JP2014070620A - 回転圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダ室内の高圧側空間と低圧側空間との間のシール性が悪化することを防止しつつ、回転圧縮機の押しのけ容積を大きくすることが可能な回転圧縮機を提供する。
【解決手段】回転圧縮機100は、クランク軸4の偏芯部4cに摺動自在に取り付けられたピストン20、円筒状のシリンダ室が形成され、該シリンダ室に偏芯部4c及びピストン20が配置されたシリンダ7、及び、前記シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るベーン9を有する圧縮機構部を備えている。また、ピストン20は、偏芯部4cの外周面に摺動自在に設けられた内周側ピストン21と、内周側ピストン21の外周面に設けられた外周側ピストン22とで構成され、内周側ピストン21は、偏芯部4cの中心軸に沿った断面で切断された複数の円弧状部材21aに分割されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機や冷蔵庫等の冷凍空調装置の冷凍サイクルに用いられる、冷媒ガスの圧縮を行う回転圧縮機に関するものである。
従来より、クランク軸の偏芯部に摺動自在に取り付けられたピストンと、円筒状のシリンダ室が形成され、該シリンダ室に前記ピストンが配置されたシリンダと、シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るベーンを備えた回転圧縮機(ロータリ圧縮機)が提案されている。このような回転圧縮機は、シリンダ室内周面、ピストン外周面及びベーンで仕切られた空間が圧縮室となり、シリンダ室内でピストンが偏芯回転運動することで、シリンダ室内に吸入された冷媒を圧縮する。このような従来の回転圧縮機には、ピストンを複数の部材に分割して構成したものも提案されている。
例えば、ピストンを複数の部材に分割して構成した従来の回転圧縮機には、ベーンとピストン外周面との摺動によって生じるピストン外周面の摩耗の防止を図ったものとして、「ロータリ圧縮機のピストンを外側の第1のローラ16aと内側の第2のローラ16bの二重に構成し、前記第2のローラ16bの内面と外面とが連通する穴24を設ける。」(特許文献1参照)というものが提案されている。
特開平5−256282号公報(要約、図1,2)
特許文献1に記載の回転圧縮機は、偏芯部に摺動自在に取り付けられた内周側ピストン(特許文献1では第2のローラ16bと記載)が円筒形状の一体物で成形されている。そして、この内周側ピストンは、偏芯部と隣接したクランク軸の主軸又は副軸を内周側ピストンに通した後、偏芯部に取り付けられる。このため、特許文献1に記載の回転圧縮機は、偏芯部の反偏芯側の外周面(偏芯部における偏芯方向と反対側の外周面)が主軸又は副軸の外周面よりも突出した構成にする必要があった。又は、偏芯部の反偏芯側の外周面と主軸又は副軸の外周面を同一面状に形成する必要があった。
つまり、図7(a)に示すように、偏芯部4cの半径をRe、偏芯部4cの偏芯量(主軸4a及び副軸4bの中心軸と偏芯部4cの中心軸との距離)をeとした場合、主軸4a及び副軸4bの中心軸から偏芯部4cの反偏芯側の外周面までの距離は、Re−eとなる。このため、特許文献1に記載の回転圧縮機は、内周側ピストン50を主軸4a側から偏芯部4cに取り付ける場合には、主軸4aの半径をRmとすると、Re−e≧Rmとなるようにクランク軸4を形成する必要があった。また、特許文献1に記載の回転圧縮機は、内周側ピストン50を副軸4b側から偏芯部4cに取り付ける場合には、副軸4bの半径をRaとすると、Re−e≧Raとなるようにクランク軸4を形成する必要があった。
なぜならば、図7(b)に示すように、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a又は副軸4bの外周面よりも凹んだ構成になっていると(つまり、内周側ピストン50を主軸4a側から偏芯部4cに取り付ける場合にRe−e<Rmとなっており、内周側ピストン50を副軸4b側から偏芯部4cに取り付ける場合にRe−e<Raとなっていると)、内周側ピストン50を偏芯部4cに取り付けようとした際、偏芯部4cとピストン50が干渉してしまい、内周側ピストン50を偏芯部4cに取り付けることができないからである。
一方、回転圧縮機の能力拡大(高出力化)のために押しのけ容積を拡大しようとすると、ピストンの外径の拡大を抑制しながら、ピストンの偏芯量(クランク軸の主軸及び副軸からの偏芯量)を大きくする必要がある。つまり、回転圧縮機の能力拡大のために押しのけ容積を拡大しようとすると、偏芯部の外径の拡大を抑制しながら、偏芯部の偏芯量(クランク軸の主軸及び副軸からの偏芯量)を大きくする必要がある。そして、偏芯部の外径の拡大を抑制しながら、偏芯部の偏芯量を大きくしていくと、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a又は副軸4bの外周面よりも凹んだ状態(つまり、Re−e<Rm、又は、Re−e<Raの状態)になっていく。
しかしながら、図7で説明したように、特許文献1に記載の回転圧縮機は、偏芯部の反偏芯側の外周面と主軸又は副軸の外周面との関係をRe−e≧Rm、又は、Re−e≧Raにしなければ、ピストンを偏芯部に取り付けることができない。このため、特許文献1に記載の回転圧縮機は、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a又は副軸4bの外周面よりも凹んだ状態にまで、偏芯部の外径の拡大を抑制しながら、偏芯部の偏芯量を大きくすることができず、回転式圧縮機の能力拡大に限界があるという課題があった。
ここで、回転圧縮機の押しのけ容積を大きくする方法として、偏芯部及びピストンの偏芯量をそのままにし、ピストン及びシリンダの高さを高くすることも考えられる。しかしながら、ピストンの偏芯側の外周面(偏芯部の偏芯方向側の外周面)とシリンダ室内周面との間は、シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るシール部となっている。このため、ピストン及びシリンダの高さを高くすると、当該シール部の長さが増大してしまう。したがって、ピストン及びシリンダの高さを高くして回転圧縮機の能力拡大を図ろうとした場合、高圧空間側の冷媒ガスが低圧空間側に漏れて、圧縮室内(シリンダ室内)に吸入する冷媒ガスの重量流量が低下してしまい、回転圧縮機の著しい効率の悪化を招くという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、シリンダ室内の高圧側空間と低圧側空間との間のシール性が悪化することを防止しつつ、回転圧縮機の押しのけ容積を大きくすることが可能な回転圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に係る回転圧縮機は、固定子及び回転子を有する電動機と、前記回転子に固定された主軸、前記主軸の軸方向の反対側に設けられた副軸、及び前記主軸と前記副軸との間に形成された偏芯部を有し、前記電動機により駆動されるクランク軸と、前記偏芯部に摺動自在に取り付けられたピストン、円筒状のシリンダ室が形成され、該シリンダ室に前記偏芯部及び前記ピストンが配置されたシリンダ、及び、前記シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るベーンを有する圧縮機構部と、前記電動機、前記クランク軸及び前記圧縮機構部を収納する密閉容器と、を備えたロータリ圧縮機であって、前記ピストンは、前記偏芯部の外周面に摺動自在に設けられた内周側ピストンと、該内周側ピストンの外周面に設けられた外周側ピストンとで構成され、前記内周側ピストンは、前記偏芯部の中心軸に沿った断面で切断された複数の円弧状部材に分割されており、前記円弧状部材の少なくとも1つと前記外周側ピストンとは、固定構造によって固定されているものである。
本発明に係る回転圧縮機においては、ピストンは、偏芯部の外周面に摺動自在に設けられた内周側ピストンと、該内周側ピストンの外周面に設けられた外周側ピストンとで構成されている。また、内周側ピストンは、偏芯部の中心軸に沿った断面で切断された複数の円弧状部材に分割されている。このため、本発明に係る回転圧縮機は、複数の円弧状部材で偏芯部を挟み込むように(偏芯部の中心軸と垂直な方向から)、各円弧状部材つまり内周側ピストンを取り付けることができる。このため、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a又は副軸4bの外周面よりも凹んだ構成にクランク軸がなっていたとしても、内周側ピストンを偏芯部に取り付けることができる。したがって、本発明に係る回転圧縮機は、ピストン及びシリンダの高さを高くすることなく、押しのけ容積を大きくすることができる。
すなわち、本発明に係る回転圧縮機は、ピストンとシリンダ室内周面との間のシール部における冷媒漏れによって発生する著しい効率の悪化を招くことなく、押しのけ容積を大きくすることができる。換言すると、本発明に係る回転圧縮機は、押しのけ容積を変更しない場合、従来の回転圧縮機よりもピストン及びシリンダの高さを低くすることができ、ピストンとシリンダ室内周面との間のシール部における冷媒漏れを従来よりも抑制することができる。
したがって、本発明は、従来よりも高出力化及び高効率化が可能な回転圧縮機を提供することができる。
ここで、本発明に係る回転圧縮機は、ピストンが内周側ピストンと外周側ピストンとに分割された構成になっている。このため、本発明に接した者は、内周側ピストンの外周面と外周側ピストンの内周面との間で発生する摺動損失によって、回転圧縮機の効率が低下することを懸念するかもしれない。しかしながら、本発明に係る回転圧縮機は、内周側ピストンを構成する円弧状部材の少なくとも1つと外周側ピストンとを固定構造によって固定している。このため、本発明に係る回転圧縮機は、内周側ピストンと外周側ピストンの相対的な動きが規制される。したがって、本発明に係る回転圧縮機は、内周側ピストンの外周面と外周側ピストンの内周面との間で発生する摺動損失によって回転圧縮機の効率が低下することも防止できる。
本発明の実施の形態に係る回転圧縮機を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る回転圧縮機の圧縮機構部を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係る回転圧縮機の内周側ピストンを説明するための説明図であり、(a)がクランク軸及び内周側ピストンを示す縦断面図、(b)が内周側ピストンを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部へ内周側ピストンを組み付ける前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部に内周側ピストンが取り付けられた後、該内周側ピストンに外周側ピストンを取り付ける前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部に内周側ピストンが取り付けられた後、さらに該内周側ピストンに外周側ピストンを取り付けた状態を示す図である。 従来の回転圧縮機の偏芯部近傍を示す詳細図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る回転圧縮機を示す縦断面図である。図2は、この回転圧縮機の圧縮機構部を示す横断面図である。また、図3は、この回転圧縮機の内周側ピストンを説明するための説明図であり、(a)がクランク軸及び内周側ピストンを示す縦断面図、(b)が内周側ピストンを示す平面図である。
以下、これら図1〜図3を用いて、本実施の形態に係る回転圧縮機の構成を説明する。
回転圧縮機100は、密閉容器1内に、固定子2aと回転子2bとからなる電動機2と、電動機2により駆動される圧縮機構部3とを収納している。電動機2の回転力は、クランク軸4を介して圧縮機構部3に伝達される。また、密閉容器1内には、圧縮機構部3の潤滑する潤滑油(冷凍機油)が貯留されている。
クランク軸4は、電動機2の回転子2bに固定される主軸4aと、主軸4aの反対側に設けられる副軸4bと、主軸4aと副軸4bとの間に形成される偏芯部4cとを有する。
また、本実施の形態では、クランク軸4の形状を以下のように形成している。つまり、本実施の形態では、回転圧縮機100の押しのけ容積を拡大するため、偏芯部4cの外径の拡大を抑制しながら、偏芯部4cの偏芯量(主軸4a及び副軸4bからの偏芯量)を大きくしている。このため、クランク軸4は、偏芯部4cの反偏芯側の外周面(偏芯部4cにおける偏芯方向と反対側の外周面)が主軸4a及び副軸4bの外周部よりも凹んだ形状となっている。換言すると、偏芯部4cの半径をRe、偏芯部4cの偏芯量(主軸4a及び副軸4bの中心軸と偏芯部4cの中心軸との距離)をeとした場合、主軸4a及び副軸4bの中心軸から偏芯部4cの反偏芯側の外周面までの距離は、Re−eとなる。このため、主軸4aの半径をRmとし、副軸4bの半径をRaとすると、回転圧縮機100のクランク軸4は、Re−e<Rmとなっており、Re−e<Raとなっている。
このように構成されたクランク軸4は、主軸受5及び副軸受6によって回転自在に支持されている。詳しくは、主軸受5は、圧縮機構部3の上部に設けられており、クランク軸4の主軸4aを回転自在に支持する。また、副軸受6は、圧縮機構部3の下部に設けられており、クランク軸4の副軸4bを回転自在に支持する。
圧縮機構部3は、シリンダ7、ピストン20、及びベーン9等を備える。
シリンダ7は、密閉容器1の内周部に固定されており、その中心部に円筒状のシリンダ室を有している。そして、このシリンダ室には、クランク軸4の偏芯部4cに摺動自在に嵌合するピストン20が設けられている。また、シリンダ7のシリンダ室の軸方向両端面は、主軸受5と副軸受6とで閉塞されている。さらに、シリンダ7には、偏芯部4cの回転に従って往復運動するベーン9が設けられる。つまり、ピストン20の外周面、シリンダ室の内周面及びベーン9によって仕切られた空間が圧縮室となる。また、ベーン9によって、この圧縮室内(シリンダ室内)は高圧側空間と低圧側とに仕切られている。
ここで、本実施の形態では、ピストン20を図2及び図3のように構成している。
つまり、ピストン20は、偏芯部4cの外周面に摺動自在に設けられた内周側ピストン21と、該内周側ピストン21の外周面に設けられた外周側ピストン22とで構成されている。また、内周側ピストン21は、偏芯部4cの中心軸に沿った断面で分割された複数の円弧状部材21aで構成されている。なお、本実施の形態では、2つの円弧状部材21aによって、内周側ピストン21が構成されている。
さらに、本実施の形態では、内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aと外周側ピストン22との間に、円弧状部材21aと外周側ピストン22とが相対的に動かないように固定するための固定構造25が設けられている。この固定構造25は、円弧状部材21aの外周面に形成された溝21bと、外周側ピストン22の内周面に形成された溝22bと、固定ピン23とで構成されている。円弧状部材21aの溝21b及び外周側ピストン22の溝22bは、偏芯部4cの中心軸方向に沿って形成されているものである。また、固定ピン23は、円弧状部材21aの溝21bと外周側ピストン22の溝22bとの間に挿入されるものである。円弧状部材21aの溝21bと外周側ピストン22の溝22bとの間に固定ピンを挿入することにより、溝21bが形成された円弧状部材21aと外周側ピストン22とが固定され、両者が相対的な動きが規制される。
なお、1つの円弧状部材21aと外周側ピストン22とを固定することにより、溝21bが形成されていない円弧状部材21aも、外周側ピストン22との相対的な動きが規制される。このため、少なくとも1つの円弧状部材21aと外周側ピストン22とを固定構造25で固定することにより、内周側ピストン21と外周側ピストン22の相対的な動作を規制することができる。
このように構成された回転圧縮機100は、回転子2bが回転することで回転子2bに嵌入されたクランク軸4が回転する。これにより、クランク軸4の偏芯部4cに摺動自在に取り付けられたピストン20が、シリンダ7のシリンダ室内で偏芯回転運動する。そして、ピストン20の偏芯回転運動に伴って、シリンダ7の高圧側空間の容積が徐々に減少し、高圧側空間内の冷媒ガスが圧縮される。この圧縮された冷媒ガスは、密閉容器1内に吐出された後、吐出管11から外部へ送り出される。なお、密閉容器1に隣接してアキュムレータ12が設けられており、このアキュムレータ12は、吸入連結管10を介して、シリンダ7のシリンダ室と連通している。つまり、アキュムレータ12及び吸入連結管10を介して、シリンダ7のシリンダ室に冷媒ガスが送られる。
続いて、図4〜図6を用いて、クランク軸4の偏芯部4cへピストン20を取り付ける方法について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部へ内周側ピストンを組み付ける前の状態を示す斜視図である。図5は、この回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部に内周側ピストンが取り付けられた後、該内周側ピストンに外周側ピストンを取り付ける前の状態を示す図である。また、図6は、この回転圧縮機における偏芯部へのピストン取り付け方法を説明するための図であり、クランク軸の偏芯部に内周側ピストンが取り付けられた後、さらに該内周側ピストンに外周側ピストンを取り付けた状態を示す図である。なお、図5(a)は、外周側ピストンに内周側ピストンを挿入する前の状態を示す斜視図である。図5(b)は、外周側ピストンに内周側ピストンを挿入している途中を示す斜視図である。図6(a)は、内周側ピストンに外周側ピストンを組み付けた状態を示す縦断面図である。図6(b)は、内周側ピストンに外周側ピストンを組み付けた状態を示す斜視図である。図6(c)は、内周側ピストンに外周側ピストンを組み付けた状態を示す平面図である。なお、図6(c)では、クランク軸の図示を省略している。
クランク軸4の偏芯部4cにピストン20を取り付ける場合、まず、図4に示すように、偏芯部4cに内周側ピストン21を取り付ける。詳しくは、内周側ピストン21を構成する2つの円弧状部材21aで偏芯部4cを挟み込むように、偏芯部4cに2つの円弧状部材21a(つまり、内周側ピストン21)を取り付ける。換言すると、内周側ピストン21を構成する2つの円弧状部材21aを、偏芯部4cの中心軸と垂直な方向から偏芯部4cに取り付ける。
上述のように、従来の回転圧縮機の内周側ピストンは一体物で形成されていた。このため、従来の回転圧縮機は、内周側ピストンをクランク軸の偏芯部に取り付けるためには、偏芯部の反偏芯側の外周面が主軸又は副軸の外周面よりも突出した構成にする必要があった。又は、偏芯部の反偏芯側の外周面と主軸又は副軸の外周面を同一面状に形成する必要があった。換言すると、従来の回転式圧縮機は、本実施の形態のような形状のクランク軸4(偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a及び副軸4bの外周部よりも凹んだ形状のクランク軸)には、内周側ピストンを取り付けることができなかった。しかしながら、本実施の形態のように2つの円弧状部材21aで内周側ピストン21を構成することにより、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a及び副軸4bの外周部よりも凹んだ形状のクランク軸4にも、内周側ピストン21を取り付けることができる。
図4のようにクランク軸4の偏芯部4cに内周側ピストン21を取り付けた後、図5及び図6に示すように、当該内周側ピストン21の外周面に外周側ピストン22を取り付ける。詳しくは、略円筒形状の一体物に形成された外周側ピストン22に、主軸4a又は副軸4bを通す。その後、この外周側ピストン22に内周側ピストン21を挿入する。また、外周側ピストン22に内周側ピストン21を挿入する途中で、外周側ピストン22の溝22bと内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの溝21bとの位置を合わせ、両溝の間に固定ピン23を挿入する。最後に、外周側ピストン22に内周側ピストン21を挿入し、外周側ピストン22の溝22bと内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの溝21bとの間に固定ピン23を完全に挿入することにより、偏芯部4cへのピストン20の取り付けが終了する。
なお、本実施の形態では、図3に示すように、内周側ピストン21の半径Rpとした場合、Rp−eは主軸4aの半径Rmよりも大きい値となっている。このため、内周側ピストン21が偏芯部4cに取り付けられた状態においては、内周側ピストン21の反偏芯側の外周面が主軸4aの外周面よりも突出した構成となる。このため、外周側ピストン22を主軸4a側から偏芯部4cに取り付けることができる。また、本実施の形態では、図3に示すように、内周側ピストン21の半径Rpとした場合、Rp−eは副軸4bの半径Raよりも大きい値となっている。このため、内周側ピストン21が偏芯部4cに取り付けられた状態においては、内周側ピストン21の反偏芯側の外周面が副軸4bの外周面よりも突出した構成となる。このため、外周側ピストン22を副軸4b側から偏芯部4cに取り付けることもできる。
また、本実施の形態では、外周側ピストン22に内周側ピストン21を挿入する途中で、外周側ピストン22の溝22bと内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの溝21bとの間に固定ピン23を完全に挿入した。これに限らず、外周側ピストン22に内周側ピストン21を完全に挿入した後、外周側ピストン22の溝22bと内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの溝21bとの位置を合わせ、両溝の間に固定ピン23を挿入してもよい。
以上、本実施の形態のように構成された回転圧縮機100は、以下のような効果を得ることができる。
つまり、上述のように、従来の回転圧縮機の内周側ピストンは一体物で形成されていた。このため、従来の回転圧縮機は、内周側ピストンをクランク軸の偏芯部に取り付けるためには、偏芯部の反偏芯側の外周面が主軸又は副軸の外周面よりも突出した構成にする必要があった。又は、偏芯部の反偏芯側の外周面と主軸又は副軸の外周面を同一面状に形成する必要があった。このため、従来の回転圧縮機は、当該構成が押しのけ容積の拡大の制約となっていた。しかしながら、本実施の形態に係る回転圧縮機は、このような制約がなく、偏芯部4cの反偏芯側の外周面が主軸4a及び副軸4bの外周部よりも凹んだ形状のクランク軸4にも、内周側ピストン21と取り付けることができる。したがって、本実施の形態に係る回転圧縮機は、上記のような制約にとらわれることなく、押しのけ容積の拡大が可能となる(つまり、高出力化が可能となる)。
ここで、回転圧縮機の押しのけ容積を大きくする方法として、偏芯部及びピストンの偏芯量をそのままにし、ピストン及びシリンダの高さを高くすることも考えられる。しかしながら、ピストンの偏芯側の外周面(偏芯部の偏芯方向側の外周面)とシリンダ室内周面との間は、シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るシール部となっている。このため、ピストン及びシリンダの高さを高くすると、当該シール部の長さが増大してしまう。したがって、ピストン及びシリンダの高さを高くして回転圧縮機の能力拡大を図ろうとした場合、高圧空間側の冷媒ガスが低圧空間側に漏れて、圧縮室内(シリンダ室内)に吸入する冷媒ガスの重量流量が低下してしまい、回転圧縮機の著しい効率の悪化を招いてしまう。しかしながら、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、上述のように、ピストン20及びシリンダ7の高さを高くすることなく、押しのけ容積を拡大することができる。すなわち、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、ピストン20とシリンダ室内周面との間のシール部における冷媒漏れによって発生する著しい効率の悪化を招くことなく、押しのけ容積を大きくすることができる。
換言すると、押しのけ容積を変更せずに回転圧縮機の効率を改善するためには、ピストン20及びシリンダ7の高さを低くし、両者の間に形成されるシール部において高圧空間側から低圧空間側へ漏れる冷媒ガスの量を削減することが重要である。この際、押しのけ容積を変更せずにピストン及びシリンダの高さを低くするためには、クランク軸の偏芯部の偏芯量を大きくする必要がある。しかしながら、従来の回転圧縮機は、上記のような制約により、偏芯部の偏芯量をあまり大きくすることができなかった。このため、従来の回転圧縮機は、効率改善幅がわずかであった。これに対して、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、上記のような制約にとらわれないので、偏芯部4cの偏芯量を従来よりも大きくすることができる。このため、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、従来よりも十分に効率を改善することが可能となる。
また、押しのけ容積を変更せずに回転圧縮機の効率を改善するためには、偏芯部の外周面とピストンの内周面の摺動速度を低減させるために、偏芯部の半径(換言すると直径)を小さくすることも重要である。しかしながら、従来の回転圧縮機は、上記のような制約により、偏芯部の偏芯量を拡大しようとした際、偏芯部の半径をあまり小さくすることができない。偏芯部の半径を小さくすると、偏芯部の反偏芯側の外周面が主軸又は副軸の外周面よりも凹んでしまうからである。このため、従来の回転圧縮機は、偏芯部の半径を小さくすることによる効率改善幅がわずかであった。これに対して、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、上記のような制約にとらわれないので、偏芯部4cの偏芯量を従来と同等にした際、偏芯部4cの半径を従来よりも小さくすることができる。このため、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、さらに効率を改善することが可能となる。
また、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、ピストン20が内周側ピストン21と外周側ピストン22とに分割された構成になっている。このため、内周側ピストン21の外周面と外周側ピストン22の内周面との間で発生する摺動損失によって、回転圧縮機100の効率が低下することが懸念される場合がある。しかしながら、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの少なくとも1つと外周側ピストン22とを固定構造25によって固定している。このため、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、内周側ピストン21と外周側ピストン22の相対的な動きが規制される。したがって、本実施の形態に係る回転圧縮機100は、内周側ピストン21の外周面と外周側ピストン22の内周面との間で発生する摺動損失によって回転圧縮機100の効率が低下することも防止できる。
なお、本実施の形態では、内周側ピストン21を2つの円弧状部材21aに分割した例を説明したが、内周側ピストン21を3つ以上の円弧状部材21aに分割しても勿論よい。内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの数を多くすることにより、内周側ピストン21を製造する際に使用する素材の寸法を小さくすることができるので、材料の歩留まりが向上し、更に素材の輸送における積載効率も向上する。つまり、内周側ピストン21を構成する円弧状部材21aの数を多くすることにより、製造コストが安価でありながら効率の高い回転圧縮機100を提供できるという効果を奏することができる。
また、本実施の形態では1つの圧縮機構部3を有する回転圧縮機100について説明したが、複数の圧縮機構部3を有する多気筒回転圧縮機として回転圧縮機100を構成してもよい。この場合、主軸4aと副軸4bとの間には複数の偏芯部4cが形成され、これら偏芯部4cは中間軸で接続される。また、各偏芯部4cに対応して複数のシリンダ7が設けられ、各シリンダ7間に開口するシリンダ室の端面は、シリンダ7間に設けられた仕切板で閉塞される。なお、多気筒回転圧縮機として回転圧縮機100を構成する場合、各偏芯部4cを、主軸4a及び副軸4bの中心軸に対して軸対象に配置することが好ましい。例えば2気筒回転圧縮機として回転圧縮機100を構成する場合、2つの偏芯部4cを、主軸4a及び副軸4bの中心軸に対して180°の位相差で形成することが好ましい。このように各偏芯部4cを形成することにより、クランク軸4の回転に起因して発生する振動等を抑制することができる。
また、本実施の形態では、円弧状部材21aの外周面に形成された溝21b、外周側ピストン22の内周面に形成された溝22b、及び固定ピン23で固定構造25を構成したが、固定構造25の構成はこれに限定されるものではない。
例えば、固定構造25は、円弧状部材21aの外周面及び外周側ピストン22の内周面にキー溝を形成し、これらキー溝にキーを挿入する構成にしてもよい。
また例えば、固定構造25は、円弧状部材21aの外周面及び外周側ピストン22の内周面を多角形状に形成する等、円弧状部材21aの外周面及び外周側ピストン22の内周面に凹凸を形成し、円弧状部材21aの凹凸と外周側ピストン22凹凸を噛み合わせる構成にしてもよい。つまり、セレーション構造の固定構造25としてもよい。
また例えば、固定構造25は、焼き嵌め、冷やし嵌め、圧入等の恒久的な固定構成としてもよい。
また例えば、固定構造25は、接着剤等の化学物質を使用した固定構成としてもよい。
1 密閉容器、2 電動機、2a 固定子、2b 回転子、3 圧縮機構部、4 クランク軸、4a 主軸、4b 副軸、4c 偏芯部、5 主軸受、6 副軸受、7 シリンダ、9 ベーン、10 吸入連結管、11 吐出管、12 アキュムレータ、20 ピストン、21 内周側ピストン、21a 円弧状部材、21b 溝、22 外周側ピストン、22b 溝、23 固定ピン、25 固定構造、50 内周側ピストン(従来)、100 回転圧縮機。

Claims (5)

  1. 固定子及び回転子を有する電動機と、
    前記回転子に固定された主軸、前記主軸の軸方向の反対側に設けられた副軸、及び前記主軸と前記副軸との間に形成された偏芯部を有し、前記電動機により駆動されるクランク軸と、
    前記偏芯部に摺動自在に取り付けられたピストン、円筒状のシリンダ室が形成され、該シリンダ室に前記偏芯部及び前記ピストンが配置されたシリンダ、及び、前記シリンダ室内を低圧空間と高圧空間とに仕切るベーンを有する圧縮機構部と、
    前記電動機、前記クランク軸及び前記圧縮機構部を収納する密閉容器と、
    を備えたロータリ圧縮機であって、
    前記ピストンは、前記偏芯部の外周面に摺動自在に設けられた内周側ピストンと、該内周側ピストンの外周面に設けられた外周側ピストンとで構成され、
    前記内周側ピストンは、前記偏芯部の中心軸に沿った断面で切断された複数の円弧状部材に分割されており、
    前記円弧状部材の少なくとも1つと前記外周側ピストンとは、固定構造によって固定されていることを特徴とする回転圧縮機。
  2. 前記内周側ピストンは、3つ以上の前記円弧状部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転圧縮機。
  3. 前記主軸の半径をRm、前記偏芯部の半径をRe、前記内周側ピストンの半径をRp、及び、前記偏芯部の偏芯量をeとするとき、
    Re−e<Rm<Rp−e
    なる関係を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転圧縮機。
  4. 前記副軸の半径をRa、前記偏芯部の半径をRe、前記内周側ピストンの半径をRp、及び、前記偏芯部の偏芯量をeとするとき、
    Re−e<Ra<Rp−e
    なる関係を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転圧縮機。
  5. 前記クランク軸の前記偏芯部、及び、前記圧縮機構部が複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の回転圧縮機。
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