JP2014063394A - 情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易かつ自然な直観的操作により信頼性に優れた認証を実現すること。
【解決手段】情報処理装置であって、その情報処理装置について、回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する検出手段と、その情報処理装置を予め定められた前記回転方向へ予め定められた前記角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、予め定められた順序で前記検出手段により検出されたときに認証を肯定的と判定する認証判定手段と、備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報サービスにおけるセキュリティに関する。
従来、ユーザ認証にはIDやパスワードなどの文字列が用いられ、その前提でフィッシングサイト対策なども行われてきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−154413号
しかし、IDやパスワードのようにキーボード入力を前提とした文字列は、本来的に、漏えいに対する脆弱性が大きいという問題があった。また、文字列による認証は、スマートフォンなどのタッチ操作入力においては、迅速性や正確性に劣るという問題もあった。
本発明の目的は、容易かつ自然な直観的操作により信頼性に優れた認証を実現することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、表示画面を備えた情報処理装置であって、その情報処理装置について、前記表示画面の面に沿った回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する検出手段と、その情報処理装置を予め定められた前記回転方向へ予め定められた前記角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、予め定められた順序で前記検出手段により検出されたときに認証を肯定的と判定する認証判定手段と、備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(7)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、情報処理装置における情報処理方法であって、その情報処理装置について、前記表示画面の面に沿った回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する検出処理と、その情報処理装置を予め定められた前記回転方向へ予め定められた前記角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、予め定められた順序で前記検出手処理により検出されたときに認証を肯定的と判定する認証判定処理と、コンピュータが実行することを特徴とする。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、検出されている前記回転角度を前記表示画面に表示する角度表示手段と、検出されている前記回転角度の変化を打ち消すように前記角度の表示画像を情報処理装置に対して回転させる回転手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記回転角度の表示は、外側リング部と内側部とを備え、外側リング部又は内側部の一方に角度を表す数字が表示され、他方はいずれかの前記数字を指し示すポインタ部を備え、前記回転手段は、外側リング部又は内側部の一方を、検出されている前記回転角度の変化を打ち消すように情報処理装置に対して回転させることを特徴とする。
本発明の他の態様(4)は、情報処理装置に対して情報サービスを提供するサーバ装置であって、前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信する受信手段と、受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定する認証判定手段と、認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(8)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、情報処理装置に対して情報サービスを提供するサーバ装置における情報処理方法であって、前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信する受信処理と、受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定する認証判定処理と、認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供する提供処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする。
本発明の他の態様(9)は、上記態様をコンピュータプログラムのカテゴリで捉えたもので、コンピュータを制御することにより、情報処理装置に対して情報サービスを提供させるコンピュータプログラムであって、そのプログラムはコンピュータを制御することにより、前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信させ、受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定させ、認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供させることを特徴とする。
本発明の他の態様(5)は、第1の情報処理装置に与えられる操作に基く認証により、第2の情報処理装置に対して情報サービスを提供するためのサーバ装置であって、前記第1の情報処理装置に対する操作であって、予め定められた回転方向へ予め定められた角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が予め定められた順序で行われたことを検出したときに認証が肯定的と判定する認証判定手段と、前記認証が肯定的と判定された場合に、前記第2の情報処理装置に対して前記情報サービスを提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記いずれかの態様において、前記サーバ装置は、認証を肯定的と判定すべき前記一連の操作として毎回異なる一連の操作を生成して前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置へ表示のために送信するワンタイム送信手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、容易かつ自然な直観的操作により信頼性に優れた認証を実現することができる。
本発明の第1実施形態について構成を示す機能ブロック図。 本発明の第1実施形態における情報(データ)を例示する図。 本発明の第1実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の第1実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の第1実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の第1実施形態における画面表示例を示す図。 本発明の第2実施形態について構成を示す機能ブロック図。 本発明の第2実施形態における情報(データ)を例示する図。 本発明の第2実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態について構成を示す機能ブロック図。 本発明の第3実施形態における処理手順を示すフローチャート。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について図に沿って例示する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項は適宜省略する。
〔1.第1実施形態〕
第1実施形態は、表示画面を備えたスマートフォンなどの携帯端末その他の情報処理装置(以下「端末T」と呼ぶ)において、単体で完結する認証の例で、端末Tを回転させることで、その端末T自体へログインするものである。
第1実施形態をどのようなログインに適用してもよいが、例えば、端末Tにおけるログインにより、画面ロック解除、アプリケーションプログラム(以下「アプリ」とも呼ぶ)の起動、アドレス帳等個人データへのアクセスなどが可能となる。
〔1−1.第1実施形態の構成〕
端末Tは、図1の構成図に示すように、コンピュータの構成として、CPU等の演算制御部6と、主メモリや補助記憶装置(例えばフラッシュメモリ他)等の記憶装置7と、通信ネットワークN(例えば、携帯電話、PHS、公衆無線LANなどの各種無線通信網、インターネットなど)との通信手段8(例えば、移動体通信網との通信回路、無線LANアダプタなど)と、を有する。
また、端末Tは、上記のようなコンピュータの構成に加え、内蔵充電池の充放電を制御する充電池制御部3と、通話の発着信や音声処理を制御する通話制御部4と、GPSなどで端末の位置を測位する測位部5と、を備える。さらに端末Tは、タッチパネル機能付き液晶等の表示画面Gと、ジャイロセンサなどを用いて端末の動きや姿勢を検出する動き検出部9と、を備える。
端末Tでは、演算制御部6が、図示しないプログラムを実行することにより、図1に示す要素を実現する。プログラムは、例えば、基本ソフトウェア、スマートフォンや携帯電話端末などのアプリ、各種ミドルウェア、スクリプト等である。実現される要素のうち情報の記憶手段は、記憶装置7上の各種ファイルやワークエリア等の他、ネットワークコンピューティング(クラウド)によるリモート記憶などでもよい。
また、記憶手段は、データの格納領域だけでなく、データの入出力や管理などの機能を含んでもよい。また、本出願に示す記憶手段の単位は説明上の便宜によるもので、適宜、構成を分けたり一体化できるほか、明示する記憶手段以外にも、各手段の処理データや処理結果などを記憶する記憶手段を適宜用いるものとする。図2は、正解記憶手段25に記憶されている情報の一例を示す(後述)。
なお、図中(例えば図1)の矢印は、データや制御などの流れについて主要な方向を補助的に示すもので、他の流れを否定したり方向の限定を意味するものではない。例えばある方向のデータ取得の前後に、データ要求や確認応答(ACK)が逆方向に発生し得る。
また、記憶手段以外の各手段は、以下に説明するような情報処理の機能・作用を実現・実行する処理手段であるが、これらは説明のために整理した機能単位であり、実際のハードウェア要素やソフトウェアモジュールとの一致は問わない。
〔1−2.第1実施形態の作用〕
図3は、第1実施形態において、端末Tがログインのための認証を受け付ける際の処理手順を示すフローチャートである。第1実施形態における認証では、端末Tの本体を、表示画面Gの正面から見て(例えば図4)、所定の回転方向(右または左)へ、所定の角度まで回転させて停止させる操作(以下「回転操作」とも呼ぶこととする)を単位とする一連の操作(すなわち操作の列)が、所定の順序で検出されたときに認証が肯定的と判定される。
このように単位となる回転操作を所定の順序で並べた操作の列すなわち一連の操作であって、端末Tへのログインを許可する条件である正解となるもの(例えば図2)を、正解列とも呼ぶこととする。
ここでは、回転操作は、端末Tを机面に置くなど、一旦静止させた状態から(ステップS11:「YES」)開始するものとする。その状態からユーザが回転操作を開始し、検出手段21は、端末Tについて、動き検出部9の機能を利用して、前記表示画面の面に沿った回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する。
回転角度は、例えば水平面上において、端末Tを長手方向に貫く仮想中心軸の端末上端側が向いている方位であり、以下、単に「角度」とも呼ぶ。角度の基準面は、表示画面の面(すなわち表示画面正面から見て時計回り又は反時計回り)であるから、実際の地上の基準面でいえば、水平面に限らず、垂直面や、一旦静止させ回転操作を開始する直前に端末Tが位置していた面など、任意の面でよい。
また、単位となる回転操作を止めるべき角度をユーザが把握できるよう、本実施形態では、角度表示手段41が、図4に例示するように、検出されている角度を表示画面Gに、コンピュータグラフィックスで表示する(ステップS12)。
第1実施形態における回転角度の表示は、外側リング部と内側部とを備え、そのいずれか一方に角度を表す数字が表示され、他方はいずれかの数字を指し示すポインタ部を備える。
例えば、図4の例では、内側部Iの辺縁部に、角度を表す数字として360度を100分割で表した数字0〜90と、それに対応する1刻みの目盛が表示され、表示画面Gのうち内側部Iを除く残りの部分が外側リング部Oとなっている。
この外側リング部Oは、いずれかの数字を指し示す三角形のポインタ部Pを備える。また、外側リング部Oは、内縁は円周状であるが、外縁は表示画面Gに合わせて矩形である。このように第1実施形態における外側リング部は、一部が円周状であればよい。
また、ユーザによる端末Tの回転が開始されると(ステップS13:「YES」)、回転手段45は、検出されている角度の変化を打ち消すように(例えば図5)角度の表示画像を端末Tに対して回転させる(ステップS14)。
具体的には、回転手段45は、外側リング部又は内側部の一方を、検出されている角度の変化を打ち消すように端末Tに対して回転させる。例えば、図4の状態では、ポインタ部Pは角度0の目盛を指し示しているが、この端末Tを、図における時計回り(以下「右」とも呼ぶ)方向に角度10まで回転させた状態を図5に示す。
図4と比べ図5の状態では、端末T自体は10目盛(約36度)分、右回りに回転しているが、この角度の変化を打ち消すように回転手段45が、角度の表示を構成する内側部Iを端末Tに対して10目盛(約36度)分、左回転させている。この結果、ユーザの視点からは、内側部Iだけが回転せず静止したままのように見える。
図6は、角度の表示における他の例で、図4及び図5の例とは異なり、外側リング部O2は内縁外縁ともに円周状である。また、360度をそのまま15度刻みで表す数字と対応する目盛が外側リング部O2に表示され、外側リング部O2の内側である内側部I2がポインタ部Pを備える。
図7は、図6の例を反時計回り(以下「左」とも呼ぶ)方向に120度回転させ、ポインタ部Pが240度の目盛を指す状態としたものである。この例のように、回転手段45の作用により、ポインタ部Pを備えた内側部I2が端末Tに同期して回転することによりー、ユーザの視点からは、外側リング部O2だけ回転せず静止したままのように見える。
上記のような表示で角度を確認しながらユーザは、記憶している正解列を再現するように、単位となる回転操作を繰り返す。そして、検出手段21は、端末Tの回転が停止したことを検出するたびに(ステップS15:「YES」)、静止の直前に最後に回転していた回転方向と、停止した角度と、を操作の単位として記録する(ステップS16)。
そして、認証判定手段31は、一連の操作が、所定の順序で検出手段21により検出されたときに認証を肯定的と判定する。ここでは、操作の単位が記録されるたびに(ステップS16)、それまでに記録された一連の操作が、正解記憶手段25に予め記憶されている一連の操作である正解列と一致するか判定し(ステップS17)一致すれば(ステップS17:「YES」)、ログインを許可する(ステップS18)。ログイン後は、図示しない情報処理手段が端末Tの機能に応じた情報処理をユーザへ提供する。
〔1−3.第1実施形態の効果〕
以上のように、第1実施形態では、情報処理装置である端末T自体を、ダイヤル式金庫のダイヤルつまみのように所定の回転方向や角度に回して合わせる操作(例えば、図4や図5)を所定順序で行うことで認証する(例えば図3)。これにより、実際のダイヤル式金庫のように容易かつ自然な直観的操作により信頼性に優れた認証を実現することができる。また、その操作の面白みも楽しむことができる。
特に、第1実施形態では、本体の回転角度をリアルタイムに画面表示し(例えば図4や図6)、その角度の表示画像を、本体の回転を打ち消すように回転させる(例えば図5や図7)。これにより、本体を回転させても角度の表示は操作者からみて回転しない状態で表示されるので(図5や図7)、本体の回転角度を視認しながら正確な操作が可能となる。
また、第1実施形態では、角度の表示を構成する外側リングと内側部の一方が角度の数字、他方が数字を指すポインタとなっており(例えば図4や図6)、そのいずれか一方が情報処理装置の回転を打ち消すように回転表示する(例えば図5や図7)。
これにより、数字とポインタの一方が情報処理装置と共に回転し、他方はユーザからみて回転しない状態で表示される(例えば図5や図7)。このため、あとどのくらいの角度を回転させればよいか正確かつリアルタイムに把握でき操作が円滑迅速となる。
〔2.第2実施形態〕
図8に示す第2実施形態は、サーバ装置S2が、情報処理装置である端末T2に対し、端末T2に与えられる回転操作を用いた第1実施形態に準じた認証に基いて、ウェブサイトの提供やSNSなどの情報サービスを提供する例である。
なお、第1実施形態で示した要素や処理ステップと同じ名称や表現の要素は、特記する点を除き、第1実施形態におけるものに準じた機能や作用を実現するものとする。この点は、後述する第3実施形態で示す要素や処理ステップと、第1及び第2実施形態におけるものそれらとの関係についても同様である。
第1実施形態の端末Tに準じた構成の端末を用い、正解列との一致の判定(例えば図3のステップS17)まで端末で行ってその結果をサーバ装置S2へ伝達するようにしてもよいが、第2実施形態では、正解記憶手段26及び認証判定手段32を、端末T2ではなくサーバ装置S2に設け、正解列との一致の判定をサーバ装置S2で行うものとする。
このような第2実施形態について、正解記憶手段26に予め記憶させておくユーザごとの正解列の例を図9に、また、認証の処理手順を図10に示す。すなわち、サーバ装置S2が提供する情報サービスを利用しようとするユーザは、第1実施形態に準じて端末T2において、所定のアプリや所定のウェブページなどによるログイン操作用の画面(例えば図4や図6)を表示する。
そのうえでユーザは、その画面において、予め定められた正解列と一致するよう、端末T2に対し回転操作を加える(例えば図5や図7)。
この際、端末T2の検出手段22は、端末T2の回転が停止したことを検出するたびに(ステップS35:「YES」)、静止の直前に最後に回転していた回転方向と、停止した角度と、を操作の単位として、サーバ装置S2へ送信する(ステップS36)。このように順次送信される操作の単位は、端末T2に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作を構成する。
サーバ装置S2では、受信手段50が、上記のような一連の操作を端末T2から操作の単位ごとにデータとして受信する(ステップS42)。また、認証判定手段32は、受信された一連の操作を、そのユーザについて正解記憶手段26に予め記憶されている一連の操作である正解列(例えば図9)と比較し、一致したときに認証を肯定的と判定する(ステップS43:「YES」)。
そして、提供手段42は、認証が肯定的と判定されたときに(ステップS43:「YES」)、端末T2に対してログイン許可を伝達するとともに、情報サービスを提供する(ステップS44)。端末T2では、サーバ装置S2からログイン許可が伝達されると(ステップS37:「YES」)、図示しない情報処理手段が、情報サービスの内容に応じて新たな画面へ遷移し(ステップS38)、サーバ装置S2との通信内容に応じた情報処理を続行する。
以上のような第2実施形態では、会員制のウェブサービスなど、クライアントサーバシステムにおいても、容易かつ自然な直観的操作により信頼性に優れた認証を実現できるなど、第1実施形態に準じた効果を実現することができる。
〔3.第3実施形態〕
図11に示す第3実施形態は、サーバ装置S3が、第1の情報処理装置に与えられる操作に基く認証により、別の第2の情報処理装置に対して情報サービスを提供する例である。例えば、あるウェブサービスをユーザがパーソナルコンピューター(以下「PC」と表す)から利用するための認証として、そのユーザが用いているスマートフォンなど端末T3からの回転操作を用いるなどである。
すなわち、第3実施形態では、認証に用いる第1の情報処理装置は、端末T3とし、この端末T3は、第1実施形態に示した端末T又は第2実施形態に示した端末T2に準じた構成とする。また、情報サービスの提供先とする第2の情報処理装置は、ここでPCとするが、もちろんそれには限定されない。
第3実施形態では、認証判定手段33が、端末T3に対する操作であって、所定の回転方向へ所定の角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、所定の順序で行われたことを検出したときに認証が肯定的と判定する。所定の順序による一連の操作が正解列であるが、これを毎回異ならせることが望ましい。ここで、第3実施形態における処理手順を図12のフローチャートに示す。
すなわち、第3実施形態では、サーバ装置S3が備えるワンタイム送信手段93が、認証を肯定的と判定すべき正解列として毎回異なる正解列を、乱数などを用いてワンタイムパスワードのように生成し、端末T3へ表示のために送信する(ステップ60)とともに正解記憶手段27に記憶させる。
端末T3ではワンタイム表示手段94が、受信した正解列を適宜な形式で画面表示する。ユーザは、端末T3に表示された毎回異なる正解列にしたがって、端末T3に対し回転操作を行う。なお、正解列を送信して表示させるのは、端末T3ではなくPCでもよい。
第3実施形態において、回転操作を検出し上記の正解列との一致の判定を行う処理内容は、第1実施形態や第2実施形態に示したものに準じたものでよい(例えば、図4から図7)。すなわち、端末T3で検出手段22が回転操作を検出して(ステップS51からS55)、その内容を一連の操作としてサーバ装置S3へ送信する(ステップS56)。
そして、サーバ装置S3において、受信手段50により受信された一連の操作について(ステップS62)、認証判定手段33が、正解記憶手段27に記憶されている正解列と一致すれば認証が肯定的と判定する(ステップS63:「YES」)。この場合、認証判定手段33が端末T3へログイン許可を伝達し(ステップS64)、これを受けて端末T3では所定のログイン完了表示などを経て認証に関する処理を終了する。また、肯定的と判定された場合(ステップS63:「YES」)、サーバ装置S3の提供手段42が、PCに対して情報サービスを提供する(ステップS64)。
以上のように、第3実施形態では、第1の情報処理装置(例えば図11の端末T3)への回転操作による認証で、第2の情報処理装置(例えばPC)からの情報サービスの利用を認める(例えば図12)。これにより、キーボード入力を主に用いる第2の情報処理装置を利用するための認証でありながら、第1の情報処理装置である例えばスマートフォンを手で回すことにより、ダイヤル式金庫のように容易かつ自然な直観的操作を利用できる。
特に、第3実施形態では、サーバ装置S3から毎回異なる一連の操作を送信して表示させることにより(ステップS60及びS50)、一連の操作の内容が漏えいしても次の認証時には通用しないためセキュリティが維持できる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、本出願における構成図、データの図、フローチャート、画面の図なども例示に過ぎず、各要素の有無、その配置や処理実行などの順序、具体的内容などは適宜変更可能である。
例えば、正解列を構成する単位となる回転操作については、図3、図10、図12のように、1つ検出されるごとに、それまで検出された一連の操作と正解列を比較してもよいが、所定数検出されて揃った後で正解列と比較してもよい。
また、本出願に示す各態様は、明記しない他のカテゴリ(方法、プログラム、端末を含むシステムなど)としても把握できる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、「処理」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめてもしくは随時一部分ずつ実行するなど、変更可能である。
また、個々の手段、処理やステップを実現、実行するコンピュータは共通でもよいし、手段、処理やステップごとにもしくはタイミングごとに異なってもよい。例えば、サーバ装置S2、S3は、それぞれ、ログイン認証用サーバとコンテンツ提供用サーバのように複数のサーバコンピュータで構成してもよい。また、上記「手段」の全部又は任意の一部を「部」(ユニット、セクション、モジュール等)と読み替えることができる。
また、端末T、T2、T3や、サーバ装置S2、S3など、装置を構成する個々の手段を実現する態様は自由で、他のサーバが提供している機能をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワーク・コンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、本発明の構成は柔軟に変更できる。さらに、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず物理的な電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。
3 充電池制御部
4 通話制御部
5 測位部
6 演算制御部
7 記憶装置
8 通信手段
9 検出部
21、22 検出手段
25〜27 正解記憶手段
31〜33 認証判定手段
41 角度表示手段
42 提供手段
45 回転手段
50 受信手段
93 ワンタイム送信手段
94 ワンタイム表示手段
G 表示画面
I、I2 内側部
N 通信ネットワーク
O、O2 外側リング部
P ポインタ部
S2、S3 サーバ装置
T、T2、T3 端末

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    その情報処理装置について、前記表示画面の面に沿った回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する検出手段と、
    その情報処理装置を予め定められた前記回転方向へ予め定められた前記角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、予め定められた順序で前記検出手段により検出されたときに認証を肯定的と判定する認証判定手段と、
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 検出されている前記回転角度を前記表示画面に表示する角度表示手段と、
    検出されている前記回転角度の変化を打ち消すように前記角度の表示画像を情報処理装置に対して回転させる回転手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記回転角度の表示は、外側リング部と内側部とを備え、
    外側リング部又は内側部の一方に角度を表す数字が表示され、他方はいずれかの前記数字を指し示すポインタ部を備え、
    前記回転手段は、外側リング部又は内側部の一方を、検出されている前記回転角度の変化を打ち消すように情報処理装置に対して回転させる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置に対して情報サービスを提供するサーバ装置であって、
    前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信する受信手段と、
    受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定する認証判定手段と、
    認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供する提供手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  5. 第1の情報処理装置に与えられる操作に基く認証により、第2の情報処理装置に対して情報サービスを提供するためのサーバ装置であって、
    前記第1の情報処理装置に対する操作であって、予め定められた回転方向へ予め定められた角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が予め定められた順序で行われたことを検出したときに認証が肯定的と判定する認証判定手段と、
    前記認証が肯定的と判定された場合に、前記第2の情報処理装置に対して前記情報サービスを提供する提供手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  6. 前記サーバ装置は、認証を肯定的と判定すべき前記一連の操作として毎回異なる一連の操作を生成して前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置へ表示のために送信するワンタイム送信手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のサーバ装置。
  7. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    その情報処理装置について、前記表示画面の面に沿った回転方向と、回転角度と、回転が停止したことを検出する検出処理と、
    その情報処理装置を予め定められた前記回転方向へ予め定められた前記角度まで回転させて停止させる操作を単位とする一連の操作が、予め定められた順序で前記検出手処理により検出されたときに認証を肯定的と判定する認証判定処理と、
    コンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  8. 情報処理装置に対して情報サービスを提供するサーバ装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信する受信処理と、
    受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定する認証判定処理と、
    認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供する提供処理と、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータを制御することにより、情報処理装置に対して情報サービスを提供させるコンピュータプログラムであって、
    そのプログラムはコンピュータを制御することにより、
    前記情報処理装置に対して加えられる一連の操作であって、前記表示画面の面に沿ったどちらの回転方向へどの角度まで回転させて停止されたかを単位とする一連の操作をその情報処理装置からデータとして受信させ、
    受信された前記一連の操作を、予め定められている一連の操作と比較し一致したときに認証を肯定的と判定させ、
    認証が肯定的と判定されたときに、前記情報処理装置に対して情報サービスを提供させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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