JP2014070256A - 耐高面圧部品 - Google Patents
耐高面圧部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014070256A JP2014070256A JP2012218500A JP2012218500A JP2014070256A JP 2014070256 A JP2014070256 A JP 2014070256A JP 2012218500 A JP2012218500 A JP 2012218500A JP 2012218500 A JP2012218500 A JP 2012218500A JP 2014070256 A JP2014070256 A JP 2014070256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- residual
- tempering
- carburizing
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
【解決手段】耐高面圧部品を、質量%でC:0.10〜0.30%,Si:0.65〜1.50%,Mn:0.20〜1.50%,Cr:0.20〜1.50%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を部品形状に成形した後に浸炭焼入れ処理して成り、浸炭焼入れ処理後の表層のC量が質量%で0.40〜1.20%であり、浸炭焼入れ処理後に300℃で3時間焼戻し処理した後の表層の硬さが650HV以上で且つ表層の残留γ量が4体積%以上であるようにする。
【選択図】 なし
Description
その際、各プーリの溝幅を変化させることで各プーリの有効径を変化させ、変速を無段階で連続的に行う。
そこで従来では、JIS SCM420等の鋼種を用いて構成したプーリに浸炭焼入れ処理等を施し、摺動面を表面硬化させて使用することが一般に行われている。
またプーリの摺動面は、繰り返し生ずる摺動発熱により温度上昇し、そのことによって硬さが低下することで摩耗が助長されるといった問題もある。
自動車用部品の1つであるCVTプーリに対してはコスト低減要求も強く、コストアップの原因となる特別な表面処理の工程を追加せずに耐摩耗性を改善する技術が求められている。
しかしながらこの特許文献4に開示のものは、Cを0.6%以上の多量に含有するものであり、この点において本発明とは異なっている。
この場合、摺動面の異物周辺に局部的に大きな応力集中を生ぜしめ、異物周辺の組織に疲労亀裂を誘発し易い。而してその様な疲労亀裂を生じると亀裂を起点として割れや欠けが生じ易い。
そしてそのことによって、疲労亀裂の発生や成長或いはこれを起点とした割れや欠けが抑制される。
以上のようにして摺動面に存在する残留γは疲労亀裂を起点としたピーリング様の摩耗に対して有用な働きをする。
そうなると残留γによる疲労摩耗に対する抑制の働きが低下し、又は失われてしまう。
特に近年、部品のコンパクト化によって摺動面に従来に増して高い面圧が負荷されるようになってきており、これに伴って摺動面の温度上昇の程度も大となってきている。
従って残留γによる働きを長期に亘って持続的に得るためには、そうした摺動面の温度上昇の増大下でも、残留γが消失しないでできるだけ多く残り得ることが重要である。
また300℃で3時間焼戻し処理した後の表層の硬さの維持も重要で、その硬さが650HV以上であることで摺動面の疲労寿命を高め得るとの知見を得た。
本発明は以上の知見に基づいてなされたものである。
Moを鋼に含有させておくことで300℃焼戻し処理後において所要硬さを確保し易くなる。
300℃焼戻し処理前の耐高面圧部品の表層の残留γ量(浸炭処理後の残留γ量)を10%以上としておくことで、300℃焼戻し処理後の残留γ量4%以上を得易くなる。
即ち、摺動面に10%以上の残留γ量が存在していると、上記のように残留γは軟らかいものであるから、プーリ使用初期において、その摺動面がベルトのエレメントと高面圧下で馴染み易くなる。
C:0.10〜0.30%
Cは強度を確保する上で必要な元素であり、部品の内部硬さを確保するために0.10%以上含有させる。
但し含有量が多くなる過ぎると被削性が低下するため、上限を0.30%とする。
本発明においてSiは残留γを安定化し、300℃焼戻し後における残留γ量4%以上を確保し、耐摩耗性を向上させる上で重要な成分である。その働きのため本発明では0.65%以上含有させる。
但し含有量が多くなり過ぎると加工性が低下するため、上限を1.50%とする。
Mnは鋼溶製時の脱酸剤として添加される。Mnは焼入れ性を確保する上で有用な成分であり、その働きのために0.20%以上含有させる。
但し含有量が多くなり過ぎると被削性の低下が懸念されるため、上限を1.50%とする。
Crは焼入れ性を高めて内部硬度を確保する上で有用な成分であり、このような作用を得るために0.20%以上含有させる。
但し含有量が多くなり過ぎると被削性の低下が懸念されるため、上限を1.50%とする。
Moは焼入れ性を向上させ、所要の硬さを得る上で有用な成分である。その働きのためMoを含有させる場合には0.05%以上含有させる。
但し0.50%を超えて多量に含有させると鋼の加工性、特に被削性が劣化するため、上限を0.50%とする。
表1に示す組成の鋼50kgを真空溶解炉にて溶解しインゴットとした後、φ32mmの丸棒に熱間鍛造し、次いでこれを焼ならし処理した後に、ローラピッチング試験機を用いた摩耗試験用の、図1(A)に示す試験片10に機械加工した。
そして試験片10を下記の条件でガス浸炭及び焼入れ処理を行った上で、図1(B)に示すようにしてローラピッチング試験機を用いた摩耗試験を下記の条件の下で実施した。
尚、試験片10は4本作製して、それぞれについて後述の接触部10aをφ26.3mmに加工して浸炭焼入れし、更に浸炭焼入れ後、精研磨してφ26.0mmとした。そしてそのうち3本を摩耗試験に供した。
更に300℃,3時間の焼戻し処理を実施し、表層の硬さと残留γの測定とを行った。
この300℃,3時間の焼戻し処理は、CVTプーリを自動車に実際に組み付けて走行し、摺動発熱による温度上昇が生じたときに、残留γが分解せずに如何に安定して残り得るか、また必要な硬さを保持できるか否かを知るための加速試験としてのものである。
これらの結果が表1に併せて示してある。
また摩耗試験の結果については別途図3にも示してある。
尚、表層硬さは表面から50μm、表層のC量、残留γは表面から0μmを測定した。
図1(A)に示すように、接触部10aの直径d1=φ26mm,その両側の小径部10bの直径d2=φ23mm,接触部10aの幅w1=28mm,小径部10bの幅w2=51mmの小ローラ(小円筒)を試験片10として、接触部10aを直径D0=φ130mm,幅W0=18mmの相手側の大ローラ(材質はSUJ2)に高面圧で接触させ、ローラピッチング試験機を用いてそれらを滑り率ゼロで回転させ、接触部10aの摩耗深さが10μmの寿命に達するまでの回転の回数(n=3の相乗平均値)を求めて耐摩耗性を評価した。
尚他の条件は以下とした。
面圧:3.5GPa
潤滑油種:CVTF(ここでCVTFとしては出光興産(株)
製のNS−2を用いた。
回転数(試験片10):1500rpm
滴注式ガス浸炭炉を用い、図2に示すヒートパターン及びCp(カーボンポテンシャル)の条件の下で加熱及び冷却し、浸炭焼入れ及び焼戻し処理を行った。
尚焼入れは表1に示す温度の油冷媒体を用いて行った。
300℃に保持された大気炉(炉温を熱電対にて実測しながら制御するタイプ)に処理品を投入し、投入時に低下した温度が300℃に戻ってから3時間保持を実施した。
試験片の横断面を埋め込んで研磨仕上げし、表層部のC濃度をEPMA分析した。
JIS Z 2244に従い、試験片10の表面を鏡面研摩し、表面から50μmの位置を荷重2.94Nで測定した値を用いた。
残留γ量はX線回折法を用いて測定した。
詳しくはCuターゲットにより発生させたX線をZrフィルターを通して試料に当て定量した。
比較例2は、Si量が本発明の下限値よりも低く、浸炭焼入れ後の当初のγ量が15%であるにも拘らず、γが不安定で300℃焼戻し後のγ量がゼロであり、耐摩耗性の値が低い。
比較例3もまた、Si量が本発明の下限値よりも低く、またCr量が本発明の上限値よりも高い。300℃焼戻し後のγ量はゼロで、耐摩耗性の値が低い。
比較例6は、Si量が比較例5と同量で本発明の下限値よりも低く、300℃焼戻し後のγ量がゼロで、300℃焼戻し後の硬さも本発明の下限値よりも低く、耐摩耗性の値が低い。
比較例9,比較例10はSi量が本発明の範囲内であり、これに応じて300℃焼戻し後のγ量がそれぞれ6%と4%で、本発明の条件を満たすものであるが、300℃焼戻し後の硬さが何れも本発明の下限値よりも低く、その結果耐摩耗性の値はなお不十分である。
比較例14,15は表層のC量が0.6%以上であるものの、浸炭焼入れ処理の際の油冷媒体の温度が低いために、浸炭焼入れ処理後の残留γ量が少なく。300℃焼戻し後のγ量が本発明の下限値である4%以上を維持できていない。結果として耐摩耗性の値が不十分となっている。
軸受,ギア等の他の耐高面圧部品に適用することも可能である。また本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
12 大ローラ
Claims (3)
- 質量%で
C:0.10〜0.30%
Si:0.65〜1.50%
Mn:0.20〜1.50%
Cr:0.20〜1.50%
を含有し、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を部品形状に成形した後に浸炭焼入れ処理して成り、該浸炭焼入れ処理後の表層のC量が質量%で0.40〜1.20%であり、該浸炭焼入れ処理後に300℃で3時間焼戻し処理した後の該表層の硬さが650HV以上で且つ該表層の残留γ量が4体積%以上であることを特徴とする耐高面圧部品。 - 請求項1において、前記鋼が質量%で
Mo:0.05〜0.50%
を更に含有していることを特徴とする耐高面圧部品。 - 請求項1,2の何れかにおいて、前記300℃焼戻し処理前の前記表層の残留γ量が10体積%以上であることを特徴とする耐高面圧部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012218500A JP6160054B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 耐高面圧部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012218500A JP6160054B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 耐高面圧部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014070256A true JP2014070256A (ja) | 2014-04-21 |
JP6160054B2 JP6160054B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=50745750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012218500A Active JP6160054B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 耐高面圧部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6160054B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041199A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 大同特殊鋼株式会社 | 耐高面圧部品およびその製造方法 |
JP2021021129A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 研削肌での耐ピッチング特性に優れた機械構造用鋼からなる浸炭された鋼部材 |
US12129557B2 (en) | 2018-09-12 | 2024-10-29 | Daido Steel Co., Ltd. | High surface-pressure resistant component and production method therefor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004076125A (ja) * | 2002-08-21 | 2004-03-11 | Komatsu Ltd | 転動部材 |
WO2011132722A1 (ja) * | 2010-04-19 | 2011-10-27 | 新日本製鐵株式会社 | 焼戻し軟化抵抗性に優れた鋼部品 |
-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012218500A patent/JP6160054B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004076125A (ja) * | 2002-08-21 | 2004-03-11 | Komatsu Ltd | 転動部材 |
WO2011132722A1 (ja) * | 2010-04-19 | 2011-10-27 | 新日本製鐵株式会社 | 焼戻し軟化抵抗性に優れた鋼部品 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041199A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 大同特殊鋼株式会社 | 耐高面圧部品およびその製造方法 |
WO2020054522A1 (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 大同特殊鋼株式会社 | 耐高面圧部品およびその製造方法 |
JP7154073B2 (ja) | 2018-09-12 | 2022-10-17 | 大同特殊鋼株式会社 | 耐高面圧部品およびその製造方法 |
US12129557B2 (en) | 2018-09-12 | 2024-10-29 | Daido Steel Co., Ltd. | High surface-pressure resistant component and production method therefor |
JP2021021129A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 研削肌での耐ピッチング特性に優れた機械構造用鋼からなる浸炭された鋼部材 |
JP7378889B2 (ja) | 2019-07-30 | 2023-11-14 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 研削肌での耐ピッチング特性に優れた機械構造用鋼からなる浸炭された鋼部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6160054B2 (ja) | 2017-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5251868B2 (ja) | 高温での面圧疲労強度に優れた浸炭窒化高周波焼入れ鋼部品及びその製造方法 | |
JP4800444B2 (ja) | 表面硬化用機械構造用鋼及び機械構造用部品 | |
JP5099276B1 (ja) | 面疲労強度に優れたガス浸炭鋼部品、ガス浸炭用鋼材およびガス浸炭鋼部品の製造方法 | |
JP6098732B2 (ja) | 浸炭鋼部品の製造方法及び浸炭鋼部品 | |
JP5994924B2 (ja) | 高周波焼入れ部品の素形材及びその製造方法 | |
JP5958652B2 (ja) | 面疲労強度に優れる軟窒化高周波焼入れ鋼部品 | |
JP5503344B2 (ja) | 高強度肌焼き鋼部品およびその製造方法 | |
KR101294900B1 (ko) | 연질화용 강 및 연질화 강 부품 및 그 제조 방법 | |
JP2018141218A (ja) | 部品およびその製造方法 | |
JP2018141216A (ja) | 部品およびその製造方法 | |
JP5683348B2 (ja) | 浸炭部材、浸炭部材用鋼および浸炭部材の製造方法 | |
JP6160054B2 (ja) | 耐高面圧部品 | |
JP7013833B2 (ja) | 浸炭部品 | |
WO2017170540A1 (ja) | 面疲労強度および曲げ疲労強度に優れた浸炭窒化部品、並びにその製造方法 | |
JP2018141217A (ja) | 部品およびその製造方法 | |
JP4193145B2 (ja) | 歯面強度に優れた歯車の製造方法および歯面強度に優れた歯車 | |
US11326244B2 (en) | Steel material for CVT sheave, CVT sheave, and method for manufacturing CVT sheave | |
JP6881496B2 (ja) | 部品およびその製造方法 | |
JP6881497B2 (ja) | 部品およびその製造方法 | |
JP6569650B2 (ja) | 肌焼鋼 | |
JP6601359B2 (ja) | 耐摩耗性に優れた浸炭部品およびその製造方法 | |
WO2020054522A1 (ja) | 耐高面圧部品およびその製造方法 | |
JP2014177668A (ja) | ベルト式cvt用プーリー及びこのためのプーリー用鋼 | |
JP2006183094A (ja) | 歯面疲労強度に優れた肌焼鋼とそれを使用した歯車 | |
JPWO2019026909A1 (ja) | 鋼部品の製造方法および鋼部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160615 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160708 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170317 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6160054 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |