JP2014071577A - 入力受付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示対象物の寸法の入力をユーザが容易に行うことができるようにすること。
【解決手段】画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける撮影装置10の対象物検出部15bが、画像に含まれる前記対象物を検出し、表示部12aが、対象物検出部15bにより検出された対象物において長さの入力対象となる箇所の候補を表示し、入力受付部12bが、上記候補の中のいずれかの指定をユーザから受け付け、指定された箇所の長さの入力をさらにユーザから受け付ける。
【選択図】図1
【解決手段】画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける撮影装置10の対象物検出部15bが、画像に含まれる前記対象物を検出し、表示部12aが、対象物検出部15bにより検出された対象物において長さの入力対象となる箇所の候補を表示し、入力受付部12bが、上記候補の中のいずれかの指定をユーザから受け付け、指定された箇所の長さの入力をさらにユーザから受け付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力受付装置に関し、詳しくは、画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける入力受付装置に関する。
近年、表示装置の画面サイズの大型化が進み、人を等身大で表示することも可能となってきている。例えば、カラオケボックスで表示装置にアーティストが表示される場合、アーティストを等身大で表示することができれば、アーティストがそこに実際にいるような臨場感が得られる。
しかし、80インチ型の表示装置でアーティストが等身大で表示されたとしても、100インチ型の表示装置でアーティストを表示すると、等身大よりも大きくなってしまうので、リアリティが失われるという問題がある。
このような問題を解消するため、特許文献1には、対象物画像の寸法データを保持し、対象物画像の表示要求を受け付けると、ディスプレイの解像度の情報をもとに、対象物画像がそのディスプレイ上において寸法データで指定される大きさとなるように調整した表示画像を生成する画像処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、被写体の大きさの情報を通信相手のテレビ会議装置に伝送し、その大きさの情報を用いて上記テレビ会議装置にその被写体を等身大で表示させるテレビ会議装置が開示されている。
上述した特許文献1、2の従来技術では、対象物画像の寸法データや被写体の大きさの情報を予め設定しておく必要があるが、それらの従来技術はユーザがその設定を容易に行えるようにするものではなかった。
本発明は、上記実情に鑑み、表示対象物の寸法の入力をユーザが容易に行うことができるようにする入力受付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける入力受付装置であって、前記画像に含まれる前記対象物を検出する対象物検出部と、該対象物検出部により検出された対象物において長さの入力対象となる箇所の候補を表示する表示部と、前記候補の中のいずれかの指定をユーザから受け付け、指定された箇所の長さの入力をさらにユーザから受け付ける入力受付部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部は、ユーザにより前記対象物の指定を受け付けた場合に、該対象物についての前記候補を表示することを特徴とする。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記表示部は、円形度が大きい方から所定の数の対象物について、前記候補を表示することを特徴とする。
本発明によれば、画像に含まれる対象物を検出し、検出された対象物において長さの入力対象となる箇所の候補を表示し、候補の中のいずれかの指定をユーザから受け付け、指定された箇所の長さの入力をさらにユーザから受け付けることとしたので、表示対象物の寸法の入力をユーザが容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る撮影装置10の構成の一例を示す図である。この撮影装置10は、画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける入力受付装置でもある。撮影装置10は、撮像部11、タッチパネル部12、記憶部13、通信処理部14、制御部15を備える。
撮像部11は、CCD(Charge Coupled Device)カメラを備え、カメラで映像を撮影する処理部である。タッチパネル部12は、種々の情報を表示するとともに、ユーザから情報の入力を受け付けるタッチパネルである。タッチパネル部12は、種々の情報を表示する表示部12aと、ユーザから情報の入力をタッチ操作により受け付ける入力受付部12bを備える。
記憶部13は、ハードディスク装置やメモリ、磁気テープなどの記録媒体にデータを記憶する記憶デバイスである。メモリには、SD(Secure Digital)メモリカード(登録商標)などのメモリカードが含まれる。
記憶部13は、撮像部11により撮影された画像のデータなどを記憶する。通信処理部14は、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルなどを介して、他の装置と通信を行う処理部である。
制御部15は、撮影装置10の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。制御部15は、エンコード部15a、対象物検出部15b、候補情報生成部15c、長さ情報生成部15d、長さ情報付加部15eを備える。
エンコード部15aは、撮像部11により撮像された画像の画像データを所定のフォーマットにエンコードして記憶部13に記憶する処理部である。対象物検出部15bは、撮像部11により撮像された画像に含まれる対象物を検出する処理部である。
図2は、対象物の検出処理の一例について説明する図である。図2には、撮像部11により撮像された画像20と、その画像20に対してエッジ抽出を行った結果の画像21が示されている。対象物検出部15bは、このようなエッジ抽出を行い、その結果に基づいて、人21aやうちわ21b、ボール21cなどの対象物を検出する。なお、このような対象物の検出方法には従来さまざまなものが提案されており、ここではその詳しい説明を省略する。
図1の説明に戻ると、候補情報生成部15cは、撮像部11により撮像された画像(例えば、図2の画像20)が表示部12aに表示され、入力受付部12bを介してユーザによりその画像に含まれる対象物(例えば、図2の画像20における人やうちわ、ボール)が選択された場合に、その対象物において長さの入力対象となる箇所の候補の情報を生成し、その情報を表示部12aに表示させる処理部である。
図3は、長さの入力対象となる箇所の候補について説明する図である。図3(A)では、ユーザによりうちわが対象物として選択されている。この場合、長さの入力対象となる箇所の候補として、例えば、うちわの外接矩形30の縦の辺31や横の辺32、うちわの内部領域に2つの端点が含まれる直線のうち、外接矩形30の対角線に並行で長さが最大となる直線33、その直線33に直交する直線のうち長さが極大値となる直線34が選択される。
図3(B)では、ユーザにより人が対象物として選択されている。この場合、長さの入力対象となる箇所の候補として、例えば、人の内部領域に2つの端点が含まれる直線のうち、外接矩形40の縦の辺に平行で長さが最大となる直線41、その直線41に直交する直線のうち長さが極大値となる直線42、43、44が選択される。
この場合、人の外接矩形40の縦の辺、横の辺は、候補情報生成部15cにより、長さの入力対象となる箇所の候補として選択されることはない。これは、外接矩形40の縦の辺の長さは、直線41の長さに一致し、横の辺の長さは、直線43の長さに一致するので、長さが等しい箇所が候補として重複して選択されないようにするためである。
図3(C)は、ユーザによりボールが対象物として選択されている。この場合、長さの入力対象となる箇所の候補として、例えば、ボールの内部領域に2つの端点が含まれる直線のうち、長さが最大となる直線51が選択される。
この場合も同様に、ボールの外接矩形50の縦の辺、横の辺は、候補情報生成部15cにより、長さの入力対象となる箇所の候補として選択されることはない。これは、外接矩形50の縦の辺の長さ、横の辺の長さは、直線51の長さに一致するので、長さが等しい箇所が候補として重複して選択されないようにするためである。
候補情報生成部15cは、対象物検出部15bにより検出された対象物の情報を取得し、その情報に基づいて、上述したような長さの入力対象となる箇所31〜34の候補の情報を生成する。そして、図3(A)〜図3(C)に示したように、その候補31〜34、41〜44、51を示す矢印を表示部12aに表示させ、ユーザがそれらの中からいずれかを選択できるようにする。
長さ情報生成部15dは、図3(A)〜(C)に示したような長さの入力対象となる箇所の候補のいずれかが、ユーザによる入力受付部12bを介したタッチ操作により選択され、選択された箇所の長さがユーザにより入力された場合に、画像データのヘッダ部に付加される長さの情報を生成する処理部である。
図4は、画像データに付加される長さの情報について説明する図である。図4に示すように、例えば、ユーザが長さの入力対象となる箇所として、直線34を選択したものとする。そして、ユーザがその箇所の長さを入力したものとする。図4において、直線34、直線60、直線61は、直線34を斜辺とする直角三角形を構成し、直線60は画像の垂直方向に平行な直線であり、直線61は画像の水平方向に平行な直線である。
この場合、長さ情報生成部15dは、直線60の長さを算出し、算出した長さを画像データに付加する長さとして設定する。具体的には、長さ情報生成部15dは、直線60の長さyを、
y=d×|y1−y2|/√((x1−x2)^2+(y1−y2)^2)
により算出する。ここで、dは、ユーザにより入力された直線34の長さである。x1=x2の場合、y=dとなり、直線60の長さはユーザにより入力された直線34の長さと一致することになる。また、長さ情報生成部15dは、直線60の部分に対応する画素数の情報aを取得する。
y=d×|y1−y2|/√((x1−x2)^2+(y1−y2)^2)
により算出する。ここで、dは、ユーザにより入力された直線34の長さである。x1=x2の場合、y=dとなり、直線60の長さはユーザにより入力された直線34の長さと一致することになる。また、長さ情報生成部15dは、直線60の部分に対応する画素数の情報aを取得する。
なお、y1=y2の場合、y=0となる。そのため、|y2−y1|<T(Tは所定の閾値)である場合、長さ情報生成部15dは、直線61の長さを算出し、算出した長さを画像データに付加する長さとして設定する。
具体的には、長さ情報生成部15dは、直線61の長さxを、
x=d×|x1−x2|/√((x1−x2)^2+(y1−y2)^2)
により算出する。ここで、dは、ユーザにより入力された直線34の長さである。y1=y2の場合、x=dとなり、直線60の長さはユーザにより入力された直線34の長さと一致することになる。この場合、長さ情報生成部15dは、直線61の部分に対応する画素数の情報bを取得する。
x=d×|x1−x2|/√((x1−x2)^2+(y1−y2)^2)
により算出する。ここで、dは、ユーザにより入力された直線34の長さである。y1=y2の場合、x=dとなり、直線60の長さはユーザにより入力された直線34の長さと一致することになる。この場合、長さ情報生成部15dは、直線61の部分に対応する画素数の情報bを取得する。
算出された長さyおよび画素数a(または、長さxおよび画素数b)は、画像を実際の対象物の寸法と同じ寸法で表示する場合に参照される。図5は、画像を実際の対象物の寸法と同じ寸法で表示する方法について説明する図である。
画像が表示装置に表示される場合、まず、上述した長さy、表示装置の画面の縦の長さH、その画面の縦の画素数Nから、対象物の画素数nが、
n=y×N/H
により算出される。そして、図4に示した辺60がその画素数nで表示されるように、うちわや人、ボールを含む画像全体がn/a倍にスケーリングされる。
n=y×N/H
により算出される。そして、図4に示した辺60がその画素数nで表示されるように、うちわや人、ボールを含む画像全体がn/a倍にスケーリングされる。
例えば、図5(A)の例で、y=300mm、H=2000mm、N=1920画素であるとすると、n=288画素となる。そして、a=200画素であるとすると、画像全体が288/200=1.44倍にスケーリングされ、辺60の画素数が200画素から288画素に変換される。
また、図5(B)の例で、y=300mm、H=2000mm、N=3840画素であるとすると、n=576画素となる。そして、a=200画像であるとすると、画像全体が576/200=2.88倍にスケーリングされ、辺60の画素数が200画素から576画素に変換される。
さらに、図5(C)の例で、y=300mm、H=3000mm、N=1920画素であるとすると、n=192画素となる。そして、a=200画像であるとすると、画像全体が192/200=0.96倍にスケーリングされ、辺60の画素数が200画素から192画素に変換される。
このように、画像をスケーリングすることにより、図4に示したうちわの直線34を表示装置の種類によらず実際の長さで表示することができ、その結果、うちわを実際の大きさで表示することができる。また、人やボールについても実際の大きさで表示することができる。
なお、図5では、長さ情報として図4の直線60の長さyの情報が選択された場合について説明したが、図4の直線61の長さxの情報が選択された場合も同様に、長さx、表示装置の画面の横の長さL、その画面の横の画素数Mから、対象物の画素数mを
m=x×M/L
により算出することができる。
m=x×M/L
により算出することができる。
そして、このmの値と、画素数の情報bに基づいて、画像全体をスケーリングすることにより、うちわを実際の大きさで表示することができる。また、人やボールについても実際の大きさで表示することができる。
図1の説明に戻ると、長さ情報付加部15eは、長さ情報生成部15dにより生成された長さyおよび画素数a(または長さxおよび画素数b)の情報を記憶部13に記憶されている画像データのヘッダ部に長さ情報として付加する処理部である。長さ情報が付加された画像データは、通信処理部14を介して、つぎに説明する表示装置70に送信される。あるいは、画像データはメモリカードで表示装置70に移される。
図6は、本発明の実施形態に係る表示装置70の構成の一例を示す図である。表示装置70は、入力受付部71、表示部72、記憶部73、通信処理部74、表示制御部75、制御部76を備える。
入力受付部71は、表示装置70の設定情報の入力などをユーザから受け付けるボタンなどの入力デバイスである。表示部72は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。記憶部73は、ハードディスク装置やメモリなどの記憶デバイスである。メモリには、SDメモリカード(登録商標)などのメモリカードが含まれる。記憶部73は、撮影装置10から取得した長さ情報が付加された画像データなどを記憶する。
通信処理部74は、例えば、HDMIケーブルなどを介して、撮影装置10などの他の装置と通信を行う処理部である。表示制御部75は、表示部72における画像の表示処理を制御する処理部である。
制御部76は、表示装置70の各部を制御するCPUなどの制御デバイスである。制御部76は、デコード部76a、長さ情報取得部76b、倍率算出部76c、スケーリング部76d、画質調整部76eを備える。
デコード部76aは、撮影装置10によりエンコードされた画像データをデコードする処理部である。長さ情報取得部76bは、画像データに付加された長さ情報(すなわち、長さyおよび画素数a、または、長さxおよび画素数b)を取得する処理部である。
倍率算出部76cは、画像に含まれる対象物を実際の大きさで表示するため、画像をスケーリングする場合の倍率を算出する処理部である。具体的には、倍率算出部76cは、図5を用いて説明したように、スケーリングの倍率をn/a=y×N/H/a(または、m/b=x×M/L/b)により算出する。
なお、ここでは、画素数a(または、画素数b)を用いて倍率を算出することとしたが、倍率算出部76cが、図4に示した座標値y1、y2(または、座標値x1、x2)の情報を撮影装置10から取得して、画素数a(または、画素数b)を算出し、その結果得られた画素数a(または、画素数b)を用いて、上記倍率を算出することとしてもよい。
スケーリング部76dは、倍率算出部76cにより算出された倍率で画像のスケーリングを行う処理部である。画質調整部76eは、画像の画質を調整する処理部である。
つぎに、本発明の実施形態に係る長さの入力受付処理の処理手順について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る長さの入力受付処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、撮影装置10の表示部12aは、撮像部11が撮影した画像を表示する(ステップS101)。そして、入力受付部12bは、長さの入力対象物の選択をユーザから受け付ける(ステップS102)。長さの入力対象物とは、例えば、図2を用いて説明した人やうちわ、ボールなどである。
そして、候補情報生成部15cは、図3で説明したようにして、長さの入力対象となる箇所の候補(例えば、図3(A)の矢印31〜34で示される候補、図3(B)の矢印41〜44で示される候補、図3(C)の矢印51で示される候補)の情報を生成する(ステップS103)。
そして、表示部12aは、長さの入力対象となる箇所の候補を示す矢印(例えば、図3(A)の矢印31〜34、図3(B)の矢印41〜44、図3(C)の矢印51)を画面に表示する(ステップS104)。
その後、入力受付部12bは、ユーザから長さの入力対象となる箇所の選択を受け付ける(ステップS105)。さらに、入力受付部12bは、ユーザから長さの情報の入力を受け付ける(ステップS106)。その際、表示部12aは、長さの入力を受け付ける受付画面を表示する。
そして、長さ情報付加部15eは、図4で説明した長さyおよび画素数a(または、長さxおよび画素数b)の情報を画像データに付加し(ステップS107)、この入力受付処理は終了する。
つぎに、本発明の実施形態に係る画像の表示処理の処理手順について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る画像の表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、表示装置70の通信処理部74は、撮影装置10からHDMIケーブルを介して画像データを受信する(ステップS201)。そして、長さ情報取得部76bは、受信した画像データに長さ情報が付加されているか否かを判定する(ステップS202)。
画像データに長さ情報が付加されている場合(ステップS202においてYESの場合)、倍率算出部76cは、図5を用いて説明したようにして、画像をスケーリングする際の倍率を算出する(ステップS203)。
そして、スケーリング部76dは、その倍率で画像をスケーリングし、表示制御部75は、スケーリングされた画像を表示部72に実寸で表示させる(ステップS204)。その際、必要に応じて、画質調整部76eは、画像の画質を調整する。その後、この表示処理は終了する。
一方、ステップS202において、画像データに長さ情報が付加されていない場合(ステップS202においてNOの場合)、表示制御部75は、画像の通常表示を行う(ステップS205)。その後、この表示処理は終了する。
ここで、画像の通常表示とは、画像を拡大または縮小して表示装置70の画面全体に画像が表示されるようにする処理である。ここでの拡大または縮小の倍率は、画像の画素数と表示装置70の画面の画素数とから算出されるが、画像中の対象物は、実際の大きさで表示されるとは限らない。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、撮影装置10は、画像中の対象物のいずれかがユーザにより選択された場合に、その対象物についての長さの入力対象となる箇所の候補を表示することとしたが、すべての対象物についての候補を表示し、ユーザから選択を受け付けることとしてもよい。
あるいは、撮影装置10は、より丸いものから所定の数だけ対象物を選択し、選択された対象物についての候補を表示することとしてもよい。丸い対象物は、長さの入力が容易であるため、ユーザの負担を軽減できる。
この場合、撮影装置10の対象物検出部15bは、図2で説明したようにして対象物を検出した後、各対象物の円形度eを、
e=4πS/C^2
により算出する。ここで、Sは、対象物の領域の面積、Cは、対象物の領域の周囲長である。円の場合、S=πr^2、C=2πr(rは円の半径)となるので、e=1となる。すなわち、eが1に近いほどその対象物の形状が円に近いということになる。
e=4πS/C^2
により算出する。ここで、Sは、対象物の領域の面積、Cは、対象物の領域の周囲長である。円の場合、S=πr^2、C=2πr(rは円の半径)となるので、e=1となる。すなわち、eが1に近いほどその対象物の形状が円に近いということになる。
撮影装置10の候補情報生成部15cは、eが1に近い対象物から所定の数だけ選択し、選択した対象物について、長さの入力対象となる箇所の候補の情報を生成する。その後、表示部12aは、図3に示した例と同様に、生成された候補を表示する。
また、上述した実施形態では、撮影装置10が、画像の撮影後に長さの入力をユーザから受け付けることとしたが、表示装置70が、画像を表示する前に長さの入力をユーザから受け付けることとしてもよい。この場合、表示装置70は、撮影装置10が備える対象物検出部15b、候補情報生成部15c、長さ情報生成部15d、長さ情報付加部15eと同様の処理部を備え、長さの情報の入力をユーザから受け付ける。
また、撮影装置10や表示装置70以外の装置が長さの情報の入力を受け付けることとしてもよい。この装置は、撮影装置10が備える対象物検出部15b、候補情報生成部15c、長さ情報生成部15d、長さ情報付加部15eと同様の処理部を備える。そして、この装置は、撮影装置10や表示装置70から画像のデータを取得し、その画像データにユーザから受け付けた長さの情報を付加する。
10…撮影装置、11…撮像部、12…タッチパネル部、13…記憶部、14…通信処理部、15…制御部、15a…エンコード部、15b…対象物検出部、15c…候補情報生成部、15d…長さ情報生成部、15e…長さ情報付加部、20,21…画像、21a…人、21b…うちわ、21c…ボール、30,40,50…外接矩形、31…縦の辺、32…横の辺、33,34,41〜44,51,60,61…直線、70…表示装置、71…入力受付部、72…表示部、73…記憶部、74…通信処理部、75…表示制御部、76…制御部、76a…デコード部、76b…長さ情報取得部、76c…倍率算出部、76d…スケーリング部、76e…画質調整部。
Claims (3)
- 画像に含まれる対象物の長さの入力をユーザから受け付ける入力受付装置であって、
前記画像に含まれる前記対象物を検出する対象物検出部と、
該対象物検出部により検出された対象物において長さの入力対象となる箇所の候補を表示する表示部と、
前記候補の中のいずれかの指定をユーザから受け付け、指定された箇所の長さの入力をさらにユーザから受け付ける入力受付部と、
を備えることを特徴とする入力受付装置。 - 前記表示部は、ユーザにより前記対象物の指定を受け付けた場合に、該対象物についての前記候補を表示することを特徴とする請求項1に記載の入力受付装置。
- 前記表示部は、円形度が大きい方から所定の数の対象物について、前記候補を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の入力受付装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015194179A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | マツダ株式会社 | 変速機のブレーキ装置 |
JP2015194176A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | マツダ株式会社 | 変速機のブレーキ装置 |
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