JP2014067237A - カードリーダユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】カード読取装置の誤取付けを気付かせるようにする。
【解決手段】カード読取装置6に多線式リード線17を接続した状態で当該カード読取装置6をその配置部14に取り付け、その後、制御情報入力用基板7をその配置部15に取り付ける。制御情報入力用基板7は、カード読取装置6が正規向きで配置されたとき、多線式リード線17を覆わないが、カード読取装置6が非正規向きで配置されていると、突片部7cが多線式リード線17の一部を押し、当該多線式リード線17から弾発力を受ける。
【選択図】図1

Description

本発明はカード読取装置の誤取付け防止機能を有したカードリーダユニットに関する。
例えば、入退室セキュリティシステムでは、室のドア近傍の壁にカードリーダユニットを取り付けており、個人が所有するICカードをカードリーダユニットにかざすと、当該カードリーダユニットが入室資格の有無を判定し、ドアの電気施錠装置を施解錠する。
カードリーダユニットは、ユニットケース内に、カード読取装置、入室を許可する個人のID情報などの制御情報をキー操作によって入力するための制御情報入力用基板、カード読取装置からの読取情報と制御情報入力用基板からの制御情報によって電気施錠装置の施解錠を制御するメイン制御基板を組み込んで構成される。
ところで、カードリーダユニットには、様々な機種のものが存在する。また、カード読取装置は、各種の認証システムなどでも使用されている。この場合、カード読取装置を、カードリーダユニット毎に、或いは、認証システム毎にそれ専用のものを設計製造するものとすると、多種少量生産となってしまい、生産性向上やコスト低減に不利となる。
そこで、カード読取装置の共用化、つまり、1種類のカード読取装置を、複数機種のカードリーダユニットや各種の認証システムで共通に使用できるようにすることが考えられている。このカード読取装置の共用化のためには、カード読取装置の形状としては、共用化に適した矩形状にすることが好ましい。
下記の特許文献1および特許文献2には、部品を正規向きに取り付けるための手段が開示されている。
特許文献1は、スイッチ装置の防水パッキンを対象にし、この防水パッキンをスイッチの外カバーに正規向き状態に装着させるために、防水パッキンに張り出し部を設けると共に、外カバーに突起を設け、防水パッキンの向きを正規向き状態として外カバーに装着するときには、前記張り出し部が前記突起に当たらずに正常に装着でき、防水パッキンを正規向きとせずに外カバーに装着しようとすると、前記張り出し部が前記突起に当たって装着できないようにしている。
特許文献2では、カセットを収納ケースに収納する構造において、カセットに凹状の矢印表示を形成すると共に、収納ケースにもカセットの収納方向を示す矢印形状の表示部を凹凸部模様で形成し、この表示部が示す方向にカセットの矢印表示の向きを合わせて、当該カセットを挿入させる構成としている。
特開2007−87790号公報 特開2000−142870号公報
カード読取装置の共用化のためにその形状を矩形状にすると、カード読取装置は、正規の向き(正規向き)に取り付けた配置状態に対して、水平に180度転向した向き(非正規向き)にしても取り付けが可能となる。すると、熟練度の低い作業者だと、カード読取装置を非正規向きに取り付けてしまうこと(誤取付け)があり、これに気付かず、そのまま制御情報入力用基板およびメイン制御基板を組み付けてカードリーダユニットを完成してしまうと、カードリーダユニットの読取性能が当初目標としたレベルよりも低くなってしまう。
このカード読取装置の誤取付けを防止するため、特許文献1に開示された手段を採用し、カード読取装置およびユニットケースのうちの一方に突起を設けると共に他方に張出部を設けることが考えられる。しかし、入退室セキュリティシステムに限らず、他のシステムにおけるカードリーダユニットにあっては、ユニットケースの小型化が要請されており、突起や張出部といった新規部分を設けるスペースがあるとは限らない。
また、特許文献2に開示された手段を採用し、カード読取装置およびユニットケースに矢印表示を設けるようにしても、実際の組み付け作業の際に、作業者がその矢印表示を見て合っているかどうかを確認することが必要で、この確認作業を怠ると、誤取付けされたままになるおそれがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、誤取付け防止用の新規部分を設けたり、忘れる可能性のある目視確認を必要としたりすることなく、カード読取装置の誤取付けを防止できるカードリーダユニットを提供することにある。
本発明のカードリーダユニットは、箱形をなし一つの壁板部の外面をICカードが接触又は接近するパネル面としたユニットケースを備え、このユニットケースの内部に、矩形状であって一面がカード読取面とされたカード読取装置と、制御情報を入力するための制御情報入力用基板と、この制御情報入力用基板からの制御情報が与えられると共に前記カード読取装置からの読取情報が与えられるメイン制御基板とを配置してなり、前記カード読取装置を、前記カード読取面が前記パネル面側となるようにしてユニットケース内のカード読取装置配置部に取付け、その後、前記制御情報入力用基板を、ユニットケース内の制御情報入力用基板配置部に取付け、次に前記メイン制御基板を、ユニットケース内のメイン制御基板配置部に取付ける構成を前提とする。
このようなカードリーダユニットにあって、本発明者は、カード読取装置をメイン制御基板に接続するリード線の存在に着目し、カード読取装置が誤取付けされたときには、次に制御情報入力用基板を取り付ける際、この制御情報入力用基板がリード線に当って弾発力を受けることによりカード読取装置の誤取付けを、触覚で気付かせることができるのではないか、という着想を得た。
この着想に基づいてなされた本発明は、カード読取装置をメイン制御基板に接続するためのリード線を、当該カード読取装置に対し、カード読取面以外の面に、当該カード読取面とは反対側の面の中心部から離れた部位において接続し、カード読取装置をカード読取装置配置部に取付けたとき、リード線がカード読取装置からパネル面とは反対の方向へ導出された状態となるように構成すると共に、制御情報入力用基板を、カード読取装置が非正規向きで配置されたときには、当該カード読取装置に接続されたリード線の導出部分の少なくとも一部を覆うが、カード読取装置が正規向きで配置されたときには、当該カード読取装置に接続されたリード線の導出部分を覆わない形状または大きさに形成し、カード読取装置が非正規向きに配置されたとき、制御情報入力用基板を配置する際に、当該制御情報入力用基板がリード線の導出部分に当たって当該導出部分を曲げようとすることにより、当該リード線の導出部分が制御情報入力用基板に対し弾発力を作用させるという構成のものである(請求項1)。
また、本発明は、カード読取装置に接続されたリード線の当該カード読取装置からの導出部分を、カード読取装置からカード読取面の反外側の面と平行する方向に導出された後にカード読取面とは反対の方向に曲げられてメイン制御基板に接続される形態となるように構成し、制御情報入力用基板は、カード読取装置が非正規向きに配置されたとき、カード読取装置からカード読取面の反対側の面と平行する方向に導出された後にカード読取面とは反対の方向に曲げられたリード線の導出部分のうち、少なくともカード読取面とは反対の方向に曲がる部分の先端部を覆う形状または大きさとすることができる。
前記本発明が前提とする構成では、カード読取装置、制御情報入力用基板、メイン制御基板をユニットケースに組み込む場合には、カード読取装置、次に制御情報入力用基板、最後にメイン制御基板の順で組み込む。このうちカード読取装置をカード読取装置配置部に配置する場合、当該カード読取装置が共用化のために矩形状になされているから、カード読取装置配置部に対して正規向きでも、この正規向きから平面的に180度転回された向き(非正規向き)でも配置可能である。
ここで、カード読取装置が、カード読取装置配置部に対して、正規向き状態から平面的に180度転回した非正規向きに取付けられたとする。すると、この非正規向きのカード読取装置に接続されたリード線の導出部分の少なくとも一部が、その後に取付けられる制御情報入力用基板により覆われることとなる。このため、制御情報入力用基板を取り付ける際、制御情報入力用基板が正規の配置位置に至る前でカード読取装置に接続されたリード線の導出部分に当るようになる。
作業者は制御情報入力用基板が未だ正規の位置に至っていないので、更に押すなどして正規の位置に至らしめようとする。これにより、リード線がより強く曲げられるようになって制御情報入力用基板に弾発力を作用させる。すると、作業者はリード線の反発力を抵抗力として感得するため、組み付け異常かと思って制御情報入力用基板を取り外し、カード読取装置の配置状態を見る。これによりカード読取装置の誤取付けに気付き、当該カード読取装置を正規向きに配設し直して再び制御情報入力用基板の取り付け作業を行う。
カード読取装置がカード読取装置配置部に対して正規向きに配置されると、その後、制御情報入力用基板が制御情報入力用基板配置部に予め決められた向きに配置されたとき、この制御情報入力用基板は、その配置位置で、カード読取装置に接続されたリード線の導出部分を覆うことはない。従って、制御情報入力用基板は、リード線に当接することなく、正規の位置に配置される。
このように本発明では、カード読取装置が誤取付け状態のままでカードリーダユニットが完成してしまうことはなく、常に所期通りの読取性能を保障できる。
しかも、誤取付け防止用の新規部分を追加せずに済み、内部に余分なスペースが少ない小形のカードリーダユニットでも、構造変更や大型化を招来することなく、誤取付け防止を図ることができる。
更に、リード線から受ける抵抗力を触覚として感得し誤取付けに気付く。このため、矢印表示が合っているかどうかによって誤取付けかどうかを目で確認するものとは異なり、特別な注意作業を行わずとも誤取付けに気付くので、確実なる誤取付け防止を図ることができる。
本発明の第1の実施形態を示すもので、前板に液晶パネル装置、正規向きでカード読取装置および制御情報入力用基板を取付けた状態の背面図 カードリーダユニットを壁に組み込んだ状態の正面側からの斜視図 カードリーダユニット全体を下向きにして示す斜視図 同状態の一部破断の斜視図 前板を下向きにして示す斜視図 前板にカード読取装置を正規向きに配置した状態の斜視図 前板に液晶パネル装置およびカード読取装置を正規向きに配置し且つ制御情報入力用基板を配置した状態の斜視図 図7のア−ア線に沿う断面図 前板にカード読取装置を非正規向きに配置し且つ制御情報入力用基板を配置した状態の背面図 同状態を背面側から見た斜視図 図9のイ−イ線に沿う断面図 本発明の第2の実施形態を示すもので、前板にカード読取装置を正規向きに配置した状態の背面図 前板にカード読取装置を正規向きに配置した状態の斜視図 図12のウ−ウ線に沿う断面図 前板にカード読取装置を非正規向きに配置した状態の背面図 前板にカード読取装置を非正規向きに配置した状態の斜視図 図15のエ−エ線に沿う断面図 本発明の第3の実施形態を示すもので、前板にカード読取装置を正規向きに配置した状態の背面図 前板にカード読取装置を非正規向きに配置した状態の背面図 図19のオ−オ線に沿う断面図 本発明の第4の実施形態を示すもので、前板にカード読取装置を正規向きに配置した状態の背面図 前板にカード読取装置を非正規向きに配置した状態の背面図 図22のカ−カ線に沿う断面図 本発明の第5の実施形態を示す図23相当図
以下、本発明を実施形態により説明する。
[第1の実施形態]
図1〜図11は第1の実施形態を示す。この実施形態のカードリーダユニット1は入退室セキュリティシステムのもので、図2はカードリーダユニット1を建物のドア近くの壁Wに組み込んだ状態で示し、図3はカードリーダユニット1を後方から見た形態で単独で示している。これら図2および図3のように、カードリーダユニット1は基体としてのユニットケース2を備えている。
なお、以下では、カードリーダユニット1において、前とは、ユニットケース2を壁Wに取り付けた使用状態で使用者が当該ユニットケース2と相対したとき、使用者側を前、その反対側を後とし、左右は使用者から見たとき、右手側を右、左手側を左とする。
前記ユニットケース2は、矩形の前板3と、開放された前面の外周縁部に前板3の大きさに合致するフランジ4aを延設した四角箱側のケース本体4とからなり、ケース本体4を前板3の裏面側にねじなどの適宜の結合手段によって結合して構成されている。そして、ユニットケース2の一つの壁板部に相当する前板3において、その外面(前面)の下側の細線3aで囲まれた所定領域は図示しない非接触型ICカードが接触または近接(かざす)するパネル面3bとされている。
ユニットケース2の内部には、図1、図2および図4に示すように、液晶パネル装置5、カード読取装置6、制御情報入力用基板7およびメイン制御基板8が配設されている。この場合、液晶パネル装置5、カード読取装置6、制御情報入力用基板7およびメイン制御基板8は直接的には前板3の裏側に取り付けられ、そして、ケース本体4を前板3の裏側に取り付けることによって当該ケース本体4に覆われる形態となる。
液晶パネル装置5は、主板9に液晶表示器10と操作部材としての多数の押釦11を設けて構成され、前板3の裏側上部に形成されたパネル配置部12(図5参照)に取り付けられている。液晶パネル装置5を前板3に取り付けた状態では、主板9は前板3に形成された開口部13に嵌め込まれて当該主板9の前面が前板3の前面と面一になっている。従って、主板9に設けられた液晶表示器10をユニットケース2の前面側から目視可能であると共に、押釦11をユニットケース2の前面側から操作可能になっている。
カード読取装置6は、矩形状をなし、一面に相当する前面をカード読取面6aとしている。そして、このカード読取装置6は、図示はしないが、内部にカード読取面6aを電波の送受信面とするアンテナを備えると共に、このアンテナによりICカードと無線で通信して当該ICカード内の情報を読み取り且つその読み取った情報をメイン制御基板8に送るための制御回路などを備えている。
このようなカード読取装置6は、前板3の裏側下部に形成されたカード読取装置配置部14に取り付けられている。そして、カード読取装置配置部14に取り付けられた状態において、カード読取装置6のカード読取面6aは、前板3の裏面のうち、カード読取面3bの形成領域の裏面に接触している。
前記制御情報入力用基板7は、入室を許可する者の個人情報や、その個人情報を入力する資格を有する者の暗証番号といった制御情報を入力する入力素子、例えば多数のスイッチ素子(図示せず)を有している。これらスイッチ素子は前記液晶パネル装置5の押釦11によって操作される。
この制御情報入力用基板7は、前板3の裏側に形成された制御情報入力用基板配置部15により液晶パネル装置5およびカード読取装置6より後方側(パネル面3bとは反対方向側)の所定位置に取り付けられている。この場合、制御情報入力用基板7は、スイッチ素子が液晶パネル装置5に設けられた押釦11により操作されるものであるため、当該液晶パネル装置5に接して、または極く僅かな寸法だけ離れた位置に配置される。この結果、制御情報入力用基板7は、カード読取装置6にも接し、または極く僅かな所定寸法だけ離れた位置に配置された状態になっている。
前記メイン制御基板8は、前板3の裏側に形成されたメイン制御基板配置部16により制御情報入力用基板7より後側(パネル面3bとは反対方向側)にずれた位置に取り付けられている。このメイン制御基板8には、制御情報入力用基板7からの制御情報やカード読取装置6からのカード読取情報が与えられる。そして、メイン制御基板8は、制御情報入力用基板7から制御情報が入力される際には当該制御情報を液晶表示器10に表示したり、カード読取装置6から読取情報が入力されたときには、当該読取情報を制御情報と比較してICカードの所有者が入室資格を有した者であるか否かを判定し、その判定結果を液晶表示器9に表示したりする共に、判定結果に応じてドアの施錠装置の施解錠を制御したりする。つまり、メイン制御基板8は、カードリーダユニット1全般の制御を行うと共に、このカードリーダユニット1を用いたセキュリティシステム全般の制御をも行うものである。
メイン制御基板8と液晶パネル装置5との間の情報の送受、メイン制御基板8とカード読取装置6との間の情報の送受、およびメイン制御基板8と制御情報入力用基板7との間の情報の送受は、それぞれ、複数本のリード線17aを並列状態にして構成した多線式リード線17によって行われる。そのために、メイン制御基板8と液晶パネル装置5との間、メイン制御基板8とカード読取装置6との間、メイン制御基板8と制御情報入力用基板7との間がそれぞれ多線式リード線17によって接続されている。なお、リード線17aは絶縁被覆電線からなる。
ここで、上記複数の多線式リード線17を区別する必要がある場合には、メイン制御基板8と液晶パネル装置5との間を接続する多線式リード線を表示情報用多線式リード線、メイン制御基板8とカード読取装置6との間を接続する多線式リード線を読取情報用多線式リード線、メイン制御基板8と制御情報入力用基板7との間を接続する多線式リード線を制御情報用多線式リード線と称することとする。
多線式リード線17の液晶パネル装置5、カード読取装置6、制御情報入力用基板7、メイン制御基板8への接続はコネクタによって行われる。つまり、多線式リード線17は、各リード線17aの両端を配線用コネクタ17b,17bに接続して構成されている。この多線式リード線17に対し、液晶パネル装置5、カード読取装置6、および制御情報入力用基板7には、それぞれ多線式リード線17の一方の配線用コネクタ17bを接続するためのコネクタ18(1つを図6に図示)が取り付けられていると共に、メイン制御基板8には、3個の3多線式リード線17の他方の配線用コネクタ17bを接続するための3個のコネクタ19(1つを図4に図示)が取り付けられている。なお、多線式リード線17は、読取情報用のもののみを図示し、また、コネクタ18は読取装置6に取り付けられ読取情報用多線式リード線17の一方の配線用コネクタ17bを接続するもののみを図示し、コネクタ19は同じく読取情報用多線式リード線17の他方の配線用コネクタ17bを接続するもののみを図示した。
このうち、カード読取装置6のコネクタ18は、カード読取面6a以外の面、例えばカード読取面6aの反対側である他の一面に相当する背面の中心から離れた部位、例えば当該背面の長短各辺のうち、一方の短辺近傍に後向き(図6で上向き)にして設けられている。このコネクタ18に読取情報用多線式リード線17の一方の配線用コネクタ17bを接続すると、多数のリード線17aはカード読取装置6の背面から後方に向かって引き出された形態になる。
さて、図5に示すように、前記パネル配置部11は、ユニットケース2の前板3の裏面に前記開口部12の周辺に位置して形成された矩形状のリブから構成されている。そして、前記液晶パネル装置5は、このリブの内側に嵌め込まれ、図示しない係止手段やねじなどによって前板3に取り付けられている。
前記カード読取装置配置部14は、ユニットケース2の前板3の裏面に形成された例えば4つの位置規制リブ14a〜14dから構成されている。これら4つの位置規制リブ14a〜14dのうち、上下に対をなす位置規制リブ14a,14bの内面間距離Aは、カード読取装置6の縦(上下方向)寸法a(図1参照)と同等に設定され、左右に対をなす位置規制リブ14b,14dの内面間寸法Bは、カード読取装置6の横(左右方向)寸法b(図1参照)と同等に設定されている。カード読取装置6は、これら位置規制リブ14a〜14dによって囲まれた領域に図1に示すように横長の状態に挿入配置される。これにより、カード読取装置6は、位置決め状態で前板3の裏面の所定位置に配置され、図示しない係止手段やねじなどによって前板3に取り付けられる。
このように、カード読取装置配置部14は矩形状領域を有し、カード読取装置6はこのカード読取装置配置部14が有する矩形状領域内に配置されるものである。このため、カード読取装置6は、カード読取装置配置部14の矩形状領域に対し、図1および図6に示す向きにも、また、この図1および図6に示された向きから180度展開した図9および図10に示す向きにも配置可能である。この実施形態では、図1および図6に示す向き、つまり、コネクタ18が前板3の裏側から見て右側に位置する向きを正規向きとしており、図9および図10に示す向きは非正規向きである。
カード読取装置6は、上記の正規向きに配置されることでICカードとの良好なる通信性能を発揮する。つまり、カード読取装置6は、前述したようにアンテナを備えていて、非接触のICカードに例えば電磁誘導で電源を供給し当該電磁誘導または電波によってデータを送受信する。このような通信方式にあって、その通信性能は、カード読取装置6と、カードリーダユニット1内の他の電子回路である前記制御情報入力用基板7およびメイン制御基板8との配置(向き)関係によって変動する。このため、カード読取装置6がその通信性能を十分に発揮できるよう前記制御情報入力用基板7およびメイン制御基板8に対する向きを事前に調査し、この通信性能の高い向きを前述した図1および図6の正規向きに定めている。
前記制御情報入力用基板配置部15は、複数の柱状部20a〜20eに段面として形成された受け部15a〜15eにより構成されている。柱状部20a〜20eは、前板3の裏面から後方に向けて立設され、そのうち柱状部20a,20bは他の柱状部20c〜20eよりも長く(高く)延ばされている。前記受け部15a〜15eは、各柱状部20a〜20eに前板3の裏面から同一高さ位置に当該裏面と平行に形成された平面によって構成されている。
前記制御情報入力用基板7は、周辺部が受け部15a〜15eに載置され、図示しないねじなどによって前板3に取り付けられる。この場合、一つの受け部15cには、位置決めリブ20fが形成されており、この位置決めリブ29fは、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に正規の向きに配置したとき、制御情報入力用基板7の一辺部に形成された位置決め溝7a(図1参照)に嵌合するようになっている。この位置決め溝7aと位置決めリブ29fとの嵌合(位置決め手段)により、制御情報入力用基板7が正規向きに配置されたことが確認される。
ここで、カード読取装置6が正規向きの状態に取り付けられ、且つ、前記制御情報入力用基板7が正規向きに取り付けられたときの状態を示す図1および図6、カード読取装置6が非正規向きの状態に取り付けられ、且つ、前記制御情報入力用基板7が正規向きに取り付けられたときの状態を示す図9および図10から分かるように、制御情報入力用基板7において、カード読取装置6に近い一辺部7bにおいて、カード読取装置6が正規向きに配置されたときコネクタ18が位置する側(図1、図6、図9および図10のように裏側から見て右側)が一部切欠かれ、この切欠きの結果、カード読取装置6が非正規向きに配置されたときコネクタ18が位置する側(図1、図6、図9および図10のように裏側から見て左側)に、例えば矩形状の突片部7cが突出形成された形状をなしている。組み立て時、カード読取装置6はカード読取装置配置部14に取り付けられたとき、そのコネクタ18に多線式リード線17を接続した状態にされ、その後、制御情報入力用基板7が制御情報入力用基板配置部15に取り付けられるようになっている。
このとき、制御情報入力用基板7の突片部7cは、カード読取装置6が非正規向きに配置されていたとき、カード読取装置6に接続された多線式リード線17の導出部分(カード読取装置6に接続された部分およびその近傍)Rの一部を後方から覆うようになる。しかし、カード読取装置6が正規向きに配置されたときには、突片部7cは、カード読取装置6に接続された多線式リード線17の導出部分Rを覆うことはない。
なお、突片部7cは、カード読取装置6が非正規向きに配置されたとき、多線式リード線17の導出部分Rの全体を覆う大きさとしても良い。但し、突片部7cは、カード読取装置6が正規向きに配置されたときには、多線式リード線17の導出部分Rを一部たりとも覆う大きさ・形状としない。
制御情報入力用基板7が制御情報入力用基板配置部15の正規の位置に取り付けられたとき、前述のように当該制御情報入力用基板7は、自身が備えるスイッチ素子を液晶パネル装置5の押釦10が操作し得るようにするため、前板3に取り付けられる液晶パネル装置5に極く接近し、または接した状態となる。これに伴い、制御情報入力用基板7は、カード読取装置6にも極く接近し、その間には僅かな隙間しか存在しない状態になされる。
前記メイン制御基板配置部16は、複数の柱状部21a,21bと、前記柱状部20c,20eの先端部に形成された受け部16a〜16dから構成されている。柱状部21a,21bは、柱状部20c,20dと同様に前板3の裏面に後方に突出するように立設されている。このメイン制御基板配置部16は、前記制御情報入力用基板配置部15よりも更に後方(パネル面3bとは反対側)にずれた位置にあって前板3の裏面と平行な平面で構成されている。
前記メイン制御基板8は、周辺部が受け部16a〜16dに載置され、図示しないねじなどによって前板3に取り付けられる。この場合、一つの受け部16bには、位置決めリブ16eが形成されており、この位置決めリブ16fは、メイン制御基板8をメイン制御基板配置部16に正規の向きに配置したとき、メイン制御基板8の一辺部に形成された位置決め溝8a(図4参照)に嵌合するようになっている。この位置決め溝8aと位置決めリブ16fとの嵌合(位置決め手段)により、メイン制御基板8が正規向きに配置されたことが確認される。
さて、ユニットケース2に液晶パネル装置5、カード読取装置6、制御情報入力用基板7およびメイン制御基板8を組み付ける場合、まず図5に示すように、前板3を作業台の上に裏向き(前面側が下側)にして載置する。次に、カード読取装置6をカード読取装置配置部14に配置し、液晶パネル装置5をパネル配置部11に配置する。なお、カード読取装置6と液晶パネル装置5とは何れを先に配置しても良い。
そして、図6に示すように、カード読取装置6のコネクタ18に多線式リード線17の一方のコネクタ17bを接続する。これにより、カード読取装置6からリード線17が後向き(図6では上向き)に導出された状態となる。なお、多線式リード線17をコネクタ18に接続した後、カード読取装置6をカード読取装置配置部14に配置するようにしても良い。
次に、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に挿入配置する。このとき、カード読取装置6が正規向きに配置されていたとすると、図7および図8に示すように、カード読取装置6に接続された多線式リード線17の導出部分Rは制御情報入力用基板7の突片部7cが覆う位置から外れたところ、つまり切欠内に位置しているので、制御情報入力用基板7は各辺部が受け部15a〜15eの全てに受けられた正規の位置に支障なく取り付けることができる。
しかしながら、カード読取装置6が非正規向きに配置されていたとすると、コネクタ18は図9および図10に示すように図示左側にあるが、多線式リード線17の先端側のコネクタ17bは正規向きに配置されていた場合と同様に、制御情報入力用基板7の突片部7cの図示右側の切欠部から引き出さねばならないので、多線式リード線17の先端側のコネクタ17bを右側に位置させる。すると、多線式リード線17の導出部分はL字状に曲げられた状態となる。
次に、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に挿入配置する。すると、図9〜図11に示すように、カード読取装置6に接続された多線式リード線17の導出部分Rは制御情報入力用基板7の突片部7cが覆う所に位置しているので、制御情報入力用基板7の一辺部は、例えば受け部15b,15cに受け支えさられるが、他辺部は図 に示すように多線式リード線17の導出部分Rに当り、受け部15a,15d,15eからは浮き上がった状態になる。
そこで、制御情報入力用基板7の他辺部を押し込もうとすると、多線式リード線17の導出部分Rが押されて更に強くL字状に曲げられ、その曲げられたことによる弾発力を制御情報入力用基板7に及ぼす。すると、作業者は制御情報入力用基板7から多線式リード線17の導出部分Rの弾発力を配置に対する抵抗力として受けるので、触覚でカード読取装置6が非正規向きに配置されていることに気付き、カード読取装置6を正規向きに直し、再度、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に配置する。
このように本実施形態では、制御情報入力用基板7に突片部7cを設けることのみでカード読取装置6の誤取付けの防止を図ることができるので、カード読取装置6に新規部分を追加形成しなくとも済む。そして、制御情報入力用基板7に突片部7cを形成する程度の構成であるから、内部に余分なスペースが少ない小形のカードリーダユニットでも、大幅な構造変更や大型化をきたすことなく誤取付け防止を図ることができる。
更に、制御情報入力用基板7に突片部7cを形成する構成としているが、この制御情報入力用基板7自体は、これを搭載するカードリーダユニットの個々に合った専用設計がなされるものであって、もともと共用化し難いものであるから、突片部7cの形成によってカードリーダユニット1の生産性が下がるようなことはない。
[第2の実施形態]
図12〜図17は本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態では、制御情報入力用基板7の一辺部において、カード読取装置6が正規向きに配置されたとき、コネクタ18が位置する側(図12〜図14において右側)を一部切り欠くのではなく、当該右側部分にコネクタ18に前後(図14で上下)に重なる部分に位置して矩形孔22が形成された孔明き形状をなしている。
組み立ては、前記第1の実施形態と同様に、カード読取装置6をカード読取装置配置部14に配置し、そのコネクタ18に多線式リード線17を接続した後、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に配置する。
このとき、図12〜図14に示すように、多線式リード線17を矩形孔22に通して上方に引き出しながら制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に配置してゆく。カード読取装置6が正規向きに配置されていれば、制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に配置してゆくにつれて多線式リード線17が矩形孔22から次第に長く引き出されてゆく。
しかし、カード読取装置6が非正規向きに配置されていた場合には、多線式リード線17を矩形孔22から上方に引き出して制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に挿入配置してゆくと、多線式リード線17は引っ張られて矩形孔22から制御情報入力用基板7の裏側に入り込み、そして多線式リード線17の導出部分Rが図15〜図17に示すように制御情報入力用基板7により更に強くL字状に曲げられて弾発力を発生し、その弾発力が制御情報入力用基板7の配置に対する抵抗力として作業者に感得される。これにより作業者はカード読取装置6の誤取付けに気付き、カード読取装置6を正規向きに配置し直す。
[第3の実施形態]
図18〜図20は本発明の第3の実施形態を示す。この実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、第1に、カード読取装置6を正規向きに配置したとき、当該カード読取装置6のコネクタ18が裏面に、その中心から下方に隔たった、例えば下端部に位置するように設けられたところにある。
第2に、制御情報入力用基板7は、矩形状で、カード読取装置6がカード読取装置配置部14に取り付けられた後、制御情報入力用基板配置部15に取り付けられたとき、カード読取装置6が正規向きに配置されていた場合には、そのコネクタ18ひいては当該コネクタ18に接続された多線式リード線17の導出部分Rを覆わず(図18参照)、しかし、カード読取装置6が非正規向きに配置されたとき、そのコネクタ18ひいては当該コネクタ18に接続された多線式リード線17の導出部分Rを覆う(図19参照)大きさに定めたところにある。
このように構成しても、カード読取装置6が非正規向きに配置されたとき、その後に制御情報入力用基板7を制御情報入力用基板配置部15に取り付ける際、制御情報入力用基板7の下辺部分が多線式リード線17の導出部分Rに当って当該多線式リード線17の導出部分RをL字状に曲げる。すると、他線式リード線17の導出部分Rが制御情報入力用基板7に弾発力を及ぼすので、作業者はカード読取装置6の誤取付けに気付き、正規向きに取り付け直すようになす。
[第4の実施形態]
図21〜図23は本発明の第4の実施形態を示す。この実施形態は上記第3の実施形態と同様に、カード読取装置6を正規向きに配置したとき、当該カード読取装置6のコネクタ18が裏面の中心から下方に隔たった、例えば下辺部近くに位置するように設けられている。
この実施形態では、多線式リード線17において、カード読取装置6のコネクタ18に接続されたコネクタ17bからリード線17aがカード読取装置6の背面に対し直角に立ち上がるのではなく、当該カード読取装置6の背面と平行で、且つ、カード読取装置6から下方に延びるように導出されている。
そして、制御情報入力用基板7は矩形状で、制御情報入力用基板配置部15に取り付けられたとき、カード読取装置6とは重ならない大きさに定められている。この場合、制御情報入力用基板7の下端は、後から見たときカード読取装置6の上端と同じ位置にあっても良いが、この実施形態では、制御情報入力用基板7の下端はカード読取装置6の上端から上方に離れており、その離間寸法Aは次のような長さに定められている。
即ち、カード読取装置6が非正規向きに取り付けられていた場合には、当該カード読取装置6に接続された多線式リード線17は、後から取り付けられる制御情報入力用基板7の下方に入り込むが、このままだと、メイン制御基板8のコネクタ18に接続できなくなるので、先端のコネクタ17bを制御情報入力用基板7の裏側から引き出す。すると、リード線17aの導出部分Rが図23に示すようにU字状に折り返されるようになる。
この場合、他線式リード線17の先端部を、リード線17aがコネクタ17b部分で折損しない範囲の最も強い力で引っ張ったときのU字状部分の先端とカード読取装置6までの距離をBとしたとき、A<Bとなるような大きさに定められている。
このように構成した場合、カード読取装置6が誤取付けされていたとすると、制御情報入力用基板7の取り付け時に当該制御情報入力用基板7の下端部分が多線式リード線17のリード線17aのU字状に曲げられた導出部分Rに当るようになる。すると、制御情報入力用基板7が正規の位置まで押し入れられないので、更に押し込もうとすると、リード線17aの導出部分Rが更に曲げられて弾発力を制御情報入力用基板7に作用させるので、カード読取装置6の誤取付けに気付く。そこで、カード読取装置6を正規向きに付け直すようになる。
[第5の実施形態]
図24は第5の実施形態を示す。この実施形態は上記第4の実施形態と同様のもので、異なるところは、カード読取装置6のコネクタ18が当該カード読取装置6の一側面たる下端面(図24で右端面)に配設されており、多線式リード線17のコネクタ17bをコネクタ18に接続したとき、リード線17cがカード読取装置6の下端面から下方に向けてカード読取装置6の背面と平行に引き出された状態になる。
この場合も、制御情報入力用基板7は、カード読取装置6が誤取付けされたとき、当該カード読取装置6と制御情報入力用基板7の下端との距離Aがリード線17aを強く引っ張ったときのU字状部分の先端との距離Bよりも小さくなるように定められている。
[その他の実施形態]
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような変更または拡張が可能である。
他線式リード線はフレキシブルケーブルであっても良い。
他線式リード線17はカード読取装置6に対しコネクタ接続ではなく、直接半田付けなどによって接続しても良い。
図面中、1はカードリーダユニット、2はユニットケース、3は前板、4はケース本体、5は液晶パネル装置、6はカード読取装置、6aはカード読取面、7は制御情報入力用基板、8はメイン制御基板、13はコネクタ、14はカード読取装置配置部、15は制御情報入力用基板配置部、16はメイン制御基板配置部、17は多線式リード線,17aはリード線、Rは導出部分を示す。

Claims (2)

  1. 箱形をなし一つの壁板部の外面をICカードが接触又は接近するパネル面としたユニットケースを備え、このユニットケースの内部に、矩形状であって一面がカード読取面とされたカード読取装置と、制御情報を入力するための制御情報入力用基板と、この制御情報入力用基板からの制御情報が与えられると共に前記カード読取装置からの読取情報が与えられるメイン制御基板とを配置してなるカードリーダユニットであって、
    前記ユニットケースの内部には、前記カード読取装置を配置するカード読取装置配置部と、このカード読取装置配置部よりも前記パネル面とは反対の方向へずれた位置に前記制御情報入力用基板を決められた向きに配置する制御情報入力用基板配置部と、この制御情報入力用基板配置部よりもさらに前記パネル面とは反対の方向へずれた位置に前記メイン制御基板を決められた向きに配置するメイン制御基板配置部とが設けられ、
    前記カード読取装置を、前記カード読取面が前記パネル面側となるようにして前記カード読取装置配置部に取付け、その後、前記制御情報入力用基板を、前記制御情報入力用基板配置部に取付け、次に前記メイン制御基板を、前記メイン制御基板配置部に取付ける構成のカードリーダユニットにおいて、
    前記カード読取装置に対し、当該カード読取装置を前記メイン制御基板に接続するためのリード線を、前記カード読取面以外の面に、当該カード読取面の反対側の面の中心部から離れた部位において接続し、前記カード読取装置を前記カード読取装置配置部に取付けたとき、前記リード線が前記カード読取装置から前記パネル面とは反対の方向へ導出された状態となるように構成すると共に、
    前記制御情報入力用基板を、前記カード読取装置が非正規向きで配置されたとき、当該カード読取装置に接続された前記リード線の導出部分の少なくとも一部を覆い、且つ前記カード読取装置が正規向きで配置されたとき、当該カード読取装置に接続された前記リード線の導出部分を覆わない形状または大きさに形成し、
    カード読取装置が非正規向きに配置されたとき、前記制御情報入力用基板を配置する際に、当該制御情報入力用基板が前記パネル面とは反対の方向へ導出された前記リード線の導出部分に当って当該リード線の導出部分を曲げようとすることにより、前記リード線の導出部分が弾発力を生じ、前記制御情報入力用基板に対してその配置に対する抵抗力として作用させるように構成したことを特徴とするカードリーダユニット。
  2. 前記カード読取装置に接続された前記リード線の当該カード読取装置からの導出部分は、前記カード読取装置から前記カード読取面の反対側の面と平行する方向に導出された後に前記カード読取面とは反対の方向に曲げられて前記メイン制御基板に接続される形態となるように構成され、
    前記制御情報入力用基板は、前記カード読取装置が非正規向きに配置されたとき、前記前記カード読取装置から前記カード読取面の反対側の面と平行する方向に導出された後に前記カード読取面とは反対の方向に曲げられた前記リード線の導出部分のうち、少なくとも前記カード読取面とは反対の方向に曲がる部分の先端部を覆う形状または大きさであることを特徴とする請求項1記載のカードリーダユニット。
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