JP2014065006A - ディーゼルパティキュレートフィルタの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るディーゼルパティキュレートフィルタ170の製造方法は、互いに平行な複数の貫通孔70aが形成された柱状のハニカム構造体70を用いる。ハニカム構造体70は、複数の貫通孔70aの一方の開口部が位置する第一端面と、第一端面の反対側に位置し、複数の貫通孔70aの他方の開口部が位置する第二端面と、を有する。空気を第一端面へ略垂直に噴射すると同時に、空気を第二端面の側で吸引することにより、ハニカム構造体70に付着した切り屑及びバリを除去する第一工程を備える。
【選択図】図2
Description
(原料混合物の調製工程)
セラミックスの原料粉末、有機バインダ及び添加物等を混練機等により混合して、原料混合物を調製する。
格子状の開口部を有するダイを備える押出成形機を用いて、上述の原料混合物を成形して、複数の貫通孔が形成された長尺の柱状体を形成する。なお、押出成形機内で原料混合物を混練してもよい。長尺の柱状体を加工に適した寸法に切断して、グリーン成形体を形成する。グリーン成形体を熱風やマイクロウエーブ等により乾燥して溶媒を除去する。さらに、グリーン成形体の寸法を正確に調整するための切断工程を実施する。
以下では、図2及び3を参照しながら、切断工程後のハニカム構造体70に付着した切り屑及びバリを除去する工程(除塵工程)について説明する。除塵工程では、以下の第一工程のみを実施してもよく、第一工程後に下記第二工程を実施してもよい。なお、図2に記載の符号32は、切り屑又はバリを示す。図2に記載の矢印は、空気の流れる方向を示す。
第一工程では、ハニカム構造体70の第一端面側に空気の噴射装置20(第一噴射装置)を配置する。噴射装置20が備える複数のノズル22の開口部22aを、第一端面に対向させる。噴射装置20においてノズル22が配置された円状の側面の面積は、第一端面の面積と略同等であり、噴射装置20は第一端面の全面に対向する。なお、複数のノズル22の数及び配置は図3に示すものに限定されない。噴射装置20は、コンプレッサー(圧縮機)又はガスボンベと接続され、ノズル22の開口部22aから、高圧の空気を噴射することができる。ハニカム構造体70の第二端面側には、空気の吸引装置26を配置する。吸引装置26の吸気口28の開口面積は、第二端面の面積と略同等であり、吸気口28は第二端面の全面に対向する。ただし、吸気口28の形状及び幅は図2に示すものに限定されない。
第二工程を行う場合、第一工程で用いたものとは別の噴射装置30(第二噴射装置)を第二端面の横に配置する。第二工程では、第一工程と同様に、高圧の空気を第一端面に噴射しながら、別の高圧の空気を第二端面と成す角度(角度θ)が0〜45°である方向において噴射装置30から第二端面に向けて噴射する。第二工程では、第一工程と同様に、高圧の空気を第一端面に噴射して第二端面の側で吸引すると同時に、別の高圧の空気を第二端面と成す角度(角度θ)が0〜45°である方向において噴射装置30から第二端面に向けて噴射してもよい。第一工程では、第二端面に空気が噴射されないため、切り屑及びバリが第二端面に残存することがある。しかし、第二工程において高圧の空気を第二端面に噴射することにより、第二端面に残存した切り屑及びバリを確実に除去することが可能となる。
封口工程では、ハニカム構造体70において複数の貫通孔70aの一方の開口部が位置する第一端面に第一マスクを貼り付ける。第一マスクでは、貫通孔70aと略同様の寸法を有するマスク部と複数の開口部とが千鳥状に配置されている。各貫通孔70aと各マスク部及び開口部とが重なるように、ハニカム構造体70の第一端面に第一マスクを貼り付ける。また、ハニカム構造体70において第一端面とは反対側の第二端面に、第二マスクを貼り付ける。第二マスクが有する開口部とマスク部の配置関係は第一マスクとは真逆である。したがって、第一端面側で第一マスクのマスク部に塞がれた貫通孔70aは、第二端面側で第二マスクの開口部と重なる。第二端面側で第二マスクのマスク部に塞がれた貫通孔70aは、第一端面側で第一マスクの開口部と重なる。したがって、ハニカム構造体70に形成された複数の貫通孔70aのいずれも、第一端面又は第二端面のいずれか一方において開いており、他方においてマスク部で塞がれる。
封口工程後、ハニカム構造体70(グリーン成形体)を仮焼き(脱脂)し、且つ焼成する。以上の工程によって、多孔質のセラミックスからなるディーゼルパティキュレートフィルタ170を得ることができる(図4、5参照。)。
ディーゼルパティキュレートフィルタ170では、第一端面側で封口部70bに塞がれた貫通孔70aは、第二端面側に開口部を有する。第二端面側で封口部70bに塞がれた貫通孔70aは、第一端面側に開口部を有する(図4、5参照。)。貫通孔70aの隔壁表面に、アルミナ等の担体に担持された白金系金属触媒や、セリア又はジルコニア等の助触媒を付着させてもよい。
Claims (3)
- 互いに平行な複数の貫通孔が形成された柱状のハニカム構造体を用いたディーゼルパティキュレートフィルタの製造方法であって、
前記ハニカム構造体は、
前記複数の貫通孔の一方の開口部が位置する第一端面と、
前記第一端面の反対側に位置し、前記複数の貫通孔の他方の開口部が位置する第二端面と、
を有し、
空気を前記第一端面へ略垂直に噴射すると同時に、前記空気を前記第二端面の側で吸引することにより、前記ハニカム構造体に付着した切り屑及びバリを除去する第一工程を備える、
ディーゼルパティキュレートフィルタの製造方法。 - 前記空気を前記第一端面へ略垂直に噴射すると同時に、別の空気を前記第二端面と成す角度が0〜45°である方向において前記第二端面へ噴射することにより、前記第二端面に付着した切り屑及びバリを除去する第二工程を備え、
前記第一工程後に前記第二工程を実施する、
請求項1に記載のディーゼルパティキュレートフィルタの製造方法。 - 前記複数の貫通孔が形成された柱状体を切断して前記ハニカム構造体を形成する工程の後に前記第一工程を実施する、
請求項1又は2に記載のディーゼルパティキュレートフィルタの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08117713A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | Babcock Hitachi Kk | ハニカム切断面の清掃装置 |
JP2008012914A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ibiden Co Ltd | 端面処理装置、ハニカム成形体の端面処理方法及びハニカム構造体の製造方法 |
JPWO2008047565A1 (ja) * | 2006-09-28 | 2010-02-25 | 日立金属株式会社 | セラミックハニカム構造体の製造方法及び製造装置 |
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