JP2014062396A - ヒンジ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コンビニエンスストア、業務用ダイニングキッチンやスナックバーで設置される跳ね上げ式カウンタ用などに適し、比較的大型のものに取り付けることが可能であるヒンジ機構を提供する。
【解決手段】
可動本体に取り付ける第1ヒンジ部と、固定本体に取り付け且つ第1ヒンジ部と対称の形状である第2ヒンジ部と、第1および第2ヒンジ部と旋回可能にそれぞれ連結するリンクブラケットとを備え、並行のピボットが、それぞれヒンジ部のバレルおよびブラケットのスリーブ貫通孔内を貫通することで全体を一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンビニエンスストア、業務用ダイニングキッチンやスナックバーで設置される跳ね上げ式カウンタ用などに適したヒンジ機構に関し、比較的大型のものに取り付けることが可能である。
コンビニエンスストアまたは業務用ダイニングキッチンでは、特開2005−211125号で開示のように、レジカウンタなどを含む長寸のカウンタが設置され、このカウンタ内へ人が出入りができるように、その一部に跳ね上げ式カウンタを配置している。この跳ね上げ式カウンタでは、可動天板の片縁がヒンジを介して固定天板に回動可能に連結され、カウンタ通行時にはこの可動天板を跳ね上げ、180度旋回するまで回動させる。この跳ね上げ式カウンタを設置するとともに、所望に応じて可動天板の下方にスイング戸を取り付けてもよい。
通常のヒンジを跳ね上げ式カウンタの回動のために取り付けると、可動天板を閉じた通常の状態において、該ヒンジの軸部が可動天板の平面から突き出てしまう。突き出たヒンジ軸部は、運搬すべき商品を可動天板の上に載せた時に引っ掛かったり、カウンタ天板を拭き掃除する際に引っ掛けてケガをするので好ましくない。また、通常のヒンジは、複数個を天板奥行きの数カ所に分散して取り付けるため、可動天板を閉じた時にヒンジ間に隙間が生じ、商品としての見栄えが悪くなる。
跳ね上げ式カウンタは、跳ね上げ開閉の際に可動天板を常に持っていないと、該可動天板が回動途中から自重で水平位置まで落下してしまい、大きな衝撃や騒音が発生する。このため、特開2007−315013号では、所定の回動抵抗を有するトルクヒンジを用いることにより、天板が自重で自由落下することを規制している。この結果、可動天板は、どの角度の開口位置でも手を離すとその位置で静止し、水平位置まで自由落下することは起こらない。この可動天板は、手によって開いた状態から下方へ回動させ、水平位置に近づいたら、手で押さえるように閉鎖すればよい。このヒンジ機構は、ヒンジが天板表面より下方に位置し且つ可動天板と固定天板との間が隙間が生じないうえに、可動天板が自重で落下して衝撃や騒音の生ずるようなこともない。
特開2005−211125号公報 特開2007−315013号公報
特開2007−315013号で開示のヒンジ機構は、ヒンジが天板表面の下方に収納され且つ可動天板と固定天板との間が平坦で近接するので美麗であるけれども、可動天板の開放角度が95〜100度に限定され、最大開口でも可動天板が立った状態になっている。跳ね上げ式カウンタは、人が手ぶらで通過するだけでなく、特にコンビニエンスストアでは、配達荷物や店内商品を持った状態で通過することが多いため、開いた可動天板が立った状態であると荷物が可動天板に引っ掛かり、その荷物を傷付けたり落としたりする事故が発生しがちになる。
本出願人は、跳ね上げ式カウンタ用ヒンジとして既に特願2011-160604号を提案しており、本発明はそれよりも大型の上級品に相当する。本発明のヒンジ機構は、特願2011-160604号に開示のヒンジ機構と比べると、被取付側のカウンタ側の切り込み加工を要する点ではほぼ同じであっても、比較的該ヒンジ機構を設置しやすいうえにその耐荷重がいっそう優れている。
本発明は、従来の跳ね上げ式カウンタ用ヒンジなどに関する前記の問題点を改善するために提案されたものであり、比較的大型の跳ね上げ式カウンタに取り付けても、可動天板を全開放つまり180度水平になるまで回動でき、開閉いずれの方向についても、該可動天板の引き上げは容易であり且つ半開放位置から水平位置まで部分制動して自由落下を防ぐヒンジ機構を提供することを目的としている。本発明の他の目的は、可動天板を半開放の約90度開いた状態および約180度の全開放位置で確実に静止できるヒンジ機構を提供することである。
本発明に係るヒンジ機構は、可動本体に取り付ける第1ヒンジ部と、固定本体に取り付け且つ第1ヒンジ部と対称の形状である第2ヒンジ部と、第1および第2ヒンジ部と旋回可能にそれぞれ連結するリンクブラケットとを備え、並行のピボットが、それぞれヒンジ部のバレルおよびブラケットのスリーブ貫通孔内を貫通することで全体を一体化する。本発明のヒンジ機構は、リンク部の両バレル内にワンウェイ輪を静止収納し、該ワンウェイ輪を介して各ピボットを片方向回転可能に支持し、一方、ブラケットのスリーブ貫通孔内にプラスチック制動筒体を静止収納し、各ピボットを制動筒体に圧入通過させることで制動回転可能に支持する。本発明のヒンジ機構では、第1ヒンジ部を可動本体に取り付け、且つ第2ヒンジ部を固定本体に取り付けることにより、可動本体を全閉鎖から旋回すると、両ヒンジ部の一方でフリー回動し、半開放になるとリンクブラケットの一側面によって第1リンク部は静止し、さらに可動本体の旋回を続けると第2リンク部によって全開放まで制動回転する。
本発明に係るヒンジ機構において、第1および第2ヒンジ部には、水平に配設した後方突出部を形成すると好ましく、この後方突出部の表面は、半開放または全開放位置においてリンクブラケットの側辺と当接する。また、リンクブラケットは横長の側面形状を有し、該ブラケットの両側辺にそれぞれ近接形成したスリーブの貫通孔にプラスチック制動筒体またはワンウェイ輪を静止収納すると好ましく、可動本体の半開放状態において、リンクブラケットの左側辺が第1ヒンジ部の後方突出部の表面と接するかまたはその右側辺が第2ヒンジ部の後方突出部の表面と接する。
本発明に係るヒンジ機構において、プラスチック制動筒体は、リンクブラケットのスリーブ貫通孔内または第1および第2ヒンジ部のバレル内にそれぞれ収納する円筒体からなり、該円筒体における軸方向の突条の介在によって貫通孔内で静止し、圧入したピボットを効果的に制動する。ワンウェイ輪は、第1および第2ヒンジ部のバレル内またはリンクブラケットのスリーブ貫通孔内に静止収納され、バレル内の収納数を増減することによってヒンジ機構の耐荷重を調整することができ、ワンウェイ輪の収納数を減らして生じた空間にはワンウェイ輪とほぼ同形のプラスチック輪を配設する。また、2個のヒンジ機構を跳ね上げカウンタにおける天板の左右端縁にそれぞれ取り付け、可動および固定天板の隣接辺上方は、可動天板が固定天板に対して近接旋回できるように面取りすると好ましい。
本発明に係るヒンジ機構は、その耐荷重を既存品よりも高く設定できることにより、既存品に比べて、さらに大型のカウンタに取り付けることが可能である。本発明のヒンジ機構は、部品数が比較的少なく且つその耐荷重の調整が可能であるから、大型であっても既存品とのコスト差は小さく、既存品の用途にも即適合可能である。
本発明に係るヒンジ機構は、跳ね上げ式カウンタに取り付けると、開閉いずれの方向についても、該可動天板の引き上げはフリー回動で容易であるのに、回動半ばから水平位置までを制動することにより、可動天板から手を離しても自由落下することがなく、該可動天板の落下による騒音や指詰め事故を未然に防止できる。本発明のヒンジ機構は、可動天板の閉鎖時に天板表面から突出する部分がなく、しかも可動天板を180度開放で水平になるまで回動させて完全開放できるので、配達荷物や店内商品を持った状態で通過してもそれらが可動天板に引っ掛かることがない。
本発明に係るヒンジ機構は、跳ね上げ式カウンタに取り付けると、場合に応じて可動天板を回動中途で静止させ、可動天板の通過の際に無駄な力を使用する必要がなく、非力な女性でも容易に開閉できる。本発明のヒンジ機構は、跳ね上げ式カウンタの両側縁を切り込み加工して取付けると、リンクブラケットの両スリーブが天板表面の下方に収納されて表側から見えず、全体が面一になってカウンタの美観を損なうこともない。本発明のヒンジ機構は、コンビニエンスストア、業務用ダイニングキッチンやスナックバーで設置される跳ね上げ式カウンタ用だけでなく、180度開閉可能な各種の装置に取り付けることができる。
本発明に係るヒンジ機構を示す斜視図である。 図1のヒンジ機構を示す平面図であり、第1ヒンジ部の一部だけを断面で示している。 本発明に係るヒンジ機構を適用した跳ね上げカウンタを示す部分斜視図である。 図1のヒンジ機構で用いる第1ヒンジ部を後方から見た斜視図である。 第1および第2リンク部のバレル内に静止収納するワンウェイ輪を拡大し且つ一部を断面で示す概略側面図である。 ワンウェイ輪の代わりに収納できるプラスチック輪を示す斜視図である。 図1のヒンジ機構で用いるリンクブラケットを後方から見た斜視図である。 図7に示すリンクブラケットの背面図である。 リンクブラケットのスリーブの貫通孔内に静止収納するプラスチック制動筒体を示す斜視図である。 固定天板に対する可動天板の開閉過程を説明するヒンジ機構の側面図である。 図10と異なる開閉過程を経由するヒンジ機構の側面図である。
本発明に係るヒンジ機構1(図1)は、跳ね上げカウンタ3(図3)などに2個対称に設置する場合には、可動本体が可動天板5に相当し、固定本体が固定天板7に相当する。ヒンジ機構1は、図1および図2に示すように、対称形状の2枚のヒンジ部10,12およびリンクブラケット14からなり、並行のピボット16,18(図2)が、それぞれヒンジ部10,12のバレル20およびリンクブラケット14(図7、図8)の平行スリーブ22の貫通孔24内を貫通することで全体を一体化する。ヒンジ部10,12およびブラケット14は、例えば、適宜に着色可能なポリアミドFRP製であり、ピボット16,18はステンレス鋼製である。
ヒンジ部10,12において、角筒形のバレル20は相互旋回の際に接触しないように、隣接側壁の上方が円弧状側面になっている。ヒンジ部10,12は、通常、L字形の平面を有し、バレル20から直角に延びる板状の横延長部26に複数のボルト孔28を設け、第1ヒンジ部10を横延長部26を介して可動天板5に水平にボルト止めし、第2ヒンジ部12を横延長部26を介して固定天板7に水平にボルト止めする(図3参照)。また、カウンタ3の反対端縁では、別のヒンジ機構の第1ヒンジ部10を固定天板7に取り付け、その第2ヒンジ部12を可動天板5に取り付けることになる。
一方、カウンタ3などの被取付機器は、天板5,7の左右端縁において、ヒンジ機構1のヒンジ部10,12をそれぞれ正しく取り付けできるように切り込み加工することを要する。例えば、天板5,7の各端縁の表面には、ヒンジ部10,12とリンクブラケット14が正確に嵌る深さと幅の凹み31,33を形成する(図3参照)。また、天板5,7の隣接辺上方35は、可動天板5が固定天板7に対して近接旋回できるように側面が円弧状になるように面取りする。
図4に示すように、ヒンジ部10,12の後側下方には、それぞれ水平に配設した後方突出部30を形成する。この後方突出部30の表面は、半開放または全開放位置においてリンクブラケット14の側辺と当接する(図10と図11参照)。ヒンジ部10,12は、通常、図1と図2に示すように完全対称形状であるけれども、用途に応じてバレル20または横延長部26を異なる形状にすることも可能である。
ヒンジ部10,12において、各バレル20の内周壁32は、その内壁側で狭くなり、小径幅狭の貫通孔34を形成する(図2と図4参照)。貫通孔34は、ピボット16,18の直径よりもわずかに大きい。また、バレル20の内周壁の直径は、貫通孔34の直径よりも大きい。バレル20の内周壁には、円周方向に等間隔に軸方向の突条36(図4)を形成し、該突条の数は例えば6本である。
バレル20内に収納するワンウェイ輪38は、図5に概略で例示するように、太幅の短円筒形であればよく、その内径はピボット16の直径よりもわずかに大きく、その外径はバレル20の内径にほぼ等しい。ワンウェイ輪38の外周壁には、円周方向に等間隔に軸方向の溝40を設け、該ワンウェイ輪をバレル20内に収納すると、各溝40がバレル内周の突条36と嵌合することにより、ワンウェイ輪38をバレル20内で静止する。ワンウェイ輪38は、図2においてバレル20ごとに4個収納するけれども、該バレルを2、3個または5個以上収納可能な長さに定めることも可能である。ヒンジ機構1が大きい耐荷重を必要としない場合には、ワンウェイ輪38の数を減らし、ほぼ同形状のプラスチック輪42(図6)をワンウェイ輪38に代えて収納すればよい。
ワンウェイ輪38は、大型のものをワンウェイクラッチとも称し、内輪つまりピボット16が、その周辺に配列した複数の小ローラ44によって片方向にだけ回転できる装置である。ワンウェイ輪38は、例えば、ピボット16の周りに接する8本の円柱状の小ローラ44と、各小ローラ44を収容する比較的深い楔状断面の凹部48を有する外輪46とを有し、該外輪の凹部48には浅溝部および深溝部を形成する。ワンウェイ輪38において、小ローラ44は、通常、5〜12個を円周方向に等間隔に配列する。ワンウェイ輪38では、小ローラ44の一部が筒状の保持器50の内周面より僅かに内方に突き出る。ワンウェイ輪38において、板バネ52やコイルバネのような弾性部材が、各小ローラ44を凹部48の浅溝部側へ付勢する。
ピボット16が図5のD方向に回転するか、または外輪46つまりバレル20がC方向に回転すると、各ローラ44は図5で時計方向に自転しながら浅溝部に対して噛み込む方向に移動する。各ローラ44は、浅溝部の内周面とピボット16の外周面とで圧接されると自転しなくなって停止する。この際に、外輪46とピボット16との間でローラ44を介してトルクが伝達され、ワンウェイ輪38はピボット16と外輪46との相対回転を規制するロック状態となる。一方、ピボット16が図5の時計方向(反D方向)に回転するか、または外輪46が図5の反時計方向(反C方向)に回転すると、各ローラ44は図5で反時計方向に自転しながら深溝部の方向に移動する。深溝部の内周面とピボット16の外周面との隙間は、各ローラ44の外径よりも大きく、板バネ52でその位置に保たれるので各ローラ44は自転を続ける。この際に、外輪46とピボット16との間でトルクは伝達されず、ワンウェイ輪38はピボット16と外輪46との相対回転を許容するフリーの状態となる。
両バレル20内には、図2のように、ワンウェイ輪38またはプラスチック輪42を複数個収納した後に、さらにピボット両端にワッシャ54を嵌め、該ワッシャの中心孔をピボット16の異形端56と嵌合させてから、ピボット端を叩いてカシメ止めする。円板状のワッシャ54の直径は、バレル20の内径よりも僅かに大きく、バレル端の円周溝の内径とほぼ等しい。ワッシャ54は、Eリングなどのスナップリングと溝形成、溶接またはネジ止めなどで固着することも可能である。
本発明で用いるリンクブラケット14は、図2に示すようにほぼU字形平面であり、図7と図8に示すような横長の側面形状を有する。ブラケット14には、その両側辺にそれぞれ近接させて平行スリーブ22,22をブラケット本体23と直角に形成し、各スリーブにはピボット16,18が通過する貫通孔24,24を設ける。平行スリーブ22,22の中心間距離は、第1および第2ヒンジ部10,12が相互に旋回する際に、常に近接した状態を維持できる距離に定める。
ブラケット本体23において、その前後壁は、上方の垂直壁58と下方の四半円周壁60とからなり、且つ下方壁62が平坦な水平であることを要する。四半円周壁60,60は、リンクブラケット14をピボット16または18を中心に旋回可能とするために必須である。例えば、垂直壁58,58は、一方が第1ヒンジ部10の後方突出部30の表面と接触することで該第1ヒンジを半開放位置(図10(2)参照)で静止し、他方が第2ヒンジ部12の後方突出部30の表面と接触することで第1ヒンジ部10を全開放位置(図10(3)参照)で静止する。したがって、垂直壁58からピボット16の中心までの垂直距離は、後方突出部30の表面からピボット16の中心までの垂直距離と等しいことを要する。また、下方壁62は、第2ヒンジ部12の後方突出部30の表面と接触することにより、図10(2)のように可動天板5を全開放位置から閉じる際に半開放位置で静止させたり、図11を参照すれば第1ヒンジ部10を閉じる際に全閉鎖位置で静止させるために必要である。
リンクブラケット14において、両スリーブ22の貫通孔24は、円形内周面において軸方向にキー溝64を形成した円筒形状であり、該貫通孔の前周端に面取り部(図示しない)を形成する。図9に示すプラスチック制動筒体66は、フランジ部68および円筒部70とからなり、該円筒部の外径は貫通孔24の内径とほぼ等しく、該円筒部の内径は非圧入状態でピボット16の直径よりも僅かに小さい。制動筒体66は、例えば、耐磨耗性のポリアセタール製であるので長期間使用することが可能である。制動筒体66をスリーブ22の前方(つまり図7で後方)から貫通孔24内にそれぞれ収納すると、軸方向に設けたキー突条72が貫通孔24のキー溝64と係合して静止し、且つフランジ部68の下側隅入れ部73が貫通孔24の面取り部と密接することにより、制動筒体66はフランジ部68を除いて貫通孔24内に完全に嵌り込む。
制動筒体66の円筒部70の長さは、貫通孔24の距離と同じであってもそれ以下でもよい。制動筒体66の代わりに、円筒体およびワッシャを1個ずつ用いることも可能である。制動筒体66をそれぞれ貫通孔24内に収納すると、フランジ部68がリンクブラケット14とヒンジ部10,12のバレル20との間に介在し(図2参照)、リンクブラケット14とヒンジ部10,12との相互回転時の摩擦抵抗を軽減する。
制動筒体66をスリーブ22の貫通孔24内に静止収納し、ピボット16または18を制動筒体66に圧入通過させると、該ピボットを制動回転可能に支持できる。制動筒体66は、ピボット16または18とともに空回りしないように、該制動筒体の外周壁に軸方向に設けたキー突条72を備えている。このような回り止めは、ワンウェイ輪38に形成した周壁における複数の溝でもよく、またはその外周面を楕円や矩形などの非円形平面としたり、接着剤で一体化することも可能であり、回り止め方法に関してはワンウェイ輪38でも同様である。
ヒンジ部10,12は、可動本体5および固定本体7にそれぞれ取り付けられ、ともに一回転方向にフリー回動し、対称形状で対向配置するので反対方向にフリー回動する(図10参照)。この際に、フリー回動とは、制動されることなく、従来のように自由に回動できることを意味する。図10および図11において、図の左側のF方向とB方向は、リンクブラケット14に対する第1ヒンジ部10つまり可動天板5の回動方向を意味し、図の右側のF方向とB方向は、第2ヒンジ部12つまり固定天板7に対するリンクブラケット14の回動方向を意味する。
本発明に係るヒンジ機構1は、コンビニエンスストア、業務用ダイニングキッチンやスナックバーなどにおいて、図3に示すような比較的大型の跳ね上げ式カウンタ3の可動天板5および固定天板7に取り付けるのが一般的な使用であるけれども、このような使用に限定されることはない。例えば、ヒンジの耐荷重や寸法などを変更すれば、地下収納庫の蓋またはマンホールの蓋などに適用することも可能である。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。図1に示すヒンジ機構1は、長寸のカウンタにおける跳ね上げカウンタ3(図3)の左右端縁内に1対で取り付け、該跳ね上げカウンタでは可動天板5を固定天板7に対して約180度の全開放可能に回動可能である(図10(3)参照)。図3において、天板5,7の隣接辺上方35は、カウンタ3が木材ならば側面円弧状の面取りになるように切削すればよい。
図3において、ヒンジ機構1が凹み31,33内に収納されると、ヒンジ部10,12とリンクブラケット14の上面が天板5,7の表面と一致する。凹み31,33の横幅は、ヒンジ部10,12のバレル20およびブラケット14の厚みに合致する厚幅部と、横延長部26の厚みに合致する薄幅部とからなり、ヒンジ機構1を凹み31,33内に収納すると、ヒンジ部10,12の表面が天板5,7の側壁面と一致する。この薄幅部において、ヒンジ部10,12の横延長部26は凹み31,33の内側壁と接触するので、両横延長部26の個所で天板5,7にボルト止めできる。
凹み31,33の厚幅部において、その幅はヒンジ部10,12のバレル20とブラケット14の厚みとの合算幅にほぼ等しく、該ブラケットのスリーブ22の部分は凹み31,33の内側壁に穿孔した盲孔(図示しない)に嵌入する。一方、前記の厚幅部の幅がヒンジ部10,12のバレル20とブラケット14の全長との合算幅よりも大きいならば、隣接辺上方35が湾曲した金属プレート(図示しない)などを天板5,7の表面にそれぞれ固着し、該プレートの下方にブラケットのスリーブ22を位置させて遮蔽すればよい。この金属プレートの表面は天板5,7の表面と一致させる。
ヒンジ機構1を組み立てる際には、ブラケット14のスリーブ22の貫通孔24にプラスチック制動筒体66を前方から嵌めてから、第1ヒンジ部10をブラケット14の前方に位置させた後に、ピボット16を制動筒体66に圧入通過させる。ピボット16は、バレル20内に突き出ているから、該バレルにおいてピボット端部に所望数のワンウェイ輪38を挿入し、さらにピボット両端にワッシャ54を嵌めて、該ワッシャをピボット端にカシメ止めする。次に、第2ヒンジ部12およびピボット18についても、前記と同様に組み立てていけばよい。
ヒンジ機構1において、第1ヒンジ部10の旋回により、ワンウェイ輪38の外輪46が図5のC方向つまり時計方向に回転すると、各凹部48内の小ローラ44も時計方向に回転し、該小ローラが板バネ52の弾力に逆らって狭い内壁面から離れることにより、外輪46はピボット16の周囲で空転し、フリー回動で可動天板5の上方開放は容易である。また、可動天板5を閉じるために下方へ旋回すると、外輪46が図5の反時計方向に回転し、各凹部48内の小ローラ44も反時計方向に回転する。この結果、各小ローラ44が弾性板バネ52の弾力によって凹部48の狭い内壁面に食い込み、ピボット16を外輪46とともに回転させ、該ピボットの回動を制動筒体66によって抑制するため、可動天板5の急激な下方旋回を制動し、該可動天板を静かに閉鎖できる。
ヒンジ機構1について、可動天板5の全開閉作動を図10によって説明する。図10において、可動天板5つまり第1ヒンジ部10は、リンクブラケット14に対して、図10の左側に示すように時計回りのF方向にフリー回動し、反時計回りのB方向に制動回動する。一方、リンクブラケット14は、固定天板7つまり第2ヒンジ部12に対して、図10の右側に示すように反時計回りのF方向にフリー回動し、時計回りのB方向に制動回動する。
図10(1)において、第1ヒンジ部10つまり可動天板5は全閉鎖位置にある。可動天板5を図10(1)から図10(2)のように開いていくと、該可動天板は、半開放位置つまり90度開放位置までフリー回動し、該可動天板を軽く開くことができる。このフリー回動の際に、可動天板5から手を離しても、該可動天板はその位置で静止する。図10(2)に示す半開放位置に達すると、第1ヒンジ部10の後方突出部30の表面がリンクブラケット14の左垂直壁58と当接し、可動天板5とともにヒンジ部10の回動が止まり、該可動天板は半開放位置で静止する。
可動天板5をさらに図10(3)まで開放を続けると、リンクブラケット14が、ヒンジ部12に対して図10の時計回りのB方向に制動回動する。このため、可動天板5を図10(2)から図10(3)までの位置で手を離したり、固定天板7の方へ急に押しても、該可動天板は緩やかに回動するので指詰め事故などが起こらない。可動天板5が180度旋回し、図10(3)の全開放位置に達すると、リンクブラケット14の右垂直壁58が第2ヒンジ部12の後方突出部30の表面と当接し、可動天板5は停止する。
一方、可動天板5を図10(3)の全開放位置から図10(1)の全閉鎖位置まで閉じていくと、図10(3)を経て図10(2)の半開放位置まで、リンクブラケット14が、ヒンジ部12に対して図10の反時計回りのF方向にフリー回動し、該可動天板を軽く開くことができる。このフリー回動の際に、可動天板5から手を離しても、該可動天板はその位置で静止する。図10(2)に示す半開放位置に達すると、リンクブラケット14の下方壁62がヒンジ部12の後方突出部30の表面と当接し、第1ヒンジ部10つまり可動天板5の回動が止まり、該可動天板は直立位置で静止する。
可動天板5を図10(2)を経て図10(1)の位置まで閉鎖を続けると、リンクブラケット14は静止したままで、ヒンジ部10がリンクブラケット14に対して図10の反時計回りのB方向に制動回動する。このため、可動天板5を図10(2)から図10(1)までの位置で手を離したり、固定天板7の方へ急に押しても、該可動天板は緩やかに回動するので指詰め事故などが起こらない。可動天板5が180度旋回し、図10(1)の全閉鎖位置に達すると、該可動天板は停止する。
図11に示すヒンジ機構74は、第1および第2ヒンジ部76,78の制動回動とフリー回転が実施例1のヒンジ部10,12と反対である構成である。ヒンジ機構74について、可動天板5の全開閉作動を図10と図11で説明する。図11において、可動天板5つまりヒンジ部76は、リンクブラケット14に対して、反時計回りのF方向にフリー回動し、時計回りのB方向に制動回動する。一方、リンクブラケット14は、ヒンジ部78に対して、時計回りのF方向にフリー回動し、反時計回りのB方向に制動回動する。
可動天板5を全閉鎖位置から図11のように開いていくと、第1ヒンジ部76は、リンクブラケット14とともに、第2ヒンジ部78に対して時計回りのF方向にフリー回動し、図11に示す半開放位置つまり90度開放位置までフリー回動する。このフリー回動の際に、可動天板5から手を離しても、該可動天板はその位置で静止する。図11に示す半開放位置に達すると、リンクブラケット14の右垂直壁58がヒンジ部78の後方突出部30の表面と当接し、リンクブラケット14および第1ヒンジ部76は半開放位置で静止する。
可動天板5を図10(3)までさらに開放を続けると、リンクブラケット14は静止したままで、第1ヒンジ部76がブラケット14に対して図11の時計回りのB方向に制動回動する。このため、可動天板5を図10(3)までの位置で手を離しても、該可動天板は緩やかに下方へ回動する。可動天板5が180度旋回し、図10(3)に示す全開放位置に達すると、第1ヒンジ部76の後方突出部30の表面がリンクブラケット14の左垂直壁58と当接し、該可動天板は停止する。
一方、可動天板5を図10(3)の全開放位置から閉じていくと、図11の半開放位置まで、第1ヒンジ部76がブラケット14に対して図11の反時計回りのF方向にフリー回動し、該可動天板を軽く開くことができる。図11に示す半開放位置に達すると、第1ヒンジ部76の後方突出部30の表面がリンクブラケット14の下方壁62と当接し、第1ヒンジ部76の回動がリンクブラケット14に対して止まり、可動天板5は半開放位置で静止する。
可動天板5を図11を経て図10(1)の位置まで閉鎖を続けると、リンクブラケット14が第2ヒンジ部78に対して図11の反時計回りのB方向に制動回動し、第1ヒンジ部76はリンクブラケット14とともに旋回する。このため、可動天板5は緩やかに回動するので指詰め事故などが起こらない。可動天板5が180度旋回し、図10(1)の全閉鎖位置に達すると、リンクブラケット14の下方壁62がヒンジ部78の後方突出部30の表面と当接し、リンクブラケット14および第1ヒンジ部76は停止する。
ヒンジ機構74は、機能的には実施例1のヒンジ機構1と同一であるが、可動天板5を90度開いた際に、同じ長さの可動天板でも静止位置が異なることにより、開き幅が若干大きい。このため、比較的短い可動天板である場合には、ヒンジ機構74の方がヒンジ機構1と比べると使い勝手が良い。
1 ヒンジ機構
3 跳ね上げカウンタ
5 可動天板
7 固定天板
10 第1ヒンジ部
12 第2ヒンジ部
14 リンクブラケット
16,18 ピボット
20 ヒンジ部のバレル
22,22 平行スリーブ
24 スリーブ貫通孔
38 ワンウェイ輪
42 プラスチック輪
66 プラスチック制動筒体

Claims (6)

  1. 可動本体に取り付ける第1ヒンジ部と、固定本体に取り付け且つ第1ヒンジ部と対称の形状である第2ヒンジ部と、第1および第2ヒンジ部と旋回可能にそれぞれ連結するリンクブラケットとを備え、並行のピボットが、それぞれヒンジ部のバレルおよびブラケットのスリーブ貫通孔内を貫通することで全体を一体化するとともに、リンク部の両バレル内にワンウェイ輪を静止収納し、該ワンウェイ輪を介して各ピボットを片方向回転可能に支持し、一方、ブラケットのスリーブ貫通孔内にプラスチック制動筒体を静止収納し、各ピボットを制動筒体に圧入通過させることで制動回転可能に支持するヒンジ機構であって、第1ヒンジ部を可動本体に取り付け、且つ第2ヒンジ部を固定本体に取り付けることにより、可動本体を全閉鎖から旋回すると、両ヒンジ部の一方でフリー回動し、半開放になるとリンクブラケットの一側面によって第1リンク部は静止し、さらに可動本体の旋回を続けると第2リンク部によって全開放まで制動回転するヒンジ機構。
  2. 第1および第2ヒンジ部には、水平に配設した後方突出部を形成し、この後方突出部の表面は、半開放または全開放位置においてリンクブラケットの側辺と当接する請求項1記載のヒンジ機構。
  3. リンクブラケットは横長の側面形状を有し、該ブラケットの両側辺にそれぞれ近接形成したスリーブの貫通孔にプラスチック制動筒体またはワンウェイ輪を静止収納し、可動本体の半開放状態において、リンクブラケットの左側辺が第1ヒンジ部の後方突出部の表面と接するかまたはその右側辺が第2ヒンジ部の後方突出部の表面と接する請求項1記載のヒンジ機構。
  4. プラスチック制動筒体は、リンクブラケットのスリーブ貫通孔内または第1および第2ヒンジ部のバレル内にそれぞれ収納する円筒体からなり、該円筒体における軸方向の突条の介在によって貫通孔内で静止し、圧入したピボットを効果的に制動する請求項1記載のヒンジ機構。
  5. ワンウェイ輪は、第1および第2ヒンジ部のバレル内またはリンクブラケットのスリーブ貫通孔内に静止収納され、バレル内の収納数を増減することによってヒンジ機構の耐荷重を調整することができ、ワンウェイ輪の収納数を減らして生じた空間にはワンウェイ輪とほぼ同形のプラスチック輪を配設する請求項1記載のヒンジ機構。
  6. 2個のヒンジ機構を跳ね上げカウンタにおける天板の左右端縁にそれぞれ取り付け、可動および固定天板の隣接辺上方は、可動天板が固定天板に対して近接旋回できるように面取りする請求項1記載のヒンジ機構。
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