌道回路によって在線と検知された軌道回路検知区間Tに、車上位置信号に基づく列車位置が含まれないといった不整合が検出された場合に、当該軌道回路検知区間Tへの列車の進入が抑止される。その後、ステップA11に戻る。
また、不整合検出部130は、不整合と登録された軌道回路検知区間が有る場合(ステップA27:YES)、当該軌道回路検知区間Tの不整合が解消されたか否かを判断する。その結果、不整合が解消されたならば(ステップA29:YES)、当該軌道回路検知区間Tの不整合の登録を解除する(ステップA31)。その後、ステップA11に戻る。
[作用効果]
このように、本実施形態の無線列車制御システム1では、車上装置10から受信した車上位置信号をもとに、地上装置30において位置検知区間Sを単位とした在線検知を行う。また、地上装置30が有する閉そく論理回路部200では、車上装置10からの車上位置信号が受信されなくなった場合にも、検知対象の位置検知区間Sを含む軌道回路検知区間Tの軌道リレー1TRによって、検知対象の位置検知区間Sの在線/非在線をフェールセーフに検知することができる。これにより、無線制御列車システムにおける列車の在線検知をより正確且つ安全に行うことが可能となる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
1 無線列車制御システム
10 車上装置
30 地上装置
100 処理部
110 車上信号受信部、nSR 位置検知リレー
120 軌道回路信号受信部、mTR 軌道リレー
130 不整合検出部、140 初期登録部
200 閉そく論理回路部
300 記憶部
310 在線管理プログラム、320 区間構成情報
330 不整合区間情報、340 列車登録情報
350 在線管理情報
360 第1在線管理情報、370 第2在線管理情報
380 第3在線管理情報
20 列車
42 無線基地局、44 送受信器
本発明は、無線列車制御システムの地上装置に関する。

Claims (4)

  1. 軌道回路により軌道回路検知区間毎に列車在線検知が可能な軌道上を走行する列車の車上装置から車上位置信号を無線通信によって地上装置が受信し、当該車上位置信号に基づいて列車制御を行う無線列車制御システムの地上装置であって、
    前記列車在線検知により在線有りと検知された軌道回路検知区間に、前記車上位置信号に基づく列車位置が含まれない不整合の発生を検出する第1の不整合検出手段と、
    前記不整合の発生が検出された際に、在線有りと検知された軌道回路検知区間への進入を抑止する列車制御を行う進入抑止制御手段と、
    を備えた地上装置。
  2. 各列車の車上装置と無線通信を行って、前記車上位置信号に基づく列車位置の登録を含む当該営業日の運用開始に係る列車初期登録を行う初期登録手段と、
    前記初期登録手段により登録された列車位置と、前記列車在線検知による各軌道回路検知区間毎の在線有無との不整合の発生を検出する運用開始時不整合検出手段と、
    前記運用開始時不整合検出手段による検出がなされた場合に、運用開始を抑止する運用開始抑止手段と、
    を更に備えた請求項1に記載の地上装置。
  3. 前記軌道回路検知区間それぞれが1以上の位置検知区間に細分化されており、
    前記車上位置信号に基づいて前記位置検知区間の単位で列車の存否を判定する列車存否判定手段と、
    前記列車在線検知により在線有りと検知された軌道回路検知区間に含まれる位置検知区間の何れにも、前記列車存否判定手段により列車が存在すると判定された位置検知区間がない不整合の発生を検出する第2の不整合検出手段と、
    を更に備え、
    前記進入抑止制御手段は、前記第1の不整合検出手段及び前記第2の不整合検出手段の何れかによる検出の際に、在線有りと検知された軌道回路検知区間への進入を抑止する列車制御を行う、
    請求項1又は2に記載の地上装置。
  4. 前記列車存否判定手段は、各位置検知区間について、当該位置検知区間内の列車の存在を検知する論理回路部を更に備え、
    前記論理回路部は、1)前記車上位置信号に基づく列車位置が当該位置検知区間内の場合に開成し、当該位置検知区間外の場合に閉成する落下接点と、2)位置記憶リレーの復旧を保持する記憶保持用扛上接点、及び、当該位置検知区間を含む軌道回路検知区間の検知結果が在線の場合に開成し、非在線の場合に閉成する扛上接点が並列接続された並列回路とを、前記位置記憶リレーと直列接続して有する、
    請求項3に記載の地上装置。
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