JP2014066319A - 吸盤式スタンド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手が良くて汎用性に優れた吸盤式スタンド装置を提供する。
【手段】吸盤式スタンド装置は、2つの吸盤本体1とこれらを繋ぐ棒状の連結具2とで構成されている。吸盤本体1は、吸着・吸着解除のためのレバー6と、連結具2の端部のボール部3が嵌まる凹部11とを有する。凹部11には、ボール部3の締め付け力を調節する摘まみ23を設けている。連結具2は吸盤本体1に対して回転自在でかつ任意の姿勢に倒れる。このため、2つの吸着面の位置と姿勢とを任意に変更できる。被支持体の取り付けも吸着方式であるため、取り付け部が平滑面になっている物品であれば、重量が許す限り支持できる。
【選択図】図1
【手段】吸盤式スタンド装置は、2つの吸盤本体1とこれらを繋ぐ棒状の連結具2とで構成されている。吸盤本体1は、吸着・吸着解除のためのレバー6と、連結具2の端部のボール部3が嵌まる凹部11とを有する。凹部11には、ボール部3の締め付け力を調節する摘まみ23を設けている。連結具2は吸盤本体1に対して回転自在でかつ任意の姿勢に倒れる。このため、2つの吸着面の位置と姿勢とを任意に変更できる。被支持体の取り付けも吸着方式であるため、取り付け部が平滑面になっている物品であれば、重量が許す限り支持できる。
【選択図】図1
Description
本願発明は、様々な物品を支持できる吸盤式スタンド装置に関するものである。
吸盤を使用したスタンド装置は多々提案されているが、いずれにしても、吸着機能を有する吸盤本体を必須の要素としており、この吸盤本体に設けた連結具で被支持体(各種物品)を直接に又は間接的に支持している。
その例として例えば特許文献1には、吸盤本体に上下首振り式の棒状連結具を取り付けて、連結具の先端部に被装着部を取り付け、被装着部に携帯型ナビゲーション装置等の物品を取り付けることが記載されている。特許文献2も同様であり、上下首振り式の連結具(第2回動部)に球状のピボットを介してモニタ取付部を取り付けている。従って、モニタ取付部(及びこれに取り付けられたモニタ)はピポット部が動く範囲で任意の姿勢に変化させることができる。類似した構成は特許文献3にも開示されている。
さて、この種のスタンドを使用する場合、被支持体を任意の姿勢に変えたり位置をずらしたいという要望が強いが、いずれの特許文献も連結具は1本のピン(軸)で吸盤本体に連結されているに過ぎず、連結具はピンの軸心回りに上下の首振り運動をするだけであるため、被支持体の姿勢変更機能が低く、位置変更はできない。
この点、特許文献2ではモニタ取付部は球状のピボットで連結具に連結されているため、モニタ取付部の姿勢を任意の姿勢に変更することはできるが、モニタ取付部が動く範囲には限度があるため、例えば、モニタ取付部を使用者の方に寄せたい(左右方向に首振りさせたい)といった要望に応えることができなかった(モニタの位置をずらす場合は、吸盤本体の取り付け姿勢を変更せねばならない。)。
また、スタンド装置で支持する物品には様々の重さのものがあるが、従来のスタンド装置では、吸盤本体に対する連結具の保持力(摩擦抵抗)は一定であるため、支持する物品の重量がある程度以上に重くなると、物品の重量で連結具が倒れてしまう虞があった。
更に、特許文献1〜3を初めとして従来の吸盤式スタンド装置は、いずれも吸盤本体のみを設置場所に吸着で固定されるに過ぎず、被支持体はねじ止め等の非吸着手段で連結具や中間支持部材(特許文献2の場合はモニタ取付部)に固定されるため、被支持体の着脱操作が面倒であるのみならず、特定の物品しか支持できずに融通性が悪かった。すなわち、従来の吸盤式スタンド装置は着脱の容易性と汎用性とに欠けていた。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。また、本願では吸盤本体の改良を多々開示しており、これらの改良点を有する吸盤本体を提供することも目的になりうる。
本願発明は、操作手段で吸着・吸着解除が行われる吸盤本体と、前記吸盤本体に設けた略棒状の連結具とを有しており、前記連結具を介して直接に又は間接的に被支持体が取り付けられる吸盤式スタンド装置に関する。そして請求項1の発明では、前記連結具は、軸心回りに回転自在でかつ任意の方向に倒れ得る状態で前記吸盤本体に取り付けられている点を特徴にしている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記連結具の端部をボール部に形成する一方、前記吸盤本体には前記連結具のボール部が嵌まる凹部を形成することにより、前記連結具が軸心回りに自在に回転して任意の方向に倒れることが許容されている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記連結具の一端と他端とにボール部を形成することにより、前記連結具の両端に同じ構造の前記吸盤本体が取り付けられており、一方の吸盤本体が設置場所に吸着で固定されて他方の吸盤本体に被支持体が吸着で取り付けられる。請求項4の発明では、請求項2又は3において、前記吸盤本体には、前記凹部に嵌まった連結具の挟み強度を摘まみ又はレバーで調節するクランプ手段が設けられている。
請求項5の発明は吸盤本体を具体化したもので、請求項2〜4のうちのいずれかに、前記吸盤本体は、取り付け箇所に重なる軟質材製の吸着板と、前記吸着板を覆うカップ体と、前記吸着板の中央部を取り付け箇所と反対側に引っ張るための回動式レバーとを有しており、前記カップ体の外面に、当該カップ体の軸心を横切る方向に延びるランド部が突設されており、前記ランド部のうち前記カップ体の軸心部に位置した部位に、前記吸着板の中央部に固定されたスライド軸が往復動自在に保持されていると共に、前記スライド軸を往復動操作する回動式のレバーが取り付けられている一方、前記ランド部のうちカップ体の軸心から外側にずれた位置には前記凹所を形成している。
なお、請求項2以下の構成は独立した発明たり得るものであり、従って、例えば請求項3の場合、連結具の形態とは関係なく、2つの吸盤本体を使用した点を特徴として独立した発明たり得る。
本願発明では、連結具は吸盤本体に対して全方位に首振りするため、被支持体(物品)の姿勢や向き・位置を大きく変更できる。このため、非常に使い勝手が良くてユーザーフレンドリーである。
連結具を全方位に首振りさせる構成としては直交した2つの回動軸の組み合わせも採用可能であるが、請求項2のようにボール部と凹部との組み合わせを採用すると、構造がごく簡単になる利点がある。なお、請求項2では連結具にボール部を形成して吸盤本体に凹部を形成しているが、吸盤本体にボール部を突設して連結具に凹部を形成することも可能である。
請求項3も本願発明の大きな特徴であり、被支持体(物品)も吸盤本体に吸着で固定されるため、スタンド装置に対する取り付け面(一般に背面)が平滑面になっている物品であれば、重量が許す限り支持できる。例えばタブレット型コンピータ、スマートホン等の携帯式通信端末、電子書籍端末、携帯式カーナビ、小型テレビ、パソコン用小型モニタと言った電子機器も見やすい姿勢に簡単に支持できる。従って、汎用性を格段に向上させることができる。着脱もごく簡単である。
請求項4のようにクランプ手段を設けると、被支持体の重量に応じてクランプ体の締め付け力を調節することで、重量が大きい被支持体でも一定姿勢にしっかりと保持できる。従って、実用価値はきわめて大きい。なお、クランプ手段を緩めることで連結具を吸盤本体から取り外しできるように構成することも可能である。この場合は、連結具は単に吸盤本体の凹部に嵌め込むだけであるため構造がごく簡単になると共に取り付けも簡単であり、更に、異なる長さの連結具を用意しておくことで、被支持体の支持高さを変えることも可能になる。
請求項5の構成を採用すると、一連に延びるランド部に連結具はレバーとが取り付けられているため、吸盤本体のコンパクト化することができる。そして、レバー操作によって高い吸着力を確保できるため、コンパクトでありながら高い支持力を発揮できる。
(1).概要・吸着機構
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。例えば図1のとおり、本実施形態の吸盤式スタンド装置は同一形態の2つの吸盤本体1を有しており、2つの吸盤本体1が互いに姿勢を逆にした状態で棒状の連結具(ジョイント)2で接続されている。連結具2は緩く弓形に湾曲しており、両端にボール部3が形成されている。連結具2はその中間部が太くなるように膨れているが、ストレート形状であってもよい。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。例えば図1のとおり、本実施形態の吸盤式スタンド装置は同一形態の2つの吸盤本体1を有しており、2つの吸盤本体1が互いに姿勢を逆にした状態で棒状の連結具(ジョイント)2で接続されている。連結具2は緩く弓形に湾曲しており、両端にボール部3が形成されている。連結具2はその中間部が太くなるように膨れているが、ストレート形状であってもよい。
図6(A)に示すように、吸盤本体1は、ゴムのような軟質材で円板状に形成された吸着板4と、吸着板4に向けて開口した円形で椀形のカップ体5と、吸着板4を後退・前進させて吸着・吸着解除を行う回動式のレバー6とを有している。レバー6は操作手段の一例である。実施形態のカップ体5と連結具2とは樹脂製であるが、金属製とすることも可能である。なお、カップ体はベース体と呼ぶことも可能である。
吸着板4はカップ体5の先端面5aに重なっていると共に、吸着板4の中央部にはカップ体5の奥側に向けて突出したロッド7が接着等で固定されており、ロッド7がその軸方向に移動することにより、吸着板4が平板状態と凹んだ状態とに移行し、その結果、設置場所や被支持体等のワークに対する吸着・吸着解除が行われる。ロッド7の基端にはフランジ7aを設けており、フランジ7aが吸着板4に固着されている。なお、フランジ7aを吸着板4に部分的に埋め込むことも可能である。
カップ体5のうち開口部と反対側の外には、軸心8を横切る姿勢に長く延びる細長いランド部9が突設されており、このランド部9に、ロッド7がスライド自在に嵌まるロッド保持部10と、連結具2のボール部3が嵌まる凹部11とを形成している。換言すると、ロッド保持部10と凹部11とでランド部9が構成されている。ロッド7は吸着板4と同心に配置されているので、ロッド支持部10もカップ体5の軸心8と同心に形成されている。他方、凹部11は、カップ体5の軸心8から半径外側(放射方向の外側)にずれた位置に形成されている。
図4(C)に示すように、ロッド保持部10は、カップ体5の軸心8の方向から見てランド部9の長手軸線12の方向に長い略長方形先端が半円状のU型)になっている。そして、ロッド7の先端部に、ランド部9の長手軸線12と直交した方向に長い支持ピン14を挿通している一方、ランド部9のロッド保持部10には、支持ピン14のスライドを許容する長穴15が空いている。従って、長穴15は、ランド部9の長手軸線12と直交した方向に向いた方向に開口している。吸着板4の最大移動ストロークは支持ピン14と長穴15とで規制されている。
ロッド保持部10には、ロッド7がスライド自在に嵌まるように中空穴16がカップ体5の内部に向けて開口しているが、中空穴16のうち長穴15の端よりも吸着板4に寄った部分を大径部16aと成して、大径部16aの段差面とロッド7のフランジ71aとの間にばね(圧縮コイルばね)17を介在させている。従って、ロッド7はばね17によってカップ体5から離れる方向(吸着解除方向)に付勢されている。
(2).吸着機構の詳細
支持ピン14の両端はロッド保持部10の外側に突出している。一方、レバー6は支持ピン14の軸心方向から見て概ね外側に湾曲した形態であり、このレバー6にはロッド保持部10を挟む二股部6aが形成されており、二股部6aに支持ピン14が挿通している。そして、レバー6の二股部6aに、吸着板4を平板状に保持する第1カム面18と、吸着板4をカップ体5の奥部に向けて引き込んだ状態に保持する第2カム面19とを形成している。両カム面18,19は、支持ピン14の軸心方向から見て概ね直交している。
支持ピン14の両端はロッド保持部10の外側に突出している。一方、レバー6は支持ピン14の軸心方向から見て概ね外側に湾曲した形態であり、このレバー6にはロッド保持部10を挟む二股部6aが形成されており、二股部6aに支持ピン14が挿通している。そして、レバー6の二股部6aに、吸着板4を平板状に保持する第1カム面18と、吸着板4をカップ体5の奥部に向けて引き込んだ状態に保持する第2カム面19とを形成している。両カム面18,19は、支持ピン14の軸心方向から見て概ね直交している。
そして、図6(B)に表示しているように、支持ピン14の軸心から第1カム面18までの距離E1よりも、支持ピン14の軸心から第2カム面19までの距離E2が大きくなっている。このため、レバー6を倒して第2カム面19をカップ体5の頂面に当てると、図6(A)のように吸着板4はその中央部がカップ体5の底面に寄るように大きく凹み変形する。このときの吸着作用により、吸盤本体1はワークに対して強力に固定される。
第1カム面18がカップ体5の頂面5bに当たった状態では、カップ体5の内部は基本的には減圧状態になっていないが、吸着板4の変形が若干残ることで減圧状態が維持されることがあり、すると、吸盤本体1をワークから取り外しにくい場合である。そこで本実施形態では、図6(B)に示すように、レバー6を吸着方向と反対側に起こし回動できるように設定しており、これにより、図6(B)に一点差線で示すように、吸着板4を僅かながらカップ体5と反対側に突出した状態に変形させることができて、吸着状態を確実に解除することができる。
更に正確に述べると、第1カム面18がカップ体5の頂面5bに当たった状態で、支持ピン14と長穴15の下端との間には僅かの隙間が空いていると共に、第2カム面19の後ろ側の部分20から支持ピン14の軸心までの距離E3は僅かながらE1より小さくなっており、このため、レバー6を起こすと、吸着板4はばね17によって僅かながらカップ体5と反対側に突き出される状態になる。このような吸着解除を確実化する手段を講じているのは、本実施形態の利点の一つである。
なお、第1カム面18と第2カム面19との境界であるコーナー部から支持ピン14の軸心までの距離は、支持ピン14の軸心から第1カム面18及び第2カム面19までの距離よりも大きくなっている。このため、第1カム面18と第2カム面19との間に移行させるには、ロッド7をばね17に抗していったん大きく引き上げねばならず(支点超えさせねばならず)、このため、レバー6が吸着状態から吸着解除状態に簡単に移行することはない。
(3).クランプ機構
レバー6が嵌まる凹部11は連結具2におけるボール部3の外径の8割程度の深さであり、開口縁はくびれている。このため、ボール部3が簡単に抜けることはない。また、連結具2はその軸心回りに自在に回転させ得ると共に、任意の方向に倒すことができる。敢えて述べるまでもないが、内面は概ねボール部3の曲率に合わせた曲面になっている。
レバー6が嵌まる凹部11は連結具2におけるボール部3の外径の8割程度の深さであり、開口縁はくびれている。このため、ボール部3が簡単に抜けることはない。また、連結具2はその軸心回りに自在に回転させ得ると共に、任意の方向に倒すことができる。敢えて述べるまでもないが、内面は概ねボール部3の曲率に合わせた曲面になっている。
例えば図2に示すように、凹部11にはこれを分断するスリット20が形成されており、スリット20を挟んだ両側に横向き張り出し部21,22を外向き突設し、外側の横向き張り出し部22に摘まみ23を設けている。摘まみ23のうち人が指を当てる部分は大径になっている。
図6(B)のとおり、2つの横向き張り出し部21,22には摘まみ23の方に向いたビス24が回転不能で外向き抜け不能に保持されている一方、摘まみ23にはビス24に螺合するナット25がインサート成形で一体に固定されている。従って、摘まみ23をねじ込むと2つの横向き張り出し部21,22の間隔が狭まって、連結具2のボール部3は凹部11によって強く挟持される。ビス24は六角頭を有しており、六角頭が内側の横向き張り出し部21に回転不能に保持されている。
摘まみ23を緩め切ると、凹部11は多少は撓み変形できる自然状態になる。このため、凹部11を弾性変形させてボール部3を抜き外したり、逆にボール部3を嵌め込んだりすることができる。従って、連結具2の着脱は容易である。ねじ式の摘まみ23はクランプ手段の一例であるが、クランプ手段としては、ねじ式の摘まみ23に代えて、回動式のレバーなども採用できる。
(4).まとめ
既に説明したとおり、一方の吸盤本体1を設置場所(例えばテーブル)に吸着固定し、他方の吸盤本体1に被支持体(例えばタブレット型電子端末機器)を吸着固定することができる。設置場所への固定も被支持体の取り付けも吸着で行うものであるため、被支持体は取り付け部が平滑面であれば、重量が許す限り何でも取り付けできる。換言すると、裏面が平滑面になっている物品の大半を取り付けることができる。このため、支持できる物品の範囲は著しく広く、従来ない良い使い勝手を得ることができる。
既に説明したとおり、一方の吸盤本体1を設置場所(例えばテーブル)に吸着固定し、他方の吸盤本体1に被支持体(例えばタブレット型電子端末機器)を吸着固定することができる。設置場所への固定も被支持体の取り付けも吸着で行うものであるため、被支持体は取り付け部が平滑面であれば、重量が許す限り何でも取り付けできる。換言すると、裏面が平滑面になっている物品の大半を取り付けることができる。このため、支持できる物品の範囲は著しく広く、従来ない良い使い勝手を得ることができる。
また、連結具2は2つの吸盤本体1に対して任意の姿勢に倒すことができると共に軸心回りにも回転自在であるため、2つの吸盤本体1の吸着面の相対的な姿勢と位置とを自在に変えることができる。従って、タブレット端末を例に取ると、タブレット端末の画面をずらしながら隣の人に向けたり、180度水平旋回させて画面を向かい合った人に向けたりすることも簡単にできる。このため、非常に重宝である。
スタンド装置の取り付け位置は使用者が目的に応じて任意に選択できる。例えば壁に取り付けて、照明具や案内板の支持に供するといったことも可能である。車両のダッシュボードに吸着固定して携帯式ナビを取り付けたり、鉄道車両のテーブルに吸着固定して携帯式テレビを取り付けるといったことも可能である。
本実施形態のように2つの吸盤本体1を使用する場合、同一の吸盤本体1を使用すると、量産効果によってコストダウンできると共に、部材管理の手間も抑制できる利点がある。もとより、大きさが異なる吸盤本体1を使用することも可能である。
(5).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、吸盤本体1は1個だけ使用して、連結具の一端部を吸盤本体に取り付けて、連結具の他端部に被支持体を直接に又は中間部材を介して間接的に取り付けることも可能である。2個の吸盤本体を使用する場合、被支持体を吸盤本体1に直接に取り付けずに、中間部材を介して吸盤本体に取り付けることも可能である。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、吸盤本体1は1個だけ使用して、連結具の一端部を吸盤本体に取り付けて、連結具の他端部に被支持体を直接に又は中間部材を介して間接的に取り付けることも可能である。2個の吸盤本体を使用する場合、被支持体を吸盤本体1に直接に取り付けずに、中間部材を介して吸盤本体に取り付けることも可能である。
連結具も様々な形態に具体化できる。例えば、他端にクランプ機能を保持することも可能である。更に、吸盤本体の操作手段は実施形態のような回動式レバーには限らず、回転式の摘まみやダイアルなども採用できる。レバーを採用する場合、吸盤本体の外周方向に回転するタイプを採用することも可能である。
本願発明は吸盤式スタンド装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 吸盤本体
2 連結具(ジョイント)
3 ボール部
4 吸着板
5 カップ体
6 レバー
7 ロッド
9 ランド部
10 ロッド保持部
11 凹部
14 支持ピン
15 長穴
18,19 カム面
21,22 横向き張り出し部
23 クランプ手段の一例としてのねじ式摘まみ
2 連結具(ジョイント)
3 ボール部
4 吸着板
5 カップ体
6 レバー
7 ロッド
9 ランド部
10 ロッド保持部
11 凹部
14 支持ピン
15 長穴
18,19 カム面
21,22 横向き張り出し部
23 クランプ手段の一例としてのねじ式摘まみ
Claims (5)
- 操作手段で吸着・吸着解除が行われる吸盤本体と、前記吸盤本体に設けた略棒状の連結具とを有しており、前記連結具を介して直接に又は間接的に被支持体が取り付けられる構成であって、
前記連結具は、軸心回りに回転自在でかつ任意の方向に倒れ得る状態で前記吸盤本体に取り付けられている、
吸盤式スタンド装置。 - 前記連結具の端部をボール部に形成する一方、前記吸盤本体には前記連結具のボール部が嵌まる凹部を形成することにより、前記連結具が軸心回りに自在に回転して任意の方向に倒れることが許容されている、
請求項1に記載した吸盤式スタンド装置。 - 前記連結具の一端と他端とにボール部を形成することにより、前記連結具の両端に同じ構造の前記吸盤本体が取り付けられており、一方の吸盤本体が設置場所に吸着で固定されて他方の吸盤本体に被支持体が吸着で取り付けられる、
請求項1又は2に記載した吸盤式スタンド装置。 - 前記吸盤本体には、前記凹部に嵌まった連結具の挟み強度を摘まみ又はレバーで調節するクランプ手段が設けられている、
請求項2又は3に記載した吸盤式スタンド装置。 - 前記吸盤本体は、取り付け箇所に重なる軟質材製の吸着板と、前記吸着板を覆うカップ体と、前記吸着板の中央部を取り付け箇所と反対側に引っ張るための回動式レバーとを有しており、
前記カップ体の外面に、当該カップ体の軸心を横切る方向に延びるランド部が突設されており、前記ランド部のうち前記カップ体の軸心部に位置した部位に、前記吸着板の中央部に固定されたスライド軸が往復動自在に保持されていると共に、前記スライド軸を往復動操作する回動式のレバーが取り付けられている一方、前記ランド部のうちカップ体の軸心から外側にずれた位置には前記凹所を形成している、
請求項2〜4のうちのいずれかに記載した吸盤式スタンド装置。
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