JP2014065093A - ロボットハンド - Google Patents

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Yasuhisa Matsuura
康寿 松浦
Masaki Takasan
正己 高三
Akihiro Suzuki
昭宏 鈴木
Kodai Suzuki
航大 鈴木
Shinya Asai
真也 浅井
Ryosuke Koseki
亮介 小関
Yasuyuki Aida
泰之 合田
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Abstract

【課題】把持対象物の把持に好適な把持点を把持指が把持できるロボットハンドを提供する。
【解決手段】ロボットハンド1は、把持指2aと把持指2bと、把持指2a、2bよりも長い吸着指3との3本の指が、基部4に設けられて構成されている。基部4は、図示しないロボットのアーム部に接続されている。吸着指3には、基部4から近い順に、第1関節5と、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8と、第5関節9とが設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロボットハンドに係り、特に吸着指を備えたロボットハンドに関する。
従来のロボットハンドが、例えば特許文献1に開示されている。このロボットハンドは、隣接する把持対象物同士が両側部を接していて、把持しようとする把持対象物の両側に把持指を位置させづらい場合に、伸縮自在な吸着機構でその把持対象物を持ち上げてから把持指で把持する。
特開平8−318488号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたロボットハンドは、左右方向に揺動して把持対象物を把持する一対の把持指に対して伸縮自在な吸着機構が上下方向に移動するのみなので、例えば、床面に置かれた平面板状の把持対象物を把持する場合、吸着機構で持ち上げたとしても平面板状の把持対象物の把持に好適な把持点まで把持指が届かず、安定した把持ができないという問題があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、把持対象物の把持に好適な把持点を把持指が把持できるロボットハンドを提供することを目的とする。
この発明に係るロボットハンドは、把持対象物を把持するための少なくとも2本の把持指と、把持対象物を吸着する吸着手段を備えた少なくとも1つの吸着指と、を備え、吸着指は軸周りに回動可能な2つ以上の関節を備える。
吸着指は、把持対象物を把持するための把持面を備えていてもよい。
吸着指は、把持指よりも長くてもよい。
2つの把持指と1つの吸着指とが基部に設けられ、一方の把持指の最内側でかつ該把持指の根元の点と、他方の把持指の最内側でかつ他方の把持指の根元の点とを結んだ直線を、前記2つの把持指の設けられている前記基部の平面に沿って、前記直線に対して垂直な方向に移動させて形成された領域に前記吸着指が設けられていてもよい。
吸着指の前記関節のうち、少なくとも1つは他の関節に対して回転の中心となる軸の伸びる方向が異なっていてもよい。
この発明によれば、把持対象物を把持するための少なくとも2本の把持指と、把持対象物を吸着する吸着手段を備えた吸着指とをもつロボットハンドにおいて、吸着指が軸周りに回動可能な2つ以上の関節を備えることで、吸着指の吸着手段に吸着した把持対象物を、2本の把持指の間に移動することができるため、把持対象物の把持に好適な把持点を把持指が把持できる。
この発明の実施の形態に係るロボットハンドの斜視図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドにおいて吸着指が設けられる領域を示す概略図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドの動作を説明するための正面概略図、平面概略図及び側面概略図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドの動作を説明するための正面概略図、平面概略図及び側面概略図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドの動作を説明するための正面概略図、平面概略図及び側面概略図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドの動作を説明するための正面概略図、平面概略図及び側面概略図である。 この発明の実施の形態に係るロボットハンドの動作を説明するための正面概略図、平面概略図及び側面概略図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態に係るロボットハンドの構成を示す。ロボットハンド1は、2本の把持指2a、2bと、把持指2a、2bよりも長い吸着指3との3本の指が、基部4に設けられて構成されている。基部4は、図示しないロボットのアーム部に接続されている。吸着指3には、基部4から近い順に、第1関節5と、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8と、第5関節9とが設けられている。説明の便宜上、把持指2aと把持指2bとを結ぶ水平方向の線上をY軸と規定し、Y軸に垂直であり基部4の下平面14に直交する軸をZ軸と規定し、Y軸およびZ軸に垂直なX軸が規定されるものとする。第1関節5と第5関節9とはX軸周りに、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8とはY軸周りに回転が可能である。すなわち、第1関節5および第5関節9と、第2関節6および第3関節7および第4関節8とは、回転の中心となる軸の伸びる方向が異なる。また、吸着指3の先端には、吸着手段である吸着パッド10が設けられている。吸着パッド10と第5関節9との間には把持面11が設けられている。把持指2a、2bと吸着指3とは、制御装置12と、把持指2a、2bと把持指3との駆動用の図示しない電源装置とに、電気的に接続されている。把持対象物と把持指2a、2bと吸着指3との位置関係を確認するため、映像カメラ13が設けられ、制御装置12と電気的に接続されている。吸着パッド10には、把持対象物を吸着するための図示しない吸気孔が開口しており、吸気孔に接続する図示しない吸気管が、把持指3の各関節の屈伸を妨げないように把持指3に沿って配置され基部4に至っている。
図2に示すように、下平面14において、把持指2aの最内側でかつ把持指2aの根元であり基部4に接する点Iと、把持指2bの最内側でかつ把持指2bの根元であり基部4に接する点I’とを結んだ直線IIを、下平面14に沿って直線IIに対して垂直方向に移動させて仮想的な領域III(斜線部分)を形成する。吸着指3は、領域III内に位置している。
次に、この実施の形態に係るロボットハンドの動作について説明する。
図3(a)と、図3(b)と、図3(c)とに示すのは、平板状の把持対象物Aがロボットハンド1の下に置かれている状態である。吸着指3の第3関節7は第2関節6と第4関節8を結んだ直線に対し外側に位置しており、第2関節6と第3関節7と第4関節8とで「くの字」を形成するように屈曲している。この状態から把持対象物Aを把持指2aおよび把持指2bで把持しようとしても、把持指2aと把持指2bとの間の距離よりも把持対象物AのY軸方向の長さのほうが長いため把持することができない。
そこで、図4(a)と、図4(b)と、図4(c)とに示すように、制御装置12(図1参照)は映像カメラ13からの位置情報を元に、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8とを各軸周りに回転させて、第2関節6と第3関節7と第4関節8とが一直線上になるように吸着指3をZ軸方向に伸張して、吸着パッド10を把持対象物Aの上面に圧接する。そして制御装置12は、図示しない吸気孔から図示しない吸気管を介して、把持対象物Aと吸着パッド10との間から空気を吸引し、吸着パッド10を把持対象物Aに吸着する。把持対象物Aの吸着後、図5(a)と、図5(b)と、図5(c)とに示すように、制御装置12(図1参照)は第2関節6と、第3関節7を、第4関節8とを各軸周りに回転させて、第2関節6と第3関節7と第4関節8とで「くの字」を形成するように屈曲させて把持対象物Aを持ち上げ、第5関節9をX軸回りに90度回転させて、把持対象物Aの向きをX軸回りに90度変える。すなわち、把持対象物Aの、吸着パッド10で吸着している面を、X‐Y平面上からY‐Z平面上に変える。なお、把持対象物Aを持ち上げる動作と、把持対象物Aの向きを90度変える動作とを同時に行ってもよく、また、順序を逆に行ってもよい。
その後、図6(a)と、図6(b)と、図6(c)とに示すように、制御装置12(図1参照)は映像カメラ13からの位置情報を元に、第3関節7と、第4関節と各軸周りに回転させて、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8とで作る角の角度が小さくなるように把持指3をZ軸方向へ縮めて、把持対象物Aを把持指2aと把持指2bとの間に位置するように持ち上げる。この状態で、把持対象物Aは把持指2aと把持指2bとの間にあるため、制御装置12(図1参照)は把持指2aと把持指2bを閉じて把持対象物Aを把持するために好適な把持点を把持することができる。
把持指2aおよび把持指2bによる把持対象物Aの把持が完了したら、制御装置12(図1参照)は、図示しない吸気孔からの空気の吸引を中止して把持対象物Aへの吸着パッド10の吸着を解除する。そして、制御装置12は映像カメラ13(図1参照)からの位置情報を元に、図7(a)と、図7(b)と、図7(c)とに示すように、第1関節5と、第2関節6と、第3関節7と、第4関節8とを各軸周りに回転させて、吸着指3の把持面11を把持対象物Aの下方に位置させる。第5関節9を軸周りに90度回転させ、把持面11を把持対象物Aの下部に当てて、吸着指3で把持指2の把持対象物Aの把持の補助を行う。
このように、把持対象物を把持するための少なくとも2本の把持指2a、2bと、把持対象物を吸着する吸着パッド10を備えた吸着指3とをもつロボットハンド1において、吸着指3が軸周りに回動可能な2つ以上の関節を備えることで、吸着指3の吸着パッド10に吸着した把持対象物Aを、2本の把持指2a、2bの間に移動することができるため、把持対象物Aの把持に好適な把持点を把持指2a、2bが把持できる。また、吸着指3が把持指2a、2bによる把持対象物Aの把持の補助を行うため、より安定して把持対象物Aを把持することができる。
この実施の形態では、2本の把持指2a、2bと、吸着指3とが設けられているが、この形態に限定するものではない。把持指が3本以上ある形態であってもよく、吸着指3が2本以上ある形態であってもよい。吸着指3の関節数は、この実施の形態では5つであるがこの形態に限定するものではない。関節は2つ以上の数で適宜設けてよい。また、把持対象物Aを吸着する吸着手段として負圧を利用した吸着パッド10を用いているが、把持対象物Aを吸着し持ち上げるという目的を達せられればこの形態に限定されない。例えば、粘着力や静電気力を利用して把持対象物を吸着するようなものであってもよい。さらに、実施の形態では把持指2a、2bと吸着指3と把持対象物Aとの位置関係の確認のため映像カメラ13を設けているが、例えば赤外線センサをロボットハンドの把持指2a、2bや吸着指3に設け、把持指2a、2bまたは吸着指3と把持対象物Aとが近接した場合に、把持対象物Aが赤外線光を遮り赤外線センサへの赤外線光の入力を遮断することで、把持指2a、2bと吸着指3と把持対象物Aとの位置関係を確認するような他の確認手段を用いていてもよい。
尚、把持指2a、2bにより安定した把持ができている場合は、吸着指3による把持の補助は行わなくてもよい。また、把持対象物Aを吸着する際に、吸着指3は必ずしも一直線になる必要はない。吸着指3が折りたたまれた状態で吸着することもできる。さらに、吸着指3は、ロボットハンド1が把持を行わない場合や、把持指2a、2bのみで安定した把持ができる場合には、短く折りたたまれて基部4に近い位置で待機していてもよい。
1 ロボットハンド、2a、2b 把持指、3 吸着指、4 基部、5 第1関節、6 第2関節、7 第3関節、8 第4関節、9 第5関節、10 吸着パッド(吸着手段) 、11 把持面、14 下平面(基部の平面)、I、I’ 点、II 直線、III 領域。

Claims (5)

  1. 把持対象物を把持するための少なくとも2本の把持指と、
    前記把持対象物を吸着する吸着手段を備えた少なくとも1つの吸着指と、
    を備え、
    前記吸着指は軸周りに回動可能な2つ以上の関節を備えるロボットハンド。
  2. 前記吸着指は、前記把持対象物を把持するための把持面を備える、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記吸着指は、前記把持指よりも長い、請求項1または2に記載のロボットハンド。
  4. 2つの把持指と1つの吸着指とが基部に設けられ、一方の把持指の最内側でかつ該把持指の根元の点と、他方の把持指の最内側でかつ他方の把持指の根元の点とを結んだ直線を、前記2つの把持指の設けられている前記基部の平面に沿って、前記直線に対して垂直な方向に移動させて形成された領域に前記吸着指が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットハンド。
  5. 前記吸着指の前記関節のうち、少なくとも1つは他の関節に対して回転の中心となる軸の伸びる方向が異なる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボットハンド。
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