JP2014060700A - 導波管スロットアンテナおよびこれを備える無線装置 - Google Patents

導波管スロットアンテナおよびこれを備える無線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナ性能が高い導波管スロットアンテナを低コストに提供する。
【解決手段】管軸方向に延びた導波路2を有する導波管10の管軸方向に沿って、放射スロット3と、放射スロット3の形成位置で導波路2の断面積を縮小させる内壁13とを複数設けてなる導波管スロットアンテナAであって、導波管10は、相手側と結合されることにより導波路2を画成する第1及び第2の導波管形成部材11,12からなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、導波管スロットアンテナおよびこれを備える無線装置に関する。
近年、安全運転支援(例えば、衝突防止)を目的として、自動車に無線装置の一種であるレーダ装置が搭載される場合がある。この種の車載用レーダ装置には、センサーとして、レーザレーダを使用するものや、ミリ波レーダを使用するものなどがあるが、レーザレーダのセンシング能力(分解能)は、車両の汚れや気象条件などといった外的要因によって変化し易い。そのため、近時においては、外的要因によって分解能が変化し難く、所望の分解能を常時安定的に発揮し得るミリ波レーダを採用することが多くなっている。なお、ミリ波とは、波長1〜10mm、周波数30〜300GHzの電磁波(電波)である。
上記のミリ波レーダでは、電波を送信又は受信するためのアンテナ部として、下記の特許文献1に開示されているような導波管スロットアンテナを用いる場合がある。この種の導波管スロットアンテナは、金属製の中空導波管(方形導波管)の一面に、スロット状のアンテナ素子(放射スロット)を複数設けて構成されるのが一般的である。
導波管スロットアンテナは、上記のようなミリ波帯の電波を送受信するためのアンテナ部としてのみならず、センチメートル波帯の電波(波長10〜100mm程度、周波数3〜30GHzの電波)を送受信するためのアンテナ部としても使用可能である。センチメートル波帯の電波を利用するものとしては、無線LANやBluetooth(登録商標)などに代表される無線伝送システム、電子料金収受システム(ETC:登録商標)などを挙げることができる。
特開2000−341030号公報
ところで、上述した各種無線装置の低価格化を図るべく、導波管スロットアンテナを低コスト化する必要が生じている。しかしながら、特許文献1の導波管スロットアンテナのように、金属製の方形導波管を用いた場合、放射スロットは機械加工で形成せざるを得ないことから量産性(製造コスト)の点で難がある。また、無線装置の性能は、アンテナ性能によって大きく左右されることから、導波管スロットアンテナのアンテナ性能を高めることも求められている。
かかる実情に鑑み、本発明は、アンテナ性能が高められた導波管スロットアンテナを低コストに提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために創案された本発明は、管軸方向に延びた導波路を有する導波管の管軸方向に沿って、放射スロットと、放射スロットの形成位置において導波路の断面積を縮小させる内壁とを複数設けてなる導波管スロットアンテナであって、導波管は、横断面で有端状をなし、相手側と結合されることにより導波路を画成する第1及び第2の導波管形成部材からなることを特徴とする。なお、「横断面」とは、管軸方向と直交する断面と同義である。
上記のように、放射スロットの形成位置において導波路の断面積を縮小させる内壁を設けたことにより、導波路内を伝搬する電波の放射効率を高めることができる。本発明の導波管スロットアンテナは、放射スロットに加え、上記の内壁を複数設けて構成される関係上、従来品よりも形状が複雑化し、製造コストが増大するとも考えられる。しかしながら、本発明の構成上、導波管は、横断面で有端状をなす二部材(第1及び第2の導波管形成部材)を結合することで形成されることから、安価に、しかも精度良く量産することができる。すなわち、導波管を上記の第1及び第2の導波管形成部材を結合することで形成するようにすれば、複数の放射スロットの全てを第1の導波管形成部材に設ける一方で、複数の内壁の全てを第2の導波管形成部材に設けるといった対応を採ることが可能となるので、導波管スロットアンテナの構成要素を比較的容易にしかも精度良く得ることができる。以上から、本発明によれば、アンテナ性能が高められた導波管スロットアンテナを低コストに得ることができる。
導波管スロットアンテナには、導波路の管軸方向の一端に開口した給電口を設けることができる。この場合、管軸方向で隣り合う2つの内壁のうち、相対的に給電口に近い側の内壁の高さ寸法をh1、相対的に給電口から遠い側の内壁の高さ寸法をh2としたとき、h1≦h2の関係式を満たすようにすることができる。このようにすれば、各放射スロットを介してアンテナ外部に放射される電波量(電波の強さ)が放射スロット相互間でばらつき難くなり、各放射スロットから概ね等しい量の電波を放射することが可能となる。従って、当該アンテナの各部で性能にばらつきが生じるのを可及的に回避することができ、当該アンテナの信頼性が向上する。
本発明の導波管スロットアンテナは、さらに、内底面に一の放射スロットが開口した窪み部が、管軸方向に沿って複数設けられたものとすることができる。このようにすれば、グレーティングローブとも称される不要放射を抑制し得るので、アンテナ性能を一層向上することができる。
上記構成において、第1及び第2の導波管形成部材は、何れも、樹脂で形成されると共に、少なくとも導波路の画成面に形成された導電性被膜を有するものとすることができる。このように、両導波管形成部材を樹脂で形成(射出成形)すれば、所望のアンテナ特性を具備する導波管スロットアンテナを一層低コストに量産することができる。また、両導波管形成部材は、少なくとも導波路の画成面に導電性被膜を有するので、導波管内に供給された電波(高周波電流)を導波路に沿って円滑に伝搬させることができる。
導波管形成部材を樹脂製とする場合、その成形用樹脂としては、液晶ポリマー(LCP)を主成分とするものを好適に使用し得る。LCPは形状安定性に優れ、かつ成形に伴うバリの発生量を抑えることができるからである。導波管形成部材の成形用樹脂には、導波管形成部材の形状安定性や機械的強度を高めるために、必要に応じてガラスファイバー(GF)等の各種充填材を配合することができる。
導電性被膜の膜厚は、これが薄過ぎると耐久性に乏しくなり、逆に厚過ぎると被膜形成に多大な時間を要してコスト高を招来する。従って、導電性被膜の膜厚は、0.2μm以上1.5μm以下とするのが好ましい。また、導電性被膜は、単層構造としても良いが、複層構造とするのが好ましく、具体的には、二種以上の金属メッキ被膜を積層させることで導電性被膜を構成するのが好ましい。例えば、金属の中でも特に導電性の高い銅や銀で第1の金属メッキ被膜を形成し、第1の金属メッキ被膜上に、耐久性に富むニッケルで第2の金属メッキ被膜を形成する。これにより、導電性及び耐久性の双方に優れた導電性被膜を得ることができるので、アンテナの信頼性が向上する。
導波管は、横断面寸法が相対的に長寸で、互いに平行な一対の広壁と、横断面寸法が相対的に短寸で、互いに平行な一対の狭壁とを有する方形導波管で構成することができる。この場合、導波管スロットアンテナは、(1)一対の狭壁の何れか一方に放射スロットが設けられると共に他方に内壁が設けられ、第1の導波管形成部材が前記一方の狭壁を有し、第2の導波管形成部材が前記他方の狭壁を有するもの、としても良いし、(2)一対の広壁の何れか一方に放射スロットが設けられると共に他方に内壁が設けられ、第1の導波管形成部材が前記一方の広壁を有し、第2の導波管形成部材が前記他方の広壁を有するものとすることもできる。
本発明に係る導波管スロットアンテナは、以上で述べたような特長を有することから、この導波管スロットアンテナを備えた無線装置は、低コストでありながら、電波の送受信性能に優れ、信頼性に富むものとなる。
以上に示すように、本発明によれば、アンテナ性能が高められた導波管スロットアンテナを低コストに提供することができる。
(a)図は本発明の第1実施形態に係る導波管スロットアンテナを備えたアンテナユニットの概略平面図、(b)図は同背面図である。 (a)図は第1実施形態に係る導波管スロットアンテナの側面図、(b)図は図1(a)中に示すY−Y線概略断面図、(c)図は図2(a)中に示すX−X線概略断面図である。 図1に示すアンテナユニットを適用可能なミリ波レーダのシステム構成の概要を示すブロック図である。 (a)図は本発明の第2実施形態に係る導波管スロットアンテナの概略平面図、(b)図は(a)図中に示すX−X線概略断面図、(c)図は(a)図に示す導波管スロットアンテナを構成する第1の導波管形成部材の展開平面図、(b)図は(a)図に示す導波管スロットアンテナを構成する第2の導波管形成部材の展開平面図である。 本発明の第3実施形態に係る導波管スロットアンテナの横断面図である。 本発明の第4実施形態に係る導波管スロットアンテナの横断面図である。 本発明の第5実施形態に係る導波管スロットアンテナの横断面図である。 変形例に係る導波管スロットアンテナの概略側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図8を参照しながら説明する。
図1(a)(b)に、本発明の第1実施形態に係る導波管スロットアンテナAを備えたアンテナユニット1の平面図及び背面図をそれぞれ示す。図1に示すアンテナユニット1は、例えばミリ波帯(例えば76GHz帯)の電波を送受信するために用いられるものであって、並列に接続された複数本(図示例では5本)の導波管スロットアンテナAと、各導波管スロットアンテナAに高周波電力を供給する給電導波管9[図1(b)中に二点鎖線で示す]とを備える。導波管スロットアンテナAを並列に接続するための手段に特段の制約はなく、例えば、接着、両面テープ止め、凹凸嵌合などの固定手段を単独で、あるいは二種以上組み合わせることができる。5本の導波管スロットアンテナAのうち、例えば中央部に配置されたアンテナAは電波の送信(発信)用アンテナとして機能させることができ、その幅方向両側に2本ずつ配置されたアンテナAは電波の受信用アンテナとして機能させることができる。
次に、各導波管スロットアンテナAの詳細構造について、図2(a)〜(c)も参照しながら説明する。
導波管スロットアンテナAは、内部に導波路2を有する導波管10の管軸方向に沿って、放射スロット3と、放射スロット3の形成位置で導波路2の断面積を縮小させる内壁13とを所定間隔で複数設けて構成される。図1(a)に示す放射スロット3は、その幅方向中央部を通って延びる直線が管軸方向(導波路2の延在方向)に対して45°傾いたものであるが、管軸方向に対する放射スロット3の傾斜角は、用途等に応じて適宜設定することができる。
導波管スロットアンテナAを構成する導波管10は、図2(b)(c)に示すように、横断面寸法が相対的に短寸で、互いに平行な一対の狭壁10a,10bと、横断面寸法が相対的に長寸で、互いに平行な一対の広壁10c,10dとを有するいわゆる方形導波管とされ、本実施形態の導波管10は、管軸方向の一端および他端開口を閉塞する一対の終端壁10e,10fをさらに備える。放射スロット3は一方の狭壁10aの内外面に開口するように設けられ、内壁13は他方の狭壁10bの内面に立設されている。
狭壁10aには、その外面に開口した窪み部4が管軸方向に沿って複数設けられ、各窪み部4の内底面には一の放射スロット3が開口している。本実施形態の窪み部4は平面視で真円状に形成されたものであるが、窪み部4は、平面視で矩形状、楕円状等に形成されたものであっても良い。このような窪み部4を設けることにより、グレーティングローブとも称される不要放射が抑制される。
狭壁10bには、その内外面に開口した給電口(給電スロット)5が設けられており、給電導波管9および給電口5を介して導波路2内に高周波電力(電波)が供給される。本実施形態において、給電口5は、導波路2の管軸方向一端(終端壁10eの近傍位置)に設けられている。狭壁10bの内面に立設された内壁13は、管軸方向で隣り合う2つの内壁13,13のうち、相対的に給電口5に近い側の内壁13の高さ寸法をh1、相対的に給電口5から遠い側の内壁13の高さ寸法をh2としたとき、h1≦h2の関係式を満たすように形成されている[図2(b)中の拡大図参照]。
導波管スロットアンテナAを構成する導波管10は、横断面、より詳細には、導波路2の延在方向各部における横断面が有端状をなした第1および第2の導波管形成部材11,12を結合することで形成される。本実施形態では、図2(b)(c)に示すように、一方の狭壁10a、両広壁10c,10dの一部を構成する部分、および両終端壁10e,10fの一部を構成する部分を一体に有する第1の導波管形成部材11と、他方の狭壁10b、両広壁10c,10dの残部を構成する部分、および両終端壁10e,10fの残部を構成する部分を一体に有する第2の導波管形成部材12とを結合することで導波管10が形成される。要するに、本実施形態では、導波路2の延在方向各部における横断面が凹字状をなす第1および第2導波管形成部材11,12を結合することで導波管10が形成される。
第1の導波管形成部材11は、樹脂の射出成形品とされ、射出成形と同時に放射スロット3および窪み部4が型成形される。また、第2の導波管形成部材12も樹脂の射出成形品とされ、射出成形と同時に内壁13および給電口5が型成形される。導波管形成部材11,12の成形用樹脂としては、例えば、液晶ポリマー(LCP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)およびポリアセタール(POM)の群から選択される少なくとも一種の熱可塑性樹脂をベース樹脂としたものが使用され、ベース樹脂には必要に応じて適宜の充填材が添加される。本実施形態では、LCPを主成分とし、これに充填材としてのグラスファイバー(GF)を適量添加した樹脂材料を使用して第1および第2の導波管形成部材11,12を射出成形する。LCPは、PPS等に比べて形状安定性に優れ、かつ成形に伴うバリの発生量を抑制し得る点で好ましい。また、グラスファイバーは、カーボンファイバー(CF)に比して安価でありながら、成形品に高い形状安定性や機械的強度を付与し得る点で好ましい。
図2(c)中の拡大図に示すように、第2の導波管形成部材12のうち、少なくとも導波路2の画成面には導電性被膜6が形成されている。同様に、第1の導波管形成部材11のうち、少なくとも導波路2の画成面にも導電性被膜6が形成されている。これにより、樹脂製の導波管形成部材11,12を結合して形成される導波管10(導波管スロットアンテナA)内に供給された電波(高周波電流)を導波路2に沿って円滑に伝搬させることができる。なお、導電性被膜6は、導波管形成部材11,12の表面全域に形成しても構わない。このようにすれば、導電性被膜6の形成前におけるマスキングの形成作業と、導電性被膜6の形成後におけるマスキングの除去作業とが不要となるので、被膜形成コストを抑えることができる。
導電性被膜6は、単層の金属メッキ被膜で構成しても構わないが、ここでは、導波管形成部材11,12に析出形成した第1被膜6aと、この第1被膜6a上に析出形成した第2被膜6bとで導電性被膜6を構成している。第1被膜6aは、銅、銀、金等、特に導電性(電波の伝搬性)に優れた金属のメッキ被膜とすることができ、また、第2被膜6bは、ニッケル等、耐久性(耐腐食性)に優れた金属のメッキ被膜とすることができる。導電性被膜6をこのような積層構造とすることにより、高価な金属である銅や銀の使用量を抑えて導電性被膜6を低コストに得ることができ、しかも導電性被膜6に高い導電性と高い耐久性とを同時に付与することができる。
導電性被膜6の形成方法としては、例えば、電解メッキ法や無電解メッキ法を採用することができるが、無電解メッキ法の方が好ましい。無電解メッキ法の方が、電解メッキ法よりも均一厚みの導電性被膜6(6a,6b)を得易く、所望のアンテナ性能を確保する上で有利となるからである。導電性被膜6の膜厚は、これが薄過ぎると耐久性に乏しくなり、逆に厚過ぎると被膜形成に多大な時間を要してコスト高を招来する。かかる観点から、導電性被膜6の膜厚は、0.2μm以上1.5μm以下とする。なお、第1被膜6aの膜厚は0.1〜1.0μm程度とすることができ、第2被膜6bの膜厚は0.1〜0.5μm程度とすることができる。
なお、特にコスト面で問題がなければ、導電性被膜6は、三種以上の金属メッキ被膜を積層させたものとすることもできる。
以上から、本実施形態に係る導波管スロットアンテナAは、まず、第1および第2の導波管形成部材11,12を樹脂で射出成形してから、両導波管形成部材11,12のうち、少なくとも導波路2の画成面に導電性被膜6を形成し、その後、両導波管形成部材11,12を結合することで完成する。これにより、一方の狭壁10aに放射スロット3および窪み部4が設けられると共に他方の狭壁10bに内壁13および給電口5が設けられ、両広壁10c、10dの高さ方向略中央部に、両導波管形成部材11,12の結合部Cが設けられた導波管スロットアンテナAが得られる。
第1の導波管形成部材11と第2の導波管形成部材12の結合方法は任意であるが、本実施形態では凹凸嵌合(圧入)により、両導波管形成部材11,12を結合一体化している。具体的には、第1及び第2の導波管形成部材11,12のうち、一方側(第1の導波管形成部材11)に設けた凸部16を、他方側(第2の導波管形成部材12)に設けた凹部15に嵌合(圧入)することで両導波管形成部材11,12を結合一体化してなる結合部Cを形成している。なお、結合部Cは、例えば図8に示すように、第1の導波管形成部材11に設けた凹部15及び凸部16と、第2の導波管形成部材12に設けた凸部16及び凹部15とをそれぞれ嵌合させることで形成することも可能である。また、両導波管形成部材11,12の結合方法としては、圧入に替えて、あるいは圧入と併用して、例えば、接着、両導波管形成部材11,12の何れか一方又は双方を溶融させ両者を結合させる溶着などを採用することができる。
以上で説明したように、本発明に係る導波管スロットアンテナAは、放射スロット3の形成位置において導波路2の断面積を縮小させる内壁13を有する。これにより、導波路2内を伝搬する電波の放射効率を高めることができる。特に、本実施形態の導波管スロットアンテナAでは、導波路2の管軸方向の一端(一端近傍)に給電口5を設け、管軸方向で隣り合う2つの内壁13,13のうち、相対的に給電口5に近い側の内壁13の高さ寸法をh1、相対的に給電口5から遠い側の内壁13の高さ寸法をh2としたとき、h1≦h2の関係式を満たすようにした。このようにすれば、各放射スロット3を介して当該アンテナAの外部に放射される電波量が放射スロット3相互間でばらつき難くなり、各放射スロット3から概ね等しい量の電波を放射することが可能となる。従って、導波管スロットアンテナAの管軸方向各部でアンテナ性能にばらつきが生じるのを可及的に回避することができ、導波管スロットアンテナAの信頼性が向上する。
導波管スロットアンテナAは、放射スロット3や窪み部4に加え、上記の内壁13を複数設けて構成される関係上、従来品よりも構造が複雑化し、製造コストが増大するとも考えられる。このような懸念事項については、樹脂製の導波管形成部材11,12を結合することで形成した導波管10を用いることで可及的に解消し得る。すなわち、第1および第2の導波管形成部材11,12を結合することで導波管10を形成すれば、上記のように、放射スロット3および窪み部4を第1の導波管形成部材11を射出成形するのと同時に型成形することができ、また、内壁13および給電口5を第2の導波管形成部材12を射出成形するのと同時に型成形することができる。従って、導波管スロットアンテナAのアンテナ性能を左右する構成要素を容易かつ高精度に得ることができ、しかも量産コストを抑えることができる。
また、導波管スロットアンテナのアンテナ性能は、例えば、放射スロット3を始めとするアンテナ構成要素の形成態様を変更することで適宜変更することができる。そのため、導波管形成部材11,12を射出成形するのと同時に放射スロット3等のアンテナ構成要素を型成形するようにすれば、要求特性に対応した導波管スロットアンテナAを容易に、しかも低コストに量産することができる。
本実施形態の導波管スロットアンテナAを構成する両導波管形成部材11,12は、何れも、導波路2の延在方向各部における横断面が凹字状の形態をなし、しかも終端壁10e,10fを構成する部分を一体に有する関係上、高剛性である。そのため、導波路2の形状安定性が高く、アンテナ性能を高精度に維持する上で有利となる。また、第1の導波管形成部材11に放射スロット3や窪み部4を設け、第2の導波管形成部材12に給電口5や内壁13を設けたので、両導波管形成部材11,12の結合部Cに跨って放射スロット3や給電口5を設ける場合に比べ、放射スロット3や給電口5などの形状精度を高め、高いアンテナ性能を確保することができる。
本実施形態の導波管スロットアンテナAは、上述したように、ミリ波帯(例えば76GHz帯)の電波の送受信用アンテナとして好適に用い得る。導波路2内を流れる電波(高周波電流)を横切らない面で導波管10が分割されている(両導波管形成部材11,12の結合部Cが広壁10c,10dの高さ方向略中央部に設けられている)ので、導波路2内を流れる電流が結合部Cから外部に漏れ出すのを可及的に防止できるからである。従って、ミリ波帯の電波の伝送損失が小さく、高利得(利得が概ね21dB以上)のアンテナを実現できる。
ミリ波帯の電波の送受信用アンテナを具備する無線装置の一例としては、安全運転支援を目的として自動車に搭載されるミリ波レーダを挙げることができる。すなわち、本発明に係る導波管スロットアンテナA(アンテナユニット1)は、車載用ミリ波レーダのアンテナ部として適用することができる。図示は省略するが、車載用ミリ波レーダは、例えば、支持基板上に、信号処理基板、ミリ波ユニット(ミリ波送受信器)、アンテナ部およびレーダドームなどを積層させて形成される。
参考までに、ミリ波レーダのシステム構成の一例を図3に示す。図3に示すミリ波レーダシステム50は、アンテナ部51、ミリ波ユニット52、スキャナ部53、アナログ回路部54、信号処理部55などから構成され、アンテナ部51として上述した導波管スロットアンテナA(アンテナユニット1)を用いることができる。スキャナ部53は、主に対象物の水平方向位置を検出するためのものであり、アンテナ部51は、対象物との距離測定や対象物の水平方向位置検出を行う。ミリ波ユニット52は、発振器、混合器および増幅器などを備え、ミリ波ユニット52から出力されたビート信号はアナログ回路54を介して信号処理部55に入力される。信号処理部55では、ミリ波ユニット52から出力されたビート信号やスキャナ部53から出力された信号に基づいて対象物の位置が演算される。この演算結果は、外部インターフェイス56を介して車両側の制御装置に出力される。
以上、本発明の第1実施形態に係る導波管スロットアンテナAについて説明を行ったが、この導波管スロットアンテナAには、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更を施すことが可能である。以下、本発明の他の実施形態について図面を参照しながら説明するが、以上で説明した第1実施形態に準ずる構成には共通の参照番号を付し、重複説明を出来る限り省略する。
図4(a)〜(d)に、本発明の第2実施形態に係る導波管スロットアンテナAを示す。この実施形態の導波管スロットアンテナAでは、図4(a)に示すように、複数の放射スロット3を管軸方向に沿って所定間隔で配置してなる放射スロット列を導波管10の幅方向に二列設けると共に、一方の放射スロット列を構成する放射スロット3と他方の放射スロット列を構成する放射スロット3の管軸方向における配設位置を互いに異ならせている。簡単に言うと、この実施形態の導波管スロットアンテナAでは、放射スロット3および窪み部4が千鳥状に複数配置されている。
この実施形態の導波管スロットアンテナAを構成する導波管10は、図4(b)に示すように、一対の狭壁10a,10bおよび一対の広壁10c,10dを有する方形導波管であり、さらに、広壁10c,10dと平行に配設され、導波路2を二条の導波路2A,2Bに分岐させる分岐壁10gを有する。そして、一方の狭壁10aに放射スロット3および窪み部4(図示せず)が設けられ、他方の狭壁10bに内壁13および給電口5が設けられている。なお、一方の放射スロット列は導波路2Aに沿って形成され、他方の放射スロット列は導波路2Bに沿って形成される。
この実施形態の導波管スロットアンテナAを構成する導波管10も、導波路2の延在方向各部における横断面が有端状をなし、少なくとも導波路2の画成面に導電性被膜6が形成された樹脂製の第1および第2の導波管形成部材11,12を結合することで形成される。具体的には、放射スロット3および窪み部4が設けられた一方の狭壁10a、両広壁10c,10dの一部を構成する部分、両終端壁10e,10fの一部を構成する部分および分岐壁10gの一部を構成する部分を一体に有する第1の導波管形成部材11[図4(c)参照]と、内壁13および給電口5が設けられた他方の狭壁10b、両広壁10c,10dの残部を構成する部分、両終端壁10e,10fの残部を構成する部分および分岐壁10gの残部を構成する部分を一体に有する第2の導波管形成部材12[図4(d)参照]とを結合することで導波管10が形成される。両導波管形成部材11,12の結合部Cは広壁10c、10dの高さ方向略中央部に設けられており、結合部Cは、第1の導波管形成部材11に設けた凸部16を、第2の導波管形成部材12に設けた凹部15に嵌合(圧入)することで形成される。
図示は省略するが、放射スロット列は3列以上設けることも可能である。この場合、分岐壁10gを二以上配設し、導波路2を三条以上の導波路に分岐することができる。以下に示す他の実施形態においても同様である。
図5は、本発明の第3実施形態に係る導波管スロットアンテナAの横断面図であり、図4に示した第2実施形態の変形例である。この実施形態に係る導波管スロットアンテナAが図4に示した第2実施形態に係る導波管スロットアンテナAと異なる主な点は、分岐壁10gにも、凹部15と凸部16を嵌合(圧入)することで形成される結合部Cを設けた点にある。
図6は、本発明の第4実施形態に係る導波管スロットアンテナAの横断面図であり、図4に示した第2実施形態の変形例である。図6に示すアンテナAが図4に示す導波管スロットアンテナAと異なる主な点は、接着と凹凸嵌合(圧入)を併用して両導波管形成部材11,12を結合した点にある。具体的には、広壁10c,10dや終端壁10e,10fの外面に設けた接着剤溜り17の内部で固化させた接着剤18と、分岐壁10gに設けた凹凸嵌合構造とにより、両導波管形成部材11,12を結合一体化している。
接着剤18としては、嫌気性接着剤、紫外線硬化型接着剤、熱硬化型接着剤などを使用することができるが、接着剤18を固化させる際に加熱処理が必要となる熱硬化型接着剤では、加熱処理に伴って、樹脂製の導波管形成部材11,12が変形等する可能性がある。そのため、両部材11,12を結合させるのに用いる接着剤18としては嫌気性接着剤や紫外線硬化型接着剤が好ましい。なお、接着剤は、一般に絶縁体であるので、導波路2の画成面に接着剤が付着すると電波の伝搬性に悪影響が及ぶ可能性がある。そのため、第1及び第2の導波管形成部材11,12を接着により結合一体化するようにした場合、導波路2の画成面に接着剤18が付着しないように注意を払うことが肝要である。
図7は、本発明の第5実施形態に係る導波管スロットアンテナAの概略横断面図である。この実施形態の導波管スロットアンテナAが、以上で説明した実施形態に係る導波管スロットアンテナAと異なる主な点は、放射スロット3および窪み部4を一方の広壁10cに設けると共に、内壁13および給電口5を他方の広壁10dに設けた点(図7では内壁13および給電口5の図示を省略している)にあり、さらに、第1の導波管形成部材11を、一方の広壁10cを有する平板状の部材で構成した点にある。
第1の導波管形成部材11は、導波管スロットアンテナAのうち、放射スロット3および窪み部4が設けられた一方の広壁10cを有する平板状の部材であり、この第1の導波管形成部材11と、他方の広壁10dを有し、導波路2の延在方向各部における横断面が凹字状の形態をなした第2の導波管形成部材12とを結合することで導波管スロットアンテナAが完成する。本実施形態の導波管スロットアンテナAにおいて、両導波管形成部材11,12の結合部Cは、例えば両部材11,12を接着することで形成されるが、凹凸嵌合(圧入)や溶着によって形成することもできる。
このような構成によれば、導波管10を形成する2つの導波管形成部材11,12のうち、第1の導波管形成部材11の形状が簡素化されるので、導波管スロットアンテナAを一層低コストに形成することができる。図示は省略するが、本実施形態の構成を採用する場合においても、導波路2を分岐させる分岐壁10gを設けることができる。
放射スロット3が設けられた広壁10aを有する平板状の第1の導波管形成部材11と、導波路の長手方向各部における横断面が凹字状の形態をなした第2の導波管形成部材12とを結合することで形成した本実施形態の導波管スロットアンテナAの導波路2に電波(高周波電流)を流した場合、導波路2を流れる高周波電流の強い箇所と両導波管形成部材11,12の結合部Cの形成箇所とが一致する。そのため、結合部Cにおける両導波管形成部材11,12の密着性が不十分であると、導波路2を流れる電流が外部に漏れ出すおそれがある。そのため、本実施形態の導波管スロットアンテナAは、ミリ波帯の電波の送受信用アンテナよりも、低周波帯域の電波(例えばセンチメートル波帯の電波)を送信又は受信するためのアンテナとして好ましく用い得る。
以上では、凹凸嵌合(圧入)、接着、あるいは溶着などの手段で両導波管形成部材11,12を結合一体化しているが、ネジやボルト等の締結部材を用いて両導波管形成部材11,12を結合一体化することにより、導波管スロットアンテナAを構成する導波管10を形成することも可能である。
また、導波管10は、導波路2の延在方向各部における横断面がL字状をなした導波管形成部材11,12を結合することで、あるいは導波路2の延在方向各部における横断面が円弧状をなした導波管形成部材11,12を結合することで形成することもできる(何れも図示省略)。
さらに、以上で説明した実施形態では、第1及び第2の導波管形成部材11,12を樹脂の射出成形品としたが、両導波管形成部材11,12の何れか一方又は双方は、金属の機械加工品や塑性加工品、あるいは低融点金属(例えば、マグネシウムやアルミニウム)の射出成形品などとすることもできる。この場合、導電性被膜6が不要となるので、導波管形成部材11,12の全体を樹脂から金属に置換するのに伴って生じるコスト増を概ね相殺することができる。
上述したように、本発明に係る導波管スロットアンテナAは、放射スロット3の配置態様等に応じて、ミリ波帯の電波を利用する無線装置のアンテナ部として、あるいはセンチメートル波帯の電波を利用する無線装置のアンテナ部として好ましく適用することができる。本発明に係る導波管スロットアンテナAを好ましく適用し得る無線装置(無線システム)の具体例としては、上述した衝突防止を目的とした車載用レーダ以外に、自動車のセキュリティシステム、ホームセキュリティシステム、滑走路の監視システム、家屋等に設置される無線伝送システム(例えば、ホームサーバやハイビジョン映像の送信システム)、空港等で使用される全身スキャナ、各種情報端末、電子料金収受システム(ETC:登録商標)、生体反応を検出することにより対象人物の安否を確認する安否確認システム、踏切内に人や車両が侵入したことを検出し、これを報知する警報システムなどを挙げることができる。
1 アンテナユニット
2 導波路
3 放射スロット
4 窪み部
5 給電口
6 導電性被膜
6a 第1被膜
6b 第2被膜
10 導波管
10a 狭壁
10b 狭壁
10c 広壁
10d 広壁
10g 分岐壁
11 第1の導波管形成部材
12 第2の導波管形成部材
13 内壁
A 導波管スロットアンテナ
C 結合部

Claims (10)

  1. 管軸方向に延びた導波路を有する導波管の管軸方向に沿って、放射スロットと、放射スロットの形成位置で導波路の断面積を縮小させる内壁とを複数設けてなる導波管スロットアンテナであって、
    導波管は、横断面が有端状をなし、相手側と結合されることにより導波路を画成する第1及び第2の導波管形成部材からなることを特徴とする導波管スロットアンテナ。
  2. 給電口をさらに有し、
    管軸方向で隣り合う2つの内壁のうち、相対的に給電口に近い側の内壁の高さ寸法をh1、相対的に給電口から遠い側の内壁の高さ寸法をh2としたとき、h1≦h2の関係式を満たす請求項1に記載の導波管スロットアンテナ。
  3. さらに、内底面に一の放射スロットが開口した窪み部が、管軸方向に沿って複数設けられている請求項1又は2に記載の導波管スロットアンテナ。
  4. 第1及び第2の導波管形成部材は、何れも、樹脂で形成されると共に、少なくとも導波路の画成面に形成された導電性被膜を有する請求項1〜3の何れか一項に記載の導波管スロットアンテナ。
  5. 前記樹脂は、液晶ポリマーを主成分とする請求項4に記載の導波管スロットアンテナ。
  6. 前記導電性被膜の膜厚を0.2μm以上1.5μm以下とした請求項4又は5に記載の導波管スロットアンテナ。
  7. 前記導電性被膜は、二種以上の金属メッキ被膜を積層させたものである請求項4〜6の何れか一項に記載の導波管スロットアンテナ。
  8. 導波管は、横断面寸法が相対的に長寸で、互いに平行な一対の広壁と、横断面寸法が相対的に短寸で、互いに平行な一対の狭壁とを有する方形導波管であり、
    一対の狭壁の何れか一方に放射スロットが設けられると共に他方に内壁が設けられ、
    第1の導波管形成部材が前記一方の狭壁を有し、第2の導波管形成部材が前記他方の狭壁を有する請求項1〜7の何れか一項に記載の導波管スロットアンテナ。
  9. 導波管は、横断面寸法が相対的に長寸で、互いに平行な一対の広壁と、横断面寸法が相対的に短寸で、互いに平行な一対の狭壁とを有する方形導波管であり、
    一対の広壁の何れか一方に放射スロットが設けられると共に他方に内壁が設けられ、
    第1の導波管形成部材が前記一方の広壁を有し、第2の導波管形成部材が前記他方の広壁を有する請求項1〜7の何れか一項に記載の導波管スロットアンテナ。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の導波管スロットアンテナを備える無線装置。
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