JP2014074836A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏光フィルタの角度を自動的に且つ短時間で最適なものにする。
【解決手段】カメラの現在地データ、カメラの撮影方向の方位データ及びカメラの姿勢データと、日時データを取得し、取得データから太陽とカメラとの関係を特定する。特定された関係から、不要な偏光成分である反射光の除去に適したPLフィルタ(偏光フィルタ)の目標角度を設定し、PLフィルタの角度を目標角度に合わせる。
【選択図】図12

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関する。
PLフィルタ(偏光フィルタ)を用いて偏光成分である不要な反射光を除去する撮影手法がある。この際、撮影者は、反射光が良好に除去されるようにPLフィルタの回転角を手動調整する。手動調整には手間及び時間がかかる。また、撮影技術に長けた撮影者でないと、反射光の除去に適したフィルタ角度が分からないことも多い。
これを考慮し、或る従来制御方法では、PLフィルタを180°回転させながら撮影画像の輝度信号を順次取得及び記憶して輝度信号が最小になる回転角(不要な偏光が最大限除去される回転角)を検出した後、PLフィルタの回転角を検出回転角に合わせるようにしている(特許文献1参照)。
特開2006−208714号公報
しかしながら、この従来制御方法では、一旦PLフィルタを180°回転させる予備的動作が必須となり、実撮影までに相応の時間がかかる。また、カメラの撮影方向や姿勢が変わると、PLフィルタを再度180°回転させて輝度信号が最小になる回転角を再探索しなければならず、実撮影までの時間が更にのびる。実撮影までにかかる時間の増大は、シャッタチャンスの逸失につながり、好ましくない。
また、水面等を被写体に含むようなシーンを撮影する場合において、不要光をなるだけ排除した鮮明な画像を得るためには、カメラの向きや姿勢の調整が重要となってくるが、それらの調整は撮影技術に長けた撮影者でないと難しい。不要光が有効に除去された画像の撮影を支援する機能があれば有益である。
そこで本発明は、偏光フィルタの状態を短時間で適正にすることができる撮像装置を提供することを目的とする。また本発明は、不要光が有効に除去された画像の撮影を支援することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、偏光フィルタを介した入射光に基づく画像信号を出力する撮像部を備えた撮像装置であって、衛星からの信号に基づく当該撮像装置の現在地データ、当該撮像装置の撮影方向の方位を示す方位データ、当該撮像装置の姿勢を示す姿勢データ、及び、日時データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部の取得データに基づき前記偏光フィルタの回転制御を行う制御部と、を更に備えたことを特徴とする。
データ取得部の取得データを用いれば、太陽と撮像装置との関係が分かり、その関係によって、不要光除去に適した偏光フィルタの角度も分かる。故に、データ取得部の取得データに基づき偏光フィルタの回転制御を行うようにすれば、偏光フィルタの角度を不要光除去に適した角度に素早く調整することができる。
つまり具体的には例えば、前記制御部は、前記データ取得部の取得データに基づく、太陽と当該撮像装置との関係に応じて、前記偏光フィルタの回転制御を行うと良い。
より具体的には例えば、前記制御部は、6軸座標系における当該撮像装置の6軸座標データと前記日時データとに基づく前記関係に応じて目標角度を設定し、前記偏光フィルタの回転角が前記目標角度と一致するように前記回転制御を行い、前記6軸座標系は、当該撮像装置の存在位置の経度、緯度及び高度を示す直交座標系3軸と、前記直交座標系3軸周りの回転3軸とから成り、前記6軸座標データは、前記現在地データに基づく、前記直交座標系3軸における3軸分の座標データと、前記方位データ及び前記姿勢データに基づく、前記回転3軸における3軸分の座標データと、から成る。
また例えば、表示部と、前記データ取得部の取得データに基づき前記撮影方向の目標方位及び当該撮像装置の目標姿勢を設定し、前記目標方位及び前記目標姿勢に応じたガイド指標を前記表示部に表示させる表示制御部とを当該撮像装置に更に設けておいても良い。
これにより例えば、ユーザは、ガイド指標を参照して適切な撮影方位及びカメラ姿勢を判断することが可能になる。
また例えば、前記画像信号に対して色補正処理を含む信号処理を行う信号処理部と、前記姿勢データに基づき撮影シーンを判定し、その判定結果に応じて前記色補正処理の内容を変更する信号処理制御部とを当該撮像装置に更に設けておいても良い。
これにより、姿勢データから推測される撮影シーンに適応した色補正処理を行うことが可能となり、結果、より好ましい画像を取得することが可能となる。
より具体的には例えば、前記姿勢データによって、当該撮像装置の撮影方向が水平面に対して上向きであるか又は下向きであるかが特定され、前記信号処理制御部は、前記撮影方向が下向きである場合と上向きである場合とで、前記判定の結果を互いに異ならせ、それに従って前記色補正処理の内容も互いに異ならせても良い。
また例えば、操作部を介した入力指示に従って前記偏光フィルタを回転させる手動制御部を、当該撮像装置に更に設けておいても良い。
また例えば、当該撮像装置の動きを伴いながら前記撮像部にて順次取得される複数の入力画像の画像信号を合成することで各入力画像よりも画角の広い出力画像を生成する合成処理部を当該撮像装置に更に設けておき、前記制御部は、前記複数の入力画像の撮影期間中において、前記取得データに基づき前記偏光フィルタを回転させても良い。
これにより、画像全体に亘って不要光が適切に除去された出力画像を得ることが可能となる。
また例えば、前記撮像部と同じ構成を持つ第2撮像部を当該撮像装置に更に設けておいても良い。そして、前記制御部は、前記データ取得部の取得データに基づき前記撮像部及び前記第2撮像部の夫々における偏光フィルタの回転制御を行い、この際、前記第2撮像部の偏光フィルタの偏光方向を前記撮像部の偏光フィルタの偏光方向と異ならせても良い。
これにより、不要光の除去効果が異なる画像を同時に取得することが可能となる。
本発明に係る他の撮像装置は、偏光フィルタを介した入射光に基づく画像信号を出力する撮像部を備えた撮像装置であって、衛星からの信号に基づく当該撮像装置の現在地データ、当該撮像装置の撮影方向の方位を示す方位データ、当該撮像装置の姿勢を示す姿勢データ、及び、日時データを取得するデータ取得部と、表示部と、前記データ取得部の取得データに基づき前記撮影方向の目標方位及び当該撮像装置の目標姿勢を設定し、前記目標方位及び前記目標姿勢に応じたガイド指標を前記表示部に表示させる表示制御部と、を更に備えたことを特徴とする。
データ取得部の取得データに基づけば、不要光の除去に適した目標方位及び目標姿勢を設定することが可能である。目標方位及び目標姿勢に応じたガイド指標を表示することで、ユーザは不要光の除去に適した撮影方向の方位及び撮像装置の姿勢を容易に認識することができる。即ち、不要光が有効に除去された画像の撮影が支援される。
本発明によれば、偏光フィルタの状態を短時間で適正にすることができる撮像装置を提供することが可能である。また本発明によれば、不要光が有効に除去された画像の撮影を支援することができる撮像装置を提供することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るカメラの概略全体ブロック図である。 図1の撮像部及びドライバ群の内部構成図である。 カメラ座標系を示す図(a)と、カメラ座標系におけるPLフィルタの状態を示す図である。 PLフィルタにおける偏光の通過/遮断の様子を示す図である。 光の入射、反射及び屈折の関係を示す図(a)と、PLフィルタの機能を示す図(b)である。 PLフィルタと撮像素子の関係を示す図である。 PLフィルタ制御用データ取得部の内部ブロック図である。 カメラを原点に配置したワールド座標系を示す図である。 ワールド座標系とカメラ座標系の関係を示す図である。 図1の主処理/制御ブロックの内部構成を示す図である。 カメラを基準とした太陽の軌道を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラの動作フローチャートである。 太陽との関係における望ましい撮影方向を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る表示画面の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラの動作フローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るカメラの動作フローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る表示画面の例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係り、撮像部及びドライバ群の組が2組分カメラに設けられる様子を示した図(a)と、各撮像部のPLフィルタの関係例を示す図(b)である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
<<第1実施形態>>
図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラ1の概略全体ブロック図である。撮像装置であるカメラ1は、静止画像及び動画像を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラ、又は、静止画像のみを撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラである。また、カメラ1は、携帯電話機などの携帯端末に搭載されるものであっても良い。
カメラ1は、撮像素子を用いて被写体の撮影を行う撮像部11と、モータ等に形成され、撮像部11内の各種の光学部品を駆動するドライバ群12と、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含んだ集積回路にて形成され、ドライバ群12を含むカメラ1内の各部位の動作を統括的に制御する主処理/制御ブロック13と、液晶ディスプレイパネル等の表示画面を有し、任意の画像を表示する表示部14と、カード状半導体メモリや磁気ディスク等の不揮発性メモリから成り、撮影画像の画像信号を含む任意の情報を記録する記録媒体15と、シャッタボタン16A等を有し、ユーザからの各種操作及び指示を受け付ける操作部16と、PLフィルタ制御用データ取得部17と、を備える。撮影画像は撮像部11の撮影によって得られた画像を指す。以下、表示又は表示画面とは、特に記述無き限り、表示部14の表示又は表示画面を指す。
図2は、撮像部11及びドライバ群12の内部構成図である。撮像部11は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから成る撮像素子(固体撮像素子)33と、光学系35と、を備える。光学系35は、撮像部11の画角調整用のズームレンズ30及び焦点合わせ用のフォーカスレンズ31を含む複数のレンズと、撮像素子33への入射光量を調整するための絞り32と、偏光フィルタであるPLフィルタ34と、を有する。軸300は、撮像部11の光軸(カメラ1の光軸)である。
ドライバ群12は、各々がモータ等にて形成されたドライバ12A〜12Cを有する。レンズ/絞りドライバ12Aは、主処理/制御ブロック13の制御に従って、レンズ30及び31を光軸300の方向に移動させると共に、絞り32の開度(即ち絞り値)を変更する。PL挿抜ドラバ12Bは、主処理/制御ブロック13の制御に従って図示されない機構を駆動することで、光軸300上に配置されているPLフィルタ34を光軸300上から抜き取るフィルタ抜き取り動作と、光軸300上に配置されていないPLフィルタ34を光軸300上に配置するフィルタ挿入動作と、を実行可能である。以下では、特に記述無き限り、PLフィルタ34が光軸300上に配置されている状態を想定する。PL回転ドライバ12Cは、主処理/制御ブロック13の制御に従い、光軸300に直交する面内において光軸300周りにPLフィルタ34を回転駆動する。
図3(a)に示す如く、3次元の直交座標系CCSYS(以下、カメラ座標系CCSYSと呼ぶ)を想定する。カメラ座標系CCSYSは、カメラ原点Oにて互いに直交且つ交差するX軸、Y軸及びZ軸を座標軸として持つ。光軸300は、Y軸上にのる。ここでは、光軸300は、カメラ原点Oを端点とし、被写体の存在するY軸の正の方向に伸びる半直線であると考える。X軸及びZ軸から成る二次元平面をX−Z面とも呼ぶ(他の2軸から形成される二次元平面も同様)。図3(b)に示す如く、PLフィルタ34は、X−Z面に平行に配置される。偏光子としてのPLフィルタ34を通過する光の偏光方向をフィルタ偏光方向と呼ぶ。つまり、図4(a)及び(b)に示す如く、PLフィルタ34は、Y軸(光軸300)に沿って進行する光の内、フィルタ偏光方向に平行な方向に電界が振動する光の成分を透過させ、フィルタ偏光方向の直交方向に電界が振動する光の成分を遮断(換言すれば除去又は低減)する。上記遮断の能力は、光の電界方向に応じて連続的に変化するが、フィルタ偏光方向に平行な方向に電界が振動する光の成分に対して最小であり、フィルタ偏光方向の直交方向に電界が振動する光の成分に対して最大である。
ここで、光が第1媒質から第1媒質及び第2媒質間の境界面に入射する場合を想定し、ブリュースター角の理論を説明する。第1媒質及び第2媒質は互いに異なる屈折率を持つ。図5(a)に示す如く、入射角及び反射角をφとし且つ屈折角をφ’とした場合において、φがブリュースター角φBと一致しているとすると、図5(a)において、∠AOC=90°になる。そのため、∠AOD+∠COE=90°だから、∠DAO=∠DBO=φ’となる(∠ECO=φB、三角形AODと三角形OCEは合同)。そのため、tanφB=(線分DBの長さ)/(線分ODの長さ)=sinφB/sinφ’=n2/n1=q1/q2、が成立する(n1及びn2は、夫々、第1媒質及び第2媒質の屈折率であり、q1及びq2は、夫々、第1媒質及び第2媒質中の光の波長である)。このようなブリュースター角の理論では、周知の如く、p偏光成分(境界面に対して垂直の振動方向を持つ成分)は、上記境界面に或る角度で入射する際に反射率が著しく低下し、s偏光成分(境界面に対して平行の振動方向を持つ成分)のみが反射される。このs偏光成分によって形成される反射光を反射光Rと呼ぶ。図5(b)に示す如く、PLフィルタ34の入射光には、自然光Nと境界面(反射面)による自然光Nの反射光Rとが混在しているが、PLフィルタ34は、s偏光成分による反射光Rを減光(低減)及び除去することができる。自然光Nを形成する1つの偏光成分(図5(b)におけるPLフィルタ34及び撮像素子33間の破線に対応)は、PLフィルタ34を透過する。
図2のドライバ12Cは、X−Z面内でPLフィルタ34を360°回転させることができる。PLフィルタ34の基準角度状態から見たPLフィルタ34の回転角を、フィルタ角度とも呼び、記号θPLにて表す(図3(b)及び(c)参照)。基準角度状態において、フィルタ角度θPLは0°であって且つフィルタ偏光方向はX軸に平行である。フィルタ角度θPLが0°から90°に向かうにつれて、フィルタ偏光方向はX軸方向からZ軸方向に近づき、フィルタ角度θPLが90°であるとき、フィルタ偏光方向はZ軸に平行となる。
図6に示す如く、撮像素子33の撮像面もX−Z面に平行であり、PLフィルタ34、レンズ30及び31並びに絞り32を含む光学系35を介した入射光に基づく被写体像(被写体の光学像)が撮像素子33の撮像面上に形成される。撮像素子33の撮像面は、水平及び垂直方向に複数の受光画素が配列されることによって形成される。各受光画素は、上記入射した被写体像(被写体の光学像)を光電変換することで被写体像の画像信号を生成し、該画像信号を撮像部11の出力信号として出力する。
図7は、図1のPFフィルタ制御用データ取得部17の内部ブロックであり、データ取得部17は、符号17A〜17Dによって参照される各部位を備える。尚、データ取得部17による取得データは、PLフィルタ34の制御以外にも利用されうる。
GPS測位部17Aは、グローバルポジショニングシステム(GPS)を形成する衛星より送信される信号を受信し、受信信号に基づきカメラ1の現在地(所在地)を求める測位処理を行うことで現在地データを取得する。現在地データは、カメラ1の経度Wx、緯度Wy及び高度Wzを含む。但し、高度Wzが測位処理によって取得されないこともある。測位処理によってカメラ1の高度Wzが求められない場合、予め定めた高度をカメラ1の高度Wzとして現在地データに含めても良い。
カメラ1にて、図8に示す、実空間上の三次元直交座標系WCSYS(以下、ワールド座標系WCSYSと呼ぶ)を定義することができる。ワールド座標系WCSYSは、原点WOにて互いに直交且つ交差するWX軸、WY軸及びWZ軸を座標軸として有する。WX軸及びWY軸は水平面に平行であり、WZ軸は重力の方向に平行である。原点WOを基準として、WX軸及びWY軸の正方向はそれぞれ東及び北に対応し、WZ軸の正方向は上方向(重力の向きと逆方向)に対応する。ここでは、カメラ座標系CCSYSの原点Oとワールド座標系WCSYSの原点WOを重ね合わせ、カメラ1が原点WOに配置されていると考える。そうすると、ワールド座標系WCSYSにおける原点WOの座標値は(Wx,Wy,Wz)である。
更に、図9に示す如く、X、Y、Z軸が夫々WX、WY、WZ軸と一致している状態をカメラ無回転状態と呼ぶ。カメラ無回転状態を基準にして、カメラ1をZ軸、X軸、Y軸周りで回転させるときの回転方向は、夫々、パン方向、チルト方向、ロール方向に相当する。カメラ1をZ軸、X軸、Y軸周りに回転させたときの回転角を、夫々、記号θP、θT及びθRにて表す。但し、カメラ無回転状態において角度θP、θT及びθRは0°であるとし、“0°≦θP<360°”、“−90°≦θT≦90°”及び“0°≦θR<360°”を満たす範囲内で角度θP、θT及びθRの値が定義される。カメラ1の撮影方向(即ち光軸300の向き)が北、西、南、東を向いているとき、角度θPは夫々0°、90°、180°、270°であり、カメラ1の撮影方向(即ち光軸300の向き)が下、水平、上を向いているとき、角度θTは夫々90°、0°、−90°である。
図7を参照し、方位検出部17Bは、電子コンパス等を用いて、カメラ1の撮影方向の方位(以下、撮影方位ともいう)を検出し、検出した方位を示す方位データを生成する。角度θPはカメラ1の撮影方向の方位を表しているため、方位データは角度θPを含む。姿勢検出部17Cは、磁気センサ又はジャイロセンサ等を用いた公知の方法によってカメラ1の姿勢(以下、カメラ姿勢ともいう)を検出し、検出した姿勢を示す姿勢データを生成する。角度θT及びθRはカメラ姿勢を表しているため、姿勢データは角度θT及びθRを含む。日時取得部17Dは、自身が有する時計を用いて現在の日付及び時刻を示す日時データを取得する。日時取得部17Dは、通信を介し、カメラ1以外の装置(不図示)から日時データを取得するようにしても良い。
図10に、主処理/制御ブロック13の内部ブロック図を示す。主処理/制御ブロック13は、符号51〜57によって参照される各部位を備える。但し、符号51〜57によって参照される各部位の内、何れか任意の部位はブロック13から割愛されうる。現在地、方位、姿勢及び日時データを含むデータ取得部17の取得データは、ブロック13中の任意の部位に供給される。第1実施形態では、ブロック13に設けられる部位の内、オートPL制御部51とAE/AF/AWB制御部52について注目する。
オートPL制御部51は、現在地、方位及び姿勢データに基づき、6軸座標系における6軸座標データ(Wx,Wy,Wz,θP,θT,θR)を認識する。当該6軸座標系は、カメラ1の存在位置(現在地)の経度、緯度、高度を示すワールド座標系WCSYSにおける3軸(WX、WY、WZ軸)と、その3軸周りの回転3軸と、から成る。6軸座標データは、現在地データに基づく、ワールド座標系WCSYSにおける3軸分の座標データ(Wx,Wy,Wz)と、方位データ及び姿勢データに基づく、回転3軸における3軸分の座標データ(θP,θT,θR)と、から成る。
一方、図11に示す如く、カメラ1から見た太陽の軌道は日付によって異なると共に、カメラ1及び太陽間の関係は時刻によって変動するが(図11では、カメラ1が日本に位置していることを想定)、日時が定まれば地球上の注目地点と太陽との関係は定まる。故に、制御部51は、6軸座標データと日時データに基づき、太陽及びカメラ1間の関係RSCを特定することができる。特定される太陽及びカメラ1間の関係RSCには、太陽の位置とカメラ1の位置との関係(即ち、太陽とワールド座標系WCSYSとの関係)だけでなく、太陽とX、Y軸及びZ軸との関係(即ち、カメラ座標系CCSYSとの関係)も含まれる。即ち、制御部51は、6軸座標データと日時データに基づき6軸座標系上に太陽を定義することができる。
本実施形態では、被写体の光源に太陽が含まれ、太陽光が自然光Nとして被写体に照射されるものとし、反射光Rは、太陽光を反射する任意の反射面(例えば水面やガラス面)による反射光であるとする。単に太陽光(又は太陽光線)といった場合、それは、太陽光に基づく反射光Rでなく自然光Nとしての直接光を示す。一般的に、太陽が被写体の光源である場合、PLフィルタ効果が大きくなるフィルタ角度θPL(以下、最適角度と呼ぶ)は、太陽及びカメラ1間の関係RSCが定まれば自ずと決まる。最適角度は、PLフィルタ効果が最大化されるフィルタ角度θPLであると考えて良い。PLフィルタ効果とは、偏光である反射光RがPLフィルタ34にて低減される度合いを意味し、PLフィルタ効果が最大になる状態は、その低減の度合いが最大になる状態を指す。
オートPL制御部51は、太陽及びカメラ1間の関係RSCから定まる最適角度を目標角度として設定し、ユーザ操作に依らず、フィルタ角度θPLが目標角度と一致するようにPLフィルタ34の回転制御を行うことができる。より具体的には例えば、上記関係RSCに基づきPLフィルタ効果を最大にする撮影方位が決定され、PLフィルタ34の最適角度は主として姿勢データ(θT及びθR)にて決定される。
図12に、このような回転制御を実行するオートPLモードの動作フローチャートを示す。ユーザは、操作部16(図1参照)を用いて、カメラ1をオートPLモードで動作させるか否かを指定することができる。当初はPLフィルタ34が光軸300上に配置されておらず、ステップS11においてオートPLモードの動作が開始されると、ステップS12において、上述のフィルタ挿入動作によりPLフィルタ34が光軸300上に挿入され、フィルタ角度θPLは所定の初期角度に設定される。この際、太陽及びカメラ1間の間の関係RSCが所定関係(想定される代表的な関係)にあるとみなしたときの最適角度に初期角度を合わせておくと良い。
その後、ステップS13において、データ取得部17により現在地、方位、姿勢及び日時データが取得される。続くステップS14において、制御部51は、それらの取得データにて特定される太陽及びカメラ1間の関係RSCに基づき、所定の演算式やルックアップテーブルを用いて当該関係RSCに対応する最適角度を目標角度として設定し、フィルタ角度θPLが目標角度と一致するようにドライバ12C(図2参照)を通じてフィルタ角度θPLを制御する。
データ取得部17によるデータ取得動作は周期的に繰り返し実行されている。特に、角度θP、θT及びθRは短時間周期(例えば1ミリ秒周期)で順次取得される。一度、フィルタ角度θPLを目標角度に合わせた後において、角度θP、θT又はθRが変化した場合には、その変化に伴う最適角度の変化に追従するように(刻々と変化しうる最適角度に対しフィルタ角度θPLが常に一致するように)、制御部51は、PLフィルタ34を回転制御する(この回転制御もステップS14の処理に含まれている)。具体的な構成として例えば、フォトインタラプタ(不図示)等を用いてフィルタ角度θPLを監視し、フィルタ角度θPLが最適角度に追従するように、角度θP、θT又はθRの変化に合わせ、ステッピングモータ等から成るドライバ12CでPLフィルタ34を回転方向にパルス駆動する。
ユーザはシャッタボタン16A(図1参照)に対して2段階操作が可能である。ユーザによるシャッタボタン16Aの半押しによって、シャッタボタン16Aの状態は開放状態から半押し状態へ移行し、その後、ユーザによるシャッタボタン16Aの全押しによって、シャッタボタン16Aの状態は半押し状態から全押し状態へ移行する。ステップS14に続くステップS15において、シャッタボタン16Aが半押しされたとき、又は、シャッタボタン16Aの状態にかかわらず、図10のAE/AF/AWB制御部52は、その時々のフィルタ角度θPLに適応して、撮影画像の明るさを適正にするためのAE制御、焦点を合わせるためのAF制御、撮影画像のホワイトバランスを適正にするためのAWB制御を行う。その後、シャッタボタン16Aが全押しされると、ステップS16において、その時点の被写体の撮影画像が対象画像として取得され記録媒体15(図1参照)に記録される。
本実施形態では、自動的にPLフィルタの回転角を最適角度に短時間で合わせることが可能である。上述の従来制御方法では必須であったPLフィルタを180°回転させる予備的動作が本実施形態では不要となり、その動作分、回転角の制御動作が短い。一旦、フィルタ角度θPLを最適角度にした後にカメラ1の撮影方向や姿勢が変化したとしても、その変化に追従してフィルタ角度θPLが再調整されるため、シャッタチャンスを逃すことなく、素早く実撮影(対象画像の撮影)を行うことができる。
<<第2実施形態>>
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態及び後述の第3〜第6実施形態は第1実施形態を基礎とする実施形態であり、第2〜第6実施形態において特に述べない事項に関しては、特に記述無き限り且つ矛盾の無い限り、第1実施形態の記載が第2〜第6実施形態にも適用される。
撮影では、どの方向から、どのような光が被写体に当たっているかを知ることが重要である。最もPLフィルタ効果が高まる状態は、撮影者が太陽を背にして、被写体に対して正面から光が当たった所謂“順光”の状態である。しかしながら、アマチュアの撮影者はカメラ1をどの方向に向けて撮影すべきであるのかを判断できないことが多く、特に例えば、水面反射光を含んだような風景撮影において、どのようなチルト角(θT)で撮影を行うことが反射光Rの除去に適しているのか分からないことも多い。これに対し、上述の如く、太陽の位置に対してカメラ姿勢等を把握することでPLフィルタ効果の出やすい撮影が可能となる。本実施形態では、PLフィルタ効果の出やすい撮影条件を実現するためのガイド表示を説明する。
第2実施形態では、主処理/制御ブロック13中における表示制御部53の機能に注目する(図10参照)。表示制御部53は、データ取得部17の取得データをもとに、最適な撮影方位やカメラ姿勢を示すガイド指標を表示部14に表示させる。オートPLモードを含む任意の動作モード(再生モードを除く)において、撮像部11は、所定のフレーム周期で被写体の撮影を行い、順次得られる撮影画像はスルー画像として表示部14に更新表示される。ガイド指標は、スルー画像上に重畳表示されると良い。
つまり、表示制御部53は、データ取得部17による取得データ(特に、現在地及び日時データ)に基づき、カメラ1の撮影方向の目標となる目標方位及びカメラ姿勢の目標となる目標姿勢を設定し、目標方位及び目標姿勢に応じたガイド指標をスルー画像と共に表示部14に表示させることができる。カメラ1の目標姿勢は、特に角度θT(以下、チルト角とも言う)の目標を含む。カメラ1の目標姿勢に含まれる角度θTの目標値を目標チルト角と呼ぶ。
典型的には例えば、表示制御部53は、図13に示す如く、太陽光を順光にした状態で太陽光と撮影方向が約90°を成すように目標方位及び目標チルト角を定めることができる。より具体的には例えば、表示制御部53は、カメラ1を基準とした太陽光の進行方向の方位を目標方位に設定すると共に、太陽光線とY軸(光軸300)が90°又は90°に近い所定角度を成すときのチルト角を目標チルト角に設定することができる。
水面からの反射光が撮像部11に入射する場合には、ブリュースター角を元に目標チルト角を30°〜50°程度に設定すると良い。より具体的には例えば、水面からの反射光が撮像部11に入射する場合(典型的には被写体に水面が含まれている場合)、表示制御部53は、カメラ1を基準とした太陽光の進行方向の方位を目標方位に設定すると共に、30°から50°までの所定角度(例えば40°)を目標チルト角に設定すると良い。図9を参照して上述したように、チルト角θTはY軸(光軸300)と水平面(WX−WY面)との成す角度に相当し、カメラ1の撮影方向が下方向の成分を有しているとき、チルト角θTは正の角度である。尚、カメラ1は、水面からの反射光が撮像部11に入射しているか否か(典型的には被写体に水面が含まれているか否か)を、撮像部11の出力信号に基づく公知のシーン判定によって又は第3実施形態にて後述するシーン判定によって判断することができる。或いは、撮影シーンが水面シーンであることをユーザがカメラ1に伝えるようにしても良い。
原理的には、上記の目標チルト角(30°〜50°)に実際にチルト角に合わせたとき、反射面からの反射光Rに対するPLフィルタ効果は大きくなる。正確には真水の屈折率は約1.33であるので、水面反射に対してはチルト角を約47°にするとPLフィルタ効果は最大なる。一方、反射面が約1.5の屈折率を持つガラスにて形成される場合、約34°のチルト角でPLフィルタ効果は最大なる。シーン判定を利用し、反射面の形成物質に応じた目標チルト角を設定するようにしても良いが、カメラ1においてガラスの屈折率や液体の屈折率までの識別は難しいことも多い。従って、水面やガラス面からの反射光を除去したい場合には、目標チルト角を40°程度に設定しておくとよく、それによって大抵の反射光は除去される。
ガイド指標の形態は任意であるが、図14を参照して、ガイド指標の一例を説明する。図14の例において表示されるガイド指標は、現在の撮影方位と目標方位との関係を示す又は撮影方位を目標方位に近づけることを促すバーアイコン350、現在のチルト角と目標チルト角との関係を示す又はチルト角を目標チルト角に近づけることを促すチルト角ガイド360、及び、光の当たり方を示すアイコン370を含む。
バーアイコン350は、現在の撮影方位に対応するアイコン351と目標方位に対応するアイコン352を含む。バーアイコン350中におけるアイコン351の位置を所定位置(例えばバーアイコン350の中央)に固定しておくと良い。撮影方位が目標方位に近づくと、表示制御部53は、表示画面上においてアイコン352をアイコン351に近づける(その際、現在の撮影方位がどの方位であるかが分かるようにバーアイコン350は形成及び表示される)。ユーザはアイコン351及び352を頼りに実際の撮影方位を目標方位に近づけることができる。
チルト角ガイド360は、表示画面上で固定表示された基準ライン361と、現在のチルト角θTに応じて表示画面上を上下に移動するライン362と、目標チルト角に対応するライン363と、から成る。実際のチルト角θTが目標チルト角(PLフィルタ34にてs偏光成分を最も除去できるチルト角)に近づくと、表示制御部53は、表示画面上においてライン362をライン363に近づける。ユーザはライン362及び363を頼りに実際のチルト角θTを目標チルト角に近づけることができる。ライン363を表示せずに、チルト角θTが目標チルト角に近づいたときにライン362の表示色を変えるようにしても良い。
アイコン370は、太陽光が被写体に対して順光であることを示している。太陽光が被写体に対して逆光ならば、その旨がアイコン370にて示される。表示制御部53は、現在地、日時及び方位データを基づき、太陽光が被写体に対して順光であるのか逆光であるのかを判断することができる。
図15は、第2実施形態に係るカメラ1の動作フローチャートである。ステップS11〜S13の処理が行われた後、ステップS14Aの処理を介してステップS15及びS16の処理が行われる。ステップS11〜S13、S15及びS16の処理は、第1実施形態で述べた通りである(図12参照)。ステップS14Aでは、上述したステップS14の処理(回転制御)に加えて、ガイド指標の表示が行われる。ガイド指標を見たユーザが撮影方位やチルト角を変化させると、第1実施形態と同様、その変化に伴う最適角度の変化に追従するようにPLフィルタ34が回転制御される。ユーザが、撮影方位及びチルト角等の調整を完了してシャッタボタン16Aの半押し、全押しを行うと、AE、AF及びAWB制御を介して対象画像の撮影及び記録が行われる(ステップS15及びS16)。
本実施形態によれば、ユーザは、ガイド指標を参照して最適な撮影方位及びカメラ姿勢を判断することができる。
尚、ガイド指標にて示される最適な撮影方位及びカメラ姿勢(即ち目標方位及び目標姿勢)は、基本的に、PLフィルタ効果を最大化させるための撮影方位及びカメラ姿勢であるが、太陽光が側方から入射した状態又は逆光状態での撮影が望まれるケースもあるので、夫々のケースに適応した動作がカメラ1にて可能であっても良い。目標方位及び目標姿勢を特定する角度は、太陽とカメラ1との位置関係に依存して規定値を持つが、その角度はユーザ所望の角度であっても良い
<<第3実施形態>>
本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、主処理/制御ブロック13中における信号処理部54及び信号処理制御部55の機能に注目する(図10参照)。信号処理部54は、撮像部11の出力画像信号に対して所定の信号処理を施す。該信号処理は、例えばノイズ除去処理、エッジ強調処理を含むほか、AWB制御における色補正処理(ホワイトバランスを適正にするための色補正処理)を含んでいる。
信号処理制御部55は、データ取得部17にて取得された姿勢データに基づき、撮影シーンが予め規定された複数の登録シーンの何れかであるのかを判定するシーン判定を実行し、その判定の結果に応じて色補正処理の内容を変更することができる(従って、制御部55はAWB制御を担う制御部52の一部と考えても良い)。複数の登録シーンには、被写体に水面が含まれる水面シーン、及び、被写体に空が含まれる空シーンが含まれる。具体的には、制御部55は、シーン判定において、姿勢データに含まれるチルト角θTに基づき、撮影シーンが水面シーン、空シーン又は他の登録シーンであるのかを判定する。
チルト角θTによってカメラ1の撮影方向が水平面に対し下向きであるのか或いは上向きであるのかが特定される(チルト角θTが正の角度なら撮影方向は下向きであり、チルト角θTが負の角度なら撮影方向は上向きである)。シーン判定において、制御部55は、撮影方向が水平面に対し下向きである場合には撮影シーンが水面シーンであると判定し、撮影方向が水平面に対し上向きである場合には撮影シーンが空シーンであると判定する。撮像部11の出力画像信号を更に利用してシーン判定を行っても良い。
制御部55は、撮影シーンが水面シーンであると判定した場合には、撮像部11の出力画像信号に対し色補正処理CCPAが実行されるように、且つ、撮影シーンが空シーンであると判定した場合には、撮像部11の出力画像信号に対し色補正処理CCPAと異なる色補正処理CCPBが実行されるように、信号処理部54を制御する。制御部55は、撮影シーンが空シーンであると判定した場合、日時データをも参照し、撮影シーンが空シーンの1形態である朝日シーン(日の出付近の太陽光を含んだ撮影シーン)又は空シーンの他の形態である夕日シーン(日の入り付近の太陽光を含んだ撮影シーン)であるか否かまで判定すると良い。制御部55は、撮影シーンが朝日シーン又は夕日シーンであると判定した場合に限って、撮像部11の出力画像信号に対し色補正処理CCPBを信号処理部54に実行させても良い。
色補正処理CCPA及びCCPBの夫々において、画像信号中の特定の色成分(以下、強調対象色成分という)が他の色成分よりも強調されるが、強調対象色成分は、色補正処理CCPA及びCCPB間で異なる。強調対象色成分は、例えば、色補正処理CCPAでは青系又は緑系の色成分であり、色補正処理CCPBでは赤系又は赤紫系の色成分である。
第1又は第2実施形態で述べた動作の中で上述の色補正処理を行っても良く、当該色補正処理を含むAWB制御を図12又は図15のステップS15にて行うことができる。特定の色成分を強調する色補正処理を想定したが、逆に、特定の色成分の強調を抑える色補正処理が行われても良いし、強調される色がユーザによって指定されても良い。また、撮影シーンの判定結果に依存して撮影画像の明るさが補正されても良い。
本実施形態によれば、撮影シーンに応じた色特性を有する撮影画像、例えば、より原色が強調された撮影画像を得ることが可能となる。元々、PLフィルタ34による反射光除去により、撮影空間の本来の色が強調された画像撮影が可能となっているが、撮影シーンによっては、更に強調を高めたいこともある。例えば、或る地域における秋や冬では空気が乾燥して赤い夕焼けが生じにくくなるが、上記の色補正処理の適用により、より印象的な撮影画像を取得することが可能となる。
<<第4実施形態>>
本発明の第4実施形態を説明する。第1実施形態で述べた、オートPL制御部51によるPLフィルタ34の回転制御を、オートPL回転制御と呼ぶ。第2実施形態では、ガイド指標の表示を行いつつオートPL回転制御を行っているが、この際、カメラ1は、オートPL回転制御を停止し、代わりに以下のマニュアルPL回転制御(手動PL回転制御)を行うようにしても良い。操作部16を介して入力されたユーザによる所定指示に従って、オートPL回転制御の実行有無、マニュアルPL回転制御の実行有無が決められても良い。第4実施形態では、主処理/制御ブロック13中に設けられた、マニュアルPL回転制御を担うマニュアルPL制御部56(手動制御部)に注目する(図10参照)。マニュアルPL回転制御が実行される動作モードをマニュアルPLモードという。マニュアルPLモードでは、オートPL回転制御が停止される。
図16は、第4実施形態に係るカメラ1の動作フローチャートである。ステップS21においてマニュアルPLモードの動作が開始されると、ステップS22及びS23において、図12のステップS12及びS13と同様に、PLフィルタ34が光軸300上に挿入されてフィルタ角度θPLが所定の初期角度に設定され、データ取得部17により現在地、方位、姿勢及び日時データが取得される。続くステップS24では、第2実施形態で述べた方法によりデータ取得部17の取得データに基づくガイド指標が表示され、これとは別に補助情報が表示される。ガイド指標及び補助情報はスルー画像上に重畳表示される。補助情報について後述するが、表示制御部53が補助情報の生成及び表示を行っても良い。ガイド指標及び補助情報の表示を行いつつ、制御部56によりマニュアルPL回転制御が行われる(ステップS24)。シャッタボタン16Aが半押しされたとき、又は、シャッタボタン16Aの状態にかかわらず、AE/AF/AWB制御部52は、その時々のフィルタ角度θPLに適応してAE、AF及びAWB制御を行い、シャッタボタン16Aが全押しされると、その時点の被写体の撮影画像が対象画像として取得されて記録媒体15に記録される(ステップS25及びS26)。
マニュアルPL回転制御において、制御部56は、操作部16を介して入力されたユーザによるPL回転指示に従い、PLフィルタ34を所定角度ずつ又はユーザ所望角だけ回転させる。PL回転指示は、操作部16に設けられた、図示されないボタン又はダイヤル等に対して入力される。
図17に、第4実施形態における表示画面の例を示す。図17の表示画面には、図14に示したガイド指標と共に、情報391及び392から成る補助情報が表示されている。
情報391はフィルタ角度θPLを示している。情報391にて示されるフィルタ角度θPLは、フィルタ角度θPLが上記初期角度又は所定の基準角度と一致している状態から見たPLフィルタ34の回転角である。情報391において、フィルタ角度θPLは、数値にて示されても良いし、数値以外の任意の指標(バーアイコン等)で示されても良い。
情報392は現在の撮影画像の輝度レベル(例えば画像全体の輝度信号の平均値)を示している。情報392は現在の撮影画像の輝度レベルそのものを数値やバーアイコン等で示しても良いが、図17の例では、現在の撮影画像の輝度レベルの基準輝度レベルに対する比が情報392にて示されている。基準輝度レベルは、フィルタ角度θPLが上記初期角度と一致している時(即ちマニュアルPLモードの開始時点)における撮影画像の輝度レベルであっても良いし、フィルタ角度θPLが上記基準角度と一致している時における撮影画像の輝度レベルであっても良い。
上記基準角度は、例えば、PLフィルタ効果が最大化されるときのフィルタ角度θPLである。この場合例えば、補助情報の生成及び表示に先立って、PLフィルタ34を初期角度から180°だけ回転させる。そして、その回転中に順次取得される撮影画像の輝度レベルの内、最小の輝度レベルを基準輝度レベルとして取り扱うと共に、撮影画像の輝度レベルが最小になるときのフィルタ角度θPLを基準角度として取り扱う。不要光(反射光R)が最大限除去されているときに輝度レベルが最小化されると考えられるからである。情報392に、現在の撮影画像の色信号の状態(例えば、現在の撮影画像の色信号の状態と、フィルタ角度θPLが上記初期角度又は基準角度と一致している時における撮影画像の色信号の状態との差)を示すようにしても良い。
ユーザのPL回転指示によってPLフィルタ34が回転すれば、表示される補助情報の内容は更新される。ユーザとしての撮影者は、スルー画像にて撮影環境を確認しながら且つガイド指標及び補助情報にて撮影方位、カメラ姿勢及びフィルタ角度等を確認しながら、PLフィルタ34の回転角を手動で調整すると共に撮影方位等の調整を行い、撮影者にとってベストな撮影条件で対象画像の撮影を行うことができる。
<<第5実施形態>>
本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態では、主処理/制御ブロック13中におけるパノラマ合成部57の機能に注目する(図10参照)。カメラ1は、パノラマ撮影モードにて動作することができる。パノラマ撮影モードでは、撮影者としてのユーザによりカメラ1が何れかの方向に動かされ(例えば水平又は垂直方向にカメラ1が振られ)、カメラ1の動いている最中に撮像部11(撮像素子33)にて複数の撮影画像が複数の入力画像として取得される。パノラマ合成部(合成処理部)57は、カメラ1の動きを伴いながら順次取得された複数の入力画像を、公知のイメージモザイキング法を用いて合成することにより各入力画像の画角よりも広い画角を有するパノラマ合成画像(出力画像)を生成する。
複数の入力画像の撮影期間中に、制御部51は取得部17の取得データに基づくオートPL回転制御を行う。即ち、複数の入力画像が1枚目〜n枚目の入力画像から成るとした場合(nは2以上の整数)、制御部51は、1枚目の入力画像が第1実施形態の対象画像であると捉えて、取得部17の取得データに基づき1枚目の入力画像に対するオートPL回転制御を行う。これにより、1枚目の入力画像の撮影時におけるPLフィルタ34の回転角を最適角度にすることができる。その後、複数の入力画像の撮影期間中に、角度θP及び/又はθTが変化してゆくが、第1実施形態と同様、その変化に伴う最適角度の変化に追従するように(刻々と変化しうる最適角度に対しフィルタ角度θPLが常に一致するように)、制御部51は、PLフィルタ34を回転制御する。これにより、2枚目〜n枚目の入力画像の撮影時におけるPLフィルタ34の回転角も各々の最適角度となる。結果、画像全体に亘って不要光が適切に除去されたパノラマ合成画像を得ることが可能となる。
<<第6実施形態>>
本発明の第6実施形態を説明する。第6実施形態に係るカメラ1は、上述の撮像部11及びドライバ群12に加えて、撮像部11及びドライバ群12と同じ構成を持つ撮像部21及びドライバ22群を備える(図18(a)参照)。撮像部11及びドライバ群12を利用したカメラ1の動作は、上述の各実施形態で述べたものと同様である。例えば、図10の制御部51〜53により、第2実施形態で述べたガイド指標の表示を伴いながら、取得部17の取得データに基づくオートPL回転制御が行われ、撮像部11内のPLフィルタ34のフィルタ角度θPLが最適角度となるように撮像部11内のPLフィルタ34が回転制御される。
一方、制御部51は、撮像部21内のPLフィルタ34のフィルタ角度θPL(以下、θPL2とも表記する)を、撮像部11内のPLフィルタ34のフィルタ角度θPL(以下、θPL1とも表記する)と所定のシフト角度だけ異ならせる。つまり、制御部51は、撮像部21内のPLフィルタ34におけるフィルタ偏光方向を、撮像部11内のPLフィルタ34におけるフィルタ偏光方向と異ならせる。上記シフト角度は、ゼロ以外の任意の角度(例えば、45°、90°)を持つ。シフト角度が90°のとき、撮像部11内のPLフィルタ34におけるフィルタ偏光方向と撮像部21内のPLフィルタ34におけるフィルタ偏光方向は互いに直交する(図18(b)参照)。シャッタボタン16Aの全押しに応答して撮像部11の撮影画像が対象画像(以下、第1対象画像という)として記録媒体15に記録されるとき、その時の撮像部21の撮影画像も第2対象画像として記録媒体15に記録すると良い。この際、第1及び第2対象画像を互いに関連付けて記録媒体15に記録すると良い。
撮像部11及び21間の視差を利用し、第1及び第2対象画像の画像信号にて被写体の三次元画像信号(被写体の三次元形状データ)を生成しても良い(この時のシフト角度は例えば90°)。第1及び第2対象画像の画像信号の合成によって三次元画像信号を生成する際、フィルタ偏光方向の相違に伴う色ずれ及び輝度差が第1及び第2対象画像間には存在すると考えられるため、合成時には、その色ずれ及び輝度差が存在している箇所の画像信号を第1及び第2対象画像間で平均化し、合成結果において色ずれ及び輝度差の存在が目立たないようにすると良い。
本実施形態によれば、PLフィルタ効果の異なる画像を同時に取得することが可能となる。液晶画面や偏光メガネなど偏光を利用した物体(以下、偏光物体)が撮影されるべき被写体に含まれている場合において、偏光物体の偏光方向が不要光の偏光方向と同じであるとき、撮像部11のPLフィルタ34によって、偏光物体からの光が除去され、第1対象画像に偏光物体の像が存在しなくなる。この場合は、シフト角度を90°にした上で第1及び第2対象画像を取得すれば良く、これにより、不要光の影響が少ないが偏光物体の像を含まない第1対象画像とは別に、偏光物体の像を含んだ第2対象画像を取得することができる。カメラ1に設けられうる合成部(不図示)は、第1対象画像に対して第2対象画像における偏光物体の像を合成(単純には、嵌め込み合成)し、これによって不要光の影響が少なく且つ偏光物体の像を含んだ合成画像を生成しても良い。逆に、セキュリティの観点から、合成部は、偏光物体(液晶画面など)の像を含んでいない合成画像を生成するようにしても良い(どのような合成画像を生成するのかを、ユーザがカメラ1に指示できても良い)。
尚、上述の説明では、撮像部11及び21の夫々の光軸300上にPLフィルタ34が挿入されていることを想定しているが、撮像部11の光軸300上にのみPLフィルタ34を挿入し、撮像部21の光軸300上にはPLフィルタ34が挿入されない動作モードが存在していても良い。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈3を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
上述の実施形態では、カメラ1にPLフィルタ34が内蔵されていることを前提としている。しかしながら、PLフィルタ34は、カメラ1に対して着脱可能な、カメラ1の外付けフィルタであっても良い。この場合、撮影者としてのユーザは、外付けフィルタとしてPLフィルタ34を手動で光軸300周りに回転させることができる。この場合、上述のオートPL回転制御は実現されないが、オートPL回転制御以外の上述の各技術(例えば、第2実施形態におけるガイド指標の表示及び第4実施形態におけるガイド指標及び補助情報の表示)をカメラ1にて実現可能である。カメラ1にPLフィルタ34が内蔵されているものの、オートPL制御部51にカメラ1に設けられていない場合も同様である。
[注釈2]
カメラ1の光学系35として屈曲光学系が採用されても良く、この場合、撮像素子33への入射光の光路は光学系35内で屈曲する。上述の説明では、撮像素子33への入射光の光路が光学系35内で屈曲していないことが想定されている。撮像素子33への入射光の光路が屈曲しているか否かに関わらず、撮像部11の外側において、カメラ1の撮影方向と光軸の方向は一致する。
[注釈3]
主処理/制御ブロック13又はカメラ1である対象装置を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。対象装置にて実現される機能の全部又は一部である任意の特定の機能をプログラムとして記述して、該プログラムを対象装置に搭載可能なフラッシュメモリに保存しておき、該プログラムをプログラム実行装置(例えば、対象装置に搭載可能なマイクロコンピュータ)上で実行することによって、その特定の機能を実現するようにしてもよい。上記プログラムは任意の記録媒体(不図示)に記憶及び固定されうる。上記プログラムを記憶及び固定する記録媒体(不図示)は対象装置と異なる機器(サーバ機器等)に搭載又は接続されても良い。
1 カメラ
11 撮像部
17 データ取得部
33 撮像素子
34 PLフィルタ
35 光学系
51 オートPL制御部
53 表示制御部
54 信号処理部
55 信号処理制御部
56 マニュアルPL制御部
57 パノラマ合成部

Claims (10)

  1. 偏光フィルタを介した入射光に基づく画像信号を出力する撮像部を備えた撮像装置であって、
    衛星からの信号に基づく当該撮像装置の現在地データ、当該撮像装置の撮影方向の方位を示す方位データ、当該撮像装置の姿勢を示す姿勢データ、及び、日時データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部の取得データに基づき前記偏光フィルタの回転制御を行う制御部と、を更に備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記データ取得部の取得データに基づく、太陽と当該撮像装置との関係に応じて、前記偏光フィルタの回転制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、6軸座標系における当該撮像装置の6軸座標データと前記日時データとに基づく前記関係に応じて目標角度を設定し、前記偏光フィルタの回転角が前記目標角度と一致するように前記回転制御を行い、
    前記6軸座標系は、当該撮像装置の存在位置の経度、緯度及び高度を示す直交座標系3軸と、前記直交座標系3軸周りの回転3軸とから成り、
    前記6軸座標データは、前記現在地データに基づく、前記直交座標系3軸における3軸分の座標データと、前記方位データ及び前記姿勢データに基づく、前記回転3軸における3軸分の座標データと、から成る
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 表示部と、
    前記データ取得部の取得データに基づき前記撮影方向の目標方位及び当該撮像装置の目標姿勢を設定し、前記目標方位及び前記目標姿勢に応じたガイド指標を前記表示部に表示させる表示制御部と、を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記画像信号に対して色補正処理を含む信号処理を行う信号処理部と、
    前記姿勢データに基づき撮影シーンを判定し、その判定結果に応じて前記色補正処理の内容を変更する信号処理制御部と、を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記姿勢データによって、当該撮像装置の撮影方向が水平面に対して上向きであるか又は下向きであるかが特定され、
    前記信号処理制御部は、前記撮影方向が下向きである場合と上向きである場合とで、前記判定の結果を互いに異ならせ、それに従って前記色補正処理の内容も互いに異ならせる
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 操作部を介した入力指示に従って前記偏光フィルタを回転させる手動制御部を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 当該撮像装置の動きを伴いながら前記撮像部にて順次取得される複数の入力画像の画像信号を合成することで各入力画像よりも画角の広い出力画像を生成する合成処理部を更に備え、
    前記制御部は、前記複数の入力画像の撮影期間中において、前記取得データに基づき前記偏光フィルタを回転させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の撮像装置。
  9. 前記撮像部と同じ構成を持つ第2撮像部を更に備え、
    前記制御部は、前記データ取得部の取得データに基づき前記撮像部及び前記第2撮像部の夫々における偏光フィルタの回転制御を行い、この際、前記第2撮像部の偏光フィルタの偏光方向を前記撮像部の偏光フィルタの偏光方向と異ならせる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 偏光フィルタを介した入射光に基づく画像信号を出力する撮像部を備えた撮像装置であって、
    衛星からの信号に基づく当該撮像装置の現在地データ、当該撮像装置の撮影方向の方位を示す方位データ、当該撮像装置の姿勢を示す姿勢データ、及び、日時データを取得するデータ取得部と、
    表示部と、
    前記データ取得部の取得データに基づき前記撮影方向の目標方位及び当該撮像装置の目標姿勢を設定し、前記目標方位及び前記目標姿勢に応じたガイド指標を前記表示部に表示させる表示制御部と、を更に備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
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