JP2014067081A - 情報システム、アプリケーションプログラム、情報処理装置、方法、およびプログラム - Google Patents

情報システム、アプリケーションプログラム、情報処理装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定のグループごとにコンテンツを閲覧できる環境を、簡易に提供することを課題とする。
【解決手段】情報システムに、それぞれを識別可能なアプリケーション識別情報を有する複数のアプリケーションを情報端末1に配信する配信サーバ3を備え、配信サーバ3によって配信されるアプリケーションプログラムが有する、アプリケーション識別情報の異同に関わらず、複数の他のアプリケーションプログラムと共通する命令コードで構成される共通プログラムモジュールによって、情報端末1を、コンテンツ取得要求をコンテンツサーバ2に送信することで、コンテンツサーバ2に、アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを送信させ、送信されたコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、取得されたコンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、として機能させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報端末に配信されるアプリケーションプログラムに関する。
従来、移動体端末上に構造化データ表示を提示し、構造化データ表示の構造を規定し、構造化データ表示に含まれる選択されたハイパーリンクをリクエストし、選択されたハイパーリンクに応答して受信されるマークアップ言語情報をレンダリングするための命令を含む、データ読み取りアプリケーションを移動体端末にインストールし、当該データ読み取りアプリケーションを用いてマークアップ言語情報を読み取ってレンダリングする、移動端末に情報を読み込む方法が提案されている(特許文献1を参照)。
特表2009−515376号公報
例えば、情報端末にインストールされた、特定のカテゴリーやテーマ等のグループのコンテンツを閲覧するための専用のアプリケーションプログラムは、不特定のコンテンツを閲覧するための汎用のアプリケーションプログラムの側面を持つWebブラウザ等と比較し、ユーザがURL(Uniform Resource Locator)を入力する手間を要さないこと、コンテンツの表示方法やユーザ操作の自由度が高いこと、その他の利点を有する。近年、このような専用のアプリケーションプログラムが多数開発され、情報端末等に供給されている。
しかし、このような専用のアプリケーションプログラムが供給されるためには、プログラム開発作業等の労力が必要となる。特に、異なる専用のアプリケーションプログラムが複数供給される場合には、プログラム開発作業等の労力がその異なるアプリケーションプログラムの個数分必要となる。そして、このような専用のアプリケーションプログラムを用いて、特定のグループごとにコンテンツを閲覧できる環境を、簡易に提供できないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、特定のグループごとにコンテンツを閲覧できる環境を、簡易に提供することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、互いに異なる複数のアプリケーションプログラムを情報端末に配信する配信サーバ、配信された前記アプリケーションプログラムを搭載する前記情報端末、およびコンテンツサーバを有する情報システムであって、前記配信サーバは、前記複数のアプリケーションプログラムそれぞれを識別可能なアプリケーション識別情報を有する前記複数のアプリケーションを配信し、前記アプリケーションプログラムは、ユーザが前記情報端末に対して前記アプリケーション識別情報を指定することによって起動され、前記アプリケーション識別情報の異同に関わらず、前記複数のアプリケーションプログラム間で共通する命令コードで構成される共通プログラムモジュールであって、前記ユーザの指定によって前記アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報端末を、前記アプリケーションプログ
ラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求をコンテンツサーバに送信することで、前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを前記情報端末に送信させ、前記コンテンツサーバから送信された前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段、および前記コンテンツ取得手段によって取得された前記コンテンツを前記情報端末に表示するコンテンツ表示手段、として機能させる共通プログラムモジュールを備え、前記コンテンツサーバは、前記配信サーバによって配信される複数のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段とを備える、情報システムである。
ここで、情報端末とは、コンピュータであって、携帯電話(所謂スマートフォンを含む)、タブレット端末、ゲーム機、ラップトップコンピュータ、その他大型コンピュータを含むものである。また、搭載とは、アプリケーションプログラムが実行され得る状態にあることをいい、例えば、インストールを含む。また、アプリケーション識別情報とは、情報端末のOS(Operating System)におけるアプリケーションプログラムの名称、アイコン画像、アプリケーションプログラムの実行ファイル名、音声起動のための発音情報(アプリケーションプログラムの呼び名等)、その他の識別情報をいう。また、配信サーバによる配信には、同一アプリケーションプログラムが複数(異なる)の情報端末に配信されることや、複数アプリケーションプログラムが同一の情報端末に配信されることも含まれる。また、コンテンツとは、文章、静止画、動画、または、これらの組み合わせ等のデジタル情報全般をいう。
本発明では、アプリケーション識別情報の異同に関わらず、共通する命令コードで構成される共通プログラムモジュールによって、複数のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けて記憶されたコンテンツが情報端末に表示される。このため、例えば、一度共通プログラムモジュールを開発した後は、共通プログラムモジュールについて再度の設計、コーディング等の開発作業を要さずに、特定グループのコンテンツを閲覧するアプリケーションプログラムを別途提供できる。このようなアプリケーションプログラムを、アプリケーション識別情報の変更等のみの簡易な作業で提供でき、プログラム開発作業等の労力を抑えることができる。そして、特定のグループごとにコンテンツを閲覧できる環境を、簡易に提供できることになる。また、コンテンツはコンテンツサーバによって管理され、情報端末によって取得されるため、コンテンツサーバによって管理されるコンテンツが更新され、情報端末が再度コンテンツを取得することによって、情報端末は最新のコンテンツを表示することができる。
また、本発明は、配信サーバによって配信され、情報端末に搭載されるアプリケーションプログラムであって、該アプリケーションプログラムと前記配信サーバによって配信される他の1または複数の所定のアプリケーションプログラムとを識別可能であり、且つユーザが前記情報端末に対して指定することによって該アプリケーションプログラムを起動するためのアプリケーション識別情報と、前記アプリケーション識別情報の異同に関わらず、前記所定のアプリケーションプログラムと共通する命令コードで構成される、共通プログラムモジュールであって、前記ユーザの指定によって該アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報端末を、該アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求をコンテンツサーバに送信することで、前記コンテンツサーバに、該アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを前記情報端末に送信させ、前記コンテンツサーバから送信された前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段、および前記コンテンツ取得手段によって取得された前記コンテンツを前記情報端末に表示するコンテンツ表示手段、として機能させる共通プログラムモジュールと、を備え
るアプリケーションプログラムであってもよい。
また、本発明に係るアプリケーションプログラムにおいて、前記コンテンツサーバは、該アプリケーションプログラムに対応付けられるコンテンツを分類するコンテンツ分類情報と関連付けて前記コンテンツを記憶することで、前記コンテンツを該アプリケーションプログラムに対応付けて記憶し、該アプリケーションプログラムは、前記他の1または複数の所定のアプリケーションプログラムが備えるいずれの前記コンテンツ分類情報とも異なる前記コンテンツ分類情報を更に備え、前記コンテンツ取得手段は、該アプリケーションプログラムを識別する情報として、前記コンテンツ分類情報を前記コンテンツ取得要求に含めてもよい。
また、本発明に係るアプリケーションプログラムにおいて、前記共通プログラムモジュールは、前記情報端末を、ユーザから入力される入力情報を受け付ける入力受付手段と、該アプリケーションプログラムを識別する情報、および前記入力受付手段によって受け付けられた前記入力情報を含む、コンテンツ登録要求を前記コンテンツサーバに送信することで、前記コンテンツサーバに、該アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツとして前記入力情報を登録させるコンテンツ登録要求手段、として更に機能させてもよい。
本発明によれば、情報端末においてユーザから入力される入力情報が、コンテンツサーバにおいてアプリケーションプログラムに対応付けられてコンテンツとして登録されるため、例えば、特定のグループのコンテンツを表示できるアプリケーションプログラムを利用する複数のユーザから、コンテンツを収集することができる。
また、本発明に係るアプリケーションプログラムにおいて、前記コンテンツは、前記コンテンツの表示形式に関する指定情報を含み、前記コンテンツ表示手段は、前記指定情報に基づいて、前記コンテンツを表示してもよい。
ここで、表示形式に関する指定情報とは、コンテンツの全体または一部に対して指定される、例えば、文字として表示するか、画像として表示するか等の表示方法、タブやページ等を単位とした表示先、文字の大きさ、その他のデザイン等、表示結果に関する情報をいう。
また、本発明は、複数の上述のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段と、を備える情報処理装置であってもよい。
また、本発明において、情報処理装置は、前記アプリケーションプログラムを識別する情報およびユーザが入力した入力情報を含む、コンテンツ登録要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ登録要求に含まれる前記入力情報を、受信した前記コンテンツ登録要求に含まれる前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツとして前記コンテンツ記憶手段に記憶させることで、前記入力情報を登録するコンテンツ登録手段を更に備えてもよい。
また、本発明は、情報端末にコンテンツを送信する方法であって、コンピュータによって、複数の上述のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶ステップと、前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコ
ンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信ステップ、が実行される方法であってもよい。
また、本発明は、情報端末にコンテンツを送信するプログラムであって、コンピュータを、複数の上述のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段、として機能させるプログラムであってもよい。
また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明の一側面によれば、特定のグループごとにコンテンツを閲覧できる環境を、簡易に提供することができる。
本実施形態に係るアプリケーションプログラムが配信される情報端末を含む情報システムの構成を示す概略図である。 本実施形態に係る主な情報の流れの例を示す概略図である。 本実施形態に係るコンテンツサーバで管理されるコンテンツのデータ例である。 本実施形態に係るコンテンツサーバで管理されるデザインに関する情報の例である。 本実施形態に係るアプリケーションプログラムが搭載された情報端末、およびコンテンツサーバの機能構成の概略を示す図である。 本実施形態に係るアプリケーションプログラムによって表示されたコンテンツ表示画面の例である。 本実施形態に係るコンテンツを取得する処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコンテンツを表示する処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコンテンツを登録する処理の流れ示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では、アプリケーション識別情報は、アプリケーションプログラムの名称として実施される。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明を実施するにあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されることが好ましい。
<構成>
図1は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムが配信される情報端末を含む情
報システムの構成を示す概略図である。情報システムは、本実施形態に係るアプリケーションプログラムが配信されインストールされる1つ以上の情報端末1、アプリケーションプログラムが表示するコンテンツを管理するコンテンツサーバ2、アプリケーションプログラムを配信する配信サーバ3、およびコンテンツの作成等を行うための1つ以上のコンテンツ作成端末5を備える。情報端末1、コンテンツサーバ2、配信サーバ3およびコンテンツ作成端末5は、ネットワーク4に接続されている。
情報端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only
Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置14、NIC(Network Interface Card)15、操作部16、および表示部17を備えたコンピュータである。情報端末1は、ネットワーク4に接続可能な、タブレット端末、携帯電話(所謂スマートフォンを含む)、ゲーム機、ラップトップコンピュータ、その他大型のコンピュータ等である。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令およびデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14、NIC15、操作部16、表示部17等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、不揮発性の補助記憶装置であり、RAM12にロードされるOSや本実施形態に係るアプリケーションプログラム等の各種プログラム等、主にコンピュータの電源を落としても保持したい情報が書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14には、コンテンツサーバ2から取得されたコンテンツも記憶される。NIC15は、ネットワーク4に有線または無線で接続し、情報端末1がコンテンツサーバ2、配信サーバ3等と通信することを可能にする。操作部16は、タッチパネル、ポインティングデバイス、キーボード等のデバイスであり、ユーザからの操作を受け付ける。表示部17は、ディスプレイ等であり、文字やグラフィックを表示する。なお、操作部16および表示部17は、情報端末1の外部に備えられ、情報端末1とは独立した装置であってもよい。
コンテンツサーバ2は、情報端末1と同様に、CPU21、RAM22、ROM23、補助記憶装置24、およびNIC25を備えたコンピュータであり、情報処理装置である。補助記憶装置24には、情報端末1に表示されるコンテンツも記憶される。NIC25は、ネットワーク4に接続し、情報端末1等と通信することを可能にする。なお、1台のコンピュータがコンテンツサーバ2の提供するすべての機能やデータを提供する形態だけでなく、複数のコンピュータがこれらを提供する形態であってもよい。
配信サーバ3は、情報端末1と同様に、CPU、RAM、ROM、補助記憶装置、およびNICを備えたコンピュータである。配信サーバ3の補助記憶装置には、本実施形態に係るアプリケーションプログラムが複数登録されている。配信サーバ3は、登録されているアプリケーションプログラムを、ネットワーク4を介して情報端末1に配信する。なお、1台のコンピュータが配信サーバ3の提供するすべての機能等を提供する形態だけでなく、複数のコンピュータがこれらを提供する形態であってもよい。
コンテンツ作成端末5は、情報端末1と同様に、CPU、RAM、ROM、補助記憶装置、およびNICを備えたコンピュータである。コンテンツ作成サーバ5の補助記憶装置には、コンテンツサーバ2で管理されるコンテンツの作成や編集をすることができる、コンテンツ作成プログラム、および作成等されたコンテンツをコンテンツサーバ2へアップロードするコンテンツアップロードプログラムが記憶されている。コンテンツ作成ソフトウェアは、具体的には、表計算プログラム、画像編集プログラム、ワープロプログラム等である。コンテンツアップロードプログラムは、具体的には、Webブラウザや通信機能
を備えた表計算プログラム等である。
本実施形態において、ネットワーク4は、インターネットである。情報端末1とコンテンツサーバ2とは、ネットワーク4を介して、HTTP(Hyper Text Tra
nsfer Protocol)の通信を行う。また、情報端末1と配信サーバ3も、ネ
ットワーク4を介して、HTTPの通信を行う。また、コンテンツ作成端末5とコンテンツサーバ2も、ネットワーク4を介して、HTTPの通信を行う。なお、ネットワーク4には、携帯電話網、専用回線、プライベートネットワーク、イントラネット等を採用してもよい。また、情報端末1とコンテンツサーバ2との通信、情報端末1と配信サーバ3との通信、コンテンツ作成端末5とコンテンツサーバ2との通信には、HTTP以外のプロトコル、例えば、FTP(File Transfer Protocol)による通信を採用してもよい。
図2は、本実施形態に係る主な情報の流れの例を示す概略図である。
図2において、配信サーバ3には、情報端末1にコンテンツを表示するアプリケーションプログラムである、アプリケーションプログラムa31Aおよびアプリケーションプログラムb31Bが予め登録されている。登録されているアプリケーションプログラムには、互いに異なるアプリケーションプログラムの名称がアプリケーション識別情報として設定されており、それぞれを識別可能である。例えば、アプリケーションプログラムa31Aに設定されている名称a32Aは、「祇園祭の山鉾アプリ」であり、アプリケーションプログラムb31Bに設定されている名称b32Bは、「業務ソフトショップアプリ」である。各アプリケーションプログラムは、特定のグループのコンテンツを表示し、閲覧できる。アプリケーションプログラムa31Aは、例えば、祇園祭の山鉾をテーマとしたグループのコンテンツをユーザに表示するアプリケーションプログラムであり、アプリケーションプログラムb31Bは、例えば、業務ソフトショップという特定の業務ソフトの販売サービスをテーマとしたグループのコンテンツをユーザに表示するアプリケーションである。両アプリケーションプログラムが表示するコンテンツは異なる。
アプリケーション識別情報としてのアプリケーションプログラムの名称は、ユーザが、端末1に対して指定することで、アプリケーションプログラムを起動することができるものである。例えば、情報端末1のOSはアプリケーションプログラムの起動メニューに、名称a32A、名称b32B、その他のアプリケーションプログラムの名称を表示する。ユーザは、操作部17を操作し、名称a32Aを選択により指定することで、アプリケーションプログラムa31Aが起動される。また、ユーザは、操作部17を操作し、名称b32Bを選択により指定することで、アプリケーションプログラムb31Bが起動される。なお、アプリケーションプログラムに設定されるアプリケーション識別情報は、アプリケーションのアイコン画像や、アプリケーションプログラムの実行ファイル名、情報端末1のOSがアプリケーションプログラムを識別するために用いる記号列等を採用してもよい。
アプリケーションプログラムa31Aおよびアプリケーションプログラムb31Bには、それぞれ、アプリケーションプログラムを識別する情報であり、アプリケーションプログラムに対応付けられるコンテンツを分類するグループを示す、コンテンツ分類情報a33A、コンテンツ分類情報b33Bが設定されている。アプリケーションプログラムに設定されるコンテンツ分類情報は、配信サーバ3が配信する他のアプリケーションプログラムのコンテンツ分類情報いずれとも異なる。図2において、コンテンツ分類情報a33Aと、コンテンツ分類情報b33Bとは異なる。本実施形態において、コンテンツ分類情報は、コンテンツサーバ2によってアプリケーションプログラムと対応付けてコンテンツを分類するために用いられる、ディレクトリ名である。コンテンツ分類情報a33Aおよび
コンテンツ分類情報b33Bは、それぞれ、コンテンツサーバ2によって管理される、ディレクトリa71Aおよびディレクトリb71Bのディレクトリ名である。
また、アプリケーションプログラムa31Aおよびアプリケーションプログラムb31Bいずれも、命令コードとして、コンテンツサーバ2からコンテンツを取得し、所定のコンテンツの表示処理を行う共通プログラムモジュール34を有する。アプリケーションプログラムが有する共通プログラムモジュール34は、アプリケーションプログラムの名称が異なっていても同一の命令コードで構成される。
図2において、アプリケーションプログラムa31Aは、配信サーバ3によって情報端末a1Aおよび情報端末b1Bに配信され、それぞれ、アプリケーションプログラムa61、アプリケーションプログラムa62としてインストールされる。また、アプリケーションプログラムb31Bは、配信サーバ3によって情報端末b1Bに配信され、アプリケーションプログラムb63としてインストールされる。
図2において、コンテンツサーバ2は、アプリケーションプログラムa61、アプリケーションプログラムa62、およびアプリケーションプログラムb63によって情報端末1に表示されるコンテンツを管理する。コンテンツサーバ2で管理されるコンテンツは、アプリケーションプログラムそれぞれと対応付けて記憶される。本実施形態において、コンテンツは補助記憶装置24にファイルとして記録される。また、補助記憶装置24には、アプリケーションプログラムごとにコンテンツを分類する所定のディレクトリが作成される。コンテンツが記録されるファイルは、所定のディレクトリに配置されることで、アプリケーションプログラムと対応付けられる。図2において、アプリケーションプログラムa61およびアプリケーションプログラムa62によって情報端末1に表示されるコンテンツ72Aは、ディレクトリ71Aに1以上のファイルとして格納されることで、アプリケーションプログラムaと対応付けて記憶される。また、アプリケーションプログラムb63によって情報端末1に表示されるコンテンツ72Bは、ディレクトリ71Bに1以上のファイルとして格納されることで、アプリケーションプログラムbと対応付けて記憶される。
コンテンツサーバ2が管理するコンテンツの全部または一部は、コンテンツを管理する権限を有するコンテンツ管理者が作成し、コンテンツサーバ2に登録する。アプリケーションプログラムa31Aのコンテンツを管理する権限を有するコンテンツ管理者は、コンテンツ作成端末5を操作し、コンテンツ作成プログラムを用いてコンテンツ72Aをファイルとして作成する。そして、当該コンテンツ管理者は、コンテンツアップロードプログラムを用いて、コンテンツサーバ2のディレクトリ71Aに、作成したファイルをアップロードすることで、コンテンツを登録する。同様に、アプリケーションプログラムb31Bのコンテンツを管理する権限を有するコンテンツ管理者は、コンテンツ作成端末5を操作し、コンテンツ作成プログラムを用いてコンテンツ72Bをファイルとして作成し、コンテンツアップロードプログラムを用いてコンテンツサーバ2のディレクトリ71Bに、作成したファイルをアップロードすることで、コンテンツを登録する。なお、コンテンツ管理者がコンテンツサーバ2にコンテンツをアップロードする際には、ユーザIDおよびパスワード用いて、コンテンツ管理者がコンテンツを登録する対象となるディレクトリの管理権限を有するか否かの認証が行われる。
図2において、ディレクトリa71Aには、例えば、アプリケーションプログラムa31Aに対応付けられる、祇園祭の山鉾をテーマとしたコンテンツ72Aが登録される。また、ディレクトリb71Bには、例えば、アプリケーションプログラムb31Bに対応付けられる、特定の業務ソフトの販売サービスをテーマとしたコンテンツ72Bが登録される。
図3は、本実施形態に係るコンテンツサーバ2で管理されるコンテンツのデータ例である。このデータ例は、祇園祭の山鉾をテーマとしたコンテンツ72Aの一部を示している。このデータは第1行目を項目名とする表形式で表されたデータであり、表形式のファイルとして記録され、管理される。なお、第2列目の項目「アイコン」に記録されているファイル名に対応する画像のコンテンツは、画像ファイルとして別途に記録され、管理される。
図4は、本実施形態に係るコンテンツサーバ2で管理されるデザインに関する情報の例である。この例が示すようなデザインに関する情報は、コンテンツの表示形式に関する指定情報である。このデザインに関する情報も、コンテンツ72Aの一部としてコンテンツサーバ2によって、表形式のファイルとして記憶され、管理される。「項目」列の値は、図3に示した各項目名と対応している。「データタイプ」列の値は、コンテンツの要素のデータタイプを意味し、「表示パラメータ」列の値は、表示の際に参照されるパラメータを意味している。また、デザインに関する情報としては、図4に示した以外に、コンテンツの各要素がタブという表示単位のうち、どのタブに表示される要素であるかを示す情報等もコンテンツとして管理される。例えば、図3に示した各データが「山鉾一覧」タブに表示されるという情報がコンテンツとして管理される。
図2において、情報端末1にインストールされた各アプリケーションプログラムは、設定されたコンテンツ分類情報に基づいて、アプリケーションプログラムに対応付けられるコンテンツを取得する。情報端末a1Aにインストールされたアプリケーションプログラムa61は、コンテンツ分類情報a33Aに基づいて、コンテンツサーバ2からディレクトリ71Aに格納されたコンテンツ72Aを取得する。情報端末b1Bにインストールされたアプリケーションプログラムa62も、コンテンツ分類情報a33Aに基づいて、コンテンツサーバ2からディレクトリ71Aに格納されたコンテンツ72Aを取得する。また、情報端末b1Bにインストールされたアプリケーションプログラムb63は、コンテンツ分類情報a33Bに基づいて、コンテンツサーバ2からディレクトリ71Bに格納されたコンテンツ72Bを取得する。
本実施形態によれば、図2において、コンテンツは、コンテンツサーバ2で管理され、情報端末a1A、および情報端末b1Bそれぞれに取得されるため、コンテンツサーバ2で管理されたコンテンツをユーザがコンテンツ作成端末5を操作して更新等することで、各情報端末1に提供するコンテンツを一元的に管理することができる。
図5は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムが搭載された情報端末1、およびコンテンツサーバ2の機能構成の概略を示す図である。
補助記憶装置14に記憶されている本実施形態に係るアプリケーションプログラムは、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、コンテンツ取得部101、コンテンツ表示部102、入力受付部103、およびコンテンツ登録要求部104として機能する。これら、コンテンツ取得部101、コンテンツ表示部102、入力受付部103、およびコンテンツ登録要求部104は、共通プログラムモジュール34の命令コードがCPU11に実行されることにより、実現される。なお、本実施形態では、コンピュータの備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサによって実行されてもよい。
コンテンツサーバ2は、補助記憶装置24に記憶されているプログラムが、RAM22に読み出され、CPU21によって実行されることで、コンテンツ記憶部201、コンテンツ送信部202、およびコンテンツ登録部203として機能する。なお、本実施形態で
は、コンピュータの備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU21によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサによって実行されてもよい。
本実施形態において、情報端末1のコンテンツ取得部101は、アプリケーションプログラムを識別する情報としてのコンテンツ分類情報を含む、コンテンツ取得要求をコンテンツサーバ2に送信することで、アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを情報端末に送信させ、コンテンツサーバ2から送信されたコンテンツを取得する。本実施形態において、コンテンツ分類情報は、ディレクトリ名であり、アプリケーションプログラムに予め設定されている。コンテンツ取得部101は、当該ディレクトリ名を含むURLをリクエスト行に格納したHTTPリクエストメッセージをコンテンツ取得要求として、コンテンツサーバ2に送信する。コンテンツサーバ2は、コンテンツ取得要求を受信すると、コンテンツ取得要求に含まれるディレクトリ名が示す所定のディレクトリに格納されたコンテンツを、HTTPレスポンスメッセージに含めて情報端末1に送信する。コンテンツ取得部101は、送信されたHTTPレスポンスメッセージよりコンテンツを取得し、取得したコンテンツを補助記憶装置14に記憶する。
コンテンツはコンテンツサーバ2から取得されるため、アプリケーションプログラムが情報端末1に配信された時点よりも後にコンテンツが更新された場合であっても、情報端末1は更新されたコンテンツを参照することができる。また、本実施形態では、取得されたコンテンツが補助記憶装置14に記憶されるため、例えば、情報端末1が無線でネットワーク4に接続する場合において、情報端末1は、通信不可能な位置にあるときも、補助記憶装置14に記憶されたコンテンツを参照し、表示することができる。
なお、情報端末1のコンテンツ取得部101は、コンテンツ取得要求に、取得されるコンテンツが満たす条件を含め、コンテンツサーバ2は、アプリケーションプログラムに対応付けられ、所定のディレクトリに格納されるコンテンツのうち、当該条件を満たすコンテンツのみを抽出して情報端末1に送信してもよい。このようにすることで、情報端末1が要求をするコンテンツのみが送信されるため、通信時間の短縮やネットワーク4のトラフィック量の低減を図ることができる。また、コンテンツ取得要求の通知は、HTTP通信以外の、ソケット通信等によって実現されてもよい。
本実施形態において、情報端末1のコンテンツ表示部102は、取得されたコンテンツを情報端末1に表示する。まず、コンテンツ表示部102は、コンテンツ取得部101によって取得され、補助記憶装置14に記憶されたコンテンツのうち、情報端末1に表示するコンテンツをRAM12に読み込む。読み込まれるコンテンツは、アプリケーションプログラムにおける現在のスクロール位置や現在選択されているタブによって異なったものとなる。現在のスクロール位置や、現在選択されているタブは、ユーザが操作部16を操作することによって変更される。次に、コンテンツ表示部102は、RAM12に読み込んだコンテンツを、所定の表示規則に従って、情報端末1の表示部16に表示する。なお、読み込んだコンテンツに含まれる表示形式に関する指定情報が含まれている場合には、当該指定情報にも基づいて、表示する。また、所定の表示規則には、読み込んだコンテンツの要素を文字列として表示することに限られず、例えば、ファイル名で示された画像ファイルの内容を表示することや、住所情報や位置情報として読み込んだコンテンツの要素を、地図画像上にマークして表示することなどの表示規則も含まれる。
図6は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムによって表示されたコンテンツ表示画面の例である。この例は、図3および図4で例示した、図2におけるコンテンツ72Aを表示した画面例である。この画面例では、現在選択されているタブであるタブ602に対応するコンテンツがメイン部601に表示されている。ユーザは操作部16を操作
することで現在のスクロール位置を変更したり、現在選択されているタブを変更したりすることができる。コンテンツ表示部102は、これらの変更に伴い、再度、表示するコンテンツをRAM12に読み込み、所定の表示規則に従って情報端末1の表示部16にコンテンツを表示する。
本実施形態において、情報端末1の入力受付部103は、ユーザから入力される入力情報を受け付ける。ここで、ユーザが入力する入力情報は、例えば、アンケートの回答である。まず、入力受付部103は、コンテンツの情報を入力する入力欄を表示部17に表示する。次に、入力受付部103は、ユーザによって操作部16を介して入力された、文章等の入力情報を受け付ける。次に、入力受付部103は、受け付けた入力情報を補助記憶装置14に記憶する。なお、本実施形態では、受け付けた入力情報を補助記憶装置14に記憶するが、入力受付部103は、受け付けた入力情報をRAM12に記憶してもよい。
本実施形態において、情報端末1のコンテンツ登録要求部104は、アプリケーションプログラムを識別する情報(コンテンツ分類情報)、および入力受付部103によって受け付けられた入力情報を含む、コンテンツ登録要求をコンテンツサーバ2に送信する。コンテンツ登録要求部104は、コンテンツ登録要求をコンテンツサーバ2に送信することで、コンテンツサーバ2に、アプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツとして入力情報を登録させる。
具体的には、コンテンツ登録要求部104は、HTTPリクエストメッセージとしてコンテンツ登録要求を作成し、コンテンツサーバ2に送信する。コンテンツ登録要求部104によって作成されるHTTPリクエストメッセージは、POSTメソッドであり、リクエスト行にはアプリケーションプログラムに設定されたコンテンツ分類情報としてのディレクトリ名を含んだURLが格納され、エンティティボディには、入力受付部103によって受け付けられ、補助記憶装置14に記憶された入力情報が格納される。
本実施形態において、コンテンツサーバ2のコンテンツ記憶部201は、配信サーバ3によって配信される複数のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶する。具体的には、コンテンツ記憶部201は、補助記憶装置24のファイルシステム上に、コンテンツを分類する所定のディレクトリを設け、当該ディレクトリ内に特定のアプリケーションプログラムに対応付けられるコンテンツの情報が記憶されたファイルを格納することで、コンテンツを特定のアプリケーションプログラムと対応付けて記憶する。本実施形態において、コンテンツ記憶部201は、表形式ファイル、画像形式ファイル、その他の形式のファイルをディレクトリに格納する。表形式ファイルによってコンテンツが管理されることによって、コンテンツの管理者がコンピュータリテラシーの高くない者であっても容易にコンテンツを作成、編集等することが可能になる。なお、コンテンツは、リレーショナルデータベース等のデータベースを用いて記憶されてもよい。
本実施形態によれば、情報端末1のコンテンツ取得部101、コンテンツ表示部102、入力受付部103、およびコンテンツ登録要求部104は、共通プログラムモジュール34の命令コードにより実現されため、一度共通プログラムモジュール34を開発した後は、再度共通プログラムモジュールについて設計、コーディングする等の開発作業を要さずに、アプリケーションプログラムの名称の設定変更作業等のわずかな労力で、別のグループのコンテンツを情報端末1に表示するアプリケーションプログラムを作成することができる。なお、各アプリケーションプログラムの命令コードは、コンテンツを表示する処理に関する共通プログラムモジュール34以外も含め、全て共通としてもよい。このようにすることで、アプリケーションプログラムの共通プログラムモジュール34のみを共通とする場合に比べ、より少ない労力で、別のグループのコンテンツを情報端末1に表示する複数のアプリケーションプログラムを作成することができる。
本実施形態において、コンテンツサーバ2のコンテンツ送信部202は、コンテンツ取得要求を受信した場合に、受信したコンテンツ取得要求に含まれたコンテンツ分類情報が分類し、識別するアプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを、コンテンツ取得要求の送信元の情報端末1に送信する。具体的には、まず、コンテンツ送信部202は、情報端末1からHTTPリクエストメッセージとしてコンテンツ取得要求を受信した場合に、当該HTTPリクエストメッセージのリクエスト行からコンテンツ分類情報であるディレクトリ名を抽出する。次に、コンテンツ送信部202は、抽出したディレクトリ名が示すディレクトリからコンテンツを読み込む。次に、コンテンツ送信部202は、読み込んだコンテンツをエンティティボディに格納したHTTPレスポンスメッセージを作成し、このHTTPレスポンスメッセージを情報端末1に送信する。
本実施形態において、コンテンツサーバ2のコンテンツ登録部203は、アプリケーションプログラムを識別する情報としてのコンテンツ分類情報、およびユーザが入力した入力情報を含む、コンテンツ登録要求を受信した場合に、受信したコンテンツ登録要求に含まれる入力情報を、受信したコンテンツ登録要求に含まれるコンテンツ分類情報が分類する、当該アプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツとしてコンテンツ記憶部201に記憶させることで、当該入力情報を登録する。具体的には、コンテンツ登録部203は、コンテンツ登録要求としてコンテンツサーバ2に通知されたHTTPリクエストメッセージを取得する。次に、コンテンツ登録部203は、取得したHTTPリクエストメッセージから、コンテンツ分類情報としてのURL中のディレクトリ名、およびエンティティボディの入力情報を抽出する。コンテンツ登録部203は、コンテンツ記録部201に対し、抽出した入力情報を内容とするファイルを、抽出したディレクトリ名が示すディレクトリに作成させ、格納させる。
<処理の流れ>
図7から図9のフローチャートを用いて、本実施形態に係るアプリケーションプログラムおよびコンテンツサーバ2の処理の流れを説明する。なお、フローチャートに示された処理の具体的な内容および順序は一例であり、処理内容および順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
図7は、本実施形態に係るコンテンツを取得する処理の流れを示すフローチャートである。この処理の流れは、本実施形態に係るアプリケーションプログラムが情報端末1に配信された後の初回起動、当該アプリケーションプログラムにおけるユーザによるコンテンツに関する更新操作、その他のコンテンツを取得するためのイベントが発生したことを契機に開始される。
ステップS701およびS702では、コンテンツ取得要求が情報端末1から送信され、コンテンツサーバ2に受信される。ステップS701では、情報端末1のコンテンツ取得部101が、コンテンツ分類情報としてのディレクトリ名をURLに含むHTTPリクエストメッセージであるコンテンツ取得要求を、コンテンツサーバ2に送信する。ステップS702では、コンテンツサーバ2がコンテンツ取得要求を受信する。
ステップS703およびS704では、コンテンツ取得要求に含まれるコンテンツ分類情報が分類するコンテンツが、コンテンツサーバ2から情報端末1に送信される。まず、ステップS703では、コンテンツサーバ2のコンテンツ送信部202が、受信したコンテンツ取得要求を取得し、取得したコンテンツ要求に含まれるコンテンツ分類情報を抽出し、抽出したコンテンツ分類情報の示すディレクトリに格納されたコンテンツを、コンテンツ記憶部201から読み込む。次に、ステップS704では、コンテンツ送信部202が、読み込んだコンテンツを、HTTPレスポンスメッセージに格納して、コンテンツ取
得要求元の情報端末1に送信する。
ステップS705およびS706では、情報端末1が、コンテンツサーバ2から送信されたコンテンツを取得する。まず、ステップS705では、情報端末1のコンテンツ取得部101が、コンテンツサーバ2から送信されたコンテンツを取得する。次に、ステップS706では、情報端末1のコンテンツ取得部101が、取得したコンテンツを補助記憶装置14に記憶する。
図8は、本実施形態に係るコンテンツを表示する処理の流れを示すフローチャートである。この処理の流れは、情報端末1において、アプリケーションプログラムが起動したこと、ユーザの操作によりスクロールや選択されているタブが変更されたこと、その他のコンテンツを表示するためのイベントが発生したことを契機に開始される。
ステップS801では、情報端末1のコンテンツ表示部102が、コンテンツ取得部101によって取得され、補助記憶装置14に記憶された、コンテンツを読み込む。次に、ステップS802では、情報端末1のコンテンツ表示部102が、読み込んだコンテンツを情報端末1の表示部17に表示する。
図9は、本実施形態に係るコンテンツを登録する処理の流れ示すフローチャートである。この処理の流れは、情報端末1において、ユーザが本実施形態に係るアプリケーションプログラムに対し、操作部16を介して情報入力の開始を指示することを契機に開始される。
まず、ステップS901では、情報端末1の入力受付部103がユーザから入力される入力情報を受け付ける。次に、ステップS902では、情報端末1のコンテンツ登録要求部104は、アプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツを分類するコンテンツ分類情報、および入力受付部103によって受け付けられた入力情報を含む、コンテンツ登録要求をコンテンツサーバ2に送信する。次に、ステップS903では、コンテンツサーバ2が、コンテンツ登録要求を受信する。
ステップS904では、情報端末1のコンテンツ登録部203が、コンテンツサーバ2に通知されたコンテンツ登録要求を取得し、取得したコンテンツ登録要求に含まれる入力情報をアプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツとしてコンテンツ記憶部201に記憶させることで、入力情報を登録する。
図9の処理の流れによれば、コンテンツサーバ2によって管理される特定ディレクトリのコンテンツの閲覧および登録がされるため、例えば、特定のアプリケーションプログラムを利用する複数のユーザからアンケートに対する回答を集めることもできる。なお、コンテンツサーバ2のコンテンツ登録部203によって登録されたコンテンツは、コンテンツ作成端末5によって、表形式のファイルとして取得されてもよい。このようにすることによって、例えば、ユーザから集めたアンケートに対する回答をコンテンツ管理者が取得し、表計算プログラム等によってその回答を容易に集計することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、アプリケーション識別情報の異同に関わらず、共通する命令コードで構成される共通プログラムモジュール34によって、アプリケーションプログラムと対応付けて特定のグループに分類されたコンテンツが、情報端末に表示される。このため、特定のグループごとにコンテンツを閲覧可能な環境を、簡易に提供できる。また、本実施形態によれば、共通プログラムモジュール34によって、アプリケーションプログラムと対応付けられて、特定のグループに分類された、コンテンツがコンテンツサーバ2に登録されるため、特定のグループごとにコンテンツを登録可能な環境を
、簡易に提供することもできる。
また、本実施形態によれば、コンテンツサーバ2に記憶されるコンテンツは、異なるアプリケーションプログラムがコンテンツを表示する場合であっても、共通プログラムモジュール34によって情報端末1に表示されるため、そのコンテンツは同一の形式のデータとして管理でき、別のグループのコンテンツを作成する場合にも、既に作成されたコンテンツの一部を流用することが可能となり、コンテンツを新たに作成する労力を抑えることもできる。
1 情報端末
2 コンテンツサーバ(情報処理装置)
3 配信サーバ
4 ネットワーク
5 コンテンツ作成端末
31A、61、62 アプリケーションプログラムa
31B、63 アプリケーションプログラムb
71A ディレクトリa
71B ディレクトリb
72A、72B コンテンツ
101 コンテンツ取得部
102 コンテンツ表示部
103 入力受付部
104 コンテンツ登録要求部
201 コンテンツ記憶部
202 コンテンツ送信部
203 コンテンツ登録部

Claims (9)

  1. 互いに異なる複数のアプリケーションプログラムを情報端末に配信する配信サーバ、配信された前記アプリケーションプログラムを搭載する前記情報端末、およびコンテンツサーバを有する情報システムであって、
    前記配信サーバは、前記複数のアプリケーションプログラムそれぞれを識別可能なアプリケーション識別情報を有する前記複数のアプリケーションを配信し、
    前記アプリケーションプログラムは、
    ユーザが前記情報端末に対して前記アプリケーション識別情報を指定することによって起動され、
    前記アプリケーション識別情報の異同に関わらず、前記複数のアプリケーションプログラム間で共通する命令コードで構成される共通プログラムモジュールであって、前記ユーザの指定によって前記アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報端末を、
    前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求をコンテンツサーバに送信することで、前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを前記情報端末に送信させ、前記コンテンツサーバから送信された前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段、および
    前記コンテンツ取得手段によって取得された前記コンテンツを前記情報端末に表示するコンテンツ表示手段、
    として機能させる共通プログラムモジュールを備え、
    前記コンテンツサーバは、
    前記配信サーバによって配信される複数のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段とを備える、
    情報システム。
  2. 配信サーバによって配信され、情報端末に搭載されるアプリケーションプログラムであって、
    該アプリケーションプログラムと前記配信サーバによって配信される他の1または複数の所定のアプリケーションプログラムとを識別可能であり、且つユーザが前記情報端末に対して指定することによって該アプリケーションプログラムを起動するためのアプリケーション識別情報と、
    前記アプリケーション識別情報の異同に関わらず、前記所定のアプリケーションプログラムと共通する命令コードで構成される、共通プログラムモジュールであって、前記ユーザの指定によって該アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報端末を、
    該アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求をコンテンツサーバに送信することで、前記コンテンツサーバに、該アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツを前記情報端末に送信させ、前記コンテンツサーバから送信された前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段、および
    前記コンテンツ取得手段によって取得された前記コンテンツを前記情報端末に表示するコンテンツ表示手段、
    として機能させる共通プログラムモジュールと、
    を備えるアプリケーションプログラム。
  3. 前記コンテンツサーバは、該アプリケーションプログラムに対応付けられるコンテンツを分類するコンテンツ分類情報と関連付けて前記コンテンツを記憶することで、前記コンテンツを該アプリケーションプログラムに対応付けて記憶し、
    該アプリケーションプログラムは、前記他の1または複数の所定のアプリケーションプログラムが備えるいずれの前記コンテンツ分類情報とも異なる前記コンテンツ分類情報を更に備え、
    前記コンテンツ取得手段は、該アプリケーションプログラムを識別する情報として、前記コンテンツ分類情報を前記コンテンツ取得要求に含める、
    請求項2に記載のアプリケーションプログラム。
  4. 前記共通プログラムモジュールは、前記情報端末を、
    ユーザから入力される入力情報を受け付ける入力受付手段と、
    該アプリケーションプログラムを識別する情報、および前記入力受付手段によって受け付けられた前記入力情報を含む、コンテンツ登録要求を前記コンテンツサーバに送信することで、前記コンテンツサーバに、該アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶されたコンテンツとして前記入力情報を登録させるコンテンツ登録要求手段と、
    として更に機能させる請求項2または3に記載のアプリケーションプログラム。
  5. 前記コンテンツは、前記コンテンツの表示形式に関する指定情報を含み、
    前記コンテンツ表示手段は、前記指定情報に基づいて、前記コンテンツを表示する、
    請求項2から4何れか一項に記載のアプリケーションプログラム。
  6. 複数の請求項1に記載のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段と、
    を備える情報処理装置。
  7. 前記アプリケーションプログラムを識別する情報およびユーザが入力した入力情報を含む、コンテンツ登録要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ登録要求に含まれる前記入力情報を、受信した前記コンテンツ登録要求に含まれる前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられたコンテンツとして前記コンテンツ記憶手段に記憶させることで、前記入力情報を登録するコンテンツ登録手段を更に備える、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 情報端末にコンテンツを送信する方法であって、
    コンピュータによって、
    複数の請求項1に記載のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶ステップと、
    前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケーションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信ステップ、
    が実行される方法。
  9. 情報端末にコンテンツを送信するプログラムであって、
    コンピュータを、
    複数の請求項1に記載のアプリケーションプログラムそれぞれと対応付けてコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記アプリケーションプログラムを識別する情報を含むコンテンツ取得要求を受信した場合に、受信した前記コンテンツ取得要求に含まれた前記情報が識別する前記アプリケー
    ションプログラムに対応付けられて記憶された前記コンテンツを、前記コンテンツ取得要求の送信元に送信するコンテンツ送信手段と、
    として機能させるプログラム。
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