JP2014070778A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂製ケースの内部及び外部での熱移動を防止し、放熱ロスを低減することができる熱交換器を提供すること。
【解決手段】本発明の熱交換器は、第一流体が流れる第一流路11を形成する樹脂製ケース10と、第二流体が流れる第二流路を形成し、前記第一流路内に配設される配管20と備え、前記樹脂製ケース10の内部は、前記第一流路11を複数の列に分離し、前記樹脂製ケース10の外周部には、リブ部15を突出させて形成したことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の熱交換器は、第一流体が流れる第一流路11を形成する樹脂製ケース10と、第二流体が流れる第二流路を形成し、前記第一流路内に配設される配管20と備え、前記樹脂製ケース10の内部は、前記第一流路11を複数の列に分離し、前記樹脂製ケース10の外周部には、リブ部15を突出させて形成したことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば給湯機として用いることができる熱交換器に関する。
給湯機に用いられる熱交換器は、耐圧性及び耐熱性が要求されることから、一般には銅配管による二重管を用いる。
これに対して、金属製の配管を収容する樹脂製ケースを使い、配管には熱媒体を、配管と樹脂製ケースとの間には加熱される水を流通させる熱交換器が提案されている(特許文献1)。
これに対して、金属製の配管を収容する樹脂製ケースを使い、配管には熱媒体を、配管と樹脂製ケースとの間には加熱される水を流通させる熱交換器が提案されている(特許文献1)。
特許文献1によれば、金属配管による二重管の成形と比べて、屈曲作業を簡単に実施でき、金属配管を細かく屈曲させて熱交換器の外形寸法をコンパクトにすることができる。
しかし、放熱ロスを低減するためには、樹脂製ケースの内部及び外部での熱移動を防止することが必要である。
しかし、放熱ロスを低減するためには、樹脂製ケースの内部及び外部での熱移動を防止することが必要である。
そこで、本発明は、樹脂製ケースの内部及び外部での熱移動を防止し、放熱ロスを低減することができる熱交換器を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の熱交換器は、第一流体が流れる第一流路を形成する樹脂製ケースと、第二流体が流れる第二流路を形成し、前記第一流路内に配設される配管とを備え、前記樹脂製ケースの内部は、前記第一流路を複数の列に分離し、前記樹脂製ケースの外周部には、リブ部を突出させて形成したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の熱交換器において、前記配管を、一方向に前記第二流体を流す一方向配管部と、他方向に前記第二流体を流す他方向配管部と、前記一方向配管部と前記他方向配管部とを接続する屈曲部とより構成し、前記第一流路の開口端を覆い、かつ、前記樹脂製ケースに固定する蓋部を備え、前記蓋部に、前記屈曲部を配置する凸部を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の熱交換器において、前記配管の前記樹脂製ケースより突出した部位にシール部を設け、前記蓋部は、前記開口端に位置する壁面と、前記壁面より突出させた配管貫通部とを有し、前記シール部と前記配管貫通部とをシールすることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の熱交換器において、一つの前記列の前記第一流路を、前記他方向配管部の周囲に形成される一方向流れ部と、前記一方向配管部の周囲に形成される他方向流れ部とに分離する流路形成部を設け、前記流路形成部の一端を前記屈曲部に対向させて配置し、前記開口端と前記流路形成部の他端とに対向するように前記蓋部を前記樹脂製ケースに固定することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の熱交換器において、前記一方向流れ部及び前記他方向流れ部のそれぞれの両端外形を略半円形状としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明の給湯機は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱交換器を備えたことを特徴とする
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の熱交換器において、前記配管を、一方向に前記第二流体を流す一方向配管部と、他方向に前記第二流体を流す他方向配管部と、前記一方向配管部と前記他方向配管部とを接続する屈曲部とより構成し、前記第一流路の開口端を覆い、かつ、前記樹脂製ケースに固定する蓋部を備え、前記蓋部に、前記屈曲部を配置する凸部を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の熱交換器において、前記配管の前記樹脂製ケースより突出した部位にシール部を設け、前記蓋部は、前記開口端に位置する壁面と、前記壁面より突出させた配管貫通部とを有し、前記シール部と前記配管貫通部とをシールすることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の熱交換器において、一つの前記列の前記第一流路を、前記他方向配管部の周囲に形成される一方向流れ部と、前記一方向配管部の周囲に形成される他方向流れ部とに分離する流路形成部を設け、前記流路形成部の一端を前記屈曲部に対向させて配置し、前記開口端と前記流路形成部の他端とに対向するように前記蓋部を前記樹脂製ケースに固定することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の熱交換器において、前記一方向流れ部及び前記他方向流れ部のそれぞれの両端外形を略半円形状としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明の給湯機は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱交換器を備えたことを特徴とする
本発明によれば、樹脂製ケースの内部を複数の列に分離して第一流路を形成することで、樹脂製ケースの内部での熱移動を防止でき、また樹脂製ケースの外周部にはリブ部を突出させることで、樹脂製ケースの外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
本発明の第1の実施の形態による熱交換器は、樹脂製ケースの内部は、第一流路を複数の列に分離し、樹脂製ケースの外周部は、複数の列に跨って突出するリブ部を形成したものである。本実施の形態によれば、樹脂製ケースの内部を複数の列に分離して第一流路を形成することで、樹脂製ケースの内部での熱移動を防止でき、また樹脂製ケースの外周部にはリブ部を突出させることで、樹脂製ケースの外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による熱交換器において、蓋部に、屈曲部を配置する凸部を設けたものである。本実施の形態によれば、第二流体が流れる配管は、熱交換によって入口側と出口側で温度差を生じるが、凸部によって屈曲部を樹脂製ケースの外方に配置することで蓋部における配管の温度差を小さくでき、また凸部に屈曲部を配置することで熱交換器の小型化及び組立性を向上できる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による熱交換器において、配管の樹脂製ケースより突出した部位に設けたシール部と、壁面より突出させた配管貫通部とをシールするものである。本実施の形態によれば、熱交換器のシール性及び組立性を向上できる。
本発明の第4の実施の形態は、第2又は第3の実施の形態による熱交換器において、流路形成部の一端を屈曲部に対向させて配置し、開口端と流路形成部の他端とに対向するように蓋部を樹脂製ケースに固定するものである。本実施の形態によれば、樹脂製ケース内に配管を挿入し、その後、流路形成部を挿入して屈曲部に対向させ、最後に、蓋部を樹脂製ケースに固定することで組み立てを行うことができ、熱交換器の組立性を向上できる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による熱交換器において、一方向流れ部及び他方向流れ部のそれぞれの両端外形を略半円形状としたものである。本実施の形態によれば、冬期に、一方向流れ部及び他方向流れ部に残留する第一流体が凍結によって体積膨張した場合でも、体積膨張に伴う応力を分散させることができ、樹脂製ケースの破損を防止することができる。
本発明の第6の実施の形態による給湯機は、第1から第5の実施の形態による熱交換器を備えたものである。本実施の形態によれば、樹脂製ケースの内部及び外部での熱移動を防止し、放熱ロスを低減することができる熱交換器を備えた給湯器を提供することができる。
以下本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
図1は本実施例による熱交換器の外観斜視図である。
図1に示すように、本実施例による熱交換器は、第一流体が流れる第一流路を形成する樹脂製ケース10と、第二流体が流れる第二流路を形成し、第一流路内に配設される配管20と、樹脂製ケース10に固定する蓋部30を備えている。蓋部30から突出した配管20は、その一部に平行部20aが形成される。
図1は本実施例による熱交換器の外観斜視図である。
図1に示すように、本実施例による熱交換器は、第一流体が流れる第一流路を形成する樹脂製ケース10と、第二流体が流れる第二流路を形成し、第一流路内に配設される配管20と、樹脂製ケース10に固定する蓋部30を備えている。蓋部30から突出した配管20は、その一部に平行部20aが形成される。
本実施例による熱交換器は、第一流体として例えば水を、第二流体として例えば冷媒を用いる。本実施例による熱交換器は、圧縮機、膨張弁、蒸発器とともに配管で環状に接続されて冷凍サイクルを構成し、圧縮機で圧縮された高温の冷媒が本実施例による熱交換器に導入される。本実施例のように熱交換器を放熱器として利用した場合には第一流体を加熱することができる。導入された高温の冷媒流れと対向する方向に第一流体である水を流すことで、導入される水は、冷媒から熱を奪って温水となる。このように、温水を生成する熱交換器は、ヒートポンプ給湯機や温水暖房機等の給湯機として利用することができる。
なお、本実施例による熱交換器を蒸発器として利用した場合には第一流体を冷却することができる。
また、第二流体には、冷媒の他に、ボイラーで発生させた蒸気や高温水を用いることもできる。
なお、本実施例による熱交換器を蒸発器として利用した場合には第一流体を冷却することができる。
また、第二流体には、冷媒の他に、ボイラーで発生させた蒸気や高温水を用いることもできる。
図2は同熱交換器に用いる樹脂製ケースの斜視図である。
樹脂製ケース10の内部は、第一流路11を隔壁12によって複数の列に分離している。
本実施例では、4つの隔壁12によって第一流路11は5つの列に分離している。樹脂製ケース10は、一つの面を開口端13としており、第一流路11が開放されている。開口端13と対向する面は閉塞された閉塞端14となっている。開口端13及び閉塞端14以外の樹脂製ケース10の外周部には、複数のリブ部15を突出させて形成している。複数のリブ部15は、それぞれが等間隔に設けられ、樹脂ケース10の上面、下面、及び両側面にわたって設けている。なお、これらのリブ部15は、複数の列に分離された第一流路11に跨って設けている。
樹脂製ケース10は、例えば、熱可塑性の結晶性プラスチックを材質とし、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)が適している。樹脂製ケース10は、金型により一体成型されている。
樹脂製ケース10の内部は、第一流路11を隔壁12によって複数の列に分離している。
本実施例では、4つの隔壁12によって第一流路11は5つの列に分離している。樹脂製ケース10は、一つの面を開口端13としており、第一流路11が開放されている。開口端13と対向する面は閉塞された閉塞端14となっている。開口端13及び閉塞端14以外の樹脂製ケース10の外周部には、複数のリブ部15を突出させて形成している。複数のリブ部15は、それぞれが等間隔に設けられ、樹脂ケース10の上面、下面、及び両側面にわたって設けている。なお、これらのリブ部15は、複数の列に分離された第一流路11に跨って設けている。
樹脂製ケース10は、例えば、熱可塑性の結晶性プラスチックを材質とし、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)が適している。樹脂製ケース10は、金型により一体成型されている。
図3は同熱交換器に用いる配管の斜視図である。
配管20は、一方向に第二流体を流す一方向配管部21と、他方向に第二流体を流す他方向配管部22と、一方向配管部21と他方向配管部22とを接続する屈曲部23とより構成される。配管20には金属製のパイプを用い、銅管が適している。
ここで一方向とは、配管20を樹脂製ケース10に配置した状態で、開口端13から閉塞端14に向かう方向、他方向とは、配管20を樹脂製ケース10に配置した状態で、閉塞端14から開口端13に向かう方向とする。従って、一方向と他方向とは対向する方向となる。
配管20は、一方向に第二流体を流す一方向配管部21と、他方向に第二流体を流す他方向配管部22と、一方向配管部21と他方向配管部22とを接続する屈曲部23とより構成される。配管20には金属製のパイプを用い、銅管が適している。
ここで一方向とは、配管20を樹脂製ケース10に配置した状態で、開口端13から閉塞端14に向かう方向、他方向とは、配管20を樹脂製ケース10に配置した状態で、閉塞端14から開口端13に向かう方向とする。従って、一方向と他方向とは対向する方向となる。
配管20の樹脂製ケース10より突出した部位にはシール部24を設けている。配管20の一端は導入接続管部25a、配管20の他端は導出接続管部25bを形成し、シール部24は、導入接続管部25a及び導出接続管部25bに設けている。シール部24よりも端部側の導入接続管部25a及び導出接続管部25bは、蓋部30より突出する。
シール部24は、配管20周りに同心円状に溶接したシール板と、このシール板の外周に設けた溝に配置するOリングによって構成する。
シール部24は、配管20周りに同心円状に溶接したシール板と、このシール板の外周に設けた溝に配置するOリングによって構成する。
本実施例では、配管20は4本に並列に分岐している。
配管20は、第一の一方向配管部21の下流側端部に第一の屈曲部23が接続され、第一の屈曲部23には第一の他方向配管部22の上流側端部が接続され、第一の他方向配管部22の下流側端部には第二の屈曲部23が接続される。そして第二の屈曲部23には第二の一方向配管部21の上流側端部が接続され、第二の一方向配管部21の下流側端部に第三の屈曲部23が接続され、第三の屈曲部23には第二の他方向配管部22の上流側端部が接続され、第二の他方向配管部22の下流側端部には第四の屈曲部23が接続される。このように、配管20は、一方向配管部21を流れる第二流体と他方向配管部22を流れる第二流体とが逆方向に向かうように一方向配管部21、屈曲部23、及び他方向配管部22が連続して接続される。
配管20は、第一の一方向配管部21の下流側端部に第一の屈曲部23が接続され、第一の屈曲部23には第一の他方向配管部22の上流側端部が接続され、第一の他方向配管部22の下流側端部には第二の屈曲部23が接続される。そして第二の屈曲部23には第二の一方向配管部21の上流側端部が接続され、第二の一方向配管部21の下流側端部に第三の屈曲部23が接続され、第三の屈曲部23には第二の他方向配管部22の上流側端部が接続され、第二の他方向配管部22の下流側端部には第四の屈曲部23が接続される。このように、配管20は、一方向配管部21を流れる第二流体と他方向配管部22を流れる第二流体とが逆方向に向かうように一方向配管部21、屈曲部23、及び他方向配管部22が連続して接続される。
従って、本実施例による配管20は、導入接続管部25a、第一の一方向配管部21、第一の屈曲部23、第一の他方向配管部22、第二の屈曲部23、第二の一方向配管部21、第三の屈曲部23、第二の他方向配管部22、第四の屈曲部23、第三の一方向配管部21、第五の屈曲部23、第三の他方向配管部22、第六の屈曲部23、第四の一方向配管部21、第七の屈曲部23、第四の他方向配管部22、第八の屈曲部23、第五の一方向配管部21、第九の屈曲部23、第五の他方向配管部22、第十の屈曲部23、及び導出接続管部25bが順に連続して構成されている。
なお、配管20を、それぞれの構造と機能から、導入接続管部25a、一方向配管部21、屈曲部23、他方向配管部22、及び導出接続管部25bとして説明したが、配管20は、溶接により接続されることなく、一本の銅管を曲げ加工することで構成することが好ましい。
また、本実施例では配管20は4本に並列に分岐しているため、第一の一方向配管部21、第一の屈曲部23、及び第一の他方向配管部22は、それぞれ4本有することになる。
また、一方向配管部21と他方向配管部22とは直管ではなく、波状に形成されている。
なお、配管20を、それぞれの構造と機能から、導入接続管部25a、一方向配管部21、屈曲部23、他方向配管部22、及び導出接続管部25bとして説明したが、配管20は、溶接により接続されることなく、一本の銅管を曲げ加工することで構成することが好ましい。
また、本実施例では配管20は4本に並列に分岐しているため、第一の一方向配管部21、第一の屈曲部23、及び第一の他方向配管部22は、それぞれ4本有することになる。
また、一方向配管部21と他方向配管部22とは直管ではなく、波状に形成されている。
図4は同熱交換器に用いる蓋部の斜視図である。
蓋部30は、開口端13に位置する壁面31と、壁面31より突出させた配管貫通部32とを有する。壁面31は、第一流路11の開口端13を覆う。配管貫通部32は、壁面31の両側部に配置される。蓋部30の壁面31には、凸部33を設けている。凸部33は、二つの配管貫通部32の間に配置されている。凸部33の開口端13側には屈曲部23が配置される。配管貫通部32には、シール部24が配置される。
蓋部30は、開口端13に位置する壁面31と、壁面31より突出させた配管貫通部32とを有する。壁面31は、第一流路11の開口端13を覆う。配管貫通部32は、壁面31の両側部に配置される。蓋部30の壁面31には、凸部33を設けている。凸部33は、二つの配管貫通部32の間に配置されている。凸部33の開口端13側には屈曲部23が配置される。配管貫通部32には、シール部24が配置される。
配管貫通部32は、配管20を貫通させる筒部32aの他に、第一流体を導入する筒部32b又は第一流体を導出する筒部32cを有している。配管20を貫通させる筒部32aと第一流体を導入する筒部32b又は第一流体を導出する筒部32cとは壁面31に垂直な方向を軸心としている。また、配管貫通部32は、配管20を貫通させる筒部32aと第一流体を導入する筒部32bとを連通する孔を樹脂一体成型時に形成するための抜き孔用筒部32d、及び、配管20を貫通させる筒部32aと第一流体を導出する筒部32cとを連通する孔を樹脂一体成型時に形成するための抜き孔用筒部32dとを有している。これらの抜き孔用筒部32dは、外周にシール材を備えた栓32eによって閉塞される。
壁面31の一方の側部に配置される配管貫通部32は、第二流体を導出する筒部32a、第一流体を導入する筒部32b、及び抜き孔用筒部32dとで構成される。
壁面31の他方の側部に配置される配管貫通部32は、第二流体を導入する筒部32a、第一流体を導出する筒部32c、及び抜き孔用筒部32dとで構成される。
蓋部30は、樹脂製ケース10と同一の材質を用い、例えば、熱可塑性の結晶性プラスチックを材質とし、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)が適している。
蓋部30は、樹脂により一体成型されている。
なお、壁面31の外周には、樹脂製ケース10に蓋部30を固定するために、複数の締結用孔34を有している。
壁面31の他方の側部に配置される配管貫通部32は、第二流体を導入する筒部32a、第一流体を導出する筒部32c、及び抜き孔用筒部32dとで構成される。
蓋部30は、樹脂製ケース10と同一の材質を用い、例えば、熱可塑性の結晶性プラスチックを材質とし、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)が適している。
蓋部30は、樹脂により一体成型されている。
なお、壁面31の外周には、樹脂製ケース10に蓋部30を固定するために、複数の締結用孔34を有している。
図5は同熱交換器の分解斜視図である。
同熱交換器は、樹脂製ケース10、配管20、流路形成部40、パッキン50、及び蓋部30から構成される。
流路形成部40は、樹脂製ケース10内に配置され、一つの列の第一流路11を、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部とに分離する。
パッキン50は、樹脂製ケース10と蓋部30との間に配置され、樹脂製ケース10と蓋部30との間の気密性、及び流路形成部40と蓋部30との間の気密性を確保する。
同熱交換器は、樹脂製ケース10、配管20、流路形成部40、パッキン50、及び蓋部30から構成される。
流路形成部40は、樹脂製ケース10内に配置され、一つの列の第一流路11を、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部とに分離する。
パッキン50は、樹脂製ケース10と蓋部30との間に配置され、樹脂製ケース10と蓋部30との間の気密性、及び流路形成部40と蓋部30との間の気密性を確保する。
同熱交換器は、第一流体を導入する第一流体導入管61、第一流体を導出する第一流体導出管62、第二流体を導入する第二流体導入管71、及び第二流体を導出する第二流体導出管72を有する。
第一流体導入管61は、第一流体を導入する筒部32bと接続される。第一流体を導出する第一流体導出管62は、第一流体を導出する筒部32cと接続される。第二流体を導入する第二流体導入管71は、導入接続管部25aと接続される。第二流体を導出する第二流体導出管72は、導出接続管部25bと接続される。
第一流体導入管61は、第一流体を導入する筒部32bと接続される。第一流体を導出する第一流体導出管62は、第一流体を導出する筒部32cと接続される。第二流体を導入する第二流体導入管71は、導入接続管部25aと接続される。第二流体を導出する第二流体導出管72は、導出接続管部25bと接続される。
第一流体導入管61は、壁面31の一方の側部に配置される配管貫通部32に接続されるまでの間に、L字曲げ部を有することで、壁面31に対して略平行で、壁面31の一方の側部から壁面31の他方の側部に至る平行部61aを有する。
凸部33は、壁面31と平行部61aとの間に生じる空間に突出させている。
また、図1に示すように、第二流体を導出する導出接続管部25bについても、L字曲げ部を形成することで、壁面31に対して略平行で、壁面31の一方の側部から壁面31の他方の側部に至る平行部20aを形成する。
凸部33は、壁面31と平行部61aとの間に生じる空間に突出させている。
また、図1に示すように、第二流体を導出する導出接続管部25bについても、L字曲げ部を形成することで、壁面31に対して略平行で、壁面31の一方の側部から壁面31の他方の側部に至る平行部20aを形成する。
次に図6を用いて同熱交換器の組立方法を説明する。
図6は、同熱交換器の組立手順を示す斜視図である。
まず、同図(a)に示すように、配管20を開口端13から挿入し、樹脂製ケース10内に配置する。一つの列の第一流路11には、第一の一方向配管部21と第一の他方向配管部22とが配置される。
図6は、同熱交換器の組立手順を示す斜視図である。
まず、同図(a)に示すように、配管20を開口端13から挿入し、樹脂製ケース10内に配置する。一つの列の第一流路11には、第一の一方向配管部21と第一の他方向配管部22とが配置される。
次に、同図(b)に示すように、流路形成部40を開口端13から挿入し、流路形成部40の一端を閉塞端14側に位置する屈曲部23に対向させて、樹脂製ケース10内に配置する。流路形成部40は、一つの列の第一流路11に配置される第一の一方向配管部21と第一の他方向配管部22との間に配置する。流路形成部40を配置することによって、一つの列の第一流路11を、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部とに分離することができる。
同図(c)では、開口端13にパッキン50を配置する。パッキン50は、開口端13の外周と流路形成部40に位置し、樹脂製ケース10と蓋部30との間の気密性、及び流路形成部40と蓋部30との間の気密性を確保することができる。
同図(d)では、蓋部30を開口端13と流路形成部40の他端とに対向するように当接し、締結具35を用いて蓋部30を樹脂製ケース10に固定する。配管20の両端は、第二流体を導入する筒部32a及び第二流体を導出する筒部32a内を通り、樹脂製ケース10より突出させる。シール部24は筒部32a内に位置する。
同図(e)に示すように、第二流体を導出する筒部32aに配置される配管20は、L字曲げ部を設けることで、平行部20aが形成される。平行部20aが形成された配管20は、第二流体を導出する第二流体導出管72と接続する。また、第二流体を導入する筒部32aに配置される配管20は、第二流体を導入する第二流体導入管71と接続する。
同図(e)に示す状態から、第一流体導入管61及び第一流体導出管62を接続することで、図1に示す状態となる。
同図(e)に示す状態から、第一流体導入管61及び第一流体導出管62を接続することで、図1に示す状態となる。
以下に、主要構成部材の詳細な構成について説明する。
図7は同熱交換器に用いる樹脂製ケースの平面図、図8は同樹脂製ケースの側面図、図9は同樹脂製ケースの平面断面図、図10は同樹脂製ケースの側面断面図、図11は図9のX−X断面図である。
特に、図7及び図8に示すように、樹脂製ケース10は、開口端13と閉塞端14との間には、第一流体の流れ方向に対して直交する方向を面とする複数のリブ部15を設けている。
図7は同熱交換器に用いる樹脂製ケースの平面図、図8は同樹脂製ケースの側面図、図9は同樹脂製ケースの平面断面図、図10は同樹脂製ケースの側面断面図、図11は図9のX−X断面図である。
特に、図7及び図8に示すように、樹脂製ケース10は、開口端13と閉塞端14との間には、第一流体の流れ方向に対して直交する方向を面とする複数のリブ部15を設けている。
なお、複数のリブ部15は、第一流体の流れ方向に対して必ずしも直交する方向を面としなくてもよく、少なくとも二つの列の第一流路11、例えば第一の列の第一流路11aと第二の列の第一流路11bとに跨って設けていればよい。
また、これらのリブ部15以外に、第一流体の流れ方向に平行なリブ部15を、第一の列の第一流路11a、第二の列の第一流路11b、第三の列の第一流路11c、及びその他の列の第一流路11のそれぞれに設けることが好ましい。
また、これらのリブ部15以外に、第一流体の流れ方向に平行なリブ部15を、第一の列の第一流路11a、第二の列の第一流路11b、第三の列の第一流路11c、及びその他の列の第一流路11のそれぞれに設けることが好ましい。
図9から図11に示すように、第一の列の第一流路11aと第二の列の第一流路11bとを分離する隔壁12は、第一の列の第一流路11aを形成する隔壁12aと、第二の列の第一流路11bを形成する隔壁12bとで構成している。
同様に、第二の列の第一流路11bと第三の列の第一流路11cとを分離する隔壁12は、第二の列の第一流路11bを形成する隔壁12cと、第三の列の第一流路11cを形成する隔壁12dとで構成している。その他の隔壁12についても同様である。
同様に、第二の列の第一流路11bと第三の列の第一流路11cとを分離する隔壁12は、第二の列の第一流路11bを形成する隔壁12cと、第三の列の第一流路11cを形成する隔壁12dとで構成している。その他の隔壁12についても同様である。
また、第一の列の第一流路11aを形成する隔壁12aと、第二の列の第一流路11bを形成する隔壁12bとは複数のリブ部15でつながっている。また、第二の列の第一流路11bを形成する隔壁12cと、第三の列の第一流路11cを形成する隔壁12dとは複数のリブ部15でつながっている。その他の隔壁12についても同様である。
従って、複数の列に分離したそれぞれの第一流路11間は、リブ部15でつながっており、リブ部15以外には空間が形成されているので、隣り合う第一流路11同士、例えば第1の列の第一流路11aと第2の列の第一流路11bとの間での熱移動を防止できる。
従って、複数の列に分離したそれぞれの第一流路11間は、リブ部15でつながっており、リブ部15以外には空間が形成されているので、隣り合う第一流路11同士、例えば第1の列の第一流路11aと第2の列の第一流路11bとの間での熱移動を防止できる。
なお、本実施例では、複数の列に分離したそれぞれの第一流路11間は、リブ部15以外には空間を形成したが、空間を形成することなく接続されていてもよい。
第一流路11は、入口から出口に向かって、低温から高温となる温度勾配を有し、第一流路11のそれぞれの列だけでなく、一つの列の第一流路11においても、位置によって温度が異なる。また、図示はしないが、樹脂製ケース10の外周は、断熱材が配設され、又は、外ケースで覆われる。
従って、複数のリブ部15によって樹脂製ケース10の外周部を複数空間に分離することで、樹脂製ケース10の外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
第一流路11は、入口から出口に向かって、低温から高温となる温度勾配を有し、第一流路11のそれぞれの列だけでなく、一つの列の第一流路11においても、位置によって温度が異なる。また、図示はしないが、樹脂製ケース10の外周は、断熱材が配設され、又は、外ケースで覆われる。
従って、複数のリブ部15によって樹脂製ケース10の外周部を複数空間に分離することで、樹脂製ケース10の外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
第一流路11の幅をW、高さをHとし、開口端13側の幅をW1、高さをH1、閉塞端14側の幅をW2、高さをH2とすると、W1>W2、H1>H2としている。
このように、第一流路11において、開口端13側の幅W1及び高さH1を、閉塞端14側の幅W2及び高さH2よりも大きくすることで、開口端13側の流路断面積が閉塞端14側の流路断面積よりも大きくなる。すなわち、第一流路11の流路断面積は、開口端13側から閉塞端14の方向に連続的に小さくなる。
従って、流路形成部40によって、第一流路11を、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部とに分離した場合に、一方向流れ部の流路断面積は、下流側に向かって、すなわち開口端13から閉塞端14に向かって小さくなり、他方向流れ部の流路断面積は、下流側に向かって、すなわち閉塞端14から開口端13に向かって大きくなる。よって、一方向流れ部では流速が高まり伝熱促進効果を高め、他方向流れ部では圧力損失を小さくし、全体として熱交換効率が高く圧力損失の小さな熱交換器を実現できる。
このように、第一流路11において、開口端13側の幅W1及び高さH1を、閉塞端14側の幅W2及び高さH2よりも大きくすることで、開口端13側の流路断面積が閉塞端14側の流路断面積よりも大きくなる。すなわち、第一流路11の流路断面積は、開口端13側から閉塞端14の方向に連続的に小さくなる。
従って、流路形成部40によって、第一流路11を、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部とに分離した場合に、一方向流れ部の流路断面積は、下流側に向かって、すなわち開口端13から閉塞端14に向かって小さくなり、他方向流れ部の流路断面積は、下流側に向かって、すなわち閉塞端14から開口端13に向かって大きくなる。よって、一方向流れ部では流速が高まり伝熱促進効果を高め、他方向流れ部では圧力損失を小さくし、全体として熱交換効率が高く圧力損失の小さな熱交換器を実現できる。
図12は同熱交換器に用いる流路形成部の平面図、図13は同流路形成部の側面図、図14は図13のY−Y断面図、図15は図13のZ−Z断面図、図16は同流路形成部の平面断面図、図17は同流路形成部の側面断面図である。
流路形成部40は、空間による中空部41が形成され、上面42と下面42と側面43によって柱状に形成され、両端面44は閉塞されている。中空部41の上下は拡大部41aが形成されている。
上面42と下面42のそれぞれ中央部には、凸条部42aが長手方向に形成されている。側面43には、凹部43aが長手方向に形成されている。
流路形成部40には、空間による中空部41を形成しているため、中空部41によって流路形成部40は変形しやすく、従って、冬期に第一流体が凍結によって体積膨張した場合でも、樹脂製ケース10の破損を防止できる。
流路形成部40は、空間による中空部41が形成され、上面42と下面42と側面43によって柱状に形成され、両端面44は閉塞されている。中空部41の上下は拡大部41aが形成されている。
上面42と下面42のそれぞれ中央部には、凸条部42aが長手方向に形成されている。側面43には、凹部43aが長手方向に形成されている。
流路形成部40には、空間による中空部41を形成しているため、中空部41によって流路形成部40は変形しやすく、従って、冬期に第一流体が凍結によって体積膨張した場合でも、樹脂製ケース10の破損を防止できる。
図18は同熱交換器の平面断面図、図19は図18における第一の列の第一流路の断面図である。
第一の列の第一流路11aには、一つの流路形成部40が配置される。流路形成部40の一端は、屈曲部23に対向し、流路形成部40の他端は蓋部30に対向するように第一流路11a内に配置される。
そして流路形成部40によって、図19に示すように、第一の列の第一流路11aは、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部81と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部82とに分離される。
第二の列の第一流路11b、第三の列の第一流路11c、その他の列の第一流路11についても、それぞれ同様に一つの流路形成部40が配置され、一方向流れ部81と他方向流れ部82とが形成される。
第一の列の第一流路11aには、一つの流路形成部40が配置される。流路形成部40の一端は、屈曲部23に対向し、流路形成部40の他端は蓋部30に対向するように第一流路11a内に配置される。
そして流路形成部40によって、図19に示すように、第一の列の第一流路11aは、他方向配管部22の周囲に形成される一方向流れ部81と、一方向配管部21の周囲に形成される他方向流れ部82とに分離される。
第二の列の第一流路11b、第三の列の第一流路11c、その他の列の第一流路11についても、それぞれ同様に一つの流路形成部40が配置され、一方向流れ部81と他方向流れ部82とが形成される。
一方向流れ部81の流れ方向に垂直な断面における一端16aと他端16bは、外形及び内形を、いずれも略半円形状としている。一方向流れ部81の一端16aと他端16bの外形及び内形は、配管20と同心円状としており、略半円形状の一端16aと他端16bの肉厚を一定としている。
他方向流れ部82の流れ方向に垂直な断面における一端17aと他端17bについても、外形及び内形を、いずれも略半円形状としている。他方向流れ部82の一端17aと他端17bの外形及び内形は、配管20と同心円状としており、略半円形状の一端17aと他端17bの肉厚を一定としている。
一方向流れ部81の一端16aと他方向流れ部82の一端17aとの間、及び一方向流れ部81の他端16bと他方向流れ部82の他端17bとの間には、流路形成部40の凸条部42aに対応する位置に、外方に突出させたケース側凸条部18を形成している。
他方向流れ部82の流れ方向に垂直な断面における一端17aと他端17bについても、外形及び内形を、いずれも略半円形状としている。他方向流れ部82の一端17aと他端17bの外形及び内形は、配管20と同心円状としており、略半円形状の一端17aと他端17bの肉厚を一定としている。
一方向流れ部81の一端16aと他方向流れ部82の一端17aとの間、及び一方向流れ部81の他端16bと他方向流れ部82の他端17bとの間には、流路形成部40の凸条部42aに対応する位置に、外方に突出させたケース側凸条部18を形成している。
一方向流れ部81及び他方向流れ部82のそれぞれの両端16a、16b、17a、17bの外形を略半円形状としたことで、冬期に、一方向流れ部81及び他方向流れ部82に残留する第一流体が凍結によって体積膨張した場合でも、体積膨張に伴う応力を分散させることができ、樹脂製ケース10の破損を防止することができる。
また、流路形成部40の凸条部42aに対応するケース側凸条部18によって、流路形成部40を樹脂製ケース10内に正確に配置し、一方向流れ部81及び他方向流れ部82を均一に形成することができる。
なお、本実施例では、ケース側凸条部18の突出高さが低いが、リブ部15と同様の高さとすることで、樹脂製ケースの外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
また、流路形成部40の凸条部42aに対応するケース側凸条部18によって、流路形成部40を樹脂製ケース10内に正確に配置し、一方向流れ部81及び他方向流れ部82を均一に形成することができる。
なお、本実施例では、ケース側凸条部18の突出高さが低いが、リブ部15と同様の高さとすることで、樹脂製ケースの外周部での熱移動を防止でき、放熱ロスを低減できる。
本発明は、冷媒の他に、ボイラーで発生させた蒸気や高温水を用いた給湯機や、冷却器として利用することができる。
10 樹脂製ケース
11 第一流路
12 隔壁
13 開口端
15 リブ部
16a 一端
16b 他端
17a 一端
17b 他端
20 配管
21 一方向配管部
22 他方向配管部
23 屈曲部
24 シール部
30 蓋部
31 壁面
32 配管貫通部
33 凸部
40 流路形成部
41 中空部
50 パッキン
81 一方向流れ部
82 他方向流れ部
11 第一流路
12 隔壁
13 開口端
15 リブ部
16a 一端
16b 他端
17a 一端
17b 他端
20 配管
21 一方向配管部
22 他方向配管部
23 屈曲部
24 シール部
30 蓋部
31 壁面
32 配管貫通部
33 凸部
40 流路形成部
41 中空部
50 パッキン
81 一方向流れ部
82 他方向流れ部
Claims (6)
- 第一流体が流れる第一流路を形成する樹脂製ケースと、第二流体が流れる第二流路を形成し、前記第一流路内に配設される配管とを備え、
前記樹脂製ケースの内部は、前記第一流路を複数の列に分離し、
前記樹脂製ケースの外周部には、リブ部を突出させて形成した
ことを特徴とする熱交換器。 - 前記配管を、一方向に前記第二流体を流す一方向配管部と、他方向に前記第二流体を流す他方向配管部と、前記一方向配管部と前記他方向配管部とを接続する屈曲部とより構成し、前記第一流路の開口端を覆い、かつ、前記樹脂製ケースに固定する蓋部を備え、前記蓋部に、前記屈曲部を配置する凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記配管の前記樹脂製ケースより突出した部位にシール部を設け、前記蓋部は、前記開口端に位置する壁面と、前記壁面より突出させた配管貫通部とを有し、前記シール部と前記配管貫通部とをシールすることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
- 一つの前記列の前記第一流路を、前記他方向配管部の周囲に形成される一方向流れ部と、前記一方向配管部の周囲に形成される他方向流れ部とに分離する流路形成部を設け、前記流路形成部の一端を前記屈曲部に対向させて配置し、前記開口端と前記流路形成部の他端とに対向するように前記蓋部を前記樹脂製ケースに固定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の熱交換器。
- 前記一方向流れ部及び前記他方向流れ部のそれぞれの両端外形を略半円形状としたことを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱交換器を備えたことを特徴とする給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216292A JP2014070778A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 熱交換器 |
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JP2012216292A JP2014070778A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 熱交換器 |
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Family Applications (1)
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JP2012216292A Pending JP2014070778A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 熱交換器 |
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-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012216292A patent/JP2014070778A/ja active Pending
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