JP2014082154A - 照明方向を切り替え可能な光源装置、およびそれを備える撮像装置 - Google Patents

照明方向を切り替え可能な光源装置、およびそれを備える撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照明方向を切り替え可能な光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置は、1次光を発する1次光源と、1次光を導光する導光部材と、1次光を照明光に変換する光変換ユニットを備えている。光変換ユニット220には、照明光を側方に方向づけるアダプタ240と照明光を前方に方向づけるアダプタ250のいずれか一方が排他的に取り付けられ得る。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源装置に関する。
近年、小型の光源から生成された光を、導光部材によって導光し、導光部材の先端部に配設された波長変換部材によって波長変換して、光を所望の色や照射パターンへ変化させる技術が開発されている。
例えば特許文献1には、この技術を利用した光源装置が提案されている。この光源装置では、半導体レーザ素子から射出されるレーザ光を導光部材で導光し、導光部材の射出端側の端面近傍に配置された波長変換部材に照射して波長変換光を生成し、導光部材の中心軸に光軸に対して垂直な方向に波長変換光を射出する。
特開2008−28245号公報
最近の観察では、一つの撮像装置を共通に用いて、異なる方向を観察することがおこなわれている。このような観察に対応するため、照明光の照射方向すなわち照明方向を切り替え可能な光源装置の提供が望まれている。
特許文献1に記載の光源装置では、このような照明方向の切り替えは考慮されておらず、単に導光部材の光軸に対して垂直な方向に光を射出するだけである。
本発明の目的は、照明方向を切り替え可能な光源装置を提供することである。
本発明による光源装置は、1次光を発する光源と、前記光源から発せられた1次光を導光する導光部材と、前記導光部材から射出される1次光を照明光に変換する光変換ユニットを備えている。前記光変換ユニットは、前記照明光を第1の方向に方向づける第1のアダプタと、前記照明光を前記第1の方向と異なる第2の方向に方向づける第2のアダプタを選択的に取り付け可能である。
本発明によれば、照明方向を切り替え可能な光源装置が提供される。
各実施形態に共通する光源装置の基本構成を示している。 第1実施形態における光変換ユニットを示している。 第2実施形態における光変換ユニットを示している。 第2実施形態の第1変形例の光変換ユニットを示している。 第2実施形態の第2変形例の光変換ユニットを示している。 第3実施形態における光変換ユニットを示している。 第3実施形態の光変換ユニットの斜視図である。 第3実施形態の第1変形例の光変換ユニットを示している。 第3実施形態の第2変形例の光変換ユニットを示している。 第3実施形態の第3変形例の光変換ユニットを示している。 第3実施形態の第4変形例の光変換ユニットを示している。 第4実施形態における撮像装置を示している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
各実施形態に共通する光源装置の基本構成を図1に示す。図1に示すように、光源装置は、1次光を発する1次光源10と、1次光源10から発せられた1次光を集光する集光光学系20と、集光光学系20を経由した1次光を導光する導光部材30と、導光部材30から射出された1次光を照明光に変換する光変換ユニット40を備えている。
1次光源10は、例えば、所定の駆動電流や点灯間隔によりレーザ光を射出する半導体レーザ光源で構成される。1次光は、例えば、中心波長が445nmのレーザ光である。
導光部材30は、例えば、コア径50μm、開口数FNA=0.2を有するマルチモード光ファイバで構成される。光ファイバは、例えば、コアと、コアの外周に配置されコアを被覆するクラッドにより形成される。コアの屈折率は、クラッドにて光を全反射しコアにて効率良く光を導光するために、クラッドの屈折率よりも高くなっている。クラッドとコアは、ガラスやプラスチックによって形成される。
光変換ユニット40は、導光部材30によって導光された1次光を受光し、1次光の一部を1次光とは異なる光学特性をもつ2次光に変換して、1次光と2次光を照明光として射出する。さらに光変換ユニット40は、いくつかの反射部材と組み合わされることにより、照明光の射出方向を第1の方向と第2の方向のいずれか一方に制限する機能を有している。
本実施形態における光変換ユニットの概念的な構造を図2に示す。以下の説明において、導光部材110の射出端から射出される1次光Lの進行方向を「前方」、その逆方向を「後方」、導光部材110の射出端から射出される1次光Lの進行方向に垂直な方向を「側方」と呼ぶ。また、導光部材110の射出端から射出される1次光Lの進行方向に一致する仮想的な直線を単に導光部材110の光軸とも呼ぶ。
例えば、前述の第1の方向は前方に一致し、前述の第2の方向は側方に一致する。ここで、側方は無限に存在するが、第2の方向はそのうちの特定の一つを指している。
図2(A)に示すように、光変換ユニット120は、導光部材110の前方に配置された光変換部材122を有している。光変換部材122は、例えば円柱形状を有している。光変換部材122は、導光部材110から射出される1次光Lの一部を吸収して、1次光Lの光学特性とは異なる光学特性をもつ2次光Lを等方的に放射する。
光変換部材122から放射される2次光Lは、第1の方向に平行に進行する光成分と、第2の方向に平行に進行する光成分と、第1の方向と第2の方向の両方に垂直な(より正確には第1の方向に平行な単位ベクトルと第2の方向に平行な単位ベクトルの外積によって規定される)第3の方向に平行に進行する光成分に分けて考えることができる。しかし、いずれの実施形態も第3の方向に平行に進行する光成分に対しては影響を与えないので、以下では、第3の方向に平行に進行する光成分については触れずに、第1の方向に平行に進行する光成分と第2の方向に平行に進行する光成分だけについて述べる。
光変換部材122は、一例では、波長変換部材であり、1次光の一部を吸収して、1次光よりも長波長側の波長領域の光を放射する。波長変換部材は、蛍光体を有しており、例えば、YAl12:Ce(以下YAGで示す)の粉末蛍光体を、シリコーン樹脂やガラス等の封止材料に分散されて、封止材料が固化することにより形成される。波長変換部材の厚さや、波長変換部材の封止材料に混合される粉末蛍光体の濃度条件については、波長変換部材の1次光吸収率や波長変換効率の特性等を考慮して、1次光を、所望の波長変換光に変換するために、必要な所定条件に設定される。波長変換部材の材質としては、熱伝導率が約10W/mKの多結晶化されたYAGセラミックスを使用することもできる。
ここでは光変換部材122の一例として波長変換部材をあげたが、光変換部材122は波長変換部材に限定されない。光変換部材122には、1次光の照射に対して、1次光とは光学特性が異なる2次光を発する任意の部材が適用可能である。光変換部材122の他の例としては、例えば拡散部材があげられる。拡散部材は、例えば、透明樹脂部材内に拡散粒子を分散されることにより形成され得る。または、光を散乱するように表面を加工することにより形成され得る。
光変換ユニット120はまた、光変換部材122から放射される2次光Lの一部を反射するミラー124を有している。ミラー124は、第1の方向の逆方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分を反射する機能を有している。ミラー124は、図2に平板状に描かれているが、これは、その機能を概念的に示しているに過ぎず、実際の形状を示しているわけではない。ミラー124は、光変換部材122と一体的に作られている。またミラー124は、導光部材110から射出される1次光Lを遮らないように配置されている。
導光部材110から射出された1次光Lは光変換部材122に照射され、1次光Lの一部は光変換部材122に吸収されて2次光Lに変換され、1次光Lの一部は光変換部材122により散乱しながら透過する。
光変換部材122は、1次光Lの一部を吸収して、2次光Lを等方的に放射する。2次光Lの一部は、ミラー124に入射することなく、そのまま光変換ユニット120から射出される。2次光Lの一部はまた、ミラー124によって反射された後に、光変換ユニット120から射出される。その結果、光変換ユニット120から射出される2次光Lは、第1の方向に進行する光成分と第2の方向に進行する光成分を支配的に有し、第1の方向の逆方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分はわずかである。
光変換部材122を透過した1次光Lの一部は、そのまま光変換ユニット120から第1の方向に射出される。
光変換ユニット120は、いくつかの反射部材すなわちミラーと選択的に組み合わせて使用され、これにより、照明光の射出方向を切り替えることが可能である。図2(B)は、ミラー132と組み合わされた光変換ユニット120の構成例を示している。また図2(C)は、ミラー142と組み合わされた光変換ユニット120の構成例を示している。ミラー132とミラー142は排他的に光変換ユニット120と組み合わされる。ミラー132とミラー142はいずれも図2に平板状に描かれているが、これは、ミラー124と同様、その機能を概念的に示しているに過ぎず、実際の形状を示しているわけではない。
図2(B)の光変換ユニット120の構成例では、光変換部材122の前方にミラー132が配置される。ミラー132は、第1の方向に進行する光成分を反射する機能を有している。また、光変換部材122に対して第2の方向の側に射出窓134が配置される。
導光部材110から射出された1次光Lは光変換部材122に照射され、1次光Lの一部は光変換部材122に吸収されて2次光Lに変換され、1次光Lの一部は光変換部材122により散乱しながら透過する。
光変換部材122は、1次光Lの一部を吸収して、2次光Lを等方的に放射する。2次光Lの一部は、ミラー124とミラー132のいずれにも入射することなく、そのまま射出窓134を通って光変換ユニット120から射出される。2次光Lの一部はまた、ミラー124とミラー132によって反射された後に、射出窓134を通って光変換ユニット120から射出される。その結果、光変換ユニット120から射出される2次光Lは、第2の方向に進行する光成分を支配的に有し、第1の方向に平行に進行する光成分はわずかである。
光変換部材122を透過した1次光Lの一部は、ミラー124とミラー132によって反射された後に、射出窓134を通って光変換ユニット120から第2の方向に射出される。
従って、照明光は、光変換ユニット120から実質的に第2の方向に射出される。ここで、実質的に第2の方向に射出されるとは、第2の方向に進行する光成分が支配的であることを意味する。これは、以下の説明おいても同様である。
図2(C)の光変換ユニット120の構成例では、光変換部材122に対して第2の方向の側にミラー142が配置される。ミラー142は、第1の方向に進行する光成分を反射する機能を有している。また、光変換部材122の前方に射出窓144が配置される。
導光部材110から射出された1次光Lは光変換部材122に照射され、1次光Lの一部は光変換部材122に吸収されて2次光Lに変換され、1次光Lの一部は光変換部材122により散乱しながら透過する。
光変換部材122は、1次光Lの一部を吸収して、2次光Lを等方的に放射する。2次光Lの一部は、ミラー124とミラー142のいずれにも入射することなく、そのまま射出窓144を通って光変換ユニット120から射出される。2次光Lの一部はまた、ミラー124とミラー142によって反射された後に、射出窓144を通って光変換ユニット120から射出される。その結果、光変換ユニット120から射出される2次光Lは、第1の方向に進行する光成分を支配的に有し、第2の方向に平行に進行する光成分はわずかである。
光変換部材122を透過した1次光Lの一部は、そのまま射出窓144を通って光変換ユニット120から第1の方向に射出される。
従って、照明光は、光変換ユニット120から実質的に第1の方向に射出される。ここで、実質的に第1の方向に射出されるとは、第1の方向に進行する光成分が支配的であることを意味する。これは、以下の説明おいても同様である。
このように、本実施形態では、光変換ユニット120を、ミラー132とミラー142のいずれか一方と排他的に組み合わせて使用することにより、照明光の射出方向つまり照明方向を切り替えることができる。これにより、光変換部材122から等方的に放射される2次光を効率良く所望の方向に照射することができるようになる。
[第2実施形態]
本実施形態の光源装置の全体構成は第1実施形態と同様であり、以下では、光変換ユニットについてのみ述べる。また、作用・効果についても基本的な部分は第1実施形態と同等であるので、異なる部分について重点を置いて述べる。
本実施形態における光変換ユニットの断面を図3に示す。図3(A)は、光変換ユニット220の単体の構成を示し、図3(B)は、照明光を側方に方向づけるアダプタ240が取り付けられた光変換ユニット220を示し、図3(C)は、照明光を前方に方向づけるアダプタ250が取り付けられた光変換ユニット220を示している。
図3(A)に示すように、光変換ユニット220は、導光部材210と光学的に結合されている。導光部材210は、図1の導光部材30に相当し、例えば光ファイバで構成される。また光変換ユニット220は、図1の光変換ユニット40に相当する。
光変換ユニット220は、透明部材222と、透明部材222に埋設された光変換部材224と、透明部材222の表面に設けられたミラー228と、ミラー228を覆って設けられたホルダ226を有している。
光変換部材224は、第1実施形態の光変換部材122に相当し、その詳細は光変換部材122と同様である。さらに、光変換部材224は、導光部材210から射出される1次光の実質的にすべてが光変換部材224に入射するように設けられている。具体的には、導光部材210から射出される1次光の広がり角や、導光部材210と光変換部材224の間の距離を考慮して、導光部材210の光軸に垂直な平面上における導光部材210の直径が決められる。ここで、導光部材210から射出される1次光の実質的にすべてとは、導光部材210から射出される1次光のビームの径の内側に存在する光を意味し、これは、例えば、導光部材210から射出される1次光のほぼ90%以上の光量に相当する。
透明部材222は、四角柱または円柱形状をしている。透明部材222は、透過率の高いガラスやシリコーン樹脂で構成され、導光部材210から射出される1次光と、光変換部材224から放射される2次光を透過する性質を有している。
ミラー228は、透明部材222の後方の端面と、透明部材222の側面の一部を覆っている。ミラー228は、導光部材210から射出される1次光が透明部材222に入射するように、導光部材210の射出端の周辺部に開口が形成されている。この開口を介して、導光部材210が透明部材222と光学的に結合されている。
透明部材222の側面の一部は露出している。本実施形態では、透明部材222の中心軸から垂直に、透明部材222の側面の露出部分の中央を通って外側に向かう方向を第2の方向とする。
この光変換ユニット220では、透明部材222と光変換部材224から成る構造体の前方の端面と周面の一部が露出している。このため、照明光(光変換部材224から放射される2次光と光変換部材224を透過する1次光)は、実質的に第1の方向と第2の方向に射出される。
光変換ユニット220は、図3(B)に示すように、照明光を側方に方向づけるアダプタ240が取り付け可能であり、また、図3(C)に示すように、照明光を前方に方向づけるアダプタ250が取り付け可能である。つまり、光変換ユニット220には、照明光を側方に方向づけるアダプタ240と照明光を前方に方向づけるアダプタ250のいずれか一方が排他的に取り付けられ得る。
図3(B)に示すように、アダプタ240は、光変換ユニット220の前方の端面を覆うホルダ242と、ホルダ242の内面に設けられたミラー244を有している。アダプタ240が光変換ユニット220に取り付けられたとき、ミラー244は透明部材222と光変換部材224に接して配置され、照明光の第1の方向に進行する光成分を反射する。その結果、図2(B)を参照して概念的に説明した光変換ユニット120の構成例と同様に、照明光は、光変換ユニット220から実質的に第2の方向に射出される。
図3(C)に示すように、アダプタ250は、光変換ユニット220の透明部材222の側面の露出部分を覆うホルダ252と、ホルダ252の内面に設けられたミラー254を有している。アダプタ250が光変換ユニット220に取り付けられたとき、ミラー254は透明部材222に接して配置され、照明光の第2の方向に進行する光成分を反射する。その結果、図2(C)を参照して概念的に説明した光変換ユニット120の構成例と同様に、照明光は、光変換ユニット220から実質的に第1の方向に射出される。
このような光変換ユニット220を備えた光源装置においては、アダプタ240とアダプタ250の一方を排他的に光変換ユニット220に取り付けることによって、照明光の射出方向を前方と側方のいずれか一方に切り替えることができる。
〔第1変形例〕
本変形例は、前述のアダプタ240に代えて適用可能な別のアダプタに関する。図4に、本変形例のアダプタ260が取り付けられた光変換ユニット220を示す。アダプタ260は、光変換ユニット220の前方の端面に接して配置される透明部材262と、透明部材262の前方の端面と側面の一部に設けられたミラー266と、ミラー266を覆って設けられたホルダ264を有している。透明部材222の表面に設けられたミラー228と、ミラー228を覆って設けられたホルダ226を有している。アダプタ260が光変換ユニット220に取り付けられたとき、透明部材262は透明部材222と光変換部材224に接して配置され、ミラー266は、照明光の第1の方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、図3(B)の構成と同様に、照明光は、光変換ユニット220から実質的に第2の方向に射出される。
本変形例では、光変換部材224とアダプタ260のミラー266の間に透明部材262が介在するため、アダプタ260のミラー266によって反射された2次光が再び光変換部材224に入射することが、図3(B)の構成に比べて低減され、照明光の射出光量が向上される。
〔第2変形例〕
本変形例は、前述の光変換ユニット220に代えて適用可能な別の光変換ユニットに関する。本変形例の光変換ユニットを図5に示す。図5(A)は、本変形例の光変換ユニット270の単体の構成を示し、図5(B)は、照明光を側方に方向づけるアダプタ260が取り付けられた光変換ユニット270を示し、図5(C)は、照明光を前方に方向づけるアダプタ250が取り付けられた光変換ユニット270を示している。
図5(A)に示すように、光変換ユニット270は、光変換部材272と、光変換部材272の表面に設けられたミラー276と、ミラー276を覆って設けられたホルダ274を有している。
光変換部材272は、第1実施形態の光変換部材122に相当し、その詳細は光変換部材122と同様である。
光変換部材272は、四角柱または円柱形状をしている。ミラー276は、光変換部材272の後方の端面と、光変換部材272の側面の一部を覆っている。ミラー276は、導光部材210の射出端の周辺部に開口が形成されており、この開口を介して、導光部材210が光変換部材272と光学的に結合されている。
この光変換ユニット270では、導光部材210が光変換部材272と光学的に直接結合されているため、導光部材210から射出される1次光はすべて光変換部材272に入射する。また、光変換部材272の前方の端面と周面の一部が露出しているため、照明光は、実質的に第1の方向と第2の方向に射出される。
光変換ユニット270には、図5(B)に示すように、照明光を側方に方向づけるアダプタ260が取り付けられ得る。アダプタ260の詳細は前述したとおりである。光変換ユニット270にアダプタ260が取り付けられた状態では、照明光は、光変換ユニット270から実質的に第2の方向に射出される。
また光変換ユニット270には、図5(C)に示すように、照明光を前方に方向づけるアダプタ250が取り付けられ得る。アダプタ250の詳細は前述したとおりである。光変換ユニット270にアダプタ250が取り付けられた状態では、照明光は、光変換ユニット270から実質的に第1の方向に射出される。
本変形例では、光変換ユニット270から透明部材を省略されるので、光変換ユニット270の構成が簡易になる。
[第3実施形態]
本実施形態の光源装置の全体構成は第1実施形態と同等であり、以下では、光変換ユニットについてのみ述べる。
本実施形態の光変換ユニットの断面を図6に示す。また、本実施形態の光変換ユニットの斜視図を図7に示す。図6(A)は、光変換ユニット320の単体の構成を示し、図7(A)は、光変換ユニット320と、光変換ユニット320に取り付けられる二つのアダプタ340,350を示している。また、図6(B)と図7(B)は、照明光を側方に方向づけるアダプタ340が取り付けられた光変換ユニット320を示し、図6(C)と図7(C)は、照明光を前方に方向づけるアダプタ350が取り付けられた光変換ユニット320を示している。
図6(A)と図7(A)に示すように、光変換ユニット320は、導光部材310と光学的に結合されている。導光部材310は、図1の導光部材30に相当し、例えば光ファイバで構成される。また光変換ユニット320は、図1の光変換ユニット40に相当する。
光変換ユニット320は、透明部材322と、透明部材322に埋設された光変換部材324と、透明部材322を収容するホルダ326と、透明部材322とホルダ326の界面に設けられたミラー328を有している。光変換ユニット320の外観は、円柱から、その一部が、円柱の中心軸に平行な平面に沿って切り落とされた形状をしている。以下では、この形状を切り落とし円柱形状と呼ぶ。また透明部材322は、円錐台から、その一部が、円錐台の中心軸に平行な平面で切り落とされた形状をしている。ミラー328は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。光変換部材324は、ホルダ326やミラー328に接触することなく、透明部材322に埋設されている。光変換部材324は、好ましくは、第2実施形態と同様に、導光部材310から射出される1次光の実質的にすべてが入射するように設けられている。
図6(B)と図7(A)と図7(B)に示すように、アダプタ340は、透明部材342と、透明部材342を収容するホルダ344と、透明部材342とホルダ344の界面に設けられたミラー346を有している。アダプタ340の外観は、光変換ユニット320の外観と同様に、切り落とし円柱形状をしている。ミラー346は、平面状であり、切り落とし円柱の軸に対して傾斜している。
図6(B)と図7(B)に示すように、アダプタ340が光変換ユニット320に取り付けられた状態において、アダプタ340と光変換ユニット320は単一の切り落とし円柱形状の外観形状を形成する。透明部材342は、透明部材322と光変換部材324に接して配置され、また、ミラー346は、導光部材310の光軸に対して斜めに配置され、照明光の第1の方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット320から実質的に第2の方向に射出される。
図6(C)と図7(A)と図7(C)に示すように、アダプタ350は、透明部材352と、透明部材352を収容するホルダ354と、透明部材352とホルダ354の界面に設けられたミラー356を有している。アダプタ350が光変換ユニット320に取り付けられたとき、アダプタ350は光変換ユニット320と共に円柱の外観形状を形成する。また、透明部材352は透明部材322と共に円錐台の形状を形成する。従って、ミラー356は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。
図6(C)と図7(C)に示すように、アダプタ350が光変換ユニット320に取り付けられた状態において、透明部材352は、透明部材322に接して配置され、ミラー356は、照明光の第2の方向に進行する光成分と第1の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット320から実質的に第1の方向に射出される。
このような光変換ユニット320を備えた光源装置においては、アダプタ340とアダプタ350の一方を排他的に光変換ユニット320に取り付けることによって、照明光の射出方向を前方と側方のいずれか一方に切り替えることができる。また、ミラー328とミラー356は、円錐台の側面に相当する形状をしているため、光変換部材324から等方的に放射される2次光を効率良く集めて放射することができる。
〔第1変形例〕
本変形例は、前述の光変換ユニット320に代えて適用可能な別の光変換ユニットに関する。本変形例の光変換ユニットを図8に示す。図8(A)は、本変形例の光変換ユニット420の単体の構成を示し、図8(B)は、照明光を側方に方向づけるアダプタ440が取り付けられた光変換ユニット420を示し、図8(C)は、照明光を前方に方向づけるアダプタ450が取り付けられた光変換ユニット420を示している。
図8(A)に示すように、光変換ユニット420は、導光部材410と光学的に結合されている。導光部材410は、図1の導光部材30に相当し、例えば光ファイバで構成される。また光変換ユニット420は、図1の光変換ユニット40に相当する。
光変換ユニット420は、透明部材422と、透明部材422に埋設された光変換部材424と、透明部材422を収容するホルダ426と、透明部材422とホルダ426の界面に設けられたミラー428を有している。透明部材422は、実質的に、前述の透明部材322と透明部材342と透明部材352を一体化したものに相当する。光変換部材424は、透明部材422の中に完全に埋設されている。ミラー428は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。光変換部材424は、好ましくは、導光部材410から射出される1次光の実質的にすべてが入射するように設けられている。
図8(B)に示すように、アダプタ440は、光変換ユニット420に取り付けられるホルダ442と、ホルダ442の内面に設けられたミラー444を有している。ミラー444は平面状である。アダプタ440が光変換ユニット420に取り付けられたとき、ミラー444は、透明部材422に接して、導光部材410の光軸に対して斜めに配置され、照明光の第1の方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット420から実質的に第2の方向に射出される。
図8(C)に示すように、アダプタ450は、光変換ユニット420に取り付けられるホルダ452と、ホルダ452の内面に設けられたミラー454を有している。ミラー444は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。アダプタ450が光変換ユニット420に取り付けられたとき、ミラー454は、透明部材422に接して配置され、ミラー454は、照明光の第2の方向に進行する光成分と第1の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット420から実質的に第1の方向に射出される。
このような光変換ユニット420を備えた光源装置においては、アダプタ440とアダプタ450の一方を排他的に光変換ユニット420に取り付けることによって、照明光の射出方向を前方と側方のいずれか一方に切り替えることができる。また、ミラー428とミラー454は、円錐台の側面に相当する形状をしているため、光変換部材424から等方的に放射される2次光を効率良く集めて放射することができる。また、アダプタ440とアダプタ450は、透明部材を備えないため、容易に作製され得る。
〔第2変形例〕
本変形例は、前述の光変換ユニット320に代えて適用可能な別の光変換ユニットに関する。本変形例の光変換ユニットを図9に示す。図9(A)は、本変形例の光変換ユニット520の単体の構成を示し、図9(B)は、照明光を側方に方向づけるアダプタ540が取り付けられた光変換ユニット520を示し、図9(C)は、照明光を前方に方向づけるアダプタ550が取り付けられた光変換ユニット520を示している。
図9(A)に示すように、光変換ユニット520は、導光部材510と光学的に結合されている。導光部材510は、図1の導光部材30に相当し、例えば光ファイバで構成される。また光変換ユニット520は、図1の光変換ユニット40に相当する。
光変換ユニット520は、透明部材522と、透明部材522に接して設けられた光変換部材524と、透明部材522を収容するホルダ526と、透明部材522とホルダ526の界面に設けられたミラー528を有している。光変換ユニット520の外観は、円柱から、その一部が、円柱の中心軸に斜めの平面に沿って切り落とされ、さらに、円柱の中心軸に平行な平面に沿って切り落とされた形状をしている。また透明部材522は、円錐台から、その一部が、円錐台の中心軸に斜めの平面に沿って切り落とされ、さらに、円錐台の中心軸に平行な平面で切り落とされた形状をしている。ミラー528は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。光変換部材524は、透明部材522の前方の斜めの端面の全体を覆っている。
図9(B)に示すように、アダプタ540は、透明部材542と、透明部材542を収容するホルダ544と、透明部材542とホルダ544の界面に設けられたミラー546を有している。ミラー546は平面状である。アダプタ540が光変換ユニット520に取り付けられたとき、透明部材542は、光変換部材524に接して配置され、ミラー546は、導光部材510の光軸に対して斜めに配置され、照明光の第1の方向に進行する光成分と第2の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット520から実質的に第2の方向に射出される。
図9(C)に示すように、アダプタ550は、透明部材552と、透明部材552を収容するホルダ554と、透明部材552とホルダ554の界面に設けられたミラー556を有している。アダプタ550が光変換ユニット520に取り付けられたとき、アダプタ550は光変換ユニット520と共に円柱の外観形状を形成し、また、透明部材552は透明部材522と共に円錐台の形状を形成する。ミラー556は、円錐台の側面の一部に相当する形状をしている。透明部材552は、光変換部材524に接して配置され、ミラー556は、照明光の第2の方向に進行する光成分と第1の方向の逆方向に進行する光成分を反射する。その結果、照明光Lは、光変換ユニット520から実質的に第1の方向に射出される。
このような光変換ユニット520を備えた光源装置においては、アダプタ540とアダプタ550の一方を排他的に光変換ユニット520に取り付けることによって、照明光の射出方向を前方と側方のいずれか一方に切り替えることができる。また、ミラー528とミラー556は、円錐台の側面に相当する形状をしているため、光変換部材524から等方的に放射される2次光を効率良く集めて放射することができる。また、1次光は、光変換ユニット520から出る際に光変換部材524を必ず通過するため、2次光が効率良く発生される。
〔第3変形例〕
本変形例は、前述の光変換ユニット320に代えて適用可能な別の光変換ユニットに関する。本変形例の光変換ユニットを図10に示す。
図10に示すように、光変換ユニット360は、透明部材362と、光変換部材364と、透明部材362を収容するホルダ366と、透明部材362とホルダ366の界面に設けられたミラー368を有している。透明部材362と光変換部材364から成る構造体の形状は、透明部材322と光変換部材324から成る構造体の形状と同じであり、ホルダ366とミラー368の形状は、それぞれ、ホルダ326とミラー328の形状と同じである。光変換部材364は、透明部材362と光変換部材364から成る構造体の露出面に設けられている。すなわち、光変換部材364は、透明部材362の前方の平面上と側方の平面上に設けられている。言い換えれば、光変換部材364は、照明光を射出する射出窓の全体に配置されている。
本変形例では、1次光は、光変換ユニット360から出る際に光変換部材364を必ず通過するため、2次光が効率良く発生される。
〔第4変形例〕
本変形例は、前述のアダプタ540に代えて適用可能な別のアダプタに関する。図11に、本変形例のアダプタ540Aが取り付けられた光変換ユニット520を示す。アダプタ540Aは、前述のアダプタ540に似ており、実質的には、アダプタ540に光変換部材である拡散部材548を付加した構成となっている。拡散部材548は、透明部材542の露出平面すなわち照明光を射出する射出窓を覆って設けられている。
本変形例では、照明光が光変換ユニット520からアダプタ540を通って射出される際に拡散部材548によって拡散されるため、配光特性が良くなる。
本変形例のアダプタ540Aは、アダプタ540に拡散部材548を付加した構成であるが、拡散部材548に代えて別の光変換部材を付加した構成とすることも可能である。
[第4実施形態]
本実施形態は、光源装置が組み込まれた撮像装置に関する。撮像装置は、例えば内視鏡のように管腔内など狭い場所で照明しながら映像を取得する装置である。
本実施形態の撮像装置を図12に示す。図12(A)は、撮像装置の先端部を示し、図12(B)は、側方撮影用のアダプタが装着された撮像装置の先端部を示し、図12(C)は、前方撮影用のアダプタが装着された撮像装置の先端部を示している。
図12(A)に示すように、撮像装置は筒状の先端部610を有し、先端部610には光変換ユニット520と撮像ユニット620が併設されている。光変換ユニット520は第3実施形態で説明した通りである。先端部610には、側方撮影用のアダプタ630と前方撮影用のアダプタ640のいずれか一方を排他的に装着できるように構成されている。撮像装置は、側方撮影用のアダプタ630を装着することにより側方を撮影することができ、また、前方撮影用のアダプタ640を装着することにより側方を撮影することができるように構成されている。
図12(B)に示すように、側方撮影用のアダプタ630は、アダプタ540と、光学系632を内蔵している。アダプタ540は、光変換ユニット520から射出される照明光を特定の側方すなわち第2の方向に方向づけるものであり、第3実施形態で説明した通りである。光学系632は、撮像ユニット620による撮影方向を第2の方向にあわせるものであり、撮像ユニット620の光軸を側方に折り曲げて撮像ユニット620が側方を撮影できるようにするものである。アダプタ540と光学系632は、アダプタ540から射出される照明光の射出方向と光学系632によって折り曲げられた撮像ユニット620の光軸がそろうように配置されている。側方撮影用のアダプタ630が先端部610に装着された状態では、照明光Lはアダプタ540から側方に射出されて、撮像ユニット620によって撮影される対象をもっぱら照明する。
図12(C)に示すように、前方撮影用のアダプタ640は、アダプタ550と、光学系642を内蔵している。アダプタ550は、光変換ユニット520から射出される照明光を前方すなわち第1の方向に方向づけるものであり、第3実施形態で説明した通りである。光学系642は、撮像ユニット620による撮影方向を第1の方向にあわせるものであり、撮像ユニット620の光軸にいっさい影響を与えず、撮像ユニット620は光学系642を介して前方を撮影できる。アダプタ550と光学系642は、アダプタ540から射出される照明光の射出方向と撮像ユニット620の光軸がそろうように配置されている。側方撮影用のアダプタ640が先端部610に装着された状態では、照明光Lはアダプタ550から前方に射出されて、撮像ユニット620によって撮影される対象をもっぱら照明する。
この撮像装置では、先端部610に装着するアダプタ630とアダプタ640を交換するという簡単な操作によって、照明方向と撮像方向を同時に切り換えることができる。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。ここにいう様々な変形や変更は、上述した実施形態を適当に組み合わせた実施も含む。
10…1次光源、20…集光光学系、30…導光部材、40…光変換ユニット、110…導光部材、120…光変換ユニット、122…光変換部材、124…ミラー、132…ミラー、134…射出窓、142…ミラー、144…射出窓、210…導光部材、220…光変換ユニット、222…透明部材、224…光変換部材、226…ホルダ、228…ミラー、240…アダプタ、242…ホルダ、244…ミラー、250…アダプタ、252…ホルダ、254…ミラー、260…アダプタ、262…透明部材、264…ホルダ、266…ミラー、270…光変換ユニット、272…光変換部材、274…ホルダ、276…ミラー、310…導光部材、320…光変換ユニット、322…透明部材、324…光変換部材、326…ホルダ、328…ミラー、340…アダプタ、342…透明部材、344…ホルダ、346…ミラー、350…アダプタ、352…透明部材、354…ホルダ、356…ミラー、360…光変換ユニット、362…透明部材、364…光変換部材、366…ホルダ、368…ミラー、410…導光部材、420…光変換ユニット、422…透明部材、424…光変換部材、426…ホルダ、428…ミラー、440…アダプタ、442…ホルダ、444…ミラー、450…アダプタ、452…ホルダ、454…ミラー、510…導光部材、520…光変換ユニット、522…透明部材、524…光変換部材、526…ホルダ、528…ミラー、540…アダプタ、540A…アダプタ、542…透明部材、544…ホルダ、546…ミラー、548…拡散部材、550…アダプタ、552…透明部材、554…ホルダ、556…ミラー、610…先端部、620…撮像ユニット、630…アダプタ、632…光学系、640…アダプタ、642…光学系、L…照明光、L…1次光、L…2次光。

Claims (14)

  1. 1次光を発する光源と、
    前記光源から発せられた1次光を導光する導光部材と、
    前記導光部材から射出された1次光を照明光に変換する光変換ユニットを備え、
    前記光変換ユニットは、前記照明光を第1の方向に方向づける第1のアダプタと、前記照明光を前記第1の方向と異なる第2の方向に方向づける第2のアダプタを選択的に取り付け可能である、光源装置。
  2. 前記照明光は、前記第1の方向に進む第1の光成分と、前記第2の方向に進む第2の光成分を有し、前記第1のアダプタは、前記照明光の第2の光成分を反射する第1の反射部材を有している、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記照明光は、前記第1の方向に進む第1の光成分と、前記第2の方向に進む第2の光成分を有し、前記第2のアダプタは、前記照明光の第1の光成分を反射する第2の反射部材を有している、請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記第1の方向は、前記導光部材から射出される前記1次光の進行方向に平行であり、前記第2の方向は、前記導光部材から射出される前記1次光の進行方向に垂直である、請求項1〜3のいずれかひとつに記載の光源装置。
  5. 前記光変換ユニットは、前記1次光の一部を吸収して2次光を等方的に放射する光変換部材と、前記2次光の一部を前記第1の方向に反射するとともに前記2次光の一部を前記第2の方向に反射する第3の反射部材を有している、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の光源装置。
  6. 前記光変換ユニットは、前記1次光の一部を吸収して2次光を放射する光変換部材を有し、前記光変換部材は、前記導光部材から射出される前記1次光の実質的にすべてが前記光変換部材に入射するように設けられている、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の光源装置。
  7. 前記光変換部材の前記1次光が入射する面は、前記導光部材から射出される前記1次光の進行方向に対して傾斜している、請求項5または6に記載の光源装置。
  8. 前記光変換部材は、前記1次光が前記光変換ユニットを出る際に前記光変換部材を必ず通過するように設けられている、請求項5または6に記載の光源装置。
  9. 前記光変換ユニットは、前記導光部材と前記光変換部材の間に介在する透明部材を有している、請求項5または6に記載の光源装置。
  10. 前記光変換部材は蛍光体を有している、請求項5または6に記載の光源装置。
  11. 前記光変換部材は拡散部材で構成されている、請求項5または6に記載の光源装置。
  12. 前記拡散部材は、透明部材内に分散された拡散粒子を有している、請求項11に記載の光源装置。
  13. 前記第1のアダプタと前記第2のアダプタの少なくともひとつは、前記照明光を散乱させる散乱部材をさらに有している、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の光源装置。
  14. 請求項1に記載の光源装置が組み込まれた撮像装置であり、
    撮像ユニットと、
    前記撮像ユニットと前記光変換ユニットが設けられた先端部を備えており、
    前記先端部は、第1の撮影アダプタと第2の撮影アダプタを選択的に装着可能であり、前記第1の撮影アダプタは、前記第1のアダプタと、前記撮像ユニットによる撮影方向を前記第1の方向に合わせる第1の光学系を有し、前記第2の撮影アダプタは、前記第2のアダプタと、前記撮像ユニットによる撮影方向を前記第2の方向に合わせる第2の光学系を有している、撮像装置。
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