JP2014060686A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低電力モードの周期的な解除のタイミングを遅くして、より省電力を可能とする半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置である通信制御部12aは、通常モードL0と、低電力モードL0sの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路24cを有する。パワーマネジメント制御部25は、通信回路24cが通常モードL0で動作中に送信データが無くかつ受信バッファ22aに受信データがないとき、通信回路24cの動作モードを低電力モードL0sに遷移させかつ第1の時間d1より長い第2の時間d2間隔でUpdateFC信号を送信するようにUpdateFC送信制御部23bを制御すると共に、通信回路24cが低電力モードL0sで動作中に送信データがあるあるいは第2の時間d2が経過したとき、通信回路24cの動作モードを通常モードL0に遷移させ、且つUpdateFC信号を第1の時間d1間隔で送信するようにUpdateFC送信制御部23bを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
従来より、データ通信は、チップ間、ボード間及びシステム間で行われ、データ通信のための各種アーキテクチャが存在している。例えば、各種アーキテクチャの一つに、PCI(Peripheral Component Interconnect) Express規格がある。
また、各種アーキテクチャは、データ通信時の省電力を図るための機能を含むものもあり、所定の条件で、低電力モードに移行する制御が行われる。例えば、上記のPCI Expressアーキテクチャの規格では、ASPM(Active State Power Management)と呼ばれるハードウエアによる低電力モードが規定されている。
一般に、データ通信のためのアーキテクチャは、受信バッファの状態を通知するためのフロー制御機構を有しており、定期的なフロー制御情報の送受信が行われるようになっている。例えば、PCI Expressアーキテクチャでは、LTSSM(Link Training Status State Machine)機構において、L0sからL0へのリンク状態への遷移が行われて、フロー制御情報であるUpdateFCパケットの送受信が行われる。
しかし、フロー制御機構によれば、通信回路が低電力モードになっても、フロー制御情報の送受信のために低電力モードが解除され、通常モードへの遷移が周期的に発生する。上記のPCI Expressアーキテクチャでは、UpdateFCパケットは、例えば30μs(マイクロ秒)に一回送信される必要がある。従って、低電力モードになっても、消費電力の低下には限界があった。
特開2007−79836号公報
実施形態は、より省電力を可能とする半導体装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、第1の動作モードと、該第1の動作モードよりも消費電力が低い第2の動作モードの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路を有する半導体装置であって、送信データを格納する送信バッファと、受信データを格納する受信バッファと、第1の時間間隔で所定の情報を送信する所定情報送信部と、パワーマネジメント制御部と、を有する半導体装置が提供される。パワーマネジメント制御部は、前記通信回路が前記第1の動作モードで動作中に前記送信データが無くかつ前記受信バッファに前記受信データがないとき、前記通信回路の動作モードを前記第2の動作モードに遷移させかつ前記第1の時間より長い第2の時間間隔で前記所定の情報を送信するように前記所定情報送信部を制御すると共に、前記通信回路が前記第2の動作モードで動作中に前記送信データがあるあるいは前記第2の時間が経過したとき、前記通信回路の動作モードを前記第1の動作モードに遷移させ、且つ前記所定の情報を前記第1の時間間隔で送信するように前記所定情報送信部を制御する。
本実施形態に係わるパーソナルコンピュータの構成図である。 本実施形態に係わる通信制御部12aの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わるパワーマネジメント制御部25の処理による状態遷移の流れを示すフローチャートである。 時間tの経過に沿って、L0状態からL0s状態への変化とL0s状態からL0状態への変化が交互に繰り返される場合を説明するためのタイムチャートである。 本実施形態に係わる、L0s状態が延長された場合を説明するためのタイムチャートである。 本実施形態に係わる、通信相手にも拡張L0s機能が有効に設定されているときに、L0s状態が継続する場合を説明するためのタイムチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態に係わるパーソナルコンピュータの構成図である。パーソナルコンピュータ(以下、PCという)1は、PC1の全体の制御を行うCPU(中央処理装置)11と、最上位のI/O構造を構成するルートコンプレックス12と、スイッチ13と、デバイス14,15を含んで構成されている。
CPU11とルートコンプレックス12は、マザーボード(図示せず)に搭載される。ルートコンプレックス12は、バス16により、CPU11と接続されている。ルートコンプレックス12は、シリアルインターフェース17aにより、スイッチ13と接続されている。スイッチ13は、シリアルインターフェース17bにより、デバイス14と接続され、さらに、スイッチ13は、シリアルインターフェース17cにより、デバイス15と接続されている。ここでは、エンドポイントであるデバイス14は、例えばハードディスクドライブ装置であり、デバイス15は、例えば半導体素子メモリを用いたSSD(Solid State Drive)である。スイッチ13は、ルートコンプレックス12と、複数のデバイスとの接続を可能にするデバイスである。
ルートコンプレックス12は、シリアルインターフェース17aを介するスイッチ13との通信のための通信制御部12aを有している。スイッチ13は、シリアルインターフェース17aを介するルートコンプレックス12との通信のための通信制御部13aと、シリアルインターフェース17bを介するデバイス14との通信のための通信制御部13bと、シリアルインターフェース17cを介するデバイス15との通信のための通信制御部13cとを有している。デバイス14も、シリアルインターフェース17bを介するスイッチ13との通信のための通信制御部14aを有し、同様に、デバイス15も、シリアルインターフェース17cを介するスイッチ13との通信のための通信制御部15aを有している。
通信制御部12aは、ルートコンプレックス12の他の回路と共に1つの半導体装置内に含まれている。なお、通信制御部12aは、マザーボード上の1つのチップとしての半導体装置として実現されていてもよい。
他の通信制御部13a、13b、13c、14a、15aのそれぞれも、1つ半導体装置に形成されていてもよいし、CPU、他の回路と共に1つの半導体装置に含まれるものであってもよい。
デバイス同士は、シリアルインターフェース17a、17b、17cを介して、PCI Expressアーキテクチャの通信プロトコルで通信可能となっている。そして、シリアルインターフェース17a、17b、17cに接続されたデバイス間(図1では、ルートコンプレックス12とスイッチ13間、スイッチ13とデバイス14間、及びスイッチ13とデバイス15間)で、PCI Expressアーキテクチャの省電力機能が実現可能となっている。
すなわち、半導体装置である各通信制御部は、通常モードと低電力モードで動作可能な通信回路を有し、省電力機能により動作モードが低電力モードになると、通信制御部内の通信回路、コントローラ等は、低電力モードで動作する。言い換えると、各通信制御部は、第1の動作モードと、その該第1の動作モードよりも消費電力が低い第2の動作モードの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路を有する。
スイッチ13は、内部のバス13Aに接続されたCPU13Bを有しており、バス13Aには、通信制御部13a、13b、13cが接続されている。
同様に、デバイス14も、内部のバス14Aにそれぞれが接続されたCPU14Bおよびハードディスク装置(HD)14Cを有しており、バス14Aには、通信制御部14aが接続されている。
例えば、ルートコンプレックス12の通信制御部12aは、バス16を介してCPU11からスイッチ13へ送信するデータ(送信データ)を受信すると、PCI Expressのシリアルインターフェース17aを介して送信データをスイッチ13の通信制御部13aへ送信する。また、ルートコンプレックス12の通信制御部12aは、PCI Expressのシリアルインターフェース17aを介して、スイッチ13の通信制御部13aからのデータ(受信データ)を受信する。
同様に、スイッチ13の通信制御部13aは、デバイス14,15からルートコンプレックス12へ送信するパケットデータ(以下、送信データという)を受信すると、PCI Expressのシリアルインターフェース17aを介して送信データをルートコンプレックス12の通信制御部12aへ送信する。また、スイッチ13の通信制御部13aは、PCI Expressのシリアルインターフェース17aを介して、ルートコンプレックス12の通信制御部12aからのデータ(受信データ)を受信する。
他の通信制御部13b、13c、14a、15aも、それぞれのシリアルインターフェース17b、17cを介するデータの送受信を行う。
各通信制御部は、半導体装置内の回路として構築される。
(通信制御部の構成)
図2は、通信制御部12aの構成を示すブロック図である。ここでは、通信制御部12aの構成のみを説明するが、他の通信制御部13a、13b、13c、14a、15aは、通信制御部12aと同様の構成を有しているので、説明は省略する。
通信制御部12aは、バスインターフェース(以下、バスI/Fと略す)21と、トランザクション部22と、データリンク部23と、物理回路部24と、パワーマネジメント制御部25と、レジスタ部26とを有している。
バスI/F21は、CPU11に接続されたバス16と接続するためのインターフェース部であり、バスコントローラなどを含む。
トランザクション部22は、PCI Expressアークテクチャのトランザクション層に対応する処理部であり、受信バッファ22aを含む。受信バッファ22aには、シリアルインターフェース17aを介して受信した受信データが格納される。
データリンク部23は、PCI Expressアークテクチャのデータリンク層に対応する処理部であり、送信バッファ23aと、UpdateFC送信制御部23bとを含んでいる。UpdateFC送信制御部23bは、タイマ23cを含む。送信バッファ23aには、バス16を介して受信した、CPU11からの送信データが格納される。送信バッファ23aに格納された送信データは、シリアルインターフェース17aに出力される。
UpdateFC送信制御部23bは、受信バッファ22aの空き状態を監視し、受信バッファ22aの空き状態、すなわち空き容量が変化すると、受信バッファ22aの空き容量の情報を含むフロー制御情報であるUpdateFC信号を、通信相手の通信制御部である通信制御部13aに送信する。すなわち、UpdateFC送信制御部23bは、所定の時間間隔で所定の情報としてのフロー制御情報を送信する所定情報送信部(フロー制御部)を構成する。
さらに、PCI Express の規格によって、通常は、UpdateFC送信制御部23bは、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空であっても、タイマ23cに設定された設定時間ST1として所定の時間d1の間隔で、フロー制御情報であるUpdateFC信号を、通信相手である通信制御部13aに送信する。例えば、所定の時間d1は、30μsである。すなわち、UpdateFC送信制御部23bは、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空であっても、タイマ23cがタイムアップする度に、受信バッファ22aが空であることを示すデータを含むUpdateFC信号を、通信相手に送信している。
本実施形態では後述するパワーマネジメント制御部25からの送信間隔制御信号SCに基づいて、タイマ23cの設定時間ST1は、設定変更可能となっている。後述するように、所定の状態になると、パワーマネジメント制御部25は、UpdateFC送信制御部23bに送信間隔制御信号SCを送信して、タイマ23cの設定時間ST1を延長する。例えば、設定時間ST1は、所定の時間d1(30μs)から所定の時間d2(180μs)に変更される。その結果、送信間隔制御信号SCによって、UpdateFC送信制御部23bから出力されるフロー制御情報であるUpdateFC信号の送信間隔は、延長される。
物理回路部24は、PCI Expressアークテクチャの物理層に対応する処理部であり、1つのリンクを構成するシリアルインターフェース17を介する通信のための、ドライバ、パラレルシリアル変換器、シリアルパラレル変換器等の各種回路を含む。
物理回路部24は、さらに、送信データである送信パケットを差動信号で送信するための差動回路24aと、差動信号である受信パケットを受信するための差動回路24bを含んでいる。なお、ここでは、1つのリンクが1つのレーンのみを含むが、複数のレーンを含んでもよい。よって、物理回路部24は、送信データ及び受信データをシリアルデータ形式で送信及び受信する通信回路24cを含む。
パワーマネジメント制御部25は、通信制御部12aの省電力機能を実行する処理部であり、ASPM(Active State Power Management)機能を実行するための処理部である。パワーマネジメント制御部25は、拡張機能部25a及びタイマ部25bを含む。ASPMは、ハードウエアによる低電力モードL0sの回路動作の制御を行う。タイマ部25bは、パワーマネジメント制御部25が使用する各種タイマを含む。
レジスタ部26は、各種データを格納するために複数のレジスタを含む回路であり、2つの拡張L0sイネーブルレジスタ(以下、第1、第2のイネーブルレジスタという)26a、26bを含む。
第1のイネーブルレジスタ26aは、後述する拡張L0s機能を有効(フロー制御情報遅延モード)とするか否かの情報を設定するためのレジスタである。拡張L0s機能は、後述するように、低電力モードL0sの状態を長く継続させる機能であり、拡張機能部25aにより実行される。すなわち、通信制御部12aの第1のイネーブルレジスタ26aは、時間d1より長い時間d2の時間間隔でUpdateFC信号を送信するようにUpdateFC送信制御部23bを設定可能である。
第2のイネーブルレジスタ26bは、通信相手のデバイスであるスイッチ13の通信制御部13aも、拡張L0s機能が設定されているか否かの情報を設定するためのレジスタである。よって、第2のイネーブルレジスタ26bは、通信相手に関する設定情報を設定可能である。
拡張L0s機能を有効とする場合には、第1のイネーブルレジスタ26aに所定の情報が設定される。有効の場合、拡張L0s機能により、UpdateFC送信制御部23b内のタイマ23cの設定時間が、延長される。
ここでは、第1のイネーブルレジスタ26aに、所定の情報としての「1」が設定されていれば、パワーマネジメント制御部25の拡張L0s機能は、有効とされる。第1のイネーブルレジスタ26aに、「0」に設定されていれば、パワーマネジメント制御部25の拡張L0s機能は無効とされる。
後述するように、第1のイネーブルレジスタ26aが「1」かつ第2のイネーブルレジスタ26bが「0」に設定されている場合、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空のとき、UpdateFC信号の送信時間d2の間隔は、リンクの状態がリカバリ状態の判定に用いられる閾値の時間(リカバリ判定時間ST3)である200μsよりも短く、かつ30μsよりも長くなるように変更されて延長される。すなわち、UpdateFC信号を送信する時間d2は、通信回路24cの動作モードが採用する通信アークテクチャに規定されるリカバリ状態へ遷移するか否かの判定に用いられる判定基準時間である閾値の時間ST3よりも短い。
また、第1のイネーブルレジスタ26bが、「1」かつ第2のイネーブルレジスタ26bが「1」に設定されている場合、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空のとき、送信データが発生するまで、通信制御部12aは、UpdateFC信号を送信しない。通信相手のデバイスであるスイッチ13の通信制御部13aの拡張L0s機能が有効に設定されており、リカバリ状態判定用のタイマはオフにされている。よって、通信制御部12aがUpdateFC信号を送信しなくても、リンクの状態は、リカバリ状態に遷移しない。
各通信制御部は、自己が拡張L0s機能を有しているか否かを示す設定情報を有しており、その情報は、第1のイネーブルレジスタ26aに設定される。通信相手の第1のイネーブルレジスタ26aにも、拡張L0s機能を有しているか否かを示す設定情報が設定されているので、各通信制御部は、自己及び通信相手の拡張L0s機能の有無を、自己の第1、第2のイネーブルレジスタ26a、26bに設定する。
第1、第2のイネーブルレジスタ26a、26bの値は、予め設定される。例えば、通信制御部12aのイネーブルレジスタ設定用のプログラムが通信制御部12aと13a間で通信を行うことにより、通信制御部12aが通信制御部13aにおける設定情報(拡張L0s機能が有効に設定されているか否かの情報)を予め得ることによって、第2のイネーブルレジスタ26bの設定が予め行われる。通信制御部13aにおいて拡張L0s機能が有効と設定されていると、通信制御部12aは、第2のイネーブルレジスタ26bを「1」に設定する。なお、第2のイネーブルレジスタ26bは予め設定されていなくても、通信開始後に相手側の第1のイネーブルレジスタ26aを確認し、自らの第2のイネーブルレジスタ26bを設定することも可能である。
ここで、PCI Expressアーキテクチャにおけるリンクの状態とリカバリ状態について説明する。
PCI Expressアーキテクチャは、リンクの状態を管理するためのLTSSM(Link Training Status State Machine)機能を有し、リンクの状態の一つとして、ハードウエアによる低電力状態のL0s状態を定義している。
L0s状態は、送信データであるパケットデータがない、もしくはパケットデータを送信できない時に、自発的に遷移する状態である。L0s状態では、各種回路へ供給される電圧を下げる等が行われることによって、省電力が図られる。
しかし、PCI Expressアーキテクチャの規格によれば、リンクの状態がL0s状態に遷移した後に送信データがない等の場合であっても、予め規定された所定の時間d1(例えば30μs)の時間間隔でUpdateFC信号を送信するために、リンクの状態は、通常状態であるL0状態に遷移され、その後、L0s状態に戻る。すなわち、そのため、リンクの状態がL0s状態に遷移した後に送信データがない等の場合であっても、L0状態からL0s状態への遷移とL0s状態からL0状態への遷移が繰り返される。そのため、省電力モードであるL0s状態は、その所定の時間d1を超えて継続することができない。
そこで、本実施形態では、リンクの状態がL0s状態に遷移した後に送信パケットがない、等の場合には、所定の時間を超えて省電力モードであるL0s状態を継続することができるようになっている。
(動作)
図3は、パワーマネジメント制御部25の処理による状態遷移の流れを示すフローチャートである。パワーマネジメント制御部25の機能は、ソフトウエアプログラムによって実現してもよいし、ハードウエア回路により実現するようにしてもよい。
当初、リンクの状態は、L0状態である(S0)。
パワーマネジメント制御部25は、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空であるか、あるいは、相手方の受信バッファ(すなわち、通信制御部13aの受信バッファ)が満杯であるか、を判定する(S1)。S1では、LTSSM(Link Training Status State Machine)機能におけるL0s状態への遷移条件の判定が行われる。
送信データがあるか否かは、タイマ部25bの一つのタイマに設定された設定時間ST2(例えば、7μs)、送信データがない状態が継続したか否かによって、判定される。すなわち、パワーマネジメント制御部25は、送信すべき送信データが無いことの状態が所定の時間ST2継続した場合に(S2)、送信データが無いと判定する。よって、送信データがない状態がタイマ部25bの設定時間ST2継続すると、送信データがない、と判定される。
パワーマネジメント制御部25は、バスI/F21から送信バッファ23aへ出力される信号を監視することによって、送信データの有無を判定することができる。また、差動回路24bを介して受信データを格納する受信バッファ22aを参照することによって、受信データのデータ格納状態(あるいは空き状態)から、受信バッファ22aが空であるかを判定することができる。
また、パワーマネジメント制御部25は、通信相手である通信制御部13aからのUpdateFC信号に含まれる受信バッファの容量から、相手の通信制御部13aの受信バッファが満杯か否かを判定することができる。
送信データがある、受信バッファ22aが空でない、あるいは相手方の受信バッファが満杯でない場合(S1:NO)、処理は、L0s状態への遷移は行われない。
送信データが無くかつ受信バッファ22aが空であるか、あるいは相手方の受信バッファが満杯であるとき(S1:YES)、次に、パワーマネジメント制御部25は、送信データが無くかつ受信バッファ22aが空であるか否かを判定する(S2)。
送信データがあるあるいは受信バッファ22aが空でない場合(S2:NO)、すなわち相手の受信バッファが満杯である場合、パワーマネジメント制御部25は、リンクの状態を、L0s状態に遷移させる(S3)。
そして、パワーマネジメント制御部25は、相手の受信バッファ(通信制御部13aの受信バッファ)に空きがあるか否かを判定する(S4)。相手の受信バッファに空きが無い場合(S4:NO)、処理は、送信データがあっても送信データは送信しない。すなわち、この場合、相手から、通常通り所定の時間d1間隔でUpdateFC信号が送信される。
相手の受信バッファに空きがある場合(S4:YES)、パワーマネジメント制御部25は、リンクの状態を、L0状態に遷移させる(S5)。その結果、通信制御部12aは、送信データを送信することができる。S5の処理の後、処理は、S1へ戻る。
送信データが無くかつ受信バッファ22aが空である場合(S2:YES)、パワーマネジメント制御部25は、リンクの状態を、L0s状態に遷移させる(S6)。
そして、パワーマネジメント制御部25は、自己の第1のイネーブルレジスタ26aにより、自己の拡張L0s機能が有効とされているか否かを判定する(S7)。
第1のイネーブルレジスタ26aにより、通信制御部12aにおいて自己の拡張L0s機能が無効に設定されている場合(S7:NO)、処理は、S1へ移行する。
第1のイネーブルレジスタ26aにより自己の拡張L0s機能が有効の場合(S7:YES)、パワーマネジメント制御部25は、第2のイネーブルレジスタ26bにより、通信相手において拡張L0s機能が有効とされているか否かを判定する(S8)。
第2のイネーブルレジスタ26bにより、通信相手の通信制御部において拡張L0s機能が無効に設定されている場合(S8:NO)、パワーマネジメント制御部25は、UpdateFC送信制御部23b内のタイマ23cの設定時間ST1を、所定の時間d2(例えば180μs)にセットすることによって、延長する(S9)。
以上のように、パワーマネジメント制御部25は、通信回路24cが通常モードで動作中に送信データが無くかつ受信バッファ22aに受信データがないとき(S2:YES)、通信回路24cの動作モードを低電力モードに遷移させ(S6)、かつ所定の時間d1より長い所定の時間d2間隔で所定の情報としてのUpdateFC信号を送信するように所定情報送信部であるUpdateFC送信制御部23bを制御する(S9)。
所定の時間d2は、PCI Expressアーキテクチャにおいて規定されるリカバリ状態に遷移するための閾値として設定されているリカバリ判定時間ST3よりも短い時間である。後述するリトレイン機能を動作させるための所定の時間d2は、リカバリ判定時間ST3の9割程度あれば十分である。従って、リカバリ判定時間ST3が、例えば、200μsであるとき、所定の時間d2は、180μsである。L0s状態を延長できるので、消費電力を削減することができる。
そして、パワーマネジメント制御部25は、UpdateFC送信制御部23b内のタイマ23cが所定の時間d2をタイムアップしたか、あるいは送信データがあるか否かを判定し(S10)、タイムアップしていないあるいは送信データなければ(S10:NO)、処理は、S10に戻り、タイマ23cと送信データの監視を継続する。
UpdateFC送信制御部23b内のタイマ23cがタイムアップしたあるいは送信データがあると(S10:YES)、パワーマネジメント制御部25は、S9で設定したタイマ23cの設定時間ST1の延長を解除する(S11)。タイマ23cの設定時間ST1の延長を解除することにより、タイマ23cには、設定時間T1として、元の所定の時間t1(ここでは、30μs)が設定される。
そして、パワーマネジメント制御部25は、リンクの状態を、L0状態に遷移させる(S12)。その結果、通信制御部12aは、送信データを送信することができる。S12の処理の後、処理は、S1へ戻る。
以上のように、パワーマネジメント制御部25は、通信回路24cが低電力モードで動作中に送信データがあるあるいは所定の時間d2が経過したとき(S10:YES)、通信回路24cの動作モードを通常モードL0状態に遷移させ(S12)、且つUpdateFC信号を所定の時間d1の時間間隔で送信するように所定情報送信部であるUpdateFC送信制御部23bを制御する(S11)。
図4は、時間tの経過に沿って、拡張L0s機能が無効の場合のL0状態からL0s状態への変化とL0s状態からL0状態への変化が交互に繰り返される場合を説明するためのタイムチャートである。
図4に示すように、ある時刻t1からタイマ25bに設定されている設定時間ST2(例えば、7μs)、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空の状態が継続すると、リンクの状態は、L0状態からL0s状態へ遷移する。図4では、時刻t2で、リンクの状態は、L0状態からL0s状態へ遷移している。
時刻t3で、設定時間t3において、タイマ23cの設定時間ST1を超えたため、リンクの状態は、L0s状態からL0状態へ遷移している。そして、時刻t4では、タイマ25bに設定されている設定時間ST2(例えば、7μs)、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空の状態が継続したため、リンクの状態は、L0状態からL0s状態へ遷移している。
図4では、以降、同様の動作が繰り返されている。
図5は、L0s状態が延長された場合を説明するためのタイムチャートである。本実施の形態では、図3のステップS7でYESかつS8でNOの場合、タイマ23cの設定時間ST1は延長される(S9)。
図5に示すように、時刻t5において、タイマ23cの延長された設定時間ST1(180μs)を超えたため、リンクの状態は、L0s状態からL0状態へ遷移している。そして、時刻t6では、タイマ25bに設定されている設定時間ST2(例えば、7μs)、送信データがなくかつ受信バッファ22aが空の状態が継続したため、リンクの状態は、L0状態からL0s状態へ遷移している。
図5では、以降、同様の動作が繰り返される。従って、送信データが無くかつ受信バッファ22aが空である場合、図4に比べて、図5は、L0状態からL0s状態への遷移及びL0s状態からL0状態への遷移の回数が少なくなるため、通信制御部12aは長い時間、省電力になることを示している。
図3に戻り、イネーブルレジスタ26bの値が「1」であり、相手の通信制御部においても拡張L0s機能が有効と設定されている場合(S8:YES)、パワーマネジメント制御部25は、UpdateFC信号の送信を停止させるようにUpdateFC送信制御部23bを制御する(S13)。
通信相手の通信制御部13aにおいても拡張L0s機能が有効に設定されると、通信制御部13aでは、リンク状態がリカバリ状態へ遷移する判定に使用されるタイマが無効とされる。
通常、PCI Expressアークテクチャでは、通信相手から何のパケットも受信しない状態が所定時間(リカバリ判定時間ST3)以上継続すると、リンクの状態を、問題が発生したときに移行するリカバリ状態に遷移させて、リトレイン(Re-Train)することが必要である。相手からのデータの受信がリカバリ判定時間ST3以上無いか否かを判定するためにタイマが用いられる。
拡張L0s機能が有効に設定されると、通信制御部(ここでは、通信制御部13a)は、このタイマによるリカバリ遷移判定を行わない。通信制御部12aのレジスタ部26のイネーブルレジスタ26bには、通信相手の通信制御部(ここでは、通信制御部13a)に拡張L0s機能の設定情報が設定されているので、パワーマネジメント制御部25は、S8の判定を行うことができる。
その後、パワーマネジメント制御部25は、送信データがあるか否かを判定し(S14)、送信データがなければ(S14:NO)、処理は、何もしない。
送信データがあると(S14:YES)、パワーマネジメント制御部25は、UpdateFC信号の送信停止を解除する(S15)。そして、パワーマネジメント制御部25は、リンクの状態を、L0状態に遷移させ(S12)、処理は、S1に戻る。
すなわち、パワーマネジメント制御部25は、通信回路24cが通常モードで動作中に送信データが無くかつ受信バッファ22aに受信データがないとき(S2:YES)、通信回路24cにより通信を行う通信相手に関するイネーブルレジスタ26bの情報に基づいて、UpdateFC信号の送信を停止するように所定情報送信部であるUpdateFC送信制御部23bを制御し(S13)、UpdateFC信号の送信停止後に送信データがあるとき、UpdateFC信号の送信停止を解除する(S15)と共に通信回路24cの動作モードを通常モードに遷移させる(S12)ようにUpdateFC送信制御部23bを制御する。
図6は、通信相手にも拡張L0s機能が有効に設定されているときに、L0s状態が継続する場合を説明するためのタイムチャートである。本実施の形態では、図3のステップS8でYESかつS13でUpdateFC信号の送信が停止される。
図6に示すように、時刻t2において、タイマ23cの延長された設定時間ST1を超えたため、リンクの状態は、L0s状態からL0状態へ遷移している。さらに、通信相手にも拡張L0s機能が有効に設定されているため、UpdateFC信号の送信が停止されている。よって、通信相手の通信制御部13aでは、リンク状態がリカバリ状態へ遷移する判定に使用されるタイマが無効とされているので、その後も、リンクの状態は、L0s状態のままである。
上述したS2、S6〜S12の処理が、拡張機能部25aを構成する。
従って、図5の場合に比べて、図6の場合は、送信データがあるまで、L0s状態が継続するため、通信制御部12aはさらに長い時間、省電力になる。
以上のように、上述した本実施形態によれば、低電力モードの周期的な解除のタイミングを遅くして、より省電力を可能とする半導体装置及び通信方法を提供することができる。
なお、以上の例では、PCI Expressアーキテクチャにおける構成と動作を説明したが、本実施形態の半導体装置は、PCI Expressアーキテクチャ以外の通信アーキテクチャにおいても適用可能である。
さらになお、以上の例では、通信制御部がPC内における通信に用いられている例を説明したが、本実施形態の通信制御部は、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等の各種電子機器における通信にも適用可能である。
本明細書における各「部」は、実施の形態の各機能に対応する概念的なもので、必ずしも特定のハードウエアやソフトウエア・ルーチンに1対1には対応しない。従って、本明細書では、以下、実施の形態の各機能を有する仮想的回路ブロック(部)を想定して実施の形態を説明した。また、本実施の形態における各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 PC、11 CPU、12 ルートコンプレックス、12a 通信制御部、13 スイッチ、13a、13b、13c 通信制御部、13A バス、13B CPU、14 デバイス、14A バス、14B CPU、14C ハードディスク、14a 通信制御部、15 デバイス、15a 通信制御部、16 バス、17a、17b、17c シリアルインターフェース、21 バスインターフェース、22 トランザクション部、22a 受信バッファ、23 データリンク部、23a 送信バッファ、23b UpdateFC送信制御部、23c タイマ、24 物理回路部、24a、24b 差動回路、24c 通信回路、25 パワーマネジメント制御部、25a 拡張機能部、25b タイマ、26 レジスタ部、26a、26b イネーブルレジスタ。

Claims (5)

  1. 第1の動作モードと、該第1の動作モードよりも消費電力が低い第2の動作モードの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路を有する半導体装置であって、
    送信データを格納する送信バッファと、
    受信データを格納する受信バッファと、
    第1の時間間隔で前記受信バッファの空き容量の情報を含むフロー制御情報を送信するフロー制御部と、
    前記第1の時間より長い第2の時間間隔で前記フロー制御情報を送信するフロー制御情報遅延モードの設定を指定する第1のレジスタと、
    前記通信回路の通信相手の前記フロー制御情報遅延モードを指定する第2のレジスタと、
    前記通信回路の前記フロー制御情報遅延モードを設定し、かつ、前記通信相手の前記フロー制御情報遅延モードが設定されていない場合、前記通信回路が前記第1の動作モードで動作中に前記送信データが無いことの状態が第3の時間継続したとき、前記通信回路の動作モードを前記第2の動作モードに遷移させかつ前記第1の時間より長くかつ前記通信回路の動作モードが前記通信回路が採用する通信アークテクチャに規定されるリカバリ状態へ遷移するか否かの判定に用いられる判定基準時間よりも短い第2の時間間隔で前記フロー制御情報を送信するように前記フロー制御部を制御し、
    前記通信回路が前記第2の動作モードで動作中に前記送信データがあるあるいは前記第2の時間が経過したとき、前記通信回路の動作モードを前記第1の動作モードに遷移させ、且つ前記フロー制御情報を前記第1の時間間隔で送信するように前記フロー制御部を制御し、
    前記通信回路及び前記通信相手の前記フロー制御情報遅延モードが設定された場合、前記通信回路が前記第1の動作モードで動作中に前記送信データが無いことの状態が前記第3の時間継続しかつ前記受信バッファに前記受信データがないとき、前記フロー制御情報の送信を停止するように前記フロー制御部を制御すると共に、
    前記フロー制御情報の送信停止後に前記送信データがあるとき、前記フロー制御情報の送信停止を解除すると共に前記通信回路の動作モードを前記第1の動作モードに遷移させるように前記フロー制御部を制御する、パワーマネジメント制御部と、
    を有する半導体装置。
  2. 第1の動作モードと、該第1の動作モードよりも消費電力が低い第2の動作モードの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路を有する半導体装置であって、
    送信データを格納する送信バッファと、
    受信データを格納する受信バッファと、
    第1の時間間隔で所定の情報を送信する所定情報送信部と、
    前記通信回路が前記第1の動作モードで動作中に前記送信データが無くかつ前記受信バッファに前記受信データがないとき、前記通信回路の動作モードを前記第2の動作モードに遷移させかつ前記第1の時間より長い第2の時間間隔で前記所定の情報を送信するように前記所定情報送信部を制御すると共に、前記通信回路が前記第2の動作モードで動作中に前記送信データがあるあるいは前記第2の時間が経過したとき、前記通信回路の動作モードを前記第1の動作モードに遷移させ、且つ前記所定の情報を前記第1の時間間隔で送信するように前記所定情報送信部を制御するパワーマネジメント制御部と、
    を有する半導体装置。
  3. 前記第2の時間は、前記通信回路の動作モードが前記通信回路が採用する通信アークテクチャに規定されるリカバリ状態へ遷移するか否かの判定に用いられる判定基準時間よりも短い請求項2に記載の半導体装置。
  4. 第1の動作モードと、該第1の動作モードよりも消費電力が低い第2の動作モードの少なくとも2つの動作モードで動作可能な通信回路を有する半導体装置であって、
    送信データを格納する送信バッファと、
    受信データを格納する受信バッファと、
    前記通信回路が前記第1の動作モードで動作中に前記送信データが無くかつ前記受信バッファに前記受信データがないとき、前記通信回路により通信を行う通信相手に関する第2の情報に基づいて、前記所定の情報の送信を停止するように前記所定情報送信部を制御し、前記所定の情報の送信停止後に前記送信データがあるとき、前記所定の情報の送信停止を解除すると共に前記通信回路の動作モードを前記第1の動作モードに遷移させるように前記所定情報送信部を制御するパワーマネジメント制御部と
    を有する半導体装置。
  5. 前記通信回路が採用する通信アークテクチャは、PCI expressであり、前記所定の情報はUpdataFCパケットである請求項1乃至4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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