JP2014074399A - タービン・エンジン構成要素のための交換式シール及びかかるシールを設置する方法 - Google Patents

タービン・エンジン構成要素のための交換式シール及びかかるシールを設置する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガス・タービン・エンジンの圧縮機の翼先端と周囲のエンジン・ケーシングとの間で翼の先端を通過するガスの漏れをシールするアセンブリ及び方法を提供する。
【解決手段】円環溝64,65,66を、当該溝64,65,66が圧縮機ケーシング36の内部に格納されている動翼32の円周方向周囲に延在するように、圧縮機ケーシング36に形成し、次いで、圧縮機ケーシング36を、当該圧縮機ケーシング36が動翼32の円周方向周囲に延在するように、動翼32に結合する。次いで、複数の円弧状シール切片40を、当該複数のシール切片40が動翼32の円周方向周囲に延在して動翼32と圧縮機ケーシング36との間に画定される空隙35をシールすることを容易にするように、圧縮機ケーシング36から動翼32を取り外すことなく、円環溝64,65,66に挿入する。
【選択図】図4

Description

本書に開示される主題は一般的には、タービン・エンジン構成要素に関し、さらに具体的には、タービン・エンジン構成要素と共に用いられる交換式シールに関する。
公知のタービン・エンジンは、流入する大気流が、軸方向に延在する流路に沿ってエンジンを通って流れるという周知の原理に従って動作する。少なくとも幾つかのタービン・エンジンでは、流入する空気の少なくとも一部がエンジンの圧縮機部において圧縮された後に、燃焼器部において燃料と混合されて点火され、高エネルギ高温の排ガス流を生成する。この熱ガス流は燃焼器から出てタービン部を通って運ばれ、タービン部は排気流からエネルギを取り出して圧縮機に動力を与え、また飛行中の航空機に動力を与える又は発電する等のような有用な仕事を提供する。
公知のガス・タービン・エンジンの圧縮機部及びタービン部では、翼(ブレード)がエンジンの中心軸の周囲を回転する。少なくとも幾つかの公知の翼先端は、周囲のエンジン・ケーシングの極く近傍で回転し、ケーシングの内面を擦過する場合がある。エンジン効率は、ガス流と翼との間の相互作用を最大化する試みにおいて漏れを最小化することに少なくとも部分的に依存している。公知のタービンの範囲内で、非効率の一つの原因は、翼先端と周囲のエンジン・ケーシングとの間で翼の先端を通過するガスの漏れである。厳密な公差範囲に合わせて対を成す部材を作製することにより厳密な公差適合が得られる場合もあるが、かかる製造工程には費用も時間も掛かる。
このようなものとして、エンジン効率を高めるために、少なくとも幾つかのタービンは、ケーシングの内面に沿ってシール要素を用いて翼先端とケーシングとの間の漏れを減少させている。様々なシール手法が用いられている。一般的には、公知のシール要素は経時的に実効性を失い、交換を必要とし得る。しかしながら、公知のシール要素を交換するためには、エンジン・ケーシング及びロータをエンジンから取り外してシール要素への作業者の接近を可能にしなければならない。かかる工程は、保守費用を著しく高め、また長期のエンジン停止時間を招く場合がある。
一観点では、ロータを少なくとも部分的に包囲する圧縮機ケーシングを含むタービン・エンジンに用いられるシール・アセンブリが提供される。このシール・アセンブリは、ケーシングとロータとの間に画定される空隙を実質的にシールするように、圧縮機ケーシングに画定されている溝に少なくとも部分的に挿入されるように構成されている複数の円弧状シール切片を含んでいる。これら複数のシール切片の各々が、半径方向内側突起、半径方向外側突起、及び両突起の間に延在するネック部を含んでいる。
もう一つの観点では、タービン・エンジンの圧縮機をシールする方法が提供される。この方法は、円環溝を、当該溝が圧縮機ケーシングの内部に格納されているロータの円周方向周囲に延在するように、圧縮機ケーシングに形成するステップを含んでいる。次いで、圧縮機ケーシングを、当該圧縮機ケーシングがロータの円周方向周囲に延在するようにロータに結合する。次いで、複数の円弧状シール切片を、当該複数のシール切片がロータの円周方向周囲に延在してロータと圧縮機ケーシングとの間に画定される空隙をシールすることを容易にするように、圧縮機ケーシングからロータを取り外すことなく、円環溝に挿入する。
さらにもう一つの観点では、タービン・エンジン・システムが提供される。このタービン・エンジン・システムは、ロータと、長手軸に沿ってロータにおいて連続して隔設されている複数の段を含む圧縮機と、ロータを少なくとも部分的に包囲する圧縮機ケーシングと、複数の段の各々のための複数の円弧状シール切片とを含んでいる。複数の円弧状シール切片の各々が、各々の段において圧縮機ケーシングとロータとの間に画定される空隙を実質的にシールするように、ロータを圧縮機ケーシングから取り外すことなく、圧縮機ケーシングに摺動自在に結合するように構成されている。
タービン・エンジンの一例の概略図である。 図1に示すタービン・エンジンをタービン・エンジンの長手軸に沿って見た断面図である。 一つの圧縮機段の軸方向図及びシール・アセンブリの一例を示す図である。 図3に示すシール・アセンブリと共に用いられ得るシール・アセンブリの一例の断面図である。 図3に示すシール・アセンブリに用いられ得る交換式シール切片の一例の断面図である。 図3に示すシール・アセンブリと共に用いられ得る圧縮機ケーシングの一例の断面図である。
図1は、ガス・タービン・エンジン12を含むタービン・システム10の一例を示す。この実施形態の例では、タービン・エンジン12は、空気吸入部16、圧縮機18、燃焼器部20、タービン22、及び排気部24を含んでいる。圧縮機18、燃焼器部20、及びタービン22は全て、中央のロータ・シャフト26に結合されている。タービン・エンジン12はまた、圧縮機18及びロータ26を包囲するケーシング36を含んでいる。ケーシング36は、軸方向に上半部17及び下半部19に分割されている。
矢印によって示すように、空気が吸入部16を通ってガス・タービン・エンジン12に入り、圧縮機18に流入する。圧縮機18は多数の段31を成す動翼(ロータ・ブレード、図1では不図示)を含んでおり、空気が燃焼器部20に運ばれる前に空気を圧縮する。燃焼器部20は、圧縮機18とタービン22との間に一組の燃焼器29を含んでいる。圧縮機18からの圧縮された空気は燃焼器29に入り、燃料と混合された後に点火され、排気流を生成してタービン22を駆動する。さらに明確に述べると、熱燃焼ガスがタービン22を通って流れ、タービン22はロータ26を駆動して圧縮機18及び/又は発電機(不図示)に動力を与える。熱燃焼ガスは排気部24を通してタービン・エンジン12から排出される。
図2は、エンジン12を通して延在する長手軸30を通して見たタービン・エンジン12の断面図である。この実施形態の例では、エンジン12はまた、ロータ・シャフト26(図1に示す)に結合されたロータ・ホイール34からケーシング36へ向けて半径方向外向きに延在する複数の円周方向に隔設された動翼32を含んでいる。静翼(ステータ・ベーン)42が、各々の組の動翼32に隣接して配置され、共に段31を形成している。静翼42は圧縮機ケーシング36に固定的に結合され、ロータ・ホイール34と相接するように半径方向内向きに延在している。各々の段31が、圧縮機18を通るように圧縮空気流を導く。圧縮機18はさらに、ケーシング36とロータ・ホイール34との間に延在する円環状流域58(図2には不図示)を画定している。動翼32は、円環状空隙(図2には不図示)がケーシング36と各々の動翼32の先端33との間に画定されるように、圧縮機ケーシング36によって包囲されている。
各々の空隙は、動翼32を迂回する圧縮空気の量を最小化することを容易にするような寸法を与えられている。明確に述べると、この実施形態の例では、シール・アセンブリ100が圧縮機ケーシング36とロータ26との間に用いられて、両者の間に画定される空隙を実質的にシールしている。明確に述べると、シール・アセンブリ100は、圧縮機ケーシング36と動翼先端33との間の圧縮空気の迂回流を減少させることを容易にする。後にあらためて詳述するように、シール・アセンブリ100は、複数の交換式円弧状シール切片40(図2には不図示)と、少なくとも一つの偏圧機構(図2には不図示)と、回転止め装置(図2には不図示)とを含んでいる。この実施形態の例では、圧縮機18は、18段の別個の段31を含んでいる。代替的には、本書に記載しているようなシール・アセンブリ100は、任意の段数を有する任意の適当な形式の圧縮機に用いられ得る。例えば、シール切片40は、単一段ガス圧縮機又は蒸気タービンに含まれ得る。
動作時には、空気は吸入口16を通ってエンジン12に流入し、圧縮機18へ向けて流れる。静翼42は、圧縮空気を動翼32へ向けて導く。圧縮空気は、動翼32に推進力を加えて、各々の段31を通って流れる空気を圧縮する。
図3は、シール・アセンブリ100の一例を有する一つの圧縮機段31の長手軸30に沿った軸方向図である。この実施形態の例では、ケーシング36は、上半部17の端面54が継目88に沿って下半部19の端面56に接して結合されるように、上半部17を下半部19に着脱自在に結合することにより組み立てられる。複数の交換式シール切片40がケーシング36の半径方向内面62に着脱自在に結合されており、各々の段31が、ケーシング36と動翼32の流域58との間に延在するシール・アセンブリ100を含んでいる。このことについては後にあらためて詳述する。
この実施形態の例では、各々のシール・アセンブリ100が一つのシール切片40を含んでいるが、各々のシール・アセンブリ100は、当該シール・アセンブリ100が本書に記載するように作用することを可能にする任意の数のシール切片40を含んでいてよい。この実施形態の例では、各々のシール切片40は、第一の端面45と、反対側の端面47と、両端面の間に延在する本体41とを含んでいる。このようなものとして、隣り合ったシール切片40が共に結合されると、第一のシール切片40の端面47が第二の隣接するシール切片40の端面45と結合されて、継目43を両端面の間に形成する。従って、各々のシール・アセンブリ100は、継目88と実質的に同一平面にある少なくとも二つの継目43を含んでいる。このようなものとして、ケーシング上半部17の取り外し時には、ケーシング上半部17又はケーシング下半部19の何れかの内部で一つのシール切片40の端面47への接近が可能になり、またケーシング36の反対の半部では隣接するシール切片40の端面45への接近が可能になる。シール切片40は着脱自在に且つ摺動自在にケーシング36に結合されて、ケーシングとロータとの間に画定される空隙(図3には不図示)を実質的にシールする。明確に述べると、シール切片40は、当該シール切片40がケーシング36に挿入されると、各々の切片40の端面45又は47がそれぞれ上半部17又は下半部19の端面54又は56及び継目88と実質的に同一平面になるように、ケーシング36に結合される。
図4は、ガス・タービン・エンジン12(図1に示す)と共に用いられ得るシール・アセンブリ100の一例の断面図である。図5は、シール・アセンブリ100と共に用いられ得る交換式シール切片40の断面図である。図6は、圧縮機ケーシング36の断面図である。シール・アセンブリ100は、圧縮機ケーシング36に機械加工された保持溝60の内部に載置される複数の円弧状シール切片40を含んでおり、また回転止め装置52及び少なくとも一つの偏圧(ばね荷重)機構50を含み得る。
この実施形態の例では、圧縮機ケーシング36は、半径方向内面62と、ケーシング36の周辺の周囲に画定されている円環状切片保持溝60とを含んでいる。さらに明確に述べると、保持溝60は、半径方向内面62に画定されて、交換式シール切片40を内部に収容するような寸法及び配向を与えられている。保持溝60は、半径方向内側溝64、半径方向外側溝66、及び中間溝65を含んでいる。中間溝65は、内側溝64と外側溝66との間に延在している。
外側溝66は底面72及び保持面74を含んでおり、保持面74は、当該保持面74が底面72から半径方向内向きに位置するように、相対向する平行な側壁68及び70によって画定されている。中間溝65は、保持面74から半径方向内向きに延在しており、相対向する平行な側壁76及び78を含んでいる。内側溝64は、内面62と中間溝65との間に延在し、相対向する平行な側壁80及び82、並びに底面84を含んでいる。側壁76及び78は、底面84と保持面74との間に延在している。保持溝60はまた、フック部86及び90を含んでいる。フック部86は、底面84、側壁76、及び保持面74によって画定され、フック部90は、底面84、側壁78、及び保持面74によって画定されている。
この実施形態の例では、シール・アセンブリ100はまた、複数の交換式シール切片40を含んでいる。各々のシール切片40は、第一の端面45、第二の端面47(図3に示す)、及び両端面の間に延在する本体41(図3に示す)を含んでいる。各々の切片40はまた、半径方向内側突起102、半径方向外側突起104、及び両突起の間に延在するネック部103を含んでいる。各々の内側突起102、外側突起104、及びネック部103は、本体41に沿って端面45及び47の間に延在している。
外側突起104は、底面106、第一の内面108、及び第二の内面110を含んでいる。表面108及び106は側壁112によって隔設されている。同様に、表面110及び106は側壁114によって隔設されている。ネック部103は第一及び第二の内面108及び110から延在しており、相対向する側壁116及び118を含んでいる。内側突起102は、第一の外面120、第二の外面122、及びシール面44によって画定されている。側壁124が表面44及び120の間に延在している。同様に、側壁126が表面44及び122の間に延在している。側壁116は、外面120と内面108との間に延在し、側壁118は表面122及び110の間に延在している。
この実施形態の例では、交換式円弧状シール切片40はまた第一の外面120に沿って画定された第一の切り欠き128、及び第二の外面122に沿って画定された第二の切り欠き130を含んでいる。切り欠き128及び130は、偏圧機構50の少なくとも一部を内部に収容するような寸法を与えられている。この実施形態の例では、切り欠き128及び130は形状が半円形であるが、代替的には、矩形であってもよいし、シール・アセンブリが本書に記載するように作用することを可能にする他の任意の形態であってよい。シール切片40はまた、工具受入器48を含み得る。この実施形態の例では、工具受入器48は、両端面45及び47に機械加工された開口であって、ケーシング36からの円弧状シール切片40の取り外しを容易にするように、工具を内部に受け入れるような寸法を与えられている。このことについては後にあらためて詳述する。
シール面44、従ってシール・アセンブリ100は、ロータ26の翼先端33とシール・アセンブリ100との間に画定された円環状空隙35を実質的にシールすることを容易にする。シール面44は、アブレイダブル(易摩性、abradable)・シール面、ハニカム・シール面、ブラシ・シール面、及び/又はシール・アセンブリ100が本書に記載するように作用することを可能にする任意のシール面を含み得る。シール面44は、熱溶射、刷毛塗り、及び/又は焼付けの何れで施されてもよく、金属材料、セラミック材料、又はシール面44が本書に記載するように作用することを可能にする他の任意の材料で作製され得る。シール面44は、金属材料、又はセラミック、炭素繊維、及び/若しくはシリカのような非金属材料で形成された複数の剛毛(bristle)を含み得る。また、シール面44を、空気がシール面44とロータ先端33との間を実質的に流れないようにする少なくとも一つのカッター歯37と共に用いてもよい。カッター歯37は翼先端33から延在していてよく、翼先端33の周囲の漏れを減少させることを容易にするために溝を切るように構成される。シール面44は、各々の段31によって異なる厚みTを有する。
この実施形態の例では、シール面44は、シール・アセンブリ100が何れの段31(図2に示す)に用いられているかに依存して多様な材料で作製され得る。例えば、強化された摩耗特性及びより大きい復元能力を有するブラシ・シール面のような材料を圧縮機18の後段31側に用いることができる。というのは、後段31はシャフト軸受けアセンブリ(不図示)からの距離が前段31よりも大きいため、より大きい半径方向移動を受け易いからである。しかしながら、ロータ26(図1に示す)の半径方向移動が小さい圧縮機18の前段31には、復元能力が小さいアブレイダブル・シール面及びハニカム・シール面のような材料を用いてよい。
この実施形態の例では、シール切片40は、ケーシング36とロータ26との間に画定される空隙35を実質的にシールするように、ケーシング36に摺動自在に結合される。明確に述べると、各々の交換式シール切片40は、当該各々の切片40が翼先端33とケーシング36との間に全体的に半径方向に延在してシール・アセンブリ100を形成するように、ケーシング36に着脱自在に結合される。各々の交換式シール切片40は、エンジン12(図1に示す)からのロータ26(図2に示す)の取り外しを必要とすることなく、保持溝60に摺動自在に係合する。明確に述べると、シール切片40がケーシング36に挿入されるときにはケーシング36の下部19(図2に示す)がロータ26を少なくとも部分的に包囲している。シール切片40が保持溝60に挿入された後に、半径方向内側溝64は、側壁124が側壁80に接し、側壁126が側壁82に接するように、半径方向内側突起102を内部に収容するように配向される。また、中間溝65は、側壁116が側壁76に接し、側壁118が側壁78に接するように、ネック部103を収容する。さらに、半径方向外側溝66は、側壁112が側壁68に接し、側壁114が側壁70に接するように、半径方向外側突起104を収容する。シール面44は、当該シール面44が、円環状空隙35をシールすることを容易にするようにケーシング内面62の上下の一定距離に延在するように配向される。
第一及び第二の半円形切り欠き128及び130は、偏圧機構50の少なくとも一部を内部に収容するような寸法を与えられている。この実施形態の例では、偏圧機構50は、コイルばねである。代替的には、偏圧機構50は、シール切片40をケーシング36に偏圧するウェーブばねのような他の任意の偏圧機構であってもよい。偏圧機構50は、内側突起102の第一及び第二の外面120及び122と、内側溝64の底面84との間に画定されるクリアランスを減少させることを容易にする。また、偏圧機構50は、本書に記載しているような保持溝60からの交換式シール切片40の引き出しを可能にする。明確に述べると、偏圧機構50によって加えられる内向きの力が、フック部86が第二の内面110に係合しフック部90が第一の内面108に係合すると、シール切片40をフック間嵌合(hook-to-hook fit)によって保持することを可能にする。フック間嵌合は、シール切片44を所定位置に固定することを容易にし、また保持溝60に流入する迂回空気漏れを実質的に防ぐシールが生成されることを保証する。
この実施形態の例では、回転止め装置52は、シール切片40が保持溝60の内部で回転するのを防ぐことを容易にする。回転止め装置52は、二つの隣り合ったシール切片40の間に配置されている。さらに明確に述べると、この実施形態の例では、装置52は、ケーシング上半部17の内部に位置する二つの隣り合ったシール切片40の間に配置されている。また、装置52は、上半部17が下半部19に接して結合されたときに、上半部17が装置52を所定位置に固定的に保持してシール切片40が回転するのを防ぐことを容易にするように、ケーシング36に結合される。エンジン12の始動時に、翼先端33はシール面44に接触して、シール切片40を押して保持溝60の内部で円周方向に摺動させる場合がある。しかしながら、装置52は、継目43及び88が実質的に同一平面に留まるように、切片40が回転するのを実質的に防ぎ、このようにして定期保守時にシール切片を容易に引き出す能力を保つ。
この実施形態の例では、シール・アセンブリ100は、新規に作製されたタービン・エンジン12に設置され得る。代替的には、シール・アセンブリ100は、シール・アセンブリを含んでいないタービン・エンジン12又は低品位のシール・アセンブリを含んでいるタービン・エンジン12の後付け更新として設置されてもよい。動作しているガス・タービン・エンジンを後付け改造するためには、定期的な大規模検査又は保守手順時にケーシング36に保持溝60を機械加工する。各々のシール切片40をケーシング36に着脱自在に結合すると、シール切片40を交換するためにロータ・シャフト26及びロータ・ホイール34をエンジン12から取り外す必要がなくなり、このようなものとして、エンジン12が非直結になっている時間量を短縮し、従って保守費用を削減する。
動作時に、空気は圧縮機18を通して運ばれ、さらに明確に述べると、矢印38の方向に導かれる。また、空気は、静翼42を通して各々の段31の動翼32へ向けて運ばれる。シール・アセンブリ100は、動翼32を通過して空隙35を通って流れる虞のある空気の量を減少させることを容易にする。さらに明確に述べると、シール・アセンブリ100は、空隙35を実質的にシールすることにより反転空気流漏れ損失を軽減することを容易にする。結果として、動翼32を通って流れ得る空気の量が増大し、従って圧縮機18及びタービン・エンジン12の効率を高めることを容易にする。
この実施形態の例では、シール・アセンブリ100のようなシール・アセンブリを用いてエンジン12のようなタービン・エンジンの圧縮機18のような圧縮機をシールする方法が提供される。一般的には、この方法は、保持溝60のような円環状切片保持溝を、当該溝がケーシング36のような圧縮機ケーシングの内部に格納されたロータ26のようなロータの円周方向周囲に延在するように、圧縮機ケーシングに形成するステップを含んでいる。次いで、シール切片40のような複数の円弧状シール切片を、当該複数のシール切片がロータの円周方向周囲に延在してロータと圧縮機ケーシングとの間に画定される空隙35のような空隙をシールすることを容易にするように、円環溝に挿入する。明確に述べると、圧縮機ケーシングは、上半部17のような着脱自在の上半部と、下半部19のような着脱自在の下半部とを含んでいる。円環状切片保持溝は、中間溝部65のような中間溝部によって隔設された内側溝部64のような半径方向内側溝部と外側溝部66のような半径方向外側溝部とを画定している。ケーシングの上半部及び下半部の少なくとも一方が、円環状切片保持溝への接近を可能にするように取り外される。シール切片の各々は、内側突起102のような半径方向内側突起、外側突起104のような半径方向外側突起、及び両突起の間にネック部103のようなネック部を含んでいる。
装置52のような回転止め装置が圧縮機ケーシングの上半部に結合されて、シール切片がケーシングの内部で円周方向に移動するのを防ぐ。二つの円弧状シール切片が偏圧機構50のような偏圧機構と共に、各々のシール切片の半径方向内側突起が圧縮機ケーシングの半径方向内側溝部に当接し、各々のシール切片の半径方向外側突起が圧縮機ケーシングの半径方向外側溝部の内部に保定されるように、圧縮機ケーシングの上半部及び下半部の各々の円環状切片保持溝に挿入される。円弧状シール切片のケーシングへの設置時には、シール・アセンブリの組み立てのためにロータの取り外しが必要とされないように、ケーシングの下部はロータに結合されてロータの円周方向周囲に延在する。円弧状シール切片の設置後に、ケーシングの上半部及び下半部は、圧縮機ケーシング及びシール切片がタービン・エンジンの段31のような段のためのシール・アセンブリを形成するように、共に結合される。
さらに、この方法は、ロータのエンジンからの取り外しを必要とすることなくシール切片を交換式にすることを可能にする。ガス・タービン・エンジンの段のためのシール切片を交換するためには、圧縮機ケーシングの上半部を取り外して、ケーシングの両半部の円環状保持溝のシール切片への接近を可能にする。また、回転止め装置も取り外して、シール切片が保持溝の内部で移動するのを許す。各々のシール切片は、シール切片のケーシングからの取り外しを容易にするための工具を受け入れるような寸法を与えられている工具受入器48のような工具受入器を含んでいる。工具を、当該工具に引張り力が働くと圧縮機ケーシングの下部がロータを少なくとも部分的に包囲したままシール切片が保持溝から外に摺動してケーシングから取り外されるように、工具受入器に挿入する。偏圧機構もまた、工具によって加わる負荷の元で変形し、従ってシール切片の支障ない引き出しを可能にすることにより、円弧状シール切片の取り外しを容易にする。シール切片のケーシングの上半部及び下半部からの取り外しの後に、回転止め装置をケーシングに再び結合して、交換用シール切片を保持溝に挿入する。次いで、ケーシングの上半部をケーシングの下半部に再び結合する。
上述のシステム及び方法は、翼と圧縮機ケーシングとの間に画定される空隙を通って動翼を通り過ぎて流れ得る圧縮空気の量を減少させることを容易にする。さらに明確に述べると、上述のシステム及び方法は、エンジン・ロータの取り外しを必要とすることなく、クリアランス空隙を実質的にシールすることにより、空気流損失を軽減することを容易にする。結果として、動翼を通って流れ得る空気の量が増大し、これによりガス・タービンの効率を高める。従って、ロータを所定位置に置いたままにすることにより、圧縮機を保守及び/又は修理することに関連する費用及び/又は時間を削減することが容易になる。
以上、シール・アセンブリの例示的な実施形態について詳細に記載した。シール・アセンブリは、本書に記載される圧縮機と共に用いられることに限定されず、寧ろ、シール・アセンブリは、本書に記載される他のガス・タービン・エンジン構成要素とは独立に且つ別個に用いられ得る。また、本開示は上で詳細に記載したシール・アセンブリの実施形態に限定されない。寧ろ、シール・アセンブリの他の変形を特許請求の範囲の要旨の範囲内で用いることができる。
本開示の様々な実施形態の特定的な特徴が幾つかの図面には図示されて他の図面には図示されていない場合もあるが、簡便のためのみである。本開示の原理に従って、図面の任意の特徴が他の任意の図面の任意の特徴と共に参照され且つ/又は請求され得る。
この書面の記載は、最適な態様を含めて、任意の装置又はシステムを製造して利用すること及び任意の組み込まれた方法を実行することを含めてあらゆる当業者が本開示を実施することを可能にするように実例を用いている。特許付与可能な本開示の範囲は特許請求の範囲によって画定されており、当業者に想到される他の実例を含み得る。かかる他の実例は、特許請求の範囲の書字言語に相違しない構造要素を有する場合、又は特許請求の範囲の書字言語と非実質的な相違を有する等価な構造要素を含む場合には、特許請求の範囲内にあるものとする。
10:システム
12:ガス・タービン・エンジン
16:吸入部
17:上半部
18:圧縮機
19:下半部
20:燃焼器部
22:タービン
24:排気部
26:ロータ
28:燃焼器筐体
29:燃焼器
30:長手軸
31:段
32:動翼
33:動翼先端
34:ロータ・ホイール
35:円環状空隙
36:圧縮機ケーシング
37:カッター歯
38:空気流の方向
40:交換式円弧状シール切片
41:本体
42:静翼
43:継目
44:シール面
45:第一の端面
47:反対側の端面
48:工具受入器
50:偏圧機構
52:回転止め装置
54、56:端面
58:円環状流域
60:円環状切片保持溝
62:半径方向内面
64:半径方向内側溝
65:中間溝
66:半径方向外側溝
68、70:側壁
72:底面
74:保持面
76、78、80、82:側壁
84:底面
86、90:フック部
88:継目
100:シール・アセンブリ
102:半径方向内側突起
103:ネック部
104:半径方向外側突起
106:底面
108:第一の内面
110:第二の内面
112、114、116、118:側壁
120:第一の外面
122:第二の外面
124、126:側壁
128:第一の半円形切り欠き
130:第二の半円形切り欠き
T:厚み

Claims (20)

  1. ロータを少なくとも部分的に包囲する圧縮機ケーシングを含むタービン・エンジンに用いられるシール・アセンブリであって、前記圧縮機ケーシングと前記ロータとの間に画定される空隙を実質的にシールするように、前記圧縮機ケーシングに画定されている溝に少なくとも部分的に挿入されるように構成されている複数の円弧状シール切片を備えており、該複数のシール切片の各々が、半径方向内側突起、半径方向外側突起、及び両突起の間に延在するネック部を含んでいる、シール・アセンブリ。
  2. 前記溝は、前記複数の円弧状シール切片の各々を当該溝の内部に保持するように構成されている少なくとも一つのフック部を含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記圧縮機ケーシングに結合されており、前記複数の円弧状シール切片が前記溝の内部で円周方向に移動するのを防ぐように構成されている回転止め装置をさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 前記複数のシール切片の各々が、偏圧機構の少なくとも一部を内部に収容するような寸法を与えられている少なくとも一つの切り欠きをさらに含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 前記偏圧機構はコイルばね及びウェーブばねの一方を含んでいる、請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 前記複数のシール切片の各々が、当該シール切片の前記圧縮機ケーシングからの取り外しを容易にするように構成されている工具受入器をさらに含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 前記複数のシール切片の前記各々は、各々の当該シール切片に沿って完全円周長に延在するシール面をさらに含んでおり、該シール面は、前記シール切片が前記圧縮機ケーシングに結合されたときに前記圧縮機ケーシングの半径方向内面の上下で一定距離に延在する、請求項1に記載のアセンブリ。
  8. 前記シール面は、アブレイダブル・シール面、ハニカム・シール面、及びブラシ・シール面の一つを含んでいる、請求項7に記載のアセンブリ。
  9. タービン・エンジンの圧縮機をシールする方法であって、
    円環溝を、当該溝が当該圧縮機ケーシングに格納されているロータの円周方向周囲に延在するように、圧縮機ケーシングに形成するステップと、
    前記圧縮機ケーシングを、当該圧縮機ケーシングが前記ロータの円周方向周囲に延在するように前記ロータに結合するステップと、
    複数の円弧状シール切片を、当該複数のシール切片が前記ロータの円周方向周囲に延在して前記ロータと前記圧縮機ケーシングとの間に画定される空隙をシールすることを容易にするように、前記圧縮機ケーシングから前記ロータを取り外すことなく、前記円環溝に挿入するステップと
    を備えた方法。
  10. 前記複数のシール切片の各々が、半径方向内側突起、半径方向外側突起、及び両突起の間に延在するネック部を含んでおり、前記複数のシール切片は、前記圧縮機ケーシングに画定されている溝に少なくとも部分的に挿入されるような寸法を与えられている、請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数のシール切片の前記各々は、各々の当該シール切片に沿って完全円周長に延在するシール面をさらに含んでおり、該シール面は、前記シール切片が前記圧縮機ケーシングに結合されたときに前記圧縮機ケーシングの半径方向内面の上下で一定距離に延在する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記シール面は、アブレイダブル・シール面、ハニカム・シール面、及びブラシ・シール面の一つを含んでいる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数の円弧状シール切片が圧縮機ケーシング溝の内部で円周方向に移動するのを防ぐように、回転止め装置を前記圧縮機ケーシングに結合するステップをさらに含んでいる請求項9に記載の方法。
  14. 前記圧縮機の各々の段のための前記複数の円弧状シール切片を交換するステップをさらに含んでおり、
    前記圧縮機ケーシングの前記上部及び下部の内部の第一の複数のシール切片への接近を可能にするように、前記圧縮機ケーシングの上部を取り外すステップと、
    前記第一の複数の円弧状シール切片の各々が前記圧縮機ケーシングの内部で移動するのを許すように、回転止め装置を取り外すステップと、
    工具を、当該工具に引張り力が働くと前記圧縮機ケーシングの前記下部が前記ロータを少なくとも部分的に包囲したまま各々の円弧状シール切片が前記圧縮機ケーシングから取り外されるように、前記第一の複数の円弧状シール切片の各々の工具受入器に挿入するステップと、
    第二の複数の円弧状シール切片を前記圧縮機ケーシングの前記上部及び前記下部に挿入するステップと、
    前記回転止め装置を前記圧縮機ケーシングに再び結合するステップと、
    圧縮機ケーシングの前記上部を圧縮機ケーシングの前記下部に再び結合するステップと
    を含んでいる請求項9に記載の方法。
  15. ロータと、
    長手軸に沿って前記ロータにおいて連続して隔設されている複数の段を含む圧縮機と、
    前記ロータを少なくとも部分的に包囲する圧縮機ケーシングと、
    前記複数の段の各々のための複数の円弧状シール切片であって、当該複数の円弧状シール切片の各々が、各々の段において前記圧縮機ケーシングと前記ロータとの間に画定される空隙を実質的にシールするように、前記ロータを前記圧縮機ケーシングから取り外すことなく、前記圧縮機ケーシングに摺動自在に結合するように構成されている複数の円弧状シール切片と
    を備えたタービン・エンジン・システム。
  16. 前記複数のシール切片の各々が、半径方向内側突起、半径方向外側突起、及び両突起の間に延在するネック部を含んでおり、前記複数のシール切片は、前記圧縮機ケーシングに画定されている溝に少なくとも部分的に挿入されるような寸法を与えられている、請求項15に記載のタービン・エンジン・システム。
  17. 前記複数の段の各々の半径方向移動が前記圧縮機に沿って後部方向に増大する、請求項15に記載のタービン・エンジン・システム。
  18. 前記複数のシール切片の前記各々は、各々の当該シール切片に沿って完全円周長に延在するシール面をさらに含んでおり、該シール面は、前記シール切片が前記圧縮機ケーシングに結合されたときに前記圧縮機ケーシングの半径方向内面の上下で一定距離に延在する、請求項15に記載のタービン・エンジン・システム。
  19. 前記シール面は、アブレイダブル・シール面、ハニカム・シール面、及びブラシ・シール面の一つを含んでいる、請求項18に記載のタービン・エンジン・システム。
  20. より大きい復元能力を有するシール面が前記エンジンの前記後段に用いられ、減少した復元能力を有するシール面が前記エンジンの前記前段に用いられる、請求項18に記載のタービン・エンジン・システム。
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