JP2014059650A - 関連付けシステム、関連付け方法、関連付け装置、及びプログラム、並びにレコメンデーションシステム - Google Patents

関連付けシステム、関連付け方法、関連付け装置、及びプログラム、並びにレコメンデーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの会員カードの利用者が複数存在する場合にも、何れの利用者が商品を利用したかを特定する。
【解決手段】利用者記憶部121は、識別情報に関連付けて1または複数の利用者を記憶する。希望記憶部122は、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する。入力部124は、識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける。利用者抽出部125は、入力部124が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を抽出する。関連付け部126は、入力部124が受け付けた物品が、利用者抽出部125が抽出した利用者に関連付けて希望記憶部122に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物とを関連付ける関連付けシステム、関連付け方法、関連付け装置、及びプログラム、並びにレコメンデーションシステム。
一般に、レンタル店などの店舗は、利用者が商品を利用するとき(借りるとき、購入するとき)に、会員カードの提示を求めている。このとき、店舗に設けられたコンピュータは、当該会員カードが示す利用者が利用した商品の情報を、後に利用者に対して商品のレコメンデーションを行うためのデータとして、会員カードが示す識別情報に関連付けて蓄積する。
なお、特許文献1には、不動産業の顧客管理システムにおいて、顧客に関連付けて当該顧客の家族情報を記憶し、当該家族情報に基づいて適切な時期に顧客や家族にサービスを提供する技術が開示されている。
特開2002−041984号公報
しかしながら、現実には家族関係などにある複数の利用者が同一の会員カードを提示して商品を利用することが多く、蓄積されたデータを用いて適切なレコメンデーションをすることが困難であるという問題がある。つまり、1つの会員カードの利用者が複数存在する場合、何れの利用者が商品を利用したかを特定することができないという問題がある。
上述した課題を解決する方法として家族ひとりひとりに会員カードを発行する方法が挙げられるが、この場合例えば商品のレンタルを行う場合に、他の家族を代理して借りることや返すことができなくなってしまうという問題がある。
また、家族ひとりひとりに会員カードを発行し、特許文献1に係る方法のように各個人に家族の情報を記録することで、同じ家族に属している場合に限り、代理で借りたり返したりすることができるようにすることが考えられる。しかしながら、代理で借りたり返したりすることが想定される限り、家族の中の誰が商品を利用したのかを把握することができないという問題がある。例えば、子供が商品を借りて親が商品を返した場合ことが分かったとしても、商品を利用したのが子供なのか親なのかを把握することはできない。また、会員カードに家族情報を記録する場合、例えば、新規登録時にどの家族に属するかを設定する必要があるなど、会員登録の仕組みが煩雑化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する関連付けシステム、関連付け方法、関連付け装置、及びプログラム、並びにレコメンデーションシステムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付けシステムであって、前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部と、前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部と、前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出する利用者抽出部と、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、利用者に関連付けられた端末装置を備え、前記端末装置は、当該端末装置の利用者が当該利用者自身のために前記物品を利用したときに通知を発する通知部を備え、前記関連付け部は、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内である場合に、当該利用者と当該物品とを関連付けることを特徴とする。
また、本発明において前記関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した複数の利用者に関連付けて前記希望記憶部に記憶されている場合において、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内であるときに、当該物品に当該利用者のみを関連付けることを特徴とする。
また、本発明は、利用者に関連付けられた端末装置を備え、前記端末装置は、当該端末装置の利用者が、同一の識別情報に関連付けられた他の利用者のために前記物品を利用したときに通知を発する代理通知部を備え、前記関連付け部は、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記代理通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内である場合に、前記利用者記憶部において当該利用者と同一の識別情報に関連付けられた他の利用者と当該物品とを関連付けることを特徴とする。
また、本発明において前記関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記代理通知部による通知を発した端末装置の利用者に関連付けて前記希望記憶部に記憶されている場合に、当該物品を当該利用者に関連付けないことを特徴とする。
また、本発明は、識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部を有する関連付けシステムを用いて、前記識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付け方法であって、入力部は、前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付け、利用者抽出部は、前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出し、関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付けることを特徴とする。
また、本発明は、識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付け装置であって、前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部と、前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部と、前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出する利用者抽出部と、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部、前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を、前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部から抽出する利用者抽出部、前記入力部が受け付けた物が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明は、上記関連付けシステムと、前記関連付け部が関連付けた利用者と物品に基づいて、利用者に対して物品の推薦を行う推薦部とを備えることを特徴とするレコメンデーションシステムである。
本発明によれば、1つの会員カードの利用者が複数存在する場合にも、何れの利用者が商品を利用したかを特定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る関連付けシステムの構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る関連付けシステムのソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。 各記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 第1の実施形態に係る関連付けシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る関連付けシステムの構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る関連付けシステムのソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る関連付けシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るレコメンデーションシステムのソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係る関連付けシステム1の構成を示す概略図である。
第1の実施形態に係る関連付けシステム1は、レンタル店において、利用者と当該利用者が借りた商品を関連付けるシステムである。
関連付けシステム1は、レンタル店の各店舗に設置されるPOS(Point Of Sale)端末などの店頭端末110と、利用者と商品とを関連付ける関連付け装置120とを備える。
店頭端末110は、店員の操作に従って、利用者が提示した会員カードが示す識別情報と、当該利用者が借りた商品の入力を受け付ける。
関連付け装置120は、店頭端末110が受け付けた情報に基づいて、何れの利用者が商品を借りたかを特定する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る関連付けシステム1のソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。
関連付け装置120は、利用者記憶部121、希望記憶部122、履歴記憶部123、入力部124、利用者抽出部125、関連付け部126を備える。
図3は、各記憶部が記憶する情報の例を示す図である。
利用者記憶部121は、図3(A)に示すように、会員カードの識別情報である会員IDと利用者を示す利用者IDとを関連付けて記憶する。これは、ある利用者がどの会員IDの会員カードを用いているかを示すものである。なお、図3(A)に示すように、利用者記憶部121は、1つの会員IDに対して複数の利用者IDを記憶することができる。
希望記憶部122は、図3(B)に示すように、利用者IDに関連付けて、当該利用者が借りたいと考えている商品の商品IDを記憶する。つまり、希望記憶部122は、利用者ごとに商品のウィッシュリストを記憶する。なお、図3(B)に示すように、希望記憶部122は、1つの利用者IDに対して複数の商品IDを記憶することができる。なお、利用者は、PC(Personal Computer)などの装置を用いて関連付けシステム1にログインし、自身のウィッシュリストの編集をすることができる。
履歴記憶部123は、図3(C)に示すように、利用者IDに関連付けて、当該利用者が実際に利用した商品の商品ID、当該商品を利用した日付、及び利用内容を記憶する。なお、利用内容は、商品を借りたか返したかのいずれかを示す。
入力部124は、店頭端末110から会員IDと商品の情報との入力を受け付ける。
利用者抽出部125は、入力部124が受け付けた会員IDに関連付けられた利用者を、利用者記憶部121から抽出する。
関連付け部126は、利用者抽出部125が抽出した利用者に関連付けられたウィッシュリストを希望記憶部122から抽出する。また、関連付け部126は、入力部124が受け付けた商品を含むウィッシュリストがある場合に、当該ウィッシュリストに関連付けられた利用者を、商品を借りた利用者として特定し、当該商品と利用者とを関連付けて履歴記憶部123に記録する。
次に、本実施形態に係る関連付けシステム1の動作について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る関連付けシステム1の動作を示すフローチャートである。
レンタル店の店舗にて、ある利用者が商品を借りると、店員は、利用者の会員カードを店頭端末110に読み取らせ、また借りた商品の情報を店頭端末110に入力する。次に、店頭端末110は、会員カードから読み取った会員IDと商品を示す商品IDとを関連付け装置120に出力する。
これにより、関連付け装置120の入力部124は、店頭端末110から会員IDと商品IDの情報との入力を受け付ける(ステップS1)。次に、利用者抽出部125は、入力部124が受け付けた会員IDに関連付けられた利用者IDを、利用者記憶部121から抽出する(ステップS2)。
次に、関連付け部126は、利用者抽出部125が抽出した利用者IDを1つずつ選択し、全ての利用者IDについて以下に示すステップS4〜ステップS6の処理を行う(ステップS3)。
まず、関連付け部126は、ステップS3で選択した利用者IDに関連付けられた商品IDを、希望記憶部122から抽出する(ステップS4)。次に、関連付け部126は、抽出した商品IDの中に、入力部124が受け付けた商品IDが含まれるか否かを判定する(ステップS5)。関連付け部126は、抽出した商品IDの中に、入力部124が受け付けた商品IDが含まれると判定した場合(ステップS5:YES)、入力部124が受け付けた商品IDとステップS3で選択した利用者IDとを関連付けて履歴記憶部123に記録する(ステップS6)。他方、関連付け部126は、抽出した商品IDの中に、入力部124が受け付けた商品IDが含まれないと判定した場合(ステップS5:NO)、履歴記憶部123への記録を行わない。
関連付け部126は、上述したステップS4〜ステップS6の処理を利用者抽出部125が抽出した全ての利用者IDについて実行すると、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、関連付け部126は、入力部124が受け付けた商品IDが、利用者抽出部125が抽出した利用者IDに関連付けて希望記憶部122に記憶されている場合に、当該利用者が商品を借りたと判定し、当該利用者と当該物品とを関連付ける。
これにより、関連付けシステム1は、1つの会員カードの利用者が複数存在する場合にも、何れの利用者が商品を利用したかを特定することができる。
《第2の実施形態》
第1の実施形態では、希望記憶部122において、入力部124が受け付けた商品IDに、利用者抽出部125が抽出した複数の利用者IDが関連付けられている場合、関連付け部126は、各利用者IDに商品IDを関連付けて履歴記憶部123に記録する。他方、希望記憶部122において、入力部124が受け付けた商品IDに、利用者抽出部125が抽出した複数の利用者IDの何れも関連付けられていない場合、関連付け部126は、商品IDの関連付けを行わない。つまり、第1の実施形態による関連付けシステム1では、希望記憶部122において、利用者抽出部125が抽出した何れか1つの利用者IDに商品IDが関連付けられている場合に、商品を利用した利用者を一意に特定することができる。
第2の実施形態に係る関連付けシステム2は、利用者が利用した商品を示す商品IDに関連付けられた利用者IDが1つでない場合にも、商品を利用した利用者を特定する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る関連付けシステム2の構成を示す概略図である。
関連付けシステム2は、レンタル店の各店舗に設置されるPOS(Point Of Sale)端末などの店頭端末210と、利用者と商品とを関連付ける関連付け装置220と、利用者個人が所有する携帯電話などの個人端末230とを備える。
店頭端末210は、店員の操作に従って、利用者が提示した会員カードが示す識別情報と、当該利用者が借りた商品の入力を受け付ける。
関連付け装置220は、店頭端末210が受け付けた情報に基づいて、何れの利用者が商品を借りたかを特定する。
個人端末230は、利用者が商品を借りたときまたは返したときに、利用者の操作に従って関連付け装置220に所定の通知を発する。なお、個人端末230は、商品を借りることを示す「借りる」ボタンと、商品を返すことを示す「返す」ボタンと、自分以外の利用者のために商品を代理で借りるまたは返すことを示す「代理」ボタンとを備える。なお、「代理」ボタンは、会員IDに関連付けられた利用者ごとのボタンからなる。
つまり、利用者は、「代理」ボタンを押下した後に、「借りる」ボタンまたは「返す」ボタンを押下することで、自分以外の利用者のために商品を代理で借りるまたは返すことを関連付け装置220に通知することができる。他方、利用者は、「代理」ボタンを押下せずに「借りる」ボタンまたは「返す」ボタンを押下することで、自分のために商品を代理で借りるまたは返すことを関連付け装置220に通知することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る関連付けシステム2のソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。
個人端末230は、通知部231と代理通知部232とを備える。
通知部231は、利用者が「代理」ボタンを押下せずに「借りる」ボタンまたは「返す」ボタンを押下したときに、関連付け装置220に商品の利用を示す利用通知を発する。なお、利用通知には、個人端末230の所有者の利用者IDと、借りたか返したかを示す利用内容が含まれる。
代理通知部232は、利用者が「代理」ボタンを押下した後に「借りる」ボタンまたは「返す」ボタンを押下したときに、関連付け装置220に他の利用者が商品を利用したことを示す代理利用通知を発する。なお、利用通知には、個人端末230の所有者の利用者IDと、借りたか返したかを示す利用内容と、商品を利用した利用者の利用者IDとが含まれる。
関連付け装置220は、第1の実施形態に係る関連付け装置120の構成に加え、さらに通知受付部227を備える。
通知受付部227は、個人端末230から利用通知または代理利用通知を受け付ける。
次に、本実施形態に係る関連付けシステム2の動作について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る関連付けシステム2の動作を示すフローチャートである。
レンタル店の店舗にて、ある利用者が商品を借りると、店員は、利用者の会員カードを店頭端末210に読み取らせ、また借りた商品の情報を店頭端末210に入力する。次に、店頭端末210は、会員カードから読み取った会員IDと商品を示す商品IDとを関連付け装置220に出力する。このとき、利用者は、個人端末230に対して上述した操作を行い、関連付け装置220に通知を発する。
関連付け装置220の入力部224は、店頭端末210から会員IDと商品IDの情報との入力を受け付ける(ステップS101)。次に、利用者抽出部225は、入力部224が受け付けた会員IDに関連付けられた利用者IDを、利用者記憶部221から抽出する(ステップS102)。
次に、関連付け部226は、利用者抽出部225が抽出した利用者IDを1つずつ選択し、全ての利用者IDについて以下に示すステップS104〜ステップS106の処理を行う(ステップS103)。
まず、関連付け部226は、ステップS103で選択した利用者IDに関連付けられた商品IDを、希望記憶部222から抽出する(ステップS104)。次に、関連付け部226は、抽出した商品IDの中に、入力部224が受け付けた商品IDが含まれるか否かを判定する(ステップS105)。関連付け部226は、抽出した商品IDの中に、入力部224が受け付けた商品IDが含まれると判定した場合(ステップS105:YES)、内部メモリにステップS103で選択した利用者IDを記録する(ステップS106)。他方、関連付け部226は、抽出した商品IDの中に、入力部224が受け付けた商品IDが含まれないと判定した場合(ステップS105:NO)、内部メモリへの記録を行わない。
関連付け部226が、上述したステップS104〜ステップS106の処理を利用者抽出部225が抽出した全ての利用者IDについて実行すると、通知受付部227は、入力を受け付けた時刻から所定時間内(例えば、1分以内)に受け付けた利用通知及び代理利用通知を特定する(ステップS107)。
次に、関連付け部226は、ステップS106で内部メモリに記録した利用者IDと、ステップS107で通知受付部227が特定した通知に含まれる利用者IDとのうち、共通するものがあるか否かを判定する(ステップS108)。関連付け部226は、内部メモリに記録した利用者IDと通知に含まれる利用者IDとで共通するものがあると判定した場合(ステップS108:YES)、当該共通する利用者IDと入力部224が受け付けた商品IDとを関連付けて履歴記憶部223に記録する(ステップS109)。つまり、関連付け部226は、希望記憶部222において、入力部224が入力を受け付けた商品IDに関連付けられた利用者IDのうち、利用通知または代理利用通知に含まれない利用者IDと商品IDとを関連付けない。
これにより、関連付け部226は、希望記憶部222において、入力部224が受け付けた商品IDに、利用者抽出部225が抽出した複数の利用者IDが関連付けられている場合にも、商品を利用した利用者を特定することができる。また、このように利用者抽出部225が抽出した利用者IDと通知が示す利用者IDとを比較することで、ほぼ同一時刻に複数の個人端末230から通知を受けた場合にも、商品を利用した利用者を特定することができる。
他方、関連付け部226は、内部メモリに記録した利用者IDと通知に含まれる利用者IDとで共通するものがないと判定した場合(ステップS108:NO)、利用者抽出部225が抽出した利用者IDと、ステップS107で通知受付部227が特定した通知に含まれる利用者IDとで共通するものを特定する(ステップS110)。そして、関連付け部226は、ステップS109で特定した利用者IDと入力部224が受け付けた商品IDとを関連付けて履歴記憶部223に記録する(ステップS111)。
これにより、関連付け部226は、希望記憶部222において、入力部224が受け付けた商品IDに、利用者抽出部225が抽出した利用者IDの何れも関連付けられていない場合にも、商品を利用した利用者を特定することができる。
このように、関連付け部226は、入力部224が受け付けた物品IDが、利用者抽出部225が抽出した複数の利用者IDに関連付けて希望記憶部222に記憶されている場合において、入力部224が入力を受け付けた時刻と通知受付部227が利用通知を受け付けた時刻との差が所定時間以内であるときに、当該物品に当該利用者のみを関連付ける。
また、関連付け部226は、入力部224が受け付けた物品IDが、代理利用通知を発した個人端末230の利用者に関連付けて希望記憶部222に記憶されている場合に、当該物品を当該利用者に関連付けない。
これにより、関連付けシステム2は、利用者が利用した商品を示す商品IDに関連付けられた利用者IDが1つでない場合にも、商品を利用した利用者を特定することができる。
《第3の実施形態》
以上、本発明の第1の実施形態、第2の実施形態によれば、1つの会員カードの利用者が複数存在する場合にも、何れの利用者が商品を利用したかを特定することができる。したがって、履歴記憶部123、履歴記憶部223には、利用者ごとに当該利用者が使用した商品の情報が蓄積される。第3の実施形態では、この情報を用いて、利用者の嗜好を推測し、商品の推薦を行うレコメンデーションシステム3について説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るレコメンデーションシステム3のソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。
レコメンデーションシステム3は、第1の実施形態に係る店頭端末110と、レコメンデーション装置320とを備える。レコメンデーション装置320は、第1の実施形態に係る関連付け装置120と、推薦部321とを備える。
推薦部321は、関連付け装置120の履歴記憶部123が記憶する情報、すなわち関連付け部126が関連付けた利用者と物品に基づいて、利用者に対して商品の推薦を行う。なお、推薦部321による商品の推薦は、例えば、店頭端末110のディスプレイに表示することや、利用者のメールアドレスに対して商品の推薦文を含む電子メールを送信することなどによって行われる。
これにより、レコメンデーションシステム3は、1つの会員カードの利用者が複数存在する場合にも、各利用者に対して商品の推薦を行うことができる。
以上、図面を参照してこの発明のいくつかの実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、第1の実施形態では、レンタル店に設けられた関連付けシステム1が、利用者と当該利用者が借りた商品とを関連付ける場合について説明したが、これに限られない。例えば、関連付けシステム1を商店に設け、利用者と当該利用者が購入した商品とを関連付けても良い。つまり、本発明における利用は、借りることに限られない。また、例えば、関連付けシステム1を図書館に儲け、利用者と当該利用者が借りた物品とを関連付けても良い。つまり、本発明における物品は、商取引の目的たる商品に限られない。なお、第2の実施形態、第3の実施形態についても同様である。
また、第1の実施形態では、関連付け装置120が利用者記憶部121、希望記憶部122、履歴記憶部123を備える場合について説明したが、これに限られず、各記憶部を外部のデータベースサーバに備える構成であっても良い。特に、希望記憶部122は、オンラインショッピングなどの他のサービスのサーバに備えられるものであっても良い。なお、第2の実施形態、第3の実施形態についても同様である。
また、第2の実施形態では、個人端末230の「借りる」ボタンまたは「返す」ボタンを押下することで、通知を発する場合について説明したが、これに限られない。例えば、個人端末230がNFC(Near Field Communication)機能を有する場合、NFCにより店頭端末210と通信を行うことで、店頭端末210を介して通知を発しても良い。
なお、上述の関連付け装置120、関連付け装置220は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…関連付けシステム 110…店頭端末 120…関連付け装置 121…利用者記憶部 122…希望記憶部 123…履歴記憶部 124…入力部 125…利用者抽出部 126…関連付け部 2…関連付けシステム 210…店頭端末 220…関連付け装置 221…利用者記憶部 222…希望記憶部 223…履歴記憶部 224…入力部 225…利用者抽出部 226…関連付け部 227…通知受付部 230…個人端末 231…通知部 232…代理通知部 3…レコメンデーションシステム 320…レコメンデーション装置 321…推薦部

Claims (9)

  1. 識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付けシステムであって、
    前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部と、
    前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出する利用者抽出部と、
    前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部と
    を備えることを特徴とする関連付けシステム。
  2. 利用者に関連付けられた端末装置を備え、
    前記端末装置は、当該端末装置の利用者が当該利用者自身のために前記物品を利用したときに通知を発する通知部を備え、
    前記関連付け部は、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内である場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の関連付けシステム。
  3. 前記関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した複数の利用者に関連付けて前記希望記憶部に記憶されている場合において、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内であるときに、当該物品に当該利用者のみを関連付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の関連付けシステム。
  4. 利用者に関連付けられた端末装置を備え、
    前記端末装置は、当該端末装置の利用者が、同一の識別情報に関連付けられた他の利用者のために前記物品を利用したときに通知を発する代理通知部を備え、
    前記関連付け部は、前記入力部が前記識別情報と前記物品の入力を受け付けた時刻と前記代理通知部が通知を発した時刻との差が所定時間以内である場合に、前記利用者記憶部において当該利用者と同一の識別情報に関連付けられた他の利用者と当該物品とを関連付ける
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の関連付けシステム。
  5. 前記関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記代理通知部による通知を発した端末装置の利用者に関連付けて前記希望記憶部に記憶されている場合に、当該物品を当該利用者に関連付けない
    ことを特徴とする請求項4に記載の関連付けシステム。
  6. 識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部を有する関連付けシステムを用いて、前記識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付け方法であって、
    入力部は、前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付け、
    利用者抽出部は、前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出し、
    関連付け部は、前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける
    ことを特徴とする関連付け方法。
  7. 識別情報に関連付けられた利用者と当該利用者が利用した物品とを関連付ける関連付け装置であって、
    前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部と、
    前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を前記利用者記憶部から抽出する利用者抽出部と、
    前記入力部が受け付けた物品が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部と
    を備えることを特徴とする関連付け装置。
  8. コンピュータを、
    前記識別情報と当該識別情報に関連付けられた何れかの利用者が利用した物品の入力を受け付ける入力部、
    前記入力部が受け付けた識別情報に関連付けられた利用者を、前記識別情報に関連付けて複数の利用者を記憶可能な利用者記憶部から抽出する利用者抽出部、
    前記入力部が受け付けた物が、前記利用者抽出部が抽出した利用者に関連付けて、利用者に関連付けて当該利用者が利用を希望している物品を記憶する希望記憶部に記憶されている場合に、当該利用者と当該物品とを関連付ける関連付け部
    として機能させるためのプログラム。
  9. 請求項1に記載の関連付けシステムと、
    前記関連付け部が関連付けた利用者と物品に基づいて、利用者に対して物品の推薦を行う推薦部と
    を備えることを特徴とするレコメンデーションシステム。
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