JP2014062979A - 表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】黒浮きによる画質の低下を抑制する。
【解決手段】右目用画像と左目用画像を交互に投影表示する立体画像表示機能を有するプロジェクタ装置10において、画像信号を入力する入力部11と、入力部11で入力した画像信号に応じた画像を表示するマイクロミラー素子14と、立体画像用の同期信号をマイクロミラー素子14で表示する画像に重畳する投影処理部13と、投影処理部13により同期信号が重畳された画像をマイクロミラー素子14で表示させる一方で、投影動作中に投影処理部13による同期信号の重畳を抑制させるCPU28とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】右目用画像と左目用画像を交互に投影表示する立体画像表示機能を有するプロジェクタ装置10において、画像信号を入力する入力部11と、入力部11で入力した画像信号に応じた画像を表示するマイクロミラー素子14と、立体画像用の同期信号をマイクロミラー素子14で表示する画像に重畳する投影処理部13と、投影処理部13により同期信号が重畳された画像をマイクロミラー素子14で表示させる一方で、投影動作中に投影処理部13による同期信号の重畳を抑制させるCPU28とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、特にDLP(登録商標)方式のプロジェクタ等に好適な表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステムに関する。
一般的な3D表示可能なテレビ受像機では、立体画像鑑賞用の専用メガネに赤外線による同期信号を送信することで、メガネ側の左右レンズ部に組込まれた液晶シャッタを交互にオン/オフするものとしている。
これとは別に、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のプロジェクタでは、投影する画像中に、肉眼では視認できないごく短時間で、画像投影用の色フィールド時を大きく越えるような明るさの白色の同期パルスを投影させることで、専用メガネ側で投影画像の明るさを検出して同期パルスを抽出するようにした技術が確立されている。(例えば、特許文献1)
上述したDLP(登録商標)方式での立体画像の同期技術では、人眼では視認できないとはいえ、本来の投影画像に比して大幅に明るい白色のパルス状の画像をごく短時間のうちに投影する。
そのため、特に画質を優先して投影画像の明るさを落とした投影を行なう場合で、且つ投影画像自体が暗い絵柄である場合に、上記白色の同期パルスの影響で、本来暗い筈の画像全体が灰色っぽく投影される、所謂「黒浮き」とも称される、画質の低下を生じるという不具合があった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、できる限り黒浮きと称される画質の低下を抑制することが可能な表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステムを提供することにある。
本発明の一態様は、右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置であって、画像信号を入力する入力手段と、上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、同期用のパルスの表示を大幅に制限して黒浮きと称される画質の低下を抑制することが可能となる。
以下本発明をDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施形態に係るプロジェクタ装置10の投影環境を示す図である。同図で示すように、プロジェクタ装置10からスクリーンSCに対して投影される画像を、プロジェクタ装置10の補助装置である3D液晶メガネGLを装着したユーザUSが鑑賞する。
図2は、上記3D液晶メガネGLの外観構成を示す斜視図である。3D液晶メガネGLは、ユーザUSが眼鏡使用者であっても重ねて使用可能なオーバグラスとなっており、中央のブリッジ部分前面側に受光センサLS及び送信部TRが配設される。
上記受光センサLSは、スクリーンSCに向けられた場合にスクリーンSC面上の照度の変化から同期信号を検出する。この受光センサLSで受光する、投影画像中に重畳されている同期信号に同期して、左側と右側のレンズを交互に遮蔽/透過することで、ユーザUSが立体画像を鑑賞することが可能となる。
次いで図3により上記プロジェクタ装置10内の機能回路の概略構成について説明する。
入力部11は、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子などにより構成される。入力部11に入力された各種規格のアナログ画像信号は、入力部11でデジタル化された後に、システムバスSBを介して画像変換部12に送られる。
入力部11は、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子などにより構成される。入力部11に入力された各種規格のアナログ画像信号は、入力部11でデジタル化された後に、システムバスSBを介して画像変換部12に送られる。
画像変換部12は、スケーラとも称され、入力される画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに統一して投影処理部13へ送る。
投影処理部13は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子であるマイクロミラー素子14を表示するべく駆動する。
このマイクロミラー素子14は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して画像を表示することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部15から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。この光源部15からの原色光が、ミラー16で全反射して上記マイクロミラー素子14に照射される。
そして、マイクロミラー素子14での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット17を介して、投影対象となる、ここでは図示しない上記スクリーンSCに投影表示される。
光源部15は、青色のレーザ光を発するLD(レーザダイオード)18を有する。
LD18が発する青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー19を透過した後に蛍光ホイール20の周面に照射される。この蛍光ホイール20は、ホイールモータ(M)21により回転されるもので、上記青色のレーザ光が照射される周面全周に渡って蛍光体層20gを形成している。蛍光ホイール20の蛍光体層20gが形成されている面の裏面には図示しない反射板が蛍光体層20gと重なるように設けられている。また、蛍光ホイール20の周面の一端部には、この蛍光ホイール20の回転同期をとるための基準回転位置を示すホイールマーカ(図示せず)が設けられる。
LD18が発する青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー19を透過した後に蛍光ホイール20の周面に照射される。この蛍光ホイール20は、ホイールモータ(M)21により回転されるもので、上記青色のレーザ光が照射される周面全周に渡って蛍光体層20gを形成している。蛍光ホイール20の蛍光体層20gが形成されている面の裏面には図示しない反射板が蛍光体層20gと重なるように設けられている。また、蛍光ホイール20の周面の一端部には、この蛍光ホイール20の回転同期をとるための基準回転位置を示すホイールマーカ(図示せず)が設けられる。
上記投影処理部13は、マーカセンサ22の検出信号を受けて、蛍光ホイール20が正常に回転しているか否かその回転状態を判断する。
上記蛍光ホイール20の蛍光体層20gに青色のレーザ光が照射されることで、緑色光が反射光として励起する。この緑色光は、上記ダイクロイックミラー19で反射され、ダイクロイックミラー23を透過して上記ミラー16に至る。
さらに光源部15は、赤色光を発するLED(発光ダイオード)24、及び青色光を発するLED25を有する。
LED24が発する赤色光は、ダイクロイックミラー26で反射され、さらに上記ダイクロイックミラー23でも反射された後に、上記ミラー16に至る。
LED24が発する赤色光は、ダイクロイックミラー26で反射され、さらに上記ダイクロイックミラー23でも反射された後に、上記ミラー16に至る。
LED25が発する青色光は、ミラー27で反射され、上記ダイクロイックミラー26を透過した後に、上記ダイクロイックミラー23で反射され、上記ミラー16に至る。
以上の如く、ダイクロイックミラー19は、青色光を透過する一方で、緑色光を反射する。ダイクロイックミラー23は、緑色光を透過する一方で、赤色光及び青色光を反射する。ダイクロイックミラー26は、赤色光を反射する一方で、青色光を透過する。
投影処理部13は、上記マイクロミラー素子14での画像の表示による光像の形成、上記LD18、LED24,25の各発光、上記ホイールモータ21による蛍光ホイール20の回転、及び上記マーカセンサ22による蛍光ホイール20の回転状態の検出を、後述するCPU28の制御の下に実行する。
投影処理部13は、上記マイクロミラー素子14での画像の表示による光像の形成、上記LD18、LED24,25の各発光、上記ホイールモータ21による蛍光ホイール20の回転、及び上記マーカセンサ22による蛍光ホイール20の回転状態の検出を、後述するCPU28の制御の下に実行する。
上記各回路の動作すべてをCPU28が制御する。このCPU28は、メインメモリ29及びプログラムメモリ30と直接接続される。メインメモリ29は、例えばSRAMで構成され、CPU28のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ30は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで構成され、CPU28が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。CPU28は、上記メインメモリ29及びプログラムメモリ30を用いて、このプロジェクタ装置10内の制御動作を実行する。
上記CPU28は、操作部31からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。
この操作部31は、プロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部と、このプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光、及び上記3D液晶メガネGLの送信部TRからの信号を受光する赤外線(Ir)受光部31aを含み、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号、または3D液晶メガネGLからの同期確立信号をCPU28へ直接出力する。
この操作部31は、プロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部と、このプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光、及び上記3D液晶メガネGLの送信部TRからの信号を受光する赤外線(Ir)受光部31aを含み、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号、または3D液晶メガネGLからの同期確立信号をCPU28へ直接出力する。
上記プロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部、及びこのプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラにはそれぞれ、上記3D液晶メガネGLとの同期を強制的に確立するための強制同期キーを備えるものとする。
上記CPU28はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部32とも接続される。音声処理部32は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部33を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
次に図4により上記3D液晶メガネGLの機能構成を説明する。
上記受光センサLSで検出するスクリーンSCの照度、あるいはプロジェクタ装置10は、デジタル化された後に、システムバスSB2を介してCPU51に送られる。
上記受光センサLSで検出するスクリーンSCの照度、あるいはプロジェクタ装置10は、デジタル化された後に、システムバスSB2を介してCPU51に送られる。
CPU51は、この3D液晶メガネGL全体に係る制御動作を司るもので、メインメモリ52及びプログラムメモリ53が直接接続される。メインメモリ52は、CPU51のワークメモリとして機能する。またメインメモリ52は、後述するように内部に同期信号の検出タイミングを維持するための時間を計時する同期維持用タイマレジスタを設ける。プログラムメモリ53は、CPU51が実行する動作プログラムや各種定型データを記憶する。CPU51は、上記メインメモリ52及びプログラムメモリ53を用いて、この3D液晶メガネGL内の制御動作を実行する。
このCPU51に対してさらに、キー操作部54からキー操作信号が直接入力される。キー操作部54は、この3D液晶メガネGLの電源をオン/オフする電源キーを含む。
さらにCPU51は、システムバスSB2を介して上記Ir送信部TR、液晶駆動部55と接続される。
送信部TRは、上記CPU51からの指示に基づき、予め設定されたコード内容に基づく、同期確立信号を赤外線変調信号として発信する。
送信部TRは、上記CPU51からの指示に基づき、予め設定されたコード内容に基づく、同期確立信号を赤外線変調信号として発信する。
液晶駆動部55は、CPU51の制御の下に、上記3D液晶メガネGLの左目用レンズを構成する左目用液晶シャッタ56、及び同右目用レンズを構成する右目用液晶シャッタ57を交互に透過/遮断するべく駆動する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図5は、プロジェクタ装置10と3D液晶メガネGLの双方で実行される、主として3D画像の投影に対する同期処理の内容を示すフローチャートである。
図5は、プロジェクタ装置10と3D液晶メガネGLの双方で実行される、主として3D画像の投影に対する同期処理の内容を示すフローチャートである。
プロジェクタ装置10では、立体画像の投影時当初において、CPU28の制御の下に、入力部11から入力される3Dの画像信号を用い、3D表示用同期信号を左右各フレーム毎に重畳する通常の3D画像の投影動作を実行する(ステップP101)。
一方の3D液晶メガネGLでは、電源投入に伴って受光センサLSの動作を開始した後(ステップG101)、受光センサLSからの出力により、CPU51が3D表示用の同期信号を検出するのを待機する(ステップG102)。
そして、検出したと判断した時点で、次にCPU51が当該同期信号に応じて液晶駆動部55により左目用液晶シャッタ56と右目用液晶シャッタ57とを交互に開閉動作させる同期動作を実行する(ステップG103)。
図6は、この通常の3D画像の投影動作の内容を例示するものである。
この図6では、3D画像1フレームを構成する2フレーム、すなわち右目用(R)画像1フレーム及び左目用(L)画像1フレームでの光源部15での発光タイミングと上記3D液晶メガネGLの受光センサLSへの入力レベルとを示す。
この図6では、3D画像1フレームを構成する2フレーム、すなわち右目用(R)画像1フレーム及び左目用(L)画像1フレームでの光源部15での発光タイミングと上記3D液晶メガネGLの受光センサLSへの入力レベルとを示す。
右目用(R)画像フレームでは、同期フィールドの当初で、光源となる半導体発光素子であるLD18、LED24、及びLED25がいずれも消灯し、時間d1だけ経過したタイミングから規定のパルス幅分、例えば左目用及び右目用のカラー画像フレーム(L/R用フレーム)の1/180に相当する時間だけ上記LD18、LED24、及びLED25を投影処理部13により同時に点灯させる。
したがって、G,R,Bの混色による白色光がマイクロミラー素子14に照射され、この間にマイクロミラー素子14では全面反射により照射された光をすべて投影レンズユニット17方向への反射光とする。そのためスクリーンSCでは、全面が白色となる高い輝度の画像が、ユーザUSに知覚されないごく短時間だけ投影される。
その後、再びこの同期用のフィールドが終了するまでの時間e1の間、LD18、LED24、及びLED25をいずれも消灯させる。この消灯期間が、3D液晶メガネGL側においては次に右目側のレンズの液晶シャッタを開として右目用画像を見るための応答時間となる。
次のBフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LED25のみが点灯駆動される。LED25の発する青色光によりマイクロミラー素子14で右目用の青色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
次のRフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LED24のみが点灯駆動される。LED24の発する赤色光によりマイクロミラー素子14で右目用の赤色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
次のGフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LD18のみが点灯駆動される。LD18の発する青色光を蛍光ホイール20の蛍光体層20gに照射して得られる緑色光によりマイクロミラー素子14で右目用の緑色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
その後の左目用(L)画像フレームでは、同期フィールドの当初に光源となる半導体発光素子であるLD18、LED24、及びLED25がいずれも消灯し、時間d2だけ経過したタイミングから規定のパルス幅分、例えばL/Rフレームの1/180に相当する時間だけ上記LD18、LED24、及びLED25を投影処理部13により同時に点灯させる。
したがって、G,R,Bの混色による白色光がマイクロミラー素子14に照射され、この間にマイクロミラー素子14では全面反射により照射された光をすべて投影レンズユニット17方向への反射光とする。そのため、スクリーンSCでは全面が白色となる高い輝度の画像が、ユーザUSに知覚されないごく短時間だけ投影される。
その後、再びこの同期用のフィールドが終了するまでの時間e2の間、LD18、LED24、及びLED25をいずれも消灯させる。この消灯期間が、3D液晶メガネGL側においては次に左目側のレンズの液晶シャッタを開として左目用画像を見るための応答時間となる。
続くBフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LED25のみが点灯駆動される。LED25の発する青色光によりマイクロミラー素子14で左目用の青色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
次のRフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LED24のみが点灯駆動される。LED24の発する赤色光によりマイクロミラー素子14で左目用の赤色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
続くGフィールドでは、L/Rフレームの1/4に相当する期間、LD18のみが点灯駆動される。LD18の発する青色光を蛍光ホイール20の蛍光体層20gに照射して得られる緑色光によりマイクロミラー素子14で左目用の緑色の光像を形成し、投影レンズユニット17によりスクリーンSCに対して投影する。
フレーム当初の上記遅延時間d2は、上記右目用(R)画像フレームで用いた同遅延時間d1よりも大きな値が設定される。そのため、その遅延時間の差Δd(=d2−d1)により、上記右目用(R)画像フレームで同期用のパルスが発光してから左目用(L)画像フレームで同期用のパルスが発光するまでの周期T1と、左目用(L)画像フレームで同期用のパルスが発光してから次の3D画像1フレームに属する右目用(R)画像フレームで同期用のパルスが発光するまでの周期T2とでは、周期T1の方が周期T2に比して2Δd分長くなる。
図6(E)は、上記3D液晶メガネGLを画像投影中のスクリーンSCに向けた場合に受光センサLSに入射される光の強度を例示する。B,R,Gの各フィールドにおいては、それぞれ単色の半導体発光素子が発光して形成された光像に対する入射光量となっているため、その色成分の輝度の違いによりB<R<Gの順で入射光量が高くなる。
これに比して各フレーム当初の同期パルスでは、3色同時の発光による混色に対する光量となるため、容易に同期パルスのみを識別することが容易であり、且つそれら同期パルス間の周期Tを順次計測、比較することで、当該同期パルスに続いて投影されるのが右目用の画像であるのか、左目用の画像であるのかを容易に判断できる。
図5の説明に戻り、3D液晶メガネGL側のCPU51は、メインメモリ52に設定した内部タイマにより左右シャッタの開閉動作のタイミングを計時することで、内部タイマの計時値と受光センサLSからの同期信号の出力のタイミングにズレがないか否かにより、同期動作が確実にとれているか否かを判断する(ステップG104)。
ここで内部タイマの計時値と受光センサLSからの同期信号の出力のタイミングにズレが生じ、同期動作が確実にとれていないと判断した場合には、再び上記ステップG103からの動作に戻る。
以後このステップG103,G104の動作を繰返し実行することで、内部タイマの計時値と受光センサLSからの同期信号の出力のタイミングにズレが生じなくなり、同期動作が確実にとれたと判断した時点で、CPU51は同期が確実にとれたことを示す同期確立信号を送信部TRより発信させる(ステップG105)。
その後にCPU51は、受光センサLSでの受光動作を一時的に停止させた上で(ステップG106)、内部タイマの計時値に同期して、液晶駆動部55により左目用液晶シャッタ56と右目用液晶シャッタ57とを交互に開閉動作させる同期動作を実行する(ステップG107)。
さらにCPU51は、この内部タイマに同期した同期動作が一定フレーム数、例えば3D画像のフレームレートが60[フレーム/[秒]]であれば60フレーム分の時間に相当する1[秒]が経過するのを、フレーム数をカウントすることで待機する(ステップG108)。
そして、一定フレーム数分だけの時間が経過した時点で、上記ステップG105でそれを判断し、CPU51は再度、受光センサLSの動作を開始させた後(ステップG109)、受光センサLSからの出力により、CPU51が3D表示用の同期信号を検出するのを待機する(ステップG110)。
そして、検出したと判断した時点で、CPU51は同期がとれたことを示す同期確立信号を送信部TRより発信させた上で(ステップG111)、再び上記ステップG106からの処理に戻る。
一方のプロジェクタ装置10では、上記ステップP101で通常の投影動作を実行した後、3D液晶メガネGLからの同期確立信号を操作部31のIr受光部31aで受信したか否かを判断し(ステップP102)、受信していなければ再び上記ステップP101からの処理に戻って、通常の3D画像の投影動作を続行する。
また、上記ステップP102で3D液晶メガネGLからの同期確立信号を受信したと判断した場合、CPU28は3D表示用の同期信号を抑制した3D画像の投影動作を実行する(ステップP103)。
さらにCPU28は、一定フレーム数、例えば3D画像のフレームレートが60[フレーム/[秒]]であれば60フレーム分の時間に相当する1[秒]が経過するのを、フレーム数をカウントすることで待機する(ステップP104)。
そして、一定フレーム数分だけの時間が経過した時点で、上記ステップP104でそれを判断すると、CPU28は再度、3D表示用の同期信号を重畳した通常の3D画像の投影動作を実行した上で(ステップS105)、3D液晶メガネGLからの同期確立信号を操作部31のIr受光部31aで受信したか否かを判断する(ステップP106)。
ここで同期確立信号を受信していないと判断した場合、CPU28は上記ステップP101からの処理に戻って、通常の3D画像の投影動作を続行する。
また上記ステップP106で同期確立信号を受信したと判断した場合に、CPU28は3D液晶メガネGLとの間での同期が維持されているものとして、上記ステップP103からの処理に戻り、3D表示用の同期信号を抑制した3D画像の投影動作に移行する。
以上詳述した如く本実施形態によれば、プロジェクタ装置10と3D液晶メガネGLとの同期が安定して確立されている場合には、同期用の信号である白色パルスの表示を大幅に制限することができ、一般に黒浮きと称される画質の低下を抑制することが可能となる。
その場合、3D画像のための同期信号のうち、右目用画像と左目用画像の少なくとも一方への重畳を抑制することで、より効率的に黒浮きと称される画質の低下を最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、予め設定したフレーム数に基づいて3D表示用の同期信号の重畳を抑制するものとしたので、簡易な制御によりプロジェクタ装置10の3D液晶メガネGLの同期状態を常にリフレッシュしながら一般に黒浮きと称される画質の低下を抑制することが可能となる。
また上記プロジェクタ装置10は、通常の3D画像の投影を行なって3D液晶メガネGLとの間で同期が確立された後に、同期信号を抑制するものとしたので、同期がとれないような事態を確実に回避できる。
この点で本実施形態では、3D液晶メガネGLから送信されてくる同期確立信号の受信に基づいてプロジェクタ装置10が同期信号を抑制するため、同期が確立されているか否かをより確実に判定できる。
一方で上記3D液晶メガネGLからプロジェクタ装置10への同期確立信号の送受を廃して、同期信号を重畳した通常の3D画像の投影動作を一定時間行なうことで、同期が確立されたものと類推して、同期信号を抑制した3D画像の投影動作に移行しても良い。
このような制御方法を採ることにより、簡易的に同期確立を判定するものとして、動作を単純化できる。
なお上記実施形態では示さなかったが、プロジェクタ装置10側での同期信号を抑制した3D画像の投影動作に合わせて、3D液晶メガネGL側では受光センサLSでの検出動作を行ないながら、且つその検出出力を無効化するものとしても良く、これにより、制御工程を簡略化しながら、誤動作を確実に回避できる。
また上記実施形態では、プロジェクタ装置10側での同期信号を抑制した3D画像の投影動作に合わせて、3D液晶メガネGL側では受光センサLSの動作自体を一時的に停止させるものとしたので、電池電源である3D液晶メガネGLの無駄な電力消費を抑えて、動作時間を伸ばすことができる。
なお上記実施形態は、本発明をDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合について説明したものであるが、本発明は投影を行なう装置のみならず、表示画面をユーザが直視する表示装置においても同様に適用可能である。
図7は、表示装置として、例えばフィールドシーケンシャル(色順次)方式の液晶パネルディスプレイ70に適用した場合の構成例を示す。同図で、71は透過型のモノクロ液晶パネルである。またモノクロ液晶パネル71の下面側に、シート状のバックライトユニット72B,72R,72Gを積層配置する。
これらバックライトユニット72B,72R,72Gはそれぞれ、矩形の導光拡散板の4辺に、B(青色)光、またはR(赤色)光、またはG(緑色)光を発するLED(発光ダイオード)をライン状にアレイ配置した、より正確にはサイドライト方式のユニットを構成する。
モノクロ液晶パネル71から離れた、より下層側のユニットが出射した面発光による原色光は、それより上層側のユニットを透過して、モノクロ液晶パネル71をその下面側より照射することで、そのタイミングに合わせてモノクロ液晶パネル71で表示される、当該原色光成分の画像により原色光に合致した光像が形成される。
ここでバックライトユニット72B,72R,72Gの発する各原色光は、例えば、B<R<Gの順で輝度(明るさ)成分が大きいものとし、より輝度成分の高い原色光ほど下層側から出射することで、途中のユニットを透過する際に減衰する光量を勘案して、モノクロ液晶パネル71で原色の光像を形成(空間的な画像に変調)する際の色バランスをとっているものとする。
モノクロ液晶パネル71での画像の表示をLCD駆動部73が実行する。このLCD駆動部73はまた、モノクロ液晶パネル71で表示する原色の画像のタイミングに合わせたタイミング信号と発光量を指示する制御信号とをバックライト駆動部74へ出力する。
バックライト駆動部74は、LCD駆動部73からのタイミング信号と制御信号とに応じてバックライトユニット72B,72R,72Gを時分割で循環的に駆動して面発光させる。
例えばカラー画像の1フレームがR,G,Bの3フィールドから構成される場合、LCD駆動部73がモノクロ液晶パネル71を例えば120[フレーム/秒]のフレームレートで駆動して各原色の画像を360[フィールド/秒]の速度で表示することにより、この液晶パネルディスプレイ70のユーザがモノクロ液晶パネル71をその上方から視認することで、違和感のないカラー画像を鑑賞できる。
上述したような、表示画面であるモノクロ液晶パネル71を直視する表示装置の一種である液晶パネルディスプレイ70においても、ごく短時間にバックライトユニット72B,72R,72Gを同時に発光させ、合わせてモノクロ液晶パネル71の全画素をフル透過状態となるように階調制御して、混色としての白色光を出射させることで、3D表示用の同期信号にできる。
さらに本発明は、上記図7で構造を例示したフィールドシーケンシャル(色順次)方式の液晶パネルディスプレイに限らず、その他の光源を用いた表示装置、例えば液晶プロジェクタ、プラズマディスプレイ、SEDリアプロジェクタ方式のモニタ装置等にも同様に適用することが可能である。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置であって、画像信号を入力する入力手段と、上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段とを具備したことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置であって、画像信号を入力する入力手段と、上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、和請求項1記載の発明において、上記抑制手段は、上記立体画像用の同期信号のうち右目用画像と左目用画像の少なくとも一方への重畳を抑制することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記抑制手段は、予め設定したフレーム数に基づく期間、立体画像用の同期信号の重畳を抑制することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3いずれか記載の発明において、上記抑制手段は、同期確立後に上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、立体画像観賞用メガネからの同期確立信号を受信する受信手段をさらに具備し、上記抑制手段は、上記受信手段からの同期確立信号の受信を判定し、その判定結果に応じて上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項4または5記載の発明において、上記抑制手段は、上記表示制御手段により同期信号を重畳した画像を上記表示手段で一定時間表示させた時点で同期確立を判定し、その判定結果に応じて上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6いずれか記載の発明において、上記表示手段で表示した画像を投射する投影手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置と協働し、立体画像を視認するための表示補助装置であって、上記表示装置が表示する画像に重畳されている立体画像用の同期信号を検出する検出手段と、上記検出手段で同期信号を検出した後、当該同期信号の検出タイミングを維持する同期維持用計時手段と、上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号、及び上記同期維持用計時手段で維持する検出タイミングに基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御する切換制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の発明において、上記立体画像用の同期信号の周期を判定する周期判定手段をさらに具備し、上記切換制御手段は、上記周期判定手段で判定した周期に基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項8または9記載の発明において、上記切換制御手段は、上記周期判定手段で判定した周期に基づき、次に上記検出手段で立体画像用の同期信号を検出するタイミングとなるまで、上記検出手段で検出した同期信号を無効化することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、上記請求項8または9記載の発明において、上記周期判定手段で判定した周期に基づき、次に上記検出手段で立体画像用の同期信号を検出するタイミングとなるまで、上記検出手段を休止させる休止制御手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、上記請求項8乃至11いずれか記載の発明において、上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号に基づいて同期の確立を通知する信号を上記表示装置に送信する送信手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置と、この表示装置と協働して立体画像を視認する表示補助装置とを有するシステムであって、上記表示装置は、画像信号を入力する入力手段と、上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段とを具備し、上記表示補助装置は、上記表示装置が表示する画像に重畳されている立体画像用の同期信号を検出する検出手段と、上記検出手段で同期信号を検出した後、当該同期信号の検出タイミングを維持する同期維持用計時手段と、上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号、及び上記同期維持用計時手段で維持する検出タイミングに基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御する切換制御手段とを具備することを特徴とする。
10…プロジェクタ装置、11…入力部、12…画像変換部(スケーラ)、13…投影処理部、14…マイクロミラー素子、15…光源部、16…ミラー、17…投影レンズユニット、18…(緑色光励起用青色)LD、19…ダイクロイックミラー、20…蛍光ホイール、20g…蛍光体層、21…ホイールモータ(M)、22…マーカセンサ、23…ダイクロイックミラー、24…(赤色)LED、25…(青色)LED、26…ダイクロイックミラー、27…ミラー、28…CPU、29…メインメモリ、30…プログラムメモリ、31…操作部、32…音声処理部、33…スピーカ部、51…CPU、52…メインメモリ、53…プログラムメモリ、54…キー操作部、55…液晶駆動部、56…左目用液晶シャッタ、57…右目用液晶シャッタ、70…液晶パネルディスプレイ、71…モノクロ液晶パネル、72B,72R,72G…バックライトユニット、73…LCD駆動部、GL…3D液晶メガネ、LS…受光センサ、SB…システムバス、SC…スクリーン、TR…送信部、US…ユーザ。
Claims (13)
- 右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置であって、
画像信号を入力する入力手段と、
上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、
立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、
上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、
上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段と
を具備したことを特徴とする表示装置。 - 上記抑制手段は、上記立体画像用の同期信号のうち右目用画像と左目用画像の少なくとも一方への重畳を抑制することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 上記抑制手段は、予め設定したフレーム数に基づく期間、立体画像用の同期信号の重畳を抑制することを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
- 上記抑制手段は、同期確立後に上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の表示装置。
- 立体画像観賞用メガネからの同期確立信号を受信する受信手段をさらに具備し、
上記抑制手段は、上記受信手段からの同期確立信号の受信を判定し、その判定結果に応じて上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する
ことを特徴とする請求項4記載の表示装置。 - 上記抑制手段は、上記表示制御手段により同期信号を重畳した画像を上記表示手段で一定時間表示させた時点で同期確立を判定し、その判定結果に応じて上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する
ことを特徴とする請求項4または5記載の表示装置。 - 上記表示手段で表示した画像を投射する投影手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の投影装置。
- 右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置と協働し、立体画像を視認するための表示補助装置であって、
上記表示装置が表示する画像に重畳されている立体画像用の同期信号を検出する検出手段と、
上記検出手段で同期信号を検出した後、当該同期信号の検出タイミングを維持する同期維持用計時手段と、
上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号、及び上記同期維持用計時手段で維持する検出タイミングに基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御する切換制御手段と
を具備したことを特徴とする表示補助装置。 - 上記立体画像用の同期信号の周期を判定する周期判定手段をさらに具備し、
上記切換制御手段は、上記周期判定手段で判定した周期に基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御する
ことを特徴とする請求項8記載の表示補助装置。 - 上記切換制御手段は、上記周期判定手段で判定した周期に基づき、次に上記検出手段で立体画像用の同期信号を検出するタイミングとなるまで、上記検出手段で検出した同期信号を無効化することを特徴とする請求項8または9記載の表示補助装置。
- 上記周期判定手段で判定した周期に基づき、次に上記検出手段で立体画像用の同期信号を検出するタイミングとなるまで、上記検出手段を休止させる休止制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項8または9記載の表示補助装置。
- 上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号に基づいて同期の確立を通知する信号を上記表示装置に送信する送信手段をさらに具備したことを特徴とする請求項8乃至11いずれか記載の表示補助装置。
- 右目用画像と左目用画像を交互に表示する立体画像表示機能を有する表示装置と、この表示装置と協働して立体画像を視認する表示補助装置とを有するシステムであって、
上記表示装置は、
画像信号を入力する入力手段と、
上記入力手段で入力した画像信号に応じた画像を表示する表示手段と、
立体画像用の同期信号を上記表示手段で表示する画像に重畳する重畳手段と、
上記重畳手段により同期信号が重畳された画像を上記表示手段で表示させる表示制御手段と、
上記重畳手段による同期信号の重畳を抑制する抑制手段と
を具備し、
上記表示補助装置は、
上記表示装置が表示する画像に重畳されている立体画像用の同期信号を検出する検出手段と、
上記検出手段で同期信号を検出した後、当該同期信号の検出タイミングを維持する同期維持用計時手段と、
上記検出手段で検出した立体画像用の同期信号、及び上記同期維持用計時手段で維持する検出タイミングに基づいて上記右目用画像と左目用画像の切換えタイミングを制御する切換制御手段と
を具備する
ことを特徴とするシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012207220A JP2014062979A (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012207220A JP2014062979A (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステム |
Publications (1)
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JP2014062979A true JP2014062979A (ja) | 2014-04-10 |
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Family Applications (1)
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JP2012207220A Pending JP2014062979A (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 表示装置、投影装置、表示補助装置及びシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014062979A (ja) |
-
2012
- 2012-09-20 JP JP2012207220A patent/JP2014062979A/ja active Pending
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