本出願に係る電子機器、制御方法、及び制御プログラムを実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、スマートフォンを取り上げて説明する。
(実施形態)
図1を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の機能的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るスマートフォンのブロック図である。以下の説明においては、同様の構成要素に同一の符号を付すことがある。さらに、重複する説明は省略することがある。
図1に示すように、スマートフォン1は、ディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12と、姿勢検出ユニット15と、バイブレータ18と、タッチスクリーン21とを備える。
ディスプレイ2は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2は、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
ボタン3は、利用者からの操作入力を受け付ける。ボタン3の数は、単数であっても、複数であってもよい。
照度センサ4は、スマートフォン1の周囲光の照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2の輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2が顔に近づけられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格と、近距離無線の通信規格がある。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等がある。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
通信ユニット6は、GPS衛星からの所定の周波数帯の電波信号を受信し、受信した電波信号の復調処理を行って、処理後の信号をコントローラ10に送出する。スマートフォン1は、GPS衛星との通信機能を通信ユニット6から分散させて、通信ユニット6から独立した個別の通信部を設けてもよい。
レシーバ7は、音出力部である。レシーバ7は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。マイク8は、音入力部である。マイク8は、利用者の音声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。フォアグランドで実行されるアプリケーションは、例えば、ディスプレイ2に画面が表示される。制御プログラムには、例えば、OSが含まれる。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、通話アプリケーション9B、メールアプリケーション9C、カレンダーアプリケーション9D、メモ帳アプリケーション9E、カメラアプリケーション9F、及び設定データ9Zなどを記憶する。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、ユーザに情報を通知する通知領域を含む通知画面をディスプレイに表示させるための機能を提供する。通知画面には、バックグラウンドで実行されるアプリケーションについて、いわゆるステータスバーに通知される情報の詳細情報を、ユーザに通知する通知領域であるお知らせ表示領域と、お知らせ表示領域以外の他の領域が含まれる。他の領域は、各種機能の設定を行うための設定ボタン表示領域、アプリケーションのショートカットアイコンが配置されるアプリショートカット表示領域、及びSNS(Social Network Service)へのメッセージ投稿を行うための簡単SNS投稿表示領域などを含む。
さらに、制御プログラム9Aは、ユーザの操作が検出された場合に、ディスプレイ2に表示されている通知画面を、通知画面を編集する編集画面に遷移させるための機能を提供する。さらに、制御プログラム9Aは、編集画面において、他の領域を追加するユーザの操作が検出された場合には、他の領域の追加を通知画面に反映するための機能を提供する。さらに、制御プログラム9Aは、編集画面において、他の領域を削除するユーザの操作が検出された場合には、他の領域の削除を通知画面に反映するための機能を提供する。さらに、制御プログラム9Aは、編集画面において、通知領域の表示位置および他の領域の表示位置を相互に変更するユーザの操作が検出された場合には、表示位置の変更を通知画面に反映するための機能を提供する。さらに、制御プログラム9Aは、編集画面において、他の領域に含まれる構成要素を変更するユーザの操作が検出された場合に、構成要素の変更を通知画面に反映するための機能を提供する。
その他、制御プログラム9Aは、通信ユニット6などを制御することによって、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)などを用いた通信を実現させるための機能を提供する。
制御プログラム9Aは、通信ユニット6などを制御することによって、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等を用いた近距離無線通信を実現させるための機能を提供する。
制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6及びマイク8などを制御することによって、通話を実現させるための機能を提供する。
制御プログラム9Aにより提供される機能は、通話を実現させる場合、通話アプリケーション9B又はメールアプリケーション9Cなど、ストレージ9に記憶される他のプログラムなどが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。制御プログラム9Aにより提供される機能は、複数のプログラムモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
通話アプリケーション9Bは、無線通信による通話のための通話機能を提供する。メールアプリケーション9Cは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。カレンダーアプリケーション9Dは、スケジュール管理等のためのカレンダー機能を提供する。メモ帳アプリケーション9Eは、テキストデータの作成及び管理するためのテキストエディタ機能を提供する。カメラアプリケーション9Fは、画像および動画像の撮影、編集および管理などを行うための機能を提供する。ストレージ9に記憶されるアプリケーションは一例に過ぎない。図1に示すもの以外に、ブラウザアプリケーション、ナビゲートアプリケーション、音楽プレイヤーアプリケーション、動画再生アプリケーション、計算機アプリケーション、付箋アプリケーションなどが記憶されていてもよい。
設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関連する各種の設定及び処理に関する情報を含む。
コントローラ10は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、及びFPGA(Field−Programmable Gate Array)を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、姿勢検出ユニット15、及びタッチスクリーン21を含むが、これらに限定されない。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザに情報を通知する通知領域を含む通知画面をディスプレイ2に表示させる処理を実現する。具体的には、コントローラ10は、例えば、ユーザによるタッチジェスチャを検出すると、通知画面をディスプレイ2に表示する。コントローラ10は、どのような画面がディスプレイに表示されている場合であっても、通知画面を呼び出してディスプレイ2に表示させることができる。コントローラ10は、例えば、いわゆるホーム画面をディスプレイ2に表示しているときに、ユーザによるタッチジェスチャの検出に応じて、上記通知画面を呼び出してディスプレイに表示させることができる。さらに、コントローラ10は、例えば、メールアプリケーション、ブラウザアプリケーション、マップ並びにスケジューラなどに対応するアプリケーション画面をディスプレイ2に表示しているときに、ユーザによるタッチジェスチャの検出に応じて、上記通知画面を呼び出してディスプレイ2に表示させることができる。さらに、コントローラ10は、スマートフォン1がロック状態にある場合にディスプレイ2に表示される、いわゆるロック画面がディスプレイ2に表示されている場合であっても、上記通知画面を呼び出してディスプレイ2に表示させることができる。ロック状態には、単に、ユーザの操作を受け付けない状態だけでなく、セキュリティロック状態を含んでもよい。通知画面には、バックグラウンドで実行されるアプリケーションについて、いわゆるステータスバーに通知される情報の詳細情報を、ユーザに通知するための通知領域であるお知らせ表示領域と、お知らせ表示領域以外の他の領域が含まれる。他の領域は、各種機能の設定を行うための設定ボタン表示領域、アプリケーションのショートカットアイコンが配置されるアプリショートカット表示領域、及びSNS(Social Network Service)へのメッセージ投稿を行うための簡単SNS投稿表示領域などを含む。
さらに、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザの操作を検出した場合に、ディスプレイ2に表示されている通知画面を、通知画面を編集する編集画面に遷移させる処理を実現する。コントローラ10は、例えば、通知画面に設けられている編集ボタンに対する操作を検出した場合に、ディスプレイ2に表示されている通知画面を編集画面に遷移させる。
さらに、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、編集画面において他の領域を追加するユーザの操作を検出した場合には、他の領域の追加を通知画面に反映する処理を実現する。さらに、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、編集画面において他の領域を削除するユーザの操作を検出した場合には、他の領域の削除を通知画面に反映する処理を実現する。さらに、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、編集画面において通知領域の表示位置および他の領域の表示位置を相互に変更するユーザの操作を検出した場合には、表示位置の変更を通知画面に反映する処理を実現する。さらに、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、編集画面において他の領域に含まれる構成要素を変更するユーザの操作を検出した場合に、構成要素の変更を通知画面に反映する処理を実現する。
スピーカ11は、音出力部である。スピーカ11は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。
カメラ12は、撮影した画像を電気信号へ変換する。カメラ12には、例えば、ディスプレイ2に面している物体を撮影するインカメラ、ディスプレイ2の反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラが含まれる。
姿勢検出ユニット15は、スマートフォン1の姿勢を検出する。姿勢検出ユニット15は、姿勢を検出するために、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロスコープの少なくとも1つを備える。
バイブレータ18は、スマートフォン1の一部又は全体を振動させる。バイブレータ18は、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータなどを有する。バイブレータ18による振動は、着信等の各種のイベントを利用者に報知するために用いられる。
タッチスクリーン21は、タッチスクリーン21に対する接触を検出する。コントローラ10(スマートフォン1)は、タッチスクリーン21によって検出される接触に基づいて、指、スタイラス、ペン等(以下、単に「指」という)を用いてタッチスクリーン21に対して行われる各種操作(ジェスチャ)を検出する。例えば、タッチスクリーン21は、タッチセンサを有する。タッチセンサは、タッチスクリーン21への指の接触を、接触された場所のタッチスクリーン21上での位置とともに検出し、コントローラ10に通知する。コントローラ10が、タッチスクリーン21を介して検出する各種操作(ジェスチャ)には、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるがこれらに限定されない。タッチスクリーン21の検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。図1に示すように、ディスプレイ2と、タッチスクリーン21とは機能的には分離したものであるが、物理的にはタッチスクリーンディスプレイとして統合されていてよい。
図1に示したスマートフォン1の機能構成は例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。
図2〜図6を用いて、スマートフォン1による通知画面の表示制御の一例について説明する。図2、図5及び図6に登場するF1は、ユーザの指を示す。以下では、いわゆるロック画面がディスプレイ2に表示されている場合の制御の例について説明するが、いわゆるホーム画面、あるいはアプリケーション画面がディスプレイ2に表示されている場合であっても、同様の制御を実現できる。
図2は、ディスプレイ2に通知画面を表示させる制御の一例を示す図である。図2に示すように、スマートフォン1は、ディスプレイ2にロック画面40を表示している(ステップS11)。ロック画面40は、スマートフォン1がロック状態にある場合に表示される。スマートフォン1は、ディスプレイ2にロック画面40が表示されている場合、特定の操作を除いて、ユーザの操作を受け付けない。特定の操作には、例えば、ロック状態を解除するための操作、及び通知画面をディスプレイ2に表示させるための操作が含まれる。ロック状態には、単に、ユーザの操作を受け付けない状態だけでなく、セキュリティロック状態を含んでもよい。図2に示す例では、ロック画面40の上部に設けられている、いわゆるステータスバーに、メールの受信をユーザに通知するアイコン40aが表示されている。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、ステータスバーが表示されるロック画面40の上側端部から下側端部へ向うスワイプを検出すると(ステップS12)、ディスプレイ2に通知画面50を表示させる(ステップS13)。通知画面50には、上記アイコン40aの他に、電池残量をパーセンテージで表示する領域50aと、各種機能の設定を行うための設定ボタン表示領域50b、ステータスバーに表示される情報の詳細情報を表示する通知領域であるお知らせ表示領域50cと、アプリケーションのショートカットアイコンが配置されるアプリショートカット表示領域50dと、SNSへのメッセージ投稿を行うための簡単SNS投稿表示領域50eと、通知画面50を編集するための編集画面へ遷移させる編集ボタン50fとが設けられる。図2に示す例では、お知らせ表示領域50cに、「特許太朗さんからメールを受信しました。」というメッセージが表示される。このメッセージは、いわゆるステータスバーに表示されるアイコン40aに対応する詳細情報である。
図3は、設定ボタン表示領域50bの拡大図である。図3に示すように、設定ボタン表示領域50bは、「設定ボタン」と表記される領域表示バーと、ボタンB1〜ボタンB5を有する。ボタンB1は、WiFiの機能をON又はOFFに設定するためのボタンである。ボタンB2は、Bluetooth(登録商標)の機能をON又はOFFに設定するためのボタンである。ボタンB3は、GPSの機能のON又はOFFに設定するためのボタンである。ボタンB4は、電話の待受モードの切替えを行うためのボタンである。ボタンB5は、画面回転の機能のON又はOFFに設定するためのボタンである。
コントローラ10は、タッチスクリーン21を介して、例えば、ボタンB3に対するタップを検出すると、ボタンB3に対応付けられているGPSの機能がOFFの状態である場合には、GPSの機能をONの状態に設定する。さらに、コントローラ10は、図3に示すように、ボタンB3に対応付けられているGPSの機能がONであることを示すように、ボタンB3に表示されている“GPS”の文字部分、及びボタンB3に表示されている領域L1を点灯させる。コントローラ10は、ボタンB1、ボタンB2及びボタンB5に対するユーザの操作を検出した場合にも、上記ボタンB3と同様に設定を行うことができる。
ボタンB4については、コントローラ10は、以下に説明するように、ユーザの操作に応じて、電話の待受モードの切替え、切替えたモードに対応する画像をボタンB4に表示させる。すなわち、コントローラ10は、タッチスクリーン21を介して、例えば、ボタンB4に対するタップを検出するたびに、ボタンB4の画像を、ボタンB4に対応付けられている電話の待受モードに対応する画像に切替えて表示する。図4は、電話の待受モードに対応する画像の一例である。図4に示すように、コントローラ10は、ボタンB4に対するタップを検出するたびに、ボタンB4の画像を、マナーモードのOFFの画像、マナーモード(バイブ)の画像、マナーモード(ミュート)の画像に切替えて表示する。
このように、ユーザは、設定ボタン表示領域50bに設けられているボタンB1〜ボタンB5を操作することにより、ボタンB1〜ボタンB5に対応付けられている各種機能を簡単にON又はOFFに設定できる。
図5は、ディスプレイに通知画面を表示させる制御の他の例を示す図である。スマートフォン1は、図2に示す例に限定されず、図5に示すように、通知画面を表示させてもよい。すなわち、図5に示すように、スマートフォン1は、ディスプレイ2に待受画面40を表示している(ステップS21)。続いて、スマートフォン1は、ステータスバーが表示される待受画面40の上側端部から、待受画面40の下側端部を通過するスワイプを検出すると(ステップS22)、ディスプレイ2に通知画面50を表示させる(ステップS23)。このとき、スマートフォン1は、通知画面50に設けられる設定ボタン表示領域50b、お知らせ表示領域50c、アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eを折りたたんで、それぞれの領域に対応する領域表示バーのみを表示する。そして、スマートフォン1は、領域表示バーに対するユーザの操作に応じて、折りたたんで表示している領域を広げて表示するようにしてもよい。この制御について、以下に説明する。
図6は、図5に示す通知画面50に対する制御の例を示す図である。図6に示すように、スマートフォン1は、ディスプレイ2に通知画面50を表示している(ステップS31)。続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、設定ボタン表示領域50bに対するタップを検出すると(ステップS32)、折りたたまれていた設定ボタン表示領域50bを広げて表示する(ステップS33)。続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、広げて表示する設定ボタン表示領域50bの上部の領域表示バーに対するタップを検出すると(ステップS34)、広げて表示する設定ボタン表示領域50bを折りたたんで、領域表示バーのみを表示する(ステップS35)。
図7〜図15を用いて、スマートフォン1による通知画面の編集制御の一例について説明する。図7〜図15に登場するF1は、ユーザの指を示す。
図7は、ディスプレイ2に編集画面を表示させる制御の一例を示す図である。図7に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、ディスプレイ2に表示する通知画面50に設けられている編集ボタン50fに対する操作を検出すると(ステップS41)、通知画面50を編集する編集画面60に遷移させる(ステップS42)。図7に示すように、編集画面60には、設定ボタン表示領域50bを個別に編集するための編集ボタン60aと、アプリショートカット表示領域50dを個別に編集するための編集ボタン60bと、簡単SNS投稿表示領域50eを個別に編集するための編集ボタン60cと、表示項目追加ボタン60dとが設けられる。編集画面60は、主に、新たな表示項目の追加、既存の表示項目の削除、移動などの編集操作をユーザから受け付ける。お知らせ表示領域50cについては、移動のみを可能とし、削除を不可とする。
図8は、編集画面60において表示項目の追加を行う際の制御の一例を示す図である。図8に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60に設けられた表示項目追加ボタン60dへの操作を検出すると(ステップS51)、追加可能な表示項目の一覧60eを表示する(ステップS52)。図8に示す例では、追加可能な表示項目として、例えば、カレンダーと、付箋とが列挙されている。表示項目の一覧60eには、追加可能な表示項目の一覧のみを表示してもよいし、表示中の項目および表示可能な項目の全てを表示してもよい。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加可能な表示項目の一覧60eから、カレンダーの選択を検出すると(ステップS53)、編集画面60にカレンダーを追加する(ステップS54)。図8に示す例では、天気の情報を含む週表示のカレンダーを表示しているが、月表示のカレンダーであってもよい。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS55)、カレンダーが追加された通知画面50をディスプレイ2に表示させる(ステップS56)。「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作は、タッチ、タップ、スワイプ、ダブルタップなど、他の処理との対応付けが重複しない限り、どのような操作を検出対象としてもよい。以下の説明において、単に、「操作」と表記するものについても、同様である。
図9及び図10は、編集画面60における表示項目の追加を行う際の制御の他の例を示す図である。
図9を用いて、表示項目を追加する際に、お知らせ表示領域50c以外の領域を折りたたんで領域表示バーのみを表示させる制御について説明する。
図9に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60に設けられた表示項目追加ボタン60dへの操作を検出すると(ステップS61)、追加可能な表示項目の一覧60eを表示する(ステップS62)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加可能な表示項目の一覧60eから、カレンダーの選択を検出すると(ステップS63)、編集画面60にカレンダーを表示する(ステップS64)。ステップS64において、スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域の合計が、ディスプレイ2の表示可能範囲を超えるかどうかを判定する。判定の結果、ディスプレイ2の表示可能範囲を超える場合には、スマートフォン1は、お知らせ表示領域50c以外の設定ボタン表示領域50b、アプリショートカット表示領域50d、簡単SNS投稿表示領域50eを折りたたんで、領域表示バーのみを表示させる。このとき、スマートフォン1は、領域表示バーには個別編集ボタンを表示させないようにする。そして、スマートフォン1は、領域表示バーに対する操作に応じて、折りたたまれている領域を広げて表示させる際に、個別編集ボタンを再表示させる。スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域の合計が、ディスプレイ2の表示可能範囲を超える場合、お知らせ表示領域50cを含めた全ての領域を折りたたんで、領域表示バーのみを表示させるようにしてもよい。
一方、ステップS64において、スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域の合計が、ディスプレイ2の表示可能範囲を超えない場合には、お知らせ表示領域50c以外の設定ボタン表示領域50b、アプリショートカット表示領域50d、簡単SNS投稿表示領域50eも折りたたまずに表示する。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS65)、カレンダーが追加された通知画面50をディスプレイ2に表示させる(ステップS66)。ステップS66において、スマートフォン1は、お知らせ表示領域50c以外の設定ボタン表示領域50b、アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eについては、折りたたんだ状態のままで領域表示バーのみを通知画面50に表示させる。
図10を用いて、表示項目を追加する際に、お知らせ表示領域50c、及び設定ボタン表示領域50b以外の領域を折りたたんで領域表示バーのみを表示させる制御について説明する。
図10に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60に設けられた表示項目追加ボタン60dへの操作を検出すると(ステップS71)、追加可能な表示項目の一覧60eを表示する(ステップS72)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加可能な表示項目の一覧60eから、カレンダーの選択を検出すると(ステップS73)、編集画面60にカレンダーを表示する(ステップS74)。ステップS74において、スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域の合計が、ディスプレイ2の表示可能範囲を超えるかどうかを判定する。判定の結果、ディスプレイ2の表示可能範囲を超える場合には、スマートフォン1は、ディスプレイ2の表示可能範囲内で、お知らせ表示領域50cに加えて表示可能な領域を、編集画面60に表示された設定ボタン表示領域50bから順に判定する。判定の結果、お知らせ表示領域50cに加えて設定ボタン表示領域50bまで表示可能である場合には、スマートフォン1は、お知らせ表示領域50c及び設定ボタン表示領域50b以外のアプリショートカット表示領域50d及び簡単SNS投稿表示領域50eを折りたたんで、領域表示バーのみを表示させる。このとき、スマートフォン1は、領域表示バーには個別編集ボタンを表示させないようにする。そして、スマートフォン1は、領域表示バーに対する操作に応じて、折りたたまれている領域を広げて表示させる際に、個別編集ボタンを再表示させる。スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域が、ディスプレイ2の表示可能領域を超える場合、お知らせ表示領域50cを含めた全ての領域を折りたたんで、領域表示バーのみを表示させるようにしてもよい。
一方、ステップS64において、スマートフォン1は、編集画面60に既存の領域と、追加されるカレンダーの領域とを合わせた領域が、ディスプレイ2の表示可能領域を超えない場合には、お知らせ表示領域50c以外の設定ボタン表示領域50b、アプリショートカット表示領域50d、簡単SNS投稿表示領域50eも折りたたまずに表示する。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS75)、カレンダーが追加された通知画面50をディスプレイ2に表示させる(ステップS76)。ステップS76において、スマートフォン1は、お知らせ表示領域50c及び設定ボタン表示領域50b以外のアプリショートカット表示領域50d及び簡単SNS投稿表示領域50eについては、折りたたんだ状態のままで領域表示バーのみを通知画面50に表示させる。
図11は、編集画面60における表示項目の削除を行う際の制御の例を示す図である。
図11に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60の設定ボタン表示領域50bにおける領域表示バーへの操作を検出すると(ステップS81)、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更する(ステップS82)。スマートフォン1は、例えば、領域表示バーへのロングタッチを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bをタッチしたままドラッグして移動可能な状態へと変更する。領域表示バーへのロングタッチを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更するユーザの操作は、ロングタッチに限定されない。例えば、スマートフォン1は、領域表示バーへのダブルタップを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更してもよく、他の処理との対応付けが重複しない限り、どのような操作を検出対象としてもよく、以下の説明についても同様である。領域表示バーへの操作により、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更する例に限定されず、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更するためのボタンなどを設けてもよい。
ステップS82において、スマートフォン1は、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更した後、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域を、設定ボタン表示領域50bの削除を行うための領域に変更し、「表示項目編集 削除(60f参照)」に表示を変更する。
ユーザにより設定ボタン表示領域50bの移動が開始された後、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 削除」と表示されている領域と、設定ボタン表示領域50bとの重複を検出すると、設定ボタン表示領域50bを削除する(ステップS83)。スマートフォン1は、「表示項目編集 削除」と表示されている領域と、設定ボタン表示領域50bとの重複の度合いは、任意に変更できる。例えば、スマートフォン1は、「表示項目編集 削除」と表示されている領域と、設定ボタン表示領域50bと少しでも重複した場合には、設定ボタン表示領域50bを削除するようにしてもよい。あるいは、スマートフォン1は、「表示項目編集 削除」と表示されている領域の面積の半分以上と、設定ボタン表示領域50bの面積とが重複した場合には、設定ボタン表示領域50bを削除するようにしてもよい。
ステップS83において、スマートフォン1は、設定ボタン表示領域50bを削除した後、編集画面60において「表示項目編集 削除」と表示されている領域を、「表示項目編集 完了」に表示を戻す。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS84)、設定ボタン表示領域50bが削除された通知画面50をディスプレイ2に表示させる(ステップS85)。
アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eについても、スマートフォン1は、図11に示す制御と同様の制御により表示項目を削除することができる。
図12は、編集画面60における表示項目の表示位置の変更を行う際の制御の例を示す図である。
図12に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60の設定ボタン表示領域50bにおける領域表示バーへの操作を検出すると(ステップS91)、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更する(ステップS92)。スマートフォン1は、例えば、領域表示バーへのロングタッチを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bをタッチしたままドラッグして移動可能な状態へと変更する。領域表示バーへのロングタッチを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更するユーザの操作は、ロングタッチに限定されない。例えば、スマートフォン1は、領域表示バーへのダブルタップを検出した場合に、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更してもよく、他の処理との対応付けが重複しない限り、どのような操作を検出対象としてもよく、以下の説明についても同様である。領域表示バーへの操作により、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更する例に限定されず、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更するためのボタンなどを設けてもよい。
ステップS92において、スマートフォン1は、設定ボタン表示領域50bを移動可能な状態に変更した後、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域を、設定ボタン表示領域50bの表示項目の削除を行うための領域に変更し、「表示項目編集 削除(60f参照)」に表示を変更する。
ユーザにより設定ボタン表示領域50bの移動が開始された後、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60の設定ボタン表示領域50bと、編集画面60のお知らせ表示領域50cとの重複を検出すると、設定ボタン表示領域50bの表示位置と、お知らせ表示領域50cの表示位置とを入れ替える(ステップS93)。
ステップS93において、スマートフォン1は、設定ボタン表示領域50bの表示位置と、お知らせ表示領域50cの表示位置とを入れ替え後、編集画面60において「表示項目編集 削除」と表示されている領域を、再び、「表示項目編集 完了」と表示させる。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS94)、設定ボタン表示領域50bの表示位置と、お知らせ表示領域50cの表示位置とを入れ替えられた通知画面50をディスプレイ2に表示させる(ステップS95)。
アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eについても、スマートフォン1は、図12に示す制御と同様の制御により表示項目の表示位置を変更することができる。
図13〜図15は、編集画面60における表示項目の個別編集を行う際の制御の例を示す図である。
図13を用いて、設定ボタン表示領域50bのボタンを追加する制御について説明する。
図13に示すように、スマートフォン1は、編集画面60を表示後(ステップS101)、タッチスクリーン21を介して、設定ボタン表示領域50bに設けられている編集ボタン60aへの操作を検出すると(ステップS102)、設定ボタン表示領域50bの個別編集画面71を表示する(ステップS103)。個別編集画面71には、ボタンを追加するための追加ボタン71aが設けられる。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加ボタン71aへの操作を検出すると(ステップS104)、追加可能なボタンの一覧71bを表示する(ステップS105)。図13に示す例では、追加可能なボタンとして、例えば、ICカードロックと、着信相手非表示とが列挙されている。ボタンの一覧71bには、追加可能なボタンの一覧のみを表示してもよいし、表示中のボタンおよび追加可能なボタンの全てを表示してもよい。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加可能なボタンの一覧71bから、着信相手非表示の選択を検出すると(ステップS106)、個別編集画面71に、着信相手非表示に対応するボタン71cを表示する(ステップS107)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、個別編集画面71において「設定ボタン編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS108)、着信相手非表示に対応するボタン71cが追加された編集画面60をディスプレイ2に表示させる(ステップS109)。その後、スマートフォン1は、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出した場合には、設定ボタン表示領域50bに着信相手非表示に対応するボタン71cが追加された通知画面50をディスプレイ2に表示させる。
図14を用いて、アプリショートカット表示領域50dのボタンを追加する制御について説明する。
図14に示すように、スマートフォン1は、編集画面60を表示後(ステップS201)、タッチスクリーン21を介して、アプリショートカット表示領域50dに設けられている編集ボタン60bへの操作を検出すると(ステップS202)、アプリショートカット表示領域50dの個別編集画面72を表示する(ステップS203)。個別編集画面72には、ボタンを追加するための追加ボタン72aが設けられる。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加ボタン72aへの操作を検出すると(ステップS204)、追加可能なアイコンの一覧72bを表示する(ステップS205)。図14に示す例では、追加可能なボタンとして、例えば、すぐ文字と、メモ帳とが列挙されている。アイコンの一覧72bには、追加可能なアイコンの一覧のみを表示してもよいし、表示中のアイコンおよび追加可能なアイコンの全てを表示してもよい。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、追加可能なアイコンの一覧72bから、メモ帳の選択を検出すると(ステップS206)、個別編集画面72に、メモ帳に対応するアイコン72cを表示する(ステップS207)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「アプリショートカット編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS208)、メモ帳に対応するアイコン72cが追加された編集画面60をディスプレイ2に表示させる(ステップS209)。その後、スマートフォン1は、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出した場合には、アプリショートカット表示領域50dにメモ帳に対応するアイコン72cが追加された通知画面50をディスプレイ2に表示させる。
簡単SNS投稿表示領域50eについても、スマートフォン1は、図13及び図14に示す制御と同様の制御により、個別編集を行うことができる。
図15を用いて、設定ボタン表示領域50bのボタンを削除する制御について説明する。
図15に示すように、スマートフォン1は、編集画面60を表示後(ステップS301)、タッチスクリーン21を介して、設定ボタン表示領域50bに設けられている編集ボタン60aへの操作を検出すると(ステップS302)、設定ボタン表示領域50bの個別編集画面71を表示する(ステップS303)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、Bluetooth(登録商標)の機能をON又はOFFに設定するためのボタンB2への操作を検出すると(ステップS304)、ボタンB2を移動可能な状態へ変更する(ステップS305)。スマートフォン1は、例えば、ボタンB2へのロングタッチを検出した場合に、ボタンB2をタッチしたままドラッグして移動可能な状態へと変更する。
ステップS305において、スマートフォン1は、ボタンB2を移動可能な状態へ変更した後、個別編集画面71において「設定ボタン編集 完了」と表示されている領域を、設定ボタン表示領域50bのボタンの削除を行うための領域に変更し、「設定ボタン編集 削除(71d参照)」に表示を変更する。
ユーザによりボタンB2の移動が開始された後、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、個別編集画面71において「設定ボタン編集 削除」と表示されている領域と、ボタンB2との重複を検出すると、ボタンB2を削除する(ステップS306)。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン21を介して、編集画面60において「設定ボタン編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると(ステップS307)、ボタンB2が削除された編集画面60をディスプレイ2に表示させる(ステップS308)。その後、スマートフォン1は、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出した場合には、設定ボタン表示領域50bからボタンB2が削除された通知画面50をディスプレイ2に表示させる。
アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eについても、スマートフォン1は、図15に示す制御と同様の制御により個別編集を行うことができる。
図15では、設定ボタン表示領域50bの構成要素であるボタンを削除する例を説明したが、図12に示す表示項目の制御と同様に、ボタンの表示位置を変更することもできる。アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eについても同様である。
図16〜図20を用いて、スマートフォン1による処理手順の一例を説明する。図16〜図20に示す処理手順は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aなどを実行することによって実現される。
図16は、通知画面の編集を行う際の全体的な制御の流れを示すフローチャートである。図16に示すように、コントローラ10は、タッチスクリーン21を介して、通知画面を編集する編集画面の表示操作を検出したかどうかを判定する(ステップS1001)。例えば、コントローラ10は、通知画面50に設けられている編集ボタン50fに対する操作を検出すると、編集画面の表示操作を検出したものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、通知画面を編集する編集画面の表示操作を検出していない場合には(ステップS1001、No)、図16に示す処理手順を進めることなく、終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、通知画面を編集する編集画面の表示操作を検出した場合には(ステップS1001、Yes)、編集画面60をディスプレイ2に表示する(ステップS1002)。
続いて、コントローラ10は、表示項目の編集開始操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS1003)。例えば、コントローラ10は、表示項目追加ボタン60dへの操作、又は設定ボタン表示領域50bなどが有する領域表示バーへの操作を検出すると、表示項目の編集開始操作が検出されたものと判定する。あるいは、コントローラ10は、設定ボタン表示領域50b、アプリショートカット表示領域50d、及び簡単SNS投稿表示領域50eの領域に対応する領域表示バーのいずれかに対する操作を検出すると、表示項目の編集開始操作が検出されたものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の編集開始操作が検出された場合には(ステップS1003、Yes)、表示項目編集処理を実行する(ステップS1004)。
続いて、コントローラ10は、編集終了操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS1005)。例えば、コントローラ10は、編集画面60における「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、編集終了操作が検出されたものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、編集終了操作が検出されない場合には(ステップS1005、No)、上記ステップS1003の処理手順に戻る。
一方、コントローラ10は、判定の結果、編集終了操作が検出された場合には(ステップS1005、Yes)、通知画面50をディスプレイ2に表示し、図16の処理手順を終了する。
ステップS1003において、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の編集開始操作が検出されない場合には(ステップS1003、No)、表示項目の個別編集開始操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS1007)。例えば、コントローラ10は、設定ボタン表示領域50bを個別に編集するための編集ボタン60a、アプリショートカット表示領域50dを個別に編集するための編集ボタン60b、又は簡単SNS投稿表示領域50eを個別に編集するための編集ボタン60cのいずれかが操作された場合に、表示項目の個別編集開始操作が検出されたものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の個別編集開始操作が検出された場合には(ステップS1007、Yes)、表示項目個別編集処理を実行する(ステップS1008)。
一方、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の個別編集開始操作が検出されない場合には(ステップS1007、No)、上記ステップS1005の処理手順に移る。
図17〜図19は、表示項目編集処理の処理手順を示すフローチャートである。図17〜図19に示す処理の流れは、例えば、上記図8、図11及び図12に示す制御などに対応する。
図17に示すように、コントローラ10は、上記図16のステップS1003で検出された操作が表示項目の追加操作であるかを判定する(ステップS1011)。コントローラ10は、例えば、上記図16のステップS1003で検出された操作が、表示項目追加ボタン60dへの操作であった場合、表示項目の追加操作であると判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の追加操作である場合には(ステップS1011、Yes)、追加可能項目の一覧を表示する(ステップS1012)。
続いて、コントローラ10は、追加可能項目の一覧の中から、追加項目の選択を検出したかどうかを判定する(ステップS1013)。
コントローラ10は、判定の結果、追加項目の選択を検出した場合には(ステップS1013、Yes)、選択された項目に対応するボタンを編集画面60に追加して(ステップS1014)、図17に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、追加項目の選択を検出しない場合には(ステップS1013、No)、項目追加処理の解除操作を検出したかどうかを判定する(ステップS1015)。コントローラ10は、例えば、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、項目追加処理の解除操作を検出したものと判定する。「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作は、ダブルタップ、ロングタッチなど、任意の操作であってよい。
コントローラ10は、判定の結果、項目追加処理の解除操作を検出した場合には(ステップS1015、Yes)、追加可能項目の一覧をディスプレイ2から消去して(ステップS1016)、図17に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、項目追加処理の解除操作を検出しない場合には(ステップS1015、No)、上記ステップS1013の処理手順に戻る。
ステップS1011において、コントローラ10は、上記図16のステップS1003で検出された操作が表示項目の追加操作ではない場合(ステップS1011、No)、表示項目の移動又は削除に関する操作であったものと判定し、図18に示す処理手順に移る。
図18に示すように、コントローラ10は、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目を移動可能な状態へ変更する(ステップS1017)。
続いて、コントローラ10は、捕捉された表示項目がお知らせ表示領域50cであるかどうかを判定する(ステップS1018)。
コントローラ10は、判定の結果、捕捉された表示項目がお知らせ表示領域50cではない場合には(ステップS1018、No)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目を削除するための削除処理領域を編集画面60に表示する(ステップS1019)。削除処理領域は、例えば、編集画面60において「表示項目編集 削除」と表示されている領域に対応する(図12参照)。
続いて、コントローラ10は、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、削除処理領域との重複を検出したかどうかを判定する(ステップS1020)。
コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、削除処理領域との重複を検出した場合には(ステップS1020、Yes)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目を削除し(ステップS1020)、図18に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、削除処理領域との重複を検出しない場合には(ステップS1020、No)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、他の表示項目との重複を検出したかどうかを判定する(ステップS1022)。
コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、他の表示項目との重複を検出した場合には(ステップS1022、Yes)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目の表示位置と、他の表示項目の表示位置とを入れ替えて(ステップS1023)、図18に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目と、他の表示項目との重複を検出しない場合には(ステップS1022、No)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目の捕捉解除操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS1024)。コントローラ10は、例えば、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、表示項目の捕捉解除操作を検出したものと判定する。「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作は、ダブルタップ、ロングタッチなど、任意の操作であってよい。
コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目の捕捉解除操作が検出された場合には(ステップS1024、Yes)、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目の捕捉を解除して(ステップS1025)、図18に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、移動又は削除の対象として捕捉された表示項目の捕捉解除操作が検出されない場合には(ステップS1024、No)、上記ステップS1020の処理手順に戻る。
ステップS1018において、コントローラ10は、判定の結果、捕捉された表示項目がお知らせ表示領域50cである場合には(ステップS1018、Yes)、お知らせ表示領域50cの表示位置の変更に関する操作であるものと判定し、図19の処理手順に移る。本実施形態において、お知らせ表示領域50cの削除を不可とする。このため、コントローラ10は、仮に、お知らせ表示領域50cと、削除処理領域との重複を検出した場合であっても、お知らせ表示領域50cの削除を行わない。一方で、本実施形態において、お知らせ表示領域50cの移動は可能であり、以下に説明するように、お知らせ表示領域50cの表示位置を変更できるものとする。
図19に示すように、コントローラ10は、お知らせ表示領域50cと、他の表示項目との重複を検出したかどうかを判定する(ステップS1026)。
コントローラ10は、判定の結果、お知らせ表示領域50cと、他の表示項目との重複を検出した場合には(ステップS1026、Yes)、お知らせ表示領域50cと、他の表示項目の表示位置とを入れ替えて(ステップS1027)、図19に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、お知らせ表示領域50cと、他の表示項目との重複を検出しない場合には(ステップS1026、No)、お知らせ表示領域50cの捕捉解除操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS1028)。コントローラ10は、例えば、編集画面60において「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、お知らせ表示領域50cの捕捉解除操作を検出したものと判定する。「表示項目編集 完了」と表示されている領域への操作は、ダブルタップ、ロングタッチなど、任意の操作であってよい。
コントローラ10は、判定の結果、お知らせ表示領域50cの捕捉解除操作が検出された場合には(ステップS1028、Yes)、お知らせ表示領域50cの捕捉を解除して(ステップS1029)、図19に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、お知らせ表示領域50cの捕捉解除操作が検出されない場合には(ステップS1028、No)、上記ステップS1026の処理手順に戻る。
図19に示す処理手順では、お知らせ表示領域50cの表示位置を変更する例を説明したが、お知らせ表示領域50cについては、表示位置を変更できないようにしてもよい。
図20及び図21は、表示項目個別編集処理の流れを示す図である。図20及び図21に示す処理の流れは、例えば、上記図13〜図15に示す制御などに対応する。
図20に示すように、コントローラ10は、上記図16のステップS1007に示す表示項目の個別編集開始処理が検出された表示項目の個別編集画面を表示する(ステップS2011)。
続いて、コントローラ10は、表示項目の構成要素の追加操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS2012)。例えば、コントローラ10は、個別編集画面に設けられた追加ボタンへの操作があった場合に、表示項目の構成要素の追加操作が検出されたものと判定する。構成要素は、設定ボタン表示領域50bのボタン、あるいはアプリショートカット表示領域50dのアイコンなどに該当する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素の追加操作が検出された場合には(ステップS2012、Yes)、追加可能要素の一覧を表示する(ステップS2013)。
続いて、コントローラ10は、追加可能要素の一覧の中から、追加要素の選択を検出したかどうかを判定する(ステップS2014)。
コントローラ10は、判定の結果、追加要素の選択を検出した場合には(ステップS2014、Yes)、選択された要素を個別編集対象の表示項目に追加する(ステップS2015)。
続いて、コントローラ10は、表示項目の個別編集の完了操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS2016)。例えば、コントローラ10は、個別編集画面において「設定ボタン編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、表示項目の個別編集の完了操作を検出したものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の個別編集の完了操作が検出された場合には(ステップS2016、Yes)、編集画面60をディスプレイ2に表示して(ステップS2017)、図20に示す処理手順を終了する。
一方、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の個別編集の完了操作が検出されない場合には(ステップS2016、No)、上記ステップS2012の処理手順に戻る。
ステップS2014において、コントローラ10は、判定の結果、追加要素の選択を検出しない場合には(ステップS2014、No)、表示項目の構成要素追加処理の解除操作を検出したかどうかを判定する(ステップS2018)。例えば、コントローラ10は、個別編集画面において「設定ボタン編集 完了」と表示されている領域への操作を検出すると、表示項目の構成要素追加処理の解除操作を検出したものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素追加処理の解除操作を検出した場合には(ステップS2018、Yes)、追加可能要素の一覧をディスプレイ2から消去し(ステップS2019)、上記ステップS2016の処理手順に移る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素追加処理の解除操作を検出しない場合には(ステップS2018、No)、上記ステップS2014の処理手順に戻る。
ステップS2012において、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素の追加操作が検出されない場合には(ステップS2012、No)、表示項目の構成要素の削除操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS2020)。例えば、コントローラ10は、個別編集対象の表示項目に含まれる要素に対する操作を検出すると、表示項目の構成要素の削除操作が検出されたものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素の削除操作が検出されない場合には(ステップS2020、No)、上記ステップS2016の処理手順に移る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、表示項目の構成要素の削除操作が検出された場合には(ステップS2020、Yes)、図21に示す処理手順に移る。
図21に示すように、コントローラ10は、削除の対象として捕捉された要素を移動可能な状態へ変更する(ステップS2021)。
続いて、コントローラ10は、削除の対象として捕捉された要素を削除するための削除処理領域を個別編集画面に表示する(ステップS2022)。削除処理領域は、例えば、個別編集画面71において「設定ボタン編集 削除」と表示されている領域に対応する(図15参照)。
続いて、コントローラ10は、削除の対象として捕捉された要素と、削除処理領域との重複を検出したかどうかを判定する(ステップS2023)。
コントローラ10は、判定の結果、削除の対象として捕捉された要素と、削除処理領域との重複を検出した場合には(ステップS2023、Yes)、削除の対象として捕捉された要素を削除し(ステップS2024)、上記図20に示すステップS2016の処理手順に戻る。
一方、コントローラ10は、判定の結果、削除の対象として捕捉された要素と、削除処理領域との重複を検出しない場合には(ステップS2023、No)、削除の対象として捕捉された要素の捕捉解除操作を検出したかどうかを判定する(ステップS2025)。例えば、コントローラ10は、個別編集画面71において「設定ボタン編集 削除」と表示されている領域に対する操作を検出した場合に、削除の対象として捕捉された要素の捕捉解除操作を検出したものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、削除の対象として捕捉された要素の捕捉解除操作を検出した場合には(ステップS2025、Yes)、削除の対象として捕捉された要素の捕捉を解除し(ステップS2026)、上記図20に示すステップS2016の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、削除の対象として捕捉された要素の捕捉解除操作を検出しない場合には(ステップS2025、No)、上記ステップS2023の処理手順に戻る。
上述してきたように、実施形態において、スマートフォン1は、ディスプレイ2に表示する通知画面50に設けられている編集ボタン50fに対する操作を検出すると、通知画面50を編集する編集画面60に遷移させる(図7参照)。このため、実施形態によれば、通知画面50の編集が可能となり、通知画面50を有効活用できる。
上述の実施形態において、スマートフォン1は、通知画面の表示項目を追加する。あるいは、スマートフォン1は、通知画面の表示項目を削除する。あるいは、スマートフォン1は、通知画面の表示項目の表示位置を変更する。このため、実施形態によれば、ユーザは、通知画面の構成をカスタマイズできる。
上述の実施形態において、スマートフォン1は、表示項目の構成要素を追加する。あるいは、スマートフォン1は、表示項目の構成要素を削除する。あるいは、スマートフォン1は、表示項目の構成要素の表示位置を変更する。このため、実施形態によれば、ユーザは、通知画面を表示項目単位でカスタマイズできる。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
例えば、図1に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよい。あるいは、図1に示した各プログラムは、他のプログラムと結合されていてもよい。
上記の実施形態では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、スマートフォン以外の電子機器であってもよい。電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機である。あるいは、添付の請求項に係る装置は、据え置き型の電子機器であってもよい。据え置き型の電子機器は、例えば、デスクトップパソコン、及びテレビ受像器である。