JP2014072770A - 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置に接続された情報処理装置に応じた利用制限を容易に行うこと。
【解決手段】画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成部を制御するものであって、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された制御部と
を備えている。制御部は、情報処理装置から通信があったことを検知する(A1:YES)と、検知された通信の通信方式を特定する(A2)。そして、制御部は、画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、特定処理により特定された通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する(A3)。その後、制御部は、利用可能設定項目を示す設定項目データを、情報処理装置に出力する出力する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の制御プログラムに関する。
画像形成装置として、画像形成に係る各種機能の利用制限を行うことが可能なものが知られている。このような画像形成装置として、特許文献1には、複数のホスト(情報処理装置)とネットワークを介して接続されたネットワークプリンタが開示されている。このネットワークプリンタでは、当該ネットワークプリンタの利用を許可されたホストのホスト特定情報が予めアドレス制限管理テーブルに登録されている。そして、ネットワークプリンタは、ホストから利用要求を受け付けた際に、アドレス制限管理テーブルを参照して、当該ホストがネットワークプリンタの利用を許可されたホストであるか否かを判断している。そして、ネットワークプリンタの利用を許可されたホストであると判断した場合にはネットワークプリンタの全ての機能の利用を認め、ネットワークプリンタの利用を許可されていないホストであると判断した場合には、テスト印刷等の特定の機能の利用のみ認めている。
特開2005−31742号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、ホストがネットワークプリントの全ての機能を利用するためには、ネットワークプリントのアドレス制限管理テーブルに当該ホストのホスト特定情報を予め登録しておく必要があるため煩雑である。さらには、ネットワークプリンタの利用を許可されたホストが増えるほど、ネットワークプリンタに記憶させるホスト特定情報が増えるため、ネットワークプリンタの記憶容量を圧迫する。
そこで、本発明の目的は、画像形成装置に接続された情報処理装置に応じた利用制限を容易に行うことが可能な画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の制御プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御するものであって、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された制御部とを備えた画像形成装置であって、前記制御部は、前記情報処理装置から通信があったことを検知する検知処理と、前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを、前記情報処理装置又は前記情報処理装置とは異なる情報処理装置へ出力する出力処理とを実行することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置の制御プログラムは、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、制御部と備えた画像形成装置の制御プログラムであって、前記制御部に読み込まれると、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能となり、前記情報処理装置から通信があったことを検知する検知手段、前記検知手段により検知された通信の通信方式を特定する特定手段、前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定手段において特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定手段、及び前記決定手段で決定された前記利用可能設定項目に係る設定項目データを、前記情報処理装置又は前記情報処理装置とは異なる情報処理装置へ出力する出力手段として前記制御部を機能させることを特徴とする。
また、本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される情報処理装置とを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御するものであって、前記情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された第1制御部とを備え、前記情報処理装置は、第2制御部を備えており、前記第1制御部は、前記情報処理装置からの通信があったことを検知する検知処理と、前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを前記情報処理装置に出力する出力処理と、前記情報処理装置からの指示に基づき、記録媒体に画像が形成されるよう前記画像形成部を制御する画像形成制御処理とを実行し、前記第2制御部は、前記画像形成装置から前記設定項目データを受信する受信処理と、前記画像形成部に実行させる前記設定項目を前記受信処理により受信した前記設定項目データが示す利用可能設定項目の中から選択する選択処理と、前記選択処理で選択された前記設定項目で画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に前記指示をする指示処理とを実行することを特徴とする。
また、本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される仲介サーバとを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御するものであって、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された第1制御部とを備え、前記仲介サーバは、第2制御部を備えており、前記第1制御部は、前記情報処理装置からの通信があったことを検知する検知処理と、前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを前記仲介サーバに出力する出力処理と、前記仲介サーバからの指示に基づき、記録媒体に画像が形成されるよう前記画像形成部を制御する画像形成制御処理とを実行し、前記第2制御部は、前記画像形成装置から前記設定項目データを受信する受信処理と、前記受信処理により受信した前記設定項目データが示す前記利用可能設定項目の中から、前記画像形成部に実行させる前記設定項目を前記情報処理装置に選択させるための選択情報を作成して、当該選択情報を前記情報処理装置に出力する選択情報出力処理と、前記選択情報出力処理に対する前記情報処理装置からの応答が含む前記画像形成部に実行させる前記設定項目を、前記利用可能設定項目の中から選択する選択処理と、前記選択処理で選択された前記設定項目で画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に前記指示をする指示処理とを実行することを特徴とする。
上記の構成によれば、画像形成装置と情報処理装置との通信方式に応じて、画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち利用可能となる利用可能設定項目が決定されるので、画像形成装置の利用制限を容易に行うことができる。
画像形成装置の利用制限を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成システムの構成図である。 図1に示す画像形成装置の電気ブロック図である。 (a)は図2に示す設定項目管理テーブル記憶部が記憶している設定項目管理テーブルを示す図であり、(b)は図2に示す不揮発性記憶部が記憶している各種プログラムを説明する図である。 図1に示す情報処理装置の電気ブロック図である。 図4に示すプリンタドライバ記憶部に記憶されたプリンタドライバにより表示部に表示される設定画面を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御フロー図である。 図1に示す情報処理装置の制御フロー図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成システムの画像形成装置の制御フロー図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成システムの電気ブロック図である。 図9に示す画像形成システムのシーケンス図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(画像形成システム1の構成)
第1実施形態に係る画像形成システム1は、図1に示すように、画像形成装置6と、画像形成装置6に対して通信可能に接続される少なくとも一つの情報処理装置8とから主に構成されている。画像形成装置6は、情報処理装置8から受信した画像データに係る画像を記録媒体(例えば、用紙)に形成する装置である。情報処理装置8は、PC、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等であり、ユーザの操作入力に基づいて、アプリケーションプログラムにより画像データを作成し、この画像データを画像形成装置6に送信する装置である。
(画像形成装置6の構成)
次に、画像形成装置6の構成について説明する。画像形成装置6は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)61、不揮発性記憶部62、画像形成部63、USBコントローラ64、有線LANコントローラ65、無線LANコントローラ66、タッチパネル67、及び設定項目記憶部68を有している。これらの各部61〜68は、バス70を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU61(第1制御部)は、画像形成装置6全体を統括制御するものであり、不揮発性記憶部62に記憶された各種プログラム(後述する)と協動して各種機能部(後述する)を構築する。画像形成部63は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、CPU61からの指示に従って記録媒体に画像を記録する。本実施形態において、画像形成部63は、画像形成に関して実行可能な設定項目として、記録媒体にカラー画像を形成するカラーモード、記録媒体にモノクロ画像を形成するモノクロモード、記録媒体の片面のみ画像を形成する片面印刷モード、記録媒体の両面に画像を形成する両面印刷モード、記録媒体に通常の解像度(例えば、600dpi)で画像を形成する通常解像度モード、及び記録媒体に高解像度(例えば、1200dpi)で画像を形成する高解像度モードの6つの設定項目を有している。
USBコントローラ64は、USBケーブル11(図1参照)により、情報処理装置8等の外部装置とUSB(Universal Serial Bus)通信を行うための通信デバイスである。有線LANコントローラ65は、有線LAN12により、ルータ14(中継装置の一例)及びネットワーク2(ともに図1参照)を介して情報処理装置8等の外部装置と有線LAN(Local Area Network)通信を行うための通信デバイスである。
無線LANコントローラ66は、無線により、情報処理装置8等の外部装置と無線LAN通信を行うための無線通信デバイスである。本実施形態においては、無線LANコントローラ66により外部装置との間で行われる通信方式には、外部装置に対してアクセスポイント15(中継装置の一例:図1参照)を介して間接的に通信を行うインフラストラクチャ(Infrastructure)モードと、アクセスポイント15を介さずに直接的に通信を行うアドホック(Adhoc)モードとがある。
このように、本実施形態における画像形成装置6は、USB通信方式、有線LAN通信方式、インフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式、及びアドホックモードでの無線LAN通信方式の4つの通信方式の何れかを用いて、情報処理装置8との間で通信を行うことが可能に構成されている。なお、ルータ14及びアクセスポイント15は認証機能を有しており、認証が成功した情報処理装置8と画像形成装置6との間のみ通信が確立するように構成されている。即ち、有線LAN通信方式、及びインフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式は、認証の要する通信方式である。なお、後述するが、本実施形態においては、アドホックモードでの無線LAN通信方式も認証の要する通信方式である。
タッチパネル67は、ユーザによる各種操作入力が可能である。更に、タッチパネル67は、各種の設定画面や動作状態等をユーザに対して表示することが可能である。
設定項目記憶部68は、設定項目管理テーブル記憶部111、及びプリンタドライバ記憶部112を有している。設定項目管理テーブル記憶部111は、図3(a)に示すように、上述の4つの通信方式各々と、利用設定可能項目との関係を表した設定項目管理テーブルを記憶している。ここで、利用可能設定項目とは、上述の画像形成部63が画像形成に関して実行可能な複数の設定項目(本実施形態では6つの設定項目)のうち、通信方式に応じて利用可能となる設定項目のことである。例えば、アドホックモードでの無線LAN通信方式に応じた利用可能設定項目は、図3(a)に示すように、モノクロモード、片面印刷モード、両面印刷モード、及び通常解像度モードとなる。
また、図3(a)に示すように、画像形成装置6と情報処理装置8との間にアクセスポイント15やルータ16等の中継装置が介在される、有線LAN通信方式及びインフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式は、中継装置が介在されないアドホックモードでの無線LAN通信方式及びUSB通信方式と比べて、利用可能設定項目の数が多くなっている。加えて、認証を要する、有線LAN通信方式、無線LAN通信方式、及びアドホックモードでの無線LAN通信方式は、認証を要さないUSB通信方式と比べて、利用可能設定項目の数が多くなっている。このように、セキュリティ強度が高い通信方式ほど(通信を確立させるために、認証情報の入力等、ユーザがより多くの手間を要する通信方式ほど)、利用可能設定項目が多くされている。
具体的には、中継装置が介在される通信方式の利用可能設定項目は、中継装置が介在されない通信方式の利用可能設定項目の全てが含まれ、さらに新たな別の種類の利用可能設定項目が追加されることで、利用可能設定項目の数が多くなっている。
また、利用可能設定項目のなかの観点を同じとする複数の項目(例えば、画質品質の観点での複数の項目は、通常解像度モードと高解像度モードであり、用紙に対して形成される画像の範囲の観点での複数の項目は、片面印刷モードと両面印刷モードであり、画像の色彩の観点での複数の項目は、モノクロモードとカラーモードである。)について、中継装置が介在される通信方式は、中継装置が介在されない通信方式に比べて、優れた方の項目が選ばれている。即ち、中継装置が介在される通信方式は、中継装置が介在されない通信方式に比べて、画質品質の観点では、高解像度モード、用紙に対して形成される画像の範囲の観点では両面印刷モード、画像の色彩の観点では、カラーモードを選ぶことが可能にされている。
なお、認証を要する通信方式と認証を要さない通信方式との間でも、同様の区別がなされている。
これは、特定の画像形成装置に関して管理対象でないユーザにその画像形成装置を使用することを許可した場合、(1)同じ条件での使用を許可すると管理対象のユーザとの間で不公平感が生じる。(2)管理対象でないユーザに大量の印字を行われ用紙やインクが減少すると、管理対象であるユーザが所望の量の印字を行えなくなる、といった問題が生じるため、大量の印字を行わせる意欲を高めないために、高い品質の画像形成がなされないようにしているのである。なお、(2)の目的のために、セキュリティ強度が最も低いUSB通信方式(中継装置を介さずかつ認証がなされない通信方式)は、印字可能な用紙の枚数を制限してもよい。
なお、本実施形態では、有線LAN通信方式とインフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式とでは、利用可能設定項目の数が同じに設定されているが異なっていてもよい。即ち、利用可能設定項目の数が全ての通信方式において互いに異なっていてもよい。
プリンタドライバ記憶部112は、情報処理装置8が画像形成装置6を制御するためのプリンタドライバが記憶されている。このプリンタドライバにより画像形成部63に実行させる設定項目として選択可能な設定項目は、上述の全ての設定項目(本実施形態では6つの設定項目)である。
次に、不揮発性記憶部62に記憶されている各種プログラムについて、図2及び図3(b)を参照しつつ説明する。不揮発性記憶部62には、アプリケーションプログラム121、通信管理プログラム122、USB管理プログラム123、ネットワーク管理プログラム124、有線LAN管理プログラム125、無線LAN管理プログラム126、アドホック管理プログラム127、及びインフラストラクチャ管理プログラム128が記憶されている。複数の通信方式におけるそれぞれの通信は、上記複数のプログラムにより構成される階層構造により実現されている。以下、説明の都合上、各プログラムを読み込んだCPU61が実行する処理を、単にプログラムがその処理を実行すると表現する。
アプリケーションプログラム121は、CPU61が実行する制御プログラムのうち、上位レベルのプログラムである。通信管理プログラム122は、アプリケーションプログラム121の下位層にあるプログラムであり、情報処理装置8等の外部装置との間の通信を管理するプログラムである。
USB管理プログラム123及びネットワーク管理プログラム124は、通信管理プログラム122の下位層にあるプログラムである。USB管理プログラム123は、USBコントローラ64の監視及び制御を行い、外部装置との間で行われるUSB通信を管理するプログラムである。また、USB管理プログラム123は、USBコントローラ64に対して、情報処理装置8からのUSB通信方式で定めされた形式のデータが入力されたとき、上位の通信管理プログラム122に対して、USB通信方式で定めされた形式のデータを受信したことを示す通信接続データを出力する。
ネットワーク管理プログラム124は、外部装置との間で行われるネットワーク通信を管理するプログラムである。有線LAN管理プログラム125及び無線LAN管理プログラム126は、ネットワーク管理プログラム124の下位層にあるプログラムである。有線LAN管理プログラム125は、有線LANコントローラ65の監視及び制御を行い、外部装置との間で行われる有線LAN通信を管理するプログラムである。有線LAN管理プログラム125は、有線LANコントローラ65に対して、情報処理装置8からの有線LAN通信方式で定めされた形式のデータが入力されたとき、上位のネットワーク管理プログラム124に対して、有線LAN通信方式で定めされた形式のデータを受信したことを示す通信接続データを出力する。
無線LAN管理プログラム126は、外部装置との間で行われる無線LAN通信を管理するプログラムである。アドホック管理プログラム127及びインフラストラクチャ管理プログラム128は、無線LAN管理プログラム126の下位層にあるプログラムである。アドホック管理プログラム127は、無線LANコントローラ66の監視及び制御を行い、外部装置との間で行われるアドホックモードでの無線LAN通信を管理するプログラムである。アドホック管理プログラム127は、無線LANコントローラ66に対して、情報処理装置8からのアドホックモードの無線LAN通信方式で定められた形式のデータが入力されたとき、上位の無線LAN管理プログラム126に対して、アドホックモードの無線LAN通信方式で定められた形式のデータを受信したことを示す通信接続データを出力する。なお、アドホック管理プログラム127は、無線LANコントローラ66に対して、アドホックモードでアクセスをしてきた情報処理装置8の認証も行うプログラムであり、認証が成功した情報処理装置8からのデータのみを、上位のプログラムである無線LAN管理プログラムへ出力する。
インフラストラクチャ管理プログラム128は、無線LANコントローラ66の監視及び制御を行い、外部装置との間で行われるインフラストラクチャモードでの無線LAN通信を管理するプログラムである。インフラストラクチャ管理プログラム128は、無線LANコントローラ66に対して、情報処理装置8からの、インフラストラクチャモードの無線LAN方式で定められた形式のデータが入力されたとき、上位の無線LAN管理プログラム126に対して、インフラストラクチャモードの無線LAN通信方式で定められた形式のデータを受信したことを示す通信接続データを出力する。
上述のように、USB管理プログラム123、有線LAN管理プログラム125、アドホック管理プログラム127、及びインフラストラクチャ管理プログラム128は、それぞれの上位のプログラムに対して、通信接続データを出力するように構成されている。また、通信管理プログラム122、ネットワーク管理プログラム124、及び無線LAN管理プログラム126それぞれは、下位のプログラムから通信接続データが入力された場合、上位のプログラムに対して当該通信接続データを出力するように構成されている。このように構成することで、アプリケーションプログラム121は、通信管理プログラム122から出力された通信接続データを参照して、情報処理装置8との間の通信の通信方式を特定することができる。
ここで、情報処理装置8から通信があったとは、通信管理プログラム122へ下位のプログラムから情報処理装置8から受信したデータが入力され得る状態となることを意味する。即ち、情報処理装置8からアクセス(例えば、接続要求など)はあったが、有線LAN管理プログラム125、アドホック管理プログラム127、及びインフラストラクチャ管理プログラム128等でアクセスが遮断され、通信管理プログラム122へ情報処理装置8からのデータが入力されていないような場合は含まない。なお、本実施形態では、アプリケーションプログラム121から指示を受けることなく、下位のプログラムはより上位のプログラムへ通信接続データを出力していた。しかし、これに変えて、アプリケーションプログラム121が、通信があったことを検知した後、下位のプログラムに対して通信接続データの出力要求を出力する。出力要求を受けたプログラムはより下位のプログラムへ通信接続データの出力要求を出力する。最下位のプログラム(すなわち、USB管理プログラム、有線LAN管理プログラム、アドホック管理プログラム、及びインフラストラクチャ管理プログラム)は、上位のプログラムへ通信接続データを出力する。通信接続データの出力を受けた上位プログラムはより、上位のプログラムへ当該通信接続データを出力する。このように構成することで、アプリケーションプログラム121へ通信接続データを出力することができる。
次に、CPU61が不揮発性記憶部62内の各種プログラムと協働して構築する検知部141、特定部142、決定部143、接続プロファイル作成部144、問い合わせ部145、出力部146及び画像形成制御部147の各機能部について説明する。
検知部141は、USBコントローラ64、有線LANコントローラ65、及び無線LANコントローラ66のうちの何れかを介して、情報処理装置8から通信があったことを検知する検知処理を行う。特定部142は、検知部141により検知された通信の通信方式を特定する特定処理を行う。決定部143は、設定項目管理テーブル記憶部111に記憶された設定項目管理テーブルを参照して、特定部142が特定した通信方式に対応する利用可能設定項目を決定する決定処理を行う。
接続プロファイル作成部144は、特定部142により特定された通信方式を示す通信方式情報と、当該通信方式においての画像形成装置6の宛先を示す宛先情報(IPアドレスなど)とを含む接続プロファイルを作成する作成処理を行う。本実施形態においては、接続プロファイル作成部144により作成処理が行われた以降において、検知部141により検知された通信の通信元の情報処理装置8に対して、各種のデータを出力(送信)するときには、当該データに接続プロファイルを含めて出力するように構成されている。これにより、接続プロファイルを受信した情報処理装置8から画像形成装置6に対してデータを送信する際に、ユーザが画像形成装置6の宛先情報や画像形成装置6との間の通信方式を設定する必要性をなくすことができる。なお、以降の説明において、画像形成部8との間で通信を行う情報処理装置8は全て、検知部141により検知された通信の通信元の情報処理装置であるとして説明する。また、画像形成部8と情報処理装置8との間で行われる通信の通信方式は、特定部142により特定された通信方式であるとして説明する。
問い合わせ部145は、情報処理装置8に対して、当該情報処理装置8が備える後述の不揮発性記憶部82に、プリンタドライバ記憶部112に記憶されているプリンタドライバと同一のものが記憶されているか否かを問い合わせる問い合わせ処理を行う。この問い合わせ処理では、接続プロファイル作成部144により作成された接続プロファイルを含む問合せデータを、情報処理装置8に対して送信する問合データ送信処理、及びこの送信処理に応じて情報処理装置8から送信される応答データを受信する応答データ受信処理が行われる。この応答データは、情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されているか否かのいずれか一方を示すデータである。
出力部146は、決定部143により決定された利用可能設定項目を示す設定項目データ、接続プロファイル作成部144により作成された接続プロファイル、プリンタドライバ記憶部112に記憶されたプリンタドライバ、及び設定項目管理テーブル記憶部111に記憶された設定項目管理テーブルを情報処理装置8に対して出力する出力処理を行う。なお、出力部146は、問い合わせ部145により行われる応答データ受信処理において受信した応答データが、情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されている旨を示すものである場合には、情報処理装置8に対して設定項目データ、設定項目管理テーブル及び接続プロファイルを出力し、プリンタドライバは出力しない。これにより、画像形成装置6からプリンタドライバが同一の情報処理装置8に出力されることを防ぐことができるので、画像形成装置6の通信処理負担を軽減することができ、且つ情報処理装置8において、同じプリンタドライバが再度読み込まれることを防止することができる。
画像形成制御部147は、情報処理装置8から後述の印字指示データを受信したときに、当該印字指示データに含まれる画像データに係る画像が、当該印字指示データに含まれる印刷設定データが示す設定項目に基づいて記録媒体に形成されるよう画像形成部63を制御する。
(情報処理装置8の構成)
次に、情報処理装置8の構成について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、情報処理装置8をPCに適用して説明するが、本発明はこれに限定する趣旨ではない。
情報処理装置8は、図4に示すように、CPU81、不揮発性記憶部82、表示部83、操作受付部84、画像データ記憶部85、USBコントローラ86、有線LANコントローラ87、及び無線LANコントローラ88を有している。これらの各部81〜88は、バス90を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU81(第2制御部)は、情報処理装置8全体を統括制御するものであり、不揮発性記憶部82に記憶された各種プログラムと協動して各種機能部(後述する)を構築する。不揮発性記憶部82は、アプリケーションプログラム記憶部161、プリンタドライバ記憶部162、及び設定項目データ記憶部163を有している。アプリケーションプログラム記憶部161には、文書作成ソフト及び表計算ソフト等のような汎用アプリケーションプログラムが記憶されている。プリンタドライバ記憶部162は、画像形成装置6から受信したプリンタドライバを記憶する。設定項目データ記憶部163は、画像形成装置6から受信した設定項目データ、設定項目管理テーブル、及び接続プロファイルを記憶する。なお、本実施形態においては、設定項目データ記憶部163は、1つの設定項目データのみを記憶するように構成されており、画像形成装置6から新たな設定項目データを受信した場合には、既に記憶されていた設定項目データを削除して、新たな設定項目データを設定項目データ記憶部163に記憶する。
表示部83は、各種の設定画面や動作状態等をユーザに対して表示することが可能なディスプレイである。操作受付部84は、キーボードやマウス等の入力装置であり、ユーザからの操作入力を受け付ける。画像データ記憶部85は、アプリケーションプログラム記憶部161に記憶されたアプリケーションプログラムにより作成される画像データを記憶する。
USBコントローラ86は、USBケーブル11により、画像形成装置6等の外部装置とUSB通信を行うための通信デバイスである。有線LANコントローラ87は、有線LAN12により、ルータ14及びネットワーク2を介して画像形成装置6等の外部装置と有線LAN通信を行うための通信デバイスである。無線LANコントローラ88は、無線により、画像形成装置6等の外部装置と無線LAN通信を行うための無線通信デバイスである。無線LANコントローラ88により外部装置との間で行われる通信方式には、インフラストラクチャモードとアドホックモードとがある。
次に、CPU81が不揮発性記憶部82内の各種プログラムと協働して構築する通信制御部181、画像データ作成部182、及び印刷条件設定部183の各機能部について説明する。通信制御部181は、USBコントローラ86、有線LANコントローラ87、及び無線LANコントローラ88のいずれかを介して、画像形成装置6等の外部装置との間で行われる各種のデータ通信を制御する。例えば、通信制御部181は、画像形成装置6から設定項目データを受信する受信処理を行う。画像データ作成部182は、アプリケーションソフト上で画像データを作成して、作成した画像データを画像データ記憶部85に記憶する。
印刷条件設定部183は、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバが読み出されることで実行される機能部であり、画像形成装置6に実行させる画像形成に係る設定項目を設定するための機能部である。印刷条件設定部183は、図4に示すように、設定画面表示部191、通信方式表示部192、選択部193、及び指示部194を有している。
設定画面表示部191は、ユーザが文書や画像などを扱うアプリケーションソフト上で、操作受付部84より印刷要求を入力したときに、ユーザが設定項目を選択するための設定画面を生成して表示部83に表示する。この設定画面には、図5(a)に示すように、「出力方法」、「印字方法」、「解像度」の欄、及びOKボタンが設けられている。「出力方法」の欄には、「片面印刷モード」及び「両面印刷モード」の各々の設定項目に対応して2つのラジオボタンが設けられている。「印字方法」の欄には、「カラーモード」及び「モノクロモード」の各々の設定項目に対応して2つのラジオボタンが設けられている。また、「解像度」の欄には、「通常解像度モード」及び「高解像度モード」各々の設定項目に対応して2つのラジオボタンが設けられている。これら各欄それぞれに設けられた2つのラジオボタンは、一方のラジオボタンが選択状態であるときには、他方のラジオボタンが非選択状態となるように構成されている。
以下、設定画面表示部191についてより詳細に説明する。まず、設定画面表示部191は、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバにおいて画像形成装置6に実行させる設定項目として選択可能な設定項目(本実施形態では6つの設定項目)から、設定項目データ記憶部163に記憶された設定項目データが示す利用可能設定項目以外の利用不可能設定項目を除外する除外処理を行う。例えば、設定項目データが示す利用可能設定項目が、モノクロモード、片面印刷モード、両面印刷モード、及び通常解像度モードであった場合、カラーモード、及び高解像度モードが利用不可能設定項目となり、当該利用不可能設定項目を選択可能な設定項目から除外する除外処理を行う。その後、設定画面表示部191は、図5(b)に示すように、利用不可能設定項目に対応するラジオボタンが選択不能の状態にされた(グレーアウトされた)設定画面を生成して表示部83に表示する第1表示処理を行う。これにより、利用不可能設定項目については選択不能となり、利用可能設定項目のみが、画像形成装置6に実行させる設定項目としてユーザが選択できるようになる。
通信方式表示部192は、利用不可能設定項目が利用可能設定項目とされている通信方式をユーザに表示する。具体的には、通信方式表示部192は、まず、設定画面表示部191の第1表示処理によりおいて、利用可能設定項目とは区別して表示された利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作(例えば、マウス操作に追従するカーソルを利用不可能設定項目上に位置させる操作など)を、操作受付部84を介して受け付けたか(選択操作受付処理)否かを判断する。そして、利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作を受け付けたと判断した場合、通信方式表示部192は、図5(c)に示すように、設定項目データ記憶部163に記憶されている設定項目管理テーブルを参照して、当該受け付けた利用不可能設定項目が利用可能設定項目とされている通信方式を示すポップアップ画面を生成して表示部83に表示する(第2表示処理)。これにより、ユーザが、利用不可能設定項目が利用可能となる通信方式を把握することができる。
選択部193は、設定画面に表示された選択可能な設定項目の中から、画像形成装置6に実行させる設定項目を選択する選択処理を行う。具体的には、選択部193は、設定画面に設けられたOKボタンの選択操作を操作受付部84が受け付けたか否かに基づき、ユーザにより画像形成装置6に実行させる設定項目の確定操作が行われたか否かを判断する。そして、確定操作が行われたと判断した場合には、当該確定操作が行われたときに設定画面において選択状態にされているラジオボタンに対応する設定項目を、画像形成装置6に実行させる設定項目として選択する。
指示部194は、選択部193により選択された設定項目に基づいて画像形成が実行されるよう画像形成装置6に指示する指示処理を行う。具体的には、選択部193により選択された設定項目を示す印刷設定データと、画像データ記憶部85に記憶された画像データを含む印字指示データを作成する。そして、指示部194は、設定項目データ記憶部163に記憶された接続プロファイルを参照して、当該接続プロファイルの通信方式情報が示す通信方式で、宛先情報が示す宛先の画像形成装置6に対して、印字指示データを送信する。
(画像形成装置6の制御フロー)
次に、画像形成装置6の制御フローの一例について図6を参照しつつ説明する。なお、この処理は画像形成装置6が起動している間繰り返し実行される。まず、検知部141が、情報処理装置8から通信があったか否かを判断する(A1)。情報処理装置8からの通信がないと判断した場合(A1:NO)には、情報処理装置8から通信があるまでステップA1の処理を繰り返す。一方、情報処理装置8から通信があったと判断した場合(A1:YES)には、特定部142が検知部141により検知された通信の通信方式を特定する(A2)。次に、接続プロファイル作成部144が、特定部142により特定された通信方式を示す通信方式情報と、当該通信方式においての画像形成装置6の宛先を示す宛先情報とを含む接続プロファイルを作成する(A3)。次に、決定部143が設定項目管理テーブル記憶部111に記憶された設定項目管理テーブルを参照して、特定部142が特定した通信方式に対応する利用可能設定項目を決定する(A4)。
次に、問い合わせ部145が、情報処理装置8に対して、上述の問合データを送信し、その後、情報処理装置8から応答データを受信する(A5)。このステップA5で受信した応答データが、当該情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されている旨を示すものである場合(A6:YES)には、出力部146が、情報処理装置8に対して、接続プロファイル、及び設定項目データを出力して(A7)、ステップA9の処理に移る。一方、ステップA5で受信した応答データが、当該情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されていない旨を示すものである場合(A6:NO)には、出力部146が、情報処理装置8に対して、接続プロファイル、設定項目データ、及びプリンタドライバ記憶部112に記憶されたプリンタドライバを出力して(A8)、ステップA9の処理に移る。
ステップA9の処理では、画像形成制御部147が、印字指示データを情報処理装置8から受信したか否かを判断する。情報処理装置8から印字指示データを受信していないと判断した場合(A9:NO)には、印字指示データを受信するまでステップA9の処理を繰り返す。一方、印字指示データを情報処理装置8から受信したと判断した場合(A9:YES)には、画像形成制御部147が、印字指示データに含まれる画像データに係る画像が、当該印字指示データに含まれる印刷設定データが示す設定項目に基づいて記録媒体に形成されるよう画像形成部63を制御する(A10)。ステップA10の処理が終了すると、本処理を終了する。
(情報処理装置8の制御フロー)
次に、情報処理装置8の制御フローの一例について図7を参照しつつ説明する。まず、通信制御部181が、ユーザから操作受付部84を介して指定された通信方式で、制御対象とする画像形成装置6との間で通信が確立されるように、当該通信方式に応じて、USBコントローラ86、有線LANコントローラ87、及び無線LANコントローラ88のいずれかのコントローラを制御する。具体的には、例えば、通信方式が有線LAN方式及び無線LANのインフラストラクチャ方式であるときは、通信制御部181がブロードキャスト方式等により宛先不特定として接続要求を送信し、この接続要求に対する応答を画像形成装置6から受信したとき、当該画像形成装置6との間で通信が確立されることになる。
次に、通信制御部181が、画像形成装置6から設定項目データを受信したか否かを判断する(B2)。設定項目データを受信したと判断した場合(B2:YES)には、当該設定項目データを設定項目データ記憶部163に記憶する(B3)。このとき、通信制御部181は、画像形成装置6から設定項目データとともに出力された、接続プロファイルについても設定項目データ記憶部163に記憶する。また、画像形成装置6から設定項目データとともにプリンタドライバが出力されていた場合には、当該プリンタドライバをプリンタドライバ記憶部162に記憶する。ステップB3の処理が終了すると、ステップB2の処理に戻る。
一方、ステップB2の処理で、設定項目データを受信していないと判断した場合(B2:NO)には、通信制御部181が、画像形成装置6から問合せデータを受信したか否かを判断する(B4)。問合せデータを受信したと判断した場合(B4:YES)には、通信制御部181は、プリンタドライバ記憶部162を参照して、問合せデータを送信した画像形成装置6に係るプリンタドライバが記憶されているか否かを判断する。そして、その判断結果に応じた応答データを、当該画像形成装置6に送信して(B5)、ステップB2の処理に戻る。
一方、ステップB4の処理において、問合せデータを受信していないと判断した場合(B4:NO)には、画像データ作成部182が、ユーザが文書や画像などを扱うアプリケーションソフト上で、操作受付部84より印刷要求を入力したか否かを判断する(B6)。印刷要求を入力していないと判断した場合(B6:NO)には、ステップB2の処理に戻る
一方、ステップB6の処理で、印刷要求を入力したと判断した場合(B6:YES)には、設定画面表示部191が、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバが画像形成装置6に実行させる設定項目として選択可能な設定項目から、設定項目データ記憶部163に記憶された設定項目データが示す利用可能設定項目以外の利用不可能設定項目を除外する(B7)。そして、設定画面表示部191が、選択可能な設定項目のみユーザが選択できるようにされた設定画面(図5(b)参照)を生成して表示部83に表示する(B8)。
次に、選択部193が、ユーザにより画像形成装置6に実行させる設定項目の確定操作が行われたか否かを判断する(B9)。確定操作が行われたと判断した場合(B9:YES)には、選択部193は、確定操作が行われたときに設定画面において選択状態にされていたラジオボタンに対応する設定項目を、画像形成装置6に実行させる設定項目として選択する(B10)。次に、指示部194は、選択部193により選択された設定項目を示す印刷設定データと、画像データ記憶部85に記憶された画像データを含む印字指示データを作成して、当該印字指示データを画像形成装置6に送信する(B11)。このステップB11の処理が終了すると、ステップB2の処理に戻る。
一方、ステップB8において、確定操作が行われていないと判断した場合(B10:NO)には、通信方式表示部192が、表示部83に表示された利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作を、操作受付部84を介して受け付けたか否かを判断する(B12)。利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作を受け付けていないと判断した場合(B12:NO)には、ステップB9の処理に戻る。一方、利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作を受け付けたと判断した場合(B12:YES)には、設定項目データ記憶部163に記憶されている設定項目管理テーブルを参照して、当該受け付けた利用不可能設定項目が利用可能設定項目とされている通信方式を示すポップアップ画面(図3(c)参照)を生成して表示部83に表示する(B13)。このステップB13の処理が終了すると、ステップB2の処理に戻る。
以上、本実施形態では、情報処理装置8との通信方式に応じて、画像形成部63が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち利用可能となる利用可能設定項目が決定されるので、画像形成装置6の利用制限を容易に行うことができる。また、画像形成装置6に、ユーザを特定するためのユーザ特定情報を登録しておく必要がないので、画像形成装置6を利用するユーザが増えたとしても画像形成装置の記憶容量を圧迫することがない。
第1実施形態の変形例として、情報処理装置8が、過去に画像形成装置6と行っていた通信の通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目についても、画像形成装置6に実行させる設定項目として選択することができるように構成されていてもよい。この場合、設定項目データ記憶部163が、複数の設定項目データを記憶することが可能に構成されており、ステップB7において、設定画面表示部191が、上述の除外処理において、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバにおいて画像形成装置6に実行させる設定項目として選択可能な設定項目から、設定項目データ記憶部163に記憶された設定項目データのいずれの利用可能設定項目にも該当しない設定項目のみを除外するようにすればよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成システムについて、図8を参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、第1実施形態では、画像形成装置6から情報処理装置8へ出力される設定項目データ及びプリンタドライバは別々のファイルであったが、本実施形態ではプリンタドライバが設定項目データを含むものである点で異なる。以下においては、上述した第1実施形態と同一の箇所については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
本実施形態では、画像形成装置6のプリンタドライバ記憶部112には、画像形成装置6が行うことが可能な各通信方式の数(本実施形態では4つ)と同じ数のプリンタドライバが記憶されている。これらのプリンタドライバそれぞれは、画像形成装置6が行うことが可能な4つの通信方式に一対一に対応している。そして、これらのプリンタドライバにより画像形成部63に実行させる設定項目として選択可能な設定項目は、対応する通信方式に応じた利用可能設定項目のみである。従って、例えばアドホックモードでの無線LAN通信方式と対応するプリンタドライバにより選択可能な設定項目は、モノクロモード、片面印刷モード、両面印刷モード、及び通常解像度モードのみとなる。
(画像形成装置6の制御フロー)
次に、画像形成装置6の制御フローについて、図8を参照しつつ説明する。本実施形態では、上述の第1実施形態のステップA5〜A8の処理の代わりにステップA15〜A18の処理が実行される。
ステップA15では、問い合わせ部145が、情報処理装置8に対して、当該情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82に、特定部142により特定された通信方式に対応するプリンタドライバと同一のものが記憶されているか否かを問い合わせる問合せデータを送信する。その後、問い合わせ部145が、情報処理装置8から応答データを受信する。
次に、ステップA15で受信した応答データが、当該情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されている旨を示すものである場合(A16:YES)には、出力部146が、情報処理装置8に対して、プリンタドライバを出力せずに、接続プロファイル、及び設定項目管理テーブルのみを出力する(A17)。即ち、出力部146は、設定項目データの出力を行わない。ステップA17の処理が終了すると、ステップA9の処理に移る。
一方、ステップA15で受信した応答データが、当該情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82にプリンタドライバが記憶されていない旨を示すものである場合(A16:NO)には、情報処理装置8に対して、プリンタドライバ記憶部112に記憶されている、特定部142により特定された通信方式に対応するプリンタドライバ、接続プロファイル、及び設定項目管理テーブルを出力する(A18)。即ち、出力部146は、設定項目データの出力を行う。ステップA18の処理が終了すると、ステップA9の処理に移る。
(情報処理装置8の制御フロー)
次に、情報処理装置8の制御フローについて説明する。本実施形態では、図7を参照して説明した情報処理装置8の制御フローのステップB5の処理では、通信制御部181は、プリンタドライバ記憶部162を参照して、問合せデータを送信した画像形成装置6に係るプリンタドライバであり、且つ、画像形成装置6との通信方式に応じたプリンタドライバが記憶されているか否かを判断する。そして、その判断結果に応じた応答データを、当該画像形成装置6に送信する。
また、ステップB6の処理で、印刷要求を入力したと判断した場合(B6:YES)には、設定画面表示部191は、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバにおいて選択可能な設定項目のみユーザが選択できるようにされた設定画面(図5(b)参照)を生成して表示部83に表示する(B8)。即ち、本実施形態では、プリンタドライバ記憶部162に記憶されたプリンタドライバにより選択可能な設定項目は利用可能設定項目のみとされているので、第1実施形態とは異なり、ステップB7の処理を行わない。
以上、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、情報処理装置8との通信方式に応じて、画像形成部63が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち利用可能となる利用可能設定項目が決定されるので、画像形成装置6の利用制限を容易に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成システムについて、図9、及び図10を参照しつつ説明する。第3実施形態に係る画像形成システム100は、画像形成装置6での印刷を仲介する仲介サーバ10を備えており、ウェブサーバを利用したクラウドプリントが可能な画像形成システムである。従って、情報処理装置28に制御対象の画像形成装置6に係るプリンタドライバを記憶しておく必要がない。また、本実施形態では、出力部146は、設定項目データを情報処理装置28に対して出力するのではなく、仲介サーバ10に対して出力する。以下においては、上述した第1実施形態と同一の箇所については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
(画像形成システム100の構成)
図9に示されるように、第3実施形態に係る画像形成システム100は、画像形成装置6、情報処理装置28、及び仲介サーバ10とから主に構成されている。仲介サーバ10は、画像形成装置6を制御する情報処理装置であり、画像形成装置6のベンダによって提供されるサーバではなく、クラウドプリントサービスを提供する会社(以下では「提供会社」と呼ぶ)によって提供されるサーバである。ただし、変形例では、仲介サーバ10は、画像形成装置6のベンダによって提供されるサーバであってもよい。
また、本実施形態において、画像形成装置6は、ウェブサーバプログラムを記憶しており、ウェブサーバとして機能することができる。また、仲介サーバ10も、ウェブサーバプログラムを記憶しており、ウェブサーバとして機能することができる。一方、情報処理装置28は、ウェブブラウザプログラムを記憶しており、ウェブクライアントとして機能することができる。画像形成装置6、情報処理装置28、及び仲介サーバ10はインターネット17に接続されている。従って、仲介サーバ10は、インターネット17を介して、画像形成装置6、及び情報処理装置28に通信可能に接続される。また、画像形成装置6と情報処理装置28とは、第1実施形態において説明した上述の4つの通信方式のいずれかの通信方式で通信可能に接続される。
本実施形態では、情報処理装置28は、画像形成装置6から設定項目データやプリンタドライバが受信されることはないため、上述の第1実施形態とは異なり、不揮発性記憶部82は、プリンタドライバ記憶部162及び設定項目データ記憶部163を有していない。従って、CPU81と不揮発性記憶部62とが協動しても、第1実施形態とは異なり印刷条件設定部183は構築されない。
仲介サーバ10は、図9に示すように、CPU41、各種のプログラムが記憶されている不揮発性記憶部42、ネットワークインターフェース43、画像データ記憶部44、及び管理テーブル記憶部45を有している。これらの各部41〜45は、バス50を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークインターフェース43はインターネット17に接続される。
管理テーブル記憶部45は、プリンタ管理テーブル及びユーザ管理テーブルを記憶している、プリンタ管理テーブルは、ユーザIDと、画像形成装置名との関係を示すテーブルである。このユーザIDは、クラウドプリントサービスを利用することを望むユーザに対して、上記の提供会社によって発行されるIDである。画像形成装置名は画像形成装置6のノード名である。ユーザ管理テーブルは、複数のユーザIDのそれぞれについて、当該ユーザIDとパスワードとの関係を示すテーブルである。
CPU41は、仲介サーバ10全体を統括制御するものであり、不揮発性記憶部42に記憶された各種プログラムと協動して、通信管理部201、及び格納管理部202を構築する。
通信管理部201は、情報処理装置28及び画像形成装置6との間の通信を管理する。格納管理部202は、情報処理装置28からの指示に応じて、画像形成装置6の画像形成の対象(印刷対象)とされる画像データを画像データ記憶部44に記憶する。なお、情報処理装置28のユーザは、例えば、情報処理装置28の画像データ記憶部85に記憶されている画像データを印刷対象として選択することもできるし、情報処理装置28の外部に存在するファイル(例えばインターネット上のサーバに格納されているファイル等)を印刷対象として選択することもできる。前者の場合には、情報処理装置28は、画像データを仲介サーバ10に対して送信する。後者の場合には、情報処理装置28は、例えば、情報処理装置28の外部から画像データを取得して、画像データを仲介サーバ10に送信してもよいし、画像データを格納しているサーバに対して、画像データを仲介サーバ10に送信することを指示してもよい。
(画像形成システムのシーケンス)
次に、本実施形態に係る画像形成システム100のシーケンスについて、図10を参照して説明する。
情報処理装置28のユーザは、クラウドプリントサービスを利用することを望む場合には、画像形成装置6のウェブサーバにアクセスするための操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、ウェブブラウザを用いて、画像形成装置6のウェブサーバにアクセスする(S1)。画像形成装置6のCPU61は、ユーザIDとパスワードとを入力するためのログイン画面を表わす画面データを、情報処理装置28に出力する(S2)。この結果、情報処理装置28の表示部83にログイン画面が表示される。ユーザは、ログイン画面を見ながら、ユーザIDとパスワードとを含むログイン情報を入力するための操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、このログイン情報を画像形成装置6に送信する(S3)。
画像形成装置6のCPU61は、情報処理装置28からログイン情報が受信される場合に、当該ログイン情報を仲介サーバ10に送信する(S4)。なお、画像形成装置6の不揮発性記憶部82内には仲介サーバ10の宛先を示す宛先情報が予め記憶されており、当該宛先情報に基づいて、ログイン情報が送信される。
仲介サーバ10の通信管理部201は、画像形成装置6からログイン情報が受信される場合に、当該ログイン情報に含まれるユーザID及びパスワードが、管理テーブル記憶部45に記憶されたユーザ管理テーブルに含まれるのか否かを判断する(S5)(即ち、認証を実行する)。通信管理部201は認証が成功した場合、認証成功を示す認証データを画像形成装置6に送信する(S6)。
画像形成装置6のCPU61は、仲介サーバ10から上記の認証データが受信される場合に、画像形成装置6の画像形成装置名を示す装置名データを、仲介サーバ10に送信する(S7)。仲介サーバ10の格納管理部202は、画像形成装置6から装置名データが受信される場合に、ユーザID、上記の装置名データが示す画像形成装置名を対応付けて、管理テーブル記憶部45に記憶されたプリンタ管理テーブルに登録する(S8)。
情報処理装置28のユーザは、画像形成装置6に印刷を実行させることを望む場合には、仲介サーバ10のウェブサーバにアクセスするための操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、ウェブブラウザを用いて、仲介サーバ10のウェブサーバにアクセスする(S9)。画像形成装置6のウェブサーバの場合と同様に、仲介サーバ10からログイン画面を表わす画面データが情報処理装置28に出力され(S10)、情報処理装置28の表示部83にログイン画面が表示される。ユーザは、ログイン画面を見ながら、ユーザIDとパスワードとを含むログイン情報を入力するための操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、このログイン情報を仲介サーバ10に送信する(S11)。
仲介サーバ10の通信管理部201は、情報処理装置28からログイン情報が受信される場合に、上記のステップS5と同様の認証を実行する(S12)。通信管理部201は認証が成功した場合、プリンタ選択画面を表す画面データを生成して、情報処理装置28に送信する(S13)。具体的には、通信管理部201は、まず、管理テーブル記憶部45に記憶されているプリンタ管理テーブルから、ログイン情報に含まれるユーザIDに対応付けられている画像形成装置名を全て特定して、これら全ての画像形成装置名を含むプリンタ選択画面を表わす画面データを生成する。そして、仲介サーバ10の通信管理部201は、当該画面データを情報処理装置28に送信する。この結果、情報処理装置28の表示部83にプリンタ選択画面が表示される。ユーザは、プリンタ選択画面を見ながら、印刷を実行すべき画像形成装置6の画像形成装置名を選択する操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、ユーザにより選択された画像形成装置名を示す選択結果データを仲介サーバ10に送信する(S14)。
次に、仲介サーバ10の通信管理部201が、情報処理装置28から選択結果データが受信される場合に、当該選択結果データが示す画像形成装置名に対応する画像形成装置6に対して、設定項目データを送信することを要求する送信要求データを送信する(S15)。この送信要求データには、ステップS12の処理において、ユーザIDを含むログイン情報の認証が成功した情報処理装置28の情報処理装置名が含まれる。
次に、画像形成装置6の特定部142が、仲介サーバ10から送信要求データが受信される場合に、当該送信要求データに含まれる情報処理装置名に対応する情報処理装置28との間の通信の通信方式を特定する。情報処理装置28との間の通信方式は、ステップS1において、情報処理装置28からアクセスを受けたときに、図示しないRAM等に通信接続データを記憶しておくことで特定できる。そして、決定部143が、特定部142により特定された通信方式に応じて、利用可能設定項目を決定する(S16)。次に出力部146が、当該利用可能設定項目を示す設定項目データを仲介サーバ10に出力する(S17)。
仲介サーバ10の通信管理部201は、画像形成装置6から設定項目データが受信される場合に、当該設定項目データが示す利用可能設定項目のみが、画像形成装置6に実行させる設定項目としてユーザが選択できる印刷条件設定画面を表わす画面データを生成する。そして、仲介サーバ10の通信管理部201は、当該画面データ(選択情報の一例)を情報処理装置28に送信する(S18:選択情報出力処理)。この結果、情報処理装置28の表示部83に印刷条件設定画面(図5(b)参照)が表示される。ユーザは、印刷条件設定画を見ながら、複数の設定項目の中から、所望の設定項目を選択する操作入力を、情報処理装置28の操作受付部84を介して行う。情報処理装置28がこの操作入力を受け付けた場合、通信制御部181が、このユーザによって選択された設定項目を示す印刷条件データを仲介サーバ10に送信する(S19)。仲介サーバ10の通信管理部201は、情報処理装置28から印刷条件データが受信される場合に、当該印刷条件データと、画像データ記憶部44に記憶された画像データを含む印字指示データを画像形成装置6に対して送信する(S20)。
その後、画像形成装置6の画像形成制御部147が、仲介サーバ10から印刷指示データが受信される場合に、当該印字指示データに含まれる画像データに係る画像が、当該印字指示データに含まれる印刷設定データが示す設定項目に基づいて記録媒体に形成されるよう画像形成部63を制御する(S21)。なお、このとき、印字指示データに含まれる画像データが、画像形成部63が解釈不能なフォーマットである場合には、当該画像データを変換サーバ(不図示)等により、画像形成部63が解釈可能なフォーマットに変換した後、当該変換後の画像データに係る画像が記録媒体に形成されるよう画像形成部63を制御する。このステップS21の処理が終了すると、本処理を終了する。
以上、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、情報処理装置8との通信方式に応じて、画像形成部63が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち利用可能となる利用可能設定項目が決定されるので、画像形成装置6の利用制限を容易に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、画像形成装置6は、USB通信方式、有線LAN通信方式、インフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式、及びアドホックモードでの無線LAN通信方式の4つの通信方式の何れかを用いて、情報処理装置8,28との間で通信を行うことが可能に構成されていたが、これ以外の通信方式で通信を行うことが可能にされていてもよい。また、情報処理装置との間で行うことが可能な通信方式の数は2つ以上であれば、特にその数は限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、画像形成部63が画像形成に関して実行可能な設定項目は6つであったが、2つ以上であれば、特にその数は限定されるものではない。また、設定項目は、上述の実施形態の種類に限らず、例えば、画像形成装置6が利用可能な用紙種類(普通紙モードや光沢紙モードなど)や、画像形成装置6で許容される印刷部数の上限値であってもよい。また、画像形成装置6の管理者が、タッチパネル67等を介して、設定項目管理テーブル記憶部111に記憶されている設定項目管理テーブルの内容を変更することが可能に構成されていてもよい。
また、上述の第1実施形態では、出力処理において画像形成装置6のから情報処理装置8に対して設定項目データは必ず出力される構成にされていたが、プリンタドライバと同様に、問い合わせ処理において、情報処理装置8が備える不揮発性記憶部82に、設定項目データが記憶されているか否かを問い合わせる問い合わせ処理を行い、記憶されていない場合のみ出力されるように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、画像形成装置6は、インフラストラクチャモードでの無線LAN通信方式及びアドホックモードでの無線LAN通信方式は、同一の無線LANコントローラ66を介して行っていたが、別々の無線LANコントローラ66を介して行うように構成されていてもよい。また、画像形成装置6が2つ以上の無線LANコントローラ66を備え、一方の無線LANコントローラ66は認証を行う無線LAN通信方式を、他方は認証を行わない無線LAN通信方式を行う構成とてしてもよい。その場合、認証を行う無線LAN通信方式の方がより、利用可能設定項目を多くすることが好適である。
1,100 画像形成システム
6 画像形成装置
10 仲介サーバ
8,28 情報処理装置
41 CPU(第2制御部)
61 CPU(第1制御部)
63 画像形成部
81 CPU(第2制御部)

Claims (21)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御するものであって、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された制御部と
    を備えた画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記情報処理装置から通信があったことを検知する検知処理と、
    前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、
    前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、
    前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを、前記情報処理装置又は前記情報処理装置とは異なる情報処理装置へ出力する出力処理と
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力処理において、前記制御部が前記設定項目データを送る情報処理装置は、前記画像形成装置の制御を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定処理により決定される前記利用可能設定項目の数は、前記通信方式ごとに異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記情報処理装置から受信した情報を前記制御部へ入力するとともに、前記制御部から入力された情報を前記情報処理装置へ送信する通信インターフェースを備え、
    前記制御部は、
    前記通信インターフェースを介して受信した情報を、通信を行うためのものであり、かつ複数の階層から構成される階層構造を有するプログラムにおいて、より上位の階層へ伝達する伝達処理を行い、
    前記検知処理は、前記伝達処理によってデータが伝達されたとき、通信があったことを検知し、
    前記伝達処理において、前記データが経由する各階層の種類の組み合わせは少なくとも2つ以上あり、
    前記通信方式は、前記データが経由する各階層の種類の組み合わせであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記出力処理において、前記制御部が前記設定項目データを送る情報処理装置は、前記検知処理により検知された通信の通信元の前記情報処理装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記出力処理において、前記設定項目データを含むものであって、前記情報処理装置が前記画像形成装置を制御するためのプリンタドライバを前記情報処理装置へ出力し、
    前記プリンタドライバは、
    前記情報処理装置に読み込まれたときに、当該情報処理装置に、
    前記画像形成部に実行させる前記設定項目を、前記設定項目データが示す前記利用可能設定項目の中から選択する選択処理と、
    前記選択処理で選択された前記設定項目で画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に指示する指示処理と
    を実行させるものであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記出力処理において、前記設定項目データに加えて、前記画像形成装置を制御するためのプリンタドライバを前記情報処理装置へ出力し、
    前記プリンタドライバは、
    前記画像形成部に実行させる前記設定項目として選択可能な設定項目は、前記画像形成部が実行可能な全ての設定項目であり、
    前記情報処理装置に読み込まれたときに、当該情報処理装置に、
    前記選択可能な設定項目から、前記設定項目データが示す前記利用可能設定項目以外の利用不可能設定項目を除外する除外処理と、
    前記除外処理の後に、前記画像形成部に実行させる前記設定項目を、前記選択可能な設定項目の中から選択する選択処理と、
    前記選択処理で選択された前記設定項目に基づいて画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に指示する指示処理と
    を実行させるものであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記プリンタドライバは、表示を行う表示部と、操作を受付ける操作受付部とを備えた前記情報処理装置に読み込まれたときに、当該情報処理装置に、
    前記利用不可能設定項目を、前記利用可能設定項目と区別して前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1表示処理により表示された前記利用不可能設定項目のいずれかを選択する操作を、前記操作受付部を介して受け付ける選択操作受付処理と、
    前記選択操作受付処理により受け付けた前記利用不可能設定項目が、前記利用可能設定項目とされている前記通信方式を、前記表示部に表示する第2表示処理と
    を更に実行させるものであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記特定処理により特定された前記通信方式を示す通信方式情報と、前記通信方式においての前記画像形成装置の宛先を示す宛先情報とを含む接続プロファイルを作成する作成処理を更に実行するものであり、
    前記出力処理において、さらに前記接続プロファイルを前記情報処理装置へ出力し、
    前記プリンタドライバは、前記指示処理において
    前記接続プロファイルの前記通信方式情報が示す前記通信方式で、前記接続プロファイルの前記宛先情報が示す宛先の前記画像形成装置に画像形成に係る指示を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、
    前記決定処理の後であり、且つ前記出力処理の前において、前記検知処理により検知された通信の通信元の前記情報処理装置が備える記憶部に前記プリンタドライバが既に記憶されているか否かを問い合わせる問合せ処理を実行し、
    前記出力処理では、
    前記問合せ処理の前記問い合せに応じて前記情報処理装置から出力される応答が、前記情報処理装置が備える記憶部に前記プリンタドライバが記憶されている旨を示すものである場合には、前記設定項目データを前記検知処理により検知された通信の通信元の前記情報処理装置に出力する一方、前記プリンタドライバを当該情報処理装置へ出力せず、
    前記問合せ処理の前記問い合せに応じて前記情報処理装置から出力される応答が、前記情報処理装置が備える記憶部に前記プリンタドライバが記憶されていない旨を示す応答である場合には、前記プリンタドライバと前記設定項目データとを前記検知処理により検知された通信の通信元の前記情報処理装置に出力することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記プリンタドライバは、前記情報処理装置に読み込まれたとき、前記除外処理において、前記選択可能な設定項目から前記情報処理装置が備える記憶部に記憶された複数の設定項目データのいずれの前記利用可能設定項目にも該当しない設定項目のみを除外するよう、前記情報処理装置を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  12. 前記特定処理により特定された前記通信方式が、前記情報処理装置と前記画像形成装置との間に中継装置が介在される通信方式である場合には、前記中継装置が介在されない通信方式である場合と比べると、前記画像形成部が実行可能な前記複数の設定項目に対する前記利用可能設定項目のなかの観点を同じとする複数の項目に関して、優れた方の項目が選ばれていることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記特定処理により特定された前記通信方式が、認証を要する通信方式である場合には、前記認証を要さない通信方式と比べると、前記画像形成部が実行可能な前記複数の設定項目に対する前記利用可能設定項目のなかの観点を同じとする複数の項目に関して、優れた方の項目が選ばれていることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記観点を同じとする複数の項目は、形成される画像の品質に関する項目であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記観点を同じとする複数の項目は、記録媒体に対して形成される画像の範囲に関する項目であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の画像形成装置。
  16. 前記特定処理により特定された前記通信方式が、前記情報処理装置と前記画像形成装置との間に中継装置が介在される通信方式である場合には、前記中継装置が介在されない通信方式と比べて、前記画像形成部が実行可能な前記複数の設定項目に対する前記利用可能設定項目の数が多く、かつ、前記中継装置が介在されない通信方式の場合の前記利用可能設定項目を全て含む、ことを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記特定処理により特定された前記通信方式が、認証を要する通信方式である場合には、前記認証を要さない通信方式と比べて、前記画像形成部が実行可能な前記複数の設定項目に対する前記利用可能設定項目の数が多く、かつ、前記中継装置が介在されない通信方式の場合の前記利用可能設定項目を全て含む、ことを特徴とする請求項1〜11、16の何れか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記特定処理により特定された前記通信方式が、前記中継装置が介在されずかつ認証を要さない通信方式である場合は、画像形成できる記録媒体の枚数を制限することを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の画像形成装置。
  19. 画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される情報処理装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御するものであって、前記情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された第1制御部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    第2制御部を備えており、
    前記第1制御部は、
    前記情報処理装置からの通信があったことを検知する検知処理と、
    前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、
    前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、
    前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを前記情報処理装置に出力する出力処理と、
    前記情報処理装置からの指示に基づき、記録媒体に画像が形成されるよう前記画像形成部を制御する画像形成制御処理と
    を実行し、
    前記第2制御部は、
    前記画像形成装置から前記設定項目データを受信する受信処理と、
    前記画像形成部に実行させる前記設定項目を前記受信処理により受信した前記設定項目データが示す利用可能設定項目の中から選択する選択処理と、
    前記選択処理で選択された前記設定項目で画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に前記指示をする指示処理と
    を実行することを特徴とする画像形成システム。
  20. 画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される仲介サーバとを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御するものであって、外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能であるように構成された第1制御部と
    を備え、
    前記仲介サーバは、
    第2制御部を備えており、
    前記第1制御部は、
    前記情報処理装置からの通信があったことを検知する検知処理と、
    前記検知処理により検知された通信の通信方式を特定する特定処理と、
    前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定処理により特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定処理と、
    前記決定処理により決定された前記利用可能設定項目を示す設定項目データを前記仲介サーバに出力する出力処理と、
    前記仲介サーバからの指示に基づき、記録媒体に画像が形成されるよう前記画像形成部を制御する画像形成制御処理と
    を実行し、
    前記第2制御部は、
    前記画像形成装置から前記設定項目データを受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信した前記設定項目データが示す前記利用可能設定項目の中から、前記画像形成部に実行させる前記設定項目を前記情報処理装置に選択させるための選択情報を作成して、当該選択情報を前記情報処理装置に出力する選択情報出力処理と、
    前記選択情報出力処理に対する前記情報処理装置からの応答が含む前記画像形成部に実行させる前記設定項目を、前記利用可能設定項目の中から選択する選択処理と、
    前記選択処理で選択された前記設定項目で画像形成が実行されるよう前記画像形成装置に前記指示をする指示処理と
    を実行することを特徴とする画像形成システム。
  21. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、制御部と備えた画像形成装置の制御プログラムであって、前記制御部に読み込まれると、
    外部の情報処理装置との間で2以上の互いに異なる通信方式のいずれにおいても通信可能となり、
    前記情報処理装置から通信があったことを検知する検知手段、
    前記検知手段により検知された通信の通信方式を特定する特定手段、
    前記画像形成部が実行可能な画像形成に係る複数の設定項目のうち、前記特定手段において特定された前記通信方式に応じて利用可能となる利用可能設定項目を決定する決定手段、及び
    前記決定手段で決定された前記利用可能設定項目に係る設定項目データを、前記情報処理装置又は前記情報処理装置とは異なる情報処理装置へ出力する出力手段として前記制御部を機能させることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
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