JP2014071533A - 通信システム、及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク接続可能なデバイスとWebアプリがインストールされた通信装置との距離を考慮し、偽装や情報漏洩等を効果的に防止することが可能な通信システム、及び通信方法を提供する。
【解決手段】通信装置はネットワーク接続可能なデバイスの位置を示すデバイス位置情報を、当該デバイスへ要求することにより当該デバイスから取得し、通信装置の位置と取得したデバイス位置情報が示す当該デバイスの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する。一方、当該デバイスは、デバイス位置情報を要求した通信装置の位置を示す通信装置位置情報を、通信装置へ要求することにより当該通信装置から取得し、当該デバイスの位置と取得した通信装置位置情報が示す通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する。そして、通信装置と当該デバイスは、通信装置により上記距離が所定範囲内にあると判定され、且つ当該デバイスにより上記距離が所定範囲内にあると判定された場合に通信を開始する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の通信装置それぞれが、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークを介して通信を行う通信システムの技術分野に関する。
近年、HTML(HyperText Markup Language)5の技術が注目されている。HTML5の技術では、Webサーバから端末に任意のタイミングでWebページを擬似的にプッシュ送信できるようになっている(例えば、特許文献1)。HTML5の技術の中には、異なるWebアプリケーションソフトウェア(以下、「Webアプリ」という)間の連携等のために考案されたWeb Socket、WebRTC、及びWeb Intentsという技術がある。このWeb Intentsの技術によれば、例えばスピーカ、マイク、カメラ、及びディスプレイ等のデバイスにHTTPサーバ(Webサーバ)を搭載することで、WebアプリはWebブラウザを介してこれらのデバイスに接続して利用することができる。例えば、インターネット通話(例えば映像及び音声による)機能を、Web Intentsに従うWebアプリに実装する場合、ユーザは、身の周りにあるスピーカ、マイク、カメラ、及びディスプレイ等のデバイス(HTTPサーバ機能搭載)を自由に組み合わせてインターネット通話を行うことができる。このようにWebアプリが接続するデバイスは、ユーザの身の周りのものばかりでなく、ネットワーク接続可能な全てのデバイスが対象となる。
特開2011−138366号公報
しかしながら、ネットワーク接続可能なデバイスが、上記Webアプリがインストールされた通信装置(例えば、セットトップボックスやテレビ受像機等)との距離に関係なく外部から接続される場合、偽装や情報漏洩等の問題が発生することが懸念される。例えば、当該通信装置が設置された場所にあたかも通話人が居るように偽装できてしまう。或いは、例えば、会社内等で上記通信装置を用いて行われるテレビ会議において、ネットワーク接続可能なスピーカやディスプレイが社外から当該通信装置(Webアプリ)に接続可能になってしまうと、社外へ情報漏洩するおそれがある。或いは、盗聴や盗撮目的のために、ネットワーク接続可能なスピーカやディスプレイを部屋内に設置して外部に設置された上記通信装置に接続するといった違法行為も考えられる。
これらの問題は、上記Webアプリ側だけで対処することは限界がある。
そこで、本発明は、上記点等に鑑みてなされたものであり、ネットワーク接続可能なデバイスとWebアプリがインストールされた通信装置との距離を考慮し、偽装や情報漏洩等を効果的に防止することが可能な通信システム、及び通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の通信装置それぞれが、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークを介して通信を行う通信システムであって、前記通信装置は、前記デバイスの位置を示すデバイス位置情報を当該デバイスから取得するデバイス位置取得手段と、当該通信装置の位置と前記取得されたデバイス位置情報が示す前記デバイスの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する第1距離判定手段と、前記デバイスは、前記通信装置の位置を示す通信装置位置情報を当該通信装置から取得する通信装置位置取得手段と、当該デバイスの位置と前記取得された通信装置位置情報が示す前記通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する第2距離判定手段と、を備え、前記通信装置と前記デバイスは、前記第1距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定され、且つ前記第2距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合に前記通信を開始することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記情報入力デバイスは、音声情報を入力するマイク機能を有するデバイスと、映像情報を入力するカメラ機能を有するデバイスの少なくとも何れか一方であり、前記情報出力デバイスは、音声情報を出力するスピーカ機能を有するデバイスと、映像情報を出力するディスプレイ機能を有するデバイスの少なくとも何れか一方であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信システムにおいて、前記通信装置は、前記デバイスへ前記デバイス位置情報の要求を送信するデバイス位置情報要求手段を備え、前記デバイスは、前記デバイス位置情報の要求を受信した場合、前記通信装置へ前記通信装置位置情報の要求を送信する通信装置位置情報要求手段を備え、前記通信装置は、前記通信装置位置情報の要求を受信した場合、当該通信装置位置情報を前記デバイスへ送信する通信装置位置情報送信手段を備え、前記通信装置位置取得手段は、前記通信装置位置情報送信手段により送信された前記通信装置位置情報を取得し、前記デバイスは、前記第2距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合、前記デバイス位置情報を前記通信装置へ送信するデバイス位置情報送信手段を備え、前記デバイス位置取得手段は、前記デバイス位置情報送信手段により送信された前記デバイス位置情報を取得し、前記通信装置は、前記第1距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合、前記デバイスへ通信開始を示す情報を送信することで前記通信を開始することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、複数の通信装置それぞれが、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークを介して通信を行う通信システムにおける通信方法であって、前記通信装置が、前記デバイスの位置を示すデバイス位置情報を当該デバイスから取得するステップと、当該通信装置の位置と前記取得されたデバイス位置情報が示す前記デバイスの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定するステップと、前記デバイスが、前記通信装置の位置を示す通信装置位置情報を当該通信装置から取得するステップと、当該デバイスの位置と前記取得された通信装置位置情報が示す前記通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定するステップと、前記通信装置により前記距離が所定範囲内にあると判定され、且つデバイスにより前記距離が所定範囲内にあると判定された場合に、前記通信装置と前記デバイスは前記通信を開始するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク接続可能なデバイスとWebアプリがインストールされた通信装置との距離を考慮し、偽装や情報漏洩等を効果的に防止することができる。
本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。 通信装置1にインストールされたビデオ通話プログラムのWebアプリが起動した際に、通信装置1の表示パネル上に表示される画面例を示す図である。 通信装置1とデバイスとの間で行われる通信接続設定動作を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、通信システムSは、通信装置1と通信装置2を備えて構成されており、通信装置1と通信装置2は、例えばインターネットを含んで構成されるネットワークNWに接続されている。通信装置1及び通信装置2の例としては、例えば、セットトップボックス、テレビ受像機、スマートフォン、タブレット、及びパーソナルコンピーュタ等が挙げられる。通信装置1及び通信装置2は、それぞれ、本発明のデバイス位置情報要求手段、デバイス位置取得手段、第1距離判定手段、及び通信装置位置情報送信手段としての機能を有する。また、通信装置1及び通信装置2は、それぞれ、表示パネルを備える。通信装置1には、通信装置1の位置を示す通信装置位置情報(例えば経度緯度情報)が記憶されており、通信装置2には、通信装置2の位置を示す通信装置位置情報(例えば経度緯度情報)が記憶されている。なお、通信装置1の位置を示す通信装置位置情報は、例えば通信装置1に備えられたGPS受信機から取得されるように構成してもよい(通信装置2も同様)。また、例えば通信装置1のMACアドレスと位置情報との対応関係を所定のサーバに登録しておき、当該サーバから通信装置1の位置を示す通信装置位置情報を取得するように構成してもよい(通信装置2も同様)。
通信装置1及び通信装置2には、Webアプリ及びWebブラウザがインストールされている。Webアプリ及びWebブラウザは、HTML5の技術におけるWeb Socket、WebRTC、及びWeb Intentsの機能を有する。これにより、通信装置1のWebアプリと通信装置2のWebアプリとは、それぞれのWebブラウザを介して通信を行うことができると共に、ぞれぞれのWebアプリは、それぞれのWebブラウザを介してHTTPサーバ(Webサーバ)との間で通信を行うことが可能になっている。また、Webアプリは、例えばネットワークNWに接続された所定のサーバからダウンロードされる。Webアプリとしては、例えば、ビデオ通話プログラム、テレビ会議プログラム、広告展示用プログラム等が挙げられる。なお、Web Socket、WebRTC、及びWeb Intentsの機能については、公知であるため詳しい説明を省略する。また、図1に示す例では、説明の便宜上、2つの通信装置1及び2を示しているが、本発明は3つ以上の通信装置を適用することもできる。
また、通信装置1及び通信装置2には、それぞれ、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスが、例えば有線LANまたは無線LANを介して接続される。通信装置1及び通信装置2は、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークNWを介して通信(音声通信及び映像通信)を行うようになっている。図1に示す例では、ネットワーク接続可能な情報入力デバイスとして、音声情報を入力するマイク機能を有するデバイス11,21と、映像情報を入力するカメラ機能を有するデバイス12,22(例えばデジタルカメラ)とが接続されるようになっている。また、図1に示す例では、ネットワーク接続可能な情報出力デバイスとして、音声情報を出力するスピーカ機能を有するデバイス13,23と、映像情報を出力するディスプレイ機能を有するデバイス14,24とが接続されるようになっている。
上記情報入力デバイス及び上記情報出力デバイスは、それぞれ、本発明の通信装置位置情報要求手段、通信装置位置取得手段、第2距離判定手段、及びデバイス位置情報送信手段としての機能を有する。また、上記情報入力デバイス及び上記情報出力デバイスは、それぞれ、GPS受信機を備え、自己の位置を示すデバイス位置情報(例えば経度緯度情報)を取得可能になっている。また、上記情報入力デバイス及び上記情報出力デバイスは、それぞれ、HTML5の技術に基づくHTTPサーバとして機能するためのプログラム、及び本発明の処理を行うためのプログラム等が記憶保存されている。例えば、これらのプログラムは、後から書き換え困難なバイナリコードで記述されたファームウェアとして、上記情報入力デバイス及び上記情報出力デバイスに備えられたROMに保存された状態で製品出荷されることが望ましい。
なお、音声情報を入力するマイク機能を有するデバイス11,21として、例えばマイク付のスマートフォンを用いるように構成してもよい。また、通信装置1と通信装置2との間で音声通信だけが行われる場合、上記情報入力デバイスとして、音声情報を入力するマイク機能を有するデバイス11,21だけが用いられるように構成し、上記情報出力デバイスとして、音声情報を出力するスピーカ機能を有するデバイス13,23だけが用いられるように構成してもよい。一方、通信装置1と通信装置2との間で映像通信だけが行われる場合を考慮して、上記情報入力デバイスとして、映像情報を入力するカメラ機能を有するデバイス12,22だけが用いられるように構成し、上記情報出力デバイスとして、映像情報を出力するディスプレイ機能を有するデバイス14,24だけが用いられるように構成してもよい。また、通信装置としてディスプレイ付きのテレビ受像機を適用する場合、上記情報出力デバイスとして、映像情報を出力するディスプレイ機能を有するデバイスは必要ない。
そして、通信装置1は、上述した情報入力デバイス及び情報出力デバイス(以下、総称して「デバイスX」と称する)と接続して通信を開始する前提として、通信装置1はデバイスXの位置を示すデバイス位置情報を、デバイスXへ要求することによりデバイスXから取得し、通信装置1の位置と取得したデバイス位置情報が示すデバイスXの位置との間の距離が所定範囲(例えば、2〜3m)内にあるか否かを判定する。一方、デバイスXは、デバイス位置情報を要求した通信装置1の位置を示す通信装置位置情報を、通信装置1へ要求することにより当該通信装置1から取得し、デバイスXの位置と取得した通信装置位置情報が示す通信装置1の位置との間の距離が所定範囲(例えば、2〜3m)内にあるか否かを判定する。つまり、通信装置1とデバイスXとの夫々において距離が許容範囲内と近いかどうかの判定が行われる。そして、通信装置1とデバイスXは、通信装置1により上記距離が所定範囲内にあると判定され、且つデバイスXにより上記距離が所定範囲内にあると判定された場合に通信を開始する。なお、このような処理は、通信装置2とデバイスXとの間でも同じように実行される。
次に、図2及び図3を参照して、通信システムSにおいて、通信装置1とデバイスXとの間の通信接続設定動作について説明する。図2は、通信装置1にインストールされたビデオ通話プログラムのWebアプリが起動した際に、通信装置1の表示パネル上に表示される画面例を示す図である。なお、以下に説明する動作の前提として、デバイスXは、既に有線LANまたは無線LAN等の接続設定(ネットワーク接続設定)が終了しており、ネットワーク機器としてはすぐ使用できる状態で登録されているものとする。また、通信装置としてディスプレイ付きのテレビ受像機を適用する場合、表示パネルの代わりに当該ディスプレイに、図2に示す画面が表示されてもよい。図3は、通信装置1とデバイスとの間で行われる通信接続設定動作を示すシーケンス図である。なお、このような通信接続設定動作は、通信装置2とデバイスXとの間でも同様に行われる。また、このような通信接続設定動作は、情報入力デバイスと情報出力デバイスのそれぞれについて同様に行われる。
図2(A)に示す画面には、電話番号を入力するテンキー51、ビデオ通話を開始するための通話開始ボタン52、ビデオ通話を終了するための通話終了ボタン53、及びデバイスXとの間の通信接続設定動作を行うための設定ボタン54が表示されている。このようなボタン51〜54は、ユーザにより例えば指、ペン、マウス、またはリモコン等により選択可能になっている。通信装置1のユーザは、通信装置2のユーザとの間でビデオ通話を開始する前に、通信装置1とデバイスX(例えば、デバイス11〜14のそれぞれ)との間の通信接続設定を行う必要があり、そのため、図2(A)に示す画面に表示された設定ボタン54を選択する。設定ボタン54が選択されると、図2(B)に示すような画面が表示される。図2(B)に示す画面には、マイクを選択するマイクボタン61、カメラを選択するカメラボタン62、スピーカを選択するスピーカボタン63、及びディスプレイを選択するディスプレイボタン64が表示されている。ユーザは、デバイスXとして自身が所持するデジタルカメラ(既にネットワーク接続設定が終了しているデバイス)と通信装置1との通信接続設定をしたい場合に、カメラボタン62を選択すると、図2(C)に示すような画面が表示される。図2(C)に示す画面では、ユーザは3つのカメラの接続設定を行うことができる。ユーザは、図2(C)に示す画面に表示されたボタン71を選択すると、図3に示す処理を開始する。
図3に示す処理では、通信装置1のWebアプリはWebブラウザを介して、デバイスX(HTTPサーバ)へ当該デバイスXの位置を示すデバイス位置情報の要求(HTTPリクエスト)を送信する(ステップS1)。
デバイスXは、通信装置1からデバイス位置情報の要求を受信した場合、デバイスXは、Webブラウザとして(つまり、HTTPサーバからWebブラウザの機能に代えて)、通信装置1(Webアプリ)へ当該通信装置1の位置を示す通信装置位置情報の要求(HTTPリクエスト)を送信する(ステップS2)。
通信装置1は、デバイスXから通信装置位置情報の要求を受信した場合、HTTPサーバとして、当該通信装置位置情報を含む応答(HTTPレスポンス)をデバイスXへ送信する(ステップS3)。
これにより、デバイスXは、通信装置1の通信装置位置情報を取得すると、当該デバイスXの位置と取得された通信装置位置情報が示す通信装置1の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定(位置判定)する(ステップS4)。そして、デバイスXは、当該距離が所定範囲内にある(OK)と判定した場合、HTTPサーバとして、上記距離が所定範囲内にあることを示す位置判定結果及びデバイス位置情報を含む応答(HTTPレスポンス)を通信装置1へ送信する(ステップS5)。一方、デバイスXは、上記距離が所定範囲内にないと判定した場合、位置判定結果及びデバイス位置情報を含む応答を送信しない。或いは、デバイスXは、上記距離が所定範囲内にないと判定した場合、上記距離が所定範囲内にないことを示す位置判定結果を含み、デバイス位置情報を含まない応答を送信するように構成してもよい。
そして、通信装置1は、デバイスXから送信されたデバイス位置情報を取得し、当該通信装置1の位置と取得されたデバイス位置情報が示すデバイスXの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定(位置判定)する(ステップS6)。なお、通信装置1は、上記距離が所定範囲内にないことを示す位置判定結果を含む応答を受信した場合、当該位置判定は行わない。通信装置1は、上記距離が所定範囲内にある(OK)と判定した場合、デバイスXへ通信開始を示す情報を送信することで当該通信を開始する(ステップS7)。一方、通信装置1は、上記距離が所定範囲内にないと判定した場合、通信を開始せず、例えばエラーメッセージを表示させる。そして、デバイスXは、通信装置1から通信開始を示す情報を受信した場合に、当該通信装置1との通信を開始する。なお、デバイスXは、上記ステップS4において上記距離が所定範囲内にないと判定した場合には、その後に、通信装置1から通信開始を示す情報を受信したとしても通信を開始せずロックする。
以上説明したように、上記実施形態によれば、通信装置(1または2)は、通信装置の位置とデバイスXの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定し、デバイスXは、デバイスXの位置と通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定し、通信装置とデバイスXは、通信装置により上記距離が所定範囲内にあると判定され、且つデバイスXにより上記距離が所定範囲内にあると判定された場合に通信を開始するように構成した。そのため、例えば、通信装置にインストールされるWebアプリが、上記距離が所定範囲内にないと判定された場合にも通信開始できるように改竄された場合であっても、デバイスXにより該デバイスXの位置と通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあると判定されることが通信開始の条件となる。これにより、偽装や情報漏洩等を効果的に防止することができる。
例えば、通信装置が設置された場所にあたかも通話人が居るように偽装されることを効果的に防止できるので、ユーザは、通話相手が確実にその場所に居ることを確認することができ、安心して通信を行うことができる。また、例えば、会社内等で通信装置を用いて行われるテレビ会議において、ネットワーク接続可能なスピーカやディスプレイが社外から通信装置に接続されることを効果的に防止することができので、情報漏洩を防止することができる。また、盗聴や盗撮目的のために、ネットワーク接続可能なスピーカやディスプレイを部屋内に設置して外部に設置された上記通信装置に接続するといった違法行為も効果的に防止することができる。更に、デバイスXには、本発明の処理を行うためのプログラム等が、後から書き換え困難なバイナリコードで記述されたファームウェアとしてROMに保存(つまり、標準実装)されていれば、デバイスX側での改竄をより確実に防止することができる。
1,2 通信装置
S 通信システム

Claims (4)

  1. 複数の通信装置それぞれが、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークを介して通信を行う通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記デバイスの位置を示すデバイス位置情報を当該デバイスから取得するデバイス位置取得手段と、
    当該通信装置の位置と前記取得されたデバイス位置情報が示す前記デバイスの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する第1距離判定手段と、
    前記デバイスは、
    前記通信装置の位置を示す通信装置位置情報を当該通信装置から取得する通信装置位置取得手段と、
    当該デバイスの位置と前記取得された通信装置位置情報が示す前記通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定する第2距離判定手段と、
    を備え、
    前記通信装置と前記デバイスは、前記第1距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定され、且つ前記第2距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合に前記通信を開始することを特徴とする通信システム。
  2. 前記情報入力デバイスは、音声情報を入力するマイク機能を有するデバイスと、映像情報を入力するカメラ機能を有するデバイスの少なくとも何れか一方であり、
    前記情報出力デバイスは、音声情報を出力するスピーカ機能を有するデバイスと、映像情報を出力するディスプレイ機能を有するデバイスの少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記通信装置は、前記デバイスへ前記デバイス位置情報の要求を送信するデバイス位置情報要求手段を備え、
    前記デバイスは、前記デバイス位置情報の要求を受信した場合、前記通信装置へ前記通信装置位置情報の要求を送信する通信装置位置情報要求手段を備え、
    前記通信装置は、前記通信装置位置情報の要求を受信した場合、当該通信装置位置情報を前記デバイスへ送信する通信装置位置情報送信手段を備え、
    前記通信装置位置取得手段は、前記通信装置位置情報送信手段により送信された前記通信装置位置情報を取得し、
    前記デバイスは、前記第2距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合、前記デバイス位置情報を前記通信装置へ送信するデバイス位置情報送信手段を備え、
    前記デバイス位置取得手段は、前記デバイス位置情報送信手段により送信された前記デバイス位置情報を取得し、
    前記通信装置は、前記第1距離判定手段により前記距離が所定範囲内にあると判定された場合、前記デバイスへ通信開始を示す情報を送信することで前記通信を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 複数の通信装置それぞれが、ネットワーク接続可能な情報入力デバイス及びネットワーク接続可能な情報出力デバイスを用いてネットワークを介して通信を行う通信システムにおける通信方法であって、
    前記通信装置が、前記デバイスの位置を示すデバイス位置情報を当該デバイスから取得するステップと、
    当該通信装置の位置と前記取得されたデバイス位置情報が示す前記デバイスの位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定するステップと、
    前記デバイスが、前記通信装置の位置を示す通信装置位置情報を当該通信装置から取得するステップと、
    当該デバイスの位置と前記取得された通信装置位置情報が示す前記通信装置の位置との間の距離が所定範囲内にあるか否かを判定するステップと、
    前記通信装置により前記距離が所定範囲内にあると判定され、且つデバイスにより前記距離が所定範囲内にあると判定された場合に、前記通信装置と前記デバイスは前記通信を開始するステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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