JP2014065379A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的安価な構成で、一度に多くの車両情報を表示可能とする車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両に関連する車両情報を表示する車両表示部130、および車両表示部130の表示内容を制御する制御部160を備える車両用表示装置において、車両表示部130は、複数の車両情報を記号化された1つのコード131によって表示可能となっており、読み取り部、および端末表示部141を有し、読み取り部によってコード131を読み取ると共に、コード131を解読して、解読した複数の結果を文字および図形の少なくとも一方によって端末表示部141に表示する携帯端末140と、読み取り部がコード131の表示される位置と対向するように、携帯端末140を車両表示部130近傍にて着脱自在とする取付け部150とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に関連する車両情報を表示する車両用表示装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、スピードメータ、タコメータ、燃料計、水温計等から構成される指針表示部と、液晶表示部とを備える車両用表示装置が知られている。液晶表示部は、液晶パネルの表示画面に形成される画像により各種車両情報を表示するようになっている。液晶パネルは、例えばドットマトリクス型の透過型液晶パネルが使用されており、また、車両情報としては、例えば、オドメータ画像、トリップメータ画像、平均燃費画像、燃料残量画像、シフトインジケータ画像、ドアウォーニング画像等がある。
特開2012−58027号公報
しかしながら、ドットマトリクス型の液晶パネルでは、一般的に表示画素数が少なく、一度に多くの車両情報を表示することができない。例えば、使用者は、各種車両情報をスイッチの切替えによって順に表示する場合があり、切替えの操作が面倒である。また、TFT等を用いた高精細の液晶パネルにすれば、鮮明度を上げられることから、文字を小さくすることで多くの情報を一度に表示できるようになるが、液晶パネルのコスト増加が大きい。更に、ナビゲーション画面やスマートフォン等に車両情報を飛ばして表示代行させることも考えられるが、専用の通信手段が必要となる。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、比較的安価な構成で、一度に多くの車両情報を表示可能とする車両用表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、車両に関連する車両情報を表示する車両表示部(130)、および車両表示部(130)の表示内容を制御する制御部(160)を備える車両用表示装置であって、
車両表示部(130)は、複数の車両情報を記号化された1つのコード(131)によって表示可能となっており、
読み取り部、および端末表示部を有し、読み取り部によってコード(131)を読み取ると共に、コード(131)を解読して、解読した複数の結果を文字および図形の少なくとも一方によって端末表示部(141)に表示する携帯端末(140)と、
読み取り部がコード(131)の表示される位置と対向するように、携帯端末(140)を車両表示部(130)近傍にて着脱自在とする取付け部(150)と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、使用者は、携帯していた携帯端末(140)を車両運転時に取付け部(150)に取り付けることができる。携帯端末(140)は、読み取り部がコード(131)の表示される位置と対向するように取付けされる。そして、携帯端末(140)は、読み取り部によって車両表示部(130)におけるコード(131)を読み取り、そのコード(131)から複数の車両情報を解読して、文字および図形の少なくとも一方によって端末表示部(141)に表示する。よって、端末表示部(141)により、一度に多くの車両情報を使用者に対して表示することが可能となる。本発明では、広く普及されている携帯端末(140)を活用して、車両情報を表示する車両用表示装置としているので、専用の表示部を設定することなく、比較的安価な対応が可能となる。尚、車両の運転が終了すれば、使用者は、携帯端末(140)を取付け部(150)から取り外して、通常の携帯端末(140)として携帯して使用することができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用表示装置を示す全体構成図である。 車両表示部における車両情報の切替え要領を示す説明図である。 2次元コードを示す正面図である。 端末表示部における、(a)は走行情報を示す正面図、(b)は警告情報を示す正面図である。 第2、3実施形態における車両用表示装置を示す全体構成図である。 端末表示部における故障情報を示す正面図である。 第4実施形態における故障情報の送信要領を示す概略図である。 第5実施形態における故障情報および現在位置情報の送信要領を示す概略図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の車両用表示装置100について図1〜図4を用いて説明する。本実施形態の車両用表示装置100は、車両用コンビネーションメータに適用されたものであり、車両に関連する各種車両情報(走行情報、警告情報等)をユーザ(使用者)に表示するようになっている。尚、実施形態中で説明する車両は、右ハンドル車の場合を示している。
車両用表示装置100は、図1に示すように、車両用コンビネーションメータとして、速度計110、回転計120、車両表示部130、および制御部160等を備えると共に、取付け部150に携帯端末140が取付けされて形成されるものとなっている。車両の運転席前のダッシュボード10の上面にはメータフード20が形成されており、速度計110、回転計120、車両表示部130は、メータフード20内に設けられている。また、制御部160は、ダッシュボード10内に設けられている。携帯端末140は、ダッシュボード10およびメータフード20(取付け部150)においてユーザと向かい合うように取付けされている。
本実施形態で扱う車両情報は、大きく区分けすると走行情報と、警告情報とがある。走行情報は、例えば、車両の走行時における車速、エンジン40の回転数、航続可能距離、平均燃費、走行時間、平均車速等である。また、警告情報は、例えば、ドア開(半ドア状態)による走行、燃料残量が残り少ない状況での走行等である。
速度計110は、走行情報としての車速を表示する表示部であり、また、回転計120は、走行情報としてのエンジン40の回転数を表示する表示部である。速度計110、および回転計120は、例えば、指針の回動によって車速値、あるいは回転数値を示す指針式(アナログ式)の表示部となっている。速度計110は、メータフード20内の中央部に配置されており、また、回転計120は、メータフード20内の右側部に配置されている。
車両表示部130は、例えば、設定画素数が比較的少ない(粗い)液晶ディスプレイ(LCD)によって形成されており、メータフード20内の左側部の所定領域に配置されている。車両表示部130は、矩形状に形成されたディスプレイに、文字によって走行情報(航続可能距離、平均燃費、走行時間、平均車速等)、あるいは警告情報(ドア開走行、燃料残量少等)をデジタル表示する表示部となっている。
車両表示部130は、設定画素数が比較的少ないこと、およびメータフード20内の限られた領域に設定されている(表示面積が小さい)ことから、文字によって一度に複数の車両情報を表示することができない。よって、ダッシュボード10のユーザの操作し易い位置(あるいはステアリング等でも良い)には、表示選択スイッチ130aが設けられており、ユーザが順にこの表示選択スイッチ130aを押下していくと、車両表示部130には、図2に示すように、走行情報が1つずつ順次切替えられて文字表示されるようになっている。また、走行時に警告に対応する状況が発生すると、車両表示部130には、警告情報が上記走行情報に対して割り込みされて文字表示されるようになっている。
更に、車両表示部130は、図3に示すように、上記文字による複数の走行情報(航続可能距離、平均燃費、走行時間、平均車速等)、あるいは警告情報(ドア開走行、燃料残量少等)をそれぞれ1つの記号化されたコード131によって表示することができるようになっている。コード131は、例えば、マトリックス型の2次元コード131であり、具体的にはQRコード(QRコードは登録商標)が使用されている。
ユーザは、表示選択スイッチ130aを押下することで、図2に示すように、車両表示部130に文字表示される走行情報に対して2次元コード131による表示に切替えることができるようになっている。また、2次元コード131による表示モードにしていると、走行時に警告情報が発生すると、車両表示部130には、警告情報が走行情報に対して割り込みされて2次元コード131によって表示されるようになっている。
携帯端末140は、例えば、現在世の中に広く普及されている多機能携帯電話であり、扁平な長四角の外形を有し、手のひらサイズに形成されている。携帯端末140は、電話機能に加えて、カメラ機能、通信機能(メール送受信機能)、GPS機能、インターネット閲覧機能、マルチメディアプレーヤ機能等を備えている。
携帯端末140の表側の面には、各種機能に応じた操作用、あるいは閲覧用等のアイコンを表示するための端末表示部141が形成されている。端末表示部141は、上記車両表示部130に対して、大画面で高精細な表示部となっている。つまり、表示面積が大きく、また、設定画素数が遥かに多く、鮮明なデジタル画像が得られるようになっている。
また、携帯端末140の裏側の面には、上記カメラ機能を果たすためのカメラ(図示せず)が設けられている。カメラは、本発明の読み取り部に対応するものであり、通常のカメラ画像撮影用として使用できると共に、撮像によるデータの読み取り用としても使用可能となっている。具体的には、専用のアプリケーション(例えばQRコードスキャナー)を予めインストールしておくことで、上記2次元コード131の読み取り、更には、読み込んだ2次元コード131を解読して、解読した結果を通常の文字および図形の少なくとも一方によって端末表示部141に表示できるようになっている。
取付け部150は、上記携帯端末140をダッシュボード10およびメータフード20に取付け可能(取外しも可能)とする取付け手段である。携帯端末140が取付け部150に取付けされると、携帯端末140の一部(図1中の右側)はメータフード20内に入り込む形となっている。取付け部150は、例えば、携帯端末140の外形に合わせて、ダッシュボード10およびメータフード20に形成された窪み部となっている。
ユーザは、自身が携帯する携帯端末140を窪み部に嵌め込むことで、取付けすることができるようになっている。携帯端末140を取付け部150に取付けするにあたっては、裏側の面(カメラ)が車両表示部130側となり、表側の面(端末表示部141)がユーザ側となるようにする。このように取付けすることで、携帯端末140のカメラは、車両表示部130に表示される2次元コード131と対向するように位置設定され、また、端末表示部141はユーザ側を向くように位置設定される。よって、携帯端末140が取付け部150に取付けされると、車両表示部130は、携帯端末140の陰となりユーザから見えなくなって、代わりに端末表示部141が見える形となる。尚、車両の運転が終われば、ユーザは、窪み部から携帯端末140を取り外して、通常の携帯電話として携帯することができるようになっている。このように、取付け部150によって、携帯端末140を車両表示部130の近傍にて着脱自在とすることができるようになっている。
制御部160は、車速センサ30から得られる車速信号、また、エンジン40におけるエンジン制御部41から得られるエンジン回転数センサ42の回転数信号、インジェクタ43の燃料噴射量信号、エンジン40の作動時間信号(走行時間信号)、また、燃料タンク50のフューエルセンダ51から得られる燃料残量信号、更には、車両ドア部のドアスイッチ60から得られるドア開信号等から、速度計110および回転計120における指針の回動位置、更には車両表示部130に対する表示内容の制御を行うようになっている。
尚、エンジン制御部41は、主にインジェクタ43における燃料噴射量と燃料噴射タイミングを制御することでエンジン40の好適な運転状態を維持する制御部となっており、エンジン40の作動時における燃料噴射量を常に把握しており、上記の燃料噴射量信号を制御部160に出力可能となっている。
次に、上記構成に基づく燃料表示装置100の作動について説明する。
ユーザは、車両による走行を行う前に、表示選択スイッチ130aを押下することで、車両表示部130における表示を2次元コード131による表示モードとしておく。そして、携帯端末140を取付け部150に取付ける。
制御部160は、車速センサ30から得られる車速信号に対応する車速値が速度計110において示されるように指針の回動位置を制御する。また、制御部160は、エンジン回転数センサ42から得られる回転数信号に対応する回転数値が回転計120において示されるように指針の回動位置を制御する。
次に、制御部160は、車速信号と走行時間信号とから走行距離(=車速×走行時間の積算)を算出し、また、走行距離と走行時間信号(走行時間)とから平均車速(=走行距離/走行時間)を算出し、また、走行距離と燃料噴射量信号(燃料噴射量)とから平均燃費(=走行距離/燃料噴射量)を算出し、また、平均燃費と燃料残量信号(燃料残量)とから航続可能距離(=平均燃費×燃料残量)を算出し、走行情報を作成する。また、制御部160は、ドアスイッチ60からのドア開信号が有る場合、あるいは、燃料残量信号が予め定めた下限値以下となる場合、それぞれ「ドア開走行」、あるいは「燃料残量少」の警告情報を作成する。更に、制御部160は、上記複数の走行情報および警告情報をそれぞれ1つにまとめた2次元コード131として作成する。そして、制御部160は、車両情報、あるいは警告情報を2次元コード131によって車両表示部130に表示させる。制御部160は、時間経過と共に、上記制御を繰り返し、最新の走行情報および警告情報が車両表示部130に表示されるように表示内容を制御する。
すると、携帯端末140は、カメラによって2次元コード131を読み取り、更には、アプリケーションに基づき読み取った2次元コード131を解読して、解読した結果を、図4に示すように、通常の文字によって端末表示部141に表示する。このとき、端末表示部141には、一度に複数の走行情報、あるいは警告情報が表示される。
尚、取付け部150に携帯端末140が取付けされない場合であると、ユーザは表示選択スイッチ130aによって車両表示部130の表示を文字による表示モードとする。これによって、制御部160は、上記で算出した走行情報のうち、表示選択スイッチ130aによって選択されているものを文字によって車両表示部130に表示させる。また、警告情報がある場合は、この警告情報(ドア開走行、燃料残量少等)を走行情報に対して割り込みさせて文字表示させる。
以上のように、本実施形態では、ユーザは、携帯していた携帯端末140を車両運転時に取付け部150に取り付けることができる。携帯端末140は、カメラが2次元コード131の表示される位置と対向するように取付けされる。そして、携帯端末140は、カメラによって車両表示部130における2次元コード131を読み取り、その2次元コード131から複数の車両情報を解読して、文字によって端末表示部141に表示する。また、端末表示部141は、車両表示部130よりも大画面で高精細な表示部となっている。よって、端末表示部141により、一度に多くの車両情報をユーザに対して表示することが可能となる。本実施形態では、広く普及されている携帯端末140を活用して、車両情報を表示する車両用表示装置100としているので、専用の表示部を設定することなく、比較的安価な対応が可能となる。尚、車両の運転が終了すれば、使用者は、携帯端末140を取付け部150から取り外して、通常の携帯端末140として携帯して使用することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の車両用表示装置100Aを図5、図6に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、車両情報としての走行情報、および警告情報に加えて故障情報も端末表示部141に表示可能としたものである。
図5に示すように、車両には、エンジン40を初め、エンジン冷却装置70、空調装置等、種々の車両機器が搭載されている。そして、各車両機器40、70等には、駆動部44、72等、センサ部45、73等が設けられ、制御部41、71等によって駆動部44、72等の好適な作動が得られるように制御されている。
ここで、各駆動部44、72等の作動が予め定めた作動特性から外れるような場合、あるいは、各センサ部45、73等から得られる検出信号が予め定めた閾値を超えるような場合、各制御部41、71等は故障の発生ありと判定する。そして、この判定結果をダイアグコードとして、記憶するようになっている。ダイアグコードは、各制御部41、71等における判定結果の内容(故障内容)を、例えば所定桁数(ここでは2桁)の数字および代表部品名等によって表現したものとなっている。
本実施形態では、各制御部41、71等からダイアグコードが制御部160に出力されるようになっている。そして、制御部160は、ダイアグコードの発生を受けると、車両表示部130に今まで表示していた走行情報、あるいは警告情報をダイアグコードに切替えて故障情報として表示させる。ダイアグコードの表示にあたっては、上記第1実施形態と同様に、表示選択スイッチ130aの選択に応じて、2次元コード131による表示、あるいは文字による表示のいずれかとしている。
更に、携帯端末140が取付け部150に取付けされており、故障情報が2次元コード131の場合であると、携帯端末140によって2次元コード131は、図6に示すように、通常の文字表示に変換されて、端末表示部141に表示される。尚、ダイアグコードが複数ある場合、端末表示部141には、1度にまとめて表示される。
このように、本実施形態では、車両情報として、走行情報、および警告情報に加えて車両の故障内容を示す故障情報が含まれるようにしているので、ユーザは、車両の故障内容を端末表示部141で確認することができ、速やかに修理等の処置を行うことができる。
また、制御部160は、故障情報が発生すると、車両表示部130に表示していた車両情報を故障情報に切替えるようにしているので、ユーザは、車両の故障内容をタイムリーに把握することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、上記第2実施形態(図5、図6)に対して、構成を同一としつつも、車両点検時にサービスマン(点検者)が各制御部41、71等に記憶された過去の故障情報を、車両表示部130に表示させることで、故障診断(故障の有無および故障内容を確認)できるようにしたものである。各制御部41、71等は、本発明の記憶部に対応する。
まず、故障診断にあたってサービスマンは、車両に設けられたダイアグコネクタの所定端子を短絡させることで、各制御部41、71等に対して故障診断モード実施の状態にする。この操作は、本発明の点検者の要求操作に対応する。すると、各制御部41、71等は記憶していた故障情報を制御部160に出力する。そして、制御部160は、出力された故障情報を車両表示部130に表示させる。
取付け部150に携帯端末140を取付けた場合で、表示選択スイッチ130aによって2次元コード131による表示モードとされていると、車両表示部130には2次元コード131によって故障情報が表示され、携帯端末140の端末表示部141に故障情報が文字によって表示される。故障情報が複数ある場合は、時系列的に一度に表示される。
これにより、サービスマンは、専用の故障診断機器を使用しなくても、携帯端末140の端末表示部141でその車両における過去の故障履歴を確認することができる。例えば、個人経営の販売店等では、事業の規模も小さく、高額な専用故障診断機器を準備できない場合がある。このような場合であっても、本実施形態では、携帯端末140を用いて、端末表示部141で故障情報を確認することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態を図7に示す。第7実施形態は、上記第2実施形態に対して、故障情報が発生すると、この故障情報を携帯端末140からサービスセンター1に送信するようにしたものである。
携帯端末140は、車両表示部130から故障情報を読み取ると、通信機能によって自動的にその故障データをサービスセンター1に送信する。サービスセンター1では、例えば、送信された故障情報がサーバ2に記憶される。よって、サービスセンター1において、車両の故障情報を確認することができるので、高精度な原因調査や、適切な処置の対応が可能となる。
尚、故障情報の送信は、ユーザの携帯端末140操作による手動送信としても良い。例えば、販売店等では充分な故障原因調査ができないような場合であっても、サービスセンター1と事前に連絡を取り合って、故障情報をサービスセンター1に故障情報を送信することで、高精度な原因調査や適切な対応要領の作成をしてもらい、指示を仰ぐことができる。
(第5実施形態)
第5実施形態を図8に示す。第8実施形態は、上記第4実施形態に対して、故障情報に加えて、現在位置情報をサービスセンター1に送信するようにしたものである。
現在位置情報は、携帯端末140のGPS機能によって、作成される。例えば、車両走行中に故障が発生して立ち往生した場合、故障情報と現在位置情報とがサービスセンター1に送信される。よって、本実施形態では、車両の故障情報と、故障を起こした現在位置とを同時に確認することができるので、迅速且つ適切な救援の対応が可能となる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、車両表示部130に表示されるコードとして、2次元コード131を用いるものとして説明したが、これに限らず、1次元コード、マーク、数字等としても良い。
また、端末表示部141には、2次元コード131から解読された結果を、文字によって表示する例を示したが、文字のみに限らず、車両情報を表現するための図形を予め定めておき、文字と図形との組み合わせによって表示する、あるいは図形によって表示するようにしても良い。
また、取付け部150は、窪み部として形成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、ダッシュボード10に設けたアタッチメント等として、このアタッチメントに携帯端末140を固定するものとしても良い。これにより、外形寸法の種々異なる携帯端末140に対して、取付け互換性のある車両用表示装置100、と100Aとすることができる。
また、車両表示部130に表示される走行情報として、航続可能距離、平均燃費、走行時間、平均車速を例にして説明したが、これに限定されるものでは無く、その他、オドメータ、トリップメータ、シフトインジケータ、エネルギモニター等としても良い。また、警告情報として、ドア開、燃料残量少を例にして説明したが、その他、エンジンオイル温度異常、エンジン冷却水温度異常、シートベルト未装着等としても良い。
また、車両表示部130は、メータフード20内で速度計110や回転計120と共に設定されるものとして説明したが、これに限らず、車両表示部130が単独で形成されたものに適用しても良い。
41、71 制御部(車両の記憶部)
100、100A 車両用表示装置
130 車両表示部
131 2次元コード(記号化されたコード)
140 携帯端末
141 端末表示部
150 取付け部
160 制御部

Claims (6)

  1. 車両に関連する車両情報を表示する車両表示部(130)、および前記車両表示部(130)の表示内容を制御する制御部(160)を備える車両用表示装置であって、
    前記車両表示部(130)は、複数の前記車両情報を記号化された1つのコード(131)によって表示可能となっており、
    読み取り部、および端末表示部(141)を有し、前記読み取り部によって前記コード(131)を読み取ると共に、前記コード(131)を解読して、解読した複数の結果を文字および図形の少なくとも一方によって前記端末表示部(141)に表示する携帯端末(140)と、
    前記読み取り部が前記コード(131)の表示される位置と対向するように、前記携帯端末(140)を前記車両表示部(130)近傍にて着脱自在とする取付け部(150)と、を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記車両情報には、前記車両の故障内容を示す故障情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記制御部(160)は、前記故障情報が発生すると、前記車両表示部(130)に表示していた前記車両情報を前記故障情報に切替えることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記故障情報は、前記車両の記憶部(41、71)に記憶されるようになっており、
    前記制御部(160)は、点検者の要求操作に応じて、過去の故障情報を前記記憶部(41、71)から呼び出して前記車両表示部(130)に表示させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記携帯端末(140)は、通信機能を備えており、前記故障情報が発生すると、前記通信機能によって前記故障情報を所定のサービスセンター(1)へ送信することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  6. 前記携帯端末(140)は、GPS機能を備えており、前記故障情報に加えて、前記GPS機能によって得られた現在位置情報を前記所定のサービスセンター(1)へ送信することを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
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