JP2014063593A - 発光制御システム、発光制御装置、及び発光装置 - Google Patents

発光制御システム、発光制御装置、及び発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】同一空間内の異なった位置に配置される、各々が単体として形成される複数の発光装置を音波により制御して、視覚に訴える大域的な演出を提供できる発光制御システムを提供することである。
【解決手段】LEDコントローラ1のトリガ装置21はオペレータの操作に応じてトリガ信号を音波パターン記録装置23に与える。音波パターン記録装置23はトリガ信号に対応する音波パターンをミキサ25に出力する。ミキサ25は音波パターンの音量や出力バランスを調整してスーパーツイータ17L,17Rへ与える。スーパーツイータ17L,17Rは、音波パターンを空間に出力する。LEDブレスレット19の各々は、MCU31によって、マイクロフォン29で受け取った音波パターンに応じて、LED33を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光装置の点灯及び消灯を遠隔操作で制御する発光制御システム及びその関連技術に関する。
本件出願人による特許文献1の玩具では、家庭用テレビのスピーカから出力されるテレビ番組の音声の音階をコード送信装置が認識し、認識された音声が、予め用意された複数のフレーズのどれに一致するか判断する。そして、コード送信装置は、一致したフレーズに対応するコードを、赤外発光ダイオードを明滅させることによってコード受信装置に送信する。コード受信装置においては、赤外線受光モジュールがコード送信装置から送信された赤外線コードを受信し、受信したコードに基づいてLEDの点滅およびスピーカからの音声の出力を行う。
特開2002−341886号公報
しかしながら、上記玩具では、家庭用テレビから出力されるテレビ番組の音声のフレーズに従って、棒状のコード受信装置の両端のLEDが点滅するにすぎない。つまり、単体であるコード受信装置のLEDが点滅するにすぎない。
また、例えば、演奏される楽曲とは別個に、人間が演奏を聞きながらマニュアルでLED等の発光装置を制御して、光による演出を行ないたい場合もある。この場合、上記玩具のように、可聴域の音声により発光装置を制御したのでは、本来の演奏の邪魔をしてしまう。つまり、視覚に訴える演出を行うことによって、聴覚に訴えるイベントを妨害してしまう。
さらに、上記玩具では、時や場所が異なっていても、テレビ番組の音声のフレーズが同じならば、LEDの点滅パターンも同じである。つまり、各フレーズに対する点滅パターンは固定されている。従って、飽き易く、面白みに欠けると感じることもある。例えば、コンサート等において、観客が持って振るライトペン等の発光装置を制御する際、各フレーズに対して点滅パターンが固定されている場合は、その光による演出は、画一的でコンサート独特のライブ感を得ることができない。つまり、視覚に訴える演出を効果的に行うことができない。
そこで、本発明は、同一空間内の異なった位置に配置される、各々が単体として形成される複数の発光装置を音波により制御して、視覚に訴える大域的な演出を提供できる発光制御システム及びその関連技術を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、聴覚に訴えるイベントを妨害することなく、音波を利用した視覚に訴える演出を行うことができる発光制御システム及びその関連技術を提供することを目的とする。
本発明のさらに他の目的は、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる発光制御システム及びその関連技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、発光制御システムは、各々が、音波に応答して個別に発光可能で、使用時に同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される複数の発光装置と、音波を生成して、前記音波を、前記空間に出力して、前記各発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、前記発光装置の各々は、発光手段と、前記発光制御装置が前記空間に出力した前記音波を入力して、前記音波の強度、周波数、又は、パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む。
この構成によれば、同一空間内の異なった位置に配置される、各々が単体として形成される複数の発光装置を音波により制御して、視覚に訴える大域的な演出を提供できる。
この発光制御システムにおいて、前記発光制御装置は、音波を生成する音波生成手段と、オペレータによる操作を受け付けて、前記音波生成手段が生成した前記音波の出力状態を制御する出力制御手段と、前記出力状態が制御された前記音波を空間に出力する出力手段と、を含む。
この構成によれば、オペレータが出力制御手段を操作して、つまり、マニュアルで、音波の出力状態を制御できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
この発光制御システムにおいて、前記出力制御手段による前記出力状態の制御は、前記音波の強度の制御及び/又は前記音波を複数チャンネルから出力する場合の出力バランスの制御である。
この構成によれば、オペレータが出力制御手段を操作して、つまり、マニュアルで、強度(例えば音量)や出力バランス(例えば左右バランス)を制御できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
上記発光制御システムにおいて、前記音波生成手段は、前記音波としての音波パターンを記録する記録手段を含む。
この構成によれば、キーボード等による人間の操作では実現困難あるいは実現不可能な音波パターンを予め作成し、記録しておくことで、発光手段による多様な発光パターンを実現できる。
この発光制御システムにおいて、前記音波生成手段は、オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段をさらに含む。
この構成によれば、オペレータが指示手段を操作して、つまり、マニュアルで、出力する音波パターンを選択できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
上記発光制御システムにおいて、前記発光制御装置は、音波を生成する音波生成手段と、生成された前記音波を空間に出力する出力手段と、を含み、前記音波生成手段は、前記音波としての音波パターンを記録する記録手段と、オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を含む。
この構成によれば、オペレータが指示手段を操作して、つまり、マニュアルで、出力する音波パターンを選択できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
上記発光制御システムにおいて、前記音波パターンは、強度、周波数、持続時間、無音期間、又は、位相により定義された音波データである。
この構成によれば、5つのパラメータにより、音波パターンを定義できるので、多様な音波パターンを作成でき、ひいては、発光手段による多様な発光パターンを実現できる。
上記発光制御システムにおいて、前記音波を複数チャンネルから出力する場合、前記音波パターンは、前記チャンネルごとに設定される。
この構成によれば、チャンネルごとに音波パターンが設定されるので、複数の発光手段による多様な発光パターンを実現できる。
上記発光制御システムにおいて、前記発光制御装置は、不可聴域の音波を生成する。
この構成によれば、不可聴域の音波により、発光装置が制御されるので、聴覚に訴えるイベント(例えば、ライブ演奏)を行っている最中においても、そのイベントを妨害することなく、視覚に訴える演出を行うことができる。
本発明の第2の観点によれば、発光制御システムは、不可聴域の音波に応答して発光可能な発光装置と、不可聴域の音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、前記発光装置は、発光手段と、前記発光制御装置が与えた前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む。
この構成によれば、不可聴域の音波により、発光装置が制御されるので、聴覚に訴えるイベント(例えば、ライブ演奏)を行っている最中においても、そのイベントを妨害することなく、音波を利用した視覚に訴える演出を行うことができる。
本発明の第3の観点によれば、発光制御システムは、音波に応答して発光可能な発光装置と、音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、前記発光制御装置は、オペレータによる操作を受け付けて、前記音波の出力状態を制御する出力制御手段を含み、前記発光装置は、発光手段と、前記出力制御手段による制御を受けた前記音波を入力して、前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む。
この構成によれば、オペレータが出力制御手段を操作して、つまり、マニュアルで、音波の出力状態を制御できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
本発明の第4の観点によれば、発光制御システムは、音波に応答して発光可能な発光装置と、音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、前記発光制御装置は、前記音波としての音波パターンを記録する記録手段と、オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を含み、前記発光装置は、発光手段と、前記指示手段による指示で出力された前記音波を入力して、前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む。
この構成によれば、オペレータが指示手段を操作して、つまり、マニュアルで、出力する音波パターンを選択できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
本発明の第5の観点によれば、発光制御装置は、各々個別に発光可能な複数の発光装置を制御する発光制御装置において、各々が、音波に応答して発光可能で、同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される前記複数の発光装置が配置される前記空間に、強度、周波数、又は、パターンにより決定される音波を出力することを特徴とする。
この構成によれば、上記第1の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第6の観点によれば、発光制御装置は、発光装置を制御する発光制御装置において、不可聴域の音波に応答して発光可能な前記発光装置に、前記音波を与えることを特徴とする。
この構成によれば、上記第2の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第7の観点によれば、発光制御装置は、音波に応答して発光可能な発光装置を制御する発光制御装置において、オペレータによる操作を受け付けて、前記発光装置に与える音波の出力状態を制御することを特徴とする。
この構成によれば、上記第3の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第8の観点によれば、発光制御装置は、音波に応答して発光可能な発光装置を制御する発光制御装置であって、前記発光装置に与える音波としての音波パターンを記録する記録手段と、オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を備える。
この構成によれば、上記第4の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第9の観点によれば、各々が、音波に応答して個別に発光可能で、同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される複数の発光装置により発光装置群を形成し、前記発光装置の各々は、発光手段と、音波の強度、周波数、又は、パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む。
この構成によれば、上記第1の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第10の観点によれば、発光装置は、発光手段と、不可聴域の音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える。
この構成によれば、上記第2の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第11の観点によれば、発光装置は、発光手段と、オペレータによる操作により出力状態が制御された音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える。
この構成によれば、上記第3の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の第12の観点によれば、発光装置は、発光手段と、音波パターンを記録した記録手段から、オペレータによる操作により選択されて出力された前記音波パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える。
この構成によれば、上記第4の観点による発光制御システムと同様の効果を奏する。
本発明の実施の形態による発光制御システムを導入した演奏会場の全体構成を示すブロック図である。 図1のLEDコントローラ1及びLEDブレスレット19の電気的構成を示す図である。 (a)図2の音波パターン記録装置23に格納される音波パターンの第1の例を示す模式図である。(b)音波パターンの第2の例を示す模式図である。(c)音波パターンの第3の例を示す模式図である。 音波パターンの第4の例を示す模式図である。 同一持続時間OTに出力される異なる周波数を持つ音波の説明図である。 図1のLEDブレスレット19の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付してその説明を援用する。
図1は、本発明の実施の形態による発光制御システムを導入した演奏会場の全体構成を示すブロック図である。図1を参照して、この演奏会場には、LEDコントローラ(以下、単に「コントローラ」と呼ぶ。)1、左チャンネル用スーパーツイータ17L、右チャンネル用スーパーツイータ17R、複数のLEDブレスレット(以下、単に「ブレスレット」と呼ぶ。)19、ドラム3、ギター5、キーボード7、ベース9、ボーカル用マイクロフォン11、ミキサ13、左チャンネル用スピーカ15L、及び右チャンネル用スピーカ15Rが配置される。
左チャンネル用スーパーツイータ17L及び右チャンネル用スーパーツイータ17Rを区別して説明する必要がないときは、「スーパーツイータ17」と表記する。左チャンネル用スピーカ15L及び右チャンネル用スピーカ15Rを区別して説明する必要がないときは、「スピーカ15」と表記する。
コントローラ1、スーパーツイータ17、及び複数のブレスレット19は、発光制御システムを構成する。ブレスレット19は、演奏会場の客席の観客が手首に装着する。つまり、各ブレスレット19は、単体として形成され、使用時に同一空間内の異なった位置に配置される。
コントローラ1が生成した音(以下、「制御音」と呼ぶこともある。)はスーパーツイータ17に与えられ、演奏会場の空間に出力される。各ブレスレット19は、制御音に応答して個別に発光する。
本実施の形態では、制御音は、人間の不可聴域の周波数(例えば20kHz以上)を持つ音波(超音波)である。ただし、人間の不可聴域には個人差があり、制御音を、例えば16kHz以上の周波数を持つ音波とすることもできる。
さて、ボーカリスト(図示せず)の音声はマイクロフォン11により電気信号に変換されミキサ13に与えられる。ベース9の音はマイクロフォン(図示せず)により電気信号に変換されミキサ13に与えられる。キーボード7が生成した音はミキサ13に与えられる。ギター5の音はマイクロフォン(図示せず)により電気信号に変換されミキサ13に与えられる。ドラム3の音はマイクロフォン(図示せず)により電気信号に変換されミキサ13に与えられる。
ミキサ13は、マイクロフォン11、ベース9、キーボード7、ギター5、及びドラム3からの音のレベルやバランスを調整し混合して、スピーカ15に与える。すると、スピーカ15は、ミキサ13からの音を演奏会場の空間に出力する。
図2は、図1のコントローラ1及びブレスレット19の電気的構成を示す図である。図2を参照して、コントローラ1は、トリガ装置21、音波パターン記録装置23、及びミキサ25を備える。ミキサ25は、アンプ27を含む。
各ブレスレット19は、マイクロフォン29、アンプ30、MCU(Micro Controller Unit)31、発光ダイオード(LED)33、及び電池(図示せず)を含む電源35を備える。
本実施の形態では、コントローラ1のトリガ装置21として、鍵盤楽器であるキーボードを使用する。オペレータによりトリガ装置21の鍵盤が押下されると、その鍵盤に対応するトリガ信号が音波パターン記録装置23に与えられる。鍵盤ごとに異なったトリガ信号が出力される。
音波パターン記録装置23は、制御音として様々な音波パターンを格納する。音波パターン記録装置23では、音波パターンは、それぞれ異なったトリガ信号と関連付けられている。従って、音波パターン記録装置23は、トリガ装置21から入力されるトリガ信号に応答して、当該トリガ信号に関連付けられた音波パターンをミキサ25に出力する。なお、異なる複数の音波パターンに、1つのトリガ信号(鍵盤)を関連付けることもできる。
ミキサ25は、オペレータにより操作され、入力レベル調整のためのノブ、パンニングのためのノブ、及びアンプ27により音量を調整するためのフェーダー等を含み、入力された音波パターンは、これらによる調整後に、スーパーツイータ17へ出力される。その結果、スーパーツイータ17は、制御音としての音波パターンを、演奏会場の空間に出力する。
なお、トリガ装置21のオペレータは、ミキサ25のオペレータと同一であってもよいし、違ってもよい。
一方、ブレスレット19のマイクロフォン29は、スーパーツイータ17が出力した制御音としての音波パターンを電気信号に変換し、アンプ30に与える。アンプ30は、電気信号に変換された音波パターンを増幅して、MCU31に出力する。MCU31は、音波パターンの強度、周波数、又は、パターン内容に応じて、LED33の点灯及び消灯を制御する。なお、MCU31及びLED33は、電源35から与えられる電源電圧により駆動する。
次に、音波パターン記録装置23に格納される音波パターンの例を説明する。
図3(a)は、音波パターンの第1の例を示す模式図である。図3(a)を参照して、この音波パターン50は、周波数が第1周波数、音量が第1音量値、持続時間OTが第1所定値の音波50−1である。音波パターン記録装置23は、トリガ装置21から、音波パターン50に対応するトリガ信号を受信すると、音波パターン50をミキサ25に与える。この場合、音波パターン記録装置23がトリガ信号を一旦検知すれば、そのトリガ信号が持続時間OTの間継続して入力されなかった場合でも、音波50−1は、持続時間OTの間、出力され、それから停止する。
図3(b)は、音波パターンの第2の例を示す模式図である。図3(b)を参照して、音波パターン52は、音波52−1〜52−5を、無音期間STを挟んで配置した音波パターンである。音波52−1〜52−5の各々は、周波数が第1周波数、音量が第1音量値、持続時間OTが第1所定値の音波である。
ここで、音波52−1〜52−5を総称して「音波52−n」と表記する。
音波パターン記録装置23は、トリガ装置21から、音波パターン52に対応するトリガ信号を受信すると、音波52−nをミキサ25に与える。この場合、音波パターン記録装置23は、トリガ信号を継続して受信している限り、無音期間STを挟んだ音波52−nをループして出力し続ける。そして、トリガ信号が入力されなくなったら、音波パターン記録装置23は、音波52−nを停止する。ただし、持続時間OTの間に、トリガ信号が入力されなくなった場合でも、音波パターン記録装置23は、その持続時間OTの間は音波52−nを出力し、その後停止する。
図3(c)は、音波パターンの第3の例を示す模式図である。図3(c)を参照して、音波パターン54は、音波54−1〜54−5を、無音期間STを挟んで配置した音波パターンである。音波54−1〜54−5の音量は、それぞれ、第2〜第6音量値である。また、音波54−1〜54−5は、周波数が第1周波数、持続時間OTが第1所定値の音波である。
ここで、音波54−1〜54−5を総称して「音波54−n」と表記する。
音波パターン記録装置23は、トリガ装置21から、音波パターン54に対応するトリガ信号を受信すると、音波54−nをミキサ25に与える。この場合、音波パターン記録装置23は、トリガ信号を継続して受信している限り、無音期間STを挟んだ音波54−nを出力し続ける。そして、トリガ信号が入力されなくなったら、音波パターン記録装置23は、音波54−nを停止する。ただし、トリガ信号が継続して入力されている場合であっても、音波パターン記録装置23は、最後の音波54−5を持続時間OTで出力した後は、音波の出力を停止する。また、どの音波54−nであっても、持続時間OTの間に、トリガ信号が入力されなくなった場合は、音波パターン記録装置23は、その持続時間OTの間は音波52−nを出力し、その後停止する。
なお、音波パターン50,52及び54は、それぞれ、右チャンネル及び左チャンネルで同じであるが、音波パターン記録装置23には、左右それぞれに対して音波パターンが格納される。従って、左右で音波パターンは同じでも、左右でトリガ信号(鍵盤)は異なる。
図4は、音波パターンの第4の例を示す模式図である。図4を参照して、音波パターン56は、右チャンネル用音波パターン及び左チャンネル用音波パターンからなる。右チャンネル用音波パターンは、音波56R−1〜56R−5を、無音期間STを挟んで配置した音波パターンである。左チャンネル用音波パターンは、音波56L−1〜56L−5を、無音期間STを挟んで配置した音波パターンである。音波56R−1〜56R−5の各々および音波56L−1〜56L−5の各々は、周波数が第1周波数、音量が第1音量値、持続時間OTが第1所定値の音波である。
ただし、右チャンネル用音波パターンと左チャンネル用音波パターンとは、位相がずれている。この例では、右チャンネル用音波パターンの持続時間OTは、左チャンネル用音波パターンの無音期間STと同じ長さであり、右チャンネル用音波パターンの無音期間STは、左チャンネル用音波パターンの持続時間OTと同じ長さである。そして、右チャンネル用音波パターンと左チャンネル用音波パターンとは、持続時間OT(無音期間ST)と同じ時間(上記第1所定値)だけ位相がずれている。
ここで、音波56R−1〜56R−5を総称して「音波56R−n」と表記し、音波56L−1〜56L−5を総称して「音波56L−n」と表記する。
音波パターン記録装置23は、トリガ装置21から、音波パターン56に対応するトリガ信号を受信すると、音波56R−1の出力を開始する。この場合、音波パターン記録装置23は、トリガ信号を継続して受信している限り、無音期間STを挟んだ音波56R−nをループして出力し続ける。一方、音波パターン記録装置23は、音波56R−1の持続時間OTの終了時に、音波56L−1の出力を開始する。この場合、音波パターン記録装置23は、トリガ信号を継続して受信している限り、無音期間STを挟んだ音波56L−nをループして出力し続ける。
そして、トリガ信号が入力されなくなったら、音波パターン記録装置23は、音波56R−n及び56L−nを停止する。ただし、音波56R−nの持続時間OTの間に、トリガ信号が入力されなくなった場合でも、音波パターン記録装置23は、その持続時間OTの間は音波56R−nを出力し、その後停止する。音波56L−nについても同様である。
なお、音波パターン56に対して1つのトリガ信号(鍵盤)が割り当てられる。この点、左右それぞれに対してトリガ信号が割り当てられる上記音波パターン50,52及び54と異なる。
以上、音波パターン記録装置23に格納される音波パターンを例示したが、音波パターンは、それらに限定されない。
ここで、持続時間OT、無音期間ST、周波数、音量(音圧)、および、位相は、それぞれ、音波パターンを定義するためのパラメータである。なお、音量は、音波の強度を表す指標の1つである。
音波パターン50の音波51−1の各パラメータは、任意の値に設定することができる。音波パターン50は、パラメータを変えて、複数用意することができる。音波パターン記録装置23は、トリガ信号の入力が持続時間OTに停止した場合、直ちに、音波51−1の出力を停止することもできる。音波パターン50は、無音期間を設けることなしにループさせることもできる。つまり、この場合、トリガ信号が入力される限り、継続して、音波50−1が出力され続ける。
音波パターン52の音波52−nの各パラメータは、任意の値に設定することができる。この場合、全音波52−nで、パラメータを共通にすることもできるし、それぞれの音波52−nでパラメータを異ならせることもできるし、それぞれの音波52−nでパラメータを一部共通にし他を異ならせることもできる。また、音波52−nのうち、第1の特定の音波のパラメータを共通にし、第2の特定の音波のパラメータを共通にし、第1の特定の音波と第2の特定の音波のパラメータを異ならせることもできる。音波52−nをループさせることなく、N個(Nは2以上の整数)の音波52−nの出力終了後に停止することもできる。音波パターン52は、パラメータを変えて、複数用意することができる。
音波パターン54は、音波パターン52において、音波52−nのそれぞれの音量を異ならせ、他のパラメータを全音波52−nで同じにし、音波52−nの数を5個とすることにより得られる音波パターンである。
音波パターン50,52及び54は、それぞれ、右チャンネル及び左チャンネルに対して用意され、左右で異なるトリガ信号(鍵盤)が割り当てられた。ただし、音波パターン50,52及び54を、それぞれ、右チャンネル及び左チャンネルに対して共通に用意し、左右で同一のトリガ信号(鍵盤)を割り当てることもできる。音波パターン50,52及び54を、それぞれ、モノラル信号として用意することもできる。
音波パターン56において、右用音波パターン及び左用音波パターンのそれぞれで別個に、パラメータを設定できる。例えば、左右で音波の持続時間OTが重複してもよい。また、音波パターン56では、パラメータとしての位相のずれ量があるが、この位相のずれ量も任意に設定できる。音波パターン56は、パラメータを変えて、複数用意することができる。
上記例では、同じ持続時間OTに出力される音波は1つの周波数を持つ音波であった。ただし、同じ持続時間OTに、周波数の異なるM(Mは2以上の整数)個の音波を出力することもできる。つまり、このような音波からなる音波パターンを音波パターン記録装置23に格納できる。
図5は、同一持続時間OTに出力される異なる周波数を持つ音波の説明図である。図5を参照して、音波パターンにおいて、異なる周波数f0及びf1を持つ音波58及び60が、同一持続時間OTに出力されることができる。例えば、図3(a)の音波パターン50において、音波50−1は、周波数f0及びf1を持つ音波からなる。例えば、図3(b)の音波パターン52において、音波52−nの各々は、周波数f0及びf1を持つ音波からなる。例えば、図4の音波パターン56において、音波56R−nの各々および56L−nの各々は、周波数f0及びf1を持つ音波からなる。
また、周波数f0とf1との差Fは、ブレスレット19のLED33の制御がうなりや差音の影響を極力受けないように設定される。
なお、異なる持続時間OTのそれぞれの音波において、含まれる音波の周波数は個別に設定できる。例えば、図3(b)の音波パターン52において、音波52−1を周波数f0及びf1を持つ音波とし、音波52−2を周波数f3及びf4を持つ音波とすることもできる。
また、同じ持続時間OTに、周波数帯域の異なるL(Lは2以上の整数)個の音波群を出力することもできる。つまり、このような音波群からなる音波パターンを音波パターン記録装置23に格納できる。
ところで、ブレスレット19のMCU31は、マイクロフォン29を介して、上記のような音波パターンに含まれる音波を受け取ると、持続時間OTの間、LED33をオンにし、無音期間STの間、LED33をオフにする。
このように、上記音波パターンは、LED33の点灯状態を制御するためのものであるが、LED33を消灯させるための音波パターンを用意することもできる。つまり、ブレスレット19のMCU31は、マイクロフォン29を介して、消灯のための音波パターンに含まれる音波を受け取ると、直ちに、LED33をオフにする。
例えば、点灯状態を制御するための全音波パターンの全音波の周波数を同一とし(以下、「点灯周波数」と呼ぶ。)、消灯のための音波パターンは、図3(a)の音波パターン50とし、その音波50−1の周波数(以下、「消灯周波数」と呼ぶ。)は、点灯周波数と異なる周波数に設定する。
消灯のための音波パターンは、例えば、反響音等により、ブレスレット19のLED33が点灯してしまった場合など、コントローラ1のオペレータが意図しないLED33の発光をオフにするために利用できる。また、例えば、消灯のための音波パターンは、点灯状態が持続する音波パターンを出力した後に、オペレータの所望の時に、消灯する場合など、積極的な演出の制御のために利用することもできる。
ところで、上記のように、本実施の形態では、音波によってブレスレット19のLED33の発光を制御する。この場合、音波を出力するスーパーツイータ17から各ブレスレット19までの距離に応じて、音波の各ブレスレット19までの到達時間が異なる。音波の速度(大気中の音速は約344m/s)は、光や電波に比べるとはるかに遅いし、光に対する音波伝播の遅延は(花火や雷など)、人間も容易に感じることができる。従って、全ブレスレット19の発光が同一タイミングで制御されるのではなく、スーパーツイータ17に近いブレスレット19から遠いブレスレット19に向かって順に発光が制御される様子を視認可能である。例えば、スーパーツイータ17から放射状に広がる音波、つまり、音波伝播を、LED33による光の波紋として視認することも可能である。
さて、以下では、点灯状態を制御するための全音波パターンの全音波の周波数を同一とし(点灯周波数)、ブレスレット19の機能を説明する。
図6は、ブレスレット19の機能ブロック図である。図6を参照して、ブレスレット19は、音波受信部70、A/D変換部72、デジタルフィルタ74、判定部76、LED制御部78、及び、LED33を備える。
音波受信部70は、スーパーツイータ17が出力した音波を受信し、アナログ電気信号に変換し増幅して、A/D変換部72に与える。A/D変換部72は、入力されたアナログ電気信号をデジタル信号に変換して、デジタルフィルタ74に与える。デジタルフィルタ74は、入力されたデジタル信号から、点灯周波数の音波成分を抽出して、判定部76に与える。
判定部76は、入力された点灯周波数の音波成分の強度を、所定の閾値と比較し、比較結果(強度が閾値以上なら肯定判定、強度が閾値より小さいなら否定判定)をLED制御部78に与える。LED制御部78は、判定部76から与えられた比較結果が肯定判定を示している場合、LED33をオンにする。一方、LED制御部78は、判定部76から与えられた比較結果が否定判定を示している場合、LED33をオフにする。なお、LED制御部78は、肯定判定が継続して与えられている限り、LED33のオン状態を維持し、否定判定が与えられると、LED33をオフにする。
ここで、音波受信部70は、マイクロフォン29及びアンプ30により実現される。A/D変換部72は、MCU31に内蔵されるA/Dコンバータ(図示せず)により実現される。デジタルフィルタ74は、MCU31が、内蔵のメモリ(図示せず)に格納された、点灯周波数成分抽出プログラムを実行することにより実現される。判定部76は、MCU31が、内蔵のメモリ(図示せず)に格納された、判定プログラムを実行することにより実現される。LED制御部78は、MCU31が、内蔵のメモリ(図示せず)に格納された、LED制御プログラムを実行することにより実現される。
以上の結果、トリガ装置21のオペレータは、押鍵により、演奏される楽曲に合わせて、スーパーツイータ17から様々な音波パターンを出力して、様々な態様で多数のブレスレット19のLED33の発光を制御できる。また、ミキサ25のオペレータは、フェーダーやノブ等を操作して、演奏される楽曲に合わせて、音量調整やパンニング等を行い、スーパーツイータ17から音波パターンを出力して、様々な態様で多数のブレスレット19のLED33の発光を制御できる。
例えば、音波パターンをステレオで用意した場合は、ミキサ25にて、右チャンネルのパンニングのノブは最大右に、左チャンネルのパンニングのノブは最大左に固定し、左右のフェーダーで任意に左右の音量を調整することによって、スーパーツイータ17R,17Lからの出力のバランスを調整する。例えば、音波パターンをモノラルで用意した場合は、ミキサ25にて、パンニングのノブによって、スーパーツイータ17R,17Lからの出力のバランスを調整し、また、フェーダーで任意に音量を調整する。
ミキサ25による音量調整による演出の例を挙げる。
例えば、左右チャンネルの音量を同時に徐々に上げていくと、スーパーツイータ17から近いブレスレット19から遠いブレスレット19に向かって、順に、到達した音波の強度が上記閾値以上のレベルになる。従って、スーパーツイータ17から近いブレスレット19から遠いブレスレット19に向かって、順に、ブレスレット19のLED33が発光していく。
例えば、左右チャンネルの音量をゼロにし、右チャンネルの音量を上げると、会場の右エリアのブレスレット19のLED33だけを点灯でき、再び、右チャンネルの音量をゼロにして、左チャンネルの音量を上げると、会場の左エリアのブレスレット19のLED33だけを点灯できる。
このように、左右チャンネルの音量調整によって、左右方向及び奥行き方向でのブレスレット19のLED33の発光を制御できる。
なお、本明細書において、左右とは、スーパーツイータ17から会場の観客を見た場合の左右であり、奥行きとは、スーパーツイータ17から会場の観客を見た場合の奥である。
ここで、例えば、スーパーツイータ17の向きを任意に変更できるようにすることもできる。そして、スーパーツイータ17をスポットライトの如く利用する。つまり、スーパーツイータ17が向いているエリア(スポット)に音波が出力され、そのエリアのブレスレット19のLED33だけを点灯させることができる。従って、スーパーツイータ17の向きを変えることで、音波が出力されるエリアを変更でき、エリア単位で、点灯するブレスレット19を変更できる。
さて、以上のように、本実施の形態によれば、同一空間内の異なった位置に配置される、各々が単体として形成される複数のLEDブレスレット19を音波により制御して、視覚に訴える大域的な演出を提供できる。
また、本実施の形態では、オペレータがミキサ25を操作して、つまり、マニュアルで、音波の出力状態(強度(例えば音量)や出力バランス(例えば左右バランス))を制御できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
また、本実施の形態では、キーボード等による人間の操作では実現困難あるいは実現不可能な音波パターンを予め作成し、音波パターン記録装置23に記録しておくことで、LEDブレスレット19による多様な発光パターンを実現できる。
さらに、本実施の形態では、オペレータがトリガ装置21を操作して、つまり、マニュアルで、出力する音波パターンを選択できるので、音波を利用した視覚に訴える演出を効果的に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、5つのパラメータ(強度、周波数、持続時間、無音期間、及び、位相)により、音波パターンを定義できるので、多様な音波パターンを作成でき、ひいては、LEDブレスレット19による多様な発光パターンを実現できる。
さらに、本実施の形態では、音波パターンは、左右のチャンネルごとに設定される。このように、左右のチャンネルごとに音波パターンが設定されるので、複数のLEDブレスレット19による多様な発光パターンを実現できる。つまり、会場の左エリアと右エリアとで、個別に、LEDブレスレット19の発光を制御できる。
さらに、本実施の形態によれば、音波パターンを不可聴域の音波で作成する。このように、不可聴域の音波により、LEDブレスレット19が制御されるので、聴覚に訴えるイベント(例えば、ライブ演奏)を行っている最中においても、そのイベントを妨害することなく、視覚に訴える演出を行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下のような変形も可能である。
(1)上記では、制御音(音波パターン)は、人間の不可聴域の周波数であった。ただし、人間の可聴域の周波数の制御音を使用することもできる。例えば、演奏の合間あるいは終了後において、コントローラ1のオペレータが、可聴域の制御音をもって、会場のブレスレット19のLED33を制御する。
(2)本明細書及び特許請求の範囲において、手段とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も含む。さらに、1つの手段の機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、もしくは2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明は、LED等の発光手段を遠隔操作して、視覚に訴える演出を行うエンターテインメントないしは照明の分野に利用可能である。
1…LEDコントローラ、3…ドラム、5…ギター、7…キーボード、9…ベース、11…ボーカル用マイクロフォン、13,25…ミキサ、15(15L,15R)…スピーカ、17(17L,17R)…スーパーツイータ、19…LEDブレスレット、21…トリガ装置、23…音波パターン記録装置、27…アンプ、29…マイクロフォン、31…MCU、33…LED、35…電源、50,52,54,56…音波パターン、50−1,52−n(52−1〜52−5),54−n(54−1〜54−5),56R−n(56R−1〜56R−5),56L−n(56L−1〜56L−5),58,60…音波、70…音波受信部、72…A/D変換部、74…デジタルフィルタ、76…判定部、78…LED制御部。

Claims (20)

  1. 各々が、音波に応答して個別に発光可能で、使用時に同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される複数の発光装置と、
    音波を生成して、前記音波を、前記空間に出力して、前記各発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、
    前記発光装置の各々は、
    発光手段と、
    前記発光制御装置が前記空間に出力した前記音波を入力して、前記音波の強度、周波数、又は、パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む発光制御システム。
  2. 前記発光制御装置は、
    音波を生成する音波生成手段と、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記音波生成手段が生成した前記音波の出力状態を制御する出力制御手段と、
    前記出力状態が制御された前記音波を空間に出力する出力手段と、を含む請求項1記載の発光制御システム。
  3. 前記出力制御手段による前記出力状態の制御は、前記音波の強度の制御及び/又は前記音波を複数チャンネルから出力する場合の出力バランスの制御である、請求項3記載の発光制御システム。
  4. 前記音波生成手段は、
    前記音波としての音波パターンを記録する記録手段を含む請求項2又は3記載の発光制御システム。
  5. 前記音波生成手段は、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段をさらに含む請求項4記載の発光制御システム。
  6. 前記発光制御装置は、
    音波を生成する音波生成手段と、
    生成された前記音波を空間に出力する出力手段と、を含み、
    前記音波生成手段は、
    前記音波としての音波パターンを記録する記録手段と、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を含む請求項1記載の発光制御システム。
  7. 前記音波パターンは、強度、周波数、持続時間、無音期間、又は、位相により定義された音波データである、請求項4から6のいずれかに記載の発光制御システム。
  8. 前記音波を複数チャンネルから出力する場合、前記音波パターンは、前記チャンネルごとに設定される、請求項4から7のいずれかに記載の発光制御システム。
  9. 前記発光制御装置は、不可聴域の音波を生成する、請求項1から8のいずれかに記載の発光制御システム。
  10. 不可聴域の音波に応答して発光可能な発光装置と、
    不可聴域の音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、
    前記発光装置は、
    発光手段と、
    前記発光制御装置が与えた前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む発光制御システム。
  11. 音波に応答して発光可能な発光装置と、
    音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、
    前記発光制御装置は、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記音波の出力状態を制御する出力制御手段を含み、
    前記発光装置は、
    発光手段と、
    前記出力制御手段による制御を受けた前記音波を入力して、前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む発光制御システム。
  12. 音波に応答して発光可能な発光装置と、
    音波を生成して、前記音波を、前記発光装置に与え、前記発光装置の発光を制御する発光制御装置と、を備え、
    前記発光制御装置は、
    前記音波としての音波パターンを記録する記録手段と、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を含み、
    前記発光装置は、
    発光手段と、
    前記指示手段による指示で出力された前記音波を入力して、前記音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む発光制御システム。
  13. 各々個別に発光可能な複数の発光装置を制御する発光制御装置において、
    各々が、音波に応答して発光可能で、同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される前記複数の発光装置が配置される前記空間に、強度、周波数、又は、パターンにより決定される音波を出力することを特徴とする発光制御装置。
  14. 発光装置を制御する発光制御装置において、
    不可聴域の音波に応答して発光可能な前記発光装置に、前記音波を与えることを特徴とする発光制御装置。
  15. 音波に応答して発光可能な発光装置を制御する発光制御装置において、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記発光装置に与える音波の出力状態を制御することを特徴とする発光制御装置。
  16. 音波に応答して発光可能な発光装置を制御する発光制御装置であって、
    前記発光装置に与える音波としての音波パターンを記録する記録手段と、
    オペレータによる操作を受け付けて、前記記録手段に対して、前記オペレータが指定した前記音波パターンを出力することを指示する指示手段と、を備える発光制御装置。
  17. 各々が、音波に応答して個別に発光可能で、同一空間内の異なった位置に配置され、単体として形成される複数の発光装置により発光装置群を形成し、
    前記発光装置の各々は、
    発光手段と、
    音波の強度、周波数、又は、パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を含む発光装置。
  18. 発光手段と、
    不可聴域の音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える発光装置。
  19. 発光手段と、
    オペレータによる操作により出力状態が制御された音波に応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える発光装置。
  20. 発光手段と、
    音波パターンを記録した記録手段から、オペレータによる操作により選択されて出力された前記音波パターンに応じて、前記発光手段の点灯及び消灯を制御する制御手段と、を備える発光装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038820A (ja) * 2013-06-25 2015-02-26 アニックスプランツワークス株式会社 携帯発光装置およびこれを用いた演出方法
JP2015073182A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社電通 コンテンツ同期システム、イベント演出システム、同期装置、ならびに記録媒体
JP2017055234A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 株式会社セガ トイズ 音信号連動システム、音信号送信装置、端末及び音信号連動方法
JP2018110071A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 株式会社ルミカ 発光具

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