JP2014078354A - 照明装置 - Google Patents

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祐一郎 廣渡
Tomoaki Mannami
寛明 万波
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伸一郎 栗原
Koichi Mitsujima
康一 密島
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Abstract

【課題】利便性およびその利便性に対する満足度の向上を図ることを可能とする、表示用光源を備えた照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、表示用光源60,61の近傍に対する表示用光源60,61の相対的な明るさに関する明るさ情報を取得する情報取得手段と、取得した明るさ情報に基づき予め設定した減光条件を充足するか否かを判定し、充足しないと判定した場合、点灯する表示用光源の明るさを第1の明るさとし、充足すると判定した場合、点灯する表示用光源の少なくとも一つの光源の明るさを第1の明るさよりも減光させた第2の明るさとする調整手段を制御部72に有して構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置に関し、特には、照明用光源の照明状態に関する情報を表示する表示用光源を備えた照明装置に関する。
住居やオフィスなどに設置される室内照明用の照明装置など、一定空間内の明るさを確保するために用いられる照明装置には、照明用光源が備えられている。しかしながら、照明用光源は、照明対象を照らす機能を有するのみであって、情報提供の機能を備えていない。
そこで、照明用光源の照明状態に関する情報を表示する表示用光源を備える照明装置が提案されている。照明状態の情報としては、照明装置が備える調光機能や調色機能といった点灯機能のうち特定の機能が作動していることを示す情報や、点灯に係る構成部品が消耗して交換すべき状態であることを示す情報などが選択されている。
特開2010−97900号公報 特開2012−160270号公報
しかしながら、従来の表示用光源を備える照明装置においては、表示用光源が、その近傍の明るさに関わらず、常時同じ明るさをもって点灯する構成が採用されている。
表示用光源は、視認されやすい程度の明るさを有することが求められるが、表示用光源の近傍の明るさに対して相対的に過度に明るい状態となると、視認する人に対して光刺激を与えすぎる結果を招く。ひいては、視認する人に対して不要の不快感を起こさせる結果を招くことにもなる。
そのため、表示用光源を備える照明装置においては、表示用光源を用いた情報提供による利便性の向上を図るとともに、その利便性に対する満足度を阻害しない構成が求められる。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであって、利便性およびその利便性に対する満足度の向上を図ることを可能とする、表示用光源を備えた照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明装置は、照明用光源と、前記照明用光源の照明状態に関する情報に対応づけられた1又は複数の光源からなる表示用光源と、前記照明用光源および前記表示用光源を点灯制御するための点灯回路とを備える照明装置であって、前記点灯回路は、前記表示用光源の点灯させる光源を通常点灯としての第1の明るさで点灯させた場合における、前記表示用光源の近傍の明るさに対する前記表示用光源の相対的な明るさを指標する明るさ情報を取得する情報取得手段と、前記明るさ情報に基づいて、前記表示用光源の点灯させる光源の明るさを前記第1の明るさに比して減光すべき条件として設定された減光条件を充足しないと判定する場合には、前記表示用光源の点灯させる光源を前記第1の明るさで点灯させる調整を行い、前記減光条件を充足すると判定する場合には、前記表示用光源の点灯させる光源、又は点灯させる光源が複数であれば少なくとも1つの光源を前記第1の明るさよりも減光した第2の明るさで点灯させる調整を行う調整手段と、を含むことを特徴とする。
ここで、本発明における表示用光源の「近傍」とは、照明用光源が照明対象とする領域の任意の位置から表示用光源が位置する領域を視認する場合に、表示用光源からの入射光とは異なる入射光を発する表示用光源を取り囲む領域をいう。
また、本発明における「相対的な明るさ」とは、客観的に評価し得る明るさの相対値を意味し、例えば、表示用光源の近傍に照度計を位置させて、表示用光源を点灯させた状態と点灯させない状態でそれぞれ照度を測定するなどして評価し得るものである。
さらに、本発明における相対的な明るさに関する「明るさ情報」とは、一定の法則に基づいて、表示用光源の近傍に対する表示用光源の相対的な明るさの大小が判断できる情報をいう。例えば、表示用光源を構成する光源のうち点灯させる光源の個数に関する個数情報、照明対象の明るさを照度センサなどにて検出した検出値に関する明るさセンサ情報などをいう。
なお、本発明における「明るさ外延情報」は、時刻から推測される表示用光源近傍の明るさに関する情報とされるが、明るさ情報を一定の法則に基づいた情報に加えて一定の経験則に基づく情報も包含するものと定義して、明るさ情報に含む構成を排除するものではない。
本発明に係る照明装置の構成によれば、情報取得手段により、表示用光源の近傍に対する表示用光源の相対的な明るさに関する明るさ情報(以下、単に「明るさ情報」とも記す。)が取得される。そして、調整手段により、明るさ情報に基づき減光条件を充足すると判定する場合、即ち表示用光源の明るさが表示用光源の近傍に対して相対的に過度に明るくなる場合、点灯させる表示用光源の光量を小さくするための調整がされる。
その結果、表示用光源の明るさが表示用光源の近傍に対して相対的に過度に明るくなることを低減し、視認する人に与える光刺激を抑えることが可能となる。ひいては、視認する人に不快感を与えることなく、表示用光源を用いた情報提供による利便性の向上を図ることが可能となる。
以上、本発明に係る照明装置によれば、表示用光源を設けることによる利便性の向上およびその利便性に対する満足度の向上を図ることが可能となる。
(a)は、実施の形態に係る照明装置1の外観を示す斜視図であり、(b)は、グローブ30を外した状態の照明装置1の内部を示す斜視図である。 (a)は、実施の形態に係るセンサユニット40の外観を示す斜視図であり、(b)は、センサユニット40の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る照明装置1の構成を示すブロック構成図である。 実施の形態に係る表示用光源60,61の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。 変形例1に係る照明用光源に対する自動調光制御のパターンの一例を示す模式図である。 変形例1に係る表示用光源の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。 変形例2に係る表示用光源の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態は、本発明の構成、作用および効果を分かりやすく説明するために用いる例示である。そのため、本発明は、その本質的部分以外に以下の形態に何ら限定されない。また、図示される構成部品の形状、寸法および寸法比等に何ら限定されない。
[全体構成]
《外観構成》
図1は、実施形態に係る照明装置1の概略構成を示す斜視図であり、図1(a)は、照明装置1の外観斜視図であり、図1(b)は、グローブ30を取り外した状態の照明装置1を示す斜視図である。また、図2は、実施形態に係るセンサユニット40の概略構成を示す斜視図であり、図2(a)は、センサユニット40の外観斜視図であり、図2(b)は、センサユニット40の分解斜視図である。
図1(a)に示すように、照明装置1の外観は、装置本体10、装置本体10の外周に組みつけられた円環状の枠体20、および枠体20の環内側にて装置本体10に嵌合されたグローブ30により主要な部分が構成されている。以下、各構成について説明を行う。
<装置本体>
装置本体10は、図1(b)に示すように、受信ユニット11、手動設定ユニット12、およびコネクタ13を有し構成されている。受信ユニット11は、照明装置1を遠隔操作するためのリモートコントローラ(以下、「リモコン」と記す。)からの指示信号を受信するためのものとされる。手動設定ユニット12は、押しボタンを有しており、押しボタンを押下げて照明装置1の初期設定や設定変更等を行うためのものとされる。また、コネクタ13は、外部電源から電力を受電するためのものとされる。
装置本体10には、発光部50が着脱可能な状態で取り付けられている。発光部50は、照明用光源であり、複数のLED素子(発光ダイオード素子)が環状に配置されたものとされる。ここで、複数のLED素子は、互いに発光色が異なるLED素子を組として構成されており、発光部50から種々の色温度の光が照射するものとされている。
また、装置本体10には、発光部50の点灯を制御するための点灯回路が備えられている。詳細な説明は後述するが、点灯回路は、コネクタ13を介して外部電源からの電力を受電し、発光部50を構成するLED素子を点灯させるための電力に変換するとともに、発光部50から照射する光の明るさや色温度を制御するものとされている。
図1(b)に示すように、装置本体10の中央部には、取付用貫通孔10aが形成されている。天井や壁等に設置された配線器具と照明装置1とを電気的に接続にさせるためのアダプタ(不図示)を取付用貫通孔10aに嵌合することにより、当該アダプタを介して照明装置1が天井等に固定される。そして、照明用装置1は、例えば、天井等に固定される、いわゆる住宅用シーリングライトとして使用される。
なお、照明装置1の使用時においては、発光部50は必須部材とされるが、商品として流通におく際には、発光部50を備えることなく購入したユーザが後ほど好みの発光部50を取り付けるものとしてもよい。
<センサユニット>
図1に示すように、枠体20には、照明装置1が設置されている環境(室内等)の明るさを検知するためのセンサユニット40が取着されている。
図2(a)に示すように、センサユニット40の外観は、基板41、基板41に実装された電源モジュール42、および基板41を保持する外部ケース43により主要な部分が構成されている。
図2(b)に示すように、基板41の第1主面41aには、受光素子44、および発光素子60,61が実装され、第1主面41aの反対側の主面には電源モジュール42が実装されている。ここで、発光素子60,61は、発光部50の点灯動作に関する照明状態を表示するための表示用光源を構成する光源とされ、これら発光素子が近接した状態でセンサユニット40に一体的に組み込まれて構成されている。
受光素子44は、受光した光を電気に変換する光電変換素子であり、本実施形態においては、表面実装型のフォトダイオードから構成されている。発光素子60,61は、本実施形態においては、表面実装型のLED素子から構成されている。また、電源モジュール42は、受光素子44および発光素子60,61に駆動電力を供給するためのものである。電源モジュール42には、コネクタ13を介して受電した電力の一部を給電し、素子44,60,61の駆動動作を制御するための制御信号および受光素子44からのアウトプット信号などの信号を送受信するためのハーネス(不図示)が接続されている。
また、基板41の第1主面41a上には、受光素子44を囲繞する筒状部材47が配設さる。筒状部材47は、発光素子60,61から発光した光が受光素子44に入射するのを防止するためのものであり、弾性を有する遮光性材料(ゴム等)から構成されている。筒状部材47上には、筒状部材47の基板41側とは反対側の開口を塞ぐ状態で光学部材48が配設される。光学部材48は、透明ないしは半透明のレンズ状のカバー部材であり、外部から筒状部材47の筒内にゴミ等が入るのを防ぐためのものとされる。
そして、基板41と外部ケース43とは、素子44,60,61、筒状部材47および光学部材48を外部ケース43に収容した状態で、爪状の係合部43d,43eを被係合部41b,41cに係合させることで接合される。
さらに、外部ケース43には、透光窓43a,43b,43cが設けられており、発光素子60,61から発光した光は、透光窓43a,43cを通してセンサユニット40から照射し、透光窓43bを通して外部光が受光素子44に入射するものとされる。
なお、透光窓43a,43cには、基板41側とは反対側の開口を塞ぐ状態で、光学部材(不図示)が配設されている。当該光学部材は、透光性材料(樹脂材料等)からなるレンズ状のカバー部材であり、外部からゴミ等が入るのを防ぐためのものとされる。
<枠体>
図1に示すように、枠体20には、窓部20a,20b,20cが設けられている。センサユニット40は、窓部20a,20b,20cと透光窓43a,43b,43cとをそれぞれ対向させた状態で枠体20に取り付けられている。そして、発光素子60,61から発光した光は、窓部20a,20cを通して照明装置1から照射される。また、照明装置1に対して照射される光、つまり、照明装置1の照明対象物からの反射光や外光が、窓部20bを通して受光素子44に入射される。
なお、本実施形態における表示用光源の近傍は、表示用光源である発光素子60,61から照明対象に向けて照射される光の向きを前方した場合、次にいう領域に相当する。枠体20の前方側の外表面における、当該外表面に発光素子60,61を投影させた領域(図1に示す窓部20a,20cに相当する領域)を取り囲む領域(例えば、図1に示す破線で囲まれた領域)が、表示用光源の近傍とされる。
<グローブ>
グローブ30は、発光部50から照射された光を拡散させるためのものとされている。グローブ30は、ガラスや樹脂等の透光性材料から構成されており、シリカや白色顔料等による拡散処理が施されている。
《内部構成》
図3は、実施の形態における照明装置1の構成を示すブロック構成図である。
照明装置1は、照明用光源50、表示用光源60,61、点灯回路70、記憶部80、計時部90、照度検出部40、電源接続部13および受信部11を有し構成されている。なお、図3には、受信部11に指示信号を送信するためのリモコン100を併せて図示してある。以下、各構成について説明を行う。
<照明用光源>
照明用光源50は、照明装置1が設置される空間の明るさを充足させるための主光源である。照明用光源50は、互いに発光色の異なるLED素子を組とした複数のLED素子から構成されている。
照明用光源50の明るさは、点灯回路70を構成する制御部72がLED素子に印加する電圧を制御することにより調光するものとされている。また、照明用光源50の色温度は、照明用光源50を構成する発光色の異なる各LED素子に印加するそれぞれの電圧を制御部72が制御することにより調色するものとされている。具体的には、明るさは、250lm以上5000lm以下の範囲、色温度は、2700K以上6500K以下の範囲において調整される。
<表示用光源>
表示用光源60,61は、照明用光源50の照明状態に関する情報を表示するためのものである。ここで、「照明状態」とは、照明用光源の点灯動作が規定通りに正常に作動しているか否かの状態をいうものとされる。例えば、リモコンを介してユーザが設定できる自動調光制御、設定した時刻に応じて調色が制御される自動調色制御など各種の制御内容のうち、設定された制御内容に従い正常に作動している動作状態を示すものとされる。または、設定された制御内容に従い作動しているが、照明用光源の点灯動作に係る回路部品等の構成部品が消耗しているために規定範囲の動作をしていない状態を示すものとされる。
本実施形態においては、表示用光源は複数の光源から構成されており、それぞれの光源を第1表示用光源60および第2表示用光源61として構成されている。第1表示用光源60および第2表示用光源61は、リモコン100を介してユーザが設定する照明用光源50の点灯動作に関する各種制御内容のうち、互いに異なる特定の動作制御が作動していることを表示するものとされる。
第1表示用光源60および第2表示用光源61は、それぞれ1つのLED素子から構成されており、互いに異なる発光色(例えば、光の三原色のうちの一つ)のLED素子とされている。また、表示用光源60,61の明るさは、それぞれを構成するLED素子に印加する電圧を制御部72が制御することにより調整される。具体的には、それぞれの明るさは、0.6cd以上1.35cd以下の範囲において調整される。また、第1表示用光源60および第2表示用光源61のうち点灯すべき光源の選択は、制御部72により制御されている。
<点灯回路>
点灯回路70は、照明用光源50および表示用光源60,61の点灯動作を制御するものとされている。点灯回路70は、駆動部71と制御部72とを有し構成されている。以下、各構成要素について説明を行う。
(駆動部)
駆動部71は、整流回路、PFC(Power Factor Correction)回路、第1降圧チョッパ回路、第2降圧チョッパ回路、第3降圧チョッパ回路を有し構成されている。各構成要素の機能は、以下のとおりである。
整流回路は、電源接続部13を介して外部電源ACから供給される交流を整流して直流に変換するものとされる。整流回路は、例えば、ダイオードブリッジから構成される。
PFC回路は、入力力率を改善するための回路とされる。PFC回路は、例えば、昇圧チョッパ回路から構成される。PFC回路が昇圧チョッパ回路から構成される場合、PFC回路は、整流回路から入力される直流電圧よりも高い直流電圧に昇圧して出力する。
第1降圧チョッパ回路は、PFC回路から出力される電圧を降圧(例えば、200Vに降圧)して、照明用光源50に出力する。降圧チョッパ回路は、インダクタ、スイッチング素子およびダイオードの駆動回路を有し構成される。
また、第1降圧チョッパ回路は、PWM制御方式により出力が制御されている。具体的には、制御部72から第1降圧チョッパ回路が有する駆動回路にPWM信号が入力されると、駆動回路は、入力されたPWM信号に基づいてスイッチング素子をオンオフさせる。そして、第1降圧チョッパ回路は、PWM信号のオンデューティにより定まる所定の大きさの電圧を照明用光源50に出力する。その結果、照明用光源50の明るさは調光される。
第2降圧チョッパ回路は、PFC回路から出力される電圧を降圧(例えば、5Vに降圧)して第1表示用光源60に出力する。第2降圧チョッパ回路は、第1降圧チョッパ回路と同様にして駆動回路を有し構成されており、制御部72から入力されるPWM信号に応じて所定の電圧を第1表示用光源60に出力する。その結果、第1表示用光源60の明るさは調光される。
第3降圧チョッパ回路は、PFC回路から出力される電圧を降圧(例えば、5Vに降圧)して第2表示用光源61に出力する。第3降圧チョッパ回路は、第1降圧チョッパ回路と同様にして駆動回路を有し構成されており、制御部72から入力されるPWM信号に応じて所定の電圧を第2表示用光源61に出力する。その結果、第2表示用光源61の明るさは調光される。
(制御部)
制御部72は、表示点灯判定部72aおよび調光制御部72bを有し構成されている。ここで、制御部72は、プロセッサ及びメモリを有し構成されており、表示点灯判定部72a及び調光制御部72bの機能を含む制御部72の機能は、メモリに記憶されるプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。以下、各構成要素について説明する。
〔表示点灯判定部〕
表示点灯判定部72aは、表示用光源60,61を点灯するか否か、および表示用光源60,61の明るさを維持するか又は減光するかを判定するものとされる。ここで、表示用光源60,61は、第1表示用光源60と第2表示用光源61として、それぞれの光源に光源用識別番号が割り当てられている。そして、表示点灯判定部72aは、点灯させるべき光源ないしは減光すべき光源に対応した光源用識別番号の情報を含む判定結果を判定識別信号として調光制御部72bに出力する。
〔調光制御部〕
調光制御部72bは、駆動部71を構成する第1降圧チョッパ回路、第2降圧チョッパ回路および第3降圧チョッパ回路に対して、PWM信号を出力して、照明用光源50および表示用光源60,61の明るさを調整制御するものとされる。
詳細には、表示用判定部72aから判定識別信号を受けた調光制御部72bは、光源を点灯させる場合、先ず、当該光源への電力供給を開始する供給開始信号を駆動部71に出力する。そして、当該光源における通常の明るさに対応すべく設定された所定のオンデューティのPWM信号を出力する。光源を減光させる場合には、減光率に応じて設定された所定のオンデューティのPWM信号を出力する。
(記憶部)
記憶部80は、不揮発性のメモリデバイスとして構成されており、点灯動作に関する各種データを格納するものとされている。
(計時部)
計時部90は、クロックタイマを有し構成されており、時間又は時刻を計時して、計時した時刻に関する時刻情報を時刻信号として制御部72に出力するものとされる。
(照度検出部)
照度検出部40は、図2に示すセンサユニット40に相当するものであり、照明装置1の照明対象物からの反射光の照度を検出し、検出した検出値に関する明るさセンサ情報を電圧信号として制御部72に出力されるものとされる。
(受信部)
受信部11は、図1に示す受信ユニット11に相当するものであり、リモコン100からの指示信号を受信するとともに変換して制御部72に出力するものとされる。受信部11は、例えば、指示信号の媒体が赤外線とされる場合には、赤外線を受光できる受光素子から構成される。
詳細には、受信部11が受信する指示信号は、照明用光源50の点灯動作に関する制御情報を含むものである。受信部11は、当該制御情報に基づいて、制御すべき点灯動作の種類に応じて割り当てられた設定識別番号を含む情報を制御信号として制御部72に出力する。
(電源接続部)
電源接続部13は、図1に示すコネクタ13に相当するものであり、外部電源と駆動部71を電気的に接続するものである。
<リモコン>
リモコン100は、操作部101、制御部102および送信部103を有し構成されている。操作部101には、照明用光源50の点灯動作に関する各種の制御内容が選択できる操作ボタンを備えている。ユーザは、操作ボタンを介して、例えば調光や調色制御、自動調光制御や自動調色制御といった各種の制御内容を選択することができる。そして、操作ボタンにより選択された制御内容に係る設定信号の入力を受けた制御部102は、当該設定信号に基づく制御信号を送信部103に送信し、当該制御信号が送信部103から指示信号として受信部11に送信される。
≪表示用光源の点灯動作≫
表示用光源60,61の点灯動作は、表示用光源を点灯するか否か、および表示用光源の明るさを維持する又は減光するかの判定処理を表示点灯判定部72aが行うことにより制御されている。以下、表示用光源を点灯するか否かを判定する点灯判定処理、および表示用光源の明るさを維持する又は減光するかを判定する減光判定処理について、概要を述べた後、図面を参照して具体的な説明を行う。
<概要>
(点灯判定処理)
第1表示用光源60および第2表示用光源61は、リモコン100を介してユーザが設定する照明用光源50の点灯動作に関する各種制御内容のうち、互いに異なる特定の動作制御が作動していることを表示するものとされる。
表示用判定部72aは、受信部11から制御部72に入力された設定識別信号の情報に基づき、設定識別番号が第1表示用光源60又は第2表示用光源61を点灯すべく対応付けられた特定の設定識別番号か否かを判定する。そして、特定の設定識別番号である場合、点灯すべき光源に対応した光源用識別番号の情報を含む判定識別信号を調光制御部72bに出力する。そして、調光制御部72bは、点灯すべき光源への電力を開始する電力開始信号を駆動部71に出力するとともに、通常の明るさである第1の明るさに対応すべく設定されたオンデューティのPWM信号を駆動部71に出力する。
そして、調光制御部72bは、点灯させた光源の光源用識別番号の情報である点灯個数情報を個数識別信号として記憶部80に出力する。
(減光判定処理)
本実施形態では、表示用光源の近傍に対する表示用光源の明るさが相対的に過度に明るくなる状態として、複数の表示用光源のうち2つ以上の光源が点灯される場合、つまり第1表示用光源60および第2表示用光源61が点灯される場合が設定されている。そして、第1表示用光源60および第2表示用光源61が点灯状態になるか否かが、表示用光源60,61の明るさを減光すべき明るさ減光条件であると設定されている。
表示点灯判定部72aは、上記点灯判定処理と同様に、制御部72に入力された設定識別信号が特定の設定識別番号か否かを判定する。そして、特定の設定識別番号である場合、記憶部80に格納されている点灯個数情報を読み出すとともに、特定の設定識別番号に対応する光源用識別番号と、読み出した点灯個数情報が有する光源用識別番号とが一致するか否かを判定する。さらに、一致しない場合には点灯個数情報に基づき点灯されている光源があるか否かを判別して、点灯されている光源があれば、明るさ減光条件を充足すると判定する。つまり、既に点灯されている光源の明るさは減光するものとし、新たに点灯する光源の明るさは減光した状態で点灯させるとの判定をする。当該判定の結果は、減光させる光源に対応する光源用識別番号を情報として含む判定識別信号として調光制御部72bに出力する。
判定識別信号を受けた調光制御部72bは、第1表示用光源60に対応したPWM信号、および第2表示用光源61に対応したPWM信号のそれぞれのオンデューティを例えば半分に設定するとともに、当該設定したPWM信号を駆動部71に出力する。そして、調光制御部72bは、新たに点灯させた光源の光源用識別番号の情報を個数識別信号として記憶部80に出力し、記憶部80は格納する点灯個数情報を書き換えて情報を更新する。
以上、減光判定処理により表示用光源の明るさは調整される。ここで、記憶部80に格納された点灯個数情報が、本発明にいう明るさ情報の一例である。点灯個数情報に基づく表示用判定部72aの判定処理が、本発明にいう明るさ減光条件を充足するか否かの判定処理の一例である。また、この判定処理を含めて、判定識別信号を受けた調光制御部72bがオンデューティを減少させたPWM信号を駆動部71に出力する処理が、本発明にいう明るさを調整する調整手段の一例である。
<具体的処理過程>
上記点灯判定処理および減光判定処理は、実際には、表示点灯判定部72aにおける一連の判定処理の中で統一的に処理がなれている。以下、具体的な処理過程について図4を用いて説明する。なお、上記概要の説明と重複する部分は簡略的な説明に留める。
図4は、実施の形態に係る表示用光源の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。
表示点灯判定部72aは、照明光源1に動作電源からの電力が給電されたことを開始時点として、その後、制御信号を受信部11より受信し(ステップS101)、制御信号が表示用光源60,61を点灯させるべき特定の制御信号かを判定する(ステップS102)。特定の制御信号である場合、制御信号の情報から設定識別番号を抽出し(ステップS103)、記憶部80から既に点灯処理がなされた表示用光源の個数情報を読み出す(ステップS104)。そして、抽出した設定識別番号に対応する光源用識別番号が、読み出した個数情報の中にあるか否かを判定する(ステップS105)。
ここで、設定識別番号に対応する光源用識別番号が個数情報の中にない場合、設定識別番号に対応する光源用識別番号が、第1表示用光源60又は第2表示用光源61のいずれに対応するかを分別する(ステップS106,S113)。その上で、第1表示用光源60に対応している場合、さらに第2表示用光源61が既に点灯しているか否かを個数情報に基づいて判定する(ステップS107)。他方、第2表示用光源61に対応している場合も同様にして、第1表示用光源60が既に点灯しているか否かを判定する(ステップS114)。
次に、ステップS107において、第2表示用光源61は点灯していると判定した場合、第1表示用光源60を新たに点灯することで複数の表示用光源が点灯されることになる。つまり、表示用光源の明るさを減光すべき明るさ減光条件を充足するとの判定となる。そして、この判定結果が調光制御部72bに出力される。調光制御部72bは、通常の点灯の明るさである第1の明るさよりも減光した第2の明るさとなるように、通常の点灯に比してオンデューティを例えば半分にしたPWM信号を駆動部71の第2降圧チョッパ回路に出力する(ステップS108)。その結果、第1表示用光源60は、第2の明るさに調整された状態で点灯する。また、調光制御部72bは、同様にして、オンデューティを例えば半分したPWM信号を駆動部71の第3降圧チョッパ回路に出力する(ステップS109)。その結果、第2表示用光源61は、第2の明るさに調整されて点灯を継続する。これら処理を経て、記憶部80は、第1表示用光源60を新たに点灯させた情報を加えて個数情報を更新する(ステップS110)。
他方、ステップS107において、第2表示用光源61は点灯していないと判定した場合、表示用光源のうち第1表示用光源60のみを点灯させる判定となる。そして、この判定結果を受けた調光制御部72bは、第1表示用光源60を第1の明るさで点灯させるべく、第1の明るさに対応するオンデューティのPWM信号を駆動部71の第2降圧チョッパ回路に出力する(ステップS111)。その結果、第1表示用光源60は、第1の明るさに調整された状態で点灯する。そして、ステップS110と同様にして記憶部80の個数情報が更新される(ステップS112)。
設定識別番号が第2表示用光源61に対応している場合の処理(ステップS113〜S119)は、第1表示用光源60と第2表示用光源61とが入れ替わるだけで上記と同様の処理である。そのため説明は省略する。
以上の処理過程を経て、例えば、照明用光源50が消灯しているか否かを判定し(ステップS120)、消灯している場合には、処理を終了する。
[まとめ]
以上、本実施形態に係る点灯回路70の構成によれば、記憶部80に格納する点灯個数情報を明るさ情報とし、表示用光源を構成する複数の光源が点灯する場合には、表示点灯判定部72aおよび調光制御部72bにより、点灯する光源の明るさを減光する処理がなされる。その結果、表示用光源の近傍に対する点灯させた表示用光源全体の相対的な明るさは減少し、視認する人に与える光刺激を抑えることができる。ひいては、視認する人が満足をもって表示用光源の利便性を享受することができる。
また、本実施形態に係る表示用光源60,61は、近接した状態で同一部材(センサユニット40)内に配置された構成とされる。表示用光源を構成する複数の光源を近接した状態で配置した場合には、点灯させた表示用光源から視認する人に入射される光束の量が大きくなりやすい。しかしながら、本実施形態に係る点灯回路70の構成によれば、点灯させた表示用光源から視認する人に入射される光束の量を良好に小さくすることができる。その結果、視認する人に与える光刺激を抑えることができる。
さらに、本実施形態では、明るさセンサであるセンサユニット40を構成する受光素子44に隣接した位置に、表示用光源60,61は近接した状態で配設された構成とされる。明るさセンサを構成する受光素子に隣接して表示用光源を配設することにより、明るさセンサの外形寸法を比較的大きくすることなく、表示用光源を一体的に組み込むことが可能となる。しかしながら、センサ内において表示用光源から照射される光が受光素子に不可避的に入射されるおそれは、表示用光源の個数の増加に伴い増加する。そこで、本実施形態に係る点灯回路70の構成を採用すれば、表示用光源の個数が増加しても、点灯させる表示用光源全体の光束の量は従来に比して抑えられるため、受光素子の検出精度を良好に維持することが可能となる。
また、本実施形態に係る表示用光源は、LED素子(発光ダイオード素子)により構成されている。LED素子を用いた場合、発光色により視感度が異なるため、視感度の比較的大きい色温度の発光色を用いることにより表示機能を高めることができるが、他方で視認する人に与える光刺激も高まる。しかしながら、本実施形態に係る点灯回路の構成により、表示用光源から視認する人に入射される光束の量を良好に小さくすることができる。その結果、視認する人に与える光刺激を抑えることができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、照明用光源50は、公知の構成により自動調光制御がなされるものとされており、受光素子を有し構成される明るさセンサとしてのセンサユニット(照度検出部)40が設けられている(図1,図3参照)。また、センサユニット40は、表示用光源60,61の近傍に設けられているため、センサユニット40が検出する検出値は、表示用光源の近傍の明るさに近似したものといえる。
そこで、変形例1では、減光判定処理において、センサユニット40が検出した検出値に関する明るさセンサ情報を明るさ情報とする構成が採用されている。また、センサユニット40が検出した検出値が予め設定した閾値以下であるか否かを減光条件とする構成が採用されている。以下、変形例1について図面を用いて説明する。
なお、減光判定処理における明るさ情報および減光条件の構成を除いて、上記実施の形態と同様の構成を採用することが可能であるため、減光判定処理の説明のみを行う。
図5は、変形例1に係る照明用光源に対する自動調光制御のパターンの一例を示す模式図であり、図6は、変形例1に係る表示用光源の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。
照明用光源50の自動調光制御は、例えば一日の時間帯で、照明対象における目標とする明るさを目標値として予め規定しておき、当該目標値と一致するように駆動部71に出力するPWM信号のオンデューティを調光制御部72bが調整することによりなされる。
具体的には、図5に示す制御パターンが設定されている場合、時刻6:30から時刻22:00の時間帯は調光率を100%とし、時刻22:00から時刻6:30の間は、調光率を30%から100%の間において目標値に一致するように調光率を調整する。このように照明用光源を自動調光制御する場合、表示用光源の近傍の明るさは、自動調光の制御パターンに従って変化するものといえる。そのため、照明用光源を自動調光制御するために用いられるセンサユニット40が検出する検出値を明るさセンサ情報として用いることは、有用なものといえる。
表示用光源の点灯動作に関する減光判定処理は、図6に示す処理過程に従って行われる。図6に示すように、表示点灯判定部72aは、照度検出部40が検出した検出値に関する明るさセンサ情報を照度検出部40から検出信号として受信する(ステップS131)。そして、受信した検出信号に基づき検出値が予め閾値として設定した照度値以下であるか否かを判定する(ステップS132)。ここで閾値以下であると判定する場合は、表示用光源の近傍に対する表示用光源の相対的な明るさが過度に大きくなる状態であり、減光条件を充足する場合に該当する。
そこで、表示点灯判定部72aは、予め閾値として設定した照度値以下であると判定した場合には、記憶部80から既に点灯状態にある表示用光源の個数情報を読み出す(ステップS133)。そして、個数情報に基づいて、点灯状態の光源があるか否か、点灯状態の光源がある場合には、点灯状態の光源が第1表示用光源又は第2表示用光源であるかを順次判定する(ステップS134,S136,S138)。さらに、当該判定に基づいて、調光制御部72bは、点灯状態にある光源を第2の明るさに減光する処理を行う(ステップS135,S137,S139)。
次に、表示判定部72aは、照度検出部40から検出信号を再び受信する(ステップS140)。そして、受信した検出信号に基づき検出値が予め閾値として設定した照度値よりも大きいか否かを判定する(ステップS141)。ここで閾値より大きいと判定する場合には、第1の明るさに対応したオンデューティのPWM信号を、点灯状態にある表示用光源に対応する駆動部71の降圧チョッパ回路に出力する。その結果、点灯状態の表示用光源は、増光した第1の明るさに調整されて点灯を継続することになる(ステップS142,S143)。
以上の処理過程を経て、例えば、照明用光源50が消灯しているか否かを判定し(ステップS144)、消灯している場合には、処理を終了する。
[変形例2]
変形例2では、特定の時刻が到来したことを減光条件とし、明るさ情報に換えて、計時手段により得られた時刻に関する時刻情報を明るさ外延情報とする構成が採用されている。以下、変形例2について図面を用いて説明する。
なお、減光判定処理における明るさ情報および明るさ減光条件の構成を除いて,上記実施の形態と同様の構成を採用することが可能であるため、減光判定処理の説明のみを行う。
図7は、変形例2に係る表示用光源の点灯動作の流れを示すフローチャート図である。
表示点灯判定部72aは、計時部90が計時した時刻に関する時刻情報を時刻信号として受信する(ステップS121)。そして、予め設定した時刻であるか否かを判定する(ステップS122)。
ここで、予め設定した時刻は、例えば図6に示す制御パターンの設定に併せてユーザがリモコン100を介して設定したものであり、減光条件における特定の時刻に相当するものである。例えば夕方から朝方の時間帯においては、照明装置を使用するユーザの特有の生活パターンにもよるが、図6に示す制御パターンのように、特定の時刻の到来以降は、照明用光源の明るさを抑えることが常態化している場合が多いといえる。そのため、特定の時刻の到来以降は、表示用光源の近傍に対する表示用光源の明るさが過度に大きくなるものといえる。そこで、変形例2では、特定の時刻が到来したことを減光条件として採用している。
表示点灯判定部72aは、予め設定した時刻であると判定した場合には、記憶部80から既に点灯状態にある表示用光源の個数情報を読み出す(ステップS123)。そして、個数情報に基づいて、点灯状態の光源があるか否か、点灯状態の光源がある場合には、点灯状態の光源が第1表示用光源又は第2表示用光源であるかを順次判定する(ステップS124,S126,S128)。さらに、当該判定に基づいて、調光制御部72bは、点灯状態にある光源を第2の明るさに減光する処理を行う(ステップS125,S127,S129)。
以上の処理過程を経て、例えば、照明用光源50が消灯しているか否かを判定し(ステップS130)、消灯している場合には、処理を終了する。
[その他の事項]
上記実施の形態、変形例1,2が採用する構成以外にも以下のような構成を採用することが可能である。
(表示用光源)
実施の形態と同様、明るさ情報として個数情報を採用する場合には、表示用光源を構成する光源の個数は複数であればよく、光源を3つ以上とする構成を採用することが可能である。また、変形例1,2と同様、明るさセンサ情報または時刻情報を採用する場合には、表示用光源を構成する光源の個数は1つ又は3つ以上とする構成を採用することが可能である。
また、表示用光源を構成する光源の個数が2つ以上の構成において、複数の光源が表示する情報は、同一の情報であってもよい。他方、光源が1つの構成において、表示用光源を互いに異なる発光色を発光する複数のLED素子から構成するものとし、それぞれのLED素子を異なる情報に対応したものとする構成を採用することも可能である。
また、表示用光源を構成する光源が2つ以上の構成において、減光判定処理において減光条件を充足すると判定した場合、第2の明るさに減光する光源は少なくとも1つ以上であればよい。実施の形態を例にすれば、第1表示用光源60又は第2表示用光源61のいずれかを第2の明るさに減光する構成を採用することも可能である。
(表示用光源の調光制御)
減光判定処理において減光条件を充足すると判定した場合、表示用光源は、第2の明るさに減光する処理がなされるが、その後、変形例1に示す構成と同様、第1の明るさに増光する処理を行ってもよい。例えば、実施の形態では、減光させた表示用光源に対応する点灯動作の制御が終了した場合には、当該光源は消灯するが、点灯状態を継続する他の表示用光源については増光処理を行う構成を採用することが可能である。また、変形例2では、減光処理を行った後に特定の時刻が到来した場合には、増光処理を行う構成を採用することが可能である。
(明るさ情報)
実施の形態、変形例1,2では、個数情報、明るさセンサ情報および時刻情報のうち一つのみを用いた構成とされるが、これら情報を複数用いた構成を採用することも可能である。例えば、2つの情報を用いた構成であれば、いずれかの情報に基づいて、一度減光条件が充足すると判定した場合には、他方の情報に基づいて減光条件を充足するか否かの判定を行わないという減光判定処理の構成を採用するなどすればよい。
1 照明装置
10 装置本体
20 枠体
30 グローブ
40 センサユニット(照度検出部)
44 受光素子
50 発光部(照明用光源)
60,61 発光素子(表示用光源)
70 点灯回路
71 駆動部
72 制御部

Claims (6)

  1. 照明用光源と、前記照明用光源の照明状態に関する情報に対応づけられた1又は複数の光源からなる表示用光源と、前記照明用光源および前記表示用光源を点灯制御するための点灯回路とを備える照明装置であって、
    前記点灯回路は、
    前記表示用光源の点灯させる光源を通常点灯としての第1の明るさで点灯させた場合における、前記表示用光源の近傍の明るさに対する前記表示用光源の相対的な明るさを指標する明るさ情報を取得する情報取得手段と、
    前記明るさ情報に基づいて、前記表示用光源の点灯させる光源の明るさを前記第1の明るさに比して減光すべき条件として設定された減光条件を充足しないと判定する場合には、前記表示用光源の点灯させる光源を前記第1の明るさで点灯させる調整を行い、前記減光条件を充足すると判定する場合には、前記表示用光源の点灯させる光源、又は点灯させる光源が複数であれば少なくとも1つの光源を前記第1の明るさよりも減光した第2の明るさで点灯させる調整を行う調整手段と、
    を含む、
    こと特徴とする照明装置。
  2. 前記表示用光源は、複数の光源からなり、
    前記明るさ情報は、前記表示用光源を構成する複数の光源のうち点灯させる光源の個数に関する個数情報であり、
    前記調整手段は、前記点灯させる光源の個数が1つの場合は前記減光条件を充足しないと判定し、前記点灯させる光源の個数が2つ以上の場合は前記減光条件を充足すると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記表示用光源を構成する複数の光源は、近接した状態で同一部材内に配設されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. さらに、受光素子を有し構成される明るさセンサユニットを備え、
    前記明るさセンサユニットは、前記表示用光源の近傍に配設され、
    前記明るさ情報は、前記明るさセンサユニットが検出した検出値に関する明るさセンサ情報であり、
    前記調整手段により、予め設定した閾値を前記検出値が超える場合には前記減光条件を充足しないと判定し、前記検出値が前記閾値以下の場合には前記減光条件を充足すると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. さらに、時刻を計時する計時部を備え、
    前記情報取得手段は、前記明るさ情報に換えて、時刻から推測される前記表示用光源の近傍の明るさを明るさ外延情報として取得するものとし、
    前記明るさ外延情報は、前記計時部にて計時された時刻に関する時刻情報であり、
    前記調整手段は、特定の時刻が到来するまでは前記減光条件を充足しないと判定し、特定の時刻が到来してからは前記減光条件を充足すると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記表示用光源は、発光ダイオード素子により構成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113923832A (zh) * 2021-10-15 2022-01-11 安徽淘云科技股份有限公司 一种控制方法及其相关设备

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