JP2014072632A - 通信端末、遠隔会議システム、通信端末の制御プログラム - Google Patents

通信端末、遠隔会議システム、通信端末の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して、会議制御ユニットに接続された他の通信端末との間で、メディアデータを送受信して遠隔会議を実行する通信端末等に関し、良質なネットワーク接続での遠隔会議を可能とし、ネットワークの再接続時に、円滑に再開し得る通信端末等を提供する。
【解決手段】遠隔会議システム1は、複数の会議端末10と複数の会議サーバ50を、ネットワーク網Nを介して接続して構成される。会議端末10は、接続中の会議サーバ50との間の接続品質が所定の品質よりも悪い場合、接続中の会議サーバ50との間のネットワーク接続を切断した後、会議サーバ50に対して再接続を行う。又、会議端末10は、会議サーバ50とのネットワーク接続を切断する前に、会議状態情報をHDD30に保存する。会議サーバ50に再接続すると、会議端末10は、HDD30に保存された会議状態情報に基づいて、ネットワーク切断前の遠隔会議の状況を再現する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ネットワークを介して、会議制御ユニットに接続された他の通信端末との間で、メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末等に関する。
従来、ユーザの映像や音声を入出力可能な通信端末を各場所に設置し、各通信端末で取得された映像や音声を、ネットワーク及び会議サーバを介して、他の場所に設置された他の通信端末との間で送受信することにより、遠隔会議を行う遠隔会議システムが知られている。
このような遠隔会議システムに関する発明として、特許文献1記載の発明が知られている。特許文献1記載のTV会議システムは、複数の通信端末と会議サーバの間におけるネットワーク接続が、遠隔会議開催中に切断された場合に、切断された通信端末に対するネットワークを、必要に応じて自動的に再接続するように構成されている。
特開平8−079390号公報
ここで、上述のような遠隔会議システムにおける遠隔会議では、各通信端末で取得された映像や音声を、ネットワーク及び会議サーバを介して、他の場所に設置された他の通信端末との間で送受信することで行われる為、各ネットワークにおける接続品質(例えば、通信速度)が低い場合には、映像や音声の欠落や劣化等が生じてしまう。映像や音声の欠落や劣化が生じてしまうと、各通信端末を用いる会議参加者へ伝達される情報量の低下を招いてしまうため、接続品質が非常に重要となる。
そして、ネットワーク接続における接続品質を改善させる方法としては、通信端末側の会議参加者が、手動でネットワークを切断して再接続する等の操作を行う方法がある。接続品質を向上させる為にこれらの操作を要求した場合、会議参加者に煩雑な印象を与えてしまう。又、ネットワークの再接続が複数の通信端末から同時期に要求された場合に、ビジー状態となり、再接続に時間を要する場合も生じてしまう。
更に、ネットワーク接続における接続品質を改善させる為に、遠隔会議が行われている途中でネットワーク接続を切断する場合には、切断前における会議状態が維持されない為、切断によって中断した遠隔会議を再接続後に円滑に再開する為には、当該遠隔会議における資料データの再共有等を行う必要が生じてしまう。
この点、特許文献1記載のTV会議システムは、ネットワーク接続が、遠隔会議開催中に切断された場合に、切断された通信端末に対するネットワークを、必要に応じて自動的に再接続するように構成されているが、実際にネットワーク接続が切断されるまでは、例え、接続品質が低い状態でも接続が維持される。従って、特許文献1記載のTV会議システムの場合、映像や音声の欠落や劣化が生じた状態で、遠隔会議が進行してしまう場合がある。又、特許文献1記載のTV会議システムでは、ネットワーク接続の切断前に、当該遠隔会議の進行や資料の状況を保持することもないので、自動的に再接続を行ったとしても、当該遠隔会議を円滑に再開することは困難であった。
本発明は、ネットワークを介して、会議制御ユニットに接続された他の通信端末との間で、メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末等に関し、良質なネットワーク接続での遠隔会議を可能とし、ネットワークの再接続時に遠隔会議を円滑に再開し得る通信端末等を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る請求項1記載の通信端末は、映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末であって、当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段と、を有することを特徴とする。
当該通信端末は、メディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続されており、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する。そして、当該通信端末は、接続品質検出手段と、接続品質判定手段と、会議状態保存手段と、ネットワーク切断手段と、再接続手段と、会議再開手段と、を有している。当該通信端末によれば、前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、前記再接続手段により、当該会議制御ユニットとの間のネットワークが再接続されるので、当該通信端末と会議制御ユニットとの間の接続品質を、ユーザに煩雑な操作を要求することなく向上させ得る。又、当該通信端末によれば、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断する前に、会議状態保存手段によって、会議状態情報が保存され、その後、前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議が再開される。従って、当該通信端末は、ネットワークが再接続された場合に、会議状態情報に基づいて、ネットワーク接続が切断される前の状況を再現することができるので、開催中であった遠隔会議を、円滑に再開することができる。
本発明の一側面に係る請求項2記載の通信端末は、請求項1記載の通信端末であって、前記接続品質検出手段は、前記会議制御ユニットを構成し、当該通信端末とネットワーク接続され、前記通信端末と他の通信端末との間の遠隔会議を中継する接続中会議サーバとの通信内容に基づいて、前記接続中会議サーバとの間の接続品質を示す値を検出すると共に、前記会議制御ユニットを構成し、前記接続中会議サーバと相互通信可能にネットワーク接続された他の会議サーバと、当該通信端末の間における通信内容に基づいて、他の会議サーバとの間の接続品質を示す値を検出し、前記会議状態保存手段は、前記接続品質判定手段によって、前記接続中会議サーバとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議状態保存指示に基づいて、当該通信端末に配設された記憶手段に、前記会議状態情報を保存し、前記再接続手段は、前記ネットワーク切断手段によって、前記接続中会議サーバとの間におけるネットワーク接続が切断された後、前記接続品質検出手段により検出された前記接続中会議サーバ及び他の会議サーバに係る接続品質を示す値に基づいて、前記接続中会議サーバよりも接続品質が良好な他の会議サーバを特定し、特定された他の会議サーバとの間のネットワークを再接続することを特徴とする。
当該通信端末によれば、前記ネットワーク切断手段によって、前記接続中会議サーバとの間におけるネットワーク接続が切断された後、前記接続品質検出手段により検出された前記接続中会議サーバ及び他の会議サーバに係る接続品質を示す値に基づいて、前記接続中会議サーバよりも接続品質が良好な他の会議サーバを特定し、特定された他の会議サーバとの間のネットワークを再接続するので、より良好な接続品質で遠隔会議を再開し得る。又、当該通信端末によれば、前記接続品質判定手段によって、前記接続中会議サーバとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議状態保存指示に基づいて、当該通信端末に配設された記憶手段に、前記会議状態情報を保存するので、記憶手段に保存された会議状態情報に従って、ネットワーク接続の切断に伴い中断された遠隔会議を、円滑に再開しうる。
本発明の一側面に係る請求項3記載の通信端末は、請求項2記載の通信端末であって、前記会議再開手段は、前記再接続手段によって前記特定された他の会議サーバとの間のネットワークが再接続された後、前記会議状態保存手段によって当該通信端末に配設された記憶手段に保存された前記会議状態情報を、前記特定された他の会議サーバに対して送信することを特徴とする。
当該通信端末は、前記再接続手段によって前記特定された他の会議サーバとの間のネットワークが再接続された後、前記会議状態保存手段によって当該通信端末に配設された記憶手段に保存された前記会議状態情報を、前記特定された他の会議サーバに対して送信する。従って、当該他の会議サーバを介して、遠隔会議に参加している他の通信端末も、会議状態情報を取得することができるので、より円滑に遠隔会議を再開し得る。
本発明の一側面に係る請求項4記載の通信端末は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の通信端末であって、前記会議状態保存手段は、実行されている遠隔会議で送受信されているメディアデータに係る映像データの品質を含む前記会議状態情報を保存し、前記会議再開手段は、保存された会議状態情報に含まれる映像データの品質よりも低い品質の映像データを含むメディアデータを用いて、前記遠隔会議を再開することを特徴とする。
当該通信端末によれば、ネットワーク接続を切断する前に、実行されている遠隔会議で用いられているメディアデータに係る映像データの品質を含む前記会議状態情報を保存し、ネットワークの再接続に伴い遠隔会議を再開する際に、保存された会議状態情報に含まれる映像データの品質よりも低い品質の映像データを含むメディアデータを用いて、前記遠隔会議を再開する為、ネットワーク切断に伴い中断された遠隔会議を、映像の欠落等の少ない状態で再開することができ、中断後の遠隔会議を円滑に進行することができる。
本発明の一側面に係る請求項5記載の通信端末は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の通信端末であって、前記接続品質検出手段によって検出された当該通信端末と前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を、前記会議制御ユニットに対してアップロードする接続品質アップロード手段と、前記遠隔会議に参加している他の通信端末から前記会議制御ユニットにアップロードされた、前記会議制御ユニットと当該他の通信端末との間の接続品質を示す値を、前記会議制御ユニットから取得する接続品質取得手段と、有し、前記ネットワーク切断手段は、前記接続品質取得手段で取得した前記他の通信端末における接続品質を示す値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪い他の通信端末に対して、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続の切断を指示する旨の切断指示を行うことを特徴とする。
当該通信端末は、接続品質アップロード手段と、接続品質取得手段とを有しており、前記接続品質取得手段で取得した前記他の通信端末における接続品質を示す値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪い他の通信端末に対して、切断指示を行い、会議制御ユニットと当該他の通信端末の間のネットワーク接続を切断させ得る。これにより、当該通信端末によれば、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪い他の通信端末においても、ネットワークの切断・再接続を行うことで、接続品質を向上させ得る。又、遠隔会議に参加している通信端末の間において、ネットワークの切断・再接続を同時期に行うことができるため、遠隔会議の中断頻度を減少させることができ、遠隔会議の円滑な進行に貢献し得る。
本発明の一側面に係る請求項6記載の通信端末は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通信端末であって、前記ネットワーク切断手段は、前記会議制御ユニットとの間のネットワーク接続を切断する前に、前記遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、当該通信端末に配設された表示手段に、前記会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続中であることを示す表示を行う旨の第1表示指示を行うことを特徴とする。
当該通信端末は、前記会議制御ユニットとの間のネットワーク接続を切断する前に、前記遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、第1表示指示を行う。これにより、前記遠隔会議に参加している他の通信端末の表示手段には、前記会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続中であることを示す表示されるため、当該通信端末のユーザは、遠隔会議が中断され、ネットワークの再接続中であることを把握し得る。
本発明の一側面に係る請求項7記載の通信端末は、請求項6記載の通信端末であって、当該通信端末が前記遠隔会議の主催者であることを示す権限情報を有するか否かを判断する主催者判断手段をさらに有し、前記ネットワーク切断手段は、前記主催者判断手段によって、当該通信端末が前記権限情報を有していると判断された場合に、当該遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、当該他の通信端末に配設された表示手段に、当該遠隔会議を中断することを示す表示を行う旨の第2表示指示を行うことを特徴とする。
当該通信端末は、主催者判断手段をさらに有し、当該通信端末が前記権限情報を有していると判断された場合に、当該遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、第2表示指示を行う。これにより、他の通信端末の表示手段には、第2表示指示に基づいて、当該遠隔会議を中断することを示す表示が行われる為、当該遠隔会議の参加者である他の端末に係るユーザは、遠隔会議が中断され、会議の進行が滞ることを把握し得る。
本発明の一側面に係る請求項8記載の遠隔会議システムは、映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットと、前記会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された複数の通信端末と、を有し、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された複数の通信端末の間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する遠隔会議システムであって、前記通信端末は、当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段と、を有することを特徴とする。
当該遠隔会議システムは、会議制御ユニットと、複数の通信端末と、を有して構成され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された複数の通信端末の間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する。そして、当該通信端末は、接続品質検出手段と、接続品質判定手段と、会議状態保存手段と、ネットワーク切断手段と、再接続手段と、会議再開手段と、を有している。当該遠隔会議システムによれば、前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、前記再接続手段により、当該会議制御ユニットとの間のネットワークが再接続されるので、当該通信端末と会議制御ユニットとの間の接続品質を、ユーザに煩雑な操作を要求することなく向上させ得る。又、当該遠隔会議システムによれば、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断する前に、会議状態保存手段によって、会議状態情報が保存され、その後、前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議が再開される。従って、当該遠隔会議システムは、ネットワークが再接続された場合に、会議状態情報に基づいて、ネットワーク接続が切断される前の状況を再現することができるので、開催中であった遠隔会議を、円滑に再開することができる。
本発明の一側面に係る請求項9記載の通信端末の制御プログラムは、映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末を、当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段、として機能させることを特徴とする。
当該通信端末の制御プログラムは、映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末において実行されることにより、上述した請求項1に係る通信端末と同様の効果を生じさせ得る。
本実施形態に係る遠隔会議システムの構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る会議端末の制御系を示すブロック図である。 本実施形態に係る会議サーバの制御系を示すブロック図である。 会議情報の一例を示す説明図である。 接続品質監視処理におけるシーケンス図である。 会議端末における接続品質情報の内容の一例を示す説明図である。 会議状態保持処理におけるフローチャートである。 映像品質情報の一例を示す説明図である。 接続サーバ情報の一例を示す説明図である。 接続切断処理におけるシーケンス図である。 会議サーバから取得される接続品質情報の一例を示す説明図である。 再接続処理におけるシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
(遠隔会議システムの構成)
先ず、本実施形態に係る遠隔会議システム1の構成について、図1を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る遠隔会議システム1は、本発明に係る通信端末に相当する複数の会議端末10A、10B、10Cと、本発明に係る会議制御ユニットを構成する複数の会議サーバ50A、50Bとが、それぞれ、ネットワーク網Nを介して接続されており、映像及び音声を用いた遠隔会議(テレビ会議)を実行可能に構成されている。
尚、本実施形態では、会議端末10A、10B、10Cを区別しない場合、又は、これらを総称する場合、「会議端末10」という。又、会議サーバ50A、50Bを区別しない場合、又は、これらを総称する場合、「会議サーバ50」という。
そして、当該遠隔会議システム1において、各会議端末10は、ネットワーク網Nを介して、複数の会議サーバ50の何れかに接続されており、遠隔会議に参加するユーザによって使用される。各会議端末10は、本発明における通信端末に相当し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータに対して、後述するカメラ33、マイク34等を接続することによって構成されうる。各会議端末10は、遠隔会議時に、カメラ33によって取得された映像データ、マイク34によって取得された音声データ、遠隔会議で使用される文書や動画などの資料データ等を、ネットワーク網N及び会議サーバ50を介して、遠隔会議に参加している他の会議端末10との間で送受信する。以下の説明では、各会議端末10で取得された画像データ、音声データを含めて、遠隔会議時に使用されるデータを「メディアデータ」という。
各会議サーバ50は、ネットワーク網Nを介して、他の会議サーバ50と接続されており、複数の会議端末10の間で実行される遠隔会議を制御する。そして、各会議サーバ50は、ネットワーク網N及び他の会議サーバ50を介して、各会議端末10から受信したメディアデータを中継して、遠隔会議に参加している他の会議端末10との間で送受信する。その結果、複数の会議端末10で生成されたメディアデータが、遠隔会議システム1内で共有される。遠隔会議システム1では、会議の参加者の全てが同一場所にいない場合でも、参加者は円滑に会議を実行することができる。尚、この遠隔会議制御は従来と同様であるため、本実施形態では詳細な説明を省略する。
(会議端末の構成)
次に、会議端末10の制御系について、図2を参照して説明する。尚、本実施形態に係る遠隔会議システム1は、複数の会議端末10(即ち、会議端末10A、会議端末10B、会議端末10C)を有しているが、各会議端末10は、配設されている場所が異なる点を除き、制御系の構成は基本的に同一である。従って、以下の説明においては、一の会議端末10の制御系構成を説明することとし、他の会議端末10の制御系構成については、その説明を省略する。
図2に示すように、会議端末10は、会議端末10の制御を司る制御部20を有している。制御部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23を有して構成されている。CPU21は、会議端末10における各種制御プログラムを実行する中央演算処理装置であり、ROM22は、ブートプログラムやBasic Input/Output System(BIOS)、オペレーティングシステム(OS)を格納している。そして、RAM23は、タイマやカウンタ、制御プログラムを実行した際の演算結果等を、一時的に格納する。
又、当該制御部20には、HDD30(ハードディスクドライブ)、操作部31、ディスプレイ32、カメラ33、マイク34、スピーカ35、通信部36が電気的に接続されている。HDD30は、CPU21によって実行される各種制御プログラムや、遠隔会議に関するアプリケーションプログラム等の各種プログラムを記憶している。又、当該HDD30は、遠隔会議を実行する際に用いられるデータテーブル等を記憶している。尚、HDD30がROM22の代わりにOSを記憶していても良い。
操作部31は、会議参加者からの入力を受け付けるキーボードやマウスである。ディスプレイ32は、所望の画像を表示させる表示装置であり、上述したメディアデータとして他の会議端末10から送信された映像データを表示する。カメラ33は、遠隔会議実行時において、当該会議端末10側の場所における映像を撮影した映像データを取得する。マイク34は、遠隔会議実行時において、当該会議端末10側の場所における音声を記録した音声データを取得する。スピーカ35は、上述したメディアデータとして他の会議端末10から送信された音声データを、再生出力する。通信部36は、ネットワーク網Nを介して、遠隔会議に参加している他の会議端末10と通信を行う場合のタイミング制御を行う。
(会議サーバの構成)
続いて、会議サーバ50の制御系について、図3を参照して説明する。尚、本実施形態に係る遠隔会議システム1は、複数の会議サーバ50(即ち、会議サーバ50A、会議サーバ50B)を有しているが、各会議サーバ50は、配設されている場所が異なる点を除き、制御系の構成は基本的に同一である。従って、以下の説明においては、一の会議サーバ50の制御系構成を説明することとし、他の会議サーバ50の制御系構成については、その説明を省略する。
図3に示すように、会議サーバ50は、当該会議サーバ50の制御を司る制御部60を有している。制御部60は、CPU61と、ROM62と、RAM63を有して構成されている。CPU61は、会議サーバ50における各種制御プログラムを実行する中央演算処理装置であり、ROM62は、ブートプログラムやBIOS、OSを格納している。そして、RAM63は、タイマやカウンタ、制御プログラムを実行した際の演算結果等を、一時的に格納する。尚、HDD71がROM62の代わりにOSを記憶していても良い。
又、当該制御部60には、HDD71と、通信部72が電気的に接続されている。HDD71は、種々のデータを格納可能な大容量記憶装置であり、遠隔会議に際し送受信されたメディアデータ等を記録することも可能である。通信部72は、遠隔会議時において、各会議端末10から送受信される各種データを中継する際等に、データ通信に関する制御を行う。
(遠隔会議の流れ)
続いて、図1に示す遠隔会議システム1において実行される遠隔会議の基本的な流れについて説明する。以下では、会議サーバ50A、会議サーバ50Bを介して、会議端末10A、会議端末10B、会議端末10Cの間で遠隔会議が進行する場合を例示して説明する。尚、会議端末10Aのユーザが主催者として遠隔会議を開催したものとする。
尚、以下の説明において、会議端末10Aは、ユーザ「mike」によって使用される会議端末(A)であり、会議端末10Bは、ユーザ「alex」によって使用される会議端末(B)とあり、会議端末10Cは、ユーザ「john」によって使用される会議端末(C)であるものとする。又、会議サーバ50Aは、会議サーバ(A)であるものとし、会議サーバ50Bは、会議サーバ50Aとは異なる場所に設置された会議サーバ(B)であるものとする。
遠隔会議システム1では、ユーザは、会議端末10を使用して、遠隔会議が実行される仮想スペースである会議室を、会議サーバ50上に作成する。この具体例では、会議端末10Aを用いるユーザが、主催者として、会議サーバ50A又は会議サーバ50Bの少なくとも一方(この場合、会議サーバ50A)に、会議室を作成する。この時、会議端末10Aのユーザは、図4に示す会議情報を、会議室を作成する会議サーバ50Aに送信することによって、会議サーバ50AのHDD71に、当該遠隔会議の詳細を登録する。
図4に示すように、会議情報は、会議IDと、会議参加者を示すユーザと、会議開始日時と、主催者IDを含んでいる。会議IDは、会議サーバ50に作成された会議室を識別する為の識別情報である。ユーザは、当該遠隔会議に参加するユーザを示す情報であり、この具体例では、会議端末10A〜会議端末10Cのユーザを示している。尚、ユーザを示す情報には、ユーザが利用する会議端末10を識別する情報も含まれる。会議端末10を識別する情報の一例は、IPアドレスである。会議開始日時は、当該遠隔会議の開始日時等のスケジュールを示す。そして、主催者IDは、当該遠隔会議の主催者であるユーザを識別する為の情報であり、この場合は、会議端末10Aのユーザを示す識別情報である。
このようにして会議サーバ50に会議室が作成されると、会議室に設定されたユーザが遠隔会議に参加する。具体的には、会議端末10A及び会議端末10Bが会議サーバ50Aに接続され、会議端末10Cが会議サーバ50Bに接続されて、会議端末10A、会議端末10B、会議端末10Cの間でメディアデータを送受可能な状態となる。尚、初期設定として、各会議端末10がいずれの会議サーバ50に接続されるかは、公知技術と同様に、各会議端末10のIPアドレスによって決定されればよい。又、各会議端末10は、設定されている会議室に対応する会議IDを自身のRAM23に記憶する。会議IDは、例えば、各会議端末10が会議サーバ50に接続するときに、各会議端末10が参加すると設定されている会議室に対応する会議IDが、会議サーバ50の会議情報を基にして、会議サーバ50から各会議端末10に送信される。或いは、各会議端末10が会議IDを指定して会議サーバ50に接続する様態の場合、その指定された会議IDがRAM23に記憶される。
会議情報に設定されたユーザ全員が遠隔会議に参加すると、遠隔会議が開始される。具体的には、会議端末10A及び会議端末10Bは、会議サーバ50A及びネットワーク網Nを介して、他端末とメディアデータのパケットを送受信し、会議端末10Cは、会議サーバ50B及びネットワーク網Nを介して、他端末とメディアデータのパケットを送受信する。つまり、会議端末10Aと会議端末10Bとの間では、メディアデータが会議サーバ50Aを介して送受信される。会議端末10Aと会議端末10Cとの間では、メディアデータは、会議サーバ50A、会議サーバ50B及びネットワーク網Nを介して送受信される。同様に、会議端末10Bと会議端末10Cとの間でも、メディアデータは、会議サーバ50A、会議サーバ50B及びネットワーク網Nを介して送受信される。尚、会議サーバ50は、会議情報を参照し、メディアデータが送信された会議端末10のIPアドレスに関連付けられている会議IDを特定する。そして、その会議IDで示される遠隔会議に参加している他の会議端末10に対して、メディアデータを転送する。これにより、遠隔会議システム1では、会議端末10A〜会議端末10Cの間で、メディアデータを随時送受信することによって、遠隔会議が進行していく。尚、メディアデータ以外の各種命令の転送に関しても、同様に行われる。
(接続品質監視処理における処理内容)
本実施形態に係る遠隔会議システム1においては、上述のように遠隔会議が開始されると、当該遠隔会議に参加している各会議端末10において、接続品質監視処理が、当該遠隔会議が実行されている間、繰り返して実行される。尚、図5に示す接続品質監視処理は、会議端末10Aで実行される場合の処理内容を図示しているが、会議端末10B、会議端末10Cで実行される場合でも同様の処理が行われる。
先ず、会議端末10AのCPU21は、遠隔会議システム1を構成する複数の会議サーバ50の内の一つ(例えば、会議サーバ50A)を特定して、特定した会議サーバ50に対する応答時間測定処理を実行する(1)。具体的には、CPU21は、ネットワーク網Nを介して、特定した会議サーバ50へ所定のパケットを送信する。当該パケットを受信すると、会議サーバ50のCPU61は、応答返信処理を実行し(2)、受信したパケットに対する応答を、会議端末10Aに返す。つまり、応答時間測定処理(1)では、CPU21は、パケットの送信から当該パケットに対する応答の受信までに要する応答時間(即ち、RTT:RoundTrip Time)を、特定された会議サーバ50について複数回測定する。
応答時間測定処理(1)を終えると、会議端末10AのCPU21は、平均応答時間算出処理(3)を実行する。具体的には、当該CPU21は、応答時間測定処理で測定された、或る会議サーバ50との間の応答時間に関する複数回分の測定結果を用いて、当該会議サーバ50との間の応答時間の平均値である平均応答時間を算出する。当該平均応答時間は、当該会議サーバ50との間における接続品質の良否を示す指標となる。
平均応答時間算出処理(3)の後、会議端末10AのCPU21は、接続品質情報を会議サーバ50へ送信する(4)。ここで、接続品質情報は、図6に示すように、パケットの発信元である会議端末10の識別情報と、パケットの送信先である会議サーバ50の識別情報と、当該会議端末10と会議サーバ50の間における平均応答時間を含んで構成されている。当該接続品質情報を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、受信した接続品質情報を、HDD71に登録し、接続品質情報の登録が完了したことを示す登録完了応答を、接続品質情報の送信元である会議端末10に返す(5)。
登録完了応答を受信した後、当該会議端末10AのCPU21は、遠隔会議システム1を構成する全ての会議サーバ50について、接続品質情報の登録を行ったか否かを判断する(6)。全ての会議サーバ50(この場合、会議サーバ50A及び会議サーバ50B)に関する接続品質情報の登録を行っている場合、会議端末10AのCPU21は、閾値要求処理(7)に処理を移行する。接続品質情報の登録が行われていない会議サーバ50が存在している場合、未完了の会議サーバ50を測定対象として、応答時間測定処理(1)〜接続品質情報の登録(5)までの処理が実行される。
閾値要求処理(7)では、会議端末10AのCPU21は、会議サーバ50のHDD71に格納されている閾値情報を要求する。当該閾値情報は、会議サーバ50との間の接続品質の良否を評価する為の閾値であり、所定の応答時間を示す。閾値情報要求を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、閾値情報送信処理を実行する(8)。具体的には、当該CPU61は、HDD71に記憶されている閾値情報を読み出し、閾値情報の要求元である会議端末10に送信する。
閾値情報を受信すると、会議端末10AのCPU21は、接続品質評価処理を実行する(9)。接続品質評価処理では、当該CPU21は、現在接続している会議サーバ50との間の接続品質情報に含まれる平均応答時間と、当該会議サーバ50に係る閾値情報に含まれる応答時間の値(例えば、500ms)を比較し、現在接続している会議サーバ50との間の接続品質を評価する。具体的には、接続品質情報における平均応答時間が閾値情報に係る応答時間の値よりも大きい場合には、当該CPU21は、接続している会議サーバ50との間の接続品質が低いと評価する。一方、接続品質情報における平均応答時間が閾値情報に係る応答時間の値以下である場合には、当該CPU21は、接続している会議サーバ50との間の接続品質が一定以上の品質を維持しているものと評価する。
図6に示す接続品質情報を例に挙げて説明する。上述したように、会議端末10Aは、会議サーバ50Aに対して接続されている。そして、会議端末10Aと会議サーバ50Aとの間における平均応答時間は、613msであり、閾値情報が示す応答時間「500ms」よりも大きい。即ち、図6に示す具体例の場合、会議端末10Aと会議サーバ50Aとの間の接続品質は、「低品質である」と評価される。
接続品質評価処理(9)の後、会議端末10AのCPU21は、接続品質評価処理の評価結果に基づいて、接続している会議サーバ50との間の接続品質が低いか否かを判断する(10)。接続品質が低い場合、当該CPU21は、会議状態保持処理(11)に処理を移行する。接続品質が一定以上の品質を維持している場合、当該CPU21は、応答時間測定処理(1)へ処理を戻し、会議サーバ50との間における接続品質の低下を、継続的に監視する。
(会議状態保持処理における処理内容)
続いて、接続している会議サーバ50との間の接続品質が低くなった場合に実行される会議状態保持処理の処理内容について、図7を参照しつつ詳細に説明する。
接続中の会議サーバ50との接続品質が低品質であり、会議状態保持処理(11)に移行する、会議端末10AのCPU21は、先ず、会議資料情報保存処理を実行する(21)。会議資料情報保存処理では、当該CPU21は、実行中の遠隔会議において、ディスプレイ32上に表示される会議資料に係る文書データの状況(例えば、現在表示している資料の内容等)を示す会議資料情報を、HDD30に保存する。
会議資料情報保存処理(21)を終了すると、当該CPU21は、会議コメント保存処理を実行する。会議コメント保存処理(21)では、CPU21は、ディスプレイ32上で、会議資料に対して描画されたコメント等を示す会議コメント情報を、HDD30に保存する。尚、会議コメント情報は、或る遠隔会議上で会議資料等の共有されているコンテンツ上に描画されたコメントを構成するドットの座標位置及び表示色を示す情報により構成されている。従って、CPU21は、会議コメント情報に基づいて各ドットの座標位置及び表示色を特定することにより、会議資料上に描画されたコメントを再現し得る。
会議コメント保存処理(22)後、当該CPU21は、映像品質情報保存処理を実行する(23)。具体的には、CPU21は、現在の遠隔会議における映像品質情報をHDD30に保存する。ここで、映像品質情報は、現在参加している遠隔会議において、当該会議端末10から送信される映像データの品質を示す情報であり、図8に示すように、会議IDと、ユーザIDと、ビットレートを含んで構成されている。会議IDは、現在参加している遠隔会議を識別する為の識別情報である。ユーザIDは、当該会議端末10を特定する為の識別情報である。ビットレートは、当該会議端末10から送信される映像の品質を示す情報である。尚、ビットレート以外のパラメータ、例えば、解像度等が映像品質情報として用いられても良い。
映像品質情報保存処理(23)を終了すると、当該CPU21は、接続サーバ情報保存処理を実行する(24)。具体的には、当該CPU21は、当該会議端末10が現在接続している会議サーバ50を示す接続サーバ情報を、HDD30に保存する。図9に示すように、接続サーバ情報は、当該会議端末10を特定する為のユーザIDと、当該会議端末10が接続している会議サーバ50を特定する為のサーバIPアドレスを含んでいる。従って、接続サーバ情報を参照すれば、CPU21は、この時点で接続していた会議サーバ50を特定することができる。
接続サーバ情報保存処理(24)を終了すると、当該CPU21は、現時点における遠隔会議の状況を示す各種情報(即ち、会議資料情報、会議コメント情報、映像品質情報、接続サーバ情報)がHDD30に保存されている為、接続切断処理(25)に処理を移行する。
(接続切断処理における処理内容)
次に、接続している会議サーバ50との間の接続品質が低くなり、現在の遠隔会議における会議状態の保存を終了した後に行われる接続切断処理について、図10を参照しつつ詳細に説明する。
接続切断処理(25)に移行すると、会議端末10AのCPU21は、主催者情報要求処理を実行する(31)。主催者情報要求処理では、当該CPU21は、会議サーバ50に対して、現在の遠隔会議の主催者を示す主催者情報を要求する。この主催者情報の要求には、現在の遠隔会議に係る会議IDが含まれる。
主催者情報が要求されると、会議サーバ50のCPU61は、現在の遠隔会議に係る会議情報をHDD71から読み出し、主催者情報を要求した会議端末10Aへ送信する(32)。図4に示すように、会議情報には、主催者IDが含まれている為、CPU61は、当該遠隔会議に係る会議情報を送信することで、主催者情報を提供し得る。
現在の遠隔会議に係る会議情報の受信に伴い、主催者情報を取得すると、主催者情報の要求に含まれる会議IDを基にして、会議端末10のCPU21は、当該会議端末10が現在の遠隔会議における主催者権限を有しているか否かを判断する(33)。具体的には、CPU21は、受信した会議情報に含まれる主催者IDが、当該会議端末10に係るユーザIDと一致するか否かを判断する。取得した主催者IDが当該会議端末10に係るユーザIDと一致している場合、CPU21は、当該会議端末10に主催者権限があるものと判断し、会議サーバ50を中継して、当該遠隔会議に参加している各会議端末10に対して、中断表示命令を送信する(34)。主催者権限を有する会議端末10のCPU21は、会議サーバ50に対して中断表示命令を送信すると(34)、その後、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の接続品質情報を、会議サーバ50に対して要求する(38)。
ここで、中断表示命令は、当該遠隔会議に参加している各会議端末10において、ディスプレイ32上に、「当該遠隔会議が中断される旨」のメッセージの表示を指示する命令であり、本発明における「第2表示指示」に相当する。
一方、取得した主催者IDが当該会議端末10のユーザIDと一致していない場合、CPU21は、当該会議端末10に主催者権限がないものと判断し、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の接続品質情報を、会議サーバ50に対して要求する(38)。
主催者権限を有する会議端末10から送信された中断表示命令を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、中断表示命令中継処理を実行する(35)。中断表示命令中継処理では、CPU61は、主催者権限を有する会議端末10(この場合、会議端末10A)から受信した中断表示命令を、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10(会議端末10B、会議端末10C)に対して送信する。
中断表示命令中継処理(35)によって、会議サーバ50で中継された中断表示命令を受信すると、当該遠隔会議に参加している会議端末10のCPU21は、会議中断メッセージ表示処理を実行する(36、37)。会議中断メッセージ表示処理では、CPU21は、会議サーバ50から中継された中断表示命令に基づいて、当該会議端末10のディスプレイ32上に、「当該遠隔会議が中断される旨」のメッセージを表示する。尚、この具体例の場合、会議端末10B及び会議端末10Cにおけるディスプレイ32には、「当該遠隔会議が中断される旨」のメッセージが、夫々、中断表示命令の受信に基づいて表示される。
上述したように、会議端末10のCPU21は、主催者権限の有無に関する判定(33)を行った後、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の接続品質情報を要求する(38)。
当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の接続品質情報が要求されると、会議サーバ50のCPU61は、当該他の会議端末10に係る接続品質情報を、要求元である会議端末10に対して送信する(39)。
ここで、本実施形態においては、当該遠隔会議に参加している場合、各会議端末10のCPU21は、図5に示す接続品質監視処理を、当該遠隔会議が実行されている間、繰り返して実行する。従って、遠隔会議に参加している全ての会議端末10から、接続品質情報が、随時、会議サーバ50に対して送信される(4)。そして、会議サーバ50は、遠隔会議に参加している会議端末10から接続品質情報を受信すると、随時、受信した接続品質情報をHDD71に登録する(5)。従って、図11に示すように、会議サーバ50のHDD71には、遠隔会議に参加している全ての会議端末10の接続品質情報が格納されている。従って、会議サーバ50のCPU61は、HDD71の記憶内容を参照することで、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の接続品質情報を、要求した会議端末10に対して送信し得る。
当該遠隔会議に参加している他の会議端末10に係る接続品質情報を受信すると、当該会議端末10のCPU21は、他の会議端末10と、これと接続している会議サーバ50との間の接続品質を評価する(40)。具体的には、会議端末10のCPU21は、他の会議端末10に係る接続品質情報に含まれる平均応答時間と、閾値情報に含まれる応答時間の値(例えば、500ms)を比較して、他の会議端末10と、当該他の会議端末10が接続されている会議サーバ50との間の接続品質を評価する。
この点について、図11に示す接続品質情報を例に挙げて説明する。上述したように、会議端末10Bは、会議サーバ50Aに対して接続されている。図11に示すように、会議端末10Bと会議サーバ50Aとの間における平均応答時間は、376msであり、閾値情報が示す応答時間「500ms」以下である。即ち、図11に示す具体例の場合、会議端末10Bと会議サーバ50Aとの間の接続品質は、「一定以上の品質を維持している」と評価される。又、会議端末10Cは、会議サーバ50Bに対して接続されており、会議端末10Cと会議サーバ50Bとの間の平均応答時間は、797msである。従って、図11に示す具体例の場合、会議端末10Cと会議サーバ50Bとの間の平均応答時間が閾値情報における応答時間「500ms」よりも大きい為、会議端末10Cと会議サーバ50Bとの間の接続品質は、「低品質である」と評価される。
再び図10を参照して、遠隔会議に参加している他の会議端末10と、これと接続している会議サーバ50との間の接続品質を評価した後の処理について説明する。先ず、会議端末10のCPU21は、他の会議端末10における接続品質の評価結果に基づいて、当該遠隔会議に参加している他の会議端末10の中に、接続品質が低いと評価された会議端末10(以下、低品質端末)が存在するか否かを判断する(41)。他の会議端末10の中に停止品質端末が存在する場合、CPU21は、低品質端末に該当する会議端末10に対して、会議サーバ50を介して、切断命令を送信する(42)。ここで、切断命令は、送信先である低品質端末と評価された他の会議端末10を識別する識別情報と、現在接続している会議サーバ50とのネットワーク接続の切断を指示する命令と、ディスプレイ32上に「会議サーバ50に対して再接続中であることを示す表示」を指示する命令を含んで構成されている。即ち、当該切断命令は、本発明における「切断指示」及び「第1表示指示」として機能する。
会議端末10から切断命令を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、切断命令中継処理を実行する(43)。上述したように、切断命令は、送信先である低品質端末と評価された他の会議端末10に対して送信される為、当該CPU61は、受信した切断命令を、切断命令に含まれる、会議端末を識別する識別情報に基づいて、低品質端末と評価された他の会議端末10に対して中継する。図11に示す具体例では、切断命令は、会議サーバ50によって、会議端末10Cに対して中継される。
会議サーバ50によって中継された切断命令を受信すると、低品質端末に該当する会議端末10のCPU21は、「会議サーバ50に対して再接続中であること」を示す再接続中メッセージを、ディスプレイ32上に表示する(44)。従って、図11に示す具体例では、会議端末10Cのディスプレイ32に、再接続中メッセージが表示される。
再接続中メッセージをディスプレイ32に表示した後、低品質端末に係るCPU21は、当該会議端末10と現在接続している会議サーバ50との間のネットワーク接続を切断する(45)。従って、図11に示す具体例では、会議端末10Cと会議サーバ50Bとの間のネットワーク接続が切断される。
尚、切断命令の受信に伴いネットワーク接続を切断すると、低品質端末に係るCPU21は、後述する回線速度比較処理(51)〜会議情報表示処理(63)を実行する。即ち、より通信品質の良い会議サーバ50に対して、ネットワークの再接続が行われる。
低品質端末に該当する会議端末10に対して切断命令を送信した後、又は、遠隔会議に参加している他の会議端末10の中に低品質端末が存在していないと判断すると(41:NO)、会議端末10のCPU21は、再接続中メッセージをディスプレイ32に表示する(46)。
再接続中メッセージをディスプレイ32に表示した後、会議端末10のCPU21は、当該会議端末10と会議サーバ50との間の接続品質が低品質である為、現在接続している会議サーバ50との間のネットワーク接続を切断する(47)。そして、ネットワーク接続を切断した後、当該CPU21は、再接続処理(48)に処理を移行する。
(再接続処理における処理内容)
接続切断処理によって、低品質と評価されたネットワーク接続を切断した後に実行される再接続処理について、図12を参照しつつ詳細に説明する。先ず、会議端末10のCPU21は、当該会議端末10(即ち、会議端末10A)と遠隔会議システム1を構成する各会議サーバ50との間の接続品質情報に基づいて、回線速度比較処理を実行する。具体的には、当該CPU21は、当該会議端末10と各会議サーバ50との間の接続品質情報に含まれる平均応答時間を比較し、最も回線速度の速い(即ち、最も平均応答時間の短い)会議サーバ50を特定する。
回線速度比較処理(51)を終了すると、当該会議端末10のCPU21は、回線速度比較処理(51)で特定された最も回線速度が速い会議サーバ50に対して、接続要求を送信する(52)。図11に示す具体例の場合、会議サーバ50Aに対する平均応答時間が「613ms」であるのに対し、会議サーバ50Bに対する平均応答時間が「105ms」である為、会議サーバ50Bに対して接続要求を送信する。
接続要求を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、接続要求を送信した会議端末10と当該会議サーバ50の間のネットワーク接続を確立し、ネットワーク接続が完了したことを示す接続応答を、接続要求を送信した会議端末10に返す(53)。
以前より接続品質の良い会議サーバ50から接続応答を受信すると、会議端末10のCPU21は、上述した映像品質情報保存処理(23)で保存された映像品質情報を、HDD30から読み出す(54)。
映像品質情報をHDD30から読み出した後、会議端末10のCPU21は、適切メディアデータ送信処理を実行する(55)。具体的には、当該CPU21は、先ず、HDD30から読み出した映像品質情報に基づいて、再接続後に再開する遠隔会議で用いられる映像データの映像品質を、ネットワーク接続を切断する前の映像品質よりも低い映像品質(例えば、ビットレート)に設定する。即ち、適切メディアデータとは、ネットワーク接続剪断前の映像品質よりも低い映像品質で生成された映像データを含むメディアデータを意味する。そして、適切メディアデータを生成すると、CPU21は、再接続した会議サーバ50を中継して、遠隔会議に参加している他の会議端末10へ送信する。
適切メディアデータを受信すると、会議サーバ50のCPU61は、適切メディアデータ中継処理を実行し、遠隔会議に参加している各会議端末10に対して、受信した適切メディアデータを送信する(56)。
会議サーバ50によって中継された適切メディアデータを受信すると、当該遠隔会議に参加している各会議端末10のCPU21は、メディアデータ表示処理を実行する(57、58)。具体的には、各会議端末10のCPU21は、受信した適切メディアデータに含まれる映像データをディスプレイ32に表示すると共に、当該適切メディアデータに含まれる音声データを、スピーカ35から音声出力する。
上述したように、適切メディアデータに係る映像データは、ネットワーク切断前の映像品質よりも低い(即ち、ビットレートの低い)映像品質で生成されている為、当該遠隔会議に参加している各会議端末10へ送信する際に、通信遅延が起こることを抑制することができる。即ち、遠隔会議を再開すると、映像データが遅延することなく再生されることになる為、遠隔会議を円滑に進行することが可能となる。
又、切断前以上の接続品質を有する会議サーバ50に対して再接続すると、会議端末10のCPU21は、会議状態保持処理(11)によって、ネットワーク切断に伴い中断された遠隔会議の状態を示す会議状態情報が、HDD30に保存されているか否かを判断する(59)。ここで、会議状態情報とは、少なくとも、会議資料情報保存処理(21)で保存された会議資料情報と、会議コメント保存処理(22)で保存された会議コメント情報を含んでいる。会議状態情報がHDD30に保存されている場合、当該CPU21は、遠隔会議に参加している各会議端末10に対して、再接続された会議サーバ50を中継してその会議状態情報を送信する(60)。一方、会議状態情報がHDD30に保存されていない場合、CPU21は、通常の遠隔会議の進行に伴うメディアデータの送受信等を行う。
会議状態情報を受信すると、会議サーバ50のCPU61は、会議状態情報中継処理を実行し、遠隔会議に参加している各会議端末10に対して、受信した会議状態情報を送信する(61)。
会議サーバ50によって中継された会議状態情報を受信すると、当該遠隔会議に参加している各会議端末10のCPU21は、会議状態情報表示処理を実行する(62、63)。具体的には、各会議端末10のCPU21は、受信した会議状態情報に含まれる会議資料情報に基づいて、ネットワーク接続が切断される前の遠隔会議において、ディスプレイ32上に表示されていた会議資料を、ディスプレイ32上に表示して、ネットワーク接続が切断される前の遠隔会議の状況を再現する。又、各会議端末10のCPU21は、受信した会議状態情報に含まれる会議コメント情報に基づいて、ディスプレイ32上の会議資料に対して描画されたコメント等を表示し、ネットワーク接続が切断される前のコメント等を再現する。
上述したように、会議状態情報に含まれる会議資料情報及び会議コメント情報は、ネットワーク接続の切断により遠隔会議の中断前の状況を示す。従って、ネットワークの再接続に伴い遠隔会議を再開する際に、当該遠隔会議を中断する直前の状況が再現されることになる為、遠隔会議システム1によれば、再開後の遠隔会議を円滑に進行することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る遠隔会議システム1は、映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する複数の会議サーバ50と、前記会議サーバ50に対して、ネットワーク網Nを介して通信可能に接続された複数の会議端末10と、を有し、当該会議サーバ50にネットワーク網Nを介して接続された複数の会議端末10の間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行可能に構成されている。
そして、本実施形態に係る会議端末10は、接続品質監視処理によって、会議サーバ50との間におけるネットワーク接続の接続品質を監視する。当該会議端末10は、接続中の会議サーバ50との間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合、接続中の会議サーバ50との間のネットワーク接続を切断した後(47)、会議サーバ50に対して再接続を行う(52、53)。従って、当該会議端末10によれば、会議端末10と会議サーバ50との間の接続品質を、ユーザに煩雑な操作を要求することなく、向上させ得る。
又、当該会議端末10は、接続中の会議サーバ50との間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議サーバ50との間におけるネットワーク接続を切断する前に、会議状態保存処理(11)を行い、会議状態情報をHDD30に保存する。そして、会議サーバ50に対する再接続が行われると、当該会議端末10は、HDD30に保存されている会議状態情報に基づいて、ネットワークを切断する前の遠隔会議の状況(会議資料や会議コメントの状況)を再現することができるので、ネットワーク接続の切断及び再接続によって中断された遠隔会議を、円滑に再開することができる。
本実施形態に係る会議端末10によれば、遠隔会議の実行中にネットワーク接続されている会議サーバ50との間におけるネットワーク接続が切断された後、接続されていた会議サーバ50及び遠隔会議システム1を構成する他の会議サーバ50との間の接続品質を示す接続品質情報を取得し(51)、接続品質が良好な会議サーバ50に対して、ネットワークの再接続を行う(52、53)。即ち、当該会議端末10によれば、より接続品質の良い状況で、会議サーバ50を介して、他の会議端末10との間におけるメディアデータの送受信等を行うことができる為、再接続後に再開される遠隔会議を円滑に進めることが可能となる。
そして、本実施形態に係る会議端末10は、接続品質の良好な会議サーバ50との間のネットワークが再接続された後、HDD30に保存された前記会議状態情報を、再接続された会議サーバ50に対して送信する(60)。これにより、遠隔会議に参加している他の会議端末10も、再接続された会議サーバ50に送信された会議状態情報を取得することができるので、当該会議状態情報に基づいて、ネットワークを切断する前の遠隔会議の状況(会議資料や会議コメントの状況)を再現することができる(61〜63)。この結果、当該会議端末10によれば、ネットワーク接続の切断及び再接続によって中断された遠隔会議を、更に円滑に再開することができる。
又、本実施形態に係る会議端末10は、ネットワーク接続を切断する前に、実行されている遠隔会議で用いられているメディアデータに係る映像品質情報をHDD30に保存し(23)、ネットワークの再接続に伴い遠隔会議を再開する際に、保存された会議状態情報に含まれる映像データの品質よりも低い品質の映像データを含むメディアデータを用いて、前記遠隔会議を再開する(54〜58)。従って、当該会議端末10によれば、ネットワーク切断に伴い中断された遠隔会議を、映像の欠落や遅延が生じる可能性の少ない状態で再開することができ、中断後の遠隔会議を円滑に進行することができる。
そして、本実施形態に係る遠隔会議システム1では、当該遠隔会議システム1を構成する全ての会議端末10は、接続品質監視処理を繰り返し実行し、遠隔会議システム1を構成する各会議サーバ50との間の接続品質を測定し(1〜4)、随時、会議サーバ50のHDD71に登録する(5)。そして、当該会議端末10は、接続中のネットワークを切断する際に、遠隔会議システム1を構成する他の会議端末10における接続品質情報を取得し(38、39)、前記接続中の会議サーバ50との間の接続品質が所定の品質よりも悪い他の会議端末10に対して切断指示を行う(42)。これにより、接続品質の悪い他の会議端末10では、接続品質の悪いネットワーク接続を切断し、再接続が行われる為(45)、当該他の会議端末10においても、ネットワーク接続の接続品質を向上させ得る。又、遠隔会議に参加している各会議端末10の間で、接続品質の悪い会議端末10に係るネットワークの切断・再接続を同時期に行うことができるため、遠隔会議の中断頻度を減少させることができ、遠隔会議の円滑な進行に貢献し得る。
又、当該会議端末10は、接続中の会議サーバ50に対するネットワーク接続を切断する前に、ネットワーク接続が切断される会議端末10のディスプレイ32上に、再接続中メッセージを表示する(42〜46)。従って、当該会議端末10によれば、ユーザは、ディスプレイ32上の再接続中メッセージによって、遠隔会議が中断され、ネットワークの再接続中であることを把握し得る。
そして、当該会議端末10は、接続中の会議サーバ50とのネットワーク接続を切断する際に、当該会議端末10が主催者権限を有しているか否かを判断し(31〜33)、主催者権限を有している場合には、遠隔会議に参加している他の会議端末10に対して、中断表示命令を行う(34、35)。中断表示命令の受信により、当該他の会議端末10は、会議中断メッセージをディスプレイ32に表示する(36、37)。ここで、遠隔会議の主催者は、遠隔会議の進行に関して重要な役割を担うことが多い為、ネットワーク接続の切断に伴い、主催者権限を有する会議端末10が遠隔会議に参加できない状態では、遠隔会議の進行が滞る。当該会議端末10によれば、このような場合に、遠隔会議に参加している他の会議端末10のディスプレイ32上に、会議中断メッセージを表示する為、当該遠隔会議の参加者である他の端末に係るユーザは、遠隔会議が中断され、会議の進行が滞ることを把握し得る。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、本実施形態においては、接続中の会議サーバ50との間におけるネットワーク接続が所定の接続品質よりも悪い場合に、会議端末10が、当該ネットワーク接続を切断する前に、会議状態情報をHDD30に保存する構成であったが、会議状態情報を、会議サーバ50のHDD71に保存する構成であってもよい。
具体的には、会議端末10において、接続中の会議サーバ50との間におけるネットワーク接続が所定の接続品質よりも悪い場合(10)に、ネットワーク接続を切断する前に、当該会議端末10から会議サーバ50に対して、会議状態情報保存指示を送信する。
会議状態情報保存指示を受信すると、会議サーバ50は、会議資料情報保存処理(21)、会議コメント保存処理(22)、映像品質情報保存処理(23)、接続サーバ情報保存処理(24)と同様の処理を行い、会議サーバ50のHDD71に対して、会議資料情報、会議コメント情報、映像品質情報、接続サーバ情報を保存する。
尚、会議資料情報、会議コメント情報、映像品質情報、接続サーバ情報は、上述した会議状態情報保存指示と共に、会議端末10から送信される構成であっても良いし、会議サーバ50のHDD71に保存可能であれば、どのような方法で取得しても良い。
又、上述した実施形態では、会議情報(図4)、接続品質情報(図6、図11)、映像品質情報、(図8)、接続サーバ情報(図9)などの各種情報を、会議サーバ50のHDD71に保存する構成であったが、この態様に限定されるものではない。例えば、これらの各種情報を一元管理するデータベース(DB)サーバを、さらに遠隔会議システム1に設けることも可能である。この場合、会議端末10は、会議サーバ50に対して各種情報を送信し、会議サーバ50は、この各種情報をDBサーバに転送するように構成される。
1 遠隔会議システム
10A 会議端末
10B 会議端末
10C 会議端末
20 制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
30 HDD
32 ディスプレイ
33 カメラ
36 通信部
50A 会議サーバ
50B 会議サーバ
60 制御部
71 HDD
72 通信部
N ネットワーク網

Claims (9)

  1. 映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末であって、
    当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、
    前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、
    前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、
    前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、
    前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、
    前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 請求項1記載の通信端末であって、
    前記接続品質検出手段は、
    前記会議制御ユニットを構成し、当該通信端末とネットワーク接続され、前記通信端末と他の通信端末との間の遠隔会議を中継する接続中会議サーバとの通信内容に基づいて、前記接続中会議サーバとの間の接続品質を示す値を検出すると共に、
    前記会議制御ユニットを構成し、前記接続中会議サーバと相互通信可能にネットワーク接続された他の会議サーバと、当該通信端末の間における通信内容に基づいて、他の会議サーバとの間の接続品質を示す値を検出し、
    前記会議状態保存手段は、
    前記接続品質判定手段によって、前記接続中会議サーバとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、前記会議状態保存指示に基づいて、当該通信端末に配設された記憶手段に、前記会議状態情報を保存し、
    前記再接続手段は、
    前記ネットワーク切断手段によって、前記接続中会議サーバとの間におけるネットワーク接続が切断された後、前記接続品質検出手段により検出された前記接続中会議サーバ及び他の会議サーバに係る接続品質を示す値に基づいて、前記接続中会議サーバよりも接続品質が良好な他の会議サーバを特定し、特定された他の会議サーバとの間のネットワークを再接続する
    ことを特徴とする通信端末。
  3. 請求項2記載の通信端末であって、
    前記会議再開手段は、
    前記再接続手段によって前記特定された他の会議サーバとの間のネットワークが再接続された後、前記会議状態保存手段によって当該通信端末に配設された記憶手段に保存された前記会議状態情報を、前記特定された他の会議サーバに対して送信する
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の通信端末であって、
    前記会議状態保存手段は、
    実行されている遠隔会議で送受信されているメディアデータに係る映像データの品質を含む前記会議状態情報を保存し、
    前記会議再開手段は、
    保存された会議状態情報に含まれる映像データの品質よりも低い品質の映像データを含むメディアデータを用いて、前記遠隔会議を再開する
    ことを特徴とする通信端末。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の通信端末であって、
    前記接続品質検出手段によって検出された当該通信端末と前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を、前記会議制御ユニットに対してアップロードする接続品質アップロード手段と、
    前記遠隔会議に参加している他の通信端末から前記会議制御ユニットにアップロードされた、前記会議制御ユニットと当該他の通信端末との間の接続品質を示す値を、前記会議制御ユニットから取得する接続品質取得手段と、
    を有し、
    前記ネットワーク切断手段は、
    前記接続品質取得手段で取得した前記他の通信端末における接続品質を示す値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪い他の通信端末に対して、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続の切断を指示する旨の切断指示を行う
    ことを特徴とする通信端末。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通信端末であって、
    前記ネットワーク切断手段は、
    前記会議制御ユニットとの間のネットワーク接続を切断する前に、前記遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、当該通信端末に配設された表示手段に、前記会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続中であることを示す表示を行う旨の第1表示指示を行う
    ことを特徴とする通信端末。
  7. 請求項6記載の通信端末であって、
    当該通信端末が前記遠隔会議の主催者であることを示す権限情報を有するか否かを判断する主催者判断手段をさらに有し、
    前記ネットワーク切断手段は、
    前記主催者判断手段によって、当該通信端末が前記権限情報を有していると判断された場合に、当該遠隔会議に参加している他の通信端末に対して、当該他の通信端末に配設された表示手段に、当該遠隔会議を中断することを示す表示を行う旨の第2表示指示を行う
    ことを特徴とする通信端末。
  8. 映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットと、
    前記会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された複数の通信端末と、を有し、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された複数の通信端末の間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する遠隔会議システムであって、
    前記通信端末は、
    当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、
    前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、
    前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、
    前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、
    前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、
    前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段と、
    を有する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  9. 映像データ又は音声データを含むメディアデータを中継する会議制御ユニットに対して、ネットワークを介して通信可能に接続され、当該会議制御ユニットにネットワークを介して接続された他の通信端末との間で、前記メディアデータを相互に送受信することで遠隔会議を実行する通信端末を、
    当該通信端末と前記会議制御ユニットとの通信内容に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質を示す値を検出する接続品質検出手段と、
    前記接続品質検出手段によって検出された値に基づいて、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が、所定の品質よりも悪いか否かを判断する接続品質判定手段と、
    前記接続品質判定手段によって、前記会議制御ユニットとの間の接続品質が所定の品質よりも悪いと判断された場合に、実行されている遠隔会議の状態を保存する旨の会議状態保存指示を出力する会議状態保存手段と、
    前記会議状態保存指示に従って、前記遠隔会議の状態を示す会議状態情報が保存された後、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続を切断するネットワーク切断手段と、
    前記ネットワーク切断手段によって、前記会議制御ユニットとの間におけるネットワーク接続が切断された後、当該会議制御ユニットとの間のネットワークを再接続する再接続手段と、
    前記再接続手段によって、前記会議制御ユニットに対してネットワーク接続が為された場合に、前記会議状態保存手段により保存された前記会議状態情報に基づいて、前記遠隔会議を再開する会議再開手段、
    として機能させることを特徴とする通信端末の制御プログラム。
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