JP2014066231A - 液化ガス燃料の供給システム、及び液化ガス燃料の供給方法 - Google Patents

液化ガス燃料の供給システム、及び液化ガス燃料の供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧ポンプの故障発生時でも、高圧ポンプにおける液化ガス燃料の圧力低下を抑制し、燃料噴射弁の最低噴射圧力を維持した液化ガス燃料をコモンレールに供給することができる液化ガス燃料の供給システムと、液化ガス燃料の供給方法を提供する。
【解決手段】高圧ポンプ5から燃料タンク4へ戻るリターンDMEを遮断するように、リターン流路10を閉止する閉止弁12を備えると共に、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できなくなったときに、閉止弁12でリターン流路10を閉止して、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力低下を抑制して、少なくともインジェクタ7から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力Pminを維持されたDMEを、コモンレール6に供給する緊急時供給手段を有するECU11を備える
【選択図】図1

Description

本発明は、緊急時にジメチルエーテル(以下、DMEという)などの液化ガス燃料を供給する液化ガス燃料の供給システム、及び液化ガス燃料の供給方法に関する。
現在、ディーゼルエンジンに使用される軽油の代替燃料として、ジメチルエーテル(DME)などの液化ガス燃料を用いることが注目されている。このDMEを燃料とする車両において、DMEの液体噴射の実現には、DMEの特性からエンジンからの受熱によりDMEが暖められることによって、DMEが気化する状態(ガスレーションともいう)を防止する必要がある。
DMEは常温常圧で気体である。よってこれをエンジンに適用しようとする場合は、DMEを加圧し液体としてエンジンに供給しなければならない。さもないとガスレーションによってDME中に気泡が混入し、エンジンの回転が不安定となり、配管や高圧ポンプ(コモンレール式の場合)内でキャビテーションが生じたりするからである。
そこで、燃料タンクから燃料噴射装置までDMEを供給する経路にフィードポンプを設けて、気化しない程度にDMEを昇圧する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。DMEに過度の高圧を加えると、DMEの粘性が低いため、各摺動部でDMEの漏れが発生し、大掛かりな回収システムが必要となる。また、フィードポンプ自体の消費馬力が大きくなり燃費の悪化を招いてしまう。よってDMEの加圧は適度に行うのが好ましい。
ここで従来のDMEの供給システムについて、図4を参照しながら説明する。ここで、CV1〜CV4は逆止弁(チェックバルブ)を示し、SV1及びSV2は電磁弁(ソレノイドバルブ)を示し、V1〜V4はバルブ(開閉可能な弁装置)を示す。
この従来のDMEの供給システム1Xは、エンジン2内に設けられた燃料噴射装置3と、別途設けられた燃料タンク4を備え、その燃料噴射装置3は、高圧ポンプ5、コモンレール6、及びインジェクタ7を備える。また、供給システム1Xは、燃料タンク4内に設けたフィードポンプ(加圧ポンプ)8と、燃料噴射装置3と燃料タンク4とを接続する供給流路9及びリターン流路10と、を備える。加えて、高圧ポンプ5の圧力制御、各インジェクタ7の噴射量制御、及び電磁弁SV1及びSV2の開閉制御を行うECU(制御装置)11を備える。
通常時の供給システム1Xにおいて、DMEは燃料タンク4からフィードポンプ8により供給流路9へ吐出される。このとき、DMEは、気化しない程度の圧力以下、且つエンジン2の燃料温度における蒸気圧以上の圧力で加圧され、液相のまま高圧ポンプ5に供給される。
次に、DMEは、高圧ポンプ5により、予め定めた通常燃料噴射圧力Pnor(例えば、60MPa)になるように圧力制御されて、コモンレール6に供給される。そして、コモンレール6に蓄圧したDMEは各インジェクタ7に供給され、各インジェクタ7から筒内に噴射される。
噴射の際に、高圧ポンプ5、コモンレール6、及びインジェクタ7において余剰となったDMEは、リターン流路10を通じて燃料タンク4に戻されている。
上記の構成によれば、液相のまま高圧ポンプ5にDMEを供給することができるので、ガスレーションによってDME中に気泡が混入し、エンジン2の回転が不安定となり、配管や高圧ポンプ5内でキャビテーションが生じたりすることを抑制することができる。
しかしながら、高圧ポンプ5が故障するなどして、高圧ポンプ5で通常燃料噴射圧力PnorでDMEを吐出できない場合に、リンプホーム(非常時回避)なども不可能となり車両が停止してしまう。このような状態になると、他の車両による牽引などが必要となってしまう。
特開2001−115916号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、高圧ポンプの故障発生時でも、高圧ポンプにおける液化ガス燃料の圧力低下を抑制し、燃料噴射弁の最低噴射圧力を維持した液化ガス燃料をコモンレールに供給することができる液化ガス燃料の供給システム、及び液化ガス燃料の供給方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の液化ガス燃料の供給システムは、燃料タンクから加圧ポンプを介して液相のまま供給された液化ガス燃料を、高圧ポンプにより予め定めた通常燃料噴射圧力にしてから、コモンレールに供給する供給流路と、前記高圧ポンプと前記コモンレールに供給された液化ガス燃料の一部を、前記燃料タンクに戻す戻り流路と、を備える液化ガス燃料の供給システムにおいて、前記高圧ポンプから前記燃料タンクへ戻る液化ガス燃料を遮断するように、前記戻り流路を閉止する閉止弁を備えると共に、液化ガス燃料を前記高圧ポンプにより前記通常燃料噴射圧力で前記コモンレールに供給できなくなったときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止して、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力低下を抑制して、少なくとも燃料噴射弁から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力を維持された液化ガス燃料を、前記コモンレールに供給する緊急時供給手段を有する制御装置を備えて構成される。
この構成によれば、高圧ポンプの吐出不良、または吐出不能が発生したときに、高圧ポンプから戻り流路への出口を閉止して、加圧ポンプで加圧された液化ガス燃料の圧力低下を抑制する。そして、高圧ポンプ内で液化ガス燃料が貯留することにより、最低噴射圧力に維持された液化ガス燃料をコモンレールに供給することができる。これにより、高圧ポンプの故障発生時に緊急として内燃機関を運転でき、リンプホーム(非常時回避)を図ることができる。
燃料タンクからコモンレールまでの間に配設される加圧ポンプは、通常時には、液化ガス燃料を液体のまま高圧ポンプに供給するように、液化ガス燃料を加圧する。このとき液化ガス燃料が、内燃機関の燃料温度における蒸気圧以上、且つ気化しない圧力以下に、より詳しくは2Mpa以上、3.5MPa以下に加圧されるので、内燃機関からの受熱により暖められることによりキャビテーションが発生することを抑制することができる。
本発明では、高圧ポンプの故障発生時に、この加圧ポンプで加圧された液化ガス燃料を、戻り流路が閉止弁により閉止された高圧ポンプに供給することで、液化ガス燃料を、燃料噴射弁から噴射するときに液化ガス燃料を微粒化するために必要な最低噴射圧力に、より詳しくは8MPa以上、12MPa以下の圧力に維持することができる。
なお、ここでいう加圧ポンプとは、燃料タンクから液化ガス燃料を汲み上げるフィードポンプなどのポンプのことであり、例えば、燃料タンク内に設けたインタンクポンプで構成してもよい。また、燃料タンク内に設けたインタンクポンプとは別に、供給流路に設けたフィードポンプで構成してもよい。
また、上記の液化ガス燃料の供給システムにおいて、前記閉止弁を、液化ガス燃料を前記戻り流路から前記高圧ポンプに逆流させない圧力調整弁の下流側に、且つ前記コモンレール又は前記燃料噴射弁から前記燃料タンクに戻る液化ガス燃料と合流しない位置に配置すると、高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力の低下をより抑制することができる。
高圧ポンプと戻り流路との間に設けた圧力調整弁が、高圧ポンプ内のDMEの圧力が通常燃料噴射圧力よりも高くなった場合に、機械的に圧力調整弁から戻り流路にDMEを吐出して、高圧ポンプ内の圧力を調整している。本発明では、その圧力調整弁の下流側に閉止弁を配置することで、高圧ポンプの故障発生時に、閉止弁が戻り流路を閉止するので、この圧力調整弁が機能しなくなり、高圧ポンプ内のDMEの圧力低下を抑制することができる。
さらに、本発明では、閉止弁をコモンレール又は燃料噴射弁から燃料タンクに戻る液化ガス燃料と合流しない位置に配置することで、燃料噴射弁やコモンレールの戻り側に圧力がかからないようにしている。
加えて、上記の液化ガス燃料の供給システムにおいて、前記加圧ポンプを電動機で駆動するように構成し、前記制御装置が、内燃機関の始動時の前記高圧ポンプが通常駆動していないときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止し、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力を前記最低噴射圧力に維持して、前記コモンレールに供給する始動時供給手段を備えると、内燃機関の始動時などの内燃機関の回転が低く、高圧ポンプが通常動作していないときに、液化ガス燃料を最低噴射圧力まで加圧して、燃料噴射弁に供給することができるので、始動時間の短縮化を図ることができる。
さらに、上記の問題を解決するための液化ガス燃料の供給方法は、液化ガス燃料を、燃料タンクから加圧ポンプを介して液体のまま高圧ポンプに供給した後に、該高圧ポンプで予め定めた通常燃料噴射圧力にしてからコモンレールに供給すると共に、前記高圧ポンプと前記コモンレールに供給された液化ガス燃料の一部を、前記燃料タンクに戻す液化ガス燃料の供給方法において、液化ガス燃料を前記高圧ポンプにより前記通常燃料噴射圧力で前記コモンレールに供給できなくなったときに、閉止弁により前記高圧ポンプから前記燃料タンクに戻る戻り流路を閉止し、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力低下を抑制して、少なくとも燃料噴射弁から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力に維持された液化ガス燃料を前記コモンレールに供給することを特徴とする方法である。
その上、上記の液化ガス燃料の供給方法において、内燃機関の始動時の前記高圧ポンプが通常駆動していないときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止し、電動機で駆動される前記加圧ポンプで加圧され、移送された液化ガス燃料の圧力を前記高圧ポンプ内で前記最低噴射圧力に維持して、前記コモンレールに供給することが好ましい。
本発明によれば、高圧ポンプの故障発生時でも、高圧ポンプにおける液化ガス燃料の圧力低下を抑制し、燃料噴射弁の最低噴射圧力を維持した液化ガス燃料をコモンレールに供給することができる。これにより、高圧ポンプの故障発生時でも、緊急としてエンジンを
運転することができ、リンプホームが可能となる。
また、エンジンの始動時などの高圧ポンプが正常動作していないときでも、液化ガス燃料を最低噴射圧力に制御することができ、始動時間を短縮することができる。
本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムを示す概略図であり、緊急時の状態を示す。 本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給方法を示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料のエンジンの始動時の供給方法を示すフローチャートである。 従来の液化ガス燃料の供給システムを示す概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムと、液化ガス燃料の供給方法について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、液化ガス燃料として、ジメチルエーテル(以下、DMEとする)を用いた車両について説明するが、例えば、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)、液化ブタンガス(LBG)、又は液化水素燃料などにも適用することができる。
また、この実施の形態では、DMEを貯蔵するタンクを一本搭載した液化ガス燃料の供給システムを例に説明するが、本発明は二本以上のタンクを搭載したものにも適用することができる。
まず、本発明に係る第1の実施の形態の液化ガス燃料の供給システムについて、図1を参照しながら説明する。この供給システム1は、図4の従来の供給システム1Xに、図1に示すように、高圧ポンプ5から燃料タンク4に戻るDME(以下、リターンDMEという)の流路であるリターン流路(戻り流路)10を閉止する閉止弁12を備えると共に、ECU(制御装置)11にDMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できなくなったときに、閉止弁12でリターン流路10を閉止して、高圧ポンプ5内のDMEの圧力低下を抑制して、少なくともインジェクタ(燃料噴射弁)7から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力Pminを維持されたDMEを、コモンレール6に供給する緊急時供給手段13を備えて構成される。
また、ECU11に、エンジン(内燃機関)2の始動時の高圧ポンプ5が通常駆動していないときに、閉止弁12でリターン流路10を閉止し、高圧ポンプ5内のDMEの圧力を最低噴射圧力Pminに維持して、コモンレール6に供給する始動時供給手段14を備える。
この供給システム1について、詳しく説明する。リターン流路10は、燃料噴射装置3の各装置から燃料タンク4に余剰分のリターンDMEを戻す流路であり、燃料タンク4のそれぞれの装置から吐出されたリターンDMEを第1リターン流路10a〜第4リターン流路10dから第5リターン流路10eに合流して燃料タンク4へと戻している。
高圧ポンプ5と第1リターン流路10aとの間には逆止弁(圧力調整弁)CV1を介設し、コモンレール6と第2リターン流路10bとの間にも逆止弁CV2を介設する。これにより、高圧ポンプ5内における圧力、あるいはコモンレール6内における圧力を調整し、高圧ポンプ5あるいはコモンレール6から余剰分のDMEを各リターン流路10a及び10bにリターンDMEとして排出する。
なお、この実施の形態では、圧力調整弁として、逆止弁CV1及びCV2を用いたが、それぞれリリーフ弁のように作動して、圧力が高圧になりすぎないように、機械的にリターンDMEを逃がすことができればよく、上記の構成に限定しない。例えば、機械式、電気式、又は機械式と電気式の併用タイプなどのリリーフ弁を使用することもできる。
本発明の閉止弁12は、高圧ポンプ5から吐出されるリターンDMEをリターン流路10へ流入させないように、あるいは高圧ポンプ5からリターンDMEを吐出しないように、リターン流路10を閉止する電磁弁である。
また、この閉止弁12は、通常時にリターン流路10から高圧ポンプ5にリターンDMEが逆流しないように設けられた逆止弁CV1の下流側に、且つ、コモンレール6又はインジェクタ7から燃料タンク4に戻るリターンDMEと合流しない位置に、つまり第1リターン流路10a上に配置される。
高圧ポンプ5の吐出不良、又は吐出不能が発生した場合に、この閉止弁12を閉じて、第1リターン流路10aを閉止すると、リターンDMEを高圧ポンプ5から第1リターン流路10aに吐出されなくなり、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力の低下を抑制することができる。
なお、フィードポンプ(加圧ポンプ)8を、図示しない電動機によって駆動するように構成すると、エンジン2の始動状況によらず、燃料タンク4に貯蔵したDMEを供給することができる。また、この実施の形態では、フィードポンプ8をインタンクポンプで形成し燃料タンク4内に設けたが、燃料タンク4内に設けられるインタンクポンプとは別に、供給流路9の途中に設けてもよい。
次に、この供給システム1の動作について説明する。まず、通常時には、燃料タンク4内のDMEは、フィードポンプ8により供給流路9に吐出される。そして、吐出されたDMEは移送圧力Pbasに加圧されてから高圧ポンプ5に液相のまま供給される。
この移送圧力Pbasは、詳しくは、エンジン2の燃料温度における蒸気圧以上、且つ気化しない程度の圧力以下の値であり、好ましくは2MPa以上、3.5MPaである。高圧ポンプ5までこの移送圧力Pbasを維持することによって、エンジン2からの受熱によるガスレーション(気化すること)によってDME中に気泡が混入し、エンジン2の回転が不安定となり、配管や高圧ポンプ5内でキャビテーションが生じたりすることを防止することができる。
高圧ポンプ5に供給されたDMEは、予め定めた通常燃料噴射圧力Pnor、例えば、約60MPaに加圧されてからコモンレール6に供給されて、各インジェクタ7から噴射される。このとき、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できる状態のため、ECU11により閉止弁12は開いた状態に維持される。
よって、逆止弁CV1が正常に動作して高圧ポンプ5内の圧力を調整し、逆止弁CV1から吐出したリターンDMEは、第1リターン流路10aを経由して、第5リターン流路10eに合流して燃料タンク4へと戻される。
一方、高圧ポンプ5の故障などにより、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できない高圧ポンプ5の故障発生時には、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力を、少なくともインジェクタ7から噴射するときに、微粒化するために必要な最低噴射圧力Pminに維持する必要がある。
そこで、本発明の供給システム1は、高圧ポンプ5の故障発生時に、ECU11の緊急時供給手段13により閉止弁12を閉じた状態に制御することによって、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力を最低噴射圧力Pminに維持することができる。
詳しくは、閉止弁12の閉鎖により、逆止弁CV1の機械的なリリーフ弁のような作動が機能しなくなる。よって、高圧ポンプ5から第1リターン流路10aにリターンDMEが吐出されることがなくなるので、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力低下を抑制することができる。
そして、高圧ポンプ5からコモンレール6への供給口5aを閉じて、フィードポンプ8で加圧されたDMEが移送されると、徐々にDMEの圧力が高まり、DMEの圧力を少なくともインジェクタ7から噴射するときに、微粒化するために必要な最低噴射圧力Pminに維持する。そして、その最低噴射圧力Pminに維持されたDMEをインジェクタ7に供給することができる。
ここでいう最低噴射圧力Pminは、DMEをインジェクタ7から噴射するときに、DMEが微粒化するために必要な圧力であり、好ましくは、8MPa以上、12MPa以下の圧力のことをいう。
つまり、本発明の供給システム1によれば、高圧ポンプ5の吐出不良、または吐出不能が発生したときに、高圧ポンプ5から第1リターン流路10aを閉止することにより、フィードポンプ8で加圧されたDMEの圧力低下を抑制し、インジェクタ7の最低噴射圧力Pminを維持したDMEをコモンレール6に供給するので、高圧ポンプ5の故障発生時に緊急としてエンジン2が運転でき、リンプホーム(非常時回避)を図ることができる。
また、エンジン2の始動時で、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できない場合は、ECU11の始動時供給手段14により高圧ポンプ5の故障発生時と同様に閉止弁12を閉じた状態に制御する。エンジン2の始動時に、電動機に直結されたフィードポンプ8が駆動し、スタータなどでエンジン2の回転が認識する前に、閉止弁12を閉じることで、DMEの圧力を最低噴射圧力Pminに制御して、インジェクタ7に供給することができ、始動時間を短縮することができる。
次に、本発明に係る実施の形態のDMEの供給方法について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。まず、各パラメータを検知するステップS10を行う。この実施の形態でいうパラメータとは、ポンプ圧力センサS1が検知する高圧ポンプ5の圧力Pa、温度センサS2が検知する高圧ポンプ5内のDMEの温度Ta、コモンレール圧力センサS3が検知するコモンレール圧Pb、ECU11から高圧ポンプ5に指示された吐出指令値の継続時間ta、及び予め実験的に求めた温度Taに基づくマップから算出された通常燃料噴射圧力Pnorである。
次に、ECU11が、各パラメータから高圧ポンプ5の故障を検知するステップS20を行う。このステップS20は、高圧ポンプ5の通常燃料噴射圧力Pnorとコモンレール圧Pbの差圧ΔPが判定差圧値Pn以上、且つ高圧ポンプ5の吐出指令値(duty=100%)の継続時間taが判定時間tn以上か否かを判断するステップである。
なお、この判定差圧値Pnと判定時間tnのそれぞれは、任意の値に設定することができ、例えば、予め実験などにより算出された値を用いてもよい。また、この実施の形態では、上記の方法で、ECU11から高圧ポンプ5に通常燃料噴射圧力PnorになるようにDMEを加圧して、コモンレール6に供給できているか否かを判断したが、高圧ポンプ
5の故障、あるいはDMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できる状態か否かを判断することができればよく、この方法に限定しない。
上記のステップS20で、差圧ΔPが判定差圧値Pnより小さく、又は吐出指令値の継続時間taが判定時間tnより小さい場合は、高圧ポンプ5が故障しておらず、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できる状態と判断して、次に、ECU11が、閉止弁12を開くステップS30を行う。
次に、ECU11が、フィードポンプ8で加圧されたDMEを高圧ポンプ5で加圧するステップS40を行う。このステップS40では、DMEの圧力が先程算出した通常燃料噴射圧力Pnorになるように加圧する。次に、高圧ポンプ5の圧力Paを検知するステップS50を行う。
次に、ECU11が、ステップS50で検知した高圧ポンプ5の圧力Paが通常燃料噴射圧力Pnorになったか否かを判断するステップS60を行う。このステップS60で、高圧ポンプ5の圧力Paが通常燃料噴射圧力Pnorより小さい場合はステップS40へ戻る。
また、ステップS60で、高圧ポンプ5の圧力Paが通常燃料噴射圧力Pnorよりも大きい場合は、次に、高圧ポンプ5の圧力Paを逆止弁CV1が開放するステップS70を行う。このステップS70で、逆止弁CV1から吐出されたリターンDMEは、前述したように、第1リターン流路10aを経由して燃料タンク4に戻る。
一方、ステップS60で、高圧ポンプ5の圧力Paが通常燃料噴射圧力Pnorとなった場合は、次に、ECU11が、高圧ポンプ5からコモンレール6にDMEを供給するステップS80を行って、この制御方法は終了する。
対して、ステップS20で、差圧ΔPが判定差圧値Pn以上、且つ吐出指令値の継続時間taが判定時間tn以上の場合は、高圧ポンプ5が故障などにより、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できない状態と判断して、次に、緊急時供給手段13が、閉止弁12を閉じるステップS90を行う。
次に、緊急時供給手段13が、フィードポンプ8で加圧されたDMEを高圧ポンプ5内に貯留するステップS100を行う。このステップS100では、高圧ポンプ5からコモンレール6への供給口5aを閉止することにより、フィードポンプ8から移送されるDMEを貯留することができ、高圧ポンプ5内で圧力を高めることができる。
次に、高圧ポンプ5の圧力Paを検知するステップS110を行う。次に、緊急時供給手段13が、その検知された高圧ポンプ5の圧力Paが最低噴射圧力Pmin以上か否かを判断するステップS120を行う。ステップS120で、高圧ポンプ5の圧力Paが最低噴射圧力Pminよりも小さい場合は、ステップS100に戻る。
一方、高圧ポンプ5の圧力Paが最低噴射圧力Pmin以上の場合は、次に、緊急時供給手段13が、高圧ポンプ5からコモンレール6にDMEを供給するステップS130を行い、この制御方法は終了する。
この方法によれば、高圧ポンプ5の故障等を検知し、DMEを高圧ポンプ5により通常燃料噴射圧力Pnorでコモンレール6に供給できない状態と判断すると、閉止弁12を閉じて、高圧ポンプ5内におけるDMEの圧力低下を抑制し、DMEを少なくとも最低噴射圧力Pminに維持して、インジェクタ7に供給することができる。
これにより、高圧ポンプ5の故障発生時でも、フィードポンプ8によるDMEを最低噴射圧力Pminに維持する制御によって緊急としてエンジン2を運転することを可能にし、リンプホームを図ることができる。
次に、本発明に係る実施の形態のエンジン2の始動時のDMEの供給方法について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。なお、上記の供給方法と同様のステップについては、同符号を用いて、その説明を省略する。
このエンジン2の始動時のDMEの供給方法は、エンジン2の始動前に図示しない電動機でフィードポンプ8を駆動して、高圧ポンプ5が正常に作動する前に、最低噴射圧力Pminに維持されたDMEをインジェクタ7から噴射する供給方法である。よって、図3に示すように、エンジン2を始動すると同時に、始動時供給手段14が、前述のステップS90〜ステップS130を行う。
次に、始動時供給手段14が、高圧ポンプ5が駆動したか否かを判断するステップS200を行う。このステップS200では、エンジン2が始動することにより、高圧ポンプ5が駆動したことを検知して、判断することができればよく、その方法は特に限定しない。例えば、高圧ポンプ5の圧力Paが予め定めた判定値以上か否かを判断してもよい。
ステップS200で、高圧ポンプ5が駆動していないと判断されると、ステップS90に戻る。一方、ステップS200で、高圧ポンプ5が駆動していると判断されると、次に、ECU11が、前述したステップS30〜ステップS80を行って、この制御方法は終了する。
この制御方法によれば、エンジン2の始動時に、スタータなどによるエンジン2の回転を認識する前に、閉止弁12を閉じて、第1リターン流路10aを閉止することによって、高圧ポンプ5が駆動する前に、インジェクタ7から最低噴射圧力Pminに維持されたDMEを噴射することができるので、エンジン2の始動時間を短縮することができる。
本発明の液化ガス燃料の供給システムは、高圧ポンプの故障発生時でも、高圧ポンプにおける液化ガス燃料の圧力低下を抑制し、燃料噴射弁の最低噴射圧力を維持した液化ガス燃料をコモンレールに供給することができるので、DMEなどの液化ガス燃料を用いるエンジンを搭載した車両に利用することができる。また、液化ガス燃料を用いたガスタービンなどにも利用することができる。
1 供給システム
2 エンジン(内燃機関)
3 燃料噴射装置
4 燃料タンク
5 高圧ポンプ
5a 供給口
6 コモンレール
7 インジェクタ(燃料噴射弁)
8 フィードポンプ(加圧ポンプ)
9 供給流路
10 リターン流路(戻り流路)
11 ECU(制御装置)
12 閉止弁
13 緊急時供給手段
14 始動時供給手段
S1 ポンプ圧力センサ
S2 温度センサ
S3 コモンレール圧力センサ

Claims (5)

  1. 燃料タンクから加圧ポンプを介して液相のまま供給された液化ガス燃料を、高圧ポンプにより予め定めた通常燃料噴射圧力にしてから、コモンレールに供給する供給流路と、
    前記高圧ポンプと前記コモンレールに供給された液化ガス燃料の一部を、前記燃料タンクに戻す戻り流路と、を備える液化ガス燃料の供給システムにおいて、
    前記高圧ポンプから前記燃料タンクへ戻る液化ガス燃料を遮断するように、前記戻り流路を閉止する閉止弁を備えると共に、
    液化ガス燃料を前記高圧ポンプにより前記通常燃料噴射圧力で前記コモンレールに供給できなくなったときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止して、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力低下を抑制して、少なくとも燃料噴射弁から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力を維持された液化ガス燃料を、前記コモンレールに供給する緊急時供給手段を有する制御装置を備えることを特徴とする液化ガス燃料の供給システム。
  2. 前記閉止弁を、液化ガス燃料を前記戻り流路から前記高圧ポンプに逆流させない圧力調整弁の下流側に、且つ前記コモンレール又は前記燃料噴射弁から前記燃料タンクに戻る液化ガス燃料と合流しない位置に配置することを特徴とする請求項1に記載の液化ガス燃料の供給システム。
  3. 前記加圧ポンプを電動機で駆動するように構成し、
    前記制御装置が、
    内燃機関の始動時の前記高圧ポンプが通常駆動していないときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止し、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力を前記最低噴射圧力に維持して、前記コモンレールに供給する始動時供給手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の液化ガス燃料の供給システム。
  4. 液化ガス燃料を、燃料タンクから加圧ポンプを介して液体のまま高圧ポンプに供給した後に、該高圧ポンプで予め定めた通常燃料噴射圧力にしてからコモンレールに供給すると共に、前記高圧ポンプと前記コモンレールに供給された液化ガス燃料の一部を、前記燃料タンクに戻す液化ガス燃料の供給方法において、
    液化ガス燃料を前記高圧ポンプにより前記通常燃料噴射圧力で前記コモンレールに供給できなくなったときに、閉止弁により前記高圧ポンプから前記燃料タンクに戻る戻り流路を閉止し、前記高圧ポンプ内の液化ガス燃料の圧力低下を抑制して、少なくとも燃料噴射弁から噴射するときに微粒化するために必要な最低噴射圧力に維持された液化ガス燃料を前記コモンレールに供給することを特徴とする液化ガス燃料の供給方法。
  5. 内燃機関の始動時の前記高圧ポンプが通常駆動していないときに、前記閉止弁により前記戻り流路を閉止し、電動機で駆動される前記加圧ポンプで加圧され、移送された液化ガス燃料の圧力を前記高圧ポンプ内で前記最低噴射圧力に維持して、前記コモンレールに供給することを特徴とする請求項4に記載の液化ガス燃料の供給方法。
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