JP2014064265A - 携帯電子機器、並びに携帯電子機器の制御プログラム及び制御方法 - Google Patents

携帯電子機器、並びに携帯電子機器の制御プログラム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】好ましいサーチを行うことができる携帯電子機器を提供すること。
【解決手段】携帯電話機1は、IEEE802.11に準拠しているWiFiの無線通信システムによる通信を行う通信部15と、加速度を検出する加速度センサ16と、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチする制御部18と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信可能な携帯電子機器、並びに携帯電子機器の制御プログラム及び制御方法に関する。
携帯電子機器には、複数の通信方式により通信を行うものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−303234号公報
ところで、携帯電子機器では、IEEE802.11に準拠している無線通信システムにより通信、例えば、WiFi(登録商標)により通信を行うものがある。例えば、WiFiにより通信を行うために、携帯電子機器が常時WiFiに対応した基地局のサーチを行う設定にした場合、携帯電子機器の電力消費量が高くなるといった問題がある。なお、このような問題は、WiFiによる通信に限定されず、例えば、無線LANシステム等により通信する携帯電子機器においても、同様の問題が生じるおそれがある。
本発明は、好ましいサーチを行うことができる携帯電子機器、並びに携帯電子機器の制御プログラム及び制御方法を提供することを目的とする。
本実施形態に係る第1の携帯電子機器は、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチする制御部と、を備える。
上述の携帯電子機器では、前記制御部は、前記移動状態として、乗り物に乗っている状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記乗車している状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせないことが好ましい。
上述の携帯電子機器では、前記制御部は、前記通信部が記憶されている基地局をサーチすると、当該サーチした基地局との接続を試行することが好ましい。
上述の携帯電子機器は、前記通信部は、無線LANシステムにより通信を行い、前記制御部は、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して前記無線LANシステムの基地局をサーチさせることが好ましい。
上述の携帯電子機器では、前記制御部は、前記移動状態として、歩行状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記歩行状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせることが好ましい。
上述の携帯電子機器では、前記制御部は、前記移動状態として、自転車、車、及び電車のいずれかに乗車している状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記乗車している状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせないことが好ましい。
本実施形態に係る第2の携帯電子機器は、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、前記加速度センサにより検出された加速度が所定条件を満たす場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる制御部と、を備える。
本実施形態に係る第3の携帯電子機器は、加速度を検出する加速度センサと、無線LANシステムにより通信を行う通信部と、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して前記無線LANシステムをサーチさせる制御部と、を備える。
本実施形態に係る第1の携帯電子機器の制御プログラムは、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御プログラムであって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる。
本実施形態に係る第2の携帯電子機器の制御プログラムは、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御プログラムであって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせない。
本実施形態に係る第1の携帯電子機器の制御方法は、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御方法であって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる。
本実施形態に係る第2の携帯電子機器の制御方法は、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御方法であって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせない。
本発明によれば、好ましいサーチを行うことができる。
携帯電話機の構成を示すブロック図である。 加速度センサの検出結果を模式的に示す図である。 各状態における基地局のサーチの許否を設定するための画面例を示す図である。 携帯電話機の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、携帯電話機1について説明する。
携帯電話機1は、図1に示すように、表示部11と、操作部12と、レシーバ13と、マイク14と、通信部15と、加速度センサ16と、記憶部17と、制御部18とを備える。
表示部11は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、又は有機ELパネル(Organic Electro-Luminescence panel)等の表示デバイスにより構成されている。表示部11には、文字、画像、記号、又は図形等が表示される。
操作部12は、複数のボタンから構成されており、利用者によって操作される。なお、操作部12は、単一のボタンにより構成されていてもよい。
レシーバ13は、制御部18から送信される音声信号を音声に変換して出力する。
通信部15は、アンテナと、RF回路部とを備える。通信部15は、複数の無線通信規格それぞれに対応した通信方式によって通信を行う。通信部15は、2G、3G、及び4G等のセルラーフォンの通信規格、又は無線LANシステムによる通信を可能とする。通信部15は、無線LANシステムである、IEEE802.11に準拠している無線通信システム、例えば、WiFi(登録商標)の無線通信システムによる通信を可能とする。なお、通信部15は、WiMAX(登録商標)の無線通信システムによる通信を行ってもよい。アンテナ及びRF回路部は、複数の通信方式それぞれに対応して複数設けられている。本実施形態では、通信部15は、WiFiにより通信を行うものとして説明を進める。
加速度センサ16は、携帯電話機1に働く加速度の方向及び大きさを検出し、検出結果を制御部18に出力する。加速度センサ16は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の加速度を検出する3G(3次元)タイプである。
なお、加速度センサ16は、例えば、ピエゾ抵抗型、静電容量型により構成されるものとするが、これに限らない。例えば、加速度センサ16は、圧電素子(圧電式)、熱検知型によるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)式、可動コイルを動かしてフィードバック電流によってもとに戻すサーボ式、又は加速度によって生じる歪を歪ゲージによって測定する歪ゲージ式等により構成されてもよい。
記憶部17は、例えば、制御部18による演算処理に利用され、メモリ等によって構成される。記憶部17は、携帯電話機1の内部で動作するアプリケーションを1又は複数記憶する。なお、記憶部17は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部18は、携帯電話機1の全体を制御しており、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等を用いて構成される。
ここで、制御部18による加速度センサ16の検出結果の処理について説明する。
制御部18には、図2に示すように、X軸方向の加速度(図2中のA)と、Y軸方向の加速度(図2中のB)と、Z軸方向の加速度(図2中のC)と、各加速度を合成したベクトル値(図2中のD)が加速度センサ16の検出結果として送信されてくる。制御部18は、合成ベクトル値をロギングする。制御部18は、ロギングしたデータを分析して、携帯電話機1の状態を判別する。ロギングしたデータは、記憶部17に記憶される。
制御部18が、携帯電話機1の状態を判別するにあたり、加速度パターンを用いる。加速度パターンは、例えば、予め記憶部17に記憶されている。加速度パターンは、停止状態及び複数の移動状態毎に対応付けられている。この加速度パターンとは、携帯電話機1が停止状態にある場合、携帯電話機1を有している利用者が歩行により移動している状態にある場合、又は自転車に乗車して移動している状態にある場合等に、どのような加速度パターンが加速度センサ16により特徴的に検出されるのかを、予め計測し、抽出しておいたパターンである。本実施形態においては、例えば、停止状態及び複数の移動状態毎に加速度パターンが予め記憶部17に記憶されている。加速度パターンは、上述した合成ベクトル値のロギングしたデータに対応するよう記憶される。制御部18は、上述した合成ベクトル値のロギングしたデータと、加速度パターンを比較することにより、携帯電話機1の状態を判別する。
なお、制御部18は、停止状態の加速度パターンに替えて、加速度センサ16によって検出された加速度が所定値未満である場合を停止状態にあると判別してもよい。また、制御部18は、停止状態の加速度パターンに替えて、上述の合成ベクトル値のロギングしたデータが複数の移動状態のいずれにも一致しない場合を停止状態にあると判別してもよい。
本実施例に係る携帯電話機1は、携帯電話機1の状態を判別することにより、好ましい基地局のサーチを行うことができる構成を有している。以下、好ましい基地局のサーチを行う構成について説明する。
制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局(アクセスポイント)をサーチする。一方、制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が移動状態であると判別した場合に、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する制御方法としては、サーチ機能を実行しないように制御する方法と、通信部15の電源をOFFにする方法とが含まれる。
具体的には、制御部18は、加速度センサ16によって検出された加速度に基づき、携帯電話機1が停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるかを判別する。
例えば、制御部18は、停止状態と、後述する第1移動状態から第5移動状態のうちいずれの状態であるかを判別する。停止状態は、例えば、携帯電話機1が載置されている状態、携帯電話機1を所持している利用者が移動していない状態である。制御部18は、加速度センサ16によって加速度が検出されていない場合、加速度センサ16によって検出された加速度が所定値未満の場合、又は、上述の合成ベクトル値のロギングしたデータといずれかの移動状態の加速度パターンとが一致しない場合に、停止状態であると判別することができる。
制御部18は、後述する第1移動状態から第5移動状態のいずれかの移動状態を判別することによって、自転車、自動車、及び電車のいずれかに乗車している状態、又は歩行状態であるかを判別可能である。
第1移動状態は、携帯電話機1の利用者が、乗り物に乗らずに移動している状態、すなわち、歩行状態である。第2移動状態は、当該利用者が自動車で移動している状態である。第3移動状態は、当該利用者が自転車で移動している状態である。第4移動状態は、当該利用者が電車で移動している状態である。第5移動状態は、当該利用者がその他の移動手段で移動している状態である。
制御部18は、判別された状態が第1移動状態から第5移動状態のいずれかの移動状態であると判別すると、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。携帯電話機1では、移動状態であるときにWiFiに対応する基地局をサーチしないので、常時サーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
制御部18は、携帯電話機1の状態が遷移したか否かを判別する。制御部18は、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチさせる。制御部18は、WiFiに対応した基地局が見つかった場合、当該基地局との通信接続を試みる。
携帯電話機1は、サーチによって見つかった基地局が記憶部17に登録されている基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。また、携帯電話機1は、サーチによって見つかった基地局が過去に接続を確立したことがある基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。この場合、過去に接続を確立したことがある基地局の情報は、記憶部17に記憶される。
なお、記憶部17には、基地局を特定するための情報が少なくとも記憶される。基地局を特定するための情報としては、例えば、SSID(Service Set Identifier)が挙げられる。記憶部17には、記憶された基地局と通信接続を確立するさいに利用されるアクセスキーを記憶していてもよい。
本実施形態の制御部18は、通信接続が確立するまで、基地局のサーチを繰り返すものとするが、これに限らない。例えば、制御部18は、所定時間(例えば、1分)においてWiFiに対応した基地局が見つからなかった場合、当該基地局のサーチを中止するようにしてもよい。通信部15を制御してWiFiに対応した基地局のサーチを中止する制御方法としては、サーチ機能を実行しないように制御する方法と、通信部15の電源をOFFにする方法とが含まれる。
このように、携帯電話機1は、停止状態という利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態に遷移した場合にWiFiに対応した基地局をサーチする。よって、携帯電話機1は、利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態において、WiFiの基地局をサーチするので、利用者の利便性を向上させる。携帯電話機1は、利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態において、WiFiの基地局をサーチするので、基地局を常時サーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
なお、制御部18は、携帯電話機1が移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチすることとした。制御部18は、この実施形態に限定されず、複数の移動状態のいずれであるかに基づいて、より詳細に通信部15の制御を行うようにしてもよい。
すなわち、制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、歩行状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチするようにしてもよい。ここで、歩行状態とは、上述したように第1移動状態である。
制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、乗車している状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。ここで、乗車している状態は、第2移動状態、第3移動状態、第4移動状態及び第5移動状態のいずれかの状態である。
利用者が乗車している乗り物が停止した場合、この乗り物が再度発進するか、利用者が徒歩で移動する可能性が高い。このため、第2移動状態から第5移動状態では、携帯電話機1の利用者がデータ通信を行う可能性は低い。携帯電話機1は、乗車している状態から停止状態に遷移した場合に、基地局をサーチしないように制御するので、停止状態に遷移すると常に基地局をサーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
携帯電話機1は、歩行状態から停止状態に遷移した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチする。歩行状態から停止状態に遷移した場合、利用者が目的地に到着した可能性が高い。携帯電話機1は、歩行状態から停止状態に遷移した場合に基地局をサーチするので、利便性を向上させることができる。
なお、停止状態は、携帯電話機1が載置されている状態であることとしたが、これに限らない。例えば、携帯電話機1は、所定条件を満たす場合に、停止状態であると判別し、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチするように制御してもよい。ここで、所定条件とは、略停止している状態、すなわち、加速度センサ16によって検出された加速度が微量である状態(所定値未満である状態)をいう。
例えば、利用者が携帯電話機1を手に持っている場合では、利用者が携帯電話機1を停止させていると思っていても、加速度センサ16により微量の加速度が検出される場合がある。そこで、加速度センサ16によって検出された加速度が微量である状態を制御部18に停止状態であると判断させると、携帯電話機1は、利用者が携帯電話機1を手に持っているような場合でも停止状態と判別して基地局をサーチする。この携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、加速度センサ16によって検出された加速度が一定時間(例えば、5秒)にわたって所定値未満であること、すなわち、一定時間にわたり停止状態を維持した場合に、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチするよう制御してもよい。
携帯電話機1が一定時間にわたり停止状態を維持している場合、一定時間にわたり停止状態を維持していない場合に比べて、利用者が目的地に到着した可能性が高い。携帯電話機1は、利用者の行動に即してWiFiに対応した基地局をサーチする。この携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
制御部18は、それぞれの移動状態に遷移した場合にWiFiに対応した基地局をサーチするか否かについて、利用者が設定できるようにしてもよい。
すなわち、記憶部17は、第1移動状態から第5移動状態のそれぞれと、WiFiに対応した基地局をサーチするか否かの設定情報とを関連付けて記憶する。そして、制御部18は、図3に示す設定画面を表示部11に表示させて、各移動状態においてWiFiに対応した基地局をサーチするか否かの設定を受け付けるようにしてもよい。
この図3に示した例では、利用者が停止している状態であると携帯電話機1が判断すると、WiFiに対応する基地局を通信部15がサーチするように制御部18が制御する。一方、利用者が歩行、自転車、車、電車およびその他の移動状態であると携帯電話機1が判断すると、WiFiに対応する基地局を通信部15がサーチしないように制御する。
このようにすることで、携帯電話機1は、利用者の要望に応じて、乗り物に乗車している場合にWiFiの基地局をサーチすることができる。
携帯電話機1の動作の流れについて、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の実施例では、状態の判別をリアルタイムに行うものとして説明する。携帯電話機1は、この実施例に限らず、状態の判別を所定時間おきに行うようにしてもよい。
携帯電話機1は、利用者の操作により所定のアプリケーションを起動し、計測開始の操作に応じて、加速度の計測を開始し、計測終了の操作に応じて加速度の計測を終了するものとする。携帯電話機1は、この実施例に限られない。例えば、携帯電話機1は、タイマーによって指定された開始時刻に加速度の計測を開始し、終了時刻に加速度の計測を終了してもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源がOFFからONになって起動が完了すると、加速度の計測を開始するようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源がOFFになるまで、加速度の計測を続けるようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、加速度の計測機能がONとなっている間は、加速度の計測を続けるようにしてもよい。
ステップST1において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの状態を判別する。
ステップST2において、制御部18は、歩行状態から停止状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYESの場合、ステップST3に処理を移す。制御部18は、この判別がNOの場合、ステップST1に処理を移す。
ステップST3において、制御部18は、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチする。
ステップST4において、制御部18は、基地局が見つかったか否かを判別する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップST5に処理を移す。制御部18は、この判別がNOの場合、ステップST1に処理を移す。
ステップST5において、制御部18は、通信部15を制御して、サーチして見つかった基地局との通信接続の確立を行う。このステップST5では、サーチによって基地局が見つかると、通信接続の確立を行うが、この実施例に限られない。携帯電話機1は、ステップST5において、サーチによって見つかった基地局が記憶部17に登録されている基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。携帯電話機1は、ステップST5において、サーチによって見つかった基地局が過去に接続を確立したことがある基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。
以上、本実施形態によれば、携帯電話機1は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチする。
よって、携帯電話機1は、停止状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いやすい状態に遷移した場合にWiFiに対応した基地局をサーチするので、利用者の利便性を向上させることができる。携帯電話機1では、基地局を常時サーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。本発明による効果は、前述の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上記の実施形態では、携帯電話機1が、停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応する基地局をサーチするものとしたが、これに限らない。例えば、通信部15が、例えば、無線LANシステムによる通信に対応し、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して無線LANシステムのサーチをするようにしてもよい。無線LANシステムは、例えば、IEEE802.11に準拠している無線通信システム、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等であってもよい。
上記の実施形態では、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるか判別したが、これに限られない。例えば、携帯電話機1は、GPS(Global Positioning System)を用いて、携帯電話機1の位置を計測し、携帯電話機1の単位時間(所定時間)あたりの変位量から携帯電話機1が停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるかを判別してもよい。
1 携帯電話機
15 通信部
16 加速度センサ
18 制御部

Claims (12)

  1. 加速度を検出する加速度センサと、
    通信を行う通信部と、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる制御部と、
    を備える、携帯電子機器。
  2. 前記制御部は、前記移動状態として、乗り物に乗っている状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記乗車している状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせない、
    請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記制御部は、前記通信部が記憶されている基地局をサーチすると、当該サーチした基地局との接続を試行する、
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記通信部は、無線LANシステムにより通信を行い、
    前記制御部は、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して前記無線LANシステムの基地局をサーチさせる、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記制御部は、前記移動状態として、歩行状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記歩行状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせる、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記制御部は、前記移動状態として、自転車、車及び電車のいずれかに乗車している状態を判別可能であり、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、前記乗車している状態から前記停止状態に遷移した場合に、前記基地局をサーチさせない、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 加速度を検出する加速度センサと、
    通信を行う通信部と、
    前記加速度センサにより検出された加速度が所定条件を満たす場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる制御部と、
    を備える携帯電子機器。
  8. 加速度を検出する加速度センサと、
    無線LANシステムにより通信を行う通信部と、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して前記無線LANシステムをサーチさせる制御部と、
    を備える携帯電子機器。
  9. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御プログラムであって、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる、
    携帯電子機器の制御プログラム。
  10. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御プログラムであって、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせない、
    携帯電子機器の制御プログラム。
  11. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御方法であって、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせる、
    携帯電子機器の制御方法。
  12. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯電子機器の制御方法であって、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、前記通信部を制御して基地局をサーチさせない、
    携帯電子機器の制御方法。
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