JP2014061667A - 押出成形装置、樹脂シート製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂シート成形後の樹脂剥がれの改善を図った押出成形装置等を提供する。
【解決手段】押出成形装置2は、溶融状態の樹脂3を下方に押し出すTダイ5と、Tダイ5の下方に設けられる冷却・ニップ用のロール部7と、ロール部7に基材10を供給する供給手段と、ロール部7によって基材10上に溶融状態の樹脂3を貼り合わせて成形された樹脂シート20を搬送する搬送手段と、を備える押出成形装置2において、ロール部7の下流側の経路上には、樹脂シート20を再加熱するとともに再ニップする再処理機構部15を備えている。
【選択図】図2
【解決手段】押出成形装置2は、溶融状態の樹脂3を下方に押し出すTダイ5と、Tダイ5の下方に設けられる冷却・ニップ用のロール部7と、ロール部7に基材10を供給する供給手段と、ロール部7によって基材10上に溶融状態の樹脂3を貼り合わせて成形された樹脂シート20を搬送する搬送手段と、を備える押出成形装置2において、ロール部7の下流側の経路上には、樹脂シート20を再加熱するとともに再ニップする再処理機構部15を備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、基材の表面に樹脂を貼り合せた樹脂シートを製造する樹脂シート製造方法及び押出成形装置に関する。
従来から知られている押出成形装置は、Tダイから熱可塑性の樹脂を溶融状態でフィルム状に押出し、別途走行するプラスチックフィルムなどの基材と貼り合せ、樹脂シートを成形する。成形された樹脂シートはその幅方向の厚みに偏りがあり、薄肉部分の樹脂が基材から剥がれることがあり、この剥がれを防止するために、ダイ直下に配置されているニップ下にて樹脂シートを部分的(薄肉部分)に加熱し、薄肉部分の冷却速度を遅くして粘着性を維持する手法が従来から知られている(特許文献1参照)。
上述した特許文献1に示す手法は、薄膜部分を基点とした樹脂剥がれを防止するものであり、ニップ部での剥がれを防止する上では有効であるが、ニップ部以降での搬送途中において発生する搬送ロール等との接触による樹脂の剥がれについては考慮されておらず、このような場合に樹脂剥がれが発生する場合がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、樹脂シート成形後の樹脂剥がれの改善を図った押出成形装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の押出成形装置(2)は、溶融状態の樹脂(3)を下方に押し出すTダイ(5)と、当該Tダイの下方に設けられる冷却・ニップ用のロール部(7)と、当該ロール部に基材(10)を供給する供給手段と、前記ロール部によって前記基材上に前記溶融状態の樹脂を貼り合わせて成形された樹脂シート(20)を搬送する搬送手段と、を備える押出成形装置において、前記ロール部の下流側の経路上には、前記樹脂シートを再加熱するとともに再ニップする再処理機構部(15)を備えていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の押出成形装置は、請求項1に記載の押出成形装置において、再処理機構部は、前記樹脂シートの成形後であって、前記基材上に貼り合わされた樹脂側に前記搬送手段の搬送ロール(25)が接触する前の経路に設置されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の樹脂シート製造方法は、基材面に溶融状態の樹脂を貼り合わせ、当該基材と溶融状態の樹脂をニップロールと冷却ロールとの間で圧着・冷却して樹脂シートを成形する樹脂シート製造方法において、前記樹脂シート成形後に前記基材上に貼り合わされた樹脂側に搬送ロールが接触する前に、前記樹脂シートを再加熱するととともに再ニップすることを特徴とする。
本発明における押出成形装置等によれば、樹脂シート成形後の樹脂剥がれを容易に防止することができ、この樹脂剥がれに起因する搬送不良や装置の故障を防止できる。
以下に、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、便宜上、図1に示す押出成形装置2の上下方向をTダイ5の上下方向とし、奥行き側又は手前側をTダイ5の左方向、又は右方向とし、左右方向をTダイ5の前後方向として説明するものとする。
図1〜図3を用いて、本発明の押出成形装置2について詳述する。
本実施形態の押出成形装置2は、例えば、溶融した熱可塑性の樹脂3を下方へと押し出すTダイ5と、この樹脂3が供給されるロール部7と、を備える。このロール部7には、図2に示すように、別途、外部から基材10が図示しない搬送ロールを備える搬送部(本願の供給手段)によって供給される。このようにして押出成形装置2では、ロール部7にて基材10の表面にTダイ5から供給される樹脂3が塗工されて貼り合わされ樹脂シート20が成形される。
ロール部7は、微小な間隔をおいて水平方向に配置された一対のロール8、9を備えており、例えば、一方のロール8は冷却ロールとして機能し時計廻り方向に、他方のロール9は一方のロールに押し当てられてニップロールとして機能し反時計廻り方向に、同一の周速度で各々が回転駆動される。
Tダイ5は、この両方のロール8、9が対峙している部分の上方に設けられており、左右方向に細長い下向きの開口部5aを有し、この開口部5aにより樹脂3をシート状にして両方のロール8、9の間に供給する。
ロール部7に供給される基材10と樹脂3は、各ロール8、9の外周面に接触して、冷却及びニップされることで樹脂シート20が成形され、複数の搬送ロール25で構成される搬送部(本願の搬送手段)によって下流側へと搬送される。
ここで、基材10の表面に塗工される樹脂3の塗工端3Aは、図3(a)に示すように盛り上がっているため、成形された樹脂シート10が搬送部によって搬送される際、樹脂シート20の樹脂3側が搬送ロール25によってガイドされると、その塗工端3Aが搬送ロール25との接触によって剥がれの起点となりやすい。そこで、ロール部7の下流側であって、樹脂シート20の樹脂3側が搬送ロール25によって搬送される前の経路上には、樹脂3を再溶融するとともに、樹脂シート20を再ニップする再処理機構部15が設けられている。本実施形態では、このようにロール部7にてニップされた後の樹脂シート20の樹脂3を再溶融・再ニップすることにより、図3(b)に示すように、基材10の表面に塗工される樹脂3の塗工端3Aの段差をならし、基材10と樹脂3との接着性を高めるようにしている。
再処理機構部15は、成形された樹脂シート20を再加熱する加熱機構部16と、加熱された樹脂シート20を再ニップするニップ機構部17と、を備えている。
加熱機構部16は、例えば、赤外線ヒータを備え、樹脂3が所定の加熱温度まで加熱される。一方で、ニップ機構部17は、一対のロール18、18を備え、このロール18、18間に樹脂シート20を通過させることで樹脂3と基材10とをニップする。なお、例えば、一方のロール18に冷却手段を設け、樹脂シート20をニップする際に樹脂3を冷却して固化を促進させるようにしても構わない。
樹脂3の加熱温度は、樹脂3が有する軟化温度から溶融温度の範囲内で制御され、一方で、基材10は溶融すると搬送過程に影響を与えるため、樹脂3と比較して耐熱性の高い材料が選択される。
また、本実施形態で用いられる基材10は、必要とするラミネート物に応じて、紙、樹脂、又は金属等が適宜使用される。また、樹脂3は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオリフィン系樹脂をはじめとする公知の熱可塑性樹脂が適宜使用される。
次に、この押出成形装置2の作用について説明する。
まず、Tダイ5から吐出された樹脂3は、走行する基材10の表面に塗工された後、ロール8、9間に供給されると、ロール8、9との間で最初の冷却・ニップ操作が行われる。このニップ操作では、樹脂3が基材10に圧着されるのに必要な圧力で挟持される。これにより、基材10の表面に樹脂3が貼り合わされてなる樹脂シート20が成形される。
次に、樹脂3がほぼ固まりつつある(又は固化した)状態において、加熱機構部16によって樹脂3が所定の加熱温度になるように再加熱され、その後、ニップ機構部17によって樹脂シート20が再度ニップされる。これにより、塗工端3Aの段差がならされるとともに、基材10と樹脂3との接着性が高められ、その後、樹脂3側が搬送部の搬送ロール25によってガイドされた場合でも、塗工端3Aの剥がれが防止され、樹脂剥がれに起因する搬送不良や装置の故障を防止できる。
以上に説明したように、本実施形態の押出成形装置2は、基材10に樹脂3が塗工されニップされることにより樹脂シート20が成形された後、その樹脂シート20の樹脂3側が搬送ロール25によってガイドされる前に、再処理機構部15により、当該樹脂シート20の樹脂3が再加熱され再溶融された後、再度、この樹脂シート20をニップすることで、樹脂3の塗工端3Aに生じる段差をならして、基材10と樹脂3間の接着性を高めることで、樹脂剥がれに起因する搬送不良や装置の故障を防止することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせすべてが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
例えば、本実施形態の再処理機構部15は、基材上に貼り合わされる樹脂3側が搬送ロール25によってガイドされる(接触する)前の経路上に設置されるが、基材10と樹脂3の貼り合わせ直後、すなわち、ロール部7によって樹脂シート20が成形された直後に設置されても構わない。
また、加熱機構部16やニップ機構部17は、一例を示したものであって一般に公知技術をそれぞれ適用することができる。
2 押出成形装置
3 樹脂
5 Tダイ
7 ロール部
10 基材
15 再処理機構部
20 樹脂シート
3 樹脂
5 Tダイ
7 ロール部
10 基材
15 再処理機構部
20 樹脂シート
Claims (3)
- 溶融状態の樹脂を下方に押し出すTダイと、
当該Tダイの下方に設けられる冷却・ニップ用のロール部と、
当該ロール部に基材を供給する供給手段と、
前記ロール部によって前記基材上に前記溶融状態の樹脂を貼り合わせて成形された樹脂シートを搬送する搬送手段と、を備える押出成形装置において、
前記ロール部の下流側の経路上には、前記樹脂シートを再加熱するとともに再ニップする再処理機構部を備えていることを特徴とする押出成形装置。 - 再処理機構部は、前記樹脂シートの成形後であって、前記基材上に貼り合わされた樹脂側に前記搬送手段の搬送ロールが接触する前の経路に設置されることを特徴とする請求項1に記載の押出成形装置。
- 基材面に溶融状態の樹脂を貼り合わせ、当該基材と溶融状態の樹脂をニップロールと冷却ロールとの間で圧着・冷却して樹脂シートを成形する樹脂シート製造方法において、
前記樹脂シート成形後に前記基材上に貼り合わされた樹脂側に搬送ローラが接触する前に、前記樹脂シートを再加熱するととともに再ニップすることを特徴とする樹脂シート製造方法。
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JP2012208921A JP2014061667A (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 押出成形装置、樹脂シート製造方法 |
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