JP2014064087A - 表示システム - Google Patents

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Nobuyuki Murashima
伸幸 村島
Masaki Maruyama
正樹 丸山
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
Mari Hiramatsu
真里 平松
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Abstract

【課題】複数の表示装置を通信可能に接続し、操作装置(リモコン等)の構成を複雑にすることなく、複数の表示装置を1つの操作装置で直感的に操作できるようにする。
【解決手段】TV受像機1は、リモコン3からの操作信号を受信したときに操作信号が有効か無効かを判定する判定手段23aと、判定手段23aにより操作信号が有効と判定した場合、操作信号の内容を解析する操作信号解析手段23bと、操作信号解析手段23bによる解析結果に応じた操作内容を、TV受像機1と接続された他のTV受像機に指示する操作内容指示手段23cとを備える。他のTV受像機は、操作内容指示手段23cから指示された操作内容に従って動作する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示システムに関し、より詳細には、複数の表示装置を通信可能に接続した表示システムに関する。
従来、チューナを2つ以上搭載し、画面を2つに分割して、別々の映像を独立して表示する所謂複数画面表示機能を備えたテレビ受像機が普及している。このような複数画面(ここでは2画面)表示機能としては、親画面の一部領域に子画面を被せて表示させるピクチャインピクチャ(PinP)や、親画面とは別の領域に子画面を表示させるピクチャアウトピクチャ(PoutP)が知られている。
また、テレビ受像機の低価格化により、各部屋に1台設置するケースもめずらしくなく、1つの家庭に複数台のテレビ受像機があることが当たり前になってきた。ここで、2台のテレビ受像機を並べて使用することを想定する。同一メーカの製品の場合には、共通のリモコンコードを使用していることが多いため、一方のリモコンコードを変更し、2つのリモコンで操作することになる。あるいは、1つの学習リモコンにより操作することも考えられるが、この場合、操作対象機器をその都度切り換えて操作する必要がある。
また、2台のテレビ受像機を並べて使用する場合、一方のテレビは映像と音声を出力させ、他方のテレビは音声を消して映像のみを出力させ、必要に応じて音声を出力する側のテレビを入れ替えるといった使い方が考えられるが、これをリモコンで行おうとすると繁雑な操作が必要となる。
これに対して、例えば、特許文献1には、複数のテレビ受像機に関わる操作を一括指示する指示キーを有するキー入力部と、この指示キーの操作に対応して複数のテレビ受像機に対してそれぞれの操作信号を同時に送信する複数の送信部とを備えたリモコン装置が開示されている。具体的には、このリモコン装置には、親画面と子画面とを切り替える親/子切替キーが備えられる。この親/子切替キーを操作することにより、それまで親テレビで表示されていたチャンネルの番組を子テレビに表示させ、反対に、子テレビに表示されていたチャンネルの番組を親テレビに表示させる。
特開平6−339041号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のリモコン装置は、複数のテレビ受像機それぞれの専用リモコンの送信部を当接させ、その各キーの操作により発信される操作信号を受信し、学習しておく必要がある。さらに、このリモコン装置は、親子のチャンネル操作等をそれぞれ指示するための親/子指示キーを備える必要があり、リモコンの構成が複雑なものになっていた。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、複数の表示装置を通信可能に接続し、操作装置(リモコン等)の構成を複雑にすることなく、複数の表示装置を1つの操作装置で直感的に操作できる表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、複数の表示装置が通信可能に接続された表示システムであって、前記表示装置は、操作装置からの操作信号を受信したときに該操作信号が有効か無効かを判定する判定手段と、該判定手段により前記操作信号が有効と判定した場合、該操作信号の内容を解析する操作信号解析手段と、該操作信号解析手段による解析結果に応じた操作内容を、前記表示装置と接続された他の表示装置に指示する操作内容指示手段とを備え、前記他の表示装置は、前記操作内容指示手段から指示された操作内容に従って動作することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、請求項1に記載の表示システムにおいて、前記複数の表示装置の中の1つをマスタとし、それ以外をスレーブとして予め定めておき、前記マスタとなった表示装置は前記操作信号を有効と判定し、前記スレーブとなった他の表示装置は前記操作信号を無効と判定することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記マスタとなった表示装置及び前記スレーブとなった他の表示装置がいずれもスタンバイ状態にあるときに、前記マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が電源オンであった場合、前記マスタとなった表示装置のみが電源をオンすることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記マスタとなった表示装置の電源がオンになった後に該マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が複数画面表示であった場合、前記操作内容指示手段は、前記スレーブとなった他の表示装置に対して、音声をミュートした状態で電源をオンするように指示することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記スレーブとなった他の表示装置の電源がオンになった後に前記マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が操作切換であった場合、前記マスタとなった表示装置が音声をミュートすると共に、前記操作内容指示手段は、前記スレーブとなった他の表示装置に対して、音声ミュートを解除し、前記表示装置の代わりにマスタとなるように指示することを特徴としたものである。
本発明によれば、通信可能に接続された複数の表示装置のうち、1つをマスタ、その他をスレーブと定め、操作装置(リモコン等)からの操作信号に基づきマスタがスレーブを制御することにより、操作装置の構成を複雑にすることなく、複数の表示装置を1つの操作装置で直感的に操作することができる。
本発明の一実施形態に係る表示システムの構成例を示す図である。 図1に示すTV受像機の構成例を示すブロック図である。 図2のTV受像機に付属するリモコンの一例を示す外観図である。 マスタ/スレーブの設定方法の一例を説明するための図である。 本発明による他の実施形態を説明するための図である。 本発明による表示システムの動作例を説明するためのフロー図である。 本発明による表示システムの動作例を説明するためのフロー図で、図6のフローの続きである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の表示システムに係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システムの構成例を示す図で、図中、1,2は表示装置(以下、TV受像機で代表する)、3は操作装置(以下、リモコンで代表する)、4はLAN(Local Area Network)を示す。TV受像機1,2は、LAN4を介して通信可能に接続されている。LAN4としては、例えば、イーサネット(登録商標)を採用することができるが、通信形態は無線あるいは有線のいずれであってもよい。TV受像機1,2の基本的な内部構成は略同様であり、共通のリモコンコードを使用しているものとする。このため、いずれのTVもリモコン3によって操作することができる。なお、TV受像機1,2は画面サイズや筐体の形状など、外観的に異なっていても構わない。
図1に示すように、TV受像機1,2を横方向に並べて使用する場合を想定する。この場合、リモコン3によって両方のTVが同時に操作されてしまうことが起こり得る。このため、本発明では、LAN4を介してTV受像機1,2を通信可能に接続した状態で、いずれか一方をマスタ(親)、他方をスレーブ(子)として予め設定できるようにしている。これにより、TV受像機1,2がいずれもスタンバイ状態でリモコン3から操作信号を受信したときに、マスタとなったTVは操作信号を有効と判定し、スレーブとなったTVは操作信号を無効と判定することができる。このマスタ/スレーブの具体的な設定方法については後述の図4で説明する。このようにして、リモコン3により両方のTVが同時に操作されることがないようにしている。
本実施形態では、2台のTVを横方向に並べて2画面表示を行うシステム構成を例示して説明するが、3台以上のTVを接続しても同様の制御が可能であることは言うまでもない。また、上記システム構成による動作モードを、公知の「PinPモード」あるいは「PoutPモード」と区別するために、「複数台/複数画面モード」と呼ぶものとする。
図1において、上記の「複数台/複数画面モード」でマスタとなったTV(ここではTV受像機1)は、映像及び音声の両方を出力するが、音声を出力していることがユーザ(視聴者)に分かるように、音声出力中であることを示す音声出力中アイコン1aを表示させることが望ましい。なお、スレーブとなったTVは、音声ミュートの状態(消音状態)で映像のみを出力するため、音声出力中アイコンは非表示となる。
図2は、図1に示すTV受像機1の構成例を示すブロック図である。図3は、図2のTV受像機1に付属するリモコン3の一例を示す外観図である。なお、前述したように、図1のTV受像機1とTV受像機2とは略同様の内部構成を有しているものとする。
図2において、TV受像機1は、デジタル放送を受信する受信アンテナ11と、デジタル放送の受信信号を選局するデジタルチューナ部12と、選局されたデジタル放送のデータを復調するデジタル復調部13とを備える。なお、衛星放送等の他の信号を受信するには、同様にアンテナ、チューナ、及び復調部などをTV受像機1に設けるようにすればよい。
また、TV受像機1は、EPG(電子番組表)データの抽出や、復調されたデータの分離を行う分離部(DMUX)14と、分離されたデジタル放送のビデオデータをデコードしたり、ビデオ信号を静止画としてキャプチャするビデオデコード/キャプチャ部15と、分離されたEPGの処理や、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)の表示処理を行うOSD処理部16とを備える。
また、TV受像機1は、分離されたオーディオデータをデコードするオーディオデコード部17と、ビデオデコード/キャプチャ部15からのビデオ信号とOSD処理部16からのEPGやOSDとを組み合わせてからビデオ出力信号に変換するビデオ出力変換部18と、オーディオデコード部17からのオーディオデータを音声出力信号に変換するオーディオ出力変換部19とを備える。
また、TV受像機1は、ビデオ出力変換部18からのビデオ出力信号に基づき映像を表示するための液晶ディスプレイなどの表示部20と、オーディオ出力変換部19からの音声出力信号に基づき音声を出力するためのスピーカ21と、リモコン3からのリモコン信号を受信するリモコン受光部26と、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワーク網との通信制御を行う通信制御部25とを備える。
また、TV受像機1は、TV受像機1の全体動作を制御するCPUを含む制御部23と、任意のアドレスを指定して読み書きすることが可能な半導体メモリであってCPUの作業領域となって不揮発性メモリ24に格納されたプログラムを読み出したり、処理中のデータを一時的に格納したりするRAM22と、プログラムやEPGデータ,ユーザデータなどの各種データが格納される書き換え可能な不揮発性メモリ24とを備える。
また、図3に例示するリモコン3は、TV受像機1のオン/オフを操作する電源ボタン31と、チャンネル番号を選択する操作を行うためのチャンネル選択ボタン(選局ボタン)32と、チャンネル番号を上方向及び下方向に操作して選択するチャンネル上下ボタン33と、地上デジタル放送(地上D),衛星放送(BS,CS)の間で受信する放送を切り換える放送切換ボタン34と、外部接続機器を含めた入力ソースを切り換える入力切換ボタン35と、EPG等の電子番組表を表示する操作を行うための番組表表示ボタン36と、現在受信中の番組に対する番組情報を表示する操作を行うための番組情報表示ボタン37と、TV受像機1の各種設定を行うメニュー画面を表示する操作を行うためのメニュー画面表示ボタン38と、メニューをはじめ設定時のカーソル位置の左右上下方向への移動操作や決定操作を行うための移動・決定ボタン39と、各処理を終了させる操作を行う終了ボタン40と、各処理を一つ前の段階に戻す操作を行う戻るボタン41と、電子番組表を表示しているときの簡易操作用として設けられたカラーボタン42とを備えている。
また、リモコン3は、TV受像機1,2による「複数台/複数画面モード」に移行するための複数画面表示ボタン43と、TV受像機1,2の間で操作対象を切り換えるための操作切換ボタン44とを備えている。
本発明の主たる目的は、複数の表示装置を通信可能に接続し、操作装置(リモコン等)の構成を複雑にすることなく、複数の表示装置を1つの操作装置で直感的に操作できるようにすることにある。このための構成として、図1,2に示すように、表示装置の一例であるTV受像機1は、操作装置の一例であるリモコン3からの操作信号を受信したときに操作信号が有効か無効かを判定する判定手段23aと、判定手段23aにより操作信号が有効と判定した場合、操作信号の内容を解析する操作信号解析手段23bと、操作信号解析手段23bによる解析結果に応じた操作内容を、TV受像機1と接続された他のTV受像機2に指示する操作内容指示手段23cとを備える。TV受像機2は、操作内容指示手段23cから指示された操作内容に従って動作する。
上記において、判定手段23a、操作信号解析手段23b、及び操作内容指示手段23cとしての機能は、制御部23によって実現されるものとする。具体的には、これらの判定手段23a、操作信号解析手段23b、及び操作内容指示手段23cとしての機能を実現するためのプログラムが不揮発性メモリ24に格納されており、制御部23のCPUが不揮発性メモリ24からRAM22へプログラムを読み出し、RAM22上で読み出したプログラムを実行する。
ここで、前述したように、複数のTV受像機の中の1つをマスタとし、それ以外をスレーブとして予め定めておき、マスタとなったTVは、リモコンからの操作信号を有効と判定する。つまり、リモコンからの操作信号を受け付けて、操作信号に応じて動作するように制御される。また、スレーブとなったTVは、リモコンからの操作信号を無効と判定する。つまり、リモコンからの操作信号は無視し、これに反応しないが、マスタのTVからの指示は受け付け、これに従って制御される。
図4は、マスタ/スレーブの設定方法の一例を説明するための図である。TV受像機1,2a,2bは、LAN4を介して通信可能に接続されている。ユーザは、マスタにしたいTV(ここではTV受像機1)に対して、リモコン3を用いて「複数台/複数画面モード」の設定操作を行う。例えば、ユーザがリモコン3の所定の操作ボタンを押下することにより、TV受像機1に、図4に示すような、相手機器選択画面1bを表示させる。この際、他のTV受像機2a,2bがリモコン3からの操作信号を受信しない状態にすることが望ましい。例えば、TV受像機1と他のTV受像機2a,2bとをある程度離した状態で設定を行うことが考えられる。あるいは、設定操作の間、他のTV受像機2a,2bのリモコン受光部をテープ等の遮光部材で覆うようにしてもよい。
上記の相手機器選択画面1bには、LAN4を介して接続されているTVのリストが選択可能に表示される。ここでは、TV受像機2a(TV2a),TV受像機2b(TV2b)がリスト表示されている。ユーザは、この相手機器選択画面1bに対して、リモコン3の移動・決定ボタン39の「方向ボタン」を操作して、カーソルを移動させ、所望のTVにカーソルが当たった状態で、移動・決定ボタン39の「決定ボタン」を押下すると、そのTVが選択状態となる。なお、図中のグレー部分(TV2aの部分)は、カーソルが当たっていることを示し、ここではTV2aが選択状態とされる。
そしてさらに、ユーザは、リモコン3の移動・決定ボタン39の「方向ボタン」を操作して、カーソルを選択決定1cに当てた状態で、移動・決定ボタン39の「決定ボタン」を押下すると、選択状態が決定(確定)される。また、カーソルを選択解除1dに当てた状態で、移動・決定ボタン39の「決定ボタン」を押下すると、全ての選択状態が解除される。本例では、TV受像機2aが選択決定されたため、TV受像機1がマスタ、TV受像機2aがスレーブとして設定される。このときの設定情報は、マスタのTV受像機1からスレーブのTV受像機2aに送信され、TV受像機2aは自身がスレーブに設定されたことを認識する。なお、TV受像機2bもスレーブにしたい場合には、TV受像機2aと同様の設定を行えばよい。
上記設定が完了すると、マスタとなったTV受像機1は、リモコン3からの操作信号を有効と判定し、操作信号に応じた動作を行うように制御される。また、スレーブとなったTV受像機2aは、リモコン3からの操作信号を無効と判定し、操作信号には反応しないが、マスタからの指示を受け付け、これに従って動作を行うように制御される。なお、図4の例では、TV受像機2bは選択されていないため、「複数台/複数画面モード」の対象にならない。この場合、TV受像機2bがリモコン3からの操作信号を誤って受信しないように、TV受像機1(及びTV受像機2a)からある程度離した場所に設置しておくことが望ましい。
なお、マスタ/スレーブ設定を解除するためには、現在マスタになっているTV受像機1に相手機器選択画面1bを再度表示させ、選択解除1dを押下して、全ての選択状態を解除すればよい。これにより、マスタ/スレーブの設定は解除され、以後、TV受像機1とテレビ受像機2aはそれぞれ独立して動作する。
以下では、マスタ/スレーブの設定完了後の具体的な動作例について、図1のシステム構成に基づき説明する。なお、TV受像機1がマスタ、TV受像機2がスレーブに設定され、TV受像機1及びTV受像機2共にスタンバイ状態にあるものとする。まず、ユーザがリモコン3を操作して、電源ボタン31を押下すると、電源ボタン31に対応する操作信号が送信される。この操作信号はマスタのTV受像機1及びスレーブのTV受像機2それぞれで受信される。そして、それぞれ受信した操作信号に対して、マスタのTV受像機1は有効と判定し、スレーブのTV受像機2は無効と判定する。そして、TV受像機1は、操作信号解析手段23bにより、リモコン3からの操作信号の内容を解析し、解析結果が電源オンであると判定すると、自身の電源のみをオンする。すなわち、マスタのTV受像機1の電源のみがオンされ、現在選局されているチャンネルの番組の映像及び音声が出力される。一方、スレーブのTV受像機2はスタンバイ状態のままとなる。
次に、ユーザがリモコン3を操作して、選局ボタン32を押下すると、選局ボタン32に対応する操作信号が送信される。この操作信号はマスタのTV受像機1及びスレーブのTV受像機2それぞれで受信される。そして、それぞれ受信した操作信号に対して、マスタのTV受像機1は有効と判定し、スレーブのTV受像機2は無効と判定する。そして、TV受像機1は、操作信号解析手段23bにより、リモコン3からの操作信号の内容を解析し、解析結果が選局指示であると判定すると、この選局指示に応じた選局動作を行う。
次に、ユーザがリモコン3を操作して、複数画面表示ボタン43を押下すると、複数画面表示ボタン43に対応する操作信号が送信される。この操作信号はマスタのTV受像機1及びスレーブのTV受像機2それぞれで受信される。そして、それぞれ受信した操作信号に対して、マスタのTV受像機1は有効と判定し、スレーブのTV受像機2は無効と判定する。そして、TV受像機1は、操作信号解析手段23bにより、リモコン3からの操作信号の内容を解析し、解析結果が複数画面表示指示であると判定すると、操作内容指示手段23cにより、スレーブのTV受像機2に対して、音声をミュートした状態で電源をオンするように指示する。これにより、スレーブのTV受像機2の電源がオンされ、音声ミュートの状態で、現在選局されているチャンネルの番組の映像のみが出力される。
ここで、TV受像機1,2により複数画面表示を行っている状態で、ユーザにより選局操作が行われた場合、マスタのTV受像機1のみがこの選局操作に応じて選局を行う。このため、スレーブのTV受像機2で選局を行う場合には、操作対象を切り換えることで対応する。
すなわち、ユーザがリモコン3を操作して、操作切換ボタン44を押下すると、操作切換ボタン44に対応する操作信号が送信される。この操作信号はマスタのTV受像機1及びスレーブのTV受像機2それぞれで受信される。そして、それぞれ受信した操作信号に対して、マスタのTV受像機1は有効と判定し、スレーブのTV受像機2は無効と判定する。そして、TV受像機1は、操作信号解析手段23bにより、リモコン3からの操作信号の内容を解析し、解析結果が操作切換指示であると判定すると、音声をミュートすると共に、操作内容指示手段23cにより、スレーブのTV受像機2に対して、音声ミュートを解除し、TV受像機1の代わりにマスタとなるように指示する。これにより、以後、マスタ/スレーブの関係が逆となり、TV受像機1がスレーブ、TV受像機2がマスタとなる。つまり、リモコン3からの操作信号に対して、マスタのTV受像機2は有効と判定し、スレーブのTV受像機1は無効と判定する。
ここで、TV受像機1,2により複数画面表示を行っている状態で、ユーザがリモコン3の複数画面表示ボタン43を再び押下すると、複数画面表示を終了する動作(ここでは2画面から1画面に戻す動作)を行う。すなわち、現在マスタとなっているTV受像機2が、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が複数画面表示終了指示であると判定すると、現在スレーブとなっているTV受像機1に対して、電源をオフし、スタンバイ状態に移行するように指示する。これにより、マスタのTV受像機2のみが映像及び音声を出力し、1画面表示の状態に戻すことが可能となる。なお、マスタがTV受像機1、スレーブがTV受像機2の場合でも同様であり、この場合、マスタのTV受像機1のみが映像及び音声を出力する。
また、1台のマスタのTVに対して、2台以上のスレーブのTVが接続されている場合を想定する。上述のように、リモコン3からの操作切換指示により、マスタのTVは、スレーブのTVに対して操作切換を行うが、このとき、2台以上のスレーブのTVのうちのいずれのTVに操作切換を行なうか(すなわち、マスタにするか)を予め設定しておくことが望ましい。例えば、図4の相手機器選択画面1bで最上位にリスト表示されたTVをマスタとするように設定しておくことが考えられる。あるいは、マスタのTVがリモコン3からの操作切換指示を受信したときに、2台以上のスレーブのTVのリストを表示させ、この中から操作切換を行う(マスタにする)TVをユーザに選択させるようにしてもよい。
図5は、本発明による他の実施形態を説明するための図である。本実施形態のTV受像機1,2は、「複数台/複数画面モード」による複数画面表示を行っており、TV受像機1がマスタ、TV受像機2がスレーブとされる。マスタのTV受像機1は、「1ch」の番組の映像及び音声を出力中であり、スレーブのTV受像機2は、音声ミュートで「2ch」の番組の映像のみを出力中である。
まず、ユーザがリモコン3を操作して、選局ボタン32の例えば「3ch」を押下すると、選局ボタン32の「3ch」に対応する操作信号が送信される(S1)。そして、マスタのTV受像機1は、リモコン3からの操作信号の内容を解析し、これが「3ch」への選局指示であると判定すると、「1ch」から「3ch」への選局を行うと共に、スレーブのTV受像機2に対して、マスタのTV受像機1で視聴していた「1ch」を選局するように指示する(S2)。この指示を受けて、スレーブのTV受像機2は、「2ch」から「1ch」への選局を行う。
このように、「複数台/複数画面モード」で複数画面表示中に、選局操作があった場合に、マスタ側で視聴していた番組が、自動的にスレーブ側で表示されるように制御される。このため、これまで視聴していた番組の連続性を確保しながら、選局操作を行うことができる。
図6は、本発明による表示システムの動作例を説明するためのフロー図である。図7は、図6のフローの続きである。本例では、図1のシステム構成に基づいて説明する。なお、TV受像機1(TV1)がマスタ、TV受像機2(TV2)がスレーブに設定され、TV受像機1及びTV受像機2共にスタンバイ状態にあるものとする。
まず、マスタのTV受像機1は、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が電源オンであるか否かを判定する(ステップS11)。そして、TV受像機1は、解析結果が電源オンであると判定した場合(YESの場合)、電源をオンし(ステップS12)、また、解析結果が電源オンではないと判定した場合(NOの場合)、リモコン3からの操作信号の受信待ち状態に移行する。
次に、電源がオンされたTV受像機1は、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が複数画面表示であるか否かを判定する(ステップS13)。そして、TV受像機1は、解析結果が複数画面表示であると判定した場合(YESの場合)、スレーブのTV受像機2に対して、電源をオンするように指示し(ステップS14)、この指示を受けてTV受像機2は、音声ミュートで電源をオンする(ステップS15)。また、TV受像機1は、解析結果が複数画面表示ではないと判定した場合(NOの場合)、解析結果が選局であるか否かを判定する(ステップS16)。
そして、TV受像機1は、ステップS16において、解析結果が選局であると判定した場合(YESの場合)、選局を行い(ステップS17)、また、解析結果が選局ではないその他の処理と判定した場合(NOの場合)、その他の処理を行う(ステップS18)。
次に、図7に基づいて、TV受像機1,2が共に電源オンされ複数画面表示中における動作例について説明する。まず、TV受像機1は、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が選局か否かを判定する(ステップS19)。そして、TV受像機1は、解析結果が選局であると判定した場合(YESの場合)、スレーブのTV受像機2に対して、TV受像機1で視聴中のチャンネルの選局を指示し(ステップS20)、この指示を受けてTV受像機2は、TV受像機1から指示されたチャンネルを選局する(ステップS21)。また、TV受像機1は、リモコン3からの選局指示に応じた選局を行う(ステップS22)。なお、ステップS20とステップS22の順序はこれに限定されないものとする。これらステップS19〜S22までの一連の処理は、図5で説明した処理に対応する。
次に、TV受像機1は、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が操作切換か否かを判定する(ステップS23)。そして、TV受像機1は、解析結果が操作切換であると判定した場合(YESの場合)、音声ミュートすると共に(ステップS24)、スレーブのTV受像機2に対して、音声出力を指示する(ステップS25)。この指示を受けてTV受像機2は、音声ミュートを解除し、映像と共に、音声を出力する(ステップS26)。なお、ステップS24とステップS25の順序はこれに限定されないものとする。以後、TV受像機2がマスタ、TV受像機1がスレーブとなる。マスタ/スレーブの関係が逆になるのに伴い、TV受像機1の画面上に表示されている音声出力中アイコン1a(図1)は非表示となり、TV受像機2の画面上に音声出力中アイコンが表示される。
次に、TV受像機1は、リモコン3からの操作信号を解析し、解析結果が複数画面表示終了か否かを判定する(ステップS27)。そして、TV受像機1は、解析結果が複数画面表示終了であると判定した場合(YESの場合)、スレーブのTV受像機2に対して、電源オフを指示し(ステップS28)、この指示を受けてTV受像機2は、電源をオフする(ステップS29)。また、TV受像機1は、解析結果が複数画面表示終了ではなくその他の処理と判定した場合(NOの場合)、その他の処理を行う(ステップS30)。
なお、上記において、複数画面表示を終了した場合、マスタのTV受像機1だけが映像及び音声を出力している状態となり、どのTVが音声を出力しているのかは明らかである。このため、音声出力中アイコン1a(図1)を非表示とすることが望ましい。
このように本発明によれば、複数台のTVを通信可能に接続し、TV間で操作指示を伝送することができるため、ユーザに対して、1つのリモコンであたかも複数画面機能を持つ1台のTVを操作しているような操作感を提供することが可能となる。
1,2,2a,2b…TV受像機、1a…音声出力中アイコン、1b…相手機器選択画面、1c…選択決定、1d…選択解除、3…リモコン、4…LAN、11…受信アンテナ、12…デジタルチューナ部、13…デジタル復調部、14…分離部、15…ビデオデコード/キャプチャ部、16…OSD処理部、17…オーディオデコード部、18…ビデオ出力変換部、19…オーディオ出力変換部、20…表示部、21…スピーカ、22……RAM、23…制御部、23a…判定手段、23b…操作信号解析手段、23c…操作内容指示手段、24…不揮発性メモリ、25…通信制御部、26…リモコン受光部、31…電源ボタン、32…チャンネル選択ボタン(選局ボタン)、33…チャンネル上下ボタン、34…放送切換ボタン、35…入力切換ボタン、36…番組表表示ボタン、37…番組情報表示ボタン、38…メニュー画面表示ボタン、39…移動・決定ボタン、40…終了ボタン、41…戻るボタン、42…カラーボタン、43…複数画面表示ボタン、44…操作切換ボタン。

Claims (5)

  1. 複数の表示装置が通信可能に接続された表示システムであって、
    前記表示装置は、操作装置からの操作信号を受信したときに該操作信号が有効か無効かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記操作信号が有効と判定した場合、該操作信号の内容を解析する操作信号解析手段と、
    該操作信号解析手段による解析結果に応じた操作内容を、前記表示装置と接続された他の表示装置に指示する操作内容指示手段とを備え、
    前記他の表示装置は、前記操作内容指示手段から指示された操作内容に従って動作することを特徴とする表示システム。
  2. 請求項1に記載の表示システムにおいて、前記複数の表示装置の中の1つをマスタとし、それ以外をスレーブとして予め定めておき、前記マスタとなった表示装置は前記操作信号を有効と判定し、前記スレーブとなった他の表示装置は前記操作信号を無効と判定することを特徴とする表示システム。
  3. 請求項2に記載の表示システムにおいて、前記マスタとなった表示装置及び前記スレーブとなった他の表示装置がいずれもスタンバイ状態にあるときに、前記マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が電源オンであった場合、前記マスタとなった表示装置のみが電源をオンすることを特徴とする表示システム。
  4. 請求項3に記載の表示システムにおいて、前記マスタとなった表示装置の電源がオンになった後に該マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が複数画面表示であった場合、前記操作内容指示手段は、前記スレーブとなった他の表示装置に対して、音声をミュートした状態で電源をオンするように指示することを特徴とする表示システム。
  5. 請求項4に記載の表示システムにおいて、前記スレーブとなった他の表示装置の電源がオンになった後に前記マスタとなった表示装置が受信した操作信号について、前記操作信号解析手段による解析結果が操作切換であった場合、前記マスタとなった表示装置が音声をミュートすると共に、前記操作内容指示手段は、前記スレーブとなった他の表示装置に対して、音声ミュートを解除し、前記表示装置の代わりにマスタとなるように指示することを特徴とする表示システム。
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