JP2014071260A - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、外部の検知部材による検知結果に基づいて判別されるカートリッジの情報量の向上を図ることができるカートリッジ、および、そのカートリッジが装着される画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像カートリッジ12に、本体ケーシングからの駆動力により、回転する搬送ギヤ61と、搬送ギヤ61の回転に従動し、長尺状に形成される情報付加ベルト63とを備える。情報付加ベルト63は、長尺方向において異なる位置に複数の開口部が形成され、その移動方向の下流側端縁が被係合部として区画されるとともに、情報ブロック80によりパターンとして形成される情報部72を備える。搬送ギヤ61の搬送歯66と情報付加ベルト63の被係合部との係合により、情報付加ベルト63を移動させて、情報部72を、本体ケーシングに設けられる光学式センサによって検知させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置、および、その画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
従来より、カートリッジが着脱自在に装着される電子写真方式のプリンタが知られている。このようなプリンタでは、装着されたカートリッジの情報(例えば、現像カートリッジが新品であるか否かなど)を判断するための新品検出手段を備えている。
例えば、現像カートリッジに回転可能に設けられる検出ギヤに、本体ケーシング内のアクチュエータに当接される当接突起を設け、現像カートリッジが本体ケーシングに装着されたときに、検出ギヤを回転駆動させて、当接突起によってアクチュータを揺動させるとともに、光センサによってアクチュエータの揺動を検出し、その検出結果に基づいて、現像カートリッジの情報を判断するレーザプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−267994号公報
しかるに、特許文献1に記載の現像カートリッジでは、現像カートリッジの情報に対応する当接突起が、検出ギヤに設けられているので、現像カートリッジの情報量の向上を図るには制約がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成でありながら、外部の検知部材による検知結果に基づいて判別されるカートリッジの情報量の向上を図ることができるカートリッジ、および、そのカートリッジが装着される画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のカートリッジは、外部からの駆動力により、回転するように構成される回転体と、回転体の回転に従動するように構成され、長尺状に形成される長尺部材とを備えている。
長尺部材は、長尺部材の延びる長尺方向において異なる位置に設けられる複数の駆動受動部と、外部の検知部材により検知されるように構成される被検知部とを備えている。
回転体は、駆動受動部と接触し、回転体の回転による駆動力を長尺部材に伝達するように構成される駆動伝達部を備えている。
このような構成によれば、被検知部が長尺状に形成される長尺部材に備えられているので、被検知部が設けられる領域を長く確保できる。
また、長尺部材には、回転体の回転時において駆動伝達部と駆動受動部とが接触し、回転体からの駆動力が伝達される。これにより、長尺部材が回転体の回転に従動され、長い領域に設けられる被検知部が外部の検知部材により検知される。
従って、被検知部をカートリッジの情報と対応するように設ければ、簡易な構成でありながら、外部の検知部材による検知結果に基づいて判別されるカートリッジの情報量の向上を図ることができる。
(2)また、駆動伝達部と駆動受動部とは、互いに係合するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、駆動伝達部と駆動受動部とが互いに係合するので、回転体の回転による駆動力を長尺部材に確実に伝達することができる。
(3)また、駆動伝達部と駆動受動部との接触が解除される接触解除位置に対して長尺部材の移動方向の下流側に設けられ、長尺部材の少なくとも一部を収容するように構成される収容部を備えていてもよい。
このような構成によれば、接触解除位置に対して移動方向の下流側に収容部が設けられているので、長尺部材の少なくとも一部が、長尺部材の従動(移動)に伴って、収容部に順次収容される。
しかるに、長尺部材は、接触解除位置を通過した後、湾曲し回転体と接触する場合がある。そうすると、長尺部材と回転体との接触により、回転体の回転や長尺部材の従動(移動)が阻害される場合がある。
一方、上記の構成によれば、長尺部材の少なくとも一部が収容部に順次収容されるので、長尺部材が、接触解除位置を通過した後、回転体と接触することを抑制できる。また、長尺部材の少なくとも一部が収容部に収容されるので、長尺部材の効率的な配置を確保でき、カートリッジの小型化を図ることができる。
とりわけ、駆動伝達部と駆動受動部とが互いに係合するように構成されている場合、長尺部材は、駆動伝達部と駆動受動部との係合が可能となる剛性を有する。そのため、長尺部材をコンパクトに配置することが困難となり、カートリッジの小型化を図ることが困難となる場合がある。
一方、上記の構成によれば、長尺部材の少なくとも一部が収容部に収容され、長尺部材の効率的な配置を確保できるので、駆動伝達部と駆動受動部とが互いに係合するように構成されている場合であっても、カートリッジの小型化を図ることができる。
(4)また、被検知部は、駆動伝達部と駆動受動部との接触が開始される接触開始位置に対して長尺部材の移動方向の下流側において、検知部材に検知されるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、被検知部と検知部材との相対的な位置精度の向上を図ることができるので、検知部材による被検知部の検知精度の向上を図ることができる。
(5)また、被検知部は、長尺部材の移動方向に対して直交する方向へ突出するように形成され、移動方向に沿ってパターンを形成するように設けられていてもよい。
このような構成によれば、被検知部が移動方向に対して直交するように突出して形成されているので、被検知部を検知部材に確実に検知させることができる。
また、被検知部が移動方向に沿ってパターンを形成するように設けられているので、カートリッジの情報量のさらなる向上を図ることができる。
(6)また、被検知部は、長尺部材と一体的に設けられ、長尺部材に対して折り曲げられることにより形成されていてもよい。
このような構成によれば、被検知部と長尺部材とが別部材から形成される場合と比較して、部品点数の低減を図ることができるとともに、簡易な加工により被検知部を形成することができる。
(7)本発明の画像形成装置は、上記のカートリッジと、カートリッジが装着されるように構成される装置本体とを備えている。検知部材は、装置本体に設けられている。
このような構成によれば、上記のカートリッジを備えているので、簡易な構成でありながら、カートリッジの情報量の向上を図ることができ、かつ、そのカートリッジの情報を、装置本体に設けられている検知部材により検知させることができる。
そのため、簡易な構成でありながら、検知部材による検知結果に基づいて判別されるカートリッジの情報量の向上を図ることができる。
(8)また、長尺部材は、カートリッジの最初の使用開始前は、駆動伝達部と駆動受動部とが離間するように配置されていてもよい。この場合、装置本体は、カートリッジが最初に使用されるために装置本体に装着されたときに、長尺部材と接触し、長尺部材を、駆動伝達部と駆動受動部とが接触するように移動させる接触部材を備えている。
しかるに、カートリッジの製造途中にカートリッジの駆動検査を実施する場合、長尺部材を、回転体の駆動伝達部と長尺部材の駆動受動部とが離間するように配置させる必要がある。一方、カートリッジの最初の使用時においては、長尺部材を、駆動伝達部と駆動受動部とが接触するように配置させる必要がある。
そこで、カートリッジの製造工程における駆動検査の後に、長尺部材を移動させ、駆動伝達部と駆動受動部とが接触するように配置する必要があるが、そのように配置する工程を増やすと、カートリッジの製造工程が煩雑となる。
これに対して、上記の構成によれば、装置本体が接触部材を備えているので、カートリッジが最初に使用されるために装置本体に装着されたときに、長尺部材は、接触部材に接触されることにより、駆動伝達部と駆動受動部とが接触するように移動される。
そのため、カートリッジの製造工程の煩雑化を抑制しながら、カートリッジの駆動検査を実施することができる。
(9)また、回転体は、長尺部材の移動終了時において、駆動伝達部と駆動受動部との接触が解除され、空転するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、回転体が、長尺部材の移動終了時において、空転するように構成されていているので、長尺部材が、その移動終了後、さらに移動することを抑制できる。そのため、長尺部材の移動終了後において、被検知部を所定の位置に、確実に配置することができる。
(10)また、長尺部材には、長尺部材の移動方向の下流側端縁が駆動受動部として区画され、移動方向に互いに間隔を隔てて配置される複数の開口部が形成されていてもよい。
複数の開口部は、駆動伝達部の離脱が許容され、回転体の空転が規制される大きさに形成される複数の第1開口部と、複数の第1開口部に対して移動方向の上流側に配置され、駆動伝達部の離脱および回転体の空転が許容される大きさに形成される第2開口部とを備えていてもよい。
このような構成によれば、長尺部材は、複数の第1開口部のそれぞれに区画される駆動受動部と駆動伝達部とが接触したときに、回転体から駆動力が伝達され、駆動伝達部が第1開口部から離脱されたときに、回転体から駆動力の伝達が解除される。
そのため、簡易な構成でありながら、長尺部材を一定速度で搬送することができ、検知部材による被検知部の検知精度の向上を図ることができる。
また、長尺部材には、複数の第1開口部に対して移動方向の上流側に、第2開口部が形成されているので、長尺部材が移動することにより、回転体が第2開口部と対向すると、回転体は空転する。
そのため、長尺部材が、その移動終了後、さらに移動することを確実に抑制でき、長尺部材の移動終了後において、被検知部を所定の位置に確実に配置することができる。
(11)また、回転体が第2開口部によって空転することにより、被検知部が検知部材により検知される位置で、長尺部材の移動が終了してもよい。
このような構成によれば、長尺部材の移動が終了したときに、被検知部が検知部材により検知される位置に配置されているので、被検知部を検知部材によって、カートリッジの情報(例えば、装置本体に対してカートリッジが装着されているか否かなど)を判別するために検知させることができる。
本発明によれば、簡易な構成でありながら、検知部材による検知結果に基づいて判別されるカートリッジの情報量の向上を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの中央断面図を示す。 図2は、図1に示すプリンタの現像カートリッジの左側面図である。 図3は、図2に示す現像カートリッジのギヤカバーを取り外した状態(使用開始前)を示す左側面図である。 図3に示す現像カートリッジに装着される情報付加ベルトの斜視図である。 図5は、図3に示す現像カートリッジにおいて、情報付加ベルトの移動状態を示す左側面図であって、(a)は、情報付加ベルトが接触開始位置にある状態、(b)は、情報付加ベルトが移動途中にある状態を示す。 図6は、図5に続いて、情報付加ベルトの移動状態を示す左側面図であって、(a)は、情報付加ベルトが移動途中にある状態、(b)は、情報付加ベルトが接触解除位置にある状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、略ボックス形状の装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
本体ケーシング2の一方側の側壁には、本体開口部3を開閉するフロントカバー4が、その下端部を支点として揺動可能に設けられている。
なお、以下の説明では、フロントカバー4が設けられる一方側(図1における右側)を前側とし、その反対側(図1における左側)を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを基準として左右を規定する。さらに、現像カートリッジ12(後述)に関しても、本体ケーシング2に対する装着状態を基準として前後左右上下を規定する。
なお、前後方向を第1方向とし、その一方側を前側、他方側を後側とし、左右方向を第2方向とし、その一方側を右側、他方側を左側とし、上下方向を第3方向とし、その一方側を上側、他方側を下側とする。
このプリンタ1は、プロセスカートリッジ10を備えている。
プロセスカートリッジ10は、本体ケーシング2に着脱自在に装着されるドラムカートリッジ11と、そのドラムカートリッジ11に着脱自在に装着される、カートリッジの一例としての現像カートリッジ12とを備えている。
ドラムカートリッジ11は、感光ドラム13と、感光ドラム13に上方から間隔を隔てて対向するスコロトロン型帯電器14と、感光ドラム13に下方から接触するように対向する転写ローラ15とを備えている。
現像カートリッジ12は、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ11に対して着脱可能であり、これによって、現像カートリッジ12は、本体ケーシング2に対して着脱可能とされる。また、現像カートリッジ12は、筺体16を備えている。
筺体16内には、トナー収容室17と現像室18とが前後方向に並列して区画されている。
トナー収容室17には、トナーが収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ19が設けられている。
アジテータ19は、左右方向に延びるアジテータ軸20と、アジテータ軸20からアジテータ軸20の径方向外側に延びる攪拌羽根21とを備えている。アジテータ軸20の両端部が、筺体16の両側壁35(図3参照)に回転可能に支持されることによって、アジテータ19が筺体16に支持されている。アジテータ軸20の両端部は、筺体16の両側壁35(図3参照)から左右方向外側に露出している(図3参照)。
現像室18には、現像ローラ22、供給ローラ23および層厚規制ブレード24が設けられている。
現像ローラ22は、左右方向に延びる現像ローラ軸25と、その両端部が露出するように現像ローラ軸25を被覆するゴムローラ26とを備えている。
現像ローラ22は、ゴムローラ26が筺体16の後側から露出するように配置されるとともに、現像ローラ軸25の両端部が、筺体16の両側壁35(図3参照)に回転可能に支持されることによって、筺体16に支持されている。現像ローラ軸25の両端部は、筺体16の両側壁35(図3参照)から左右方向外側に露出している(図3参照)。
供給ローラ23は、左右方向に延びる供給ローラ軸27と、その両端部が露出するように供給ローラ軸27を被覆するスポンジローラ28とを備えている。
供給ローラ23は、スポンジローラ28がゴムローラ26に前下側から圧接するように配置されるとともに、供給ローラ軸27の両端部が、筺体16の両側壁35(図3参照)に回転可能に支持されることによって、筺体16に支持されている。供給ローラ軸27の両端部は、筺体16の両側壁35(図3参照)から左右方向外側に露出している(図3参照)。
層厚規制ブレード24は、現像ローラ22に前上側から接触するように、筺体16に支持されている。
トナー収容室17内のトナーは、アジテータ19の回転により、現像室18内の供給ローラ23に供給される。供給ローラ23に供給されたトナーは、供給ローラ23の回転により、現像ローラ22に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ23と現像ローラ22との間で正極性に摩擦帯電され、層厚規制ブレード24により厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ22の周面上に担持される。
一方、感光ドラム13の表面は、感光ドラム13の回転に伴って、スコロトロン型帯電器14により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光ドラム13の表面に、本体ケーシング2の上部に設けられるスキャナユニット5からのレーザビーム(鎖線参照)が選択的に照射されることにより、画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、現像ローラ22の表面に担持されている正帯電トナーが、感光ドラム13の表面に形成されている静電潜像に供給されることにより、感光ドラム13の表面にトナー像が担持される。
用紙Sは、本体ケーシング2の底部に着脱自在に装着される給紙トレイ6内に収容されており、ピックアップローラ7によって、Uターンパスからなる給紙パス8に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム13と転写ローラ15との間に給紙される。そして、用紙Sには、感光ドラム13と転写ローラ15との間を搬送されるときに、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Sは、本体ケーシング2の後部に設けられる加熱ローラ30と加圧ローラ31との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。
その後、用紙Sは、排紙ローラ32に向けて搬送され、排紙ローラ32によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ33上に排紙される。
2.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ12は、図2および図3に示すように、筺体16の左側に配置される駆動・検知ユニット36を備えている。
(1)筺体
筺体16は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されており、左右方向に互いに間隔を隔てて対向する1対の側壁35を備えている。また、筺体16の後側は開放され、上記したように現像ローラ22が露出している。
(2)駆動・検知ユニット
駆動・検知ユニット36は、左側の側壁35の左側面(外側面)に設けられており、ギヤカバー37、ギヤトレイン38およびベルト搬送部39を備えている。
(2−1)ギヤカバー
ギヤカバー37は、図2に示すように、側面視において、左側の側壁35とほぼ同一形状およびサイズに形成されており、ギヤトレイン38を左側から覆う平板形状のカバープレート40と、カバープレート40の周端縁から右側に突出する周側壁41とを一体的に備えている。すなわち、ギヤカバー37は、上下方向および前後方向に切断したときの断面形状がコ字形状となる、右側が開放される凹形状に形成されている。
カバープレート40には、その後端部に、現像ローラ軸25が挿通される現像ローラ軸挿通穴42、その略中央より後側に、入力ギヤ45のカップリング部52(後述)が挿通されるカップリング挿通穴43が、カバープレート40を左右方向に貫通するように、それぞれ形成されている。
また、カバープレート40には、その前端部に、情報付加ベルト64の情報部72の通過を検知するための検知窓44が設けられている。
なお、後で詳述するが、カバープレート40の右側面(内側面)には、搬送ガイド62が設けられている。
また、ギヤカバー37の上端部には、上下方向に段差が形成されており、その段差が形成される部分においては、周側壁41が開口されることにより、後述する情報付加ベルト64の挿通口50が形成されている。
ギヤカバー37は、ギヤトレイン38およびベルト搬送部39を覆うように、左側の側壁35に対して左側から取り付けられている。これによって、カバープレート40の現像ローラ軸挿通穴42から現像ローラ軸25が露出され、カップリング挿通穴43からカップリング部52(後述)が露出される。また、検知窓44からは、情報付加ベルト64の情報部72の通過が検知可能となる。
(2−2)ギヤトレイン
ギヤトレイン38は、図3に示すように、入力ギヤ45、現像ギヤ46、供給ギヤ47、アイドルギヤ48およびアジテータギヤ49を備えている。
入力ギヤ45は、左側の側壁35の略中央より後側において、左側の側壁35に回転可能に支持されている。入力ギヤ45は、ギヤ部51と、カップリング部52とを一体的に備えている。
ギヤ部51は、入力ギヤ45の右側部分に設けられている。ギヤ部51は、右側に配置される大径ギヤ53と、左側に配置される小径ギヤ54とが一体的に形成される2段ギヤからなる。大径ギヤ53および小径ギヤ54の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されている。
カップリング部52は、入力ギヤ45の左側部分に設けられ、ギヤ部51(小径ギヤ54)より小径であり、かつ、ギヤ部51と中心軸線を共有する略円筒形状に形成されている。カップリング部52の内側面には、結合凹部55が形成されている。
結合凹部55には、現像カートリッジ12が本体ケーシング2内に装着された状態で、本体ケーシング2内に備えられる本体カップリング(図示せず)が相対回転不能に挿入(係合または嵌合)される。
現像ギヤ46は、入力ギヤ45の後側に配置され、現像ローラ軸25の左端部に相対回転不能に取り付けられている。現像ギヤ46の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されており、現像ギヤ46は、入力ギヤ45の大径ギヤ53に対して後側から噛合されている。
供給ギヤ47は、入力ギヤ45の下側に配置され、供給ローラ軸27の左端部に相対回転不能に取り付けられている。供給ギヤ47の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されており、供給ギヤ47は、入力ギヤ45の小径ギヤ54に対して下側から噛合されている。
アイドルギヤ48は、入力ギヤ45の前上側において、左側の側壁35に回転可能に支持されている。アイドルギヤ48は、右側から左側に向かって順次配置される小径ギヤ56、スペーサ58および大径ギヤ57から一体的に形成されている。
スペーサ58は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その外径が、小径ギヤ56の外径よりも大きく、かつ、大径ギヤ57の外径よりも小さくなるように形成されている。また、スペーサ58の左右方向長さは、情報付加ベルト64(後述)のベルト部71(後述)の左右方向長さよりも長く形成されている。これにより、左右方向において、小径ギヤ56と大径ギヤ57との間には、情報付加ベルト64(後述)が通過可能なスペースが確保されている。
小径ギヤ56および大径ギヤ57の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されている。アイドルギヤ48の大径ギヤ57は、入力ギヤ45の小径ギヤ54に対して前上側から噛合されている。
アジテータギヤ49は、入力ギヤ45の前下側に配置され、アジテータ軸20の左端部に相対回転不能に取り付けられている。アジテータギヤ49の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されており、アジテータギヤ49は、アイドルギヤ48の小径ギヤ56に対して下側から噛合されている。
そして、ギヤトレイン38では、現像カートリッジ12が本体ケーシング2内に装着された状態において、カップリング部52の結合凹部55に、本体ケーシング2内に備えられる本体カップリング(図示せず)が相対回転不能に挿入(係合または嵌合)されると、本体ケーシング2から入力ギヤ45に駆動力が入力される。これにより、入力ギヤ45は、左側面視時計方向に回転駆動される(図3矢印参照)。
そして、入力ギヤ45の大径ギヤ53に噛合する現像ギヤ46が左側面視反時計方向に回転し、現像ローラ22が回転される。また、入力ギヤ45の小径ギヤ54に噛合する供給ギヤ47が左側面視反時計方向に回転し、供給ローラ23が回転される。
また、入力ギヤ45の小径ギヤ54に噛合するアイドルギヤ48の大径ギヤ57が、左側面視反時計方向に回転し、さらに、アイドルギヤ48の小径ギヤ56に噛合するアジテータギヤ49が、左側面視時計方向に回転し、アジテータ19が回転される。
(2−3)ベルト搬送部
ベルト搬送部39は、回転体の一例としての搬送ギヤ61と、搬送ガイド62と、ベルト収容部63と、情報付加ベルト64とを備えている。
(2−3−1)搬送ギヤ
搬送ギヤ61は、筒部65と、その筒部65から径方向に突出する、駆動伝達部の一例としての搬送歯66とを備えている。搬送歯66は、筒部65の周方向において、互いに略90°の間隔を隔てて4つ設けられている。各搬送歯66は、略矩形状に形成され、その遊端部が、搬送ギヤ61の回転方向下流側に向かうに従って、径方向外方へ突出する傾斜端面として形成されている。
搬送ギヤ61は、筒部65が、アジテータギヤ49の左側において、アジテータ軸20の左端部に相対回転不能に外嵌されることにより、アジテータ軸20に取り付けられている。
これによって、搬送ギヤ61は、本体ケーシング2内に備えられる本体カップリング(図示せず)からの駆動力が、入力ギヤ45およびアイドルギヤ48を介して、アジテータギヤ49に入力されると、アジテータ軸20とともに左側面視時計方向に回転される。
(2−3−2)搬送ガイド
搬送ガイド62は、図2および図3に示すように、ギヤカバー37のカバープレート40の右側面(内側面)に設けられている。搬送ガイド62は、外側ガイド68と内側ガイド69とを備えている。
外側ガイド68は、カバープレート40の右側面(内側面)から、右方へ突出する板壁から形成されている。外側ガイド68は、カバープレート40の前端部において、上端部から、カバープレート40の前上角部に沿って、前方に向かうに従って下方へ延び、次いで、カバープレート40の前端縁に沿って、下方へ延び、さらに、カバープレート40の前下角部に沿って、下方に向かうに従って後方へ湾曲し、その後、カバープレート40の下端縁に沿って、カバープレート40の前後方向中央まで後方へ延びるように、設けられている。
内側ガイド69は、カバープレート40の右側面(内側面)から、右方へ突出する板壁から形成されている。内側ガイド69は、カバープレート40の下端部において、カバープレート40の下端縁に沿って延びる外側ガイド68と平行するように、その外側ガイド68の上方に、情報付加ベルト64が通過可能な間隔を隔てて、前後方向に沿って設けられている。内側ガイド69の前端部は、カバープレート40の前下角部において湾曲する外側ガイド68と平行するように、前方に向かうに従って上方へやや湾曲している。
搬送ガイド62は、左右方向において、左側の側壁35とカバープレート40の右側面(内側面)との間に配置され、後述するように、情報付加ベルト64の移動を案内する。
(2−3−2)ベルト収容部
ベルト収容部63は、入力ギヤ45およびアジテータギヤ49の下方における、左側の側壁35とカバープレート40の右側面(内側面)との間の空間として区画されている。
ベルト収容部63は、後述するように、搬送ギヤ61の搬送歯66と情報付加ベルト64の被係合部76との接触が解除される接触解除位置(図6(b)参照)に対して、情報付加ベルト64の移動方向(以下、単に移動方向とする場合がある。)の下流側となるように配置されている。
これによって、ベルト収容部63は、後述するように、情報付加ベルト64の移動が終了したときに、情報付加ベルト64の移動方向の下流側部分を収容する。
(2−3−3)情報付加ベルト
情報付加ベルト64は、図4に示すように、例えば、ポリエチレンテレフタレートや、ポリプロピレンなどの樹脂などからなる可撓性を有するシートから形成されている。情報付加ベルト64は、長尺部材の一例としてのベルト部71と、被検知部の一例としての情報部72とを一体的に備えている。
ベルト部71は、長尺状の平帯形状に形成されている。具体的には、ベルト部71は、情報付加ベルト64の移動が終了したときに、情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部が接触解除位置(図6(b)参照)に位置され、情報付加ベルト64の移動方向の下流側端部がベルト収容部63に収容されるような、長尺状の平帯形状に形成されている。
ベルト部71には、ベルト部71が延びる長尺方向(情報付加ベルト64の移動方向)に互いに間隔を隔てて異なる位置に配置される複数の開口部73が形成されている。複数の開口部73は、ベルト部71の左右方向中央において、ベルト部71の厚み方向を貫通するように形成されており、第1開口部の一例としての搬送穴74と、第2開口部の一例としての空転穴75とに区分される。
搬送穴74は、情報付加ベルト64の移動範囲に対応して複数形成されており、具体的には、ベルト部71において、情報付加ベルト64の移動方向の下流側端部から、情報付加ベルト64の移動が終了する移動方向の上流側近傍までの範囲において複数形成されている。複数の搬送穴74は、互いに等間隔を隔てて形成され、複数の搬送穴74のそれぞれは、後述するように、搬送歯66の脱離が許容され、かつ、搬送ギヤ61の空転が規制される大きさの平面視正方形状に形成されている。
空転穴75は、複数の搬送穴74に対して移動方向の上流側、すなわち、情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部に1つ形成されている。空転穴75は、後述するように、搬送歯66の脱離が許容され、かつ、搬送ギヤ61の空転が許容される大きさの平面視矩形状(移動方向に沿う長穴形状)に形成されている。
ベルト部71において、開口部73、すなわち、搬送穴74および空転穴75の移動方向の下流側端縁は、駆動受動部の一例としての被係合部76として区画されている。
情報部72は、ベルト部71の右側端部から、ベルト部71の長尺方向(移動方向)と直交する方向(外側方向)へ突出するように、設けられている。情報部72は、移動方向長さの異なる側面視矩形状の情報ブロック80が、移動方向に沿って、互いに間隔を隔てて、あるいは、互いに接触するようにして、パターンを形成するように設けられている。
具体的には、情報ブロック80は、移動方向長さが相対的に長い側面視矩形状の第1情報ブロック81と、移動方向長さが相対的に短い側面視矩形状の第2情報ブロック82とを備えている。図4では、ベルト部71の移動方向の上流側端部から下流側へ向かうに従って、まず、第1情報ブロック81が配置され、次いで、1つの第2情報ブロック82が単独で配置され、さらに、3つの第2情報ブロック82が連続して配置されるパターンとして、情報ブロック80が設けられている。
このような情報ブロック80のパターンは、現像カートリッジ12の情報、たとえば、トナー容量(高枚数印刷用、低枚数印刷用)、トナー色などの情報に対応して形成されている。
情報部72は、ベルト部71に対して折り曲げられた後、情報ブロック80が上記したパターンとなるように、部分的に切り取られることにより、形成されている。
そして、情報付加ベルト64は、現像カートリッジ12が新品である場合、すなわち、現像カートリッジ12の最初の使用開始前には、図3に示すように、その移動方向の下流側端部が、アジテータギヤ49の左側において、移動方向の最下流側の搬送穴74が搬送ギヤ61の搬送歯66と係合することなく、搬送歯66の上方に離間して配置され、その移動方向の上流側端部が、挿通口50から後方に突出するように露出され、その移動方向途中が、アイドルギヤ48の大径ギヤ57の右側において、外側ガイド68に沿って、アイドルギヤ48のスペーサ58を周るように、上方から下方へ湾曲するように、側面視略L字形状に配置される。
3.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2内には、図5に示すように、情報部72を検出するための検知機構85と、図3に示すように、情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部に当接可能な接触部材の一例としての当接突起87とが備えられている。
(3−1)検知機構
検知機構85は、図5に示すように、検知部材の一例としての反射型の光学式センサ86を備えている。
光学式センサ86は、発光素子および受光素子を備えており、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着された状態において、検知窓44と左側に間隔を隔てて対向する位置に設けられている。
光学式センサ86は、後述するように、情報ブロック80を検知窓44を介して検知したときに、オン信号を出力する。
なお、光学式センサ86には、マイクロコンピュータ(図示せず)が電気的に接続されている。
(3−2)当接突起
当接突起87は、図3に示すように、前方に向かって延びる側面視矩形状に形成され、新品の現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着されるときに、挿通口50から露出する情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部と、装着方向(前方に向かう方向)と逆方向(後方に向かう方向)から対向して当接する位置に設けられている。
4.現像カートリッジの本体ケーシングに対する着脱動作、および、現像カートリッジの新品検知
(4−1)現像カートリッジの本体ケーシングに対する装着動作
新品の現像カートリッジ12を本体ケーシング2(ドラムカートリッジ11)に装着するには、フロントカバー4を開放して、現像カートリッジ12を前側から挿入する(図1参照)。すると、図2および図3に示すように、挿通口50から露出する情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部が、本体ケーシング2内の当接突起87と前後方向において対向する。そして、さらに、現像カートリッジ12を後方へ押し込むと、図5(a)に示すように、情報付加ベルト64の移動方向の上流側端部が、当接突起87と当接して、当接突起87によって押圧されて前方に移動する。これによって、情報付加ベルト64の移動方向の下流側端部は、移動方向の最下流側の搬送穴74の被係合部76と、搬送ギヤ61の搬送歯66との接触が開始されて互いに係合する位置(接触開始位置)まで、下方に移動される。搬送ギヤ61の搬送歯66が、移動方向の最下流側の搬送穴74の被係合部76と係合することにより、搬送ギヤ61の回転による駆動力が、情報付加ベルト64に伝達可能となる。
これによって、本体ケーシング2に対する現像カートリッジ12の装着が完了する。
(4−2)現像カートリッジの新品検知動作
次いで、フロントカバー4を閉鎖すると、それに連動して、本体ケーシング2内に備えられる本体カップリング(図示せず)が、カップリング部52の結合凹部55に相対回転不能に挿入(係合または嵌合)される。
その後、プリンタ1のウォームアップ動作が開始される。ウォームアップ動作では、本体カップリング(図示せず)から入力ギヤ45に駆動力が入力される。すると、上記したように、入力ギヤ45から、現像ギヤ46、供給ギヤ47、アイドルギヤ48およびアジテータギヤ49に駆動力が伝達され、現像ローラ22、供給ローラ23およびアジテータ19が回転される。また、それと同時に、アジテータギヤ49に入力された駆動力により、搬送ギヤ61が、アジテータ軸20とともに回転される。
搬送ギヤ61が回転すると、搬送歯66が移動方向の最下流側の搬送穴74の被係合部76を下方に押圧するので、情報付加ベルト64は、搬送ギヤ61の回転に従動して、下方に移動される。
すると、図5(b)に示すように、接触開始位置に対して移動方向の下流側において、第1情報ブロック81が検知窓44を上下方向に沿って通過するので、そのときに、光学式センサ86は、第1情報ブロック81を検知して比較的長いオン信号を出力する。
その後、図6(a)に示すように、搬送ギヤ61の回転により、搬送歯66が移動方向において、順次搬送穴74の被係合部76と係合して、情報付加ベルト64は、外側ガイド68の内面およびスペーサ58の外周面に案内されながら、下方へ移動される。下方へ移動された情報付加ベルト64の移動方向の下流側端部は、外側ガイド68と内側ガイド69との間に入り、それらに案内されながら後方へ湾曲され、ベルト収容部63に至る。
また、情報付加ベルト64の移動に伴って、光学式センサ86は、検知窓44を介して、単独の第2情報ブロック82を検知して、比較的短いオン信号を出力した後、連続する第2情報ブロック82の最初の第2情報ブロック82を検知して、オン信号を出力する。
そして、図6(b)に示すように、搬送ギヤ61の回転により、搬送歯66が空転穴75に入り、その空転穴75の被係合部76を下方に押圧して、搬送歯66と被係合部76との係合が解除されると、その後、空転穴75が移動方向に沿う長穴形状に形成されていることから(図4参照)、搬送ギヤ61が回転しても、搬送歯66が被係合部76と係合せず、搬送ギヤ61は空転される。これによって、情報付加ベルト64は、その位置(接触解除位置)において移動が停止される。
このとき、光学式センサ86は、検知窓44を介して、連続する第2情報ブロック82の最後の第2情報ブロック82を検知し、オン信号を出力している。
すなわち、搬送ギヤ61が空転穴75によって空転することにより、連続する第2情報ブロック82の最後の第2情報ブロック82が光学式センサ86により検知される位置で、情報付加ベルト64の移動が終了する。
また、情報付加ベルト64の移動が終了したときには、情報付加ベルト64の移動方向下流側部分が、ベルト収容部63に収容される。
これにより、光学式センサ86は、まず、第1情報ブロック81の検知により比較的長いオン信号を出力した後、オフされ(あるいはオフ信号が出力され)、その後、単独の第2情報ブロック82の検知により比較的短いオン信号を出力した後、オフされ(あるいはオフ信号が出力され)、その後、連続する第2情報ブロック82を検知し、そのまま、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着されている限り、オン信号を出力し続ける。
このように、新品の現像カートリッジ12が本体ケーシング2内に初めて装着されると、光学式センサ86からオン信号が出力される。したがって、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着された後、光学式センサ86からオン信号が出力された後、所定時間内にオフされる(あるいはオフ信号が出力される)場合には、マイクロコンピュータ(図示せず)によって、その現像カートリッジ12が新品であると判別される。
また、上記したオン信号のパターンは、現像カートリッジ12の情報に対応しており、マイクロコンピュータ(図示せず)によって、この現像カートリッジ12のトナー容量(高枚数印刷用、低枚数印刷用)、トナー色などが判別される。
そして、光学式センサ86は、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着されている限り、オン信号を出力し続けるが、現像カートリッジ12が本体ケーシング2から離脱されると、第2情報ブロック82が検知されないので、オン信号がオフされる(あるいはオフ信号が出力される)。これによって、マイクロコンピュータ(図示せず)は、本体ケーシング2に現像カートリッジ12が装着されていないと判断する。
その後、旧品の現像カートリッジ12(本体ケーシング2内に一度は装着されたことがある現像カートリッジ12)が本体ケーシング2に装着された場合には、光学式センサ86は、再び第2情報ブロック82を検知するが、プリンタ1のウォームアップ動作が開始されても、搬送ギヤ61は空転するので、光学式センサ86は、第2情報ブロック82を検知し続ける。そのため、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着されている限り、オン信号を出力し続ける。これによって、マイクロコンピュータ(図示せず)は、その現像カートリッジ12が旧品であると判断する。つまり、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着された後、光学式センサ86からオン信号がオフされる(あるいはオフ信号が出力される)ことなく出力され続ける場合には、マイクロコンピュータ(図示せず)によって、その現像カートリッジ12が旧品であると判別される。
5.作用効果
(1)このような現像カートリッジ12によれば、情報部72が、長尺状に形成されるベルト部71に備えられているので、情報部72が設けられる領域を長く確保できる。
また、ベルト部71には、搬送ギヤ61の回転時において搬送歯66と被係合部76とが接触し、搬送ギヤ61からの駆動力が伝達される。
これにより、ベルト部71が搬送ギヤ61の回転に従動され、ベルト部71の長い領域に設けられる情報部72が光学式センサ86により検知される。
従って、情報部72を現像カートリッジ12の情報と対応するように設けておくことによって、簡易な構成でありながら、光学式センサ86による検知結果に基づいて判別される現像カートリッジ12の情報量の向上を図ることができる。
(2)また、搬送ギヤ61の搬送歯66とベルト部71の被係合部76とが互いに係合するので、搬送ギヤ61の回転による駆動力を、ベルト部71に確実に伝達することができる。
(3)また、この現像カートリッジ12では、上記した接触解除位置に対して移動方向の下流側にベルト収容部63が設けられているので、情報付加ベルト64の移動方向の下流側部分が、情報付加ベルト64の従動(移動)に伴って、ベルト収容部63に順次収容される。
しかるに、情報付加ベルト64は、接触解除位置を通過した後、湾曲し搬送ギヤ61と接触する場合がある。そうすると、情報付加ベルト64と搬送ギヤ61との接触により、搬送ギヤ61の回転や情報付加ベルト64の従動(移動)が阻害される場合がある。
一方、上記のようにベルト収容部63を設ければ、情報付加ベルト64の移動方向の下流側部分がベルト収容部63に順次収容されるので、情報付加ベルト64が、接触解除位置を通過した後、搬送ギヤ61と接触することを抑制できる。また、情報付加ベルト64の移動方向の下流側部分がベルト収容部63に収容されるので、情報付加ベルト64の効率的な配置を確保でき、現像カートリッジ12の小型化を図ることができる。
とりわけ、搬送歯66と被係合部76とが互いに係合するので、情報付加ベルト64は、搬送歯66と被係合部76との係合が可能となる剛性を有する。そのため、情報付加ベルト64を、例えば、糸のように巻き取ることは困難である。その結果、情報付加ベルト64をコンパクトに配置することが困難となり、現像カートリッジ12の小型化を図ることが困難となる場合がある。
一方、上記のようにベルト収容部63を設ければ、情報付加ベルト64の移動方向下流側部分がベルト収容部63に収容され、情報付加ベルト64の効率的な配置を確保できるので、搬送歯66と被係合部76とを互いに係合させることができながら、現像カートリッジ12の小型化を図ることができる。
(4)また、情報部72は、搬送歯66と被係合部76との接触が開始される接触開始位置に対して情報付加ベルト64の移動方向の下流側において、光学式センサ86に検知される。
そのため、情報部72と光学式センサ86との相対的な位置精度の向上を図ることができるので、光学式センサ86による情報部72の検知精度の向上を図ることができる。
(5)また、情報部72は、情報付加ベルト64の移動方向に対して直交する方向へ突出するように形成され、移動方向に沿って、情報ブロック80によりパターンを形成するように設けられている。
そのため、情報部72を光学式センサ86に確実に検知させることができる。また、情報部72が移動方向に沿って、情報ブロック80によりパターンを形成するように設けられているので、現像カートリッジ12の情報量のさらなる向上を図ることができる。
(6)また、情報部72は、ベルト部71と一体的に設けられ、ベルト部71に対して折り曲げられることにより形成されている。
そのため、情報部72と情報付加ベルト64とが別部材から形成される場合と比較して、部品点数の低減を図ることができるとともに、簡易な加工により情報部72を形成することができる。
(7)また、このプリンタ1は、上記の現像カートリッジ12と、現像カートリッジ12が装着される本体ケーシング2とを備え、光学式センサ86が、本体ケーシング2に設けられている。
そのため、簡易な構成でありながら、現像カートリッジ12の情報量の向上を図ることができ、かつ、その現像カートリッジ12の情報を、本体ケーシング2に設けられている光学式センサ86により検知させることができる。
そのため、簡易な構成でありながら、光学式センサ86による検知結果に基づいて判別される現像カートリッジ12の情報量の向上を図ることができる。
(8)また、情報付加ベルト64は、現像カートリッジ12の最初の使用開始前は、搬送歯66と被係合部76とが離間するように配置されている。
また、このプリンタ1は、現像カートリッジ12が最初に使用されるために本体ケーシング2に装着されたときに、情報付加ベルト64の上流側端部と当接し、情報付加ベルト64を、搬送歯66と被係合部76とが接触するように移動させる当接突起87を備えている。
しかるに、現像カートリッジ12の製造途中に現像カートリッジ12の駆動検査を実施する場合、情報付加ベルト64を、搬送ギヤ61の搬送歯66と情報付加ベルト64の被係合部76とが離間するように配置させる必要がある。一方、現像カートリッジ12の最初の使用時においては、情報付加ベルト64を、搬送歯66と被係合部76とが接触するように配置させる必要がある。
そこで、現像カートリッジ12の製造工程における駆動検査の後に、情報付加ベルト64を移動させ、搬送歯66と被係合部76とが接触するように配置する必要があるが、そのように配置する工程を増やすと、現像カートリッジ12の製造工程が煩雑となる。
これに対して、当接突起87を設ければ、現像カートリッジ12が最初に使用されるために本体ケーシング2に装着されたときに、情報付加ベルト64は、当接突起87との当接により、搬送歯66と被係合部76とが接触するように移動される。
そのため、現像カートリッジ12の製造工程の煩雑化を抑制しながら、現像カートリッジ12の駆動検査を実施することができる。
(9)また、搬送ギヤ61は、情報付加ベルト64の移動終了時において、搬送歯66と被係合部76との接触が解除され、空転する。
そのため、情報付加ベルト64が、その移動終了後、さらに移動することを抑制できる。そのため、情報付加ベルト64の移動終了後において、情報部72を、光学式センサ86によって、第2情報ブロック82が検知される位置に、確実に配置することができる。
(10)また、ベルト部71には、情報付加ベルト64の移動方向の下流側端縁が被係合部76として区画され、移動方向に互いに間隔を隔てて配置される複数の開口部73が形成されている。複数の開口部73は、搬送歯66の離脱が許容され、搬送ギヤ61の空転が規制される大きさに形成される複数の搬送穴74と、複数の搬送穴74に対して移動方向の上流側に配置され、搬送歯66の離脱および搬送ギヤ61の空転が許容される大きさに形成される空転穴75とを備えている。
これによって、情報付加ベルト64は、複数の搬送穴74のそれぞれに区画される被係合部76と搬送歯66とが接触したときに、搬送ギヤ61から駆動力が伝達され、搬送歯66が搬送穴74から離脱されたときに、搬送ギヤ61から駆動力の伝達が解除される。
そのため、簡易な構成でありながら、情報付加ベルト64を一定速度で搬送することができ、光学式センサ86による情報部72の検知精度の向上を図ることができる。
また、情報付加ベルト64には、複数の搬送穴74に対して移動方向の上流側に、空転穴75が形成されているので、情報付加ベルト64が移動することにより、搬送ギヤ61が空転穴75と対向すると、搬送ギヤ61は空転する。
そのため、情報付加ベルト64が、その移動終了後、さらに移動することを確実に抑制でき、情報付加ベルト64の移動終了後において、情報部72を、光学式センサ86によって、第2情報ブロック82が検知される位置に、確実に配置することができる。
(11)また、搬送ギヤ61が空転穴75によって空転することにより、第2情報ブロック82が光学式センサ86により検知される位置で、情報付加ベルト64の移動が終了する。
そのため、光学式センサ86は、現像カートリッジ12が本体ケーシング2に装着されているときには、現像カートリッジ12の新旧にかかわらず、オン信号を出力し続ける一方、現像カートリッジ12が本体ケーシング2から離脱されているときには、オン信号がオフされ続ける。よって、そのようなオン信号またはオン信号のオフにより、マイクロコンピュータは、本体ケーシング2に、現像カートリッジ12が装着されているか否かを、判別することができる。
6.変形例
(1)上記の実施形態では、搬送ギヤ61の搬送歯66と、情報付加ベルト64の開口部73に区画される被係合部76との係合により、搬送ギヤ61の回転による駆動力を情報付加ベルト64に伝達している。
しかし、駆動力の伝達方法は、上記に限るものではなく、たとえば、搬送ギヤ61において、搬送歯66を設けずに、筒部65を大径に形成するとともに、その外周面に、摩擦抵抗の高い摩擦面を設ける一方、情報付加ベルト64において、開口部73を設けずに、筒部65と接触する下面(内側面)にも、摩擦抵抗の高い摩擦面を設けて、それら、筒部65の摩擦面と、情報付加ベルト64の摩擦面との摩擦接触により、搬送ギヤ61の回転による駆動力を情報付加ベルト64に伝達することもできる。
なお、この場合には、筒部65の摩擦面が、駆動伝達部を構成し、情報付加ベルト64の摩擦面が、長尺方向に連続し、複数の駆動受動部を構成する。
また、摩擦面は、筒部65および情報付加ベルト64のいずれか一方のみに形成することもできる。この場合には、筒部65および情報付加ベルト64のいずれか一方の摩擦面と、その摩擦面と接触する他方の筒部65または情報付加ベルト64の接触部分とが、駆動伝達部および複数の駆動受動部を構成する。
また、駆動伝達方法は、スプロケットを駆動伝達部として構成し、チェーンを長尺部材として、そのチェーンのリンクを駆動受動部として構成することもできる。
(2)また、上記の実施形態では、情報部72を、ベルト部71に対して折り曲げた後、情報ブロック80が上記したパターンとなるように、部分的に切り取ることにより形成している。
しかし、情報部72は、たとえば、予め情報ブロック80のパターンとして、ベルト部71とは別部材として準備し、それを、ベルト部71に取り付けることもできる。
(3)さらに、上記の実施形態では、情報ブロック80を第1情報ブロック81と第2情報ブロック82とから形成しているが、情報ブロック80のサイズは、1種類または3種類以上であってもよく、また、情報ブロック80の形状も、装置構成に応じて、側面視半円形状、正方形状、三角形状など、適宜選択することができる。
(4)また、上記の実施形態では、情報付加ベルト64において、情報部72を、ベルト部71から直交する方向に突出するように設けている。
しかし、たとえば、情報部72を、印刷などによって、ベルト部71の表面に直接設けることもでき、さらには、開口部73を、情報部72とすることもできる。
(5)また、上記の実施形態では、検知機構85として、光学式センサ86を採用しているが、たとえば、本体ケーシング2に、情報部72に対して、当接および当接解除されるように搖動可能な検知レバーなどのアクチュエータを設けて、そのアクチュエータの搖動によって、情報部72を検知することもできる。その場合には、アクチュエータの搖動を、さらに、光学式センサまたはレベルスイッチなどによって検知し、オン信号を出力する。
(6)また、上記の実施形態では、光学式センサ86からオン信号が出力された後、所定時間内にオフされた(あるいはオフ信号が出力された)場合には、その現像カートリッジ12が新品であると判別され、光学式センサ86からオン信号がオフされる(あるいはオフ信号が出力される)ことなく出力され続ける場合には、その現像カートリッジ12が旧品であると判別される。
しかし、たとえば、オン信号とオフ信号とのパターンは適宜変更することもできる。
具体的には、光学式センサ86からオフ信号が出力された後、所定時間内にオン信号が出力された場合に、その現像カートリッジ12が新品であると判別され、光学式センサ86からオン信号が出力されることなく、オフ信号が出力され続ける場合に、その現像カートリッジ12が旧品であると判別させることもできる。
(7)また、上記の実施形態では、現像カートリッジ12は、ドラムカートリッジ11に着脱自在に装着されるが、たとえば、ドラムカートリッジ11と一体として構成することもできる。なお、この場合には、現像カートリッジ12とドラムカートリッジ11とを一体的に備えるプロセスカートリッジ10が、カートリッジの一例として対応する。
また、現像カートリッジ12は、現像ローラ22を有するフレームに対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
12 現像カートリッジ
61 搬送ギヤ
63 ベルト収容部
64 情報付加ベルト
66 搬送歯
72 情報部
73 開口部
74 搬送穴
75 空転穴
76 被係合部
86 光学式センサ
87 当接突起

Claims (11)

  1. 外部からの駆動力により、回転するように構成される回転体と、
    前記回転体の回転に従動するように構成され、長尺状に形成される長尺部材とを備え、
    前記長尺部材は、
    前記長尺部材の延びる長尺方向において異なる位置に設けられる複数の駆動受動部と、
    外部の検知部材により検知されるように構成される被検知部とを備え、
    前記回転体は、
    前記駆動受動部と接触し、前記回転体の回転による駆動力を前記長尺部材に伝達するように構成される駆動伝達部を備えていることを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記駆動伝達部と前記駆動受動部とは、互いに係合するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記駆動伝達部と前記駆動受動部との接触が解除される接触解除位置に対して前記長尺部材の移動方向の下流側に設けられ、前記長尺部材の少なくとも一部を収容するように構成される収容部を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記被検知部は、
    前記駆動伝達部と前記駆動受動部との接触が開始される接触開始位置に対して前記長尺部材の移動方向の下流側において、前記検知部材に検知されるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記被検知部は、
    前記長尺部材の移動方向に対して直交する方向へ突出するように形成され、
    前記移動方向に沿ってパターンを形成するように設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  6. 前記被検知部は、前記長尺部材と一体的に設けられ、前記長尺部材に対して折り曲げられることにより形成されていることを特徴とする、請求項5に記載のカートリッジ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のカートリッジと、
    前記カートリッジが装着されるように構成される装置本体とを備え、
    前記検知部材が、前記装置本体に設けられていることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 前記長尺部材は、
    前記カートリッジの最初の使用開始前は、前記駆動伝達部と前記駆動受動部とが離間するように配置され、
    前記装置本体は、
    前記カートリッジが最初に使用されるために前記装置本体に装着されたときに、前記長尺部材と接触し、前記長尺部材を、前記駆動伝達部と前記駆動受動部とが接触するように移動させる接触部材を備えていることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転体は、
    前記長尺部材の移動終了時において、前記駆動伝達部と前記駆動受動部との接触が解除され、空転するように構成されていることを特徴とする、請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記長尺部材には、前記長尺部材の移動方向の下流側端縁が前記駆動受動部として区画され、前記移動方向に互いに間隔を隔てて配置される複数の開口部が形成され、
    前記複数の開口部は、
    前記駆動伝達部の離脱が許容され、前記回転体の前記空転が規制される大きさに形成される複数の第1開口部と、
    前記複数の第1開口部に対して前記移動方向の上流側に配置され、前記駆動伝達部の離脱および前記回転体の前記空転が許容される大きさに形成される第2開口部とを備えていることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記回転体が前記第2開口部によって空転することにより、前記被検知部が前記検知部材により検知される位置で、前記長尺部材の移動が終了することを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
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