JP2014069682A - 水密ドア - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で、かつ簡単な操作で高い水密性を発現できる水密ドアを提供する。
【解決手段】戸口2aを有するドア枠2と、このドア枠2にヒンジを介して戸口2aを開閉自在に支持したドア板1とを備えた水密ドアである。ドア板1をドア枠2にロックするロック位置と、ドア板1のドア枠2へのロックを解除するアンロック位置との2位置をとることができるロック部材13と、ドア板1に可動に設けられて閉じられたドア板1に設けた連結軸10に回転自在に支持したハンドル3aと、このハンドル3aに固定したストライカ8と、ストライカ8の打撃面に衝突させる打撃駒6、7を有し、連結軸10に回転自在に支持したハンドル4aとを有し、ストライカの打撃面を打撃したときの打撃力をロック部材13にリンク部材12で伝達することにより、ロック部材13をロック位置に向けて動かし、所要の水密性を発現させる。
【選択図】図2
【解決手段】戸口2aを有するドア枠2と、このドア枠2にヒンジを介して戸口2aを開閉自在に支持したドア板1とを備えた水密ドアである。ドア板1をドア枠2にロックするロック位置と、ドア板1のドア枠2へのロックを解除するアンロック位置との2位置をとることができるロック部材13と、ドア板1に可動に設けられて閉じられたドア板1に設けた連結軸10に回転自在に支持したハンドル3aと、このハンドル3aに固定したストライカ8と、ストライカ8の打撃面に衝突させる打撃駒6、7を有し、連結軸10に回転自在に支持したハンドル4aとを有し、ストライカの打撃面を打撃したときの打撃力をロック部材13にリンク部材12で伝達することにより、ロック部材13をロック位置に向けて動かし、所要の水密性を発現させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば船舶の隔壁の開口部のように、浸水の遮断が必要とされる建造物、建築物、工作物等の開口部に設置する水密ドアに関する。
例えば、粉粒状の貨物をばらで貨物倉に積載する船舶においては、荷卸し後の船倉を清掃するための人や器具を出し入れする開口部を船倉の壁に設けている。上述のような船舶では、船体内部を壁で多数に仕切り、仕切った区画毎に開口部を設けている。区画を多くするのは、不慮の際に浸水の拡大を防止しやすくするためであり、したがって各開口部には浸水に備えた水密ドア構造が設けられることになる。
また近年、海難事故防止の要請から、この水密ドアの耐水圧を高める要求が強まっている。例えば、従来は水密ドアの耐水圧(水頭)が約2〜3mであったのに対し、約10〜20mが要求されている。さらに、開口部の間口の広さも、従来は作業者の出入りに必要な最小限の大きさ(約400mm×600mm)であったのに対し、広幅化や拡大化(拡張化)が要求され、人が容易に通行できる大きさ(約550mm×1650mm以上)とすることが要求されている。
この開口部構造の広幅化と高耐水圧化の要求を満足するには、水密ドアに設けるボルトや締め付け金具等のロック部材の個数を増やす必要がある。例えば8〜12個、あるいはそれ以上のロック部材が設けるのが現状となっている。しかし、多数のロック部材を人手によって開閉操作するには、長時間を要するとともに、片締めによる水密性の低下などを招くおそれがある。
さらに、ロック部材が貨物倉外の通路側にしかない場合、貨物倉内側からはロックを解除できず、誤って貨物倉内に人が取り残された場合には人身事故が発生する危険がある。
こうした、水密ドアの開閉を容易にする目的で、扉に一体化した1個のハンドルで締め付ける方法(特許文献1)や、多数のロック部材の各々をリンク機構を備えたエアシリンダーで開閉する方法(特許文献2)が提案されている。しかしながら、前者は締め付け力が弱く耐水圧を向上させることが困難であり、後者は船舶に多数存在する開口部に設置するには多額の経費を要するという問題点がある。
本発明は、安価で、かつ簡単な開閉操作で高い水密性を発現できる水密ドアを提供することを目的とする。
本発明に係る水密ドアは、戸口を有するドア枠と、該ドア枠にヒンジを介して戸口を開閉自在に支持したドア板と、を備えた水密ドアにおいて、前記ドア板を前記ドア枠にロックするロック位置と、前記ドア板の前記ドア枠へのロックを解除するアンロック位置との2位置をとることができるロック部材と、前記ドア板に可動に設けられ、閉じられた前記ドア板に回転自在に支持したハンドルと、該ハンドルに取り付けたストライカと、前記ロック部材を前記ロック位置と前記アンロック位置との間で移動可能にするリンク機構とを備え、該リンク機構が、前記ストライカが衝突する受け部を有し、該受け部を前記ストライカが打撃したときの打撃力を前記ロック部材に伝達するリンク部材を有する、ことを特徴とする。
本発明は、エアシリンダー等を使用しないことから安価で、且つ、簡単な開閉操作で高い水密性を発現できる水密ドアを提供することができる。また、ドア内側からも開閉操作が可能であることから、誤って室内に人が閉じ込められることによるトラブルの発生を防止できる。
本発明の実施の形態を説明する。本発明の一実施形態に係る水密ドアは、ハンドルと一体化した打撃部材を操作し、リンク機構と連結したストライカの打撃面を打撃したときの打撃力をロック部材に伝達することにより、複数のロック部を均等な力で押圧することで高い水密性の発現を可能とするものである。
即ち、戸口を有するドア枠と、このドア枠にヒンジを介して回動開閉自在に支持した戸口開閉用のドア板とを備えた水密ドアである。そして、ドア板をドア枠にロックするロック位置と、ドア板のドア枠へのロックを解除するアンロック位置との2位置をとることができるロック部材と、ドア板に回転自在に支持させた連結軸とハンドル、このハンドルに固定された打撃部材(ストライカ打撃部材)が、連結軸に回転自在に取り付けたストライカの打撃面に衝突することにより、ストライカは打撃を受け作動する。ストライカとピンで連結されたリンクがロック部材に伝達することにより、ロック部材をロック位置に向けて動かすリンク機構とを備えたハンドルを有する。
ハンドルには、ストライカによる打撃力を増加させるためのウェイトを備えることができる。このウェイトは、ロック緩み止めを兼ね得る。
また、ロック部材が、ドア枠とドア板との隙間に食い込むことでロックする楔を有する構成とすることができる。楔のドア枠とドア板との隙間に食い込ませる部分の断面の角度は、ロック開始時、先端側9は締め付け力が小さくて済むので、角度を大きくしてドア板の移動を大きくする。ロック終了時、基端側は大きな締め付け力が必要となるので、角度を緩くしてドア板の移動を小さくして締め付け力を大きくする。基端側の角度は例えば2段階に変わるものとするが、楔によるドア板側への食い込み量が増えるにしたがって楔の角度が急角度から緩い角度に変わる構成とすることもできる。
さらに、ハンドルをドア板の外側と内側の両方に備える構成とすることもできる。
本発明に係る水密ドアは、動作のためにエアシリンダー等を使用しないので、安価なもとなり、かつ簡単な開閉操作で高い水密性を発現することができるものとなる。また、ドア板の内側からも開閉操作が可能であることから、誤って船倉等の室内に人が閉じ込められることによるトラブルも発生を防止できるものとなる。
図1は、本発明に係る水密ドアの一実施形態を室外側(船舶であれば船倉外の通路側あるいは隣の船倉側)からみた全体模式図、図2は、図1のA−A断面図である。図示の水密ドアは、壁17(後記図8も参照)の開口に取り付けた、戸口2aを有するドア枠2と、このドア枠2にヒンジ1aを介して回動自在に取り付け、戸口2aを開閉するように支持したドア板1を有している。図2に示すように、ドア板1の中心部に軸受ボス18を設け、連結軸10を貫通させ、連結軸10の室外側の軸端は、後述するハンドル3のハンドルボス3dをキー10aで固定し、室内側の軸端はハンドル3のボスを兼ねた打撃部材5と溶接固定してあり、これによりハンドル3と打撃部材5とは一体に回転する構造となっている。なおストライカ8は連結軸10をフリーで回転可能に支持している。
ドア板1には、回転自在にハンドル3を支持して設けてある。このハンドル3は、円環状の部分3aと、その内側に設けた十字状の部分3bと、1本の十字状の部分3bをまたぐように(図5参照)、前記部分3a、3bに取り付けたウェイト3cとから構成してある。
図3は図1のロック時の水密ドアを室内側から見て示す背面図、図4は、アンロック時の水密ドアを室内側から見て示す背面図である。この水密ドアの内側には、後述するハンドル操作で加えられる打繋力を伝達するためのリンク機構11、12を備えており、ロック部材13がドア板1の中心、換言すれば部分2aの中心を基準にして複数個配置してある。ロック部材13の設置数は、水密ドアの大きさによって異なるが、通常8個〜16個である。それらの設置位置は、締め付けを均等にするために、ドア板1の中心を基準に点対称及び/または線対称とすることが好ましい。
図5は、図1の水密ドアのハンドルにストライカを取り付けた状態を示す斜視図である。ストライカ8は連結軸10に差し込み、フリーに回転するようにしてある。内外のハンドル3、4は連結軸10に差し込み、既述のように、外側はキー10aで固定し、内側は軸端部を溶接で固定して一体化してある。ストライカ8には、ドアロック時に打撃する打撃面8aとドアアンロック時に打撃する打撃面8bが約180度対称位置に設けてある。ハンドル3の形状は、角度約90度〜180度の間で回転運動を可能にするものであれば円形であっても、H形であっても、または棒状等、種々の形状であって良いが、把持の容易性から通常は円形を採用することが好ましい。また、ハンドル3の取り付け位置は、一般には室外、すなわちドアの外側であることが好ましい。
ハンドル3には、この回転時にストライカ8による打撃力を増加させるため、ウェイト3cを設けることが好ましい。ウェイト3cの重量は、特に限定されないが、人による操作の容易性を考慮すると、約10kg〜15kgであることが好ましい。
またストライカ8は、ロック時の打撃面8aとアンロック時の打撃面8bを同一の部材に設けているものが好ましい。面体(そのような部材)の形状は円板形状には特には限定されないが、回転運動によりストライカ8の受け部(打撃面8aと打撃面8b)を確実に打撃するためには、円形の平面形状を有するものが好ましい。面体(部材)の厚みは、既述のような開口サイズと耐久性とを考慮すれば約22mm〜32mmが好ましい。
連結軸10は、ハンドル3の円弧運動をストライカ8に伝播するとともに、図6で示すストライカ8の受け部との位置決めをするものである。この連結軸10には、例えば径が約50mm〜80mmの丸鋼を用いることが好ましい。
図6は、ストライカ8に打撃力を与えるための打撃部材、打撃駒を備えたもう一つのハンドル4を示す斜視図である。図6において示すように、このハンドル4も、円環状の部分4aと、その内側に設けた十字状の部分4bと、1本の十字状の部分4bをまたぐように(図5、図6参照)、前記部分4a、4bに取り付けたウェイト4cとから構成してある。また、十字状の部分4bの中心には打撃部材5が設けてある。この打撃部材5には、ロック時に使用するストライカ打撃駒6と、アンロック時に使用するストライカ打撃駒7が設けてある。なお、そのような部材5の形状は円板状には特に限定されないが、回転運動を行ってストライカ8にストライカ打撃駒に6、7に確実に衝突させるためには、円形が好ましい。またなお、ストライカ8と近接かつ対向して設けることが好ましいのはもちろんである。打撃部材5の厚みは、例えば約18mm〜25mmのものが好ましい。
ストライカ8の受け部である打撃面8aと打撃面8bは、一般にドア枠2の内側(室内側)に設けたハンドル4に設けることが好ましい。このハンドル4にも打撃力を増加するため、上述のようにウェイト4cが設けてある。ただし、ウェイト4cは必ずしも設ける必要はない。ストライカ打撃駒6、7による打撃力がウェイト無しでも十分であれば必要でない。
図7ないし図10は締め付けレバーであるロック部材13等の詳細構成を示す図である。
ロック部材13はドア板1に固定してある。図中15はテーパー付きの楔で、締め付けレバー13に面当りさせて備えている。このテーパー付きの楔15はドア枠2側に設ける。
ロック部材13はドア板1に固定してある。図中15はテーパー付きの楔で、締め付けレバー13に面当りさせて備えている。このテーパー付きの楔15はドア枠2側に設ける。
ストライカ8のロック時の打撃面8aとアンロック時の打撃面8bに加えられる打撃力は、リンク部材11、12を介してロック部材13に伝わり、ロック部材13がテーパー付き楔15面を移動して食い込むことにより、パッキン面16を押圧することでドア板1とドア枠2の間の水密性を保持する構造となっている。
図7は、ロック及びアンロック時のロック部材13の動きを示す図である。また、図8は、ロック部材13がテーパー付き楔15を介してパッキン面16を押圧する様子を示す断面図である。図9は、ロック部材13がテーパー付き楔15と嵌合する様子を示す断面図である。そして図10は、テーパー付き楔を本実施形態におけるより好ましい形態として、楔15の面の角度が急角度(図10の角度α)の部分と緩角度(図10の角度β)の部分の2段階からなる構成とした例を示している。なお、図中14はロック部材13の支持軸であり、ブッシュ14a、複数の座金(上下側)14bを適宜配してナット14cで固定し、個々のロック部材13の締め付け量を調整し、それによってロック部材13の支持軸14の軸線方向での位置を調整できるようになっている。また、図中17はドア枠2を取り付ける壁である。本明細書で壁とは、構造体、建造体の隔壁あるいはそれと類似の構造物であって、本発明に係る水密ドアを取り付ける対称となり得るものすべてを指す。
以下、本実施形態の水密ドアの操作を図11〜図13を用いて説明する。
まず、ドアをロックする操作について説明する。
図11および図12は、ドア板1の内側に設けたハンドル4aを図の左方向へ回転操作してドアをロックする際の動きを、ドアの内側(室外側)から見て示す図である。なお室外側に設けたハンドル3aについても内側のハンドル4aの操作と同様にロックが働くことになる。打撃開始時は図11に示すように、ハンドル3を回転させることにより図12に示すようにストライカ打撃駒6が約90〜180度回転し、ストライカ8の打撃面8aを叩き(図5も参照)、この打撃力がリンク軸A11およびリンク軸B12を伝播し、図3に示すような合計12個のロック部材13が、その端部が嵌合するようにドア枠2に設けたテーパー付きの楔15上を移動し、それによってパッキン16を締め付ける(図2、図8も参照)。この操作を約5〜10回繰り返すことで、ロック部材13がテーパー付きの楔15上を角度αの部分上から(閉じる操作をしている状態から)、角度βの部分上へと徐々に移動して、締め付ける動作を行う状態に移行し、本実施形態の水密ドアは高い水密性を発現することとなる。
まず、ドアをロックする操作について説明する。
図11および図12は、ドア板1の内側に設けたハンドル4aを図の左方向へ回転操作してドアをロックする際の動きを、ドアの内側(室外側)から見て示す図である。なお室外側に設けたハンドル3aについても内側のハンドル4aの操作と同様にロックが働くことになる。打撃開始時は図11に示すように、ハンドル3を回転させることにより図12に示すようにストライカ打撃駒6が約90〜180度回転し、ストライカ8の打撃面8aを叩き(図5も参照)、この打撃力がリンク軸A11およびリンク軸B12を伝播し、図3に示すような合計12個のロック部材13が、その端部が嵌合するようにドア枠2に設けたテーパー付きの楔15上を移動し、それによってパッキン16を締め付ける(図2、図8も参照)。この操作を約5〜10回繰り返すことで、ロック部材13がテーパー付きの楔15上を角度αの部分上から(閉じる操作をしている状態から)、角度βの部分上へと徐々に移動して、締め付ける動作を行う状態に移行し、本実施形態の水密ドアは高い水密性を発現することとなる。
本願発明者の行った実験では、ハンドル操作は軽い力で良く、所要の水密性を得られるまでに操作に要した時間は、約1〜2分であった。また、締め付けた水密ドアの耐圧評価を実水頭圧で検証したところ、約45mの水密性を有していた。なお、ロック状態で保持する場合はウェイト3c位置を図12の状態にしておくことにより、ロックの緩み止めとして利用できる。
一方、アンロック時は、ドア板1の外側に設けたハンドル3を図12の状態から図中で左回りに回転操作する。その動作で、図13に示すようにストライカ打撃駒7が回転とともにストライカ8の打撃面8bを叩き、この打撃力がリンク軸A11及びリンク軸B12を伝播してロック部材13に面当りするテーパー付き楔15上を移動することで、パッキン16の締め付けを開放する。
なお、合計12個の締め付けレバーの構造が、従来のように各々独立した手動クランク方式によるドアを製作し(図示せず)、締め付け実験を行ったところ、締め付けに要した時間は約10分であった。そして、締め付けに長い時間を要したにもかかわらず耐水圧は約3mであった。
本発明に係る水密ドアは、以上のように、エアシリンダー等の設備を設置する必要がないことから、設備費が安価であることと、簡易なハンドル操作で強力なロックが可能であり、高い水密性を発現できることから、船舶の隔壁の開口部に利用することはもちろん、マンホールやその他の開口部等の高い水密性が要求される開口部にも適用できる。
また本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 ドア板
1a ヒンジ
2 ドア枠
2a 戸口
3a ドア外側ハンドル
3b ハンドルノブ
3c ウェイト
3d ハンドルボス
4a ドア内側ハンドル
4b ハンドルノブ
4c ウェイト
5 打撃部材
6 ストライカ打撃駒(アンロック時)
7 ストライカ打撃駒(ロック時)
8 ストライカ
8a ロック時打撃面
8b アンロック時打撃面
9 ブッシュ
10 連結軸
11 リンクレバーA
12 リンクレバーB
13 ロック部材(締め付けレバー)
14 締め付けレバー取り付け軸
14a ブッシュ
14b 座金(上下側)
14c ナット
15 テーパー付きの楔
16 パッキン
17 壁
18 軸受ボス
1a ヒンジ
2 ドア枠
2a 戸口
3a ドア外側ハンドル
3b ハンドルノブ
3c ウェイト
3d ハンドルボス
4a ドア内側ハンドル
4b ハンドルノブ
4c ウェイト
5 打撃部材
6 ストライカ打撃駒(アンロック時)
7 ストライカ打撃駒(ロック時)
8 ストライカ
8a ロック時打撃面
8b アンロック時打撃面
9 ブッシュ
10 連結軸
11 リンクレバーA
12 リンクレバーB
13 ロック部材(締め付けレバー)
14 締め付けレバー取り付け軸
14a ブッシュ
14b 座金(上下側)
14c ナット
15 テーパー付きの楔
16 パッキン
17 壁
18 軸受ボス
Claims (4)
- 戸口を有するドア枠と、
該ドア枠にヒンジを介して戸口を開閉自在に支持したドア板と、
を備えた水密ドアにおいて、
前記ドア板を前記ドア枠にロックするロック位置と、前記ドア板の前記ドア枠へのロックを解除するアンロック位置との2位置をとることができるロック部材と、
前記ドア板に可動に設けられ、閉じられた前記ドア板に回転自在に支持したハンドルと、
該ハンドルに取り付けたストライカと、
前記ロック部材を前記ロック位置と前記アンロック位置との間で移動可能にするリンク機構とを備え、
該リンク機構が、前記ストライカが衝突する受け部を有し、該受け部を前記ストライカが打撃したときの打撃力を前記ロック部材に伝達するリンク部材を有する、
ことを特徴とする水密ドア。 - 請求項1に記載の水密ドアにおいて、
前記ハンドルに、前記ストライカによる打撃力を増すためのウェイトを備えたことを特徴とする水密ドア。 - 請求項1または2に記載の水密ドアにおいて、
前記ロック部材が前記ドア枠と前記ドア板との隙間に食い込むことでロックする楔を有し、
該楔の楔面のなす角度は、該楔が食い込む前記ドア板側への食い込み量が増えるにつれて締め付け力が大きく必要となることに対応させて急角度から緩い角度に変わる2段階としたことを特徴とする水密ドア。 - 請求項1ないし3のいずれに記載の水密ドアにおいて、
前記ハンドルが、前記ドア枠を取り付ける部位の内側と外側の両方に設けてあることを特徴とする水密ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216809A JP2014069682A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 水密ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216809A JP2014069682A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 水密ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014069682A true JP2014069682A (ja) | 2014-04-21 |
Family
ID=50745301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012216809A Pending JP2014069682A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 水密ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014069682A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012216809A patent/JP2014069682A/ja active Pending
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