JP2014064179A - 視聴状況調査システム及び方法、視聴状況調査処理プログラム、視聴状況計算装置 - Google Patents

視聴状況調査システム及び方法、視聴状況調査処理プログラム、視聴状況計算装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 リモコン操作などの再生操作ログはわからない状況でも、どのような再生操作(通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ)を行ったかを判定すること。
【解決手段】 処理部は、録画再生装置から入力した音声又は映像又はコンテンツ付加情報に埋め込まれた、タイミング情報を算出又は検出し(S101)、検出日時と対応して蓄積部に記録する(S102)。計算部は、再生操作を表すための指標Rを計算し(S103〜S105)、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生等のどの再生操作であるかを判定して(S106)、判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する(S107)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、視聴状況調査システム及び方法、視聴状況調査処理プログラム、視聴状況計算装置に係り、特に、音声又は映像に重畳された透かしやフィンガープリント(FP)や、データ放送・アンシラリデータなどのコンテンツ付加情報等で特定されるタイミング情報(放送日時情報、再生位置情報等)から、どのような再生操作(通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ)がなされたかを、判定及び/又は表示するための視聴状況調査システム及び方法、視聴状況調査処理プログラム、視聴状況計算装置に関する。
ビデオデッキなどに録画して再生する場合又は、ビデオオンデマンドなどでの視聴スタイルとして、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイがある。トリックプレイは、通常の再生(等倍速再生)以外の再生プレイのことであり、例えば、以下の再生操作が含まれる。すなわち、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等である。
一般に、透かしやFPなどを用いて、視聴測定を行う場合、このような早送りやスキップ再生等の再生操作(トリックプレイ)ではデータが取れないことが想定されるが、どのような再生操作(通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ)を行ったのか、知りたい、という要求がある。
従来技術として、特許文献1には、「テレビ放送番組のオンタイムの視聴に関するデータとビデオやDVDによる視聴に関するデータとの両方を得ることができるとともに、視聴の際に行われた早送りや巻戻しに関する再生状態に関するデータも得ること」(段落0044)ができるようにした技術が記載されている。
また、従来、テレビ視聴率やラジオ聴取率測定の手法のひとつに放送識別(ID)信号を利用するシステムが提案されている。放送ID信号とは、放送局を識別するための放送局毎にユニークに割り付けられた信号で、時刻データなども含むことができる。
例えば、特許文献2には、「放送局や集計センターの外部に特別な設備を設けることなく、視聴率データ(透かし等で埋め込まれた放送ID信号)の欠落を抑制、補正する」(要約)ようにした、視聴データ処理システム、視聴データ処理装置等が記載されている。
特許文献3には、「埋め込み装置を含む送出システム構成を最適化することにより、透かし等の埋め込み情報の欠落を防止可能な送出システム」(要約)が記載されている。
特開2006−245641号公報 特開2010−171606号公報 特開2010−171870号公報
しかしながら、従来技術では、「通常の再生(早送りや巻戻しなどが行われていない)が行われたと判断される」(特許技術1、段落0041)ことは、言及されているが、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの詳細内容、例えば、どの再生操作、再生モード等が行われたかを判定する点について、その具体的な手法には触れられておらず、記載されていない。

本発明は、以上の点に鑑み、リモコン操作などの再生操作ログはわからない状況でも、どのような再生操作(通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ)を行ったかを判定することを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
視聴状況調査システムにおいて、
処理部と、
蓄積部と、
計算部と
を備え、
前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出し、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
視聴状況調査システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
視聴状況調査システムにおいて、
処理部と、
蓄積部と、
計算部と、
エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバ
を備え、

(i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
又は、
(ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答し、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
視聴状況調査システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、計算部とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査方法であって、
前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出し、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
視聴状況調査方法が提供される。
本発明の第4の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、計算部と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査方法であって、

(i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
又は、
(ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答し、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
視聴状況調査方法が提供される。
本発明の第5の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、計算部とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査処理プログラムであって、
前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出する手順と、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録する手順と、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積する手順と、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする手順と
をコンピュータに実行させるための視聴状況調査処理プログラムが提供される。
本発明の第6の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、計算部と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査処理プログラムであって、

(i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信する手順、
又は、
(ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成する手順と、

前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答する手順と、
前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録する手順と、
前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積する手順と、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする手順と
をコンピュータに実行させるための視聴状況調査処理プログラムが提供される。
本発明の第7の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、視聴状況計算装置とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況計算装置であって、
前記処理部が、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出したら、
前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
視聴状況計算装置が提供される。
本発明の第8の解決手段によると、
処理部と、蓄積部と、視聴状況計算装置と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況計算装置であって、

(i)前記処理部が、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
又は、
(ii)前記処理部が入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、
さらに、
前記マスターサーバが、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答したら、
前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
R=(C−Dts)/C
ここで、
Cは、1レコード前との検出日時の差分
Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
視聴状況計算装置が提供される。
本発明によると、リモコン操作などの再生操作ログはわからない状況でも、どのような再生操作(通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ)を行ったかを判定することができる。
視聴状況調査システムの構成図。 放送局の構成図。 蓄積部44のフォーマット。 視聴状況調査の処理手順のフローチャート。 検出部42の検出動作の説明図。 蓄積部44に蓄積されたデータ例(1)の説明図。 蓄積部44に蓄積されたデータ例(2)の説明図。 判別テーブル47の説明図。 通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイに関してのDts及びRの計算例の説明図(1)。 等倍速再生の場合のタイムシフト値についての説明図。 通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイに関してのDts及びRの計算例の説明図(2)。 テーブル及びデータによる判定結果の表示例の図。 グラフ1(視聴経過時間と再生位置の関係を表す)による判定結果の表示例の図。 グラフ2(再生速度Rの推測値の変化を表す)による判定結果の表示例の図。 第2の実施の形態における蓄積部44のフォーマット。 視聴状況調査システムの第3の実施の形態の構成図。 視聴状況調査システムの第4の実施の形態の構成図。 視聴状況調査システムの第4の実施の形態の変形例の構成図。 第4の実施の形態の変形例における蓄積部44のフォーマット。 視聴状況調査システムの第5の実施の形態の構成図。
A.第1の実施の形態

1.システム

図1に、視聴状況調査システムの構成図を示す。
本システムは、次の構成ブロックを備える。
・放送局1(例えば、不特定多数の受け手を対象に番組・素材・コンテンツをテレビ、パソコン、ラジオ、携帯機器等に放送・配信・報道するような機関・組織・主体などを指す。)
・受信機2 (テレビ、パソコン、ワンセグ端末、セットトップボックス、録画再生機など)
・録画再生機3(又は、録画再生機能、録画再生ソフトなどであり、受信機2と一体化又は受信機2に内蔵されていてもよい。)
・視聴状況調査装置4

視聴状況調査装置4は、処理部40、入力部41、蓄積部44、表示部又は出力部46、計算部49を備える。処理部40は、検出部42、時計部43を備える。計算部49は、判別部45、判別テーブル47を備える。
図2に、放送局の構成図を示す。
放送局1は、タイミング情報付加部11、ON/OFF設定部12を備える。タイミング情報付加部11は、放送信号にタイミング情報(放送日時情報、再生信号情報等)を付加する。タイミング情報付加部11は、例えば、音声透かし又は映像透かしで重畳するための透かし重畳部、又は、放送信号にタイミング情報をコンテンツ付加情報として付加するコンテンツ付加情報付加部等を備える。ON/OFF設定部12は、透かし重畳部による透かし処理又はコンテンツ付加情報付加部による情報付加処理等のタイミング情報付加部11の処理をON/OFF設定する。
タイミング情報としては、例えば、放送日時情報、再生位置情報等を用いることができる。タイミング情報は、例えば、コンテンツ付加情報から抽出したり、映像又は音声から算出又は検出することができる。なお、コンテンツ付加情報は、例えば、映像・音声に付随するメタデータ的なデータである。
図3に、蓄積部44のフォーマットを示す。
蓄積部44には、検出日時、タイミング情報、タイミング情報と検出日時の差分であるタイムシフト値、1レコード前との検出日時の差分C、1レコード前とのタイムシフト値の差分Dts、再生操作を表す指標Rを含むレコードが記憶される。
指標R等の詳細については、後述する。
2.通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの判定処理

以下に、動作を説明する。第1の実施の形態では、一例として、タイミング情報として放送日時情報を用いる場合について説明する。
まず放送局1からの放送の映像又は音声には放送日時情報がタイミング情報として埋め込まれて、コンテンツが放送される。放送局1からの放送は、放送経路を経て、受信機2で受信される。録画再生機3(又は録画再生機能・ソフト)と視聴状況調査装置4との間は、信号が有線又は無線(音声の場合は、空間)で伝送される。
図4に、視聴状況調査の処理手順のフローチャートを示す。
以下に、視聴状況調査装置4での通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイ判定処理の各ステップについて説明する。なお、第1の実施の形態では、主に放送素材の場合について説明するが、同様のフローチャートにより、後述の第2の実施の形態で説明するようなDVD、ブルーレイディスク、ネット配信等のパッケージ素材の場合についても同様に処理を実現することが可能である。
S101.
入力部41は、映像又は音声又はコンテンツ付加情報に透かし又はアンシラリデータ、データ放送等により特定されるタイミング情報を含む再生信号を入力する。ここで、タイミング情報には、一例として、放送局1により放送日時情報が含まれる。
S102.
検出部42は、映像又は音声又はコンテンツ付加情報に埋め込まれたタイミング情報(放送日時情報)を検出し、検出した日時を時計部43により求めて検出日時とし、蓄積部44に記録する。
図5に、検出部42の検出動作の説明図を示す。
この例では、放送信号が入力部41に入力されると、検出部42は、特定時間(例、10秒)おきに、タイミング情報(放送日時情報)を検出している。タイミング情報は、再生位置情報の意味も含むと、とらえることができる。なお、タイミング情報は、等間隔に設定されていなくてもよい。例えば、放送局1で、適宜のタイミングでタイミング情報が埋め込まれたり、録画再生機3で、適宜のタイミングでタイミング情報を含むコンテンツを録画してもよいし、検出部42で適宜のタイミングでタイミング情報を検出するようにしてもよい。
S103.
計算部49は、蓄積部44を参照し、タイミング情報と検出日時の差分から、タイムシフト値を算出し、蓄積部44に蓄積しておく。
図6に、蓄積部44に蓄積されたデータ例(1)の説明図を示す。
このように、ステップS102及びS103により、検出日時に対し、タイミング情報、タイムシフト値が記憶される。図示のように、等倍速再生であれば、各レコード間でタイムシフト値は同じである。
S104.
判別部45は、蓄積部44を参照し、蓄積された各レコードについて、1レコード前との検出日時の差分(データの非連続時間)Cを算出し、1レコード前とのタイムシフト値の差分Dtsを算出し、蓄積部44に記憶する。
S105.
判別部45は、これらの算出結果をもとに、再生操作を表すための指標Rを、次の判定式により求め、蓄積部44に記憶する。
すなわち、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの再生操作を表すための指標Rを求める判定式は次の通りである。
1レコード前とのタイムシフトの差異を、Dts、
1レコード前との検出日時の差分(データの非連続時間、トリックプレイをしている間の時間等)を、C
再生操作を表すための指標を、R
とすると、

R=(C−Dts)/C
図7に、蓄積部44に蓄積されたデータ例(2)の説明図を示す。
図示のように、各レコードについて、検出日時、タイミング情報、タイムシフト値に対応して、1レコード前との検出日時の差分C、1レコード前とのタイムシフト値の差分Dts、再生操作を表す指標Rが、記憶される。
S106.
図8に、判別テーブル47の説明図を示す。
判別テーブル47は、指標Rと判定結果の対応を予め記憶したものである。
判別部45は、判別テーブル47を参照して、指標Rにより、次のように通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイを判定する。また、指標Rの数値は、再生スピードを表す(例、R=4であれば、4倍速)。なお、判定例を後述する。

・R>0 前方向
・R<0 後ろ方向
・R=1 等倍速再生(通常再生)
・R=0 一時停止
・R>1 早送り(等倍速以上)
・−1<R<0 等倍速より遅いスローの巻き戻し
・0<R<1 等倍速より遅いスロー再生前方向
・R=−1 等倍速逆再生
・R<−1 等倍速より速い巻き戻し

なお、判別部45は、タイムシフト値の差分Dtsにより、次のように、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの方向が判定することもできる。
・Dts=0 :通常再生(等倍速再生)
・Dts>0 :後ろ方向のトリックプレイ
・Dts<0 :前方向のトリックプレイ
S107.
判定部45は、表示部又は出力部46に、判定結果を表示する。このとき、表やデータにより表示してもよいし、指標R値の推移をグラフ化し、表示するようにしてもよい。表示例については後述する。このように、指標R値の算出結果により、どのような再生操作を行ったかを、判定し表示することができる。なお、表示部及び出力部の両方を備えて、それぞれ、データを表示及び出力するようにしてもよい。
3.通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの判定例

図9に、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイに関してのDts及びRの計算例の説明図(1)を示す。
この図は、トリックプレイしないとき(通常再生(等倍速再生))を表す。図では、検出日時が10:00:00〜10:00:10の間の10秒(=C)で、放送日時情報が10秒進み、前のレコードとのタイムシフト値の差分が、0秒(=Dts)となった。よって、上式により、
R={10−(−0)}/10=1
となる。即ち、判定部45は、判別テーブルを参照して、Rの値から、通常再生(等倍速再生)と判定する。

なお、図10に、等倍速再生の場合のタイムシフト値についての説明図を示す。
図示のように、等倍速再生の場合、N秒後は、現在時点はN秒進み、再生位置もN秒進む。よって、タイムシフト値は変わらないので、タイムシフト値の差異Dtsは次のようになる。
Dts=0
図11は、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイに関してのDts及びRの計算例の説明図(2)を示す。
この図は、トリックプレイするときを表す。図では、検出日時が10:00:10〜10:00:30の間の20秒(=C)で、放送日時情報が80秒進み、前のレコードとのタイムシフト値の差分が、−60秒(=Dts)となった。よって、上式により、
R={20−(−60)}/20=4
となる。即ち、判定部45は、判別テーブルを参照して、Rの値から4倍速、前方向、早送りのトリックプレイと判定する。
以下に、通常再生(等倍速再生)及びトリックプレイの判定のバリエーションを示す。
判定部45は、検出されたデータから、上式によりR計算して再生操作内容を推定する。

R=1:等倍速再生では、タイムシフト値は変わらない。

R=0:一時停止(例、3秒)
たとえば、3秒、一時停止して再開した場合、タイムシフト値は3秒増える。3秒間はデータが出ない。

R=∞:ジャンプ、スキップ(例、30秒)
たとえば、一瞬で30秒ジャンプ又はスキップした場合、タイムシフト値は30秒小さくなる。また、検出時間の連続性は途切れていない。(0秒間で30秒進ませたイメージ)

R=3:早送り(例、10秒間で30秒進む。)、3倍速再生
10秒間はデータが出ない。タイムシフト値は、20秒小さくなる。

R=0.5:スロー再生、前方向(例、10秒間で5秒進む)
10秒間はデータが出ない。タイムシフト値は5秒増えている。

R=∞:ジャンプ、後ろ方向(例、30秒)
タイムシフト値は30秒長くなる。データの連続性は、途切れない。

R=−1:巻き戻し、等倍速(例、10秒)
巻き戻し中は、データが出ない(10秒)。タイムシフト値は20秒長くなる。

R=−3:巻き戻し、3倍速(例、10秒間で 30秒戻る)
巻き戻し中は、データが出ない。(10秒)、タイムシフト値は、40秒長くなる。

R=−0.5:スロー再生、後ろ方向(例、10秒間で5秒戻る)
10秒間はデータが出ない。タイムシフト値は15秒増えている。
4.表示例

図12に、テーブル及びデータによる判定結果の表示例の図を示す。
計算部49は、蓄積部44を参照して、検出日時又はタイミング情報に対応して、指標R及び/又は再生操作の判定結果を示したテーブルを作成し、表示部又は出力部46により表示又は出力する。
図13に、グラフ1(視聴経過時間と再生位置の関係を表す)による判定結果の表示例の図を示す。
図中、座標(p1,t1)は、
p1は、コンテンツの再生位置、
t1は、視聴開始時間からの経過時間、
傾きRは、再生速度の推測値
を表す。

このグラフは、次の順序で再生操作した場合を示す。
視聴開始
→ 等倍速再生(R=1)
→ 一時停止(R=0)
→ 巻戻し(R<−1)
→ 倍速再生(R>1)
→ ジャンプ(R=∞)
→ 等倍速再生(R=1)
→ 視聴終了
図14に、グラフ2(再生速度Rの推測値の変化を表す)による判定結果の表示例の図を示す。
グラフ2は、グラフ1を微分したグラフである。
図中、座標(r1,t1)は、
r1は、再生速度推測値、
t1は、視聴開始時間からの経過時間、
を表す。
グラフ2の次式に示すF(t)絶対値積分は、動画として再生されたコンテンツの素材尺の合計(duration)を表す。

Figure 2014064179
積分の例では、例えば、3倍速で1分間再生したとき、コンテンツとして表示された、3分を示す。
B.第2の実施の形態

第2の実施の形態は、タイミング情報として、第1の実施の形態で用いた放送日時情報のかわりに、再生位置情報を用いるものである。再生位置情報は、例えば、先頭からの秒数など位置を示す情報等のように、再生位置に対応する相対時刻を用いることができる。
図15に、第2の実施の形態における蓄積部44のフォーマットを示す。
蓄積部44には、検出日時、タイミング情報としての再生位置情報(再生位置に対応する相対時刻等)、タイミング情報(再生位置情報)と検出日時の差分であるタイムシフト値、1レコード前との検出日時の差分C、1レコード前とのタイムシフト値の差分Dts、再生操作を表す指標R、を含むレコードが記憶される。

その他、システム、装置構成、処理等は、第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態では、例えば、録画再生機3が、パッケージ素材(DVD,ブルーレイ、動画ファイル、ストリーミング、ネット配信)等による記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツ等を再生する場合を想定する。
パッケージ素材等の記録媒体又は配信等により再生する場合、再生位置を「日時」のフォーマットで規定できない場合がある。たとえば、コンテンツ素材の先頭位置を1970年1月1日の0時0分0秒などとして、上述のような計算及び判定処理を行っても、算出式として必要となるのは、検出日時の差分であったり、タイムシフト値の差分であるので、特段差し支えなく、適用することができる。
C.第3の実施の形態

図16に、視聴状況調査システムの第3の実施の形態の構成図を示す。
本システムは、第1の実施の形態の構成ブロックに加え、マスターサーバ5を備え、さらに、処理部40が、入力処理部48を備える。入力処理部48は、マスターサーバ(FPサーバー)5から情報を得る。
以下に、入力処理部48及びマスターサーバ5を用いたフィンガープリント(FP)でのタイミング情報の取得について説明する。
第3の実施の形態では、図4に示した視聴状況調査の処理手順のフローチャートのステップS102の変形例として、次のように処理が行われる。
第1の実施の形態のステップS102において、処理部40が、映像・音声又はコンテンツ付加情報にタイミング情報が含まれていないこと、コンテンツ付加情報を受信できないこと等により、タイミング情報を検出できない場合は、処理部40は入力処理部48でフィンガープリント(FP)処理を行い、外部のマスターサーバ5と通信し、タイミング情報を取得するようにすることもできる。
フィンガープリント(FP)でのタイミング情報の取得については、概略次のように行われる。
入力処理部48は、入力部41から映像又は音声を入力し、映像又は音声のFPを生成する。マスターサーバ5では、エリア内全チャンネルの放送からキャプチャされた映像・音声信号からFPが生成され、放送日時・チャンネル情報に対応して、生成されたFPが、データベースとして予め蓄積されている。
入力処理部48は、生成したFPのタイミング情報を得るために、マスターサーバ5に、生成されたFPを含めた放送日時の問合せを送信する。マスターサーバ5で、入力処理部41から受信した問合せに含まれるFPと、データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理を行う。マスターサーバ5は、マッチング処理により照合特定され、データベースのFPに対応する放送日時・チャンネル情報により、問合せのFPの放送日時を特定し、視聴状況調査装置4(入力処理部48)に返答する。そして、処理部40は、受信した放送日時をタイミング情報(放送日時情報)として用いて、映像・音声又はコンテンツ付加情報を受信した日時である検出日時とともに、蓄積部44に記憶する。
また、第2の実施の形態のように、DVDなどのパッケージ素材等による記録媒体又は配信等により再生されるコンテンツの場合は、予め当該コンテンツがマスターサーバ5のデータベースにFPとして、再生位置情報とともに登録しておく。そして、入力処理部48からの再生位置情報の問合せに対して、上述のようなFPのマッチング処理により、問合せのFPが記憶されていれば、該当する再生位置情報を特定し、視聴状況調査装置4(入力処理部48)に返答することができる。そして、処理部40は、受信した再生位置情報をタイミング情報として用いて、映像・音声又はコンテンツ付加情報を受信した日時である検出日時とともに、蓄積部44に記憶する。
その他、システム、装置構成、処理等は、第1又は第2の実施の形態と同様である。例えば、その他の視聴状況調査の処理手順のフローチャートの各ステップについては、図4及びその説明箇所で示したものと同様である。
なお、FP処理はマスターサーバ5側で行ってもよく、その場合は、入力処理部48は映像・音声信号をマスターサーバ5に送信し、タイミング情報を取得するようにしてもよい。
さらに、第1及び第2の実施の形態のステップS102を、上述のような入力処理部28とマスターサーバ5によりタイミング情報を得る処理に置き換えるようにしてよい。すなわち、ステップS102において、検出部42が、映像又は音声又はコンテンツ付加情報に埋め込まれたタイミング情報から放送日時情報・再生位置情報を検出することを実行しないで、たとえば、処理部40が、入力処理部48でフィンガープリント(FP)処理を行い、外部のマスターサーバ5と通信し、タイミング情報(放送日時情報・再生位置情報)を取得するか、又は、FP処理はマスターサーバ5側で行ってもよく、その場合は、入力処理部48は映像・音声信号をマスターサーバ5に送信し、タイミング情報を取得するようにしてもよい。
D.第4の実施の形態

図17に、視聴状況調査システムの第4の実施の形態の構成図を示す。
第4の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態における視聴状況調査装置4の一部の機能を、外部の計算サーバ6で実施するようにしたものである。
処理部40は、検出部42が検出したタイミング情報と、時計部43から求めた検出日時を、計算サーバ6に送信する。計算サーバ6内の計算部49は、蓄積部44に、タイミング情報と検出日時を受信し、記録する。
第4の実施の形態では、図4に示した第1又は第2の実施の形態についての視聴状況調査の処理手順のフローチャートにおいて、ステップS102を、上述のような、処理部40と計算サーバ6の処理に置き換える。すなわち、ステップS102において、検出部42が、映像又は音声又はコンテンツ付加情報に埋め込まれたタイミング情報から放送日時情報・再生位置情報を検出し、時計部43から求めた検出日時とともに、計算サーバ6にこれら情報を送信し、受信した計算サーバ6は、受信した情報を蓄積部44に記録する。

その他、システム、処理等は、第1又は第2の実施の形態と同様である。例えば、その他の視聴状況調査の処理手順のフローチャートの各ステップについては、図4及びその説明箇所で示したものと同様である。
(変形例)
図18に、視聴状況調査システムの第4の実施の形態の変形例の構成図を示す。
また、図19に、第4の実施の形態における変形例の蓄積部44のフォーマットを示す。
第4の実施の形態の変形例は、計算サーバ6で行う機能を視聴状況調査装置4とは独立させることにより、複数の視聴状況調査装置4からのデータを一元的に処理することができるようにしたものである。
この場合、複数の視聴状況調査装置4に対してひとつの計算サーバ6を設ける。また、蓄積部44の変形例としては、図19のように、各視聴状況調査装置4毎のファイルを含むように構成する。各視聴状況調査装置4からは、タイミング情報と、検出日時に加え、視聴状況調査装置4の識別情報を送信し、計算サーバ6は、受信した各データを視聴状況調査装置4の識別情報毎に蓄積部44に記憶する。
その他、システム、処理等は上述の第4の実施の形態と同様である。
E.第5の実施の形態

図20に、視聴状況調査システムの第5の実施の形態の構成図を示す。
この実施の形態は、第3の実施の形態のマスターサーバ5及び入力処理部48を、第4の実施の形態のシステムに適用したものである。
その他、システム、処理等は、第1乃至第4の実施の形態で説明したものと同様である。例えば、その他の視聴状況調査の処理手順のフローチャートの各ステップについては、図4及びその説明箇所で示したものと同様である。
第1乃至第4の実施の形態、及びそれらの変形例は適宜組合せて実施するようにしてもよい。
本発明は、テレビ、パソコン、ラジオ、携帯機器等の様々なコンテンツ・素材を放送・配信する放送局・メディアや、各種の受信機や録画再生装置の様々な視聴状況調査、調査や測定に適用することができる。
また、本発明の視聴状況調査方法・装置・システム、視聴状況計算装置は、その各手順をコンピュータに実行させるための視聴状況調査処理プログラム、視聴状況調査処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、視聴状況調査処理プログラムを含みコンピュータの内部メモリにロード可能なプログラム製品、そのプログラムを含むサーバ等のコンピュータ、等により提供されることができる。
1 放送局
2 受信機(テレビ等)
3 録画再生機(又は録画再生機能ソフト)
4 視聴状況調査装置
40 処理部
41 入力部
42 検出部
43 時計部
44 蓄積部
45 判別部
46 表示部又は出力部
47 判別テーブル
48 入力処理部
49 計算部
5 マスターサーバ
6 計算サーバ

Claims (25)

  1. 視聴状況調査システムにおいて、
    処理部と、
    蓄積部と、
    計算部と
    を備え、
    前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出し、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
    視聴状況調査システム。
  2. 視聴状況調査システムにおいて、
    処理部と、
    蓄積部と、
    計算部と、
    エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバ
    を備え、

    (i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
    又は、
    (ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

    前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答し、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
    視聴状況調査システム。
  3. 請求項1又は2に記載の視聴状況調査システムにおいて、
    前記処理部、前記蓄積部及び前記計算部を有する視聴状況調査装置
    を備えたことを特徴とする、視聴状況調査システム。
  4. 請求項1又は2に記載の視聴状況調査システムにおいて、
    前記処理部を有する視聴状況調査装置と、
    前記蓄積部及び前記計算部を有する計算サーバと
    を備えたことを特徴とする、視聴状況調査システム。
  5. 請求項4に記載の視聴状況調査システムにおいて、
    前記処理部は、検出した前記タイミング情報と前記検出日時を、前記計算サーバに送信し、
    前記計算サーバは前記蓄積部に、前記タイミング情報と前記検出日時を対応して記録することを特徴とする、視聴状況調査システム。
  6. 請求項5に記載の視聴状況調査システムにおいて、
    複数の前記処理部を備え、
    前記計算サーバは複数の前記処理部から受信した複数の前記タイミング情報及び前記検出日時を、前記処理部に対応して前記蓄積部に記録し、各前記処理部について、前記指標Rに基づき再生操作を判定することを特徴とする、視聴状況調査システム。
  7. 請求項1、3乃至6のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバをさらに備え、
    (i)前記処理部は、タイミング情報を検出できない場合、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
    又は、
    (ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

    前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声の放送日時を特定し、前記処理部に前記放送日時を返答し、
    前記処理部は、受信した放送日時をタイミング情報として用いて、前記映像・音声信号又はコンテンツ付加情報を受信した日時である検出日時と対応して前記蓄積部に記録する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  8. 請求項1、3乃至6のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、再生位置又は相対時刻に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバをさらに備え、
    (i)前記処理部は、タイミング情報を検出できない場合、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
    又は、
    (ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像・音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

    前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声の再生位置又は相対時刻を特定し、前記処理部に前記再生位置又は前記相対時刻を返答し、
    前記処理部は、受信した再生位置又は相対時刻をタイミング情報として用いて、、前記映像・音声信号又はコンテンツ付加情報を受信した日時である検出日時と対応して前記蓄積部に記録する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記タイミング情報として、放送日時情報を用いることを特徴とする視聴状況調査システム。
  10. 請求項1乃至9に記載の視聴状況調査システムであって、
    前記録画再生装置は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツを再生し、
    前記タイミング情報として、再生位置に対応する相対時刻又はその他の再生位置情報を有する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記蓄積部は、検出日時、放送日時情報、タイミング情報と検出日時の差分であるタイムシフト値、1レコード前の検出日時の差分C、1レコード前のタイムシフト値の差分Dts、指標Rを含むレコードを記憶することを特徴とする視聴状況調査システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記計算部は、指標Rに対して再生操作を記憶した判別テーブルを有し、指標Rに基づき前記判別テーブルを参照して、再生操作を判定することを特徴とする視聴状況調査システム。
  13. 請求項12に記載の視聴状況調査システムであって、
    前記判別テーブルは、指標Rに基づく再生操作の判定結果を表す設定データを、次の設定データ中から複数含むことを特徴とする視聴状況調査システム。
    R=1:等倍速再生
    R=0:一時停止
    R=∞:ジャンプ、スキップ
    R=n(nは2以上の整数):早送り、n倍速再生
    R=m(0<m<1):スロー再生、前方向、m倍速
    R=−1:巻き戻し、等倍速
    R=−n(nは2以上の整数):巻き戻し、n倍速
    R=−m(0<m<1):スロー再生、後ろ方向、m倍速
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記計算部は、検出日時又はタイミング情報に対応して、指標R及び/又は再生操作の判定結果を示したテーブルを作成し、表示部により表示する及び/又は出力部により出力することを特徴とする視聴状況調査システム。
  15. 請求項1乃至13のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記計算部は、判定結果をもとに、検出日時に対応する視聴経過時間とタイミング情報に対応する再生位置の関係を表す第1のグラフであって、
    座標(p1,t1)が、
    p1は、タイミング情報に対応する、コンテンツの再生位置を表し、
    t1は、検出日時に対応する、視聴開始時間からの視聴経過時間を表し、
    グラフの傾きRが、再生速度を表す、
    前記第1のグラフを作成し、
    前記計算部は、前記第1のグラフを表示部により表示する及び/又は出力部により出力する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  16. 請求項1乃至13のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    前記計算部は、判定結果をもとに、検出日時に対応する視聴経過時間と指標Rの関係を表す第2のグラフであって、
    座標(r1,t1)が、
    r1は、指標Rを表し、
    t1は、検出日時に対応する、視聴開始時間からの視聴経過時間を表す、
    前記第2のグラフを作成し、
    前記計算部は、前記第2のグラフを表示部により表示する及び/又は出力部により出力する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  17. 請求項16に記載の視聴状況調査システムであって、
    前記計算部は、さらに、前記第2のグラフの指標Rの絶対値の時間積分により、再生されたコンテンツの素材尺の合計を計算し、
    前記計算部は、前記合計を表示部により表示する及び/又は出力部により出力する
    ことを特徴とする視聴状況調査システム。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の視聴状況調査システムであって、
    放送信号に、タイミング情報を含む透かしデータを埋め込む、又は、タイミング情報を含むコンテンツ付加情報を付加するタイミング情報付加部を有し、コンテンツを放送する放送局と、
    前記放送局からの放送信号を受信して、録画再生装置にコンテンツを録画する、又は、放送信号の再生信号を有線又は無線で送信する受信機と
    をさらに備えたことを特徴とする視聴状況調査システム。
  19. 請求項18に記載の視聴状況調査システムであって、
    前記視聴状況調査装置は、前記受信機から、コンテンツの再生信号を有線又は無線で受信することを特徴とする視聴状況調査システム。

  20. 処理部と、蓄積部と、計算部とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査方法であって、
    前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出し、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
    視聴状況調査方法。
  21. 処理部と、蓄積部と、計算部と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査方法であって、

    (i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
    又は、
    (ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、

    前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答し、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
    視聴状況調査方法。
  22. 処理部と、蓄積部と、計算部とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査処理プログラムであって、
    前記処理部は、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出する手順と、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録する手順と、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積する手順と、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする手順と
    をコンピュータに実行させるための視聴状況調査処理プログラム。
  23. 処理部と、蓄積部と、計算部と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況調査処理プログラムであって、

    (i)前記処理部は、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信する手順、
    又は、
    (ii)前記処理部は入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成する手順と、

    前記マスターサーバは、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答する手順と、
    前記処理部又は前記計算部は、前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録する手順と、
    前記計算部は、前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積する手順と、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    前記計算部は、指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする手順と
    をコンピュータに実行させるための視聴状況調査処理プログラム。
  24. 処理部と、蓄積部と、視聴状況計算装置とを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況計算装置であって、
    前記処理部が、録画再生装置が、コンテンツの再生操作により再生したコンテンツの音声又は映像又はコンテンツ付加情報を入力し、音声又は映像又はコンテンツ付加情報を元に、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報を算出又は検出したら、
    前記タイミング情報と、前記タイミング情報を算出又は検出した検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力するための指示をする
    視聴状況計算装置。
  25. 処理部と、蓄積部と、視聴状況計算装置と、エリア内の全チャンネルの放送からキャプチャされた映像又は音声信号からフィンガープリント(FP)を生成し、及び/又は、記録媒体に記録されたコンテンツ又はネットワークから配信されたコンテンツからフィンガープリント(FP)を生成し、放送日時情報又は再生位置情報を表すためのタイミング情報に対応して、生成したFPを記憶したデータベースを有するマスターサーバを備えた視聴状況調査システムにおける視聴状況計算装置であって、

    (i)前記処理部が、入力した映像又は音声のFPを生成し、前記マスターサーバに、生成されたFPを含めた問合せを送信し、
    又は、
    (ii)前記処理部が入力した映像又は音声の映像又は音声信号を前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した映像又は音声信号のFPを生成し、
    さらに、
    前記マスターサーバが、前記処理部で生成したFP又は前記マスターサーバで問合せにより生成したFPと、前記データベースに蓄積されたFPとのマッチング処理により、問合せのFP又は映像・音声のタイミング情報を特定し、前記処理部にタイミング情報を返答したら、
    前記タイミング情報と、前記映像又は音声を受信した日時である検出日時とを対応して前記蓄積部に記録し、
    前記蓄積部に記憶された各レコードについて、再生操作を表すための指標Rを、次式により計算し、検出日時及びタイミング情報に対応して、指標Rを前記蓄積部に蓄積し、
    R=(C−Dts)/C
    ここで、
    Cは、1レコード前との検出日時の差分
    Dtsは、1レコード前とのタイムシフト値の差分であり、タイムシフト値は、タイミング情報と検出日時の差分
    指標Rに基づき、再生操作が、一時停止、早送り、前スロー、スキップ、巻き戻し、後ろスロー、早戻し、等倍速再生のいずれか複数を含む再生操作の内どの再生操作であるかを判定して、指標Rに該当する再生操作の判定結果を表示部に表示する及び/又は出力部に出力する指示をする
    視聴状況計算装置。
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