JP2014060512A - 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム、動画像復号化装置、動画像復号化方法、動画像復号化プログラム、及び動画像処理装置 - Google Patents

動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム、動画像復号化装置、動画像復号化方法、動画像復号化プログラム、及び動画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動画像に含まれる関心領域画像のうち指定された関心領域画像については、他の関心領域画像よりも高解像度の画像を得る。
【解決手段】関心領域画像抽出部34は、順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する。関心領域画像符号化部36は、暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像は、前回の暗号化対象画像において選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化し、非選択関心領域画像を第2の符号化方法で符号化し、非暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像は第3の符号化方法で符号化する。暗号化部38は、個々の暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の暗号化対象画像における選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する。
【選択図】図1

Description

開示の技術は動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム、動画像復号化装置、動画像復号化方法、動画像復号化プログラム、及び動画像処理装置に関する。
近年では、カメラ技術、特に動画像の符号化及び復号化の技術の進歩に伴って、監視カメラ等でも非常に高精細な画像を記録し、監視に供することが可能になってきている。一方で、プライバシー保護の観点からは、一般人が高精細に写っている画像が誰もがアクセス可能な状態におかれることは好ましくない。
一方、プライバシー保護のために解像度の低い画像で記録したり、人の顔にモザイクをかけたりすると、高解像度の画像ではないため、監視能力が低下してしまう。
また、誰もがアクセスできないように、画像に対して暗号化を行うという方法もあるが、画像全体に暗号化を行ってしまうと、特定の個人の顔の画像だけを復元したい場合でも、その他の一緒に写っている人の画像も復元されてしまう。これはプライバシー保護の観点から好ましくない。
特開2007−251605号公報 国際公開第2009/144796号公報
また、画像の一部を暗号化する技術があるが、これを監視カメラに適用する場合、画像に含まれる個人の顔を抽出し、それぞれ暗号化する処理が必要となり、処理が煩雑となる。
開示の技術は、一つの側面として、動画像に含まれる関心領域画像のうち指定された関心領域画像については、他の関心領域画像よりも高解像度の画像を得ることが目的である。
開示の技術は、関心領域画像抽出部は、順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する。関心領域画像符号化部は、暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像については、前回の暗号化対象画像において複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択する。関心領域画像符号化部は、選択関心領域画像を第1の符号化方法で符号化する。また、関心領域画像符号化部は、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化する。また、関心領域画像符号化部は、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する。暗号化部は、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する。
開示の技術は、一つの側面として、動画像に含まれる関心領域画像のうち指定された関心領域画像については、他の関心領域画像よりも高解像度の画像を得ることができる、という効果を有する。
動画像符号化装置の機能ブロック図である。 入力画像からメイン画像とサブ画像を生成する場合について説明するための図である。 入力画像からメイン画像とサブ画像を生成する場合の他の例について説明するための図である。 サブ画像を符号化する際の暗号化対象画像及び参照関係について説明するための図である。 動画像符号化装置として機能するコンピュータのブロック図である。 動画像復号化装置として機能するコンピュータのブロック図である。 動画像符号化処理の流れを示すフローチャートである。 多重化の一例について説明するための図である。 動画像復号化処理の流れを示すフローチャートである。 サブ画像を復号化する際の復号化対象画像及び参照関係について説明するための図である。 サブ画像をビュー間予測を用いて符号化する場合について説明するための図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る動画像処理装置10が示されている。動画像処理装置10は、撮影装置12、動画像符号化装置14、記憶装置16、動画像復号化装置18、及び表示装置20を備えている。動画像処理装置10は、例えば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、及びカメラ機能付きの携帯電話等、動画像の撮影機能を備えた装置に搭載される。
撮影装置12は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮影素子を備えている。撮影装置12は、動画像の撮影が指示されると、撮影素子により撮影された画像を予め定めたフレームレートで動画像符号化装置14へ出力する。これにより、動画像符号化装置14には、撮影素子により撮影された画像が順次入力される。
動画像符号化装置14は、画像処理部30、入力画像符号化部32、関心領域画像抽出部34、関心領域画像符号化部36、暗号化部38、及び多重化部40を備えている。
画像処理部30は、撮影装置12から入力された入力画像に対して予め定めた画像処理を施す。画像処理部30は、本実施形態では、例えば図2に示すように、関心領域画像A〜Cを含む入力画像42を縮小する処理を実行し、縮小画像44を生成し、メイン画像とする。なお、図3に示すように、画像処理部30は、入力画像42に含まれる関心領域画像A〜Cを抽出し、抽出した関心領域画像A〜Cのみをモザイク化したモザイク画像46を生成する処理を実行し、これをメイン画像としてもよい。
入力画像符号化部32は、メイン画像を圧縮符号化する。本実施形態では、フレーム間予測を用いた圧縮符号化方法、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)やITU−T勧告のH.264等の符号化方法によりメイン画像を符号化する。
関心領域画像抽出部34は、撮影装置12から順次入力される入力画像から予め定めた関心領域の画像である関心領域画像を抽出する。関心領域画像は、本実施形態では、例えば人物の顔の画像であるが、これに限られるものではない。図2、3に示す入力画像42の場合、例えば人物の顔の画像である関心領域画像A〜Cが抽出される。また、関心領域画像抽出部34は、図2、3に示すように、抽出した関心領域画像A〜Cを集合した集合画像48をサブ画像として生成する。
関心領域画像符号化部36は、入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像から選択した選択関心領域画像を第1の符号化方法で符号化する。
第1の符号化方法は、例えば選択関心領域画像をイントラ符号化する方法である。ここで、イントラ符号化とは、過去の符号化されたフレーム画像を参照してフレーム間予測して符号化するのではなく、符号化対象の入力画像のみから符号化する方法である。従って、復号(伸張)する際には、過去のフレーム画像を参照することなく復号できる。
また、暗号化対象画像は、例えば入力画像がN回入力される毎に設定される。図4には、画像の入力順と符号化順が等しく、全ての画像が参照画となりうる画像シーケンス構成で、N=3の場合の例を示した。同図では、P0〜P8までのサブ画像に含まれる関心領域画像A〜Cをそれぞれ符号化した関心領域画像領域の列50A〜50Cを示した。また、同図における矢印は参照関係を示している。同図に示す例の場合、P0、P3、P6の符号化された関心領域画像A〜Cの集合画像を暗号化する。すなわち、入力画像が3回入力される毎に関心領域画像A〜Cの集合画像を暗号化する。
また、関心領域画像符号化部36は、前回の暗号化対象画像において複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択する。例えば図4に示すように、P0で関心領域画像Aが選択関心領域画像52Aとして選択され、イントラ符号化された場合、次の暗号化対象画像であるP3では、関心領域画像Bが選択関心領域画像52Bとして選択される。そして、次の暗号化対象画像であるP6では、関心領域画像Cが選択関心領域画像52Cとして選択される。このように、暗号化対象画像が設定される毎に、前回の暗号化対象画像の選択関心領域画像と異なる関心領域画像が選択される。
また、関心領域画像符号化部36は、選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化する。第2の符号化方法は、例えば直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像(所謂Pピクチャ)として非選択関心領域画像をインター符号化する方法である。ここで、インター符号化とは、過去のフレーム画像を参照画像としてフレーム間予測して予測画像を生成し、入力画像と予測画像との差分を符号化する方法である。従って、復号(伸張)する際には、過去のフレーム画像を参照画像として復号する。
例えば図4に示すように、P3の非選択関心領域画像54Aである関心領域画像Aは、矢印A1で示すように、P3の直前の非暗号化対象画像であるP2で符号化された関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。同様に、P3における非選択関心領域画像54Cである関心領域画像Cは、矢印C1で示すように、P3の直前の非暗号化対象画像であるP2で符号化された関心領域画像Cを参照画像としてインター符号化する。
また、関心領域画像符号化部36は、非暗号化対象画像として生成されたサブ画像に含まれる複数の関心領域画像については、第3の符号化方法で符号化する。第3の符号化方法は、暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像のうち選択関心領域画像に対応する関心領域画像は、暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。例えば、図4に示すように、非暗号化対象画像であるP4の関心領域画像Bは、矢印B1で示すように、暗号化対象画像であるP3の選択関心領域画像52Bを参照画像としてインター符号化する。
また、第3の符号化方法では、非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。例えば、図4に示すように、非暗号化対象画像のP4の関心領域画像Aは、矢印A2で示すように、暗号化対象画像であるP3の非選択関心領域画像54Aを参照画像とするのではなく、P3の前のP2の関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。なお、P4の関心領域画像Cについても同様に、矢印C2で示すように、P3よりも前のP2の関心領域画像Cを参照画像としてインター符号化する。
また、第3の符号化方法は、暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像は、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。例えば、図4に示すように、暗号化対象画像であるP3の次の非暗号化対象画像であるP4の後の非暗号化対象画像であるP5の関心領域画像Aは、矢印A3で示すように、P5の直前のP4の関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。なお、関心領域画像B、Cについても同様である。
暗号化部38は、暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、選択関心領域画像に対応する暗号鍵で暗号化する。例えば、図4に示すように、選択関心領域画像として関心領域画像Aが選択されたP0の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Aに対応する暗号鍵KeyAで暗号化する。同様に、選択関心領域画像として関心領域画像Bが選択されたP3の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Bに対応する暗号鍵KeyBで暗号化する。同様に、選択関心領域画像として関心領域画像Cが選択されたP6の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Cに対応する暗号鍵KeyCで暗号化する。
多重化部40は、入力画像符号化部32によりメイン画像が符号化されたメイン画像符号化データと、関心領域画像符号化部36によりサブ画像が符号化されたサブ画像符号化データと、を多重化し、動画像符号化データとして記憶装置16に記憶する。なお、多重化する際、各暗号鍵も多重化される。
動画像復号化装置18は、分離部60、入力画像伸張部62、画像処理部64、復号化部66、関心領域画像伸張部68、関心領域画像切出部70、及び合成部72を備えている。
分離部60は、動画像の復号が指示されると、記憶装置16に記憶された動画像符号化データを読み出し、読み出した動画像符号化データをメイン画像符号化データとサブ画像符号化データと、に分離する。
入力画像伸張部62は、メイン画像符号化データを復号(伸張)する。
画像処理部64は、入力画像伸張部62によって伸張されたメイン画像に予め定めた画像処理を施す。予め定めた画像処理は、動画像符号化装置14の画像処理部30で行われた画像処理と対応する画像処理である。本実施形態では、動画像符号化装置14の画像処理部30において、入力画像を縮小する縮小処理を行ってメイン画像を生成しているので、入力画像伸張部62では、メイン画像を拡大する拡大処理、すなわち、メイン画像のサイズを元のサイズに戻す処理を行う。なお、動画像符号化装置14の画像処理部30で入力画像をモザイク化する処理が行われた場合には、画像処理部64は、伸張した画像をそのまま出力する。
復号化部66は、復号を指示された関心領域画像に対応した復号鍵により、暗号化対象画像として符号化された選択関心領域画像のフレーム画像を復号する。
関心領域画像伸張部68は、複数の関心領域画像のうち特定の関心領域画像の復号(伸張)がユーザーにより指示された場合に、サブ画像符号化データで表される複数の関心領域画像のうち、復号を指示された関心領域画像を伸張する。
関心領域画像切出部70は、サブ画像から復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を切り出して合成部72に出力する。
合成部72は、関心領域画像切出部70により切り出された関心領域画像を、画像処理部64によって元に戻された入力画像に合成して、表示装置20に出力する。
動画像符号化装置14は、例えば図5に示すコンピュータ80で実現することができる。コンピュータ80はCPU82、メモリ84、不揮発性の記憶部86を備え、これらはバス88を介して互いに接続されている。
また、記憶部86はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部86には、コンピュータ80を動画像符号化装置14として機能させるための動画像符号化プログラム90が記憶されている。CPU82は、動画像符号化プログラム90を記憶部86から読み出してメモリ84に展開し、動画像符号化プログラム90が有するプロセスを順次実行する。
動画像符号化プログラム90は、画像処理プロセス92、入力画像符号化プロセス94、関心領域画像抽出プロセス96、関心領域画像符号化プロセス98、暗号化プロセス100、及び多重化プロセス102を有する。
CPU82は、画像処理プロセス92を実行することで、図1に示す画像処理部30として動作する。また、CPU82は、入力画像符号化プロセス94を実行することで、図1に示す入力画像符号化部32として動作する。また、CPU82は、関心領域画像抽出プロセス96を実行することで、図1に示す関心領域画像抽出部34として動作する。またCPU82は、関心領域画像符号化プロセス98を実行することで、図1に示す関心領域画像符号化部36として動作する。またCPU82は、暗号化プロセス100を実行することで、図1に示す暗号化部38として動作する。またCPU82は、多重化プロセス102を実行することで、図1に示す多重化部40として動作する。
これにより、動画像符号化プログラム90を実行したコンピュータ80が、動画像符号化装置14として機能することになる。なお、動画像符号化プログラム90は開示の技術における動画像符号化プログラムの一例である。
なお、動画像符号化装置14は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
動画像復号化装置18は、例えば図6に示すコンピュータ110で実現することができる。コンピュータ110はCPU112、メモリ114、不揮発性の記憶部116を備え、これらはバス118を介して互いに接続されている。
また、記憶部116はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部116には、コンピュータ110を動画像復号化装置18として機能させるための動画像復号化プログラム120が記憶されている。CPU112は、動画像復号化プログラム120を記憶部116から読み出してメモリ114に展開し、動画像復号化プログラム120が有するプロセスを順次実行する。
動画像復号化プログラム120は、分離プロセス122、入力画像伸張プロセス124、画像処理プロセス126、復号化プロセス128、関心領域画像伸張プロセス130、関心領域画像切出プロセス132、及び合成プロセス134を有する。
CPU112は、分離プロセス122を実行することで、図1に示す分離部60として動作する。また、CPU112は、入力画像伸張プロセス124を実行することで、図1に示す入力画像伸張部62として動作する。また、CPU112は、画像処理プロセス126を実行することで、図1に示す画像処理部64として動作する。またCPU112は、復号化プロセス128を実行することで、図1に示す復号化部66として動作する。またCPU112は、関心領域画像伸張プロセス130を実行することで、図1に示す関心領域画像伸張部68として動作する。またCPU112は、関心領域画像切出プロセス132を実行することで、図1に示す関心領域画像切出部70として動作する。またCPU112は、合成プロセス134を実行することで、図1に示す合成部72として動作する。
これにより、動画像復号化プログラム120を実行したコンピュータ110が、動画像復号化装置18として機能することになる。なお、動画像復号化プログラム120は開示の技術における動画像復号化プログラムの一例である。
なお、動画像復号化装置18は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に本実施形態の作用を説明する。まず、動画像符号化装置14により実行される動画像符号化処理について図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図3に示す動画像符号化処理は、撮影装置12により動画像の撮影が開始されると実行される。撮影装置12により動画像の撮影が開始されると、撮影装置12により撮影された画像が予め定めたフレームレートで動画像符号化装置14に順次入力される。
動画像符号化処理のステップ200において、画像処理部30が、撮影装置12から入力された入力画像に対して予め定めた画像処理を施す。画像処理部30は、図2に示すように、撮影装置12から入力された入力画像42を縮小した縮小画像44を生成する処理を実行する。
ステップ202では、入力画像符号化部32が、ステップ204で画像処理を施したメイン画像をフレーム間予測を用いた符号化方法、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)やITU−T勧告のH.264等の符号化方法により符号化する。
ステップ200、202の処理と並行して、ステップ204では、関心領域画像抽出部34が、図2に示すように、入力画像42から関心領域画像として例えば人物の顔の画像を抽出する。なお、人物の顔の画像の抽出方法としては、特徴抽出処理やパターンマッチング等の公知の手法を用いる。
ステップ206では、関心領域画像抽出部34が、ステップ204で抽出した関心領域画像を集合した集合画像を生成する。これにより、図2に示したように、関心領域画像を集合した集合画像48が生成される。
ステップ208では、関心領域画像符号化部36が、入力画像が暗号化対象であるか否かを判断する。本実施形態では、暗号化対象画像は、入力画像が3回入力される毎に設定される。従って、図4に示す例の場合、P0、P3、P6では、ステップ208は肯定判定され、その他ではステップ208は否定判定される。
ステップ210では、関心領域画像符号化部36が、集合画像48に含まれる複数の関心領域画像から、第1の符号化方法で符号化する関心領域画像を選択関心領域画像として選択し、選択した選択関心領域画像を第1の符号化方法で符号化する。第1の符号化方法は、本実施形態では、選択関心領域画像をイントラ符号化する方法である。選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像は、第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化する。第2の符号化方法は、本実施形態では直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として非選択関心領域画像をインター符号化する方法である。例えば図4の矢印A1で示すように、P3における非選択関心領域画像54Aである関心領域画像Aは、P3の直前の非暗号化対象画像であるP2の関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。同様に、P3における非選択関心領域画像54Cである関心領域画像Cは、P3の直前の非暗号化対象画像あるP2の関心領域画像Cを参照画像としてインター符号化する。
また、関心領域画像符号化部36は、暗号化対象画像が設定される毎に、前回の暗号化対象画像の選択関心領域画像と異なる関心領域画像を選択する。例えば図4の例では、P0では関心領域画像Aを選択関心領域画像52Aとして選択する。また、次の暗号化対象画像のP3では関心領域画像Bを選択関心領域画像52Bとして選択する。また、次の暗号化対象画像のP6では関心領域画像Cを選択関心領域画像52Cとして選択する。
ステップ214では、暗号化部38が、暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、選択関心領域画像に対応する暗号鍵で暗号化する。例えば、図4に示すように、選択関心領域画像52Aとして関心領域画像Aが選択されたP0の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Aに対応する暗号鍵KeyAで暗号化する。同様に、選択関心領域画像52Bとして関心領域画像Bが選択されたP3の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Bに対応する暗号鍵KeyBで暗号化する。同様に、選択関心領域画像52Cとして関心領域画像Cが選択されたP6の関心領域画像A〜Cの集合画像は、関心領域画像Cに対応する暗号鍵KeyCで暗号化する。
一方、ステップ208で入力画像が暗号化対象でないと判定された場合、すなわち非暗号化対象画像であると判定された場合、ステップ216へ移行する。
ステップ216では、直前の参照画像が暗号化対象であったか否かを判定し、直前の参照画像が暗号化対象であった場合にはステップ218へ移行する。図4の例では、P1、P4、P7の入力画像については、P1、P4、P7の参照画像候補となる、P1、P4、P7の直前のP0、P3、P6が暗号化対象であることから、ステップ216は肯定判定される。一方、P2、P5、P8の入力画像については、P2、P5、P8の参照画像候補となる、P2、P5、P8の直前のP1、P4、P7は暗号化対象ではないことから、ステップ216は否定判定される。
ステップ218では、関心領域画像符号化部36が、集合画像48に含まれる複数の関心領域画像を第3の符号化方法で符号化する。第3の符号化方法は、暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された入力画像から抽出された複数の関心領域画像のうち選択関心領域画像に対応する関心領域画像は、暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。例えば、図4に示すように、非暗号化対象画像であるP4の関心領域画像Bは、暗号化対象画像であるP3の選択関心領域画像Bを参照画像としてインター符号化する。
また、第3の符号化方法では、非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、暗号化対象画像の直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。例えば、図4の矢印A2で示すように、非暗号化対象画像であるP4の関心領域画像Aは、暗号化対象画像であるP3の非選択関心領域画像Aを参照画像とするのではなく、P3よりも前のP2における関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。なお、P4の関心領域画像Cについても同様である。
一方、ステップ216で否定判定された場合、すなわち、暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像の場合、ステップ220へ移行する。
ステップ220では、関心領域画像符号化部36が、集合画像48に含まれる複数の関心領域画像を、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する。
例えば、図4の矢印A3で示すように、非暗号化対象画像であるP4より後の非暗号化対象画像であるP5の関心領域画像Aは、P5の直前の非暗号化対象画像であるP4の関心領域画像Aを参照画像としてインター符号化する。なお、関心領域画像B、Cについても同様である。
ステップ222では、多重化部40が、メイン画像が符号化されたメイン画像符号化データと、サブ画像が符号化されたサブ画像符号化データと、を多重化し、動画像符号化データとして記憶装置16に記憶する。なお、多重化する際、各暗号鍵も多重化される。
以下、具体的な多重化の方法について説明する。本実施形態では、一例としてデジタル放送等において符号化された音声及び映像を多重化して伝送する際の形式の一つであるTransport Stream(TS)形式で多重化処理を行う場合について説明する。
図8にTS形式のパケットデータのイメージ図を示した。ここでは、同図においては、サブ画像符号化データ用のパケットと、その暗号鍵が含まれるパケットのみを表している。TSパケット140は、Header部140Aとdata部140Bから構成されており、このHeader部140Aに含まれる情報を参照することにより、そのパケットが暗号化された状態であるか否かを把握することができる。
ここでは、暗号化に関するパラメータであるtransport_scrambling_controlフィールドの値が「00」の場合は、data部140Bが暗号化されておらず、「01」の場合はOdd鍵で暗号化、「10」の場合はEven鍵で暗号化されていると定義する。ここで、Odd鍵、Even鍵の情報は、鍵が含まれるTSパケット(鍵パケット)に含まれている。鍵パケットには必ずOdd鍵、Even鍵の二つが含まれており、時系列的に何れか一方の鍵のみ変更される。例えば、図8に示すように、P0の前に設けられた鍵パケット142は、Odd鍵は暗号鍵KeyA、Even鍵は暗号鍵KeyBと定義されている。また、P3の前に設けられた鍵パケット144は、その前の鍵パケット142と比較すると、Odd鍵のみ暗号鍵KeyCに変更されている。また、P6の前に設けられた鍵パケット146は、その前の鍵パケット144と比較すると、Even鍵のみ暗号鍵KeyAに変更されている。
図8の例では、P0のパケットは暗号鍵KeyAで暗号化されているため、Odd鍵を使用するようtransport_scrambling_controlは「01」で定義されている。P3のパケットは暗号鍵KeyBで暗号化されているため、Even鍵を使用するようtransport_scrambling_controlは「10」で定義されている。また、P6のパケットは暗号鍵KeyCで暗号化されているため、Odd鍵を使用するようtransport_scrambling_controlは「01」で定義されている。
また、図8に示すように、暗号鍵KeyA、KeyB、KeyCは、各々に対応したより上位の鍵であるワーク鍵A、B、Cで暗号化されている。
従って、マスタ鍵を保有している特定の管理者だけが、暗号化対象のパケットを復号するのに必要な暗号鍵に対応したワーク鍵を復号できる。そして、復号されたワーク鍵を用いて、対応する暗号鍵を復号し、復号された暗号鍵を用いて暗号化されているパケットを復号する。
次に、動画像復号化装置18により実行される動画像復号化処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図9に示す動画像復号化処理は、ユーザーにより動画像の再生が指示されると実行される。ユーザーにより動画像の再生が指示されると、記憶装置16に記憶された動画像符号化データが読み出されて動画像復号化装置18に入力される。
動画像復号化処理のステップ300において、分離部60が、記憶装置16に記憶された動画像符号化データをメイン画像符号化データとサブ画像符号化データと、に分離する。
ステップ302では、入力画像伸張部62が、メイン画像符号化データを復号(伸張)する。
ステップ304では、画像処理部64が、入力画像伸張部62によって伸張された入力画像に予め定めた画像処理を施す。予め定めた画像処理は、動画像符号化装置14の画像処理部30で行われた画像処理と対応する画像処理である。本実施形態では、動画像符号化装置14の画像処理部30では、入力画像を縮小する縮小処理を行っているので、入力画像伸張部62では、入力画像を拡大する拡大処理、すなわち、入力画像のサイズを元のサイズに戻す処理を行う。
ステップ302、304の処理と並行して、ステップ306では、復号化部66が、特定の関心領域画像の復号が指示されたか否かを判断する。管理者は、特定の関心領域画像の復号を行う場合、マスタ鍵を用いて復号された特定の関心領域画像に対応したワーク鍵を動画像復号化装置18に入力する。そして、ステップ306で肯定判定された場合はステップ308へ移行し、否定判定された場合はステップ320へ移行する。このように、特定の関心領域画像の復号が指示されなかった場合は、サブ画像の復号は行わないため、関心領域画像が高精細で表示されることはなく、プライバシーが保護される。なお、複数の関心領域画像の復号を行う場合は、各々の関心領域画像に対応したワーク鍵を入力すればよい。
ステップ308では、復号化部66が、復号を指示された関心領域画像に対応した暗号鍵を取得する。具体的には、入力されたワーク鍵を用いて、鍵パケットに含まれた復号を指示された関心領域画像に対応する暗号鍵を復号する。例えば、復号を指示された関心領域画像が関心領域画像Aである場合には、これに対応したワーク鍵Aを用いて暗号鍵KeyAを復号する。
ステップ310では、復号化部66が、入力されたフレーム画像が暗号化されているフレーム画像であるか否かを判断する。そして、暗号化されているフレーム画像である場合にはステップ312へ移行し、暗号化されていないフレーム画像である場合はステップ316へ移行する。
例えば、図10に示すように、P0、P3、P6のサブ画像は、それぞれ暗号鍵KeyA、KeyB、KeyCで暗号化されているため、ステップ310は肯定判定され、その他のサブ画像は暗号化されていないため、ステップ310は否定判定される。
ステップ312では、復号化部66が、入力されたフレーム画像が、特定の関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化されたフレーム画像であるか否かを判断する。そして、入力されたフレーム画像が、特定の関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化されたフレーム画像である場合にはステップ314へ移行し、特定の関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化されたフレーム画像でない場合にはステップ320へ移行する。
例えば、関心領域画像Bに対応したワーク鍵が入力され、ステップ308で暗号鍵KeyBを取得した場合、図10に示すように、P0、P6のサブ画像は暗号鍵KeyA、KeyCで各々暗号化されているため、ステップ312は否定判定される。一方、P3のサブ画像は暗号鍵KeyBで暗号化されているため、ステップ312は肯定判定される。
ステップ314では、復号を指示された特定の関心領域画像に対応する暗号鍵で入力されたフレーム画像の暗号化された符号化データの復号を行う。図10に示すように、関心領域画像Bの復号が指示された場合、P3のサブ画像の暗号化された符号化データが、暗号鍵KeyBによって復号される。
ステップ316では、関心領域画像伸張部68が、入力されたフレーム画像を伸張する。図10に示すように、関心領域画像Bの復号が指示された場合には、P3のサブ画像が、暗号鍵KeyBによって復号されており、またP3の関心領域画像Bはイントラ符号化されているため、関心領域画像Bは正常に伸張される。
一方、復号が指示されていない関心領域画像A、Cについては、P0,P6の暗号化されたサブ画像が復号されないため、正常に伸張されないが、復号が指示されていない関心領域画像であるため、特に問題はない。
ステップ318では、関心領域画像切出部70が、復号されたフレーム画像から、復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を切り出して合成部72に出力する。図10に示すように関心領域画像Bの復号が指示された場合には、関心領域画像Bのみがサブ画像から切り出されて合成部72に出力される。
ステップ320では、合成部72が、関心領域画像切出部70により切り出された関心領域画像を、入力画像伸張部62により伸張されたメイン画像に合成して、表示装置20に出力する。これにより、表示装置20に動画像が表示される。なお、ステップ320では、ステップ306、312で否定判定された場合は、合成処理は実行せず、メイン画像がそのまま出力される。これにより、関心領域画像が高精細で表示されることはなく、プライバシーが保護される。
このように、本実施形態では、暗号化対象画像におけるサブ画像に含まれる複数の関心領域画像のうち何れかの選択関心領域画像をイントラ符号化し、その他をインター符号化する。そして、暗号化対象画像が設定される毎に選択関心領域画像を異ならせて選択関心領域画像に対応する暗号鍵で暗号化する。このため、復号する際には特定の関心領域画像のみ正常に復号されるため、特定の関心領域画像のみ高解像度化した画像を得ることができる。従って、監視カメラ等に開示の技術を適用した場合、平常時はプライバシー保護に留意した低解像度の画像又は人物の顔のみモザイク化した画像を表示し、犯罪等が発生した場合のみ、犯人の顔等を精細な画像で復号して表示することが可能となる。
なお、本実施形態では、第2の符号化方法として、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として非選択関心領域画像をインター符号化する場合について説明したが、これに限られない。例えば、第2の符号化方法として、非選択関心領域画像をダミー画像に置き換えてイントラ符号化するようにしてもよい。この場合、図7のステップ210において、非選択関心領域画像をダミー画像に置き換え、ダミー画像のみを用いてイントラ符号化すればよい。
また、本実施形態では、暗号化対象画像におけるサブ画像に含まれる複数の関心領域画像のうち何れかの選択関心領域画像をイントラ符号化し、その他をインター符号化する場合について説明したが、これに限られない。
例えば、ITU−T勧告のH.264において規格化されているマルチビュー符号化(Multi View Coding:MVC)を適用してもよい。MVCでは、複数の始点(マルチビュー)で撮影された映像を、ベースビュー(Base View)と、非ベースビュー(Non Base View)として符号化する。ベースビューは非ベースビューから参照される元の画像であり、非ベースビューは、ベースビューの画像を参照画像としてビュー間予測(inter view predition)により符号化される画像である。
従って、例えば図11に示すように、メイン画像をベースビュー、サブ画像を非ベースビューとする。そして、図7のステップ210において、暗号化対象画像であるP0では、選択関心領域画像52Aは、対応するベースビューの関心領域画像Aを参照画像としてビュー間予測を用いて符号化する。また、関心領域画像B、Cについては、図7のステップ210において、過去のサブ画像の関心領域画像B,Cを参照画像としてインター符号化する。そして、P0のサブ画像は、暗号鍵KeyAにより暗号化する。同様に、暗号化対象画像であるP3では、選択関心領域画像52Bは、対応するベースビューの関心領域画像Bを参照画像としてビュー間予測を用いて符号化する。また、関心領域画像A、Cについては過去のサブ画像の関心領域画像A,Cを参照画像としてインター符号化する。そして、P3のサブ画像は、暗号鍵KeyBにより暗号化する。また、暗号化対象画像であるP6では、選択関心領域画像52Cは、対応するベースビューの関心領域画像Cを参照画像としてビュー間予測を用いて符号化する。また、関心領域画像A、Bについては過去のサブ画像の関心領域画像A,Cを参照画像としてインター符号化する。そして、P6のサブ画像は、暗号鍵KeyCにより暗号化する。
このように、選択関心領域画像についてもベースビューの対応する関心領域画像を参照画像としてインター符号化するので、選択関心領域画像をイントラ符号化する場合と比較してサブ画像のデータ量を削減することが可能となる。
なお、本実施形態では、動画像符号化装置14及び動画像復号化装置18を含む動画像処理装置10について説明したが、動画像符号化装置14及び動画像復号化装置18が別々の装置に搭載されていてもよい。
また、上記では開示の技術に係る動画像符号化プログラムの一例である動画像符号化プログラム90が記憶部86に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されるものではない。開示の技術に係る動画像符号化プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。また、動画像復号化プログラムについても動画像符号化プログラムと同様に、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、
暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像において前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、
個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、
を含む動画像符号化装置。
(付記2)
前記第1の符号化方法は、他のフレーム画像を参照せずに符号化する符号化方法であり、前記第2の符号化方法及び前記第3の符号化方法は、他のフレーム画像を参照して符号化する符号化方法である
付記1記載の動画像符号化装置。
(付記3)
前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記2記載の動画像符号化装置。
(付記4)
前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、前記非選択関心領域画像をダミー画像に置き換えてイントラ符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記2記載の動画像符号化装置。
(付記5)
前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施す画像処理部と、
前記画像処理を施した前記入力画像を符号化する入力画像符号化部と、
を備えた付記1〜付記4の何れか1項に記載の動画像符号化装置。
(付記6)
前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施す画像処理部と、
前記画像処理を施した前記入力画像を符号化する入力画像符号化部と、
を備え、
前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記入力画像符号化部により符号化されたフレーム画像を参照画像として前記選択関心領域画像をインター符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記1記載の動画像符号化装置。
(付記7)
前記予め定めた画像処理は、前記入力画像を縮小する処理又は前記入力画像に含まれる前記関心領域画像のみをモザイク化する処理である
付記5又は付記6記載の動画像符号化装置。
(付記8)
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出し、
暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像において前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化し、
個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する
ことを含む動画像符号化方法。
(付記9)
前記第1の符号化方法は、他のフレーム画像を参照せずに符号化する符号化方法であり、前記第2の符号化方法及び前記第3の符号化方法は、他のフレーム画像を参照して符号化する符号化方法である
付記8記載の動画像符号化方法。
(付記10)
前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記9記載の動画像符号化方法。
(付記11)
前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、前記非選択関心領域画像をダミー画像に置き換えてイントラ符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記9記載の動画像符号化方法。
(付記12)
前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施し、
前記画像処理を施した前記入力画像を符号化する
を備えた付記9〜付記11の何れか1項に記載の動画像符号化方法。
(付記13)
前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施し、
前記画像処理を施した前記入力画像を符号化し、
前記第1の符号化方法として、前記入力画像符号化部により符号化されたフレーム画像を参照画像として前記選択関心領域画像をインター符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
付記8記載の動画像符号化方法。
(付記14)
前記予め定めた画像処理は、前記入力画像を縮小する処理又は前記入力画像に含まれる前記関心領域画像のみをモザイク化する処理である
付記12又は付記13記載の動画像符号化方法。
(付記15)
コンピュータに、
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出し、
暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像において前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化し、
個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する
ことを含む処理を実行させるための動画像符号化プログラム。
(付記16)
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像において前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号する復号化部と、
前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する関心領域画像伸張部と、
を備えた動画像復号化装置。
(付記17)
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号し、
前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する
ことを含む動画像復号化方法。
(付記18)
コンピュータに、
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張し、
前記復号を指示された関心領域画像に対応した復号鍵により、前記暗号化対象画像として符号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を復号する
ことを含む処理を実行させるための動画像復号化プログラム。
(付記19)
順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置と、
前記動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号する復号化部と、前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する関心領域画像伸張部と、を備えた動画像復号化装置と、
を備えた動画像処理装置。
10 動画像処理装置
12 撮影装置
14 動画像符号化装置
16 記憶装置
18 動画像復号化装置
20 表示装置
30 画像処理部
32 入力画像符号化部
34 関心領域画像抽出部
36 関心領域画像符号化部
38 暗号化部
40 多重化部
60 分離部
62 入力画像伸張部
64 画像処理部
66 復号化部
68 関心領域画像伸張部
70 関心領域画像切出部
72 合成部
80、110 コンピュータ
90 動画像符号化プログラム
120 動画像復号化プログラム

Claims (13)

  1. 順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、
    暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、
    個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、
    を含む動画像符号化装置。
  2. 前記第1の符号化方法は、他のフレーム画像を参照せずに符号化する符号化方法であり、前記第2の符号化方法及び前記第3の符号化方法は、他のフレーム画像を参照して符号化する符号化方法である
    請求項1記載の動画像符号化装置。
  3. 前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
    請求項2記載の動画像符号化装置。
  4. 前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記選択関心領域画像をイントラ符号化し、前記第2の符号化方法として、前記非選択関心領域画像をダミー画像に置き換えてイントラ符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
    請求項2記載の動画像符号化装置。
  5. 前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像処理を施した前記入力画像を符号化する入力画像符号化部と、
    を備えた請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の動画像符号化装置。
  6. 前記入力画像に対して予め定めた画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像処理を施した前記入力画像を符号化する入力画像符号化部と、
    を備え、
    前記関心領域画像符号化部は、前記第1の符号化方法として、前記入力画像符号化部により符号化されたフレーム画像を参照画像として前記選択関心領域画像をインター符号化し、前記第2の符号化方法として、直前の前記非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像として前記非選択関心領域画像をインター符号化し、前記第3の符号化方法として、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像のうち前記選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記複数の関心領域画像のうち前記非選択関心領域画像に対応する関心領域画像については、前記暗号化対象画像より前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化し、前記暗号化対象画像の次の非暗号化対象画像よりも後の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、直前の非暗号化対象画像として符号化されたフレーム画像を参照画像としてインター符号化する
    請求項1記載の動画像符号化装置。
  7. 前記予め定めた画像処理は、前記入力画像を縮小する処理又は前記入力画像に含まれる前記関心領域画像のみをモザイク化する処理である
    請求項5又は請求項6記載の動画像符号化装置。
  8. 順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出し、
    暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化し、
    個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する
    ことを含む動画像符号化方法。
  9. コンピュータに、
    順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出し、
    暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化し、
    個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する
    ことを含む処理を実行させるための動画像符号化プログラム。
  10. 順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号する復号化部と、
    前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する関心領域画像伸張部と、
    を備えた動画像復号化装置。
  11. 順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号し、
    前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する
    ことを含む動画像復号化方法。
  12. コンピュータに、
    順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号し、
    前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する
    ことを含む処理を実行させるための動画像復号化プログラム。
  13. 順次入力される入力画像から複数の関心領域画像を抽出する関心領域画像抽出部と、暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前回の前記暗号化対象画像における前記複数の関心領域画像から選択した関心領域画像と異なる関心領域画像を選択関心領域画像として選択して第1の符号化方法で符号化すると共に、前記選択関心領域画像以外の非選択関心領域画像を前記第1の符号化方法と異なる第2の符号化方法で符号化し、前記暗号化対象画像以外の非暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像については、前記第1の符号化方法及び前記第2の符号化方法と異なる第3の符号化方法で符号化する関心領域画像符号化部と、個々の前記暗号化対象画像として入力された前記入力画像から抽出された前記複数の関心領域画像の各々を符号化したフレーム画像を、個々の前記暗号化対象画像における前記選択関心領域画像に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化部と、を含む動画像符号化装置と、
    前記動画像符号化装置により符号化された前記複数の関心領域画像のフレーム画像のうち、復号を指示された関心領域画像に対応した前記暗号鍵で暗号化された前記選択関心領域画像のフレーム画像を、前記暗号鍵で復号する復号化部と、前記復号を指示された関心領域画像のフレーム画像を伸張する関心領域画像伸張部と、を備えた動画像復号化装置と、
    を備えた動画像処理装置。
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