JP2014072585A - 番組再生装置、番組再生方法および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】視聴予約番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制と、視聴予約番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減と、を両立させたテレビを実現する。
【解決手段】テレビ1は、視聴予約番組の開始時に周囲の人の有無を判定する視聴者有無判定部118bを備える。判定部118bは、周囲に人が居ないとその後も一定期間に亘って周囲の人の有無を判定し、該期間中に過去の各判定結果に基づき、視聴予約番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。視聴予約処理部118aは、期間内に周囲に人が来ないか上記傾向が弱いと判定された時点で、番組再生を終了させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、視聴予約機能を備えた番組再生装置(テレビジョン受像機等)および番組再生方法に関する。また、本発明は、そのような番組再生装置としてコンピュータを動作させるプログラムが記録されている記録媒体に関する。
昨今では、ユーザの行動に応じて装置に適切な処理(例えば、省エネ制御)を行わせるための様々な技術が提案されている。そのような技術のひとつとして特許文献1に開示されている技術が挙げられる。
特許文献1に開示されている機器連動制御装置は、視聴予約情報の開始時刻に人体検知部により人体が検知されない場合に、視聴予約情報が示す期間だけDVDレコーダで録画するようなリモコン信号を生成して、DVDレコーダへ送信する。一方、この機器連動制御装置は、視聴予約情報の開始時刻に人体が検知された場合に、視聴予約情報が示すチャンネルに設定するための制御信号を生成して、テレビ受像機に送信する。
また、特許文献2には、ユーザの行動パターンを利用して、複数の機器の連携動作を制御する機器制御システムの技術が開示されている。なお、具体的な説明は省略するが、特許文献3〜8の各文献にも、ユーザの行動に応じて装置に適切な処理を行わせるための技術が開示されている。
特開2011−40937号公報(2011年2月24日公開) 国際公開第2006/030742号(2006年3月23日公開) 特開平11−242733号公報(1999年9月7日公開) 特開平9−34424号公報(1997年2月7日公開) 特開2000−242255号公報(2000年9月8日公開) 特開平6−141315号公報(1994年5月20日公開) 特開2011−108050号公報(2011年6月2日公開) 特開2012−60504号公報(2012年3月22日公開)
上記特許文献1の構成は、視聴予約情報の開始時刻に人体を検知しない場合にはテレビ受像機に番組を表示させないが、これによりユーザが番組(例えば、スポーツの中継番組)をリアルタイム視聴する機会を損失させてしまうことがある。
すなわち、視聴予約情報の開始時刻に、ユーザが、人体が検知されない位置であってテレビ受像機に表示される番組を視聴可能な位置に居る場合にも、機器連動制御装置は、視聴予約された番組をテレビ受像機に表示させずにDVDレコーダに録画させてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、ユーザが視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制と、上記番組が視聴される可能性が低いのに番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減と、を両立させたテレビジョン受像機(より一般的には、番組再生装置)を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る番組再生装置は、視聴予約された番組を再生する再生手段と、上記番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、自装置の周囲に人が居るか否かを判定する第1判定手段と、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、第1判定手段による過去の各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する第2判定手段と、を備え、上記再生手段は、第2判定手段により上記傾向が弱いと判定された場合には判定の時点で上記番組の再生を終了し、第2判定手段により上記傾向が強いと判定された場合には、判定の時点以降も上記番組の再生を継続する、ことを特徴としている。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、ユーザが視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制と、上記番組が視聴される可能性が低いのに番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減と、を両立させることができる。
本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 図1のテレビジョン受像機の一部分を詳細に示したブロック図である。 視聴予約された番組の開始時刻になったときに図1のテレビが開始する動作を示すフローチャート図である。 図3の動作の一部分を詳細に示したフローチャート図である。 図3の動作中に図1のテレビが更新するユーザの行動情報を例示した図である。 視聴予約された番組の開始時刻になったときに図1のテレビが開始する動作を示すフローチャート図である。 視聴予約された番組の開始時刻になったときに図1のテレビが開始する変形例に係る動作を示すフローチャート図である。 図7の動作の一部分を詳細に示したフローチャート図である。 図7の動作中に図1のテレビが参照および更新するユーザの行動情報を例示した図である。
本発明の実施形態について、図面に基づいて説明すれば以下のとおりである。なお、以下の説明においては、表示制御装置として液晶ディスプレイを備えたテレビジョン受像機(以下「液晶テレビ」と呼称する)を例示するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、液晶テレビは、表示制御装置として機能する機器の一例に過ぎず、例えば、プラズマテレビ、携帯電話、チューナ内蔵のパーソナルコンピュータといった他の機器に置換可能である。
本実施形態に係る液晶テレビは、視聴予約機能を備えており、視聴予約された番組の開始時刻になると、視聴予約された番組を再生する。液晶テレビは、番組の開始時刻においてスタンバイモードに成っている場合には、スタンバイモードから復帰(起動)した上で、視聴予約された番組を再生する。
〔液晶テレビの構成〕
液晶テレビ1の構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、液晶テレビ1の構成を示す図であり、図2は、主に、テレビ1の一部分の構成(特に、CPU118、LCD110の構成)を詳細に示した図である。
図1に示すように、テレビ1は、3つのHDMI入力端子11a〜11c、HDMIスイッチ11d、HDMIレシーバ100、映像入力端子101a、音声入力端子101b、BDドライブ102、チューナ103、IP放送チューナ104、衛星放送チューナ105、OSD生成部106、映像セレクタ107、映像処理回路108、LCDコントローラ109、LCD(Liquid Crystal Display)110、音声セレクタ111、音声処理回路112、デジタルアンプ113、スピーカ114、イーサネットI/F115(イーサネット:登録商標)、ROM116、RAM117、CPU118、赤外線受光部119、カメラ120、人感センサ121、及び、内蔵時計122を備えている。図1においては、映像信号の経路を実線で、音声信号の経路を1点鎖線で、データや制御信号の経路(バス)を太線で示している。
(1)HDMIレシーバ100が受信した映像、(2)映像入力端子101aから入力された映像、(3)BDドライブ102がBD(Blu-ray Disc)から読み出した映像、(4)(地上波デジタル放送用)チューナ103が受信した映像、(5)IP放送チューナ104が受信した映像、及び、(6)衛星放送チューナ105が受信した映像は、それぞれ、映像セレクタ107に供給される。また、(1)HDMIレシーバ100が受信した音声、(2)音声入力端子101bから入力された音声、(3)BDドライブ102がBDから読み出した音声、(4)チューナ103が受信した音声、(5)IP放送チューナ104が受信した音声、及び、(6)衛星放送チューナ105が受信した音声は、それぞれ、音声セレクタ111に供給される。
なお、(a)HDMIレシーバ101が何れのHDMI入力端子から入力されるコンテンツを受信するか、すなわち、HDMIスイッチ11dが何れのHDMI入力端子から入力されたコンテンツをHDMIレシーバ100に供給するか、(b)チューナ103が何れのチャンネルを介して伝送された番組を受信するか、(c)IP放送チューナ104が何れのサーバから配信された番組を受信するか、(d)衛星放送チューナ105が何れのチャンネルを介して伝送された番組を受信するかを決める選択制御は、CPU118によって行われる。また、(e)BDドライブ102における再生、停止、早送り、巻戻し、チャプタ遷移などの再生制御も、CPU118によって行われる。
映像セレクタ107は、(1)HDMIレシーバ100から供給された映像、(2)映像入力端子101aから供給された映像、(3)BDドライブ102から供給された映像、(4)チューナ103から供給された映像、(5)IP放送チューナ104から供給された映像、及び、(6)衛星放送チューナ105から供給された映像のうちの何れか1つを選択する。映像セレクタ107によって選択された映像は、映像処理回路108に供給される。なお、映像セレクタ107が何れの映像を選択するかは、CPU118によって制御される。
映像処理回路108は、映像セレクタ107から供給された映像の画質を調整する。また、映像処理回路108は、映像セレクタ107から供給された映像をスケーリングする。ここで、画質の調整とは、例えば、輝度、シャープネス、及び、コントラストの少なくとも何れかを変化させることを指す。また、スケーリングとは、表示すべき映像本来のアスペクト比を保ったままサイズを縮小することを指す。映像処理回路108によって画質調整とスケーリングとを施された映像は、LCDコントローラ109に供給される。なお、映像処理回路108が画質をどのように変化させるか、及び、映像をどの程度縮小するかは、CPU118によって制御される。
LCDコントローラ109は、映像処理回路108から供給された映像が表示されるようにLCD110を駆動する。これにより、映像セレクタ107により選択された映像がLCD110から出力される。なお、OSD生成部106からOSD画像が供給されている場合、LCDコントローラ109は、OSD生成部106から供給されたOSD画像を映像処理回路108から供給された映像に重ねて表示する。また、LCDコントローラ109は、秒間何コマの映像信号が前段から入力されているかをバックライト制御回路110cに通知するようになっている。
音声セレクタ111は、HDMIレシーバ100から供給された音声、映像入力端子101aから供給された音声、BDドライブ102から供給された音声、チューナ103から供給された音声、IP放送チューナ104から供給された音声、及び、衛星放送チューナ105から供給された音声のうちの何れか1つを選択する。音声セレクタ111によって選択された音声は、音声処理回路112に供給される。なお、音声セレクタ111が何れの音声を選択するかは、CPU118によって制御される。ただし、映像セレクタ107における映像の選択と、音声セレクタ111における音声の選択と、は連動しており、例えば、映像セレクタ107がHDMIレシーバ100から供給された映像を選択しているときには、音声セレクタ111もHDMIレシーバ100から供給された音声を選択する。
音声処理回路112は、音声セレクタ111から供給された音声の音量及び音質を調整する。ここで、音質の調整とは、音声セレクタ111から供給された音声の周波数特性を変化させること(例えば、低域の強調や高域の強調など)を指す。音声処理回路112によって音量及び音質を調整された音声は、デジタルアンプ113に供給される。なお、音声処理回路112によって音量及び音質をどのように変化させるかは、CPU118によって制御される。
デジタルアンプ113は、音声処理回路112から供給された音声が出力されるようにスピーカ114を駆動する。これにより、音声セレクタ111により選択された音声がスピーカ114から出力される。
CPU118は、赤外線受光部119が受信したリモコン信号、カメラ120が撮像した画像、及び、人感センサ121が出力するセンサ信号に応じて上記各部を制御する。人感センサ121のセンサ信号は、その感知範囲内に人が存在するか否かを示す2値信号である。赤外線受光部119を用いた制御としては、例えば、画質調整モードをリモコン信号(画質設定指示)に応じて切り替える制御や、チューナ104にて選択するチャンネルをリモコン信号に応じて切り替える制御、映像セレクタ107及び音声セレクタ111にて選択する映像及び音声をリモコン信号に応じて切り替える制御などが挙げられる。
また、図2に示すように、CPU118は、視聴予約処理部118a、視聴者有無判定部118b、輝度調整部118c、音量調整部118dおよび行動情報更新部118eとして機能する。すなわち、CPU118は、対応するプログラムをROM116から読み出すことによって、符号118a〜118eで示される各部として機能する。
視聴予約処理部118aは、テレビ1に視聴予約が登録されると、内蔵時計122が指し示す時刻を監視する。視聴予約処理部118は、視聴予約された番組の開始時刻になると、テレビ1がスタンバイモードになっている場合には、テレビ1をスタンバイモードから通常モードに復帰させるための処理を行う。そして、視聴予約処理部118は、テレビ1に視聴予約された番組を再生させるために、必要に応じて、チューナ103が何れのチャンネルを介して伝送された番組を受信するかを制御するとともに、映像セレクタ107および音声セレクタ111を制御する。
視聴者有無判定部118bは、視聴予約された番組の開始時刻に、人感センサ121が出力するセンサ信号に基づいて、テレビ1の周囲におけるユーザ(視聴者)の有無を判定する。
また、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居ないと判定した場合、視聴予約された番組の開始時刻を過ぎてからも、しばらくの間、視聴予約された番組をユーザが実際に視聴するか否かを推定するための処理を行う。
具体的には、視聴者有無判定部118bは、人感センサ121が出力するセンサ信号を継続的に監視することで、テレビ1の周囲に人が来たか否かを判定する。テレビ1の周囲に人が来たと判定した場合には、視聴予約された番組をユーザが実際に視聴すると推定して、上記処理を終了する。また、視聴者有無判定部118bは、センサ信号の監視中に、ユーザの行動情報に基づいて、視聴予約された番組をユーザが実際に視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。ここで、ユーザの行動情報とは、現在までに登録された視聴予約について、視聴予約された番組の開始時刻頃にテレビ1の周囲にユーザが居た傾向が強いか弱いかを示す情報であるが、詳細については後で説明する。
視聴者有無判定部118bは、視聴予約された番組をユーザが実際に視聴する傾向が弱いと判定した場合には、その時点で上記処理を終了し、テレビ1をスタンバイモードに移行させる。同様に、人感センサ121が出力するセンサ信号を一定期間継続的に監視した結果、テレビ1の周囲に人が来ないと判定した場合にも、上記処理を終了し、テレビ1をスタンバイモードに移行させる。
輝度調整部118cは、液晶パネル110bに表示される画像の輝度を調整するためにバックライト制御回路110cを制御する。
音量調整部118dは、スピーカ114から出力される音の大きさを調整するために、音声処理回路112を制御する。
行動情報更新部118eは、上記一定期間が経過するまでにテレビ1をスタンバイモードにさせたか否かに基づいて、テレビ1の行動情報を更新する。
ROM116は、CPU118によって実行されるプログラムなどの固定データが格納される、読み出し可能かつ書き込み不能なメモリである。OSD画像を生成するためにOSD生成部106が参照するJPEGデータやSVG(Scalable Vector Graphics)データなども、このROM116に格納される。一方、RAM117は、CPU118が演算のために参照するデータ、及び、CPU118が演算によって生成したデータなどの可変データが格納される、読み出し可能かつ書き込み可能なメモリである。なお、このようなデータの例としては、前述の行動情報、および、視聴予約の登録情報が挙げられる。
イーサネットI/F115は、テレビ1をネットワークに接続するためのインターフェースである。上述したIP放送チューナ105は、このイーサネットI/F115を介してインターネット上のサーバにアクセスする。
LCD110は、図2に示すように、バックライト110a、液晶パネル110b、およびバックライト制御回路110cを備えている。
バックライト110aは、液晶パネル110bに向けてバックライトを照射するLEDバックライトである。
液晶パネル110bには、液晶パネル110bの液晶を透過したバックライトにより映像が表示される。透過されるバックライトの光量は、ゲートドライバおよびソースドライバの駆動電圧により制御される。
バックライト制御回路110cは、バックライト110aの輝度を制御する。
以上、テレビ1の構成について、説明した。
(視聴予約された番組の開始時刻になったときのテレビ1の動作)
次に、視聴予約された番組の開始時刻になったときにスタンバイモードになっているテレビ1が行う動作について、図3〜図6を参照しながら説明するが、以下では、1日を3時間毎に区切った8つの時間帯のうち上記開始時刻が属する時間帯を「対象時間帯」と称することにする。なお、各時間帯の長さは3時間に限定されないことは言うまでもない。例えば、各時間帯の長さが1時間または2時間であってもよい。
図3は、視聴予約によりテレビ1が対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達していない場合のテレビ1の上記動作を示すフローチャート図である。図4は、図3の動作中にテレビ1が実行する行動情報更新処理を詳細に示したフローチャート図である。図5は行動情報を模式的に例示した図である。図6は、視聴予約によりテレビ1が対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達してからのテレビ1の上記動作を示すフローチャート図である。なお、上記一定回数としては、例えば、「10回」が挙げられるが、これに限られない。ただし、本実施形態では上記一定回数が「10回」であるものとして説明を行う。
最初に、視聴予約処理部118aは、行動情報にアクセスし、視聴予約によりテレビ1が対象時間帯内に起動した回数を参照する。すなわち、視聴予約処理部118aは、行動情報内の対象時間帯の「予約起動カウント」の値を参照する。
予約起動カウントの値が10未満である場合には、テレビ1は、図3のフローチャートで示された動作を開始する。
まず、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する(S1)。テレビ1は、ユーザが居ると判定した場合にはS9の処理に進み、ユーザが居ないと判定した場合にはS2の処理に進む。
S2において、視聴予約処理部118aは、テレビ1をスタンバイモードから復帰させ、視聴予約された番組がLCD110に表示されるように、チューナ103、映像セレクタ107、映像処理回路108等の各部を制御する。また、輝度調整部118cは、液晶パネル110bに表示される映像の輝度が通常よりも下がるように、バックライト制御回路110cを制御する。
S2の後、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する(S3)。テレビ1は、ユーザが居ると判定した場合にはS4の処理に進み、ユーザが居ないと判定した場合にはS5の処理に進む。
S4において、輝度調整部118cは、液晶パネル110bに表示される映像の輝度が通常の輝度に戻るように、バックライト制御回路110cを制御する。テレビ1は、S4の処理の後、S9の処理に進む。
S5において、音量調整部118dは、スピーカ114から出力される音の大きさが通常よりも大きくなるように、音声処理回路112を制御する。
S5の後、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する(S6)。テレビ1は、ユーザが居ると判定した場合にはS7の処理に進み、ユーザが居ないと判定した場合にはS8の処理に進む。
S7において、輝度調整部118cは、液晶パネル110bに表示される映像の輝度が通常の輝度に戻るように、バックライト制御回路110cを制御する。一方、音量調整部118dは、スピーカ114から出力される音の大きさが通常よりも大きくなるように、音声処理回路112を制御する。
S8において、視聴予約処理部118aは、テレビ1をスタンバイモードに移行させる。すなわち、視聴予約処理部118aは、番組映像の表示、および、番組音声の出力に関与していた各部に対する電力供給を停止させる。テレビ1は、S8の処理の後、S9の処理に進む。
S9において、テレビ1は、行動情報更新処理を実行する。この行動情報更新処理の詳細について、参照する図面を図4に変えて説明する。なお、以下では、対象時間帯が“PM0:00→PM3:00”であってS21の直前の行動情報が図5に示すようなものであるケースを例に挙げながら行動情報更新処理の説明を行う。
S21において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯(対象時間帯)の予約起動カウントを1増やすことで、RAM117の行動情報を更新する。上記の例では、行動情報更新部118eは、予約起動カウントを“3”から“4”に増やす。
S21の後、行動情報更新部118eは、テレビ1がスタンバイモードに移行したか否かを判定する(S22)。テレビ1は、スタンバイモードに移行したと判定した場合にはS23の処理に進み、スタンバイモードに移行していないと判定した場合にはS24の処理に進む。
S23において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントを1増やすことで、RAM117の行動情報を更新する。上記の例では、行動情報更新部118eは、不在カウントを“1”から“2”に増やす。テレビ1は、S23の処理の後、S24の処理に進む。
S24において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在確率を更新することで、RAM117の行動情報を更新する。上記の例では、行動情報更新部118eは、直前のステップがS23である場合に不在確率を“0.33”から“0.5”に増やし、直前のステップがS22である場合に不在確率を“0.33”から“0.25”に減らす。
テレビ1は、S24の処理の完了を以って、S9の行動情報更新処理を完了する。
テレビ1は、S9の直前の工程がS4またはS7である場合、S9の処理の完了後、視聴予約された番組を通常通りに再生する。
一方、テレビ1は、S9の直前の工程がS1またはS10である場合、S9の処理の完了後、S10の処理に進む。
S10において、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する。視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居ないと判定した場合には、しばらく経ってから、再度、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する。一方、テレビ1は、周囲にユーザが居ると判定した場合には、S11の処理に進む。
S11において、視聴予約処理部118aは、テレビ1をスタンバイモードから復帰させ、視聴予約された番組が通常通りに再生されるように、各部を制御する。
以上、視聴予約により対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達していないテレビ1が、視聴予約された番組の開始時刻になったときに行う動作について説明した。なお、S10およびS11の説明からわかるように、テレビ1は、S8の処理を実行した後、視聴予約された番組の終了時刻を過ぎるか、周囲に人が居ると判定するまで、S10の処理を繰り返すことになる。
次に、視聴予約により対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達したテレビ1が、視聴予約された番組の開始時刻になったときに行う動作について図5および図6を参照して説明する。以下では、S41の直前の行動情報が図5に示すようなものであるケースを例に挙げながら説明を行う。
視聴予約処理部118aが、行動情報内の対象時間帯の「予約起動カウント」の値を参照した結果、予約起動カウントの値が10以上である場合には、テレビ1は、図6のフローチャートで示された動作を開始する。
図6のS41、S42、S9の処理は、それぞれ、図3のS1、S2、S9の処理と同じであるので、説明を省略する。
テレビ1は、S42の処理の後、S43の処理に進む。
S43において、視聴者有無判定部118bは、RAM117の行動情報を参照する。
S43の後、S44において、視聴者有無判定部118bは、参照した行動情報に基づいて、対象時間帯の不在確率が所定の閾値以上であるか否かを判定する。例えば、対象時間帯が“PM6:00→PM9:00”であって所定の閾値が0.7である場合、対象時間帯の不在確率が所定の閾値未満であると判定する。また、例えば、対象時間帯が“AM0:00→AM3:00”であって所定の閾値が0.7である場合、対象時間帯の不在確率が所定の閾値以上であると判定する。
テレビ1は、S44において対象時間帯の不在確率が所定の閾値以上であると判定した場合にはS50の処理に進み、対象時間帯の不在確率が所定の閾値未満であると判定した場合には、S45の処理に進む。
S44以降のS9、S45〜S50、S52、S53の処理は、それぞれ、図3のS9、S3〜S8、S10、S11の処理と同じであるので、説明を省略する。
以上、テレビ1の動作について説明した。
以上のように、テレビ1は、対象時間帯の起動カウント回数が所定の閾値以上になる(すなわち、ユーザが視聴予約した番組を対象時間帯に視聴する傾向が強いか弱いかが不在確率の値としてある程度反映されてくる)と、不在確率を参照するようになる。
そして、テレビ1は、周囲にユーザがいない場合、不在確率の値が所定の閾値以上であるときは、不在確率の値が所定の閾値未満であるときよりも、早くスタンバイモードに移行するようになる。
なお、テレビ1は、視聴予約によりテレビ1が対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達していない場合に必ず上記動作を行うように構成してもよいが、このような構成に限定されない。例えば、テレビ1は、視聴予約により対象時間帯内に起動した回数が一定回数に達していない場合に、図3のフローチャートに従った動作と図6のフローチャートに従った動作とのいずれの動作を行わせるかをユーザが指定可能に構成されていてもよい。
(テレビ1の変形例に係る動作)
次に、視聴予約された番組の開始時刻になったときにスタンバイモードになっているテレビ1が行う変形例に係る動作について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図7は、テレビ1の上記動作を示すフローチャート図である。図8は、図7の動作中にテレビ1が実行する行動情報更新処理を詳細に示したフローチャート図である。図9は行動情報を模式的に例示した図である。
まず、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する(S61)。テレビ1は、ユーザが居ると判定した場合にはS71の処理に進み、ユーザが居ないと判定した場合にはS62の処理に進む。
図7のS62、S63の処理は、それぞれ、図6のS42、43の処理と同じであるため説明を省略する。
S63の後、S64において、視聴者有無判定部118bは、参照した行動情報に基づいて、対象時間帯の重み値M(初期値0)の値が所定の閾値(正の数であり、例えば、7)以上であるか否かを判定する。
テレビ1は、S64において対象時間帯のMの値が所定の閾値以上であると判定した場合にはS70の処理に進み、対象時間帯のMの値が所定の閾値未満であると判定した場合にはS65の処理に進む。
S64以降のS65〜S70、S72、S73の処理は、それぞれ、図3のS9、S3〜S8、S10、S11の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、S61、S66、S69およびS70の次に実行されるS71の行動情報更新処理について、参照する図面を図8に変えて説明する。なお、以下では、対象時間帯が“PM0:00→PM3:00”であってS61の直前の行動情報が図9に示すようなものであるケースを例に挙げながら行動情報更新処理の説明を行う。
図8のS81〜S83の処理は、それぞれ、図4のS21〜S23の処理と同じであるので、説明を省略する。
テレビ1は、S83の処理の後、S84の処理に進む。
S84において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の予約起動カウントが10であるか否かを判定する。行動情報更新部118eは、予約起動カウントが10でないと判定した場合には行動情報更新処理を終了し、予約起動カウントが10であると判定した場合にはS85の処理に進む。
S85において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントが7以上であるか否かを判定する。行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントが7未満であると判定した場合にはS86にて重み値Mを1減らし、S89の処理に進む。
一方、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントが7以上であると判定した場合にはS87にて、重み値Mが10(Mの最大値)であるか否かを判定する。行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントが10でないと判定した場合にはS88にて重み値Mを1増やし、S89の処理に進む。行動情報更新処理を終了する。なお、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の不在カウントが10でないと判定した場合には、重み値Mを変更せずに、S89の処理に進む。
S89において、行動情報更新部118eは、現在の時間帯の予約起動カウントおよび不在カウントをそれぞれ0にリセットした上で、行動情報更新処理を終了する。
以上、行動情報更新処理の詳細なについて説明した。なお、図8中の数値に関し、S84、S87における“10”の値、および、S85の“7”の値はそれぞれ一例に過ぎない事に触れておく。
参照する図面を図7に戻してテレビ1の動作の説明を続ける。
テレビ1は、S71の直前の工程がS66またはS69である場合、S71の処理の完了後、視聴予約された番組を通常通りに再生する。
一方、テレビ1は、S71の直前の工程がS61またはS70である場合、S71の処理の完了後、S72の処理に進む。
S72において、視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する。視聴者有無判定部118bは、テレビ1の周囲にユーザが居ないと判定した場合には、しばらく経ってから、再度、テレビ1の周囲にユーザが居るか居ないかを判定する。一方、テレビ1は、周囲にユーザが居ると判定した場合には、S73の処理に進む。
S73において、視聴予約処理部118aは、テレビ1をスタンバイモードから復帰させ、視聴予約された番組が通常通りに再生されるように、各部を制御する。
以上、テレビ1の変形例に係る動作について説明した。
以上のように、テレビ1は、周囲にユーザがいない場合、対象時間帯のMの値が所定の閾値以上である(すなわち、ユーザが視聴予約した番組を対象時間帯に視聴する傾向が強い)ときは、Mの値が所定の閾値未満であるときよりも、早くスタンバイモードに移行するようになる。なお、Mの初期値が所定の閾値未満であることは、ユーザが視聴予約した番組を対象時間帯に視聴する傾向が弱いか、あるいは、対象時間帯に始まる番組の視聴予約がこれまでに登録された回数が少ないか、のいずれかを示している。
なお、変形例に係る動作を行うようにテレビ1を構成した場合、行動情報に含まれる各時間帯の各カウントは最大でも10にしかならないため、行動情報のサイズが際限なく大きくはならないというメリットがある。
(テレビ1の利点)
以上のように、本実施形態に係るテレビ1では、視聴予約処理部118aが、チューナ103、映像セレクタ107、音声セレクタ111、映像処理回路108、音声処理回路112、LCD110、スピーカ114等を駆動させることにより、視聴予約された番組を再生する。
そして、視聴者有無判定部118bは、視聴予約された番組の開始時刻に、人感センサ121からのセンサ信号に基づいて、テレビ1の周囲に人が居るか否かを判定する。
さらに、視聴者有無判定部118bは、視聴予約された番組の開始時刻にテレビ1の周囲に人が居ないと判定した場合に、上記一定期間が経過するまでに、視聴者有無判定部118bによる過去の各判定結果が反映されたユーザの行動情報に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。
視聴予約処理部118aは、上記番組の再生中に、視聴者有無判定部118bにより、上記特定期間内に周囲に人が来なかったと判定されるか、上記傾向が弱いと判定された場合には、判定の時点で、上記番組の再生を終了させる。
上記の構成によれば、テレビ1は、視聴予約された番組の開始時刻にテレビ1の周囲にユーザが居ない場合にも、その後すぐにテレビ1の周囲にユーザが来た場合には、上記一定期間が過ぎても、視聴予約された番組を継続して再生する。したがって、例えば、リビングにテレビ1が設置されており、視聴予約された番組の開始時刻に隣接するキッチンで主婦が料理をしていたとしても、主婦は、視聴予約していたことに気付いてテレビ1の傍に移動すれば、視聴予約していた番組を視聴できる。
また、テレビ1は、視聴予約された番組の開始時刻から一定期間内にユーザがテレビ1の周囲に来ない場合には、テレビ1をスタンバイモードに移行させる。したがって、例えば、番組の放送時間帯にテレビ1が設置されている家に誰も居ない場合には、近くにユーザが居ないのに番組を再生し続けることによる無駄な消費電力が削減されることになる。
特に、テレビ1は、ユーザが視聴予約された番組を視聴する傾向が弱いと判定した場合、上記一定期間が経過する前に、テレビ1をスタンバイモードに移行させる。これにより、上記の無駄な消費電力は一層削減されることになる。
以上のように、テレビ1は、近くに居るユーザが視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制と、番組が視聴されていないのに番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減と、を両立させることができるという効果を奏する。
(付記事項1)
視聴者有無判定部118bは、人感センサ121が出力するセンサ信号に基づいてテレビ1の周囲にユーザが居るか否かを判定する構成に限られない。例えば、視聴者有無判定部118bは、カメラ120により得られた撮像画像内に顔画像が含まれているか否かを判定することで、テレビ1の周囲にユーザが居るか否かを判定してもよい。
(付記事項2)
テレビ1は、ユーザを識別するための識別情報(ユーザの顔画像等)を登録可能に構成されてもよい。また、テレビ1は、CPU118が、カメラ120から常に送られてくる映像を解析することでテレビ1を使用中のユーザを認識するユーザ認識部(特許請求の範囲の「認識手段」に対応)として機能するように構成されていてもよい。
この場合、テレビ1の視聴予約処理部118は、視聴予約の登録情報をユーザ毎に独立してRAM117に保存してもよい。例えば、テレビ1が、ユーザAがテレビ1を使用していると認識している状態で視聴予約を登録するための操作を受け付けた場合を考える。この場合、テレビ1は、ユーザAにより操作がされたと認識するが、視聴予約処理部118は、視聴予約の登録情報をユーザAの登録情報としてRAM117に保存してもよい。
そして、テレビ1には、識別情報が登録されているユーザ毎に、対象ユーザの行動情報が保持されてもよく、テレビ1は、ユーザ毎に、対象ユーザの行動情報を更新してもよい。
具体的には、視聴者有無判定部118bは、対象ユーザによる視聴予約された番組の開始時刻において、ユーザ認識部が対象ユーザを認識しているか否かに基づいて、対象ユーザがテレビ1の周囲に居るか否かを判定してもよい。視聴者有無判定部118bは、対象ユーザが居ないと判定した場合、一定期間が過ぎるまでの間にユーザ認識部が対象ユーザを認識したか否かに基づいて、対象ユーザがテレビ1の周囲に来たか否かを判定してもよい。そして、行動情報更新部118eは、これらの判定結果に基づいて対象ユーザの行動情報を更新してもよい。
さらに、テレビ1の視聴者有無判定部118bは、ユーザ毎に、対象ユーザの行動情報に基づいて、対象ユーザが自身で視聴予約の操作を行った番組を実際に視聴する傾向が強いか弱いかを判定してもよい。そして、視聴予約処理部118は、対象ユーザが番組を実際に視聴する傾向が弱いと判定されるか、対象ユーザが一定期間内にテレビ1の周囲に来なかったと判定された場合に、判定の時点で視聴予約された番組の再生を終了してもよい。
(付記事項3)
S8(S50、S70)において、視聴予約処理部118aは、視聴予約された番組の再生を終了し、その後に、テレビ1をスタンバイモードではなく節電モードに移行させてもよい。
また、テレビ1は、CPU118が、BDドライブ102に装填されたBD等に番組を録画する録画処理部として機能するように構成されてもよい。この場合、S8(S50、S70)において、視聴予約処理部118aが視聴予約された番組の再生を終了し、その後に、録画処理部が視聴予約された番組の録画を開始させてもよい。
(付記事項4)
前述したように、本発明は、テレビ1に限定されない。例えば、本発明を携帯電話としても実施することができる。この場合、携帯電話が備える視聴者有無判定部は、視聴予約された番組を番組の開始時点でユーザが視聴しているか否かを、例えば、携帯電話に内蔵された加速度センサからの信号に基づいて判定してもよい。同様に、番組が開始されてからの特定期間内にユーザが番組を視聴し始めたか否かを、加速度センサからの信号に基づいて判定してもよい。
(付記事項5)
上記実施形態では、テレビ1は、視聴予約された番組の開始時刻にS1(S41)の処理を行うものとしたが、開始時刻の一定時間前(直前)にS1(S41)の処理を行ってもよく、開始時刻になってから、S2以降の処理を行っても良い。また、テレビ1は、開始時刻の直後にS1(S41)の処理を行ってもよい。
(付記事項6)
視聴予約された番組の再生が開始されてからS8の処理を実行するまでの期間(特許請求の範囲の「特定期間」に対応)の長さは、上述の実施形態のように一定であってもよいし、状況に応じて(例えば、時間帯やユーザに応じて)長さが異なってもよい。
(付記事項7)
テレビ1は、図6のS45、S47〜S49の処理を必ずしも実行する必要はない。
すなわち、テレビ1は、S44において不在確率が所定の閾値以上であると判定した場合にはS50の処理に進み、S44において不在確率が所定の閾値未満であると判定した場合にはS46の処理に進んでもよい。換言すれば、テレビ1は、S44において不在確率が所定の閾値未満であると判定した場合には、視聴予約された番組を、番組終了時刻まで継続して再生してもよい。
同様に、テレビ1は、図6のS65、S67〜S69の処理を必ずしも実行する必要はない。すなわち、テレビ1は、S64においてMの値が所定の閾値以上であると判定した場合にはS70の処理に進み、S64においてMの値が所定の閾値未満であると判定した場合にはS66の処理に進んでもよい。換言すれば、テレビ1は、S64においてMの値が所定の閾値未満であると判定した場合には、視聴予約された番組を、番組終了時刻まで継続して再生してもよい。
(付記事項8)
テレビ1の視聴予約処理部118aは、視聴予約の登録を受け付けた時に、視聴予約された番組の開始時刻が属する時間帯の不在確率を参照してもよい。そして、視聴予約処理部118aは、参照した不在確率が所定の閾値以上である場合には、視聴予約された番組の放送時間帯に不在だった場合に番組の録画予約をするか否かを問い合わせるメッセージをLCD110に表示させてもよい。
そして、視聴予約処理部118aは、赤外線受光部119を通じて、視聴予約された番組の放送時間帯に不在だった場合に番組の録画予約をする旨の操作指示をユーザから受け付けた場合には、S8、S50、S70等の工程において、スタンバイモードにテレビ1を移行させる代わりに、番組の再生を終了した上でその番組の録画を開始してもよい。
(まとめ)
以上のように、本発明の一態様に係る番組再生装置(テレビ1)は、視聴予約された番組を再生する再生手段(視聴予約処理部118a、輝度調整部118c、音量調整部118d)と、上記番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、自装置の周囲に人が居るか否かを判定する第1判定手段(視聴者有無判定部118b)と、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、第1判定手段による過去の各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する第2判定手段(視聴者有無判定部118b)と、を備え、上記再生手段は、第2判定手段により上記傾向が弱いと判定された場合には判定の時点で上記番組の再生を終了し、第2判定手段により上記傾向が強いと判定された場合には、判定の時点以降も上記番組の再生を継続する、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約された番組の開始時刻に自装置の周囲にユーザが居ないと判定した場合には、その後に、ユーザが視聴予約された番組を視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。
そして、上記番組再生装置は、上記傾向が弱いと判定したときは、判定の時点で、視聴予約された番組の再生を終了する。これにより、視聴予約された番組が実際に視聴される可能性が低いにも関わらず番組の再生を継続することによる無駄な消費電力は削減されることになる。
また、上記番組再生装置は、上記傾向が強いと判定したときは、判定の時点以降も、視聴予約された番組の再生を継続する。したがって、視聴予約された番組をこれまでほぼ必ず視聴していたユーザが、たまたま、視聴予約された番組の開始時刻に上記番組再生装置の周囲に居なかったとしても、その後に上記番組再生装置の周囲に移動すれば、視聴予約していた番組を視聴できる。
したがって、上記番組再生装置は、視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制と、上記番組が視聴される可能性が低いのに上記番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減と、を両立させることができるという効果を奏する。
なお、上記番組再生装置では、第2判定手段は、第1判定手段による過去の一連の判定結果のみに基づいて判定を行うため、上記番組再生装置は、第2判定手段の判定時に人感センサやカメラ等の検知装置を稼動させる必要はない。すなわち、上記番組再生装置は、常に人感センサやカメラの検知装置を稼動させる必要はなく、視聴予約の開始時刻頃(第1判定手段による判定のタイミング)にだけ人感センサやカメラ等の検知装置を稼動させることもできる。
また、第2判定手段は、第1判定手段による過去の一連の判定結果のみに基づいて判定を行うため、第1判定手段と第2判定手段との両者を機能させるために必要な電力は、第1判定手段のみを機能させるために必要な電力とほとんど変わらない。
このように、上記番組再生装置は、第1判定手段と再生手段とを備え第2判定手段を備えない従来の番組再生装置と比べても、判定手段を機能させるための消費電力をほとんど増やすことなく、前述の効果を得ることができる。
本発明の一態様に係る番組再生装置の番組再生方法は、視聴予約された番組を再生する再生工程と、上記番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、自装置の周囲に人が居るか否かを判定する第1判定工程と、第1判定工程にて周囲に人が居ないと判定された場合、過去の第1判定工程における各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する第2判定工程と、を含み、上記再生工程は、第2判定工程にて上記傾向が弱いと判定された場合には判定の時点で終了し、第2判定工程により上記傾向が強いと判定された場合には、判定の時点以降も継続する、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記番組再生方法は、本発明の一態様に係る番組再生装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、上記開始時刻になってからの特定期間であって上記判定の時点を期間の途中に含む特定期間内に周囲に人が来たか否かを判定する第3判定手段(視聴者有無判定部118b)をさらに備え、第2判定手段は、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、第1判定手段および第3判定手段による過去の各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定し、上記再生手段は、第2判定手段により上記傾向が強いと判定され、その後に第3判定手段により上記特定期間内に周囲に人が来なかったと判定された場合には、第3判定手段による判定の時点で、上記番組の再生を継続せずに終了する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いと判定した場合であっても、上記特定期間内にユーザが来なかったときは、上記番組の再生を継続せずに終了する。したがって、視聴予約された番組をこれまでほぼ必ず視聴していたユーザが、たまたま、番組の放送時間帯に外出しており番組を視聴できない状況にあった場合、上記番組再生装置は、上記特定期間を過ぎてから、番組の再生を継続せずに終了する。
これにより、上記番組再生装置は、視聴されていないのに上記番組を再生し続けることによる無駄な消費電力を一層削減できるというさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、上記再生手段が、第1判定手段により自装置の周囲に人がいないと判定された場合、上記特定期間中に、第1判定手段が自装置の周囲に人がいると判定した場合よりも音量が大きくなるように番組の音声を再生する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約がされた番組が開始した時点で自装置が設定されている部屋に隣接する部屋にユーザが居る場合に、そのユーザに番組の再生が開始したことに気付かせることができる。したがって、隣接する部屋に居るユーザが、視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の一層抑制することができる、というさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、上記再生手段が、第1判定手段により自装置の周囲に人がいないと判定された場合、上記特定期間中に、第1判定手段が自装置の周囲に人がいると判定した場合よりも映像が低輝度になるように番組の映像を再生する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、自装置が非常に広い部屋に設置されている場合に、視聴予約がされた番組が開始した時点から番組を視聴しているユーザであるが、自装置から遠く離れた位置にいるユーザを、自装置に近くに近づけることができる。遠く離れた位置にいるユーザは、輝度が低く番組を視聴し難いため、番組再生装置に近づかざるを得ないからである。
そして、上記番組再生装置は、そのようなユーザが番組再生装置の周囲まで近づいた場合、上記特定期間が過ぎても、視聴予約された番組を継続して再生する。
したがって、上記番組再生装置は、自装置から遠く離れた位置から番組を視聴しているユーザが居るにも関わらず、上記特定期間後に番組の再生を停止してしまう事態の発生を抑制することができる、というさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、ユーザを識別するための識別情報を登録可能に構成されており、上記識別情報が登録されている複数のユーザの各々について、当該ユーザが自装置の周囲に居る場合に当該ユーザを認識する認識手段(ユーザ認識部)をさらに備え、第1判定手段は、上記視聴予約が上記認識手段によりユーザが認識されている間に登録された視聴予約である場合、当該視聴予約が登録された番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、上記認識手段による認識結果に基づいて自装置の周囲に当該ユーザが居るか否かを判定し、第2判定手段は、第1判定手段によって周囲に当該ユーザが居ないと判定された場合、第1判定手段および第3判定手段による当該ユーザを対象とする過去の各判定結果に基づいて、当該ユーザが視聴予約した番組を視聴する傾向が強いか弱いかを判定し、第3判定手段は、第1判定手段によって周囲に当該ユーザが居ないと判定された場合、上記特定期間内に周囲に当該ユーザが来たか否かを判定し、上記再生手段は、第2判定手段により当該ユーザが視聴予約した番組を視聴する傾向が強いと判定され、その後に第3判定手段により上記特定期間内に周囲に当該ユーザが来なかったと判定された場合には、第3判定手段による判定の時点で、上記番組の再生を終了する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約を登録する操作を行ったユーザが視聴予約された番組の放送時に外出しており番組を視聴できない状況にあった場合、その番組の放送時にその番組に関心のない別のユーザが自装置の周囲に居たとしても、番組の再生を途中で終了する。
したがって、上記番組再生装置は、無駄な消費電力をより一層削減することができる、というさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、第2判定手段が、該番組再生装置における現在までの視聴予約の登録回数が一定回数に達した場合に限り、第1判定手段および第3判定手段による過去の各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを低い精度でしか判定できない状態では(上記登録回数が一定回数に満たない間は)、少なくとも上記特定期間が経過するまでは視聴予約された番組の再生を継続する。
したがって、上記番組再生装置は、近くに居るユーザが視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失をより一層抑制することができるというさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、1日を分割した複数の時間帯の各々について、当該時間帯における第1判定手段および第3判定手段による過去の一連の判定結果に応じて定まる情報を記憶部に記録する記録手段(行動情報更新部118e)をさらに備え、第2判定手段は、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、上記特定期間が属する時間帯における上記判定結果に応じて定まる情報に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する、ことが望ましい。
ここで、昼に放送される番組について毎週視聴予約の登録操作を行った上で番組を必ず視聴するユーザAと、深夜に放送される番組について毎週視聴予約の登録操作を行うが番組をほとんど視聴しないユーザBと、が居るものとする。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、ユーザBにより視聴予約の登録操作がされた深夜に放送される番組の開始時には、過去の深夜の時間帯における第1判定手段および第2判定手段による各判定結果に基づいて視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。同様に、上記番組再生装置は、ユーザAにより視聴予約の登録操作がされた昼に放送される番組の開始時には、過去の昼の時間帯における第1判定手段および第2判定手段による各判定結果に基づいて視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する。
したがって、上記番組再生装置は、近くに居るユーザが視聴予約した番組をリアルタイム視聴する機会の損失の抑制効果と、近くにユーザが居ないのに上記番組を再生し続けることによる無駄な消費電力の削減効果と、をより一層高めることができるというさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、上記再生手段が上記判定の時点で上記番組の再生を終了した後に、自装置をスタンバイモードに移行させる移行手段(視聴予約処理部118a)をさらに備えている、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、無駄な消費電力をより一層削減することができる、というさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る番組再生装置は、上記再生手段が上記判定の時点で上記番組の再生を終了した後に、当該番組の録画を開始する録画手段(録画処理部)をさらに備えている、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記番組再生装置は、視聴予約した番組をリアルタイム視聴できなかったユーザに、後でその番組を視聴させることができる、というさらなる効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る番組再生装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラムも本発明の範疇に含まれる。また、そのようなプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、テレビ1の各ブロック、特に視聴予約処理部118a〜行動情報更新部118eは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、テレビ1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビ1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、テレビ1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、テレビ1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、視聴予約機能を備えたデジタルテレビ、ワンセグ対応の携帯電話等に好適に適用することができる。
1 テレビ(番組再生装置)
118 CPU
118a 視聴予約処理部(再生手段、移行手段)
118b 視聴者有無判定部(第1判定手段、第2判定手段、第3判定手段)
118c 輝度調整部(再生手段)
118d 音量調整部(再生手段)
118e 行動情報更新部(記録手段)

Claims (5)

  1. 視聴予約された番組を再生する再生手段と、
    上記番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、自装置の周囲に人が居るか否かを判定する第1判定手段と、
    第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、第1判定手段による過去の一連の判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する第2判定手段と、を備え、
    上記再生手段は、第2判定手段により上記傾向が弱いと判定された場合には判定の時点で上記番組の再生を終了し、第2判定手段により上記傾向が強いと判定された場合には、判定の時点以降も上記番組の再生を継続する、ことを特徴とする番組再生装置。
  2. 第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、上記開始時刻になってからの特定期間であって上記判定の時点を期間の途中に含む特定期間内に周囲に人が来たか否かを判定する第3判定手段をさらに備え、
    第2判定手段は、第1判定手段によって周囲に人が居ないと判定された場合、第1判定手段および第3判定手段による過去の一連の判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定し、
    上記再生手段は、第2判定手段により上記傾向が強いと判定され、その後に第3判定手段により上記特定期間内に周囲に人が来なかったと判定された場合には、第3判定手段による判定の時点で、上記番組の再生を継続せずに終了する、ことを特徴とする、請求項1に記載の番組再生装置。
  3. ユーザを識別するための識別情報を登録可能に構成されており、
    上記識別情報が登録されている複数のユーザの各々について、当該ユーザが自装置の周囲に居る場合に当該ユーザを認識する認識手段をさらに備え、
    第1判定手段は、上記視聴予約が上記認識手段によりユーザが認識されている間に登録された視聴予約である場合、当該視聴予約が登録された番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、上記認識手段による認識結果に基づいて自装置の周囲に当該ユーザが居るか否かを判定し、
    第2判定手段は、第1判定手段によって周囲に当該ユーザが居ないと判定された場合、第1判定手段および第3判定手段による当該ユーザを対象とする過去の一連の判定結果に基づいて、当該ユーザが視聴予約した番組を視聴する傾向が強いか弱いかを判定し、
    第3判定手段は、第1判定手段によって周囲に当該ユーザが居ないと判定された場合、上記特定期間内に周囲に当該ユーザが来たか否かを判定し、
    上記再生手段は、第2判定手段により当該ユーザが視聴予約した番組を視聴する傾向が強いと判定され、その後に第3判定手段により上記特定期間内に周囲に当該ユーザが来なかったと判定された場合には、第3判定手段による判定の時点で、上記番組の再生を終了する、ことを特徴とする、請求項2に記載の番組再生装置。
  4. 視聴予約された番組を再生する再生工程と、
    上記番組の開始時刻、または、当該開始時刻の直前に、自装置の周囲に人が居るか否かを判定する第1判定工程と、
    第1判定工程にて周囲に人が居ないと判定された場合、過去の第1判定工程における各判定結果に基づいて、視聴予約した番組をユーザが視聴する傾向が強いか弱いかを判定する第2判定工程と、を含み、
    上記再生工程は、第2判定工程にて上記傾向が弱いと判定された場合には判定の時点で終了し、第2判定工程により上記傾向が強いと判定された場合には、判定の時点以降も継続する、ことを特徴とする、番組再生装置の番組再生方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の番組再生装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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CN111342923A (zh) * 2018-12-18 2020-06-26 上海博泰悦臻电子设备制造有限公司 电台节目预约方法以及电台节目预约系统

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